JP4660391B2 - 対象者管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば全寮制の教育機関などにおいて、生徒、学生など特定の対象者を安全にまた適正に管理する対象者管理システムに関する。
例えば、全寮制の教育機関においては、生徒、学生などの対象者を安全にまた教育上好ましい状態で適正に管理するために、各々の対象者の所在を把握することが必要とされる。しかしながら、対象者の数が多い場合、先生や管理者がそれら多くの対象者の所在を把握するためには、非常に多くの手間と労力を必要とし、人手により完全に把握することは難しい。
また、全寮制の教育機関において、生徒が利用するコンピュータがインターネットに接続される環境が或る場合、生徒に野放図にシステムの持つ機能を利用させた場合、システムの不正利用により不具合が発生したり、或は生徒がアクセスするインターネット上のサイトによっては、生徒に対し悪影響が生じやすい。
ところで、学校などが使用するシステムにおいて、従来、携帯電話を使用した位置情報出力装置を備えた管理システムが下記特許文献1などで提案されている。この管理システムは、全ての学生に携帯電話を所持させると共に、各携帯電話にはその学生の識別情報(ID情報)を記憶するICカードを内蔵させ、講義を行なう講義室には携帯電話が接続可能な基地局を設置し、通話中の基地局の位置から、携帯電話の位置を示す情報を出力する位置情報出力装置が設けられて構成される。
特開2005−100167号公報
従来のこの管理システムは、講義室に入った学生が携帯電話を操作してそこにインストールされた出欠管理アプリケーションを起動し、この出欠管理アプリケーションがその学生のID情報を出力して携帯電話から基地局に送信し、位置情報出力装置がその基地局を介して学生のID情報を受信することにより、その基地局の位置情報を携帯電話の位置情報として検出する。そして、学生のID情報と携帯電話の位置情報を位置情報出力装置からデータ管理装置に送り、データ管理装置がそれらの情報から学生の出欠状況を表示器に表示する。
しかしながら、この管理システムは、学生の講義室における出欠状況が自動的に取得できるものの、講義室内にいない学生については、何処に所在するかの情報を得ることができない。また、学生が携帯電話を操作して出欠管理アプリケーションを起動させる必要があり、その操作を行なわない場合、出欠を正確に把握することができないという課題がある。また、従来のこの種の携帯電話を使用した管理システムでは、出欠管理が行えるものの、学生などの対象者に対するインターネットの接続レベル、コンピュータの利用レベルなどの管理を行うことができないという課題があった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、対象者のプレゼンス情報を管理すると共に、対象者が利用可能なサービスの利用レベルを管理することができる対象者管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の対象者管理システムは、
管理の対象者が所持する携帯情報端末と、管理区域内の任意の位置に該携帯情報端末と通信接続可能に設置された単数又は複数のアクセスポイント装置と、該アクセスポイント装置とネットワークを介して接続された管理サーバと、を備えた対象者管理システムであって、
該管理区域内における該対象者の該携帯情報端末の位置を検出し、該アクセスポイント装置を介して該携帯情報端末とその位置情報を含む該対象者のプレゼンス情報を該管理サーバに出力する位置検出手段と、
該アクセスポイント装置を介して該管理サーバに取り込まれた該各対象者のプレゼンス情報を、タイムスタンプによって日時情報と共に記憶するプレゼンス情報記憶手段と、
該プレゼンス情報記憶手段に記憶された該各対象者のプレゼンス情報を読み出して表示する管理クライアント端末と、
対象者が携帯情報端末を使用して利用可能な通信の利用範囲、該アクセスポイント装置を介してネットワークに接続された対象者のクライアント端末がアクセス可能な利用範囲、は外部のアプリケーションプログラムを使用する際の利用範囲を対象者に応じて設定するサービスレベル管理手段と、
該携帯情報端末を介して該クライアント端末をネットワークに接続する際、使用者である対象者のID情報、パスワードなどの認証情報をネットワーク上の管理サーバに送信し、該管理サーバに自動ログインする自動ログイン手段と、
該自動ログイン手段により対象者のクライアント端末が前記管理サーバにログインしたとき、該対象者に対し許可されたデータファイル、ディレクトリ、或いはアプリケーションプログラムを使用可能な状態とするパーソナライズ手段と、
災害緊急時に緊急信号を該管理サーバから該アクセスポイント装置を通して全携帯情報端末に送信して緊急一斉同報を行う一方、該携帯情報端末からは該アクセスポイント装置を通して該対象者の現状を該管理サーバに送信し、該対象者が遭遇する犯罪緊急時には該携帯情報端末から該アクセスポイント装置を通して緊急信号を該管理サーバに送信する緊急時対応手段と、
を備えたことを特徴とする。
ここで、上記管理区域は、教育機関の構内に設定し、上記対象者を生徒または学生とすることができる。
請求項の発明は、上記請求項1において、上記アクセスポイント装置と携帯情報端末間で通信を行なう無線LAN装置が設けられ、該携帯情報端末をクライアント端末に接続して無線LAN端末として使用するとき、該無線LAN装置は、クライアント端末からの情報を、該アクセスポイント装置を介してネットワークに送信し、ネットワークからの情報を、該アクセスポイント装置を介して受信してクライアント端末に送ることを特徴とする。
