JPH05256052A - Icカードによる入退管理システム - Google Patents

Icカードによる入退管理システム

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JPH05256052A
JPH05256052A JP5565392A JP5565392A JPH05256052A JP H05256052 A JPH05256052 A JP H05256052A JP 5565392 A JP5565392 A JP 5565392A JP 5565392 A JP5565392 A JP 5565392A JP H05256052 A JPH05256052 A JP H05256052A
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JP
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card
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Application number
JP5565392A
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English (en)
Inventor
Toshimitsu Oba
俊光 大場
Kenji Morosawa
健司 諸沢
Kenji Suzuki
健司 鈴木
Mitsuyuki Sasaki
充行 佐々木
Toru Kadonaga
徹 門永
Tatsuhiko Tajima
竜彦 田島
Hideo Sugawara
秀夫 菅原
Eiji Mishiro
英治 三代
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】特定区域における特定者の入出管理、位置検索
を迅速且つ正確に行えるシステムを提供することを技術
的目的とする。 【構成】前記特定者のID情報を登録する子側メモリ
(1a)と、前記外部親装置(2)と非接触で通信を行
う送受信手段(1c)と、この送受信手段(1c)を制
御する送受信制御手段(1b)とを有するICカードを
備えると共に、前記子側メモリ(1a)から受信した情
報を登録する親側メモリ(2b)と、情報の登録・読み
出しを制御する親側制御部(2a)とを有する外部親装
置(2)とを備え、前記外部親装置(2)を各エリアの
入出口に設置して構成されるICカードによる入退管理
システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定区域への入退場を
管理するシステムにおいて、特に特定者以外入出禁止区
域への入退場、学校・会社における出退勤、特定者の位
置検出を行えるシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、関係者以外の入出を禁止してい
る建物等では、入出口に警備員が立ち、入出者のチェッ
クを行っていた。この方法では、同時に多数の人が出入
りする場合には、警備員がその一人一人をチェックする
ことは不可能に近く、無関係者の入出を見落とす虞があ
った。そこで、カード表面の磁気ストライプに特定者I
D情報を記憶するIDカードを利用した入出場管理が行
われるようになってきている。このシステムは、入出口
にカードリーダ/ライタを設け、入退場希望者は自身が
携帯するIDカードをこのカードリーダ/ライタに挿入
する。
【0003】カードリーダ/ライタでは、挿入されてき
たIDカードからID情報を読み出し、予め登録されて
いる入退場許可者の特定者ID情報と照合する。そし
て、両者が一致した場合に入出ゲートを開放するもので
ある。
【0004】また、会社員の出退勤管理も前述したID
カードやタイムカードにより行っている。さらに、社内
における社員の位置管理は、必要に応じて社内アナウン
スによる呼び出し、または人手による捜索によって行わ
れている。
【0005】幼稚園施設、身体障害者施設、病院施設な
どでは、園児、身体障害者、患者の管理は、その施設職
員の人手に頼って行っている。さらに、自動車教習所で
は、教習生の実技教習用の教習車の予約・配車は所員に
よる手作業で行われており、また実技教習及び学科教習
の各教程終了時には各教習生のもつ教習記録簿に教官が
いちいち押印またはサインして教程の教習履歴を記録し
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た建物等の特定区域の入出管理、または会社への出退勤
管理は、入出者がいちいちIDカードを取り出してカー
ドリーダ/ライタに挿入するという操作が煩雑であり、
同時に多数の入出者がある場合には、その一人一人がカ
ードリーダ/ライタにIDカードを挿入しなくてはなら
ず、効率が悪い。
【0007】また、幼稚園施設、老人施設、身体障害者
施設などの園児、老人、身体障害者の管理を人手に頼っ
ていたため、施設の職員の負担が大きく、管理の行き届
かない虞がある。
【0008】さらに、自動車教習所では、教習者の予約
・配車の手続及び教習履歴の作成など手間がかかり効率
が悪い。また、教習車の配車状況、教習中の教習車の正
確な位置、指導員の指導状況などを正確に把握すること
が困難であった。
【0009】そこで、本発明は、前記問題点に鑑みてな
されたものであり、特定区域における特定者の入出管
理、位置検索を迅速且つ正確に行えるシステムを提供す
ることを技術的課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下のようにした。これを図1の原理図に
基いて説明する。
【0011】本システムは、少なくとも特定エリアに入
退室する特定者が携帯し、送受信手段1cを内蔵したI
Cカード1と、該ICカード1を携帯した特定者が特定
エリアへ入退室する際にそのICカードと非接触で通信
を行う外部親装置2とから構成される。
【0012】図1において1(A)は本発明にかかるI
Cカードであり、1(B)はその内部構成を示す拡大図
である。一方2(A)は本発明にかかる外部親装置であ
り、2(B)はその内部構成を示す拡大図である。
【0013】ここで、前記ICカード1は、子側メモリ
1a、送受信手段1c、送受信制御手段1cを有してな
る。そして、前記子側メモリ1aには、特定者のID情
報を登録し、送受信制御手段1bは、前記外部親装置2
からの要求に応じて子側メモリ1aの特定者ID情報を
送受信手段1cを通じて送信する構成とする。
【0014】一方、前記外部親装置2は、少なくとも親
側メモリ2bと親側制御部2aを有しており、前記親側
メモリ2bは、前記特定者の入室時に前記子側メモリ1
aから受信した特定者ID情報を登録するものである。
そして、親側制御部2aは、前記特定者の退室時に、親
側メモリ2bに登録された特定者ID情報の読み出し・
消去を制御する構成とした。
【0015】また、前記特定エリアを複数のエリア群に
分割して、それら各エリアに対応した親側メモリを設け
てもよい。さらに各エリアの入出口に通行を許可・禁止
するゲート手段3を設けると共に、このエリアへ入場を
許可されるべき特定者のID情報を前記親側メモリ2b
に登録し、前記親側制御部2aによりICカード1のI
D情報と親側メモリ2bのID情報とを照合させてゲー
ト手段の開閉を制御するようにしてもよい。
【0016】また、入出時に、ICカード1の子側メモ
リ1aまたは外部親装置2の親側メモリ2bにその入出
時刻を登録するようにしてもよい。
【0017】
【作用】本発明によれば、外部親装置が前記特定者によ
って保持されたICカードの特定エリア内への入場を識
別した場合に、前記外部親装置はICカードに対して応
答信号を送信する。
【0018】そして、前記応答信号を受信したICカー
ドは送受信制御手段の制御により、送受信手段を通じて
子側メモリに登録されているID情報を前記外部親装置
に送信する。
【0019】そのID情報を受信した外部親装置では、
親側制御部の制御により前記ID情報を親側メモリに登
録して入場者を把握することができる。一方、外部親装
置が特定者によって保持されたICカードの特定エリア
外へ退場を識別した場合は、当該特定者の入場時に親側
メモリに登録されたID情報を消去して退場者を把握す
ることができる。
【0020】また、前記特定エリアを2以上のエリア群
に分割した場合、その各エリアに対応した親側メモリを
設けたことにより、各エリアの入場者をそのエリアに対
応した親側メモリを参照することにより把握することが
できる。
【0021】さらに、特定者のエリア群への入・退場及
び各エリア間の移動を識別することも可能となる。ま
た、特定エリアまたはエリア群の入出口に、通行を許可
・禁止するゲート手段を設けた場合には、外部親装置
は、当該エリアへの入場を求める特定者のICカードか
らID情報を読み出す。そして、この読み出したID情
報と親側メモリの許可ID情報とを照合し、両者が一致
する場合に限り前記ゲート手段に対して通行許可を指示
する。これによれば、特定者以外の入出を防止すること
ができる。
【0022】さらに、子側メモリまたは親側メモリに、
特定エリアまたはエリア群への入出時間を登録すること
により、例えば会社などにおける社員の出退勤、外出・
帰社の管理を行うことができ便利である。
【0023】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について説明
する。 (実施例1)本実施例1では、本発明にかかる入退管理
システムを利用して学校職員の管理を行うシステムにつ
いて具体的に説明する。
【0024】図2は、本実施例1における学校管理シス
テムの概略構成ブロック図である。学校管理システム
は、当該学校職員の携帯すべきICカード4と、職員室
に設置すべき外部親装置としてのホストコンピュータ5
とからなる。
【0025】図3は、本実施例1におけるICカード4
とホストコンピュータ5の内部構成ブロック図である。
ICカード4は、薄型直方体形状をなしたICカード本
体4に、本発明にかかる送受信手段としての送受信機4
c、送受信制御手段としてのプロセッサ4b、子側メモ
リ4aを有してなり、これらは相互にデータバスにより
データの授受を行えるようになっている。さらに、前記
各部へ電力を供給する電池4dを備えている。この電池
4dは、例えばシート電池などを利用できる。
【0026】送受信機4cは、電磁波、光等の伝送媒体
を介して非接触でホストコンピュータ5と通信を行うも
のである。子側メモリ4aは、当該ICカード4を携帯
する職員を特定する特定者ID情報を記憶するものであ
る。
【0027】送受信制御手段としてのプロセッサ4b
は、ホストコンピュータ5との間で送受信されるデータ
の処理と、送受信機4cを介してホストコンピュータ5
と子側メモリ4aとの間で行われる通信の制御とを行う
装置である。
【0028】一方、本実施例1における外部親装置とし
てのホストコンピュータ5は、通信装置6、ホストプロ
セッサ5a、ホストメモリ5bを有してなり、これらは
相互にデータバスによりデータの授受が行えるようにな
っている。
【0029】ここで、ホストプロセッサ5aとホストメ
モリ5bとからなるホストコンピュータ本体5を職員室
に設置し、通信装置6は図2に示した校門、体育館入出
口、校舎入出口、職員室入出口、各教室入出口に設置す
る。この通信装置6は、ICカード4との間で非接触で
データの送受信を行うものであり、具体的な説明は後述
する。
【0030】ホストメモリ5bは、ICカード4から送
信されてくる特定者ID情報を格納するものであり、こ
のホストメモリ5bの具体的な説明は後述する。ホスト
プロセッサ5aは、データの処理、通信装置6を通じて
ICカード4との間で行われるデータの送受信を制御す
る。
【0031】図4は、送受信機4cと通信装置6との間
での通信を示す構成ブロック図である。送受信機4c
は、データ処理部11、変復調回路12、無線送受信部
13、アンテナ14を有してなる。
【0032】データ処理部11は、プロセッサ4bの出
力または変復調回路12の出力を信号処理するものであ
る。変復調回路12は、データ処理部11の出力を無線
信号(搬送波信号)で変調したり、あるいは無線送受信
部13の出力を(搬送波信号)で復調するものである。
尚、無線搬送波信号としてはマイクロ波等を利用でき
る。
【0033】無線送受信部13は、変復調回路12の出
力をアンテナ14からアンテナ7に向けて送信またはア
ンテナ7からの信号をアンテナ14を介して受信するも
のである。
【0034】一方、通信装置6も、送受信機4cの構成
と同一構成となっており、無線送受信部8、変復調回路
9、データ処理部10、アンテナ7を有してなる。ここ
で、送受信機4cからデータを通信装置6へ送信する場
合には、データ処理部11により処理されたデータを変
復調回路12で変調し、変調されたデータを無線送受信
部13でアンテナ14から通信装置6に送信する。この
ように例えばマイクロ波を伝送媒体として非接触で送受
信機4cと通信装置6との間でデータを送受信すること
ができる。
【0035】図5は、本実施例1におけるホストメモリ
5bの具体的な構成図である。本実施例1では、上記し
た各入出口毎に入出者ID情報を管理する校門入出者格
納部15、職員室入出者格納部16、体育館入出者格納
部17、教室入出者格納部18を有している。
【0036】校門入出者格納部15と職員室入出者格納
部16には、当該学校職員の出退勤管理を行うため、日
付、入出者の特定者ID情報、入出時刻を格納するよう
にする。すなわち、当日に校門または職員室を最初に入
場した時刻を出勤時刻とし、最後に退場した時刻を退勤
時刻として格納するものである。
【0037】また、体育館入出者格納部17と教室入出
者格納部18は、当該体育館または教室に職員が入場す
る際には、その職員の特定者ID情報を格納し、退場す
る際には、その特定者ID情報を消去する。
【0038】従って、本実施例1における学校管理シス
テムによれば、ホストコンピュータ5が各入出口の通過
者を認識すると、ホストプロセッサ5aがその入出口に
設置された通信装置6を介して前記通過者の携帯するI
Cカード4から特定者ID情報を読み出す。これをホス
トメモリ5bの当該入出口に対応した格納部へ格納また
は消去を行う。
【0039】当該入出口が校門または職員室入出口の場
合は、ホストプロセッサ5bは前記特定者ID情報と共
に入出時刻を登録する。これにより職員の出退勤管理を
行うことができる。
【0040】また、ホストコンピュータ5から職員の特
定者ID情報に基いてホストメモリ5b内の各格納部を
検索してその職員が現在位置を検出することにより、職
員の勤務状況を管理することができ、便利である。
【0041】さらに、本実施例1における入退管理シス
テムは、会社(ビル)内に設置することもできる。この
場合、給油室、御手洗い等の仕事と比較的関係の浅いエ
リアにも通信装置6を設置して、そのエリアの入場者の
滞在時間を監視することで勤務怠惰管理を行える。
【0042】(実施例2)本実施例2では、本発明にか
かる入退管理システムを利用して鉄道会社の乗務員の管
理を行うシステムについて具体的に説明する。
【0043】図6は、本実施例2における乗務員管理シ
ステムは、ICカード4、ホストコンピュータ5、外部
親端末機19、発着センサ22を有してなり、ICカー
ド4は各乗務員に携帯させ、ホストコンピュータ5は乗
務員基地20に設置する。さらに、外部親端末機19を
各電車21に搭載すると共に、各鉄道駅23に発着セン
サ22を設置する。
【0044】本実施例2におけるICカード4は、前述
の実施例1の構成に対して、子側メモリ4aに、個々の
乗務員を特定する特定者ID情報と、当日の乗務予定及
び乗務履歴を格納する。この子側メモリ4aの具体的な
説明は後述する。
【0045】その他の構成は実施例1と同様で、プロセ
ッサ4b、送受信機4c、電池4dを有してなる。ま
た、ホストコンピュータ5は、前述の実施例1に対して
通信装置6を当該乗務員基地の入出口に設置する。ま
た、ホストメモリ5bには、各乗務員の特定者ID情報
毎に出退勤時刻、乗務予定情報、乗務履歴情報を格納す
る。
【0046】その他の構成は、実施例1と同様であり、
ホストプロセッサ5aを有する。ここで、前記ホストメ
モリ5bと子側メモリ4aの具体的な構成を図7に示
す。
【0047】本実施例2におけるホストメモリ5bに
は、各乗務員の特定者ID情報毎に出退勤時刻、乗務予
定情報、乗務履歴情報を格納するようにする。出退勤時
刻は、当該ホストコンピュータ5の設置された乗務員基
地20において、各乗務員が当日最初に入場した時刻を
出勤時刻とし、最後に退場した時刻を退勤時刻とする。
【0048】乗務予定情報は、乗務員が乗り込む電車
の、始発駅・終着駅情報及び始発予定時刻・終着予定時
刻と、途中各駅の発着予定時刻情報からなる情報であ
る。一方、乗務履歴情報は、実際の始発時刻・終着時刻
情報と、途中各駅の発着時刻情報とからなる情報であ
る。
【0049】図8は、本実施例2における発着センサ2
2の構成ブロック図である。発着センサ22は、信号送
信機22bとセンサ22aとからなる。センサ22a
は、例えば赤外線センサ、コイル式センサであり、当該
発着センサ22の設置される鉄道駅への電車の到着及び
出発を感知するものである。
【0050】信号送信機22bは、センサ22aが電車
の到着または出発を感知すると、当該鉄道駅を識別する
識別信号と共に、到着を示す到着信号または出発を示す
出発信号を外部親端末機19へ送信するものである。
【0051】図9は、本実施例2における外部親端末機
19の構成ブロック図である。外部親端末機19は、親
側送受信機19a、親側プロセッサ19b、親側メモリ
19c、ディスプレイ19dを有してなる。
【0052】親側送受信機19aは、ICカード4との
間で非接触でデータの送受信を行う。親側メモリ19c
は、ICカード4から受信したデータを一旦格納するも
のである。
【0053】ディスプレイ19dは、親側メモリ19c
に格納されたデータを画像表示するものである。親側プ
ロセッサ19bは、ICカード4との間で送受信される
データの処理と、親側送受信機19aを介してICカー
ド4と親側メモリ19cとの間で行われる通信の制御と
を行うと共に、発着センサ22から鉄道駅識別信号、到
着信号、出発信号を受信した場合に、これをICカード
4における乗務履歴情報に、鉄道駅識別信号に対応させ
て書き込む。
【0054】本実施例2によれば、ホストコンピュータ
5は、乗務員基地20に乗務員が入退場するとき、その
乗務員の携帯するICカード4から特定者ID情報読み
出し、この特定者ID情報と入退時刻をホストメモリ5
bに格納する。ここで、当日最初に入場した時刻と、最
後に退場した時刻を検出することにより各乗務員の出退
勤時刻の管理を行うことができる。
【0055】さらに、乗務員が乗務員基地20へ最初に
入場した際、ホストコンピュータ5は、ホストメモリ5
bからその乗務員の特定者ID情報に対応した乗務予定
情報を検出し、これを乗務員の携帯するICカード4に
書き込む。
【0056】そして、乗務員が電車21の乗務員室に乗
り込むと、外部親端末機19は、その乗務員が携帯する
ICカード4から特定者ID情報と共に乗務予定情報を
非接触で読み出し、この内容をディスプレイ19dに画
像表示する。
【0057】さらに、各鉄道駅において電車21が到着
または出発する際に、各鉄道駅に設置された発着センサ
22がそれを感知して到着信号または出発信号を電車2
1の外部親端末機19に送信する。
【0058】発着センサ22から到着信号または出発信
号を受信した外部親装置19では、ICカード4の子側
メモリ4aに、乗務履歴情報として各鉄道駅毎の発着時
刻を書き込む。
【0059】そして、乗務員が乗務終了後に乗務員基地
20へ再び入場した際に、ホストコンピュータ5がその
乗務員の携帯するICカード4から、特定者ID情報と
乗務履歴情報を読み出してホストメモリ5bに格納す
る。これにより各乗務員の乗務状況を管理することが可
能となる。
【0060】(実施例3)本実施例3では、本発明にか
かる入退管理システムを利用して自動車教習所の管理を
行うシステムについて具体的に説明する。
【0061】図10は、本実施例3における自動車教習
所管理システムの構成ブロック図である。本実施例3の
自動車教習所管理システムは、教習生及び指導員が携帯
するICカード4、教習車に搭載するICカード4、指
導員の携帯する携帯型端末機25、校舎内に設置される
ホストコンピュータ5、配車窓口に設置される外部親端
末機19を有してなる。
【0062】本実施例3におけるICカード4は、前述
の実施例1の構成に対して、教習生が携帯すべきICカ
ード4の子側メモリ4aには、個々の教習生を特定する
教習生ID情報、学科教習履歴、実技教習履歴、配車予
約情報が格納される。一方、指導員が携帯すべきICカ
ード4の子側メモリ4aには、個々の指導員を特定する
指導員ID情報、指導予定情報が格納される。この子側
メモリ4aの具体例を図11、12に示す。
【0063】図11は、教習生が携帯すべきICカード
4の子側メモリ4aの具体的な構成図である。この子側
メモリ4aには、個々の教習生を特定する教習生ID情
報と共に、学科教習履歴、実技教習履歴、配車予約が格
納されている。
【0064】学科教習履歴は、受講済みの学科番号と、
それを受講した日時が格納されている。実技教習履歴
は、実技の科目、例えば第1段階の1時限目等と、それ
を受講した日時とその合否が格納されている。
【0065】配車予約は、配車予約をした日時、例えば
1月17日の2時限目という情報を格納する。一方、図
12は、指導員が携帯すべきICカード4の子側メモリ
4aの具体例である。
【0066】この子側メモリ4aには、個々の指導員を
特定する指導員ID情報と共に、当日の指導予定情報が
格納されている。指導予定情報は、1時限目の予定、例
えば第1教室にて学科番号24の学科教習を行うという
情報が格納されている。
【0067】また、教習車に搭載すべきICカード4の
子側メモリ4aには、個々の教習車を特定する教習車I
D情報が格納されている。その他の構成は、実施例1と
同様であり、プロセッサ4b、送受信機4c,電池4d
を有している。
【0068】また、本実施例3におけるホストコンピュ
ータ5は、前述の実施例1の構成に対して、車庫ゲー
ト、教習車ゲート、校舎入出ゲート、各教室の入出ゲー
トに通信装置6を設置し、ホストメモリ5bには、指導
員の出退勤情報、配車状況情報、指導状況、指導予定情
報が格納されている。このホストメモリ5bの具体的な
構成を図13に示した。
【0069】このホストメモリ5bは、各指導員の出退
勤情報、配車状況情報、各指導員の指導状況情報、各指
導員の指導予定情報を格納している。指導員出退勤情報
は、当日指導員が最初に校舎ゲートから入場した時刻を
出勤時刻とし、最後に校舎ゲートから退場した時刻を退
勤時刻として格納している。
【0070】配車予約状況情報は、日毎に教習車の車番
と、その車番の1時限目から最終時限までの配車状況を
格納しており、各車番の各時限毎に予約をしている教習
生のID情報を格納している。
【0071】指導状況情報は、指導員ID情報毎に、現
時点でコース上で実技教習を行っているのか、路上で実
技教習を行っているのか、学科教習を行っているのかを
格納している。すなわち、コース上または路上の場合、
その指導員が乗車している教習車の車番と教習生のID
情報を格納しており、学科教習の場合は、教室番号と学
科番号を格納している。
【0072】指導予定情報は、当日の指導員の1時限目
から最終時限までの教習予定が格納されており、例え
ば、1時限目が学科教習の場合、その学科の学科番号と
教室番号を格納している。また、実技教習の場合は、当
該指導員が乗車すべき教習車の車番と教習生のID情報
を格納している。。
【0073】その他の構成は、実施例1と同様であり、
ホストプロセッサ5aを有してなる。本実施例3におけ
る外部親端末機19の構成を図11に示した。
【0074】この外部親装置19は、前述の実施例1の
構成に対して、ホストコンピュータ5とデータバスで接
続され、更に入力装置19e、例えばテンキーやキーボ
ード等を備えている。
【0075】そして、教習生が当該配車窓口に接近した
ことを認識すると、その教習生が携帯しているICカー
ド4から子側メモリ4aに格納されているデータを非接
触で読み出して親側メモリ19cに一旦格納する。さら
に、親側メモリ19cに格納されたデータをディスプレ
イ19dにより画像表示すると共に、当該教習生に配車
予約をするか否かの選択を促す情報をディスプレイ19
dに画像表示する。
【0076】ここで、当該教習生が配車予約を選択した
場合、親側プロセッサ19bはホストコンピュータ5に
配車状況の検索を依頼し、それに応答して教習車の空車
情報が送られてくるとそれをディスプレイ19dに画像
表示する。ここで、当該教習生は入力装置19eから都
合のよい日時を選択して予約を行う。
【0077】予約された日時は直ちにホストコンピュー
タ5へ送信して配車状況情報の更新を行う。次に、図1
5に本実施例3における携帯型端末機25の具体的な構
成を示す。
【0078】この携帯型端末機25は、前述の外部親端
末機19と同様の構成要素を有してなる。そして、外部
親端末機19に対して、入力装置25eは、当該携帯型
端末機25を携帯する指導員が実技教習を行った際に、
その教習の合否を教習生の携帯するICカード4に書き
込むためのものである。
【0079】その他の構成要素については、外部親端末
機19と同様の機能を有する。従って、本実施例3によ
れば、ホストコンピュータ5が校舎ゲートに設置された
通信装置6を介して当該校舎ゲートを通過する指導員を
認識した際に、通信装置6を介してその指導員が携帯す
るICカード4から指導員ID情報を検出し、これと共
にその通過時刻をホストメモリ5bの指導員出退勤情報
に格納することにより、指導員の出退勤管理を行える。
【0080】またこのとき、ホストコンピュータ5は、
ホストメモリ5bから当該指導員のID情報に対応する
指導予定情報を読み出し、これを指導員の携帯するIC
カード4へ書き込む。
【0081】さらに、車庫ゲートを教習車が通過した場
合、ホストコンピュータ5は、そこに設置さた通信装置
6を介して、当該車庫ゲートを通過した教習車に搭載さ
れるICカード4、その教習車に乗車している指導員が
携帯しているICカード4のそれぞれから教習車のID
情報としての車番、指導員のID情報を読み出し、これ
をホストメモリ5bの指導状況情報におけるコース上教
習の欄に格納する。
【0082】また、教習車ゲートを教習車が通過した場
合、ホストコンピュータ5は、そこに設置された通信装
置6を介して、当該教習車ゲートを通過した教習車の車
番とこの教習車に乗車している指導員のID情報を読み
出しこれをホストメモリ5bの指導状況情報における路
上教習の欄に格納する。
【0083】さらに、各教室ゲートを指導員が通過した
場合、ホストコンピュータ5は、そこに設置された通信
装置6を介して、当該入出ゲートを通過した指導員のI
D情報を読み出してホストメモリ5bの指導状況情報に
おける学科教習の欄に格納する。
【0084】以上から、ホストコンピュータ5より指導
状況情報を検索することにより、各指導員の指導状況を
管理することができる。また、配車窓口に設置された外
部端末機19によりスムースに配車予約を行える。
【0085】(実施例4)本実施例4においては、本発
明にかかる入退管理システムを利用して、幼稚園、老人
施設、身体障害者施設、牧場等において園児、老人、身
体障害者、家畜等の管理を行うシステムについて具体的
に説明する。
【0086】図16は、幼稚園における入退管理システ
ムの概略構成図である。本実施例4では、ICカード4
を園児に携帯させると共に、校舎内の職員室にホストコ
ンピュータ5を設置する。
【0087】さらに、入出園口と、校舎内の各部屋の入
出口には、中継端末27(図示せず)を設置する。次
に、図17にICカード4、ホストコンピュータ5、中
継端末27の内部構成を示す。
【0088】本実施例4におけるICカード4は、前述
の実施例1に対して、子側メモリ4aに個々の園児を特
定する園児ID情報を格納し、その他の構成は実施例1
と同様である。
【0089】ホストコンピュータ5は、前述の実施例1
に対して、通信装置6をホストコンピュータ本体5内に
有し、ホストメモリ5bには個々の園児の現時点での位
置を示す園児位置情報が格納されている。この具体的な
説明は後述する。
【0090】さらに、音または光の少なくとも一方で警
告を発する警告装置5cを設けた。その他の構成は、実
施例1と同様である。中継端末機27は、ICカード4
とホストコンピュータ5との間でデータの送受信を中継
ぎするものであり、中継通信装置27a、プロセッサ2
7b、メモリ27cとを有し、これら相互間はデータバ
スによりデータの授受が行えるようになっている。
【0091】中継通信装置27aは、ICカード4また
はホストコンピュータ5との間で非接触でデータの送受
信を行う装置である。メモリ27cは、当該中継端末2
7を特定する中継端末ID情報を格納すると共に、IC
カード4またはホストコンピュータ5から送信されてく
るデータを一旦格納する。
【0092】プロセッサ27bは、中継通信装置27a
を介してメモリ27cとICカード4またはホストコン
ピュータ5との間で行われるデータの送受信を制御す
る。図18は、本実施例4におけるホストメモリ5bの
具体例を示す図である。
【0093】このホストメモリ5bには、現時点におけ
る各園児の位置を示す園児位置情報が格納されており、
各園児のID情報毎に園児が入場しているエリアの中継
端末ID情報が格納されている。
【0094】本実施例4によれば、園児が入出口を通過
する際に、中継端末27がこれを認識して、当該園児の
携帯するICカード4から園児ID情報を読み出し、こ
れと共に自身の中継端末ID情報と共にホストコンピュ
ータ5へ送信する。
【0095】ホストコンピュータ5は、中継端末27か
らデータを受信すると、園児ID情報に基いてホストメ
モリ5bを検索し、その園児ID情報に対応して格納さ
れている中継端末ID情報が当該中継端末ID情報と一
致する場合は、その中継端末ID情報を消去する。
【0096】一方、不一致の場合は、最初に格納されて
いた中継端末ID情報を消去して当該中継端末ID情報
を格納する。これにより、ホストコンピュータ5では、
中継端末ID情報からその中継端末27の設置されたエ
リアに園児が入場していることがわかる。
【0097】また、ホストコンピュータ5は、入出園口
に設置される中継端末27から園児ID情報及び中継端
末ID情報を受けた場合、ホストプロセッサ5aは、警
告装置5cを作動させて、当該幼稚園の職員に園児の退
園を通知する。これにより、職員の目を離れた園児が退
園するのを防ぐことができる。
【0098】また、退園して行方不明になった園児を捜
索する場合、前述の実施例3の携帯型端末機25に、I
Cカード4から応答があったことを携帯者に通知する通
知装置を設けたものを使用して捜索を行うことができ
る。
【0099】すなわち、当該携帯型端末機25から常時
呼出信号を送信し、行方不明の園児が携帯するICカー
ド4から応答があると、通知装置により捜索者に当該園
児が近辺に居ることを通知する。
【0100】以上と同様にして老人施設、身体障害者施
設、牧場の管理を行うことができる。 (実施例5)本実施例5では、ラリー大会、オリエンテ
ーリング大会等において、各チェックポイントの通過/
未通過の管理を本発明にかかる入退管理システムにより
行う場合について説明する。
【0101】図19は、本実施例5における入退管理シ
ステムの概略構成図である。本システムは、大会出場者
が携帯すべきICカード4と、チェックポイント毎に設
置され、一定のエリアの範囲内でのみICカード4とデ
ータの送受信が行える中継端末27と、大会本部に設置
されるホストコンピュータ5とからなる。
【0102】本実施例5におけるICカード4の構成を
図20に示す。このICカード4は、前述の実施例1に
対して、通過したチェックポイントの数を示すチェック
ランプ4eを有している。また、子側メモリ4aには、
個々の出場者を特定する出場者ID情報と、各チェック
ポイントの通過状況情報が格納されている。この子側メ
モリ4aの具体的な説明は後述する。その他の構成は、
実施例1と同様である。
【0103】ホストコンピュータ5は、前述の実施例1
に対してホストメモリ5bに各出場者毎に、各チェック
ポイントの通過時刻を格納する。この具体的な説明は後
述する。その他の構成は、実施例1と同様である。
【0104】中継端末27は、前述の実施例4に対し
て、自身の設置されるエリア内のICカード4からID
情報を読み出し、これと通過時刻をホストコンピュータ
5に送信すると共に、ICカード4の子側メモリ4aに
当該チェックポイントの通過した旨を書き込むもので、
構成は実施例4と同様である。
【0105】図21に、本実施例5における子側メモリ
4aとホストメモリ5bの具体例を示す。本実施例5に
おける子側メモリ4aには、当該ICカード4を携帯す
る出場者のID情報と、チェックポイント毎の通過状況
が格納されている。通過状況は、例えば、通過済みの場
合は“1”を格納し、未通過の場合は“0”を格納す
る。
【0106】一方、親側メモリ5bには、出場者ID情
報毎に、各チェックポイントの通過情報、すなわち、通
過済みの場合はその通過時刻を格納する。本実施例5に
よれば、出場者が各チェックポイントのエリア内を通過
すると、中継端末27が出場者の携帯するICカード4
から出場者ID情報を読み出して通過情報と共にホスト
コンピュータ5へ送信する。また、当該ICカード4の
子側メモリ4aにおいて、当該チェックポイントに対応
する通過状況情報格納欄に1を書き込む。ここで、IC
カード4では、プロセッサ4bが子側メモリ4aを参照
して“1”が立っている数だけチェックランプ4eを点
灯させる。これにより出場者がチェックポイントを通過
したことを認識できる。
【0107】一方、ホストコンピュータ5は、中継端末
27から出場者ID情報と通過時刻を受信すると、ホス
トメモリ5bにおいて当該出場者ID情報及び送信元の
中継端末27が位置するチェックポイントに対応する欄
に通過時刻を格納する。
【0108】このとき、同一チェックポイントを同一出
場者が再度通過した場合は、ホストコンピュータ5は、
最初の通過時刻を保存して、それ以降の通過時刻は格納
しないようにする。
【0109】これにより、大会本部に設置されたホスト
コンピュータ5から全出場者の競技状況を管理すること
ができる。
【0110】
【発明の効果】本発明によれば、特定区域の入出管理、
位置検索を迅速且つ正確に行うことができ、非常に便利
である。
【0111】さらに、学校、会社等の職員の出退勤管
理、勤務状況管理をスムースに行うことができる。ま
た、子供、老人、身体障害者、家畜の管理が非常に簡単
に行うことができ管理者側の負担を軽減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図
【図2】本実施例1における学校管理システムの概略構
成図
【図3】本実施例1におけるICカードとホストコンピ
ュータの内部構成図
【図4】本実施例1における送受信機と通信装置の通信
形態を示す図
【図5】本実施例1におけるホストメモリの具体例
【図6】本実施例2における鉄道乗務員管理システムの
概略構成図
【図7】本実施例2におけるホストメモリと子側メモリ
の具体例
【図8】本実施例2における発着センサの構成ブロック
【図9】本実施例2における外部親端末機の構成ブロッ
ク図
【図10】本実施例3における自動車教習所管理システ
ムの概略構成図
【図11】本実施例3における教習生用子側メモリの具
体例
【図12】本実施例3における指導員用子側メモリの具
体例
【図13】本実施例3におけるホストメモリの具体例
【図14】本実施例3における外部親端末機の構成図
【図15】本実施例3における携帯型端末機の構成図
【図16】本実施例4における幼稚園管理システムの概
略構成図
【図17】本実施例4における各部の内部構成ブロック
【図18】本実施例4におけるホストメモリの具体例
【図19】本実施例5におけるオリエンテーリング管理
システムの概略構成図
【図20】本実施例5におけるICカードの構成ブロッ
ク図
【図21】本実施例5における子側メモリとホストメモ
リの具体例
【符号の説明】
1・・ICカード 1a・・子側メモリ 1b・・送受信制御手段 1c・・送受信手段 2・・外部親装置 2a・・親側制御部 2b・・親側メモリ 3・・ゲート手段 4・・ICカード 4a・・子側メモリ 4b・・プロセッサ 4c・・送受信機 4d・・電池 4e・・チェックランプ 5・・ホストコンピュータ 6・・通信装置 7・・アンテナ 8・・無線送受信部 9・・変復調回路 10・・データ処理部 11・・データ処理部 12・・変復調回路 13・・無線送受信部 14・・アンテナ 15・・校門入出者情報格納部 16・・職員室入出者情報格納部 17・・体育館入出者情報格納部 18・・教室入出者格納部 19・・外部親端末機 19a・・親側送受信機 19b・・親側プロセッサ 19c・・親側メモリ 19d・・ディスプレイ 19e・・入力装置 20・・乗務員基地 21・・電車 22・・発着センサ 22a・・センサ 22b・・信号送信機 23・・鉄道駅 25・・携帯型端末 25a・・親側送受信機 25b・・親側プロセッサ 25c・・親側メモリ 25d・・ディスプレイ 25e・・入力装置 27・・中継端末機 27a・・中継通信装置 27b・・プロセッサ 27c・・メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 充行 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 門永 徹 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 田島 竜彦 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 菅原 秀夫 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 三代 英治 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも特定エリアに入退室する特定
    者が携帯し、送受信手段(1c)を内蔵したICカード
    (1)と、該ICカード(1)と非接触で通信を行う外
    部親装置(2)とからなり、 前記ICカード(1)には前記特定者のID情報を登録
    する子側メモリ(1a)と、前記外部親装置(2)から
    の要求に応じて前記子側メモリ(1a)の内容を送受信
    手段(1c)を通じて送信する送受信制御手段(1b)
    とを有し、 前記外部親装置(2)には少なくとも前記子側メモリ
    (1a)から受信した情報を登録する親側メモリ(2
    b)と、情報の登録・読み出しを制御する親側制御部
    (2a)とを有しており、 前記外部親装置(2)が前記特定者によって保持された
    ICカード(1)の特定エリア内への入場を識別した場
    合には、前記外部親装置(2)は前記ICカード(1)
    に対して応答信号を送信し、 前記応答信号を受信したICカード(1)は送受信制御
    手段(1b)の制御により、送受信手段(1c)を通じ
    て子側メモリ(1a)に登録されているID情報を前記
    外部親装置(2)に送信し、 前記ID情報を受信した外部親装置(2)は、親側制御
    部(2a)の制御により前記ID情報を親側メモリ(2
    b)に登録すると共に、 前記外部親装置(2)が前記特定者によって保持された
    ICカード(1)の特定エリア外へ退場を識別した場合
    には、前記親側メモリ(2b)に登録された前記ID情
    報を消去することを特徴とするICカードによる入退場
    管理システム。
  2. 【請求項2】 前記特定エリアは少なくとも2つ以上に
    分割されたエリア群からなり、前記外部親装置(2)は
    各エリア毎に割り当てられた親側メモリ(2b)を有し
    ており、前記親側制御部(2a)は、親側メモリ(2
    b)を参照することにより、特定者のエリア群への入・
    退場及びエリア間の移動を識別することを特徴とする請
    求項1記載のICカードによる入退場管理システム。
  3. 【請求項3】 前記エリアまたは前記エリア群の入出口
    には、通行を許可・禁止するゲート手段(3)が設けら
    れ、前記外部親装置(2)の親側メモリ(2b)には予
    めエリア内への入場を許可する許可ID情報が登録され
    ており、前記親側制御部(2a)は入場許可を求めるI
    Cカード(1)からのID情報が前記許可ID情報と一
    致するか否かを識別し、一致している場合に前記ゲート
    手段(3)に対して通行許可を指示することを特徴とす
    る請求項1または記載のICカードによる入退場管理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記ICカード(1)の子側メモリ(1
    a)または前記外部親装置(2)の親側メモリ(2b)
    には、前記ID情報と共に、特定エリアまたはエリア群
    への入退時刻が登録されることを特徴とする請求項1記
    載のICカードによる入退場管理システム。
JP5565392A 1992-03-13 1992-03-13 Icカードによる入退管理システム Pending JPH05256052A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0779598A2 (en) 1995-12-14 1997-06-18 Hitachi, Ltd. Multichip IC card and IC card system using it
JP2002133039A (ja) * 2000-10-25 2002-05-10 Toppan Forms Co Ltd 登山情報管理方法及び登山情報管理システム
JP2003037836A (ja) * 2001-07-24 2003-02-07 Ntt Docomo Inc 画像配信方法、画像配信システム、コンピュータ読取可能な記録媒体及びコンピュータ・プログラム
US7262696B2 (en) 2004-01-21 2007-08-28 Kabushiki Kaisha Kenwood Bus management system
JP2010286301A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Mitsubishi Electric Corp 動態監視システム
JP2015156129A (ja) * 2014-02-20 2015-08-27 トーヨーアルファネット株式会社 自動車教習所システム

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