JP4806181B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、燃料ガスと酸化剤ガスとの反応によって発電を行う燃料電池システムに関する。
従来、燃料電池システムにおいて、固体高分子膜を挟んで対向する燃料極(水素極)と酸化剤極(空気極)には、水素を含む燃料ガス(水素)と酸化剤ガス(空気)がそれぞれ供給される。そして、燃料電池は、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電を行う。この燃料電池ステムは、発電により水を生成するが、水が排出されず燃料電池システム内に溜まることがある。また、燃費の向上のため、燃料ガスを再循環する場合は、薄い固体高分子膜を通して燃料ガスと空気とが相互に透過し、再循環される燃料ガス中に空気が蓄積してくる。こうなると燃費や発電性能が低下したり、電極や固体高分子膜等が劣化したりするおそれがある。
このため、この燃料電池システムでは、システム内に溜まった水や残留しているガスを掃気ガスにより掃気すること(排出すること)が行われる。特許文献1には、システムの停止時などに掃気ガスとして酸化剤極用のコンプレッサから供給される空気を燃料極に供給して掃気を行うことが記載されている。
特開2003−331893号公報(段落0012〜0019、図1)
ところで、酸化剤側と燃料極側とを連通させて、酸化剤極側のコンプレッサが供給する空気を掃気ガスとして燃料極を掃気する場合、前記した理由により、通常運転時に、燃料ガスと空気との混合を防止する必要がある。
そこで、本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、本発明の課題は、通常運転時における弁体の密閉性を向上させて、燃料電池の酸化剤極側に燃料ガスが漏れることを防止した燃料電池システムを提供することである。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の燃料電池システムは、燃料ガスと酸化剤ガスとの反応によって発電を行う燃料電池と、前記燃料電池の燃料ガス供給口に燃料ガスを供給する燃料ガス導入路と、前記燃料ガス導入路に設けられたエゼクタと、前記燃料電池の燃料ガス排出口と前記エゼクタとを連通し、燃料ガスを循環させる燃料ガス循環通路と、前記燃料ガス循環通路に設けられ循環する燃料ガスの逆流を防止する逆止弁と、前記燃料電池の酸化剤ガス供給口に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス流通路と、前記エゼクタと前記逆止弁との間の前記燃料ガス循環通路と、前記酸化剤ガス流通路とを連通する連通路と、弁体および弁座を備えると共に前記連通路に設けられ、前記燃料電池の発電時、前記弁体を前記弁座に押し付け前記燃料ガス循環通路と前記酸化剤ガス流通路とを遮断し、燃料ガスと酸化剤ガスとが混合することを阻止し、前記燃料電池の掃気時、前記弁体を前記弁座から離間させ前記酸化剤ガス流通路と前記燃料ガス導入路とを連通し、前記酸化剤ガス流通路の酸化剤ガスを掃気ガスとして前記燃料ガス導入路に導入する掃気ガス導入弁と、を備えた燃料電池システムであって、前記弁体は、前記燃料ガス循環通路および前記酸化剤ガス流通路のうちで圧力が高い高圧側流通路に連通して設けられ、前記弁座は、前記高圧側流通路より圧力の低い低圧側流通路に連通して設けられ、前記弁体の前記高圧側流路に接触する側の面積は、前記弁座の開口部の面積よりも大きいことを特徴とする。
請求項1に記載の燃料電池システムの発明によれば、燃料電池の発電時には、連通遮断手段が燃料ガス流通路と酸化剤ガス流通路との連通を遮断して、燃料ガスと酸化剤ガスとが混合されることを阻止する。これにより、燃料電池は、燃料ガスと酸化剤ガスとが混合したガスに電極が接触し、酸化して劣化することを防止することが可能となる。また、燃料電池システムは、連通遮断手段を備えたことにより、燃料ガスの漏れを防止するため、燃料ガスの消費を抑制できる。
また、請求項に記載の燃料電池システムの発明によれば、燃料電池システムが作動中のときには、弁体にかかる燃料極側の圧力が、酸化剤極側の圧力より大きい。このため、例えば、掃気ガス導入弁の弁体がある側に燃料極を配置することにより、燃料極(高圧側流通路)と酸化剤極(低圧側流通路)の圧力差で、作動時に、弁体が弁座に押し付けるように働く。したがって、燃料電池システムの作動中は、弁体を強制的に開放しない限り、確実に弁体が弁座を閉塞するため、燃料ガスと酸化剤ガスが混合することがない。
さらに、請求項に記載の燃料電池システムの発明によれば、弁体の高圧側流通路に接触する面積が、弁座の開口部の面積より大きいことにより、弁体が高圧側流通路の圧力によって弁座に押し付けられるため、発電時に、確実に弁体が弁座を閉塞する。
このように、燃料電池システムは、例えば、バルブスプリングのばね荷重を上げることなく、確実に弁体が弁座を閉塞できることにより、ソレノイドの磁力を上げることなく、弁体の密閉性を向上させることができる。
請求項に記載の燃料電池システムは、請求項1に記載の燃料電池システムであって、前記燃料ガス排出口と前記逆止弁との間の前記燃料ガス循環通路に設けられ、前記燃料ガス循環通路内の燃料ガス中の水分を分離して内部に滞留するキャッチタンクを備えることを特徴とする。
本発明に係る燃料電池システムによれば、燃料電池の発電時には、連通遮断手段が燃料ガス流通路と酸化剤ガス流通路との連通を遮断して、燃料ガスが酸化剤ガス側に漏れて混合されることを防止できる。これにより、燃料電池は、燃料ガスと酸化剤ガスとが混合したガスが電極に流れて、電極を酸化して劣化させることを防止することができるとともに、燃料ガスの漏れを防止して燃料ガスの消費を抑制できる。
次に、図1および図2を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施形態」という)を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る燃料電池システムのブロック図である。
≪燃料電池システム≫
図1に示す燃料電池システム1は、例えば、燃料電池スタック(以下、「燃料電池」という)を電源として、その燃料電池2の電力で走行モータが駆動して走行する車両などに使用される。この燃料電池システム1は、供給された燃料ガスと酸化剤ガスとの反応によって発電を行う燃料電池2と、燃料ガスが流通する燃料ガス流通路3と、酸化剤ガスが流通する酸化剤ガス流通路4と、燃料ガス流通路3と酸化剤ガス流通路4とを連通する連通路5と、燃料電池2の発電時に、燃料ガス流通路3と酸化剤ガス流通路4との連通を遮断する掃気ガス導入弁(連通遮断手段)6とを備えている。
≪燃料電池≫
図1に示す燃料電池2は、例えば、固体高分子電解質膜を挟んで燃料極2aと酸化剤極2bとを対設した燃料電池セルをセパレータによって挟持して複数積層することにより構成されている。そして、燃料電池2は、例えば、酸化剤極2bに供給される酸化剤ガスとしての空気中の酸素と、燃料極2aに供給される燃料ガスとしての水素との電気化学反応によって電力を発生させる仕組みになっている。この水素と酸素を処理するときに、燃料電池2は、電力と熱を生成する。
なお、燃料極2aは、一方の燃料ガス(水素)を供給される燃料ガス供給口側がエゼクタ7に接続され、他方の燃料ガス排出側がキャッチタンク8に接続されている。酸化剤極2bは、一方の酸化剤ガス供給口側が酸化剤ガス(酸素)としての空気を供給する空気供給部を構成するコンプレッサ14に接続され、他方の酸化剤ガス排出側が背圧弁15に接続されている。
≪燃料ガス流通路≫
燃料ガス流通路3は、水素などの燃料ガスを燃料ガス供給部10から燃料極2aの燃料ガス供給口に供給し、燃料極2a内の燃料ガスを燃料ガス排出口から外部に排出して流通させるための流通路である。この燃料ガス流通路3において、燃料極2aの燃料ガス供給口側には、燃料ガス供給部10、圧力制御部(図示せず)、エゼクタ7がそれぞれ接続され、燃料ガス排出口側には、燃料ガス循環通路3bを介してキャッチタンク8、逆止弁11および排出弁13が接続されている。燃料ガス流通路3は、後記する燃料ガス導入路3aと、燃料ガス循環通路3bと、排出通路3cとから構成されている。
<燃料ガス導入路>
燃料ガス導入路3aは、燃料ガス供給部10からエゼクタ7を介して燃料極2aに燃料ガスを送るための配管である。
<燃料ガス循環通路>
燃料ガス循環通路3bは、燃料電池システム1の通常運転時に、図1に太線で示すように、燃料電池2の燃料ガス排出口から排出された排出燃料ガスをキャッチタンク8、逆止弁11およびエゼクタ7を介して再び燃料電池2の燃料ガス供給口に循環させるための配管である。この燃料ガス循環通路3bは、燃料極2aに対して並列に接続されている。燃料ガス循環通路3bは、一端部がキャッチタンク8の下流部と排出弁13との間の排出通路3cに設けられた継手部aに接続され、他端部がエゼクタ7に接続され、中間部には後記する連通路5に接続された継手部bと逆止弁11とが設けられている。なお、継手部a,bおよび後記する継手部cは、T字形継手からなる。
<排出通路>
排出通路3cは、前記燃料ガス導入路3aによって燃料極2aに供給された燃料ガスおよび酸化剤ガス(掃気ガス)を排出弁13を介して外部に排出させるための配管である。
≪燃料ガス供給部≫
燃料ガス供給部10は、ガスボンベからなり、燃料電池2の燃料極2aに供給する燃料ガスが貯蔵されている。
≪エゼクタ≫
エゼクタ7は、図示しないノズル部とディフューザ部とから構成され、燃料ガス供給部10から圧力制御部(図示せず)を介して供給された燃料ガスが、ノズル部を通過する際に加速されてディフューザ部に向かって噴射される。そのノズル部からディフューザ部に向かって燃料ガスが高速で流通する際、ノズル部とディフューザ部との間に設けられた副流室内で負圧が発生し、燃料ガス循環通路3bを介して燃料極2a側の排出燃料ガスが吸引され、燃料ガスと混合される。このエゼクタ7で混合された燃料ガスおよび排出燃料ガスは、燃料電池2の燃料ガス供給口に送られる。また、燃料電池2から排出された排出燃料ガスは、このエゼクタ7を介して燃料ガス循環通路3bを循環して再び燃料電池2に供給されるようになる。
≪キャッチタンク、ドレイン弁≫
キャッチタンク8は、燃料ガス流通路3内の燃料ガス中の過剰な水分(主に液体水)を分離して内部に滞留できるようにした中空のボックスであり、生成水を排出するためのドレイン弁9が設置されている。
ドレイン弁9は、このドレイン弁9を開くことにより、キャッチタンク8に滞留した生成水を外部に排出することができる。
≪逆止弁≫
逆止弁11は、燃料ガス循環通路3bを流れる燃料ガスおよび掃気ガスが図1の矢印A方向(キャッチタンク8の下流側からエゼクタ7方向)の1方向にのみ流して逆流することを防止するためのバルブである。この逆止弁11は、図1に示すように、燃料ガス循環通路3bにおける継手部aと継手部bとの間に介在される。なお、継手部a,b間の距離は、なるべく短くする。
≪燃料ガス排出部≫
燃料ガス排出部12は、燃料極2aの燃料ガス排出口から排出された排出燃料ガスおよび掃気ガスを外部に排出する箇所であり、この燃料ガス排出部12には、燃料ガスの排出を調整する排出弁13が設置されている。この燃料ガス排出部12は、排出弁13を介して燃料ガス循環通路3bにあるキャッチタンク8の下流側に接続されている。
≪排出弁≫
排出弁13は、燃料電池2の運転状態に応じて開閉動作が制御され、燃料ガス循環通路3b内の不純物を含んだ燃料ガスおよび掃気ガス(酸化剤ガス)を外部に排出するためのバルブである。この排出弁13は、燃料ガス流通路3において、燃料電池2の下流側に設置された継手部aから外部に向けて設けたれた排出通路3cに配設されている。
≪酸化剤ガス流通路≫
酸化剤ガス流通路4は、空気などの酸化剤ガスを酸化剤極2bの酸化剤ガス供給口に供給し、酸化剤極2b内の酸化剤ガスを酸化剤ガス排出部16から外部に排出して流通させるための流通路である。この酸化剤ガス流通路4において、酸化剤極2bの酸化剤ガス供給口側には、コンプレッサ14、放熱部および酸化剤加湿部がそれぞれ接続され、酸化剤ガス排出口側には、背圧弁15が接続されている。また、酸化剤ガス流通路4において、燃料電池2の酸化剤ガス供給口とコンプレッサ14との間には、後記する連通路5が接続されている。
≪コンプレッサ≫
コンプレッサ14は、酸化剤ガスとしての空気を酸化剤ガス流通路4と連通路5に送り込むための装置であり、酸化剤ガス流通路4の上流側に設置されている。
≪酸化剤ガス排出部、背圧弁≫
酸化剤ガス排出部16は、燃料電池2の酸化剤ガス排出口から出た酸化剤ガスを外部に排出するための箇所であり、酸化剤ガス排出部16には、酸化剤ガスの排出を調整する背圧弁15が設置されている。
≪連通路≫
連通路5は、燃料ガス流通路3と酸化剤ガス流通路4とを連通して、酸化剤ガスを燃料ガス循環通路3bに送るための配管である。連通路5は、一方がコンプレッサ14と酸化剤極2bの酸化剤ガス供給口との間に配置された継手部cに接続され、他方がエゼクタ7と逆止弁11との間に配置された継手部bに接続されている。
≪掃気ガス導入弁≫
掃気ガス導入弁6は、燃料電池2の発電時に、酸化剤ガス流通路4と燃料ガス流通路3との連通を遮断し、掃気時に、弁体69(図2参照)を開放して酸化剤ガス流通路4の酸化剤ガスを燃料ガス流通路3に導入させるバルブである。掃気ガス導入弁6は、通常運転時に、一方(導出ポート側)が燃料ガス流通路3もしくは酸化剤ガス流通路4のうちで圧力が高い高圧側流通路に接続され、他方(導入ポート側)がその高圧側流通路より圧力の低い低圧側流通路に接続されている。なお、本発明の燃料電池システム1では、掃気ガス導入弁6の燃料ガス流通路3側が酸化剤ガス流通路4側より圧力が高くなっている。この掃気ガス導入弁6は、特許請求の範囲に記載の「連通遮断手段」に相当する。
図2は、本発明の実施形態に係る燃料電池システムに使用される掃気ガス導入弁の一例を示す断面図である。
さらに、図2を参照して掃気ガス導入弁6を詳細に説明する。
前記掃気ガス導入弁6は、図2に示すように、バルブボディ61と、プランジャ62と、ガイド部材63と、プレート部材64と、カバー部材65と、ソレノイド66と、ハウジング67と、弁座68と、弁体69とを備えた電磁弁からなる。
バルブボディ61は、金属製材料によって形成され、掃気ガスとしての酸化剤ガスが導入される導入ポート61aと、掃気ガスが燃料ガス流通路3に導出される導出ポート61bと、導入ポート61aの弁座68を開閉する弁体69が駆動できるように配置される駆動空間61cと、を有している。
導入ポート61aは、バルブボディ61内の駆動空間61cに酸化剤ガス(掃気ガス)を送るための通路であり、連通路5を介して酸化剤ガス流通路4に連通している。この導入ポート61aの駆動空間61c側の開口端には、弁座68がネジ止めされている。
導出ポート61bは、弁座68から弁体69が離間したときに、導入ポート61a内の酸化剤ガスを掃気ガス導入弁6から放出する通路であり、前記継手部bを介してエゼクタ7に連通している。
駆動空間61cは、導入ポート61aと常に連通した状態にあるとともに、この導入ポート61aと導出ポート61bとの間に両者が直交するように配置された空間である。この駆動空間61cの内部には、弁体69が軸線方向に向かって上下動自在に設けられている。この駆動空間61c内には、弁体69以外に、バルブスプリングSP、ストッパ63aおよび前記弁座68が設けられている。駆動空間61cは、バルブボディ61とガイド部材63とによって形成されるとともに、バルブボディ61とガイド部材63との間には、シール部材が介在されて気密性が保持されている。
プランジャ62は、ソレノイド66に電気が流れた際に磁力によって吸引されて、下端部に設置された弁体69を弁座68から離間させるための磁性体金属製である。このプランジャ62の外側には、一端が弁体69の上面に圧接し、他端がガイド部材63に圧接して、ソレノイド66のOFF時に弁体69を弁座68に押圧させるバルブスプリングSPが遊嵌されている。なお、このプランジャ62と弁体69と弁座68とは、同じ軸心線上に設置されている。
ガイド部材63は、バルブボディ61の上部に配設されて、その内部にプランジャ62が軸線方向に沿って進退自在に設けられて、ソレノイド66のボビンとプレート部材64とともにプランジャ62を移動自在に支持している。このガイド部材63には、弁座68から離間した弁体69を抑止するためのストッパ63aが設けられている。
プレート部材64は、磁性金属製材料によって環状に形成され、ガイド部材63とソレノイド66との間に一体的に連結されている。プレート部材64の中央部には、プランジャ62を移動自在に挿設するための貫通孔が軸線方向に沿って穿設されている。
カバー部材65は、ガイド部材63の上部にプレート部材64を介して配設されて、外周部には、ソレノイド66のコイルに電流を供給するためのコネクタ部65aが設けられている。
ソレノイド66は、コイルが巻回されたボビンと、このボビン内に移動自在に設けられたプランジャ62とからなり、前記カバー部材65の内部に配設されている。
ハウジング67は、カバー部材65およびソレノイド66の外部を、シール材を介して覆うように装着されている。
弁座68は、駆動空間61c内の弁体69の下方に配置され、駆動空間61cの下面から上方に向かって所定長だけ突出するように形成されるとともに、その中央部には、導入ポート61aの端部が配置されている。
図3は、本発明の実施形態に係る燃料電池システムに使用される掃気ガス導入弁の弁体と弁座との関係を示す模式図である。
図2に示すように、弁体69は、弁座68を開閉する部材であり、弁座68およびストッパ63aに当接する箇所に、合成ゴムなどのパッキンからなる緩衝材69a,69bを表面と面一に設置している。図3に示すように、この弁体69は、燃料ガス流通路(高圧側流通路)3内の燃料ガスに接触する側の面積S1が、弁座68の開口部の面積S2より大きく形成されている。
バルブスプリングSPは、弁体69に上面とガイド部材63との間に介在されたコイルばねであり、ばね力(弾性力F2)によって弁体69を弁座68に押し付ける方向に付勢している。このバルブスプリングSPは、円柱状のプランジャ62に遊嵌されるとともに、円筒状のストッパ63a内に遊挿されていることにより支持されている(図2参照)。
≪動作≫
次に、図1〜図3を参照しながら燃料電池システム1の動作について説明する。
図1に示すように、燃料電池2は、燃料ガス供給部10からエゼクタ7を介して燃料ガス流通路3から供給される燃料ガス(水素)と、コンプレッサ14から酸化剤ガス流通路4によって供給される酸化剤ガス(酸素)との電気化学反応によって電力および熱を発生する。
燃料電池システム1の定常運転時には、掃気ガス導入弁6および排出弁13が図示しない制御装置によって閉められている。このため、図1に太線で示すように、エゼクタ7から燃料極2aに送られた燃料ガスが、キャッチタンク8、逆止弁11、エゼクタ7を介して、燃料ガス循環通路3bを通って、再び燃料極2aに戻るように矢印A方向に循環される。このようにして燃料ガスの消費が削減されている。
なお、図2に示す掃気ガス導入弁6は、制御装置(図示せず)によってソレノイド66がOFFしている非励磁状態にあることにより、バルブスプリングSPの弾性力F2により弁体69が弁座68に押し付けられて閉塞されているため閉まっている。導出ポート61bの圧力Pは、排出弁13が閉まって、エゼクタ7によって燃料ガスが燃料ガス循環通路3bを循環されていることにより、導入ポート61aの圧力Qより、例えば、4倍の高さになっている(図1参照)。そして、弁体69の燃料ガス流通路3内の燃料ガスに接触する側の面積S1は、弁座68の開口部の面積S2より大きく形成されている。
例えば、導入ポート61a内の酸化剤ガス(掃気ガス)の圧力Qによって弁体69をプランジャ62側に押し上げる力をf、弁体69が導出ポート61b内の燃料ガスの圧力Pによって弁体69を弁座68側に押し付ける力をF1、弁体69の燃料ガス流通路3内の燃料ガスに接触する側の面積をS1(図3参照)、弁座68の開口部の面積をS2(図3参照)とすると、
F1=S1×P
f=S2×Q
となる。そして、
S1>S2
P>Q
であるため、
F1>f
となる。さらに、弁体69は、力F1と同じ力の方向であるバルブスプリングSPに弾性力F2が付勢されているため、掃気ガス導入弁6がOFFのときに、弁体69が強い力でしっかりと弁座68を閉塞して、導入ポート61aと導出ポート61bとの間が遮断されている。
そして、図1に示す燃料電池2の発電状態を停止して、燃料ガス循環通路3b内の燃料ガスの圧力が低下したときに、図示しないセンサと制御装置によって、排出弁13および掃気ガス導入弁6が開かれる。そうすると、燃料ガス循環通路3b内の燃料ガスが排出通路3cおよび排出弁13を通って排出弁13から外部に排出される。
図2に示す掃気ガス導入弁6は、制御装置からソレノイド66に通電されることにより、コイルが励磁され、コイルの磁力によりプランジャ62がバルブスプリングSPの弾性力F2に抗して弁体69を弁座68から離間する方向に移動させる。弁体69は、緩衝材69aがガイド部材63のストッパ63aに当接して静止する。
その結果、掃気ガス導入弁6がオフ状態からオン状態(弁開状態)へと切り換わる。すると、図1に示すコンプレッサ14からの酸化剤ガス(掃気ガス)が、酸化剤ガス流通路4および連通路5を通って導入ポート61aから駆動空間61c内に流れ込み、導出ポート61bから継手部b、エゼクタ7、燃料極2a、キャッチタンク8および排出弁13を通って燃料ガス排出部12から外部に排出されて、循環していた燃料ガスが押し出されるようにして掃気される。
燃料ガスの掃気が完了して、燃料電池2による発電状態の通常の状態に復帰させる場合、制御装置によって燃料ガス供給部10からエゼクタ7を介して燃料極2aに燃料ガスが送られるとともに、掃気ガス導入弁6および排出弁13が遮断される。そして、再び、燃料極2aから排出された燃料ガスが、キャッチタンク8、逆止弁11、エゼクタ7を介して燃料極2aに戻る燃料ガスの循環が行われる。
このとき、掃気ガス導入弁6は、制御装置によってソレノイド66がOFF状態になるため、弁体69およびプランジャ62がバルブスプリングSPの弾性力F2によって弁座68側に移動して、弁体69の緩衝材69bが弁座68に圧接して弁座68が閉塞される。そうすると、導入ポート61aが遮断されて、酸化剤ガス(掃気ガス)が燃料ガス循環通路3b側に流れなくなり、掃気が停止される。
以上のように、本実施形態では、燃料電池2の発電時に、掃気ガス導入弁6が燃料ガス流通路3と酸化剤ガス流通路4との連通を遮断して、燃料ガスと酸化剤ガスとが混合されることを阻止する。これにより、燃料電池2は、燃料ガスと酸化剤ガスとが混合したガスに燃料極2aが接触し、酸化して劣化することを防止することができる。
また、燃料電池システム1が作動中のとき、図2に示す掃気ガス導入弁6の導出ポート61b(燃料極2a)側の圧力Pが、導入ポート61a(酸化剤極2b)側の圧力Qより大きく、その圧力差で、弁体69が弁座68に押し付けられるように働く。したがって、燃料電池システム1の作動中は、弁体69を開放しない限り、確実に弁体69が弁座68を閉塞することができるため、燃料ガス流通路3の燃料ガスと、酸化剤ガス流通路4および連通路5の酸化剤ガスとが混合することがない。
さらに、弁体69の燃料ガス(高圧側流通路)に接触する側の面積S1が、弁座68の開口部の面積S2より大きいことにより、弁体69が燃料ガス(高圧側流通路)の圧力によって弁座68に押し付けられるため、確実に弁体69が弁座68を閉塞する。
ところで、前記した特許文献1の燃料電池システムでは、燃料極通路切換弁の入口側(酸化剤ガス側)をバルブオープン側に配置し、出口側(燃料側)をバルブクローズ側に配置した場合、通常の運転時の圧力バランスでは燃料極通路切換弁を開放する方向に圧力が働く。これにより、弁体が開放側に押圧されるため、酸化剤ガス側に燃料ガスが漏れ易く、弁体の密閉性に問題点がある。
これに対して、本発明の実施形態に係る燃料電池システム1は、前記したように、例えば、バルブスプリングSPのばね荷重(弾性力F2)を上げることなく、確実に弁体69が弁座68を閉塞できることにより、弁体69の密閉性を向上させることができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造および変更が可能であり、本発明はこれら改造および変更された発明にも及ぶことは勿論である。
参考例≫
図4は、参考例に係る燃料電池システムを示すブロック図である。
図1に示す掃気ガス導入弁6、図4に示すように、酸化剤ガス流通路4および連通路5側(低圧流通路側)から燃料ガス流通路3(高圧流通路側)の一方向にのみ流れる逆止弁B1に変更したものである
また、図1に示す排出弁13、図4に示すように、燃料ガス流通路3から燃料ガス排出部12(外部)側の一方向にのみ流れる逆止弁B2に変更したものである
このように、逆止弁B1を設けることにより、簡単な構成で燃料ガスが酸化剤ガス側に漏れることを防止できる。そして、逆止弁B1,B2を設けることにより、燃料ガス循環系の燃料ガスの循環と空気掃気が可能となる。
本発明の実施形態に係る燃料電池システムを示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る燃料電池システムに使用される掃気ガス導入弁の一例を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る燃料電池システムに使用される掃気ガス導入弁の弁体と弁座との関係を示す模式図である。 参考例に係る燃料電池システムを示すブロック図である。
符号の説明
1 燃料電池システム
2 燃料電池
3 燃料ガス流通路(高圧側流通路)
4 酸化剤ガス流通路(低圧側流通路)
5 連通路
6 掃気ガス導入弁(連通遮断手段)
68 弁座
69 弁体
S1 高圧側流通路に接触する弁の面積
S2 弁座の開口部の面積
B1,B2 逆止弁

Claims (2)

  1. 燃料ガスと酸化剤ガスとの反応によって発電を行う燃料電池と、
    前記燃料電池の燃料ガス供給口に燃料ガスを供給する燃料ガス導入路と、
    前記燃料ガス導入路に設けられたエゼクタと、
    前記燃料電池の燃料ガス排出口と前記エゼクタとを連通し、燃料ガスを循環させる燃料ガス循環通路と、
    前記燃料ガス循環通路に設けられ循環する燃料ガスの逆流を防止する逆止弁と、
    前記燃料電池の酸化剤ガス供給口に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス流通路と、
    前記エゼクタと前記逆止弁との間の前記燃料ガス循環通路と、前記酸化剤ガス流通路とを連通する連通路と、
    弁体および弁座を備えると共に前記連通路に設けられ、前記燃料電池の発電時、前記弁体を前記弁座に押し付け前記燃料ガス循環通路と前記酸化剤ガス流通路とを遮断し、燃料ガスと酸化剤ガスとが混合することを阻止し、前記燃料電池の掃気時、前記弁体を前記弁座から離間させ前記酸化剤ガス流通路と前記燃料ガス導入路とを連通し、前記酸化剤ガス流通路の酸化剤ガスを掃気ガスとして前記燃料ガス導入路に導入する掃気ガス導入弁と、を備えた燃料電池システムであって、
    前記弁体は、前記燃料ガス循環通路および前記酸化剤ガス流通路のうちで圧力が高い高圧側流通路に連通して設けられ、
    前記弁座は、前記高圧側流通路より圧力の低い低圧側流通路に連通して設けられ、
    前記弁体の前記高圧側流路に接触する側の面積は、前記弁座の開口部の面積よりも大きいことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1に記載の燃料電池システムであって、
    前記燃料ガス排出口と前記逆止弁との間の前記燃料ガス循環通路に設けられ、前記燃料ガス循環通路内の燃料ガス中の水分を分離して内部に滞留するキャッチタンクを備えることを特徴とする燃料電池システム。
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