JP4667279B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、導体装置の製造方法に関する。
従来から、ゲート電極と、そのゲート電極を間にして対向する2つのサイドウォールとを備えた半導体装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−332474(第1−19頁、第1−21図)
特許文献1の技術では、長手方向に垂直な断面視において略矩形状になるようにゲート電極が形成されて、その後に2つのサイドウォールが形成されている。これにより、ゲート電極の側面が半導体基板に垂直な方向に延びる傾向にあるので、既存の露光装置の能力以上にゲート長を短くすることが困難になることがある。このため、セルサイズを縮小することが困難になるおそれがある。
一方、露光装置がより能力の高いものに置き換えられれば、セルサイズを縮小することはできるが、コストが増加するおそれがある。
本発明の課題は、コストの増加を抑えることができ、セルサイズを縮小できる導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、準備工程と、サイドウォール形成工程と、第2注入工程と、ゲート電極形成工程と備える。準備工程では、半導体基板が準備され、第1イオンが半導体基板に注入され、第1拡散領域が形成される。サイドウォール形成工程では、半導体基板の上に並ぶように、第1サイドウォールと第2サイドウォールとが形成される。第2注入工程では、サイドウォール形成工程の後に、第1サイドウォール及び第2サイドウォールをマスクとして、第1イオンと逆極性の第2イオンが第1拡散領域の一部に注入され、第1拡散領域が部分的に分離される。ゲート電極形成工程では、第2注入工程の後に、第1サイドウォールと第2サイドウォールとの間の位置にゲート電極が形成される。サイドウォール形成工程では、第1傾斜面と、第2傾斜面とがさらに形成される。第1傾斜面は、第1サイドウォールにおいて、ゲート電極に向いている面であり半導体基板に近づくに従って第2サイドウォールに近づくように傾斜している面である。第2傾斜面は、第2サイドウォールにおいて、ゲート電極に向いている面であり半導体基板に近づくに従って第1サイドウォールに近づくように傾斜している面である。ゲート電極形成工程では、第1傾斜面に沿った面及び第2傾斜面に沿った面を含むようにゲート電極が形成される。
この半導体装置の製造方法では、ゲート電極形成工程において、第1傾斜面に沿った面及び第2傾斜面に沿った面を含むようにゲート電極が形成される。これにより、既存の露光装置の能力以上にゲート長が短くなるようにゲート電極を形成することができる。
このように、既存の露光装置の能力以上にゲート長が短くなるようにゲート電極を形成することができるので、コストの増加を抑えることができ、セルサイズを縮小できる。
本発明に係る半導体装置の製造方法では、既存の露光装置の能力以上にゲート長が短くなるようにゲート電極を形成することができるので、コストの増加を抑えることができ、セルサイズを縮小できる。
<本発明の前提となる半導体装置>
本発明の前提となる半導体装置のレイアウト図を図1に示す。図1のII-II断面図を図2に示す。図1のIII-III断面図を図3に示す。
(半導体装置の概略構成及び概略動作)
半導体装置1は、不揮発性メモリの機能を有しており、主として、半導体基板10(図2参照),ゲート電極60,第1サイドウォール20,第2サイドウォール30,層間膜40(図2参照)及び配線層50を備える。
半導体基板10には、素子分離膜(16,17)(図3参照)及び拡散層(11,12)が形成されている。素子分離膜(16,17)は、半導体基板10の表面をアクティブ領域とノンアクティブ領域とに分離している。すなわち、素子分離膜(16,17)が形成された領域がノンアクティブ領域となっており、素子分離膜(16,17)が形成されていない領域がアクティブ領域となっている。拡散層(11,12)は、アクティブ領域の一部に形成されており、メモリセル(トランジスタ)のソース電極又はドレイン電極となる。
ここで、素子分離膜(16,17)はシリコン酸化膜を主成分としている。拡散層(11,12)はシリコンにN型の不純物が高濃度でドープされた領域になっており、拡散層(11,12)以外のアクティブ領域はP型の不純物が低濃度でドープされた領域になっている。
ゲート電極60は、半導体基板10の上を線状に延びるように形成されている。ゲート電極60は、メモリセル(トランジスタ)のゲート電極になるとともにワードラインにもなっており、メモリセル(トランジスタ)をON/OFFするための信号を入力することができるようになっている。
第1サイドウォール20は、半導体基板10の上であってゲート電極60に隣接する位置において、ゲート電極60と平行に線状に延びるように形成されている。これにより、ゲート電極60と拡散層11との間に発生する電界により、電荷を蓄積することができ、情報を蓄積することができるようになっている。第1サイドウォール20は、後述のように多層構造をしている。
第2サイドウォール30は、半導体基板10の上であってゲート電極60を間にして第1サイドウォール20と対向する位置において、ゲート電極60と平行に線状に延びるように形成されている。これにより、ゲート電極60と拡散層12との間に発生する電界により、電荷を蓄積することができ、情報を蓄積することができるようになっている。第2サイドウォール30は、後述のように多層構造をしている。
層間膜40は、ゲート電極60と配線層50との間に形成されている。これにより、ゲート電極60と配線層50とが短絡しないようになっている。
配線層50は、層間膜40を介して、ゲート電極60の上に形成されている。配線層50は、ゲート電極60の上において、ゲート電極60が延びている方向と略垂直な方向に延びるように形成されている。配線層50は、コンタクトC1(黒く塗りつぶした部分)を介して拡散層(11,12)に接続されるとともにビットラインにもなっており、第1サイドウォール20や第2サイドウォール30に情報(電荷)が蓄積されるための信号を、コンタクトC1を介して拡散層(11,12)に入力することができるようになっている。配線層50は、金属(例えば、タングステン)を主成分としている。
ここで、第1サイドウォール20や第2サイドウォール30とコンタクトC1とは、コンタクトC1と拡散層(11,12)との接触不良等を避けるために所定の間隔Δd以上が空けられている必要がある。これにより、ゲート電極60どうしを近づけてセルサイズを縮小することには限界がある。
(メモリセルの詳細構成)
メモリセル(トランジスタ)は、図2に示すように、主として、ゲート電極60,ゲート絶縁膜15,第1サイドウォール20,第2サイドウォール30,第1LDD層13,第2LDD層14及びソース・ドレイン電極(拡散層(11,12))を備える。
ゲート電極60は、第1サイドウォール20の長手方向(図1参照)に垂直な断面視において略矩形状になるように形成されている。ゲート電極60は、ポリシリコンを主成分としている。
ゲート絶縁膜15は、半導体基板10とゲート電極60との間に形成されている。これにより、半導体基板10とゲート電極60とを絶縁している。ゲート絶縁膜15は、第1サイドウォール20に向く面60bと、第2サイドウォール30に向く面60aとを含んでいる。
第1サイドウォール20は、主として、第1絶縁層21,第1電荷蓄積層22及び第3絶縁層23を有する。第1電荷蓄積層22は、ホールや電子などの電荷を蓄積する。第1絶縁層21は、半導体基板10と第1電荷蓄積層22との間に形成されている。これにより、半導体基板10と第1電荷蓄積層22とを絶縁することができるようになっている。第3絶縁層23は、第1電荷蓄積層22を間にして第1絶縁層21と対向する位置に形成されている。これにより、第1サイドウォール20の上層と第1電荷蓄積層22とを絶縁することができるようになっている。すなわち、第1電荷蓄積層22は、第1絶縁層21と第3絶縁層23とに挟まれていることにより、ホールや電子などの電荷を安定的に保持することができるようになっている。なお、第1絶縁層21や第3絶縁層23はシリコン酸化物を主成分とする膜であり、第1電荷蓄積層22はシリコン窒化物を主成分とする膜である。
拡散層11は、半導体基板10において第1サイドウォール20に隣接する位置であってゲート電極60から離れた位置に形成されている。拡散層11は、N型の不純物が高濃度でドープされた領域であり、ソース・ドレイン電極となる領域である。
第1LDD層13は、半導体基板10においてゲート電極60と拡散層11との間において、ゲート電極60から遠ざかるに従って徐々に幅が大きくなるように形成されている。第1LDD層13は、N型の不純物が低濃度でドープされた領域である。
一方、第2サイドウォール30は、主として、第2絶縁層31,第2電荷蓄積層32及び第4絶縁層33を有する。第2電荷蓄積層32は、ホールや電子などの電荷を蓄積する。第2絶縁層31は、半導体基板10と第2電荷蓄積層32との間に形成されている。これにより、半導体基板10と第2電荷蓄積層32とを絶縁することができるようになっている。第4絶縁層33は、第2電荷蓄積層32を間にして第2絶縁層31と対向する位置に形成されている。これにより、第2サイドウォール30の上層と第2電荷蓄積層32とを絶縁することができるようになっている。すなわち、第2電荷蓄積層32は、第2絶縁層31と第4絶縁層33とに挟まれていることにより、ホールや電子などの電荷を安定的に保持することができるようになっている。なお、第2絶縁層31や第4絶縁層33はシリコン酸化物を主成分とする膜であり、第2電荷蓄積層32はシリコン窒化物を主成分とする膜である。
