JP2003141590A - 出欠確認装置、入室者管理装置、装置、ゲート、そのプログラム、及びその記録媒体 - Google Patents

出欠確認装置、入室者管理装置、装置、ゲート、そのプログラム、及びその記録媒体

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JP2003141590A
JP2003141590A JP2001335358A JP2001335358A JP2003141590A JP 2003141590 A JP2003141590 A JP 2003141590A JP 2001335358 A JP2001335358 A JP 2001335358A JP 2001335358 A JP2001335358 A JP 2001335358A JP 2003141590 A JP2003141590 A JP 2003141590A
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JP2001335358A
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English (en)
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Masaaki Ueda
雅章 上田
Takuya Oka
卓哉 岡
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通学途中や、校内における学生の身の安全の
確保、確認を行うために、学校の職員は、校内の見回り
を行っている。しかし、学校の職員は校内の見回りに時
間を割かなければならない。また、見回りだけでは学生
の身の安全の確保、確認確実に行うことができない。 【解決手段】 欠席しているにも関わらず、保護者等か
ら欠席する旨の通知のない学生を特定する出欠確認装置
を学校に導入する。また、教室等に入室を制限するゲー
ト又は装置を備える。更に、学生の入室時間を計測し、
長時間入室した学生が居ることを、学校の職員に通知す
る入室管理装置を学校に導入する。また、学生が居た場
所や居るような場所を記憶する装置を学校に導入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現在の人の安全を
確認するための出欠確認装置、入室者管理装置、位置特
定装置、入出管理装置、出入口開閉装置及びそのプログ
ラムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に学校では、教師は1時間目の授
業開始前に担当するクラスの学生の出欠をとる。教師
は、欠席している学生のうち保護者から欠席する旨の連
絡のない学生がいると、当該学生の自宅に電話を掛け
て、当該学生が風邪・怪我等で休むのか、或いは当該学
生が自宅を出ているのにもかかわらず、未だ学校に来て
いないのかどうかを確認している。
【0003】学生が自宅を出ているにもかかわらず、学
校に来ていない場合、当該学生は通学中に事件や事故に
巻き込まれた可能性がある。そのため、教師を含む学校
の職員は当該学生が事件や事故に巻き込まれたかどうか
を警察に問い合わせたり、当該学生の通学路を見回りに
行ったりする。
【0004】又、学生が自宅を出ており、学校に来てい
ない場合、当該学生が学校をサボっている可能性もあ
る。その可能性があると思われる場合、学校の職員は当
該学生が学校をサボって遊びに行く可能性がある所に、
学生を探しに行くようにしている。このようにし学校側
は、通学中の学生の身の安全と、学生が学校をサボって
いないかどうかの確認を行っている。
【0005】また、学校側は学校生活における学生の身
の安全を確保するために、校内においていろいろな対策
を施している。例えば理科室や調理室等の比較的事故が
発生し易い教室には、授業が行われていない時に常に鍵
を掛けておき、学生が無断入ることが無いようにしてい
る。
【0006】また、校内で学生が怪我をしていないかど
うか、病気になっていないかどうかを確認するために、
学校の職員は校内を巡回したり、又は特に事故が発生し
やすい箇所に監視カメラを設置したりしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、出欠を
とってから1時間目の授業が開始されるまでの間に、上
記のように教師は学生の保護者に電話を掛けるための十
分な時間を採ることができない場合もある。また、言う
までもなく教師は授業が始まると、保護者に連絡を取る
ことが不可能となる。そのために、教師は連絡すべき全
ての保護者に、学生が学校に来ていないことを連絡する
ことができない場合があった。
【0008】また、授業が行われていない時に理科室や
調理室等の教室に鍵を掛けるようにしていても、理科室
で授業を受けていた学生が、授業が終わった後、担当の
教師が気が付かないようにして理科室内に隠れて残り、
学生が理科室にいる状態で教師が理科室の鍵を閉めるこ
とがあった。その場合学生は、理科室にある、器具、装
置、薬品を自由に使用することができることになる。
【0009】また、理科室に残っている学生が理科室ド
アの鍵を内側から開けることができない場合、当該学生
は理科室に閉じ込めれられることになる。
【0010】また、上記のように校内の見回りを行って
も、学校の敷地は一般的に広く、校内で発生した事故を
全部、学校の職員が発見することは困難である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の手段を採用している。すなわち、本
発明は、出欠確認装置を用いて欠席しているにもかかわ
らず、欠席届のない者を特定する。まず、欠席している
か否かを調べるために、各学生の識別記号を記憶してい
る装置(個人認証装置)を各学生が携帯して登校するよ
うにする。また、校門、校舎、教室等の入り口等に前記
個人認証装置から発信される識別記号を読み取る登校者
検出手段を備えるようにする。この登校者検出手段が読
み取った識別記号、受信手段によって読み取った識別記
号は演算手段に入力される。
【0012】また、例えば肉眼で出欠確認をした場合、
学校の職員がキーボード等の入力手段を用いて、各学生
の出欠状況(出欠確認データ)を出欠確認装置に備えら
れた出欠確認データ受付手段に入力し、該出欠確認デー
タ受付手段は入力された出欠状況を前記演算手段に入力
する。
【0013】前記演算手段は、以上のように識別記号や
出欠確認データに基づいて登校している学生を特定す
る。
【0014】また、出欠確認装置には識別記号と欠席す
る旨を受け付ける欠席届データ受付手段を備える。当該
欠席届データ受付手段は、各人の識別記号を受け付ける
と、当該識別記号を演算手段に入力する。
【0015】前記演算手段は、登校者検出装置から入力
された識別記号と、出欠確認データと、欠席届データと
を用いて、欠席しているにも関わらず、欠席届のない人
物を特定するようになる。
【0016】また、教室等の部屋、体育館の建物等への
学生の入室を制限するために、教室等の入り口等にゲー
トを備えるようにする。該ゲートは、個人認証装置や、
当該ゲート、装置(入室制限装置)に記憶された学生の
スケジュールを読み取って、該スケジュールに当該ゲー
トが設けられた教室等にて授業が行われる旨が書き込ま
れている場合、当該ゲートを開くようにしている。従っ
て当該ゲートが設けられた教室にて授業がある学生のみ
が入室することができる。
【0017】更に、理科室、調理室等の教室に入室した
学生の入室時間を計測し、長時間入室した学生を学校の
職員等に知らせるための入室管理装置を備えるようにす
る。
【0018】又更に、校内の複数の箇所、例えば校門、
校舎の出入り口、教室の出入口等に、学生が通過した旨
と通過した時刻とを検出する検出手段を設けておく。こ
のような検出手段を、校内に設けておくことで学生の現
在の居場所を容易に突き止めることが出来る。
【0019】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本実施の形態で
は、出欠確認装置100は学校の職員室に設置されてお
り、学生は自分の識別記号が記憶されたICカード11
が埋め込まれた装置(以下、「個人識別装置10」とい
う)を付けて登校することになっている。尚、本実施の
形態では個人認証装置10は腕時計に備えられているこ
ととする。この個人識別装置10には図1に示すように
例えば現在の時刻を記憶する時計手段12、該時計手段
12で記憶する時刻を表示する時刻表示手段13、当該
腕時計に埋め込まれた識別記号を発信する識別記号発信
手段14とが備えられえている。
【0020】また前記識別記号とは、学生の学籍番号
や、学年・組・出席番号を組み合わせた文字列、学生の
自宅の電話番号・FAX番号・メールアドレス、腕時計
の製造番号等の学生を特定することができる記号であれ
ば良い。
【0021】図2に示すように、学校の校門には出欠確
認装置100の登校者検出装置101が備えられてお
り、学生が校門を通過すると、前記登録検出装置101
は学生の個人認証装置10の識別記号発信手段14から
発信される識別記号を読み取るようになっている。前記
登録検出装置101は識別記号を読み取ると、該識別記
号を出欠確認装置100に備えられた受信手段102に
送信する。前記受信手段102は識別記号を受信する
と、受信した識別記号を演算手段103に転送する。
【0022】前記演算手段103は識別記号を受け取る
と、図3に示す全校学生の識別記号を記憶する識別記号
記憶手段120に記憶されている識別記号のうち、ここ
で受け取った識別記号と同一の識別記号に対応するレコ
ードの出席フラグエリア201に"0"又は"1"の出席を
示す出席フラグを立てる。(本の実施の形態では、前記
演算手段103は"1"の出席フラグを立てる。)以上の
ようにして、前記演算手段103は校門を通過した各学
生の識別記号に"1"の出席フラグ201を立てるように
する。尚、前記登校者検出装置101の設置場所は特に
限定されないが、教室、校舎の出入口等、登校した学生
が教室に入るまでに通る場所に設置するのが望ましい。
【0023】また、教師が始業時間前に学生の氏名を呼
んだり、肉眼で教室にいる学生を見て出欠を調べる場
合、教師は教室や職員室等にあるパソコンやPDA(Pe
rsonalDigital Assistant)等、前記出欠確認装置10
0と通信可能な情報端末(以下、「情報端末104」と
いう)に各学生の識別記号と各学生の出欠状況とから構
成される出欠確認データを入力し、入力した出欠確認デ
ータを出欠確認データ受付手段105に転送する。
【0024】尚、始業時刻前は短時間で多数の学生が校
門を通過するため、前記登校者検出装置101が校門を
通過した全部の学生の識別記号を検出することは困難で
ある。そこで、前記登録者検出手段101が校門を通過
した全学生の識別記号を検出するために、前記登録者検
出手段101を備えた校門を多数設けて、各校門を通過
する学生数を分散させるようにする。また、このように
多数の校門を設けるにはそれなりの費用が要るので、始
業時刻開始前の登校者の確認は前記のように教師が肉眼
で教室に居る生徒を見て、出欠をとるようにしてもよ
い。
【0025】前記出欠確認データ受付手段105は出欠
確認データを受け取ると、該出欠確認データを前記演算
手段103に転送する。またいうまでもなく、前記出欠
確認装置100に備えられたキーボード、マウス、リモ
コン等の入力手段107に前記出欠確認データを入力す
るようにしてもよい。このように入力手段107に入力
された出欠確認データも前記出欠確認データ受付手段1
05にて取得される。
【0026】前記演算手段103は前記出欠確認データ
を受け取ると、当該出欠確認データを参照して、上記の
ように前記識別記号記憶手段120に記憶されている識
別記号のうち、出席している学生の識別記号に対応する
レコードの出席フラグエリア201に"1"の出席フラグ
201を立てる。
【0027】また、学生が病気・怪我・家庭の事情等で
休む場合、例えば当該学生の保護者は当該学生が休むこ
とを電話やメールで教師を含む学校の職員に連絡した
り、口頭で休むこと伝えたりする。その場合、学校の職
員は当該学生の識別記号と欠席する旨と(以下、「欠席
届データ」という)を前記情報端末104や入力手段1
07から入力し、前記欠席届データを出欠確認装置10
0に備えられた欠席届データ受付手段108に転送す
る。該欠席届データ受付手段108は欠席届データを受
け取ると、該欠席届データを前記演算手段103に転送
する。
【0028】前記演算手段103は欠席届データを受け
取ると、前記識別記号記憶手段120に記憶されている
識別記号のうち、欠席届データに含まれる識別記号と同
一の識別記号に対応する欠席フラグエリア202に"0"
又は"1"の欠席を示す欠席フラグを立てる。(本実施の
形態では、前記演算手段は"1"の欠席フラグを立て
る。)尚、以上では、学校の職員が欠席届データを欠席
届データ受付手段108に入力しているが、この作業は
非常に面倒な作業である。
【0029】そこで、学校に電話を掛けた側の電話に以
下のような音声ガイダンスを流すようにして、このよう
な作業の手間を省くようにしてもよい。
【0030】例えば保護者が学校に電話を掛けると、電
話を掛けた側(保護者)に「欠席の連絡をする方はダイ
ヤルの"1"を押してください、その他のご用件の方はダ
イヤルの"0"を押してください」という音声ガイダンス
を流すようにする。保護者は、学生が休むことを伝える
場合、ここで"1"を押下する。"1"が押下されると、
「学生の識別記号を入力し、最後に"#"を押しててくだ
さい」という音声ガイダンスを流すようにする。ここで
保護者は学生の識別記号を入力し、"#"を押す。尚、上
記音声ガイダンスにおいて"0"を押下すると、学校の職
員と電話で会話がすることができるようになる。
【0031】ここで"#"が押下されると、欠席届データ
受付手段108に学生の識別記号が転送される。する
と、該欠席届データ受付手段108は前記識別記号と欠
席する旨とから欠席届データを生成する。該欠席届デー
タは前記演算手段103に転送され、該演算手段103
は上記のようにして識別記号記憶手段120に記憶され
ている識別記号の欠席フラグエリア202に"1"の欠席
フラグを立てる。
【0032】以上のようにして登校者検出手段101が
読み取った識別記号又は、教室での出席確認、保護者か
らの欠席届に基づいて、識別記号記憶手段120の識別
記号の出席フラグエリア201には"1"の出席フラグ
を、又欠席フラグエリア202には"1"の欠席フラグが
立てられるようになる。
【0033】また、保護者が学生の欠席をメールで通知
する場合、メールのフォーム(識別記号の記載方法等)
を予め決めておくことで、保護者が学生の欠席をメール
で通知した場合にも、学校の職員は、欠席届データを前
記情報端末104や入力手段107に入力する手間を省
くことが出来る。
【0034】即ち、学校側にある情報端末104や出欠
確認装置100に備えられた通信手段109は、学生の
欠席を知らせるメールを受信すると、当該メールに記載
された識別記号を抽出し、該識別記号を前記欠席届デー
タ受付手段108に転送する。前記欠席届データ受付手
段108は転送された識別記号から上記のように前記欠
席届データを生成する。
【0035】尚、上記のように学生の欠席の通知が電話
やメールで行われた場合、前記欠席届データ受付手段1
08は、電話を掛けた側の電話番号や、メールの送信先
のメールアドレスような送信元識別子と欠席する旨の信
号とから欠席届データを構成してもよい。その場合、前
記演算手段103が前記送信元識別子から識別記号を特
定することができるように、当該演算手段103は前記
送信元識別子と識別記号とを関連付けが記述された対応
テーブルを保持するようにしておく。
【0036】さて、前記演算手段103は例えば始業時
刻になると、前記識別記号記憶手段120から出席フラ
グ201と欠席フラグ202とが立っていない識別記号
を検出し、該検出した識別記号から学生の状態に応じて
問い合わせすべき相手先の情報を出力する。この問い合
わせすべき相手先の情報とは、ここで検出した識別記号
であってもよいし、また上記のように当該演算手段10
3に対応テーブルが備えられている場合は、ここで検出
された識別記号と関連付けれられている送信元識別子で
あっても良い。
【0037】前記演算手段103は、ここで検出した識
別記号、又は当該識別子と関連付けられた送信元識別子
等を接続手段301に送信する。該接続手段301は識
別記号が送信された場合、該識別記号と連絡先識別子と
が関連付けられて記憶されている連絡先記憶手段302
から、当該送信された識別記号に関連付けられた連絡先
識別子を取得する。
【0038】ここで連絡先識別子とは、例えば学生の自
宅の電話番号、FAX番号、自宅のパソコンのメールア
ドレス、保護者の勤務先、当該学生の緊急連絡先として
登録されている親戚宅の電話番号等である。また、一の
識別記号に複数の連絡先識別子が関連付けられている場
合、各連絡先識別子には選択の優先順位が付加され、前
記接続手段301は優先順位の高い連絡先識別子を選択
するようになっている。この優先順位とは、保護者と連
絡の取り易い順序である。
【0039】前記接続手段301は、所定の識別記号と
関連付けられた連絡先識別子、例えば優先順位の最も高
い学生の自宅の電話番号を取得すると、出欠確認装置1
00に備えられた送信手段303と学生の自宅の電話と
を回線を介して接続を試行する。
【0040】尚、前記接続手段301は前記演算手段1
03から送信された問い合わせをすべき相手先の情報の
内容が送信元識別子である場合、前記連絡先記憶手段3
02から連絡先識別子を取得せずに、当該送信元識別子
を用いて(当該送信元識別子が示す電話番号やメールの
アドレスを用いて)、電話やパソコン等への接続を試行
するようにしても良い。
【0041】前記接続手段301が前記送信手段303
と学生の自宅の電話とを接続すると(例えば、学生宅に
いる保護者が電話の受話器が取ると)、前記送信手段3
03は、学生の自宅の電話に流す出欠確認情報、例えば
「お宅の子供さんは欠席されています。欠席された理由
を学校まで通知して下さい」といった内容のコメント
を、音声データ記憶手段304から取得する。送信手段
303はコメントを取得すると、当該コメントから「お
宅の子供さんは欠席されています。欠席された理由を学
校まで通知して下さい」という音声データ作成し、当該
音声データを電話に流す。もちろん、送信手段303は
このようなコメントをFAXやe-mailで送信するように
してもよい。
【0042】又、出欠確認情報として、「×年×組×番
…さんは欠席されています。欠席された理由を学校まで
通知して下さい」というように、欠席している学生の学
年・組・出席番号と氏名を含めるようにしてもよい。
【0043】その場合、上記のように各学生に応じた出
欠確認情報を作成するために、前記演算手段103は問
い合わせすべき相手先の情報を上記のように接続手段3
01に送信すると共に、送信手段303にも送信する。
該送信手段303は問い合わせすべき情報を受信する
と、前記出欠確認情報の作成を行う。また各学生に応じ
た出欠確認情報を作成するために、前記音声データ記憶
手段304は、図6に示すように識別記号と学生の氏名
又は学年・組・出席番号とを関連付けて記憶しておき、
更に「さんは欠席されています。欠席された理由を学校
まで通知して下さい」という音声データ501を記憶し
ておく。
【0044】前記送信手段303は、問い合わせすべき
相手先の情報を受け取ると、当該問い合わせすべき相手
先の情報に含まれる識別記号と関連付けられて記憶され
ている学生の氏名又は学年・組・出席番号を前記音声デ
ータ記憶手段304から取得する。更に、送信手段30
3は、音声データ記憶手段304から、「さんは欠席さ
れています。欠席された理由を学校まで通知してくださ
い」という音声データ501を取得する。前記送信手段
303はこれらの情報を取得すると、学生の氏名と学年
・組・出席番号とに基づいて例えば「4年3組15番松
下一朗」という音声データを作成し、ここで作成した音
声データと前記音声データ記憶手段304から取得した
音声データ501とを合成して「4年3組15番松下一
朗さんは欠席されています。欠席された理由を学校まで
通知してください」という音声データ(出欠確認情報)
を生成する。
【0045】送信手段303は前記接続手段301が、
当該送信手段303と学生の自宅の電話とを接続する
と、上記にて作成した「4年3組15番松下一朗さんは
欠席されています。欠席された理由を学校まで通知して
ください」という音声データを電話に流す。
【0046】尚、上記接続手段301は、送信手段30
3と学生の自宅の電話とを接続することができない場
合、前記連絡先記憶手段302に記憶されている優先順
位が2番目に高い連絡先識別子(例えば、保護者の勤務
先の電話番号)を用いて、学生の保護者に学生が学校に
来ていない旨を通知するようにする。尚、接続手段30