請求項の発明は、上記請求項1において、上記対象者のプレゼンス情報を出力する位置検出手段として、無線LAN装置が使用され、該無線LAN装置は、前記アクセスポイント装置と該携帯情報端末との間で無線通信を行なう際、回線が確保されたアクセスポイント装置の位置情報を、該携帯情報端末を所持する対象者のプレゼンス情報或はプレゼンス情報の一部として出力することを特徴とする。
請求項の発明は、上記請求項1において、上記携帯情報端末が、データ通信機能に加えて、音声交信サービス機能、映像交信サービス機能、メッセージ送受信サービス機能、電子メール交信サービス機能、またはインターネットサイトの閲覧機能のうち少なくとも何れか1つの機能を備えていることを特徴とする。
請求項の発明は、上記請求項において、上記携帯情報端末が、音声交信サービス機能、映像交信サービス機能、メッセージ送受信サービス機能、電子メール交信サービス機能、またはインターネットサイトの閲覧機能を使用するに際し、前記サービスレベル管理手段がそれらの機能を使用する時間、接続先、又は交信内容の少なくとも何れか1つをコントロールすることを特徴とする。
請求項の発明は、上記請求項1において、上記携帯情報端末が、使用する対象者の個人認証機能として、該対象者のID情報を記憶し必要に応じて前記管理サーバに送信するID情報管理手段と、使用者の指紋、虹彩などの個人生体情報を読み取って予め登録された該対象者の登録個人生体情報との一致を判定して使用者の認証を行なう生体認証手段と、を備え、該管理サーバは該ID情報管理手段から送られるID情報と該生体認証手段から送られる生体認証情報とから使用者の個人認証を行なうことを特徴とする。
ここで、管理サーバ上で認証を行うメリットは、携帯情報端末の利用認証ではなく、該携帯情報端末が利用認証済みの状態で、管理サーバにサービスを要求した場合に、改めてサービス要求者が正当な該携帯情報端末の所有者であることを確認することにある。これにより、請求項の発明によれば、該携帯情報端末の利用承認済みの状態で拾得あるいは盗難された状態でのサービス提供を阻止することができる。
請求項の発明は、上記請求項1において、上記携帯情報端末の位置を検出し携帯情報端末を所持する対象者のプレゼンス情報を発生する前記位置検出手段として、光位置検出装置が使用され、該光位置検出装置は、管理区域内の任意の複数位置に、各位置を示すデジタル情報を光に重畳して投光する蛍光灯、赤外線投光素子などの投光装置を配置し、該投光装置から投光された光を受光する受光器が携帯情報端末に配設され、該受光器から得られる受光信号に基づき該対象者のプレゼンス情報を出力することを特徴とする。
請求項の発明は、上記請求項1において、上記携帯情報端末の位置を検出し該携帯情報端末を所持する対象者のプレゼンス情報を発生する位置検出手段として、GPS装置が該携帯情報端末内に設けられ、該GPS装置は、3個以上の人工衛星から送られる送信時刻を示す電波を受信し、該電波の送信時刻、該電波の受信時刻、及び該人工衛星の位置情報から該携帯情報端末の位置を算出し、当該位置情報に基づき該対象者のプレゼンス情報を出力することを特徴とする。
請求項10の発明は、上記請求項1において、対象者が利用できる機能の一つとして上記携帯情報端末から対象者のID情報、パスワードなどの対象者認証情報をネットワーク上の管理サーバに送信し、該管理サーバで管理される図書の利用サービスについて該対象者に与えられたサービスの利用権限を判定し図書の検索、貸し出し予約、貸し出し、返却などを行う図書管理機能を備えたことを特徴とする。
上記構成の対象者管理システムは、管理区域内において、管理の対象者が所持する携帯情報端末の位置が位置検出手段によって検出されると、携帯情報端末を所持する対象者のプレゼンス情報が発生する。このプレゼンス情報は、対象者の識別情報と位置情報とからなり、各対象者の携帯情報端末からアクセスポイント装置を介して管理サーバに送られ、管理サーバのプレゼンス情報記憶手段に、各対象者毎の情報として検出時刻と共に記憶される。プレゼンス情報記憶手段に記憶された各対象者のプレゼンス情報は、管理クライアント端末において例えば所在一覧表として表示することができ、管理者は、その所在一覧から、多数の対象者の管理区域内での存在位置を、容易に把握することができる。特に、対象者が全寮制教育機関の生徒や学生の場合、先生や管理者は、多くの人手や時間を費やすことなく、多数の対象者の所在を把握することができる。
また、各対象者は、各々各自の携帯情報端末を使用して音声通話を行い、携帯情報端末に接続したクライアント端末を使用してデータ通信、インターネット上のサイトへのアクセス、または外部のアプリケーションプログラムを使用して、文書作成、表作成などの作業を行なうが、その際、サービスレベル管理手段は、利用可能な通信の利用範囲、インターネットに接続した際にアクセス可能な利用範囲、または外部のアプリケーションプログラムを使用する際の利用範囲を、各対象者に応じて設定し、対象者は、携帯情報端末に接続したクライアント端末を使用して、その利用範囲内での機能を使用することができる。
このため、対象者の年齢などに応じて、利用可能な通信の接続時間帯、接続先などの利用範囲、インターネットに接続した際にアクセス可能な利用範囲、外部のアプリケーションプログラムを使用する際の利用範囲を決め、対象者に応じた管理を行なうことができる。さらに、例えば、災害などの緊急時には、管理サーバから全ての携帯情報端末に向けて緊急一斉同報を行うことができ、この緊急一斉同報に対し対象者はその現状を、携帯情報端末を使用して送信することができ、災害などの緊急時の対象者の管理においても、この管理システムを有効に使用することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。ここでは、全寮制の学校における学生を対象とする学生管理システムを、例にあげて説明する。図1は学生管理システムの全体構成図を示し、図2はそのシステムで使用される管理サーバ1の構成図を示している。また、図3はその管理サーバ1の機能構成図を示し、図4は各学生が所持して使用する携帯情報端末2の構成図を示している。
本学生管理システムは、概略的には、有線LAN3に接続された管理サーバ1と、無線LANシステムを介して有線LAN3に接続され、各学生が所持する携帯情報端末2と、無線LANシステム及び携帯情報端末2を介して有線LAN3に接続されるクライアント端末4と、有線LAN3に接続される管理用の管理クライアント端末5と、から構成される。
管理サーバ1は、図2に示すように、CPU、RAMなどを備え、予め記憶されたプログラムに基づき、各種の処理を実行する主制御部10、有線LAN3に対する信号の入出力或はインターネットなどの外部のネットワークに対し信号の入出力を行なう入出力制御部11、各種情報を記憶するデータベース、学生用のファイル、ディレクトリなどを有する記憶装置12を備えて構成される。
記憶装置12には、各学生が使用可能な個人専用ファイル18a、ファイルを管理する個人専用ディレクトリ18b、各学生が使用可能なアプリケーションプログラム18cが記憶される記憶エリアが設定される。さらに、各学生のプレゼンス情報(所在情報)を格納するプレゼンス情報データベース13、各学生が利用可能な通信の範囲、アクセス可能なサイトの範囲、利用可能なアプリケーションなどの情報を格納する権限管理データベース14、各学生の個人情報、ID、認証情報などを格納する学生情報データベース15、及び学生が出席する必要のある授業などの学校のスケジュールを格納したスケジュール情報データベース16、さらに後述の緊急時における一斉同報の発信機能、図書管理機能、出欠管理機能などを実施するためのプログラム格納部17が、記憶装置12に設けられている。
学生用の各クライアント端末4は、学生が使用するアプリケーションプログラムを持たずに構成され、管理サーバ1がそれらのアプリケーションプログラムを持つことにより、サーバーサイドアプリケーション方式としている。
このために、管理サーバ1には、図3に示すように、インターネットに接続して、インターネット上のサイトの各種情報を閲覧するブラウザを備えたインターネット閲覧サービス機能111、電子メールの送受信を行なうメール送受信サービス機能112、各学生への連絡事項など各種のメッセージを送受信するメッセージ送受信サービス機能113、映像を送受信する映像交信サービス機能114、音声情報を送受信する音声交信サービス機能115、災害時などに救難信号(一斉同報)を全学生の携帯情報端末4に向けて発信し、それに対する応答信号を受信する救難信号発信機能116、図書館の本の貸し出しを管理する図書館管理機能117、学校内での学生の物品購入(キャッシュレス購入)を管理するキャッシュレス管理機能118、学生の講義の出欠を管理する出欠管理機能119、学生のプレゼンス(学校内の所在位置)情報を管理するプレゼンス情報管理機能120、及び学生が携帯情報端末2を使用して利用可能な通信の利用範囲(利用時間や通信相手など)、学生が携帯情報端末2(またはクライアント端末4)を使用してインターネットに接続する際、閲覧可能なサイトの範囲や利用時間範囲、及び学生が利用可能なアプリケーションプログラムの利用範囲を設定するサービスレベル管理機能121を備え、それらの機能を行なうために、各機能ごとのアプリケーションプログラムが管理サーバに格納されている。
上記の機能を有した管理サーバ1は、1台のサーバにより構成することができるが、各機能毎に複数のサーバを設置し、例えば、インターネット接続用のゲートウェイサーバ、電子メール用のメールサーバ、救難信号用の危機管理サーバ、データベース用のデータベースサーバなど、複数のサーバに分割して管理サーバ1を構成することもできる。
このように、管理サーバ1には、上述の各学生のプレゼンス情報を、アクセスポイント装置を通して取り込み記憶するプレゼンス情報記憶手段、学生が携帯情報端末2を使用して利用可能な通信の利用範囲、インターネットに接続した際にアクセス可能な利用範囲、またはアプリケーションプログラムを使用する際の利用範囲を学生に応じて設定するサービスレベル管理手段、一斉同報などの緊急信号を管理サーバ1から各携帯情報端末2に送信し、携帯情報端末2から管理サーバ1に送られる応答信号を受信する緊急時対応手段、及び学生の使用するクライアント端末4が管理サーバ1にログインしたとき、その学生に対し許可されたデータファイル、ディレクトリ、或いはアプリケーションプログラムを使用可能な状態とするパーソナライズ手段が備えられている。
各学生は、各々専用の携帯情報端末2を所持する。携帯情報端末2は、図4に示すように、予め記憶されたプログラムに基づき各種情報の通信などの処理を行なうCPU、RAMなどからなる主制御部20、各種情報を一時的にまたは固定的に記憶する記憶部21、キースイッチなどから文字入力を行なう文字入力装置22、小型のマイク、スピーカ、音声信号増幅回路などを備え音声の入出力を行なう音声入出力装置23、LCDなどの画像を表示する画像表示装置24、無線LANシステム8の一方を構成する移動側の無線LAN装置(無線LANアダプタ)28、クライアント端末4との接続に使用するUSB接続装置25、使用する学生の生体認証を行なう生体認証装置26、及び当該学生のID情報を管理するID情報管理装置27を備えて構成される。これらの装置は、使用者が携帯可能な小型のケース内に収納され、小型のマイクとスピーカ、文字入力装置22、画像表示装置24は、携帯電話機と同様の位置に配設され、携帯電話機としても使用可能である。
ID情報管理装置27は、専用のメモリを備えたICを内蔵し、予め使用する学生に設定されたID情報とパスワードが予めそこに記憶され、端末を使用する際の学生の認証に使用される。なお、認証用のID情報とパスワードを記憶したメモリを備えたICは、携帯情報端末2に内蔵する他、非接触式のRFID(使用する学生のID情報とパスワードをメモリに記憶した無線ICタグ)を携帯情報端末2の一部に取着し、携帯情報端末2またはサービスを提供する側の端末にその読取装置を設けて使用することもできる。
生体認証装置26は、指紋読取装置、虹彩読取装置、或は皮膚の静脈形態を読み取る装置を内蔵し、使用者の学生の指紋などの生体情報を読み取り、予め登録された生体情報との一致を判定して、使用者の学生の認証を行なう。この携帯情報端末2は、学生がクライアント端末4を使用する際、そのクライアント端末4にUSB端子を介して接続され、クライアント端末4を管理サーバ1に接続してログインするとき、使用者である学生のID情報(ID情報管理装置27に格納される情報)と上記生体認証情報を、無線LANを介して自動的に管理サーバ1に送ることができる。これにより、使用者がクライアント端末4を使用する毎にパスワードを入力する必要はなく、容易に使用者の認証をとって、管理サーバ1へのログインや携帯情報端末4の使用を行うことが可能となる。
有線LAN3に接続される無線LANシステム8は、図1に示すように、複数の無線LANスイッチ6と、各無線LANスイッチ6に接続された多数のアクセスポイント装置7と、各携帯情報端末4に内蔵された移動側無線LAN装置28とから構成される。管理サーバ1及び管理用の管理クライアント端末5が接続される有線LAN3には、無線LANシステム8の一部を構成する複数の無線LANスイッチ6が接続される。
これらの無線LANスイッチ6は、学校内の任意の位置に設置される多数のアクセスポイント装置7を管理するために設置され、無線LANに接続された携帯情報端末2が移動してその接続点が別のアクセスポイント装置7に移った場合、回線の接続を維持するローミング機能、1つのアクセスポイント装置7に同時に多数の携帯情報端末2が接続され、通信速度が低下し不安定となったとき、負荷(接続)を分散する機能、通信パケットに優先順位を付けて交信を行い、高位の通信の品質を確保する機能などを有している。
多数のアクセスポイント装置7は、複数の無線LANスイッチ6に分散して接続され、各アクセスポイント装置7には識別番号が付され、各アクセスポイント装置7が設置される学校内の場所(位置)とその識別番号は、管理サーバ1で対応して管理される。各アクセスポイント装置7は、常時、一定時間毎に、その識別番号を含むゾーン信号を送信しており、そのゾーン信号を受信した携帯情報端末2の移動無線LAN装置28は、その携帯情報端末2の識別符号である装置番号をゾーン信号に付して返信するようにアクセスポイント装置7に送信する。このアクセスポイントの識別番号と携帯情報端末2の装置番号を含む信号は、アクセスポイント装置7から無線LANスイッチ6、有線LAN3を介して管理サーバ1に送られる。
よって、携帯情報端末2の電源がオン状態にあるときには、携帯情報端末2からその位置を示すゾーン信号に装置番号を付した信号が、その携帯情報端末2の学生の所在を示すプレゼンス情報として、所定時間毎に、管理サーバ1に取り込まれる。このように、携帯情報端末2の移動側無線LAN装置28、アクセスポイント装置7、無線LANスイッチ6、及び管理サーバ1から、上述の携帯情報端末の位置を検出し、携帯情報端末を所持する対象者のプレゼンス情報を発生する位置検出手段が構成されることになる。
無線LANシステム8としては、例えばIEEE802.11aの規格の無線LANを使用することができる。この場合、電波の使用周波数は、5GHz帯、変復調方式はOFDM(直交周波数分割変調)、アクセス制御方式はCSMA/CA(搬送波感知多重アクセス/衝突回避方式)が採用される。このアクセス制御方式では、先ず、送信側がキャリアをセンスして、自分宛の信号が送信されているか否かを判断し、それが一定時間以上ない場合、信号の衝突が生じないとして、データの送信を開始し、キャリアがセンスされた場合、ランダムな長さの時間だけ待機した後、信号を送信する。また、送信側は受信側から送られるACK信号の有無を判定し、ACK信号が受信されない場合、送信側はデータの再送信を行なう。
なお、上記IEEE802.11aの規格の他、IEEE802.11b、11gの規格の無線LANを使用することもできる。また、上記無線LANでは5GHz帯の電波を使用するが、電波方式に代えて赤外線を使用した赤外線方式を採用することもできる。
次に、上記構成の学生管理システムの動作を、図6〜図12のフローチャートと画面説明図を参照して説明する。
上記構成の学生管理システムでは、上述のように、各学生に専用の携帯情報端末2が貸与され、各々の携帯情報端末2のID情報管理装置27には、使用に際し、使用する学生に設定されたID情報とパスワードが記憶され、さらに、携帯情報端末2に設けられた生体認証装置26には、使用する学生の指紋などの生体情報が記憶される。
学生が使用するクライアント端末4は、通常、各教室内の各学生の机などの特定の場所に設置され、LANケーブル、HUBなどを介して有線LAN3に接続され、或は無線LANシステム8を介して有線LAN3に接続される。この場合、学生が使用する際、各々の携帯情報端末2がそのUSB接続装置25を介してクライアント端末4に接続される。
学生がクライアント端末4を使用する場合、携帯情報端末2のID情報管理装置27から使用する学生のID情報を、クライアント端末4を介して管理サーバ1に送信して、サーバに自動ログインする。