拡散層12は、半導体基板10において第2サイドウォール30に隣接する位置であってゲート電極60から離れた位置に形成されている。拡散層12は、N型の不純物が高濃度でドープされた領域であり、ソース・ドレイン電極となる領域である。
第2LDD層14は、半導体基板10においてゲート電極60と拡散層12との間において、ゲート電極60から遠ざかるに従って徐々に幅が大きくなるように形成されている。第2LDD層14は、N型の不純物が低濃度でドープされた領域である。
ここで、ゲート電極60の線幅、すなわちゲート長L1は、露光装置の能力以上に短くすることが困難な傾向にある。
(メモリセルの詳細動作)
ON/OFFさせるための信号がゲート電極60に供給され、情報を蓄積させる信号が拡散層11を介して第1LDD層13に供給されると、ゲート電極60と第1LDD層13との間に電位差が生じる。そして、その電位差により、破線の矢印で示すように、第1サイドウォール20に向く面60bから第1LDD層13へ向かう電界E1が発生する。この電界E1により、第1LDD層13から第1電荷蓄積層22へ電荷が注入されたり、第1電荷蓄積層22から第1LDD層13へ電荷が放出されたりする。これにより、第1サイドウォール20へ情報が書き込まれたり消去されたりする。
ON/OFFさせるための信号がゲート電極60に供給され、情報を蓄積させる信号が拡散層12を介して第2LDD層14に供給されると、ゲート電極60と第2LDD層14との間に電位差が生じる。そして、その電位差により、破線の矢印で示すように、第2サイドウォール30に向く面60aから第2LDD層14へ向かう電界E2が発生する。この電界E2により、第2LDD層14から第2電荷蓄積層32へ電荷が注入されたり、第2電荷蓄積層32から第2LDD層14へ電荷が放出されたりする。これにより、第2サイドウォール30へ情報が書き込まれたり消去されたりする。
このように、メモリセル(トランジスタ)では、第1サイドウォール20と第2サイドウォール30とにそれぞれ情報を記憶することができるようになっており、1セル当たり2ビットの情報を記憶することができるようになっている。
(半導体装置の製造方法)
半導体装置の製造方法を図4及び図5に示す工程断面図を用いて説明する。
準備工程S1では、半導体基板が準備される。すなわち、図4(a)に示すように、半導体基板10が準備される。ここで、半導体基板10にはあらかじでP型の不純物(例えば、Pイオン)が低濃度でドープされている。そして、素子分離膜(16,17)(図3参照)が形成されて、半導体基板10の表面がアクティブ領域とノンアクティブ領域とに分離される。その後、アクティブ領域の表面に熱酸化などによりゲート酸化膜15aが形成され、CVD法などにより犠牲窒化膜70が形成される。なお、以降の工程断面図では、簡略化のためアクティブ領域のみを示している。
ゲート電極形成工程S2では、ゲート電極が形成される。すなわち、図4(b)に示すように、犠牲窒化膜70がドライエッチングなどにより除去されて、CVD法などによりポリシリコン層(ゲート電極60a)が形成される。そして、図4(c)に示すように、露光プロセスなどによりゲート電極60及びゲート酸化膜15のパターンが形成される。
第1注入工程S3では、LDD層が形成される。すなわち、図5(a)に示すように、ゲート電極60をマスクとして半導体基板10にN型の不純物イオン(例えば、Asイオン)が低濃度(例えば、加速度:30keV,ドーズ量:1E13/平方センチメートル)で注入される。これにより、半導体基板10に、第1LDD層13aや第2LDD層14aなどが形成される。
サイドウォール形成工程S4では、第1サイドウォールや第2サイドウォールなどが形成される。すなわち、図5(b)に示すように、CVD法などにより、半導体基板10の全面にシリコン酸化膜(第1絶縁層21a)が膜厚10nmで形成される。そして、CVD法などにより、第1絶縁層21aの上にシリコン窒化膜(電荷蓄積膜22a)が膜厚8nmで形成される。さらに、CVD法などにより、電荷蓄積膜22aの上にシリコン酸化膜(第3絶縁層23a)が形成される。
その後、図5(c)に示すように、ドライエッチング法などにより第3絶縁層23aがエッチバックされ、半導体基板10の表面が露出されるとともに、第1サイドウォール20や第2サイドウォール30などが形成される。
第3注入工程S5では、ソース・ドレイン電極(拡散層)が形成される。すなわち、図5(d)に示すように、ゲート電極60,第1サイドウォール20及び第2サイドウォール30をマスクとして、半導体基板10にN型の不純物イオン(例えば、Asイオン)が高濃度(例えば、加速度:50keV,ドーズ量:1E15/平方センチメートル)で注入される。これにより、半導体基板10に、拡散層11や拡散層12などが形成される。また、第1LDD層13がゲート電極60と拡散層11との間に位置するようになり、第2LDD層14がゲート電極60と拡散層12との間に位置するようになる。
<第1実施形態に係る半導体装置>
第1実施形態に係る半導体装置のレイアウト図を図6に示す。図6のVII-VII断面図を図7に示す。図6のVIII-VIII断面図を図8に示す。なお、本発明の前提となる半導体装置と異なる部分を中心に説明し、同様の構成要素は同じ符号を用いて表し説明を省略する。
半導体装置100は、基本的な構成は本発明の前提となる半導体装置と同様であるが、半導体基板10の代わりに半導体基板110を備え、ゲート電極60の代わりにゲート電極160を備え、第1サイドウォール20の代わりに第1サイドウォール120を備え、第2サイドウォール30の代わりに第2サイドウォール130を備える点で、本発明の前提となる半導体装置と異なる。半導体基板110には、後述のように、第1LDD層13の代わりに第1LDD層113が形成され、第2LDD層14の代わりに第2LDD層114が形成される。
(メモリセルの詳細構成)
メモリセル(トランジスタ)は、図7に示すように、ゲート電極60の代わりにゲート電極160を備え、第1サイドウォール20の代わりに第1サイドウォール120を備え、第2サイドウォール30の代わりに第2サイドウォール130を備え、第1LDD層13の代わりに第1LDD層113を備え、第2LDD層14の代わりに第2LDD層114を備える。
第1サイドウォール120は、第1絶縁層21の代わりに第1絶縁層121を有し、第1電荷蓄積層22の代わりに第1電荷蓄積層122を有し、第3絶縁層23の代わりに第3絶縁層123を有する。第3絶縁層123は、第1傾斜面123aを含む。第1傾斜面123aは、ゲート電極160に向いている面である。第1傾斜面123aは、半導体基板110に近づくに従って第2サイドウォール130に近づくように傾斜している面である。
第2サイドウォール130は、第2絶縁層31の代わりに第2絶縁層131を有し、第2電荷蓄積層32の代わりに第2電荷蓄積層132を有し、第4絶縁層33の代わりに第4絶縁層133を有する。第4絶縁層133は、第2傾斜面133aを含む。第2傾斜面133aは、ゲート電極160に向いている面である。第2傾斜面133aは、半導体基板110に近づくに従って第1サイドウォール120に近づくように傾斜している面である。
ゲート電極160は、第1傾斜面123aに沿った面及び第2傾斜面133aに沿った面を含むように形成されている。すなわち、ゲート電極160において、第1サイドウォール120に向く面160bが第1傾斜面123aに沿った面となっており、第2サイドウォール130に向く面160aが第1傾斜面123aに沿った面となっている。そして、ゲート電極160は、第1サイドウォール120の長手方向(図6参照)に垂直な断面視において逆メサ形状になるように形成されている。
ここで、ゲート電極160の線幅、すなわちゲート長L101は、露光装置の能力以上に短くすることが容易になっている。なお、ゲート長L101は、ゲート電極160の実効的な線幅を表し、図7の断面図において高さが半分の部分における線幅を表す。
また、第1LDD層113は、半導体基板110においてゲート電極60と拡散層11との間において、ゲート電極60から遠ざかるに従って幅がほぼ一定になるように形成されている。
第2LDD層114は、半導体基板110においてゲート電極60と拡散層11との間において、ゲート電極60から遠ざかるに従って幅がほぼ一定になるように形成されている。
他の点は、本発明の前提となる半導体装置と同様である。
(メモリセルの詳細動作)
ON/OFFさせるための信号がゲート電極160に供給され、情報を蓄積させる信号が拡散層11を介して第1LDD層113に供給されると、ゲート電極160と第1LDD層113との間に電位差が生じる。そして、その電位差により、破線の矢印で示すように、第1サイドウォール120に向く面160bから第1LDD層113へ向かう電界E101が発生する。
ここで、第1サイドウォール20に向く面60bと第1LDD層13の表面との成す角が直角である(図2参照)のに対して、第1サイドウォール120に向く面160bと第1LDD層113の表面との成す角は鋭角である。このため、電界E101は、電界E1に比べて大きくすることが容易になっている。
また、ゲート電極60から遠ざかるに従って徐々に幅が大きくなるように第1LDD層13が形成されているのに対して、ゲート電極60から遠ざかるに従って幅がほぼ一定になるように第1LDD層113は形成されている。このため、電界E101は、電界E1に比べて大きくすることがさらに容易になっている。
このように、第1電荷蓄積層122に電荷が蓄積される速度は容易に向上する。
ON/OFFさせるための信号がゲート電極160に供給され、情報を蓄積させる信号が拡散層12を介して第2LDD層114に供給されると、ゲート電極160と第2LDD層114との間に電位差が生じる。そして、その電位差により、破線の矢印で示すように、第2サイドウォール130に向く面160aから第2LDD層114へ向かう電界E102が発生する。
