JP4666730B2 - 集積回路検査方法および装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は集積回路製造の分野に関し、更に特定すれば集積回路素子のウエハ・レベルにおけるバーン・イン(burn-in)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
集積回路素子は、本質的にあらゆる種類の電子システム全般に用いられている。集積回路素子が故障する原因となり得る種々のメカニズムが、広範な研究および文献の主題となっている。集積回路製造業者の主な品質上の懸念の1つとして、顧客への出荷時には正常に機能する素子が、将来のある離れた時点において種々の故障メカニズムの1つ以上によって故障する場合、素子寿命の初期段階(infant stage)の間にはその故障メカニズムを検出することが困難または不可能であるということがあげられる。典型的に、集積回路製造業者は、高温,高動作電圧,または双方を典型的に含む1組の条件に素子を晒すことによって、集積回路素子の長期信頼性を保証しようとしている。これらの条件は、素子に生じ得るあらゆる故障メカニズムの開始を早めるように設計されている。既知の信頼性検査の一種に、多くの場合バーン・インと呼ばれているものがある。典型的なバーン・イン・シーケンスの間、所定の1組の電圧を集積回路の特定入力に印加し、長期間維持する。典型的なバーン・イン・シーケンスは、24ないし2,000時間またはそれ以上のいずれかの期間維持する場合がある。半導体製造一般、そして特に半導体検査に精通する者は、素子を適切にバーン・インするのに要する時間は過度に長く、したがって多数の素子に同時にバーン・インを行い、バーン・イン検査のコストを極力抑えられれば望ましいことを認めている。
【0003】
従来では、バーン・イン検査は、集積回路素子をパッケージ化し終えた後まで行われなかった。パッケージ化の後、典型的に、多数の素子を同時にバーン・インすることができる比較的大型のプリント回路ボードに取り付けられたソケットに、集積回路素子を挿入する。バーン・インにおいて最終的に不合格となる素子のパッケージ化に伴うコストを回避し、従来のパッケージに素子を全くパッケージ化しない「フリップ・チップ」素子のような、直接チップ取り付け法(DCA:direct chip attach)のバーン・インにも対処するために、集積回路製造業者は、ウエハ・レベルにおいて集積回路のバーン・インを行なう方法を考案している。Dasse, et al., の米国特許番号第5,399,505号およびDasse, et alの米国特許番号第5,654,588号(双方とも本願において使用可能である)には、ウエハ・レベルでバーン・インを行なう装置および方法が開示されている。ウエハ・レベルのバーン・インは、素子の最終組み立てまたはパッケージ化に先立って、ウエハ全体の素子全てに同時にバーン・インを行なうプロセスである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
典型的なウエハ・レベルのバーン・イン法では、共通の電源または信号発生器に多数の素子を並列に接続する。いずれかの単一電源または単一発生器に接続された多数の素子は、クラスタまたはグループを規定する。クラスタ内の1つ以上の素子に欠陥があり、バーン・イン検査状態を適用した際に異常に多い電流を引き込む場合、この過剰な電流引き込みのために、電源がクラスタ内の残りの素子に必要な電圧を供給するのが妨げられる。この状況が発生した場合、クラスタ内の残りの素子は、適性にバーン・インされるのを妨げられる。適正なバーン・インを受けないと、クラスタ内の残りの素子が例え機能しても、これらを破棄しなければならない。何故なら、これらの素子の信頼性が適切に判定されなかったからである。このように、従来のウエハ・レベルでのバーン・イン法では、完全に機能し動作可能な素子を破棄しなければならないことが多かった。何故なら、従来のウエハ・レベル・バーン・イン検査システムは、欠陥のある高電流素子を、クラスタ内の残りの素子から分離し、残りの素子が適性なバーン・イン信号を受けるようにすることができないからである。この問題は、別個のドライバおよび電源をウエハ上の素子毎に専用に用いることによって対処し得るが、これを行なうとすれば、コストは天文学的な値となろう。クラスタ内におけるたった1つの不良素子のために多数の機能する素子を破棄する虞れは、製造業者が小さなクラスタを用いて素子をバーン・インする動機となった。しかし、小さなクラスタを使用した結果、各クラスタをプローブするために必要なプローブ・ハードウエアの追加,およびクラスタ毎の電源および論理信号発生器の追加という形で、余分な検査コストが発生した。したがって、バーン・イン検査の間非機能素子即ち欠陥素子をバーン・イン信号から分離させ、残りの素子が適切なバーン・イン検査を受けられるように、多数の集積回路のウエハ・レベル・バーン・イン検査を可能にする解決策を提供することが強く求められている。更に、実施する解決策が、ウエハ・レベル・バーン・インを実行するのに必要なハードウエアの著しい増大を招かず、それ以外にもバーン・インを完了するのに必要なコストまたは時間の著しい増大を招かないことが望ましい。
【0005】
【課題を解決するための手段】
先に特定した目標は、本発明による方法および装置によってほぼ達成される。
