JP2001063427A - 乗り物シート - Google Patents

乗り物シート

Info

Publication number
JP2001063427A
JP2001063427A JP24238499A JP24238499A JP2001063427A JP 2001063427 A JP2001063427 A JP 2001063427A JP 24238499 A JP24238499 A JP 24238499A JP 24238499 A JP24238499 A JP 24238499A JP 2001063427 A JP2001063427 A JP 2001063427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
hinge frame
child seat
frame
child
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24238499A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuaki Owaki
光昭 大脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tachi S Co Ltd filed Critical Tachi S Co Ltd
Priority to JP24238499A priority Critical patent/JP2001063427A/ja
Publication of JP2001063427A publication Critical patent/JP2001063427A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 シート・バックのフレームに配置されるアン
カにチャイルド・シートのロック装置を、簡単で確実に
かみ合わせる。 【解決手段】 一対の差込み口17のそれぞれに対応し
て、シート・バック12のシート・バック・フレーム1
4に固定的に取り付けられるチャイルド・シート・アン
カ・ブラケット18を備える。差込み口から背もたれ面
16に突き出せるようにチャイルド・シート・アンカ・
ブラケット18に前倒し可能に連結されるヒンジ・フレ
ーム19、その前倒し状態で差込み口に立ち上がるよう
にヒンジ・フレームへ固定的に支持されるチャイルド・
シート・アンカ・ワイヤ20、ヒンジ・フレームへ固定
的に取り付けられ、ヒンジ・フレームに伴なって差込み
口を開閉するパッド29に表皮30を被せて組み立てた
トップ21を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の関係する分野】この発明は、チャイルド・シー
トを取り付け可能にする乗り物シートの改善に関する。
【0002】
【背景技術】最近、チャイルド・シートは、背裏の下端
にロック装置を突き出して配置し、そして、そのロック
装置で自動車シートに取り付けられる構造を採用する傾
向にある。その自動車シートは、また、シート・バック
の背もたれ面の下方部分に一対の差込み口を開口し、そ
して、チャイルド・シート・アンカがその差込み口に露
呈されてそのシート・バック・フレームに溶接され、そ
して、そのチャイルド・シート・アンカにそのロック装
置をかみ合わせてそのチャイルド・シートを取り付け可
能にする。したがって、その自動車シートは、そのチャ
イルド・シートが取り付けられないと、その差込み口が
そのシート・バックのその背もたれ面に開口されるの
で、外観を悪くする。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、シート・バックのフ
レームに配置されるアンカにチャイルド・シートのロッ
ク装置を簡単で確実にかみ合わせ結合できて安全性を確
保でき、そして、そのチャイルド・シートの非装着時に
も外観を確保できるところの乗り物シートの提供にあ
る。
【0004】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、
背もたれ面の下方部分に一対のチャイルド・シート・ロ
ック差込み口を左右方向に所定の間隔を置いて開口する
シート・バックと、その一対の差込み口のそれぞれに対
応してそのシート・バックのシート・バック・フレーム
に固定的に取り付けられるチャイルド・シート・アンカ
・ブラケットと、その差込み口からその背もたれ面に突
き出せるようにそのチャイルド・シート・アンカ・ブラ
ケットに前倒し可能に連結されるヒンジ・フレームと、
そのヒンジ・フレームの前倒し状態でその差込み口に立
ち上がるようにそのヒンジ・フレームに固定的に支持さ
れるチャイルド・シート・アンカ・ワイヤと、そのヒン
ジ・フレームに固定的に取り付けられ、そして、そのヒ
ンジ・フレームに伴なわれてその差込み口を開閉するパ
ッドに表皮を被せて組み立てられるトップとを備え、そ
して、チャイルド・シートの装着時には、そのトップを
手前に引き、そのヒンジ・フレームでそのトップをその
背もたれ面の前方に前倒しさせ、その差込み口を開くと
同時にそのチャイルド・シート・アンカ・ワイヤをその
差込み口に立ち上がらせ、そして、そのチャイルド・シ
ートのロック装置をその差込み口に差し込んでそのロッ
ク装置をそのチャイルド・シート・アンカ・ワイヤにか
み合わせでき、また、そのチャイルド・シートの非装着
時には、そのトップをそのヒンジ・フレームに案内させ
ながら持ち上げ、その差込み口に押し込んで閉じ同時に
そのヒンジ・フレームに伴なわれるそのチャイルド・シ
ート・アンカ・ワイヤを後倒しする。
【0005】
【具体例の説明】以下、特定されて図示された具体例に
基づいて、この発明の乗り物シートを説明するに、図1
ないし図4は、乗用車のリア・シートに具体化されたと
ころのこの発明の乗り物シートの具体例10を示し、そ
して、そのリア・シート10は、シート・クッション1
1、シート・バック12、および左右のヘッド・レスト
レイント13,13から組み立てられ、そして、チャイ
ルド・シート40がそのシート・バック12のフレーム
14にかみ合い結合されてそのシート・クッション11
上に置かれるところの装着方法を採用する。
【0006】このリア・シート10では、そのシート・
バック12が、左右の背もたれ面16,16のそれぞれ
の下方部分に一対のチャイルド・シート・ロック差込み
口17,17を左右方向に所定の間隔を置いて開口し、
また、チャイルド・シート・アンカ・ブラケット18
が、その一対の差込み口17,17のそれぞれに対応し
てそのシート・バック12のそのシート・バック・フレ
ーム14のフレーム・ボトム15に溶接され、さらに、
ヒンジ・フレーム19が、その差込み口17からその背
もたれ面16に突き出されるようにそのチャイルド・シ
ート・アンカ・ブラケット18に前倒し可能に連結さ
