JP4655369B2 - 研磨装置、研磨方法及び半導体デバイスの製造方法 - Google Patents

研磨装置、研磨方法及び半導体デバイスの製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、研磨装置、研磨方法及び半導体デバイスの製造方法に関し、特に半導体ウェハ、光学レンズ、磁気ディスク基板等の円形基板のエッジ部の研磨に用いられる研磨装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、半導体ウェハ、光学レンズ、磁気ディスク基板等の円形基板を、所望の平面度で研磨する技術が知られている。
特に、半導体ウェハに対しては、その出荷前に、表面(デバイス形成面)、裏面、及び、エッジ部の研磨が行われ、研磨後の半導体ウェハを用いて、半導体デバイスの製造工程で、そのデバイス形成面に半導体膜、金属膜等からなるデバイス構造が形成されていく。
【0003】
この場合、半導体膜、金属膜が形成された半導体ウェハには、成膜後、平坦化のための化学的機械的研磨(以下、「CMP研磨」と称す。)が行われ、その後、半導体ウェハ全体(表面、裏面、エッジ部)に付着した物質(半導体膜、金属膜を構成する各種物質)が洗浄によって除去される。
ところで、近年の高密度化が図られた半導体デバイスでは、僅かに残った不要な物質がデバイス特性に影響を与えることが知られている。しかるに、上記したように成膜後に半導体ウェハ全体を洗浄するだけでは、半導体ウェハに付着した不要な物質を、デバイス特性に影響を与えない程度まで十分に除去することができないことが分かった。これは、半導体ウェハの洗浄を行っても、そのエッジ部に、不要な物質が洗浄しきれずに残ってしまうからである。
【0004】
そこで、本発明者等は、デバイス製造工程において、不要な物質が付着し得るエッジ部を、成膜工程等が終了する毎に研磨する半導体デバイスの製造方法を着想した。
ここで、エッジ部を研磨する研磨装置は、例えば、特開平9−85600号公報等によって公知となっている。
【0005】
公知の研磨装置50は、図11に示すように、モータ55によって回転軸51Rを中心に回転するドラム51、このドラム51に取り付けられた研磨部材52、チャックベース56、半導体ウェハ10を吸着するためのチャックプレート57等を有する。
半導体ウェハ10のエッジ部11を研磨する際には、破線で示すようにチャックベース56が傾けられて、チャックプレート57に吸着された半導体ウェハ10が、ドラム51の研磨部材52に所定の角度で押し当てられる。このときエッジ部11と研磨部材52との接触部分には、ノズル54からスラリー研磨液が供給される。尚、図中、53はドラム51を覆う内カバー、58は研磨装置50の全体を覆う外カバーである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように従来の研磨装置50は、研磨部材52の研磨面52Aが、ドラム51の表面に円柱状に形成されているため、半導体ウェハ10のエッジ部11の上側ベベルと下側ベベルとを研磨するには、チャックプレート57に吸着された半導体ウェハ10を一旦外し、これを返して吸着し直さなければならなかった。
【0007】
又、従来の研磨装置50では、半導体ウェハ10のエッジ部11は、円柱状の研磨面52Aと点接触する構成であるため、半導体ウェハ10のエッジ部11全周を研磨するのに長時間を要していた。
このように半導体デバイスの製造工程において、エッジ部11の研磨を行おうとしても、研磨時間が長期化してしまい、スループットが低下するという不具合があった。
【0008】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、第1の目的は、円形基板のエッジ部を短期間に研磨可能な研磨装置を提供することである。
又、本発明の第2の目的は、半導体デバイス製造方法において、半導体ウェハのエッジ部の研磨処理を短期間で行ってスループットを向上させることができる半導体の製造方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の研磨装置は、基板のエッジ部を研磨する研磨装置であって略円筒状の第1の研磨面を内面に有する第1の研磨部材を具えると共に前記略円筒状の第1の研磨面の軸の回りに回転可能に構成され、前記エッジ部の上側のベベルを研磨する第1の研磨部と、前記第1の研磨面の軸に対して偏心して位置する略円筒状の第2の研磨面を内面に有する第2の研磨部材を具えると共に該円筒状の第2の研磨面の軸の回りに回転可能に構成され、前記エッジ部の下側のベベルを研磨する第2の研磨部と、前記基板を回転させながら保持する保持部と、前記保持部に保持された前記基板のエッジ部の前記上側のベベルを所定の角度で前記第1の研磨面に押し当てると共に前記下側のベベルを所定の角度で前記第2の研磨面に押し当てることができる押当て部と、を備えたものである。
【0010】
又、請求項2の研磨方法、略円筒状の第1の研磨面を内面に有し基板のエッジ部の上側のベベルを研磨する第1の研磨部を前記略円筒状の第1の研磨面の軸の回りに回転させる手順と、略円筒状の第2の研磨面を内面に有し前記エッジ部の下側のベベルを研磨する第2の研磨部を前記略円筒状の第2の研磨面の軸の回りに回転させる手順と、前記基板のエッジ部の前記上側のベベルを前記第1の研磨面に、前記下側のベベルを前記第2の研磨面に、選択的に、又は、同時に押し当てる手順とを含んでいることを特徴とする。
【0011】
又、請求項3の研磨装置は、複数の研磨面が形成された研磨ベルトと、前記研磨ベルトを駆動する駆動部と、研磨する基板の半径に応じて、前記複数の研磨面における研磨方向の曲率半径を個別に調整可能なベルト調整部と、複数の前記基板を個別に保持する複数の保持部と、前記ベルト調整部により研磨方向の曲率半径が個別に調整された前記複数の前記研磨面のそれぞれに対して、前記複数の保持部に保持された前記基板のエッジ部を所定の角度で押し当てる押当て部と、を備えたものである。
【0012】
又、請求項4の研磨装置は、請求項3の研磨装置において、前記研磨ベルトには少なくとも第1の研磨面と第2の研磨面とが形成され、前記ベルト調整部は、研磨する基板の半径に応じて、前記第1の研磨面、又は第2の研磨面の少なくとも一方の曲率半径を調整可能であることが好ましい。
【0013】
また、請求項の半導体デバイスの製造方法は、半導体ウェハのデバイス形成面に対するCMP研磨と、請求項に記載の研磨方法によるエッジ部の研磨とを連続して行うものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態について、図1〜図3を用いて説明する。
【0015】
図1は、本実施の形態の研磨装置100を示す断面図である。図に示すように研磨装置100は、第1ドラム(第1研磨部)110、第2ドラム(第2研磨部)120、チャックベース130、研磨液回収タブ150、第1ドラム回転部160、第2ドラム回転部170、第1押付用シリンダ181(押当て部)、第2押付用シリンダ182(押当て部)等によって構成されている。
【0016】
このうち第1ドラム110は、ベアリング111によって、フレーム102に回転自在に取り付けられている。
又、フレーム102はそのブロック部102Aが、作業台101に形成されたリニアガイド101Aに、摺動自在に取り付けられている。フレーム102は、第1押付用シリンダ181によって、第1ドラム110を回転可能に支持しながら、作業台101に対して移動する(図1中矢印Aの方向)。
【0017】
第1ドラム110の内部には、第1研磨部材112が設けられている。この第1研磨部材112は、その内壁に円筒状の研磨面112Aを有する。
又、第1ドラム110の外周には、プーリー163が設けられており、このプーリー163とドラム回転用モータ161側に取り付けられたプーリー162が、第1駆動ベルト164で懸架されている。この第1駆動ベルト164がドラム回転用モータ161によって駆動されることで、第1ドラム110は、円筒状の研磨面112Aの軸(回転軸110R)を中心に回転する。
【0018】
又、第1ドラム110の内側には、チャックベース(保持部)130が設けられている。このチャックベース130は、半導体ウェハ10を回転軸110Rに対して所定の角度θ1で傾斜させながら回転保持するチャックプレート131、テーブル回転用モータ132、昇降駆動機構134を具える。
ここで前記した第1押付用シリンダ181によって、第1ドラム110がフレーム102ごと図中左方向に移動されると、所定の角度θ1で傾斜されながら回転する半導体ウェハ10のエッジ部11(上側ベベル11A)が研磨面112Aに一定の力で押し付けられる。
【0019】
又、第1ドラム110の上部には、第2ドラム120の下側開放端120B全体を下側から覆うように、カラー部125が設けられている。このカラー部125は、ノズル183,184から半導体ウェハ10に供給されて飛散されたスラリー研磨液の部分を第1ドラム110内部に導くためのものである。又、第1ドラム110の下部にはドラムスカート126が設けられている。このドラムスカート126は、半導体ウェハ10に供給されたスラリー研磨液を更に研磨液回収タブ150に導くためのものである。
【0020】
一方、第2ドラム120は、ベアリング121によって、フレーム103に回転自在に取り付けられている。
このフレーム103も、そのブロック部103Aが、作業台101に形成されたリニアガイド101Bに、摺動自在に取り付けられている。このフレーム103は、第2押付用シリンダ182によって、第2ドラム120を回転自在に支持しながら作業台101に対して移動する(図1中矢印Bの方向)。
【0021】
第2ドラム120の内部には、第2研磨部材122が設けられている。この第2研磨部材122は、その内壁に円筒状の研磨面122Aを有する。
又、第2ドラム120の外周には、プーリー173が設けられており、このプーリー173とドラム回転用モータ171側に取り付けられたプーリー172が、第2駆動ベルト174で懸架されている。この第2駆動ベルト174がドラム回転用モータ171によって駆動されることで、第2ドラム120は、円筒状の研磨面122Aの軸(回転軸120R)を中心に回転する。尚、第2ドラム120は、その回転軸120Rが第1ドラム110の回転軸110Rとずれるように偏心して配置される(図2参照)。
【0022】
この第2ドラム120は、その内側に、チャックベース130のチャックプレート131に吸着された半導体ウェハ10のエッジ部11が当接可能となるように、第1ドラム110との相対的な位置が決定されている。
前記した第2押付用シリンダ182が第2ドラム120をフレーム103ごと、図中右方向に移動させると、所定の角度θ1で傾斜されながら回転する半導体ウェハ10のエッジ部11の他方(下側ベベル11B)が、研磨面112Aに一定の力で押し付けられる。
【0023】
又、第1ドラム110の下部開放端110Bを覆おう研磨液回収タブ150は、高速回転する第1ドラム110と接触しないように配置されている。尚、その底部には、研磨液回収部を構成するドレイン151が設けられている。
又、研磨装置100には、エッジ研磨時に半導体ウェハ10のエッジ部11に向けてスラリー研磨液を供給するためのノズル183、184が設けられている。尚、第2ドラム120の上部開放端120Aは、上カバー185によって覆われて、スラリー研磨液が外部に飛び散らないようになっている。
【0024】
次に、研磨装置100の第1ドラム110、第2ドラム120と、チャックベース130のチャックプレート131に吸着された半導体ウェハ10との位置関係について、図2を用いて説明する。
エッジ研磨処理が開始される前は、第1ドラム110と、第2ドラム120とは、各々の内部に設けられた研磨面112A、122Aが、共に半導体ウェハ10のエッジ部11(11A,11B)に当接可能で、かつ、接しないように、偏心して配置されている。
【0025】
このとき半導体ウェハ10は、チャックベース130のチャックプレート131に、回転軸110Rに対して所定の角度θ1で傾斜されている(図1)。
半導体ウェハ10のエッジ部11に対する研磨処理が開始されると、先ず、テーブル回転用モータ132によって半導体ウェハ10が、図2の矢印Xで示す方向に低速回転(約0.5〜2rpm)する。
【0026】
一方で、第1ドラム110は、ドラム回転用モータ161によって図2の矢印Yで示す方向に高速回転し(約1000rpm)、第2ドラム120は、ドラム回転用モータ171によって矢印Zで示す方向に高速回転する(約1000rpm)。
上記高速回転された第1ドラム110、第2ドラム120は、第1押付用シリンダ181、第2押付用シリンダ182によって、各々、矢印A,Bに示す方向に移動される。
【0027】
この移動によって、低速回転している半導体ウェハ10のエッジ部11に、研磨面112A、122Aが一定の力で押し付けられて、エッジ部11の上側ベベル11A、下側ベベル11Bが、略同時に研磨される(図2中、破線の円で示すS1、S2部分)。
尚、チャックプレート131は、昇降駆動機構134によって上下動可能になっており、エッジ部11と研磨部材112,122との接触箇所を移動させて研磨部材112,122全体を使った研磨が可能になっている。