1は全ての連絡先識別子を用いても、連絡先識別子が示
す連絡先(学生の自宅の電話、保護者の勤務先の電話
等)に接続できない場合、このように接続できない連絡
先識別子に対応する学生の識別記号をモニタ130に表
示したり、印刷したりするようにする。
【0047】保護者は学生が既に家を出でいるにもかか
わらず、「お宅の子供さんは欠席されています。欠席さ
れた理由を学校まで通知してください」というような電
話を受けると、当該学生が学校に未だ着いていないこと
を認識することになる。
【0048】その場合、学生は通学途中に事故・事件に
巻き込まれた可能性があるので、保護者は学校の職員に
電話等で学生が既に家を出ていることを通知したり、通
学路を見回りに行ったりする。
【0049】また学生は学校に行かずに、学校をサボっ
ている可能性も考えられるため、保護者は学生が学校を
サボって、遊びに行ってそうな場所に学生を探しに行っ
たり、又は、学校の職員に電話等でサボっている可能性
があることを連絡し、保護者と学校の職員と共同で学生
を探しに行くようにする。
【0050】ところで、始業時刻後に登校してくる学生
の識別記号を前記登校者検出装置101が読み取った場
合、読み取られた識別記号は図2に示す受付手段110
に転送される。該受付手段110は転送された識別記号
を前記演算手段103に転送し、上記のように該演算手
段103は識別記号記憶手段120に記憶された識別記
号のうち、ここで転送された識別記号と同一の識別記号
の出席フラグエリア201に"1"の出席フラグを立てる
ようにする。
【0051】また、始業時刻後に学生が登校した場合、
教師は上記のように当該学生の識別記号と出席である旨
とからなる出欠確認データを情報端末104や入力手段
107に入力し、当該出欠確認データを出欠確認データ
受付手段108に転送するようにしてもよい。すると上
記のように該出欠確認データ受付手段108は出欠確認
データを前記演算手段103に転送し、該演算手段10
3は識別記号記憶手段120に記憶されたの識別記号の
うち、ここで転送された学生の識別記号の出席フラグエ
リア201に"1"の出席フラグを立てる。
【0052】このように、遅刻してきた学生の識別記号
の出席フラグエリア201に"1"の出席フラグが立つ
と、前記演算手段103は前記接続手段301に、当該
学生の識別記号と回線の接続の中止命令を送信する。
【0053】前記接続手段301は、識別記号と接続の
中止命令とを受け取ると、当該識別記号と関連付けられ
た連絡先識別子を連絡先記憶手段302から取得する処
理を中止する。
【0054】しかし、識別記号と接続の中止命令とを受
け取った時、既に、前記送信手段303が遅刻した学生
の自宅の電話に、上記のような出欠確認データを流して
しまっている場合がある。この場合、接続手段301は
上記のように再度当該学生の自宅の電話と送信手段30
3との接続を試行すると共に、前記送信手段303に学
生が遅刻してきた旨を通知する。
【0055】前記送信手段303は該通知を受け取る
と、上記のように「お宅の子供さんは遅刻されました」
という音声データ502を音声データ記憶手段304か
ら取得する。該送信手段303は、上記のように前記接
続手段301から学生の自宅の電話と接続された旨があ
ると、「子供さんは遅刻されました」という音声データ
を電話に流すようにする。
【0056】もちろん送信手段303は「×年×組×さ
んは、遅刻されました」という音声データを流すように
しても良い。その場合接続手段301は、どの学生(ど
の識別記号の学生)が遅刻したかを送信手段303に通
知しておく。
【0057】また更に、図5に示すように前記出欠確認
データ受付手段105は、当該出欠確認データ受付手段
105が受け付けた日の出欠確認データを各学生の識別
記号とを関連付けて、例えば1年間の各学生の欠席回数
をカウントする欠席回数カウント手段115に入力して
いる。同様に前記受信手段102も、受信した各学生の
識別記号を欠席回数カウント手段115に入力してい
る。
【0058】前記欠席回数カウント手段115は、入力
された出欠確認データや識別記号に基づいて各学生の欠
席回数をカウントしている。該欠席回数カウント手段1
15がカウントした欠席回数は欠席情報記憶手段114
にて、図6に示すように、各学生の識別記号、氏名・学
年・組・出席番号と関連付けて記憶される。
【0059】また、上記演算手段103は問い合わせす
べき相手先の情報(欠席している学生のうち欠席届のな
い学生の識別記号)を出力すると、当該問い合わせすべ
き相手先の情報を、図7に示すように出欠確認装置10
0に備えられた記憶手段112に出力された日付と共に
登録している。
【0060】ところで、前記出欠確認装置100にはモ
ニタ130が備えられており、このモニタ130の初期
画面は図8に示すような状態となっている。
【0061】モニタ130が初期画面の状態で、学校の
職員が入力手段107のテンキーの「1」を押下した
り、図8に示すように"1"が表示されている領域をマウ
スで選択すると、出欠確認装置100に備えられた出力
手段113に問い合わせすべき相手先の情報の表示命令
又は印刷命令(以下、「出力命令」という)が入力され
る。該出力手段113は当該出力命令が入力されると、
図9(a)に示すようにオペレータに日付を入力させる
画面をモニタ130に表示する。ここで学校の職員が入
力手段107を用いて日付を入力すると、出力手段11
3は前記記憶手段112から、ここで入力された日付と
共に記憶された問い合わせをすべき相手先の情報を取得
する、続いて出力手段113は、図9(b)に示すよう
に取得した問い合わせをすべき相手先の情報をモニタ1
30に表示したり、用紙に印刷したりする。
【0062】又、学校の職員がモニタ130の初期画面
で、例えば"2"が表示されている領域をマウスで選択す
ると、欠席状況出力命令が前記出力手段113に入力さ
れる。前記出力手段113は欠席状況出力命令が入力さ
れると、前記欠席情報記憶手段114から各学生の過去
1年間の欠席回数と共に学生の識別記号・氏名・学年・
組・出席番号とを取得する。続いて出力手段113は図
9(c)に示すように、ここで取得した欠席回数と共に
学生の識別記号・氏名・学年・組・出席番号をモニタ1
30に表示したり、用紙等に印刷したりする。
【0063】また、モニタ130が図9(c)の状態
で、学校の職員が"1"が表示されている領域をマウスで
選択すると、問い合わせすべき相手先の情報を欠席回数
と共に出力する出力命令が出力手段113に入力され
る。該出力手段113は、当該の出力命令が入力される
と、図9(a)のような日付を入力させる画面をモニタ
130に表示する。
【0064】ここで学校の職員が上記のように入力手段
107を用いて日付を入力すると、出力手段113は、
ここで入力された日付に関連付けて前記記憶手段112
に記憶されている問い合わせすべき相手先の情報を取得
する。ところで、常識的に見て、過去の欠席回数が少な
い学生の識別記号が前記問い合わせをすべき相手先の情
報の中にある場合、当該学生は、通学途中で事故に巻き
込まれたり、急病になったりしている可能性が高い。
【0065】そこで前記出力手段113は例えば過去1
年間の欠席回数が少ない学生の識別記号を学生の氏名、
学年・組・出席番号と共に、上側から表示した一覧表を
モニタ130に表示する。もちろん、このような一覧表
を用紙等に印刷するようにしても良い。
【0066】また、学校の職員は入力手段107を用い
て、以上のように各学生の欠席状況(欠席回数)が記憶
された前記欠席情報記憶手段114に、所定の日に行わ
れた授業の教科や、講義内容や、配布物等の講義内容情
報と日付と関連付けて記憶されてもよい。
【0067】このように前記欠席情報記憶手段114に
各学生の欠席状況と講義内容情報と日付とが記憶された
状態で、学校の職員がモニタ130の初期画面で上記の
よう"3"が表示されている領域をマウスで選択すると、
前記出力手段113に講義内容情報出力命令が入力され
る。前記出力手段113は講義内容情報出力表示命令が
入力されると、図9(a)に示すような画面をモニタ1
30に表示する。
【0068】上記のように学校の職員が日付を入力する
と、出力手段113は当該日付と関連付けられて記憶さ
れた講義内容情報と各学生の出欠状況とを前記欠席情報
記憶手段114から取得する。続いて、出力手段113
は取得した講義内容情報と各学生の出欠状況とをモニタ
130に表示したり、用紙等に印刷したりする。
【0069】更に、学校の職員が前記欠席情報記憶手段
114に各学生の各教科の成績を各学生の識別記号と関
連付けて記憶させた場合、前記出力手段113は所定の
日の講義内容情報と所定の日の出欠状況と各学生の各教
科の成績とをモニタ130に表示したり、用紙等に印刷
したりする。
【0070】尚、講義内容情報と日付とを関連づけた情
報、又は各教科の成績と各学生の識別記号とを関連付け
た情報は、前記記憶手段112に記憶させても良い。こ
の場合前記出力手段113は講義内容情報、又は各教科
の成績をモニタ130に表示する場合、講義内容情報、
又は各教科の成績の情報を記憶手段112から取得する
ことになる。(実施の形態2)次に、校内に居る学生の
うち、授業に出ていない学生を特定するため校門に、図
10に示すように校内から出て行く学生の識別記号を検
出する下校者検出装置901を前記出欠確認装置100
に設けるようにしてもよい。この下校者検出装置901
は学生の個人識別装置10の識別記号発信手段14から
発信される識別記号を検知することで下校した(校門を
出た)学生の識別記号を検出している。この下校者検出
装置901が取得した識別記号は前記出欠確認装置10
0に備えられた変更手段902に取得される。尚、前記
登校者検出手段101と下校者検出装置901とは同じ
装置を用いることが出来る。即ち、該装置は学生の進行
方向が学校側に向いている時は登校、外側に向いている
時は下校として認識する。
【0071】一方、前記変更手段902には、前記出欠
確認データ受付手段105が受け付けた日の出欠確認デ
ータと、前記受信手段102が受信した日の識別記号と
が、前記出欠確認データ受付手段105と受信手段10
2によりにより入力される。該変更手段902はこのよ
うに入力された出欠確認データと識別記号とから、登校
している又は登校していない学生の識別記号を記憶して
いる。(本実施の形態では、登校している学生の識別記
号を記憶していることとする。)さて、前記変更手段9
02は上記のように下校者検出装置901から識別記号
を取得すると、取得した識別記号と同一の識別記号を記
憶対象から抹消する。よって変更手段902は、現在校
内にいる学生の識別記号が記憶されることになる。
【0072】一方授業に出ていない学生を特定するため
に、教師は授業の開始時に出欠をとり、授業を出席又は
欠席している学生の識別記号を教室にある情報端末10
4に入力する。尚、ここでは教師は情報端末104に欠
席している学生の識別記号を入力することとする。この
ように情報端末104に入力された授業出欠状況は、授
業出欠状況取得手段903にて取得されると共に記憶さ
れる。このように欠席者の識別記号を入力するのは、一
般に、出席者に比べて欠席者の数は少ないので、欠席者
の識別記号を入力する入力時間は出席者の識別記号を入
力する入力時間に比べて短くなるためである。
【0073】ここで学校の職員は、モニタ130の初期
画面で上記のように"4"が表示されている領域をマウス
で選択すると、授業を欠席し、且つ現在の校内にいる学
生の識別記号の出力命令が前記出力手段113に入力さ
れる。該出力手段113は当該出力命令が入力される
と、前記変更手段902が記憶している識別記号と、授
業出欠状況取得手段903が記憶している識別記号とを
取得する。
【0074】ここで出力手段113は、前記変更手段9
02と前記授業出欠状況取得手段903との両方にて記
憶されている識別記号、即ち、校内に居て、且つ授業を
欠席している学生の識別記号の検出する。出力手段11
3はここで検出した識別記号を図11(a)に示すよう
にモニタ130に表示したり、用紙等に印刷したりす
る。
【0075】このように校内にいるにもかかわらず、授
業に出ていない学生は、故意に授業をサボっているか、
又は、校内、特に人目のつきにくい屋上などで怪我や急
病で動けない状態となっていることが考えられる。その
ため、学校の職員は上記のようにモニタ130に表示さ
れたり、用紙に印刷されたりした識別記号にて識別され
る学生の捜索を行う。
【0076】しかし、学校の職員が広い校内を全部捜索
することは困難である。そこで、更に、出欠確認装置1
00に各学生の識別記号と関連付けて各学生の時間割等
のスケジュールに関する情報や、所定の時間帯に学生が
入ることが出来る部屋に関する部屋情報、例えば鍵が掛
かっていない教室の部屋番号等を記憶するスケジュール
記憶手段905を備えるようにしておく。このようなス
ケジュールに関する情報等は、入力手段107を用いて
学校の職員が予めスケジュール記憶手段905に入力し
ておく。
【0077】前記出欠確認装置100に前記スケジュー
ル記憶手段905が備えられている場合、学校の職員
が、モニタ130が図11(a)に示すような状態で、
前記入力手段107を用いて所定の学生の識別記号が表
示されている領域を選択すると、前記出力手段113
は、当該選択された識別記号と関連つけられて記憶され
ている情報を前記スケジュール記憶手段905から取得
する。そして出力手段113は、図11(b)に示すよ
うに、取得した当該学生のスケジュールに関する情報や
部屋番号等をモニタ130に表示したり、用紙等に印刷
したりする。学校の職員は、このようにモニタ130に
表示された当該学生のスケジュール情報や部屋番号等を
参照し、当該学生を捜索することようにする。
【0078】例えば、2時間目の開始後に上記にように
して2時間目の授業を欠席している学生のスケジュール
情報をモニタ130に表示させ、例えば図11(b)に
示すように1時間目の授業が体育であるという表示がモ
ニタ130に表示された場合、当該学生は、まだ体育
館、プール、運動場、更衣室等に居る可能性がある。そ
こで学校の職員はまず学生が居る可能性が高い体育館、
プール、運動場、更衣室等に行って、当該学生を捜索す
ることようにする。
【0079】尚、上記では出欠確認装置100は職員室
に設置している場合について説明したが、出室確認装置
100の設置場所は、校内の所定の場所例えば、校長室
や、保安室、所定の教室に設置しても良いし、又校外に
設置しても良い。
【0080】(実施の形態3)また、学生が安全に学校
生活を行うためには、比較的事故が発生しやすい理科室
・調理室・体育館のような所への学生の入室を制限した
り、また入室した学生が出室したかどうかの管理を行う
必要がある。
【0081】そこで、比較的事故が発生し易い部屋への
学生の入室を制限するために、図13に示すように各学
生の個人識別装置10に各学生のスケジュール、又は部
屋の識別記号と時間帯をあらわす情報を関連付けて記憶
しているスケジュール記憶手段16を備えるようにす
る。ここで、スケジュールとは、例えば学生の時間割で
あり、また部屋の識別記号と時間帯をあらわす情報を関
連付けた情報とは、例えば図12に示すように時間割と
授業で使用される教室の部屋番号(以下、「部屋識別記
号」という)が関連付けられた情報(以下、「部屋情
報」という)である。即ち、月曜日の1時間目(8時5
0分〜9時40分)は理科室で授業がある場合、例えば
1時間目の授業時間とその前後の休み時間との時間帯
(月曜日の8時40分〜9時50分)と理科室の部屋識
別記号とを関連付けられた情報である。
【0082】前記個人識別装置10への前記時間割や、
部屋情報の入力は、例えば1学期が始まるまでに、担任
の教師がパソコン等を用いて各学生の個人識別装置10
に埋め込むメモリカードに入力するようにする。そして
担任の学生は上記時間割等を入力したメモリカードを1
学期の始業式の日に各学生に配布し、各学生は自分の個
人識別装置10に配布されたメモリカードを挿填するよ
うにする。尚、このようにして個人識別装置10に挿填
されたメモリカードを以下、スケジュール記憶手段16
という。
【0083】また、個人識別装置10に図示しない通信
手段が備えられている場合、教師はパソコン等に入力し
た時間割、部屋情報を例えばブルートゥース(Bluetoot
h)に準じた方法で、前記通信手段を介して個人識別装
置10に備えられたICカード11に前記時間割や、部
屋情報を送信するようにしても良い。この場合は、IC
カード11にスケジュール情報や部屋情報が記憶される
ことになる。
【0084】時間割や部屋情報がスケジュール記憶手段
16に入力されると、個人認証装置10に備えられた演
算手段17は、当該個人認証装置10に備えられた時計
手段12から現在の時刻を取得する。続いて演算手段1
7は前記スケジュール記憶手段16から、現在の時刻に
対応する部屋識別記号を取得する。前記演算手段17は
部屋識別記号を取得すると、該部屋識別記号を発信手段
18に入力する。
【0085】前記発信手段18は、部屋識別記号を受信
すると、赤外線等の電波等を利用して常時又は所定の間
隔で前記受信した部屋識別記号を発信するようになる。
【0086】一方学生の入退室を制限する教室、体育
館、倉庫、職員室等の出入口となるドア、引き戸等(以
下、「ゲート1301」という)の所定の位置、例えば
ゲート1301の廊下又は屋外の側の所定位置に、上記
発信手段18から発信される部屋識別記号を受信する受
信手段1302を備えるようにしておく。
【0087】学生は前記ゲート1302を通過して所定
の教室に入室する場合、受信手段1302が前記発信手
段18の通信可能距離内に入るように、個人認証装置1
0を受信手段1302に近づける。この受信手段130
2は前記発信手段18から部屋識別記号を受信すると、
当該部屋識別記号をゲートの通過を制御する手段(以
下、「通過制御手段1303」)に入力する。
【0088】前記通過制御手段1303は部屋識別記号
が入力されると、予め記憶している当該ゲート1301
が設置された部屋の部屋識別記号と、前記入力された部
屋識別記号とを比較する。これらの部屋識別記号が同一
であれば、前記通過制御手段1303は当該ゲート13
01を開くようにする。
【0089】従って、当該ゲート1301は、当該ゲー
ト1301が設けられた教室で行われる授業の時間、又
はその前後の休み時間に、当該授業を受けようとする学
生のみ当該ゲート1301の通過を許可することで、教
室等への学生の入室を制限している。
【0090】また、上記では個人認証装置10の発信手
段18は常時又は所定の間隔で部屋識別記号を発信して
いるが、当該発信手段18はゲート1301から送信さ
れる部屋識別記号を個人認証装置10が受信したときに
のみ発信するようにしても良い。
【0091】その場合、図14に示すように、前記ゲー
ト1301には、電波等を利用して、当該ゲート130
1が設けられた教室等の部屋識別記号を常時又は所定の
間隔で送信するゲート識別記号送信手段1304を備え
ておく。また個人認証装置10には、ゲート識別記号送
信手段1304から送信される部屋識別記号を受信する
ゲート識別記号受信手段19を備えるようにしておく。
【0092】学生は、前記ゲート識別記号送信手段13
04が備えられたゲート1301を通過して所定の教室
に入室しようとする場合、まず個人識別装置10に備え
られたゲート識別記号受信手段19が前記ゲート識別記
号送信手段1304から送信されるは部屋識別記号を受
信することが出来るように、ゲート識別記号受信手段1
9を前記ゲート識別記号送信手段1304に近づける。
【0093】前記ゲート識別記号受信手段19は部屋識
別記号を受信すると、受信した部屋識別記号を前記演算
手段17に入力すると、該演算手段17は上記のように
してスケジュール記憶手段16から部屋識別記号を取得
する。前記演算手段17はスケジュール記憶手段17か
ら部屋識別記号を取得すると、該取得した部屋識別記号
に前記ゲート識別記号手段19から入力された部屋識別
記号が含まれている場合、入室可の情報を発信手段18
に送信する。前記発信手段18は入室可の情報を受け取
ると、当該入室可の情報を発信する。
【0094】前記発信手段18から発信された入室可の
情報は、前記受信手段1302にて受信され、該受信手
段1302は受信した入室可の情報を前記通過制御手段
1303に転送する。該通過制御手段1303は入室可
の情報を受信すると、当該ゲート1301を開く。
【0095】また個人識別装置10の軽量化、小型化等
を図る場合は、個人識別装置10に前記スケジュール記
憶手段16を備えないようにしても良い。このような個
人識別装置10を用いて、学生の教室等への入室を制限
する場合、前記ゲート1301に、図15に示すように
所定の時間帯に当該ゲート1301を通過して入室する
ことを許可する学生の識別記号を記憶したスケジュール
記憶手段1306を備えるようにする。
【0096】図16に示すようにスケジュール記憶手段
1306が備えられているゲート1301を、学生が通
過する場合、学生は個人識別装置10に備えられた前記
識別記号発信手段14から発信される識別記号を、当該
ゲートに備えられた受信手段1302に受信できるよう
に、前記識別記号発信手段14を受信手段1302に近
づける。
【0097】該受信手段1302は識別記号を受信する
と、受信した識別記号を前記通過制御手段1303に入
力する。前記通過制御手段1303は識別記号が入力さ
れると、まずゲート1301に備えられた時計手段13
07から現在時刻を取得する。続いて前記通過制御手段
1303は、前記受信手段1302から入力された識別
記号が、現在入室することが許可される学生として前記
スケジュール記憶手段1306に記憶されているか否か
を判断する。ここで通過制御手段1303は、識別記号
が記憶されていると判断すると、ゲートを開くようにす
る。
【0098】更に、図17に示すように個人識別装置1
0やゲート1301以外の装置1701に図18に示す
ような全校の各学生の入室することが出来る教室等を所
定の時間帯ごとに管理する装置があれば、上記のように
個人識別装置10やゲート1301にスケジュール記憶
手段16、1306を備えなくても、上記のような学生
の各教室等への入室の制限を行うことが出来る。
【0099】例えば、職員室に設置された装置(以下、
説明のため「入出制限装置1701」という)に全校の
各学生の入室することが出来る教室等の部屋識別記号を
所定の時間帯ごとに記憶しているスケジュール記憶17
02を備えるようにしておく。
【0100】学生が所定のゲート1301を通過しよう
とするとき、学生は上記のようにして、前記識別記号発
信手段14から発信される識別記号を当該ゲート130
1に備えられた受信手段1302に受信させる。
【0101】するとゲート1301に備えられた受信手
段1302は、受信した識別記号と当該ゲート1301
が設けられた部屋識別記号とを前記入出制限装置170
1に転送する。尚、本実施の形態では、ゲート1301
と入室出制限装置1701とは校内のLANに接続され
ている。
【0102】前記ゲート1301から送信された識別記
号と部屋識別記号とは、入出制限装置1701に備えら
れた受信手段1703にて受信される。該受信手段17
03は受信した識別記号と部屋識別記号とを入出制限装
置1701の通過制御手段1704に送信する。
【0103】前記通過制御手段1704は識別記号と部
屋識別記号とが入力されると、現在時刻を記憶している
時計手段1705から現在時刻を取得する。続いて、前
記通過制御手段1704は、前記受信手段1703から
送信された識別記号と現在時刻とを用いて、前記スケジ
ュール記憶手段1702参照し、現在当該識別記号が与
えられた学生が入室することが出来る部屋の部屋識別記
号を取得する。
【0104】ここで、通過制御手段1704はスケジュ
ール記憶手段1702から取得した部屋識別記号と受信
手段1703から送信された部屋識別記号が同一か否か
を判断する。通過制御手段1704は2つの部屋識別記
号が同一である場合、当該部屋識別記号を送信したゲー
ト1301にゲート開命令を送信する。
【0105】通過制御手段1704から送信されたゲー
ト開命令は、ゲート1301の受信手段1302にて受
信され、該受信手段1302は当該ゲート開命令を当該
ゲート1301備えられた通過制御手段1303に送信
する。通過制御手段1303は開命令を受け取ると、ゲ
ートを開くようになる。
【0106】尚、上記部屋識別記号は、ゲート1301
を識別するためのゲート識別記号であっても良い。
【0107】(実施の形態4)また、比較的事故が発生
しやすい理科室・調理室・体育館のような所へ、学生が
長時間入室している場合、学生はこれらの教室や体育館
内で事故に巻き込まれている可能性が高い。
【0108】そこで、図19に示す入室管理装置190
1を学校内に設け、このような教室に入室した学生の入
室時間を計測し、長時間入室している学生の発見を行う
ようにする。
【0109】例えば理科室に入室した学生の入室時間を
計測するため、理科室の出入口の付近に、図19に示す
ように入室者管理装置1901を構成する入室ゲート1
902と出室ゲート1903とを設けるようにする。
尚、前記入室ゲート1901と出室ゲート1902は共
通のゲートを用いることができる。即ち、当該ゲート
は、学生の進行方向を検出することにより、入室か出室
かを判断すればよい。
【0110】この入室ゲート1902には 学生の個人
認証装置10の識別記号発信手段14から発信される識
別記号を取得する入室情報取得手段1903が備えられ
ている。
【0111】学生(個人認証装置10)が理科室に入室
すると、前記入室情報取得手段1904は前記識別記号
発信手段14から発信された識別記号を取得し、当該識
別記号を入室記録手段1905に入力する。
【0112】該入室記録手段1905は、識別記号が入
力されると、現在時刻を記憶する時計手段1907から
現在の時刻(以下、「入室時刻」という)を取得する。
続いて、該入室記録手段1905は、図20に示すよう
に前記入室情報取得手段1904から入力された識別記
号と前記入室時刻とを関連付けて入室者記憶手段190
6に記憶させる。この時、前記入室記録手段1905は
識別記号に、入室した旨、入室中である旨の少なくとも
1つの情報を関連付けて入室者記憶手段1906に記憶
させてもよい。
【0113】一方、前記出室ゲート1903には、出室
する学生の識別記号を個人認証装置10から取得する出
室情報取得手段1908が備えられており、該出室情報
取得手段1908は学生が理科室から出室しようとする
とき、前記入室情報取得手段1904と同様にして当該
学生の識別記号を取得する。前記出室情報取得手段19
08は識別記号を取得すると、当該識別記号を退出記録
手段1909に入力する。
【0114】該退出記録手段1909は識別記号が入力
されると、以下に示す2つの処理うち少なくとも1つの
処理を実行する。一つは、該退出記録手段1909は入
力された識別記号に、出室した旨を関連付けて前記入室
者記憶手段1906に記憶させる。
【0115】もう一つは、該退出記録手段1909は、
前記出室情報取得手段1908に入力された識別記号
と、当該識別記号と関連付けて記憶されている少なくと
も入室時刻、入室した旨、入室中である旨のいずれか1
つの情報を前記入室者記憶手段1906から消去する。
【0116】以上のように、前記入室者記憶手段190
6には、入室中の学生の識別記号には入室時刻や、入室
中である旨、入室した旨が関連付けられて記憶されてい
る。
【0117】前記入室管理装置1901に備えられた入
室管理手段1920は前記入室者記憶手段1906に記
憶された入室時刻と、時計手段1907の記憶内容(現
在の時刻)の差(入室時間)を逐次管理している。入室
管理手段1920は所定の識別記号に関連付けれた入室
時刻と現在の時刻との時間差が所定の時間以上となり、
且つ当該識別記号と出室した旨が関連付けて記憶されて
いない識別記号を検出すると、以下のような動作をす
る。
【0118】まず、入室管理手段1920は学生の識別
記号と、学生の学年・組・出席番号・氏名とを関連付け
て記憶している通知先記憶手段1911から、前記検出
された識別記号と関連付けられた当該学生の学年・組・
出席番号・氏名を取得する。続いて、入室管理手段19
20は、当該入室管理手段1920と通信可能(例えば
校内のLAN等)に接続された職員室や、守衛室にある
パソコンの画面に、例えば「(識別記号)040315
の2年1組10番の松下太郎さんが、理科室に1時間入
室しています。」という表示を行う。
【0119】学校の職員はモニタにこのような表示が表
示されると、理科室に行って松下太郎さんの安否を確認
する。
【0120】また更に、前記入室管理手段1920は入
室時刻と現在の時刻との時間差が所定時間以上となる識
別記号を検出すると、当該識別記号と関連付けられて記
憶された通知先識別子を通知先記憶手段1911から取
得する。この通知先識別子とは、各学生の個人識別装置
10を特定するための識別記号であり、例えば個人識別
装置10の機器IDや、個人識別装置10のIPアドレ
ス、MACアドレス等からなる識別子である。
【0121】前記入室管理手段1920は、通知先識別
子を取得すると、取得した通知先識別子を用いて個人識
別装置10に通知先識別子と、警告音や「理科室から出
室して下さい」というような音声を発生させる命令を送
信する。
【0122】更に入室管理手段1920は、通知先識別
子を個人識別装置10に送信した送信時刻と当該通知先
識別子とを関連付けて記憶すると共に、入室管理手段1
920は前記入室者記憶手段1906を参照し、前記送
信時刻から所定時間内に当該識別記号にて識別される学
生が理科室から出室したか否かを監視する。
【0123】出室したか否かの判断は、当該識別記号と
出室した旨とが前記入室者記憶手段1906に記憶され
たり、又は当該識別記号と関連付けて記憶されている入
室時刻、入室した旨、入室中である旨の情報が前記入室
者記憶手段1906から消去されるか否かに基づいて行
う。
【0124】前記入室管理手段1920は所定時間内に
当該識別記号にて識別される学生が、理科室から出室し
ない場合、第2の動作、例えば職員室や守衛室にあるパ
ソコンの画面に「(識別記号)040315の2年1組
10番の松下太郎さんが、理科室から出室しません。」
という表示を行う。
【0125】もちろん、入室管理手段1920はこのよ
うな表示と共に、校内にあるスピーカ等に「学生番号0
40315の2年1組10番の松下太郎さんが、理科室
から出室しません。」という音声を流すようにしてもよ
い。また更に、再度松下太郎さんの個人識別装置10に
通知先識別子と、警告音や「理科室から出室して下さ
い」というような音声を発生させる命令を送信してもよ
い。
【0126】又、上記では管理手段1920は警告音や
「理科室から出室して下さい」というような音声を発生
させる命令を送信してから、所定時間内に学生が出室し
ない場合第二の動作を行っているが、管理手段1920
は当該学生の安全を確認できたときは、第二の動作を行
わないようにする。例えば、所定時間内に、松下太郎さ
んが個人認証装置10に備えられた応答ボタンを押下す
ると、個人認証装置10は、管理手段1920に安全信
号を送信し、管理手段1920は安全信号を受信する
と、第二の動作を行わないようにする。
【0127】また、このように、松下太郎さんが応答ボ
タンを押下したとき、管理手段1920は安全信号を受
信してからの所定時間経過すると、前記のように、警告
音や「理科室から出室して下さい」という音声を発生さ
せる信号を個人認証装置10に送信するようにしてもよ
い。
【0128】尚、入室者管理手段1920は入室してか
ら所定時間が経過すると、警告音の発生等の所定の動作
を行うが、入室してから所定の動作を行うまで時間の長
さは、入室者記憶手段1906が記憶している識別記号
に基づいて決定するようにしても良い。例えば、前記入
室管理手段1920は、前記入室者記憶手段1906に
高学年の学生の識別記号が記憶されている場合、例えば
入室してから1時間後に所定の動作を行うようにし、ま
た低学年を示す識別記号が記憶されている場合、入室し
てから30分後に所定の動作を行うようにしてもよい。
【0129】また教師が、教師であることを識別する識
別記号を発信する個人認証装置10を携帯し、理科室に
入室している場合、前記入室管理手段1920は上記の
警告等の手順を実行しないか、或いは所定の手順を実行
するまでの時間を、学生の場合より長くするようにして
も良い。
【0130】尚、上記では入室管理手段1920は、入
室時刻と現在の時刻との時間差に基づいて、入室時刻か
ら所定時間が経過したことを認識し、上記のような動作
を行うようになっているが、この場合所定の時間が経過
したことを認識する方法としては、以下のような方法が
ある。
【0131】1つ目は、前記入室管理手段1920は、
入室者記憶手段1906に記憶された入室時刻に所定の
値、例えば1時間を加算する。入室管理手段1920は
ここで加算した値と前記時計手段1907が記憶する現
在時刻とを比較して、前記計手段1907が記憶する現
在時刻の方が新しい時刻を示す値になったとき、所定の
時間が経過したことを認識する。
【0132】2つ目は、上記のように前記入室記録手段
1905は前記入室情報取得手段1904から識別記号
が入力されると、該識別記号と所定時間を残り時間とし
て前記入室記者記憶手段1906に入力する。これと同
時に、入室記録手段1905はタイマー手段1912を
起動させる。該タイマー手段1912は起動すると、入
室者記憶手段1906に記憶された残り時間を、時間の
経過と共に減少させる。入室管理手段1920は、前記
入室者記憶手段1906に記憶された残り時間が"0"と
なることを検出すると、所定時間が経過したことを認識
する。
【0133】3つ目は、上記のように前記入室記録手段
1905は前記入室情報取得手段1904から識別記号
が入力されると、該識別記号と、所定時間を経過時間
(ここでは、0時間0分0秒)として前記入室記者記憶
手段1906に入力する。これと同時に、入室記録手段
1905はタイマー手段1912を起動させる。該タイ
マー手段1912は起動すると、入室者記憶手段190
6に記憶させた経過時間を、時間の経過と共に増加させ
る。入室管理手段1920は、前記入室者記憶手段19
06に記憶された経過時間が所定の時間以上になること
を検出すると、所定時間が経過したことを認識する。
【0134】(実施の形態5)また、学校の職員は、授
業に出席していない学生の居場所を付き止める場合、校
内の隅々まで捜索する必要がある。しかし、校内には教
室、トイレ、倉庫、その他の部屋、体育館や、プール
等、校庭等探すべき箇所がたくさんあり、学生の居場所
を確実に付き止めることができない。そこで、例えば図
21に示すように職員室に学生の居場所を推測するため
の情報(以下、「位置情報」という)を生成する装置
(以下、「位置情報生成装置2101」という)を備え
るようにする。
【0135】この位置情報生成装置2101は所定の学
生の位置情報を生成するための情報として、人の識別記
号と場所の識別記号と時間帯を表す情報を関連付けて記
憶する時間割記憶手段2102が備えられている。前記
人の識別記号と場所の識別記号と時間帯を表す情報を関
連付けた情報とは、例えば図22に示すように全校の各
学生の識別記号と各学生の時間割とを関連付けた情報
(以下、「時間割情報」という)をいう。尚、通常学校
(小学校・中学校・高校)ではクラス単位で時間割が決
まっているので、各識別記号の時間割のタイプを関連付
ける一方、各時間割のタイプと時間割とを関連付けをす
るデータを別途持っても良い。
【0136】更に、前記位置情報生成装置2101には
前記個人認証装置10の識別記号発信手段14から発信
される識別記号を受信する検出手段2103が備えられ
ている。尚、本実施の形態では、このような検出手段2
103は校舎、体育館、プール施設、トイレの出入口、
校門等に備えられているものとする。
【0137】前記検出手段2103は、識別記号を受信
すると、位置情報生成装置2101に備えられた受信手
段2104に前記受信した識別記号と、受信日時とを送
信する。尚、本実施の形態のように位置情報生成装置2
101に複数の検出手段2103が備えられている場
合、検出手段2103は、当該検出手段2103を識別
する検出手段識別記号を、前記学生の識別記号と受信日
時と共に受信手段2104に送信する。
【0138】前記受信手段2104は、学生の識別記号
と、受信日時と、検出手段識別記号とを受信すると、受
信した学生の識別記号と受信日時と検出手段識別記号と
を変更手段2105に転送する。
【0139】変更手段2105は識別記号と、受信日時
と、検出手段識別記号とが転送されると、当該転送され
た識別記号と、受信日時、検出手段識別記号とを関連付
けて前記時間割記憶手段2102に登録する。
【0140】また、前記検出手段2103として、実施
の形態3に記載の入室ゲート1902(出室ゲート19
03)に備えられた入室情報取得手段1904(出室情
報取得手段1908)や、前記登校者検出手段101、
下校者検出手段901を利用しても良い。
【0141】更に、位置情報を生成する上では、上記時
間割記憶手段2102に多くの情報を記憶させることが
好ましい。そこで、例えば学校の職員はよく授業を欠席
する学生を見かけた場合、前記位置情報生成装置210
1に備えられたキーボード2108に、当該学生の識別
記号と学生が居た場所、見かけた時刻とを入力する。キ
ーボード2108に入力されたこれらの情報は、位置情
報生成装置2101の受付手段2106に受け付けられ
る。該受付手段2106は受け付けた学生が居た場所、
見かけた時刻を、ここで受け付けた識別記号と関連付け
て前記時間割記憶手段2102に入力するようになる。
【0142】また、例えば休み時間に運動場で遊ぶこと
が多い学生がいる場合は、学校の職員はキーボード21
08に当該学生の識別記号と、当該学生は休み時間には
運動場で遊ぶことが多い旨を入力してもよい。また更
に、学校の職員は各学生の識別記号と授業の出欠状況を
キーボード、マウス等の入力手段2108に入力するよ
うにしても良い。
【0143】このように、時間割情報記憶手段2102
には各学生の識別記号に関連付けて各学生が居た場所、
居ることが予測又は予定される場所等が記憶されること
になる。
【0144】さて、位置情報生成装置2101に備えら
たモニタ2107の初期画面は図8に示すようになって
いる。学校の職員が、授業に出席していない学生の居場
所を付き止ようとする場合、まず入力手段2108のマ
ウスで"5"が表示されている領域を選択する。すると、
位置情報生成装置2101に備えられた出力手段210
9は、学生の識別記号をオペレータに入力させる画面を
モニタ2107に表示する。ここで学校の職員は、居場
所を付きめようとする学生の識別記号を入力手段210
8のテンキー等を用いて入力する。
【0145】出力手段2109は識別記号が入力される
と、前記時間割記憶手段2102から、当該入力された
識別記号と関連付けて記憶されている、時間割情報や、
各学生が居た場所、居ることが予測又は予定される場所
に関する情報等を取得する。出力手段2109はこのよ
うな情報を取得すると、取得した情報(位置情報)をモ
ニタ2109に表示する。
【0146】職員はモニタ2107に表示された位置情
報を見て、現在の学生の居場所を推測して、当該学生の
捜索を行う。
【0147】(実施の形態6)前記識別記号記憶手段1
20、連絡先記憶手段302、音声データ記憶手段30
4、欠席情報記憶手段114、スケジュール記憶手段9
05、入室者記憶手段1906、時間割記憶手段210
2が記憶している識別記号、学年・組・出席番号等・氏
名、連絡先識別子、出席フラグ、欠席フラグ、欠席状
況、スケジュールに関する情報、入室時刻(入室した
旨、入室中)、時間割情報等は、図23に示すように、
1つの学生データベース2301に書き込まれる構成と
してもよい。
【0148】すなわち、登校者検出装置101が特定の
登校者(特定の識別番号)を検出したとき、受信手段1
02は当該識別番号に対応する出席フラグエリア201
にフラグ"1"を立てる。この出席フラグエリア201へ
の書き込みは、上記入力手段107あるいは教師の持つ
情報端末104から出欠確認データ受付手段105を介
しても書き込むことができる。また、欠席しようとする
学生について、保護者等から、通信手段109例えば、
電話、インターネットを利用して「欠席する」旨の届出
があると、欠席届出データ受付手段108はデータベー
ス2301の欠席フラグエリア202に"1"を書き込む
ようになっている。この欠席届出データは上記入力手段
107あるいは教師の持つ情報端末104を介してもデ
ータベース2301に書き込むことができるようになっ
ている。
【0149】以上のようにして学生データベース230
1に書き込まれたデータは以下のようにして利用するこ
とになる。
【0150】前記演算手段103は例えば始業時刻にな
ると、前記学生データベース2301の出席フラグエリ
ア201と欠席フラグエリア202の両方にフラグが立
っていない識別記号を検出し、当該識別記号を接続手段
301に送信する。これによって接続手段301は、上
記学生データベース2301より対応する連絡先識別子
を取得し、当該連絡先に接続(電話の接続、インターネ
ットの接続)をする。送信手段303には上記のように
「お宅の子供さんは休んでおられます」といった内容の
コメントを記憶しており、上記接続が完了したとき、こ
のコメントが接続手段301を介して連絡先(保護者)
に通知される。
【0151】このとき、さらに「×年×組×番…さんは
欠席されています。欠席された理由を学校まで通知して
ください。」というコメントを流す場合、前記演算手段
103は送信手段303にも上記識別記号を送信し、送
信手段303は当該識別記号に基づいて、上記学生デー
タベース2301の氏名エリア206から、問い合わせ
すべき相手先の情報、例えば学生の名前、学年、クラス
等を上記学生データベース2301から取得し、これに
基づいて、上記コメントを形成する。
【0152】更に、演算手段103(前記欠席回数カウ
ント手段115)は実施の形態1に記載のようにして各
学生の所定期間(例えば1ヶ月)の欠席回数をカウント
すると、学生データベース2301の欠席回数エリア2
03に欠席回数を記述するようにする。
【0153】また、実施の形態1に記述したように、前
記出力手段113は、演算手段103(前記欠席回数カ
ウント手段115)が算出した欠席情報(欠席回数)を
モニタ130に表示したり、印刷したりする場合、前記
学生データベース2301の氏名エリア206から各学
生の識別記号、学・年・組・氏名、さらに、欠席回数エ
リア203から欠席回数を取得して、図9(c)のよう
にモニタ130に表示する。
【0154】同様に、前記出力手段113は所定の日
の、問い合わせすべき相手先の情報をモニタ130に表
示する場合、前記学生データベース2301の所定の日
の出席フラグエリア201と欠席フラグエリア202を
参照して、両方のフラグエリアに出席・欠席フラグが立
っていない識別記号を取得し、取得した識別記号を図9
(b)のようにモニタ130に表示する。もちろん実施
の形態2に記載のように、出力手段113がスケジュー
ルに関する情報を図11(b)に示すようにモニタ13
0に表示する場合も、学生データベース2301のスケ
ジュールエリア205に書き込まれている、当該スケジ
ュールに関する情報から必要な事項を取得するようにす
る。
【0155】また、入室管理を要する理科室、体育館等
のゲートに備えられた前記入室情報取得手段1904
が、特定の学生の入室を検出すると、上記のように時計
手段1907から現在時刻を取得し、入室記録手段20
5を介して、当該学生の入室時刻を学生データベース2
301の当該識別記号と対応する入室時刻エリア204
に現在時刻を記述する。
【0156】前記管理手段1920(演算手段)は、前
記学生データベース2301に記述された入室時刻と時
計手段1907から得られる現在時刻との時間差にて学
生の入室時間を計測し、必要な場合は当該学生の持つ個
人認証装置10に警報を発するようにする。
【0157】更に、実施の形態5に記載の出力手段21
09は、学生に位置履歴を出力するようになっている。
すなわち、上記前記入室情報取得手段1904や、登校
者検出装置101、下校者検出装置901等を用いて学
生の現在と過去の位置が、時間割と関連付けられて、ス
ケジュールエリア205に書き込まれる場合、出力手段
(演算手段)2109は、各学生の居た場所、居ること
が予測される又は予定されている場所に関する情報を当
該スケジュールエリア205から取得するようにする。
又、更に、位置出力手段2109は時間割情報等を取得
する際に、前記学生データベース2301の氏名エリア
206から学年・組・出席番号・氏名・住所、連絡先識
別子等を取得し、これらを、時間割情報と共に、モニタ
130に表示するようにしてもよい。
【0158】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば出欠確認
装置が、欠席届データが届いていない欠席者の保護者へ
の連絡を行うことで、学校の職員、このような手間を省
くことができる。
【0159】また、学生のスケジュール等に基づいて、
各教室等への入室の制限を行うので、例えば、授業が行
われない教室への学生の入室を制限することができる。
【0160】更に、入出者管理装置は理科室、調理室等
の危険な部屋に学生が入室してから、所定の時間が経過
すると、学校の職員等や他の者に学生が長時間入室して
いることを通知する。そのために、教師等の学校の職員
等は学生がこのような教室に長時間入室した状態である
ことを知ることが出来る。
【0161】また位置情報生成装置が、各学生の時間割
や、学生が居た場所等に基づいて、位置情報生成するの
で、当該位置情報を利用して容易に学生を探し出すこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置(個人認証装置)の概略図
【図2】出欠確認装置の概略図
【図3】識別記号記憶手段の概略図
【図4】音声データ記憶手段の概略図
【図5】出欠確認装置の概略図
【図6】欠席情報記憶手段の概略図
【図7】記憶手段の概略図
【図8】モニタの初期画面を示した図
【図9】日付の入力画面、問い合わせすべき相手先の情
報、欠席状況を表示したモニタ
【図10】出欠確認装置の概略図
【図11】授業の欠席者と、授業の欠席者の時間割を表
示したモニタ
【図12】個人認証装置のスケジュール記憶手段の記憶
内容を示した図
【図13】個人認証装置とゲートの概略図
【図14】個人認証装置とゲートの概略図
【図15】ゲートに備えられたスケジュール記憶手段の
記憶内容
【図16】個人認証装置とゲートの概略図
【図17】入室制限装置とゲートの概略図
【図18】入出制限装置のスケジュール記憶手段の記憶
内容
【図19】入室管理装置の概略図
【図20】入室者記憶手段の記憶内容を示した図
【図21】位置情報生成装置の概略図
【図22】時間割記憶手段の記憶内容を示した図
【図23】学生データベースの模式図
【符号の説明】
10 装置(個人認証装置) 12 時計手段 16 スケジュール記憶手段 17 演算手段 18 発信手段 19 ゲート識別記号受信手段 101 登校者検出装置 102 受信手段 103 演算手段 105 出欠確認装置 108 欠席届データ受付手段 110 受付手段 114 欠席情報記憶手段 301 接続手段 302 連絡先記憶手段 303 送信手段 304 音声データ記憶手段 901 下校者検出装置 902 変更手段 903 授業出欠状況取得手段 1301 ゲート 1302 受信手段 1304 ゲート識別記号送信手段 1306 スケジュール記憶手段 1701 入室制限装置 1702 スケジュール記憶手段 1703 受信手段 1705 時計手段 1901 入室管理装置 1901 入室ゲート 1902 出室ゲート 1905 入室記録手段 1906 入室者記憶手段 1907 時計手段 1909 退出記録手段 1911 通知先識別子 2101 位置情報生成装置 2102 時間割記憶手段 2103 検出手段 2104 受信手段 2105 変更手段 2106 受付手段

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出欠確認データを受け付ける出欠確認デ
    ータ受付手段と、 欠席届データを受け付ける欠席届データ受付手段と、 前記出欠確認データ受付手段で受付した出欠確認データ
    と前記欠席届データ受付手段で受付した欠席届データに
    基づいて問い合せをすべき相手先の情報を出力する演算
    手段とを備えたことを特徴とする出欠確認装置。
  2. 【請求項2】 前記欠席届データが、識別記号又は送信
    元識別子と、欠席する旨とから構成される請求項1に記
    載の出欠確認装置。
  3. 【請求項3】 音声または音声を合成するための情報を
    記憶している音声データ記憶手段と、 問い合わせすべき相手先の情報を用いて回線を接続する
    接続手段と、 回線が接続された後に、前記音声データ記憶手段に記憶
    された情報、又は加工した情報を送信する送信手段を有
    する請求項1又は請求項2に記載の出欠確認装置。
  4. 【請求項4】 各識別記号に関連付けて記憶された1以
    上の連絡先識別子を記憶している連絡先記憶手段と、 問い合わせすべき相手先の情報を用いて前記連絡先記憶
    手段から前記連絡先識別子を取得し、該取得した連絡先
    識別子を用いて回線を接続する前記接続手段とを備えた
    請求項1から3のいずれかに記載の出欠確認装置。
  5. 【請求項5】 所定の連絡先識別子を用いて回線を接続
    し、前記送信手段が当該回線を用いて送信した前記出欠
    確認情報の所定の部分を、前記送信手段と当該回線を介
    して接続された送信先から受信した旨の情報を受信しな
    かったとき又は、正常に受信又は送信できなかった旨の
    情報を受信したとき、前記連絡先記憶手段に記憶された
    他の連絡先識別子を用いて回線を接続する機能を前記回
    線手段が備えた請求項1から4のいずれか1項に記載の
    出欠確認装置。
  6. 【請求項6】登校者検出装置から送信される識別記号を
    受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した識別記号に基づいて、前記問い
    合わせすべき相手先の情報を変更する請求項1から5の
    いずれか1項に記載の出欠確認装置。
  7. 【請求項7】 遅刻者の識別記号を受付る受付手段と、 前記受付手段で受付した識別記号に基づいて、前記問い
    合わせすべき相手先の情報を変更する請求項1又から6
    のいずれか1項に記載の出欠確認装置。
  8. 【請求項8】 前記出欠確認データを講義内容情報又は
    成績と関連付けて表示又は印刷する出力手段を有する請
    求項1又から7のいずれか1項に記載の出欠確認装置。
  9. 【請求項9】過去の欠席状況を記憶している欠席状況記
    憶手段と、 前記演算手段にて出力された問合せをすべき相手先の情
    報を前記出欠状況記憶手段の記憶内容と関連付けて、欠
    席回数順に表示又は印刷する出力手段からなる請求項1
    又から8のいずれか1項に記載の出欠確認装置。
  10. 【請求項10】下校者を識別するための下校者識別記号
    を取得する下校者検出装置と、 前記問い合わせをすべき相手先の情報を前記下校者検出
    装置が取得した下校者の識別記号に基づいて変更する変
    更手段と、 授業の出欠状況を取得する授業出欠状況取得手段と、 前記変更手段にて変更された問い合わせをすべき相手先
    の情報と、前記授業出欠状況取得手段が取得した授業の
    出欠状況に基づいて、授業を欠席し、且つ校内にいる学
    生の情報を表示または印刷する出力手段を備えた請求項
    1から9のいずれか1項に記載の出欠確認装置。
  11. 【請求項11】学生のスケジュールに関する情報と学生
    が入ることが出来る部屋に関する情報とのうち、少なく
    とも1つ以上の情報を記憶しているスケジュール記憶手
    段と、 前記スケジュール記憶手段を用いて、学生を探すための
    情報を表示または印刷する機能を有することを特徴とす
    る出欠確認装置。
  12. 【請求項12】入室した人を認識する入室ゲートと、 現在時刻を記憶する時計手段と、 部屋を出た人を識別する出室ゲートと、 入室した人の識別記号と入室した時刻とを記憶すること
    が出来る入室者記憶手段と、 前記入室ゲートが入室する人の識別記号を検出したとき
    に、 前記時計手段の記憶内容から入室時刻を求め、 前記検出した識別記号と前記入室時刻とを関連付けて前
    記入室者記憶手段に記憶させる入室記録手段と、 前記出室ゲートが出室する人の識別記号を検出したとき
    に、 当該識別記号と出室した旨の情報とを関連付けて前記入
    室者記憶手段に記憶させるか、当該検出した識別記号と
    関連付けられて前記入室者記憶手段に記憶されている入
    室した時刻、入室した旨、入室中である旨の少なくとも
    いずれか1つの情報を消去する退室記録手段と、 前記入室者記憶手段に記憶された識別記号と関連付けら
    れた前記入室時刻と時計手段との記憶内容の差が所定時
    間以上になり、且つ当該識別子と出室した旨の情報とが
    関連付けて記憶されていない場合、所定の動作をするこ
    とを特徴とする入出者管理装置。
  13. 【請求項13】入室した人を認識する入室ゲートと、 現在時刻を記憶する時計手段と、 部屋を出た人を識別する出室ゲートと、 入室した人の識別記号と、入室した時刻に所定の値を加
    算した値とを記憶することが出来る入室者記憶手段と、 前記入室ゲートが入室する人の識別記号を検出したとき
    に、 前記時計手段の記憶内容から入室時刻を求め、 前記検出した識別記号と、前記入室時刻に所定の値を加
    算した値を関連付けて前記入室者記憶手段に記憶させる
    入室記録手段と、 前記出室ゲートが出室する人の識別記号を検出したとき
    に、 該検出した識別記号と出室した旨の情報とを関連付けて
    前記入室者記憶手段に記憶させるか、当該検出した識別
    記号と関連付けられた入室した時刻に所定の値を加算し
    た値、入室した旨、入室中である旨の少なくともいずれ
    か1つの情報を消去する退室記録手段と、 前記入室者記憶手段に記憶された識別記号と関連付けら
    れた前記入室時刻に所定の値を加算した値と時計手段の
    記憶内容が一致したとき、又は時計手段の記憶内容の方
    が新しい時刻を示す値になり、且つ当該識別記号と出室
    した旨の情報と関連付けて記憶されていない場合、所定
    の動作をすることを特徴とする入出者管理装置。
  14. 【請求項14】入室した人を識別する入室ゲートと、 部屋を出た人を識別する出室ゲートと、 入室した人の識別記号と残り時間を記憶している入室者
    記憶手段と、 前記入室者記憶手段に記憶された残り時間から、時間の
    経過と共に当該残り時間を減少させるタイマー手段と、 前記入室ゲートが入室する人の識別記号を検出したとき
    に、検出した前記識別記号と所定の時間を関連付けて前
    記入出者記憶手段に記憶させる入室記録手段と、 前記出室ゲートが出室する人の識別記号を検出したとき
    に、当該検出した前記識別記号と出室した旨の情報とを
    関連付けて前記入室者記憶手段に記憶させるか、当該検
    出した識別記号と関連付けられて記憶された残り時間、
    入室した旨、入室中である旨の少なくともいずれか1つ
    の情報を消去する消去する退室記録手段と、 前記入室者記憶手段に記憶された識別記号と関連付けら
    れた残り時間が0以下になり、且つ当該識別記号と出室
    した旨の情報と関連付けて記憶されていない場合、所定
    の動作をすることを特徴とする入出者管理装置。
  15. 【請求項15】入室した人を識別する入室ゲートと、 部屋を出た人を識別する出室ゲートと、 入室した人の識別記号と経過時間を記憶している入室者
    記憶手段と、 前記入室ゲートが入室する人の識別記号を検出したとき
    に、該検出した前記識別記号をと所定の時間を関連付け
    て前記入出者記憶手段に記憶させる入室記録手段と、 前記入室者記憶手段に記憶された経過時間から一定値を
    加算した値を経過時間として上書きするタイマー手段
    と、 前記出室ゲートが出室する人の識別記号を検出したとき
    に、出室した旨の情報を該検出した前記識別記号と関連
    付けて前記入室者記憶手段に記憶させるか、検出した前
    記識別記号と関連付けられて記憶された経過時間、入室
    した旨、入室中である旨の少なくともいずれか1つの情
    報を消去する退室記録手段と前記入室者記憶手段に記憶
    された識別記号と関連付けられた経過時間が所定時間以
    上経過し、且つ当該識別記号と出室した旨の情報と関連
    付けて記憶されていない場合、所定の動作をすることを
    特徴とする入出者管理装置。
  16. 【請求項16】入室情報と対応させる識別記号により前
    記所定時間が定まる請求項12から15のいずれか1項
    に記載の入出者管理装置。
  17. 【請求項17】前記識別記号と通知先識別子とを関連付
    けて記憶させることが出来る通知先記憶手段を有し、 前記所定の動作が通知先記憶手段に記憶された前記識別
    記号に対応した通知先識別子を送信し、所定の応答があ
    ったときには前記通知先記憶手段に記憶されたその識別
    記号及び当該識別記号に対応付けて時刻、残り時間か経
    過時間を記憶し、第2の所定の時間内に所定の動作がな
    い時には第2の所定の動作をすることを特徴とする請求
    項12から請求項17のいずれか1項に記載の入出者管
    理装置。
  18. 【請求項18】前記所定の動作が、室外の人に所定時間
    が経過したこと、又は残り時間が0以下になったことを
    知らせるための動作である請求項12、請求項14、請
    求項15のいずれか1項に記載の入出者管理装置。
  19. 【請求項19】人の識別記号と、場所の識別記号と時間
    帯を表す情報を関連付けて記憶している時間割記憶手段
    と、 前記識別記号の入力を受付る受付手段と、 現在時刻を記憶する時計手段と、 前記受付手段で受付けた識別記号と関連付けられて時間
    割記憶手段に記憶された情報から求まる情報を表示また
    は印刷する機能を有することを特徴とする装置。
  20. 【請求項20】人の通過を検出する検出手段と識別記号
    を受信する受信手段と前記検出手段で人の通過を検出し
    たときに前記受信手段で受信した識別記号を前記時間割
    記憶手段に記録または前記時間割記憶手段に記憶された
    その識別記号と対応付けられた情報を変更または追加ま
    たは削除する更新手段とを有する請求項19に記載の装
    置。
  21. 【請求項21】前記時間割記憶手段の記憶内容が在校者
    の現在位置または在校者がいる予定の場所または通過し
    たゲートの識別記号または最後に居ることを確認した場
    所の少なくとも一つの情報を含む請求項19又は20に
    記載の装置。
  22. 【請求項22】前記時間割記憶手段の記憶内容が通過し
    たゲートの識別記号と通過時刻または最後に居ることを
    確認した場所と確認した時刻の少なくともいずれかの情
    報を含む請求項19から21のいずれか1項に記載の装
    置。
  23. 【請求項23】 スケジュールまたは部屋の識別記号と
    時間帯を現す情報を関連付けて記憶しているスケジュー
    ル記憶手段と、 現在時刻を記憶する時計手段と、 前記時計手段の記憶内容と、前記スケジュール記憶手段
    に記憶されている内容から、現在入れる部屋又は現在入
    れない部屋の識別記号を求める演算手段と、 前記演算手段が求めた部屋の識別記号に基づいて、部屋
    の識別記号を送信する送信手段を有することを特徴とす
    る装置。
  24. 【請求項24】部屋の識別記号の情報を受信する受信手
    段と、 前記受信手段で受信した識別記号の中に特定も識別記号
    が含まれているか否かによって、人の通過を制御する手
    段の動作を決めることを特徴とするゲート。
  25. 【請求項25】 ゲート又は部屋の識別記号を受信する
    ゲート識別記号受信手段と、 現在時刻を記憶する時計手段と、 スケジュールまたは部屋の識別記号と時間帯を現す情報
    を関連付けて記憶しているスケジュール記憶手段と、 前記時計手段の記憶内容と、前記スケジュール記憶手段
    の記憶内容と、前記ゲート識別記号受信手段にて受信す
    るゲート又は部屋の識別記号とからゲートを通過してよ
    いか否かを求める演算手段と、 前記演算手段にて求めた演算結果を発信する発信手段を
    有することを特徴とする装置。
  26. 【請求項26】 ゲート又は部屋の識別記号を送信する
    ゲート識別記号送信手段とゲートを通過して良いか否か
    を受信する受信手段と前記受信手段で受信した情報によ
    って、人の通過を制御する手段の動作を決めることを特
    徴とするゲート。
  27. 【請求項27】 スケジュールまたは部屋の識別記号と
    時間帯を現す情報を関連付けて記憶しているスケジュー
    ル記憶手段と、 現在時刻を記憶する時計手段と、 前記識別記号を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した識別記号と、前記時計手段の記
    憶内容と、スケジュール記憶手段の記憶内容とによっ
    て、通過を制御する手段の動作を決めることを特徴とす
    る装置。
  28. 【請求項28】 スケジュールまたは部屋の識別記号と
    時間帯を現す情報を関連付けて記憶しているスケジュー
    ル記憶手段と、 現在時刻を記憶する時計手段と、 識別記号と、ゲートか部屋の識別記号を受信する受信手
    段と、 識別記号と、ゲートか部屋の識別記号と、前記時計手段
    の記憶内容と、スケジュール記憶手段の記憶内容とによ
    って、通過を制御する手段の動作を決めるための信号を
    送信することを特徴とする装置。
  29. 【請求項29】 コンピュータを、請求項1から請求項
    28までのいずれか1項に記載の装置又はゲートとして
    機能させるためのプログラム。
  30. 【請求項30】 請求項29に記載のプログラムを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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