JP3773565B2 - タービンノズル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は軸流タービンにおいて、タービンノズルの流線および流量分布をノズルの傾斜とスロート幅S/環状ピッチT分布によりコントロールすることで、2次流れ損失を低減させ、タービン段落性能を向上させるようにしたタービンノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
タービンの性能向上を目的として、これまでに多くの技術が採用されている。種々の性能向上技術のうち内部効率の向上はどのようなサイクルあるいは流体条件のタービンに対しても適用できるためその応用範囲は広い。タービン内部損失のうち、2次流れ損失はタービン段落に共通する損失であるため、その改善策がタービン効率の向上に寄与する度合いは大きい。
【0003】
一般的な軸流タービンのノズル構成を図12に示す。複数枚のノズル翼1がダイアフラム外輪2とダイアフラム内輪3との間に形成される環状流路4に配設される。また、図13に示すようにノズル翼1に対向して下流側に複数枚の動翼5が配設される。動翼5はロータディスク6の外周の周方向に所定間隔で列状に設けられる。動翼5の外周端には動翼端を固定するため、および作動流体の漏洩を防止するためのシュラウド7が固着される。
【0004】
次に上記の段落構成において、ノズル翼1における2次流れの発生機構を図12を参照して説明する。図12は図13に示したノズル翼1をノズル出口側からみた斜視図である。
【0005】
高圧蒸気などの作動流体は隣接するノズル翼1の間で形成した翼間流路を流れるときに、流路内で円弧状に曲げられて流れる。このときノズル翼1の背面Bから腹面F方向に遠心力を生じ、この遠心力と静圧が平行しているため、腹面Fにおける静圧が高くなり、一方背面Bにおいては作動流体の流速が大きいため静圧が低くなる。そのため、流路内では腹面Fから背面Bに圧力勾配を生じる。この圧力勾配はダイアフラム外輪2とダイアフラム内輪3の周壁面上に形成される流速の遅い層、すなわち境界層においても同じである。
【0006】
ところが、境界層付近においては流速が小さく、作用する遠心力も小さいため、腹面Fから、背面Bへの圧力勾配に抗しきれずに腹面F側から背面B側に向かう流れ、すなわち2次流れ8が生じる。そして、この2次流れ8はノズル翼1の背面B側に衝突して巻き上がり、ノズル翼1のダイアフラム外輪2および内輪3の両接合端において、それぞれ2次流れ渦9a、9bを発生する。
【0007】
かくして、作動流体が保有するエネルギは2次流れ渦9a、9bを形成するためにその一部が散逸する。このようにノズル流路内で発生する2次流れ渦9a、9bは作動流体の不均一な流れを生じ、ノズル性能を著しく低下させている。これまで、ノズル流路内で発生する2次流れ渦9a、9bに起因する2次流れ損失を低減するために種々のタービンノズルが提案されている。
【0008】
たとえば、ノズルがロータの回転中心を通るラジアル線(図12の符号E)に対して、ロータの回転方向に傾斜させて取り付けた形状を採用したタービンノズルがある。図14にこの傾斜ノズルを採用したノズル翼1を示す。傾斜ノズルにおいては翼間流路における速度ベクトルを根本側ではダイアフラム内輪3に向ける効果があるため、ダイアフラム内輪3における境界層の成長を抑制することができる。その結果、図15に示すように根本部における傾斜ノズルの圧力損失
(符号C2)が従来の圧力損失(符号C3)に対し、ノズル根本部で大幅に低減される。しかし、先端部においては速度ベクトルが外輪側から有効部平均直径
(以下PCDという)へと向くため、先端部における損失は逆に増加する傾向がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来の傾斜ノズルでは速度ベクトルの向きが根本側でダイアフラム内輪3の方向になるため、図16に流量分布で示すように、従来のノズルの流量(符号G3)と比較して根本部で流量(符号G2)が増加する。根本部壁面近傍では速度ベクトルが壁面方向を向いているため2次流れ損失は低減できるが、図15の圧力損失分布から判るように、先端部での速度ベクトルが壁面よりPCD方向に向いているため、壁面近傍での流れを剥離させる傾向にあり、2次流れ渦を増長させ、損失を増大させる方向にある。根本部における損失低減量が先端部における損失増加量に比べて大きいため、ノズルとしての性能は従来よりもよいが、先端部での損失増加量が段落効率向上への寄与を損ねている。
【0010】
本発明の目的はノズル出口の流量および流線をコントロールすることで2次流れ損失を低減させ、段落性能を向上させるようにしたタービンノズルを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、ダイアフラム外輪とダイアフラム内輪との間の環状流路に環状列をなすように複数枚のノズル翼を配設してなるタービンノズルにおいて、それぞれ前記ノズル翼をロータの回転中心を通るラジアル線に対して一定の角度で動翼の回転方向に傾斜させ、かつ該ノズル翼の高さ方向におけるスロート幅Sと環状ピッチTとの比S/Tを根本部、中央部および先端部において下記不等式で定めるように構成したことを特徴とするものである。
(S/T) 3 −(S/T) 2 >(S/T) 2 −(S/T) 1
ここで、(S/T) 1 …ノズル根本部S/T
(S/T) 2 …ノズル中央部S/T
(S/T) 3 …ノズル先端部S/T
【0012】
また、請求項2に係る発明は、ダイアフラム外輪とダイアフラム内輪との間の環状流路に環状列をなすように複数枚のノズル翼を配設してなるタービンノズルにおいて、それぞれ前記ノズル翼をロータの回転中心を通るラジアル線に対して一定の角度で蒸気流出方向に傾斜させ、かつ該ノズル翼の高さ方向におけるスロート幅Sと環状ピッチTとの比S/Tを根本部、中央部および先端部において下記不等式で定めるように構成したことを特徴とするものである。
(S/T) 3 −(S/T) 2 >(S/T) 2 −(S/T) 1
ここで、(S/T) 1 …ノズル根本部S/T
(S/T) 2 …ノズル中央部S/T
(S/T) 3 …ノズル先端部S/T
【0013】
さらに、請求項3に係る発明は、ダイアフラム外輪とダイアフラム内輪との間の環状流路に環状列をなすように複数枚のノズル翼を配設してなるタービンノズルにおいて、それぞれ前記ノズル翼をロータの回転中心を通るラジアル線に対して一定の角度で動翼の回転方向かつ蒸気流出方向に傾斜させ、かつ該ノズル翼の高さ方向におけるスロート幅Sと環状ピッチTとの比S/Tを根本部、中央部および先端部において下記不等式で定めるように構成したことを特徴とするものである。
(S/T) 3 −(S/T) 2 >(S/T) 2 −(S/T) 1
ここで、(S/T) 1 …ノズル根本部S/T
(S/T) 2 …ノズル中央部S/T
(S/T)3 …ノズル先端部S/T
【0018】
【発明の実施の形態】
請求項1の発明に係るタービンノズルは、図1(a)に示すようにダイアフラム外輪2とダイアフラム内輪3との間に形成される環状流路4に複数枚のノズル翼1を周方向に所定間隔をおいて列状に配設している。各ノズル翼1の先端部および根本部の縁端はダイアフラム外輪2とダイアフラム内輪3とにラジアル線Eに対して動翼の回転方向かつ蒸気流出方向に一定角度傾斜させて接合されている。図1(b)はノズル翼1の流路部における断面を示す。ノズル出口からの流出方向と流量を決めるパラメータとして、ノズル流路の最小通路長さをスロート幅Sとし、環状部の円周長さをノズル数で割った環状ピッチTを用いて本実施の形態の構成を詳しく説明する。
【0019】
図2はタービンノズルのスロート幅Sと環状ピッチTとの比S/Tの分布を示したものである。図に示すように本実施の形態ではS/T(符号L1)は根本部で小さく、先端部で大きく定め、根本部から中央部にかけてのS/Tの変化(T2−T1)よりも、中央部から先端部へのS/Tの変化(T3−T2)を大きくしている点に特徴を有する。なお、図2には比較のために従来の傾斜ノズルのS/T(符号L2)についても示している。
【0020】
本実施の形態においては従来の傾斜ノズルに対して、S/Tを根本部で小さく、先端部で大きくしたので、図3の流量分布図に示されるように根本部分で絞られ、先端部で流量が増加する流量分布(符号G1)を得ることができる。比較のために従来の流量分布(符号G2)も示している。
【0021】
図4に示すように、従来技術でも本実施の形態でもノズルの根本部ではノズルを傾斜させている効果で流線が内壁面に向けられたままである。このため、2次流れ渦は抑制され、損失が低減される。また、先端部においては従来技術においては傾斜により壁面よりPCD方向に流線が向けられ、壁面での剥離渦を増長させ、傾斜させない場合よりこの部分での損失が大きくなる。
【0022】
