JP5168026B2 - 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5168026B2
JP5168026B2 JP2008210504A JP2008210504A JP5168026B2 JP 5168026 B2 JP5168026 B2 JP 5168026B2 JP 2008210504 A JP2008210504 A JP 2008210504A JP 2008210504 A JP2008210504 A JP 2008210504A JP 5168026 B2 JP5168026 B2 JP 5168026B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
correction
intensity
occupancy
image
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008210504A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010049312A (ja
Inventor
圭一 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2008210504A priority Critical patent/JP5168026B2/ja
Publication of JP2010049312A publication Critical patent/JP2010049312A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5168026B2 publication Critical patent/JP5168026B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムに関する。
従来より、デジタルカメラやビデオカメラ等の撮像装置が知られている。
このような撮像装置では、近年、高画素化が進んでおり、女性が撮像装置で撮影されることを嫌う現象が発生している。これは、撮像装置の解像度があまりにも高くなって、細部まで高精細で記録してしまうため、顔をアップで撮影されると、ちょっとした顔のアラや肌の荒れまであからさまに記録されるからである。
そのため、以上の撮像装置としては、撮影した画像に対して美肌補正を施す機能を搭載したものが提案されている(特許文献1参照)。
美顔処理とは、例えば、目を大きくする、充血を除去する、歯を白くする、顔をほっそりさせる、唇に色を付ける、肌を美しくする等の処理である。
具体的には、これらの美肌処理は、フィルタ処理を撮影画像に施すことによってソフトフォーカス画像を生成し、生成したソフトフォーカス画像に対して露出補正や肌色彩度の調整を行うことで、好ましい画像を生成させる。
特開2007−280291号公報
しかしながら、以上の美肌補正を実行すると、人の肌の色に近い色や輝度を有する画像領域全てに上記の補正処理が適用されるため、撮影された画像全体に対し人物の顔部分が占める割合が小さい場合には、人物の顔部分以外の画像領域にかかった補正処理により、画像全体の解像感が落ちるという問題があった。
本発明は、画像全体の解像感を必要以上に低下させずに、画像中の人物の顔に適切な強度の補正を施すことを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る画像処理装置は、入力された画像から特定の被写体を検出したか否かを判断する判断手段と、この判断手段によって前記特定の被写体を検出したと判断すると、前記入力された画像全体に対する前記検出した特定の被写体が占める割合を占有率として算出する占有率算出手段と、前記占有率算出手段で算出した占有率に基づいて、前記特定の被写体を補正するための補正処理について補正強度を設定する強度設定手段と、前記強度設定手段によって設定された補正強度の補正内容で前記入力された画像を補正する補正手段と、前記補正内容は複数種用意されるとともに、これら複数種の補正処理内容夫々について補正強度を複数段階に分け、夫々の段階の補正強度を組として前記占有率と対応付けて記憶する補正レベル記憶手段と、を備え、前記強度設定手段は、前記占有率算出手段によって算出された占有率に対応する補正強度の組を前記補正レベル記憶手段から読み出して、前記複数種の補正内容夫々に設定することを特徴とする。
請求項2に記載の発明に係る画像処理装置は、前記補正レベル記憶手段は、前記占有率と対応付けて一の占有率と対応付けて前記補正強度の第1の組とこの第1の組とは異なる補正強度の組からなる第2の組とを記憶するとともに、前記入力された画像を表示する表示手段と、前記入力された画像の記録を指示する指示手段と、を更に備え、前記補正手段は、前記指示手段によって指示されるまでは前記占有率算出手段によって算出された占有率に対応した前記第1の組を読み出して前記入力された画像を補正し、前記指示手段によって指示された後は、前記占有率算出手段によって算出された占有率に対応した前記第2の組を読み出して前記入力された画像を補正することを特徴とする。
請求項に記載の発明に係る画像処理装置は、前記強度設定手段は、前記占有率算出手段により算出した占有率が第1の所定値以下である場合、補正処理を実行しないことを特徴とする。
請求項に記載の発明に係る画像処理装置は、前記強度設定手段は、前記占有率算出手段により算出した占有率が第2の所定値以上である場合、補正処理の強度を一定とすることを特徴とする。
請求項に記載の発明に係る画像処理装置は、前記判断手段が特定の被写体を複数検出したと判断した場合、前記占有率算出手段は当該複数の被写体の夫々について占有率を算出するとともに、前記強度設定手段は、前記占有率算出手段により算出した複数の占有率のうち最大のものに基づいて、前記補正手段の補正処理の強度を決定することを特徴とする。
請求項に記載の発明に係る画像処理装置は、前記判断手段は、前記被写体として人物の顔画像が検出されたか否かを判断することを特徴とする。
請求項に記載の発明に係る画像処理方法は、入力された画像から特定の被写体を検出したか否かを判断する判断工程と、この判断工程によって前記特定の被写体を検出したと判断すると、前記入力された画像全体に対する前記検出した特定の被写体が占める割合を占有率として算出する占有率算出工程と、前記占有率算出工程で算出した占有率に基づいて、前記特定の被写体を補正するための補正処理について補正強度を設定する強度設定工程と、前記強度設定工程によって設定された補正強度の補正内容で前記入力された画像を補正する補正工程と、を備え、前記強度設定工程は、前記占有率算出工程によって算出された占有率に対応する補正強度の組を、記憶手段であって、記補正内容は複数種用意されるとともに、これら複数種の補正処理内容夫々について補正強度を複数段階に分け、夫々の段階の補正強度を組として前記占有率と対応付けて記憶された記憶手段から読み出して、前記複数種の補正内容夫々に設定することを特徴とする。
請求項に記載の発明に係るプログラムは、コンピュータを、入力された画像から特定の被写体を検出したか否かを判断する判断手順、この判断手順によって前記特定の被写体を検出したと判断すると、前記入力された画像全体に対する前記検出した特定の被写体が占める割合を占有率として算出する占有率算出手順、前記占有率算出手順で算出した占有率に基づいて、前記特定の被写体を補正するための補正処理について補正強度を設定する強度設定手順、前記強度設定手順によって設定された補正強度の補正内容で前記入力された画像を補正する補正手順、として実行させ、前記強度設定手順は、前記占有率算出手順によって算出された占有率に対応する補正強度の組を、記憶手段であって、記補正内容は複数種用意されるとともに、これら複数種の補正処理内容夫々について補正強度を複数段階に分け、夫々の段階の補正強度を組として前記占有率と対応付けて記憶された記憶手段から読み出して、前記複数種の補正内容夫々に設定することを特徴とする。
本発明によれば、このように画像中の被写体の大きさによって、補正処理の強度を変更したので、画像中の背景の解像感が必要以上に低下されることを防ぎ、画像中の被写体に適切な補正強度の補正処理を施すことができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置としてのデジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。
このデジタルカメラは、基本となる動作モードとして撮影を行うための記録モードと、撮影した画像を再生するための再生モードとを有し、記録モードの下位モードとして美顔モードが設けられたものである。
本実施形態のデジタルカメラは、撮影レンズ1と、シャッタ2、CMOSセンサ3、A/D変換器4、DRAM5、液晶表示コントローラ6、液晶表示器7、シャッタ制御部8、CPU9、受光制御部10、デモザイク部11、外部記憶メモリ12、キー入力ブロック13、プログラムメモリ14、SRAM15を備える。
記録モードで撮影する場合には、CMOSセンサ3により、撮影レンズ1により収束された撮影光をシャッタ2を介して受光するとともに、受光面に結像された被写体の光学像を光電変換し画像信号として出力する。次に、A/D変換器4により、CMOSセンサ3の出力信号をデジタルの画像データへ変換する。そして、DRAM5により、A/D変換器4により変換された画像データを逐次記憶する。なお、このDRAM5には、連写モードでの撮影時においては複数枚分の画像データが格納される。
前記シャッタ2の動作は、CPU9の命令に従い、シャッタ制御部8により制御され、前記CMOSセンサ3及びA/D変換器4の動作は、CPU9の命令に従い、受光制御部10により制御される。
前記DRAM5に格納された1枚分の画像データ、すなわちRAWデータはデモザイク部11により画素毎に色情報を補間されてYUVデータに変換された後、液晶表示コントローラ6を介して液晶表示器7にスルー画像として表示される。
記録モードで撮影する場合に、デモザイク部11によりYUVデータに変換された画像データは、CPU9によってJPEG等の所定の圧縮方式に従い圧縮された後、外部記憶メモリ12に静止画ファイルとして記録される。
また、外部記憶メモリ12に静止画ファイルとして記憶された画像データは、再生モードでは、必要に応じCPU9に読み出されて伸張された後、液晶表示コントローラ6を介して液晶表示器7において表示される。
なお、外部記憶メモリ12は、例えばカメラ本体に着脱自在なメモリカードや、カメラ本体に内蔵されたフラッシュメモリ等により構成される。
CPU9には、顔処理部91を備えるとともに、キー入力ブロック13、プログラムメモリ14、SRAM15が接続されている。
キー入力ブロック13は、使用者によるデジタルカメラの操作に使用される、電源キーやシャッターキー、モード切替キー等を含む複数のスイッチ類から構成される。
プログラムメモリ14は、CPU9、及び、このCPU9に含まれる顔処理部91の動作に必要に種々のプログラム、及びプログラムの実行に際して使用される各種のデータが記憶されたメモリである。このプログラムメモリ14は、本発明の補正レベル記憶手段である。
CPU9は、プログラムメモリ14に記憶されたプログラムに従い、キー入力ブロック13におけるいずれかのキーの操作に応じてデジタルカメラの各部の動作を制御するとともに、前述した画像データの圧縮・伸張処理を行う。ここで、CPU9は、本発明の表示手段及び指示手段である。
顔処理部91は、美顔モードでの撮影に際して、CPU9の指示に応じ、SRAM15を作業メモリとして使用し、CMOSセンサ3により撮像された画像に含まれる顔画像領域を検出する顔検出処理を実行し、特定の被写体を検出したか否かを判断する判断手段である。この顔検出処理は公知の技術であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
また、CPU9の指示に応じ、顔処理部91は、検出した顔に対して美顔処理を実行する本発明の補正手段、検出した顔の画像全体に対して占める割合を占有率として算出する本発明の占有率算出手段、算出した占有率に基づいて画像処理の強度を決定する本発明の強度設定手段である。
ここで、美顔処理とは、撮影された人物の顔画像に対し、人物の目の中の充血を軽減するような補正を行う充血軽減処理、肌の血色を改善するよう補正する美肌処理及び血色改善処理、黄ばんだ歯を白くする補正を行う歯美白処理、目を大きく開かせるよう補正する開眼処理、ぽっちゃりした頬やえらの張った頬をほっそりとさせる補正を行う頬リフトアップ処理からなる複数種の補正内容からなる。
また、美顔処理には、上記の補正処理以外にもフラッシュ発光時の赤目状態を除去するフラッシュ赤目除去処理が含まれている。
尚、充血軽減処理、フラッシュ赤目除去処理、美肌処理、血色改善処理、歯美白処理、開眼処理、及び頬リフトアップ処理は、画像処理の技術分野においては公知の技術であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
図2及び図3は、デジタルカメラの動作を示すフローチャートである。
キー入力ブロック13に設けられているモード設定キーが操作されて美顔モードが設定されると、CPU9は、図2及び図3に示すフローチャートの処理を実行するためのプログラムをプログラムメモリ14から読み出す。CPU9は、このプログラムに従って、図2及び図3に示すフローチャートにおける各種処理を実行する。
まず、CMOSセンサ3により、所定のフレームレートで撮影が開始され、CPU9は、この撮影された画像データを取得する(ステップS1)。
次に、ステップS2では、顔処理部91は、取得した画像について、顔の個数及び顔の大きさを判定する。具体的には、顔検出処理により、画像中の顔画像領域を検出し、顔画像領域が検出されると、この顔画像領域の個数を顔の個数とし、顔画像領域の大きさを顔の大きさとする。
次に、顔処理部91は、検出した顔の夫々について、画像全体に対して占める割合を占有率として算出する(ステップS3)。具体的には、ステップS2で顔として検出した顔画像領域の大きさから、撮影された画像全体に占める顔画像領域の割合を、占有率として算出する。
次に、顔処理部91は、検出した顔の個数が複数であるか否かを判定する(ステップS4)。この判定がYESの場合には、ステップS5に移り、この判定がNOの場合には、ステップS6に移る。
ステップS5では、顔処理部91は、顔の個数が複数であるので、検出した顔の夫々の占有率のうち最大のものを求める。
次に、顔処理部91は、図4の表示画像用テーブル20を参照して、顔画像領域の占有率に基づいて、補正処理の補正強度を求める(ステップS6)。
図4は、表示画像用テーブル20を示す図である。この表示画像用テーブル20は、顔画像領域の占有率と各補正処理の補正強度の組との関係を数値化して示したテーブルであり、プログラムメモリ14に記憶されている。また、図5は、表示画像用テーブル20を、理解の容易のためにグラフ化したものである。