【0028】
この実施の形態では、研磨装置100によって、半導体ウェハ10の上側ベベル11A、下側ベベル11Bの角度θa、θbが所定角度(例えば、θa=θbで、22度又は37度)に成形される(図3)。
ここで研磨装置100の第1ドラム110、第2ドラム120の直径は、角度θ1で傾けられた半導体ウェハ10のエッジ部11が、研磨面112A,122Aの各々において2点接触しないように、その値が決定されている。研磨装置100全体の小型化のためには、この条件を満たす範囲で小さい方が好ましい。
【0029】
以上説明したように第1の実施の形態の研磨装置100では、上側ベベル11Aをエッジ研磨するための第1ドラム110と、下側ベベル11Bをエッジ研磨するための第2ドラム120とが設けられているため、これら上側ベベル11A、下側ベベル11Bを、略同時に研磨することができ、半導体ウェハ10のエッジ研磨処理の時間が短縮化される。
【0030】
尚、半導体ウェハ10のチャックベース130での傾き(θ1)は、上側ベベル11A、下側ベベル11Bの角度θa、θbを同じにするのであれば、45度が最適であるが、角度θa、θbに応じて、適宜、角度を変化させることができる。
又、上側ベベル11Aのエッジ研磨と下側ベベル11Bのエッジ研磨を、別個のタイミングで行ってもよいのは、勿論である。この場合でも、上側ベベル11A、下側ベベル11Bの研磨のために半導体ウェハ10を裏返しにして吸着し直す手間が省けるので、半導体ウェハ10のエッジ研磨処理の時間が短縮化される。
【0031】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態の研磨装置200について、図4〜図8を用いて説明する。
図4は、本実施の形態の研磨装置200の全体を示す図、図5は、第1、第2ドラム210、220と曲率半径調整部260の位置関係を示す斜視図である。
【0032】
これらの図に示すように研磨装置200は、第1ドラム210、第2ドラム220、第1チャックベース230、第2チャックベース240、研磨ベルト250、曲率半径調整部(コマ部材)261,262等によって構成されている。このうち第1ドラム210、第2ドラム220に研磨ベルト250が懸架されている。
【0033】
又、第2ドラム220は、ベース270下側に設けられた駆動用モータ211によって、高速回転(約1000rpm)で回転され、これにより研磨ベルト250が駆動される。この駆動用モータ211と第2ドラム220とによって駆動部が構成され、このとき第1ドラム210は従動して回転する。
又、第2ドラム220の取付部222には、移動用シリンダ221が取り付けられている。この移動用シリンダ221によって第2ドラム220が楕円形の開口(図示されず)に沿って移動され、研磨ベルト250のテンション調整が行われる。研磨ベルト250の取替時、この移動用シリンダ221によって第1ドラム210と第2ドラム220との距離を縮めることでその作業が容易になる。
【0034】
研磨ベルト250には、研磨布からなる研磨部材252が貼り付けられている。上記した第1ドラム210が回転して研磨ベルト250が駆動されると、研磨部材252が、第1ドラム210、第2ドラム220間で一定速度で移動する。
このとき第1ドラム210と第2ドラム220との間の部分(図5中、斜線で示す箇所)が、研磨面(第1研磨面252A、第2研磨面252B)として利用される。
【0035】
第1チャックベース230、第2チャックベース240は、各々、半導体ウェハ10,20を回転させながら保持するチャックプレート231、241、テーブル回転用モータ232、242等を具えている。
又、第1チャックベース230、第2チャックベース240が取り付けられた作業台201、202には、チャックプレート231、241を、図4中、矢印で示す方向に移動させて、研磨ベルト250に押し当てるための移動装置(図示省略)が設けられている。
【0036】
この移動装置によって第1チャックベース230、第2チャックベース240が、研磨ベルト250に向かって移動すると、所定の角度θ2傾けられたまま低速回転する半導体ウェハ10A、20Aのエッジ部11(図示例では、上側ベベル11A)が一定の力で、第1研磨面252A、第2研磨面252Bに押し付けられる。尚、角度θ2は、エッジ部11、21の角度θa、θb(図3参照)に応じて決定される。
【0037】
研磨ベルト250には、図4〜図8に示すように、ベルト上下端250Cを一定の力で押し付けるコマ部材(ベルト調整部)261、262が配置されている。
このコマ部材261、262によって内側に押し付けられた研磨ベルト250は、曲面261A、262Aによって所定の曲率半径に調整される。このコマ部材261、262は、少なくとも曲面261A、262Aが滑らかに加工され、研磨ベルト250との間で摩擦が生じ難くなっている。
【0038】
又、曲面261A、262Aの曲率半径r1(図7)は、研磨ベルト250の第1研磨面252A、第2研磨面252Bでの曲率半径を各々決定するためのもので、その値は、各々の第1研磨面252A、第2研磨面252Bで研磨される半導体ウェハ10、20の直径、上側ベベルの角度θa、下側ベベル11Bの角度θb(図3)等に応じて決定される。尚、コマ部材261、262の曲率半径r1は、同じ値であっても異なる値でもよい。
【0039】
このように構成された研磨装置200は、第1ドラム210、第2ドラム220、第1チャックベース230、第2チャックベース240が上カバー285によって覆われており、その天井部分に設けられたノズル283,284から半導体ウェハ10、20と研磨ベルト250との接触部分にスラリー研磨液が供給される。半導体ウェハ10に向けて供給されたスラリー研磨液は、上カバー285によって、外部に飛び散ることなく、ベース270に設けられたドレイン271より回収される。
【0040】
この実施の形態の研磨装置200では、第1ドラム210、第2ドラム220に懸架された研磨ベルト250が、チャックプレート231、241に各々吸着された2枚の半導体ウェハ10、20のエッジ部11、21を研磨可能になっている。このように研磨ベルト250を用いることで、半導体ウェハ10のエッジ部11と研磨面252A,252Bとの接触面積が大きくできるので、エッジ研磨の処理時間が短縮できる。
【0041】
この研磨装置200でも、半導体ウェハ10、20が、図4中の矢印Xで示す方向に低速回転(約1〜2rpm)され、一方で、研磨ベルト250が、モータ211によって図中の矢印Yで示す方向に高速回転(第2ドラム220の回転速度が約1000rpm)される。この状態で、第1チャックベース230、第2チャックベース240が、案内溝203,204に沿って矢印に示す方向に移動されると、半導体ウェハ10、20のエッジ部11、21が、研磨ベルト250の研磨面252A、252Bに一定の力で押し付けられ、エッジ研磨が行われる。
【0042】
尚、チャックプレート231、241は、共に図示省略の昇降駆動機構によって上下動可能になっており、エッジ部11、21と、研磨面252A,252Bとの接触箇所を移動させて研磨部材252全体を使った研磨が可能になっている。
又、上記した実施の形態では、コマ部材261、262の曲面261A、262Aを滑らかに加工して研磨ベルト250の滑りをよくしているが、図8に示すように、コマ部材263の曲面263Aに、ローラ264を設けて、研磨ベルト250の滑りをよくしてもよい。
【0043】
以上説明したように第2の実施の形態の研磨装置200では、2枚の半導体ウェハ10、20のエッジ部11、21を、曲率半径を自在に調整できる研磨ベルト250によって研磨できるため、エッジ部11、21と研磨面252A、252Bとの接触面積を大きくしてエッジ研磨の処理時間を短縮化できる。又、研磨面252A、252Bの曲率半径を自在に調整できるので、如何なる直径の半導体ウェハ10、20に関しても、エッジ部11、21の研磨が可能になる。又、エッジの角度を変えた場合、接触部の長さが変化する。そのため、エッジの角度毎に、最適な接触部の長さを得ることができるコマ部材を準備することでどのようなエッジ角度の研磨も効率よく行われる。更に、又、コマ部材261、262の曲面を互いに異ならせることができるので、異なる直径の半導体ウェハ10、20であっても、同時に、エッジ研磨が可能になる。
【0044】
尚、上記した第1、第2の実施の形態では、半導体ウェハ10のエッジ部11を研磨する研磨装置100、200について説明したが、本発明は、光学レンズ、磁気ディスク基板等の円形の基板のエッジ部の研磨に適用できるのは、勿論である。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について、図9、図10を用いて説明する。
【0045】
この第3の実施の形態は、半導体デバイスの製造工程において、特に半導体ウェハ10のエッジ部11に付着した物質を、洗浄/除去するために、上記した第1又は第2の実施の形態の研磨装置100、200を用いたものである。
ここで図9は、半導体ウェハ10のデバイス形成面10Aに所望の加工処理(例えば、アルミ層の形成、不純物の打ち込み等)を行った後に、半導体ウェハ10に残った不要な物質を除去するための半導体製造装置500を示す。この半導体製造装置500では、半導体ウェハ10のエッジ部11に対するエッジ研磨、半導体ウェハ10のデバイス形成面10Aに対するCMP研磨、更には、半導体ウェハ10の洗浄が連続して行われる。
【0046】
すなわち、この半導体製造装置500では、半導体ウェハ10のエッジ部11を研磨するためのエッジ研磨ユニット(第1の研磨室)510と、半導体ウェハ10のデバイス形成面10Aを研磨するためのCMP研磨ユニット(第2の研磨室)520とが連続して配置されている。これにより半導体ウェハ10のエッジ部11に対するエッジ研磨とデバイス形成面10AのCMP研磨とを連続して(他の処理を介在させることなく、かつ、半導体ウェハ10の搬送距離が最小となるように)行うことが可能となる。この実施の形態では、実際の半導体ウェハ10に対する研磨処理の流れ(順序)に従って、エッジ研磨ユニット510の下流側にCMP研磨ユニット520が配置されている。
【0047】
又、エッジ研磨ユニット510の上流側と、CMP研磨ユニット520の下流側には、これに連通するバッファステーション530が設けられている。このバッファステーション530には、後洗浄ユニット(洗浄室)540が設けられている。この洗浄ユニット540は、エッジ部後洗浄室540AとCMP後洗浄室540Bとによって構成されている。
【0048】
このように構成された半導体製造装置500では、先ず、半導体製造装置500のフロントエンドのカセット(図示省略)内に収容された半導体ウェハ10が、搬送ロボット(図示省略)によって、バッファステーション530に仮置きされ、その後、搬送ロボット(図示省略)によって、エッジ研磨ユニット510に取り入れられる。
【0049】
エッジ研磨ユニット510では、取り入れられた半導体ウェハ10のエッジ部11に対して、第1又は第2の実施の形態で説明した研磨装置100又は研磨装置200を用いたエッジ研磨が行われる。
【0050】
エッジ研磨ユニット510でのエッジ研磨が終了すると、半導体ウェハ10は搬送ロボット(図示省略)にて、このエッジ研磨ユニット510に連続して設けられたCMP研磨ユニット520に搬送されて、当該デバイス形成面10Aに対するCMP研磨が行われる。尚、デバイス形成面10Aに対するCMP研磨は、周知のCMP研磨装置によって行われるため、その詳細な説明は省略する。
【0051】
CMP研磨ユニット520でのデバイス形成面10Aの研磨が終了すると、半導体ウェハ10は、搬送ロボット(図示省略)によって、後洗浄ユニット540のエッジ部後洗浄室540Aに搬送される。
このエッジ部後洗浄室540Aでは、エッジ部11に付着したスラリーや不要な物質(金属等)を除去するための後洗浄が行われる。この後洗浄として、スクラブ洗浄、メガソニック洗浄、超音波洗浄等の処理が行われる。
【0052】
次いで、半導体ウェハ10はCMP後洗浄室540Bに搬送されてデバイス形成面10Aに対する後洗浄処理(スクラブ洗浄、メガソニック洗浄等)が行われ、更に乾燥処理(スピン乾燥等)が行われる。
洗浄が行われた半導体ウェハ10は、搬送ロボット(図示省略)によって、再びフロントエンドに搬送されて、カセット(図示省略)に収容される。
【0053】
このように、半導体デバイス製造工程において、半導体製造装置500を用いた半導体ウェハ10のエッジ部11の研磨、デバイス形成面10Aの研磨、更には、後洗浄を行うことによって、高密度化が図られた半導体デバイスの製造においても、半導体ウェハ10に付着した不要な物質を十分除去することができる。
特に、エッジ部11を研磨(エッジ研磨)することで、エッジ部に付着した不要な物質を研磨除去することができ、更にエッジ部の表面の凹凸が除去され、平滑な面になることで、表面の微細な穴に付着していたパーティクルや重金属が凹部の除去と一緒に研磨除去され、更にまたエッジ部の表面の凹凸が除去され、平滑な面になることで、表面の微細な穴いわゆるピット等や凹部へのパーティクルや金属の付着がなくなる。エッジ部が鏡面化することで、後洗浄工程においても高品質な洗浄が行える。高品質な洗浄が行えることで、この部分に付着、残存されていた物質が、その後の製造工程でのデバイス形成に影響を与えることがなくなる。
【0054】
次に、この半導体製造装置500によるデバイス形成面10Aの研磨、エッジ部11の研磨が適宜行われる半導体デバイスの製造手順について、図10の半導体デバイス製造プロセスを示すフローチャートに従って説明する。
半導体デバイスを製造するに当たっては、先ず、ステップS200で、酸化工程(ステップS201)、CVD工程(ステップS202)、電極膜形成工程(ステップS203)、イオン打ち込み工程(ステップS204)から、次に行うべき処理工程が選択される。そして、この選択に従って、ステップS201〜S204の何れかが実行される。
【0055】
ステップS201では半導体ウェハ10のデバイス形成面10Aが酸化されて酸化膜が形成され、ステップS202ではCVD法等によってデバイス形成面10Aに絶縁膜等が形成され、ステップS203ではデバイス形成面10Aに金属が蒸着されて電極膜等が形成され、ステップS204ではデバイス形成面10Aに不純物がイオン打ち込みされる。
【0056】
CVD工程(ステップS202)又は電極膜形成工程(ステップS203)が終了すると、その後、ステップS205に進み研磨工程(エッジ研磨/CMP研磨)を行うか否かの判別が行われる。
研磨工程を行うとの判断がなされると、ステップS206に進んで、酸化膜、他の絶縁膜等の平坦化対象の、又は半導体デバイス表面のダマシンプロセス(Damascene process)による配線等の形成(表面の金属膜の研磨)対象のウェハ10に対して、上記した半導体製造装置500によるエッジ研磨、CMP研磨が連続して行われ、その後、ステップS207に進む。
【0057】
一方、研磨工程を行わないとの判断がなされると、ステップS206をスキップして、ステップS207に進む。
ステップS207では、フォトリソグラフィ工程が行われる。このフォトリソグラフィ工程では、半導体ウェハへのレジストの塗布、露光装置を用いた固定パターンの焼き付け、露光されたレジストの現像が行われる。
【0058】
次のステップS208では、半導体ウェハの金属膜等が、現像されたレジストを用いて該レジスト以外の部分でエッチングにより削除され、その後、レジスト膜の剥離が行われる。
ステップS208の処理が終了すると、ステップS209で半導体ウェハに対する所望の処理が全て終了したか否かが判別される。
【0059】
このステップS209の判別結果が“No”であるうちは、ステップS200に戻って上記した一連の処理が繰り返えされる(半導体ウェハ上への回路パターンの形成)。ステップS209の判別結果が“Yes”に転じると、そのまま本プログラムを終了する。
【0060】
【発明の効果】
以上説明した請求項1の研磨装置、及び請求項2の研磨方法によれば、基板のエッジ部が、第1の研磨部の略円筒状の第1の研磨面と、第2の研磨部の略円筒状の第2研磨面とによって研磨されるので、前記エッジ部と第1の研磨面、第2の研磨面の接触面積を大きくでき、円形基板のエッジ研磨の処理時間が短縮化される。
【0061】
、請求項の研磨装置によれば、第1の研磨面と前記第2の研磨面とが形成された研磨ベルトは、第1、第2の研磨面での曲率半径を自在に調整できるので、基板の半径に関わらずに、そのエッジ部の研磨が可能になる。又、基板のエッジ部と第1の研磨面、第2の研磨面の接触面積を自在に調整できるので、接触面積を大きくしてその処理時間を更に短くすることができる。
【0062】
又、請求項の研磨装置によれば、研磨ベルトの第1の研磨面と第2の研磨面の曲率半径がベルト調整部で適宜調整可能であるため、異なる直径の円形基板であっても、同時に、エッジ研磨をすることができる。
又、請求項の半導体デバイスの製造方法によれば、デバイス製造工程で、半導体ウェハのエッジ部に対する研磨と、デバイス形成面に対するCMP研磨とが効率よく行われるので、高密度化が図られた半導体デバイスの製造においても、半導体ウェハに付着した不要な物質を十分除去することができる。特に、エッジ部に付着、残存された物質が、その後の製造工程でのデバイス形成に影響を与えることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の研磨装置100の構造を示す断面図である。
【図2】研磨装置100で半導体ウェハ10のエッジ部11を研磨する様子を示す斜視図である。
【図3】半導体ウェハ10のエッジ部11の形状を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の研磨装置200の構造を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の研磨装置200の要部を示す斜視図である。
【図6】研磨ベルト250とコマ部材261、262との位置関係を示す断面図である。
【図7】コマ部材261を示す斜視図である。
【図8】曲面263Aにローラ264が配置されたコマ部材263を示す斜視図である。
【図9】第3の実施の形態の半導体製造装置500を示す図である。
【図10】半導体製造装置500が用いられた半導体デバイスの製造工程を示す図である。
【図11】従来の研磨装置50を示す図である。
【符号の説明】
10 半導体ウェハ
11 エッジ部
11A 上側ベベル
11B 下側ベベル
100,200 研磨装置
110 第1ドラム(第1の研磨部)
120 第2ドラム(第2の研磨部)
110R,120R 回転軸
112 第1研磨部材
122 第2研磨部材
112A 研磨面(第1の研磨面)
122A 研磨面(第2の研磨面)
130 チャックベース(保持部)
131 チャックプレート
181 第1押付用シリンダ(第1の押当て部)
182 第2押付用シリンダ(第2の押当て部)
220 第2ドラム(駆動部)
211 駆動用モータ(駆動部)
250 研磨ベルト
252 研磨部材
252A 研磨面(第1の研磨面)
252B 研磨面(第2の研磨面)
261,262,263 コマ部材(ベルト調整部)
500 半導体製造装置

Claims (5)

  1. 基板のエッジ部を研磨する研磨装置であって、
    略円筒状の第1の研磨面を内面に有する第1の研磨部材を具えると共に前記略円筒状の第1の研磨面の軸の回りに回転可能に構成され、前記エッジ部の上側のベベルを研磨する第1の研磨部と、
    前記第1の研磨面の軸に対して偏心して位置する略円筒状の第2の研磨面を内面に有する第2の研磨部材を具えると共に該円筒状の第2の研磨面の軸の回りに回転可能に構成され、前記エッジ部の下側のベベルを研磨する第2の研磨部と、
    前記基板を回転させながら保持する保持部と、
    前記保持部に保持された前記基板のエッジ部の前記上側のベベルを所定の角度で前記第1の研磨面に押し当てると共に、前記下側のベベルを所定の角度で前記第2の研磨面に押し当てることができる押当て部と、
    を備えている
    ことを特徴とする研磨装置。
  2. 略円筒状の第1の研磨面を内面に有し基板のエッジ部の上側のベベルを研磨する第1の研磨部を前記略円筒状の第1の研磨面の軸の回りに回転させる手順と、
    略円筒状の第2の研磨面を内面に有し前記エッジ部の下側のベベルを研磨する第2の研磨部を前記略円筒状の第2の研磨面の軸の回りに回転させる手順と、
    前記基板のエッジ部の前記上側のベベルを前記第1の研磨面に、前記下側のベベルを前記第2の研磨面に、選択的に、又は、同時に押し当てる手順とを含んでいる
    ことを特徴とする研磨方法。
  3. 複数の研磨面が形成された研磨ベルトと、
    前記研磨ベルトを駆動する駆動部と、
    研磨する基板の半径に応じて、前記複数の研磨面における研磨方向の曲率半径を個別に調整可能なベルト調整部と、
    複数の前記基板を個別に保持する複数の保持部と、
    前記ベルト調整部により研磨方向の曲率半径が個別に調整された前記複数の前記研磨面のそれぞれに対して、前記複数の保持部に保持された前記基板のエッジ部を所定の角度で押し当てる押当て部と、を備える
    ことを特徴とする研磨装置。
  4. 請求項3に記載の研磨装置において、前記研磨ベルトには少なくとも第1の研磨面と第2の研磨面とが形成され、
    前記ベルト調整部は、研磨する基板の半径に応じて、前記第1の研磨面、又は第2の研磨面の少なくとも一方の曲率半径を調整可能である
    ことを特徴とする研磨装置。
  5. 半導体ウェハのデバイス形成面に対するCMP研磨と、請求項2に記載の研磨方法によるエッジ部の研磨とが連続して行われることを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
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