ここで、第2サイドウォール30に向く面60aと第2LDD層14の表面との成す角が直角である(図2参照)のに対して、第2サイドウォール130に向く面160aと第2LDD層114の表面との成す角は鋭角である。このため、電界E102は、電界E2に比べて大きくすることが容易になっている。
また、ゲート電極60から遠ざかるに従って徐々に幅が大きくなるように第2LDD層14が形成されているのに対して、ゲート電極160から遠ざかるに従って幅がほぼ一定になるように第2LDD層114は形成されている。このため、電界E102は、電界E2に比べて大きくすることがさらに容易になっている。
このように、第2電荷蓄積層132に電荷が蓄積される速度は容易に向上する。
他の点は、本発明の前提となる半導体装置と同様である。
(半導体装置の製造方法)
半導体装置の製造方法を図9及び図10に示す工程断面図を用いて説明する。
準備工程S101では、図9(a)に示すように、半導体基板10の代わりに半導体基板110が準備される。半導体基板110は、全面にLDD層113aがあらかじめ形成されている。そして、図9(b)に示すように、犠牲酸化膜180が膜厚100Åで形成されてから、犠牲窒化膜170が形成される。その後、露光プロセスを用いて、犠牲酸化膜180及び犠牲窒化膜170のパターンが形成され、半導体基板110の表面が部分的に露出される。
サイドウォール形成工程S104では、CVD法などにより、半導体基板110の全面にシリコン酸化膜(第1絶縁層)が形成される。そして、CVD法などにより、第1絶縁層の上にシリコン窒化膜(電荷蓄積膜)が形成される。さらに、CVD法などにより、電荷蓄積膜の上にシリコン酸化膜(第3絶縁層)が形成される。
その後、図9(c)に示すように、ドライエッチング法などにより第3絶縁層がエッチバックされ、半導体基板110の表面が露出されるとともに、第1サイドウォール120や第2サイドウォール130などが形成される。ここで、第1サイドウォール120及び第2サイドウォール130は、半導体基板110の上において略平行に並ぶように形成されている。
第2注入工程S106では、LDD層が部分的に分離される。すなわち、図9(d)に示すように、第1サイドウォール120及び第2サイドウォール130をマスクとして、半導体基板110にP型の不純物イオン(例えば、Bイオン)が低濃度(例えば、加速度:10keV,ドーズ量:1.5E13/平方センチメートル)で注入される。これにより、LDD層113aが分離されて第1LDD層113bや第2LDD層114bなどが形成される。
ゲート電極形成工程S102では、図10(a)に示すように、CVD法などによりゲート酸化膜115aが形成された後、CVD法などによりポリシリコン層(ゲート電極160a)が形成される。そして、図10(b)に示すように、ドライエッチング法によるエッチバックやCMP法による平坦化などにより、犠牲窒化膜170が露出されるとともに、ゲート電極160が形成される。ここで、ゲート電極160は、第1サイドウォール120と第2サイドウォール130との間の位置に形成されている。
第3注入工程S105では、図10(c)に示すように、犠牲窒化膜170が除去されて半導体基板110の表面が部分的に露出される。
ここで、ゲート電極形成工程S102はサイドウォール形成工程S104よりも後の工程になっており、ゲート電極形成工程S2及びサイドウォール形成工程S4とは順番が逆になっている。これにより、第1サイドウォール120と第2サイドウォール130との間の位置にゲート電極160が形成されるようになる。
また、第2注入工程S106は、サイドウォール形成工程S104の後であって、ゲート電極形成工程S102の前に追加されている。これにより、第1サイドウォール120及び第2サイドウォール130をマスクとして、LDD層113aにカウンタードープすることができるようになっている。このため、第1サイドウォール120及び第2サイドウォール130を形成した後にゲート電極160を形成した場合でも、第1LDD層113及び第2LDD層114を形成することができるようになっている。
なお、準備工程S101でLDD層113aがあらかじめ形成されるため、第1注入工程S3は不要になっている。
このように、本発明の前提となる半導体装置の製造方法と比べて工程の数は同等である。
他の点は、本発明の前提となる半導体装置と同様である。
(半導体装置に関する特徴)
(1)
ここでは、ゲート電極160は、第1傾斜面123aに沿った面及び第2傾斜面133aに沿った面を含むように形成されている。これにより、既存の露光装置の能力以上にゲート長L101を短くすることが容易になっている。
このように、既存の露光装置の能力以上にゲート長L101を短くすることが容易なので、コストの増加は抑えられ、セルサイズは縮小する。
(2)
ここでは、第1電荷蓄積層122は、電荷を蓄積する。第1絶縁層121は、半導体基板110と第1電荷蓄積層122との間に形成されている。これらにより、半導体基板110と第1電荷蓄積層122とが絶縁され、第1電荷蓄積層122に電荷が保持されるようになる。
また、第2電荷蓄積層132は、電荷を蓄積する。第2絶縁層131は、半導体基板110と第2電荷蓄積層132との間に形成されている。これらにより、半導体基板110と第2電荷蓄積層132とが絶縁され、第2電荷蓄積層132に電荷が保持されるようになる。
(3)
ここでは、第3絶縁層123は、第1傾斜面123aを含む。また、第4絶縁層133は、第2傾斜面133aを含む。これらにより、ゲート電極160において、第1サイドウォール120に向く面160bが第1傾斜面123aに沿った面となっており、第2サイドウォール130に向く面160aが第1傾斜面123aに沿った面となっている。すなわち、第1傾斜面123aに沿った面及び第2傾斜面133aに沿った面を含むようにゲート電極160は形成されている。
(4)
ここでは、ゲート電極160は、第1サイドウォール120の長手方向に垂直な断面視において、逆メサ形状である。これにより、第1傾斜面123aに沿った面及び第2傾斜面133aに沿った面を含むようにゲート電極160が形成されている。
また、第1傾斜面123aに沿った面(第2傾斜面133aに沿った面)を介して第1サイドウォール120(第2サイドウォール130)に効率的に電界E101(電界E102)が発生するようになっているので、第1電荷蓄積層122(第2電荷蓄積層132)に電荷が蓄積される速度は容易に向上する。
(半導体装置の製造方法に関する特徴)
(5)
ここでは、ゲート電極形成工程S102はサイドウォール形成工程S104よりも後の工程になっており、ゲート電極形成工程S2及びサイドウォール形成工程S4とは順番が逆になっている。これにより、第1サイドウォール120と第2サイドウォール130との間の位置にゲート電極160が形成されるようになる。すなわち、ゲート電極形成工程S102において、第1傾斜面123aに沿った面及び第2傾斜面133aに沿った面を含むようにゲート電極160が形成されるようになる。これにより、既存の露光装置の能力以上にゲート長L101が短くなるようにゲート電極160は形成される。
このように、既存の露光装置の能力以上にゲート長L101が短くなるようにゲート電極160が形成されるので、コストの増加は抑えられ、セルサイズは縮小する。
(6)
ここでは、第2注入工程S106は、サイドウォール形成工程S104の後であって、ゲート電極形成工程S102の前に行われている。これにより、第1サイドウォール120及び第2サイドウォール130をマスクとして、LDD層113aにカウンタードープすることができるようになっている。このため、第1サイドウォール120及び第2サイドウォール130を形成した後にゲート電極160を形成した場合でも、第1LDD層113及び第2LDD層114を形成することができるようになっている。
(第1実施形態の変形例)
ゲート電極160は、ポリシリコン層を有する代わりに、ポリシリコン層及びタングステンシリサイド層などを有していても良い。ここで、タングステンシリサイド層などは、ポリシリコン層の上に積層される。
<第2実施形態に係る半導体装置>
第2実施形態に係る半導体装置のレイアウト図を図11に示す。図11のXII-XII断面図を図12に示す。図11のXIII-XIII断面図を図13に示す。図11のXIV-XIV断面図を図14に示す。なお、本発明の前提となる半導体装置及び第1実施形態に係る半導体装置と異なる部分を中心に説明し、同様の構成要素は同じ符号を用いて表し説明を省略する。
半導体装置200は、基本的な構成は本発明の前提となる半導体装置及び第1実施形態に係る半導体装置と同様であるが、半導体基板10の代わりに半導体基板210を備え、ゲート電極60の代わりにゲート電極260を備え、配線層50の代わりに配線層250を備える点で、本発明の前提となる半導体装置及び第1実施形態に係る半導体装置と異なる。
半導体基板210には、拡散層(11,12)の代わりに拡散層(211,212)が形成されている。拡散層(211,212)は、メモリセル(トランジスタ)のソース電極又はドレイン電極となるとともにビットラインにもなっており、第1サイドウォール120や第2サイドウォール130に情報(電荷)が蓄積されるための信号を、コンタクトC201を介して入力することができるようになっている。
ゲート電極260は、半導体基板210の上を島状に点在するように形成されている。すなわち、ゲート電極160(図6参照)において配線層250が形成されていない部分が除去されたものが、ゲート電極260となっている(図12〜図14参照)。
配線層250は、層間膜240を介さずに、ゲート電極260の上に形成されている(図12参照)。すなわち、ゲート電極260及び配線層250は、ワードラインになっており、メモリセル(トランジスタ)をON/OFFするための信号を入力することができるようになっている。これにより、ゲート電極160(図6参照)のみでビットラインが形成される場合に比べて、配線(ワードライン)の抵抗が低減されている。