次に、顔処理部91は、ステップS6で求めた強度で、充血軽減処理、フラッシュ赤目除去処理、美肌処理、血色改善処理、歯美白処理、開眼処理、及び頬リフトアップ処理を実行し、新たな画像を生成する(ステップS7)。
次に、CPU9は、生成した画像をスルー画像として液晶表示器7に表示する(ステップS8)。
次に、CPU9は、シャッターキーの操作を監視し、キー入力ブロック13に設けられているシャッターキーが操作された否かを判定する(ステップS9)。この判定がYESの場合には、ステップS10に移り、NOの場合には、ステップS1に戻る。
ステップS10では、CPU9の指示により、CMOSセンサ3により記録用画像の撮影を行ない、この撮影された画像データを取得する。
次に顔処理部91は、ステップS10で取得した画像について、ステップS2と同様の処理により、顔の個数及び顔の大きさを検出する(ステップS11)。
次に、顔処理部91は、検出した顔の夫々について、ステップS3と同様の処理により、画像全体に対して占める割合を占有率として算出する(ステップS12)。
次に、顔処理部91は、ステップS4と同じように、検出した顔の個数が複数であるか否かを判定する(ステップS13)。この判定がYESの場合には、ステップS14に移り、この判定がNOの場合には、ステップS15に移る。
ステップS14では、顔処理部91は、顔の個数が複数であるので、ステップS5と同じように、検出した顔の夫々の占有率のうち最大のものを求める。
次に、顔処理部91は、図6の記録画像用テーブル30を参照して、顔画像領域の占有率に基づいて、補正処理の補正強度を求める(ステップS15)。
図6は、記録画像用テーブル30を示す図である。この記録画像用テーブル30は、顔画像領域の占有率と各補正処理の補正強度の組との関係を数値化して示したテーブルであり、プログラムメモリ14に記憶されている。また、図7は、記録画像用テーブル30を、理解の容易のためにグラフ化したものである。
次に、顔処理部91は、ステップS15で求めた強度で、充血軽減処理、フラッシュ赤目除去処理、美肌処理、血色改善処理、歯美白処理、開眼処理、及び頬リフトアップ処理を実行し、新たな画像を生成する(ステップS16)。
次に、CPU9は、生成した画像の画像データを順次圧縮して符号化し、この圧縮・符号化した画像データをDRAM5に格納し、外部記憶メモリ12に記録する(ステップS17)。
ここで、上述の表示画像用テーブル20と記録画像用テーブル50とを比較する。
表示画像用テーブル20では、歯美白処理、開眼処理、頬リフトアップ処理、及びフラッシュ赤目除去処理については、美顔レベルにかかわらず、補正強度がゼロである。
一方、記録画像用テーブル50では、歯美白処理、開眼処理、及び頬リフトアップ処理については、美顔レベルがある程度に到達するまで、補正強度がゼロであり実質的に補正処理は行われない。また、フラッシュ赤目除去処理については、顔画像領域の占有率が5%以上、つまり顔画像領域が検出された場合は、補正強度が100%で一定となる。
そして、その他の美肌処理、充血軽減処理、及び血色改善処理の補正強度は、表示画像用テーブル20方が全体的に低くなっている。
これは、表示画像は液晶表示器7に表示されるので、処理速度を優先し、更に、表示画像の解像度はそれほど高くならないため、解像度が低いと効果を確認しづらい処理については、補正強度を低めに設定するためである。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)顔処理部91により、算出した占有率に基づいて、補正処理の補正強度を設定した。よって、画像中の顔画像領域が小さい場合には、補正強度を低くし、画像中の顔が大きい場合には、補正強度を高くする。
例えば、図8(a)の画像40に示すように、画像中の人物の顔が小さい場合、つまり顔検出処理により検出した顔画像領域40Aが小さい場合、撮影者が背景をある程度重視していると考えられる。この場合、プリントした場合でも、肌の荒れ等はほとんど目立たないうえに、背景の解像感の低下が強く感じられる。よって、美顔処理の補正強度を低くする。
一方、図8(b)、(c)の画像50、60に示すように、画像中の人物の顔が大きい場合、つまり顔検出処理により検出した顔画像領域50A、60Aがある程度大きい場合、撮影者が人物を重視していると考えられる。この場合、肌の荒れ等も鮮明に記録され、目立ってくる。よって、補正処理の補正強度を高くする。
このように画像中の人物の顔の大きさによって、補正処理の補正強度を変更したので、画像中の背景の解像感を必要以上に低下させずに、画像中の人物の顔に適切な補正強度の補正処理を施すことができる。
(2)表示画像用テーブル20の補正強度を、記録画像用テーブル30の補正強度とは異なる強度とした。このように、画像の解像度に合わせて補正強度を設定したので、不要な計算負荷を軽減できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、本実施形態では、表示画像用テーブル20と記録画像用テーブル30と2つのテーブルを設けたが、これに限らず、記録画像用テーブルのみを設けて、表示画像用テーブルの値を、記録画像用テーブルの値から所定値だけ減算して求めてもよい。
また、本実施形態では、美顔処理を実行した画像のみを記録するようにしたが、美顔処理を実行する前の画像と美顔処理を実行した後の画像とを対応付けて記録し、再生モードにおいて、美顔処理を実行した画像とは美顔レベルが異なる画像を、美顔処理を実行する前の画像から生成できるようにしてもよい。
また、本実施形態では、キー入力ブロック13のモード設定キーが操作されることにより美顔モードを設定するものとしたが、これに限らず、美顔モードを起動させるための専用の指示部を装置本体に設けるようにしても良い。
また、本発明は、デジタルカメラに限らず、例えばカメラ付きの携帯電話端末等の静止画撮影機能を有する他の撮像装置にも適用できる。
また、本発明は、撮像装置に限らず、任意の画像処理装置にも適用できる。また、係る画像処理装置には、所定のプログラムに基づき動作することにより前記機能が実現されるパーソナルコンピュータも含まれる。
本発明の画像処理装置の一実施形態に係る画像処理装置としてのデジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。 前記実施形態に係るデジタルカメラの動作を示すフローチャート(その1)である。 前記実施形態に係るデジタルカメラの動作を示すフローチャート(その2)である。 前記実施形態に係るデジタルカメラの表示画像用テーブルを示す図である。 前記実施形態に係る表示画像用テーブルをグラフ化した図である。 前記実施形態に係るデジタルカメラの記録画像用テーブルを示す図である。 前記実施形態に係る記録画像用テーブルをグラフ化した図である。 前記実施形態に係るデジタルカメラで処理する画像の具体例である。
符号の説明
1 レンズ
2 シャッター
3 CMOSセンサ
4 A/D変換器
5 DRAM
6 液晶表示コントローラ
7 液晶表示器
8 シャッタ制御部
9 CPU
10 受光制御部
11 デモザイク部
12 外部記憶メモリ
13 キー入力ブロック
14 プログラムメモリ
15 SRAM
91 顔処理部

Claims (8)

  1. 入力された画像から特定の被写体を検出したか否かを判断する判断手段と、
    この判断手段によって前記特定の被写体を検出したと判断すると、前記入力された画像全体に対する前記検出した特定の被写体が占める割合を占有率として算出する占有率算出手段と、
    前記占有率算出手段で算出した占有率に基づいて、前記特定の被写体を補正するための補正処理について補正強度を設定する強度設定手段と、
    前記強度設定手段によって設定された補正強度の補正内容で前記入力された画像を補正する補正手段と、
    前記補正内容は複数種用意されるとともに、これら複数種の補正処理内容夫々について補正強度を複数段階に分け、夫々の段階の補正強度を組として前記占有率と対応付けて記憶する補正レベル記憶手段と、
    を備え
    前記強度設定手段は、前記占有率算出手段によって算出された占有率に対応する補正強度の組を前記補正レベル記憶手段から読み出して、前記複数種の補正内容夫々に設定することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記補正レベル記憶手段は、前記占有率と対応付けて一の占有率と対応付けて前記補正強度の第1の組とこの第1の組とは異なる補正強度の組からなる第2の組とを記憶するとともに、
    前記入力された画像を表示する表示手段と、
    前記入力された画像の記録を指示する指示手段と、
    を更に備え、
    前記補正手段は、前記指示手段によって指示されるまでは前記占有率算出手段によって算出された占有率に対応した前記第1の組を読み出して前記入力された画像を補正し、前記指示手段によって指示された後は、前記占有率算出手段によって算出された占有率に対応した前記第2の組を読み出して前記入力された画像を補正することを特徴とする請求項記載の撮影装置。
  3. 前記強度設定手段は、前記占有率算出手段により算出した占有率が第1の所定値以下である場合、補正処理を実行しないことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記強度設定手段は、前記占有率算出手段により算出した占有率が第2の所定値以上である場合、補正処理の強度を一定とすることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記判断手段が特定の被写体を複数検出したと判断した場合、前記占有率算出手段は当該複数の被写体の夫々について占有率を算出するとともに、前記強度設定手段は、前記占有率算出手段により算出した複数の占有率のうち最大のものに基づいて、前記補正手段の補正処理の強度を決定することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記判断手段は、前記被写体として人物の顔画像が検出されたか否かを判断することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 入力された画像から特定の被写体を検出したか否かを判断する判断工程と、
    この判断工程によって前記特定の被写体を検出したと判断すると、前記入力された画像全体に対する前記検出した特定の被写体が占める割合を占有率として算出する占有率算出工程と、
    前記占有率算出工程で算出した占有率に基づいて、前記特定の被写体を補正するための補正処理について補正強度を設定する強度設定工程と、
    前記強度設定工程によって設定された補正強度の補正内容で前記入力された画像を補正する補正工程と、
    を備え
    前記強度設定工程は、前記占有率算出工程によって算出された占有率に対応する補正強度の組を、記憶手段であって、記補正内容は複数種用意されるとともに、これら複数種の補正処理内容夫々について補正強度を複数段階に分け、夫々の段階の補正強度を組として前記占有率と対応付けて記憶された記憶手段から読み出して、前記複数種の補正内容夫々に設定することを特徴とする画像処理方法。
  8. コンピュータを、
    入力された画像から特定の被写体を検出したか否かを判断する判断手順
    この判断手順によって前記特定の被写体を検出したと判断すると、前記入力された画像全体に対する前記検出した特定の被写体が占める割合を占有率として算出する占有率算出手順
    前記占有率算出手順で算出した占有率に基づいて、前記特定の被写体を補正するための補正処理について補正強度を設定する強度設定手順
    前記強度設定手順によって設定された補正強度の補正内容で前記入力された画像を補正する補正手順
    として実行させ
    前記強度設定手順は、前記占有率算出手順によって算出された占有率に対応する補正強度の組を、記憶手段であって、記補正内容は複数種用意されるとともに、これら複数種の補正処理内容夫々について補正強度を複数段階に分け、夫々の段階の補正強度を組として前記占有率と対応付けて記憶された記憶手段から読み出して、前記複数種の補正内容夫々に設定することを特徴とするプログラム。
JP2008210504A 2008-08-19 2008-08-19 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム Expired - Fee Related JP5168026B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008210504A JP5168026B2 (ja) 2008-08-19 2008-08-19 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008210504A JP5168026B2 (ja) 2008-08-19 2008-08-19 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010049312A JP2010049312A (ja) 2010-03-04
JP5168026B2 true JP5168026B2 (ja) 2013-03-21

Family

ID=42066367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008210504A Expired - Fee Related JP5168026B2 (ja) 2008-08-19 2008-08-19 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5168026B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10348958B2 (en) 2015-08-20 2019-07-09 Casio Computer Co., Ltd. Image processing apparatus for performing predetermined processing on a captured image

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103095979A (zh) * 2011-11-07 2013-05-08 华晶科技股份有限公司 人脸过曝的影像处理方法及其影像撷取装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3733165B2 (ja) * 1996-02-27 2006-01-11 富士写真フイルム株式会社 デジタルプリンタの画像データ変換方法
JP4307301B2 (ja) * 2003-07-31 2009-08-05 キヤノン株式会社 画像処理装置およびその方法
