JP2004333950A - 携帯電話を利用した学習支援システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】学習者各人が所持するディスプレイ画面付き携帯電話機(2)と、教育施設に設けられたサーバー(1)とから成り; サーバー(1)には、携帯電話機(2)からアクセス可能な複数のダウンロード専用グループファイル(121)や、学習者ごとのプライベートファイル(123)等を記録した記憶装置(12)が設けられ、上記ダウンロード専用グループファイル(121)からは、コンピュータープログラムを含む各種データを携帯電話機へダウンロード可能なように構成し、上記プライベートファイル(123)からは、所望の科目の課題のダウンロードを受け、その解答をアップロードし、更にその解答に対する評価、助言のダウンロードを受けられるように構成したことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に学生を対象とする、携帯電話を利用した学習支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機の急速な普及に伴い、その機能も日々進歩し、これを用いて様々なサービスを利用できるようになっている。
特に、中学生から大学生まで、殆どの学生にとって携帯電話機は友人等とのコミニュケーション等のための生活必需品となっており、学生に対する普及率はほぼ100 %に達していると言っても過言ではない。
これに伴って、携帯電話機を利用したサービスも各種各様のものが既に提供されているが、まだまだ未開拓な分野も多く、現在まさに発展途上の状態である。学生を対象とするサービスについても同様である。
【0003】
例えば、これまで英単語といえば、書物形式の英和・和英辞典か、いわゆる電子辞書と称される小型の辞書専用装置が一般的である。然しながら、それらは辞書以外の機能を殆ど備えておらず、従って、辞書が必要なとき以外には持ち歩くことがなく、急なときに利用することができない。また、英単語記憶のための単語帳は、各人が手作りのものや、既成の小型の暗記用辞書を購入して持ち歩くのが通常であった。
そこで、携帯電話機を利用して、従来の単語帳にない便利な機能を提供できれば、好都合である。
【0004】
或いはまた、授業の時間割は、従来、学校側から紙に印刷して学生に配布されるのが一般的であり、学生はそれを縮小コピーして持ち歩いたり、手帳等に書き写して使用しているのが通常である。また、大学生は、学校側から配布された講義リストの中から、自分が受講するものを選択して、自分自身で時間割を組む必要がある。受験生も、自分が受験する科目に合わせた時間割を組む必要がある。従って、同じクラスに属する生徒同士でも時間割は各人それぞれ異なっている場合が多く、学校から配布されたものでは不充分であったり不便な場合が多い。
時間割以外の個人的スケジュールについては、各自手帳に記入したり、場合によってはノート型パソコンや電子手帳に記録しているが、いずれも、紛失の危険があり、それらのデータのバックアップ作業も面倒であった。
そこで、携帯電話機を利用して、時間割等を含むスケジュール帳(個人予定表)を作成、保存する機能を提供できれば、好都合である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の観点に立ってなされたものであり、その目的とするところは、単語帳、時間割作成等を含む学生生活に便利な各種機能を携帯電話機を利用して提供し得る新規な学習支援システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記の目的は、
学習者各人が所持するディスプレイ画面付き携帯電話機と、教育施設に設けられ、公衆通信網を通じて上記携帯電話機からアクセスし得るサーバーとから成る、携帯電話を利用した学習支援システムであって;
上記サーバーには、学習者集団が有する複数の属性のそれぞれに応じて、複数のダウンロード専用グループファイルと、相互通信専用グループファイルと、学習者ごとのプライベートファイルとを記録した記憶装置を設け、各学習者はサーバーにアクセスした際、自分に関連する所望のファイルが選択でき、
上記ダウンロード専用グループファイルからは、教育施設が提供するコンピュータープログラムを含む各種データを携帯電話機へダウンロード可能なように構成し、
上記相互通信専用グループファイルには、携帯電話機から所望のデータをアップロードして、他のグループ員の総てにそのデータを送信し得るよう構成し、
上記プライベートファイルからは、所望の科目の課題のダウンロードを受け、その解答をアップロードし、更にその解答に対する評価、助言のダウンロードを受けられるよう構成したことを特徴とする上記の学習支援システムによって達成できる。
ここで、「学習者集団が有する複数の属性のそれぞれに応じて」というときの「学習者集団」とは、最も一般的には、特定の学校、予備校、学習塾等の特定の学年又はクラス(学級)を構成する生徒集団を指すが、それ以外の、例えば趣味等のサークル(同好会)、地域別グループ等の構成員集団であってもよい。また、それらの学習者集団が有する複数の「属性」とは、例えば、学力、履修中の科目、進学コース(理工系、医系、法文系等)、趣味等を指すものである。
【0007】
上記ダウンロード専用グループファイルからダウンロードされるデータとしては、携帯電話機において後述の単語帳や個人予定表を使用、作成するためのコンピュータープログラム(以下の説明もしくは図面中の記載において、「アプリケーション」又はこれを略して単に「アプリ」ともいう。)や、その他の機能を実現するためのコンピュータープログラム、更にまた、例えば、教育施設が提供する各種イベント、連絡事項、等々の各種データが含まれる。
また、上記相互通信専用グループファイルを利用するグループとしては、学年、クラス、同好会、クラブ、地域別グループ、友人のグループ、等々がある。
【0008】
なお、プライベートファイルからダウンロードされる課題は、学習者が現に学習している科目から、学習者の学習進度に応じて出題されるよう構成することが推奨される。
例えば、単語帳の機能を使用する場合には、その学習者が現に使用している教科書の中の現在学習しているページから出題されるようにしたり、学習者が入力する形式の外、多肢選択式の問題とすることも可能である。その場合、同じ単語でも毎回出題を変えることができる。また、学習者が前に正解できなかったものがハイライト表示されるように構成することも推奨される。
外国語の単語帳としての機能以外にも、国語、地理、歴史、数学などの科目について、多肢選択形式、順次ヒントを与えるクイズ形式等々で出題するように構成することも可能である。
【0009】
更にまた、プライベートファイルには、サーバーからダウンロードしたスケジュール作成用プログラムを用いて各学習者が携帯電話機で作成した個人予定表をアップロードでき、当該個人予定表には、教育施設で受講する科目の時間割を含む各種スケジュールを書き込み得るように構成することが推奨される。
そのように構成することにより、自分の時間割やスケジュールを携帯電話機に記録し、いつでも確認できると共に、万一、携帯電話機を紛失した場合でも、それらの予定表をサーバーのプライベートファイルにアップロードしておくことにより、新しく購入した携帯電話機を用いて自己のパスワードで当該プライベートファイルにアクセスすれば、アップロード済みの自分の時間割やスケジュールを再入手することが可能である。即ち、教育施設のサーバーを一種のバックアップ手段として利用し得るものである。
【0010】
ここで、本発明の学習支援システムにおける代表的な機能である単語帳の機能と、個人予定表の機能による作用効果を列記すれば、下記の通りである。
(A)単語帳の機能による作用効果
(1) 携帯コンテンツの中で、携帯電話端末に使用されているJAVA(登録商標)アプリケーションを使用し、英単語等の単語帳を構成することが可能である。
(2) 英単語のデータをサーバー上に格納することによって、多数の英単語を用意することができる。
(3) サーバーにアクセスしダウンロードしたアプリケーションと英単語のデータを用いて、英和と和英の両方から単語の閲覧、確認が可能である。
(4) 実際の教育現場で使用されている教科書のデータをサーバーにアップすることによって、教科書の内容に合った単語をダウンロードして学習の進度に合わせることができる。
(5) サーバーにアップするデータを英単語以外のものにすれば、他の教科にも活用できる。
(6) データをサーバー上に格納し、使う側がデータを選ぶという機能は、幅広い用途に活用することができる。
(7) アプリケーションに、学習者が自分で英単語とその意味を書き込み、記録する機能を設けることによって、自分だけの単語帳を作成することもできる。
(8) 携帯電話端末を利用したものなので、携帯が楽で、どこにでも歩くことができ、いざという時いつでも使用することができる。
(9) データ量も、サーバーの容量が許す限り格納することができ、誤字の修正なども容易であり、データを後から追加していくことも可能である。
(10)携帯電話機に付属の小型スピーカーを利用して、音声による出題、正解提示等が可能である。
【0011】
(B)個人予定表の機能による作用効果
(1) 携帯コンテンツの中で、携帯電話端末に使用されているJAVA(登録商標)アプリケーションを使用し、学校の授業の時間割等を携帯電話端末に入れて、いつでも見ることができる。
(2) 学習者が学校側サーバーから自分の携帯電話機にアプリケーションをダウンロードし、携帯電話機上でアプリケーションを起動させ、時間割等を入力、作成し、アプリケーションに記憶させるので、いつでも見ることが可能である。
(3) 教科名を学習者が直接アプリケーションに入力できるので、さまざまな時間割を自由に作成でき、幅広い対応が可能である。
(4) 学校によって教科の名前が違う場合にも対応できるよう、学習者側で教科名を入力し、アプリケーションに記憶させ、時間割に組み込むことができる。
(5) 学校側で、必要なデータを格納したサーバーを用意し、アプリケーションの入った携帯電話端末からアクセスすることで、時間割の変更や連絡など、ほぼリアルタイムで情報の受け渡しが可能となる。
(6) 個人予定表を携帯電話端末に入れておくことができるので、持ち歩きが可能で、いつでも確認することができる。
(7) 学校側サーバーの記録内容を変更し、これを携帯電話端末からアクセスしてダウンロードすれば、学習者はその変更内容を容易に知ることができるので、変更等が容易で、変更のたびに紙で渡す必要がなくなる。
(8) スケジューラー機能や教科名を自由に設定できるので、幅広い活用が可能である。
(9) 教科名の代わりに他の用語を入力することで、時間割以外にも応用できる。
(10)アプリケーションにカレンダーとメモ機能を設けておくことにより、スケジューラーとして使用することができる。
(11)各学習者が携帯電話端末で作成した時間割等を、教育施設側サーバーにアップロードしておくことにより、携帯電話端末を紛失した場合でも、新たな携帯電話機に教育施設側サーバーからそのデータをダウンロードして入手することが可能であるので、データ喪失のリスクを回避できる。
【0012】
なお、本発明のシステムによる上記の各種機能は、教育施設側サーバーに備えられたサーバー用コンピュータープログラムを、当該サーバーに備えられたハードウェア資源により実行し、また、携帯電話機に本来備えられている通信制御、音声制御、画像制御等のためのコンピュータープログラム及び教育施設側サーバーからダウンロードしたコンピュータープログラムを、当該携帯電話機に設けたハードウェア資源により実行することによって実現されるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつゝ本発明を具体的に説明する。
図1は、本発明に係る携帯電話を利用した学習支援システムの全体的構成を示す説明図であり、図中、1は、学校、予備校、学習塾等の教育施設に設けられたサーバー、2は、上記教育施設の教育を受ける学習者が所持する携帯電話機、3は、公衆通信回線網を提供する企業等に備えられた公衆通信設備である。
図では携帯電話機2を1個しか示していないが、実際には教育施設を利用する多数の学習者(生徒)がそれぞれ所持する数だけ存在し、各携帯電話機から公衆通信設備3を介してサーバー1にそれぞれ個別にアクセスできるようになっている。
【0014】
サーバー1には、CPU11、大容量記憶装置12、通信回路13、その他サーバーとしての機能を達成するための各種回路要素(図では省略)が設けられており、これらのハードウェア資源を用いてサーバー用コンピュータープログラムを実行することによって、サーバーとしての機能が実現されるようになっている。
本発明に係る学習支援システムにおいては、サーバー1の大容量記憶装置12に、学習者集団が有する複数の属性のそれぞれに応じて、複数のダウンロード専用グループファイル121と、相互通信専用グループファイル122と、学習者ごとのプライベートファイル123とが記録されている点に特徴がある。図では、これらのファイルを1個づつしか示さなかったが、実際には、ダウンロード専用グループファイル121や相互通信専用グループファイル122は、前記の如く、特定の学校の学級等から成る学習者集団の属性の数だけ設けられ、また、プライベートファイル123は本システムを利用する学習者の数だけ設けられるものである。
【0015】
学習者各人が所持し、使用する携帯電話機2には、液晶によるディスプレイ画面21、スピーカ22、マイク23、操作ボタン類24等が設けられ、またその内部には、ビデオカード25、サウンドカード26、通信回路27、CPU28、記憶装置29、その他携帯電話機としての機能を達成するための各種回路要素(図では省略)が設けられており、CPU28、記憶装置29等々のハードウェア資源を用いて携帯電話機用コンピュータープログラムを実行することにより、携帯電話機としての諸機能が実現されると共に、教育施設側サーバー1からダウンロードした単語帳アプリケーション、時間割作成アプリケーション、その他のコンピュータープログラムを実行することにより、本発明の各種学習支援機能が実現されるようになっている。
【0016】
学習者が、例えば単語帳の機能を利用しようとする場合には、携帯電話機2で公衆通信設備3を介して教育施設側サーバー1を呼び出し、所定のパスワード等を入力した後、ダウンロード専用グループファイル121を選択し、更にその中から単語帳のアプリケーションを選択して、当該アプリケーションを自分の携帯電話機2にダウンロードする。
次いで、学習者ごとに設けられている自分のプライベートファイル123から英単語帳を選択すると、例えば、その学習者が使用している教科書の中の現在学習している範囲から複数の英単語がダウンロードされてディスプレイ画面21に表示される。学習者がそれらの英単語の意味(即ち、解答)を順次入力すると、それらのデータはサーバー1にアップロードされ、サーバー1内で所定のプログラムに従ってその解答に対する評価、助言等が選択若しくは作成され、当該学習者のプライベートファイル123に記録されると共に、学習者の携帯電話機2にダウンロードされ、評価、助言等がディスプレイ画面21に表示されたり、或いはスピーカ22から音声で伝えられる。
携帯電話機2の記憶装置29が充分な容量を有する場合には、単語帳の機能を利用するつど単語帳アプリケーションをダウンロードすることなく、一度ダウンロードしたアプリケーションを記憶装置29に記憶させておき、また出題すべき英単語についても、特定の教科書全体分とか、特定のレベルの単語をまとめてダウンロードし、記憶装置29に記憶させておくようにしてもよい。
また、出題形式も、多肢選択式その他各種形式が可能であり、その場合、同じ単語を出題形式を変えて何度も出題したり、或いはまた、学習者が前に正解できなかったものをハイライト表示するようにしてもよい。
外国語の単語帳としての機能以外にも、国語の漢字や用語、ことわざ、歴史の年代、数学の公式などについて、多肢選択形式、順次ヒントを与えるクイズ形式等々で出題するように構成することも可能である。
【0017】
次に、学習者が、例えば時間割作成の機能を利用しようとする場合について説明すれば、前記と同様に、まず携帯電話機2で公衆通信設備3を介して教育施設側サーバー1を呼び出し、所定のパスワード等を入力した後、ダウンロード専用グループファイル121を選択し、更にその中からスケジュール作成用アプリケーションを選択して、当該アプリケーションを自分の携帯電話機2にダウンロードする。
次いで、このスケジュール作成用アプリケーションを起動し、その使用方法に従って、個々の学習者に合わせた時間割を携帯電話機上で作成する。作成した時間割は、携帯電話機内の記憶装置29に保存すると共に、サーバー1の自分のプライベートファイル123にもアップロードして保存する。
このように構成することにより、自分の時間割等をいつでも手元の携帯電話機で確認できると共に、仮に携帯電話機を紛失した場合でも、新しく購入した携帯電話機や或いは自分のパソコンに、サーバー1のプライベートファイル123からダウンロードして再現することができる。
【0018】
なお、サーバー1のダウンロード専用グループファイル121からは、上記の如きコンピュータープログラム(アプリケーション)のみならず、例えば、その教育施設が行う各種イベントや、連絡事項、その他学習者に有益な情報やデータ等もダウンロードできるようになっている。
【0019】
また、サーバー1の相互通信専用グループファイル122は、各学習者の携帯電話機2から所望のデータをアップロードして、他のグループ員の総てにそのデータを送信し得るように、即ち、いわゆる「掲示板」としての機能を有するように構成されている。グループには、学年、クラス、同好会、クラブ、地域別グループ、友人のグループなど、学習者が必要に応じて組織し得る任意のグループが含まれる。
【0020】
図2〜図12には、本発明のシステムを用いて英単語帳の機能を利用する場合の携帯電話機の操作及び表示の具体例が示されている。
図2は、その全体的流れを示しており、図2中、[1]〜[10]で示す各モードの詳細については、
モード[1](トップ画面モード)に関しては図3に、
モード[2](使用開始から通信によるリスト取得までのモード)に関しては図4に、
モード[3](リスト取得から教科書及び英和又は和英の選択までのモード)に関しては図5に、
モード[4](英和モード)に関しては図6に、
モード[5](和英モード)に関しては図7に、
モード[6](自分用の単語帳を作成するためのカスタムモード)に関しては図8に、
モード[7](カスタムモードにおける書き込み)に関しては図9に、
モード[8](カスタムモードにおける書き込み文字数超過告知)に関しては図10に、
モード[9](カスタムモードにおける文字削除)に関しては図10に、
モード[10](使い方の説明モード)に関しては図11に、
基本操作及び単語データの説明に関しては図12に、それぞれ具体的に示されている。
【0021】
このような本発明のシステムにおける単語帳の機能を利用することにより、次のような作用効果を得ることができる。
(1) 簡単に携帯することができる。
(2) 携帯電話機に単語帳用アプリケーションや単語データをダウンロードして使用するため、辞書を持ち歩く必要がない。
(3) 必要なデータをサーバーに格納することにより、大量のデータを用意することができる。
(4) 英和、和英両方から閲覧、確認ができる。
(5) 実際の教育現場の教科書と連動させ、学習者それぞれの学習進度と合わせることができる。
(6) 学習者が、英単語とその意味をアプリケーションに書き込むことによって、自分だけの単語帳を作成することができる。
(7) サーバーにデータを格納するので、追加や修正が一度で容易に可能となる。
(8) データ内容を変更又は追加することによって、他の教科書にも対応することができる。
(9) 相互通信によって宿題の提出ができる。
【0022】
図13〜図21には、本発明のシステムを用いて、サーバー1から携帯電話機2にダウンロードしたスケジュール作成用アプリケーションを利用して時間割を作成する場合の携帯電話機の操作及び表示の具体例が示されている。
図13は、その全体的流れを示しており、図13中、[1]〜[8]で示す各仕様の詳細については、
仕様[1]に関しては図14に、 仕様[2]に関しては図15に、
仕様[3]に関しては図16に、 仕様[4]に関しては図17に、
仕様[5]に関しては図18に、 仕様[6]に関しては図19に、
仕様[7]に関しては図20に、 仕様[8]に関しては図21に、それぞれ具体的に示されている。
図示するようにして作成した時間割は、携帯電話機2から公衆通信設備3を介してサーバー1のプライベートファイル123にアップロードしておく。そうすることにより、仮に携帯電話機2を紛失した場合でも、新たな携帯電話機にサーバー1から前に作成した時間割のデータをダウンロードして入手することが可能であるので、データ喪失のリスクを回避できる。
【0023】
このような本発明のシステムにおける時間割等のスケジュール作成の機能を利用することにより、次のような作用効果を得ることができる。
(1) 時間割を携帯することができ、いつでも確認できる。
(2) カレンダー、メモ機能があり、各種スケジューラーとして使用できる。
(3) 教科名を学習者が自由に設定できる。
(4) 教育施設側サーバーにアクセスして、ほぼリアルタイムでデータの交換が可能である。
(5) サーバーにデータを格納するので、追加や修正が一度で容易にできる。
(6) 利用の仕方で、通達や個別連絡等の幅広い活用が可能である。
(7) 携帯電話機側で作成したデータをサーバーにアップロードして保存できるので、データ喪失のリスクを回避できる。
【0024】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものでなく、単語帳や個人予定表に限らず、アプリケーション次第で様々な機能を実現でき、従って、本発明はその目的の範囲内において上記の説明から当業者が容易に想到し得るすべての変更実施例を包摂するものである。
【0025】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成されるので、本発明によるときは、単語帳、時間割作成等を含む学生生活に便利な各種機能を携帯電話機を利用して提供することのできる新規な学習支援システムを提供し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯電話を利用した学習支援システムの全体的構成を示す説明図である。
【図2】本発明のシステムを用いて英単語帳の機能を利用する場合の携帯電話機の操作及び表示の全体的流れを示す説明図である。
【図3】図2中に示すモード[1]に関する詳細説明図である。
【図4】図2中に示すモード[2]に関する詳細説明図である。
【図5】図2中に示すモード[3]に関する詳細説明図である。
【図6】図2中に示すモード[4]に関する詳細説明図である。
【図7】図2中に示すモード[5]に関する詳細説明図である。
【図8】図2中に示すモード[6]に関する詳細説明図である。
【図9】図2中に示すモード[7]に関する詳細説明図である。
【図10】図2中に示すモード[8]及び[9]に関する詳細説明図である。
【図11】図2中に示すモード[10]に関する詳細説明図である。
【図12】英単語帳の機能を利用する場合の基本操作及び単語データに関する詳細説明図である。
【図13】本発明のシステムを用いて、携帯電話機にダウンロードしたスケジュール作成用アプリケーションを利用して時間割を作成する場合の携帯電話機の操作及び表示の全体的流れを示す説明図である。
【図14】図13中に示す仕様[1]に関する詳細説明図である。
【図15】図13中に示す仕様[2]に関する詳細説明図である。
【図16】図13中に示す仕様[3]に関する詳細説明図である。
【図17】図13中に示す仕様[4]に関する詳細説明図である。
【図18】図13中に示す仕様[5]に関する詳細説明図である。
【図19】図13中に示す仕様[6]に関する詳細説明図である。
【図20】図13中に示す仕様[7]に関する詳細説明図である。
【図21】図13中に示す仕様[8]に関する詳細説明図である。
【符号の説明】
1 教育施設側サーバー
11 CPU
12 大容量記憶装置
121 ダウンロード専用グループファイル
122 相互通信専用グループファイル
123 プライベートファイル
2 携帯電話機
21 ディスプレイ画面
22 スピーカ
23 マイク
24 操作ボタン類
25 ビデオカード
26 サウンドカード
27 通信回路
28 CPU
29 記憶装置
Claims (3)
- 学習者各人が所持するディスプレイ画面付き携帯電話機(2)と、教育施設に設けられ、公衆通信網を通じて上記携帯電話機からアクセスし得るサーバー(1)とから成る、携帯電話を利用した学習支援システムであって;
上記サーバー(1)には、学習者集団が有する複数の属性のそれぞれに応じて、複数のダウンロード専用グループファイル(121)と、相互通信専用グループファイル(122)と、学習者ごとのプライベートファイル(123)とを記録した記憶装置(12)を設け、各学習者はサーバーにアクセスした際、自分に関連する所望のファイルが選択でき、
上記ダウンロード専用グループファイル(121)からは、教育施設が提供するコンピュータープログラムを含む各種データを携帯電話機へダウンロード可能なように構成し、
上記相互通信専用グループファイル(122)には、携帯電話機から所望のデータをアップロードして、他のグループ員の総てにそのデータを送信し得るよう構成し、
上記プライベートファイル(123)からは、所望の科目の課題のダウンロードを受け、その解答をアップロードし、更にその解答に対する評価、助言のダウンロードを受けられるよう構成したこと、
を特徴とする上記の学習支援システム。 - プライベートファイル(123)からダウンロードされる課題は、学習者が現に学習している科目から、学習者の学習進度に応じて出題されるよう構成したことを特徴とする請求項1に記載の学習支援システム。
- プライベートファイル(123)には、サーバーからダウンロードしたスケジュール作成用プログラムを用いて各学習者が携帯電話機で作成した個人予定表をアップロードでき、当該個人予定表には、教育施設で受講する科目の時間割を含む各種スケジュールを書き込み得るよう構成したことを特徴とする請求項1に記載の学習支援システム。
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