JP5359343B2 - 電子カメラ - Google Patents

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Description

本発明は、連続して撮影された複数コマの画像を1枚の画像に合成するマルチ連写機能を有する電子カメラに関する。
被写体の動きを連写した複数枚の画像を1枚の画像に合成するマルチ連写機能を有する電子カメラが知られている。例えば、ゴルフクラブをスイングする動作を所定の撮影間隔で連写して、連写した複数枚の画像を並べて1枚のマルチ連写画像に合成することにより、ゴルフクラブを振り下ろす様子を確認することができる。
ところが、マルチ連写の撮影間隔は予め設定されているので、設定された撮影間隔と被写体が動く速さとの関係が適切でない場合は、最適な合成画像が得られないという問題がある。例えば、ゴルフクラブのスイングの開始点がマルチ連写した合成画像の最初の画像にならない場合や、スイングの終了点がマルチ連写した合成画像の最後の画像にならない場合などがある。また、マルチ連写の撮影間隔に対して被写体の動きが極端に速い場合は、動作の開始点と動作の終了点との間に撮影される画像が少なくなってしまうので、ゴルフクラブが振り下ろされる様子がよくわからない。逆に、マルチ連写の撮影間隔に対して被写体の動きが極端に遅い場合は、被写体の動作開始点と動作終了点との間に撮影される画像が多くなってしまうので、合成される画像が重なって潰れてしまうことがある。
そこで、撮影開始点と撮影終了点をユーザー操作で自由に決定できるようにした電子カメラが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
ところが、従来技術の場合は、撮影開始点と撮影終了点をユーザー操作で決定しなければならないという問題がある。また、ユーザー操作が被写体の動きに一致しない場合は、マルチ連写の合成画像が必ずしも最適な合成画像にはならない。特に撮影開始点の決定は難しく、ユーザーが指示する撮影開始点と被写体の動作開始点との間にタイムラグが発生し易いので、被写体が動き始めてから遅れて撮影が開始される可能性がある。逆に、被写体が動き始める前に早く撮影が開始される可能性もある。同様に撮影終了点の決定についても、ユーザーが指示する撮影終了点と被写体の動作終了点との間にタイムラグが発生する可能性がある。
このように、従来技術ではマルチ連写する際にユーザーが指示する撮影開始点および撮影終了点と被写体の動作開始点および動作終了点とが必ずしも一致せず、最適なマルチ連写画像が得られないという問題があった。
本発明の目的は、被写体の動作に合致したマルチ連写画像を得ることができる電子カメラを提供することである。
本発明に係る電子カメラは、被写体を連写する撮像部と、撮影開始を指示する撮影開始指示部と、前記撮像部で連写された被写体の動き検出量を検出する動き検出部と、前記撮影開始指示前に前記撮像部で連写された複数枚の画像と、前記撮影開始指示後に前記撮像部で連写された複数枚の画像とを記憶する記憶部と、前記動き検出部で検出した被写体の動き検出量から被写体の動作開始点および動作終了点を判別する動作範囲判別部と、前記記憶部に一時的に記憶された複数枚の画像の中から、前記動作範囲判別部が判別した被写体の動作開始点と動作終了点との間で撮影された任意の画像を所定枚数選択する画像選択部と、前記画像選択部が選択した所定枚数の画像を1枚のマルチ連写画像に合成する画像合成部とを有することを特徴とする。
また、より好ましくは、前記記憶部は、前記撮影開始指示前に前記撮像部で撮像される常に最新の複数枚の画像を巡回的に記憶するリングバッファを有し、前記撮影開始指示前から前記撮像部で撮像された画像を前記リングバッファに巡回的に記憶する動作を開始する制御部を更に設けたことを特徴とする。
また、より好ましくは、前記画像合成部は、前記動き検出部が検出する動き検出量に応じて、マルチ連写画像を構成する画像枚数を決定することを特徴とする。
