JP4661360B2 - 車両用ガス漏れ検出装置および車両用ガス漏れ検出装置の取付方法 - Google Patents

車両用ガス漏れ検出装置および車両用ガス漏れ検出装置の取付方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両用ガス漏れ検出装置および車両用ガス漏れ検出装置の取付方法に関する。
例えば燃料ガスを利用する車両は、ガス漏れを検出するガス漏れ検出装置を備えている(例えば特許文献1、2参照)。ガス漏れ検出装置は、燃料ガスタンクの近傍や、燃料ガスを消費する消費部(例えば燃料電池やエンジン)の近傍などに配置される。車両には、ガス漏れ検出装置で生成するガス漏れ信号を受けて動作するガス漏れ警報装置やガス供給遮断装置などの安全装置が設けられ、これらの装置によって車両の安全性が高く維持されている。
特開平2003−291666号公報 特開平2002−211253号公報
ここで、ガス漏れ検出装置やガス漏れ警報装置やガス供給遮断装置の動作点検の際には、ガス漏れ検出装置のセンサ部に検査ガスを吹き付ける必要がある。
しかしながら、燃料ガスタンクや燃料ガスを消費する消費部などが車室とは区画された位置(例えばフロアパネル下や密閉容器内などの)に配置されるため、その近傍に配置されるガス漏れ検出装置のセンサ部は、車両外部から目視しにくくまた車両外部から手や工具を入れにくい狭い空間に位置する。そのため、ガス漏れ検出装置のセンサ部に検査ガスを確実に吹き付けるには、大量の検査ガスを消費しなければならない。また、車両ごとにガス漏れ検出装置の取付位置の車体構造が異なるため、短時間に確実に点検を行うには熟練した技能が求められる。
そこで、本発明は、大量の検査ガスを消費することなく点検を行うことができるガス漏れ検出装置およびガス漏れ検出装置の取付方法の提供を目的とする。
本発明の車両用ガス漏れ検出装置は、車両に配置され且つガス漏れを検出するセンサ部と、先端が前記センサ部の近傍に配置され基端が前記先端よりも車両の外縁側に配置された検査ガス投入管と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、検査ガス投入管の基端に検査ガスを投入すれば、検査ガス投入管の先端から、近傍のセンサ部に検査ガスを確実に吹き付けることができる。よって、大量に検査ガスを消費することなくガス漏れ検出装置およびガス漏れ検出装置に連動する装置の点検を行うことができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
第1実施形態
まず、図1〜6を参照しつつ本発明の第1実施形態を説明する。
本実施形態の車両1は、燃料電池を駆動源として走行する燃料電池車である。図1に示すように、燃料電池車1は、車体2と、車体2に搭載される燃料電池システムと、を備えている。
車体
車体2は、図示せぬ車体骨格部材および車体パネルFPを有する車体本体2aと、車体本体2aに取り付けられ前記燃料電池システムの部品を載置する梯子状または格子状のサブフレーム25、26と、を備えている。
燃料電池システム
燃料電池システムは、燃料ガスを貯蔵する燃料ガスタンク11と、燃料ガスタンク11から供給される燃料ガスを消費する消費部としての燃料電池12と、燃料ガスタンク11と燃料電池12とを接続する燃料ガスライン13と、燃料ガスライン13の途中に介在し且つ燃料電池12に供給する燃料ガスの圧力流量を調整する図示せぬ流量調整装置や燃料ガスの湿度を調整する図示せぬ加湿装置と、燃料電池12に酸化ガスとしての大気中の空気を送る図示せぬ酸化ガス供給装置と、酸化ガス供給装置から燃料電池までの図示せぬ酸化ガス供給ラインと、酸化ガス供給ラインの途中に介在し且つ燃料電池12に供給する酸化ガスの圧力流量を調整する流量調整装置や酸化ガスの湿度を調整する加湿装置と、燃料電池12で発生した電力を調整するパワーコントロールユニット16と、パワーコントロールユニット16と接続され車輪を駆動する駆動モータ17と、を備えている。
ここで、燃料ガス系部品(つまり燃料ガスタンク11および燃料ガスライン13および燃料電池12)はフロアパネルFP下に配置され、パワーコントロールユニット16および駆動モータ17は、ダッシュパネルDPより車両前方の前方室(つまりエンジンルーム)21に配置されている。
フロアパネルFP下の部品のうち、燃料電池12は、第1のサブフレーム25を介して車体本体2aに取り付けられ、一方、燃料ガスタンク11は第2のサブフレーム26を介して車体本体2aに取り付けられている。具体的には、燃料ガスタンク11は第2のサブフレーム26に拘束バンド27(図2参照)により固定され、この燃料ガスタンク11を固定したサブフレーム26が、フロアパネルFPと共に閉断面構造を構成する図示せぬリアサイドメンバーおよびシートクロスメンバおよびアウトリガーなどの車体骨格部材に固定されている。
ガス漏れ検出装置
図2および図3は、本実施形態の燃料電池車のガス漏れ検出装置およびその取付構造を説明するものである。なお、図2、図3では主にガス漏れ検出装置の配置関係を示すものでサスペンション部材等のその他の部材は省略している。
図2および図3に示すように、ガス漏れ検出装置30は、センサユニット31と、検査ガス投入管50と、を備える。
センサユニット31は、燃料ガスタンク11の近傍に配置され具体的には燃料ガスタンク11の上方に配置されている。センサユニット31は、センサ部33を備え、このセンサ部33は燃料ガスタンク11および燃料ガスライン13および燃料ガスライン13に介在する図示せぬ装置からのガス漏れを検出するものである。
検査ガス投入管50は、センサ部33やセンサ部33の検出信号に基づいて動作する図示せぬガス漏れ警報装置やガス供給遮断装置の動作を点検するために、燃料ガスタンク11に貯蔵する燃料ガスと同一または類似の検査ガスを投入してセンサ部33に検査ガスを吹き付けるために用いられる。
つまり、検査ガス投入管50は、先端50bがセンサ部33の近傍に配置されるとともに基端50aが前記先端50bよりも車両の外縁側に配置されている。特に、本実施形態では、検査ガス投入口としての基端50aは、車両の外縁近傍に配置されている。具体的には、検査ガス投入口としての基端50aは、車幅方向側端のサイドシルまたは車幅方向側端部のドア開口部のキッキングプレートに、配置されている。
なお、検査ガス投入口50aには該投入口50aを開閉自在な図示せぬ蓋が設けられており、検査ガス投入管50の未使用時に蓋を閉めておくことにより検査ガス投入管50に異物や水分が混入することを防止できるようになっている。
また、検査ガス投入管50は、帯電防止機能のある材料や難燃性の材料で形成されていることが好ましい。
また、検査ガス投入管50は、基端の投入口から投入した検査ガスが先端から確実に吹き出されるように、基端から先端に向けて上り傾斜で配置されている。なお、本実施形態の検査ガスは大気よりも比重の軽いガスである。
図4および図5は、センサユニット31の拡大図である。
図4および図5に示すように、センサユニット31は、板状のベース32と、ベース32の中央部に固定されたセンサ部33と、ベース32に固定されたブラケット部34と、ベース32に一体成形されたコネクタ35と、を備えている。
また、前記コネクタ35は、検査ガス投入管50が接続されるブロック状の配管コネクタ部36を備えるとともに、センサ部33とその他の機器とをつなぐハーネスが接続されるブロック状の電気コネクタ部37を備える。
配管コネクタ部36は、貫通路38を有しており、貫通路38の一端38aに検査ガス投入管50の先端50bが接続されるとともに他端38bに延長管40の基端40aが接続される。
延長管40は、締結部材としてのボルトBによってベース32に固定されたブラケット41に、保持されており、延長管40の先端40bは、検査ガス投入管50の先端50bおよび配管コネクタ部36よりも更にセンサ部33に近接する位置まで延びている。なお、本実施形態では、貫通路38の延長線上からセンサ部33がずれている。
電気コネクタ部37には、センサ部33への電力供給やセンサ部33からの検出信号のためのハーネス45が接続される。ハーネス45は、車体2に配索される配索部材であって図示せぬ電源回路やガス漏れ警報装置やガス供給遮断装置などにつながっている。なお、図4中符号42および43はセンサ部33と電気コネクタ部37とを接続するリード線である。
このハーネス45と検査ガス投入管50とが、図1に示すように固定具47によって束ねられつつ車体2のフロアパネルFPに固定されている。つまり、固定具47は、ハーネス45と検査ガス投入管50とを束ねる束縛部材と、束ねた束体48を車体に固定する固定部材と、を兼ねている。
次に、本実施形態の効果を説明する。
(1)本実施形態の車両用ガス漏れ検出装置30は、車両1に配置されガス漏れを検出するセンサ部33と、先端50bがセンサ部33の近傍に配置され基端(検査ガス投入口)50aが前記先端50bよりも車両1の外縁側に配置された検査ガス投入管50と、を備える。つまり、車両用ガス漏れ装置30の取付方法は、センサ部33を車体2に取り付けるとともに、検査ガス投入管50の先端50bをセンサ部33の近傍にし且つ検査ガス投入管50の基端50aを前記先端50bよりも車両1の外縁側にして、検査ガス投入管50を車体2に取り付けたものである。
そのため、図3に示す如く検査ガス投入管50の基端50aに検査ガスボンベ51を差し込んで検査ガスを投入すれば、検査ガス投入管50の先端50bから、その近傍のセンサ部33に検査ガスを確実に吹き付けることができる。よって、大量に検査ガスを消費することなく、ガス漏れ検出装置30のセンサ部33およびガス漏れ検出装置30に連動する装置の点検を行うことができる。
(2)本実施形態では、検査ガス投入管50の基端50bが、車両1の外縁近傍(この例では車体2の車幅方向側端部)に配置されている。そのため、作業者がより投入口50aへアクセスしやく、作業性が向上する。
(3)本実施形態では、検査ガスは大気より比重の軽いものであり、検査ガス投入管50が基端50aから先端50bに向けて上り傾斜で配置されている。そのため、検査ガス投入管50の基端50aから投入した検査ガスが、検査ガス投入管50内に溜まることなく検査ガス投入管50の先端50bから確実に吹き出される。
なお、検査ガスが大気より比重の重いガスである場合は検査ガス投入管50が基端50aから先端50bに向けて上り傾斜していれば、同様の効果が得られる。
(4)本実施形態の車両用ガス漏れ検出装置30では、検査ガス投入管50が、車体2に配索される配索部材45とともに束縛部材47で束ねられた状態で車体2に取り付けられている。言い換えると、本実施形態の車両用ガス漏れ検出装置30の取付方法では、検査ガス投入管50と、車体2に配索される配索部材45と、を束縛部材47で束ねて束体48とし、この束体48を車体2に取り付けたもものである。
そのため、配索部材45とともに検査ガス投入管50も車体2に取り付けることができる。結果、取付工数が削減され、製造コストが低減される。
(5)本実施形態では、束体48を車体2に取り付ける取付部材47が前記束縛部材47を兼ねる。そのため、部品点数が削減され、コスト低減に寄与する。
(6)本実施形態では、検査ガス投入管50を接続するコネクタ部36と、センサ部33と、を有するセンサユニット31を備える。そのため、検査ガス投入管50の先端50bが確実にセンサ部33の近傍に位置する。よって、センサ部33に確実に検査ガスを吹き付けることができ、ガス漏れ検出装置30の点検がより確実になる。
(7)本実施形態の車両用ガス漏れ検出装置30では、センサユニット31が、基端がコネクタ部36に接続され且つ先端がセンサ部33の近接する延長管40を備える。つまり、延長管40が、検査ガス道入管50の先端をさらに延長する役割を果たす。そのため、さらに確実に検査ガスをセンサ部33に吹き付けることができ、ガス漏れ検出装置30の点検がより一層確実になる。
以下、変形例およびその他の実施形態を説明する。なお、上述の第1実施形態と同様の構成については同一符号を付して構成およびその作用効果の説明は省略する。
図7、8は図4、5のセンサユニット31の変形例である。図7、8に示すセンサユニット31は、図4、5のセンサユニット31とはブラケット41の取付位置が異なるとともにブラケット41で延長管40の先端部40bの延在方向を規制している点で異なっているが、第1実施形態と同様の効果が得られる。
第2実施形態:次に本発明の第2実施形態を図9、10を参照しつつ説明する。
第2実施形態では、図9に示すように、複数(この例では2本)の燃料ガスタンク11を備えるとともに燃料ガスタンク11を載置する第2のサブフレーム26の車体取付位置が第1実施形態よりも車両前方側である。
各燃料ガスタンク11は、図10に示すように、複数(この例では2つ)の拘束バンド27によってサブフレーム26上に固定されている。車両後方側の燃料ガスタンク11には、2つの拘束バンド27の跨ってセンサユニット31のブラケット部34が固定されている。検査ガス投入管50およびハーネス45は束48にされて固定部材53によって、サブフレーム26に固定されている。
取付方法は、まず、車両搭載前にサブフレーム26に燃料ガスタンク11を拘束バンド27によって組み付けるとともに燃料ガス配管や弁などの燃料ガスタンク11の周辺部品を組み付け、2本の拘束バンド27にセンサユニット31を固定し、ハーネス45とともに検査ガス投入管50をサブフレーム26に固定部材53によって組み付ける。そして、サブフレーム26を車体本体2aの一部を構成する車体骨格部材Mの取付部55に締結部材によって締結固定することで、燃料ガスタンク11およびガス漏れ検出装置30(つまりセンサユニット31および検査ガス投入管50)を車体2に取り付ける。
次に第2実施形態の効果をまとめる。
第2実施形態の車両用ガス漏れ検出装置30は、センサ部33および検査ガス投入管50が車体2に取り付けられる箇所が、サブフレーム26またはサブフレーム26上の部品である。なお、本明細書において「サブフレーム上の部品」とは、サブフレームに固定される燃料ガスタンクや弁や配管に等が含まれるとともに、サブフレームに一体に設けられた車両のサスペンション部材若しくは車両の動力機構も含まれるものとする。
つまり、第2実施形態によれば、燃料ガスタンク11および検査ガス投入管50およびセンサ部33を、サブフレーム26またはサブフレーム26上の部品に固定したのち、サブフレーム26を車体本体2aに固定できる。つまり、センサ部33および検査ガス投入管50を予めサブフレーム26上に組み付けたのち、サブフレーム26を車体本体2aに固定することで、狭所作業がなくなり、組付作業性が向上する。
また、第2実施形態では、検査ガス投入管50を配索部材45に束ねてサブフレーム26またはサブフレーム26上の部品に取り付けている。そのため、検査ガス投入管50および配索部材45を車体2に取り付けるための取付部材および取付工数が削減され、製造コストが削減される。
第3実施形態:次に本発明の第3実施形態を図11、12を参照しつつ説明する。
第3実施形態は、車両後方のトランクルーム23に気密容器61が収容され、この気密容器61内に燃料ガスタンク11が配置されている点で、フロアパネルFP下にサブフレーム26を介して燃料ガスタンク11が取り付けられている第1、2実施形態とは異なる。なお、本明細書では気密容器も61も車体2の一部と定義する。
気密容器61内の上壁61aにセンサユニット31が取付固定されている。気密容器61にはダクト62が接続されており、ダクト62を通じて検査ガス投入管50およびハーネス45が気密容器61から引き出されている。検査ガス投入管50の基端50aは、車両後端部に配置されている。
このような第3実施形態によれば、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
図13、図14はハーネス45と検査ガス投入管50とを束ねた構造の変形例を示す。
図13の構造では、検査ガス投入管50は、車体2に配索される配索部材としてのハーネス45とともに束縛部材64で束ねられて保護チューブ66内に納められている。つまり、車体2への取付方法は、検査ガス投入管50と配索部材45とを束縛部材64で束ねた束体65とし、前記束体65を保護チューブ66内に納めて車体2に取り付けたものである。
この場合、検査ガス投入管50が配索部材45とともに保護チューブ66内に納められた状態で車体2に取り付けられるため、保護チューブ66を車体2に固定するのみで、配索部材45と検査ガス投入管50とをともに車体2に固定できる。また、保護チューブ66により検査ガス投入管50および配索部材45を路面の水分や塩分などから保護でき、検査ガス投入管50および配索部材45の耐久年数を延ばすことができる。
また、検査ガス投入管50と配索部材45とが束縛部材64で束ねられているため、束体65を保護チューブ66に挿入しやすい利点がある。
図14の構造では、検査ガス投入管50内に、車体2の配索される配索部材としてのハーネス45が束縛部材64で束ねられて納められている。つまり、車体2への取付方法は、検査ガス投入管50内に、配索部材45を束ねて束体65として納めて車体2に固定したものである。
この場合、検査ガス投入管50を車体2に固定することで、配索部材45が車体2に固定される。そのため、車体2への固定箇所が減り、製造コストが低減される。また、検査ガス投入管50によって、配索部材45を路面の水部や塩分などから保護でき、配索部材45の耐久年数を延ばすことができる。
また、配索部材45とが束縛部材64で束ねられているため、束体65を検査ガス投入管50に挿入しやすい利点がある。
なお、本発明は上述の実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で変更可能である。
例えば、上述の実施形態では燃料ガスを消費する消費部は燃料電池であったが、本発明にあっては消費部が例えば水素などの燃料ガスを消費するエンジンであってもよい。
また、本発明にあっては、検査ガス投入管は樹脂製であっても金属製であってもまたその他の素材で成形されていてもよい。また検査ガス投入管は、変形可能なものであっても、変形しないものであってもよい。また検査ガス投入管が変形可能である場合は、ゴムチューブなどの素材自体が変形可能なものであってもよいし、蛇腹構造を備えて変形可能なものであってもよい。
また、上述の実施形態では車体に配索される配索部材はセンサ部に接続されるハーネス(電線)であるが、車体に配索される配索部材としては、その他の電線であってもよいし、配管などのその他の配索部材であってもよい。
図1は本発明の第1実施形態のガス漏れ検出装置を備える燃料電池車の側面図。 図2は同燃料電池車のガス漏れ検出装置近傍の縦断面図。 図3は同燃料電池車の下側からみたガス漏れ検出装置の配置関係を示す図。 図4は同燃料電池車のガス漏れ検出装置のセンサユニットの正面図。 図5は図4のセンサユニットの側面図。 図6は図5の矢示VI方向から見たセンサユニットのコネクタを示す図。 図7は第1実施形態のセンサユニットの変形例を示す図。 図8は図7のセンサユニットの側面図。 図9は第2実施形態のガス漏れ検出装置を備える燃料電池車の側面図。 図10は同燃料電池車の燃料ガスタンクを載置するサブフレームの取付構造を示す分解斜視図。 図11は第3実施形態のガス漏れ検出装置を備える燃料電池車の側面図。 図12は同燃料電池車の下側からみたガス漏れ検出装置の配置関係を示す図。 図13は配索部材と検査ガス投入管とを束ねた構造の第1の変形例を示す断面図。 図14は配索部材と検査ガス投入管とを束ねた構造の第2の変形例を示す断面図。
符号の説明
1…燃料電池車(車両)
2…車体
2a…車体本体
11…燃料ガスタンク
12…燃料電池(消費部)
13…燃料ガスライン
25…第1のサブフレーム(車体)
26…第2のサブフレーム(車体)
30…ガス漏れ検出装置
33…センサ部
45…ハーネス(電線、配索部材)
48…束体
50…検査ガス投入管
50a…基端(検査ガス投入口)
50b…先端
53…固定部材
61…気密容器(車体)
64…束縛部材
65…束体
66…保護チューブ
DP…ダッシュパネル(車体パネル)
FP…フロアパネル(車体パネル)
M…車体骨格部材

Claims (20)

  1. 車両に配置され且つガス漏れを検出するセンサ部と、
    先端が前記センサ部の近傍に配置され基端が前記先端よりも車両の外縁側に配置された検査ガス投入管と、
    を備える車両用ガス漏れ検出装置。
  2. 請求項1に記載の車両用ガス漏れ検出装置であって、
    前記検査ガス投入管の基端は、車両の外縁近傍に配置されていることを特徴とする車両用ガス漏れ検出装置。
  3. 請求項1または2に記載の車両用ガス漏れ検出装置であって、
    前記検査ガスは大気より比重の重いものであり、
    前記検査ガス投入管は前記基端から前記先端に向けて下り傾斜で配置されていることを特徴とする車両用ガス漏れ検出装置。
  4. 請求項1または2に記載の車両用ガス漏れ検出装置であって、
    前記検査ガスは大気より比重の軽いものであり、
    前記検査ガス投入管は前記基端から前記先端に向けて上り傾斜で配置されていることを特徴とする車両用ガス漏れ検出装置。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の車両用ガス漏れ検出装置であって、
    前記検査ガス投入管は、車体に配索される配索部材とともに束縛部材で束ねられた状態で車体に取り付けられていることを特徴とする車両用ガス漏れ検出装置。
  6. 請求項5に記載の車両用ガス漏れ検出装置であって、
    前記束体を車体に取り付ける取付部材が前記束縛部材を兼ねることを特徴とする車両用ガス漏れ検出装置。
  7. 請求項1〜4の何れか1項に記載の車両用ガス漏れ検出装置であって、
    前記検査ガス投入管は、車体に配索される配索部材とともに束縛部材で束ねられて保護チューブ内に納められていることを特徴とする車両用ガス漏れ検出装置。
  8. 請求項1〜4の何れか1項に記載の車両用ガス漏れ検出装置であって、
    前記検査ガス投入管は、車体に配索される配索部材とともに保護チューブ内に納められていることを特徴とする車両用ガス漏れ検出装置。
  9. 請求項1〜4の何れか1項に記載の車両用ガス漏れ検出装置であって、
    前記検査ガス投入管内に、車体の配索される配索部材が納められていることを特徴とする車両用ガス漏れ検出装置。
  10. 請求項1〜9の何れか1項に記載の車両用ガス漏れ検出装置であって、
    車両の車体は、車体骨格部材および車体パネルとからなる車体本体と、車体本体に取り付けられ且つ燃料ガスタンクを載置する燃料ガスタンク載置用のサブフレームと、を備え、
    前記センサ部および前記検査ガス投入管が車体に取り付けられる箇所は、前記サブフレームまたはサブフレーム上の部品であることを特徴とする車両用ガス漏れ検出装置。
  11. ガス漏れを検出するセンサ部と検査ガスを投入可能な検査ガス投入管とを備える車両用ガス漏れ装置の取付方法であって、
    前記センサ部を車体に取り付けるとともに、
    前記検査ガス投入管を、先端を前記センサ部の近傍にし基端を前記先端よりも車両の外縁側にして車体に取り付けたことを特徴とする車両用ガス漏れ検出装置の取付方法。
  12. 請求項11に記載の車両用ガス漏れ検出装置の取付方法であって、
    前記検査ガス投入管の基端を、車両の外縁近傍に配置したことを特徴とする車両用ガス漏れ検出装置の取付方法。
  13. 請求項11または12に記載の車両用ガス漏れ検出装置の取付方法であって、
    前記検査ガスが大気より比重の重いガスであり、
    前記検査ガス投入管を前記基端から前記先端に向けて下り傾斜で取り付けたことを特徴とする車両用ガス漏れ検出装置の取付方法。
  14. 請求項11または12に記載の車両用ガス漏れ検出装置の取付方法であって、
    前記検査ガスは大気より比重の軽いものであり、
    前記検査ガス投入管を前記基端から前記先端に向けて上り傾斜で取り付けたことを特徴とする車両用ガス漏れ検出装置の取付方法。
  15. 請求項11〜14の何れか1項に記載の車両用ガス漏れ検出装置の取付方法であって、
    前記検査ガス投入管と、車体に配索される配索部材と、を束縛部材で束ねて束体とし、前記束体を車体に取り付けたことを特徴とする車両用ガス漏れ検出装置の取付方法。
  16. 請求項15に記載の車両用ガス漏れ検出装置の取付方法であって、
    前記束体を車体に取り付ける取付部材が、前記束縛部材を兼ねることを特徴とする車両用ガス漏れ検出装置の取付方法。
  17. 請求項11〜14の何れか1項に記載の車両用ガス漏れ検出装置の取付方法であって、
    前記検査ガス投入管と、車体に配索される配索部材と、を束縛部材で束ねた束体とし、前記束体を保護チューブ内に納めて車体に取り付けたことを特徴とする車両用ガス漏れ検出装置の取付方法。
  18. 請求項11〜14の何れか1項に記載の車両用ガス漏れ検出装置の取付方法であって、
    前記検査ガス投入管と、車体に配索される配索部材と、を保護チューブ内に納めて車体に取り付けたことを特徴とする車両用ガス漏れ検出装置の取付方法。
  19. 請求項11〜14の何れか1項に記載の車両用ガス漏れ検出装置の取付方法であって、
    前記検査ガス投入管内に、車体の配索される配索部材を納めて車体に固定したことを特徴とする車両用ガス漏れ検出装置の取付方法。
  20. 請求項11〜19の何れか1項に記載の車両用ガス漏れ検出装置の取付方法であって、
    車両の車体は、車体骨格部材および車体パネルとからなる車体本体と、車体本体に取り付けられ且つ燃料ガスタンクを載置する燃料ガスタンク載置用のサブフレームと、を備え、
    前記燃料ガスタンクおよび前記検査ガス投入管および前記センサ部を、前記サブフレームまたは前記サブフレーム上の部品に固定したのち、
    前記サブフレームを車体本体に固定することを特徴とする車両用ガス漏れ検出装置の取付方法。

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