JP2010050602A - 撮影装置、画像処理方法、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影者が複数種の補正処理の補正強度を設定する際、簡単に設定することができるようにすること。
【解決手段】デジタルカメラのCPU9は、入力された画像に含まれる被写体(人物の顔画像)を検出し、検出した被写体に対して複数の画像処理を実行する顔処理部91が含まれている。この顔処理部91は、被写体を検出すると、CPU9がプログラムメモリ14から読み出す美顔レベル応じて、複数種の補正処理夫々の補正強度を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮影装置、画像処理方法、およびプログラムに関する。
従来より、デジタルカメラやビデオカメラなどの撮像装置が知られている。
このような撮像装置では、近年、高画素化が進んでおり、女性が撮像装置で撮影されることを嫌う現象が発生している。これは、撮像装置の解像度があまりにも高くなって、細部まで高精細で記録してしまうため、顔をアップで撮影されると、ちょっとした顔のアラや肌の荒れまで記録されるからである。
そのため、以上の撮像装置としては、人物撮影時に被写体の顔を検出し、検出した顔が女性の顔だと判断した場合は、露出補正、ソフトフォーカス補正、美肌補正、人物を痩身にみせる補正等の処理を施す撮像装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2007−280291号公報
しかしながら、以上の処理は、女性の顔であると判断すると全自動で一律決められた強度で補正されるため、撮影者又は被写体の所望する強度で補正処理を行うことはできず、撮影者又は被写体が所望する強度で補正処理を行うには、それぞれの補正処理について手動で補正強度を設定して撮影する必要があった。
本発明は、撮影者が複数種の補正処理の補正強度を設定する際、簡単に設定することができるようにすることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る撮像装置は、特定の画像領域を補正するための複数種の補正処理内容夫々について補正強度を複数段階に分け、夫々の段階の補正強度を組として補正レベルと対応付けて記憶する補正レベル記憶手段と、補正レベルを設定する設定手段と、撮影処理により画像を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段によって取得された画像から前記特定の画像領域を検出したか否かを判断する判断手段と、この判断手段によって前記特定の画像領域を検出したと判断すると、前記設定手段によって設定された補正レベルに対応する複数の補正内容の補正強度の組を前記記憶手段から読み出し、読み出された補正強度の補正内容で前記取得された画像を補正する補正手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明に係る撮像装置は、前記補正レベル記憶手段に記憶されている複数種の補正内容には、前記設定手段によって設定された補正レベルが所定レベル以下の場合には補正を行わない補正内容が含まれることを特徴とする。
請求項3に記載の発明に係る撮像装置は、前記補正レベル記憶手段は、前記補正レベルに応じて前記複数種の補正内容毎に補正強度の変化率が夫々異なるように記憶されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明に係る撮像装置は、前記補正レベル記憶手段は、一の補正レベルと対応付けて前記補正強度の第1の組とこの第1の組とは異なる補正強度の組からなる第2の組とを記憶するとともに、前記画像取得手段により取得された画像を表示する表示手段と、前記画像取得手段により取得された画像の記録を指示する指示手段と、を更に備え、前記補正手段は、前記指示手段によって指示されるまでは前記設定された補正レベルに対応した前記第1の組を読み出して前記取得された画像を補正し、前記指示手段によって指示された後は、前記設定された補正レベルに対応した前記第2の組を読み出して前記取得された画像を補正することを特徴とする。
請求項5に記載の発明に係る撮像装置は、複数種の撮影モードと前記補正レベルとを対応付けて記憶する撮影モード記憶手段と、前記撮影モード記憶手段によって記憶されている複数種の撮影モードから1つを選択する選択手段と、を更に備え、前記設定手段は、前記選択手段によって選択された撮影モードに対応して補正レベルを設定することを特徴とする。
請求項6に記載の発明に係る撮像装置は、前記撮影モード記憶手段は、前記撮影モードに対応して見本画像又は撮影モードの内容を説明する説明情報と、前記補正手段による補正を行うか否かを示す情報とを対応付けて更に記憶し、前記記憶手段に記憶されている見本画像又は説明情報と共に、表示されている見本画像、又は説明情報に対応する撮影モードにおいて、前記補正手段による補正を実行するか否かを示す表示をする情報表示手段を更に備え、前記選択手段は、前記情報表示手段によって表示されている見本画像、又は説明情報を選択することで、その見本画像又は説明情報に対応する撮影モードを選択することを特徴とする。
請求項7に記載の発明に係る撮像装置は、前記情報表示手段は、記記憶手段に記憶されている見本画像又は説明情報の表示と共に、表示されている見本画像又は説明情報に対応する撮影モードに対応して前記補正レベル記憶手段に記憶されている補正強度を示す値を表示することを特徴とする。
請求項8に記載の発明に係る撮像装置は、前記判断手段は、前記特定の画像領域として人物の顔画像が検出されたか否かを判断することを特徴とする。
請求項9に記載の発明に係る画像処理方法は、特定の画像領域を補正するための複数種の補正処理内容夫々について補正強度を複数段階に分け、夫々の段階の補正強度を組として補正レベルと対応付けて記憶するメモリを備える装置の画像処理方法であって、補正レベルを設定する設定工程と、画像を取得する画像取得工程と、前記画像取得工程にて取得された画像から前記特定の画像領域を検出したか否かを判断する判断工程と、この判断工程にて前記特定の画像領域を検出したと判断すると、前記設定工程にて設定された補正レベルに対応する複数の補正内容の補正強度の組を前記メモリから読み出し、前記取得された画像を補正する補正工程とを含むことを特徴とする。
請求項10に記載の発明に係るプログラムは、特定の画像領域を補正するための複数種の補正処理内容夫々について補正強度を複数段階に分け、夫々の段階の補正強度を組として補正レベルと対応付けて記憶するメモリを有する画像処理装置が備えるコンピュータを、補正レベルを設定する設定手段、画像を取得する画像取得手段、前記画像取得手段によって取得された画像から前記特定の画像領域を検出したか否かを判断する判断手段、この判断手段によって前記特定の画像領域を検出したと判断すると、前記設定手段によって設定された補正レベルに対応する複数の補正内容の補正強度の組を前記メモリから読み出し、前記取得された画像を補正する補正手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、このように画像処理の強度を示すパラメータ値を設定し、設定されたパラメータ値に応じて複数の画像処理の強度を制御したので、パラメータ値に対応した画像処理の強度を複数の画像処理に対して設定することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の一実施形態に係る撮像装置としてのデジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。
このデジタルカメラは、基本となる動作モードとして撮影を行うための記録モードと、撮影した画像を再生するための再生モードとを有し、記録モードの下位モードとして美顔モードが設けられたものである。
本実施形態のデジタルカメラは、撮影レンズ1と、シャッタ2、CMOSセンサ3、A/D変換器4、DRAM5、液晶表示コントローラ6、液晶表示器7、シャッタ制御部8、CPU9、受光制御部10、デモザイク部11、外部記憶メモリ12、キー入力ブロック13、プログラムメモリ14、SRAM15を備える。
撮影する場合には、CMOSセンサ3により、撮影レンズ1により収束された撮影光をシャッタ2を介して受光するとともに、受光面に結像された被写体の光学像を光電変換し画像信号として出力する。次に、A/D変換器4により、CMOSセンサ3の出力信号をデジタルの画像データへ変換する。そして、DRAM5により、A/D変換器4により変換された画像データを逐次記憶する。なお、このDRAM5には、連写モードでの撮影時においては複数枚分の画像データが格納される。
前記シャッタ2の動作は、CPU9の命令に従い、シャッタ制御部8により制御され、前記CMOSセンサ3およびA/D変換器4の動作は、CPU9の命令に従い、受光制御部10により制御される。
前記DRAM5に格納された1枚分の画像データ、すなわちRAWデータはデモザイク部11により画素毎に色情報が補間されてYUVデータに変換された後、液晶表示コントローラ6を介して液晶表示器7にスルー画像として表示される。
記録モードで撮影する場合に、デモザイク部11によりYUVデータに変換された画像データは、CPU9によってJPEG等の所定の圧縮方式に従い圧縮された後、外部記憶メモリ12に静止画ファイルとして記録される。
また、外部記憶メモリ12に静止画ファイルとして記憶された画像データは、再生モードでは、必要に応じてCPU9に読み出されて伸張された後、液晶表示コントローラ6を介して液晶表示器7において表示される。
なお、外部記憶メモリ12は、例えばデジタルカメラ本体に着脱自在なメモリカードや、デジタルカメラ本体に内蔵されたフラッシュメモリ等により構成される。
CPU9は、顔処理部91を備えるとともに、キー入力ブロック13、プログラムメモリ14、SRAM15が接続されている。
キー入力ブロック13は、使用者によるデジタルカメラの操作に使用される、電源キーやシャッターキー、モード切替キー、選択キー等を含む複数のスイッチ類から構成される。
プログラムメモリ14は、CPU9、及び、このCPU9に含まれる顔処理部91の動作に必要に種々のプログラム、及びプログラムの実行に際して使用される各種のデータが記憶されたメモリである。
CPU9は、プログラムメモリ14に記憶されたプログラムに従い、キー入力ブロック13におけるいずれかのキーの操作に応じてデジタルカメラの各部の動作を制御するとともに、前述した画像データの圧縮・伸張処理を行う。
顔処理部91は、美顔モードでの撮影に際して、CPU9の指示に応じ、SRAM15を作業メモリとして使用し、CMOSセンサ3により撮像された画像に含まれる顔画像領域を検出する顔検出処理を実行する本発明の検出手段である。この顔検出処理は公知の技術であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
また、CPU9の指示に応じ、顔処理部91は、検出した顔に対して美顔処理を実行する本発明の補正手段である。
ここで、美顔処理とは、撮影された人物の顔画像に対し、人物の目の中の充血を軽減するような補正を行う充血軽減処理、肌の血色を改善するよう補正する美肌処理および血色改善処理、黄ばんだ歯を白くする補正を行う歯美白処理、目を大きく開かせるよう補正する開眼処理、ぽっちゃりした頬やえらの張った頬をほっそりとさせる補正を行う頬リフトアップ処理からなる複数種の補正内容からなる。
また、美顔処理には、上記の補正処理以外にもフラッシュ発光時の赤目状態を除去するフラッシュ赤目除去処理が含まれている。
尚、充血軽減処理、フラッシュ赤目除去処理、美肌処理、血色改善処理、歯美白処理、開眼処理、および頬リフトアップ処理は、画像処理の技術分野においては公知の技術であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
図2は、本実施形態におけるデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。
キー入力ブロック13のモード切替キーの操作に応じて、CPU9により美顔モードが設定されると、まず、CMOSセンサ3により、所定のフレームレートで撮影が開始され、CPU9は、この撮影された画像データを取得する(ステップS1)。
次に、CPU9は、現在の美顔レベルの設定値をプログラムメモリ14から読み出す(ステップS2)。なお、最初に読み出す美顔レベルの設定値はデフォルトの値でもよいし、前回美顔モードで撮影された際の設定値でもよい。
次に、顔処理部91にて取得した画像から人物の顔画像を検出したか否かを判定する(ステップS3)、YESと判定した場合はステップS4へ、NOと判定した場合は、ステップS7に移る。
ステップS3にてYESと判定した場合、顔処理部91は、図3の表示画像用テーブル20を参照して、ステップS2で読み出した美顔レベルの設定値に基づいて、上記美顔処理における各補正処理の補正強度を求める(ステップS4)。
図3は、表示画像用テーブル20を示す図である。この表示画像用テーブル20は、美顔レベルの設定値と各補正処理の補正強度の組との関係を数値化して示したテーブルであり、プログラムメモリ14に記憶されている。
次に、顔処理部91は、ステップS4で求めた補正強度で、上記の充血軽減処理、フラッシュ赤目除去処理、美肌処理、血色改善処理、歯美白処理、開眼処理、および頬リフトアップ処理を実行し、新たな画像を生成する(ステップS5)。
次に、CPU9は、生成した画像をスルー画像として液晶表示器7に表示する(ステップS6)。
図4は、液晶表示器7にスルー画像を表示した図である。画像上にある破線30は、検出した人物の顔画像を示す枠である。そして、液晶表示器7の下部40においてステップS2で読み出した美顔レベルの設定値を表示させている。
この後CPU9は、シャッターキーの操作を監視し、キー入力ブロック13に設けられているシャッターキーが操作された否かを判定する(ステップS7)。この判定がYESの場合には、ステップS10に移り、NOの場合には、ステップS8に移る。
ステップS7の判定がYESの場合、CPU9の指示により、CMOSセンサ3により記録用画像の撮影を行ない、この撮影された画像データを取得する(ステップS10)。
そして、顔処理部91は、ステップS10で取得した画像から顔画像を検出し、検出された場合は、ステップS12へ、検出されなかった場合は、ステップS15に移る(ステップS11)。
そしてCPU9は、現在の美顔レベルの設定値をプログラムメモリ14から読み出し(ステップS12)、顔処理部91は、図5の記録画像用テーブル50を参照して、ステップS12で読み出した現在の美顔レベルの設定値に基づいて、美顔処理の補正強度を求める(ステップS13)。
図5は、記録画像用テーブル50を示す図である。この記録画像用テーブル50は、美顔レベルの設定値と各補正処理における補正強度の組との関係を数値化して示したテーブルであり、プログラムメモリ14に記憶されている。
次に、顔処理部91は、ステップS13で求めた補正強度で、充血軽減処理、美肌処理、血色改善処理、歯美白処理、開眼処理、および頬リフトアップ処理を実行し、新たな画像を生成する(ステップS14)。
次に、CPU9は、生成した画像の画像データを順次圧縮して符号化し、この圧縮・符号化した画像データをDRAM5に格納し、外部記憶メモリ12に記録する(ステップS15)。
ここで、上述の表示画像用テーブル20と記録画像用テーブル50とを比較する。
表示画像用テーブル20では、歯美白処理、開眼処理、頬リフトアップ処理、およびフラッシュ赤目除去処理については、美顔レベルにかかわらず、補正強度がゼロである。
一方、記録画像用テーブル50では、歯美白処理、開眼処理、および頬リフトアップ処理については、美顔レベルがある程度に到達するまで、補正強度がゼロであり実質的に補正処理は行われない。また、フラッシュ赤目除去処理については、美顔レベルの設定値が1以上、つまり美顔処理を実行する場合は、補正強度が100%で一定となる。
そして、その他の美肌処理、充血軽減処理、および血色改善処理の補正強度は、表示画像用テーブル20方が全体的に低くなっている。
これは、表示画像は液晶表示器7に表示されるので、処理速度を優先し、さらに、表示画像の解像度はそれほど高くならないため、解像度が低いと効果を確認しづらい処理については、補正強度を低めに設定するためである。
ステップS7で撮影指示を検出しなかった場合、CPU9は、キー入力ブロック13に設けられているキーが操作されて美顔レベルが変更されたか否かを判定する(ステップS8)。この判定がNOの場合には、ステップS1に戻り、YESの場合には、CPU9は、変更した美顔レベルを現在の美顔レベルの設定値としてプログラムメモリ14に記憶し(ステップS9)、ステップS1に戻る。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)ユーザーのキー操作によって美顔レベルを設定可能とし、設定したレベルに応じて、複数種の補正処理の補正強度を設定することとしたため、設定された美顔レベルに対応して複数種の補正処理の補正強度を設定することができる。
(2)表示画像用テーブル20の補正強度を、記録画像用テーブル50の補正強度とは異ならせた。このように、撮影指示の前後や画像の解像度に合わせて補正強度を設定したので、不要な計算負荷を軽減できる。
〔第2実施形態〕
第2実施形態におけるデジタルカメラについて説明する。本実施形態も第1実施例のデジタルカメラ同様、記録モードの下位モードとして美顔モードが設けられたものである。その構成については、図1に示したものと同様であるが、記録モードの下位モードとしてベストショットモードを更に設けたものである。なお、ベストショットモードについては公知の技術であるので、ここでは詳細な説明を省略するが、これから撮影しようとしている被写体、及びそのときの撮影環境を含む撮影シーンと同様のシーン、或いは好みに応じた雰囲気のシーンを、撮影結果の見本となるサンプル画像を介して使用者に選択させ、選択されたシーンに対応して、シャッタ速度や絞り値等の撮影条件を自動的に設定するモードである。本実施形態では、各シーンに対応して美顔レベルの設定値がプログラムメモリ14に記憶されており、CPU9によって読み出される。
図6は、本実施形態におけるデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。
キー入力ブロック13のモード切替キーの操作に応じて、CPU9によりベストショットモードが設定されると、CPU9は、各ベストショットシーンと各ベストショットシーンにおける美顔レベルの設定値を図6を参照して読み出し、液晶表示器7に表示させる(ステップS16)。
ここで図7は、ベストショットテーブル60を示す図である。このベストショットテーブル60は、各シーンと美顔レベルとの関係を示したテーブルであり、プログラムメモリ14に記憶されている。例えば、「風景と人物を写します」においては、日中陽光下である可能性も高いため、美顔処理(特に美肌フィルタ、血色改善フィルタによる補正)が必要となる一方、背景風景の解像度もある程度優先するために、美顔レベルを4としている。また、「自分撮り(1人)」においては、デジタルカメラを自分の手でもって撮影するため、顔が非常にアップになり、顔画像が撮影画像の大半を占めることが想定されるので、美顔処理の補正強度が強くなっている。さらに他の全てのベストショットシーンにおいても、そのシーンでの撮影を想定した場合に適正な補正強度となるような美顔レベルが対応付けて記憶されている。なお、このベストショットテーブル60には、美顔レベルの他に撮影条件も記録されているが、説明の簡略化のために省略する。
次に、キー入力ブロック13の選択キーの操作に応じて、CPU9は、液晶表示器7に表示された各シーンの見本画像から1つのシーンが選択されたか否かの判断を行い(ステップS17)、YESの場合はステップS18へ移動し、NOの場合はステップS16に戻る。
ステップS17にてYESと判定すると、CPU9は、選択されたシーンに対応してプログラムメモリ14に記憶されている美顔レベルを読み出して、現在の美顔レベルの設定値としてプログラムメモリ14に記憶し、図2のステップS2へと移動する(ステップS18)。なお、これ以後の処理については第1実施形態と同様の処理を行うため説明を省略する。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
各ベストショットシーンに美顔レベルを対応付けて記憶し、シーンを選択した場合は、そのシーンに対応付けて記憶されている美顔レベルが設定されるため、使用者は所望のシーンを選択するだけで、そのシーンの撮影に最適な美顔レベルを設定することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、本実施形態では、表示画像用テーブル20と記録画像用テーブル50と2つのテーブルを設けたが、これに限らず、記録画像用テーブルのみを設けて、表示画像用テーブルの値を、記録画像用テーブルの値から所定値だけ減算して求めてもよい。
また、第2実施形態では、ベストショットモードが設定されると各シーンの見本画像又は説明情報と共に、各シーンにおける美顔レベルの設定値を液晶表示器7に表示させたが、美顔レベルの設定値ではなく、美顔処理を実行するか否かを示す表示をするようにしてもよい。例えば、美顔処理を実行することを示すアイコンを用意し、表示されている見本画像又は説明情報に対応するシーンにおいて美顔処理を実行する場合は、美顔処理の実行を示すアイコンを表示させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、美顔処理を実行した画像のみを記録するようにしたが、美顔処理を実行する前の画像と美顔処理を実行した後の画像とを対応付けて記録し、再生モードにおいて、美顔処理を実行した画像とは美顔レベルが異なる画像を、美顔処理を実行する前の画像から生成できるようにしてもよい。
また、ユーザーが設定した美顔レベルを記憶し、その記憶した美顔レベルを次回の美顔モードでの撮影時における美顔レベルの設定値としもよい。
また、本発明は、デジタルカメラに限らず、例えばカメラ付きの携帯電話端末等の静止画撮影機能を有する他の撮像装置にも適用できる。
また、本発明に係る画像処理方法又はプログラムによって、撮像装置に限らず、任意の画像処理装置にも適用できる。また、係る画像処理装置には、所定のプログラムに基づき動作することにより前記機能が実現されるパーソナルコンピュータも含まれる。
本発明の実施形態に係る撮像装置としてのデジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係るデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。 第1実施形態に係るデジタルカメラの表示画像用テーブルを示す図である。 第1実施形態に係るデジタルカメラのスルー画像表示例を示す図である。 第1実施形態に係るデジタルカメラの記録画像用テーブルを示す図である。 第2実施形態に係るデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るベストショットテーブルを示す図である。
符号の説明
1 レンズ
2 シャッタ
3 CMOSセンサ
4 A/D変換器
5 DRAM
6 液晶表示コントローラ
7 液晶表示器
8 シャッタ制御部
9 CPU
10 受光制御部
11 デモザイク部
12 外部記憶メモリ
13 キー入力ブロック
14 プログラムメモリ
15 SRAM
91 顔処理部

Claims (10)

  1. 特定の画像領域を補正するための複数種の補正処理内容夫々について補正強度を複数段階に分け、夫々の段階の補正強度を組として補正レベルと対応付けて記憶する補正レベル記憶手段と、
    補正レベルを設定する設定手段と、
    撮影処理により画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段によって取得された画像から前記特定の画像領域を検出したか否かを判断する判断手段と、
    この判断手段によって前記特定の画像領域を検出したと判断すると、前記設定手段によって設定された補正レベルに対応する複数の補正内容の補正強度の組を前記記憶手段から読み出し、読み出された補正強度の補正内容で前記取得された画像を補正する補正手段と
    を備えることを特徴とする撮影装置。
  2. 前記補正レベル記憶手段に記憶されている複数種の補正内容には、前記設定手段によって設定された補正レベルが所定レベル以下の場合には補正を行わない補正内容が含まれることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記補正レベル記憶手段は、前記補正レベルに応じて前記複数種の補正内容毎に補正強度の変化率が夫々異なるように記憶されることを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  4. 前記補正レベル記憶手段は、一の補正レベルと対応付けて前記補正強度の第1の組とこの第1の組とは異なる補正強度の組からなる第2の組とを記憶するとともに、
    前記画像取得手段により取得された画像を表示する表示手段と、
    前記画像取得手段により取得された画像の記録を指示する指示手段と、
    を更に備え、
    前記補正手段は、前記指示手段によって指示されるまでは前記設定された補正レベルに対応した前記第1の組を読み出して前記取得された画像を補正し、前記指示手段によって指示された後は、前記設定された補正レベルに対応した前記第2の組を読み出して前記取得された画像を補正することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の撮影装置。
  5. 複数種の撮影モードと前記補正レベルとを対応付けて記憶する撮影モード記憶手段と、
    前記撮影モード記憶手段によって記憶されている複数種の撮影モードから1つを選択する選択手段と、
    を更に備え、
    前記設定手段は、前記選択手段によって選択された撮影モードに対応して補正レベルを設定することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の撮影装置。
  6. 前記撮影モード記憶手段は、前記撮影モードに対応して見本画像又は撮影モードの内容を説明する説明情報と、前記補正手段による補正を行うか否かを示す情報とを対応付けて更に記憶し、
    前記記憶手段に記憶されている見本画像又は説明情報と共に、表示されている見本画像、又は説明情報に対応する撮影モードにおいて、前記補正手段による補正を実行するか否かを示す表示をする情報表示手段を更に備え、
    前記選択手段は、前記情報表示手段によって表示されている見本画像、又は説明情報を選択することで、その見本画像又は説明情報に対応する撮影モードを選択することを特徴とする前記請求項5記載の撮影装置。
  7. 前記情報表示手段は、記記憶手段に記憶されている見本画像又は説明情報の表示と共に、表示されている見本画像又は説明情報に対応する撮影モードに対応して前記補正レベル記憶手段に記憶されている補正強度を示す値を表示することを特徴とする請求項6記載の撮影装置。
  8. 前記判断手段は、前記特定の画像領域として人物の顔画像が検出されたか否かを判断することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の撮影装置。
  9. 特定の画像領域を補正するための複数種の補正処理内容夫々について補正強度を複数段階に分け、夫々の段階の補正強度を組として補正レベルと対応付けて記憶するメモリを備える装置の画像処理方法であって、
    補正レベルを設定する設定工程と、
    画像を取得する画像取得工程と、
    前記画像取得工程にて取得された画像から前記特定の画像領域を検出したか否かを判断する判断工程と、
    この判断工程にて前記特定の画像領域を検出したと判断すると、前記設定工程にて設定された補正レベルに対応する複数の補正内容の補正強度の組を前記メモリから読み出し、前記取得された画像を補正する補正工程と
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  10. 特定の画像領域を補正するための複数種の補正処理内容夫々について補正強度を複数段階に分け、夫々の段階の補正強度を組として補正レベルと対応付けて記憶するメモリを有する画像処理装置が備えるコンピュータを、
    補正レベルを設定する設定手段、
    画像を取得する画像取得手段、
    前記画像取得手段によって取得された画像から前記特定の画像領域を検出したか否かを判断する判断手段、
    この判断手段によって前記特定の画像領域を検出したと判断すると、前記設定手段によって設定された補正レベルに対応する複数の補正内容の補正強度の組を前記メモリから読み出し、前記取得された画像を補正する補正手段、
    として機能させるためのプログラム。
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