広義で言えば、本発明は、半導体基板上の相互接続部の最上位に導電層が形成された半導体素子の検査方法を想定する。導電層にパターニングを行い、導電性部材を形成する。導電性部材の少なくとも1つは、第1ボンド・パッド部と直列に第1ヒューズ構造を含む。ボンド・パッド部は、対応する集積回路素子のボンド・パッド構造と電気コンタクトを形成する。次に、導電性部材よびボンド・パッド部を介して、素子に電圧を印加する。ヒューズ構造は、ヒューズ内の電流が所定のスレシホルドを超過する場合、導電性部材およびボンド・パッド部の間に開放を形成するように構成されている。電圧を印加し検査を完了した後、最終的な組み立ておよびパッケージ化の前に、パターニングした導電層を半導体素子から除去する。一実施例では、ヒューズ構造は、ヒューズが破断する電流を低減するように設計した蛇行導電性リンクから成る。代替実施例では、ヒューズは、単純な「バウ・タイ」(bow tie)構造から成り、導電性リンクが占める面積を最少に抑えることができる。更に、本発明は、半導体基板および複数の導電性部材から成る製造品目も想定する。複数の導電性部材は、基板の相互接続部の最上位の上に位置する。複数の導電性部材の内少なくとも1つは、導電性部材およびボンド・パッド部の間に直列にヒューズ構造を含む。ボンド・パッド部は、半導体基板を構成する複数の集積回路素子の1つと電気コンタクトを形成する。半導体基板は、1つ以上のレベルのトランジスタ,およびトランジスタを選択的に結合するための1つ以上のレベルの永続相互接続層を含むことが好ましい。
【0006】
本発明は、添付図面と関連付けた以下の詳細な説明から、当業者には理解されよう。
【0007】
【発明の実施の形態】
添付図面に、限定ではなく一例として本発明を示す。図面では、同様の参照符号は同様の要素を示すこととする。
【0008】
尚、図面における要素は簡略化および明確化を目的に図示されており、必ずしも同じ拡縮率で描かれている訳ではないことを当業者は認めよう。例えば、図面における要素の中には、他の要素に対して誇張され、本発明の実施例の理解を高めるのに役立てようとしたものがある。
【0009】
これより図面に移るが、図1は、ウエハ100の表面上に二次元アレイとして配列されている複数の集積回路素子即ちダイス104を含む製造品目100(代わりに、この明細書全体を通じてウエハ100と呼ぶ)を示す。集積回路素子104は、例えば、汎用マイクロプロセッサ,埋め込みコントローラ,メモリ素子,ディジタル・シグナル・プロセッサ,特定用途集積回路,またはその他のあらゆる適当な半導体素子を含む、広範囲におよぶ種々の集積回路素子のいずれでも構成することができる。集積回路素子104は、CMOS,バイポーラ,および混成製造プロセスを含む多種多様の既知の半導体製造プロセスにしたがって製造する。
【0010】
一旦図7に移り、半導体基板702およびその上に形成された導体部材110を含む、ウエハ100の部分断面図を示す。半導体基板702は、1組のトランジスタ704を含み(その1つのみを図7では示す)、シリコンのような適当な半導体材料から成る単結晶半導体格子706上に製作することが好ましい。あるいは、半導体基板702は、絶縁物上半導体基板,または半導体素子を形成する際に用いられる他のいずれの基板とすることも可能である。トランジスタ704の図示の実施例は、なじみのなるMOSトランジスタ構造を示すが、本発明はバイポーラやハイブリッド技術にも等しく適用可能である。トランジスタ704は、浅いトレンチ隔離構造708によって互いに隔離されている。ウエハ100の別の実施例は、選択酸化(LOCOS)隔離構造を含む、他の隔離構造を利用することも可能である。選択酸化隔離構造は、半導体製造処理の分野における当業者には既知である。第1誘電体層710が、トランジスタ704を、上に位置する第1導電層712から分離する。第1導電層712は、第1導電性コンタクト構造714(その1つを示す)を介して、下に位置するトランジスタ704と選択的に接触し相互接続するようにパターニングされている。誘電体層716が、第1相互接続レベル712を最上位相互接続レベル718から分離する。最上位相互接続レベル718は、1つ以上の第2導電性コンタクト構造720(その1つを示す)を介して、第1相互接続レベル712と選択的に相互接続されている。図示の実施例は、第1相互接続レベル712上に直接形成された最上位相互接続レベル718を示す(即ち、二レベル金属プロセス)が、1つ以上の中間相互接続レベルを第1相互接続レベル712および最上位相互接続レベル718間に製作してもよいことが、本分野における有識者(knowledgeable)には認められることを、半導体回路プロセスに精通する者は認めよう。相互接続レベルの数には無関係に、ウエハ100全体にパシベーション層722を形成し、ウエハ100のボンディング・パッド728を選択的に露出するようにエッチングすることが好ましい。ウエハ100の種々のコンポーネントに用いられる材料は、例えば、誘電体層710,716には堆積または熱形成したシリコン酸化物膜,相互接続レベル712,718にはアルミニウム,銅,またはその合金,導電性コンタクト構造714,720にはタングステンまたはポリシリコン,およびパシベーション層722には酸窒化シリコンまたはプラズマ・エンハンス窒化物を含むことができる。加えて、相互接続レベル712,718のいずれかは、代わりに、従来のインレイド・メタライゼーション・プロセス(inlaid metalization process)を用いて形成可能であり、あるいは、代わりに、デュアル・インレイド・メタライゼーション・プロセス(dual-inlaid metalization process)を用いて相互接続712,718および導電性コンタクト構造714,720の組み合わせを形成可能であることも当業者は認めよう。ウエハ100の図示の実施例は、パシベーション層722上に形成されたポリイミド層724の形態で、水分保護膜を含む。本発明では、半導体基板702は、集積回路素子104を設計するための機能性を実行する際に必要な全てのトランジスタおよび相互接続部を含むことを想定する。しかしながら、ウエハ・レベルでのバーン・イン検査を行なうためには、本発明の一実施例によるウエハ100は、最上位相互接続レベル718上に形成したボンド・パッド部112を含む導電性部材110も追加的に含む。以下で更に詳しく説明するが、導電性部材110は、一時的な部材であり、特に集積回路素子104のウエハ・レベル・バーン・イン検査を容易に行なえるようにするために、半導体基板702のパシベーション層722上に製作されたものである。
