JP5393189B2 - 撮像装置及び画像処理方法 - Google Patents

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本発明は、顔検出機能を利用した撮影により得られた画像に対する画像補正処理に関するものである。
人物の顔検出機能を搭載したデジタルカメラ等の撮像装置が知られている。この種の撮像装置のなかには、撮影時に人物の顔を検出し、画像処理によりその人物の顔の明るさや色を適切にするように自動的に補正する機能を有するものがある。しかし、これらの撮像装置は、正面を向いた顔は顔検出できても横顔は検出できない場合や、サングラスをかけた顔、髪の毛のかかった顔なども検出できない場合がある。このため、同じようなシーンで人物を撮影しても、その人物の顔の状態によって顔検出できる場合と出来ない場合とがあり、自動補正の結果、顔の明るさや色が変化してしまう。特に連写撮影した一連の画像において、顔検出結果に応じて撮影毎に色や明るさが変化すると、撮影コマ毎に補正バラツキが生じ、一連の画像を並べて見た場合に違和感のある画像となってしまう場合がある。この不具合を改善するために、特許文献1では、連写中に顔検出できなかった場合、1コマ前の画像と比較し変化量が少ないと判断した場合には、1コマ前と同じ補正値を用いて画像処理を施すことで、連写中の撮影コマの補正バラツキを抑制している。
特開2007−180892号
しかしながら、上記特許文献1では、1コマ目に顔が検出できた場合には、次コマに顔が検出できなくても補正バラツキを抑制することができるが、1コマ目に顔が検出できなかった場合において、次コマ以降に顔検出できた場合には補正バラツキを抑制することができない。また、例えば2コマ連続して顔検出できた場合においても、顔に生じる影などの変化によって算出される画像補正値が異なり、補正バラツキを生じてしまう。この様に、従来は、顔検出を伴う連続撮影において補正バラツキを適切に抑制する技術が存在せず、不具合が生じていた。
本発明はこのような問題を解決するためのもので、その目的は、顔検出を伴う連続撮影時の一連の撮影画像に対する補正バラツキを適切に抑制することである。
上記課題を解決するために、本発明の撮像装置は、入力された画像から顔を検出する検出手段と、前記検出した顔の領域に対応する画像の色情報又は輝度情報を取得する取得手段と、入力された画像に対して画像処理を施す画像処理手段と、を備え、続撮影のコマ目の撮影において前記取得手段により顔を検出し、前記コマ目以降の撮影において前記取得手段により顔を検出しなかった場合、前記画像処理手段は前記1コマ目以降の撮影での画像に対して、前記1コマ目の撮影において前記取得手段により取得した色情報又は輝度情報に基づく画像処理を施し、連続撮影のコマ目の撮影において前記取得手段により顔を検出しなかった場合、前記画像処理手段は前記コマ目以降の撮影での画像に対して、画像毎に当該画像全体の色又は輝度情報に基づく画像処理を施すことを特徴とする。
本発明によれば、顔検出を伴う連続撮影時の一連の撮影画像に対する補正バラツキを適切に抑制することができる。
本実施形態のデジタルカメラのブロック図を示した図である。 本実施形態における自動画像補正処理の動作を示したフローチャートである。 本実施形態における顔検出処理時のデータ取得方法を示した図である。 本実施形態における顔検出処理時の、明るさ補正用のガンマ補正値の算出方法を示した図である。 本実施形態における、顔検出できなかった場合の明るさ補正用のガンマ補正値算出用のヒストグラムを示した図である。 本実施形態における、顔検出できなかった場合の明るさ補正用のガンマ補正値算出の一例を示した図である。 本実施形態における、連写時の自動画像補正処理の動作を示したフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係るデジタルカメラ1の全体構成を示すブロック図である。
図1において、100は撮影レンズ、101は絞り、102はシャッター、103は光学像を電気信号に変換する撮像素子、104は撮像素子103のアナログ信号出力をデジタル信号に変換するA/D変換器である。タイミング発生部105は、撮像素子103、A/D変換器104、D/A変換器106にクロック信号や制御信号を供給して、それらの動作を制御している。このタイミング発生部105はメモリ制御部108及びシステム制御部130により制御されている。