このとき、管理サーバ1は、その学生に付与された権限(制限範囲)で使用可能なコンピュータ環境(使用可能なファイル18a、ディレクトリ18b、アプリケーションプログラム18c)を提供する。これにより、各学生には自動的にパーソナライズされたコンピュータ環境が付与され、各学生は管理サーバ1により適正に、アプリケーションプログラムの利用範囲やネットワーク接続機能などのサービス機能の利用レベルがコントロールされることになる。
一方、学生が使用するクライアント端末4が、LANケーブルで接続されない場合、携帯情報端末2の無線LAN装置28つまり無線LANシステム8を介して有線LAN3に接続し、管理サーバ1に接続して使用する。この場合、携帯情報端末2のUSB接続装置25の接続端子を、クライアント端末4に接続し、無線LANシステム8を介して信号或はデータの送受信が行なわれる。無線LANシステム8のアクセスポイント装置7は、学校全体をカバーするように、多数の装置が分散して設置されている。
このような使用環境において、携帯情報端末2の電源がオンされた状態においては、学校の構内全体に分散して配置されたアクセスポイント装置7から常に、一定時間毎にゾーン信号が送信され、そのゾーン内に位置する携帯情報端末2はゾーン信号を受信したとき、受信したゾーン信号に自分の識別符号(装置番号)を付してアクセスポイント装置7に返信する。
すなわち、図5に示すように、先ず、ステップS10で、アクセスポイント装置7がゾーン信号(アクセスポイント装置7の位置を示す信号)を送信すると、そのアクセスポイント装置7のゾーン内に位置する携帯情報端末2が、ステップS15で、そのゾーン信号を受信する。このとき、携帯情報端末2は、ステップS20で、受信したゾーン信号に装置番号を付してアクセスポイント装置7に返信する。
そして、アクセスポイント装置7は、このゾーン信号と装置番号を受信すると(ステップS25)、これらの情報を管理サーバ1に有線LAN3を通して送信する(ステップS30)。管理サーバ1は、ステップS35で、このゾーン信号と装置番号を取り込むと、そのゾーン信号と装置番号を、プレゼンス情報としてタイムスタンプ付きで、プレゼンス情報データベース13に格納する(ステップS40)。上記の処理は、全ての携帯情報端末2について行なわれ、全ての学生の携帯情報端末2のプレゼンス情報が一定時間毎に、プレゼンス情報データベース13に時刻と共に格納され、これにより、各学生のプレゼンス情報が、一定時間(例えば5分)毎に自動的に管理サーバ1に取り込まれ、自動的に記録されることになる。
そして、管理者が使用する管理クライアント端末5において、所在管理用のアプリケーションプログラムが起動して、所在管理表の表示要求が出されたとき、図6のステップ100からステップ110に進み、管理サーバ1はそのプレゼンス情報データベース13から各々の携帯情報端末2のプレゼンス情報(ゾーン情報と装置番号)を読み出す。次に、管理サーバ1は、ステップ120で、予め登録された装置番号と学生のテーブルデータを参照してその装置番号に対応した学生の氏名を抽出し、ステップ130で、そのゾーン情報と学校の構内場所(例えば教室名、体育館など)のテーブルデータを参照して、そのゾーンに対応した構内場所を抽出する。
そして、次にステップ140で、各学生の所在位置と時刻を示す所在管理一覧表が管理クライアント端末5のディスプレイに表示される。この一覧表には、図7に示すように、学年、組と共に各組の全ての学生の氏名を表示する欄が設けられ、学生の氏名は番号順にリスト表示され、現在の所在位置と時刻を示す欄と共に、5分おきに15分前までの所在位置の履歴を表示する欄が設けられ、それらの欄に各学生の所在位置と時刻が表示される。したがって、管理者は、管理クライアント端末5に表示される学生の所在位置と時刻をリスト表示した所在管理一覧を、学生のプレゼンス情報として認識し、各学生の所在を容易に把握することができる。
このような学生の学校内におけるプレゼンス情報は、授業の出欠情報の登録にも利用することもできる。すなわち、授業の出欠をとる場合、管理クライアント端末5において、出欠登録用のアプリケーションプログラムを起動し、先ず、図8のような出欠登録の検索入力フォーム画面において、授業の年度、学年、クラス名、授業を行う教室名、教員名、日付、授業の時限、科目を入力して、授業を特定する。そして、この画面上部の検索ボタンをクリックすると、管理クライアント端末5は、当該クラスの学生の氏名一覧を作成すると共に、それらの学生の所在位置を図9の右部分の位置情報の一覧のように抽出表示する。
授業の時間中に、この位置情報の一覧と授業の教室の所在位置が一致したとき、出席と判定され、授業が行われる教室以外の所在位置の学生は欠席と判定され、その出欠結果を示す出欠一覧表が図9のように表示される。出欠一覧表には、図9に示すように、学年、組、氏名の欄が設けられると共に、各学生の学籍状況、届出、出欠、及び時刻と場所を示す位置情報の欄が設けられ、それらの欄に、「在学」「休学」「届出の有無」「欠」などが表示される。
ここで、学生から欠席の届けなどが出されている場合は、この出欠テーブル画面で入力される。そして、この図9の画面の右上の登録ボタンをクリックすると、その信号が管理サーバ1に送られ、この授業の出欠結果が管理サーバ1の記憶装置に記録される。このように、管理者は、管理クライアント端末5において、授業情報を登録して検索を行うだけで、学校内における学生のプレゼンス情報と登録した授業情報に基づき、簡単にその授業の学生の出欠情報を表示することができ、それを登録することができる。
さらに、このような学生の学校内におけるプレゼンス情報は、緊急時の学生の所在位置管理と学生の状況把握にも利用することもできる。つまり、地震発生などの緊急時には、管理サーバ1から自動的に各携帯情報端末2に対し、緊急事態を知らせる一斉同報を行なうと共に、学生の状況の収集が、以下のように行なわれる。
