JP5156787B2 - 列車ドア開閉制御システム - Google Patents
列車ドア開閉制御システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5156787B2 JP5156787B2 JP2010084426A JP2010084426A JP5156787B2 JP 5156787 B2 JP5156787 B2 JP 5156787B2 JP 2010084426 A JP2010084426 A JP 2010084426A JP 2010084426 A JP2010084426 A JP 2010084426A JP 5156787 B2 JP5156787 B2 JP 5156787B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- train
- tag
- platform
- detector
- closing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
Description
また、一両の車両からなる列車など、少数車両編成の列車では、列車の全てのドアについて、ドアの状態(例えばプラットホームに面しているか否かなど)を簡単かつ迅速に認識することが可能であるので、個々の列車ドアの開閉を制御することができる上記のような列車ドア開閉制御装置は必ずしも必要でない。
ところが、少数車両編成の列車は、ワンマン運転など、最小限の人数で列車の運行が行われる場合が少なくない。そして、少人数での列車運行では、運行従事者にかかる負担が大きい。従って、ドア開閉システムとしては、運行従事者にかかる負担ができるだけ小さいシステムが望ましい。
本願発明は、軌道上を走行し、当該軌道に沿って設置された駅のプラットホームに停止する列車のドア開閉制御を行う列車ドア開閉制御システムであって、前記列車が停車する所定駅のプラットホームが前記軌道のどちら側に設置されているかに関するホーム位置情報を保持するホーム位置情報タグと、前記列車の全ドアの開閉を不可にする開閉不可指示情報を保持するリセットタグと、前記タグに保持された前記情報を検知する検知器と、前記列車のドア開閉制御に用いられる制御部と、を備えており、前記ホーム位置情報タグは、前記軌道沿いであると共に前記所定駅のプラットホームに隣接する位置であり、しかも当該所定駅のプラットホームの列車停止位置に停止状態の列車の前記検知器の位置よりも列車進入方向側の位置に設置されており、前記リセットタグは、前記軌道沿いであると共に前記所定駅のプラットホームに隣接する位置であり、しかも当該所定駅のプラットホームの列車停止位置に停止状態の列車の前記検知器の位置よりも列車進出方向側の位置に設置されており、前記検知器及び前記制御部は、前記列車に設置されており、且つ当該制御部は、前記検知器が前記ホーム位置情報を検知すると、当該ホーム位置情報を基に認識されたプラットホーム設置サイドと同じサイドのドアのみを開閉可能な状態とし、前記検知器が前記開閉不可指示情報を検知すると、前記列車の全ドアを開閉不可状態とするものであることを特徴とするものである。
そして、前記列車は、その両端に運転台を備えており、各運転台には、その運転台を列車の先頭にする場合にこれに対応して切替位置が前位置に切替えられる運転台切替器と、列車運転方法をワンマン運転方法にする場合にこれに対応して切替ポジションがワンマンポジションに切替えられる運転方法切替器とが設置されており、前記運転方法切替器の切替ポジションがワンマンポジションである状態で、列車の先頭になる先頭運転台に設置された運転台切替器の切替位置が前位置に切替えられると、前記列車ドア開閉制御システムが起動するようになっており、前記先頭運転台の運転台切替器の切替位置が前位置からそれ以外の切替位置に切替えられると、前記列車ドア開閉制御システムが停止するようになっているものでもよい。
また、前記所定駅のプラットホームは、上り及び下りの両方向の列車が走行する双方向軌道に沿って設置されており、前記ホーム位置情報タグは、前記双方向軌道沿いに隣接して設置された下り列車用ホーム位置情報タグと、上り列車用ホーム位置情報タグであり、前記リセットタグは、前記双方向軌道沿いに隣接して設置された下り列車用リセットタグと、上り列車用リセットタグであり、前記下り列車用ホーム位置情報タグは、上り列車停止位置に停止した上り列車の前記検知器の位置よりも下り列車進入方向側の位置に設置されており、前記上り列車用ホーム位置情報タグは、下り列車停止位置に停止した下り列車の前記検知器の位置よりも上り列車進入方向側の位置に設置されており、前記下り列車用リセットタグは、前記上り列車用ホーム位置情報タグよりも下り列車進出方向側の位置に設置されており、前記上り列車用リセットタグは、前記下り列車用ホーム位置情報タグよりも上り列車進出方向側の位置に設置されているものでもよい。
さらに、前記検知器は、前記軌道の敷設面に面した列車下部に設置されており、
前記ホーム位置情報タグ及び前記リセットタグは、前記軌道を支持する枕木の上に設置されているものでもよい。
さらに、前記制御部は、前記列車ドア開閉制御システムの起動後、前記検知器による最初の情報検知までの間、全ドアの開閉が可能な状態にするものであってもよい。
さらに、前記制御部は、前記検知器が検知した前記ホーム位置情報タグ又は前記リセットタグからの情報が読取不可である場合、全ドアを開閉できない状態にするものであってもよい。