JP2005086516A (ja) * 2003-09-09 2005-03-31 Canon Inc 撮像装置、印刷装置、画像処理装置およびプログラム
JP2005192162A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Konica Minolta Photo Imaging Inc 画像処理方法、画像処理装置及び画像記録装置
JP2007048112A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Noritsu Koki Co Ltd 画像処理装置および画像処理プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10348958B2 (en) 2015-08-20 2019-07-09 Casio Computer Co., Ltd. Image processing apparatus for performing predetermined processing on a captured image

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010049312A (ja) 2010-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5460173B2 (ja) 画像処理方法、画像処理装置、画像処理プログラム、撮像装置
JP4983962B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP5141733B2 (ja) 撮像装置、撮像方法、及びプログラム
TWI416940B (zh) 影像處理裝置及影像處理程式
KR101044033B1 (ko) 촬상 장치, 얼굴 검출 방법 및 기록 매체
KR101357987B1 (ko) 촬상장치 및 촬상방법
JP6720881B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP4900419B2 (ja) 画像処理装置、及び画像処理プログラム
US20170154437A1 (en) Image processing apparatus for performing smoothing on human face area
US20230196530A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and image capture apparatus
JP2007336411A (ja) 撮像装置、オートブラケティング撮影方法、およびプログラム
JP6873679B2 (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラム
JP2004147018A (ja) 画像処理方法及びデジタルカメラ
JP2009171062A (ja) 画像処理装置、撮像装置、方法およびプログラム
JP2003189325A (ja) 画像処理装置及びカラー画像撮像装置
JP2004246644A (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP5168026B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
US11069031B2 (en) Image processing apparatus, control method for image processing apparatus, image pickup apparatus, and non-transitory computer-readable storage medium to control reflected color components of input image
JP2006050042A (ja) 画像処理装置
JP2002218480A (ja) 画像撮影装置
JP5083116B2 (ja) 撮影装置、画像処理方法、およびプログラム
JP5487942B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像入力装置
JP5316869B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP2009118052A (ja) 画像信号処理方法及び装置
JP4475041B2 (ja) 電子カメラ装置、及び色調整方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110801

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5168026

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees