JP4656874B2 - 線区集中電子連動装置 - Google Patents

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Description

この発明は、単線運転をする駅間で平常時の列車運転から逸脱した場合や、駅間の進入進出検知に使用する軌道回路の不正短絡等の各種異常時に、確実に閉そくを確保して、列車輸送の安全性と信頼性と可用性及び保守性の向上を図る線区集中電子連動装置に関するものである。
運行列車本数が比較的少ない単線運転の区間では、後続列車の追突防止とともに対向列車との正面衝突を防ぐため、タブレットやスタフを使用した非自動の閉そく方式を採用している場合がある。この非自動閉そく方式の区間の輸送能率と保安度の向上を図るため、非特許文献1に示すように、特殊自動閉そく装置(軌道回路検知式)が開発されて、一部の線区で使用されている。この特殊自動閉そく装置は、図8に示すように、A駅10とB駅20の駅構内にある場内信号機102R,202Rと出発信号機105R,205Rの4つの信号機の間をそれぞれ1閉そく区間とし、A駅10の出発信号機105RとB駅20の場内信号機202Rの間を中間閉そく区間とし、A駅10とB駅20の各駅構内には列車30を検知する軌道回路を連続的に設けて自動的に駅構内の閉そくを確保する。このA駅10の駅構内の両端にある場内信号機(102R,105L)とB駅20の駅構内の両端にある場内信号機(202R,205L)の両側に2種類の検知軌道回路すなわち閉電路式軌道回路(CT)と開電路式軌道回路(OT)を設け、閉電路式軌道回路(CT)と開電路式軌道回路(OT)により駅間の中間閉そく区間への列車の進入と進出を検知して自動的に駅間の閉そくを確保するようにしている。
「民鉄信号保安装置概説」社団法人日本鉄道電気技術協会発行 平成7年
前記特殊自動閉そく装置では、駅間の中間閉そく区間には軌道回路が設けられていないため、その駅間に列車が在線していることを、どのように検出して管理するかが肝要となる。しかし、従来の特殊自動閉そく装置では、駅間両側に独立して設置された連動装置が、わずか2本の閉そく回線でのみ結ばれ、この閉そく回線が運転方向リレー回路を構成し、この回路により駅間の列車在線検知と閉そく制御を行うため、限られた情報に基づいた論理構成となっており、その回路が複雑で理解しづらいという短所がある。さらに、異常事象発生時の状態遷移が多様であり、その復旧取扱いも状態に応じて様々な操作が必要になるという短所がある。
また、駅構内に設備する軌道回路以外に、駅間の端部に開電路式軌道回路(OT)を設けるため、それに対応する列車検知機器や装置を設置する必要があり、故障モードが増えることによる信頼性と検証性への影響が出てくるという短所もある。
この発明は、このような短所を改善し、簡単な構成で省コストを図るとともに、平常時の列車運転から逸脱した場合や、駅間の進入進出検知に使用する軌道回路の不正短絡や連動装置の動作不良等の異常時における取扱いを単純化して確実に行い、列車輸送の安全性と信頼性と可用性及び保守性の向上を図ることができる線区集中電子連動装置を提供することを目的とするものである。
この発明の線区集中電子連動装置は、伝送回線を介して接続された電子端末部と電子連動論理部を有し、電子端末部は、駅間が単線運転区間である駅構内に設けられた現場機器の動作状態を取り込み、伝送回線を介して電子連動論理部に送るとともに、電子連動論理部からの制御情報により単線運転区間の駅構内に設けられた現場機器を制御し、電子連動論理部は、駅間進入判定部と駅間進出判定部と駅間在線処理部と異常判定部及び閉そく保持部を有し、駅間進入判定部は、列車を出発させる側の駅から出発した列車が当該駅構内にある出発信号機の第1内方軌道回路と第2内方軌道回路にまたがって列車が駅構内に在線している時点に、列車が駅間の単線運転区間に進入したと判断し、駅間進出判定部は、駅間の単線運転区間に進出した列車が、列車を進入させる側の駅構内にある場内信号機の第1内方軌道回路に進入した後に第2内方軌道回路に進入して第1内方軌道回路を抜けて列車が駅構内に在線している時点に、列車が駅間の単線運転区間から進出したと判断し、駅間在線処理部は、駅間進入判定部で列車が駅間の単線運転区間に進入したと判断したときから駅間進出判定部で列車が駅間の単線運転区間から進出したと判断するまでの間、駅間の単線運転区間の列車在線状態を生成し、生成した列車在線状態を使用して列車が出発した駅の出発信号機と列車が進入する駅の場内信号機との間を1閉そく区間とする出発信号機の閉そくの確保と閉そくの解除を行い、異常判定部は、駅間在線処理部から各駅の出発信号機を進行(G)現示にする信号が出力された後、駅間の進入検知に使用する軌道回路に異常が発生して駅間進入判定部で列車が駅間に進入したと判断しないとき、その駅間の進入検知に使用する軌道回路に異常が発生したと判断し、閉そく保持部は、異常判定部で異常が発生したと判定したとき、駅間の閉そくを保持することを特徴とする。
前記電子連動論理部の状態を制御し表示する表示制御部を有し、表示制御部には、複数の駅間在線なし確認キーてこと、1人では同時操作が通常不可能な位置に取付けた複数の駅間在線なし確認ボタン及び駅間毎の閉そく保持ボタンを有し、駅間の進入進出検知に使用する軌道回路の各種異常時に、駅間在線なしを確認した取扱者が複数の駅間在線なし確認キーてこを反位にし、複数の駅間在線なし確認ボタンを複数の取扱者が同時に操作したとき、前記閉そく保持部での駅間の閉そくの保持を解除するとともに、前記駅間在線処理部を駅間在線なしの状態にする一方で、取扱者が閉そく保持ボタンを操作したとき、閉そく保持部で駅間の閉そくを保持させる。
また、異常判定部は、駅間進入判定部で列車が駅間に進入したと判断したときの駅間進入信号を保持し、駅間進入信号を保持しているとき駅間進入判定部で列車が駅間に進入したと判断した場合、第2の列車が駅間に進入し平常時の列車運転から逸脱したと判断する。
さらに、異常判定部は、駅間進入判定部で列車が駅間に進入したと判断した後、駅間の進出検知に使用する軌道回路に異常が発生して駅間進出判定部で列車が駅間から進出したと判断しないとき、その駅間の進出検知に使用する軌道回路に異常が発生したと判断する。
また、異常判定部は、駅間在線処理部から各駅の出発信号機を停止(R)現示にする信号が出力されているとき、駅間進入判定部で列車が駅間に進入したと判断した場合、列車が誤出発したと判断する。
この発明は、駅間が単線運転となる区間で平常の列車運転から逸脱した場合や、駅間の進入進出検知に使用する軌道回路の各種異常時に、駅間を自動的に閉そく保持状態にするから、異常時の状態が1つに単純化され、異常時の防護を確実に行うことができる。
また、駅間の閉そく保持は、複数の取扱者が駅間在線なしを確認して、表示制御部の駅間在線なし確認キーてこを複数反位にして、1人では同時操作が通常は不可能な位置に取付けた複数の駅間在線なし確認ボタンを同時に操作する以外は解除できないようにするから、不正な解除が生じることを防止することができ、列車を安全に運行させることができる。
さらに、安全性と信頼性に実績のある軌道回路や電子連動論理部を使用して線区集中電子連動装置を構成するから、平常時の取扱いを従来の軌道回路検知式と同等にしながら、異常時の取扱いを単純化することができる。
図1はこの発明の線区集中電子連動装置の構成を示すブロック図である。線区集中電子連動装置1は、駅構内に列車を検知する軌道回路を連続的に設けて自動的に閉そくを確保するA駅20とB駅30との間の軌道回路設備がない駅間の閉そくを確保し、A駅20とB駅30を含む線区全体で列車40を安全に運行させるものであり、伝送回線2を介して接続された電子連動論理部3と電子端末部4a,4bを有する。電子端末部4aは、A駅20の構内に設けられた軌道回路や信号機及び転てつ器等の現場機器の動作状態を取り込み、伝送回線2を介して電子連動論理部3に送るとともに、電子連動論理部3からの制御情報によりA駅20内の信号機や転てつ器を制御する。電子端末部4bは、B駅30の構内に設けられた軌道回路や信号機及び転てつ器等の現場機器の動作状態を取り込み、伝送回線2を介して電子連動論理部3に送るとともに、電子連動論理部3からの制御情報によりB駅30内の信号機や転てつ器を制御する。
電子連動論理部3は、電子端末部4aから送られるA駅20の現場機器の動作状態と、電子端末部4bから送られるB駅30の現場機器の動作状態を表示制御部5に表示するとともに、A駅20とB駅30の現場機器の動作状態により、A駅20とB駅30を含む線区全体の閉そくを確保し、A駅20とB駅30の信号機や転てつ器などの相互間を関連ずけて、A駅20とB駅30の信号機や転てつ器の制御情報を生成してA駅20とB駅30の信号機や転てつ器の動作を制御する。
この電子連動論理部3には、A駅20とB駅30の駅間における列車40の進入と進出を検出する論理部として駅間進入判定部6と駅間進出判定部7と駅間在線処理部8と異常判定部9及び閉そく保持部10を有する。駅間進入判定部6は、A駅20とB駅30を出発した列車40がそれぞれA駅2とB駅30の駅間に進入したことを検知する。駅間進出判定部7は、A駅20とB駅30の駅間に進入した列車40が駅間を進出したことを検知する。駅間在線処理部8は、列車40がA駅20とB駅30の駅間に進入したとき、信号機等を駅間列車在線状態に遷移し、列車40が駅間から進出したときに、信号機等を駅間列車なし状態に遷移する。異常判定部9は、列車40がA駅20又はB駅30を誤出発した場合や、列車40が駅間に在線しているときに2本目の列車が駅間に進入した場合等の異常状態が発生したことを判定する。閉そく保持部10は、異常状態が発生したとき、A駅20とB駅30の駅間の閉そくを保持する。
表示制御部5の操作パネルには、図2の概略構成図に示すように、A駅20とB駅30を含む線区全体の状態を表示するモニタ11と、少なくとも2個の駅間在線なし確認キーてこ12a,12bと、1人では同時操作が不可能な例えば両側面に設けた2個の駅間在線なし確認ボタン13a,13bと、閉そく保持ボタン14及び状態表示部15を有する。そして少なくとも2人の取扱者が2個の駅間在線なし確認キーてこ12の反位操作と2個の駅間在線なし確認ボタン13の同時操作を行うことにより、駅間在線なしの確認処理を行う。閉そく保持ボタン14は、自動で駅間の閉そくを確保するのが困難な異常状態が発生したとき、取扱者が操作してA駅20とB駅30の駅間の閉そく保持状態に遷移させる。状態表示部15には電子連動論理部3で実行する駅間閉そく論理状態を示す駅間在線と誤出発及び駅間閉そく保持を表示する。
この電子連動論理部3で、列車が例えばA駅20からB駅30に進行するときの処理を図3のフローチャートと図4の列車の運転状況遷移図を参照して説明する。
線区集中電子連動装置1の電源を投入して立ち上げると、システム全体を初期化する(ステップS1)。このときA駅20の出発信号機105RとB駅30の出発信号機202Lは停止(R)現示になっており、表示制御部5の状態表示部15の駅間在線と誤出発及び駅間閉そく保持の状態は、図5(a)に示すように、全て赤に表示されている。この状態で、少なくとも2人の取扱者が駅間在線なしを確認して、少なくとも2個の駅間在線なし確認キーてこ12を反位にして、2個の駅間在線なし確認ボタン13を同時に操作すると(ステップS2)、電子連動論理部3の駅間在線処理部8は駅間列車なし状態に遷移し、図5(b)に示すように、状態表示部15の駅間在線状態を無しに表示し、誤出発と駅間閉そく保持の状態を緑に表示する。
この状態で電子連動論理部3はA駅20に停止している列車40を出発させるために、A駅20の出発信号機105Rの進行(G)現示信号を生成し、生成した進行(G)現示信号を電子端末部4aを介してA駅20の出発信号機105Rに送り、出発信号機105Rを進行(G)現示にするとともに、進行(G)現示信号を異常判定部9に送る(ステップS3)。この出発信号機105Rの進行(G)現示により、図4(a)に示すように、A駅20に停車していた列車40はB駅30に向けて進行する(ステップS4)。この列車40が出発信号機105Rの第1内方軌道回路132Tに進入して、第1内方軌道回路132Tで列車40を検知すると、電子端末部4aは、電子連動処理部3にA駅20の出発信号機105Rの第1内方軌道回路132Tに列車40が進入したことを示す列車検知信号を送る(ステップS5)。電子連動処理部3の駅間進入判定部6は、送られた列車検知信号を駅間在線処理部8に送る。駅間在線処理部8は、A駅20の出発信号機105Rの第1内方軌道回路132Tに列車40が進入したこと示す列車検知信号が送られると、A駅20の出発信号機105Rを停止(R)現示にして出発信号機105Rの閉そく区間の閉そくを開始する(ステップS6)。この状態で列車40が進行し、図4(b)に示すように、列車40が出発信号機105Rの第1内方軌道回路132Tと第2内方軌道回路105CTにまたがり、第2内方軌道回路105CTで列車40を検知すると、電子端末部4aから電子連動処理部3にA駅20の出発信号機105Rの第2内方軌道回路105CTに列車40が進入したことを示す列車検知信号を送る(ステップS7)。電子連動論理部3の駅間進入判定部6は、A駅20の出発信号機105Rの第1内方軌道回路132Tから列車検知信号が送られているときに第2内方軌道回路105CTから列車検知信号が送られると、その時点で、列車40がA駅20とB駅30の駅間に進入したと判定して、駅間進入信号を異常判定部9と駅間在線処理部8に送る(ステップS8)。異常判定部9は、駅在線処理部8から出発信号機105Rの進行(G)現示信号が送られた後に駅間進入信号が送られると、列車40は正常に出発したと判断し、送られた駅間進入信号を保持する。駅間在線処理部8は駅間進入信号が送られると、A駅20の出発信号機105Rの停止(R)現示を保持し、図6に示すように、A駅20の出発信号機105RとB駅30の場内信号機202Rの間を1閉そく区間とする出発信号機105Rの閉そく区間の閉そくを確保し、図5(c)に示すように、状態表示部15の駅間在線状態を赤に表示し、誤出発と駅間閉そく保持の状態を緑に表示する(ステップS9)。
この状態で図4(c)に示すように、列車40がA駅20とB駅30の駅間を進行してB駅30の場内信号機202Rの第1内方軌道回路202CTに進入して、第1内方軌道回路202CTで列車40を検知すると、電子端末部4bから電子連動論理部3に、B駅30の場内信号機202Rの第1内方軌道回路202CTに列車40が進入したことを示す列車検知信号を送る(ステップS10)。電子連動処理部3の駅間進出判定部7は、送られた列車検知信号を駅間在線処理部8に送る。駅間在線処理部8は、B駅30の場内信号機202Rの第1内方軌道回路202CTに列車40が進入したことを示す列車検知信号が送られると、図6に示すように、A駅20の出発信号機105Rの閉そく区間の閉そくを確保した状態で、B駅30の場内信号機202Rと出発信号機205Rとの間を1閉そく区間とする場内信号機202Rの閉そく区間の閉そくを確保して、場内信号機202Rによる防護を開始する(ステップS11)。この状態で列車40がさらに進行し、図4(d)に示すように、B駅30の場内信号機202Rの第2内方軌道回路221Tに進入して、電子連動論理部3に電子端末部4bから第2内方軌道回路221Tの列車検知信号が送られ(ステップS12)、その後、第1内方軌道回路202CTの列車なし信号が送られると(ステップS13)、駅間進出判定部7は、その時点で列車40が駅間から進出したと判断し、異常判定部9と駅間在線処理部8に駅間列車なし信号を送る(ステップS14)。異常判定部9は駅間列車なし信号が送られると、保持している駅間進入信号の保持を解除し、駅間在線処理部8は、駅間列車なし信号が送られると、A駅20の出発信号機105Rの閉そく区間の閉そくを解除して駅間列車なし状態に遷移する(ステップS15)。この処理を列車40がA駅20からB駅30の方向に出発したり、B駅30からA駅20の方向に出発するたびに繰り返す(ステップS16,S3〜S15)。
このようにして、線区集中電子連動装置1は、A駅20とB駅30及びその駅間を含む線区全体を1つの駅構内とみなして連動処理するから、図6に示すように、A駅20の出発信号機105Rの閉そく区間であるA駅20の出発信号機105RからB駅30の場内信号機202Rの第2内方軌道回路221Tまでの区間と、B駅30の場内信号機202Rの閉そく区間であるB駅30の場内信号機202Rから出発信号機205までの区間に対して閉そく回線や運転方向リレー回路及び方向てこを不要にして、簡単な論理構成で駅間の列車在線検知と閉そく制御を行うことができる。
この線区集中電子連動装置1で、A駅20とB駅30及び駅間を含む線区で平常の列車運転から逸脱した場合や、駅間の進入進出検知に使用する軌道回路の各種異常時の防護処理を、図7のフローチャートを参照して説明する。
線区集中電子連動装置1の電源を投入して立ち上げ、システム全体を初期化して(ステップS21)、少なくとも2人の取扱者が駅間在線なしを確認して、少なくとも2個の駅間在線なし確認キーてこ12を反位にして、2個の駅間在線なし確認ボタン13を同時に操作して電子連動論理部3の駅間在線処理部8を駅間列車なし状態に遷移させると(ステップS22)、図5(b)に示すように、駅間在線処理部8は状態表示部15の駅間在線状態を無しに表示し、誤出発と駅間閉そく保持の状態を緑に表示する(ステップS23)。ここで各駅間在線なし確認キーてこ12のキー所有者又はキー取扱い責任者をキー個別に事前登録し、駅間在線なし確認キーてこ12の個別の操作責任を明確化するとともに、表示制御部5の記憶装置にキー操作の結果を記録されて、取扱い責任者が特定可能となることから、不正な取扱いを未然に排除することができる。
この状態で電子連動論理部3がA駅20の出発信号機105Rを進行(G)現示にすると(ステップS24)、列車40はA駅20からB駅30に向けて進行する。出発信号機105Rの第1内方軌道回路132Tに進入した列車40が出発信号機105Rの第1内方軌道回路132Tと第2内方軌道回路105CTにまたがると、電子連動論理部3の駅間進入判定部6は、その時点で列車40がA駅20とB駅30の駅間に進入したと判定して、駅間進入信号を異常判定部9と駅間在線処理部8に送る(ステップS25)。異常判定部9は、電子連動論理部3が進行(G)現示にした後に駅間進入信号を受けると、列車40は正常に出発したと判断し、送られた駅間進入信号を保持する。駅間在線処理部8は駅間進入信号が送られると、A駅20の出発信号機105Rを停止(R)現示とし、A駅20の出発信号機105RとB駅30の場内信号機202Rの間を1閉そく区間とする出発信号機105Rの閉そく区間の閉そくを確保し、図5(c)に示すように、状態表示部15の駅間在線状態を赤に表示し、誤出発と駅間閉そく保持の状態を緑に表示する(ステップS26)。
列車40がA駅20とB駅30の駅間を進行してB駅30の場内信号機202Rの第1内方軌道回路202CTから第2内方軌道回路221Tに進入して、第1内方軌道回路202CTをぬけると、駅間進出判定部7は、その時点で列車40が駅間から進出したと判断し、異常判定部9と駅間在線処理部8に駅間列車なし信号を送る(ステップS27)。異常判定部9は、駅間列車なし信号が送られると保持していた駅間進入信号の保持を解除し(ステップS28)、駅間在線処理部8は、駅間列車なし信号が送られると、駅間列車なし状態に遷移し、状態表示部15の駅間在線状態を、図5(b)に示すように、無しに表示し、誤出発と駅間閉そく保持の状態を緑に表示する(ステップS23)。
この列車40がA駅20から出発して軌道回路情報に変化があったにもかかわらず異常判定部9に駅間進入信号が送られないと(ステップS25)、異常判定部9は駅間の進入検知に使用する軌道回路に異常が発生したと判断し、状態異常信号を閉そく保持部10に送る。閉そく保持部10は状態異常信号が送られると、A駅20の出発信号機105RとB駅20の出発信号機202Lを停止(R)現示の状態に固定して駅間の閉そくを保持し、図5(d)に示すように、状態表示部15の駅間在線と駅間閉そく保持の状態を赤に表示して、状態異常による駅間の閉そく保持を表示する(ステップS33)。すなわち、出発信号機105Rの第1内方軌道回路132Tに進入した列車40が出発信号機105Rの第1内方軌道回路132Tと第2内方軌道回路105CTを走行するときに軌道回路に異常が生じて列車40を検知しない場合、駅間に列車40が進入したことを認識できないため、自動的に管理することは不能と判断して駅間閉そく保持に遷移させて、取扱者の操作に移行する。
また、列車40がA駅20から出発してから、A駅20とB駅30の駅間から進出する前に、平常時の列車運転から逸脱して第2の列車が駅間に進入し、先の列車40の駅間進入信号を保持している異常判定部9に駅間進入判定部6から第2の列車駅間進入信号が送られると(ステップS27,S29)、異常判定部9は、平常の列車運転から逸脱した異常状態が発生したと判断し、列車進入異常信号を閉そく保持部10に送る。閉そく保持部10は列車進入異常信号が送られると、駅間の閉そくを保持し、図5(e)に示すように、状態表示部15の駅間在線と誤出発及び駅間閉そく保持の状態を赤に表示し、列車進入異常による駅間の閉そく保持を表示する(ステップS37)。この場合も、第2の列車が駅間に在線しているのに、先の列車40が駅間から進出して駅間在線無しに遷移してしまうため、自動的に管理することは不能と判断して駅間閉そく保持に遷移させて、取扱者の操作に移行する。
さらに、異常判定部9に列車40の駅間進入信号が送られてから、列車40がA駅20とB駅30の駅間を進行してB駅30の場内信号機202Rの第1内方軌道回路202CTと第2内方軌道回路221Tを走行するときに駅間進出信号が送られないと(ステップS27〜S30)、異常判定部9は駅間の進出検知に使用する軌道回路に異常が発生したと判断し、状態異常信号を閉そく保持部10に送る。閉そく保持部10は状態異常信号が送られると、駅間の閉そくを保持し、図5(d)に示すように、状態表示部15の駅間在線と駅間閉そく保持の状態を赤に表示して、状態異常による駅間の閉そく保持を表示する(ステップS33)。この場合は、駅間に進入した列車40が駅間から進出したことを検知しないため、駅間は閉そく状態のままで安全側であるが、駅間からの進出検知不良を取扱者に明示するため、駅間閉そく保持に遷移させて状態表示部15に表示させる。
また、駅間に進入した列車40が車両故障等のために分離し(ステップS27〜S31)、列車分離の無線連絡を取扱者が受信すると、取扱者は表示制御部5の閉そく保持ボタン14を操作する(ステップS32)。閉そく保持ボタン14を操作すると、閉そく保持信号が閉そく保持部10に送られ、閉そく保持部10で駅間の閉そくを保持し、図5(d)に示すように、状態表示部15の駅間在線と駅間閉そく保持の状態を赤に表示して、状態異常による駅間の閉そく保持を表示し、分離した最初の列車が駅間を進出したときに駅間列車無しの状態に遷移することを防ぐ(ステップS33)。
また、A駅20の出発信号機105Rが進行(G)現示になる前に、A駅20から列車40が出発して駅間に進入し、異常判定部9に駅間進入信号が送られると(ステップS24,S36)、異常判定部9は誤出発による異常状態が発生したと判断し、列車進入異常信号を閉そく保持部10に送る。閉そく保持部10は列車進入異常信号が送られると、駅間の閉そくを保持し、図5(e)に示すように、状態表示部15の駅間在線と誤出発及び駅間閉そく保持の状態を赤に表示し、列車進入異常による駅間の閉そく保持を表示する(ステップS37)。
この状態異常による駅間の閉そく保持や列車進入異常による駅間の閉そく保持は、少なくとも2人の取扱者が駅間在線なしを確認して、表示制御部5の少なくとも2個の駅間在線なし確認キーてこ12を反位にして、2個の駅間在線なし確認ボタン13を同時に操作する以外は解除できないようになっている。そこで、駅間の閉そく保持状態のとき、少なくとも2人の取扱者が駅間在線なしを確認し、少なくとも2個の駅間在線なし確認キーてこ12を反位にして2個の駅間在線なし確認ボタン13を同時に操作すると、駅間の閉そく保持状態を解除する(ステップS34,S35,S22,S23)。
このようにA駅20とB駅30及び駅間を含む線区で平常の列車運転から逸脱した場合や、駅間の進入進出検知に使用する軌道回路の各種異常時に駅間を自動的に閉そく保持状態にするから、異常時に取扱者の操作が不要になり、異常時の防護を確実に行うことができる。また、駅間の閉そく保持は、少なくとも2人の取扱者が駅間在線なしを確認して、表示制御部5の少なくとも2個の駅間在線なし確認キーてこ12を反位にして2個の駅間在線なし確認ボタン13を同時に操作する以外は解除できないようになっているから、不正な解除が生じることを防止することができ、列車40を安全に運行させることができる。
この発明の線区集中電子連動装置の構成を示すブロック図である。 表示制御部の操作パネルの概略構成図である。 電子連動論理部の処理を示すフローチャートである。 列車の運転状況を示す運転状況遷移図である。 状態表示部における論理状態の表示図である。 A駅とB駅及び駅間を含む線区の閉そく区間と防護区間を示す模式図である。 電子連動論理部の駅間防護処理を示すフローチャートである 従来のA駅とB駅及び駅間を含む線区の閉そく区間を示す模式図である。
符号の説明
1;線区集中電子連動装置、2;伝送回線、3;電子連動論理部、4;電子端末部、
5;表示制御部、6;駅間進入判定部、7;駅間進出判定部、8;駅間在線処理部、
9;異常判定部、10;閉そく保持部、11;モニタ、
12;駅間在線なし確認キーてこ、13;駅間在線なし確認ボタン、
14;閉そく保持ボタン、15;状態表示部、20;A駅、30;B駅、
40;列車。

Claims (5)

  1. 伝送回線を介して接続された電子端末部と電子連動論理部を有し、
    前記電子端末部は、駅間が単線運転区間である駅構内に設けられた現場機器の動作状態を取り込み、前記伝送回線を介して前記電子連動論理部に送るとともに、前記電子連動論理部からの制御情報により前記駅構内に設けられた現場機器を制御し、
    前記電子連動論理部は、駅間進入判定部と駅間進出判定部と駅間在線処理部と異常判定部及び閉そく保持部を有し、
    前記駅間進入判定部は、列車を出発させる側の駅から出発した列車が当該駅構内にある出発信号機の第1内方軌道回路と第2内方軌道回路にまたがって列車が駅構内に在線している時点に、列車が駅間の単線運転区間に進入したと判断し、
    前記駅間進出判定部は、駅間の単線運転区間に進出した列車が、列車を進入させる側の駅構内にある場内信号機の第1内方軌道回路に進入した後に第2内方軌道回路に進入して第1内方軌道回路を抜けて列車が駅構内に在線している時点に、列車が駅間の単線運転区間から進出したと判断し、
    前記駅間在線処理部は、前記駅間進入判定部で列車が駅間の単線運転区間に進入したと判断したときから前記駅間進出判定部で列車が駅間の単線運転区間から進出したと判断するまでの間、駅間の単線運転区間の列車在線状態を生成し、生成した列車在線状態を使用して列車が出発した駅の出発信号機と列車が進入する駅の場内信号機との間を1閉そく区間とする出発信号機の閉そくの確保と閉そくの解除を行い、
    前記異常判定部は、前記駅間在線処理部から各駅の出発信号機を進行(G)現示にする信号が出力された後、駅間の進入検知に使用する軌道回路に異常が発生して前記駅間進入判定部で列車が駅間に進入したと判断しないとき、その駅間の進入検知に使用する軌道回路に異常が発生したと判断し、
    前記閉そく保持部は、前記異常判定部で異常が発生したと判定したとき、駅間の閉そくを保持することを特徴とする線区集中電子連動装置。
  2. 前記電子連動論理部の状態を制御し表示する表示制御部を有し、
    該表示制御部には、複数の駅間在線なし確認キーてこと、1人では同時操作が通常不可能な位置に取付けた複数の駅間在線なし確認ボタン及び駅間毎の閉そく保持ボタンを有し、
    駅間の進入進出検知に使用する軌道回路の異常時に、駅間在線なしを確認した取扱者が複数の駅間在線なし確認キーてこを反位にし、複数の駅間在線なし確認ボタンを複数の取扱者が同時に操作したとき、前記閉そく保持部での駅間の閉そくの保持を解除するとともに、前記駅間在線処理部を駅間在線なしの状態にする一方で、取扱者が前記閉そく保持ボタンを操作したとき、前記閉そく保持部で駅間の閉そくを保持させる請求項1記載の線区集中電子連動装置。
  3. 前記異常判定部は、前記駅間進入判定部で列車が駅間に進入したと判断したときの駅間進入信号を保持し、駅間進入信号を保持しているとき前記駅間進入判定部で列車が駅間に進入したと判断した場合、第2の列車が駅間に進入し平常時の列車運転から逸脱したと判断する請求項1又は2記載の線区集中電子連動装置。
  4. 前記異常判定部は、前記駅間進入判定部で列車が駅間に進入したと判断した後、駅間の進出検知に使用する軌道回路に異常が発生して前記駅間進出判定部で列車が駅間から進出したと判断しないとき、その駅間の進出検知に使用する軌道回路に異常が発生したと判断する請求項1乃至3のいずれかに記載の線区集中電子連動装置。
  5. 前記異常判定部は、前記駅間在線処理部から各駅の出発信号機を停止(R)現示にする信号が出力されているとき、前記駅間進入判定部で列車が駅間に進入したと判断した場合、列車が誤出発したと判断する請求項1乃至4のいずれかに記載の線区集中電子連動装置。
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