JP4656007B2 - 溶鉄のNdおよびCa添加による処理方法 - Google Patents
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濃度の低減方法を、先に特許文献2として提案した。さらに、溶解P濃度の低減に及ぼす溶鉄中酸素(以下、「O」とも記す)および硫黄(以下、「S」とも記す)の阻害作用を排除し、優れた溶解P濃度の低減効果を確保できる溶鉄の処理方法を特許文献3として提案した。
A+0.005≦[Nd]≦A+0.03 ・・・・(2)
1.2×10-2×[Nd]2/3≦[Ca]≦1.6×10-2×[Nd]2/3+0.0015 ・・・・(3)
ここで、[P]、[S]、[O]、[Nd]および[Ca]は、溶鉄中における各元素
の濃度(質量%)を表す。」
なお、以下の説明において、鋼の成分組成表示における「%」の記載は、「質量%」を意味する。
P:0.0001%以上0.5%以下
Pは、鋼材の高温延性、耐食性、溶接性などの特性を悪化させる不純物元素であり、その濃度は低いほど好ましい。しかし、現実には、材料特性などの面から固溶P濃度が0.0001%未満においてさらに溶解P濃度の低減を必要とすることは殆どないことから、対象とするP濃度を0.0001%以上とした。一方、P濃度が0.5%を超えて高い場合には、本発明の方法を用いなくても、通常の脱燐処理により0.5%まで容易に低下させることができる。そこで、P濃度の適正範囲を0.0001%以上0.5%以下とした。
硫黄(以下、単に「S」とも記す)は、溶鉄中において、PとNdとの親和力よりもNdとの強い親和力を有すると考えられる元素である。S濃度が0.005%を超えて高くなると、NdPの生成に優先して生成されるNd硫化物の生成量が多くなり、NdPの生成が抑制される。また、同様に、SはCaとも強い親和力を有するため、CaSの生成量が増加し、後述するCa濃度の増加を妨げる。そこで、S濃度の適正範囲を0.005%以下とした。
酸素(以下、単に「O」とも記す)は、溶鉄中において、PとNdとの親和力よりもNdとの強い親和力を有すると考えられる元素である。O濃度が0.005%を超えて高くなると、NdPの生成に優先して生成されるNd酸化物の生成量が多くなり、NdPの生成が抑制される。また、同様に、OはCaとも強い親和力を有するため、CaOの生成量が増加し、後述するCa濃度の増加を妨げる。そこで、O濃度の適正範囲を0.005%以下とした。
1)酸素活量の低減による溶鉄中Ca濃度の上昇
鋳造性を改善するための方法として、例えば特許文献4に開示されたように、Caを溶鉄に添加して溶鉄中の介在物を低融点組成に改質する方法が公知である。しかし、Nd系介在物をCa−Nd系介在物に改質したとしても、その融点は溶鋼温度よりも高く、鋳造性を改善することは難しい。つまり、Ndを含有する溶鉄に単純にCaを添加しただけでは、従来鋼のように鋳造性を改善することはできない。
Caの添加前に、Ca-O脱酸平衡酸素活量よりも溶鉄中の酸素活量を低下させる方法を検討した。Caの添加前にCa−O脱酸平衡酸素活量よりも溶鉄中酸素活量を低くするには、Caよりも強い脱酸力を有する元素を添加すればよい。その可能性を有する元素としては、NdおよびMgが挙げられる。Ndは、P化合物を生成するので、溶解P濃度を低減するためには、これを用いるのが好ましい。しかしながら、Ndを適切な方法で使用しない場合には、前述したような問題を生じる。つまり、Ndを用いるに際しては、適正なNdの濃度範囲が存在する。
Ca−P系介在物を生成させるための条件について説明する。前述したとおり、対象とする反応系が複雑であるため、単に実験回数を増加させて調査を行うのみでは適切な条件を把握することはできない。そこで、以下の方法により実験を行い、その結果を整理することとした。
ここで、[P]、[S]および[O]は、溶鉄中における各元素の濃度(%)を表す。また、[S]および[O]の各係数は、硫化物および酸化物中のNd原子量をそれぞれ硫化物および酸化物の分子量により除した値である。しかし、[P]の係数は、燐化合物中のNd原子量を燐化合物の分子量により除した値にはならない。なぜなら、本発明者らが既に提示したように、NdとPとの反応には一定の限界があり、添加したNdがPの全量と反応するわけではないからである。そこで、Pの原子量をNdの原子量で除した値(0.21)に、さらにNdとPとの反応限界を考慮して、NdとPとの反応比率を0.24とし、[P]の係数を決定した。
4)Ca−P系介在物生成のためのCa濃度範囲
Ca−P系介在物を生成させるための条件について説明する。前記のとおり、溶解Ca濃度に及ぼす溶鉄中のP、SおよびOの各濃度ならびに溶解Nd濃度の影響については、(1)式および(2)式により考慮されているので、最終的には、(1)式および(2)式を満足する濃度条件下において、Ca濃度とNd濃度との関係を求めればよい。
1.2×10-2×[Nd]2/3≦[Ca] ・・・・(4)
したがって、溶鉄中のP、S、O、NdおよびCaの各成分が前記(1)式、(2)式および(4)式で表される関係を同時に満足するように制御することにより、下記の(1)〜(3)効果が得られる。
[Ca]≦1.6×10-2×[Nd]2/3+0.0015 ・・・・(5)
前記(4)式および上記(5)式の関係をまとめることにより、前記(3)式の関係が得られる。したがって、(1)式および(2)式の関係を満足するように溶鉄中のNd濃度を制御した後、Caを添加して、(3)式により表される関係を満足するようにCa濃度を制御することにより、低いNd濃度により良好な鋳造性を確保するとともに、溶鉄の段階ではCaによりCa−P系介在物を生成して溶解P濃度を低減し、さらに凝固過程ではNdによりNd−P系介在物を生成して固溶P濃度を低減する「二段階によるP濃度低減」を達成できる。これにより、Ndを単独で添加使用する場合に比較して、一段と高い生産性のもとに固溶P濃度をさらに一層低減した鋼材を製造することができる。
構造用高強度CrMo鋼SCM430相当鋼を対象として下記の試験を行い、介在物の制御効果を確認した。表1および表2に示す化学成分組成を有する5種類の鋼を真空高周波誘導溶解炉を用いて20kg溶製し、インゴットを作製した。
本発明において、溶鉄中のP、SおよびO濃度に応じて(1)式および(2)式の関係を満足するように溶鉄中のNd濃度を制御した後、溶鉄にCaを添加して、溶鉄中のNd濃度に応じて(3)式の関係を満足するように溶鉄中のCa濃度を制御する具体的方法について下記に説明する。
1) 溶鉄の好ましい成分組成範囲
本発明の方法は、前記のとおり、S濃度が0.005%以下、およびO濃度が0.005%以下の溶鉄を対象としているが、好ましくは、Nd添加前におけるS濃度を0.0025%以下、およびO濃度を0.0030%以下とすることにより、Nd添加量およびCa添加量をさらに低減することができる。
Nd、P、SおよびO以外の溶鉄成分であってこれらの成分組成に影響を及ぼさない合金成分については、Nd添加後にそれらの成分調整を行ってもよい。
CおよびSiは、その濃度が高いと、鋼中におけるPの活量を高める作用を有する元素である。C濃度が3.5%を超えて高いと、Pの活量に与える影響が顕著となり、P化合物の生成条件が変化するおそれがあることから、C濃度は3.5%以下であることが好ましい。同様の理由により、Si濃度は2.5%以下であることが好ましい。
Mnは、その濃度が高いと鋼中におけるPの活量を低下させる作用を有する元素である。Mn濃度が3%を超えて高いと、Pの活量が著しく低下するため、P化合物の生成が困難となるおそれがある。したがって、Mn濃度は3%以下であることが好ましい。なお、Mn濃度は、鋼材強度を確保する観点から、0.2%以上の範囲であることがさらに好ましい。
Alは、鋼中の溶解酸素との平衡関係から、溶解酸素濃度に極めて大きな影響を及ぼす。Al濃度が3%を超えて高くなると、平衡溶解酸素濃度が急激に高くなり、アルミナ系酸化物介在物が増加して鋼の清浄性が悪化するおそれがあることから、Al濃度は3%以下であることが好ましい。また、Al濃度は、Ndの歩留まり向上およびその安定性確保の観点から、0.0035%以上の範囲であることがさらに好ましい。
本発明は、Ndとともに反応性の高いCaを併用使用することから、Ndを単独添加する場合と異なり、スラグの成分組成を制御する必要はないが、一層再現性良くNd−P系介在物を生成させる観点から、スラグ中のCaOとAl2O3の質量濃度比である(CaO/Al2O3)の値は0.7以上9以下であることが好ましく、上記の値は1以上2以下であることがさらに好ましい。また、CaOとSiO2の質量濃度比である(CaO/SiO2)の値は0.65以上であることが好ましい。スラグ中のT.Fe濃度とMnO濃度との合計であるスラグ中の低級酸化物の濃度は10%以下であることが好ましく、5%以下であることがさらに好ましい。NdやCaの酸化ロス量が低減し、添加金属の歩留まりが向上するからである。
鋼成分中のC、Si、Mn、Cr、MoおよびV濃度を前記表1に記載された供試鋼の成分濃度範囲と同範囲として、P、S、O、NdおよびCa濃度を変化させた鋼180kgを真空高周波誘導溶解炉により溶製した。溶製に際しては、溶解温度を1600℃とし、鋼中のP、SおよびO濃度を調整後に金属Ndを添加し、次いで金属Caを添加して成分濃度の調整を行った。なお、O濃度の制御は、酸素ガスの上吹きによりO濃度を上昇させた後、Cによる脱酸またはAlによる脱酸処理を行ってO濃度を低減させ、目標値とする方法により行った。溶鋼の成分組成を調整後、内径16mm、長さ200mmの耐火物性鋳造用ノズルを介して鋳型内に鋳造し、インゴットを作成した。
表4に、試験条件として、鋼中のP、S、O、NdおよびCa濃度、(1)式により算出されるA値、(2)式におけるNd濃度の下限値および上限値、(2)式の満足性、(3)式におけるCa濃度の下限値および上限値、ならびに(3)式の満足性を示した。
Claims (1)
- 質量%で、P:0.0001%以上0.5%以下、S:0.005%以下、およびO(酸素):0.005%以下を含有する溶鉄にNdを添加した後に、Caを添加する溶鉄の処理方法であって、溶鉄中のP濃度、S濃度およびO濃度に応じて下記(1)式および(2)式により表される関係を満足するように溶鉄中のNd濃度を制御した後、溶鉄にCaを添加して、溶鉄中のNd濃度に応じて下記(3)式により表される関係を満足するように溶鉄中のCa濃度を制御することを特徴とする溶鉄の処理方法。
A=0.24[P]+0.82[S]+0.85[O] ・・・・(1)
A+0.005≦[Nd]≦A+0.03 ・・・・(2)
1.2×10-2×[Nd]2/3≦[Ca]≦1.6×10-2×[Nd]2/3+0.0015 ・・・・(3)
ここで、[P]、[S]、[O]、[Nd]および[Ca]は、溶鉄中における各元素
の濃度(質量%)を表す。
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