さらに、前記列車は、当該列車の一方側のサイドのドアの開閉を行う一方側の戸締機構と、他方側のサイドのドアの開閉を行う他方側の戸締機構と、一方側の戸締機構を開閉動作させるための一方側ドア開閉スイッチと、他方側の戸締機構を開閉動作させるための他方側ドア開閉スイッチと、前記一方側ドア開閉スイッチが設置された回路上に設置された一方側回路スイッチと、前記他方側ドア開閉スイッチが設置された回路上に設置された他方側回路スイッチとを備えるものであり、前記制御部は、前記一方側回路スイッチおよび他方側回路スイッチのオンオフ制御を行うスイッチ制御部を有するものであり、配線で結ばれた前記制御部と前記一方側回路スイッチとの間と、前記制御部と前記他方側回路スイッチとの間に、それぞれ、前記一方側回路スイッチ及び前記他方側回路スイッチ側から前記制御部側への電流の流れを阻止する整流作用を有する整流手段が設置されているものでもよい。
つまり、上記いずれの状態においても、プラットホームに掛かっていないドアは開閉不可の状態であるので、プラットホームに掛かっていないドアを誤って開放させるようなことが確実に防止され、簡単かつ迅速なドア開閉作業が実現される。このように、簡単、迅速かつ確実なドア開閉を実現できるシステムは、ワンマン運転など少人数での列車運行に好適である。
また、列車側に制御部と検知器を設置し、地上側にホーム位置情報タグとリセットタグを設置するだけでよく、構成が極めて簡単であるので、不具合などが生じにくい。
そして、下り列車用ホーム位置情報タグは、上り列車停止位置に停止した上り列車の検知器の位置よりも下り列車進入方向側の位置に設置されている。従って、上り列車運行時、上り列車が停止位置で停止する前に、上り列車の検知器が誤って下り列車用ホーム位置情報タグの情報を検知することが確実に防止される。同様に、上り列車用ホーム位置情報タグは、下り列車停止位置に停止した下り列車の検知器の位置よりも上り列車進入方向側の位置に設置されている。従って、下り列車運行時、下り列車が停止位置で停止する前に、下り列車の検知器が誤って上り列車用ホーム位置情報タグの情報を検知することが確実に防止される。このような構成にすることで、ドア開閉制御システムによるドア開閉制御がより確実な動作になる。
また、下り列車用リセットタグは、上り列車用ホーム位置情報タグよりも下り列車進出方向側の位置に設置されているので、下り列車がプラットホームから進出するとき、検知器が最後に検知する情報は、開閉不可指示情報である。同様に、上り列車用リセットタグは、下り列車用ホーム位置情報タグよりも上り列車進出方向側の位置に設置されているので、上り列車がプラットホームから進出するとき、検知器が最後に検知する情報は開閉不可指示情報である。従って、駅のプラットホームから進出して次の駅のプラットホームに進入するまでの間、列車のドアを誤って開放させるようなことが確実に防止され、簡単かつ迅速なドア開閉作業が実現される。
11a…前位置、11b…中位置、11c…後位置、
12(12R,12L)…ドア開閉スイッチ、
12Ra,12La…開接点、12Rb,12Lb…閉接点、
12pR,12pL…給電回路(戸締機構動作回路)、
12sR,12sL…回路スイッチ、
12sR1,12sL1…開閉接点、12sR2,12sL2…コイル(開閉手段)
13…表示ランプ、13a…電源ランプ、
13b…開閉可ランプ(ドア開閉可通知手段)、
13c…開閉不可ランプ(ドア開閉不可通知手段)、
13d…異常ランプ(システム異常通知手段)、
14(14R,14L)…戸締機構、
20…検知器、30…制御部(コントローラ)、32…信号判断部、
33…スイッチ制御部、35…ランプ制御部、40,50…タグ、
40a…下り列車用ホーム位置情報タグ、40b…上り列車用ホーム位置情報タグ、
40c…下り列車用ホーム位置情報タグ、40d…上り列車用ホーム位置情報タグ、
50a…下り列車用リセットタグ、50b…上り列車用リセットタグ、
61a,61b…ダイオード(整流手段)
C…運転台、D…ドア、
E…駅構内、Esa…下り列車用の場内信号機、Esb…上り列車用の場内信号機、
F1,F2…プラットホーム、
Ja…下り列車進入方向側分岐点、Jb…上り列車進入方向側分岐点、M…枕木、
P1〜P9…列車位置、R,Rs1,Rs2,Rd1,Rd2,Rm…線路、
Sa…下り列車停止位置、Sb…上り列車停止位置、
Sok-1…右側ドア開閉可能信号(ホーム位置情報)、
Sok-2…左側ドア開閉可能信号(ホーム位置情報)、
Sng…ドア開閉不可信号(開閉不可指示情報)、
T…列車、Ta…車両、X…駅間。
切替レバー11は、コントローラ30に接続されており(図2(c)参照)、列車ドア開閉制御システムのオンオフスイッチとしても機能する。つまり、いずれかの運転台Cに設置された切替レバー11が前位置11aに切替えられると、当該切替操作に基づく信号がコントローラ30に入力されてシステムのスイッチがオンになりシステムが起動する(図5のスタート参照)。そして、切替レバー11を前位置11aから前位置11a以外の位置に切替え、全ての切替レバー11の設定が前位置11a以外の位置に切替えられた状態になると、当該切替操作に基づく信号がコントローラ30に入力されてシステムのスイッチがオフになりシステムが停止する。
なお、ドア開閉スイッチ12R,Lは、対応する側のドアDの戸締機構14R,Lを動作させるための給電用の回路12pR,12pL(図6参照)中に設置されている。そして、この回路12pR,L中に、当該回路12pR,Lをオンオフするための回路スイッチ12sR,12sL(図2(c)、図6参照)が設置されている。これらの回路スイッチ12sR,12sLは、後述のコントローラ30のスイッチ制御部33によってオンオフ制御されるものであり、列車ドア開閉制御システムが起動している状態で、回路スイッチ12sRがオンになるとドア開閉スイッチ12Rによってドア開閉を行うことができる状態になり、回路スイッチ12sLがオンになるとドア開閉スイッチ12Lによってドア開閉を行うことができる状態になる。そして、これらの回路スイッチ12sR,12sLがオフになると、ドア開閉スイッチ12R,Lによるドア開閉が不可の状態になる。なお、スイッチ回路中に緊急時用のスイッチを別途設けて、緊急時にはいつでもスイッチ回路をオフ状態にすることができるようにしてもよい。
このように、切替レバー11は、当該切替レバー11が設置された運転台Cに対応する検知器20のオンオフスイッチとしても機能するようになっている。
検知器20から右側ドア開閉可能信号Sok-1を受けると、コントローラ30は、一方側(本実施形態では下り列車進行方向右側)のドア開閉スイッチ12Rが設置された回路12pR中の回路スイッチ12sRをオン状態にする。すると、一方側のドア開閉スイッチ12Rによって、下り列車進行方向右側のドアDを開閉することができる状態になる。また、検知器20から左側ドア開閉可能信号Sok-2を受けると、コントローラ30は、他方側(本実施形態では下り列車進行方向左側)のドア開閉スイッチ12Lが設置された回路12pL中の回路スイッチ12sLをオン状態にする。すると、他方側のドア開閉スイッチ12Lによって、下り列車進行方向左側のドアDを開閉することができる状態になる。
そして、検知器20からドア開閉不可信号Sngを受けると、コントローラ30は、両方のドア開閉スイッチ12R,Lの回路中の回路スイッチ12sR,12sLをオフ状態にする。すると、列車Tの両側のドア開閉スイッチ12R,Lが共に作動しない状態になり、ドア開閉スイッチ12R,Lによるドア開閉が不可の状態になる。つまり、列車の全ドアDについて、ドア開閉スイッチ12R,Lによる開閉が不可の状態になる。
例えば、タグをプラットホームなど列車の側方に設置すると、検知器を列車側部に設置する必要が生じると共に、列車の両側に検知器を設置する必要が生ずるが、本実施形態のように、タグ40,50をレール間位置に設置すると、検知器20を列車下部に一つ設置するだけでよい。つまり、本実施形態のように検知器20及びタグ40,50を設置すると、列車ドア開閉制御システムの構成をシンプルにすることができる。また、レール間位置に設置されたタグ40,50は、列車Tの運転者から視認しやすく、目標や目印として使用可能である。
ところで、検知器20とタグ40,50との間における通信は、列車側の検知器20がタグ40,50の上を通過するときに行われる。つまり、送受信器の一方である検知器20は移動状態で通信を行う。また、検知器20とタグ40,50との間の通信は、屋外で行われるものである。このように、検知器20とタグ40,50との間の通信環境は必ずしも一定ではない。この点、枕木M上にタグ40,50を設置することは、より安定した通信を行う上で好ましいことである。つまり、列車Tは枕木M上に敷設されたレール上を走行するものであり、枕木Mと列車Tとの間の距離は極めて安定している。従って、枕木M上にタグ40,50を設置すると、当該タグ40,50とタグ上方を通過する列車側の検知器20との離間距離は極めて安定する。検知器20とタグ40,50との離間距離が一定であれば、離間距離に対応して通信設定を最適化することができるので、より確実な信号の送受信状態が確保される。
なお、枕木Mの材質は特に限定されるものではない。枕木であれば、木製、コンクリート製をはじめとして、種々の材質の枕木であってよい。
例えば、下り列車用ホーム位置情報タグ(右側用タグ)40aは、図4(a)に示されるように、線路Rd1沿いであって、プラットホームF1に隣接しており、しかも当該プラットホームF1の下り列車停止位置Saに停車した状態の下り列車T(図4(a)のP2参照)に搭載された検知動作中の検知器20の位置20aよりも、下り列車進入方向側(図4(a)では左側)の位置に設置されている。本実施例では、検知器20の搭載位置は、列車Tの先頭位置(すなわち下り列車停止位置Sa)から下り列車進入方向に長さLだけ車両中央寄りの位置である。従って、下り列車用ホーム位置情報タグ40aの位置は、下り列車停止位置Saに停車した下り列車Tの検知動作中の検知器20の搭載位置に対応するプラットホームF1上の位置20aよりも下り列車進入方向側(図4(a)では左側)の位置である。なお、検知器20の搭載位置は、上記位置に限られるものではなく、例えば列車Tの先頭位置(L=0)であってもよい。この場合、検知器20の搭載位置に対応するプラットホームF1上の位置は下り列車停止位置Saに一致する。
そして、下り列車用ホーム位置情報タグ40aは、図4(a)に示されるようにプラットホームF1の下り列車進入方向側に線路の分岐がある場合、停車対象のプラットホームF1の下り列車進入方向側であって、最もプラットホームF1寄りに位置する分岐点(下り列車進入方向側分岐点)Jaの位置よりもプラットホームF1寄りの位置すなわち下り列車進出方向側(図4(a)では右側)の位置に設置されている。図4(a)に示される下り列車進入方向側分岐点Jaは、プラットホームF1の下り列車進入方向側に位置する単線区間(共通区間)Rs1から第1番線区間Rd1及び第2番線区間Rd2に分岐する分岐点である。
また、下り列車用ホーム位置情報タグ40aは、図4(a)に示されるように、停車対象のプラットホームF1がある駅の駅構内Eに設置されている。別言すれば、下り列車用ホーム位置情報タグ40aは、駅構内Eに進入して良いか否かを表示する下り列車用の場内信号機Esaよりもプラットホーム寄りの位置すなわち下り列車進出方向側(図4(a)では右側)の位置に設置されているということができる。駅構内Eへの進入の可否を表示する場内信号Esaは、通常、駅間Xと駅構内Eとの境界位置に設置されているからである。ここで、駅間Xとは、隣接する駅の駅構内Eの間の区間をいう。
なお、下り列車用ホーム位置情報タグ40aは、プラットホームF1に沿って敷設された線路内位置すなわちプラットホームF1の下り列車進入方向側の端部の位置よりも下り列車進出方向側の位置に設置されていることが好ましく、プラットホームF1の下り列車進入方向側の端部に列車最後尾位置が達した状態の下り列車Tに搭載された検知動作中の検知器20の位置よりも下り列車進出方向側の位置に設置されていることがより好ましい。
また、上り列車に搭載された検知動作中検知器の搭載位置と、上り列車停止位置Sbと、当該上り列車停止位置Sbに停車した上り列車の検知動作中検知器の搭載位置に対応するプラットホーム上の位置20bと、上り列車用ホーム位置情報タグ(右側用タグ)40bの位置と、停車対象のプラットホームの上り列車進入方向側にある最もプラットホーム寄りの分岐点Jbの位置と、駅構内Eと、上り列車用の場内信号機Esbの位置との位置関係は、上述した下り列車についての対応位置どうしの位置関係と、下りと上りが異なること以外同様であるので、ここでは、その説明を省略する。そして、下り列車進入方向と上り列車進出方向とは同じ方向であると共に、下り列車進出方向と上り列車進入方向とは同じ方向であり、これらは以下同様である。
例えば、下り列車用リセットタグ50aは、線路Rd1沿いであって、プラットホームF1に隣接しており、しかも当該プラットホームF1の下り列車停止位置Saに停止した下り列車T(図4(a)のP2参照)に搭載された検知動作中の検知器20の検知器搭載位置よりも下り列車進出方向側(図4(a)では右側)の位置に設置されている。
そして、下り列車用リセットタグ50aは、図4(a)に示されるように、下り列車進出方向側に位置する単線区間(共通区間)Rs2から第1番線区間Rd1及び第2番線区間Rd2に分岐する分岐点(下り列車進出方向側分岐点)Jbよりも下り列車進入方向側(図4(a)では左側)に設置されている。
また、下り列車用リセットタグ50aは、図4(a)に示されるように、停車対象のプラットホームF1がある駅の駅構内Eに設置されている。別言すれば、下り列車用リセットタグ50aは、駅構内Eに進入して良いか否かを表示する上り列車用の場内信号機Esbよりもプラットホーム寄りの位置すなわち下り列車進入方向側(図4(a)では左側)の位置に設置されているということができる。駅構内Eへの進入の可否を表示する場内信号Esbは、通常、駅間Xと駅構内Eとの境界位置に設置されているからである。
なお、下り列車用リセットタグ50aは、プラットホームF1の下り列車進出方向側の端部の位置よりも下り列車進入方向側の位置に設置されていることが好ましく、プラットホームF1の下り列車進出方向側の端部に列車先頭位置が達した状態の下り列車Tに搭載された検知動作中の検知器20の位置20aよりも下り列車進入方向側の位置に設置されていることがより好ましい。
また、上り列車用リセットタグ50bと、列車停止位置Sbと、上り列車に搭載された検知動作中検知器の搭載位置と、停車対象のプラットホームの上り列車進入方向側にある最もプラットホーム寄りの分岐点Jbの位置と、駅構内Eと、上り列車用の場内信号機Esbの位置との位置関係は、上述した下り列車についての対応位置どうしの位置関係と、下りと上りが異なること以外同様であるので、ここでは、その説明を省略する。
ここでは、便宜的に、下り列車用リセットタグ50aと、上り列車用リセットタグ50bとに分けて説明を行ったが、両リセットタグ50a,50bは、いずれもドア開閉不可信号Sngを発信する同じ種類のタグである。つまり、リセットタグ50の種類は一種類だけであり、極めてシンプルな構成である。このように、下り列車用リセットタグ50a及び上り列車用リセットタグ50bとして共通のリセットタグ50を用いるシステムでは、リセットタグ50の取り違いがなく、リセットタグ50の設置、交換、保守点検、管理などの作業をより効率的に行うことが可能である。
また、上述したように、検知器20のスイッチは、当該検知器20に対応する運転台Cの切替レバー11が前位置11aに切替えられるとオンになり、前位置以外の位置に切替えられるとオフになるようになっている。つまり、列車Tには複数の検知器20が設置されているが、列車走行時にスイッチがオンになるのは、複数の検知器20のうちの一つだけである。このような構成にすると、タグ40,50のスイッチがオンになるのは、動作中の検知器20がタグ40,50の上方を通過するときだけであり、停止中の検知器20が通過してもタグのスイッチはオフのままであるので、内蔵された電池の消耗がさらに抑制され、電池交換などの保守点検なしにタグ40,50を長期間動作させることができる。
ここで、切替レバー11が前位置11a以外の位置であと、システムが停止して、システムの動作が終了する(図5のエンド)。
他方、切替レバー11の位置が前位置11aに維持されていれば、システム起動状態が維持され、コントローラ30が信号入力待ちの状態になる信号入力待ちステップが実行される(ステップ3)。
そして、当該検知器20が最後に検知した情報は、通常、前の駅の下り列車用リセットタグからの情報である。従って、この場合、下り列車はドアDの開閉が不可の状態である。なお、このとき表示ランプ13は、電源ランプ13a及び開閉不可ランプ13cが点灯状態であり、開閉可ランプ13b及び異常ランプ13dが消灯状態である。
なお、下り列車Tが位置P1に達した状態では、動作中の検知器20は、下り列車用ホーム位置情報タグ40aの直上方に位置しているが、図の複雑化を避けるため、図4(a)では検知器20の図示を省略した。また、列車Tが図4(a)の位置P3に達した状態や、図4(b)の位置P4,P5,P7,P8に達した状態においても、同様に、タグの直上方に位置する検知器20の図示を省略した。
列車進行方向右側のドア開閉スイッチ12Rが動作可能な状態になると、当該右側ドア開閉スイッチ12Rの操作によって右側のドアDの戸締機構14R(図2(c)、図6参照)を動作させることで列車右側のドアDを開閉することができる。そして、運転者は、開閉可ランプ13bや不可ランプ13cの点灯状態を視認することによって、ドア開閉スイッチ12によるドア開閉が可能であることを簡単且つ迅速に認識できる。
その後、コントローラ30は、切替レバー11が前位置11aであることを確認した後(ステップ2)、再び信号待ちの状態になる(ステップ3)。ステップ2において、切替レバー11の位置が前位置以外に切替えられていた場合は、制御を終了する。
このように、本実施形態のシステムでは、信号読取不可と判断すると、ドア開閉スイッチ12R,Lによるドア開閉をすることができなくなる制御を行う。このような制御にすると、プラットホームに面していない列車ドアを誤って開放させてしまうようなことが確実に防止される。
また、本実施形態のシステムでは、信号読取不可と判断すると、異常ランプ(システム異常通知手段)13d及びドア開閉不可ランプ(ドア開閉不可通知手段)13cが点灯される。これにより、運転者に対して迅速に、異常発生と、ワンマンドアスイッチによるドア開閉ができない状態であることとが通知される。
ところで、信号読取不可の場合に異常ランプ13dを点灯させる動作は、タグ40,50の異常検知手段として機能する。つまり、信号内容の読取りが正常に続いている状態で、単発的に、信号読取不可の状態が生じた場合、その主原因はタグ40,50から信号が発信されていない場合になるからである。従って、本システムによれば、迅速にタグ40,50の不具合を発見することができる。なお、上述したように、異常ランプ点灯状態になると、ドア開閉スイッチ12R,Lによるドア開閉を行うことができない状態になるが、上述したように、必要に応じて、車掌用ドア開閉スイッチによってドアの開閉を行うことができる。
なお、ステップ4において信号内容を判断できなかった場合の動作は、以降においても生ずることがあるが、ここで説明した動作と同様であるので、以下説明を省略する。
走行を再開した列車Tが位置P3(図4(a)参照)に達すると、検知器20は、下り列車用リセットタグ50aからのドア開閉不可信号Sngを検知し、検知されたドア開閉不可信号Sngがコントローラに入力される。
例えば、下り列車用ホーム位置情報タグ(右側用タグ)40cは、図4(b)に示されるように、線路Rm沿いであって、プラットホームF2に隣接しており、しかも当該プラットホームF2の上り列車停止位置Sbに停止した上り列車Tに搭載された検知動作中の検知器20の検知器搭載位置20bより下り列車進入方向側の位置に設置されている。そして、上り列車用ホーム位置情報タグ(左側用タグ)40dは、図4(b)に示されるように、線路Rm沿いであって、プラットホームF2に隣接しており、しかも当該プラットホームF2の下り列車停止位置Saに停止した下り列車T(図4(b)のP6参照)に搭載された検知動作中の検知器20の検知器搭載位置20aより上り列車進入方向側の位置に設置されている。
なお、さらに言えば、本実施形態では、下り列車用ホーム位置情報タグ40cは、プラットホームF2の上り列車停止位置Sbよりも下り列車進入方向側の位置に設置されており、上り列車用ホーム位置情報タグ40dは、プラットホームF2の下り列車停止位置Saより上り列車進入方向側の位置に設置されている。
例えば、下り列車用リセットタグ50aは、線路Rm沿いであって、プラットホームF2に隣接しており、しかも当該プラットホームF2の上り列車用ホーム位置情報タグ40dよりも下り列車進出方向側の位置に設置されている。そして、上り列車用リセットタグ50bは、線路Rm沿いであって、プラットホームF2に隣接しており、しかも当該プラットホームF2の下り列車用ホーム位置情報タグ40cよりも上り列車進出方向側の位置に設置されている。
また、先に説明した通り、下り列車停止位置Saに停車中の列車Tに搭載された検知作動中の検知器20の位置は、下り列車停止位置Sa(すなわち停車中の列車Tの先頭位置)から下り列車進入方向に距離Lだけ移動した検知器搭載位置であり、上り列車停止位置Sbに停車中の列車Tに搭載された検知作動中の検知器20の位置は、上り列車停止位置Sb(すなわち停車中の列車Tの先頭位置)から上り列車進入方向に距離Lだけ移動した検知器搭載位置である。
そして、当該検知器20が最後に検知した情報は、通常、前の駅の下り列車用リセットタグからの情報である。従って、この場合、下り列車はドアDの開閉が不可の状態であり、列車両側のドアDのドア開閉スイッチ12R,Lの回路スイッチ12sR,12sLがオフの状態である。
具体的に説明すると、スイッチ制御部33は、列車の一方側(例えば右側)のサイドのドアを開閉可能にするために回路スイッチ12sRをオン状態にする場合、コイル12sR2に通電信号を送って当該コイル12sR2を通電状態とし、これにより開閉接点12sR1を閉じて、回路スイッチ12sRをオン状態とする。そして、列車の一方側のサイドのドアのみを開閉可能にする場合、スイッチ制御部33は、コイルsR2に通電信号を送信すると同時にコイル12sL2に停電信号を送信し、これにより開閉接点12sL1を開状態として回路スイッチ12sLを確実にオフ状態とする。他方、列車の他方側(例えば左側)のサイドのドアを開閉可能にするために回路スイッチ12sLをオン状態にする場合、コイル12sL2に通電信号を送って当該コイル12sL2を通電状態とし、これにより開閉接点12sL1を閉じて、回路スイッチ12sLをオン状態とする。そして、列車の他方側のサイドのドアのみを開閉可能にする場合、スイッチ制御部33は、コイルsL2に通電信号を送信すると同時にコイル12sR2に停電信号を送信し、開閉接点12sR1を開状態として回路スイッチ12sRを確実にオフ状態とする。
そして、このような構成において、配線で接続された制御部30のスイッチ制御部33と回路スイッチ12sRのコイル12sR2との間と、スイッチ制御部33と回路スイッチ12sLのコイル12sL2との間に、回路スイッチ12sR,12sL側からスイッチ制御部33側への電流の流入を阻止する整流作用を有するダイオード(整流手段)61a,61bを設置することが考えられる。より具体的に説明すれば、ダイオード61a,61bは、スイッチ制御部33とコイル12sR2,L2との間に配線された2本の信号線を相互に接続するように、コイル12sR2,L2に対して並列の状態で設置される。なお、この信号線は、上記通電信号や停電信号を送信するためのものである。
また、ドア開閉スイッチ12R,Lは、上述したように、開接点12Ra,Laに接続された状態、閉接点12Rb,Lbに接続された状態、いずれの接点にも接続されていないニュートラル状態(図6参照)にすることができるようになっている。つまり、回路スイッチ12sR,Lは、当該スイッチのオンオフさせることで、ドア開閉スイッチ12R,Lを使用可能状態にしたり、使用不可状態にしたりすることができるようにするために設置されたものである。回路スイッチ12sR,Lは、ドア開閉スイッチ12R,Lがいずれの状態にある場合でもオンオフ動作される可能性があるが、ドア開閉スイッチ12R,Lがニュートラル状態のときにオンオフ動作される場合が最も多い。
そして、例えば、ドア開閉スイッチ12R,Lがニュートラル状態であるときに回路スイッチ12sR,Lのオフ動作が実行される場合に着目すると、各スイッチ12SR,Lのオフ動作は、ニュートラル状態になる直前のドア開閉スイッチ12R,Lの操作(以下、直前操作)の違いによって大別することができるものである。つまり、当該オフ動作は、ドア開閉スイッチ12R,Lが開接点12Ra,La(図6参照)に接続された状態からニュートラル状態にされた後に実行される場合と、閉接点12Rb,Lbに接続された状態からニュートラル状態にされた後に実行される場合と、回路スイッチ12sR,Lがオンされた後、当該オフ動作がなされるまで一度もドア開閉スイッチ12R,Lが開接点12Ra,Laや閉接点12Rb,Lbに接続されずニュートラル状態が維持された後に実行される場合の3つの場合に大別できる。
このように、回路スイッチ12sR,12sLのオフ動作は、一定の条件の下になされる動作ではなく、様々な環境の下で実行される動作であるので、当該オフ動作の際に切り離される回路スイッチ12sR,Lの接点においてノイズが発生することがある。ノイズが発生すると、コイルと信号線である配線とを介して回路スイッチ12sR,Lにつながっているスイッチ制御部33に悪影響が及んで誤動作や制御停止などの不具合が発生する可能性がある。ドア開閉スイッチを常時操作可能なこれまでの装置では、このような不具合が生じることはないが、当該オフ動作が可能な構成においては、このような不具合が生じる。この点、上述したような位置に配置させたダイオード(整流手段)61a,61bを設ければ、スイッチ制御部33の誤動作がより確実に防止され、列車ドア開閉制御システムの運用状態をより安定させることができる。
Claims (3)
- 軌道上を走行し、当該軌道に沿って設置された駅のプラットホームに停止する列車のドア開閉制御を行う列車ドア開閉制御システムであって、
前記列車が停車する所定駅のプラットホームが前記軌道のどちら側に設置されているかに関するホーム位置情報を保持するホーム位置情報タグと、前記列車の全ドアの開閉を不可にする開閉不可指示情報を保持するリセットタグと、前記タグに保持された前記情報を検知する検知器と、前記列車のドア開閉制御に用いられる制御部と、を備えており、
前記ホーム位置情報タグは、前記軌道沿いであると共に前記所定駅のプラットホームに隣接する位置であり、しかも当該所定駅のプラットホームの列車停止位置に停止状態の列車の前記検知器の位置よりも列車進入方向側の位置に設置されており、
前記リセットタグは、前記軌道沿いであると共に前記所定駅のプラットホームに隣接する位置であり、しかも当該所定駅のプラットホームの列車停止位置に停止状態の列車の前記検知器の位置よりも列車進出方向側の位置に設置されており、
前記検知器及び前記制御部は、前記列車に設置されており、且つ当該制御部は、前記検知器が前記ホーム位置情報を検知すると、当該ホーム位置情報を基に認識されたプラットホーム設置サイドと同じサイドのドアのみを開閉可能な状態とし、前記検知器が前記開閉不可指示情報を検知すると、前記列車の全ドアを開閉不可状態とするものであり、
前記列車は、その両端に運転台を備えており、
各運転台には、その運転台を列車の先頭にする場合にこれに対応して切替位置が前位置に切替えられる運転台切替器と、列車運転方法をワンマン運転方法にする場合にこれに対応して切替ポジションがワンマンポジションに切替えられる運転方法切替器とが設置されており、
前記運転方法切替器の切替ポジションがワンマンポジションである状態で、列車の先頭になる先頭運転台に設置された運転台切替器の切替位置が前位置に切替えられると、前記列車ドア開閉制御システムが起動するようになっており、前記先頭運転台の運転台切替器の切替位置が前位置からそれ以外の切替位置に切替えられると、前記列車ドア開閉制御システムが停止するようになっていることを特徴とする列車ドア開閉制御システム。 - 前記所定駅のプラットホームは、上り及び下りの両方向の列車が走行する双方向軌道に沿って設置されており、
前記ホーム位置情報タグは、前記双方向軌道沿いに隣接して設置された下り列車用ホーム位置情報タグと、上り列車用ホーム位置情報タグであり、
前記リセットタグは、前記双方向軌道沿いに隣接して設置された下り列車用リセットタグと、上り列車用リセットタグであり、
前記下り列車用ホーム位置情報タグは、上り列車停止位置に停止した上り列車の前記検知器の位置よりも下り列車進入方向側の位置に設置されており、
前記上り列車用ホーム位置情報タグは、下り列車停止位置に停止した下り列車の前記検知器の位置よりも上り列車進入方向側の位置に設置されており、
前記下り列車用リセットタグは、前記上り列車用ホーム位置情報タグよりも下り列車進出方向側の位置に設置されており、
前記上り列車用リセットタグは、前記下り列車用ホーム位置情報タグよりも上り列車進出方向側の位置に設置されている請求項1に記載の列車ドア開閉制御システム。 - 軌道上を走行し、当該軌道に沿って設置された駅のプラットホームに停止する列車のドア開閉制御を行う列車ドア開閉制御システムであって、
前記列車が停車する所定駅のプラットホームが前記軌道のどちら側に設置されているかに関するホーム位置情報を保持するホーム位置情報タグと、前記列車の全ドアの開閉を不可にする開閉不可指示情報を保持するリセットタグと、前記タグに保持された前記情報を検知する検知器と、前記列車のドア開閉制御に用いられる制御部と、を備えており、
前記ホーム位置情報タグは、前記軌道沿いであると共に前記所定駅のプラットホームに隣接する位置であり、しかも当該所定駅のプラットホームの列車停止位置に停止状態の列車の前記検知器の位置よりも列車進入方向側の位置に設置されており、
前記リセットタグは、前記軌道沿いであると共に前記所定駅のプラットホームに隣接する位置であり、しかも当該所定駅のプラットホームの列車停止位置に停止状態の列車の前記検知器の位置よりも列車進出方向側の位置に設置されており、
前記検知器及び前記制御部は、前記列車に設置されており、且つ当該制御部は、前記検知器が前記ホーム位置情報を検知すると、当該ホーム位置情報を基に認識されたプラットホーム設置サイドと同じサイドのドアのみを開閉可能な状態とし、前記検知器が前記開閉不可指示情報を検知すると、前記列車の全ドアを開閉不可状態とするものであり、
前記所定駅のプラットホームは、上り及び下りの両方向の列車が走行する双方向軌道に沿って設置されており、
前記ホーム位置情報タグは、前記双方向軌道沿いに隣接して設置された下り列車用ホーム位置情報タグと、上り列車用ホーム位置情報タグであり、
前記リセットタグは、前記双方向軌道沿いに隣接して設置された下り列車用リセットタグと、上り列車用リセットタグであり、
前記下り列車用ホーム位置情報タグは、上り列車停止位置に停止した上り列車の前記検知器の位置よりも下り列車進入方向側の位置に設置されており、
前記上り列車用ホーム位置情報タグは、下り列車停止位置に停止した下り列車の前記検知器の位置よりも上り列車進入方向側の位置に設置されており、
前記下り列車用リセットタグは、前記上り列車用ホーム位置情報タグよりも下り列車進出方向側の位置に設置されており、
前記上り列車用リセットタグは、前記下り列車用ホーム位置情報タグよりも上り列車進出方向側の位置に設置されていることを特徴とする列車ドア開閉制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010084426A JP5156787B2 (ja) | 2009-03-31 | 2010-03-31 | 列車ドア開閉制御システム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009088560 | 2009-03-31 | ||
JP2009088560 | 2009-03-31 | ||
JP2010084426A JP5156787B2 (ja) | 2009-03-31 | 2010-03-31 | 列車ドア開閉制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010254294A JP2010254294A (ja) | 2010-11-11 |
JP5156787B2 true JP5156787B2 (ja) | 2013-03-06 |
Family
ID=43315703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010084426A Active JP5156787B2 (ja) | 2009-03-31 | 2010-03-31 | 列車ドア開閉制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5156787B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110439422A (zh) * | 2019-07-19 | 2019-11-12 | 中车青岛四方机车车辆股份有限公司 | 一种动车组的车门开关电路及其车门控制系统 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3281834B1 (en) * | 2016-08-11 | 2019-06-26 | ALSTOM Transport Technologies | Railway vehicle with end doors release inhibition |
JP7543089B2 (ja) | 2020-11-10 | 2024-09-02 | 日本信号株式会社 | ホームドア制御装置 |
CN118560552A (zh) * | 2024-08-02 | 2024-08-30 | 北京城建智控科技股份有限公司 | 基于轨道交通的列车管理方法以及装置 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0486573U (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-28 | ||
JP3360775B2 (ja) * | 1995-01-24 | 2002-12-24 | 日本信号株式会社 | 自動扉締切装置 |
JPH1081234A (ja) * | 1996-07-16 | 1998-03-31 | Omron Corp | 戸閉異常検知装置 |
JP3595770B2 (ja) * | 2001-01-09 | 2004-12-02 | 株式会社ジェイアール西日本テクノス | 車両乗務員支援装置 |
JP4873393B2 (ja) * | 2001-02-23 | 2012-02-08 | 日本信号株式会社 | 開扉可否判別システム |
JP2007302205A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | West Japan Railway Technos Corp | 車両乗務員支援装置 |
JP2009248830A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Hankyu Corp | 列車乗務員支援システム |
JP5230516B2 (ja) * | 2009-04-22 | 2013-07-10 | 西日本旅客鉄道株式会社 | 鉄道車両のドア開閉装置 |
JP5882560B2 (ja) * | 2009-10-16 | 2016-03-09 | 日本信号株式会社 | 列車用扉制御装置 |
-
2010
- 2010-03-31 JP JP2010084426A patent/JP5156787B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110439422A (zh) * | 2019-07-19 | 2019-11-12 | 中车青岛四方机车车辆股份有限公司 | 一种动车组的车门开关电路及其车门控制系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010254294A (ja) | 2010-11-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7201350B2 (en) | Signaling safety system | |
CN101941451B (zh) | 点式列车控制系统 | |
KR101226638B1 (ko) | 차량의 차량 측 도어 및 대응하는 플랫폼 가이딩 시스템, 특히 플랫폼 스크린 도어를 통합적으로 작동시키기 위한 방법 및 장치 | |
US8548654B2 (en) | Signaling system | |
JP5023685B2 (ja) | 信号保安システム | |
KR101065164B1 (ko) | 저밀도 운행구간에 사용되는 무선통신 기반 선로전환기 제어장치 및 그 제어 방법 | |
JP5156787B2 (ja) | 列車ドア開閉制御システム | |
CN106494464A (zh) | 一种基于通信的列车控制系统的正线信号显示方法 | |
WO2018079777A1 (ja) | 線区集中電子連動装置 | |
US20040049327A1 (en) | Radio based automatic train control system using universal code | |
KR100633392B1 (ko) | 스크린도어 제어시스템 | |
JP7316140B2 (ja) | ホームドアシステム及び交通システム | |
JP2007161253A (ja) | 列車運行管理方法および列車運行管理システム | |
CN113044084B (zh) | 一种用于tacs系统的信号机显示方法 | |
KR100873322B1 (ko) | 열차점유검지시스템 및 그 방법 | |
JP2006137337A (ja) | 列車制御システム、及び列車制御方法 | |
CN114604300A (zh) | 一种基于5g技术的fao远程驾驶系统 | |
KR101306106B1 (ko) | 열차 출입문과 승강장 스크린 도어의 개별 연동 제어 시스템 및 방법 | |
KR102540689B1 (ko) | 안전한 신호전달이 가능한 철도신호장치 | |
JP5503712B2 (ja) | 無線列車制御システムの地上装置 | |
JP5467749B2 (ja) | 移動閉塞方式atc論理装置を用いた常用系信号とバックアップ系信号を有するバックアップ機能を備えた信号システム | |
JP2007083973A (ja) | 保守用車自動停止装置 | |
JP2006015779A (ja) | 線区集中電子連動装置 | |
KR100780799B1 (ko) | 스크린 도어 개폐 제어장치의 통합 시스템 | |
JP3968460B2 (ja) | 列車運行管理方法および列車運行管理システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110418 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120726 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120803 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121002 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121030 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121031 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121121 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121210 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5156787 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |