JPH1173498A - 電子画像の色修正方法及びその色修正装置を内蔵する電子カメラ並びに色修正プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

電子画像の色修正方法及びその色修正装置を内蔵する電子カメラ並びに色修正プログラムを記録した記録媒体

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JPH1173498A
JPH1173498A JP9234205A JP23420597A JPH1173498A JP H1173498 A JPH1173498 A JP H1173498A JP 9234205 A JP9234205 A JP 9234205A JP 23420597 A JP23420597 A JP 23420597A JP H1173498 A JPH1173498 A JP H1173498A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のフォトレタッチソフトウェア等では、
ほくろや皺等の顔の一部分のみを容易に修正することは
困難であった。 【解決手段】 画面を検出ブロックで操作し、検出ブロ
ック内の全画素の肌色度に各画素の重み付けを示す相関
度を乗算したものを合計し、画素数で割った平均値を求
め、色白処理又は日焼け処理を行う場合には対応する変
換係数を乗算して修正量を求め、修正量が閾値以上であ
る場合には修正量に応じた修正値を求めて検出ブロック
の中心画素を修正値に応じた色に塗り替える。このよう
に、画面を検出ブロックで操作していき、中心画素の周
囲の色を考慮して修正するか否かを判断し、修正する場
合には周囲の色に応じた色に自動的に塗り替えていくの
で、熟練を必要とすることなく容易に色修正処理を行う
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子画像における
色の修正を行う方法、色修正をコンピュータに行わせる
プログラムを記録した記録媒体、並びに色修正装置を内
蔵した電子カメラに関し、特に人の肌色の修正を行うの
に好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】ポートレート等の顔を写した写真に対し
て、ほくろや皺、しみ、そばかす等を除去して肌を綺麗
に見せたいという要望が存在する。一般にディジタルカ
メラと称されている電子カメラにより撮った電子画像
や、フィルムカメラにより撮った写真をスキャナにより
取り込んだ電子画像に対し、様々なフォトレタッチソフ
トウェア製品を用いてコンピュータを用いて顔の全体の
色を所望の色に変えることは可能であった。しかし、顔
全体の全体の色を変えようとすると、背景や周囲の色ま
で影響を受けてかわってしまう場合があった。
【0003】また、これらのソフトウェア製品を用い
て、顔の一部分のほくろ等を除去しようとすると、ほく
ろ等の表面上を肌色で塗る、あるいは部分的に肌色を張
り付けるという作業を、作業者が手作業により行う必要
があった。このような作業を行う際には、ほくろ等を塗
り潰した部分の色と周囲の色とを一致させて自然に見え
るようにする必要があり、熟練が必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は顔
に含まれるほくろ等を除去して周囲の肌と同じ色に自動
的に修正する処理を行うことは、一般の人にとり困難で
あった。
【0005】同様に、美肌化処理に限らず、例えば風景
画に含まれる白色あるいは青色の領域に部分的に含まれ
る他の色を除去する処理を行うことも、従来は困難であ
った。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、電子カメラで撮った電子画像や、スキャナ等により
取り込んだ電子画像に対して自動的に色修正を行う方
法、このような色修正装置を内蔵する電子カメラ、並び
に色修正プログラムを記録した記録媒体を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の色修正方法は、
電子画像における所定色の程度を示す所定色度を求める
ステップと、求めた前記所定色度に基づいて、修正する
程度を示す修正量を求めるステップと、求めた前記修正
量に基づいて、前記電子画像を部分的に前記所定色に塗
り替える修正を行うステップとを備えることを特徴とす
る。
【0008】また、本発明の色修正方法は、電子画像で
表された画面上の各々の画素を所定数の画素を有する検
出ブロックで走査していき、検出ブロック内の特定画素
を所定色に修正するか否かを前記検出ブロック内の全画
素の前記所定色の程度を考慮して判断し、修正していく
ステップであって、該ステップは画面上の各々の画素毎
に、前記検出ブロック内の各々の画素の前記所定色の程
度を示す所定色度を求めるステップと、前記検出ブロッ
ク内の各々の画素の重み付けを示す相関度と、対応する
各々の画素の前記所定色度とを乗算し、前記検出ブロッ
ク内の全ての画素の乗算値を合計した値を前記検出ブロ
ック内の画素数で除算することによって、前記所定色度
の平均値を求めるステップと、前記所定色度の平均値に
応じて、前記検出ブロック内の特定画素を修正する程度
を示す修正量を設定するステップと、前記修正量が閾値
以上である場合に、前記検出ブロック内の特定画素を、
元の色と前記修正量と前記所定色度の平均値とに基づい
た色に塗り替える修正を行い、前記修正量が閾値に満た
ない場合に修正を行わないステップとを備える。
【0009】ここで、前記検出ブロック内の特定画素を
塗り替える色として、人の肌色、色白の肌色、又は日焼
けした肌色のいずれかを選択するステップをさらに備
え、塗り替えを行う場合には、元の色と前記修正量と前
記所定色度の平均値とに基づいた色に塗り替えてもよ
い。
【0010】本発明の電子画像における色修正をコンピ
ュータに行わせるためのプログラムを記録したコンピュ
ータが読取り可能な記録媒体は、前記プログラムが、電
子画像における所定色の程度を示す所定色度を求めるス
テップと、求めた前記所定色度に基づいて、修正する程
度を示す修正量を求めるステップと、求めた前記修正量
に基づいて、前記電子画像を部分的に前記所定色に塗り
替える修正を行うステップとを備えている。
【0011】さらに、本発明の電子カメラは、光学系レ
ンズと、前記光学系レンズにより得られた光学的画像情
報を画像信号に変換する光電変換手段と、変換された前
記画像信号を与えられて格納する画像メモリと、前記画
像メモリに格納された前記画像信号を読み出して、電子
画像に色修正を行う色修正装置とを備え、該色修正装置
は、前記電子画像における所定色の程度を示す所定色度
を求める手段と、求めた前記所定色度に基づいて、修正
する程度を示す修正量を求める手段、求めた前記修正量
に基づいて、前記電子画像を部分的に前記所定色に塗り
替える修正を行う手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態によ
る電子画像の色修正方法、色修正装置を内蔵する電子カ
メラ、並びに色修正プログラムを記録した記録媒体につ
いて、図面を参照して説明する。
【0013】本発明の第1の実施の形態による色修正方
法は、図1のフローチャートに示されるような手順を備
えており、本発明の第2の実施の形態による電子カメラ
は、図2に示されるような回路構成を備えた色修正装置
を内蔵している。さらに、本発明の第3の実施の形態に
よる色修正プログラムを記録した記録媒体は、図1に示
される手順で色の修正をコンピュータに行わせるプログ
ラムを記録したCD−ROM、フレキシブルディスク等
の媒体であって、コンピュータにインストールされて該
プログラムが実行されると図4に示されるような画面表
示が行われる。先ず、第1の実施の形態による色修正方
法の修正手順について述べる。該修正方法を電子カメラ
あるいはコンピュータを用いて実行する場合、後述する
ように、電子カメラあるいはコンピュータの画面上に
は、機能選択スイッチとして美肌化スイッチ11、色白
スイッチ12及び日焼けスイッチ13が設けられてい
る。これらのスイッチは、それぞれ別個に3つ設けられ
ていてもよく、1つのスイッチがサイクリックに動作す
るものであってもよい。
【0014】美肌化スイッチ11が選択されてオンする
と、後述する以降の処理により顔に含まれるほくろや
皺、しみ、そばかす等を除去してその部分を周囲と同様
な肌色に塗り潰して肌を綺麗に見せるような処理を施
す。色白スイッチ12が選択されてオンすると、ほくろ
等を除去する処理のみならず、顔全体の色をより白い色
に変える処理が行われる。日焼けスイッチ13がオンす
ると、ほくろ等の除去に加えて、顔全体の色をより日焼
けした色に変える処理が行われる。
【0015】いずれかの機能が選択されると、ステップ
11へ移行する。このステップ11では、検出ブロック
内の肌色度に、重み付けとしての相関度を乗算した値の
合計値Aを演算する。図5に示されるように、電子画面
51が例えばVGA規格で(640×480)個の画素
で構成されており、画面51に存在する人の肌を検出す
るための肌色度の検出を、検出ブロック52を走査する
ことで行うとする。検出部ブロック52は、図6に示さ
れるようなi×j(i=j=0〜6)個の画素を有する
とする。この場合の中心画素は(3、3)で表される。
そして、図7に示されるように、電子画面51を左上か
ら走査ライン54に沿って検出ブロック52を走査させ
ていき、走査させていく過程でその都度検出ブロック5
2内の各画素毎の肌色度を検出していく。走査のさせ方
であるが、検出ブロック52内の中心画素(3、3)が
電子画像51の各画素上を1つずれるようにして動くの
で、極めて微細な動きをすることになる。
【0016】肌色度は、各画素毎のR,G,Bの色信
号、あるいはC,G,Y,Mの色信号から肌色にどの程
度近いかを検出することにより求めることができる。こ
の各画素毎の肌色度に、相関度、即ち中心画素(3、
3)から各画素までの距離に対応した重み付けを示す値
を乗算した値の総和が、合計値Aとなる。
【0017】ここで相関度は、中心画素(3、3)に近
い画素程重み付けの比重が高く、中心から離れるに従っ
て低くなるようにするものである。このような重み付け
を行う理由は、レンズが有するぼけや拡散、回折等の光
学的特性により、中心画素(3,3)に対する肌色度の
情報は中心付近が多く、中心から離れるに従って少なく
なることによる。
【0018】各画素の相関度の値の設定は、例えば図
9、図10あるいは図11にそれぞれ示されるように設
定してもよい。ここで、図9〜図11は、それぞれ中心
座標(3、3)を通り縦又は横軸で切ったときの中心座
標からの距離をX軸にとり、それぞれの座標の相関度を
Y軸にとったものである。
【0019】図9に示された相関度では、中心画素
(3、3)の値を最大値250に設定し、この中心画素
(3、3)から一画素分左右上下に離れた画素(2、
3)、(3、2)、(4、3)、(3、4)は値150
に設定し、さらに2画素分左右上下に離れた画素(1、
3)、(3、1)、(5、3)、(3、5)は値70に
設定し、3画素分左右上下に離れた画素(0、3)、
(3、0)、(6、3)、(3、6)は値30に設定し
ている。
【0020】図10に示された相関度では、中心画素
(3、3)の値を最大値250に設定し、この中心画素
(3、3)から一画素分左右上下に離れた画素(2、
3)、(3、2)、(4、3)、(3、4)は同じ値2
50に設定し、さらに2画素分左右上下に離れた画素
(1、3)、(3、1)、(5、3)、(3、5)は値
200に設定し、3画素分左右上下に離れた画素(0、
3)、(3、0)、(6、3)、(3、6)は値100
に設定している。
【0021】図11に示された相関度では、中心画素
(3、3)の値を最大値250に設定し、この中心画素
(3、3)から一画素分左右上下に離れた画素(2、
3)、(3、2)、(4、3)、(3、4)は値50に
設定し、さらに2画素分左右上下に離れた画素(1、
3)、(3、1)、(5、3)、(3、5)は値10に
設定し、3画素分左右上下に離れた画素(0、3)、
(3、0)、(6、3)、(3、6)は値0に設定して
いる。
【0022】このように、相関度の特性を変えることに
よって、色の修正効果を状況に応じて変えることができ
る。例えば図9に示された相関度に比較し、図10の相
関度のように、中心画素から離れた画素に対しても比較
的大きい値を設定した場合には、比較的大きなほくろや
皺等まで肌色に修正され易くなると同時に、ほくろ等で
はなく本来修正すべきでないものまでも修正される虞れ
がある。逆に、図11の相関度のように、中心画素から
離れた画素には小さい値を設定した場合は、微小なほく
ろ等についてのみ肌色に修正されることになる。このよ
うな修正の対象となるものの大きさを相関度の特性の設
定により変えることが可能であり、具体的には後述する
ように肌状態調整レバーを操作することで肌の荒れ具合
に応じて修正の程度を調整することができる。
【0023】ステップS11において、このような各画
素毎に肌色度に相関度を乗算した値を検出ブロック内の
全画素で総和した合計値Aを求める。次に、ステップS
13において、合計値Aを検出ブロック内の画素数、即
ちここでは7×7=49個で除した平均値Bを求める。
このような平均値Bを求めることで、検出ブロック内に
含まれる49個の画素のうち、中心画素(3、3)を修
正すべきか否かを周囲の48個の画素の肌色度を参照し
ながら判断していくことになる。周囲の肌色度が高い
程、中心画素が肌色に塗り替えられる(書き替えられ
る)確率が高くなる。
【0024】ここで、周囲の肌色度によって平均値Bが
異なる例を図8(a)及び(b)を用いて説明する。こ
こで、図8(a)は人間の顔及びその背景が写っている
画面51を示す図面であり、図8(b)はその部分拡大
図であるとする。
【0025】検出ブロック52aのように、顔の中に検
出ブロック内の画素が全て含まれる場合は、平均値Bの
肌色度は最も高くなり、中心画素が修正される確率が高
くなる。検出ブロック52bのように、顔の輪郭が検出
ブロック内を横切るように存在し、肌色の画素と髪の毛
の色の画素とが存在する場合は平均値Bの肌色度は検出
ブロック52aよりも低くなり、中心画素が修正される
確率は低下する。さらに、検出ブロック52cのよう
に、検出ブロック内の全ての画素が髪の毛に位置する場
合は、平均値Bの肌色度は最も低くなり、中心画素が修
正される可能性はほぼ0となる。
【0026】ステップS15において、美肌化スイッチ
11、色白スイッチ12、日焼けスイッチ13のいずれ
が選択されてオンしているかが判断される。美肌化スイ
ッチ11がオンしている場合はステップS19へ移行
し、他の色白スイッチ12又は日焼けスイッチ13がオ
ンしている場合は、ステップS17として色変換演算を
行う。この演算は、ステップS13において求めた肌色
部の平均値Bに変換係数を乗算した値Cを求めるもので
ある。この変換係数は、色白の肌を示す色、あるいは日
焼けした肌の色に画面上の顔の肌の色に変換されるよう
にするもので、予めテーブルに格納されている。そこ
で、色白スイッチ12又は日焼けスイッチ13のうちオ
ンしている方の変換係数が読み出されて、検出ブロック
内の肌色度の平均値Bに乗算され、値Cが求まる。
【0027】ステップS19において、修正量Dをテー
ブルサーチにより求める処理を行う。テーブルには、予
め肌色度に応じて修正すべきか否かの程度を示した修正
量が格納されている。そこで、ステップS13において
求めた検出ブロック内の肌色部の平均値Bの値に対応す
る修正量をテーブルから読み出す。
【0028】ステップS21において、読み出した修正
量Dを所定の閾値として例えば「0」と比較し、修正す
るか否かを決定する。修正量Dが閾値「0」に満たない
場合は、修正量は値「0」をとり修正処理を行わずにス
テップS27へ移行し、修正量Dが閾値「0」以上であ
る場合は修正量Dは0よりも大きい値をとりステップS
23へ移行して以下のようにして修正値Eを設定する演
算を行う。 修正値E=(中心画素(3、3)の元の色)×(1−修正量D)+色変換値C ×修正量D … (1) 図12に、肌色部の平均値Bと修正量Dとの対応関係を
示したテーブルを示す。肌色部の平均値Bが高い場合
は、修正量Dの値は最も大きい値「1」であり、平均値
Bが低くなるにつれて修正量Dの値は徐々に低下してい
く。平均値が501に満たない場合は、修正量Dは
「0」となって、修正を行わないことになる。ステップ
S21において修正しないと判断したときは修正量Dが
値「0」をとり、中心画素は元の色に塗り潰されること
になり、結果的に変化は生じない。修正すると判断した
ときは、修正量Dは値D>0となるので、色変換値C
(=検出ブロック内の肌色度の平均値B×変換係数)に
修正量を乗算した値に中心画素が塗り変えられることに
なる。
【0029】ステップS27において、電子画面51に
含まれる全画素に対する処理が終了したか否かを判断
し、終了していない間はステップS29において検出ブ
ロックを1画素分ずらして上記ステップS11〜S27
の処理を繰り返す。検出ブロックの全画素に対する走査
が終了した時点で、色修正処理を終了する。
【0030】以上の第1の実施の形態による色修正方法
によれば、顔に含まれる一部のほくろや皺、しみ、そば
かす等のみを検出し、その周囲の肌色と同じ色に自動的
に塗り替えることができるので、熟練を必要とすること
なく誰にでも容易に美肌化処理を行うことができる。ま
た、ほくろ等の修正のみならず、希望に応じて顔の色全
体を色白に変えたり、日焼けした色に変えることも可能
である。
【0031】次に、本発明の第2の実施の形態による色
修正装置を内蔵した電子カメラについて説明する。この
色修正装置は、図2に示されるような回路構成を備えて
いる。撮影レンズ32を通して得られた光学的画像情報
がCCD(Charged CoupledDevice)33により電気信
号に変換され、A/D(Analog/Digital)変換器34に
よりディジタル信号の形態に変換され、信号処理回路3
5はこの変換された画像信号を与えられてRGB信号や
同期信号を生成する等の必要な処理を行う。
【0032】DRAM(Dynamic Random Access Memor
y)37は画像メモリに相当し、画像信号を与えられて
格納する。画像圧縮回路36は画像信号を圧縮するもの
で、圧縮後の信号がフラッシュメモリ38に格納され
る。
【0033】CPU31は、上記A/D変換器34や信
号処理回路35、画像圧縮回路36、DRAM37、フ
ラッシュメモリ38等の動作を制御すると共に、上記第
1の実施の形態による色修正処理を実行するものであ
る。
【0034】PC・I/F40は、外部端子41に接続
されたコンピュータを用いて画像の再生、加工等の処理
を行う場合に、コンピュータに画像信号を送るために必
要なインタフェース処理を行うものである。LCD(Li
quid Crystal Device )パネル24は電子カメラに内蔵
されており、画像信号を再生するものである。色修正処
理を行う前の画像と処理を行った後の画像とを再生し、
比較することが可能である。LCD駆動回路39は、こ
のLCDパネル24に画像を表示させるために駆動する
ものである。
【0035】スイッチ23は電源スイッチであり、撮影
処理及び上記色修正処理を開始する際に投入されるもの
である。スイッチ22は、いわゆるカメラのレリーズボ
タンであり、シャッタを切る際に押される。
【0036】スイッチ11〜13は、上記機能選択スイ
ッチ、即ち美肌化スイッチ11、色白スイッチ12及び
日焼けスイッチ13に相当し、操作者が所望の処理を行
わせる場合にいずれかのスイッチをオンする。
【0037】図3に、本実施の形態による電子カメラ2
1の外観を示す。通常のカメラと同様に上面にレリーズ
ボタン22が設けられ、図示されない光学レンズが設け
られた前面とは逆の背面側に、画像モニタ用のLCDパ
ネル24が設けられている。この背面側には、さらに電
子カメラを動作させるための電源スイッチ23と、上述
した美肌化スイッチ11、色白スイッチ12及び日焼け
スイッチ13が配置されている。
【0038】次に、本発明の第3の実施の形態による色
修正プログラムを記録した記録媒体について、図4を用
いて説明する。本実施の形態による色修正プログラム
は、上述した第1の実施の形態による色修正方法に基づ
いてコンピュータに色修正処理を行わせるものである。
このプログラムは、一般にプロッピーディスクと称され
ているフレキシブルディスク101やCD−ROM10
2等の記録媒体に記録されており、コンピュータ41が
有するディスクドライブ装置41a、CD−ROMドラ
イブ装置41bにより読み取られて、コンピュータ41
が有する例えばハードディクにインストールされてコン
ピュータ41を動作させる。ここで、記憶媒体はコンピ
ュータが読取り可能なものであればいかなるものであっ
てもよく、フレキシブルディスク101やCD−ROM
102の他に、カードメモリ、磁気テープ等も含まれ
る。肌色修正プログラムがインストールされた後、コン
ピュータ41にケーブルを介して接続された電子カメラ
21から、画像信号が転送されて格納される。この後、
この画像信号に対して図1に示されたような手順でコン
ピュータ41により修正処理が行われる。
【0039】モニタ42の画面上に、色修正前後のそれ
ぞれの画像45が再生される。また、画面上には、機能
選択スイッチとしての美肌スイッチ47、色白スイッチ
48及び日焼けスイッチ49が表示され、マウス44を
用いて所望のスイッチをクリックすることで、いずれか
の機能を選択することができる。さらに、画面には肌状
態調整レバー46が表示され、マウス44によりレバー
を所望の調整レベルに設定することが可能である。この
肌状態調整レバー46は、上述した相関度の分布を調整
するものであり、これにより修正するほくろや皺等の大
きさを変えることができる。
【0040】上述した実施の形態は一例であり、本発明
を限定するものではない。例えば、上記実施の形態では
いずれも美肌化の他に、肌の色全体を色白に処理したり
日焼けした肌の色に処理する機能を備えているが、これ
らの機能は必ずしも備えていなくともよい。また、第2
の実施の形態による電子カメラが内蔵する色修正装置の
具体的な構成は様々な変形が可能であり、図2に示され
たものと相違してもよい。同様に、電子カメラの外観は
図3に示されるものと異なっていてもよく、肌色修正処
理を行うことができるものであればよい。
【0041】また、人の肌色修正に限らず、画面内に存
在する所定の色の存在を検出し、他の色が部分的に含ま
れている場合に周囲の所定色の程度に応じて他の色の部
分を塗り替える処理に用いてもよい。例えば、風景画に
おける白色や青色の領域に好ましくない他の色が部分的
に存在するような場合に、この部分を除去して白色又は
青色に塗り替る処理に用いることもできる。
【0042】また、上記実施の形態では色修正を行う画
素を検出ブロックの中心画素としているが、ブロック内
の中心である必要は必ずしも必要ではなく、予め定めた
特定の画素に対して修正を行うようにすればよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による電子
画像の色修正方法、色修正装置を内蔵する電子カメラ、
並びに色修正プログラムを記録した記録媒体によれば、
電子画像における所定色の程度を示す所定色度を求め、
所定色度に基づいて修正する程度を示す修正量を求め
て、修正量に基づいて電子画像を部分的に所定色に塗り
替える修正を行うことにより、熟練を必要とすることな
く容易に電子画像を部分的に所定の色に塗り替える処理
を行うことが可能であり、例えば本発明を美肌化処理に
用いた場合には、顔に含まれる一部のほくろや皺、し
み、そばかす等のみをその周囲の肌色と同じ色に自動的
に塗り替えることができるため、容易に美肌化処理を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による電子画像の色
修正方法における修正手順を示したフローチャート。
【図2】本発明の第2の実施の形態による電子カメラが
内蔵する色修正装置の回路構成を示した回路図。
【図3】同電子カメラの外観を示した斜視図。
【図4】本発明の第3の実施の形態による色修正プログ
ラムを記録した記録媒体とこのプログラムをインストー
ルされて動作するコンピュータを示した説明図。
【図5】顔が表示されている画面上を検出ブロックが走
査する様子を示した説明図。
【図6】同検出ブロックの画素の配列を示した説明図。
【図7】同検出ブロックが画面上を走査する方向を示し
た説明図。
【図8】同検出ブロックと画面上に表示された顔の肌色
が存在する部分との位置関係を示した説明図。
【図9】上記第1〜第3の実施の形態において用いられ
る相関度の分布の一例を示した説明図。
【図10】上記第1〜第3の実施の形態において用いら
れる相関度の分布の他の例を示した説明図。
【図11】上記第1〜第3の実施の形態において用いら
れる相関度の分布のさらに他の例を示した説明図。
【図12】上記第1〜第3の実施の形態において用いる
ことが可能な肌色平均値と修正量との対応関係を示すテ
ーブルを表示した説明図。
【符号の説明】
11、47 美肌化スイッチ 12、48 色白スイッチ 13、49 日焼けスイッチ 21 電子カメラ 22 レリーズボタン 23 電源スイッチ 24 LCDパネル 31 CPU 32 撮影レンズ 33 CCD 34 A/D 35 信号処理回路 36 画像圧縮回路 37 DRAM 38 フラッシュメモリ 39 LCD駆動回路 40 PC・I/F 41 コンピュータ 41a ディスク駆動装置 41b CD−ROM駆動装置 42 モニタ 43 ケーブル 44 マウス 45、51 画面 46 肌状態調整レバー 52、52a〜52c 検出ブロック 54 走査線

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子画像における所定色の程度を示す所定
    色度を求めるステップと、 求めた前記所定色度に基づいて、修正する程度を示す修
    正量を求めるステップと、 求めた前記修正量に基づいて、前記電子画像を部分的に
    前記所定色に塗り替える修正を行うステップと、 を備えることを特徴とする電子画像の色修正方法。
  2. 【請求項2】電子画像で表された画面上の各々の画素を
    所定数の画素を有する検出ブロックで走査していき、検
    出ブロック内の特定画素を所定色に修正するか否かを前
    記検出ブロック内の全画素の前記所定色の程度を考慮し
    て判断し、修正していくステップであって、該ステップ
    は画面上の各々の画素毎に、 前記検出ブロック内の各々の画素の前記所定色の程度を
    示す所定色度を求めるステップと、 前記検出ブロック内の各々の画素の重み付けを示す相関
    度と、対応する各々の画素の前記所定色度とを乗算し、
    前記検出ブロック内の全ての画素の乗算値を合計した値
    を前記検出ブロック内の画素数で除算することによっ
    て、前記所定色度の平均値を求めるステップと、 前記所定色度の平均値に応じて、前記検出ブロック内の
    特定画素を修正する程度を示す修正量を設定するステッ
    プと、 前記修正量が閾値以上である場合に、前記検出ブロック
    内の特定画素を、元の色と前記修正量と前記所定色度の
    平均値とに基づいた色に塗り替える修正を行い、前記修
    正量が閾値に満たない場合に修正を行わないステップ
    と、 を備えることを特徴とする電子画像の色修正方法。
  3. 【請求項3】前記検出ブロック内の特定画素を塗り替え
    る色として、人の肌色、色白の肌色、又は日焼けした肌
    色のいずれかを選択するステップをさらに備え、塗り替
    えを行う場合には、元の色と前記修正量と前記所定色度
    の平均値とに基づいた色に塗り替えることを特徴とする
    請求項1又は2記載の電子画像の色修正方法。
  4. 【請求項4】電子画像における色修正をコンピュータに
    行わせるためのプログラムを記録したコンピュータが読
    取り可能な記録媒体において、 前記プログラムは、電子画像における所定色の程度を示
    す所定色度を求めるステップと、 求めた前記所定色度に基づいて、修正する程度を示す修
    正量を求めるステップと、 求めた前記修正量に基づいて、前記電子画像を部分的に
    前記所定色に塗り替える修正を行うステップと、 を備えることを特徴とする電子画像の色修正プログラム
    を記録した記録媒体。
  5. 【請求項5】電子画像における色修正をコンピュータに
    行わせるためのプログラムを記録したコンピュータが読
    取り可能な記録媒体において、 前記プログラムは、 前記電子画像で表された画面上の各々の画素を所定数の
    画素を有する検出ブロックで走査していき、検出ブロッ
    ク内の特定画素を所定色に修正するか否かを前記検出ブ
    ロック内の全画素の前記所定色の程度を考慮して判断
    し、修正していくステップであって、該ステップは画面
    上の各々の画素毎に、 前記検出ブロック内の各々の画素の前記所定色の程度を
    示す所定色度を求めるステップと、 前記検出ブロック内の各々の画素の重み付けを示す相関
    度と、対応する各々の画素の前記所定色度とを乗算し、
    前記検出ブロック内の全ての画素の乗算値を合計した値
    を前記検出ブロック内の画素数で除算することによっ
    て、前記所定色度の平均値を求めるステップと、 前記所定色度の平均値に応じて、前記検出ブロック内の
    特定画素を修正する程度を示す修正量を設定するステッ
    プと、 前記修正量が閾値以上である場合に、前記検出ブロック
    内の特定画素を元の色と前記修正量と前記所定色度の平
    均値とに基づいた色に塗り替える修正を行い、前記修正
    量が閾値に満たない場合に修正を行わないステップと、 を備えることを特徴とする電子画像の色修正プログラム
    を記録した記録媒体。
  6. 【請求項6】前記検出ブロック内の特定画素を塗り替え
    る色として、人の肌色、色白の肌色、又は日焼けした肌
    色のいずれかを選択するステップをさらに備え、塗り替
    える修正を行う場合には、元の色と前記修正量と前記所
    定色度の平均値と選択したいずれかの色とに基づいた色
    に塗り替えることを特徴とする請求項4又は5記載の電
    子画像の色修正プログラムを記録した記録媒体。
  7. 【請求項7】光学系レンズと、 前記光学系レンズにより得られた光学的画像情報を画像
    信号に変換する光電変換手段と、 変換された前記画像信号を与えられて格納する画像メモ
    リと、 前記画像メモリに格納された前記画像信号を読み出し
    て、電子画像に色修正を行う色修正装置と、 を備え、該色修正装置は、 前記電子画像における所定色の程度を示す所定色度を求
    める手段と、 求めた前記所定色度に基づいて、修正する程度を示す修
    正量を求める手段、 求めた前記修正量に基づいて、前記電子画像を部分的に
    前記所定色に塗り替える修正を行う手段と、 を備えることを特徴とする電子画像の色修正装置を内蔵
    する電子カメラ。
  8. 【請求項8】光学系レンズと、 前記光学系レンズにより得られた光学的画像情報を画像
    信号に変換する光電変換手段と、 変換された前記画像信号を与えられて格納する画像メモ
    リと、 前記画像メモリに格納された前記画像信号を読み出し
    て、一画面を構成する各々の画素を所定数の画素を有す
    る検出ブロックで走査していき、検出ブロック内の特定
    画素を所定色に修正するか否かを前記検出ブロック内の
    全画素の前記所定色の程度を考慮して判断し、修正して
    いく色修正装置と、 を備え、該色修正装置は、 前記検出ブロック内の各々の画素の前記所定色の程度を
    示す所定色度を求める手段と、 前記検出ブロック内の各々の画素の重み付けを示す相関
    度と、対応する各々の画素の前記所定色度とを乗算し、
    前記検出ブロック内の全ての画素の乗算値を合計した値
    を前記検出ブロック内の画素数で除算することによっ
    て、前記所定色度の平均値を求める手段と、 前記所定色度の平均値に応じて、前記検出ブロック内の
    特定画素を修正する程度を示す修正量を設定する手段
    と、 前記修正量が閾値以上である場合に、前記検出ブロック
    内の特定画素を元の色と前記修正量と前記所定色度の平
    均値とに基づいた色に塗り替える修正を行い、前記修正
    量が閾値に満たない場合に修正を行わない手段と、 を備えることを特徴とする電子画像の色修正装置を内蔵
    する電子カメラ。
  9. 【請求項9】前記検出ブロック内の特定画素を塗り替え
    る色として、人の肌色、色白の肌色、又は日焼けした肌
    色のいずれかを選択するステップをさらに備え、塗り替
    える修正を行う場合には、元の色と前記修正量と前記所
    定色度の平均値と選択したいずれかの色とに基づいた色
    に塗り替えることを特徴とする請求項7又は8記載の電
    子画像の色修正装置を内蔵する電子カメラ。
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