これに対し、本実施の形態では先端部での流量を増加させるようにS/Tをコントロールしているため、先端部壁面での流線は従来の傾斜ノズルの流線に対して壁面側に偏向されることになる。この流線の偏向により、先端部壁面での2次流れ損失が抑制される。これらの流線および流量分布の与え方により図5に示すように先端部では圧力損失C1が従来技術の圧力損失C2と比較して大きく改善されることになる。
【0023】
このように本実施の形態においてはラジアル線に対して動翼の回転方向に一定の角度で傾斜させて設けた傾斜ノズルにおいて、中央部から先端部にかけてのS/Tの変化率を根本部から中央部にかけての領域より大きく定めることで、この部分での流線を壁面側にシフトさせることができ、2次流れ渦を抑制することが可能になる。
【0024】
また、請求項2の発明に係る実施の形態を図6を参照して説明する。
【0025】
本実施の形態はノズル翼1がラジアル線Eに対して一定の角度で蒸気流出方向に傾斜し、このとき、ノズルの先端部11は根本部10に対して蒸気流出方向にシフトしている。
【0026】
本実施の形態においてもS/Tは根本部で小さく、先端部で大きく定め、根本部から中央部にかけてのS/Tの変化よりも、中央部から先端部にかけてのS/Tの変化を大きくしている。
【0027】
このように構成したものにおいても、請求項1の発明の実施の形態と同様に流線を壁面側にシフトさせることができ、2次流れ渦の発生を防止することができる。
【0028】
さらに、請求項3に係る発明の実施の形態を図10を参照して説明する。
【0029】
本実施の形態は、ラジアル線Eに対してノズル翼1が動翼の回転方向かつ蒸気流出方向に傾斜して構成される。ここで、ノズルの先端部13は、根本部10に対して動翼回転方向に加えて蒸気流出方向にもシフトしている。
【0030】
本実施の形態の特徴は、請求項1および2の発明の実施の形態における特徴を共に備えるもので、中央部から先端部にかけてのS/Tの変化率を根本部から中央部にかけての領域より大きく定めることで、この部分での流線を壁面側にシフトさせることが可能であり、2次流れ渦を効果的に抑制することができる。
【0031】
ここで、第1の参考例を図7を参照して説明する。
【0032】
第1の参考例において、ラジアル線Eに対してノズル翼1が動翼の回転方向と逆方向に傾斜して構成される。これは、根本部壁面での流線が壁面からPCD方向に向くことから、図8にS/T分布L3で示すように、根本部から中央部にかけてのS/Tの変化を大きくする。すなわち、(S/T) 1 をノズル根本部のS/T、(S/T) 2 をノズル中央部S/T、(S/T) 3 をノズル先端部S/Tとしたときに、(S/T) 3 −(S/T) 2 <(S/T) 2 −(S/T) 1 の関係を有している。
【0033】
このように構成することにより、根本部から中央部にかけての領域での流量が増し、2次流れ渦の発生を抑制することができる。
【0034】
また、第2の参考例を図9を参照して説明する。
【0035】
第2の参考例において、ノズル翼1がラジアル線Eに対して一定の角度で蒸気流入方向(蒸気流出方向と逆方向)に傾斜し、このとき、ノズルの先端部12は蒸気流入方向にシフトしている。これは、ノズル根本部での流線が根本部からPCD方向に向くことから根本部から中央部にかけてのS/Tの変化を大きく定め、その領域での流量を増すようにしたものである。すなわち、(S/T) 1 をノズル根本部のS/T、(S/T) 2 をノズル中央部S/T、(S/T) 3 をノズル先端部S/Tとしたときに、(S/T) 3 −(S/T) 2 <(S/T) 2 −(S/T) 1 の関係を有している。
【0036】
第2の参考例では、第1の参考例と同様に、S/Tの変化の大きい領域で2次流れ渦を低減することができる。
【0037】
また、第3の参考例を図11を参照して説明する。
【0038】
第3の参考例では、ラジアル線に対してノズル翼1が動翼の回転方向と逆方向かつ蒸気流入方向に傾斜して構成される。ここで、ノズルの先端部14は、根本部10に対して動翼回転方向と逆方向に加えて蒸気流入方向にシフトしている。
【0039】
つまり、第3の参考例の特徴は、第1の参考例および第2の参考例の特徴を共に備えるもので、S/Tの変化は、根本部から中央部にかけての領域で大きく、中央部から先端部にかけての領域で小さくしている。すなわち、(S/T) 1 をノズル根本部のS/T、(S/T) 2 をノズル中央部S/T、(S/T) 3 をノズル先端部S/Tとしたときに、(S/T) 3 −(S/T) 2 <(S/T) 2 −(S/T) 1 の関係を有している。このように構成したものにおいても、根本部から中央部にかけてのS/Tの変化が大きく、その領域で流量が増すことから、2次流れ渦の発生を効果的に抑制することが可能である。
【0040】
ここで、参考例1〜参考例3においては、根本部から中央部にかけてのS/T変化率を中央部から先端部にかけての領域よりも大きくしたので、根本部から中央部にかけての領域での流量を増すことができ、2次流れ渦の発生を抑制することが可能になる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1、請求項2および請求項3の発明においては、中央部から先端部にかけてのS/T変化率を根本部から中央部にかけての領域よりも大きくしたので、中央部から先端部にかけての流線を壁面側にシフトさせることができ、2次流れ渦の発生を抑制することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は本発明によるノズルを流体流出側よりみた斜視図および断面図。
【図2】本発明によるノズルのS/T分布を示す線図。
【図3】本発明によるノズルの半径方向流量分布を示す線図。
【図4】本発明によるノズルの出口の流線を示す図。
【図5】本発明によるノズルの半径方向圧力損失を示す線図。
【図6】本発明の他の実施の形態を示す模式図。
【図7】第1の参考例を示す斜視図。
【図8】第1の参考例のS/T分布を示す線図。
【図9】第2の参考例を示す模式図。
【図10】本発明の他の実施の形態を示す模式図。
【図11】第3の参考例を示す模式図。
【図12】従来技術によるノズルを流体流出側よりみた斜視図。
【図13】従来技術による段落を周方向よりみた図。
【図14】傾斜ノズルを流体流出側よりみた斜視図。
【図15】従来のノズルの損失分布を示す図。
【図16】従来のノズルの流量分布を示す図。
【符号の説明】
1…ノズル翼
2…ダイアフラム外輪
3…ダイアフラム内輪
E…ラジアル線
S、S1 、S2 、S3…スロート幅
T…ピッチ
L1、L2…S/T分布
G1、G2…流量分布
T1…根本部S/T
T2…中央部S/T
T3…先端部S/T
Claims (3)
- ダイアフラム外輪とダイアフラム内輪との間の環状流路に環状列をなすように複数枚のノズル翼を配設してなるタービンノズルにおいて、それぞれ前記ノズル翼をロータの回転中心を通るラジアル線に対して一定の角度で動翼の回転方向に傾斜させ、かつ該ノズル翼の高さ方向におけるスロート幅Sと環状ピッチTとの比S/Tを根本部、中央部および先端部において下記不等式で定めるように構成したことを特徴とするタービンノズル。
(S/T)3 −(S/T)2 >(S/T)2 −(S/T)1
ここで、(S/T)1 …ノズル根本部S/T
(S/T)2 …ノズル中央部S/T
(S/T)3 …ノズル先端部S/T - ダイアフラム外輪とダイアフラム内輪との間の環状流路に環状列をなすように複数枚のノズル翼を配設してなるタービンノズルにおいて、それぞれ前記ノズル翼をロータの回転中心を通るラジアル線に対して一定の角度で蒸気流出方向に傾斜させ、かつ該ノズル翼の高さ方向におけるスロート幅Sと環状ピッチTとの比S/Tを根本部、中央部および先端部において下記不等式で定めるように構成したことを特徴とするタービンノズル。
(S/T)3 −(S/T)2 >(S/T)2 −(S/T)1
ここで、(S/T)1 …ノズル根本部S/T
(S/T)2 …ノズル中央部S/T
(S/T)3 …ノズル先端部S/T - ダイアフラム外輪とダイアフラム内輪との間の環状流路に環状列をなすように複数枚のノズル翼を配設してなるタービンノズルにおいて、それぞれ前記ノズル翼をロータの回転中心を通るラジアル線に対して一定の角度で動翼の回転方向かつ蒸気流出方向に傾斜させ、かつ該ノズル翼の高さ方向におけるスロート幅Sと環状ピッチTとの比S/Tを根本部、中央部および先端部において下記不等式で定めるように構成したことを特徴とするタービンノズル。
(S/T)3 −(S/T)2 >(S/T)2 −(S/T)1
ここで、(S/T)1 …ノズル根本部S/T
(S/T)2 …ノズル中央部S/T
(S/T)3 …ノズル先端部S/T
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- 1995-10-16 JP JP26664295A patent/JP3773565B2/ja not_active Expired - Lifetime
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