JP4656168B2 - 画像合成装置 - Google Patents
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Description
被写体の連続撮像により生成された複数の画像フレームを記憶する画像フレーム記憶手段と、
前記画像フレーム記憶手段に記憶された前記複数の画像フレームを合成して加算画像を生成する画像合成手段と、
前記画像フレームを前記画像合成手段により合成して、前記加算画像の明るさを調整する画像明るさ調整処理を実行する画像明るさ調整手段と、
前記画像明るさ調整手段による前記画像明るさ調整処理にて、前記画像合成手段による合成途中の画像を表示する途中画像表示手段と、
前記画像明るさ調整手段による前記画像明るさ調整処理にて用いられるトーン補正パラメータを切り替えるトーン補正パラメータ切替手段とを備え、
前記画像明るさ調整手段は、前記トーン補正パラメータ切替手段によりトーン補正パラメータが切り替えられるまでは、合成される画像フレームの数が増加するにつれて画像全体が徐々に明るくなるように画像明るさ調整処理を行い、前記トーン補正パラメータ切替手段によりトーン補正パラメータが切り替えられた後は、合成される画像フレームの数が増加するにつれて画像の暗い部分のみが徐々に明るくなるように画像明るさ調整処理を行うことを特徴としている。
被写体の連続撮像により生成された複数の画像フレームを記憶する画像フレーム記憶手段と、
前記画像フレーム記憶手段に記憶された前記複数の画像フレームを合成して加算画像を生成する画像合成手段と、
前記画像フレームを前記画像合成手段により合成して、前記加算画像の明るさを調整する画像明るさ調整処理を実行する画像明るさ調整手段と、
前記画像明るさ調整手段による前記画像明るさ調整処理にて、前記画像合成手段による合成途中の画像を表示する途中画像表示手段と、
前記画像明るさ調整手段による前記画像明るさ調整処理にて用いられるトーン補正パラメータを切り替えるトーン補正パラメータ切替手段とを備え、
前記画像明るさ調整手段は、前記トーン補正パラメータ切替手段によりトーン補正パラメータが切り替えられるまでは、合成される画像フレームの数が増加するにつれて画像全体が徐々に明るくなるように画像明るさ調整処理を行い、前記トーン補正パラメータ切替手段によりトーン補正パラメータが切り替えられた後は、合成される画像フレームの数が増加するにつれて前記加算画像のノイズを軽減させるノイズ軽減処理を行うことを特徴としている。
前記途中画像表示手段は、所定の複数枚数の画像フレームが合成される毎に、表示を更新することを特徴としている。
前記トーン補正パラメータ切替手段は、トーン補正パラメータを切り替えた後に、前記画像合成手段により合成された画像フレーム数が所定数に達した場合には、合成される画像フレーム数が増加しても画像の明るさが略一定となるトーン補正パラメータに更に切り替えることを特徴としている。
図1は、本発明を適用した実施形態1のデジタルカメラ100の概略構成を示すブロック図である。
実施形態1のデジタルカメラ(撮像装置)100は、ユーザによりシャッター6が押下操作されている間、画像フレームを合成して加算画像の明るさを調整する画像明るさ調整処理を実行して、画像フレームが所定枚数加算された合成途中の加算画像を表示装置4に表示する。
具体的には、デジタルカメラ100は、光学レンズ装置1と、イメージセンサ2と、メモリ3と、表示装置4と、画像処理装置5と、シャッター6と、モードキー7と、コンピュータIF部8と、外部記憶IF装置9と、プログラムコード記憶装置10と、CPU11等を備えている。
即ち、シャッター6は、連写撮像モードにて、ユーザによる押下操作に基づいて、光学レンズ装置1及びイメージセンサ2等を用いた被写体の撮像動作の指示をCPU11に出力して入力するための撮像操作入力部を構成している。
また、イメージセンサ2は、CPU11によって制御され、ユーザによりシャッター6が押下されない場合には、プレビュー用の露光時間の短い高速フレーム(デジタル画像データ)を生成し、当該画像データを秒間30枚程度の間隔で、定期的に読み出してメモリ3に出力する。そして、ユーザによりシャッター6が押下されると、イメージセンサ2は、高解像度の画像データを生成して、当該画像データをメモリ3に出力する。
