JP4666522B2 - 訪問介護装置及び訪問介護支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、訪問介護分野における介護者の派遣システムに関し、特に、派遣効率の向上並びに個人データ保護の向上を図るものである。
近年の高齢化に伴い、要介護者に対する介護の充実が図られており、その実用性を高めるべく介護者派遣の機動性を重視したシステムが種々提供されている。
例えば、GPS信号で利用者の現在位置を算出し、利用者IDを付した現在位置を出力する利用者端末と、当該利用者端末から利用者IDが付された現在位置を受信すると、現在位置を表示装置に表示し、利用者データベースから該当利用者データを読み出して表示装置に表示し、その表示内容に応じて該当利用者に対する訪問介護を行う訪問者を選択指定する福祉施設装置とを備えた福祉支援システムが、下記特許文献1に紹介されている。
或いは、ユーザに設置されたクライアント端末、クライアント端末に対して情報を送信するサービス部門に設置されたサーバ、サーバにアクセス可能な情報端末とを有し、情報端末はサーバに対して当該情報端末がいずれのユーザに対応したものであるかを示す識別情報を送信可能であり、サーバには、情報端末からのアクセスに対して、情報端末から送信される識情報に応じた情報を送信するための第1の処理手段、情報端末から送信される情報を処理して識別情報に対応したユーザのクライアント端末に送信する第2の処理手段、及び記憶手段が設けられるものが下記特許文献2に紹介されている。
特開2000−20629号公報 特開2001−101330号公報
しかしながら、前記特許文献1に開示されたシステムでは、訪問する前の介護者等の選択指定の際に利用者データを表示検討するとされているものの、選択指定された介護者等が訪問先において必要なデータを入手する際の便宜が図られていない。
また、前記特許文献2に開示されたシステムは、携帯電話と、種々の情報が幅広く送受信でき比較的広い表示画面及び操作性の良いキーボードを備えた在宅端末とを、介護者等が訪問先で患者等の情報収集に利用できる情報端末と位置付けているところ、介護者等が情報端末を持ち歩く必要が無い反面、設備コストが患者等の負担となる。一方、介護者等が個々に種々の情報を引き出し得る情報端末を持ち歩く形態を採れば、盗難等によって患者等の個人情報が盗用され、患者等が不測の損害を被ることとなる。
本発明は、上記実情に鑑みて為されたものであって、介護者等の訪問先において必要なデータを適宜入手でき、盗難等にあっても被介護者の個人データの保護し得る安価な訪問介護支援システム及びその端末装置の提供を目的とする。
上記課題を解決する為に為された本発明による訪問介護支援装置は、被介護者宅に設置されるケアコール端末装置からケアコールデータを受けて当該ケアコールデータに含まれる被介護者識別符合に基づきデータベースから発信元データを抽出する発信元検出手段と、前記ケアコールデータの発信元の被介護者識別符合及び発信元データを含み個人介護データを含まないアラームデータを訪問介護者が携帯するコールバック端末装置へ出力する手配手段と、訪問介護者が携行し得るデータ端末装置からのリクエストデータを受けて当該リクエストデータに含まれる被介護者識別符合に基づきデータベースから個人介護データを抽出するデータ管理手段と、前記リクエストデータを受けて前記被介護者識別符合及び個人介護データを含み前記発信元データを含まない配信データを構築し前記データ端末装置へ出力する配信手段を具備することを特徴とする。
上記課題を解決する為に為された本発明による訪問介護支援システムは、上記訪問介護支援装置と、被介護者宅に設置されるケアコール端末装置と、例えば移動可能なモバイルセンタとして訪問介護者が携帯するコールバック端末装置、及び前記訪問介護者が携行し得るデータ端末装置とで構成される。