すなわち、図11に示すように、地震などの災害が発生した際には、ステップS50で、管理サーバ1から有線LAN3を介して各アクセスポイント装置7に対し緊急事態を知らせる一斉同報の文字情報が発信される。この一斉同報の信号は、各アクセスポイント装置7からそのゾーン信号(アクセスポイントの位置を示す信号)付して携帯情報端末2に送信され(ステップS55)、そのアクセスポイント装置7のゾーン内に位置する携帯情報端末2が、その一斉同報の文字情報とゾーン信号を受信する(ステップS60)。
このとき、携帯情報端末2は、ステップS65で、受信した一斉同報の文字を、図10のように、携帯情報端末2の画像表示装置24に表示する。その画面には、学生の状況を例示する選択肢「無事です」「怪我をしていますが動けます」などが選択可能に表示される。学生は、携帯情報端末2を操作して、自分の現在の状況を返答すべく、複数の選択肢の中から自分の状況に合った選択肢を選択入力する(ステップS70)。そして、発信ボタンをクリックすると、その応答の文字情報、装置番号、及びゾーン信号が、携帯情報端末2から近くのアクセスポイント装置7に送信される(ステップS75)。
アクセスポイント装置7は、ステップS80で、この応答の文字情報、装置番号、及びゾーン信号を受信すると、これらの信号を管理サーバ1に送信し(ステップS85)、応答の文字情報、装置番号、及びゾーン信号は、無線LANシステム8から有線LAN3を通して管理サーバ1に送られる。管理サーバ1は、ステップS90で、これら各携帯情報端末2からの信号を取り込むと、学生の状況を示す「無事です」などの文字情報は、装置番号、ゾーン情報と共に、プレゼンス情報データベース13に装置番号に対応した情報として自動的に格納される(ステップS95)。
そして、管理クライアント端末5において、緊急時の所在管理用のアプリケーションプログラムが起動されて、所在管理表の表示要求が出されたとき、管理サーバ1は、プレゼンス情報データベース13から各々の携帯情報端末2のプレゼンス情報(ゾーン情報と装置番号)を読み出すと共に、各携帯情報端末2から送られた各学生の現状を示す文字情報を読み出す。そして、管理サーバ1は、上記と同様に、予め登録された装置番号と学生のテーブルデータを参照してその装置番号に対応した学生の氏名を抽出し、そのゾーン情報と学校の構内場所(例えば教室名、体育館など)のテーブルデータを参照して、そのゾーンに対応した構内場所を抽出する。
これらの各学生の所在位置と時刻と学生の状況を示す情報は、管理サーバ1から管理クライアント端末5に送られ、図12のように、管理クライアント端末5のディスプレイに緊急時の所在管理一覧表として表示される。この緊急時の所在位置一覧表では、学年、組、学生の氏名の欄が設けられ、クラス毎に全ての学生が番号順にリスト表示され、各学生について検出された時刻と所在位置の欄、及び学生の状況を示す欄が設けられる。そして、これらの欄には、図12のように、各学生について、検出された時刻と所在位置、及び学生から返信された学生の状況を示す「無事です」「怪我をしていますが動けます」の文字が表示される。したがって、管理者は管理クライアント端末5に表示される学生の所在位置と状況の一覧を見て、緊急時の各学生の所在位置と状況を把握することができる。
さらに、携帯情報端末2には、緊急時の機能として、上記のような一斉同報に対応して状況を知らせる機能のほか、救難信号を発信する救難信号発信機能が具備されている。すなわち、携帯情報端末2には、特定のキースイッチを操作することにより、例えばSOS信号が自動的に発信され機能が設けられる。携帯情報端末2からSOS信号(その携帯情報端末の装置番号を付した救難信号)が送信されると、このSOS信号は近くのアクセスポイント装置7からそのゾーン信号と共に、無線LANシステム8、有線LAN3を通して管理サーバ1に送られる。
管理サーバ1は、このSOS信号を受信すると、その装置番号、ゾーン信号と共に、SOS信号を、タイムスタンプを付してプレゼンス情報データベース13に格納する。そして、上記のように、管理クライアント端末5において、緊急時における学生の所在管理画面の表示要求があった場合、プレゼンス情報データベース13からSOS信号が学生の状況を示す情報として読み出され、図12に示すように、緊急時の所在管理一覧の返信欄に、救難信号を発信した学生の状況として「SOS」が表示される。
このように、学生から携帯情報端末2を通して救難信号が発信された場合、その救難信号は直ちに管理サーバ1に送られ、管理クライアント端末5において、緊急時の所在管理一覧の画面で表示されるから、その救難信号が管理者に把握され、このような場合には、直ちにセキュリティ会社や消防署などに連絡し、緊急時には迅速に対応することができる。
学生は、教室などに設置されたクライアント端末4を使用する場合、自分の携帯情報端末2を、USBケーブルなどを介してクライアント端末4に接続して使用する。クライアント端末4を起動すると、ユーザ認証機能が動作し、携帯情報端末2のID情報管理装置27からその学生のID情報、パスワードがクライアント端末4に送られ、クライアント端末上で予め登録されたIDとパスワードとの一致が判定されて、ユーザ認証が行なわれる。
そして、クライアント端末4がブラウザなどを利用して管理サーバ1に対しサービスの利用要求を出力すると、その利用要求は、無線LAN装置28からアクセスポイント装置7、無線LANスイッチ6、及び有線LAN3を通して管理サーバ1に送られる。このとき、管理サーバ1は、ログインに必要なユーザ認証のために、学生のID情報、パスワードをクライアント端末4に対し要求する。このとき、クライアント端末4は、そこに接続されている携帯情報端末2のID情報管理装置27からその学生のID情報、パスワードを取り込み、それを管理サーバ1に送信し、管理サーバ1上で予め登録されたIDとパスワードとの一致が判定される。
なお、クライアント端末4を使用せずに、携帯情報端末2のみを使用して内線通話や外線通話、メッセージの送受信、電子メールの送受信などを行う場合、携帯情報端末2のID情報管理装置27から直接管理サーバ1に学生のID情報、パスワードを送信して認証を受けることになる。また、携帯情報端末2には生体認証装置26が内蔵されているから、携帯情報端末2を使用する学生の指紋などの生体情報を予め登録しておき、その学生が使用する際、学生の生体情報を入力して登録された情報との一致を判断して生体認証を行なえば、使用する学生と携帯情報端末2との関係が一定のものとなり、他人が別人の携帯情報端末2を使用してクライアント端末4を使用する弊害を防止することができる。
ここで、管理サーバ1においてユーザ認証が行なわれると、クライアント端末4はサーバにログインし、学生はクライアント端末4を使用して、管理サーバ1が提供するアプリケーションプログラムなどのサービス機能を使用することが可能となる。
このように、学生がクライアント端末4を使用して作業を行なう際には、管理サーバ1にログインし、パーソナライズされたコンピュータ環境、つまり使用を許可されたアプリケーションプログラムなどを使用して作業を行なうことになる。したがって、学生に対し各種ゲームソフトなどの野放図の使用状態を制限して、教育上の管理を適正に行なうことができる。
また、学生がインターネット上のサイトにアクセスする場合、携帯情報端末2のみを使用して、或は携帯情報端末2を接続したクライアント端末4を使用して、先ず、上記のように、管理サーバ1にログインし、そこから、インターネット上のサイトにアクセスする。このため、管理サーバ1のインターネット閲覧サービス機能111において、アクセス可能なURLに対しフィルターをかけ、有害なサイトへの接続を不可能とすれば、学生が携帯情報端末2を使用して有害なサイトにアクセスする弊害を防止することができる。
さらに、学生が図書館に入館して書籍を利用し或は書籍を借りる場合、図書館の図書管理端末に対し、RFIDを取着した携帯情報端末2をかざしてそのID情報管理装置27から学生のID情報、パスワードを図書館の図書管理端末に送信する。このとき、端末は受信したID情報、パスワードを、図書館の利用要求と共に、有線LANを通して管理サーバ1に送信する。
そして、管理サーバ1はそれらの情報を受信すると、ID情報、パスワードを予め登録された学生のID情報、パスワードと対比してユーザ認証を行なうと共に、その学生に付与された図書館における権限、つまり権限管理データベース14に登録されている図書館の利用時間、利用範囲、貸し出し可能図書の範囲などの情報を図書管理端末に送信する。図書館の図書管理端末は、これらの情報に基づき、学生が図書館を使用する際の図書館の利用時間、利用範囲、貸し出し可能図書の範囲などを提示し、学生はその利用範囲で図書館の利用を行なう。これにより、学生に応じた図書の管理を適正に行なうことができる。
なお、上記実施形態では、学生のプレゼンス情報(所在位置情報)を、学生が所持する携帯情報端末2と無線LANシステム8のアクセスポイント装置7間の通信接続情報に基づき、収集するようにしたが、携帯情報端末2にGPS装置を設け、GPS装置から出力される位置情報により、その携帯情報端末2を所持する学生のプレゼンス情報を取得することもできる。この場合、アクセスポイント装置は単数の使用で位置検出が可能となる。
また、学校構内の多くの場所に設置されている照明用の蛍光灯に、高周波電流を供給して点灯する回路を設け、その点灯回路にその蛍光灯の位置を示す位置信号を高周波に重畳して(高周波を位置信号で変調して)供給する。そして、携帯情報端末2には、その蛍光灯の光を受光する受光器を設けると共に、受光信号を復調してそこから位置信号を取り出す復調回路を設けた位置検出装置を取り付ける。このような蛍光灯と位置検出装置により、学生のプレゼンス情報を収集することもできる。この場合、アクセスポイント装置は単数の使用で位置検出が可能となる。
本発明の一実施形態を示す学生管理システムの構成ブロック図である。 管理サーバの構成ブロック図である。 管理サーバの機能構成図である。 携帯情報端末の構成ブロック図である。 プレゼンス情報管理機能を示す携帯情報端末、アクセスポイント装置、管理サーバ間の信号の流れ図である。 管理サーバの所在管理処理を示すフローチャートである。 学生の所在管理一覧表の画面説明図である。 出欠登録のための授業登録入力フォームの画面説明図である。 出欠情報一覧表の画面説明図である。 緊急時の一斉同報画面の画面説明図である。 緊急時に一斉同報が送信された際の携帯情報端末、アクセスポイント装置、管理サーバ間の信号の流れ図である。 災害発生時の緊急所在管理一覧表の画面説明図である。
符号の説明
1 管理サーバ
2 携帯情報端末
3 有線LAN
4 クライアント端末
5 管理クライアント端末
7 アクセスポイント装置
8 無線LANシステム
13 プレズンス情報データベース
14 権限管理データベース
15 学生情報データベース
16 スケジュール情報データベース
17 プログラム格納部
18a 個人専用ファイル
18b 個人専用ディレクトリ
18c プログラムファイル

Claims (10)

  1. 管理の対象者が所持する携帯情報端末と、管理区域内の任意の位置に該携帯情報端末と通信接続可能に設置された単数又は複数のアクセスポイント装置と、該アクセスポイント装置とネットワークを介して接続された管理サーバとを備えた対象者管理システムであって、
    該管理区域内における該対象者の該携帯情報端末の位置を検出し、該アクセスポイント装置を介して該携帯情報端末とその位置情報を含む該対象者のプレゼンス情報を該管理サーバに出力する位置検出手段と、
    該アクセスポイント装置を介して該管理サーバに取り込まれた該各対象者のプレゼンス情報を、タイムスタンプによって日時情報と共に記憶するプレゼンス情報記憶手段と、
    該プレゼンス情報記憶手段に記憶された該各対象者のプレゼンス情報を読み出して表示する管理クライアント端末と、
    対象者が携帯情報端末を使用して利用可能な通信の利用範囲、該アクセスポイント装置を介してネットワークに接続された対象者のクライアント端末がアクセス可能な利用範囲、或は外部のアプリケーションプログラムを使用する際の利用範囲を対象者に応じて設定するサービスレベル管理手段と、
    該携帯情報端末を介して該クライアント端末をネットワークに接続する際、使用者である対象者のID情報、パスワードなどの認証情報をネットワーク上の管理サーバに送信し、該管理サーバに自動ログインする自動ログイン手段と、
    該自動ログイン手段により対象者のクライアント端末が前記管理サーバにログインしたとき、該対象者に対し許可されたデータファイル、ディレクトリ、或いはアプリケーションプログラムを使用可能な状態とするパーソナライズ手段と、
    災害緊急時に緊急信号を該管理サーバから該アクセスポイント装置を通して全携帯情報端末に送信して緊急一斉同報を行う一方、該携帯情報端末からは該アクセスポイント装置を通して該対象者の現状を該管理サーバに送信し、該対象者が遭遇する犯罪緊急時には該携帯情報端末から該アクセスポイント装置を通して緊急信号を該管理サーバに送信する緊急時対応手段と、
    を備えたことを特徴とする対象者管理システム。
  2. 前記管理区域が教育機関の構内に設定され、前記対象者が生徒または学生である請求項1記載の対象者管理システム。
  3. 前記アクセスポイント装置と前記携帯情報端末間で通信を行なう無線LAN装置が設けられ、該携帯情報端末をクライアント端末に接続して無線LAN端末として使用するとき、該無線LAN装置は、該クライアント端末からの情報を、該アクセスポイント装置を介してネットワークに送信し、ネットワークからの情報を、該アクセスポイント装置を介して受信して該クライアント端末に送ることを特徴とする請求項1記載の対象者管理システム。
  4. 前記対象者のプレゼンス情報を出力する位置検出手段として、無線LAN装置が使用され、該無線LAN装置は、前記アクセスポイント装置と該携帯情報端末との間で無線通信を行なう際、回線が確保されたアクセスポイント装置の位置情報を、該携帯情報端末を所持する対象者のプレゼンス情報あるいはプレゼンス情報の一部として出力することを特徴とする請求項1記載の対象者管理システム。
  5. 前記携帯情報端末が、データ通信機能に加えて、音声交信サービス機能、映像交信サービス機能、メッセージ送受信サービス機能、電子メール交信サービス機能、またはインターネットサイトの閲覧機能の少なくとも何れか1つの機能を備えていることを特徴とする請求項1記載の対象者管理システム。
  6. 前記携帯情報端末が、音声交信サービス機能、映像交信サービス機能、メッセージ送受信サービス機能、電子メール交信サービス機能、またはインターネットサイトの閲覧機能を使用するに際し、前記サービスレベル管理手段がそれらの機能を使用する時間、接続先、または交信内容の少なくとも何れか1つをコントロールすることを特徴とする請求項1記載の対象者管理システム。
  7. 前記携帯情報端末が、使用する対象者の個人認証機能として、該対象者のID情報を記憶し必要に応じて前記管理サーバに送信するID情報管理手段と、使用者の指紋、虹彩などの個人生体情報を読み取って予め登録された該対象者の登録個人生体情報との一致を判定して使用者の認証を行なう生体認証手段と、を備え、該管理サーバは該ID情報管理手段から送られるID情報と該生体認証手段から送られる生体認証情報とから使用者の個人認証を行なうことを特徴とする請求項1記載の対象者管理システム。
  8. 前記携帯情報端末の位置を検出し携帯情報端末を所持する対象者のプレゼンス情報を発生する前記位置検出手段として、光位置検出装置が使用され、該光位置検出装置は、管理区域内の任意の複数位置に、各位置を示すデジタル情報を光に重畳して投光する蛍光灯、赤外線投光素子などの投光装置を配置し、該投光装置から投光された光を受光する受光器が携帯情報端末に配設され、該受光器から得られる受光信号に基づき該対象者のプレゼンス情報を出力することを特徴とする請求項1記載の対象者管理システム。
  9. 前記携帯情報端末の位置を検出し該携帯情報端末を所持する対象者のプレゼンス情報を発生する位置検出手段として、GPS装置が該携帯情報端末内に設けられ、該GPS装置は、3個以上の人工衛星から送られる送信時刻を示す電波を受信し、該電波の送信時刻、該電波の受信時刻、及び該人工衛星の位置情報から該携帯情報端末の位置を算出し、当該位置情報に基づき該対象者のプレゼンス情報を出力することを特徴とする請求項1記載の対象者管理システム。
  10. 対象者が利用できる機能の一つとして前記携帯情報端末から対象者のID情報、パスワードなどの対象者認証情報をネットワーク上の前記管理サーバに送信し、該管理サーバで管理される図書の利用サービスについて該対象者に与えられたサービスの利用権限を判定し図書の検索、貸し出し予約、貸し出し、返却などを行う図書管理機能を備えたことを特徴とする請求項1記載の対象者管理システム。
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