また、より好ましくは、前記画像合成部は、前記動き検出部が検出する動き検出量が所定値より大きい場合はマルチ連写画像の枚数を多くし、前記動き検出部が検出する動き検出量が所定値より小さい場合はマルチ連写画像の枚数を少なくするよう制御することを特徴とする。
本発明に係る電子カメラは、被写体の動作に合致したマルチ連写の合成画像を得ることができる。
本実施形態に係る電子カメラ101の構成を示すブロック図である。 マルチ連写画面の様子を示す説明図である。 制御部108のマルチ連写処理を示すブロック図である。 動き検出の方法を説明する説明図である。 動作開始点および動作終了点の判別方法を示す説明図である。 撮影開始点が早い場合や遅い場合の例を示す説明図である。 マルチ連写撮影処理を示すフローチャートである。 撮影される画像フレームからマルチ連写画像を選択する様子を示す説明図である。 本実施形態でのマルチ連写撮影画像の例を示す説明図である。 動き検出量の大きさを判別する例を示す説明図である。
以下、本発明に係る電子カメラ101の実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る電子カメラ101の構成を示すブロック図である。図1において、電子カメラ101は、撮影光学系102と、撮像素子103と、A/D変換部104と、システムバス105と、バッファメモリ106と、TG(タイミングジェネレータ)107と、制御部108と、フラッシュメモリ109と、操作部110と、表示モニタ111と、メモリカードI/F112とで構成される。
図1において、撮影光学系102に入射された被写体光は、撮像素子103の受光面に入射される。撮像素子103の受光面には、二次元状に光電変換部が配置されており、各光電変換部に入射される光量に応じた電気信号に変換し、A/D変換部104に出力する。A/D変換部104は、撮像素子103から出力される電気信号をデジタル信号に変換し、1画面分のデジタル信号を撮影画像データとしてシステムバス105を介してバッファメモリ106に一時的に記憶する。
バッファメモリ106は、揮発性の高速メモリで構成され、撮影画像を一時的に記憶するだけでなく、画像処理時の処理用バッファや表示モニタ111に画像を表示する際の表示用バッファとしても利用される。特に、本実施形態に係る電子カメラ101の「マルチ連写撮影モード」においては、操作部110に含まれるレリーズボタン押下前に連写撮影される所定枚数の画像を記憶するプリキャプチャバッファ領域106aと、レリーズボタン押下時に連写撮影される複数枚の画像を一時的に記憶する連写バッファ領域106bとを有している。ここで、プリキャプチャバッファ領域106aは、少なくとも1枚以上の所定枚数の画像を記憶できる領域で構成され、連写される画像を時系列に記憶していく。そして、所定枚数の画像が記憶されたら、一番古い撮影画像に一番新しい撮影画像を上書きしながら記憶していくので、常に最新の所定枚数の撮影画像がプリキャプチャバッファ領域に記憶されている。つまり、プリキャプチャバッファ領域106aは、いわゆるリングバッファである。
TG107は、制御部108の指令に応じて、撮像素子103やA/D変換部104に動作タイミングを与える。例えば、制御部108は、電子カメラ101の撮影モードに応じた解像度の画像信号を読み出すようTG107に指令を与える。そして、TG107は、制御部108から指令された解像度で撮像素子103から画像信号を読み出すためのタイミングを撮像素子103に出力する。同時に、TG107は、撮像素子103から読み出される画像信号を1画素毎にA/D変換するためのタイミングをA/D変換部104に出力する。A/D変換部104でA/D変換された1画面分の画像データは、システムバス105を介してバッファメモリ106に一時的に記憶される。
制御部108は、バッファメモリ106に一時的に記憶された画像データに対して、例えば、ホワイトバランス処理,色補正処理,ガンマ変換処理などの画像処理を行う。さらに、制御部108は、例えばJPEG規格に準拠した画像圧縮処理を行い、圧縮処理後のJPEG画像データをメモリカードI/F112に接続されているメモリカード112aに保存する。特に、本実施形態では、制御部108は「マルチ連写撮影モード」におけるマルチ連写撮影処理も行う。尚、マルチ連写撮影処理については後で詳しく説明する。
フラッシュメモリ109は、不揮発性のメモリで構成され、電子カメラ101の撮影モードの設定内容、或いは露出情報やフォーカス情報などのパラメータや設定値などを記憶する。特に、本実施形態では、「マルチ連写撮影モード」のパラメータ(マルチ連写画像を構成する画像枚数や動き検出量の閾値など)が記憶される。そして、これらのパラメータは、デフォルト値が電子カメラ101の製造時に記憶されているが、電子カメラ101の設定メニューでユーザーが自由に変更することができる。
操作部110は、電源ボタン、レリーズボタン、カーソルキーなどの操作ボタンで構成される。ユーザーは、これらの操作ボタンを操作して電子カメラ101を操作する。これらの操作ボタンの操作情報は制御部108に出力され、制御部108は操作部110から入力する操作情報に応じて電子カメラ101全体の動作を制御する。
表示モニタ111は、制御部108の指令に応じて、バッファメモリ106に一時的に記憶されている撮影画像やメモリカード112aから一旦バッファメモリ106に読み出された撮影済みの画像などを表示する。また、制御部108が出力するメニュー画面なども表示モニタ111に表示される。
メモリカードI/F112は、メモリカード112aを接続するためのインターフェースで、メモリカード112aに保存されている画像データやその他のデータをシステムバス105を介して制御部108に読み出したり、逆に制御部108がシステムバス105を介して出力する画像データやその他のデータをメモリカード112aに書き込む。
次に、本実施形態に係る電子カメラ101の「マルチ連写撮影モード」について説明する。「マルチ連写撮影モード」は、時間的に連続して撮影(連写)された複数枚の画像をモザイク状に並べて表示する撮影モードである。例えば、図2(a)に示すように、時間的に連続して複数枚の画像が連写される場合、連写された画像からマルチ連写表示する枚数の画像を選択して1枚の画像に並べて合成し、表示モニタ111に表示する。例えば、1枚目から4枚目までの4枚の連写画像を表示モニタ111に表示する場合は、図2(b)に示すように表示される。或いは、1枚目から16枚目までの16枚の連写画像を表示モニタ111に表示する場合は、図2(c)に示すように表示される。同様に、1枚目から25枚目までの25枚の連写画像を表示モニタ111に表示する場合は、図2(d)に示すように表示される。尚、マルチ連写画像に合成される画像枚数は図2の場合に限らず、2のべき乗の数であっても構わないし、表示モニタ111の上半分に図2(b)と同じ大きさの画像を2枚表示し、下半分に図2(c)と同じ大きさの画像を8枚表示するようにしても構わない。また、表示モニタ111に表示する場合に、図2(a)の連写画像から連続して複数枚の画像を選択する必要はなく、1枚置きや2枚置き或いはランダムに選択しても構わない。例えば、図2(a)の連写画像から2枚置きに画像を選択して図2(b)の4枚のマルチ連写画像を合成する場合は、図2(a)の連写画像から1枚目の画像、4枚目の画像、8枚目の画像、12枚目の画像をそれぞれ選択して、図2(e)に示すようなマルチ連写画像を合成する。
次に、図1の制御部108について詳しく説明する。制御部108は、内部に予め記憶されているプログラムに従って動作するCPUで構成され、電子カメラ101の各部を制御する。図3は、制御部108の「マルチ連写撮影モード」に関係する処理ブロックを示すブロック図である。図3において、「マルチ連写撮影モード」に関係する処理ブロックは、動き検出部121と、動作範囲判別部122と、画像選択部123と、画像合成部124とで構成される。以下、各処理ブロックについて順に説明する。
動き検出部121は、連写撮影されてバッファメモリ106に一時的に記憶された画像を読み出して動き検出量を求める。動き検出量は、時系列に連続して撮影された時間的に前後する2枚の画像の差分を求め、動きのある部分(動体部分)を抽出する。そして、例えば、動体部分が移動した距離を動き検出量とする。この時、動体部分が広範囲で、その中の位置によって移動した距離が異なる場合は、例えば重心位置の移動距離を動き検出量としても構わないし、複数点の平均移動距離を動き検出量としても構わない。或いは、MPEG規格による動画データの場合は、動画圧縮処理に用いられる動きベクトルを利用して動きベクトルの大きさを動き検出量としても構わない。または、上記のように動体部分を抽出せずに、単純に時間的に前後する2枚の画像の差分値を求め、全画素の差分値の総和を動き検出量としても構わない。
ここで、動き検出量を求める一例として、ゴルフクラブをスイングする様子を連写する場合について図4を用いて説明する。図4において、画像1,画像2および画像3は、ゴルフクラブを構えている画像で、静止画像のようにほとんど変化しないので、画像1と画像2の差分および画像2と画像3の差分からそれぞれ求められる動き検出量はほぼ0となり変化しない。ところが、図4の画像4はゴルフクラブを少し振り上げた状態なので、画像3と画像4との差分から求められる動き検出量は、画像2と画像3との差分から求められる動き検出量≒0よりも大きく、例えば動き検出量≒10となる。このようにして、動き検出部121が求めた動き検出量の変化から被写体に動きがあったか否かを判別できる。
動作範囲判別部122は、動き検出部121で検出した被写体の動き検出量から被写体の動作開始点および動作終了点を判別する。ここで、動作開始点および動作終了点の判別方法について図5(a)を用いて説明する。図5(a)は、時間的に連続して撮影される連写画像の中の画像1から画像64までを抜き出したもので、前後する2枚の画像間の動き検出量の変化を示している。図5(a)の動き検出量の変化を示すグラフにおいて、画像1と画像2の間の動き検出量はm1、画像2と画像3の間の動き検出量はm2、同様に画像61と画像62の間の動き検出量はm61のように表す。そして、動き検出量m1からm64において、動作変化点を検出する。例えば、図5(a)において、画像2の動き検出量m2は動き検出量閾値Mthより小さいが、画像3の動き検出量m3は動き検出量閾値Mthより大きいので、画像2と画像3の間が動作変化点(動作開始点Ts)となる。この結果、例えば、マルチ連写画像の最初の画像(開始画像)は、動き検出量が動き検出量閾値Mthより小さい方から大きい方に変化する動作開始点Tsの直前の画像2となる。
同様に、画像61の動き検出量m61は動き検出量閾値Mthより大きいが、画像62の動き検出量m62は動き検出量閾値Mthより小さいので、画像61と画像62の間が動作変化点(動作終了点Te)となる。この結果、例えば、マルチ連写画像の最後の画像(終了画像)は、動き検出量が動き検出量閾値Mthより大きい方から小さい方に変化する動作終了点Teの直後の画像62となる。
ここで、動き検出量閾値Mthは、電子カメラ101の製造時に予めフラッシュメモリ109に記憶された固定値としたが、撮影前に設定メニューでユーザーが動き検出量閾値Mthを設定できるようにしても構わない。また、このような固定値ではなく、一連の連写画像から動き検出量を求めた後で、求めた動き検出量の中の最大の動き検出量と最小の動き検出量とを用いて動き検出量閾値Mthを求めるようにしても構わない。例えば、動き検出量の分布を求めた場合、動きがない時と動きがある時とに2分された分布が得られると思われるので、2つの分布の谷間に動き検出量閾値Mthを設けるようにしても構わない。或いは、単純に最大の動き検出量と最小の動き検出量との中間に動き検出量閾値Mthを設けても構わない。
このようにして、動作範囲判別部122は、マルチ連写画像の動作開始点と動作終了点とを判別することができる。
画像選択部123は、動作範囲判別部122が判別した被写体の動作開始点と動作終了点との間に撮影された複数枚の画像の中から任意の画像を所定枚数だけ選択する。ここで、所定枚数は、図2で説明したように1枚のマルチ連写画像に合成する枚数に相当し、予めフラッシュメモリ109に設定されている。例えば、マルチ連写画像に合成する画像の枚数が16枚だとすると、図5(a)で動作範囲判別部122が判別したマルチ連写画像の動作開始点Tsと動作終了点Teとからマルチ連写画像に合成する画像の開始画像は画像2で終了画像は画像62となるので、画像選択部123は画像2から画像62の61枚の画像から16枚の画像を選択する。この場合は、画像2から4枚置きに画像6,画像10,画像14・・・画像58,画像62の16枚の画像を選択すれば、図5(b)に示すようなマルチ連写画像が得られる。尚、4枚置きなど整数倍にならない場合は、部分的に2枚置きや3枚置き或いは5枚置きなどになっても構わない。この場合は、画像2から画像62の間の画像において、相対的に動き検出量が小さい画像が連続する場合は間引く画像枚数を多くし、逆に相対的に動き検出量が大きい画像が連続する場合が間引く画像枚数を少なくするなどの処理を行っても構わない。この結果、動きの速い部分の枚数が多くなり、動きの遅い部分の枚数が少なくなるので、画像間の動きが平均化されてわかり易いマルチ連写画像を得ることができる。
画像合成部124は、画像選択部123が選択した所定枚数の画像を1枚のマルチ連写画像に合成する。例えば図5の場合は、画像2から画像64までの画像の中から4枚置きに選択した16枚の画像を用いて図5(b)に示すようなマルチ連写画像を合成する。画像合成部124で合成したマルチ連写画像は、制御部108から表示モニタ111に表示されたり、メモリカードI/F112を介してメモリカード112aに保存される。
ここで、図5(a)の説明は、動作開始点Tsおよび動作終了点Teを含む連写画像がバッファメモリ106に取り込まれているという前提で行ったが、実際にはいつ動作が開始されるのかわからないので、被写体を見てレリーズボタンを押下した時点では既に動作開始点Tsを過ぎていることになり、図6(a)に示すように撮影が遅れてしまうという問題がある。逆にレリーズボタンの押下が早すぎる場合は、動作開始までの無駄な画像が膨大に撮影されることになってメモリ容量が不足したり、或いは1回のレリーズボタンで撮影する連写枚数が決められている場合は、図6(b)に示すように動作終了まで撮影されないという問題が生じる。
そこで、本実施形態に係る電子カメラ101は、バッファメモリ106にプリキャプチャバッファ領域106aと連写バッファ領域106bとを設け、レリーズボタン押下前の連写画像はプリキャプチャバッファ領域106aに最新の所定フレーム或いは所定時間の連写画像を常に更新しながら記憶し、レリーズボタン押下後の連写画像は連写バッファ領域106bに記憶するようになっている。そして、画像選択部123は、プリキャプチャバッファ領域106aと連写バッファ領域106bとの両方に記憶された画像からマルチ連写画像に使用する画像を選択する。これにより、本実施形態に係る電子カメラ101は、レリーズボタン押下前の画像を含む一連の連写画像の中からマルチ連写画像に合成する画像を選択するので、被写体の動作開始点を逃すことなく撮影することができる。
次に、「マルチ連写撮影モード」における制御部108(動き検出部121,動作範囲判別部122,画像選択部123および画像合成部124)の動作について、図7のフローチャートと図8の説明図とを用いて詳しく説明する。尚、図8は、時間的に連続して撮影される画像フレームと、バッファメモリ106のプリキャプチャバッファ領域106aに取り込まれる画像フレームと、連写バッファ領域106bに取り込まれる画像フレームと、最終的に画像合成されるマルチ連写画像(マルチ連写画像の枚数は16枚)と、動き検出量の変化との関係を描いた図である。以下、図7のフローチャートに従って順に説明する。
(ステップS100)ユーザーは、操作部110の撮影モード選択ボタンで「マルチ連写撮影モード」を選択する。この時点で、制御部108は、連写撮影を開始する。図8においては、画像フレームp1の撮影を開始する。
(ステップS101)制御部108は、連写撮影する画像をバッファメモリ106のプリキャプチャバッファ領域106aに一時的に記憶する。そして、所定枚数の画像が記憶されたら(或いはプリキャプチャバッファ領域106aの記憶領域が一杯になったら)、一番古い撮影画像に一番新しい撮影画像を上書きして記憶し、常に最新の所定枚数(例えば8枚など)または所定時間(例えば2秒など)の連写画像をプリキャプチャバッファ領域106aに記憶する。尚、図8では、プリキャプチャバッファ領域106aを領域aと領域bと領域cと領域dとの4つの記憶領域で構成される場合の例を示しており、領域a,領域b,領域c,領域dの順に連写される画像フレームが記憶され、領域dの次は再び領域aから順に巡回的に連写される画像フレームを記憶する。例えば、最初に撮影された画像フレームp1はプリキャプチャバッファ領域106aの領域aに記憶される。画像フレームp1の次に撮影される画像フレームp2はプリキャプチャバッファ領域106aの領域bに記憶される。同様に、画像フレームp3は領域cに、画像フレームp4は領域dにそれぞれ記憶される。そして、画像フレームp4の次に撮影される画像フレームp5はプリキャプチャバッファ領域106aの領域aに記憶されている画像フレームp1を上書きして同じ領域aに記憶される。同様に、画像フレームp6はプリキャプチャバッファ領域106aの領域bに記憶されている画像フレームp2を上書きして同じ領域bに記憶され、画像フレームp7は画像フレームp3を上書きして同じ領域cに記憶される。このようにして、レリーズボタンが全押しされる時点Trまでに撮影される画像フレームp8,p9およびp10は、領域d,領域aおよび領域bにそれぞれ記憶されている前の画像フレームを上書きしながら記憶し、プリキャプチャバッファ領域106aには常に最新の4枚の画像フレームが記憶される。また、最新の画像フレームがどの領域にあるかを示すポインタ情報も更新しながら記憶するので、制御部108は最新の画像フレームがプリキャプチャバッファ領域106aのどの領域にどの順番で記憶されているのかを知ることができる。例えば、図8のレリーズボタン全押し時点Trでは、ポインタ情報は領域bを示しているので、制御部108は、プリキャプチャバッファ領域106aに記憶されている画像フレームの中で最新の画像フレームは領域bに記憶された画像フレームであることがわかる。そして、領域a,領域b,領域c,領域d,領域a,領域b,領域c・・・の順に巡回的に記憶されるので、領域bが一番新しい画像フレームである場合は、領域b,領域a,領域d,領域cの順に古い画像フレームであることがわかる。
(ステップS102)制御部108は、レリーズボタンが押下されたか否かを判別する。レリーズボタンが押下された場合はステップS103に進み、レリーズボタンが押下されていない場合はステップS101に戻ってプリキャプチャバッファ領域106aへの記憶を続行する。
(ステップS103)制御部108は、連写撮影する画像をバッファメモリ106の連写バッファ領域106bに一時的に記憶する。そして、予め設定された所定枚数(例えば300枚など)または所定時間(例えば5秒など)の連写画像を連写バッファ領域106bに取り込んだら連写撮影を終了する。図8においては、レリーズボタン全押し時点Tr以降に撮影される画像フレームp11は、バッファメモリ106の連写バッファ領域106bの領域r1に記憶される。連写バッファ領域106bは、撮影される画像フレームが終了するまで記憶するので、レリーズボタンが押下されてから連写撮影される画像枚数が例えば36枚に設定されている場合は、撮影される画像フレームp11から画像フレームp46までの全ての画像フレームを連写バッファ領域106bの領域r1から領域r36までの記憶領域にそれぞれ記憶する。
(ステップS104)制御部108の動作範囲判別部122は、先に説明したように、マルチ連写画像の動作開始点と動作終了点とを判別する。尚、この時、動作範囲判別部122は、プリキャプチャバッファ領域106aと連写バッファ領域106bとの両方に記憶された画像からマルチ連写画像の動作開始点と動作終了点とを判別する。つまり、図8の場合は、プリキャプチャバッファ領域106aの古い画像フレームから順に領域c,領域d,領域aおよび領域bの4枚と、連写バッファ領域106bの領域r1からr36までの領域に記憶されている36枚とを合わせて合計40枚の画像フレームから動作開始点と動作終了点とを判別する。例えば図8においては、動き検出量閾値Mth1より小さい動き検出量から動き検出量閾値Mth1より大きい動き検出量に変化する点を動作開始点Ts1として検出し、動き検出量閾値Mth1より大きい動き検出量から動き検出量閾値Mth1より小さい動き検出量に変化する点を動作終了点Te1として検出する。
(ステップS105)制御部108の画像選択部123は、先に説明したように、動作範囲判別部122が判別した被写体の動作開始点と動作終了点との間で撮影された複数枚の画像の中から任意の画像を画像間隔を調整しながら所定枚数だけ選択する。図8の場合は、動作開始点Ts1の直前の画像フレームp8をマルチ連写の開始画像とし、動作終了点Te1の直後の画像フレームp23をマルチ連写の終了画像としてそれぞれ選択する。そして、図5で説明したように、動作開始点と動作終了点との間で撮影された複数枚の画像の中から任意の画像を画像間隔を調整しながらマルチ連写画像に必要な枚数の画像を選択するが、図8の場合は画像フレームp8から画像フレームp23までの枚数がマルチ連写画像の枚数(16枚)と丁度同じなので、画像選択部123は画像フレームp8から画像フレームp23まで16枚の画像フレームをそのままマルチ連写画像を合成する画像として選択する。
(ステップS106)制御部108の画像合成部124は、先に説明したように、画像選択部123が選択した所定枚数の画像を1枚のマルチ連写画像に合成する。図8においては、画像フレームp8をマルチ連写画像の画像1とする。同様に、画像フレームp9はマルチ連写画像の画像2に、画像フレームp10は画像3に、画像フレームp11は画像4に、画像フレームp22は画像15に、画像フレームp23は画像16にそれぞれ対応させて図2(c)の構成のマルチ連写画像を合成する。この結果、図9に示すような被写体の動作に合致したマルチ連写画像を得ることができる。
(ステップS107)制御部108は、画像合成部124で合成したマルチ連写画像は、表示モニタ111に表示したり、メモリカードI/F112を介してメモリカード112aに保存する。
(ステップS108)本処理ステップは必ずしも実行する必要はないが、必要に応じて、バッファメモリ106のプリキャプチャバッファ領域106aと連写バッファ領域106bとに記憶されている連写画像をメモリカードI/F112を介してメモリカード112aに保存するようにしても構わない。
尚、メモリカード112aに保存された連写画像はパソコンなどで読み取ることができるので、ステップS104からステップS106(またはステップS107)までの処理を行うプログラムをパソコンにインストールして実行することにより、本実施形態に係る電子カメラ101と同様にパソコンでマルチ連写画像を作成することができる。特に、パソコンでマルチ連写画像を作成する場合は、マルチ連写画像の枚数や動き検出部121の動き検出量を求める方法或いは動作範囲判別部122の動き検出量閾値Mthなどを自由に変えることができるので、様々なマルチ連写画像を作成することができる。
(ステップS109)一連の「マルチ連写撮影モード」を終了する。
このように、本実施形態に係る電子カメラ101は、「マルチ連写撮影モード」が選択されると連写撮影を開始し、レリーズボタン押下前に常に最新の所定枚数の画像(または所定時間に撮影される画像)をプリキャプチャバッファ領域106aに記憶するので、被写体が動き始めてから遅れて連写撮影が開始されることがなく、確実にマルチ連写の開始画像を撮影することができ、被写体の動作に合致したマルチ連写画像を得ることができる。
尚、上記の実施形態では、マルチ連写画像に合成する画像枚数を予め設定しておくようにしたが、動き検出部121が検出する動き検出量に応じて、画像合成部124でマルチ連写画像に合成する画像枚数を決定するようにしても構わない。例えば、図10に示すように、動き検出量の変化を検出するための閾値を大きい閾値(大閾値Lsh)と小さい閾値(小閾値Ssh)との2つを設けて、動き検出量が大閾値Lshより大きく変化した場合は合成する画像の枚数を多くし、動き検出量が大閾値Lshより小さいが小閾値Sshより大きく変化した場合は合成する画像の枚数を少なくするよう制御しても構わない。
また、本実施形態では説明が分かり易いように、動き検出部121と、動作範囲判別部122と、画像選択部123と、画像合成部124とに各ブロックを分けて構成したが、例えば動作範囲判別部122と画像選択部123とをまとめて画像選択部としても構わない。
さらに、動き検出部121と、動作範囲判別部122と、画像選択部123と、画像合成部124とを制御部108の処理の一部として構成したが、制御部108とは別に専用のハードウェア回路などで構成しても構わない。
101・・・電子カメラ 102・・・撮影光学系
103・・・撮像素子 104・・・A/D変換部
105・・・システムバス 106・・・バッファメモリ
107・・・TG(タイミングジェネレータ)
108・・・制御部 109・・・フラッシュメモリ
110・・・操作部 111・・・表示モニタ
112・・・メモリカードI/F 112a・・・メモリカード
121・・・動き検出部 122・・・動作範囲判別部
123・・・画像選択部 124・・・画像合成部
特開2004−248058号公報

Claims (4)

  1. 被写体を連写する撮像部と、
    撮影開始を指示する撮影開始指示部と、
    前記撮像部で連写された被写体の動き検出量を検出する動き検出部と、
    前記撮影開始指示前に前記撮像部で連写された複数枚の画像と、前記撮影開始指示後に前記撮像部で連写された複数枚の画像とを記憶する記憶部と、
    前記動き検出部で検出した被写体の動き検出量から被写体の動作開始点および動作終了点を判別する動作範囲判別部と、
    前記記憶部に一時的に記憶された複数枚の画像の中から、前記動作範囲判別部が判別した被写体の動作開始点と動作終了点との間で撮影された任意の画像を所定枚数選択する画像選択部と、
    前記画像選択部が選択した所定枚数の画像を1枚のマルチ連写画像に合成する画像合成部と
    を有することを特徴とする電子カメラ。
  2. 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
    前記記憶部は、前記撮影開始指示前に前記撮像部で撮像される常に最新の複数枚の画像を巡回的に記憶するリングバッファを有し、
    前記撮影開始指示前から前記撮像部で撮像された画像を前記リングバッファに巡回的に記憶する動作を開始する制御部を更に設けた
    ことを特徴とする電子カメラ。
  3. 請求項1または2に記載の電子カメラにおいて、
    前記画像合成部は、前記動き検出部が検出する動き検出量に応じて、マルチ連写画像を構成する画像枚数を決定することを特徴とする電子カメラ。
  4. 請求項3に記載の電子カメラにおいて、
    前記画像合成部は、前記動き検出部が検出する動き検出量が所定値より大きい場合はマルチ連写画像の枚数を多くし、前記動き検出部が検出する動き検出量が所定値より小さい場合はマルチ連写画像の枚数を少なくするよう制御することを特徴とする電子カメラ。
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