ここで、コンタクトC201は、メモリセルの周辺回路領域に設けられている。これにより、第1サイドウォール120や第2サイドウォール130とコンタクトC201とは、所定の間隔Δd以上が空けられていなくてもよくなっている。このため、ゲート電極260どうしを近づけてセルサイズを縮小することができるようになっている。
(メモリセルの詳細構成)
メモリセル(トランジスタ)は、図12に示すように、ゲート電極60の代わりにゲート電極260を備え、ソース・ドレイン電極(拡散層(11,12))の代わりにソース・ドレイン電極(拡散層(211,212))を備える。
ゲート電極260は、配線層250に接続されている。
拡散層211は、表面近傍にコバルトシリサイド層211aを有する。これにより、コンタクトC201を介して信号が入力される際の電気的な抵抗値が低減されている。
拡散層212は、表面近傍にコバルトシリサイド層212aを有する。これにより、コンタクトC201を介して信号が入力される際の電気的な抵抗値が低減されている。
他の点は、本発明の前提となる半導体装置及び第1実施形態に係る半導体装置と同様である。
(半導体装置の製造方法)
半導体装置の製造方法を、図16及び図17に示す工程断面図と、図15に示す断面斜視図とを用いて説明する。
準備工程S201では、図16(a)に示すように、犠牲酸化膜180が形成されずに犠牲窒化膜170が形成される。
サイドウォール形成工程S104〜第2注入工程S106は、第1実施形態に係る半導体装置の製造方法と同様である。
第3注入工程S205では、図16(b)に示すように、犠牲窒化膜170が除去される前に、犠牲窒化膜170をマスクとして、ゲート電極260aの上にサリサイド防止酸化膜290が形成される。
金属層形成工程S206では、コバルトシリサイド層が形成される。すなわち、全面にコバルト層が形成されて、低温(例えば、500℃)で熱処理されることにより、コバルト層がシリサイド化される。これにより、図16(b)に示すように、コバルトシリサイド層211a,212aが形成される。
層間膜形成工程S207では、層間膜が形成される。すなわち、CVD法などにより全面にシリコン酸化膜が形成される。そして、図17(a)に示すように、ドライエッチング法によるエッチバックやCMP法による平坦化などにより、ゲート電極260bが露出される。
配線層形成工程S208では、配線層が形成される。すなわち、図17(b)に示すように、CVD法などにより、ゲート電極260bの上を含む全面に配線層250aが形成される。
ハードマスク層形成工程S209では、ハードマスク層が形成される。すなわち、図17(b)に示すように、CVD法などにより、シリコン酸化膜がハードマスク層295として配線層250aの上に形成される。
パターン形成工程S210では、ハードマスク層のパターンが形成される。すなわち、露光プロセスを用いて、配線層250のパターン(図11参照)と略同一のパターンがハードマスク層295に対して形成される。
ゲートエッチング工程S211では、ゲート電極のパターンが形成される。すなわち、図15に示すように、ハードマスク層295をエッチングストッパーとして、配線層250a及びゲート電極260bがドライエッチング法などによりエッチングされる。このように、パターンが形成されたハードマスク層295をマスクとして、配線層250のパターンが形成されるとともに、ゲート電極260aにおいて配線層250に覆われていない部分がエッチングされる(図17(c)参照)。これにより、半導体基板210の上を島状に点在するように、ゲート電極260のパターンが形成される。
ここで、ゲート電極260aは、第1サイドウォール120の長手方向に垂直な断面視において、逆メサ形状である。これにより、部分的にエッチングされた際に、ポリフィラメントが残りにくい形状になっている。
(半導体装置に関する特徴)
既存の露光装置の能力以上にゲート長L101を短くすることが容易になっている点は第1実施形態と同様である。したがって、このような半導体装置200によっても、コストの増加は抑えられ、セルサイズは縮小する。
また、ゲート電極260及び配線層250は、ワードラインになっており、メモリセル(トランジスタ)をON/OFFするための信号を入力することができるようになっている。これにより、ゲート電極160(図6参照)のみでビットラインが形成される場合に比べて、配線(ワードライン)の抵抗が低減されている。
さらに、コンタクトC201は、メモリセルの周辺回路領域に設けられている。これにより、第1サイドウォール120や第2サイドウォール130とコンタクトC201とは、所定の間隔Δd以上が空けられていなくてもよくなっている。このため、ゲート電極260どうしを近づけてセルサイズを縮小することができるようになっている。
(半導体装置の製造方法に関する特徴)
パターンが形成されたハードマスク層295をマスクとして、配線層250のパターンが形成されるとともに、ゲート電極260aにおいて配線層250に覆われていない部分がエッチングされる(図17(c)参照)。これにより、半導体基板210の上を島状に点在するように、ゲート電極260のパターンが形成される。
また、ゲート電極260aは、第1サイドウォール120の長手方向に垂直な断面視において、逆メサ形状である。これにより、部分的にエッチングされた際に、ポリフィラメントが残りにくい形状になっている。
本発明に係る半導体装置及び半導体装置の製造方法は、コストの増加を抑えることができ、セルサイズを縮小できるという効果を有し、半導体装置及び半導体装置等として有用である。
本発明の前提となる半導体装置のレイアウト図。 図1のII-II断面図。 図1のIII-III断面図。 半導体装置の製造方法を示す工程断面図。 半導体装置の製造方法を示す工程断面図。 本発明の第1実施形態に係る半導体装置のレイアウト図。 図6のVII-VII断面図。 図6のVIII-VIII断面図。 半導体装置の製造方法を示す工程断面図。 半導体装置の製造方法を示す工程断面図。 本発明の第2実施形態に係る半導体装置のレイアウト図。 図11のXII-XII断面図。 図11のXIII-XIII断面図。 図11のXIV-XIV断面図。 半導体装置の製造方法を示す断面斜視図。 半導体装置の製造方法を示す工程断面図。 半導体装置の製造方法を示す工程断面図。
符号の説明
1,100,200 半導体装置
10,110,210 半導体基板
20,120 第1サイドウォール
21,121 第1絶縁層
22,122 第1電荷蓄積層
23,123 第3絶縁層
30,130 第2サイドウォール
31,131 第2絶縁層
32,132 第2電荷蓄積層
33,133 第4絶縁層
60,160,260 ゲート電極
123a 第1傾斜面
133a 第2傾斜面

Claims (4)

  1. 半導体基板が準備され、第1イオンが前記半導体基板に注入され、第1拡散領域が形成される準備工程と、
    前記半導体基板の上に並ぶように、第1サイドウォールと第2サイドウォールとが形成されるサイドウォール形成工程と、
    前記サイドウォール形成工程の後に、前記第1サイドウォール及び前記第2サイドウォールをマスクとして、前記第1イオンと逆極性の第2イオンが前記第1拡散領域の一部に注入され、前記第1拡散領域が部分的に分離される第2注入工程と、
    前記第2注入工程の後に、前記第1サイドウォールと前記第2サイドウォールとの間の位置にゲート電極が形成されるゲート電極形成工程と、
    を備え、
    前記サイドウォール形成工程では、
    前記第1サイドウォールにおいて、前記ゲート電極に向いている面であり前記半導体基板に近づくに従って前記第2サイドウォールに近づくように傾斜している面である第1傾斜面と、
    前記第2サイドウォールにおいて、前記ゲート電極に向いている面であり前記半導体基板に近づくに従って前記第1サイドウォールに近づくように傾斜している面である第2傾斜面と、
    がさらに形成され、
    前記ゲート電極形成工程では、前記第1傾斜面に沿った面及び前記第2傾斜面に沿った面を含むように前記ゲート電極が形成される、
    半導体装置の製造方法。
  2. 前記サイドウォール形成工程は、
    前記第1サイドウォールの第1絶縁層と、前記第2サイドウォールの第2絶縁層とが形成される絶縁層形成第1工程と、
    電荷を蓄積する層である第1電荷蓄積層が前記第1絶縁層の上に形成され、電荷を蓄積する層である第2電荷蓄積層が前記第2絶縁層の上に形成される電荷蓄積層形成工程と、
    を有する、
    請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記サイドウォール形成工程は、
    前記第1電荷蓄積層の上に前記第1傾斜面を含む第3絶縁層が形成され、前記第2電荷蓄積層の上に前記第2傾斜面を含む第4絶縁層が形成される絶縁層形成第2工程をさらに有する、
    請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記ゲート電極の上に配線層が形成される配線層形成工程と、
    前記配線層の上にハードマスク層が形成されるハードマスク層形成工程と、
    前記ハードマスク層のパターンが形成されるパターン形成工程と、
    パターンが形成された前記ハードマスク層をマスクとして、前記配線層のパターンが形成されるとともに、前記ゲート電極において前記配線層に覆われていない部分がエッチングされるゲートエッチング工程と、
    をさらに備えた、
    請求項からのいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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