画像処理部113はA/D変換器104からのデータ或いはメモリ制御部108からのデータに対して画像処理を施す。画像処理部113の具体的な処理は後述する。メモリ制御部108は、A/D変換器104からのデータを、画像処理部113、メモリ制御部108を介して、或いは直接メモリ制御部108を介して、表示用メモリ109或いはメモリ110に書き込む等、各ブロックを介したデータの流れを制御する。
表示用メモリ109は表示部A107に表示するデータを記憶しており、この記憶されているデータはD/A変換器106を介してTFT,LCD等の表示部A107に出力されて表示される。また表示部A107は、ホワイトバランス選択メニューなどのカメラを制御する為の様々なメニューの表示を行う。これらのメニューの表示や選択は操作部A124を操作することで行われる。
メモリ110は撮影した静止画像を格納する為のメモリで、所定枚数の静止画像を格納するのに十分な記憶容量を備えている。また、このメモリ110はシステム制御部130や画像処理部113の作業領域としても使用することが可能である。圧縮/伸張部111は、メモリ110に格納された画像データの圧縮処理や圧縮された画像データの伸張処理を行い、その処理を終えたデータをメモリ110に書き込む。外部記録メモリ112はCFカードやSDカードといった着脱可能な外付けの記録媒体であり、メモリ110に一時的に記録された画像データを最終的に記録する。
測光センサ119は、撮影画面と共役に関係付けられたそれぞれの画素の輝度を測定することが出来る。この測光センサ119の出力に応じて、システム制御部130が適切な露光量を算出すると、露光制御部114は、露光量に応じた絞り101とシャッター102を制御する。測距センサ118はユーザにより任意に選択された測距点の距離情報を検出する。測距制御部115は測距センサ118の出力によりレンズ100のフォーカシングを制御する。
ズーム制御部116は手動で行われたレンズ100のズーミング量(焦点距離)を検知する。または、ズーミングをカメラの操作部B125を用いて自動で行う場合にレンズのズーム量を制御する。自動ストロボユニット126は、AF補助光の投光機能及びストロボ調光機能も有する。角速度センサ117はカメラの水平/垂直方向の振れを検知するセンサで、周知の手ぶれ補正処理や縦位置撮影、横位置撮影の判定などに用いられる。
システム制御部130は、デジタルカメラ1の全体の動作を制御している。メモリ120は、このシステム制御部130の動作用の定数、変数プログラム、画像処理用パラメータ等を記憶しており、ワークメモリとしても使用される。表示部B121は、システム制御部130でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージなどを表示する液晶表示ユニット、スピーカ等を含んでいる。この表示部B121は、LCDで構成されている。この表示部B121の表示内容としては、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残記録可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、等がある。
不揮発性メモリ122は、電気的に消去及び記録が可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。レリーズ釦123、操作部B125は、システム制御部130の各種の動作指示を入力する為の操作ユニットである。レリーズ釦123はSW1とSW2の2段階のスイッチを備えている。SW1はレリーズ釦123の第1ストロークでONし、測光、測距を開始するスイッチとなる。SW2はレリーズ釦123の第2ストロークでONし、露光動作を開始するスイッチとなる。また、操作部B125はシングルショット/連写撮影/セルフタイマーの切り替え、マニュアルフォーカス/オートフォーカス切り替え、シャッタースピード、絞り値、露出補正の設定等で使用される。ここで、連写撮影に設定されている場合、レリーズ釦123のSW2が押し続けられている間、連続的に撮影される連写撮影が行われる。
また、電源スイッチ127は、デジタルカメラ1のメイン電源をON/OFFするスイッチである。電源制御部128は電池検出部、DC−DCコンバーター、通電するブロック等を切り替えるスイッチ部等を備えている。
次に本実施形態における画像処理部113の自動画像補正処理の動作について、図2のフローチャートを用いて説明する。本フローチャートの処理手順は、システム制御部130の制御のもと実行される。
撮像素子103による撮影が行われると、A/D変換器104で12ビットのデジタル信号に変換された被写体の画像データが画像処理部113に入力され、本処理が開始される。
ます、画像処理部113は、この12ビット画像データから顔検出処理により顔を検出する(ステップS201)。本発明は顔検出の具体的な手法は限定しないが、本実施形態では、例えば、目、鼻、口といった顔の部位の位置を画像からエッジ検出処理やパターンマッチング処理等により解析して特定し、その結果から画像中の顔の位置や大きさの情報を取得する。
次に顔が検出できたかどうかの判定を行う(ステップS202)。ここで、顔が検出できたことの判断基準は限定しないが、例えば、2つの目の位置が特定できた場合は顔が検出できたと判定し、横顔であるために1つの目の位置しか特定できなかった場合は顔が検出できなかったと判定する基準がある。また、顔検出に信頼度の尺度を導入し、各顔の部位が検出されても顔が小さい場合や撮影条件等の理由により顔としての信頼度が所定値より低い場合に顔が検出できなかったと判定するようにしてもよい。
ステップS202において顔が検出できたと判断した場合、検出した顔の領域の輝度情報、及び色情報を算出する(ステップS203)。
具体的には、図3に示したように顔の内側の領域Fに対応するR,G,B信号の平均値を抽出する。本実施形態ではガンマ変換処理前の12ビット画像データに対して顔検出を行っている。このため、検出した顔領域に対応したR,G,B信号に対してガンマ補正処理を適用し12ビットから8ビットに変換して、8ビットR、G、B信号の平均値を求め、顔領域Fの色としている。この方法とは別に、ガンマ補正処理後の8ビット画像に対して顔検出処理を行い、前記8ビット画像データから検出した顔の位置に対応した領域の8ビットR、G、B信号の平均値を抽出するようにしても良い。この場合は既に前記R,G,B信号は8ビットになっているため、12ビットから8ビットに変換するためのガンマ処理は不要となる。
また、このR,G,B信号のうちG信号に対して12ビットから8ビットに変換する為のガンマ処理を適用し8ビットのG信号を得、この8ビットのG信号の平均値を顔領域Fの明るさとする。
次に、顔の明るさからガンマ補正値を算出する(ステップS204)。本実施形態のデジタルカメラ1は、適切な顔の明るさを、顔の明るさ目標値としてメモリ120に予め記憶している。システム制御部130は、顔の明るさとして算出した前記ガンマ処理後のG信号の平均値がこの顔の明るさ目標値になるように、例えば図4に示すガンマカーブKを算出する。図4において、Ainは前記ガンマ処理後の8ビットG信号の平均値、Aoutは前記メモリ120に記憶している顔の明るさ目標値である。ここで算出した明るさ補正用のガンマカーブK(ガンマ補正値)は後のステップ211で使用するため、メモリ110に一次記憶しておく。
次にステップS203で算出しておいた顔のRGB信号の平均値からホワイトバランスの補正値を算出する(ステップS205)。具体的には、予め適切な顔の色となるG/R比、G/B比をホワイトバランス目標値としてメモリ120に記憶しておき、ステップS203で算出した顔のRGB信号の平均値の比がこの目標値と同じ比になるようなホワイトバランス補正値を算出する。ここで算出したホワイトバランス補正値はステップS209で使用するため、メモリ110に一次記憶しておく。
次にメモリ110に一次記憶しておいたホワイトバランス補正値を用いて、画像処理部113に入力された12ビットデータに対して画像にホワイトバランス処理を施す(ステップS209)。
続いて、ステップS209でのホワイトバランス補正処理後の画像に対して現像処理を行う(ステップS210)。すなわち、RGBベイヤー配列の信号をRGB3プレーン信号に変換するための色補間処理、12ビットデータから8ビットデータに変換する為のガンマ処理、彩度補正処理、色相補正処理、が施され、8ビットカラー画像が生成される。
そして、ステップS210で処理された画像データに対して、メモリ110に一次記憶しておいた明るさ補正用のガンマカーブを用いてガンマ補正処理を施す(ステップS211)。このガンマ補正処理はR,G,B信号それぞれに対して同じガンマを適用しても良いし、R,G,B信号を例えば下記式(1)により一度輝度信号Yに変換した後に、Y信号に対してのみ適用する方法でもよい。
Y=0.3xR+0.6xR+0.1xB ・・・式(1)
以上により、顔が検出できた場合の自動画像補正処理の動作が終了する。
次にステップS202において顔検出できなかったと判断された場合の処理のフローについて説明する。
ステップS202で顔検出できないと判断された場合には、画像処理部113に入力された12ビットデータの画像全体のヒストグラムを検出する(S206)。具体的には、まず、画像データのRGBデータのうちG値に対して12ビットデータを8ビットデータに変換する為のガンマ補正処理が施される。そして、ガンマ補正処理後の8ビットG値に対して、図5に示すような0〜255LSBそれぞれの画像全体の度数分布(ヒストグラム)を算出する。
次に、ステップS207において、検出したヒストグラムからガンマ補正値を算出する。具体的には、まず、検出したヒストグラムに対して、図5に示したように、輝度0からの累積頻度が所定の度数となる輝度を低輝度ポイントL、輝度255からの累積頻度が所定の度数となる輝度を高輝度ポイントH、として算出する。そして、この低輝度ポイントL、高輝度ポイントHの輝度に応じて、明るさ補正用のガンマ補正値を算出する。図6にそのガンマ補正値の例を3つ示した。図6において、C0はガンマ補正量が0を示しており、C1、C2はそれぞれ、低輝度部を暗く、高輝度部を明るくするようなガンマ補正値を示しており、C1よりもC2のほうがその補正効果が強いことを示している。
ここで、図5の低輝度ポイントLが高いほど低輝度部を暗くするように、また高輝度ポイントHが低いほど高輝度部を明るくするように、図6のガンマ補正値C1,C2のように補正量を決定する。本実施形態ではガンマカーブをいわゆるS字カーブにしているが、低輝度部を明るくし、高輝度部を暗くする逆S字カーブや、低輝度部も高輝度部も明るくする弓形カーブ、低輝度部も高輝度部も暗くする逆弓形カーブなどでもよい。
次に、画像全体からホワイトバランス補正値を算出する(ステップS208)。具体的には、画像全体を複数のブロックに分け、そのブロックの中から、黒体輻射軌跡の色に近いブロックのみ抽出し、抽出したブロック積分値から、G/R比,G/B比を算出しこれをホワイトバランス補正値とする。ここで算出したホワイトバランス補正値はステップS209で使用するため、メモリ110に一次記憶しておく。
以降の処理は、ステップS209からステップS211までの処理と同様なものであるので、説明を省略する。以上により、顔が検出できなかった場合の自動画像補正処理の動作が終了する。
次に本実施形態のデジタルカメラにおける連写時の処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。
図1の操作部B125にて、撮影モードを連写撮影にし、レリーズ釦123のSW2を押し続けて撮影することで、連写撮影が行われる。本実施形態ではSW2を押し続けている間に撮影される状態を連写と定義して、本発明が適用される連続撮影の一態様を説明しているが、適用される撮影モードや操作状態を限定するものではない。例えば、撮影モードに関係なく、前コマからの経過時間が所定時間以内(例えば1秒以内)の撮影を本発明が適用される連続撮影としてもよい。
この連写時の処理において、まず、連写1コマ目かどうかの判断が行われ(ステップS701)、1コマ目と判断された場合、連写1コマ目用の処理に移行する(ステップS702)。ここでいう連写1コマ目用の処理とは、前述した図2のフローチャートの処理を示している。また本実施形態では連写1コマ目の顔検出の有無による判定を行っているが、連写における補正処理の状態を1コマ目と同様の初期状態に戻すために定義しておいたNコマ目(Nは自然数)としても良い。その場合、撮影がNコマ目か、Nコマ目以降のMコマ目か、による判断がなされる。
ステップS701において、連写2コマ目以降であったと判断された場合、次に連写1コマ目に顔検出されたかどうかを判断する(ステップS703)。
ステップS703で1コマ目に顔検出されたと判断された場合、今回撮影された画像について顔検出処理を行い、同時に図2のフローチャートの説明で述べたように、顔領域のR、G、B信号の平均値を算出する(ステップS704)。そして、今回のコマで顔検出されたかどうか再度判定を行う(ステップS705)。
ここで顔検出されたと判断された場合、今回のコマ以外で最後に顔検出されたときの顔の明るさ(本実施形態では顔領域のG信号の平均値を明るさとして使用)と今回の顔検出で得た顔の領域のG信号の平均値とを比較する。この比較は互いの平均値の差を算出することにより行われ、その差に応じて補正値を決定する(ステップS706)。ここで、その差が所定値未満の場合には、前のコマのホワイトバランス補正値、明るさ補正用のガンマ補正値を使用する。
逆にその差が所定値以上の場合には、図2のフローチャートのステップS203からステップS205で説明したのと同様の方法で、今回のコマの顔検出結果を用いて明るさ補正用のガンマ補正値、ホワイトバランス補正値を算出する。ここで算出したガンマ補正値、ホワイトバランス補正値は以降の処理で使用するため、メモリ110に一次記憶しておく。
一方、ステップS705において、今回のコマで顔検出されなかったと判断された場合、1個前の補正値を、今回のコマで使用する、明るさ補正用のガンマ補正値、ホワイトバランス補正値として使用する(ステップS707)。
次に、ステップS711〜ステップS713により、ホワイトバランス補正処理、現像処理、明るさ補正用ガンマ補正処理が施され、今回のコマの処理が終了する。これらの処理は、図2のフローチャートのステップS209からステップS211と同様なものである。
次にステップS703で連写1コマ目に顔検出されなかったと判断された場合の処理について説明する。この場合、2コマ目以降のコマは全て顔検出処理を用いないで、明るさ補正用ガンマ補正値やホワイトバランス補正値を算出する。ステップS708〜S710までに画像からヒストグラムを検出、そのヒストグラムからガンマ補正値を算出、画像全体からホワイトバランス補正値算出という流れで処理を行う。この処理は、図2のフレーチャートのステップS206〜ステップS208までの処理と同様である。
本実施形態では連写1コマ目に顔検出できなかった場合には2コマ目以降に顔検出を用いないで自動画像補正用の補正値を算出するようにしているが、連写1コマ目に顔検出できなかった場合には単純に常に1コマ目と同じ補正値を使用するようにしてもよい。
次に、ステップS711〜ステップS713により、ホワイトバランス補正処理、現像処理、明るさ補正用ガンマ補正処理が施され、今回のコマの処理が終了する。これらの処理は、図2のフローチャートのステップS209〜ステップS211と同様である。
以上説明したように、本実施形態では、連写時に1コマ目に顔検出できたかどうかに応じて2コマ目以降のコマで顔検出結果を利用するかどうかを決定する。1コマ目に顔検出できた場合は、主被写体は顔である可能性が高いので、顔検出結果を積極的に利用し、他の撮影画像の補正値等を反映させることにより顔検出によるキリムラを抑制するよう補正処理する。一方、1コマ目に顔検出できなかった場合は、主被写体は顔でない可能性があり、後で顔が検出された場合でも、画像全体の解析結果に応じたそのシーンに応じた補正を行うようにする。したがって、本実施形態によれば、連写中の一連の画像において、顔検出の有無による補正効果のキリムラを適正に抑制することができる。
130 システム制御部
131 画像処理部

Claims (4)

  1. 入力された画像から顔を検出する検出手段と、
    前記検出した顔の領域に対応する画像の色情報又は輝度情報を取得する取得手段と、
    入力された画像に対して画像処理を施す画像処理手段と、を備え、
    続撮影のコマ目の撮影において前記取得手段により顔を検出し、前記コマ目以降の撮影において前記取得手段により顔を検出しなかった場合、前記画像処理手段は前記1コマ目以降の撮影での画像に対して、前記1コマ目の撮影において前記取得手段により取得した色情報又は輝度情報に基づく画像処理を施し、
    連続撮影のコマ目の撮影において前記取得手段により顔を検出しなかった場合、前記画像処理手段は前記コマ目以降の撮影での画像に対して、画像毎に当該画像全体の色又は輝度情報に基づく画像処理を施すことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記連続撮影の前記コマ目の撮影において前記取得手段により顔を検出し、Mコマ目の撮影において前記取得手段により顔を検出しなかった場合、前記画像処理手段は前記Mコマ目の撮影での画像に対して、M−L(L≦M−)コマ目の撮影で取得した前記色情報又は前記輝度情報に基づく画像処理を施すことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記画像処理手段は、ガンマ補正手段、及びホワイトバランス補正手段のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 入力された画像から顔を検出する検出ステップと、
    前記検出した顔の領域に対応する画像の色情報又は輝度情報を取得する取得ステップと、
    入力された画像に対して画像処理を施す画像処理ステップと、を備え、
    連続撮影のコマ目の撮影において前記取得ステップにより顔を検出した場合、前記画像処理ステップは前記コマ目以降の撮影での画像に対して、前記1コマ目の撮影で前記取得ステップにより取得した色情報又は輝度情報に基づく画像処理を施し、連続撮影のコマ目の撮影において前記取得ステップにより顔を検出しなかった場合、前記画像処理ステップは前記コマ目以降の撮影での画像に対して、画像毎に当該画像全体の色又は輝度情報に基づく画像処理を施すことを特徴とする画像処理方法。
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