【0011】
ウエハ・レベル・バーン・イン検査のための導電性部材110を製作するには、一実施例によれば、基板702の最上位相互接続レベル718およびパシベーション層722上に一時的導電層を形成する。一時的導電層は、従来の堆積プロセスを用いて形成され、銅,アルミニウム,錫またはその適切な合金のような導電性材料を用いて、ポリイミド層724上に形成することができる。堆積または形成プロセスが完了した後、従来のフォトリソグラフおよびエッチング技術を用いて、導電層にパターニングを行い、図1に見られるような導電性部材110を形成する。
【0012】
再度図1および図2を参照しながら、ウエハ・レベル・バーン・イン用導電性部材110の構成について更に詳しく説明する。既に示したように、集積回路素子104は、ウエハ100のエリア全体にわたって二次元アレイとして配列されている。ウエハ100内の全素子104の集合を、ここでは説明上参照番号105で示すことにする。ウエハ・レベル・バーン・インの目的のために、素子104の集合105をグループ108に編成する(その内2つ、第1グループ108a,第2グループ108bを図2に示す)。各グループ108は、複数の素子104を含む。図示の実施例では、各グループ108は、4つの素子104を含む。各グループ108は、ウエハ100内における素子104の集合105の相互に排他的な部分集合である。各グループ108は、1組の導電性部材110を含む。図2に示すグループ108内の1組の導電性部材110は、第1導電性部材110a,第2導電性部材110b,第3導電性部材110c,および第4導電性部材110dを含む。好ましくは、各導電性部材110は、各導電性部材110が接続されている1組のボンド・パッド部112を介して、グループ108内の素子104各々にバーン・イン信号または電源電圧を送り込むように設計されている。各ボンド・パッド部112は、電気コンタクト領域として機能し、対応する集積回路素子104の下に位置するボンド・パッド構造に電気的コンタクトを与える。このように、グループ108の各導電性部材110は、1つ以上の対応するボンド・パッド部112に電気的に結合されている。例えば、第1導電性部材110aは、グループ108内の各第1ボンド・パッド部112aに接続されている。一実施例では、グループ108内の素子104毎に、1つの第1ボンド・パッド部112aがある。同様に、第2導電性部材110bが各第2ボンド・パッド部112bに接続されている。この場合、第3および第4導電性部材110c,110dに対して、グループ108等内に各素子104と関連する1つの第2ボンド・パッド部12bがある。好ましくは、各ボンド・パッド部112は、各集積回路素子104の機能的に同様または同等のボンド・パッドと接触する。一例として、第1素子104aの第1ボンド・パッド部112aが素子のVDDボンド・パッド構造に接触する場合、第2素子104bの第1ボンド・パッド部112aもそのVDDボンド・パッド構造に接触する。このように、図示の実施例では、各バーン・イン信号毎に唯1つの導電性部材110を用い、各導電性部材110がグループ108内の各集積回路104上にある対応するボンド・パッド部112に結合する。図示の実施例は、4つの導電性部材110a,110b,110c,110dがあるので、4つのバーン・イン信号を駆動することが望ましい用途に適している。この実施例では、一例として、第1導電性部材110aを用いてVDD信号を搬送することができ、第2導電性部材110bがクロック信号を搬送することができ、第3導電性部材110cがデータまたはアドレス入力信号あるいはリセット信号、そして第4導電性部材110dがVSSまたは接地を搬送することができる。加えて、各導電性部材110は、グループ108内の各素子104の1つのボンド・パッド部112に対応する、4つのボンド・パッド部112への接続を含む。
【0013】
各導電性部材110は、対応するボンド・パッド部112および導電性リード部113間に直列にヒューズ構造106を含む。第1導電性部材110aは、対応する導電性リード部113を介して1組4つのヒューズ106に接続されて示されている。各ヒューズ106は、その対応する導電性リード113と、グループ108の各素子104に対応する第1ボンド・パッド部がある第1ボンド・パッド部112aとの間に直列に接続されている。同様の接続は、第2導電性部材110b,第3導電性部材110cおよび第4導電性部材110dに関しても示されている。また、各導電性部材110は、対応するプローブ・パッド111にも接続されている。プローブ・パッド111は、機械的プローブ装置が接触するのに適した寸法とすることが好ましい。図示の実施例は、4つの集積回路素子104から成るグループ108を示すが、本発明は、各グループ108があらゆる数の集積回路素子104を含む場合も想定している。好適実施例では、対応するプローブ・パッド111を、適当な検査発生制御システムに取り付けられた機械的プローブ装置と接触させることによって、適切な導電性部材110に信号を印加する。
【0014】
導電性部材110および対応する接地パッド部112間に直列にヒューズ構造106を含ませることによって、不良集積回路素子104を残りの集積回路から隔離する機構を設け、非機能集積回路が不合格となった後であっても、残りの集積回路へのバーン・インを継続させることができるという利点がある。ヒューズ構造106がないと、素子104のいずれかに欠陥があった場合、グループ108内の集積回路104はいずれも適切なバーン・イン検査を受けることができなくなる。例えば、第1集積回路104aが過度に高い動作電流を引き組む場合、適切な導電性部材110を駆動する電源は、導電性部材110に接続されているボンディング・パッド部112のいずれにも、必要な電圧を維持することが不可能となる。ヒューズ構造106によって、本発明は、集積回路素子104を並列に検査する方法を想定しており、ヒューズ構造106を含む導電性部材110を形成するための導電層の形成およびパターニングの後、集積回路素子104のグループ108のボンディング・パッド112aに、当該導電性部材110を介して電圧を印加する。グループ108内のいずれかの集積回路素子104が過剰な電流を引き込む場合、当該欠陥素子に対応するヒューズ構造106が開く即ち破断することによって、対応するボンド・パッド部112を導電性部材110から切断する。このように、導電性部材110は、適切な信号レベルを、グループ108内の残りの集積回路104の残りのボンディング・パッド112に駆動することができる。
【0015】
不良素子を集積回路のグループ内にある残りの素子から分離する機能を備えることによって、本発明のヒューズ構造106は、より大きなグループ108(即ち、より多くの集積回路素子104を含むグループ)のバーン・イン検査を可能とする。集積回路素子104のグループ108が大きい程、電源、信号発生器、およびウエハ100全体を検査するために必要なプローブ・ハードウエアの数を減らせるので望ましい。集積回路104の各グループ108は、典型的に、それ自体の電源および信号発生器に接続されている。加えて、各グループ108のプローブ・パッド111は、電源および信号発生器検査システムに電気的に結合されたプローブ・ハードウエアと接触し、導電性部材110上で必要な信号を駆動しなければならない。より大きなグループ108の集積回路104を使用することができるため、必要なプローブ構造,ドライバおよび電源の数が減少し、これによってウエハ・レベル・バーン・イン検査システムのコスト削減および複雑度低下が可能となる。従来のウエハ・レベル・バーン・イン検査システムでは、ヒューズ構造106のようなヒューズがないために、小グループの集積回路を利用する必要があった。何故なら、グループ内の素子が全て適切にバーン・インされなかったので、集積回路製造業者は、たった1つの不良素子のために、不良素子のグループ内にある全ての素子を破棄しなければならなかったからである。したがって、ヒューズ構造106は、より大きなグループ108の集積回路素子104を検査し、信頼性の高い集積回路素子104を不必要に破棄する危険性を低下させることを可能にする。
【0016】
バーン・イン・シーケンス自体は、VDDおよび接地信号のみを素子104に印加する単純なバーン・イン・シーケンスから、1つ以上の論理信号も印加する複雑度の高いシーケンスまで様々な形態を取ることができる。一実施例では、素子104に適用するバーン・イン・シーケンスは、各素子104の不揮発性メモリ部分内に埋め込まれている内蔵自己検査を起動すれば十分である。内蔵自己検査は、素子104の主要な機能コンポーネントおよび区間を試験するように設計することが好ましく、例えば、素子104が引き込む動作電流を最大化するシーケンスを含ませることによって、バーン・イン検査に対して最適化することも可能である。バーン・イン・シーケンスを完了した後、最終的な組み立ての前に、導電性部材110aから成る導電層を部分的または全体的にウエハ100から除去する。ウエハ100からの導電性部材110aの除去は、半導体基板702の下地構造に対して適当なエッチング選択性が得られるように設計された従来のエッチング技術を用いて行なうことができる。導電性部材110aから成る導電層はウエハ100から除去されるので、図7に示す永続的相互接続層712,718とは対照的に、ここでは一時的層と呼ぶ。永続的相互接続層712,718がないと、素子104は機能しない。
【0017】
次に図3ないし図5に移り、ヒューズ構造106の種々の実施形態を示す。図3には、「バウ・タイ」ヒューズ構造(bow tie fuse structure)106を示す。この実施例では、ヒューズ構造106の導電性リード部113は実質的に一定の幅を有し、一方溶融可能リンク300はかなり狭い幅Xを有する。この実施例の一バーションによれば、導電性リード113の幅は、溶融可能リンク300の幅よりも少なくとも4倍広い。尚、導電性部材110を通過する所与の電流に対して、ヒューズ構造106の溶融可能リンク300内の電流密度は、導電性部材110の残りの部分における電流密度よりもかなり高いことが認められよう。導電性部材110を通過する電流が不良集積回路104によって増大した場合、集積回路素子104に対応するヒューズ構造106の溶融可能リンク300内の電流密度は、溶融可能リンク300を熱的に破壊する点まで増大し、破断即ち開放回路を形成し、これ以上電流を導通することが不可能となる。ヒューズの寸法は、以下のOnderdonkの式にしたがって最適化することができる。
【0018】
【数1】
I=A(log((Tm−Ta)/(234+Ta)+1)/33S)1/2
ここで、Iはヒューズを通過する電流,Aは金属の断面積,Tmは金属の融点(単位は℃),Taは周囲温度,Sは秒単位の時間である。製造効率の向上を達成するためには、従来の投影アライナ(projection aligner)を用いて複数の導電性部材110を作成すると有利であり、ウエハ全体を単一の露出工程において露出することによって、スループットを高めることができる。かかる実施形態では、溶融可能リンク300の最少寸法Xは、典型的に、1ミクロン以上の範囲である。加えて、ヒューズ・リンク300のアスペクト比(ここでは、ヒューズ・リンク300の長さYおよび幅X間の比と定義する)が5以上であると望ましく、アスペクト比が約10よりも大きいと更に望ましい。
【0019】
図3に示す溶融可能リンクは空間の効率的な使用およびその簡素性については望ましいものの、図4の蛇行ヒューズ構造106は、図3のヒューズ構造106よりも低い電流で破断できる点で望ましい。理論的には、図3のヒューズ構造106の方が開放回路を形成する際に必要な電流は多い。何故なら、溶融可能リンク300は、パシベーションまたはその他の誘電体材料のフィールド(field)によって包囲されており、これが事実上溶融可能リンク300の温度を低下させるヒート・シンクとして作用する可能性があり、このために、ヒューズを溶融またはその他の方法で破断するために必要な溶融温度に達するのに必要な溶融電流が大きくなるのである。対照的に、図4の蛇行回路106は、その熱エネルギを溶融可能リンク300の残り部分に放射する。このように、図4の蛇行構造は正フィードバック機構を備え、高い電流密度が溶融可能リンク300内の温度を上昇させ、溶融可能リンク300の他の部分により高い温度を放射することによって、溶融可能リンク300の温度を更に上昇させるので、非常に低い電流値で十分な溶融温度の発生に至るのである。図5は、図4の蛇行構造の拡張であり、対応する導電性部材110からの2つ以上のヒューズ106および溶融可能リンク300が相互に対をなし、リンク300の一方によって放射される熱エネルギによって隣接する溶融可能リンク300の破壊を生ずる。この実施例は、例えば、他の信号のいずれかが切断されたときにはいつでも全ての信号を回路から切断することを保証するのが望ましいような用途において有利である。例えば、集積回路素子104内のVDD電源信号が大量の電流を引き込み、その結果それに関連するヒューズ構造106の破壊が生じた場合、当該素子の残りのクロック信号およびデータ信号は供給(exercise)され続ける。このため、これら入力パッドの各々に接続されているESD回路が順方向にバイアスされる状態になる。この状況が発生すると、順方向にバイアスされたESDダイオードと関連するクロックおよびデータ信号は、対応する導電性部材110上で適切な電圧を駆動することができなくなり、これによって残りの正常な素子のバーン・インに影響を及ぼす。かかる発生を防止するために、一実施例では、特定の集積回路素子104に関連するヒューズのいずれかが破断した場合、当該素子に関連するヒューズ106全てを破断させることが望ましい。この目標を達成するために、図5の相互対蛇行構造は、一方のヒューズ構造300の物理的破壊によって、隣接するヒューズ・リンク300の物理的破壊を生じさせることを保証するように設計したレイアウトを想定している。
【0020】
次に図6に移り、ウエハ・レベル・バーン・イン検査システム600を示す。
検査システム600は、電源603を含む制御およびデータ収集システム602を含む。制御システム602は、素子104の各グループ108に所望のバーン・イン検査信号を生成するために必要な十分なドライバおよび電源を含むことが好ましい。集積回路104に印加することができるバーン・イン検査信号は、素子毎および製造業者毎に大きく異なる。いずれの場合でも、制御システム602によって供給される論理および電源信号は、電線604を通じてドライバ・ボード606に供給される。ドライバ・ボード606は、温度チャンバ内において、1組の検査取り付け具に適当に接続され、各検査取り付け具は本発明によるウエハ100に接続されている。温度チャンバ608は、ウエハを所望のバーン・イン検査温度に維持するのに適している。高温においてバーン・イン検査を行なうと、不純物の熱移動活動が活発となり、集積回路素子のスレシホルド電圧またはその他の動作パラメータの変化を生じる可能性があるため、故障率が加速する。
【0021】
これまでの明細書では、具体的な実施例を参照しながら本発明について説明した。しかしながら、特許請求の範囲に明記されている本発明の範囲から逸脱することなく、種々の変更や変化が可能であることを当業者は認めよう。したがって、明細書および図面は、限定的な意味ではなく、例示として見なすものとし、かかる変更は全て本発明の範囲内に含まれることを意図するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による半導体ウエハを示す平面図。
【図2】本発明によるウエハ・レベル・バーン・イン・メタライゼーションと相互接続された集積回路ダイ・グループの平面図。
【図3】本発明の一実施例による「バウ・タイ」ヒューズ構造を示す図。
【図4】本発明の一実施例による蛇行ヒューズ構造を示す図。
【図5】本発明の一実施例による1組の蛇行ヒューズ構造を示す図。
【図6】本発明によるウエハ・レベル・バーン・イン検査システムの簡略図。
【図7】本発明による相互接続部の最上位の上に位置する導電層を含む半導体基板の部分断面図。
【符号の説明】
100 ウエハ
104 集積回路素子
106 ヒューズ
