JP4660717B2 - チャイルドシート装備用リクライニングシート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートクッションとシートバックとの間に亘るリクライニング機構をシートフレームの側部に備え、チャイルドシートのコネクタをシートクッションの後部寄り座面に設けるスリットより差込み係着する左右対の止め金をシートクッションフレームの後部側に備えるチャイルドシート装備用リクライニングシートの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、シートクッションとシートバックとの間に亘るリクライニング機構をシートフレームの側部に備えるリクライニングシートがワゴン車のリアシート等として搭載されている。また、図6で示すようにチャイルドシート1のコネクタ2を差し込む左右対のスリット3,3をシートクッション4の後部寄り座面に設けてチャイルドシート1を座面部に据付け装備する二人掛け用シートが搭載されている。
【0003】
そのチャイルドシート装備用シートでは、チャイルドシートのコネクタをシートクッションの後部寄り座面に設けるスリットより差込み係着する左右対の止め金がシートクッションフレームの後部側に備え付けられている。この止め金は金属軸材を所定の軸線形状に折り曲げたものでなり、軸付け根をシートクッションフレームの後部にあてがって溶接固定することにより立上げ固定されている。
【0004】
そのチャイルドシート装備用シートでは、衝撃力が加わった際に、止め金が前方に引っ張られて折れ曲がらないよう衝撃荷重に耐えられる剛性を備える必要がある。然し、金属軸材を所定の軸線形状に折り曲げて軸付け根をシートクッションフレームの後部にあてがい固定しただけで衝撃荷重に耐えられる剛性を持たせるには懸念がある。
【0005】
その左右対の止め金を備え付けるのに、主体となるシートの仕様からチャイルドシートのコネクタを差し込むスリットを主体となるシートクッションの座面側部端寄りに設定するものであると、リクライニング機構を備えるフレーム側部の止め金はリクライニング機構が邪魔となることから取付構造に工夫を要する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、シートクッションとシートバックとの間に亘るリクライニング機構をシートフレームの側部に備えるもので、引張り荷重に耐えられる剛性を止め金に付与すると共に、リクライニング機構の邪魔とならない止め金をフレーム側部に備えるチャイルドシート装備用リクライニングシートを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るチャイルドシート装備用リクライニングシートにおいては、シートクッションとシートバックとの間に亘るリクライニング機構をシートフレームの側部に備え、チャイルドシートのコネクタをシートクッションの後部寄り座面に設けるスリットより差込み係着する左右対の止め金をシートクッションフレームの後部側に備え、チャイルドシートを座面部に据付け装備するもので、
左右対の止め金を軸付け根で背後にあてがい固定する枠受け金をシートクッションフレームの後部軸線上に夫々取付固定すると共に、
リクライニング機構を備えるフレーム側部の止め金としては枠受け金の背後にあてがい固定する横向きU字状の止め金をリクライニング機構の上部側に突出させて備え付け他方の止め金としては枠受け金の背後にあてがい固定する略下向きコの字状の止め金を備え付けることにより構成されている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図5を参照して説明すると、図示実施の形態は、図6で示すと同様に、二人掛け用のリアシートでチャイルドシートのコネクタを差し込む左右対のスリットをシートクッションの後部寄り座面に二組設ける仕様により構成されている。
【0009】
そのシートクッションは、図1で示すようにシートクッションフレーム10をベースに組み立てられている。このシートクッションフレーム10は、主として金属パイプ材を略四辺形の枠状に折り曲げることにより形成されている。
【0010】
そのシートクッションフレーム10の後部軸線上には、金属軸材を所定の軸線形状に折り曲げた中央寄りの止め金11a,11bと、両側部寄りの止め金12a,12bがチャイルドシートのコネクタを係着するものとして備え付けられている。
【0011】
各止め金11a,11b、12a,12bは、10mm径程度の金属軸材を所定の軸線形状に折り曲げることにより形成されている。このうち、中央寄りの止め金11a,11bは、図2で示すように金属軸材を略下向きコの字状に軸線曲げしたもので、両脚部の軸下端をシートクッションフレーム10の後側面に溶接固定することにより取り付けられている。
【0012】
各止め金11a,11b、12a,12bは、枠受け金13a,13b、14a,14b(図1参照)にあてがい固定されている。枠受け金13a,13b、14a,14bは、平板鋼材をプレス成形した剛直な金属金具でなり、両脚部をシートクッションフレーム10の軸線上に溶接固定することにより取り付けられている。
【0013】
枠受け金13a,13b、14a,14bに対し、各止め金11a,11b、12a,12bは、両脚部を枠受け金13a,13b、14a,14bの背後にあてがって溶接固定し、チャイルドシートのコネクタを掛け止める軸線部を枠受け金13a,13b、14a,14bより突出させて取り付けられている。
【0014】
これにより、各止め金11a,11b、12a,12bには、衝撃力が加わった際の引張り荷重に耐えられる剛性が付与されている。
【0015】
中央寄りの止め金11a,11bは、両脚部を枠受け金13a,13bの背後にあてがって溶接固定し、チャイルドシートのコネクタを掛け止める上軸辺部を枠受け金13a,13bより上方に突出させて取り付けられている。
【0016】
両側部寄りの止め金12a,12bは、上述したように10mm径程度の金属軸材により、図3で示すように横向きU字状の軸線形状に折り曲げて形成されている。この止め金12a,12bは、両脚部を枠受け金14a,14bの背後にあてがって溶接固定すると共に、上軸辺部をチャイルドシートのコネクタを掛け止める軸線部として枠受け金14a,14bより横方向外方に突出させて取り付けられている。
【0017】
その取付構造から、止め金12a,12bはリクライニング機構15a,15b(図1参照)の上部側に突出させて備え付けられている。これにより、チャイルドシートのコネクタを差し込むスリットを主体となるシートクッションの座面側部端寄りに設定しても、リクライニング機構15a,15bが邪魔とならないよう取り付けられる。
【0018】
止め金11a,11b、12a,12bと共に、図4で示すように下向き略コの字状の軸受け金16がシートクッションの前部側を下方から支持するよう立ち上がり、両脚部をシートクッションフレーム10の軸線上に溶接固定することによりシートクッションフレーム10の前部軸線上に取付固定されている。この軸受け金16も、10mm径程度の金属軸材により形成されている。
【0019】
図示実施の形態では、軸受け金16はシートクッションフレーム10の前部軸から側部軸線に亘るコーナー部(図1参照)に取付け固定されている。この他に、チャイルドシートの前部側を安定よく支持するよう必要に応じてシートクッションフレーム10の中央寄り前部軸線上にも備え付けられる。
【0020】
このように構成するシートクッションフレームをベースとするチャイルドシート装備用シートでは、軸受け金16を備え付けることによりチャイルドシートの前部側を安定よく支持できると共に、止め金11a,11b、12a,12bを枠受け金13a,13b、14a,14bにあてがい固定することにより引張り荷重に耐えられる剛性を付与できる。
【0021】
このため、衝撃力が加わっても、図5で示すようにチャイルドシート1の荷重により、クッションパッドが撓み変形し、シートクッション4が大きく沈み込むのを抑えられてチャイルドシート1の移動量を抑制できる。
【0022】
【発明の効果】
以上の如く、本発明に係るチャイルドシート装備用リクライニングシートに依れば、止め金をシートクッションフレームの後部軸線上に取付固定する枠受け金の背後にあてがい固定することにより、引張り荷重に耐えられる剛性を付与するため、衝撃力が加わっても、止め金が前に倒れ出すのを確実に防げてチャイルドシートの移動量を抑制でき、また、リクライニング機構を備えるフレーム側部の止め金として、枠受け金の背後にあてがい固定する横向きU字状の止め金をリクライニング機構の上部側に突出させて備え付けることにより、チャイルドシートのコネクタを差し込むスリットをシートクッションの座面側部端寄りに設定しても、リクライニング機構が邪魔とならずに取り付けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るチャイルドシート装備用リクライニングシートを構成するシートクッションフレームを示す平面図である。
【図2】 同チャイルドシート装備用リクライニングシートに備える片方の止め金を示す斜視図である。
【図3】 同チャイルドシート装備用リクライニングシートに備える他方の止め金を示す斜視図である。
【図4】 同チャイルドシート装備用リクライニングシートに備える軸受け金を示す斜視図である。
【図5】 同チャイルドシート装備用リクライニングシートの利点を示す説明図である。
【図6】 一般例に係るチャイルドシート装備用リクライニングシートを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 チャイルドシート
2 チャイルドシートのコネクタ
3 コネクタ差込み用スリット
4 シートクッション
10 シートクッションフレーム
11a,11b 下向きコ字状の止め金
12a,12b 横向きU字状の止め金
13a,13b 枠受け金
14a,14b 枠受け金
15a,15b リクライニング機構

Claims (1)

  1. シートクッションとシートバックとの間に亘るリクライニング機構をシートフレームの側部に備え、チャイルドシートのコネクタをシートクッションの後部寄り座面に設けるスリットより差込み係着する左右対の止め金をシートクッションフレームの後部側に備え、チャイルドシートを座面部に据付け装備するリクライニングシートにおいて、
    前記左右対の止め金を軸付け根で背後にあてがい固定する枠受け金をシートクッションフレームの後部軸線上に夫々取付固定すると共に、
    リクライニング機構を備えるフレーム側部の止め金としては、前記枠受け金の背後にあてがい固定する横向きU字状の止め金をリクライニング機構の上部側に突出させて備え付け他方の止め金としては前記枠受け金の背後にあてがい固定する下向きコの字状の止め金を備え付けたことを特徴とするチャイルドシート装備用リクライニングシート。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS53126124U (ja) * 1977-03-14 1978-10-06
JPH0633754U (ja) * 1992-10-13 1994-05-06 関東自動車工業株式会社 自動車用シート
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