前記コールバック端末装置は、前記訪問介護支援装置からアラームデータを受けるアラーム受信手段と、前記発信元データが指し示す前記ケアコール端末装置との通話回線を接続する通話手段を具備し、前記データ端末装置は、前記被介護者識別符合を受けて当該被介護者識別符合が指し示す個人介護データの引き出しを要求するリクエストデータを前記訪問介護支援装置へ送信すると共に、当該訪問介護支援装置から前記配信データを受信し出力するデータ引出手段と、当該被介護者識別符合が指し示す個人介護データを更新すると共に、更新された個人介護データを前記訪問介護支援装置へ送信するデータ更新手段を具備する事を特徴とする。
前記ケアコール端末装置は、被介護者の操作によりケアコールデータを出力する通報手段と、前記ケアコールデータを出力後、当該出力に対するコールバックの待機時間だけハンズフリー通話モード(受話器を持つことなく通話できるモード)の処理に切り替えるコールバック待機手段を具備する構成としても良い。
尚、ここで前記発信元データとは、被介護者の氏名、並びに被介護者名の住所又は居所、及び電話番号等、被介護者の所在を示すデータを指し、被介護者識別符合とは、それのみでは被介護者を特定し得ないものの被介護者と一対一で対応した識別符合を指す。また、ここで個人介護データとは、介護に関る訪問、処置、或いは処方等、種々の履歴データを含むデータを指す。
本発明による訪問介護支援装置及び訪問介護支援システムによれば、前記訪問介護支援装置に、前記ケアコールデータの発信元の被介護者識別符合及び発信元データを含み個人介護データを含まないアラームデータを訪問介護者が携帯するコールバック端末装置へ出力する手配手段と、前記データ端末装置からのリクエストデータを受けて前記被介護者識別符合及び個人介護データを含み前記発信元データを含まない配信データを構築し前記データ端末装置へ出力する配信手段を備え、モバイルセンタの訪問介護者が携行するコールバック端末装置とデータ端末装置の双方を具備して初めて発信元の主体と個人介護データとが結びつくシステム構成を採ったことにより、選択指定された介護者等が訪問先において必要な個人介護データを入手する際の便宜が保持されることはもとより、コールバック端末装置を常に身につけておく事によって、たとえデータ端末装置が盗難にあったとしても、被介護者識別符合が、それのみでは被介護者を特定し得ず、又、たとえコールバック端末装置が盗難にあったとしても、個人介護情報を閲覧し得ないものであることから、個人が特定された介護関係のデータとして第三者へ流出する事を回避できるシステムを提供できることとなる。
以下、本発明による訪問介護支援システムの実施の形態を図面に基き詳細に説明する。
図に示す訪問介護支援システムは、被介護者宅に設置されるケアコール端末装置1と、ケアセンタに設置される訪問介護支援装置(以下、サーバと記す。)2と、移動可能なモバイルセンタとして訪問介護者が携帯するコールバック端末装置3、及び電源を具備する携行可能なデータ端末装置4とで構成されている。
当該例における前記ケアコール端末装置1は、前記サーバ2、及びモバイルセンタのコールバック端末装置3との通信を行う端末装置である(図1参照)。
当該ケアコール端末装置1は、電話回線に接続され、被介護者の操作によりケアコールデータ(少なくとも被介護者を特定する利用者ID(被介護者識別符合)を含むデータであって、例えば、ケアコールの目的を示すデータ(アラーム種別やそれに対応するアラームID)を含むものであっても良い。)をパケット通信等で出力する通報手段と、外部からの着信を以って、或いはケアセンタからの自発的な、発信元のケアコール端末装置1との通話を可能とする通話手段を具備する(図2参照)。
前記通報手段は、前記ケアコールデータを出力後、当該出力に対するコールバックの待機時間だけ、前記通話手段をハンズフリー通話モードの処理に切り替えるコールバック待機手段5を具備する。当該コールバック待機手段5は、前記ケアコールデータを出力した直後から待機時間(当該例にあっては、999秒)を計測するタイマ部と、前記ケアコールデータの出力時に、通常電話モードからハンズフリー通話モードに回路を切り替えると共に、その後、待機時間経過後にハンズフリー通話モードから通常通話モードへ切り替えるスイッチ部とで構成される。
前記サーバ2は、データベース6に被介護者に関するデータの登録、保管、及び配信を行うデータベースサーバ、被介護者との通信及びケアコールの受信等を行う通信サーバ、訪問介護者への電子メールやWeb画面によって発信元データの提供及び操作の受付を行うWeb・Mailサーバ、及び訪問介護者からのセキュリティ通信を受け付けるVNP装置及びSFS(Security Filing System)等を含むセキュリティ装置から構成される。
当該サーバ2は、上記ハードウエア構成を以って、前記ケアコールデータを受けて当該ケアコールデータに含まれる被介護者識別符合に基づき前記データベースから発信元データを抽出する発信元検出手段と、当該発信元データやアラームID(アラーム種別)に基づき当該発信元たる被介護者宅へ訪問するに最も適した訪問介護者を選択する訪問者選択手段と、前記ケアコールデータの発信元の被介護者識別符合及び発信元データを含むアラームデータを訪問介護者が携帯するコールバック端末装置へ出力する手配手段と、前記データ端末装置4からのリクエストデータを受けて当該リクエストデータに含まれる被介護者識別符合に基づきデータベース6から個人介護データを抽出するデータ管理手段と、前記リクエストデータを受けて前記被介護者識別符合及び個人介護データを含み前記発信元データを含まない配信データを構築し前記データ端末装置へ出力する配信手段とが構築されている。
当該例における前記データベース6は、前記個人介護データを含まず前記被介護者識別符合と発信元データとを対応させて記録した発信元データベースと、前記発信元データを含まず前記被介護者識別符合と個人介護データとを対応させて記録した介護データベースと、前記訪問介護者の名称、その者の資格、及び識別符合からなる介護者データ、並びに訪問介護者の所在位置を示す現在位置データ(GPSデータ等)、及び訪問看護者の対応履歴(訪問介護者管理データ)等が記録される訪問者データベースとからなり、刻々と変化する訪問介護者の所在位置に応じて前記訪問者データベースの現在位置データを変更する位置データ更新手段7とを具備する。
前記発信元検出手段は、前記ケアコール端末装置1から受けたケアコールデータから被介護者識別符合を抽出し、当該被介護者識別符号に対応する被介護者宅の、電話番号、住所又はその位置データ、又はメールアドレス等の発信元データを、前記発信元データベースたるメモリから検出する。
当該例における前記訪問者選択手段は、発信元データに含まれる被介護者宅の位置データと前記訪問者データベースに登録された訪問介護者の位置データから各訪問介護者と発信元である被介護者宅までの距離を各々算出する距離算出部と、訪問介護者の選択肢として現在訪問中の訪問介護者を除くと共に、前記訪問者データベースに登録された訪問介護者の介護者データに基づきアラームID(アラーム種別)等のリクエスト内容に応じてその対応に対する無資格者を当該選択肢から除き到達距離が最も短い訪問介護者を選択し対応介護者データを出力する訪問者注出部とから構成される。
前記手配手段は、アラームデータ編集部により、予め定められたアラームデータのプロトコルに基づき、前記発信元データベースから抽出した被介護者識別符合と発信元データからなる個人介護データを含まないアラームデータとして構築し、パケット通信等による電子メール等で前記訪問者選択手段により決定された訪問介護者のコールバック端末装置3へ送信する。
当該例における前記コールバック端末装置3は、携帯電話機であって、前記サーバ2から前記アラームデータを受けるアラーム受信手段と、当該アラームデータを受けて前記発信元データが指し示す前記ケアコール端末装置1との通話回線を接続する通話手段を具備する。例えば、発信元の電話番号が添付された電子メールを当該アラームデータとして受けた場合には、当該コールバック端末装置3は、先ず、アラーム音を発し、続いて、アラームデータ受信に伴う一連の処理として当該電子メールに添付された電話番号へ自動的に電話をかける手法を採るか、或いは、アラーム音にてアラームデータの受信を報知して訪問介護者により当該コールバック端末装置3に対するコールバック操作があるまで待機し、当該コールバック操作を受けて当該コールバック端末装置3の通話手段が電子メールに添付された電話番号へ電話をかける手法を採る等すれば良い。
当該例における前記サーバのデータ管理手段は、前記データ端末装置からのリクエストデータを受信し認証し当該リクエストデータを受け付けるリクエスト受信部と、当該リクエストデータに基づき当該被介護者識別符合に対応した個人介護データを前記介護データベースより抽出する個人介護データ抽出部と、前記データ端末装置4からのリクエストデータに基づき前記データ端末装置4から送信された更新データに基づいて前記介護データベースの個人介護データを更新する更新データ編集部とから構成される。
前記配信手段は、予め定められた配信データのプロトコルに基づき、被介護者識別符合と前記データ管理手段で前記介護データベースから抽出した個人介護データからなる発信元データを含まない配信データを構築すると共に、前記VPNに接続し、当該配信データを前記データ端末装置4へ送信する。
当該例における前記データ端末装置4はノート型の小型コンピュータシステムであって、前記VPNに接続し得る様にする通信カード等の通信手段を内蔵するものである。当該データ端末装置4は、キーボードやトラックパッド等の入力手段と、前記被介護者識別符合を受けて当該被介護者識別符合が指し示す個人介護データの引き出しを要求するリクエストデータを前記サーバ2へ送信すると共に、当該サーバ2から前記配信データを受信しディスプレイ装置等に出力するデータ引出手段と、前記被介護者識別符合が指し示す個人介護データ、即ち、送信された配信データに含まれる個人介護データ、又は当該配信データによってディスプレイに表示された個人介護データに対し、新規データの付加、又はデータの削除或いは変更をすることで更新すると共に(図5参照)、更新データを前記サーバ2へ送信するデータ更新手段を具備する。尚、当該例にあっては、被介護者の家族等へ、被介護者の状況、及び当該状況に対して施した対応を連絡するメールを送信し得るメール編集手段(図示省略)や通信手段を具備している。
前記データ引出手段は、前記入力手段を以って入力された前記被介護者識別符合を受けて前記サーバ2の介護データベースのデータへのアクセス、並びに読み込み要求(当該被介護者識別符号に対応した訪問履歴、作業履歴、処置履歴、又は処方履歴からなる個人介護データの提供を要求すること。)及び書き込み要求を行うべくリクエストデータを送信する為のリクエスト送信部、及び当該要求に応じてサーバ2から送られた前記配信データを受ける前記通信手段、及び当該配信データに含まれる個人介護データ(前記発信元データは含まない。)を所定のフォームでディスプレイに表示し、或いはプリントアウトし得る出力手段とで構成される。
当該例における前記データ更新手段は、配信データによりデータ端末装置のディスプレイに表示された所定のフォームを利用しつつ新規な対応記録を編集する新規データ編集部と、当該新規な対応記録を既存の前記個人介護データへ追加的に組み込むことによって更新された個人介護データ(更新データ)を編集する更新データ編集部と、当該更新データを送信する更新データ送信部及び前記リクエスト送信部を具備した通信手段とから構成される。
本発明は、以上の如く構成され、ケアコール端末装置1への被介護者の操作によりケアコールが発生すると、センタのサーバ2へケアコールデータが送信される(図7参照)。
前記通信サーバを介してケアコールデータを受けた前記サーバ2は、前記発信元検出手段を機能させ、ディスプレイ装置の画面に、どの利用者からケアコールがあったか、被介護者識別符合、被介護者名、電話番号等の連絡先、アラーム種別、アラームID、状態、ケアコールの緊急レベル、外出可能性等を含むデータをポップアップ表示する(図3)。当該ポップアップ表示の“受付”ボタンを選択操作する事によって、上記内容に加えて、更に既往症や対応履歴、並びに前記訪問者選択手段で訪問者データベースから抽出された発信元に最寄りで対応可能な単数又は複数の訪問介護者と、当該発信元への電話を繋ぐ接続ボタン等が表示され(図4参照)、適当な訪問介護者を選択し当該接続ボタンを選択操作することにより、前記手配手段は最寄りで訪問可能な訪問介護者が携帯するコールバック端末装置3へ、前記Web・Mailサーバを介し前記アラームデータが付された電子メール(アラームメール)を送信する。
当該アラームメールを受け取った訪問介護者は、その内容を確認し、前記データ端末装置4を用いてサーバに個人介護データを要求する事ができる。前記サーバ2はデータベースサーバを介して当該被看護者の個人介護データを提供し、当該訪問介護者は、再度アラームメールでその個人介護データに係る主体を確認した上で、発信元たる被看護者の過去の個人介護データを参照することができる。
前記コールバック端末装置3は、通話手段を機能させて当該アラームメールに添付された電話番号の回線に接続してコールすると共に、当該コールバック端末装置3を携帯する訪問介護者は、前記ケアコール端末装置1を介して、前記の如く個人介護データを確認できた被介護者との通話を行うことができる。尚、必要に応じて情報通信手段を機能させ、センタのWeb画面を閲覧して、サーバ2の稼動状況、及び稼動履歴を確認することもできる(個人介護情報は確認できない。)。
前記ケアコール端末装置は、当該通話に至る間の所定時間(当該例においては999秒間)コールバック端末装置からの着信を待機し、その間に着信があった場合には、被介護者は、当該ケアコール端末装置に何等操作を施す事無くハンズフリーで担当の訪問介護者との通話を可能とする。当該コールバック待機機能によって、ケアコール後に肢体が不自由となった場合であっても声を発する事が出来さえすれば、当該ケアコール端末装置を介して訪問介護者と意思の疎通を図ることができる。
前記被看護者との通話を経て、前記コールバック端末装置3へ送信されたアラームメールに記載の被看護者宅の位置データに基づき訪問介護者が被看護者宅へ到達した際には、更に、当該アラームメールを参照して、その個人介護データに係る主体と訪問先の被看護者を照合・確認し、前記データ端末装置4を用い、当該被介護者の介護者識別符合を入力して当該被介護者の個人介護データをリクエストする。訪問介護者は、データベースサーバを介して提供される当該被看護者の個人介護データを参照することができる。
上記被介護者の個人介護データの閲覧又は送信要求に際しては、セキュリティ装置の機能(1.アクセスできる組織・ユーザを制限,2.保管や持ち出しなどの操作を記録,3.データの持ち出し、介在、コピーを防止)による認証を経て前記データ端末装置4にアクセスを許可することとなる。しかも、前記データ端末装置4にて参照・保存できるデータに発信元データは含まれず、当該データ端末装置4のみが盗難にあったとしても、被看護者識別符合と被看護者当人とを結びつけるデータは、訪問介護者が携帯するコールバック端末装置3のみに送信されることから、前記セキュリティ装置の機能とも相俟って個人介護データの秘匿性を維持することができる。
訪問後は、センタにおいて対応記録を入力することができるが、被介護者宅においてデータ端末装置4から対応記録を入力し前記データベースサーバの内容を更新する事も出来る(図5参照)。被介護者宅での入力は、訪問介護者の駆けつけ時間、被介護者の状況、処置内容等を含み、殊に、前記駆けつけ時間、及び処置内容等にあっては、訪問介護者の対応の早さ、処置内容の的確さなどを示す訪問介護者管理データとして訪問者データベースにも記録される事となる。当該訪問介護者管理データは、介護者の管理、レベル、モラル向上などに役立つと共に、介護者の客観的な評価資料として用いる事ができる。
高齢化社会が進む現在において、在宅の際も夜間を含め24時間安心して生活できる体制の整備が必要となるところ、現時点においては、1システムあたり、提起巡回と通報による随時対応を合わせた、少なくとも利用対象者300人(人口規模にすれば20万人)程度の「夜間対応型訪問介護」のシステムを創設でき、種々の環境が向上すればそれ以上の規模に亘る訪問介護システムを実現することができる。
本発明による訪問介護システムの一例を示す概略図である。 本発明による訪問介護装置及び訪問介護システムの機能構成の一例を示すブロック図である。 本発明による訪問介護システムのセンタにおいて表示される画面の一例を示す概略図である。 本発明による訪問介護システムのセンタにおいて表示される画面の一例を示す概略図である。 本発明による訪問介護システムのセンタにおいて表示される画面の一例を示す概略図である。 本発明による訪問介護システムのセンタにおいて表示される画面の一例を示す概略図である。 本発明による訪問介護システムの動作の一例を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 ケアコール端末装置,2 サーバ,3 コールバック端末装置,
4 データ端末装置,5 コールバック待機手段,6 データベース,
7 位置データ更新手段,

Claims (3)

  1. 個人介護データを含まず被介護者識別符合とそれに対応した発信元データを記録した発信元データベースと、
    発信元データを含まず前記被介護者識別符合とそれに対応した個人介護データを記録した介護データベースと、
    被介護者宅に設置されるケアコール端末装置からケアコールデータを受けて当該ケアコールデータに含まれる被介護者識別符合に基づき発信元データベースから発信元データを抽出する発信元検出手段と、
    前記ケアコールデータの発信元の被介護者識別符合及び前記発信元データベースから抽出した発信元データからなる個人介護データを含まないアラームデータを構築するアラームデータ編集部と、当該アラームデータを訪問介護者が携帯するコールバック端末装置へ送信する手段を具備する手配手段と、
    前記アラームデータを参照して被介護者識別符号が入力された訪問介護者が携行し得るデータ端末装置から被介護者識別符号が指し示す個人介護データの引き出しを要求するリクエストデータを受けて当該リクエストデータに含まれる被介護者識別符号に基づき介護データベースから個人介護データを抽出するデータ管理手段と、
    前記リクエストデータを受けて被介護者識別符合及び前記データ管理手段が抽出した個人介護データからなる発信元データを含まない配信データを構築する手段と、当該配信データを前記データ端末装置へ送信する手段を具備する配信手段を備えた訪問介護支援装置。
  2. 前記請求項1に記載の訪問介護支援装置と、被介護者宅に設置されるケアコール端末装置と、訪問介護者が携帯するコールバック端末装置、及び前記訪問介護者が携行し得るデータ端末装置とで構成され、
    前記コールバック端末装置は、前記訪問介護支援装置からアラームデータを受けるアラーム受信手段と、前記発信元データが指し示す前記ケアコール端末装置との通話回線を接続する通話手段を具備し、
    前記データ端末装置は、前記被介護者識別符合を受けて当該被介護者識別符合が指し示す個人介護データの引き出しを要求するリクエストデータを前記訪問介護支援装置へ送信すると共に、当該訪問介護支援装置から前記配信データを受信し出力するデータ引出手段と、当該被介護者識別符合が指し示す個人介護データを更新すると共に、更新された個人介護データを前記訪問介護支援装置へ送信するデータ更新手段を具備する訪問介護支援システム。
  3. 前記ケアコール端末装置は、被介護者の操作によりケアコールデータを出力する通報手段と、前記ケアコールデータを出力後、当該出力に対するコールバックの待機時間だけハンズフリー通話モードの処理に切り替えるコールバック待機手段を具備する前記請求項2に記載の訪問介護支援システム。
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