JP4669095B2 - ペットの問題行動抑制組成物 - Google Patents
ペットの問題行動抑制組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4669095B2 JP4669095B2 JP20430799A JP20430799A JP4669095B2 JP 4669095 B2 JP4669095 B2 JP 4669095B2 JP 20430799 A JP20430799 A JP 20430799A JP 20430799 A JP20430799 A JP 20430799A JP 4669095 B2 JP4669095 B2 JP 4669095B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- behavior
- pet
- theanine
- prepared
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/185—Acids; Anhydrides, halides or salts thereof, e.g. sulfur acids, imidic, hydrazonic or hydroximic acids
- A61K31/19—Carboxylic acids, e.g. valproic acid
- A61K31/195—Carboxylic acids, e.g. valproic acid having an amino group
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/185—Acids; Anhydrides, halides or salts thereof, e.g. sulfur acids, imidic, hydrazonic or hydroximic acids
- A61K31/19—Carboxylic acids, e.g. valproic acid
- A61K31/195—Carboxylic acids, e.g. valproic acid having an amino group
- A61K31/197—Carboxylic acids, e.g. valproic acid having an amino group the amino and the carboxyl groups being attached to the same acyclic carbon chain, e.g. gamma-aminobutyric acid [GABA], beta-alanine, epsilon-aminocaproic acid, pantothenic acid
- A61K31/198—Alpha-aminoacids, e.g. alanine, edetic acids [EDTA]
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/185—Acids; Anhydrides, halides or salts thereof, e.g. sulfur acids, imidic, hydrazonic or hydroximic acids
- A61K31/19—Carboxylic acids, e.g. valproic acid
- A61K31/20—Carboxylic acids, e.g. valproic acid having a carboxyl group bound to a chain of seven or more carbon atoms, e.g. stearic, palmitic, arachidic acids
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P1/00—Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
- A61P1/08—Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system for nausea, cinetosis or vertigo; Antiemetics
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
- A61P25/14—Drugs for disorders of the nervous system for treating abnormal movements, e.g. chorea, dyskinesia
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ペットの問題行動抑制組成物及びそれを用いたペットの問題行動を抑制する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のペットブームや住宅事情の変化に伴い、ペットの飼育方法は変化している。例えば、イヌに関していえば、従来は番犬または猟犬として飼育されていたが、室内で室内犬として飼育されてきている。また、ネコに関しても同様で、従来は屋外中心で飼育されていたものが、住居内を中心に飼育されるようになってきた。また、飼い主の考え方も変化しており、ペットを家族の一員として考えるコンパニオンアニマル(伴侶動物)としての考え方も浸透してきている。
【0003】
このためにペットの室内飼育のためのしつけ及び訓練の失敗や老齢に伴う、新しい疾病、すなわち問題行動を呈するようになる。
例えば、室内犬に関していえば攻撃、破壊、不適切な排泄、自分の足を何度も繰り返し舐める及び過剰な吠えなどの行動を呈することが知られている。また、ネコに関していえば不適切な排泄及びひっかきなどの行動を呈することが知られている。
【0004】
これらの問題行動を抑制する手段として、特開平2−308737号には、ペット等の動物が一定のエリアから出ないように、その行動を自動的に規制するためのペット自動調教装置に関する技術が開示されている。しかしながら、この装置は複雑な構造を示し、操作が煩雑等の欠点や、異常行動を発した場合にペットに対して高電圧が負荷されるため、動物愛護の観点から好ましくない。
【0005】
また、飼い主が外出するおよそ30分前からイヌを無視する、つまり全くイヌにかまわないよう飼い主に指導し、さらに帰宅時に、イヌが喜んで、なめたり、飛びついたりする行動にも、イヌが落ち着くまで無視するような指導がなされている。しかしながら、この治療方法は、飼い主が一切イヌとの接触をしてはいけないと捉えられやすく、このような捉え方がなされると、むしろ症状を悪化させることになる。
【0006】
さらに、薬物療法として抗不安薬、ホルモン剤、静穏薬(トランキライザー)、鎮静薬及び抗てんかん薬及びフェロモンの投与も提案されているが、副作用の問題や薬剤を与えることによるペットに対するストレスの問題があり、実用化に至っていない。
【0007】
ネコの爪を切るdeclawは、動物愛護の観点から問題があり、実施されていないケースが多い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は従来の方法では効果的に解決することができなかったペットの問題行動を抑制する組成物及びそれを用いた問題行動を抑制する方法を供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、ペットの問題行動を抑制する観点から鋭意研究を行った結果、テアニンを含有する組成物、さらにテアニンと高度不飽和脂肪酸及びコリンの化合物群の1種または2種以上を含有してなる組成物がペットの問題行動を抑制することを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、テアニンを含有することを特徴とする組成物、テアニンと高度不飽和脂肪酸及びコリンの化合物群の1種及び2種以上を含有してなるペットの問題行動抑制組成物またはこれらの組成物を用いるペットの問題行動抑制方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明のテアニンとはアミノ酸の一種で、水溶性の白色の結晶粉末である。
【0011】
本発明に用いられるテアニンの製造法は、茶葉から抽出する方法、有機合成反応させて得る方法(Chem.Pharm.Bull.,19(7),1301−1307(1971))、グルタミンとエチルアミンの混合物にグルタミナーゼを作用させて得る方法(特公平7−55154号)、エチルアミンを含有する培地で茶の培養細胞群を培養し、培養細胞群中のテアニン蓄積量を増加させつつ培養細胞群の増殖促進を図る方法(特開平5−123166号)、また、特公平7−55154号、特開平5−123166号におけるエチルアミンをエチルアミン塩酸塩などのエチルアミン誘導体に置き換えて得る方法、茶葉から抽出する方法等がありいずれの方法でも良いが、ここでいう茶葉とは、緑茶、ウーロン茶、紅茶等があげられる。このような方法により得られたテアニンは、L−体、D−体、DL−体いずれも使用可能であるが、中でもL−体は、食品添加物にも認められており、経済的にも利用しやすいため、本発明においては、L−体が好ましい。また、本発明の組成物に用いるテアニンは精製品、粗精製品、抽出エキス等でいずれの形状でも良い。
【0012】
本発明における高度不飽和脂肪酸とは、リノール酸、γ‐リノレン酸、ジホモ‐γ‐リノレン酸、アラキドン酸、α‐リノレン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)及びドコサヘキサエン酸(DHA)等の高度不飽和脂肪酸が挙げられ、好ましくはアラキドン酸またはDHAであり、さらに好ましくはDHAである。
【0013】
本発明の組成物に用いる高度不飽和脂肪酸の供給形態は、該脂肪酸が含有している油脂類の形状及び精製品等、その形態は特に制限はない。また、該脂肪酸の安定化の目的で特開平9−9878号に開示されている機能性蛋白質製剤と併用し、粉末油脂としたものも使用可能である。
【0014】
高度不飽和脂肪酸の供給形態の具体例を開示すると、例えばDHAの場合は第53回日本栄養食糧学会講演要旨集p.134に開示されているヨークプロテインを用いて粉末化したDHA粉末油脂(第53回日本栄養食糧学会講演要旨集p.134 3C−02a,1999 機能性油脂の粉末安定化について)が例示され、アラキドン酸の場合、ジャパンフードサイエンスVol.38,No.1p31−39に記載されている卵黄油(ジャパンフードサイエンスVol.38(1),p31−39(1999))が例示される。
【0015】
本発明の組成物に用いるコリンとはトリメチル−ベータ−ヒドロキシ−エチルアンモニウムのことであり、その供給形態は有機コリン、コリン塩及び遊離コリンである。有機コリンではホスファチジルコリンが例示でき、コリン塩は塩化コリンが例示できる。また、フォスファチジルコリンの場合、卵及び大豆由来のリン脂質が例示できる。
【0016】
本発明におけるペットとは、ヒトが愛玩の目的で飼育する動物を指し、具体的にはイヌ、ネコ、ウサギ、ハムスター、モルモット、ラット、マウス、インコ、オウム、ジュウシマツ等が例示できるが、問題行動の発生の頻度からイヌ及びネコが好ましく、最も好ましくはイヌである。
【0017】
本発明における問題行動とは、分離不安症、社会病質、刺激欠乏症候群、尿マーキング、熱中症、自律神経失調症、車酔い及び痴呆症が原因で生じる行動を指し、具体的には、攻撃、破壊、不適切な排泄、自分の足を何度も繰り返し舐める、過剰な吠え、不適切な排泄、ひっかき、原因不明の腰抜け、ふるえ、血圧低下、脱力感食欲異常(食べ過ぎ等)、生活リズムの異常(過剰の睡眠、昼夜の逆等)、歩行異常(とぼとぼ歩き、一定の方向のみ歩く等)、排泄異常(失禁、垂れ流し等)、感覚異常(聴覚の減衰、嗅覚の減衰等)、姿勢の異常(尾と頭部が下がる、異常な姿勢をとる等)、鳴き声(単調で大きな声、真夜中または異常な対象に向かって鳴く等)、感情消失(ボディランゲージの減衰、ボディランゲージの消失等)、相互関係の消失(他人及び他動物との相互関係の消失、飼い主との相互関係が消失等)及び異常な状況判断等の症状や行動があげられる。
【0018】
本発明の組成物の製造法は、特に限定するものではないが、上述のテアニンを含有させるか、またはテアニンと高度不飽和脂肪酸及びコリンからなる化合物群の1種または2種以上を含有させる必要がある。
本発明の組成物のテアニンの含有量は特に限定するものではない。
本発明の組成物の投与形態は、特に限定されないが、好ましくは経口及び注射による投与であり、特に好ましくは経口による投与である。経口投与の場合、その具体的な投与方法はペットフードへ添加し投与する方法、電解質溶液へ溶解させて投与する方法、飲水に添加して投与する方法等があげられる。また、従来から用いられている薬剤と併用して投与しても問題はない。
【0019】
本発明における組成物のペットへの投与量はテアニン単独で用いる場合、テアニンとしてペットの体重1kg当たり0.05mg〜100mgであり、好ましくは0.07mg〜80mgであり、最も好ましくは0.09mg〜60mgである。投与量が体重1kg当たり0.05mg以下の場合、本発明の問題行動抑制の効果が確認されず、100mg以上の場合ではコスト面や有効投与量と比較して効果が顕著に変わらないため好ましくない。
【0020】
また、テアニンと高度不飽和脂肪酸及びコリンからなる化合物群の1種または2種以上を含有させた組成物として投与する場合の投与量は、テアニンとして体重1kg当たり0.02mg〜20mgであり、好ましくは0.05mg〜10mgであり、最も好ましくは0.07mg〜5mgであり、テアニン以外の化合物群を、高度不飽和脂肪酸及びコリンとして体重1kg当たり0.2mg〜80mgであり、好ましくは0.5mg〜65mgであり、最も好ましくは1mg〜50mgである。すなわち、組成物として、体重1kg当たり0.22mg〜100mgであり、好ましくは0.55mg〜75mgであり、最も好ましくは1.07mg〜55mgである。組成物の投与量が0.22mgの以下の場合、本発明の問題行動抑制の効果が確認されず、100mg以上の以上の投与量の場合ではコスト面や効果が顕著に効果が生じないため好ましくない。
【0021】
本発明の組成物の投与期間は特に限定されない。
以下、本発明を実施例により詳細に説明するが、実施例のみに特に限定される物ではない。
【0022】
【実施例】
実施例1
0.3Mグルタミン及び1.5Mエチルアミンをホウ酸緩衝液(Na2B407−NaOH、pH11)、0.3Uグルタミナーゼにて30℃、22時間反応させ、本発明の組成物を得た。なお、副生成物のグルタミン酸は20nmolであった。なお、反応液からの精製は、反応液をDowex50X8、Dowex1X2カラムクロマトグラフィーにかけ、これをエタノール処理することにより行った。本発明の組成物に含有しているテアニンは、この単離物質をアミノ酸アナライザー、ペーパークロマトグラフィーに供すると、標準物質と同じRf値を示すことで確認した。塩酸またはグルタミナーゼで加水分解処理を行うと、1:1の割合で、グルタミン酸とエチルアミンを生じた。このように、単離物質がグルタミナーゼによって加水分解されたことから、エチルアミンがグルタミン酸のγ位に結合していたことが示される。また、加水分解で生じたグルタミン酸がL型であることも、グルタミン酸デヒドロゲナーゼにより確認され、得られた化合物がL−テアニンであることを確認した。
【0023】
実施例2
表1の実施例2に示した組成のペット用電解質飲料を調製した。
【0024】
【表1】
【0025】
実施例3
表1の実施例3に示した組成のペット用電解質飲料を調製した。
【0026】
実施例4
表1の実施例4に示した組成のペット用電解質飲料を調製した。
【0027】
比較例1
表1の比較例1に示したような組成のペット用電解質飲料を調製した。
【0028】
試験例1
問題行動として、飼い主に異常な吠え(攻撃行動)及び飼い主の外出中にイスやソファーを傷つける破壊行動を呈する室内犬9頭(平均年齢1.5歳、平均体重4.6kg)を用いて、これらの室内犬の問題行動抑制の試験を行った。これらの9頭の室内犬をA〜Iとして、試験に供した。Aには実施例1で調製したテアニンを1日3.8mgを、Bには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物を2mg及びDHA含有油脂粉末(太陽化学(株)製DYパウダーN−5、DHA含量5.0%)を100mgを、Cには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物2mg及び卵黄油製剤(ヨークオイルL−301、太陽化学(株)製、アラキドン酸含量1.6%)を300mgを、Dには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物を2mg及び卵黄レシチン製剤(ヨークオイルMAC−30、太陽化学(株)製、ホスファチジルコリン含量20%)を25mgを、Eには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物を0.2mg、Fには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物を500mgを、Gには実施例1で調製した組成物を0.09mg及びDHA含有油脂粉末(太陽化学(株)製DYパウダーN−5、DHA含量5.0%)を18mg、Hには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物95mg及びDHA含有油脂粉末(太陽化学(株)製DYパウダーN−5、DHA含量5.0%を7.3gを、それぞれ市販のペットフードに添加して投与した。Iは本発明の組成物を無投与とした。
問題行動の症状の改善度合いを本発明の組成物を投与する前と比較した。改善度合いについては表2のように数値化し、記録した。結果を表3に示した。
【0029】
【表2】
【0030】
【表3】
【0031】
表3に示したように本発明の組成物を投与したA〜Dの室内犬の問題行動は投与1日目から抑制された。また、組成物の投与量の多いF及びHの室内犬も問題行動抑制効果は認められたが、その効果はA〜Dと同様であった。
また、Aの室内犬とB及びCの室内犬を比較した場合、問題行動抑制は、B及びCの室内犬の方が効果的であった。
一方、組成物の投与量の少ないE及びGの室内犬では問題行動抑制は認められたが、効果が低かった。
しかし、無投与のIの室内犬では、問題行動抑制効果は認められなかった。
【0032】
試験例2
問題行動として、尿マーキングを呈した去勢及び避妊したネコ9匹(去勢5匹、避妊4匹、平均年齢1.2歳、平均体重3.8kg)を用いて、これらのネコの問題行動抑制の試験を行った。これらの9頭のネコをAA〜IIとして、試験に供した。AAには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物を1日3.2mgを、BBには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物を1.7mg及びDHA含有油脂粉末(太陽化学(株)製DYパウダーN−5、DHA含量5.0%)を83mgを、CCには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物1.7mg及び卵黄油製剤(ヨークオイルL−301、太陽化学(株)製、アラキドン酸含量1.6%)を250mgを、DDには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物を1.7mg及び卵黄レシチン製剤(ヨークオイルMAC−30、太陽化学(株)製、ホスファチジルコリン含量20%)を21mgを、EEには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物を0.17mg、FFには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物を415mgを、GGには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物を0.07mg及びDHA含有油脂粉末(太陽化学(株)製DYパウダーN−5、DHA含量5.0%)を15mg、HHには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物79mg及びDHA含有油脂粉末(太陽化学(株)製DYパウダーN−5、DHA含量5.0%)を6gを、それぞれ市販のキャットフードに添加して投与した。IIは本発明の組成物を無投与とした。
尿マーキングの症状の改善度合いを本発明の組成物を投与する前と比較した。
改善度合いについては表2のように数値化し、記録した。結果を表4に示した。
【0033】
【表4】
【0034】
表4に示したように本発明の組成物を投与したAA〜DDのネコの尿マーキングは投与1日目から抑制された。また、組成物の投与量の多いFF及びHHのネコも尿マーキング抑制効果は認められたが、その効果はAA〜DDと同様であった。
また、AAのネコとBB及びCCのネコを比較した場合、尿マーキングの抑制は、BB及びCCのネコの方が効果的であった。
一方、組成物の投与量の少ないEE及びGGのネコでは尿マーキングの抑制は認められたが、その効果は低かった。
しかし、無投与のIIのネコでは、尿マーキング抑制効果は認められなかった。
【0035】
試験例3
熱中症に罹患した室内犬9頭(平均年齢1.7歳、平均体重4.8kg)を用いて、これらの室内犬の熱中症抑制の試験を行った。これらの9頭の室内犬をAAA〜IIIとして、試験に供した。AAAには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物を1日4mgを、BBBには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物を2.2mg及びDHA含有油脂粉末(太陽化学(株)製DYパウダーN−5、DHA含量5.0%)を110mgを、CCCには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物2.2mg及び卵黄油製剤(ヨークオイルL−301、太陽化学(株)製、アラキドン酸含量1.6%)を320mgを、DDDには実施例1で調製したテアニンを2.2mg及び卵黄レシチン製剤(ヨークオイルMAC−30、太陽化学(株)製、ホスファチジルコリン含量20%)を27mgを、EEEには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物を0.3mg、FFFには実施例1で調製したテアニンを530mgを、GGGには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物を0.1mg及びDHA含有油脂粉末(太陽化学(株)製DYパウダーN−5、DHA含量5.0%)を20mg、HHHには実施例1で調製したテアニン100mg及びDHA含有油脂粉末(太陽化学(株)製DYパウダーN−5、DHA含量5.0%)を7.7gを、それぞれ市販のペットフードに添加して投与した。IIIは本発明の組成物を無投与とした。
熱中症の改善度合いを本発明の組成物を投与する前と比較した。改善度合いについては表2のように数値化し、記録した。結果を表5に示した。
【0036】
【表5】
【0037】
表5に示したように本発明の組成物を投与したAAA〜DDDの室内犬の熱中症は投与1日目から改善された。また、組成物の投与量の多いFFF及びHHHの室内犬も熱中症の改善効果は認められたが、その効果はAAA〜DDDと同様であった。
また、AAAの室内犬とBBB及びCCCの室内犬を比較した場合、熱中症の抑制は、BB及びCCの室内犬の方が効果的であった。
一方、組成物の投与量の少ないEEE及びGGGの室内犬の熱中症の改善効果は認められたが、その効果は弱かった。
しかし、無投与のIIIの室内犬では、熱中症改善効果は認められなかった。
【0038】
試験例4
飼い主が車に同乗させたことにより、車酔いの症状を呈し、動物病院に来院した室内犬9頭(平均年齢1.7歳、平均体重4.8kg)を用いて、これらの室内犬の車酔い改善の試験を行った。これらの9頭の室内犬は動物病院来院時にはぐったりした症状を呈していた。これらの9頭の室内犬をJ〜Rとして、試験に供した。Jには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物を1日4mgを、Kには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物を2.2mg及びDHA含有油脂粉末(太陽化学(株)製DYパウダーN−5、DHA含量5.0%)を110mgを、Lには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物2.2mg及び卵黄油製剤(ヨークオイルL−301、太陽化学(株)製、アラキドン酸含量1.6%)を320mgを、Mには実施例1で調製したテアニンを2.2mg及び卵黄レシチン製剤(ヨークオイルMAC−30、太陽化学(株)製、ホスファチジルコリン含量20%)を27mgを、Nには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物を0.3mg、Oには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物を530mgを、Pには実施例1で調製したテアニンを0.1mg及びDHA含有油脂粉末(太陽化学(株)製DYパウダーN−5、DHA含量5.0%)を20mg、Qには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物100mg及びDHA含有油脂粉末(太陽化学(株)製DYパウダーN−5、DHA含量5.0%)を7.7gを、強制に経口投与した。Rは本発明の組成物を無投与とした。
車酔いの改善度合いを本発明の組成物を投与する前と比較した。改善度合いについては表2のように数値化し、記録した。結果を表6に示した。
【0039】
【表6】
【0040】
表6に示したように本発明の組成物を投与したJ〜Mの室内犬の車酔いの症状は投与1時間目から抑制された。また、組成物の投与量の多いO及びQの室内犬も車酔い改善効果は認められたが、その効果はJ〜Mと同様であった。
また、Jの室内犬とK及びLの室内犬を比較した場合、車酔いの改善はK及びLの室内犬の方が効果的であった。
一方、組成物の投与量の少ないN及びPの室内犬の車酔いの症状は抑制されたが、その効果は弱かった。
しかし、無投与のRの室内犬では、車酔い改善効果は認められなかった。
【0041】
試験例5
痴呆症と診断され、問題行動を呈した老齢犬9頭(平均年齢10.4歳、平均体重5.5kg)を用いて、これらの老齢犬の痴呆症が原因の問題行動抑制の試験を行った。これらの9頭の老齢犬をJJ〜RRとして、試験に供した。JJには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物を1日4.6mgを、KKには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物を2.6mg及びDHA含有油脂粉末(太陽化学(株)製DYパウダーN−5、DHA含量5.0%)を130mgを、LLには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物2.6mg及び卵黄油製剤(ヨークオイルL−301、太陽化学(株)製、アラキドン酸含量1.6%)を370mgを、MMには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物を2.6mg及び卵黄レシチン製剤(ヨークオイルMAC−30、太陽化学(株)製、ホスファチジルコリン含量20%)を32mgを、NNには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物を0.4mg、OOには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物を610mgを、PPには実施例1で調製したテアニンを0.2mg及びDHA含有油脂粉末(太陽化学(株)製DYパウダーN−5、DHA含量5.0%)を25mg、QQには実施例1で調製したテアニンを含有した組成物115mg及びDHA含有油脂粉末(太陽化学(株)製DYパウダーN−5、DHA含量5.0%)を8.8g、それぞれ市販のペットフードに添加して投与した。RRは本発明の組成物を無投与とした。
痴呆症による問題行動の改善度合いを本発明の組成物を投与する前と比較した。改善度合いについては表2のように数値化し、記録した。結果を表7に示した。
【0042】
【表7】
【0043】
表7に示したように本発明の組成物を投与したJJ〜MMの室内犬の痴呆症による問題行動は投与1日目から徐々に改善された。また、組成物の投与量の多いOO及びQQの老齢犬も痴呆症による問題行動の改善効果は認められたが、その効果はJJ〜MMと同様であった。
また、JJの室内犬とKK及びLLの室内犬を比較した場合、痴呆症による問題行動の改善はKK及びLLの室内犬の方が効果的であった。
一方、組成物の投与量の少ないNN及びPPの老齢犬の痴呆症による問題行動の改善効果は認められたが、その効果は弱かった。
しかし、無投与のRRの老齢犬では、痴呆症による問題行動の改善効果は認められなかった。
【0044】
試験例6
問題行動として、飼い主に異常な吠え(攻撃行動)及び飼い主の外出中にイスやソファーを傷つける破壊行動を呈する室内犬4頭(平均年齢1.4歳、平均体重5.1kg)を用いて、これらの室内犬の問題行動抑制の試験を行った。これらの4頭の室内犬をa〜dとして、試験に供した。aには実施例2で調製したペット用電解質溶液を1日200mlを、bには実施例3で調製したペット用電解質溶液を1日200mlを、cには実施例3で調製したペット用電解質溶液を1日200mlを、dには比較例1で調製したペット用電解質溶液を1日200mlを、それぞれ投与した。
問題行動の症状の改善度合いを本発明の組成物を含有したペット用電解質溶液を投与する前と比較した。改善度合いについては表2のように数値化し、記録した。結果を表8に示した。
【0045】
【表8】
【0046】
表8に示したように実施例2で調製したペット用電解質溶液を投与したaの室内犬の問題行動は投与1日目から抑制された。また、実施例3で調製したペット用電解質溶液を投与したbの室内犬も問題行動抑制効果は認められたが、その効果はaと同様であった。
一方、実施例4で調製したペット用電解質溶液を投与したcの室内犬も問題行動抑制効果は認められたが、その効果は弱かった。
しかし、比較例1で調製したペット用電解質溶液を投与したdの室内犬では、問題行動抑制効果は認められなかった。
【0047】
試験例7
飼い主が車に同乗させたことで車酔いの症状を呈し、動物病院に来院した室内犬4頭(平均年齢1.8歳、平均体重5.1kg)を用いて、室内犬の車酔い改善の試験を行った。これらの4頭の室内犬は動物病院来院時にはぐったりした症状を呈していた。これらの4頭の室内犬をaa〜ddとして、試験に供した。aaには実施例2で調製したペット用電解質溶液を200mlを、bbには実施例3で調製したペット用電解質溶液を200mlを、ccには実施例4で調製したペット用電解質溶液を200mlを、ddには比較例1で調製したペット用電解質溶液を200mlを、それぞれ投与した。車酔いの改善度合いを本発明の組成物を含有しているペット用電解質溶液を投与する前と比較した。改善度合いについては表2のように数値化し、記録した。結果を表9に示した。
【0048】
【表9】
【0049】
表9に示したようにに実施例2で調製したペット用電解質溶液を投与したaaの室内犬の車酔いの症状は投与1時間目から抑制された。また、また、実施例3で調製したペット用電解質溶液を投与したbbの室内犬も車酔い改善効果は認められたが、その効果はaaと同様であった。
一方、実施例4で調製したペット用電解質溶液を投与したccの室内犬も車酔い改善効果は認められたが、その効果は弱かった。
しかし、比較例1で調製したペット用電解質溶液を投与したddの室内犬では、車酔い改善効果は認められなかった。
【0050】
本発明の実施形態ならびに目的生成物を挙げれば以下の通りである。
(1)テアニンを含有することを特徴とするペットの問題行動抑制組成物。
(2)テアニンと高度不飽和脂肪酸及びコリンからなる化合物群の1種または2種以上を含有してなるペットの問題行動抑制組成物。
(3)ペットの体重1kgに対して、組成物として1mg以上投与することを特徴とする前記(1)または(2)記載のペットの問題行動抑制組成物。
(4)問題行動がペットの分離不安症が原因で生じる行動であることを特徴とする前記(1)〜(3)いずれか記載のペットの問題行動抑制組成物。
(5)問題行動がペットの社会病質が原因で生じる行動であることを特徴とする前記(1)〜(3)いずれか記載のペットの問題行動抑制組成物。
(6)問題行動がペットの刺激欠乏症候群が原因で生じる行動であることを特徴とする前記(1)〜(3)いずれか記載のペットの問題行動抑制組成物。
(7)問題行動がペットの尿マーキングが原因で生じる行動であることを特徴とする前記(1)〜(3)いずれか記載のペットの問題行動抑制組成物。
(8)問題行動がペットの熱中症が原因で生じる行動であることを特徴とする前記(1)〜(3)いずれか記載のペットの問題行動抑制組成物。
(9)問題行動がペットの自律神経失調症が原因で生じる行動であることを特徴とする前記(1)〜(3)いずれか記載のペットの問題行動抑制組成物。
(10)問題行動がペットの車酔いが原因で生じる行動であることを特徴とする前記(1)〜(3)いずれか記載のペットの問題行動抑制組成物。
(11)問題行動がペットの痴呆症が原因で生じる行動であることを特徴とする前記(1)〜(3)いずれか記載のペットの問題行動抑制組成物。
(12)問題行動が攻撃、破壊、不適切な排泄、自分の足を何度も繰り返し舐める、過剰な吠え、不適切な排泄、ひっかき、原因不明の腰抜け、ふるえ、血圧低下、脱力感食欲異常(食べ過ぎ)、生活リズムの異常(過剰の睡眠、昼夜の逆)、歩行異常(とぼとぼ歩き、一定の方向のみ歩く)、排泄異常(失禁、垂れ流し)、感覚異常(聴覚の減衰、嗅覚の減衰)、姿勢の異常(尾と頭部が下がる、異常な姿勢をとる)、鳴き声(単調で大きな声、真夜中または異常な対象に向かって鳴く)、感情表出(ボディランゲージの減衰、ボディランケージの消失)、相互関係の消失(他人及び他動物との相互関係の消失、飼い主との相互関係が消失)及び異常な状況判断等1種または2種以上の症状や行動であることを特徴とする前記(1)〜(11)いずれか記載のペットの問題行動抑制組成物。
(13)ペットがイヌであることを特徴とする前記(1)〜(12)いずれか記載のペットの問題行動抑制組成物。
(14)ペットがネコであることを特徴とする前記(1)〜(12)いずれか記載のペットの問題行動抑制組成物。
(15)イヌが室内犬であることを特徴とする前記(1)〜(13)いずれか記載のペットの問題行動抑制組成物。
(16)イヌが老齢犬であることを特徴とする前記(1)〜(13)いずれか記載のペットの問題行動抑制組成物。
(17)前記(1)〜(16)いずれか記載のペットの問題行動抑制組成物を用いるペットの問題行動抑制方法。
【0051】
【発明の効果】
本発明品であるペットの問題行動抑制組成物は、通常に用いられているペットフード及び電解質溶液に添加して投与できるために非常に簡便に使用でき、動物愛護の観点からも問題がなく、効果も多大であった。また、従来から用いられている薬剤と異なり副作用等のペットに対する有害作用も認められなかった。
以上のことから、本発明は、ペット産業だけでなく、動物愛護の観点からも多大な貢献をなしえる。
Claims (3)
- テアニンを有効成分とすることを特徴とするペットの問題行動抑制剤であって、問題行動が、吠え、車酔い及び熱中症の群から選ばれることを特徴とするペットの問題行動抑制剤。
- テアニンと、リノール酸、γ−リノレン酸、ジホモ−γ−リノレン酸、アラキドン酸、α−リノレン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエンから選ばれる高度不飽和脂肪酸及び、コリン、コリン塩及びホスファチジルコリンからなる化合物群の1種または2種以上を有効成分とすることを特徴とするペットの問題行動抑制剤であって、問題行動が、吠え、車酔い及び熱中症の群から選ばれることを特徴とするペットの問題行動抑制剤。
- 請求項1または2記載のペットの問題行動抑制剤を用いることを特徴とするペットの問題行動抑制方法であって、問題行動が、吠え、車酔い及び熱中症の群から選ばれることを特徴とするペットの問題行動抑制方法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20430799A JP4669095B2 (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | ペットの問題行動抑制組成物 |
CA002313878A CA2313878C (en) | 1999-07-19 | 2000-07-14 | Composition for suppressing behavior problems of pets |
ES00115601T ES2254078T3 (es) | 1999-07-19 | 2000-07-19 | Composicion que comprende teanina para eliminar problemas de comportamiento de las mascotas. |
US09/619,713 US6297280B1 (en) | 1999-07-19 | 2000-07-19 | Composition and method for suppressing behavior problems of pets |
DE60024730T DE60024730T2 (de) | 1999-07-19 | 2000-07-19 | Theanin enthaltende Zusammensetzung zur Unterdrückung von Verhaltensstörungen der Haustieren |
EP00115601A EP1074252B1 (en) | 1999-07-19 | 2000-07-19 | Composition comprising theanine for suppressing behaviour problems of pets |
AT00115601T ATE312603T1 (de) | 1999-07-19 | 2000-07-19 | Theanin enthaltende zusammensetzung zur unterdrückung von verhaltensstörungen der haustieren |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20430799A JP4669095B2 (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | ペットの問題行動抑制組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001031566A JP2001031566A (ja) | 2001-02-06 |
JP4669095B2 true JP4669095B2 (ja) | 2011-04-13 |
Family
ID=16488326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20430799A Expired - Lifetime JP4669095B2 (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | ペットの問題行動抑制組成物 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6297280B1 (ja) |
EP (1) | EP1074252B1 (ja) |
JP (1) | JP4669095B2 (ja) |
AT (1) | ATE312603T1 (ja) |
CA (1) | CA2313878C (ja) |
DE (1) | DE60024730T2 (ja) |
ES (1) | ES2254078T3 (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10035190C5 (de) | 2000-07-20 | 2009-07-16 | MAX-PLANCK-Gesellschaft zur Förderung der Wissenschaften e.V. | Verfahren und Vorrichtung zur Fluoreszenzmessung |
JP3907964B2 (ja) * | 2001-04-25 | 2007-04-18 | 株式会社 伊藤園 | 精神疲労軽減組成物、集中力維持増強組成物及び精神的活力維持増強組成物 |
JP4812968B2 (ja) * | 2001-06-06 | 2011-11-09 | 太陽化学株式会社 | 注意欠陥多動性障害改善用組成物 |
CZ200434A3 (cs) * | 2001-07-20 | 2005-02-16 | Pfizer Products Inc. | Léčivo pro léčení abnormálního úzkosného chování u domácích zvířat a způsob screeningu zkoušené sloučeniny za účelem stanovení anxiolytické účinnosti u psů |
US20030194478A1 (en) † | 2002-04-12 | 2003-10-16 | Davenport Gary Mitchell | Dietary methods for canine performance enhancement |
RU2005103628A (ru) * | 2002-07-12 | 2005-09-20 | Дзе Айэмс Компани (Us) | Синергическое действие рациона и контактирования с человеком на поведение собак |
US8841344B2 (en) * | 2002-10-03 | 2014-09-23 | Hill's Pet Nutrition, Inc. | Method of using omega-3 fatty acids |
US20050070537A1 (en) * | 2002-10-10 | 2005-03-31 | Chris Rundfeldt | Use of dihydroimidazolones for the treatment of dogs |
US8633246B2 (en) | 2003-08-11 | 2014-01-21 | Hill's Pet Nutrition, Inc. | Omega-3 fatty acids for osteoarthritis |
US8633247B2 (en) * | 2003-08-11 | 2014-01-21 | Hill's Pet Nutrition, Inc. | Method for decreasing cartilage damage in dogs |
US8921422B2 (en) | 2003-10-01 | 2014-12-30 | The Iams Company | Methods and kits for enhancing ability to learn in a puppy or kitten |
JP2008169144A (ja) * | 2007-01-11 | 2008-07-24 | Ito En Ltd | 心的外傷後ストレス障害予防剤、治療剤及び飲食物 |
WO2008151131A1 (en) * | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Mane, Inc. | Palatability enhancing compositions and foods for pets, and methods regarding the same |
US8343753B2 (en) * | 2007-11-01 | 2013-01-01 | Wake Forest University School Of Medicine | Compositions, methods, and kits for polyunsaturated fatty acids from microalgae |
EP3058942B2 (en) | 2008-01-04 | 2023-03-22 | Société des Produits Nestlé S.A. | Compositions comprising unsaturated fatty acids and nitric oxide releasing compounds and use thereof for enhancing cognitive and related functions |
US9820988B2 (en) | 2014-03-24 | 2017-11-21 | Boehringer Ingelheim Vetmedica Gmbh | Treatment of epileptic disorders in feline animals |
DE102015009525A1 (de) | 2015-07-17 | 2017-01-19 | Ulrich Jüstrich Holding AG | Neuartige Zusammensetzungen zur Anwendung bei prämenopausalen und menopausalen Frauen zur Bereitstellung verbesserter Nahrungsergänzung und/oder Linderung der Menopausesymptome |
CA2995395C (en) | 2015-08-31 | 2024-04-16 | Nutramax Laboratories, Inc. | Compositions comprising magnolia, phellodendron, theanine and/or whey protein |
JP2022012658A (ja) * | 2020-07-02 | 2022-01-17 | 太陽化学株式会社 | ペットのアレルギー緩和用経口組成物 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62185018A (ja) * | 1986-01-27 | 1987-08-13 | スコシア・ホールディングス・ピ.エル.シィ | 医薬組成物 |
JPH06100442A (ja) * | 1992-09-17 | 1994-04-12 | Suntory Ltd | 抗ストレス剤 |
JPH06237734A (ja) * | 1991-11-06 | 1994-08-30 | Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd | 機能後退性疾患用食品組成物 |
JPH0873350A (ja) * | 1994-09-06 | 1996-03-19 | Itouen:Kk | 脳機能改善剤、食品及び飲料 |
JPH08245378A (ja) * | 1995-03-09 | 1996-09-24 | Sagami Chem Res Center | 精神安定剤 |
JPH0912454A (ja) * | 1995-06-27 | 1997-01-14 | Taiyo Kagaku Co Ltd | テアニン含有組成物 |
JPH10165109A (ja) * | 1996-12-06 | 1998-06-23 | Taiyo Kagaku Co Ltd | 飼料組成物及び飼料 |
JPH1171274A (ja) * | 1997-08-27 | 1999-03-16 | Meiji Seika Kaisha Ltd | 動物用抗痴呆薬 |
CN1156545C (zh) * | 2002-04-30 | 2004-07-07 | 姚惠渥 | 无毒无污染聚苯乙烯涂料及其制备方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54129130A (en) * | 1978-03-27 | 1979-10-06 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Method for promoting roughage digestion of animal |
ES2036910B1 (es) * | 1990-10-11 | 1994-01-16 | Quimica Mobi S A | Aditivo corrector para piensos a base de cloruro de colina. |
JPH05229938A (ja) * | 1991-12-25 | 1993-09-07 | Food Design Gijutsu Kenkyu Kumiai | 血圧降下剤 |
KR100669875B1 (ko) * | 1998-02-23 | 2007-01-16 | 다이요 가가꾸 가부시끼가이샤 | 테아닌 함유 조성물 |
-
1999
- 1999-07-19 JP JP20430799A patent/JP4669095B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
2000
- 2000-07-14 CA CA002313878A patent/CA2313878C/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-07-19 ES ES00115601T patent/ES2254078T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2000-07-19 EP EP00115601A patent/EP1074252B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-07-19 US US09/619,713 patent/US6297280B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-07-19 DE DE60024730T patent/DE60024730T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-07-19 AT AT00115601T patent/ATE312603T1/de not_active IP Right Cessation
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62185018A (ja) * | 1986-01-27 | 1987-08-13 | スコシア・ホールディングス・ピ.エル.シィ | 医薬組成物 |
JPH06237734A (ja) * | 1991-11-06 | 1994-08-30 | Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd | 機能後退性疾患用食品組成物 |
JPH06100442A (ja) * | 1992-09-17 | 1994-04-12 | Suntory Ltd | 抗ストレス剤 |
JPH0873350A (ja) * | 1994-09-06 | 1996-03-19 | Itouen:Kk | 脳機能改善剤、食品及び飲料 |
JPH08245378A (ja) * | 1995-03-09 | 1996-09-24 | Sagami Chem Res Center | 精神安定剤 |
JPH0912454A (ja) * | 1995-06-27 | 1997-01-14 | Taiyo Kagaku Co Ltd | テアニン含有組成物 |
JPH10165109A (ja) * | 1996-12-06 | 1998-06-23 | Taiyo Kagaku Co Ltd | 飼料組成物及び飼料 |
JPH1171274A (ja) * | 1997-08-27 | 1999-03-16 | Meiji Seika Kaisha Ltd | 動物用抗痴呆薬 |
CN1156545C (zh) * | 2002-04-30 | 2004-07-07 | 姚惠渥 | 无毒无污染聚苯乙烯涂料及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1074252A3 (en) | 2002-01-16 |
US6297280B1 (en) | 2001-10-02 |
ATE312603T1 (de) | 2005-12-15 |
DE60024730T2 (de) | 2006-08-03 |
CA2313878A1 (en) | 2001-01-19 |
JP2001031566A (ja) | 2001-02-06 |
EP1074252A2 (en) | 2001-02-07 |
DE60024730D1 (de) | 2006-01-19 |
CA2313878C (en) | 2008-12-02 |
ES2254078T3 (es) | 2006-06-16 |
EP1074252B1 (en) | 2005-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4669095B2 (ja) | ペットの問題行動抑制組成物 | |
EP1635810B1 (en) | Inflammatory disease treatment | |
JP6012111B2 (ja) | 動物用飼料添加物 | |
JPH08505775A (ja) | 動物の飼料変換効率を増加させる方法 | |
JPH11209293A (ja) | ストレス、不安および攻撃性を低減するブタ鎮静フェロモン | |
JPH1171274A (ja) | 動物用抗痴呆薬 | |
JP2677949B2 (ja) | アラキドン酸含有健康食品 | |
CA3005754C (en) | Homotaurine-enriched compositions and methods of use for animal health | |
AU2005259089B2 (en) | Food supplement for animals, comprising an olfactory additive | |
WO2007114437A1 (ja) | セサミン類含有動物用飲食物 | |
US7959944B2 (en) | S-adenosyl-L-methionine for regulating behavioral disorders in pets | |
JPS63237745A (ja) | α−リノレン酸系脂肪酸の含有率が高められた動物性食品の生産方法 | |
JP2002501019A (ja) | ストレス、不安及び攻撃性を低減するブタ鎮静フェロモン | |
JPH0870786A (ja) | 動物用嗅覚機能向上及び知的訓練向上剤 | |
JP7181695B2 (ja) | 抗認知症剤及び短期記憶障害改善/抑制剤 | |
WO2019146652A1 (ja) | 抗i型アレルギー剤、及び肥満細胞又は好塩基球の脱顆粒抑制剤、並びに抗認知症剤、及び短期記憶障害改善/抑制剤 | |
BE1024170B1 (nl) | Samenstelling omvattende choline butyraat zout | |
BE1024195B1 (nl) | Voedingssupplement en farmaceutische samenstelling omvattende butyrylcholine | |
JP2547400B2 (ja) | 動物用薬剤 | |
JP5110683B2 (ja) | 睡眠誘導剤、ストレス性不眠症改善剤 | |
Ngoupayou | Nutritional evaluation of jojoba meal | |
JP2009073747A (ja) | アラキドン酸を有効成分とする抗疲労剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091030 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100827 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101026 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101224 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110114 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4669095 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |