JP6499445B2 - 教習情報管理サーバ - Google Patents

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Description

本発明は、教習情報管理サーバに関し、例えば、自動車運転の教習を支援するものに関する。
自動車教習は、学科教習と技能教習から成り立っている。
技能教習では、教習生は実際に運転席に座り、助手席に座った指導員から運転実技の指導を受ける。
技能実習は、大きく第1段階と第2段階に分かれており、更に、第1段階は、車の乗り降りと運転姿勢、発進と停止などの基本的な項目から構成され、第2段階は、交通の流れに合わせた走行など、より高度な技能を要する項目から構成されている。
技能教習では、教習生は自らの都合の良い時限の予約をとり、その時限に勤務している指導員が教習生に同乗する。そのため、技能教習のたびに指導員が異なるのが一般的である。
このような教習所でのスケジュール作成を支援する技術として特許文献1の「教習支援装置及び教習支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」がある。
この技術は法改正に伴う履修条件の複雑化に伴って困難となったスケジュールの作成を支援するものである。
しかし、この技術によりスケジュール作成が容易になるが、相変わらず技能教習ごとに指導員が変わるために、指導教官の間での連携が不十分となり、技能教習の効率が必ずしも高くないという問題があった。
特開平10−74123号
本発明は、自動車教習における技能教習の効率を高めることを目的とする。
本願発明は、前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、自動車運転の技能教習の項目が終了した後に、当該技能教習の指導員が端末から入力した教習内容情報を取得する教習内容情報取得手段と、前記取得した教習内容情報を所定の記憶装置に記憶する記憶手段と、他の指導員、又は当該技能教習を受けた教習生のうちの少なくとも一方の端末から要求があった場合に、前記記憶した教習内容情報を当該端末に送信する送信手段と、を具備し、前記教習内容情報は、前記技能教習の項目の習熟度及び前記教習生を指導する次の指導員への申し送り事項を含み、前記技能教習の項目の習熟度は、教習項目ごとに0%から100%まで目盛りが設定された棒グラフで表し、前記当該項目の習熟度を表す棒グラフは、歴代の指導員が入力した履歴も表示され、教習生の技能の上達を項目ごとに時系列に従って記録してあることを特徴とする教習情報管理サーバを提供する。
請求項2に記載の発明では、前記技能教習の項目の習熟度を示す棒グラフは、指導員が、棒グラフをタッチしたままドラッグすることにより棒グラフの長さを10%単位で調節して習熟度を入力することができることを特徴とする請求項1に記載の教習情報管理サーバを提供する。
本発明によれば、指導員が指導後に教習内容をサーバにアップロードして、これを他の指導員や教習生と共有することにより自動車教習における技能教習の効率を高める。
教習情報管理システムのネットワーク構成を説明するための図である。 教習情報管理サーバなどのハードウェア的な構成を示した図である。 指導員用ホーム画面などの一例を示した図である。 教習情報画面の一例を示した図である。 申し送りメモ入力画面などの一例を示した図である。 教習生用ホーム画面の一例を示した図である。 サポートメッセージの一例を示した図である。
(1)実施形態の概要
指導員は、教習生の習熟度や、次の指導員への申し送りメモ(申し送り事項)などを自己の指導員端末3から技能教習後に入力して教習情報管理サーバ2(図1)のアップロードする。
次に当該教習生を指導する指導員は、自己の指導員端末3から教習情報管理サーバ2にアクセスして前に指導した指導員の入力した習熟度や申し送りメモを閲覧し、指導に役立てる。
一方、教習生は、教習生端末4から教習情報管理サーバ2にアクセスして、自己の教習の進捗を確認したり、指導員に質問を送信したりすることができる。
このように指導員と教習生は、教習情報管理システム1により教習に関する情報を共有するため、教習の質と効果、即ち効率を高めることができる。
(2)実施形態の詳細
図1は、本実施の形態に係る教習情報管理システム1のネットワーク構成を説明するための図である。
教習情報管理システム1は、インターネット6を介して通信可能な教習情報管理サーバ2、指導員端末3、3、・・・、教習生端末4、4、・・・、自宅端末7、役所端末8と、教習情報管理サーバ2に接続された教習所端末5を用いて構成されている。
指導員端末3は、無線でインターネット6に接続する携帯可能な端末であって、例えば、タブレット端末で構成されており、指導員(教官)ごとに1台ずつ教習所から支給されている。
指導員は、教習情報管理システム1においてそれぞれ自己のアカウントを有しており、指導員端末3から自己のIDとパスワードにて教習情報管理システム1にログインして教習情報管理システム1の提供する各種サービスを利用する。
教習情報管理システム1が指導員に提供するサービスには、技能教習前では、1日の教習予定の確認、教習生の教習進捗の確認などがあり、技能教習後では、教習項目ごとの習熟度の入力、次の指導員への申し送りの登録、教習生へのサポートメッセージの送信などがある。
教習生端末4は、無線でインターネット6に接続する携帯可能な端末であって、例えば、教習生端末4の有するスマートフォンや携帯電話で構成されている。
教習生は、教習情報管理サーバ2から教習情報管理サーバ2へアクセスするアプリケーションをダウンロードし、これを教習生端末4にインストールして自分用の教習生端末4を構成する。
教習生は、教習情報管理システム1においてそれぞれ自己のアカウントを有しており、教習生端末4から自己のIDとパスワードにて教習情報管理システム1にログインして教習情報管理システム1の提供する各種サービスを利用する。
教習情報管理システム1が教習生に提供するサービスには、教習所からのお知らせの閲覧、次の教習予約日時のお知らせの閲覧、技能及び学科における教習進捗の確認、指導員からのサーポートメッセージの受信、送迎バスの予約、教習に役立つコンテンツの閲覧、指導員への質問の送信などがある。
自宅端末7は、教習生の自宅にあるパーソナルコンピュータなどのインターネット6に接続可能な端末であって、教習生は、教習生端末4と同様に自宅端末7から教習情報管理サーバ2にアクセスして、教習情報管理サーバ2の提供するサービスを利用することもできる。自宅端末7は、自宅で教習情報管理システム1を利用するときに便利である。
役所端末8は、例えば、公安委員会などの管轄役所(行政機関)に設置された端末であって、例えば、事故を起こしたドライバの教習所時代の記録を閲覧する場合に用いる。
なお、役所端末8から教習所時代の記録をダウンロードしてこれを管轄役所のコンピュータでデータマイニングし、例えば、脇見しやすい教習生は、追突事故を起こしやすいなど、教習所時代の特徴と、当該特徴を有する者の事故の傾向を統計的に調べることもできる。
これを用いて、「あなたは、追突事故を起こしやすいので気をつけるように」などと教習生に予め注意を与えることも可能となる。
教習所端末5は、教習所に設置された端末であって、教習情報管理サーバ2に指導員や教習生のアカウントを登録・抹消したり、教習情報管理システム1で利用できるコンテンツをアップロードしたり、又は更新したりなど、教習情報管理サーバ2の保守などに用いられる。
教習情報管理サーバ2は、指導員、教習生、及び管轄役所に上述の教習内容に関する情報の共有サービスを提供するサーバ装置である。
即ち、指導員に対しては、技能教習前では、教習予定の確認、教習生の教習進捗の確認(申し送りメモ、習熟度、教習生からの質問)などの機能を提供し、技能教習後では、教習項目ごとの習熟度の入力、申し送りメモの登録、教習生へのサポートメッセージの送信などの機能を提供する。
また、教習生に対しては、教習所からのお知らせの閲覧、次の教習予約日時のお知らせの閲覧、技能及び学科における教習進捗の確認、指導員からのサーポートメッセージの受信、送迎バスの予約、教習に役立つコンテンツの閲覧、質問の送信などの機能を提供する。
また、管轄役所に対しては、管轄役所の問い合わせ対象者の教習生時代の申し送りメモ、習熟度、教習生からの質問、及びこれに対する指導員の回答などの管轄役所が要求する情報を管轄役所の要望するフォーマットにて役所端末8や管轄役所のサーバ装置などに送信する。
なお、技能の習熟度や申し送りメモは、指導員間で共有され、習熟度に関しては教習生が自分の習熟度を閲覧できるようにすることもできるが、申し送りメモは、教習生に見せるのが好ましくない内容も含まれるので、指導員の間では共有し、教習生に対しては閲覧できないようになっている。
図2(a)は、教習情報管理サーバ2のハードウェア的な構成を示した図である。
教習情報管理サーバ2は、CPU21、ROM22、RAM23、通信制御部24、入出力部25、記憶装置26などから構成されている。
CPU21は、コンピュータプログラムに従って所定の情報処理を行う中央処理装置であって、バスラインを介してROM22〜記憶装置26と協働して動作し、上述の各機能を発揮する。
ROM22は、読み取り専用のメモリであって、CPU21が動作する上での基本的なプログラムやパラメータが記憶されている。
RAM23は、読み書きが可能なメモリであって、CPU21が情報処理をする際のワーキングメモリを提供する。
通信制御部24は、インターネット6を介して教習情報管理サーバ2を指導員端末3、3、・・・、教習生端末4、4、・・・、自宅端末7、役所端末8などに接続する。
入出力部25は、入出力インターフェースであって、例えば、教習所端末5と接続する。
記憶装置26は、例えば、ハードディスクや半導体記憶装置によって構成された大容量の記憶装置であって、各種のプログラムやデータベースが記憶されている。
記憶装置25が記憶するプログラムには、教習情報管理サーバ2を動作させる基本プログラムであるOS(Operating System)やCPU21に上述の各機能を発揮させる教習情報管理プログラムなどがある。
また、記憶装置26は、CPU21が教習情報管理プログラムに従って動作する際に利用する教習情報データを記憶している。
教習情報データは、指導員のID、パスワード、氏名などの指導員の基礎データを記憶した指導員マスタ、教習生のID、パスワード、氏名などの教習生の基礎データを記憶した教習生マスタ、及び、指導員や教習生が入力したデータ(習熟度、申し送りメモ、質問、回答など)を蓄積した各種トランザクションデータなどから構成されている。
図2(b)は、指導員端末3のハードウェア的な構成を示した図である。
指導員端末3は、CPU31、ROM32、RAM33、通信制御部34、ディスプレイ35、タッチパネル36、マイク/カメラ37、スピーカ38、記憶装置39などから構成されている。
CPU31は、記憶装置39やROM32などに記憶されたコンピュータプログラムに従って所定の情報処理を行う中央処理装置であって、バスラインを介してROM32〜記憶装置39と協働して動作し、指導員が上述の(A1)〜(A5)の機能を利用できるようにする。
ROM32は、読み取り専用のメモリであって、CPU31が動作する上での基本的なプログラムやパラメータが記憶されている。
RAM33は、読み書きが可能なメモリであって、CPU31が情報処理をする際のワーキングメモリを提供する。
通信制御部34は、無線によってインターネット6に接続して指導員端末3を教習情報管理サーバ2に接続する。
ディスプレイ35は、例えば、カラー液晶ディスプレイで構成されており、教習情報管理サーバ2が提供する各種画面を表示する。
タッチパネル36は、例えば、ディスプレイ35の表面に設置された透明の電極で構成されており、ディスプレイ35に表示された画面に対して指導員が指やタッチペンでタッチすることによりアイコンの選択や文字の入力など各種情報を入力することができる。
マイク/カメラ37は、音声を入力するデバイスであるマイクロフォンと画像を撮影するデバイスであるカメラである。
本実施の形態では、これらのデバイスは特に使用しないが、教習中の動画を撮影したりするのに用いることができる。
スピーカ38は、音声を出力するデバイスであり、音声の出力を伴うコンテンツを再生する際に音声を出力したり、操作音を出力したりする。
記憶装置39は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)などの不揮発性半導体記憶装置によって構成されており、指導員端末3を動作させるための基本的なプログラムであるOSや教習情報管理サーバ2に接続して教習情報管理サーバ2の提供する機能を利用するためのアプリケーションプログラムである指導員用プログラムを記憶している。
図示しないが、教習生端末4のハードウェア的な構成は、指導員端末3と同様であって、教習生端末4のCPUが利用する記憶装置には、教習生端末4が教習情報管理サーバ2に接続して教習生が上述の各種機能を利用できるようにするアプリケーションプログラムである教習生用プログラムがインストールされている。
その他、教習所端末5、自宅端末7、役所端末8のハードウェア的な構成も同様である。
図3(a)は、指導員端末3のディスプレイ35に表示される指導員用ホーム画面50の一例を示した図である。
指導員用ホーム画面50は、指導員端末3を教習情報管理サーバ2に接続して、指導員がID、パスワードにて自己のアカウントにログインすると表示される。
指導員用ホーム画面50には、例えば、「学校からのお知らせ」のように全指導員に対して共通して提供される内容や、「未読メッセージ」のように、当該指導員に宛てて提供される指導員ごとに固有な内容などが含まれている。
このように、教習情報管理サーバ2は、指導員のアカウントごとに指導員用ホーム画面50を当該指導員に適したように調整して構成する。
指導員用ホーム画面50は、メニュー欄51、項目欄52、お知らせ欄53などから構成されている。
メニュー欄51は、教習情報管理サーバ2の提供する機能を選択する欄であり、「ホーム」、「教習生をさがす」、「教習結果の登録」、「全員の予定」、「参考資料」などのアイコンが表示され、これらをタッチすることにより利用する機能を選択することができる。
図では、「ホーム」アイコンが選択状態となっており、ディスプレイ35に指導員用ホーム画面50が表示されている。
また、「教習生をさがす」、「教習結果の登録」、「全員の予定」、「参考資料」の各アイコンを選択すると、それらに対応する画面が表示される。
このうち、「全員の予定」を選択すると指導員全員の予定表が表示され、これにより指導員は、自分及び他の指導員の1日の教習(業務)予定を確認することができる。
なお、教習予定は、各時限の配車割付時に変更される可能性があるが、その場合も変更が教習情報管理サーバ2によって速やかに予定表に反映される。
項目欄52には、「教習開始」、「全員の予定」、「教習結果の登録」、「参考資料」、「未読メッセージ」などのアイコンが表示される。
このうち、「全員の予定」、「教習結果の登録」、「参考資料」は、メニュー欄51に表示されたものと同じである。
「教習開始」アイコンは、これから実技教習を行う教習生に対して入力された情報を閲覧するためのアイコンで、これを選択すると、例えば、前の指導員からの申し送りメモを参照したり、当該教習生のこれまでの実技の習熟度を参照したりすることができる。
図3(b)は、申し送りメモの一例を示した図である。
申し送りメモでは、例えば、登録日時と担当指導員の氏名と共に「落ち着きがない」などの教習生に関する前任者からの注意事項がメモ内容として記載されている。
このように申し送りメモでは忌憚のない所見が記載されているため、申し送りメモは、指導員のアカウントからのみ閲覧可能で教習生のアカウントからは閲覧できないようになっている。
図3(a)に戻り、「未読メッセージ」アイコンは、教習生から当該指導員宛に送られてきた質問を閲覧するためのアイコンである。
お知らせ欄53は、学校から発行されたお知らせを閲覧するための欄であり、列挙された項目(例えば、「仮免期限の確認ミス防止について」)をタッチすると、当該項目の詳細がディスプレイ35に表示される。
図4は、教習情報画面60の一例を示した図である。教習情報画面60は、「教習結果の登録」アイコンをタッチするとディスプレイ35に表示される。
教習情報画面60には、指導員が指導する教習生に関する情報が表示されたり、あるいは入力したりすることができる。
このため指導員は、予め対象となる教習生のIDを入力するなどして、当該教習生の情報が教習情報画面60に表示されるようにしておく。
あるいは、教習情報管理サーバ2が、指導員が指導する教習生をスケジュールから判断して、指導員が当該教習生を指導する時限に当該教習生の情報が教習情報画面60に表示されるように自動的に設定しても良い。
教習情報画面60は、メニュー欄61を備えており、当該欄に「適性検査」、「教習履歴」、「項目別習熟度」、「スケジュール」、「申し送りメモ」、「サポートメッセージ」の各アイコンが表示されている。
「適性検査」アイコンをタッチすると、教習情報画面60に当該教習生の適性検査の結果が表示される。指導員は、これを参照することにより、指導に際して当該教習生の適性を確認することができ、より効果的に指導することができる。
また、「教習履歴」及び「スケジュール」アイコンをタッチすると、当該教習生の教習履歴やスケジュールが表示される。指導員は、これを参照し、指導に際しての参考にすることができる。
「申し送りメモ」及び「サポートメッセージ」アイコンをタッチすると、当該教習生に対する申し送りメモの入力画面、及び当該教習生に宛てて送るサポートメッセージの入力画面が表示される。これについては後述する。
更に、「項目別習熟度」アイコンを表示すると、段階選択欄62と教習項目欄63が表示される。
段階選択欄62は、技能教習の段階を選択する欄で、「第1段階」、「第2段階」アイコンが表示されている。
「第1段階」、「第2段階」アイコンをタッチすると、それぞれ、教習項目欄63に第1段階の項目、第2段階の項目が表示される。
教習項目欄63は、段階選択欄62で選択された段階の教習項目の習熟度登録グラフが表示される。
習熟度登録グラフは、「車の乗り降りと運転姿勢」、「自動車の機構と運転装置の取り扱い」など、教習項目ごとに0%から100%まで目盛りが設定された(100%に近いほど高評価)棒グラフで当該項目の習熟度を表しており、指導員は、棒グラフをタッチしたままドラッグ(指を移動して指先を画面上で引きずること)することにより棒グラフの長さを10%単位で調節して習熟度を入力することができる。
指導員は、技能教習後に教習生の習熟度を項目別に評価して、その結果を棒グラフによって入力する。
また、習熟度登録グラフには、「2014/1/17 渡辺次郎(60%)>>2014/1/18 鈴木三郎(90%)」などと過去の指導員が入力した履歴も表示される。
これにより、指導員は、教習生の上達の過程を認識し、これを参考に習熟度を入力できるほか、教習生に過去の履歴を加味した適切なアドバイスを行うことができる。
このように、教習情報管理サーバ2では、教習生の技能の上達を項目ごとに時系列に従って細かく記録することができる。
図5(a)は、申し送りメモ入力画面70の一例を示した図である。
申し送りメモ入力画面70は、教習情報画面60で「申し送りメモ」アイコンを選択すると表示される。
申し送りメモ入力画面70は、申し送りメモ入力欄71を備えており、指導員は技能教習を終えた後、次の時限を担当する指導員に向けて当該教習生に関する申し送りメモを申し送りメモ入力欄71に入力する。
この入力は、リストから選択したり、あるいは、キーボード入力(ディスプレイ35にキーボードが表示され、これから文字をタッチして文字入力する)するように構成することができる。
図5(b)は、サポートメッセージ入力画面80の一例を示した図である。サポートメッセージ入力画面80は、教習情報画面60で「サポートメッセージ」アイコンをタッチするとディスプレイ35に表示される。
サポートメッセージ入力画面80は、「良かったところ」、「もう少し頑張りたいところ」、「アドバイス」及び「コメント」の項目から構成されている。
「良かったところ」及び「もう少し頑張りたいところ」は、リストから該当する内容(メッセージ)をプルダウンメニュー方式で選択するようになっており、指導員の入力負担を軽減している。
「アドバイス」と「コメント」に関しては、指導員がテキスト入力し、きめの細かい対応を行うことができる。
サポートメッセージ入力画面80で入力した内容は、教習情報管理サーバ2によって教習生が閲覧する所定の形式に変換され、教習生のアカウントに送信される。
図6は、教習生端末4のディスプレイに表示された教習生用ホーム画面90の一例を示した図である。
教習生用ホーム画面90は、教習生端末4にインストールした教習生用プログラムを用いて表示されるものである。
教習生用ホーム画面90は、お知らせ欄91、予定欄92、メニュー欄93などから構成されている。
お知らせ欄91には、教習所から教習生へのお知らせが表示され、これをタッチするとより詳細な情報が表示される。
予定欄92には、次回の技能教習予約日と内容が表示される。
メニュー欄93には、「ニュース」、「教習予約」、「バス送迎予約」、「参考資料」、「デジタル教科書」、「指導員一覧」、「メッセージ」、「教習状況」、「学習システム」、「学科予定表」などの各アイコンが表示されている。
「ニュース」アイコンをタッチすると、教習関連のニュースが表示される。
「教習予約」アイコンは、技能教習予約サイトとリンクしており、これをタッチすると技能教習予約サイトに移動して、そこから技能教習の時限を予約することができる。
「バス送迎予約」アイコンは、バス送迎予約サイトとリンクしており、これをタッチすると、バス送迎予約サイトに移動して、そこから送迎バスの予約をすることができる。
また、送迎バスの予約が完了すると、教習情報管理サーバ2は、予約時間を教習生端末4に通知し、教習生がこれを確認して既読となった否かを確認することができる。
この既読となったか否かの確認は、教習所端末5の画面に、送信した情報が教習生に読まれた場合に「既読」との表示を行うことにより、行うことができる。
なお、この「既読」の確認は、送迎バスの予約だけでなく、他の情報、例えば「教習予約」、「メッセージ」などでも行えるようにしてもよい。
「参考資料」及び「デジタル教科書」アイコンをタッチすると、それぞれ教習用のコンテンツやデジタル教科書が表示される。
教習情報管理システム1では、教育用コンテンツとして、例えば、検定コースの走行映像や注意地点の写真など、教習所オリジナルのコンテンツも利用でき、教習生の予習や復習に役立てることができる。
「指導員一覧」アイコンをタッチすると、指導員の一覧が表示される。指導員のスケジュールも表示することができ、教習生は、これを参考に予約を入れることができる。
「メッセージ」アイコンをタッチすると、指導員がサポートメッセージ入力画面80から当該教習生宛に入力したサポートメッセージが表示される。また、サポートメッセージが新規到着した場合は、「メッセージ」アイコンの表示状態が変化するなどして通知を知らせる新規通知機能も実装されている。
なお、サポートメッセージは、電子メールにて教習生の電子メールアカウントに送信されるように構成しても良い。
「教習状況」アイコンをタッチすると、当該教習生の教習状況が表示される。
「学習システム」アイコンは、学科学習ソフトとリンクしており、これをタッチすると、学科学習ソフトを利用することができる。
「学科予定表」アイコンは、学科時間割表とリンクしており、これをタッチすると学科時間割表が表示される。
この他に、教習生用ホーム画面90は、教習所オリジナルの画像イメージを表示して教習生にアピールしたり、ソーシャルメディアへのリンクを設定したりなどすることができる。
図7は、教習生が受け取るサポートメッセージ100の一例を示した図である。
サポートメッセージ100は、指導員がサポートメッセージ入力画面80から入力した情報を用いて構成されており、教習生用ホーム画面90で「メッセージ」アイコンをタッチすると表示される。
サポートメッセージ100では、本日の技能教習、良かったところ、もう少し頑張りたいところ、指導員からのメッセージなどが表示される。
このように、教習生は、技能教習終了後、担当した指導員から教習上のポイントなどを記したメッセージを受け取ることができる。
また、サポートメッセージでは、これらのほか、アンケートへの協力要請や指導員への質問の受付なども表示される。
アンケートに関しては、アンケートアイコン101をタッチすると、アンケート画面が表示され、教習生は、この画面からアンケートに対する回答を入力する。
このアンケートの結果は、場合によっては、指導員に対する不満、クレーム等が含まれている可能性があるので、指導員端末3では閲覧できず、教習所端末5の画面でのみ閲覧できるようにしてもよい。こうすることで、教習生の意見を忌憚なく徴収することができる。
教習情報管理システム1では、教習生の教習進捗に応じてアンケートを教習生の教習生端末4に自動配信してアンケート回答を集計することができ、年計などでの比較が可能となる。
指導員への質問に関しては、質問アイコン102をタッチすると、質問入力画面が表示され、教習生は、この画面から教習に関する質問を入力する。
入力した質問は、当該指導員(サポートメッセージを送った指導員)のアカウントに送信され、指導員は、指導員用ホーム画面50の「未読メッセージ」から当該質問を閲覧することができる。回答は、直接教習生に会って行っても良いし、再度サポートメッセージを送信して行っても良い。
ところで、教習情報管理サーバ2には、指導員が入力した技能教習の習熟度、申し送りメモ、サポートメッセージや、教習生が入力した質問などが保存されている。
これらの情報は、教習生が卒業後に事故を起こした場合に管轄役所の調査対象となる。
従来は、紙に書いた原簿が調査対象であったため、改竄が困難であったが、教習情報管理システム1は、原簿が電子データであるため、改竄対策を行う必要がある。
そのため、教習情報管理システム1は、指導員が習熟度や申し送りメモを入力できる期間を教習後の一定期間に限定したり、入力された情報は、閲覧できるものの編集できないようにしたりすることができる。
より信頼性を高めるには、例えば、これらの情報が入力された後、教習情報管理システム1がタイムスタンプサーバに依頼して入力された情報に対してタイムスタンプを発行してもらえば良い。
タイムスタンプの発行は、教習情報管理システム1が入力された情報のハッシュデータを生成してタイムスタンプサーバに送信し、タイムスタンプサーバがこれに秘密鍵で電子署名することにより行われる。
以上に説明した教習情報管理システム1により、次のような効果を得ることができる。
(1)指導員はタブレット端末を用い、教習生はスマートフォンのアプリケーションを活用することにより技能教習の質と効率を高め、教習生の満足度向上を図ることができる。
(2)習熟度や申し送りメモなど技能教習に必要な情報を指導員間で共有し、教習の質と効果を高めることができる。
(3)習熟度は、項目ごとに0から100までの段階で細かく時系列的(即ち、過去の指導員の行った評価も履歴として残る)に記録することができる。
(4)申し送りメモによって、教習生には見せたくない申し送り事項を指導員間で共有することができる。
(5)教習生にサーポートメッセージや送迎バスの予約時間の確認などの表や情報を発信(プッシュ)することかできる。
以上に説明したように、教習情報管理サーバ2は、技能教習後に指導員が指導員端末3から入力した習熟度や申し送りメモなどの教習内容情報を受信して記憶装置26に記憶するので、自動車運転の技能教習の項目が終了した後に、当該技能教習の指導員が端末から入力した教習内容情報を取得する教習内容情報取得手段と、前記取得した教習内容情報を所定の記憶装置に記憶する記憶手段を備えている。
また、教習情報管理サーバ2は、記憶したこれらの情報を指導員端末3や教習生端末4に送信して他の指導員や教習生と共有するため、他の指導員、又は当該技能教習を受けた教習生のうちの少なくとも一方の端末から要求があった場合に、前記記憶した教習内容情報を当該端末に送信する送信手段を備えている。
また、教習内容情報は、技能教習の項目の習熟度や教習生を指導する次の指導員への申し送り事項を含み、申し送り事項は、教習生に対しては閲覧不可とするため、送信手段は、教習生の端末には、前記申し送り事項を送信しない。
また、教習情報管理サーバ2は、教習生が卒業後事故を起こした場合、当該卒業生の教習内容情報を特定して管轄役所にこれを閲覧可とするため、所定の行政機関の端末から要求があった場合に、送信手段は、記憶した教習内容情報を当該端末に送信する。
また、教習情報管理サーバ2は、記憶装置26に記憶した情報は編集・改編不可とするため、教習情報管理サーバ2は、記憶した教習内容情報の編集を禁止している。
1 教習情報管理システム
2 教習情報管理サーバ
3 指導員端末
4 教習生端末
5 教習所端末
6 インターネット
7 自宅端末
8 役所端末
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 通信制御部
25 入出力部
26 記憶装置
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 通信制御部
35 ディスプレイ
36 タッチパネル
37 マイク/カメラ
38 スピーカ
39 記憶装置
50 指導員用ホーム画面
51 メニュー欄
52 項目欄
53 お知らせ欄
60 教習情報画面
61 メニュー欄
62 段階選択欄
63 教習項目欄
70 申し送りメモ入力画面
71 申し送りメモ入力欄
80 サポートメッセージ入力画面
90 教習生用ホーム画面
91 お知らせ欄
92 予定欄
93 メニュー欄
100 サポートメッセージ
101 アンケートアイコン
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  1. 自動車運転の技能教習の項目が終了した後に、当該技能教習の指導員が端末から入力した教習内容情報を取得する教習内容情報取得手段と、
    前記取得した教習内容情報を所定の記憶装置に記憶する記憶手段と、
    他の指導員、又は当該技能教習を受けた教習生のうちの少なくとも一方の端末から要求があった場合に、前記記憶した教習内容情報を当該端末に送信する送信手段と、
    を具備し
    前記教習内容情報は、前記技能教習の項目の習熟度及び前記教習生を指導する次の指導員への申し送り事項を含み、
    前記技能教習の項目の習熟度は、教習項目ごとに0%から100%まで目盛りが設定された棒グラフで表し、前記当該項目の習熟度を表す棒グラフは、歴代の指導員が入力した履歴も表示され、教習生の技能の上達を項目ごとに時系列に従って記録してあることを特徴とする教習情報管理サーバ。
  2. 前記技能教習の項目の習熟度を示す棒グラフは、指導員が、棒グラフをタッチしたままドラッグすることにより棒グラフの長さを10%単位で調節して習熟度を入力することができることを特徴とする請求項1に記載の教習情報管理サーバ。
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