なお、イメージセンサ2は、CPU11の制御下にて、被写体の明るさに応じて撮像感度(ISO感度)を調整可能となっている。
また、メモリ3は、CPU11の作業用メモリとしても用いられる。
メモリカードMは、外部記憶装置として、外部記憶IF装置9から出力された画像データ等を記憶する。
具体的には、CPU11は、ユーザによるシャッター6の所定操作に基づいて出力された操作情報が入力されると、当該操作情報に基づいて、イメージセンサ2、メモリ3、表示装置4、画像処理装置5等を制御して、画像の撮像処理や画像合成処理を行う。また、CPU11は、外部記憶IF装置9を介してメモリカードMにJPEGフォーマットで圧縮した高解像度の画像データを記録させたり、メモリカードMから画像データを読み出す制御を行う。
画像合成処理は、連写撮像モードにてイメージセンサ2により被写体が連続して撮像された後、メモリカードMに記憶されている複数の画像フレームを合成する処理である。
また、参照画像記憶部5aは、記憶された参照画像を動き検出部5bに出力する。具体的には、参照画像記憶部5aは、CPU11から出力された参照画像取り込み信号が入力されている間は、参照画像として入力画像と同じ画像を出力する。
例えば、参照画像記憶部5aから入力された画像と同じ画像が出力される場合、当該画像とメモリカードMから読み出された対象画像とが同じ画像となって、動き検出部5bは、動き補正Hを動きなしとして出力する。
ここで、遮断回路5eの制御端子に参照画像取り込み信号が入力されている場合、遮断回路5eに入力される信号は遮断され、「0」が出力されるため、画像加算部5dは、動き補正部5cから出力され入力された画像データそのものを加算画像記憶部5fに出力する。
また、加算画像記憶部5fは、記憶されている画像データ(加算画像)を選択回路5g及び遮断回路5eに出力する。
そして、選択回路5gは、入力された信号を画像リサイズ部5h及び画像輝度情報検出部5iに出力する。
また、画像リサイズ部5hは、リサイズ後の画像を輝度調整部5pに出力する。
そして、画像輝度情報検出部5iは、計測されたヒストグラムに基づいて画像の輝度分布を検出して、当該輝度分布を画像輝度情報として合成パラメータ計算部5m及び記憶部5jに出力する。
また、加算枚数カウンタ5lは、合成信号が「0」の場合、当該信号が反転回路5kによって「1」に反転された後、クリア信号端子に入力されることで、カウンタ値をクリアする(「0」とする)。
そして、加算枚数カウンタ5lは、加算枚数を合成パラメータ計算部5mに出力する。
そして、合成パラメータ計算部5mは、算出された輝度ゲインを輝度調整パラメータとして輝度調整部5pに出力する。
即ち、合成パラメータ計算部5mは、例えば、ユーザの指示により画像明るさ調整処理が続いている間は、トーンカーブを直線(図3における実線)にし、ユーザの指示によりノイズ軽減処理に変化した後は、暗い部分の引き伸ばし量を調整するため、トーンカーブを画像の暗い部分をより明るくするような曲線(図3における破線)に変化させるようなトーン補正パラメータを算出する。
なお、輝度調整部5pは、規定レベル以上の明るさの画像が入力されても、輝度調整パラメータが1以下の数が入力されて、適正な明るさに調整される。
即ち、トーン補正部5qは、加算画像の色調を調整する色調調整処理を実行する。具体的には、トーン補正部5qは、画像明るさ調整処理中に、ユーザによりシャッター6が押下操作される前と後とで、トーン補正パラメータγを変更することで色調調整処理を異ならせる。例えば、トーン補正部5qは、ユーザの指示によってノイズ軽減処理に変化した場合に、トーンカーブを画像の暗い部分をより明るくするような曲線(図3における破線)に変化させて、暗い部分の引き伸ばし量を調整する。
トーンカーブの調整には、下記式(1)によって求めたγを用いたγ補正が適用され、このγ補正によって、下記式(2)に入力された画素値xが変換されてyとして出力されることとなる。
なお、入力画素値xは、0以上で最大値xmax以下である。また、最大値xmaxは、輝度最大固定数値記憶部5nに記憶されている値と加算枚数とを乗算することで求められる。
図4は、デジタルカメラで画像合成した際の加算枚数(N)とその加算枚数に応じて出力される画像の明るさ(平均輝度L)との対応関係を示したものである。
ここで、暗い部分を明るくしすぎると画像全体のコントラストが低下するので、さらに加算枚数を増やす場合には、出力画像の明るさが略一定となって出力されるように制御する。
図5に示すように、ユーザが望む明るさに達するまでは画像明るさ調整処理によりトーン補正パラメータγ値は1.0で一定として、ユーザが望む明るさに達した後はノイズ軽減処理に移行し徐々にγを強くしていって暗い部分を明るくしていく。そして、γ値が所定の指定値に達すると一定にする。
これにより、図4に示したように、ユーザが望む明るさに達するまでは、トーンを変更することなく出力画像の明るさだけを変化することができ、ユーザが望む明るさに達した以降は、ゲインを略一定にしながらトーン補正パラメータγを強くすることで、明るい部分の明るさは維持しながら、暗い部分を明るくするように補正することができる。さらに加算枚数を増やすと、トーン補正パラメータγ値は略一定になり、それ以降は、略一定の明るさの画像が出力されることとなる。
また、画像圧縮部5tは、合成後の画像をJPEG画像に圧縮して、圧縮画像信号としてメモリ3の出力画像領域に出力する。
さらに、画像処理装置5は、画像明るさ調整処理中に、ユーザによりシャッター6が押下操作されると、画像明るさ調整処理後の加算画像に、画像フレームを画像加算部5dによりさらに加算していくことで加算画像のノイズNを軽減するノイズ軽減処理を実行する。これにより、画像フレームの加算枚数を増加させて加算画像のS/N値をより改善していくことができる。
表示装置4は、画像明るさ調整処理の際に、画像加算部5dによる合成途中の画像を順次表示する。具体的には、図6(a)〜図9(b)に示すように、表示装置4には、画像明るさ調整処理にて次第に明るくなっていく加算画像が順次表示される。
ここで、図6(a)は、画像フレーム1枚の画像を表し、図6(b)は、画像フレーム2枚が加算された画像を表し、図7(a)は、画像フレーム3枚が加算された画像を表し、図7(b)は、画像フレーム4枚が加算された画像を表し、図8(a)は、画像フレーム5枚が加算された画像を表し、図8(b)は、画像フレーム6枚が加算された画像を表し、図9(a)は、画像フレーム7枚が加算された画像を表し、図9(b)は、画像フレーム8枚が加算された画像を表している。
なお、図6(a)〜図9(b)にあっては、画像上のドット数が多いほど暗い画像を表している。
ここで、図10(a)は、図9(b)の加算画像にさらに画像フレームが加算された画像を表し、図10(b)は、図10(a)の加算画像にさらにそれ以上の画像フレームが加算された画像を表している。
ここで、図11〜図13は、画像合成処理にかかる動作の一例を示すフローチャートである。
なお、以下に説明する画像合成処理にあっては、連写撮像モードにてイメージセンサ2により被写体が連続して撮像された後、メモリカードMに複数の画像フレームが記憶されているものとする。
ユーザによる所定操作に基づいて「増感」が選択指示されると(ステップS4;YES)、CPU11は、画像処理装置5、表示装置4等を初期状態に設定する(ステップS5)。
次に、CPU11は、画像処理装置5の制御用の各種信号を連写撮像の初期状態に設定し、一枚撮像動作と異なり、オンスクリーン制御信号を「有効」にする(ステップS6)。
そして、CPU11は、本画像/加算画像切り換え信号を加算画像に設定する(ステップS7)。
次に、CPU11は、画像処理装置5の参照画像取り込み信号を参照画像記憶部5aに出力する(ステップS11)。
ここで、合成信号は「1」となっていることから、当該信号は反転回路5kにて「0」に反転されて加算枚数カウンタ5lのクリア信号端子に入力されるので、カウンタ値のクリア制御は解除されている。従って、加算枚数カウンタ5lは、画像加算信号の入力によりカウンタ値を「+1」することで、加算枚数が「1」となる。
次に、CPU11は、加算枚数信号に基づいて、画像処理装置5に入力された画像フレームが1枚目の画像フレームであるか否かを判定する(ステップS14)。
ここで、入力された画像フレームは1枚目の画像フレームであると判定されると(ステップS14;YES)、CPU11は、ユーザによるモードキー7の操作の有無を判定する(ステップS15)。
ここで、モードキー7が操作されていないと判定されると(ステップS15;NO)、ステップS8に移行する。
ステップS8では、合成信号は「1」となっているので、CPU11は、画像合成中であると判定する(ステップS8;YES)。
そして、CPU11は、表示装置4を制御して、メモリ3の加算画像表示領域を読み出して、加算画像を表示装置4に表示させる(ステップS19;図6(a)参照)。
即ち、画像明るさ調整処理の実行により、画像フレームが順次加算されることで次第に明るくなっていく加算画像を合成する(図6(a)〜図9(b)参照)。
次に、動作メニューテーブルに表示された「1.もっと明るくする」、「2.この明るさでキレイにする」、「3.この画像を保存する」のうち、ユーザにより選択指示されたメニューに応じて分岐する(ステップS21)。
ここで、「1.もっと明るくする」がユーザにより選択指示されると、CPU11は、画像明るさ調整処理を実行可能となるように画像処理装置5や表示装置4を設定する(ステップS22)。その後、ユーザによりシャッター6の押下操作が行われると(ステップS23;YES)、画像明るさ調整処理の実行により、画像フレームを順次加算して加算画像を合成する(図6(a)〜図9(b)参照)。
その後、CPU11は、圧縮された画像データをメモリ3から読み出して、外部記憶IF装置9に出力して、メモリカードMに記憶させる(ステップS28)。
なお、画像データの保存は、上書きであっても良いし元のデータとは別保存であっても良く、ユーザにより選択可能となっている。
このように、デジタルカメラ100により合成される加算画像の明るさが適正に調整される様子をユーザは知ることができる。従って、ユーザは画像合成中に今どのような状態にあるのかを知ることができ、複数の画像フレームをユーザの好みの明るさとなるまで合成することができるユーザにとって使い勝手の良いデジタルカメラ100を提供することができる。
以下に、実施形態2のデジタルカメラについて図15〜図17を参照して説明する。
ここで、図15は、本発明を適用した実施形態2のデジタルカメラに備わるメモリの要部構成を示すブロック図である。
なお、実施形態2のデジタルカメラは、所定枚数の画像フレームが加算される毎に、当該加算の結果生成された加算画像を表示する以外の点では、実施形態1におけるものと略同様であり、その詳細な説明については省略するものとする。
この結果表示用メモリ33は、具体的には、画像明るさ調整処理にて、画像加算部5dにより所定数(例えば、5枚)の画像フレームが加算される毎に生成される加算画像を記憶する。
これにより、図16に示すように、表示装置4には、1枚目の画像を撮像した段階では1枚目の画像が表示され、画像フレームが5枚加算されると、当該5枚加算の画像が表示され、さらに5枚加算されると、当該10枚加算の画像が表示されるといったように、画像が十分明るくなったとユーザが判断するまで、所定枚数の画像フレームが加算された加算画像が段階的に表示される。
なお、図16中、実線は加算枚数を表し、破線は表示画像を表している。
ここで、図17は、画像合成処理にかかる動作の一例を示すフローチャートである。
その後、CPU11は、当該デジタルカメラの各部を制御して、メモリカードMから読み出された1枚目の画像フレームを表示装置4に表示する(ステップS102)。
その後、CPU11は、一時メモリ31から画像データを取得して、画像処理装置5に転送する(ステップS104)。
ここで、加算枚数が所定の枚数に達していないと判定されると(ステップS107;NO)、CPU11は、ユーザによるシャッター6の押下操作が解除されているか否かを判定する(ステップS108)。
ユーザによるシャッター6の押下操作が解除されていない場合、即ち、未だ、シャッター6が押下操作されている場合には、ステップS103に移行して、CPU11は、それ以降の処理の実行を制御する。
また、CPU11は、加工後の画像データを表示装置4に転送して、所定の枚数の画像フレームが加算された加算画像を表示させる(ステップS110)。
ステップS108にて、ユーザによるシャッター6の押下操作が解除されていると判定されると(ステップS108;YES)、CPU11は、画像合成処理を終了して、結果表示用メモリ33内の加算画像の画像データをメモリカードMに転送して記憶させる(ステップS112)。
さらに、ユーザによりシャッター6が押下操作されている間、画像合成処理を実行する構成のものであっても、順次画像フレームが加算される画像とは異なり、結果表示用メモリ33内に保持された加算画像が表示されることで、ユーザは、加算画像を確認しながら画像合成することができ、ユーザにとって適正な明るさの加算画像が表示されてからシャッター6の押下操作を解除するまでのタイムラグの発生を防止して、露光時間オーバーの画像の記憶を防止することができる。
2 イメージセンサ(連続撮像手段)
4 表示装置(途中画像表示手段)
5 画像処理装置(画像明るさ調整手段、ノイズ軽減手段)
5d 画像加算部(画像合成手段)
6 シャッター(撮像操作入力部)
M メモリカード(画像フレーム記憶手段)
Claims (4)
- 被写体の連続撮像により生成された複数の画像フレームを記憶する画像フレーム記憶手段と、
前記画像フレーム記憶手段に記憶された前記複数の画像フレームを合成して加算画像を生成する画像合成手段と、
前記画像フレームを前記画像合成手段により合成して、前記加算画像の明るさを調整する画像明るさ調整処理を実行する画像明るさ調整手段と、
前記画像明るさ調整手段による前記画像明るさ調整処理にて、前記画像合成手段による合成途中の画像を表示する途中画像表示手段と、
前記画像明るさ調整手段による前記画像明るさ調整処理にて用いられるトーン補正パラメータを切り替えるトーン補正パラメータ切替手段とを備え、
前記画像明るさ調整手段は、前記トーン補正パラメータ切替手段によりトーン補正パラメータが切り替えられるまでは、合成される画像フレームの数が増加するにつれて画像全体が徐々に明るくなるように画像明るさ調整処理を行い、前記トーン補正パラメータ切替手段によりトーン補正パラメータが切り替えられた後は、合成される画像フレームの数が増加するにつれて画像の暗い部分のみが徐々に明るくなるように画像明るさ調整処理を行うことを特徴とする画像合成装置。 - 被写体の連続撮像により生成された複数の画像フレームを記憶する画像フレーム記憶手段と、
前記画像フレーム記憶手段に記憶された前記複数の画像フレームを合成して加算画像を生成する画像合成手段と、
前記画像フレームを前記画像合成手段により合成して、前記加算画像の明るさを調整する画像明るさ調整処理を実行する画像明るさ調整手段と、
前記画像明るさ調整手段による前記画像明るさ調整処理にて、前記画像合成手段による合成途中の画像を表示する途中画像表示手段と、
前記画像明るさ調整手段による前記画像明るさ調整処理にて用いられるトーン補正パラメータを切り替えるトーン補正パラメータ切替手段とを備え、
前記画像明るさ調整手段は、前記トーン補正パラメータ切替手段によりトーン補正パラメータが切り替えられるまでは、合成される画像フレームの数が増加するにつれて画像全体が徐々に明るくなるように画像明るさ調整処理を行い、前記トーン補正パラメータ切替手段によりトーン補正パラメータが切り替えられた後は、合成される画像フレームの数が増加するにつれて前記加算画像のノイズを軽減させるノイズ軽減処理を行うことを特徴とする画像合成装置。 - 前記途中画像表示手段は、所定の複数枚数の画像フレームが合成される毎に、表示を更新することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像合成装置。
- 前記トーン補正パラメータ切替手段は、トーン補正パラメータを切り替えた後に、前記画像合成手段により合成された画像フレーム数が所定数に達した場合には、合成される画像フレーム数が増加しても画像の明るさが略一定となるトーン補正パラメータに更に切り替えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像合成装置。
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