JP4656168B2 - 画像合成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被写体の連続撮像により生成された複数の画像フレームを合成して加算画像を生成する画像合成装置に関する。
従来、デジタルカメラ等の撮像装置は、光学レンズにより被写体の光学像を結像して、CMOS型イメージセンサ等の撮像素子により光学像を電気信号に変換する。
ところで、暗所を撮像する方法として、手ぶれの影響の少ない露光時間で被写体を連続撮像して、これら複数の画像の動きを補正しながら当該画像を加算して、一枚の画像を生成する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−224470号公報
しかしながら、上記特許文献1の場合、予め規定枚数を一括して連続撮像し、その後、得られた画像データを全て合成するため、ユーザ所望の明るさの画像を得ることができないとった問題がある。
そこで、本発明の課題は、ユーザ所望の明るさの画像を得ることができる使い勝手の良い画像合成装置を提供することである。
請求項1に記載の発明の画像合成装置は、
被写体の連続撮像により生成された複数の画像フレームを記憶する画像フレーム記憶手段と、
前記画像フレーム記憶手段に記憶された前記複数の画像フレームを合成して加算画像を生成する画像合成手段と、
前記画像フレームを前記画像合成手段により合成して、前記加算画像の明るさを調整する画像明るさ調整処理を実行する画像明るさ調整手段と、
前記画像明るさ調整手段による前記画像明るさ調整処理にて、前記画像合成手段による合成途中の画像を表示する途中画像表示手段と、
前記画像明るさ調整手段による前記画像明るさ調整処理にて用いられるトーン補正パラメータを切り替えるトーン補正パラメータ切替手段とを備え
前記画像明るさ調整手段は、前記トーン補正パラメータ切替手段によりトーン補正パラメータが切り替えられるまでは、合成される画像フレームの数が増加するにつれて画像全体が徐々に明るくなるように画像明るさ調整処理を行い、前記トーン補正パラメータ切替手段によりトーン補正パラメータが切り替えられた後は、合成される画像フレームの数が増加するにつれて画像の暗い部分のみが徐々に明るくなるように画像明るさ調整処理を行うことを特徴としている。
請求項2に記載の発明の画像合成装置は、
被写体の連続撮像により生成された複数の画像フレームを記憶する画像フレーム記憶手段と、
前記画像フレーム記憶手段に記憶された前記複数の画像フレームを合成して加算画像を生成する画像合成手段と、
前記画像フレームを前記画像合成手段により合成して、前記加算画像の明るさを調整する画像明るさ調整処理を実行する画像明るさ調整手段と、
前記画像明るさ調整手段による前記画像明るさ調整処理にて、前記画像合成手段による合成途中の画像を表示する途中画像表示手段と、
前記画像明るさ調整手段による前記画像明るさ調整処理にて用いられるトーン補正パラメータを切り替えるトーン補正パラメータ切替手段とを備え、
前記画像明るさ調整手段は、前記トーン補正パラメータ切替手段によりトーン補正パラメータが切り替えられるまでは、合成される画像フレームの数が増加するにつれて画像全体が徐々に明るくなるように画像明るさ調整処理を行い、前記トーン補正パラメータ切替手段によりトーン補正パラメータが切り替えられた後は、合成される画像フレームの数が増加するにつれて前記加算画像のノイズを軽減させるノイズ軽減処理を行うことを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像合成装置において
前記途中画像表示手段は、所定の複数枚数の画像フレームが合成される毎に、表示を更新することを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像合成装置において、
前記トーン補正パラメータ切替手段は、トーン補正パラメータを切り替えた後に、前記画像合成手段により合成された画像フレーム数が所定数に達した場合には、合成される画像フレーム数が増加しても画像の明るさが略一定となるトーン補正パラメータに更に切り替えることを特徴としている。
本発明によれば、ユーザは画像合成中に今どのような状態にあるのかを知ることができ、複数の画像フレームをユーザの好みの明るさとなるまで合成することができる使い勝手の良い画像合成装置を提供することができる。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
[実施形態1]
図1は、本発明を適用した実施形態1のデジタルカメラ100の概略構成を示すブロック図である。
実施形態1のデジタルカメラ(撮像装置)100は、ユーザによりシャッター6が押下操作されている間、画像フレームを合成して加算画像の明るさを調整する画像明るさ調整処理を実行して、画像フレームが所定枚数加算された合成途中の加算画像を表示装置4に表示する。
具体的には、デジタルカメラ100は、光学レンズ装置1と、イメージセンサ2と、メモリ3と、表示装置4と、画像処理装置5と、シャッター6と、モードキー7と、コンピュータIF部8と、外部記憶IF装置9と、プログラムコード記憶装置10と、CPU11等を備えている。
シャッター6は、ユーザによる押下操作に基づいて、被写体の撮像指示をCPU11に出力する。
即ち、シャッター6は、連写撮像モードにて、ユーザによる押下操作に基づいて、光学レンズ装置1及びイメージセンサ2等を用いた被写体の撮像動作の指示をCPU11に出力して入力するための撮像操作入力部を構成している。
モードキー7は、ユーザによる操作に基づいて動作モードを選択するためのダイヤル等から構成されている。具体的には、モードキー7は、一枚撮像モード、連写撮像モードや再生モード等を選択できる。
光学レンズ装置1は、撮像レンズ部とその駆動部とを備え、被写体にて反射した光を集光してイメージセンサ2上に結像する。
イメージセンサ2は、CCD等を備え、結像した画像をデジタル化した画像データとして取り込むためのものである。
また、イメージセンサ2は、CPU11によって制御され、ユーザによりシャッター6が押下されない場合には、プレビュー用の露光時間の短い高速フレーム(デジタル画像データ)を生成し、当該画像データを秒間30枚程度の間隔で、定期的に読み出してメモリ3に出力する。そして、ユーザによりシャッター6が押下されると、イメージセンサ2は、高解像度の画像データを生成して、当該画像データをメモリ3に出力する。
なお、イメージセンサ2は、CPU11の制御下にて、被写体の明るさに応じて撮像感度(ISO感度)を調整可能となっている。
また、イメージセンサ2は、連写撮像モードにて、ユーザによりシャッター6が押下操作されている間、短時間露光を複数回連続して行うことで被写体を連続して撮像して、複数の画像フレームを出力する。
メモリ3は、イメージセンサ2から出力されたプレビュー用の画像データや高解像度の画像データ、又は画像処理装置5により画像処理される元画像データや処理後の画像データを一時的に記憶する。また、メモリ3は、一時記憶した画像データを表示装置4や画像処理装置5に出力する。
また、メモリ3は、CPU11の作業用メモリとしても用いられる。
表示装置4は、画像が表示される液晶モニタを備え、CPU11の制御下にて、メモリ3に一時記憶されたプレビュー画像や高解像度の本撮像画像を表示する。
画像処理装置5は、CPU11の制御下にて駆動して、メモリ3に一時記憶された画像データに対して画像データの圧縮処理を行ったり、メモリカードMに記憶されている画像データに対して画像合成処理等を行う。
コンピュータIF部8は、デジタルカメラ100がコンピュータ(図示略)に接続された場合に、USBのストアレジクラスドライバとして動作する。これにより、デジタルカメラ100に接続されたコンピュータは、メモリカードMをコンピュータの外部記憶装置として取り扱う。
外部記憶IF装置9は、メモリカードMとの間で、画像データ等の入出力を行う。
メモリカードMは、外部記憶装置として、外部記憶IF装置9から出力された画像データ等を記憶する。
プログラムコード記憶装置10は、ROMやフラッシュメモリ等から構成され、CPU11により実行されるプログラムを記憶する。
CPU11は、プログラムコード記憶装置10に格納されているプログラムに従って、システム全体を統括的に制御する。
具体的には、CPU11は、ユーザによるシャッター6の所定操作に基づいて出力された操作情報が入力されると、当該操作情報に基づいて、イメージセンサ2、メモリ3、表示装置4、画像処理装置5等を制御して、画像の撮像処理や画像合成処理を行う。また、CPU11は、外部記憶IF装置9を介してメモリカードMにJPEGフォーマットで圧縮した高解像度の画像データを記録させたり、メモリカードMから画像データを読み出す制御を行う。
次に、画像処理装置5による画像合成処理ついて、図2を参照して詳細に説明する。
画像合成処理は、連写撮像モードにてイメージセンサ2により被写体が連続して撮像された後、メモリカードMに記憶されている複数の画像フレームを合成する処理である。
図2に示すように、画像処理装置5は、参照画像記憶部5a、動き検出部5b、動き補正部5c、画像加算部5d、遮断回路5e、加算画像記憶部5f、選択回路5g、画像リサイズ部5h、画像輝度情報検出部5i、記憶部5j、反転回路5k、加算枚数カウンタ5l、合成パラメータ計算部5m、輝度最大固定数値記憶部5n、輝度調整部5p、トーン補正部5q、オンスクリーン回路5s、画像圧縮部5t等を備えている。
参照画像記憶部5aは、メモリカードMに記憶されている複数の画像フレームの中で指定されて読み出された画像フレームを参照画像として記憶する。
また、参照画像記憶部5aは、記憶された参照画像を動き検出部5bに出力する。具体的には、参照画像記憶部5aは、CPU11から出力された参照画像取り込み信号が入力されている間は、参照画像として入力画像と同じ画像を出力する。
動き検出部5bは、参照画像記憶部5aから出力され入力される参照画像と、メモリカードMから新たに読み出された対象画像とを比較判定して、動きを検出する。即ち、動き検出部5bは、連写撮像モードにて、1枚目の参照画像を2枚目以降の画像の動き量を検出するための基準画像として、対象画像と比較判定して動きを検出する。
例えば、参照画像記憶部5aから入力された画像と同じ画像が出力される場合、当該画像とメモリカードMから読み出された対象画像とが同じ画像となって、動き検出部5bは、動き補正Hを動きなしとして出力する。
動き補正部5cは、メモリカードMから読み出された画像の動き補正:Hを行って、補正画像を出力する。なお、動き補正部5cは、1枚目の画像の場合には動き補正はないので、入力された画像をそのまま補正画像信号として画像加算部5dに出力する。
画像加算部5dは、メモリカードMから読み出された複数の画像フレームを加算(合成)して加算画像を生成する。即ち、画像加算部5dは、連写撮像モード(後述)にて、動き補正部5cから出力され入力された補正画像信号と、加算画像記憶装置から出力され遮断回路5eを介して入力される加算画像を加算する。
ここで、遮断回路5eの制御端子に参照画像取り込み信号が入力されている場合、遮断回路5eに入力される信号は遮断され、「0」が出力されるため、画像加算部5dは、動き補正部5cから出力され入力された画像データそのものを加算画像記憶部5fに出力する。
加算画像記憶部5fは、画像加算部5dから出力され入力された画像データを記憶する。
また、加算画像記憶部5fは、記憶されている画像データ(加算画像)を選択回路5g及び遮断回路5eに出力する。
選択回路5gは、CPU11から出力され入力される合成信号に基づいて、イメージセンサ2から出力される信号と加算画像記憶部5fから出力される信号の入力を切り換える。具体的には、選択回路5gは、合成信号が「0」の場合は、イメージセンサ2から出力される信号の入力を選択する一方で、合成信号が「1」の場合は、加算画像記憶部5fから出力される信号の入力を選択する。
そして、選択回路5gは、入力された信号を画像リサイズ部5h及び画像輝度情報検出部5iに出力する。
画像リサイズ部5hは、CPU11から出力され入力される画像リサイズ信号に基づいて、選択回路5gから出力され入力される画像のサイズを変更する。画像リサイズ部5hは、画像サイズをプレビュー画像用の最小画像サイズ(QVGAサイズ)や本撮像画像用の最大画像サイズ等に設定して変更する。
また、画像リサイズ部5hは、リサイズ後の画像を輝度調整部5pに出力する。
画像輝度情報検出部5iは、入力画像に基づいて画像の輝度情報を検出する。具体的には、画像輝度情報検出部5iは、入力画像信号に基づいて輝度変換を行い、画像の明るさを測定するための測光領域部分(画像中央部等)を選択してヒストグラムを作成する。また、画像データが順次入力される場合、ヒストグラム計測は、画像中央部の画像データが入力されるごとに行われる。
そして、画像輝度情報検出部5iは、計測されたヒストグラムに基づいて画像の輝度分布を検出して、当該輝度分布を画像輝度情報として合成パラメータ計算部5m及び記憶部5jに出力する。
記憶部5jは、反転回路5kから出力された反転信号「1」の入力に基づいて、画像輝度情報検出部5iから出力され入力された画像輝度情報を記憶する。
加算枚数カウンタ5lは、CPU11から出力され入力された画像加算信号に基づいて、加算(合成)された画像フレーム数である加算枚数をカウント(計測)してカウンタ値を「+1」する。
また、加算枚数カウンタ5lは、合成信号が「0」の場合、当該信号が反転回路5kによって「1」に反転された後、クリア信号端子に入力されることで、カウンタ値をクリアする(「0」とする)。
そして、加算枚数カウンタ5lは、加算枚数を合成パラメータ計算部5mに出力する。
合成パラメータ計算部5mは、画像輝度情報検出部5iから出力された画像輝度情報が入力される毎に、当該画像輝度情報に基づいて、ヒストグラムの平均値から出力画像の明るさのゲイン調整を行う。
そして、合成パラメータ計算部5mは、算出された輝度ゲインを輝度調整パラメータとして輝度調整部5pに出力する。
また、合成パラメータ計算部5mは、画像輝度情報検出部5iから出力され入力された加算画像の画像輝度情報に基づいて、トーン補正部5qによるトーン補正パラメータを算出する。具体的には、合成パラメータ計算部5mは、加算画像が所定のS/N値に到達するまでは所定の明るさ以下となるように、そして、加算枚数が増えるに従って画像の暗い部分をより明るくするようにトーン補正パラメータを算出する。
即ち、合成パラメータ計算部5mは、例えば、ユーザの指示により画像明るさ調整処理が続いている間は、トーンカーブを直線(図3における実線)にし、ユーザの指示によりノイズ軽減処理に変化した後は、暗い部分の引き伸ばし量を調整するため、トーンカーブを画像の暗い部分をより明るくするような曲線(図3における破線)に変化させるようなトーン補正パラメータを算出する。
輝度調整部5pは、合成パラメータ計算部5mにて算出された輝度ゲイン(輝度調整パラメータ)に基づいて、入力画像の明るさを調整して、トーン補正部5q及び画像圧縮部5tに出力する。
なお、輝度調整部5pは、規定レベル以上の明るさの画像が入力されても、輝度調整パラメータが1以下の数が入力されて、適正な明るさに調整される。
トーン補正部5qは、合成パラメータ計算部5mにて算出されたトーン補正パラメータに基づいて、トーンカーブを変更して入力画像のトーンを調整して、オンスクリーン回路5sに出力する。
即ち、トーン補正部5qは、加算画像の色調を調整する色調調整処理を実行する。具体的には、トーン補正部5qは、画像明るさ調整処理中に、ユーザによりシャッター6が押下操作される前と後とで、トーン補正パラメータγを変更することで色調調整処理を異ならせる。例えば、トーン補正部5qは、ユーザの指示によってノイズ軽減処理に変化した場合に、トーンカーブを画像の暗い部分をより明るくするような曲線(図3における破線)に変化させて、暗い部分の引き伸ばし量を調整する。
トーンカーブの調整には、下記式(1)によって求めたγを用いたγ補正が適用され、このγ補正によって、下記式(2)に入力された画素値xが変換されてyとして出力されることとなる。
Figure 0004656168
Figure 0004656168
ここで、kはノイズ軽減処理での加算枚数である。また、aは0〜3までの定数であり、0は「変化なし」を表し、値が大きくなるほど加算枚数あたりの暗い部分の引き伸ばし量の変化量が大きくなる。
なお、入力画素値xは、0以上で最大値xmax以下である。また、最大値xmaxは、輝度最大固定数値記憶部5nに記憶されている値と加算枚数とを乗算することで求められる。
ここで、出力画像の明るさ(平均輝度L)と輝度調整パラメータG及びトーン補正パラメータγとの対応関係について、図4及び図5を参照してより詳細に説明する。
図4は、デジタルカメラで画像合成した際の加算枚数(N)とその加算枚数に応じて出力される画像の明るさ(平均輝度L)との対応関係を示したものである。
図4に示すように、出力画像がユーザが望む明るさを得るまでは、画像明るさ調整処理を行って、加算(合成)枚数に応じて画像全体を徐々に明るくするが、ユーザが「明るさを増やすのはもうこれでいい」と判断し、その旨を指示した後はノイズ軽減処理に移行し、画像が白飛び(オーバーフロー)しないように明るい部分はそれ以上に明るくせずに、暗い部分のみを明るくする。
ここで、暗い部分を明るくしすぎると画像全体のコントラストが低下するので、さらに加算枚数を増やす場合には、出力画像の明るさが略一定となって出力されるように制御する。
次に、トーン補正により出力画像の明るさを制御する場合について図5を参照して説明する。
図5に示すように、ユーザが望む明るさに達するまでは画像明るさ調整処理によりトーン補正パラメータγ値は1.0で一定として、ユーザが望む明るさに達した後はノイズ軽減処理に移行し徐々にγを強くしていって暗い部分を明るくしていく。そして、γ値が所定の指定値に達すると一定にする。
これにより、図4に示したように、ユーザが望む明るさに達するまでは、トーンを変更することなく出力画像の明るさだけを変化することができ、ユーザが望む明るさに達した以降は、ゲインを略一定にしながらトーン補正パラメータγを強くすることで、明るい部分の明るさは維持しながら、暗い部分を明るくするように補正することができる。さらに加算枚数を増やすと、トーン補正パラメータγ値は略一定になり、それ以降は、略一定の明るさの画像が出力されることとなる。
オンスクリーン回路5sは、CPU11から出力され入力されるオンスクリーン制御信号に基づいて、一枚目の画像フレームや合成処理後の加算画像を出力する。
画像圧縮部5tは、CPU11から出力され入力される圧縮制御信号に基づいて、トーン補正部5qから出力され入力された合成後の画像をJPEG画像に圧縮する画像圧縮処理を実行する。
また、画像圧縮部5tは、合成後の画像をJPEG画像に圧縮して、圧縮画像信号としてメモリ3の出力画像領域に出力する。
上記構成の画像処理装置5は、ユーザによるシャッター6の押下操作に従って、読み出された連写画像の画像フレームを画像加算部5dにより加算して、所定のS/N値を得るように加算画像の明るさを調整する画像明るさ調整処理を実行する。具体的には、画像処理装置5は、画像明るさ調整処理中に、ユーザによりシャッター6が押下操作される前と後とで、輝度調整パラメータGを変更することで画像明るさ調整処理を異ならせる。
さらに、画像処理装置5は、画像明るさ調整処理中に、ユーザによりシャッター6が押下操作されると、画像明るさ調整処理後の加算画像に、画像フレームを画像加算部5dによりさらに加算していくことで加算画像のノイズNを軽減するノイズ軽減処理を実行する。これにより、画像フレームの加算枚数を増加させて加算画像のS/N値をより改善していくことができる。
次に、画像処理装置5による画像合成の際に、表示装置4に表示される画像の表示態様について説明する。
表示装置4は、画像明るさ調整処理の際に、画像加算部5dによる合成途中の画像を順次表示する。具体的には、図6(a)〜図9(b)に示すように、表示装置4には、画像明るさ調整処理にて次第に明るくなっていく加算画像が順次表示される。
ここで、図6(a)は、画像フレーム1枚の画像を表し、図6(b)は、画像フレーム2枚が加算された画像を表し、図7(a)は、画像フレーム3枚が加算された画像を表し、図7(b)は、画像フレーム4枚が加算された画像を表し、図8(a)は、画像フレーム5枚が加算された画像を表し、図8(b)は、画像フレーム6枚が加算された画像を表し、図9(a)は、画像フレーム7枚が加算された画像を表し、図9(b)は、画像フレーム8枚が加算された画像を表している。
なお、図6(a)〜図9(b)にあっては、画像上のドット数が多いほど暗い画像を表している。
また、表示装置4は、画像処理装置5によるノイズ軽減処理後の画像を表示する。これにより、図10(a)及び図10(b)に示すように、表示装置4には、画像フレームの加算枚数を増加させることによって、画像の明るさ自体(人物の背景のドット数)は図9(b)のものと変化しないものの、ランダムノイズNが次第に軽減された鮮明な画像、特に、背景に比べて明るい人物部分のS/N値が改善された画像が表示される。
ここで、図10(a)は、図9(b)の加算画像にさらに画像フレームが加算された画像を表し、図10(b)は、図10(a)の加算画像にさらにそれ以上の画像フレームが加算された画像を表している。
次に、画像合成処理について、図11〜図14を参照して詳細に説明する。
ここで、図11〜図13は、画像合成処理にかかる動作の一例を示すフローチャートである。
なお、以下に説明する画像合成処理にあっては、連写撮像モードにてイメージセンサ2により被写体が連続して撮像された後、メモリカードMに複数の画像フレームが記憶されているものとする。
図11に示すように、電源投入後、ユーザによるモードキー7の所定操作に基づいて再生モードが選択指示されると、表示装置4は、CPU11の制御下にて、メモリカードMから読み出された画像を表示する(ステップS1)。
そして、ユーザによりメニューボタンが操作されると、表示装置4に表示されている画像が連写撮像された画像である場合には(ステップS2;YES)、表示装置4は、CPU11の制御下にて、メニューに「増感」をオンスクリーン表示させる(ステップS3)。
ユーザによる所定操作に基づいて「増感」が選択指示されると(ステップS4;YES)、CPU11は、画像処理装置5、表示装置4等を初期状態に設定する(ステップS5)。
次に、CPU11は、画像処理装置5の制御用の各種信号を連写撮像の初期状態に設定し、一枚撮像動作と異なり、オンスクリーン制御信号を「有効」にする(ステップS6)。
そして、CPU11は、本画像/加算画像切り換え信号を加算画像に設定する(ステップS7)。
図12に示すように、その後、CPU11は、合成信号に基づいて、画像合成中であるか否かを判定する(ステップS8)。ここで、初期状態では、合成信号は「0」であるので、CPU11は、合成中ではないと判定する(ステップS8;NO)。
続けて、ユーザによりシャッター6が押下操作されているか否かを判定する(ステップS9)。そして、ユーザによりシャッター6が押下操作されると(ステップS9;YES)、CPU11は、合成信号を「1」にして、画像合成中の状態に設定する(ステップS10)。
次に、CPU11は、画像処理装置5の参照画像取り込み信号を参照画像記憶部5aに出力する(ステップS11)。
次に、CPU11は、画像加算信号を生成して、加算枚数カウンタ5lに出力する(ステップS12)。
ここで、合成信号は「1」となっていることから、当該信号は反転回路5kにて「0」に反転されて加算枚数カウンタ5lのクリア信号端子に入力されるので、カウンタ値のクリア制御は解除されている。従って、加算枚数カウンタ5lは、画像加算信号の入力によりカウンタ値を「+1」することで、加算枚数が「1」となる。
その後、参照画像記憶部5aは、CPU11の制御下にて、表示装置4に表示されている画像に係る1枚目の画像フレームを取得して記憶する(ステップS13)。
次に、CPU11は、加算枚数信号に基づいて、画像処理装置5に入力された画像フレームが1枚目の画像フレームであるか否かを判定する(ステップS14)。
ここで、入力された画像フレームは1枚目の画像フレームであると判定されると(ステップS14;YES)、CPU11は、ユーザによるモードキー7の操作の有無を判定する(ステップS15)。
ここで、モードキー7が操作されていないと判定されると(ステップS15;NO)、ステップS8に移行する。
ステップS8では、合成信号は「1」となっているので、CPU11は、画像合成中であると判定する(ステップS8;YES)。
続けて、CPU11は、ユーザによりシャッター6が押下操作されているか否かを判定する(ステップS16)。ここで、ユーザによりシャッター6が押下操作されている場合(ステップS16;YES)、CPU11は、参照画像取り込み信号の出力を解除する(ステップS17)。これにより、2枚目以降の画像は参照画像記憶部5aに記憶されることはなくなって、1枚目の画像が保存された状態が維持される。
その後、ステップS12に移行して、CPU11は、画像加算信号を生成して、合成枚数を「+1」した後、ステップS13にて、メモリカードMに記憶されている複数の画像フレームのうち、2枚目の画像フレームを対象画像として読み込む。
次に、ステップS14にて、入力された画像フレームは1枚目の画像フレームではないと判定された後(ステップS14;NO)、画像処理装置5は、2枚目の画像フレームと1枚目の画像フレームとの動き量を動き検出部5bにて検出して、その動き補正量に応じて動き補正部5cで補正を行って、画像加算部5dにて補正画像を1枚目の画像フレームと合成(加算)する(ステップS18)。合成された画像は、加算画像記憶部5fに記憶される。
即ち、画像処理装置5は、対象画像が読み込まれる毎に、当該対象画像と1枚目の画像との動き量を動き検出部5bにて検出して、その動き補正量に応じて動き補正部5cで補正を行って、その補正画像を加算画像記憶部5fに記憶されている画像と加算する。これにより、2枚目以降の画像を、動き量に応じて合成する位置を補正しながら重ねることができるので、手持ちで撮像して手ぶれが生じた画像を合成する場合であっても、ぶれのない画像を加算して画像合成することができる。
その後、画像処理装置5は、CPU11の制御下にて、加算画像の現像処理を行う。このとき、オンスクリーン制御信号が「有効」になっているので、オンスクリーン回路5sは、加算画像を出力する。
そして、CPU11は、表示装置4を制御して、メモリ3の加算画像表示領域を読み出して、加算画像を表示装置4に表示させる(ステップS19;図6(a)参照)。
上記の動作は、ユーザによりシャッター6が押下操作されている限り(ステップS16;YES)、繰り返し実行される。
即ち、画像明るさ調整処理の実行により、画像フレームが順次加算されることで次第に明るくなっていく加算画像を合成する(図6(a)〜図9(b)参照)。
画像明るさ調整処理の実行中に、画像が十分な明るさに達したとユーザが判断した結果、ユーザによるシャッター6の押下操作が解除されると(ステップS16;NO)、CPU11は、表示装置4に動作メニューテーブル(図14参照)を表示する(ステップS20)。
次に、動作メニューテーブルに表示された「1.もっと明るくする」、「2.この明るさでキレイにする」、「3.この画像を保存する」のうち、ユーザにより選択指示されたメニューに応じて分岐する(ステップS21)。
ここで、「1.もっと明るくする」がユーザにより選択指示されると、CPU11は、画像明るさ調整処理を実行可能となるように画像処理装置5や表示装置4を設定する(ステップS22)。その後、ユーザによりシャッター6の押下操作が行われると(ステップS23;YES)、画像明るさ調整処理の実行により、画像フレームを順次加算して加算画像を合成する(図6(a)〜図9(b)参照)。
また、ステップS21にて、「2.この明るさでキレイにする」がユーザにより選択指示されると、CPU11は、ノイズ軽減処理を実行可能となるように画像処理装置5や表示装置4を設定する(ステップS24)。その後、ユーザによりシャッター6の押下操作が行われると(ステップS23;YES)、ノイズ軽減処理の実行により、画像フレームがさらに加算されることでランダムノイズNが次第に軽減された鮮明な画像を合成する(図10(a)及び図10(b)参照)。
一方、加算画像が所望の明るさになったとユーザにより判断され、ステップS21にて、「3.この画像を保存する」がユーザにより選択指示されて決定されると、CPU11は、画像リサイズを加算画像の画像サイズに変更した後(ステップS25)、画像処理装置5を制御して、画像加算部5dに記憶されている加算画像を読み出し、当該画像の現像処理を行う(ステップS26)。具体的には、読み出された加算画像は、選択回路5gを経由して画像リサイズ部5h及び画像輝度情報検出部5iに出力される。画像リサイズ部5hは、加算画像をそのままのサイズで輝度調整部5pに出力し、当該輝度調整部5pは、画像の明るさを調整して画像圧縮部5tに出力する。
そして、画像処理装置5は、画像圧縮部5tに画像圧縮処理を行わせて、圧縮された画像信号をメモリ3の出力画像領域に出力する(ステップS27)。
その後、CPU11は、圧縮された画像データをメモリ3から読み出して、外部記憶IF装置9に出力して、メモリカードMに記憶させる(ステップS28)。
なお、画像データの保存は、上書きであっても良いし元のデータとは別保存であっても良く、ユーザにより選択可能となっている。
そして、CPU11は、合成信号「1」の生成を解除して、画像合成処理を終了する(ステップS29)。
以上のように、実施形態1のデジタルカメラ100によれば、ユーザによりシャッター6が押下操作されている間、画像明るさ調整処理を実行して、画像フレームが所定枚数加算された画像を表示装置4に表示することができるので、ユーザは表示装置4に表示される画像の明るさを確認しながら、所望の明るさとなるまで画像合成を行うことができる。特に、色調調整処理の実行により、画像フレームの加算枚数に応じて加算画像の色調を調整することで、ユーザによる画像フレームの加算枚数の見極めをより容易にして、シャッター6の押下操作の解除タイミングを分かり易くすることができる。
このように、デジタルカメラ100により合成される加算画像の明るさが適正に調整される様子をユーザは知ることができる。従って、ユーザは画像合成中に今どのような状態にあるのかを知ることができ、複数の画像フレームをユーザの好みの明るさとなるまで合成することができるユーザにとって使い勝手の良いデジタルカメラ100を提供することができる。
また、画像明るさ調整処理後に、ユーザによるノイズ軽減処理を行うことにより、加算画像のS/N値をより改善していくことができる。これにより、ランダムノイズNが軽減された鮮明な画像、特に、背景に比べて明るい人物部分のS/N値が改善された画像を合成することができる。
[実施形態2]
以下に、実施形態2のデジタルカメラについて図15〜図17を参照して説明する。
ここで、図15は、本発明を適用した実施形態2のデジタルカメラに備わるメモリの要部構成を示すブロック図である。
実施形態2のデジタルカメラは、画像処理装置5により所定の枚数の画像フレームが加算される毎に、当該加算の結果生成された加算画像を表示装置4に表示する。
なお、実施形態2のデジタルカメラは、所定枚数の画像フレームが加算される毎に、当該加算の結果生成された加算画像を表示する以外の点では、実施形態1におけるものと略同様であり、その詳細な説明については省略するものとする。
即ち、デジタルカメラのメモリ103は、図15に示すように、一時記憶用の一時メモリ31の他に、画像フレームが加算される毎に生成される加算画像を上書きして記憶する合成メモリ32と、所定枚数の画像フレームが加算されることで生成された加算結果の表示用の画像を記憶する結果表示用メモリ33とを備えている。
この結果表示用メモリ33は、具体的には、画像明るさ調整処理にて、画像加算部5dにより所定数(例えば、5枚)の画像フレームが加算される毎に生成される加算画像を記憶する。
そして、表示装置4は、画像フレームの加算枚数に応じて結果表示用メモリ33に記憶され当該結果表示用メモリ33から読み出された加算画像を表示する。
これにより、図16に示すように、表示装置4には、1枚目の画像を撮像した段階では1枚目の画像が表示され、画像フレームが5枚加算されると、当該5枚加算の画像が表示され、さらに5枚加算されると、当該10枚加算の画像が表示されるといったように、画像が十分明るくなったとユーザが判断するまで、所定枚数の画像フレームが加算された加算画像が段階的に表示される。
なお、図16中、実線は加算枚数を表し、破線は表示画像を表している。
次に、画像合成処理について、図17を参照して詳細に説明する。
ここで、図17は、画像合成処理にかかる動作の一例を示すフローチャートである。
電源投入後、ユーザによるモードキー7の所定操作に基づいて画像合成モードが選択指示されると、CPU11は、画像処理装置5、表示装置4等を初期状態に設定する(ステップS101)。
その後、CPU11は、当該デジタルカメラの各部を制御して、メモリカードMから読み出された1枚目の画像フレームを表示装置4に表示する(ステップS102)。
そして、1枚目の画像フレームの画像データは、先ず、CPU11の制御下にて、メモリ103の一時メモリ31に転送されて記憶される(ステップS103)。
その後、CPU11は、一時メモリ31から画像データを取得して、画像処理装置5に転送する(ステップS104)。
次に、ユーザによりシャッター6が押下操作されると、画像処理装置5は、入力された画像データと合成メモリ32の加算画像に係るデータを加算して加算画像を生成した後、合成メモリ32に上書きして記憶する(ステップS105)。なお、ステップS104にて、画像処理装置5に転送されてくる画像データが1枚目の画像フレームに係るものの場合、合成メモリ32に記憶されている画像データは存在しないので、当該1枚目の画像フレームのデータが合成メモリ32に記憶されることとなる。
続けて、所定のカウンタ(図示略)にて加算枚数(カウンタ値)が「+1」されると(ステップS106)、CPU11は、加算枚数が所定の枚数(5枚等)に到達したか否かを判定する(ステップS107)。
ここで、加算枚数が所定の枚数に達していないと判定されると(ステップS107;NO)、CPU11は、ユーザによるシャッター6の押下操作が解除されているか否かを判定する(ステップS108)。
ユーザによるシャッター6の押下操作が解除されていない場合、即ち、未だ、シャッター6が押下操作されている場合には、ステップS103に移行して、CPU11は、それ以降の処理の実行を制御する。
一方、画像フレームの加算が繰り返し行われて、ステップS107にて、加算枚数が所定の枚数に達したと判定されると(ステップS107;YES)、CPU11は、合成メモリ32に記憶されている加算画像の画像データを読み出して、表示装置4に表示させるための加工処理を行った後、当該加工後の画像データを結果表示用メモリ33に転送して記憶させる(ステップS109)。
また、CPU11は、加工後の画像データを表示装置4に転送して、所定の枚数の画像フレームが加算された加算画像を表示させる(ステップS110)。
続けて、CPU11は、カウンタのカウンタ値をリセットして、ステップS108に移行する。
ステップS108にて、ユーザによるシャッター6の押下操作が解除されていると判定されると(ステップS108;YES)、CPU11は、画像合成処理を終了して、結果表示用メモリ33内の加算画像の画像データをメモリカードMに転送して記憶させる(ステップS112)。
以上のように、実施形態2のデジタルカメラによれば、加算画像が記憶される合成メモリ32とは別に、結果表示用メモリ33を設けて、当該結果表示用メモリ33に記憶される加算画像を所定枚数の画像フレームが加算される毎に更新するようにしたので、画像表示のための現像処理に係る画像処理装置5の負担を軽減することができる。
さらに、ユーザによりシャッター6が押下操作されている間、画像合成処理を実行する構成のものであっても、順次画像フレームが加算される画像とは異なり、結果表示用メモリ33内に保持された加算画像が表示されることで、ユーザは、加算画像を確認しながら画像合成することができ、ユーザにとって適正な明るさの加算画像が表示されてからシャッター6の押下操作を解除するまでのタイムラグの発生を防止して、露光時間オーバーの画像の記憶を防止することができる。
なお、上記実施形態1及び実施形態2では、撮像結果をメモリカードMに転送して記憶するようにしたが、これに限られるものではなく、例えば、メモリ103等の内部記憶装置に保存用メモリを設け、このメモリに記憶するような構成としても良い。
また、結果表示用メモリ33に記憶される加算画像の画像フレームの加算枚数は、ユーザによって手作業で変更可能としても良いし、明るさや露光時間に応じて自動的に変更するような構成としても良い。
なお、図示は省略するが、少なくとも画像明るさ調整処理を実行するデジタルカメラであれば、画像明るさ調整処理とノイズ軽減処理を実行したり、画像明るさ調整処理と色調調整処理を実行するものであっても良い。
また、上記実施形態1〜2にあっては、被写体として人物を撮影した場合を例示して説明したが、星座などの天体写真を撮影する場合におけるバルブ撮影や長時間露光撮影等に画像合成処理を適用しても良い。例えば、長時間露光に合わせて複数枚高速連写した画像を一時記憶しておき、それらを所定枚数合成して所望の明るさやコントラストになった時点で合成を終了するようにしても良い。
さらに、上記画像合成処理は、明るさの調整だけでなく、ホワイトバランス、トーンカーブ補正、γ補正、コントラストや彩度、カラーの補正などに適用しても良い。例えば、「デジタルストロボ」、「デジタルホワイトバランス」、「デジタルトーンカーブ」、「デジタルカラー補正」などの所定のスイッチを設けて、そのボタンを押している時間に応じて、又は+/−のスイッチの調整に応じて複数枚の画像を合成して上記各処理を行い、所望の画像が得られた時点で保存するようにしても良い。
加えて、画像合成装置として撮像装置100を例示したが、これに限られるものではなく、イメージセンサ2により生成した複数の画像データをコンピュータIF部8を介して接続されたコンピュータ等の外部機器に出力して、当該外部機器にて画像合成処理、画像明るさ調整処理、途中画像表示処理、ノイズ軽減処理等を行うようにしても良い。
本発明を適用した実施形態1のデジタルカメラの概略構成を示すブロック図である。 図1のデジタルカメラに備わる画像処理装置の要部構成を示すブロック図である。 図2の画像処理装置による色調調整処理に係るトーンカーブを模式的に示す図である。 図1のデジタルカメラによる加算枚数と出力画像の明るさとの対応関係を示す図である。 図1のデジタルカメラによる色調調整処理に係るトーン補正パラメータと加算枚数の対応関係の一例を示す図である。 図2の画像処理装置による画像明るさ調整処理に係る画像を模式的に示す図である。 図2の画像処理装置による画像明るさ調整処理に係る画像を模式的に示す図である。 図2の画像処理装置による画像明るさ調整処理に係る画像を模式的に示す図である。 図2の画像処理装置による画像明るさ調整処理に係る画像を模式的に示す図である。 図2の画像処理装置によるノイズ軽減処理に係る画像を模式的に示す図である。 図1のデジタルカメラによる画像合成処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図11の画像合成処理の続きを示すフローチャートである。 図12の画像合成処理の続きを示すフローチャートである。 図11の画像合成処理に係る動作メニューテーブルを模式的に示す図である。 本発明を適用した実施形態2のデジタルカメラに備わるメモリの要部構成を示すブロック図である。 図15のデジタルカメラによる画像合成処理に係る画像フレームの加算枚数と、加算画像の表示時間との対応関係を模式的に示す図である。 図15のデジタルカメラによる画像合成処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
100 デジタルカメラ(画像合成装置、撮像装置)
2 イメージセンサ(連続撮像手段)
4 表示装置(途中画像表示手段)
5 画像処理装置(画像明るさ調整手段、ノイズ軽減手段)
5d 画像加算部(画像合成手段)
6 シャッター(撮像操作入力部)
M メモリカード(画像フレーム記憶手段)

Claims (4)

  1. 被写体の連続撮像により生成された複数の画像フレームを記憶する画像フレーム記憶手段と、
    前記画像フレーム記憶手段に記憶された前記複数の画像フレームを合成して加算画像を生成する画像合成手段と、
    前記画像フレームを前記画像合成手段により合成して、前記加算画像の明るさを調整する画像明るさ調整処理を実行する画像明るさ調整手段と、
    前記画像明るさ調整手段による前記画像明るさ調整処理にて、前記画像合成手段による合成途中の画像を表示する途中画像表示手段と、
    前記画像明るさ調整手段による前記画像明るさ調整処理にて用いられるトーン補正パラメータを切り替えるトーン補正パラメータ切替手段とを備え
    前記画像明るさ調整手段は、前記トーン補正パラメータ切替手段によりトーン補正パラメータが切り替えられるまでは、合成される画像フレームの数が増加するにつれて画像全体が徐々に明るくなるように画像明るさ調整処理を行い、前記トーン補正パラメータ切替手段によりトーン補正パラメータが切り替えられた後は、合成される画像フレームの数が増加するにつれて画像の暗い部分のみが徐々に明るくなるように画像明るさ調整処理を行うことを特徴とする画像合成装置。
  2. 被写体の連続撮像により生成された複数の画像フレームを記憶する画像フレーム記憶手段と、
    前記画像フレーム記憶手段に記憶された前記複数の画像フレームを合成して加算画像を生成する画像合成手段と、
    前記画像フレームを前記画像合成手段により合成して、前記加算画像の明るさを調整する画像明るさ調整処理を実行する画像明るさ調整手段と、
    前記画像明るさ調整手段による前記画像明るさ調整処理にて、前記画像合成手段による合成途中の画像を表示する途中画像表示手段と、
    前記画像明るさ調整手段による前記画像明るさ調整処理にて用いられるトーン補正パラメータを切り替えるトーン補正パラメータ切替手段とを備え、
    前記画像明るさ調整手段は、前記トーン補正パラメータ切替手段によりトーン補正パラメータが切り替えられるまでは、合成される画像フレームの数が増加するにつれて画像全体が徐々に明るくなるように画像明るさ調整処理を行い、前記トーン補正パラメータ切替手段によりトーン補正パラメータが切り替えられた後は、合成される画像フレームの数が増加するにつれて前記加算画像のノイズを軽減させるノイズ軽減処理を行うことを特徴とする画像合成装置。
  3. 前記途中画像表示手段は、所定の複数枚数の画像フレームが合成される毎に、表示を更新することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像合成装置。
  4. 前記トーン補正パラメータ切替手段は、トーン補正パラメータを切り替えた後に、前記画像合成手段により合成された画像フレーム数が所定数に達した場合には、合成される画像フレーム数が増加しても画像の明るさが略一定となるトーン補正パラメータに更に切り替えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像合成装置。
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