れ、またさらに、チャイルド・シート・アンカ・ワイヤ
20が、そのヒンジ・フレーム19の前倒し状態でその
差込み口17に立ち上がるようにそのヒンジ・フレーム
19に溶接されて支持され、さらには、トップ21が、
そのヒンジ・フレーム19に固定的に取り付けられ、そ
して、そのヒンジ・フレーム19に伴なわれてその差込
み口17を開閉するパッド29に表皮30を被せて組み
立てられ、そしてさらに、その表皮30にストラップ3
1を縫い付けている。
【0007】そのチャイルド・シート・アンカ・ブラケ
ット18は、鋼板から横断前半アーチ形にプレス成形さ
れてそのヒンジ・フレーム19を後方に廻り止めする機
能が付与され、また、両端壁22,22にピン穴23,
23を明け、そして、ボルト・ピン−ナット24,24
−25,25でその両端壁22,22にそのヒンジ・フ
レーム19を前倒し可能にヒンジ結合する。
【0008】そのヒンジ・フレーム19は、スチール・
パイプから引き手形、すなわち、略U字形に折り曲げら
れ、両端を押し潰して板状に成形し、そして、その板状
の両端にピン穴27,27を明けて作られる。そして、
このヒンジ・フレーム19は、そのピン穴27,27を
そのボルト・ピン24,24にはめ合わせてそのチャイ
ルド・シート・アンカ・ブラケット18に前倒し可能に
ヒンジ結合される。
【0009】さらに具体的には、このヒンジ・ビーム1
9は、予めその両端にそのチャイルド・シート・アンカ
・ワイヤ20を溶接し、その状態でまわりにそのパッド
29を一体発泡させ、そして、そのパッド29にその表
皮30を被せてそのトップ21に仕上げ、そして、その
表皮30にそのストラップ31を縫い付ける。それから
そのヒンジ・ビーム19は、そのチャイルド・シート・
アンカ・ブラケット18のそのピン穴23,23にその
ピン穴27,27を合わせてそれらにそのボルト・ピン
24,24を通し、そして、ナット25,25で締め付
けられてそのチャイルド・シート・アンカ・ブラケット
18に前倒し可能にヒンジ結合される。勿論、そのチャ
イルド・シート・アンカ・ワイヤ20は、そのヒンジ・
フレーム19と同様にスチール・ロッドから引き手形、
すなわち、略U字形に折り曲げられて両端でそのヒンジ
・フレーム19の両端に溶接される。
【0010】また、このヒンジ・フレーム19は、前倒
し位置と戻り位置とに回転されると、ねじりばね32で
その両位置に抑止される。そのねじりばね32は、一端
をそのチャイルド・シート・アンカ・ブラケット18の
穴26に、他端をそのヒンジ・フレーム19の穴28に
それぞれはめ込んで抜け止めされ、そして、そのヒンジ
・フレーム19に位置規制する。
【0011】したがって、そのリア・シート10は、そ
のチャイルド・シート40の非装着時、図3に示された
ようにそのトップ21をそのヒンジ・フレーム19に案
内させながら持ち上げ、その差込み口17に押し込み、
同時にそのヒンジ・フレーム19に伴なわれるそのチャ
イルド・シート・アンカ・ワイヤ20を後倒しする。そ
のように、その差込み口17がそのトップ21で閉じら
れるので、そのリア・シート10は本来の外観が確保さ
れる。また、そのリア・シート10は、従来のシートか
ら見て外観が向上される。
【0012】また、そのチャイルド・シート40の装着
時、そのリア・シート10は、図4に示されたように、
そのストラップ31でそのトップ21を手前に引き、そ
のヒンジ・フレーム19でそのトップ21をその背もた
れ面16の前方に前倒しさせ、そして、その差込み口1
7からそのトップ21を抜いてその差込み口17を開き
それと同時に、そのチャイルド・シート・アンカ・ワイ
ヤ20をその差込み口17に立ち上がらせる。それから
そのチャイルド・シート40のそのロック装置41,4
1をその差込み口17,17に差し込んでそのロック装
置41,41をかみ合わせる。そのようにして、そのチ
ャイルド・シート40は、そのリア・シート10に簡単
で確実に外れ止めされセットされ、そして、安全性が確
保される。
【0013】先に図面を参照して説明されたところのこ
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(na
ture)および本質(substance)に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し(be commensu
rate with)、そして、その発明の成立に必須
である。
【0014】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の
乗り物シートは、背もたれ面の下方部分に一対のチャイ
ルド・シート・ロック差込み口を左右方向に所定の間隔
を置いて開口するシート・バックと、その一対の差込み
口のそれぞれに対応してそのシート・バックのシート・
バック・フレームに固定的に取り付けられるチャイルド
・シート・アンカ・ブラケットと、その差込み口からそ
の背もたれ面に突き出せるようにそのチャイルド・シー
ト・アンカ・ブラケットに前倒し可能に連結されるヒン
ジ・フレームと、そのヒンジ・フレームの前倒し状態で
その差込み口に立ち上がるようにそのヒンジ・フレーム
に固定的に支持されるチャイルド・シート・アンカ・ワ
イヤと、そのヒンジ・フレームに固定的に取り付けら
れ、そして、そのヒンジ・フレームに伴なわれてその差
込み口を開閉するパッドに表皮を被せて組み立てられる
トップとを備えるので、この発明の乗り物シートでは、
チャイルド・シートの非装着時、その差込み口がそのト
ップで閉じられて外観が確保され、また、そのチャイル
ド・シートの装着時、そのトップを前倒しさせてその差
込み口を開くと同時にその差込み口にそのチャイルド・
シート・アンカ・ワイヤを立ち上らせ、その差込み口に
チャイルド・シートのロック装置を差し込んでそのロッ
ク装置がそのチャイルド・シート・アンカ・ワイヤにか
み合わせられてそのチャイルド・シートが簡単で確実に
装着可能になり、そして、安全性が確保され、その結
果、自動車にとって非常に有用で実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用車のリア・シートに具体化されたところの
この発明の乗り物シートの具体例を示した斜視図であ
る。
【図2】チャイルド・シートのために準備されたアンカ
構造を示した斜視図である。
【図3】そのチャイルド・シートの非装着時のそのアン
カ構造を示した縦断面図である。
【図4】そのチャイルド・シートの装着時のそのアンカ
構造を示した縦断面図である。
【符号の説明】
12 シート・バック 14 シート・バック・フレーム 16 背もたれ面 17 チャイルド・シート・ロック差込み口 18 チャイルド・シート・アンカ・ブラケット 19 ヒンジ・フレーム 20 チャイルド・シート・アンカ・ワイヤ 21 トップ 29 パッド 30 表皮

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背もたれ面の下方部分に一対のチャイル
    ド・シート・ロック差込み口を左右方向に所定の間隔を
    置いて開口するシート・バックと、その一対の差込み口
    のそれぞれに対応してそのシート・バックのシート・バ
    ック・フレームに固定的に取り付けられるチャイルド・
    シート・アンカ・ブラケットと、その差込み口からその
    背もたれ面に突き出せるようにそのチャイルド・シート
    ・アンカ・ブラケットに前倒し可能に連結されるヒンジ
    ・フレームと、そのヒンジ・フレームの前倒し状態でそ
    の差込み口に立ち上がるようにそのヒンジ・フレームに
    固定的に支持されるチャイルド・シート・アンカ・ワイ
    ヤと、そのヒンジ・フレームに固定的に取り付けられ、
    そして、そのヒンジ・フレームに伴なわれてその差込み
    口を開閉するパッドに表皮を被せて組み立てられるトッ
    プとを備える乗り物シート。
  2. 【請求項2】 そのトップが、その表皮にストラップを
    縫い付けている請求項1に記載の乗り物シート。
JP24238499A 1999-08-30 1999-08-30 乗り物シート Pending JP2001063427A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24238499A JP2001063427A (ja) 1999-08-30 1999-08-30 乗り物シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24238499A JP2001063427A (ja) 1999-08-30 1999-08-30 乗り物シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001063427A true JP2001063427A (ja) 2001-03-13

Family

ID=17088370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24238499A Pending JP2001063427A (ja) 1999-08-30 1999-08-30 乗り物シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001063427A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002301963A (ja) * 2001-04-06 2002-10-15 T S Tec Kk チャイルドシート装備用シート
JP2002301962A (ja) * 2001-04-06 2002-10-15 T S Tec Kk チャイルドシート装備用リクライニングシート
KR20220053785A (ko) * 2020-10-23 2022-05-02 현대트랜시스 주식회사 카시트 장착을 위한 앵커 와이어의 회전 구조

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002301963A (ja) * 2001-04-06 2002-10-15 T S Tec Kk チャイルドシート装備用シート
JP2002301962A (ja) * 2001-04-06 2002-10-15 T S Tec Kk チャイルドシート装備用リクライニングシート
JP4660717B2 (ja) * 2001-04-06 2011-03-30 テイ・エス テック株式会社 チャイルドシート装備用リクライニングシート
KR20220053785A (ko) * 2020-10-23 2022-05-02 현대트랜시스 주식회사 카시트 장착을 위한 앵커 와이어의 회전 구조
KR102402969B1 (ko) 2020-10-23 2022-05-27 현대트랜시스 주식회사 카시트 장착을 위한 앵커 와이어의 회전 구조

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USRE39315E1 (en) Seat storage structure for a passenger car
US7441823B2 (en) Tether routing apparatus and method of using same
US8317255B2 (en) Vehicle seat assembly
US6183032B1 (en) Vehicle seating assembly
JP3099591B2 (ja) 乗り物用シート構造
JP2001063427A (ja) 乗り物シート
US11752905B2 (en) Device for providing fatigue-reducing position of vehicle seat
KR100917115B1 (ko) 자동차의 리어시트 리클라이닝 조절장치
JP2001063428A (ja) チャイルド・シート・アンカレッジ
JP3497750B2 (ja) 自動車用シートのシートバック係止装置
JP3517136B2 (ja) 自動車用シートの支持装置
JPH0752715A (ja) 乗り物用シート構造
JP3226572B2 (ja) 車椅子乗り入れ式自動車に適用される車椅子構造
JP3424291B2 (ja) 車両のシート構造
JP2572424Y2 (ja) 自動車用シートのヘッドレスト
JP2596292Y2 (ja) 自動車用シートのロック装置
JP3099592B2 (ja) 乗り物用シート構造
JPS6315172B2 (ja)
JPS6246729A (ja) 自動車のリヤシ−ト装置
JPH0624274Y2 (ja) リヤシートバツクのロツク装置
JP3100021B2 (ja) 乗り物用シート構造
JP3490598B2 (ja) 自動車のシートベルト付シート装置
JPH0638745Y2 (ja) シート構造
JPS6323226Y2 (ja)
JPH11105599A (ja) 自動車用シートの係止解除操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees