JP7260322B2 - 研磨装置および研磨方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ウェーハなどの基板に液体を供給しながら、研磨テープまたは砥石などの研磨具を基板に押し付けて該基板を研磨する研磨装置および研磨方法に関する。
基板の一例であるウェーハの周縁部を研磨する研磨装置は、ウェーハを回転させ、かつウェーハの上面に液体を供給しながら、研磨具をウェーハの周縁部に押し付けて、該周縁部を研磨するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。研磨具の表面には砥粒が固定されており、研磨具は、液体の存在下でウェーハの周縁部に摺接され、周縁部を研磨する。
研磨具でウェーハを研磨しているとき、ウェーハの表面を構成する材料は研磨具によって少しずつ除去され、研磨屑を形成する。ウェーハの上面に供給された液体は、ウェーハの外側に向かって流れる液膜を形成し、研磨屑がウェーハに付着することを防止する。研磨屑は液体に混入し、液体とともにウェーハから排出される。
特開2009-154285号公報
しかしながら、ウェーハから一旦排出された液体(研磨屑を含む)は、周囲の構造体に衝突し、ウェーハの上面に跳ね返ることがある。液体に含まれる研磨屑は、ウェーハの上面に付着し、ウェーハを汚染してしまう。
そこで、本発明は、研磨屑を含んだ液体の基板への跳ね返りを防止して、基板の汚染を防ぐことができる研磨装置および研磨方法を提供する。
一態様では、基板を保持する保持ステージと、前記保持ステージを回転させるステージ回転装置と、前記保持ステージ上の前記基板に研磨具を押し付ける研磨ヘッドと、前記保持ステージの上方に配置された液体供給ノズルと、前記保持ステージの回転方向において、前記研磨ヘッドの下流側に配置された多孔部材と、前記多孔部材に連結された液体吸引ラインを備えており、前記多孔部材は、前記基板上の液体を吸収するように構成された液体吸収部材である、研磨装置が提供される。
一態様では、前記多孔部材はスポンジである。
一態様では、前記多孔部材の少なくとも一部は、前記保持ステージよりも高い位置にある。
一態様では、前記多孔部材と前記保持ステージの軸心との距離は、前記基板の半径よりも短い。
一態様では、前記研磨装置は、前記多孔部材を前記保持ステージに近づける方向および前記保持ステージから離れる方向に移動させる多孔部材移動装置をさらに備えている。
一態様では、前記多孔部材は、前記研磨ヘッドに固定されている。
一態様では、前記研磨装置は、前記保持ステージの周囲に配置されたシュラウドカバーをさらに備え、前記シュラウドカバーは前記基板の外形を囲む形状を有している。
一態様では、前記研磨装置は、前記シュラウドカバーの内面に固定された液体吸収部材をさらに備えている。
一態様では、前記研磨装置は、前記多孔部材に連結されたリンス液供給ラインをさらに備えている。
一態様では、基板を保持ステージで保持し、ステージ回転装置により前記保持ステージおよび前記基板を回転させながら、液体供給ノズルから前記基板の上面に液体を供給し、研磨ヘッドで研磨具を前記基板に対して押し付けて該基板を研磨しながら、前記保持ステージの回転方向において、前記研磨ヘッドの下流側に配置された多孔部材に前記液体を接触させ、かつ前記多孔部材から前記液体を液体吸引ラインを通じて吸引し、前記多孔部材は、前記基板上の液体を吸収するように構成された液体吸収部材である、研磨方法が提供される。
一態様では、前記多孔部材はスポンジである。
一態様では、前記多孔部材の少なくとも一部は、前記保持ステージよりも高い位置にある。
一態様では、前記多孔部材と前記保持ステージの軸心との距離は、前記基板の半径よりも短い。
一態様では、前記多孔部材は、前記基板に非接触である。
一態様では、前記多孔部材は、前記基板に接触している。
一態様では、前記研磨方法は、前記基板の研磨後に、前記多孔部材内にリンス液を供給して前記多孔部材を洗浄する工程をさらに含む。
本発明よれば、多孔部材と液体吸引ラインとの組み合わせは、研磨屑を含む液体を基板から連続的に除去することができる。結果として、液体が研磨室内の構造物に衝突して、基板の上面に跳ね返ってくることを防止することができる。
図1(a)および図1(b)は、基板の周縁部を示す拡大断面図である。 研磨装置の一実施形態を示す断面図である。 図2に示す研磨装置の実施形態の平面図である。 図2および図3に示す研磨ヘッドの拡大図である。 図4に示す押圧部材の正面図である。 図5に示す押圧部材の側面図である。 図5のA-A線断面図である。 ウェーハのベベル部を研磨しているときの研磨ヘッドを示す図である。 ウェーハのトップエッジ部を研磨しているときの研磨ヘッドを示す図である。 ウェーハのボトムエッジ部を研磨しているときの研磨ヘッドを示す図である。 研磨ヘッドとスポンジの一実施形態を上から見た拡大図である。 図11に示す研磨ヘッドとスポンジを横から見た拡大図である。 研磨ヘッドとスポンジの他の実施形態を上から見た拡大図である。 図13に示す研磨ヘッドとスポンジを横から見た拡大図である。 研磨ヘッドとスポンジの他の実施形態を上から見た拡大図である。 図15に示す研磨ヘッドとスポンジを横から見た拡大図である。 研磨ヘッドとスポンジの他の実施形態を上から見た拡大図である。 図17に示すシュラウドカバーおよび液体吸収部材の断面図である。 複数の研磨ヘッドを備えた研磨装置の一実施形態を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
本明細書では、基板の周縁部を、基板の最外周に位置するベベル部と、このベベル部の半径方向内側に位置するトップエッジ部およびボトムエッジ部とを含む領域として定義する。基板の例としては、ウェーハが挙げられる。
図1(a)および図1(b)は、基板の周縁部を示す拡大断面図である。より詳しくは、図1(a)はいわゆるストレート型の基板の断面図であり、図1(b)はいわゆるラウンド型の基板の断面図である。図1(a)の基板Wにおいて、ベベル部は、上側傾斜部(上側ベベル部)P、下側傾斜部(下側ベベル部)Q、および側部(アペックス)Rから構成される基板Wの最外周面(符号Bで示す)である。図1(b)の基板Wにおいては、ベベル部は、基板Wの最外周面を構成する、湾曲した断面を有する部分(符号Bで示す)である。トップエッジ部は、ベベル部Bの半径方向内側に位置する平坦な環状部E1である。ボトムエッジ部は、トップエッジ部E1とは反対側に位置し、ベベル部Bの半径方向内側に位置する平坦な環状部E2である。トップエッジ部E1は、デバイスが形成された領域を含むこともある。トップエッジ部E1およびボトムエッジ部E2は、ベベル部Bに接続されている。
図2は、研磨装置の一実施形態を示す断面図であり、図3は図2に示す研磨装置の実施形態の平面図である。研磨装置は、基板の一例であるウェーハWを保持し、回転させる基板保持部3を備えている。図2および図3においては、基板保持部3がウェーハWを保持している状態を示している。基板保持部3は、ウェーハWの下面を真空吸引により保持する保持面4aを有する保持ステージ4と、保持ステージ4の中央部に連結された中空シャフト5と、この中空シャフト5に連結されたモータM1とを備えている。モータM1は、中空シャフト5を介して保持ステージ4に連結されている。本実施形態では、モータM1は、保持ステージ4を回転させるステージ回転装置を構成する。図3に示す矢印Aは、保持ステージ4の回転方向を示す。
ウェーハWは、ウェーハWの中心が中空シャフト5の軸心と一致するように保持ステージ4の保持面4a上に載置される。保持ステージ4は、隔壁20によって形成された研磨室22内に配置されている。保持ステージ4の上方には、保持面4a上のウェーハWの表面に液体を供給する液体供給ノズル30が配置されている。液体としては、砥粒を含まない液体(例えば純水)が使用される。
中空シャフト5は、ボールスプライン軸受(直動軸受)6によって上下動自在に支持されている。保持ステージ4の保持面4aには溝4bが形成されており、この溝4bは、中空シャフト5を通って延びる連通路7に連通している。連通路7は中空シャフト5の下端に取り付けられたロータリジョイント8を介して真空ライン9に接続されている。連通路7は、研磨後のウェーハWを保持ステージ4から離脱させるための窒素ガス供給ライン10にも接続されている。これらの真空ライン9と窒素ガス供給ライン10を切り替えることによって、ウェーハWを保持ステージ4の保持面4aに保持し、離脱させる。
中空シャフト5は、この中空シャフト5に連結されたプーリーp1と、モータM1の回転軸に取り付けられたプーリーp2と、これらプーリーp1,p2に掛けられたベルトb1を介してモータM1によって回転される。ボールスプライン軸受6は、中空シャフト5がその長手方向へ自由に移動することを許容する軸受である。ボールスプライン軸受6は円筒状のケーシング12に固定されている。したがって、中空シャフト5は、ケーシング12に対して上下に直線移動が可能であり、中空シャフト5とケーシング12は一体に回転する。中空シャフト5は、エアシリンダ(昇降装置)15に連結されており、エアシリンダ15によって中空シャフト5および保持ステージ4が上昇および下降できるようになっている。
ケーシング12と、その外側に同心上に配置された円筒状のケーシング14との間にはラジアル軸受18が介装されており、ケーシング12はラジアル軸受18によって回転可能に支持されている。このような構成により、基板保持部3は、ウェーハWを保持した保持ステージ4をその軸心Oを中心に回転させ、かつ保持ステージ4の軸心Oに沿って上昇下降させることができる。
基板保持部3の保持ステージ4の半径方向外側には、ウェーハWの周縁部を研磨する研磨ユニット40が配置されている。この研磨ユニット40は、ウェーハWの周縁部に研磨テープ41を押し付けて該周縁部を研磨する研磨ヘッド組立体44と、この研磨ヘッド組立体44に研磨テープ41を供給する研磨テープ供給機構45とを備えている。研磨ヘッド組立体44は、研磨室22の内部に配置され、研磨テープ供給機構45は、研磨室22の外に配置されている。基板保持部3および研磨ユニット40は動作制御部11に電気的に接続されており、基板保持部3および研磨ユニット40の動作は動作制御部11によって制御される。動作制御部11は、少なくとも1台のコンピュータから構成されている。
研磨テープ供給機構45は、研磨テープ41を研磨ヘッド組立体44に供給する供給リール48と、ウェーハWの研磨に使用された研磨テープ41を巻き取る巻き取りリール49とを備えている。供給リール48および巻き取りリール49にはモータ51,51がそれぞれ連結されている(図3には、供給リール48に連結されたモータ51のみを示す)。それぞれのモータ51,51は、供給リール48および巻き取りリール49に所定のトルクを与え、研磨テープ41に所定のテンションを掛けることができるようになっている。
研磨ヘッド組立体44は、研磨テープ41の研磨面をウェーハWの周縁部に押し付けるための研磨ヘッド60を備えている。研磨テープ41は、研磨テープ41の研磨面がウェーハWの周縁部を向くように研磨ヘッド60に供給される。研磨テープ41は、隔壁20に設けられた開口部20bを通して供給リール48から研磨ヘッド60へ供給され、使用された研磨テープ41は開口部20bを通って巻き取りリール49に巻き取られる。
図3に示すように、研磨ヘッド60はアーム63の一端に固定され、アーム63は、ウェーハWの接線方向に平行な回転軸Ctまわりに回転可能に構成されている。アーム63の他端はプーリーp3,p4およびベルトb2を介してモータ65に連結されている。モータ65が時計回りおよび反時計回りに所定の角度だけ回転することで、アーム63および研磨ヘッド60が軸Ctまわりに所定の角度だけ回転する。本実施形態では、モータ65、アーム63、プーリーp3,p4、およびベルトb2によって、保持ステージ4の保持面4a(すなわち、ウェーハWの上面および下面)に対して研磨ヘッド60を傾斜させるチルト機構が構成されている。
図2に示すように、チルト機構は、移動台70に搭載されている。移動台70は、直動ガイド71を介してベースプレート21に移動自在に連結されている。直動ガイド71は、基板保持部3に保持されたウェーハWの半径方向に直線的に延びており、移動台70はウェーハWの半径方向に直線的に移動可能になっている。移動台70にはベースプレート21を貫通する連結板73が取り付けられ、連結板73にはリニアアクチュエータ75がジョイント76を介して連結されている。リニアアクチュエータ75はベースプレート21に直接または間接的に固定されている。
リニアアクチュエータ75としては、エアシリンダや位置決め用モータとボールねじとの組み合わせなどを採用することができる。このリニアアクチュエータ75および直動ガイド71によって、研磨ヘッド60をウェーハWの半径方向に直線的に移動させる移動機構が構成されている。すなわち、移動機構は直動ガイド71に沿って研磨ヘッド60を保持ステージ4の保持面4a(すなわち、ウェーハW)へ近接および離間させるように動作する。研磨テープ供給機構45はベースプレート21に固定されている。
隔壁20は、ウェーハWを研磨室22に搬入および搬出するための搬送口20aを備えている。搬送口20aは、水平に延びる切り欠きとして形成されている。この搬送口20aは、シャッター23により閉じることが可能となっている。
図4は図2および図3に示す研磨ヘッド60の拡大図である。図4に示すように、研磨ヘッド60は、研磨テープ41の研磨面をウェーハWの周縁部に押し付けるための押圧部材80と、この押圧部材80を保持ステージ4の保持面4aに向かって(すなわち、ウェーハWの周縁部に向かって)移動させるヘッドアクチュエータとしてのエアシリンダ90とを備えている。押圧部材80およびエアシリンダ90は、研磨テープ41の裏側に配置されている。エアシリンダ90へ供給する気体の圧力を制御することによって、ウェーハWへの研磨荷重が調整される。
研磨ヘッド60には、研磨テープ41をその長手方向に送るテープ送り機構100が取り付けられている。本実施形態では、テープ送り機構100は研磨ヘッド60に固定されているが、一実施形態ではテープ送り機構100は研磨ヘッド60から離れた位置に設けられてもよい。
テープ送り機構100は、テープ送りローラ100aと、ニップローラ100bと、テープ送りローラ100aを回転させるモータ100cとを備えている。モータ100cは研磨ヘッド60の側面に設けられ、モータ100cの回転軸にテープ送りローラ100aが取り付けられている。ニップローラ100bはテープ送りローラ100aに隣接して配置されている。ニップローラ100bは、図4の矢印NFで示す方向(テープ送りローラ100aに向かう方向)に力を発生するように図示しない機構で支持されており、テープ送りローラ100aを押圧するように構成されている。
モータ100cが図4に示す矢印方向に回転すると、テープ送りローラ100aが回転して研磨テープ41を供給リール48から研磨ヘッド60を経由して巻き取りリール49へ送る。ニップローラ100bはそれ自身の軸まわりに回転することができるように構成されている。ウェーハWの研磨中、テープ送り機構100は、研磨テープ41をその長手方向に所定の速度(例えば、1分当たり数mm~数十mm)で送る。
研磨ヘッド60は複数のガイドローラ103A,103B,103C,103D,103E,103F,103Gを有している。これらのガイドローラ103A~103Gは、ウェーハWの接線方向と直交する方向に研磨テープ41が進行するように研磨テープ41をガイドする。
図5は、図4に示す押圧部材80の正面図であり、図6は、図5に示す押圧部材80の側面図であり、図7は、図5のA-A線断面図である。図5乃至図7に示すように、押圧部材80は、研磨テープ41をウェーハWのトップエッジ部(図1(a)および図1(b)の符号E1参照)に押し付けるための第1押圧部材81と、研磨テープ41をウェーハWのベベル部(図1(a)および図1(b)の符号B参照)に押し付けるための第2押圧部材82と、研磨テープ41をウェーハWのボトムエッジ部(図1(a)および図1(b)の符号E2参照)に押し付けるための第3押圧部材83から構成されている。
第1押圧部材81、第2押圧部材82、および第3押圧部材83は、基台105に固定されている。第1押圧部材81および第3押圧部材83は、基台105と一体に構成されてもよい。第2押圧部材82は、第1押圧部材81と第3押圧部材83との間に配置されている。
第1押圧部材81および第3押圧部材83の先端は、レールのような形状の突起ブレード81A,83Aから構成されている。これら突起ブレード81A,83Aは互いに並列に配置されている。突起ブレード81A,83Aは、ウェーハWの周方向に沿って湾曲している。より具体的には、突起ブレード81A,83Aは、ウェーハWの曲率と実質的に同じ曲率を有する円弧形状を有している。
2つの突起ブレード81A,83Aは、第2押圧部材82に関して対称に配置されている。すなわち、図5に示すように、正面から見たときに突起ブレード81A,83Aは第2押圧部材82に向かって内側に湾曲している。研磨ヘッド60は、第2押圧部材82の中心がウェーハWの厚さ方向における中心と一致するように設置される。突起ブレード81A,83Aは、研磨ヘッド60の前面に配置されたガイドローラ103D,103E(図4参照)よりもウェーハWに近接して配置されており、研磨テープ41の裏面は突起ブレード81A,83Aによって支持されている。突起ブレード81A,83Aは、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)などの樹脂から形成されている。
第2押圧部材82は、2つの突起ブレード81A,83Aの間に配置されている。第2押圧部材82は、シリコーンゴムなどの弾力材から構成されている。第2押圧部材82の高さは、突起ブレード81A,83Aの高さよりもやや低い。研磨ヘッド60を保持ステージ4の保持面4a(図2参照)と平行に維持した状態で押圧部材81,82,83がエアシリンダ90によってウェーハWに向かって移動されると、第2押圧部材82は、研磨テープ41をその裏側からウェーハWのベベル部に対して押圧する。
上述のように構成された研磨装置の動作は次の通りである。図2に示すシャッター23が開かれた状態で、研磨されるウェーハWは、搬送機構のハンド(図示せず)により搬送口20aから研磨室22内に搬入される。エアシリンダ15が作動して保持ステージ4が上昇し、ウェーハWは保持ステージ4の保持面4aに保持される。その後、搬送機構のハンドが研磨室22の外に移動し、搬送口20aはシャッター23により閉じられる。保持ステージ4は、ウェーハWとともに所定の研磨位置まで下降する。図2はウェーハWが研磨位置にある状態を示している。
保持ステージ4およびウェーハWは、ステージ回転装置としてのモータM1により回転される。液体供給ノズル30は、回転するウェーハWの上面の中央に液体(例えば純水)を供給しながら、研磨ヘッド60は研磨テープ41の研磨面をウェーハWの周縁部に押し付ける。液体は、遠心力によりウェーハWの上面の全体に広がり、ウェーハWの上面に液膜を形成する。ウェーハWの周縁部は、液体の存在下で研磨テープ41によって研磨される。ウェーハWの研磨中は、研磨テープ41はテープ送り機構100により所定の速度で供給リール48から研磨ヘッド60を経由して巻き取りリール49に送られる。
ウェーハWのベベル部を研磨するときは、図8に示すように、上述のチルト機構により研磨ヘッド60の傾斜角度を連続的に変化させながら、第2押圧部材82により研磨テープ41の研磨面をウェーハWのベベル部に押し付ける。ウェーハWのトップエッジ部を研磨するときは、図9に示すように、研磨ヘッド60を上方に傾けて、突起ブレード81Aにより研磨テープ41の研磨面をウェーハWのトップエッジ部に押し付け、トップエッジ部を研磨する。ウェーハWのボトムエッジ部を研磨するときは、図10に示すように、研磨ヘッド60を下方に傾けて、突起ブレード83Aにより研磨テープ41の研磨面をウェーハWのボトムエッジ部に押し付け、ボトムエッジ部を研磨する。
このように、本実施形態の研磨ヘッド60は、トップエッジ部、ベベル部、およびボトムエッジ部を含むウェーハWの周縁部全体を研磨することができる。トップエッジ部、ベベル部、およびボトムエッジ部を研磨する順序は、特に限定されない。例えば、トップエッジ部、ベベル部、およびボトムエッジ部の順にウェーハWの周縁部が研磨されてもよいし、またはベベル部、トップエッジ部、およびボトムエッジ部の順にウェーハWの周縁部が研磨されてもよい。
ウェーハWの研磨が終了すると、液体の供給が停止され、保持ステージ4およびウェーハWの回転が停止される。シャッター23が開かれ、搬送機構のハンド(図示せず)が研磨室22内に進入する。さらに、保持ステージ4はウェーハWとともに上昇する。搬送機構のハンドはウェーハWを把持し、ウェーハWを研磨室22から搬送口20aを通って搬出する。
図3に示すように、研磨装置は、保持ステージ4およびウェーハWの回転方向(矢印Aで示す)において、研磨ヘッド60の下流側に配置されたスポンジ110と、スポンジ110に連結された液体吸引ライン120を備えている。スポンジ110は、多孔部材の一例であり、スポンジ110と同様の機能を有するものであれば、スポンジ以外の多孔部材を用いてもよい。例えば、ゴムなどの弾性材料から構成され、多数の穴が形成されたブロックを、多孔部材として使用してもよい。
スポンジ110は、その内部に液体を容易に吸収することができる弾性多孔材料から構成された液体吸収部材である。本実施形態では、スポンジ110は合成樹脂から構成されている。液体吸引ライン120は、研磨室22の内部から研磨室22の外部に延びている。液体吸引ライン120の一端は、スポンジ110に連結されており、液体吸引ライン120の他端は、研磨室22の外に配置された真空源125に連結されている。液体吸引ライン120は、気液分離器123を経由して真空源125に延びている。真空源125としては、研磨装置が設置されている工場に設けられたユーティリティ設備としての真空ラインを使用することができる。あるいは、真空源125として真空ポンプを使用してもよい。
図11は、研磨ヘッド60とスポンジ110の一実施形態を上から見た拡大図であり、図12は、図11に示す研磨ヘッド60とスポンジ110を横から見た拡大図である。図11および図12において、研磨ヘッド60は模式的に描かれている。スポンジ110は、研磨ヘッド60の下流側であって、かつ研磨ヘッド60の側面60aに近接して配置されている。スポンジ110の全体は、保持ステージ4の保持面4aよりも高い位置に配置されている。本実施形態では、スポンジ110の全体は、保持ステージ4上のウェーハWの上面よりも高い位置に配置されており、ウェーハWの上面から離れている。
スポンジ110は、ウェーハWの回転方向において研磨ヘッド60の下流側に位置している。このような位置に配置されたスポンジ110は、研磨テープ41との接触によって除去されたウェーハWの材料(以下、研磨屑という)を含む液体を吸収し、研磨屑を捕捉することができる。すなわち、研磨屑は、液体とともにスポンジ110内に取り込まれ、液体吸引ライン120を通って研磨室22の外に送られる。
