JP4793639B2 - 動画撮影装置および動画撮影プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、手ブレ補正を行う動画撮影装置および動画撮影プログラムに関する。
従来より、デジタルカメラでは、静止画に加え、動画撮影する機能が備えられている。動画撮影における手ブレ補正には、大別して2種類がある。第1の手ブレ補正(機械式手ぶれ補正)は、手ブレによるデジタルカメラ筐体の振動を検出する加速度/ジャイロセンサからの出力信号に基づいて、撮像素子か、あるいはレンズを揺らして手ブレをキャンセルする技術である。第2の手ブレ補正(電子式手ブレ補正)は、撮像素子から得られる映像全画角のうち、一部の画角を切り取りながら撮影を行い、手ブレに呼応して切り取り位置を揺らしながら記録する技術である(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−248171号公報
しかしながら、上述した機械式手ぶれ補正では、レンズが大型化してコストアップになるという問題がある。また、上述した電子式手ぶれ補正では、手ブレ補正が有効な状態で動画撮影を行った場合、手ブレ補正が無効な状態に比べて画角の欠落が生じる。電子式手ブレ補正は、図12に示すように、CCDの全画角100のうち、枠110で示す一部を切り抜き、切り抜き位置を前後左右に振動させながら記録する方式であるので、手ブレ補正がオフのときに比べると、撮影可能画角が狭くなる。図示の例は、プレマージンを20%、記録画角(切り取り画角)を80%とした場合である。手ブレ補正がさほど必要ないケースもあるため、20%の損失は多すぎであり、プレマージンを10%以下、あるいは5%以下と減らして撮影したい場合もある。しかしながら、従来のデジタルカメラでは、実装上、プレマージンを一定としており、ユーザに選択の余地がないのが現状である。
また、前述したように、画角の消失が生じるのであるから、図13(a)に示すように、動画撮影開始前に表示される映像(スルー表示)と、図13(b)に示すように、動画撮影中に表示される映像(スルー表示)との画角が、一瞬にして変化する。このため、動画の撮影開始直後に、ユーザは、まるで映像が一瞬でズームしたかのように感じ、動作に違和感が生じるという問題がある。
そこで本発明は、手ブレ補正の有効/無効による画角変化に係る視覚的な違和感を低減することができる動画撮影装置および動画撮影プログラムを提供することを目的とする。また、手ブレ補正を有効とした場合の動画撮影時におけるプレマージを変更することができる動画撮影装置および動画撮影プログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1、10記載の発明は、手ブレ補正を行って撮像した映像を表示する動画撮影装置またはその制御プログラムであって、映像を複数フレームにわたって撮像する撮像手段と、前記撮像手段により複数フレームにわたって撮像された映像を順番に表示する映像表示手段と、前記映像表示手段によって複数フレームにわたる映像を順番に表示する際に、各フレームの映像から所定の画角で映像を切り取るとともに、この切り取られた映像を所定の表示サイズに拡大または縮小する切取手段と、前記映像表示手段によって複数フレームにわたる映像を順番に表示する際に、各フレームの映像の像ブレに応じて前記切取手段による各フレームの映像の切り取り位置を変化させることでブレ補正を行うブレ補正手段と、前記ブレ補正手段によるブレ補正の有効/無効を、動画撮影の開始前において事前に設定する設定手段と、動画撮影を開始する前のモニタ表示状態においては、前記設定手段により設定されているブレ補正の有効/無効の設定状態にかかわらず、前記切取手段が映像を切り取る画角を第1の画角に維持した状態で前記映像表示手段による映像の表示動作を行う第1の制御手段と、動画撮影を開始する際に前記設定手段によるブレ補正の設定状態を判定し、この判定結果に応じて、動画撮影を開始した後に前記切取手段が映像を切り取る画角を前記第1の画角に維持するか、動画撮影を開始した後に前記切取手段が映像を切り取る画角を前記第1の画角から該第1の画角とは異なる第2の画角へと複数フレームにわたって所定の割合で徐々に変化させるかを選択動作させる第2の制御手段と、を具備することを特徴とする。
また、好ましい態様として、例えば請求項2記載のように、更に、前記第2の制御手段は、動画撮影を開始した後に前記切取手段が映像を切り取る画角を前記第1の画角から該第1の画角とは異なる第2の画角へと複数フレームにわたって所定の割合で徐々に変化させる場合には、1フレーム当り1%以上の割合で変化させるようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項3記載のように、更に、前記第2の制御手段は、動画撮影を開始した後に前記切取手段が映像を切り取る画角を前記第1の画角から該第1の画角とは異なる第2の画角へと複数フレームにわたって所定の割合で徐々に変化させる場合には、1秒以上の時間をかけて徐々に変化させるようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項4記載のように、更に、前記第1の制御手段は、動画撮影を開始する前のモニタ表示状態においては、前記設定手段により設定されているブレ補正の有効/無効の設定状態にかかわらず、前記切取手段が映像を切り取る画角を、前記第2の画角よりも広い第1の画角に維持した状態で前記映像表示手段による映像の表示動作を行い、前記第2の制御手段は、動画撮影を開始する際に前記設定手段によるブレ補正の設定状態を判定し、ブレ補正が無効であると判定された場合には、動画撮影を開始した後に前記切取手段が映像を切り取る画角を前記第1の画角に維持し、ブレ補正が有効であると判定された場合には、動画撮影を開始した後に前記切取手段が映像を切り取る画角を前記第1の画角から該第1の画角よりも狭い第2の画角へと複数フレームにわたって所定の割合で徐々に変化させるようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項5記載のように、更に、前記第1の制御手段は、動画撮影を開始する前のモニタ表示状態においては、前記設定手段により設定されているブレ補正の有効/無効の設定状態にかかわらず、前記切取手段が映像を切り取る画角を、前記第2の画角よりも狭い第1の画角に維持した状態で前記映像表示手段による映像の表示動作を行い、前記第2の制御手段は、動画撮影を開始する際に前記設定手段によるブレ補正の設定状態を判定し、ブレ補正が有効であると判定された場合には、動画撮影を開始した後に前記切取手段が映像を切り取る画角を前記第1の画角に維持し、ブレ補正が無効であると判定された場合には、動画撮影を開始した後に前記切取手段が映像を切り取る画角を前記第1の画角から該第1の画角よりも広い第2の画角へと複数フレームにわたって所定の割合で徐々に変化させるようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項6記載のように、更に、前記切取手段による切り取り画角の増減を指示可能とする指示手段を具備するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項7記載のように、更に、前記ブレ補正手段によるブレ補正の有効/無効を指示するブレ補正指示手段を具備するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項8記載のように、更に、前記切取手段が映像を切り取る画角をユーザー操作に応じて任意に変化させる第3の制御手段を更に備えるようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項9記載のように、更に、前記前記第2の制御手段による前記第1の画角から前記第2の画角への変化が完了した後に、前記切取手段が映像を切り取る画角をユーザー操作に応じて任意に変更することを可能にする第3の制御手段を更に備えるようにしてもよい。
本発明によれば、動画撮影を開始する前のモニタ表示状態においては、ブレ補正の有効/無効の設定状態にかかわらず、映像を切り取る画角を第1の画角に維持した状態で映像の表示動作を行い、動画撮影を開始する際にブレ補正の設定状態を判定し、この判定結果に応じて、動画撮影を開始した後に映像を切り取る画角を第1の画角に維持するか、動画撮影を開始した後に第1の画角から第2の画角へと複数フレームにわたって所定の割合で徐々に変化させるかを選択動作させるようにしたので、モニタ表示状態から動画撮影状態へと切り換える際の、手ブレ補正の有効/無効による画角変化に係る視覚的な違和感を低減することができるという利点が得られる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
A.第1実施形態
A−1.第1実施形態の構成
図1は、本発明の第1実施形態によるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。図において、画像取得部10は、レンズ11、シャッタ12、LPF13からなる。レンズ11は、通常の光学レンズであり、非球面レンズを重ねたレンズ群からなる。シャッタ12は、シャッタボタンが操作されると、制御部20によって駆動されるドライバ14により動作する、所謂メカニカルシャッタである。なお、デジタルカメラによっては、メカニカルシャッタを備えない場合もあり、沈胴式のレンズ構造、メカニカルズームを搭載する機種の場合、これらの駆動制御もドライバ14で行う。LPF13は、水晶ローパスフィルタであり、モアレの発生を防ぐために搭載されている。
次に、アナログ信号処理部15は、撮像センサ(CCD,CMOS)16、サンプリング/信号増幅処理部17、A/Dコンバータ18からなる。撮像センサ16は、被写体画像(イメージ)を結像し、RGBの各色の光の強さを、電流値に変換する。サンプリング/信号増幅処理部17は、ノイズや色むらを抑えるための相関二重サンプリング処理や信号増幅処理を行う。A/Dコンバータ18は、アナログフロントエンドとも呼ばれ、サンプリング・増幅したアナログ信号をデジタル信号に変換する(RGB,CMYG各色について12bitデータに変換してバスラインに出力する)。
次に、制御部(CPU)20は、後述するプログラムメモリ格納されるプログラムに従ってデジタルカメラ1(撮像装置)の全体を制御する。特に、本第1実施形態では、手ブレ補正のオン/オフ状態の検出、手ブレ補正のオン/オフ状態に応じた切り取り画角の調整制御などを行うようになっている。特に、制御部(CPU)20は、手ブレ補正がオン状態であっても、手ブレ補正がオフ状態のときと同じ、プレマージンがゼロ(切り取り画角100%)の状態で撮影を開始し、徐々にプレマージンが20%(切り取り画角80%)に向けて変化させていくように各部を制御する。また、制御部(CPU)20は、動画撮影において、手ブレ補正のマージンがデフォルト値(プレマージンが20%:切り取り画角80%)に達した後、キー操作部27の十字キーなどのユーザ操作に応じて手ブレ補正量を可変するようになっている。
プレビューエンジン22は、録画モード(記録モード、撮影モードともいう)において、画像取得部10、アナログ信号処理部15を介して入力されたデジタルデータ、もしくはシャッタ操作検出直後、イメージバッファ26に格納されたデジタルデータ、および、画像メモリ31に格納されたデジタルデータを表示部25に表示させるために間引き処理を行う。D/Aコンバータ23は、プレビューエンジン22により間引き処理されたデジタルデータを変換し、後段のドライバ24に出力する。
ドライバ24は、後段の表示部25に表示されるデジタルデータを一時記憶するバッファ領域を備え、キー操作部27、制御部20を介して入力された制御信号に基づいて表示部25を駆動させる。表示部25は、カラーTFT液晶や、STN液晶などからなり、プレビュー画像や、撮影後の画像データ、設定メニューなどを表示する。
イメージバッファ26は、アナログ信号処理部15、もしくはデジタル信号処理部28を介して入力され、デジタル信号処理部28に渡すまで一時的に撮影直後のデジタルデータを格納する。キー操作部27は、シャッタボタンや、記録/再生モード選択スライドスイッチ、メニューボタン、十字キー(中央押しで決定)などからなる。特に、本第1実施形態では、所定のキー(例えば、十字キーなど)操作により、手ブレ補正の強弱を多段階で指示することができるようになっている。
デジタル信号処理部28は、アナログ信号処理部15を介して入力されたデジタルデータに対して、ホワイトバランス処理、色処理、階調処理、輸郭強調、RGB形式からYUV形式への変換、YUV形式からJPEG形式への変換を行う。画像圧縮/伸張処理部29は、デジタル信号処理部28を介して入力されたデジタルデータをJPEG方式に圧縮符号化したり、モーションJPEG形式の動画ファイルを生成したり、モーションJPEG形式の動画ファイルをMPEG形式の動画ファイルに変換したり、再生モードにおいては、JPEG形式、モーションJPEG形式、あるいはMPEG形式の動画ファイルを伸張したりする。
プログラムメモリ30は、制御部20にロードされる各種プログラムや、ベストショット機能におけるEV値、色補正情報などを格納する。画像メモリ31は、イメージバッファ26に一時的に保持された画像データや、各種ファイル形式に変換されたデジタルデータ、動画データなどを格納する。カードI/F32は、外部記録媒体33とデジタルカメラ本体との間のデータ交換を制御する。
外部記録媒体33は、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック、SDカード等からなる着脱可能な記録媒体である。外部接続用I/F34は、USBコネクター用スロットなどからなり、パーソナルコンピュータなどと接続され、撮影した画像データの転送などに用いられる。RAM35は、制御部(CPU)20の制御に必要な各種パラメータや、夜景撮影時の各種パラメータ(ゲイン(ISO感度)、絞り、シャッタスピード、画像合成のための閾値、重みなど)などを記憶する。
A−2.第1実施形態の動作
次に、上述した第1実施形態の動作について説明する。ここで、図2ないし図4は、本第1実施形態によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。また、図5および図6は、本第1実施形態による動画撮影前、動画撮影中の表示例を示す模式図である。なお、以下の説明では、最終的なプレマージンを20%、切り取り画角のデフォルト値を80%とする。
動画撮影モードにすると、アナログ信号処理部15において、撮像センサ(CCD,CMOS)16に結像された映像(全画角)を取り込み、所定の信号処理を施した後、図5(a)に示すように、表示部25にスルー表示する(ステップS10)。撮影開始前は、画角100%、すなわち、プレマージンがゼロの状態である。この状態で、ユーザにより動画撮影開始操作が行われると(ステップS12)、手ブレ補正がオン状態に設定されているか否かを判断する(ステップS14)。そして、手ブレ補正がオフ状態に設定されている場合には、通常の手ブレ補正を行わない動画撮影処理に進む(ステップS16)。
一方、手ブレ補正がオン状態に設定されている場合には、切り取り画角を100%にセット、すなわち、プレマージンをゼロする(ステップS18)。次に、アナログ信号処理部15からの複数フレームをバッファリングし(ステップS20)、対象フレームを選択し(ステップS22)、隣接フレームとの差分から動きベクトルを検出する(ステップS24)。次に、動きベクトルに従って、画像切り抜きオフセット(切り抜き位置の前後左右へ調整値)を算出し(ステップS26)、該画像切り抜きオフセットに従って、切り取り画角で画像を切り抜き(ステップS28)、図5(b)に示すように、該切り抜いた画像を表示部25に表示する(ステップS30)。動画撮影時には、図示するように、手ブレ補正の強弱がどの程度であるかを示すスライダ40が表示される。動画撮影開始直後は、画角100%、すなわち、プレマージンがゼロであるので、スライダ40のツマミは一番下のブレ補正OFFの位置にある。
次に、該画像を記録解像度に伸長し(ステップS32)、切り取り画角がデフォルト値であるか否かを判断する(ステップS34)。そして、切り取り画角が最終的な画角であるデフォルト値(80%)に達していない場合には、切り取り画角を−1%する(ステップS36)。次に、バッファエンドであるか否かを判断し(ステップS38)、バッファエンドでない場合には、次のフレームを選択する(ステップS40)。次に、何らかの操作、または撮影終了か否かを判断し(ステップS42)、撮影が継続されている場合には、ステップS22に戻り、動きベクトルの検出、オフセットの算出、更新した切り取り画角での切り抜き、切り取り画角の−1%縮小を行う。
一方、バッファエンドである場合には、切り抜いた複数フレームの画像をエンコードし、画像メモリ31に記録する(ステップS44)。その後、ステップS18に戻り、複数フレームのバッファリング、動きベクトルの検出、オフセットの算出、更新した切り取り画角での切り抜き、切り取り画角の−1%縮小を行う。
上述した処理は、切り取り画角がデフォルト値(80%)に達するまで行われる。この結果、撮影開始直後の画角は、100%〜80%まで、−1%ずつ徐々に縮小されていく。言い換えると、プレマージンがゼロの状態で撮影を開始し、所定のプレマージン(20%)の割合に向けて、徐々に画角を変化させていく。これにより、図6(a)、(b)に示すように、ゆっくりとデジタルズームしながら撮影したかのような映像が記録(表示)され、一瞬でズームするような違和感が生じない。また、プレマージンの上昇に応じて徐々に手ブレ補正を強くしていくようになっている。
次に、切り取り画角がデフォルト値(80%)に達した場合には、アナログ信号処理部15からの複数フレームをバッファリングし(ステップS46)、対象フレームを選択し(ステップS48)、隣接フレームとの差分から動きベクトルを検出する(ステップS50)。次に、動きベクトルに従って、画像切り抜きオフセット(切り抜き位置の前後左右へ調整値)を算出し(ステップS52)、該画像切り抜きオフセットに従って、切り取り画角で画像を切り抜き(ステップS54)、該切り抜いた画像を表示部25に表示する(ステップS56)。
次に、該画像を記録解像度に伸長し(ステップS58)、手ブレ補正変更の操作(例えば、十字キーによる操作)があったか否か(プレマージンが変更されたか否か)を判断する(ステップS60)。そして、手ブレ補正を強くする操作があった場合には、切り取り画角を−2%にし(ステップS62)、手ブレ補正を弱くする操作(強度+)があった場合には、切り取り画角を+2%にし(ステップS64)、手ブレ補正変更の操作がなかった場合には、切り取り画角の変更は行わない。
この結果、動画撮影中に、手ブレ補正を弱くする操作があった場合には、図7(a)、図7(b)に示すように、切り取り画角を増大させる一方、手ブレ補正を強くする操作があった場合には、図7(a)、図7(c)に示すように、切り取り画角を減少させる。このように、連続可変的にプレマージンを変化させることで、あたかもデジタルズーム倍率を連続的に変化させているような映像と操作感となる。ゆえに、動画撮影中に手ブレ補正のオン/オフ、および手ブレ補正量を変化させているにもかかわらず、撮影された動画の映像には不自然な違和感が生じない。
次に、バッファエンドであるか否かを判断し(ステップS66)、バッファエンドでない場合には、次のフレームを選択する(ステップS68)。次に、何らかの操作、または撮影終了か否かを判断し(ステップS70)、撮影が継続されている場合には、ステップS50に戻り、動きベクトルの検出、オフセットの算出、更新した切り取り画角での切り抜き、画像の表示、手ブレ補正変更の操作(プレマージン変更)による切り取り画角の拡縮を行う。
一方、バッファエンドである場合には、切り抜いた複数フレームの画像をエンコードし、画像メモリ31に記録する(ステップS72)。その後、ステップS46に戻り、複数フレームのバッファリング、動きベクトルの検出、オフセットの算出、更新した切り取り画角での切り抜き、画像の表示、手ブレ補正変更の操作(プレマージン変更)による切り取り画角の拡縮を行う。
また、ステップS42、またはステップS72において、撮影終了の操作があると、記録した画像を動画ファイルとして保存し(ステップS74)、その後、当該処理を終了する。
なお、図7(a)〜(c)において、スライダ40のツマミが下端にあるとき、手ブレ補正はオフであり、プレマージンはゼロの状態である。そして、スライダ40のツマミが上にいくほど、犠牲になる画角(プレマージン)が増大することになるが、手ブレの変位量に対しては、より強く手ブレ補正が効いた状態とすることができる。また、スライダ40のツマミが一番上の状態では、本実施形態の上限である20%の画角が犠牲となるが、手ブレ補正効果は最大となる。
上述した第1実施形態では、手ブレ補正がオン状態であっても、手ブレ補正がオフ状態のときと同じ、プレマージンがゼロ(切り取り画角100%)の状態で撮影を開始し、徐々にプレマージンが20%(切り取り画角80%)に向けて変化させていくようにしたので、ゆっくりとデジタルズームしながら撮影したかのような映像が記録(表示)されることになり、一瞬でズームするような違和感が生じない。
また、手ブレ補正のマージンがデフォルト値(プレマージンが20%:切り取り画角80%)に達した後は、十字キーなどの操作によりユーザが自由に手ブレ補正の強弱を変更することができる。また、映像の不自然さの払拭とともに、映像をリアルタイムで確認しながら画角を優先したり、手ブレ補正の程度を優先したり、撮影したまま自由にプライオリティを変化させて操作することができる。
B.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本第2実施形態では、撮影開始前の表示段階で、既に手ブレ補正を行っている状態と同じ画角(犠牲が生じている画角:80%、プレマージン:20%)で表示する。そして、撮影中において、手ブレ補正のオン/オフを可能とし、手ブレ補正のオン/オフの操作が行われると、直ちに画角を変化させるのではなく、徐々に画角を変化させ、ゆっくりとズームイン/ズームアウトしたかのように表示(記録)する。これにより、動画撮影を開始時、あるいは動画撮影中のオン/オフ操作時においても、画角が急激に変化せず、記録されている動画に不自然さがなく、単に、ズーム倍率を変化させただけであるかのように記録する。なお、デジタルカメラの構成は図1と同様であるので説明を省略する。
次に、上述した第2実施形態の動作について説明する。ここで、図8から図10は、本第2実施形態によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。また、図11および図12は、本第2実施形態による動画撮影前、動画撮影中、あるいは手ブレ補正のオン/オフ状態を切り換えた際の表示例を示す模式図である。
動画撮影モードにすると、まず、切り取り画角を80%、すなわち手ブレ補正がオン状態に設定されているときと同じ画角にセットする(ステップS80)。次に、アナログ信号処理部15において、撮像センサ(CCD,CMOS)16に結像された映像(全画角)から切り取り画角(80%)で画像を切り抜き(ステップS82)、表示部25にスルー表示する(ステップS84)。したがって、撮影開始前の段階では、図10(a)に示すように、手ブレ補正を効かせた状態と同じ画角で表示されることになる。
次に、ユーザにより動画撮影開始操作が行われると(ステップS86)、手ブレ補正がオン状態に設定されているか否かを判断する(ステップS88)。そして、手ブレ補正がオン状態に設定されている場合には、アナログ信号処理部15からの複数フレームをバッファリングし(ステップS90)、対象フレームを選択し(ステップS92)、隣接フレームとの差分から動きベクトルを検出する(ステップS94)。
次に、動きベクトルに従って、画像切り抜きオフセット(切り抜き位置の前後左右へ調整値)を算出し(ステップS96)、該画像切り抜きオフセットに従って、切り取り画角で画像を切り抜き(ステップS98)、図10(b)に示すように、該切り抜いた画像を表示部25に表示する(ステップS100)。最初から手ブレ補正がオン状態になっている場合には、画角は、デフォルト値である80%であるので、動画撮影開始直後には、動画撮影開始前の映像と同じ画角で表示されることになる。つまり、動画撮影の開始時に、画角が急激に変化しない。
次に、該画像を記録解像度に伸長し(ステップS102)、切り取り画角がデフォルト値であるか否かを判断する(ステップS104)。そして、切り取り画角が最終的な画角であるデフォルト値(80%)に達していない場合には、切り取り画角を−1%する(ステップS106)。この処理は、手ブレ補正がオフ状態からオン状態に切り換えられた場合に実行される。最初から手ブレ補正がオン状態である場合には、切り取り画角は、既にデフォルト値であるので実行されない。
次に、バッファエンドであるか否かを判断し(ステップS108)、バッファエンドでない場合には、次のフレームを選択する(ステップS110)。次に、何らかの操作、または撮影終了か否かを判断し(ステップS112)、撮影が継続されている場合には、ステップS94に戻り、動きベクトルの検出、オフセットの算出、更新した切り取り画角での切り抜きを行う。また、手ブレ補正がオフ状態からオン状態に切り換えられた場合であって、切り取り画角が最終的な画角であるデフォルト値(80%)に達していない場合には、切り取り画角の−1%縮小を行う。
一方、バッファエンドである場合には、切り抜いた複数フレームの画像をエンコードし、画像メモリ31に記録する(ステップS114)。その後、ステップS88に戻り、手ブレ補正がオン状態か(手ブレ補正のオン/オフ切り換え操作があったか)否かを判断する。ユーザが撮影途中で手ブレ補正のオン/オフを切り換えていない場合、すなわち手ブレ補正がオン状態のままであれば、上述した処理を繰り返す。
一方、ユーザによって手ブレ補正がオフ状態に切り換えられた場合には、その時点の切り取り画角で画像を切り抜き(ステップS120)、該切り抜いた画像を表示部25に表示する(ステップS122)。このとき、画角は、手ブレ補正がオン状態から切り換えられたときのままであるので、切り換え直後には、手ブレ補正を効かせた動画撮影中の映像と同じ画角で表示されることになる。つまり、手ブレ補正がオン状態からオフ状態に切り換えられても、画角が急激に変化しない。
次に、該画像を記録解像度に伸長し(ステップS124)、切り取り画角が100%(全画角)であるか否かを判断する(ステップS126)。そして、切り取り画角が最終的な画角である100%に達していない場合には、切り取り画角を+1%する(ステップS128)。なお、切り取り画角が最終的な画角である100%に達している場合には実行されない。
次に、切り抜いた画像をエンコードし、画像メモリ31に記録し(ステップS130)、何らかの操作、または撮影終了か否かを判断し(ステップS132)、撮影が継続されている場合には、ステップS88に戻り、上述した処理を繰り返す。この結果、手ブレ補正がオン状態での動画撮影時の切り取り画角(80%〜100%の画角)が、+1%ずつ徐々に拡大されて全画角である100%に達することになる。言い換えると、プレマージンがゼロの状態に向けて徐々に画角が変化していく。これにより、図11(a)〜(d)に示すように、ゆっくりとデジタルズーム(ズームアウト)しながら撮影したかのような映像が記録(表示)されることになり、一瞬でズームするような違和感が生じない。
これに対して、手ブレ補正をオフ状態とした動画撮影中に、ユーザによって手ブレ補正がオン状態にされた場合には、ステップS88からステップS90へ進むことになる。この場合も、切り換え直後には、その時点の切り取り画角で画像を切り抜いた画像を表示部25に表示することになるので、画角が急激に変化しない。そして、図11(a)〜(d)に示す逆方向にゆっくりとデジタルズーム(ズームイン)しながら撮影したかのような映像が記録(表示)されることになり、一瞬でズームするような違和感が生じない。また、画角の減少(プレマージンの上昇)に応じて徐々に手ブレ補正が強くなることになる。
一方、ステップS112、またはステップS132において、撮影終了の操作があると、記録した画像を動画ファイルとして保存し(ステップS116)、その後、当該処理を終了する。
上述した第2実施形態では、撮影前から手ブレ補正を行っている状態と同じ、プレマージンが20%(切り取り画角80%)の状態で表示しておき、手ブレ補正のオン/オフ状態に応じて、徐々にプレマージンを目標の値(手ブレ補正がオン状態の場合には20%:切り取り画角80%、オフ状態の場合には0%:切り取り画角100%)に向けて変化させていくようにしたので、ゆっくりとデジタルズームしながら撮影したかのような映像が記録(表示)されることになり、一瞬でズームするような違和感が生じない。
また、動画撮影途中で手ブレ補正のオン/オフ状態を切り換え可能とし、手ブレ補正のオン/オフの操作が行われると、直ちに画角を変化させるのではなく、徐々に画角を変化させ、ゆっくりとズームイン/ズームアウトしたかのように表示(記録)するようにしたので、動画撮影中のオン/オフ操作時においても、画角が急激に変化せず、記録されている動画に不自然さがなく、単に、ズーム倍率を変化させただけであるかのように記録(表示)することができる。
なお、上述した第2実施形態においても、前述した第1実施形態と同様に、スライダ40を表示するとともに、キー操作部27の十字キーなどにより、手ブレ補正の強弱をユーザ操作により変更可能とするようにしてもよい。
また、上述した第1、第2実施形態では、モニタモードから撮影モードに切り替わる場合について説明しているが、これに限らず、撮影モードからモニタモードへの切り換え時や、手振れ有効な撮影モードから手振れ無効な撮影モードへの切り換え時、手振れ無効な撮影モードから手振れ有効な撮影モードへの切り換え時に適用してもよい。
本発明の第1実施形態によるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 本第1実施形態によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態において、動画撮影前、動画撮影中の表示例を示す模式図である。 本第1実施形態において、動画撮影前、動画撮影中の表示例を示す模式図である。 本第1実施形態において、手ブレ補正の強度調整があった場合の動画撮影中の表示例を示す模式図である。 本第2実施形態によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。 本第2実施形態によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。 本第2実施形態によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。 本第2実施形態において、動画撮影前、動画撮影中の表示例を示す模式図である。 本第2実施形態において、手ブレ補正のオン/オフ状態を切り換えた際の表示例を示す模式図である。 従来技術による手ブレ補正時の録画(表示例)を示す模式図である。 従来技術による動画撮影前、動画撮影中の表示例を示す模式図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
10 画像取得部
11 レンズ
12 シャッタ
13 LPF
14 ドライバ
15 アナログ信号処理部
16 撮像センサ
17 サンプリング/信号増幅処理部
18 A/Dコンバータ
19 フラッシュ
20 制御部
22 プレビューエンジン
23 D/Aコンバータ
24 ドライバ
25 表示部
26 イメージバッファ
27 キー操作部
28 デジタル信号処理部
29 画像圧縮/伸張処理部
30 プログラムメモリ
31 画像メモリ
32 カードI/F
33 外部記録媒体
34 外部接続用I/F
35 RAM
40 スライダ



Claims (10)

  1. 手ブレ補正を行って撮像した映像を表示する動画撮影装置であって、
    映像を複数フレームにわたって撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により複数フレームにわたって撮像された映像を順番に表示する映像表示手段と、
    前記映像表示手段によって複数フレームにわたる映像を順番に表示する際に、各フレームの映像から所定の画角で映像を切り取るとともに、この切り取られた映像を所定の表示サイズに拡大または縮小する切取手段と、
    前記映像表示手段によって複数フレームにわたる映像を順番に表示する際に、各フレームの映像の像ブレに応じて前記切取手段による各フレームの映像の切り取り位置を変化させることでブレ補正を行うブレ補正手段と、
    前記ブレ補正手段によるブレ補正の有効/無効を、動画撮影の開始前において事前に設定する設定手段と、
    動画撮影を開始する前のモニタ表示状態においては、前記設定手段により設定されているブレ補正の有効/無効の設定状態にかかわらず、前記切取手段が映像を切り取る画角を第1の画角に維持した状態で前記映像表示手段による映像の表示動作を行う第1の制御手段と、
    動画撮影を開始する際に前記設定手段によるブレ補正の設定状態を判定し、この判定結果に応じて、動画撮影を開始した後に前記切取手段が映像を切り取る画角を前記第1の画角に維持するか、動画撮影を開始した後に前記切取手段が映像を切り取る画角を前記第1の画角から該第1の画角とは異なる第2の画角へと複数フレームにわたって所定の割合で徐々に変化させるかを選択動作させる第2の制御手段と、
    を具備することを特徴とする動画撮影装置。
  2. 前記第2の制御手段は、動画撮影を開始した後に前記切取手段が映像を切り取る画角を前記第1の画角から該第1の画角とは異なる第2の画角へと複数フレームにわたって所定の割合で徐々に変化させる場合には、1フレーム当り1%以上の割合で変化させることを特徴とする請求項1記載の動画撮影装置。
  3. 前記第2の制御手段は、動画撮影を開始した後に前記切取手段が映像を切り取る画角を前記第1の画角から該第1の画角とは異なる第2の画角へと複数フレームにわたって所定の割合で徐々に変化させる場合には、1秒以上の時間をかけて徐々に変化させることを特徴とする請求項1または2記載の動画撮影装置。
  4. 前記第1の制御手段は、動画撮影を開始する前のモニタ表示状態においては、前記設定手段により設定されているブレ補正の有効/無効の設定状態にかかわらず、前記切取手段が映像を切り取る画角を、前記第2の画角よりも広い第1の画角に維持した状態で前記映像表示手段による映像の表示動作を行い、
    前記第2の制御手段は、動画撮影を開始する際に前記設定手段によるブレ補正の設定状態を判定し、ブレ補正が無効であると判定された場合には、動画撮影を開始した後に前記切取手段が映像を切り取る画角を前記第1の画角に維持し、ブレ補正が有効であると判定された場合には、動画撮影を開始した後に前記切取手段が映像を切り取る画角を前記第1の画角から該第1の画角よりも狭い第2の画角へと複数フレームにわたって所定の割合で徐々に変化させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の動画撮影装置。
  5. 前記第1の制御手段は、動画撮影を開始する前のモニタ表示状態においては、前記設定手段により設定されているブレ補正の有効/無効の設定状態にかかわらず、前記切取手段が映像を切り取る画角を、前記第2の画角よりも狭い第1の画角に維持した状態で前記映像表示手段による映像の表示動作を行い、
    前記第2の制御手段は、動画撮影を開始する際に前記設定手段によるブレ補正の設定状態を判定し、ブレ補正が有効であると判定された場合には、動画撮影を開始した後に前記切取手段が映像を切り取る画角を前記第1の画角に維持し、ブレ補正が無効であると判定された場合には、動画撮影を開始した後に前記切取手段が映像を切り取る画角を前記第1の画角から該第1の画角よりも広い第2の画角へと複数フレームにわたって所定の割合で徐々に変化させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の動画撮影装置。
  6. 前記切取手段による切り取り画角の増減を指示可能とする指示手段を具備することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の動画撮影装置。
  7. 前記ブレ補正手段によるブレ補正の有効/無効を指示するブレ補正指示手段を具備することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の動画撮影装置。
  8. 前記切取手段が映像を切り取る画角をユーザー操作に応じて任意に変化させる第3の制御手段を更に備えたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の動画撮影装置。
  9. 前記前記第2の制御手段による前記第1の画角から前記第2の画角への変化が完了した後に、前記切取手段が映像を切り取る画角をユーザー操作に応じて任意に変更することを可能にする第3の制御手段を更に備えたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の動画撮影装置。
  10. 手ブレ補正を行って撮像した映像を表示する動画撮影プログラムであって、
    コンピュータに、
    映像を複数フレームにわたって撮像する撮像機能、
    逐次撮像される映像を逐次表示させる映像表示機能、
    前記複数フレームにわたって撮像された映像を順番に表示させる際に、撮像された映像から所定の画角で映像を切り取るとともに、この切り取られた映像を所定の表示サイズに拡大または縮小する切取機能、
    前記複数フレームにわたる映像を順番に表示する際に、各フレームの映像の像ブレに応じて各フレームの映像の切り取り位置を変化させることでブレ補正を行うブレ補正機能、
    前記ブレ補正機能によるブレ補正の有効/無効を、動画撮影の開始前において事前に設定する設定機能と、
    動画撮影を開始する前のモニタ表示状態においては、前記設定機能により設定されているブレ補正の有効/無効の設定状態にかかわらず、前記切取機能が映像を切り取る画角を第1の画角に維持した状態で前記映像表示機能による映像の表示動作を行う第1の制御機能と、
    動画撮影を開始する際に前記設定機能によるブレ補正の設定状態を判定し、この判定結果に応じて、動画撮影を開始した後に前記切取機能が映像を切り取る画角を前記第1の画角に維持するか、動画撮影を開始した後に前記切取機能が映像を切り取る画角を前記第1の画角から該第1の画角とは異なる第2の画角へと複数フレームにわたって所定の割合で徐々に変化させるかを選択動作させる第2の制御機能と、
    を実現することを特徴とする動画撮影プログラム。
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