JP4656947B2 - カソード電極燃料パージを用いる燃料電池発電プラント用の起動システム及び方法 - Google Patents

カソード電極燃料パージを用いる燃料電池発電プラント用の起動システム及び方法 Download PDF

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Description

本発明は運送車両、携帯型電力プラントでの使用に適した燃料電池電力プラント、あるいは定置式電力プラントとしての燃料電池発電プラントに関し、発明は特に、停止した燃料電池電力プラントを起動する手順に関する。
燃料電池電力プラントは周知であり、モータ及び運送車両等の電動装置に対して水素含有還元流体流と酸素含有酸化剤反応物流から電気エネルギーを作り出すために広く使用される。先行技術の燃料電池電力プラントにおいて、プラントの燃料電池の起動時に、電極、特にカソード電極に腐食が生じることが発見されている。この腐食はカソード電極とプラントの性能損失をもたらす。
両電極に空気を入れ、カソード電極とアノード電極の間に配設された電解物質として陽子交換膜「PEM」を採用する既知の燃料電池電力プラントの起動において、酸素含有酸化剤はカソード流路を流れるように仕向けられ、このカソード流路は酸化剤がカソード電極に隣接して流れるように仕向ける。それとほとんど同時に、水素リッチ還元流体燃料流がアノード流路を流れるように仕向けられ、このアノード流路は燃料がアノード電極に隣接して流れるように仕向ける。燃料がアノード流路を流れながら、燃料が全ての空気をアノード流路から追い出すまで燃料−空気界面がアノード電極に沿って作り出される。燃料−空気界面に向い合う電極が既知の燃料電池電力プラントの起動の度に顕著な腐食を受けることが観察されている。詳細には、わずか数十回の起動/停止サイクルを経た使用済み燃料電池の試験によりカソード電極のカソード触媒を支持する多孔質カーボンの25%乃至30%が腐食消失していたことが示された。この腐食を生じる過程及び関連する性能劣化の説明は本発明の全権利の被譲渡人により所有される米国特許出願において提示されており、その出願は米国特許出願第2002−0076582−A1号の下に2002年6月20日に公開された。
燃料電池電力プラントの停止時に直ちに不活性ガスでアノード及びカソード流路をパージすることによりアノード及びカソード電極を不動態化してそのような酸化腐食を最小限にすることが知られている。しかしながら、不活性ガスの使用は燃料電池電力プラントの複雑さとコストのかなりの増加をもたらし、これは特に、コンパクトさと低コストが重要でありかつシステムを頻繁に停止及び起動しなければならない自動車用途では望ましくない。上記の公開された出願に述べられている起動腐食問題に対するもう一つの解決策は、空気が1秒以下で、あるいは0.05秒以内の速さでアノード流路からパージされるように、起動時に水素リッチ還元流体燃料でアノード流路を急激にパージすることを提案している。燃料−空気界面を有する流路に向い合うように配置された電極電解物質を支持するカーボンの腐食をもたらす過程が燃料電池の起動中に急激に生じることは明らかである。この問題を解決する既知の試みは電極腐食を抑制したけれども、燃料電池電力プラントの起動時の電極腐食を除去又は更に最小限にすることがやはり望ましい。
発明は水素リッチ還元流体燃料を用いたカソード電極流路のパージを使用する燃料電池電力プラント用の起動システム及び方法である。燃料電池電力プラントは水素含有還元流体燃料と酸素含有酸化剤から電流を発生する少なくとも一つの燃料電池と、主負荷と燃料電池の間に設けられた外部回路を介して電流を受け、プラントの停止中に遮断される主負荷とを含む。燃料電池は電解物質の両側にあるアノード電極及びカソード電極と、還元流体燃料がアノード電極に隣接して流れるように仕向けるアノード電極に隣接するアノード流路と、酸素含有酸化剤がカソード電極に隣接して流れるように仕向けるカソード電極に隣接するカソード流路とを含む。
停止された燃料電池電力プラントを起動する方法は、a.還元流体燃料がカソード流路を流れるように仕向けることにより還元流体燃料を用いてカソード流路をパージするステップと、b.次いで、カソード流路を通る還元流体の流れを停止させ、還元流体燃料がアノード流路を流れるように仕向けるステップと、c.次に、酸素含有酸化剤がカソード流路を流れるように仕向けるステップと、d.最後に、電流が燃料電池から主負荷に流れるように主負荷を燃料電池に接続するステップとを含む。
燃料をアノード流路に入れる前に燃料でカソード流路をパージし、次いで酸素含有酸化剤をカソード流路の中に流すことにより、燃料−空気界面に向い合う電極はアノード電極となる。従って、カソード電極ではなくアノード電極が先に腐食する。酸素に比較して水素の既知のより高い拡散性、溶解性及び反応性のために、また空気酸化剤内の酸素濃度に比較してずっと高い燃料内水素濃度のために、アノード電極の腐食効果はアノード電極に対する水素の物質移動を顕著には減少しない。従って、燃料電池の性能は同じ腐食がカソード電極に起こる場合ほど急激には劣化しない。実際において、本カソード電極燃料パージを使用することにより、アノード電極の犠牲の下にカソード電極の性能向上をもたらす。
本発明の好ましい実施例において、アノード電極はカーボンブラックに支持されたプラチナ触媒ではなくて、プラチナ、又はプラチナ合金の金属ブラック触媒で構成される。カソード電極燃料パージを使用することによりカソードの腐食は除去され、あるいは最小限になり、アノード電極は如何なるカーボンも含まないのでアノード電極触媒支持の酸化腐食は起こらない。
更なる好ましい実施例において、カソード流路が水素リッチ還元流体燃料でパージされた後に補助負荷が適用される。補助負荷を適用することにより、アノード流路内の酸素は電気化学反応で消費される。それにより酸素がアノード流路内で消費されるので、燃料が、アノード流路を流れるように仕向けられるときに安全性問題がなくなる。酸素が消費されるときに、燃料はアノード流路を通るように仕向けられ、次いで、補助負荷が遮断される。次に、酸化剤がカソード流路を通るように仕向けられ、次いで、主負荷が燃料電池に接続される。
更なる好ましい実施例において、燃料電池電力プラントは、アノード流路を出るアノード排出物流の一部をアノード流路まで戻すように仕向けるための、アノード排出ラインと入口ラインの間に設けられたアノード再循環ラインを含む。アノード再循環ライン内のアノード排出物流の一部を吹いてアノード入口ラインとアノード流路に戻すための再循環送風機がアノード再循環ラインに設けられる。補助負荷が燃料電池に接続されるが、再循環送風機はアノード流路とアノード再循環ライン内の酸素の消費を促進するように動作される。
カソード電極燃料パージを用いた燃料電池電力プラントを起動するシステムは、a.酸化剤入口ラインを通ってカソード流路まで酸素含有酸化剤が通過するのを選択的に開放及び停止するための、酸化剤源とカソード流路の間を流体連通する酸化剤入口ラインに設けられた酸化剤入口弁と、b.還元流体入口ラインを通ってアノード流路まで還元流体燃料が通過するのを選択的に開放及び停止するための、還元流体燃料源とアノード流路の間を流体連通する還元流体入口ラインに設けられたアノード流路遮断弁と、c.還元流体燃料源とカソード流路の間を流体連通して設けられたカソード燃料パージ弁とを含む。カソード燃料パージ弁は、酸化剤入口弁とアノード流路遮断弁が閉じられているときはいつも、カソード燃料パージ弁が開かれ、還元流体燃料をカソード流路まで通過させて燃料電池電力プラントの起動時にカソード流路をパージするよう設けられる。更に、酸化剤入口弁とアノード流路遮断弁が開かれているときはいつも、カソード燃料パージ弁はとじられて還元流体燃料のカソード流路までの流れを防止する。
従って、本発明の概略の目的は先行技術の欠陥を克服する、カソード電極燃料パージを使用する燃料電池電力プラント用の起動システム及び方法を提供することである。
より詳細な目的はカソード電極のカーボン支持材料の腐食を最小限にする、カソード電極燃料パージを使用する燃料電池電力プラント用の起動システム及び方法を提供することである。
なおもう一つの目的はアノード電極の腐食を最小限にするカソード電極燃料パージを使用する燃料電池電力プラント用の起動システム及び方法を提供することである。
カソード電極燃料パージを使用する燃料電池電力プラント用の本起動システム及び方法のこれら及び他の目的と利点は以下の説明を添付図面と関連して読めば直ちにより明らかと成るであろう。
図面を詳細に言及すれば、カソード電極燃料パージを使用する燃料電池電力プラント用起動システムが図1に示され、概ね参照数字10で表示される。システムはアノード電極14、カソード電極16及びアノードとカソード電極14、16の間に配設された電解物質18を有する燃料電池12含む。電解物質18は米国特許第6024848号に述べられたタイプの陽子交換膜(PEM)の形式でもよく、あるいは電解物質は、燐酸電解質燃料電池のような酸性水電解質燃料電池に典型的に見られるようなセラミック鋳型内に保持されても、当技術分野で知られたアルカリ性熔融カーボネートと固体酸化物電解質の燃料電池で使用されてもよい。
アノード電極14は当技術分野で知られたカーボンブラック等の既知の支持材料に支持されたプラチナ触媒で構成されてもよい。あるいは、第1の代替アノード電極14はプラチナ又はプラチナ合金のメタルブラック・アノード電極でもよい。便宜上、「プラチナ又はプラチナ合金のメタルブラック・アノード電極」の形式の第1の代替アノード電極14は以下「プラチナブラック・アノード電極」と総称される。当技術分野で知られるように、カーボンブラックは、以前の、電極としてプラチナブラックのみを使用する場合より旨く低プラチナ負荷でのプラチナを利用したために、カーボンブラックに支持されたプラチナが燃料電池に広く使用されるようになった。しかしながら、本発明に関しては、アノード電極14はカーボンブラックに支持されたプラチナ触媒でも、プラチナブラック・アノード電極でもよい。プラチナブラック・アノード電極14は当技術分野で知られた如何なるやり方で、例えば蒸着、メッキにより、あるいは電解物質18又は隣接するアノード拡散層20に対する粉末として直接的に塗布されてもよい。
アノード拡散層20はアノード基板22に固定され、これが今度はアノード水搬送板又はセパレータ板24に固定されてもよい。アノード水搬送板24は水素リッチ還元燃料がアノード水搬送板24を通るように仕向ける少なくとも一つの燃料溝26と、協同してアノード流路28を定める燃料溝26と板24を含む。アノード流路28は、当技術分野で知られ、また例えば2002年8月13日に発行され、本発明の全権利の被譲渡人により所有される米国特許第6432566号に示されるように、還元流体がアノード電極14に隣接して通過するように仕向ける働きをする。
カソード電極16はカーボンブラック支持体に固定されたプラチナ触媒等の燃料電池技術で知られた何れかの電極で構成され、この支持体は電解物質18に直接、あるいはカソード拡散層30に固定される。カソード拡散層30はカソード基板32により支持され、これが今度はカソード水搬送又はセパレータ板34に固定されてもよい。カソード水搬送板34は空気等の酸素含有酸化剤がカソード水搬送板34を通るように仕向ける少なくとも一つの酸化剤溝36を含み、酸化剤溝36及び板34は協同してカソード流路38を定める。カソード流路38は当技術分野で知られるように、酸化剤がカソード電極16に隣接して流れるように仕向ける働きをする。
本発明の範囲が前記のアノード流路28とカソード流路38を含み、これらが既述の穴及び溝26、36で構成されてもよいことは言うまでもない。アノード及びカソード流路28、38はまた溝、通路、空洞等の当技術分野内の既知の如何なる構造で形成されてもよく、これらは流路28、38を通過する反応物流がアノード又はカソード電極14、16に隣接して通過するように仕向ける働きをする。一つの電池12のみが示されているが、発明はまた電気的に直列に接続された複数の隣接する電池(即ち、「電池スタックアセンブリー」)を含み、そのそれぞれは、アノード又はカソード水搬送板24、34又は当技術分野で周知の隣接する電池のアノード流路から一つの電池のカソード流路を分離するセパレータ板(図示せず)を有する。
システム10は水素含有還元流体燃料源40と空気等の酸化剤源42を含む。燃料は純粋水素又は、改質された天然ガス又はガソリン等の他の水素リッチ燃料でもよい。酸化剤入口ライン44は空気を酸化剤源42からカソード流路38まで運び、カソード排出ライン46はカソード排出物流をカソード流路38から、カソード排出口弁48を通って燃料電池12の外へ運び去る。酸化剤入口弁50は、カソード流路38を通る酸素含有酸化剤又は空気の流れを開放及び停止するために酸化剤入口ライン44に設けられる。カソード流路38を通過する酸化剤の圧力を増すために送風機52が酸化剤入口ライン44に設けられてもよい。
還元流体入口ライン54は燃料源40とアノード流路28の間を流体連通して設けられ、アノード排出ライン56は還元流体燃料流がアノード流路28からアノード排出口弁58を通って燃料電池12から出るように仕向ける。還元流体入口弁60はアノード流路28を通る水素含有還元流体燃料の流れを選択的に開放及び停止するために還元流体入口ライン54に設けられる。アノード流路遮断弁62もまた、図1に示されるように還元流体入口弁60とアノード流路28の間の還元流体入口ライン54に設けられる。
カソード燃料パージ弁63が還元流体源40とカソード流路38の間を流体連通して設けられる。図1に示されるように、カソード燃料パージ弁63は、還元流体入口弁60とアノード流路遮断弁62の間の還元流体入口ライン54と流体連通して設けられるカソード燃料パージライン64に設けられてもよい。カソード燃料パージライン64がまた酸化物入口弁50とカソード流路38の間の酸化物入口ライン44に設けられる。
アノード再循環ライン65はアノード排出ライン56と、アノード遮断弁62とアノード流路28の間の還元流体入口ライン54とに流体連通して設けられてもよく、それにより、アノード再循環ライン65は選択的に、アノード流路28を出るアノード排出流の一部がアノード流路28に戻るように仕向ける。アノード再循環ライン65はアノード排出ライン56内のアノード排出物流の一部がアノード再循環ライン65を通ってアノード流路28に戻るように移動するためのアノード再循環ポンプ又は送風機66を含む。
燃料電池電力プラント10を起動するシステムはまたアノード電極14とカソード電極16を接続する外部回路68を含む。外部回路68は燃料電池12により発生された電流を受けるための、主負荷スイッチ72を介して外部回路68に接続された主負荷70を含む。外部回路68はまた補助負荷スイッチ76を介して外部回路68に接続された補助抵抗負荷74を含んでもよい。燃料電池12が停止されるときは、主負荷スイッチ72は開かれ、補助負荷スイッチ76は開いていても閉じていてもよい。燃料電池12の正常動作の間、主負荷スイッチは閉じられ(図1では開かれて示される)、補助負荷スイッチ76は開かれ、それにより、燃料電池12は電気を電動機等の主負荷70に供給している。ダイオード78は補助負荷74と直列に配置されてもよく、ダイオード78が、電圧が燃料電池12当たり約0.2ボルト以上であるときのみ電流が補助負荷78を流れるように構成されてもよい。
従って、燃料電池12の正常動作の間、酸化剤源42から空気等の酸素含有酸化剤が酸化剤入口ライン44を通ってカソード流路38まで供給され、カソード排出ライン46を通ってカソード流路38を出る。水素含有還元流体燃料は燃料源40からアノード入口ライン54を通ってアノード流路28まで供給される。消耗された水素燃料を含有するアノード排出物の一部はアノード排出ライン56とアノード排出口弁58を通ってアノード流路28を出、一方、アノード再循環ライン65と再循環送風機66はアノード排出物の残りを先行技術で周知のやり方でアノード流路28を戻って再循環させる。アノード排出物の一部を再循環することによりアノード流路28を通る比較的均一なガス組成を維持し、また水素利用を増加させる。水素がアノード流路を通過しながら、周知のやり方でアノード電極14の触媒と電気化学的に反応して陽子(水素イオン)と電子を生じる。電子はアノード電極14から外部回路68を通ってカソード電極16へ流れて主負荷70に電力を与え、一方陽子は電解物質18を通ってカソード電極16に搬送される。
停止された燃料電池電力プラント10を起動する方法は以下のステップを含む。先ず、燃料がカソード流路38を流れるように仕向けることによりカソード流路38が還元流体燃料でパージされる。次いで、カソード流路38を通る燃料の流れは停止され、還元流体燃料がアノード流路28を流れるように仕向けられる。次に、酸素含有酸化物がカソード流路38を流れるように仕向けられ、それにより、燃料電池12により電流を発生させる。最後に、電流が外部回路68を通って主負荷70に流れて燃料電池12の起動を完了するように主負荷スイッチ72が閉じられる。
燃料電池12を起動する代わりの方法は補助負荷74を利用することを含む。燃料でカソード流路38をパージするステップの後に補助負荷スイッチ76が閉じられ、一方、主負荷スイッチ72は開かれたままである。これは周知の電気化学反応により、カソード電極16で水素が、アノード電極14で酸素が消費されるようにする。アノード電極14で酸素を消費することにより、還元流体燃料がアノード流路28を流れるように仕向けられるときに、アノード電極流路28内に存在する酸素が皆無又は少なく、それにより如何なる安全性問題をも更に少なくする。更に、代わりの起動方法の間、アノード再循環送風機66が動作され、アノード再循環ライン65内の如何なる酸素もアノード流路28を通って移動してその酸素を消費してもよい。こうすればアノード再循環ライン65及びアノード流路28内の酸素のずっと急速な消費を促進することになる。アノード流路28内の酸素がかなり消費されたら、アノード再循環送風機66は切られてもよい。次いで、還元流体燃料がアノード流路28を流れるように仕向けられる。次に、補助負荷スイッチ76が開かれ、酸化剤がカソード流路38を流れるように仕向けられて燃料電池12に電流を発生させる。最後に、主負荷スイッチ72が閉じられて燃料電池12の起動を完了する。アノード流路28内の酸素を消費するために補助負荷70を利用するステップはシステム10にアノード再循環ライン65又はアノード再循環送風機66がなくても利用できる。
停止された燃料電池電力プラント10を起動するシステムは酸化物入口弁50とアノード流路遮断弁62が閉じられて弁の通過を禁じているときはいつもカソード燃料パージ弁63は開かれて還元流体燃料がカソード流路38まで流れるようにし、それにより燃料電池12の起動時にカソード流路38をパージさせるように設けられたカソード燃料パージ弁63を含む。更に、酸化物入口弁50とアノード流路遮断弁62が開かれて弁を通過させるときはいつも、カソード燃料パージ弁63が閉じられて還元流体燃料のカソード流路38までの流れを防止するように、カソード燃料パージ弁63が設けられる。酸化剤入口弁50とアノード流路遮断弁62の開閉に従ってカソード燃料パージ弁63を開閉されるように設けられるとしてカソード燃料パージ弁63を特徴付けることは、弁を開閉する当技術分野で既知の何れかの制御手段により酸化物入口弁50とアノード流路遮断弁62の位置に応じてカソード燃料パージ弁63が開閉することを意味する。そのような制御手段は機械的制御、手動制御、他の弁の感知信号又は感知状態に応じて弁を開く電磁作動スイッチ等を含んでもよい。
燃料をアノード流路28に入れる前に燃料でカソード流路38をパージし、次いでアノード流路28が燃料でパージされた後に酸化物をカソード流路38まで流すことにより、起動時に燃料−空気界面に向い合う電極はアノード電極14となる。従って、カソード電極16ではなくアノード電極14が先に腐食する。酸素に比べて水素の知られた高拡散性、溶解性及び反応性のために、また空気酸化剤内の酸素濃度に比較してずっと高い燃料内水素濃度のために、アノード電極14の腐食効果はアノード電極14に対する水素の物質移動を顕著には減少しない。従って、燃料電池の性能は同じ腐食がカソード電極16に起こる場合ほど急激には劣化しない。実際において、本カソード電極16燃料パージを使用することにより、アノード電極14の犠牲の下にカソード電極16の性能向上をもたらす。しかしながら、アノード電極16がカーボンブラック支持上のプラチナ触媒でなく、プラチナブラック触媒で構成されるならアノード電極16は実質的に起動時の腐食を受けない。更に、アノード電極14で酸素を急速に消費するために補助負荷74とアノード再循環ライン65とアノード再循環送風機66を使用すると共にプラチナブラック・アノード電極14に対してカソード電極16の燃料パージを使用することにより、本発明は燃料電池12の起動中のカソード電極16の如何なる腐食をも最小限にする。
本発明に従って作られたカソード電極燃料パージを使用する燃料電池電力プラント用の起動システムの好ましい実施例の模式図である。

Claims (11)

  1. 停止された燃料電池電力プラント(10)を起動する方法であって、前記停止された燃料電池電力プラント(10)は水素含有還元流体燃料と酸素含有酸化剤から電流を発生する少なくとも一つの燃料電池(12)と、前記燃料電池(12)に設けられた外部回路(68)を介して電流を受ける主負荷(70)とを含み、前記燃料電池は電解物質(18)の両側にあるアノード電極(14)及びカソード電極(16)と、還元流体燃料が前記アノード電極(14)に隣接して流れるように仕向けるアノード電極(14)に隣接するアノード流路(28)と、酸素含有酸化剤が前記カソード電極(16)に隣接して流れるように仕向ける前記カソード電極(16)に隣接するカソード流路(38)とを含み、前記停止された燃料電池電力プラント(10)を起動する方法が
    a.還元流体燃料が前記カソード流路(38)を流れるように仕向けることにより還元流体燃料を用いて前記カソード流路(38)をパージするステップと、
    b.次いで、前記カソード流路(38)を通る還元流体の流れを停止させ、還元流体燃料が前記アノード流路(28)を流れるように仕向けるステップと、
    c.次いで、酸素含有酸化剤が前記カソード流路(38)を流れるように仕向けるステップと、
    d.次いで、電流が燃料電池(12)から前記主負荷(70)に流れるように前記主負荷(70)を燃料電池(12)に接続するステップと、
    を含むことを特徴とする停止された燃料電池電力プラント(10)を起動する方法。
  2. 前記電解物質(18)と前記アノード流路(28)の間にプラチナブラック・アノード電極(14)を設けるステップを更に含む請求項1に記載の停止された燃料電池電力プラント(10)を起動する方法。
  3. 前記カソード流路(38)を還元流体燃料でパージするステップの後で、還元流体燃料が前記アノード流路(28)を流れるように仕向けるステップの前に、補助負荷(74)を燃料電池(12)に接続して前記アノード流路(28)内の酸素を電気化学反応により消費し、次いで、前記アノード流路(28)内の酸素が消費されたときに還元流体燃料が前記アノード流路(28)を流れるように仕向け、次いで前記補助負荷(74)を遮断し、次いで前記主負荷(70)を燃料電池(12)に接続するステップを更に含む請求項1に記載の停止された燃料電池電力プラント(10)を起動する方法。
  4. 前記カソード流路(38)を還元流体燃料でパージするステップの後で、還元流体燃料が前記アノード流路(28)を流れるように仕向けるステップの前に、補助負荷(74)と、ダイオード(78)とを燃料電池(12)に対して直列に接続して前記アノード流路(28)内の酸素を電気化学反応により消費し、次いで、前記アノード流路(28)内の酸素が消費されたとき還元流体燃料が前記アノード流路(28)を流れるように仕向け、次いで前記補助負荷(74)を遮断し、次いで前記主負荷(70)を燃料電池(12)に接続するステップを更に含み、前記ダイオード(78)は、少なくとも一つの燃料電池(12)により発生される電圧が0.2ボルトを超えたときに電流が前記補助負荷を流れるように構成されることを特徴とする請求項1に記載の停止された燃料電池電力プラント(10)を起動する方法。
  5. 前記アノード流路(28)を出るアノード排出物流の一部を再循環させて前記アノード流路(28)に戻すために、燃料電池(12)のアノード排出ライン(56)と還元流体入口ライン(54)の間にアノード再循環ライン(65)を設け、前記アノード再循環ライン(65)内の前記アノード排出物の前記一部を送給して前記アノード流路(28)に戻すための再循環送風機(66)を前記アノード再循環ライン(65)に設け、前記補助負荷(74)燃料電池(12)に接続したときは常に前記再循環送風機(66)を動作するステップを更に含む請求項3に記載の停止された燃料電池電力プラント(10)を起動する方法。
  6. 燃料電池電力プラント(10)を起動するシステムであって、
    a.水素含有還元流体燃料と酸素含有酸化剤から電流を発生する少なくとも一つの燃料電池(12)であって、電解物質(18)の両側にアノード電極(14)及びカソード電極(16)と、還元流体燃料が前記アノード電極(14)に隣接して流れるように仕向ける前記アノード電極(14)に隣接するアノード流路(28)と、酸素含有酸化剤が前記カソード電極(16)に隣接して流れるように仕向ける前記カソード電極(16)に隣接するカソード流路(38)と、前記燃料電池(12)からの電流を受けるように外部回路(68)を介して接続された主負荷(70)と、を含む燃料電池(12)と、
    b.カソード入口ライン(44)を通ってカソード流路(38)までの酸素含有酸化剤の通過を選択的に開放及び停止させるように、酸素含有酸化剤源(42)と前記カソード流路(38)の間を流体連通する酸化剤入口ライン(44)に設けられた酸化剤入口弁(50)と、
    c.還元流体入口ライン(54)を通って前記アノード流路(28)までの還元流体燃料の通過を選択的に開放及び停止させるように、還元流体燃料源(40)と前記アノード流路(28)の間を流体連通する還元流体入口ライン(54)に設けられたアノード流路遮断弁(62)と、
    d.還元流体燃料源(40)と前記カソード流路(38)の間を流体連通して設けられたカソード燃料パージ弁(63)であって、前記酸化剤入口弁(50)と前記アノード流路遮断弁(62)が閉じられときは常に前記カソード燃料パージ弁(63)いて還元流体燃料を前記カソード流路(38)まで通過させて燃料電池電量プラント(10)の起動時に前記カソード流路(38)をパージし、前記酸化剤入口弁(50)とアノード流路遮断(62)弁が開かれときは常に前記カソード燃料パージ弁(63)じて還元流体燃料の前記カソード流路(38)への流れを防止するように設けられた、カソード燃料パージ弁(63)と、
    を備える燃料電池電力プラント(10)を起動するシステム。
  7. a.還元流体燃料が前記還元流体入口ライン(54)を通過するのを選択的に開放及び停止するように前記アノード遮断弁(62)と前記還元流体燃料源(40)の間の前記還元流体入口ライン(54)に設けられた還元流体入口弁(60)
    を更に備え、
    b.前記カソード燃料パージ弁(63)が前記還元流体入口弁(60)と前記アノード流路遮断弁(62)の間の還元流体入口ライン(54)に流体連通し、かつ前記酸化剤入口弁(50)と前記カソード流路(38)の間の前記酸化剤入口ライン(44)に流体連通するように設けられて、前記酸化剤入口弁(50)と前記アノード流路遮断弁(62)が閉じられ、還元流体入口弁(60)が開かれるときは常に前記カソード燃料パージ弁(63)が開かれて還元流体燃料の前記還元流体入口ライン(54)から前記カソード流路(38)までの還元流体燃料の通過を開放して燃料電池電力プラント(12)の起動時に前記カソード流路(38)をパージし、前記酸化剤入口弁(50)、アノード流路遮断弁(62)及び還元流体入口弁(60)が開かれるときは常に前記カソード燃料パージ弁(63)が閉じられて還元流体燃料の前記カソード流路(38)の流れを防止するように前記カソード燃料パージ弁(63)が設けられ
    ことを特徴とする請求項6に記載の燃料電池電力プラント(10)を起動するシステム。
  8. 前記アノード電極(14)がプラチナブラック・アノード電極(14)を備えることを特徴とする請求項6に記載の燃料電池電力プラント(10)を起動するシステム。
  9. 主負荷(70)であって、燃料電池が停止されるときに燃料電池(12)から電流を受けないように、燃料電池(12)と電気的に連通して設けられた主負荷(70)と、補助負荷(74)であって、前記カソード燃料パージ弁(63)が開かれて還元流体燃料を前記カソード流路(38)へと送給するときには常に燃料電池(12)により発生された電流を受けて前記アノード流路(28)内の酸素を電気化学反応により消費するように燃料電池(12)と電気的に連通して設けられた補助負荷(74)を更に備える請求項6に記載の燃料電池電力プラント(10)を起動するシステム。
  10. 燃料電池が停止されるときに燃料電池(12)から電流を受けないように、燃料電池(12)と電気的に連通して設けられた主負荷(70)と、
    燃料電池(12)と電気的に連通して設けられるとともに、前記アノード流(28)内の酸素を電気化学反応により消費させるようにダイオード(78)と直列に設けられた補助負荷(74)と
    を更に備え、
    前記ダイオード(78)、前記少なくとも一つの燃料電池(12)の電圧が0.2ボルトより大きいときに電流が前記補助負荷(74)を流れるように構成されており、それにより、前記カソード燃料パージ弁(63)が開かれて還元流体燃料前記カソード流路(38)に送給されたときに、前記アノード流路(28)内の酸素を電気化学反応によって消費するために燃料電池(12)により発生される電圧が0.2ボルトを超えた場合に前記補助負荷(74)が電流を受ける
    ことを特徴とする請求項6に記載の燃料電池電力プラント(10)を起動するシステム。
  11. 前記アノード流路(28)を出るアノード排出物流の一部を再循環させて前記アノード流路(28)に戻すように、燃料電池(12)のアノード排出ライン(56)と前記還元流体入口ライン(54)の間に設けられたアノード再循環ライン(65)と、
    前記アノード再循環ライン(65)内の前記アノード排出物流の前記一部を送給して前記アノード流路(28)に戻すように、前記アノード再循環ライン(65)に設けられ再循環送風機(66)であって、前記補助負荷(74)が燃料電池(12)から電流を受けるときは常に動作るように設けられた再循環送風機(66)と、
    を更に備える請求項9に記載の燃料電池電力プラント(10)を起動するシステム。
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