本実施形態によれば、スポンジ110は研磨ヘッド60の下流側の側面60aに近接しているので、研磨屑を含む液体(以下、汚染液という)がウェーハWから飛び散る前にスポンジ110は汚染液を吸収することができる。特に、スポンジ110は、その全体が液体を吸収可能な多孔材料から構成されているので、広い面積で汚染液を捕捉することができる。したがって、汚染液がウェーハWから飛び散ることを確実に防ぐことができる。さらに、液体吸引ライン120は、汚染液をスポンジ110から除去し、スポンジ110の吸収能力を回復させることができる。したがって、スポンジ110と液体吸引ライン120との組み合わせは、広い領域での汚染液の連続的な除去を確実とすることができる。
スポンジ110は、保持ステージ4上のウェーハWに近接しているが、接触はしていない。これは、スポンジ110に一旦捕捉された研磨屑がウェーハWの上面に形成されているデバイスに付着することを防止するためである。一実施形態では、デバイスが形成されていないウェーハWのベベル部(図1(a)および図1(b)の符号B参照)にスポンジ110の一部が接触してもよい。
図11に示すように、スポンジ110は、スポンジ移動装置130に保持されている。このスポンジ移動装置130は、スポンジ110を保持ステージ4に近づける方向および保持ステージ4から離れる方向に移動させる多孔部材移動装置である。スポンジ移動装置130は、スポンジ(多孔部材)110を保持する保持アーム131と、保持アーム131を旋回させる旋回モータ132を備えている。
スポンジ移動装置130は、スポンジ110を図11の実線で示す液体吸引位置と、図11の点線で示す退避位置との間で移動させることが可能に構成されている。より具体的には、研磨すべきウェーハWが保持ステージ4上に置かれるとき、および研磨されたウェーハWが保持ステージ4から取り除かれるとき、スポンジ移動装置130はスポンジ110を図11の点線で示す退避位置に移動させる。研磨テープ41が保持ステージ4上のウェーハWを研磨するときは、スポンジ移動装置130はスポンジ110を図11の実線で示す液体吸引位置に移動させる。
液体吸引位置にあるスポンジ110と、保持ステージ4の軸心Oとの距離L1は、ウェーハWの半径L2よりも短い。言い換えれば、スポンジ110の少なくとも一部は、ウェーハWの上面の上方に位置している。スポンジ110の下面とウェーハWの上面との間の距離は、ウェーハWの上面に形成される液膜の厚さよりも小さい。一例では、スポンジ110の下面とウェーハWの上面との間の距離は、0.1mm~2.0mmの範囲内である。
汚染液(研磨屑を含む液体)は、ウェーハWの回転に伴い、研磨テープ41とウェーハWとの接触点から下流に流れる。スポンジ110は、研磨ヘッド60の下流側の側面60aに近接し、かつウェーハWの上面に近接しているので、汚染水はウェーハWから飛び散る前にスポンジ110に接触する。スポンジ110は、汚染液を吸収し、スポンジ110内の汚染液は液体吸引ライン120により吸引される。
本実施形態によれば、スポンジ110と液体吸引ライン120との組み合わせは、汚染液をウェーハWから連続的に除去することができる。結果として、汚染液が研磨室22内の構造物に衝突して、ウェーハWの上面に跳ね返ってくることを防止することができる。
図11および図12に示すように、リンス液供給ライン140がスポンジ110に連結されている。リンス液供給ライン140は、図示しないリンス液供給源に接続されている。リンス液供給ライン140は、スポンジ110が図11の点線で示す退避位置にあるときに、リンス液(例えば純水)をスポンジ110内に供給する。リンス液は、スポンジ110内に残留した研磨屑を洗い流すことができ、スポンジ110を清浄に保つことができる。リンス液によるスポンジ110の洗浄は、ウェーハWの研磨が終了した後に実施される。
図13は、研磨ヘッド60とスポンジ110の他の実施形態を上から見た拡大図であり、図14は、図13に示す研磨ヘッド60とスポンジ110を横から見た拡大図である。特に説明しない本実施形態の構成および動作は、図11および図12に示す実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。
本実施形態では、ウェーハWの研磨中、スポンジ110は、ウェーハWのベベル部Bに接触している。スポンジ110は、ウェーハWのベベル部Bに沿って湾曲する湾曲側面110aを有しており、この湾曲側面110aがベベル部Bに接触する。スポンジ110は弾性材料から構成されているので、スポンジ110の湾曲側面110aがスポンジ移動装置130によってウェーハWのベベル部Bに押し付けられたときに、湾曲側面110aは変形し、ウェーハWのベベル部Bはスポンジ110内に押し込まれる。
スポンジ110の厚さは、ウェーハWの厚さよりも大きい。ウェーハWのベベル部Bがスポンジ110内に押し込まれているとき、スポンジ110の湾曲側面110aの上部はウェーハWの上面よりも高い位置にある。研磨屑を含む汚染液は、ウェーハWの上面を流れてスポンジ110に接触する。スポンジ110は、汚染液を吸収し、スポンジ110内の汚染液は液体吸引ライン120により吸引される。
図15は、研磨ヘッド60とスポンジ110の他の実施形態を上から見た拡大図であり、図16は、図15に示す研磨ヘッド60とスポンジ110を横から見た拡大図である。特に説明しない本実施形態の構成および動作は、図11および図12に示す実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。
本実施形態では、スポンジ110は研磨ヘッド60に固定されている。より具体的には、スポンジ110は、研磨ヘッド60の側面60aに固定されている。本実施形態では、スポンジ移動装置(多孔部材移動装置)130は設けられていない。スポンジ110は、研磨ヘッド60と一体に動く。すなわち、スポンジ110は、研磨ヘッド60と一体に傾動し、研磨ヘッド60と一体に保持ステージ4に向かって(すなわちウェーハWに向かって)移動し、かつ保持ステージ4から離れる方向に(すなわち、ウェーハWから離れる方向に)移動する。
本実施形態によれば、スポンジ移動装置(多孔部材移動装置)130が不要であるので、研磨装置の製造コストが低くでき、かつスポンジ移動装置(多孔部材移動装置)130を設置するためのスペースが不要である。
図17は、研磨ヘッド60とスポンジ110の他の実施形態を上から見た拡大図である。特に説明しない本実施形態の構成および動作は、図11および図12に示す実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。
本実施形態では、研磨装置は、保持ステージ4の周囲に配置されたシュラウドカバー150を備えている。シュラウドカバー150は、保持ステージ4上のウェーハWの外形を囲む形状を有している。シュラウドカバー150は、ウェーハWの全周を囲んでいるが、研磨ヘッド60およびスポンジ110がウェーハWにアクセス可能なように、シュラウドカバー150の一部には切り欠きが設けられている。さらに、研磨装置は、シュラウドカバー150の内面150aに固定された液体吸収部材155を備えている。本実施形態では、液体吸収部材155は、スポンジから構成されている。液体吸収部材155は、保持ステージ4上のウェーハWを囲むように配置されている。
図18は、図17に示すシュラウドカバー150および液体吸収部材155の断面図である。シュラウドカバー150の内面150aは、保持ステージ4の軸心Oに向かって内側に傾いている。液体吸収部材155は、シュラウドカバー150の傾いた内面150aに固定されている。したがって、液体吸収部材155の内面も、保持ステージ4の軸心Oに向かって内側に傾いている。
ウェーハWの研磨中、液体は、液体供給ノズル30からウェーハWの上面に供給される。ウェーハWは回転しているので、液体は遠心力によりウェーハW上を半径方向外側に流れ、ウェーハWから振り落とされる。液体は、液体吸収部材155に捉えられ、液体吸収部材155から落下する。
本実施形態によれば、研磨テープ41との接触によって生じた汚染液(研磨屑を含む液体)はスポンジ110に吸収され、その一方で、液体吸収部材155およびシュラウドカバー150は、ウェーハWの研磨中に液体供給ノズル30から供給された液体の飛び散りを防ぐことができる。
液体吸収部材155およびシュラウドカバー150は、図13および図14に示す実施形態、および図15および図16に示す実施形態に適用することも可能である。
上述した各実施形態では、ウェーハWに押し付けられる研磨具として研磨テープ41が用いられているが、本発明はこれら実施形態に限定されない。一実施形態では、研磨具として砥石が用いられてもよい。さらに、研磨装置は、図19に示すように、複数の研磨ユニット40を備えてもよい。図19に示す実施形態は、スポンジ110および液体吸引ライン120は、それぞれの研磨ヘッド60の下流側に設けられる点で、上述した各実施形態と同じである。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうる。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲に解釈されるものである。
3 基板保持部
4 保持ステージ
4a 保持面
4b 溝
5 中空シャフト
6 ボールスプライン軸受(直動軸受)
7 連通路
8 ロータリジョイント
9 真空ライン
10 窒素ガス供給ライン
11 動作制御部
12 ケーシング
14 ケーシング
15 エアシリンダ(昇降機構)
18 ラジアル軸受
20 隔壁
20a 搬送口
21 ベースプレート
22 研磨室
23 シャッター
30 液体供給ノズル
40 研磨ユニット
41 研磨テープ
44 研磨ヘッド組立体
45 研磨テープ供給機構
48 供給リール
49 巻き取りリール
51 モータ
60 研磨ヘッド
63 アーム
65 モータ
70 移動台
71 直動ガイド
73 連結板
75 リニアアクチュエータ
76 ジョイント
80 押圧部材
81 第1押圧部材
81A 突起ブレード
82 第2押圧部材
83 第3押圧部材
83A 突起ブレード
90 エアシリンダ
100 テープ送り機構
103A~103G ガイドローラ
110 スポンジ(多孔部材)
120 液体吸引ライン
123 気液分離器
125 真空源
130 スポンジ移動装置(多孔部材移動装置)
131 保持アーム
132 旋回モータ
150 シュラウドカバー
155 液体吸収部材
M1 モータ(ステージ回転装置)

Claims (16)

  1. 基板を保持する保持ステージと、
    前記保持ステージを回転させるステージ回転装置と、
    前記保持ステージ上の前記基板に研磨具を押し付ける研磨ヘッドと、
    前記保持ステージの上方に配置された液体供給ノズルと、
    前記保持ステージの回転方向において、前記研磨ヘッドの下流側に配置された多孔部材と、
    前記多孔部材に連結された液体吸引ラインを備えており、
    前記多孔部材は、前記基板上の液体を吸収するように構成された液体吸収部材である、研磨装置。
  2. 前記多孔部材はスポンジである、請求項1に記載の研磨装置。
  3. 前記多孔部材の少なくとも一部は、前記保持ステージよりも高い位置にある、請求項1または2に記載の研磨装置。
  4. 前記多孔部材と前記保持ステージの軸心との距離は、前記基板の半径よりも短い、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の研磨装置。
  5. 前記多孔部材を前記保持ステージに近づける方向および前記保持ステージから離れる方向に移動させる多孔部材移動装置をさらに備えている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の研磨装置。
  6. 前記多孔部材は、前記研磨ヘッドに固定されている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の研磨装置。
  7. 前記保持ステージの周囲に配置されたシュラウドカバーをさらに備え、前記シュラウドカバーは前記基板の外形を囲む形状を有している、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の研磨装置。
  8. 前記シュラウドカバーの内面に固定された液体吸収部材をさらに備えている、請求項7に記載の研磨装置。
  9. 前記多孔部材に連結されたリンス液供給ラインをさらに備えている、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の研磨装置。
  10. 基板を保持ステージで保持し、
    ステージ回転装置により前記保持ステージおよび前記基板を回転させながら、液体供給ノズルから前記基板の上面に液体を供給し、
    研磨ヘッドで研磨具を前記基板に対して押し付けて該基板を研磨しながら、前記保持ステージの回転方向において、前記研磨ヘッドの下流側に配置された多孔部材に前記液体を接触させ、かつ前記多孔部材から前記液体を液体吸引ラインを通じて吸引し、
    前記多孔部材は、前記基板上の液体を吸収するように構成された液体吸収部材である、研磨方法。
  11. 前記多孔部材はスポンジである、請求項10に記載の研磨方法。
  12. 前記多孔部材の少なくとも一部は、前記保持ステージよりも高い位置にある、請求項10または11に記載の研磨方法。
  13. 前記多孔部材と前記保持ステージの軸心との距離は、前記基板の半径よりも短い、請求項10乃至12のいずれか一項に記載の研磨方法。
  14. 前記多孔部材は、前記基板に非接触である、請求項10乃至13のいずれか一項に記載の研磨方法。
  15. 前記多孔部材は、前記基板に接触している、請求項10乃至13のいずれか一項に記載の研磨方法。
  16. 前記基板の研磨後に、前記多孔部材内にリンス液を供給して前記多孔部材を洗浄する工程をさらに含む、請求項10乃至15のいずれか一項に記載の研磨方法。
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