110 導電性部材
111 プローブ・パッド
112 ボンド・パッド部
113 導電性リード部
300 溶融可能リンク
600 検査システム
602 制御およびデータ収集システム
603 電源
604 電線
606 ドライバ・ボード
608 温度チャンバ
702 半導体基板
704 トランジスタ
706 単結晶半導体格子
710 第1誘電体層
712 第1導電層
714 第1導電性コンタクト構造
716 誘電体層
718 相互接続レベル
720 第2導電性コンタクト構造
722 パシベーション層
724 ポリイミド層
728 ボンディング・パッド

Claims (5)

  1. 集積回路(104)の検査方法であって:
    半導体素子基板(100)上に半導体回路(104)を形成する段階であって、前記半導体回路は相互接続部(718)の最上位を含む、段階;
    前記相互接続部(718)の最上位の上にポリイミド層を形成する段階;
    前記ポリイミド層の上に導電層を形成する段階;
    前記導電層をパターニングして導電性部材(110)を形成する段階であって、第1導電性部材(110a,110b,110c,110d)が第1集積回路(104a)上において第1電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)に電気的に結合し、前記第1導電性部材(110a,110b,110c,110d)が、第1導電性リード部(113)および第1蛇行形状ヒューズ部(300)を含み、前記第1蛇行形状ヒューズ部(300)が前記第1導電性リード部(113)と前記第1電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)との間に位置し、第2導電性部材(110a,110b,110c,110d)が第1集積回路(104a)上において第2電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)に電気的に結合し、前記第2導電性部材(110a,110b,110c,110d)が、第2導電性リード部(113)および第2蛇行形状ヒューズ部(300)を含み、前記第2蛇行形状ヒューズ部(300)が前記第2導電性リード部(113)と前記第2電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)との間に位置し、前記第1蛇行形状ヒューズ部(300)および前記第2蛇行形状ヒューズ部(300)が互いに隣接するように形成される、前記導電性部材(110)を形成する段階;
    前記第1導電性部材(110a,110b,110c,110d)を介して、前記第1電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)に電圧を印加する段階であって、前記第1蛇行形状ヒューズ部(300)を通過する電流量が所定のスレシホルドを超過する場合、前記第1導電性リード部(113)と前記第1電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)との間に電気的開放を形成するように、前記第1蛇行形状ヒューズ部(300)を構成し、前記第1導電性リード部(113)と前記第1電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)との間に電気的開放を形成することに対応して、前記第2蛇行形状ヒューズ部(300)に電気的開放が生成される、前記電圧を印加する段階;および
    前記導電性部材(110)の少なくとも一部を除去する段階;
    から成ることを特徴とする集積回路(104)の検査方法。
  2. 集積回路(104)の検査方法であって:
    半導体素子基板上の相互接続部(718)の最上位を含む集積回路(104)を形成する段階;
    前記相互接続(718)の最上位の上にポリイミド層(724)を形成する段階;
    銅,アルミニウム,および錫から成るグループから選択した導電層を、前記集積回路(104)上の前記相互接続(718)の最上位の上に形成する段階;
    前記導電層をパターニングして導電性部材(110)を形成する段階であって、第1導電性部材(110a,110b,110c,110d)が第1集積回路(104a)上において第1電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)に電気的に結合し、前記第1導電性部材(110a,110b,110c,110d)が、第1導電性リード部(113)および第1蛇行形状ヒューズ部(300)を含み、前記第1蛇行形状ヒューズ部(300)が前記第1導電性リード部(113)と前記第1電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)との間に位置し、第2導電性部材(110a,110b,110c,110d)が第1集積回路(104a)上において第2電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)に電気的に結合し、前記第2導電性部材(110a,110b,110c,110d)が、第2導電性リード部(113)および第2蛇行形状ヒューズ部(300)を含み、前記第2蛇行形状ヒューズ部(300)が前記第2導電性リード部(113)と前記第2電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)との間に位置し、前記第1蛇行形状ヒューズ部(300)および前記第2蛇行形状ヒューズ部(300)が互いに隣接するように形成される、前記導電性部材(110)を形成する段階;
    前記第1導電性部材(110a,110b,110c,110d)を介して、前記第1電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)に電圧を印加する段階であって、前記第1蛇行形状ヒューズ部(300)を通過する電流量が所定のスレシホルドを超過する場合、前記第1導電性リード部(113)と前記第1電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)との間に電気的開放を形成するように、前記第1蛇行形状ヒューズ部(300)を構成し、前記第1導電性リード部(113)と前記第1電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)との間に電気的開放を形成することに対応して、前記第2蛇行形状ヒューズ部(300)に電気的開放を生成する、段階;および
    前記導電性部材(110)の少なくとも一部を除去する段階;
    から成ることを特徴とする集積回路(104)の検査方法。
  3. 集積回路(104)の検査方法であって:
    半導体素子基板(100)上に半導体回路(104)を形成する段階;
    前記集積回路(104)上において、相互接続部(718)の最上位の上に導電層を形成する段階;
    前記導電層をパターニングして導電性部材(110)を形成する段階であって:
    第1導電性部材(110a,110b,110c,110d)が第1集積回路(104a)上において第1電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)に電気的に結合し、前記第1導電性部材(110a,110b,110c,110d)が、第1導電性リード部(113)および第1蛇行形状ヒューズ部(300)を含み、前記第1蛇行形状ヒューズ部(300)が前記第1導電性リード部(113)と前記第1電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)との間に位置し;
    第2導電性部材(110a,110b,110c,110d)が第1集積回路(104a)上において第2電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)に電気的に結合し、前記第2導電性部材(110a,110b,110c,110d)が、第2導電性リード部(113)および第2蛇行形状ヒューズ部(300)を含み、前記第1蛇行形状ヒューズ部(300)および前記第2蛇行形状ヒューズ部(300)が互いに隣接するように形成される、前記導電性部材(110)を形成する段階;
    前記第1導電性部材(110a,110b,110c,110d)を介して、前記第1電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)に電圧を印加する段階であって、前記第1蛇行形状ヒューズ部(300)を通過する電流量が所定のスレシホルドを超過する場合、前記第1導電性リード部(113)と前記第1電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)との間に電気的開放を形成するように、前記第1蛇行形状ヒューズ部(300)を構成し、前記第1導電性リード部(113)と前記第1電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)との間に電気的開放を形成することに対応して、前記第2蛇行形状ヒューズ部(300)に電気的開放が生成される、前記電圧を印加する段階;および
    前記導電性部材(110)の少なくとも一部を除去する段階;
    から成ることを特徴とする集積回路(104)の検査方法。
  4. 集積回路(104)の検査方法であって:
    半導体素子基板(100)上に半導体回路(104)を形成する段階;
    前記集積回路(104)上において、相互接続部(718)の最上位の上に導電層を形成する段階;
    前記導電層をパターニングして導電性部材(110)を形成する段階であって:
    第1導電性部材(110a,110b,110c,110d)が第1集積回路(104a)上において第1電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)に電気的に結合し、前記第1導電性部材(110a,110b,110c,110d)が第1導電性リード部(113)および第1蛇行形状ヒューズ部(300)を含み、前記第1蛇行形状ヒューズ部(300)が前記第1導電性リード部(113)と前記第1電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)との間に位置し、前記第1導電性部材が、前記第1電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)と機能的に同様の、第2集積回路(104)上の第2電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)に電気的に結合し、前記第1導電性部材(110a,110b,110c,110d)が第2導電性リード部(113)および第2蛇行形状ヒューズ部(300)を含み、該第2蛇行形状ヒューズ部(300)が、前記第2導電性リード部(113)と前記第2電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)との間に位置し、
    第2導電性部材(110a,110b,110c,110d)が前記第1集積回路(104a)上において第3電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)に電気的に結合し、前記第2導電性部材(110a,110b,110c,110d)が、第3導電性リード部(113)および第3蛇行形状ヒューズ部(300)を含み、前記第3蛇行形状ヒューズ部(300)が前記第3導電性リード部(113)と前記第3電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)との間に位置し、前記第2導電性部材が、前記第3電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)と機能的に同様の、前記第2集積回路(104)上の第4電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)に電気的に結合し、前記第2導電性部材(110a,110b,110c,110d)が第4導電性リード部(113)および第4蛇行形状ヒューズ部(300)を含み、該第4蛇行形状ヒューズ部(300)が、前記第4導電性リード部(113)と前記第4電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)との間に位置し、
    前記第1蛇行形状ヒューズ部(300)および前記第3蛇行形状ヒューズ部(300)が互いに隣接するように形成され、
    前記第2蛇行形状ヒューズ部(300)および前記第4蛇行形状ヒューズ部(300)が互いに隣接するように形成される、前記導電性部材(110)を形成する段階;
    前記半導体素子基板(100)上の前記集積回路(104)のウエハ・レベル・バーン・インの間、前記第1導電性部材(110a,110b,110c,110d)を介して、前記第1電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)および前記第2電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)にリセット信号,クロック信号,データ入力信号,および電圧源から成るグループから選択した電圧信号を印加する段階であって、前記第1および第2蛇行形状ヒューズ部(300)の少なくとも一方を通過する電流量が所定のスレシホルドを超過する場合、電気的開放を形成するように、前記第1および第2蛇行形状ヒューズ部(300)の少なくとも一方を構成し、前記第1導電性リード部(113)と前記第1電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)との間に電気的開放を形成することに対応して、前記第3蛇行形状ヒューズ部(300)に電気的開放が生成され、前記第2導電性リード部(113)と前記第2電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)との間に電気的開放を形成することに対応して、前記第4蛇行形状ヒューズ部(300)に電気的開放が生成される、前記電圧信号を印加する段階;および
    前記導電性部材(110)の少なくとも一部を除去する段階;
    から成ることを特徴とする集積回路(104)の検査方法。
  5. 半導体素子であって:
    半導体基板(100);
    前記半導体基板(100)上の相互接続(718);
    前記相互接続(718)の最上位の上に形成され、集積回路(104)の第1および第2電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)を含む複数の電気コンタクト部(112);
    前記相互接続(718)の最上位の上に位置し、第1および第2導電性部材(110a,110b,110c,110d)を含む複数の導電性部材(110)であって、前記第1導電性部材(110a,110b,110c,110d)は、第1導電性リード部(113)および第1蛇行形状ヒューズ構造(300)を含み、前記第1蛇行形状ヒューズ構造(300)は、前記第1導電性リード部(113)と前記第1電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)との間に位置し、前記第2導電性部材(110a,110b,110c,110d)は、第2導電性リード部(113)および第2蛇行形状ヒューズ構造(300)を含み、前記第2蛇行形状ヒューズ構造(300)は、前記第2導電性リード部(113)と前記第2電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)との間に位置し、前記第1蛇行形状ヒューズ構造(300)および前記第2蛇行形状ヒューズ構造(300)が互いに隣接するように形成されている、前記複数の導電性部材(110);
    を備え、前記第1蛇行形状ヒューズ構造(300)は、前記第1蛇行形状ヒューズ構造(300)を通過する電流量が所定のスレシホルドを超過する場合、前記第1導電性リード部(113)と前記第1電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)との間に電気的開放を形成するように構成され、前記第1導電性リード部(113)と前記第1電気コンタクト部(112a,112b,112c,112d)との間に電気的開放を形成することに対応して、前記第2蛇行形状ヒューズ部(300)に電気的開放が生成される、半導体素子。
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