JP4654811B2 - エッチングマスクおよびドライエッチング方法 - Google Patents

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本発明は、半導体デバイス製造やマイクロマシン製造において用いるドライエッチング技術に関し、特にドライエッチング方法、その方法に用いるエッチングマスクに関する。
従来、半導体デバイス製造やマイクロマシン製造におけるドライエッチング加工では、一般にフォトレジストや電子線レジスト等のレジスト材料を被エッチング基材表面に塗布し、リソグラフィーによってパターンを形成したレジストをエッチングマスクとしてドライエッチングを行い、エッチング後にレジスト材料を剥離して加工工程を完了する。また、エッチングマスクとしての特性をレジストが満足することができない場合、ドライエッチング加工は、被エッチング基材上に一般にハードマスクと呼ばれる酸化シリコンや窒化シリコン、金属膜等のレジストとは異なるエッチングマスク材料を層形成し、その材料上にレジストパターンを形成して、該レジストパターンをマスクとして、ドライエッチング等でエッチングマスク材料にパターンを転写した後、該エッチングマスク材料のパターンをマスクとして、被エッチング基材にドライエッチングを行い、その後にエッチングマスクの材料を剥離する。
従来の工程では、ドライエッチング前に、被エッチング基材にエッチングマスクを形成する工程と、ドライエッチング後に被エッチング基材上のエッチングマスクを除去する工程があるため、ドライエッチングによる加工工程の工程数が多くなるという問題がある。
また、前記工程は、被エッチング基材へのドライエッチングが有する加工寸法変動要因に加えて、エッチングマスクの形成におけるパターン形成の寸法変動要因が加わることで、被エッチング基材へのドライエッチング後の加工寸法の変動が大きくなるという問題がある。加えて、レジストやハードマスクの剥離工程に酸素プラズマや酸性溶液、アルカリ性溶液等を用いるため、被エッチング基材にダメージを与え、且つ異物汚染を拡大するという問題がある(特許文献1参照)。
以下に公知文献を記す。
特開2004−273438号公報
本発明の課題は、被エッチング基材のドライエッチング時に、加工工程の工程数が多くならず、被エッチング基材へのドライエッチングが有する加工寸法変動要因に加えて、エッチングマスクの形成におけるパターン形成の寸法変動要因が加わることがなく、被エッチング基材へのドライエッチング後の加工寸法の変動が大きくならず、加えて、レジストやハードマスクの剥離工程に酸素プラズマや酸性溶液、アルカリ性溶液等を用いるため、被エッチング基材にダメージを与えることがなく、且つ異物汚染を拡大することがないドライエッチング方法及びその方法に用いるエッチングマスクを提供することである。
本発明の請求項1に係る発明は、パターン形成薄膜層にエッチングパターンの貫通口を形成した構造物をエッチングマスクとして、被エッチング基材上に前記エッチングマスクを非接触で保持してドライエッチングするためのエッチングマスクであって、
エッチングマスクのうちエッチングマスクパターンが存在する領域は、マスクパターンが形成されたパターン形成薄膜層に、エッチング選択性を向上するための薄膜層が被覆されてなり、
エッチングマスクのうち前記エッチングマスクパターンが形成されたパターン形成薄膜層を保持する支持基材が設けられた領域は、
(a)被エッチング基材との距離合わせのための距離合わせの位置合わせ構造体パターンと、
(b)前記パターン形成薄膜層と、
(c)エッチング停止層と、
(d)支持基材がこの順に積層されてなり、
積層された前記(a)位置合わせ構造体パターンと前記(b)パターン形成薄膜層と前記(c)エッチング停止層と前記(d)支持基材を貫通するように、被エッチング基材との位置合わせのための位置合わせパターンの貫通口が形成され、
積層された前記(a)位置合わせ構造体パターンと前記(b)パターン形成薄膜層と前記(c)エッチング停止層と前記(d)支持基材の全体に、エッチング選択性を向上するための薄膜層が被覆されており、
かつ、エッチング選択性を向上するための薄膜層が被覆された支持基材上に、前記位置合わせパターンの貫通口をふさぐように、前記位置合わせの貫通口を介して被エッチング基材がエッチングされることを防止するためのエッチング保護層が形成されており、
前記エッチング選択性を向上するための薄膜層は、前記パターン形成薄膜層と異なる材質でアルミニウム、シリコン、チタン、クロム、ニッケル、銅、ガリウム、ゲルマニウム、ジルコニウム、モリブデン、パラジウム、銀、インジウム、タンタル、タングステン、白金、金またはこれらの合金または酸化物、窒化物、炭化物であることを特徴とするエッチングマスクである。
本発明の請求項1によれば、前記薄膜基材の薄膜に、エッチング選択性の高い材料を選択して、前記薄膜基材のエッチング選択性の高める、すなわちエッチングレイトを補強することが可能となる。
本発明の請求項に係る発明は、エッチングマスクの薄膜基材が、支持基材によって保持される構造であることを特徴とする請求項1記載のエッチングマスクである。
本発明の請求項に係る発明は、前記エッチングマスクが、被エッチング基材との位置合わせのための位置合わせの貫通口を有することを特徴とする請求項1、又は2記載のエッチングマスクである。
本発明の請求項に係る発明は、前記エッチングマスクが、被エッチング基材との距離合わせのための距離合わせの構造体を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のエッチングマスクである。
本発明の請求項に係る発明は、前記エッチングマスクが、前記位置合わせの貫通口を介して被エッチング基材がエッチングされることを防止するためのエッチング保護層を有し、該エッチング保護層形成位置が、貫通口の支持基材側に有することを特徴とする請求項3、又は4記載のエッチングマスクである。
本発明の請求項によれば、前記距離合わせの構造体が、被エッチング基材との距離を制御することが可能となる。
本発明の請求項に係る発明は、エッチングパターンの貫通口を形成したエッチングマスクを用いて、被エッチング基材上に前記エッチングマスクを非接触で保持してエッチングするエッチング方法において、前記請求項4、又は5記載のエッチングマスクを用いたエッチング方法であって、エッチング時に、前記距離合わせの構造体と、被エッチング基材表面とを接触させ、エッチングマスクと被エッチング基材の距離を一定に保ってエッチングを実施することを特徴とするドライエッチング方法である。
本発明の請求項によれば、薄膜基材へパターン貫通口を形成したエッチングマスクを用いてドライエッチングすることで、被エッチング基材上にレジスト等のエッチングマスクを形成せずに直接被エッチング基材をエッチングし、且つドライエッチング後にエッチングマスクを剥離する必要のないドライエッチング方法及びエッチングマスクを提供することが可能となる。
本発明によれば、レジストやハードマスクを被エッチング基材上に形成することなく、ドライエッチングを実施することが出来る。
本発明によれば、パターン形成の寸法変動要因が削減され、被エッチング基材へのドライエッチング後の加工寸法の変動が縮小して、且つ安定化し、加えて、レジストやハードマスクの剥離工程の排除により、酸素プラズマや酸性溶液、アルカリ性溶液等に浸漬されず、被エッチング基材にダメージのない、且つ異物汚染もないドライエッチング方法、その方法に用いるエッチングマスクを提供することが出来る。
本発明によれば、被エッチング基材に対してエッチング選択性が高く、帯電によるエッチング加工精度の低下のないエッチングマスクを提供することができる。
本発明によるエッチングマスク及びそれを用いたドライエッチング方法、エッチングマスクの作製方法を、その実施形態に基づいて説明する。
図1a〜bは、本発明によるドライエッチング方法の一例を部分拡大の側断面図で示す概念図である。
図1(a)は、プラズマ発生手段1に接続された電極2を用いてプラズマ4を発生し、電極2上に設置された被エッチング基材3をエッチングする。エッチングパターンが形成されたエッチングマスクは従来被エッチング基材上に密着したレジスト等が用いられるが、本発明では被エッチング基材3の表面とエッチングマスク5は非接触で設置され、エッチングが進行する方法である。
図1(a)は、ドライエッチングによって被エッチング基材をエッチングする方法であって、薄膜基材にエッチングパターンの貫通口を形成した構造物のエッチングマスク5を用いて、被エッチング基材3上に非接触で保持してエッチングを進めるドライエッチング方法である。
図1(a)は、被エッチング基材に形成された位置合わせマークと、エッチングマスクに形成された位置合わせマークを使って両者の位置を合わせるドライエッチングである。
図1(a)における、エッチングマスクと被エッチング基材表面を近接させる場合の距離は、0.1〜50μmの範囲が好ましい。
図1(b)は、本発明によるドライエッチングに用いるエッチングマスクの側断面図である。
図1(b)は、エッチングマスク5、49の構造を表し、貫通口のエッチングパターン45及び貫通口の位置合わせパターン46を形成したパターン形成薄膜31上に、エッチングマスク作製に用いるエッチング停止層33を介して薄膜基材を保持する支持基材32を有し、支持基材と反対側に、被エッチング基材との距離合わせのための構造体39を有する構造をとる。さらに支持基材32やパターン形成薄膜31をエッチングから守り、エッチング選択性を向上するために、全体を薄膜層44で覆っている。また、距離合わせの構造体39と被エッチング基材とを接触させて、支持基材側からエッチングプラズマを照射し、被エッチング基材をエッチング時に、貫通口の位置合わせパターン46を介してエッチングされることを防止するエッチング保護層48を支持基材側上の位置合わせの貫通口の近傍に形成した構造物である。
前記エッチングマスクのパターン形成薄膜層31の基材の材質は、アルミニウム、シリコン、チタン、クロム、ニッケル、銅、ガリウム、ゲルマニウム、ジルコニウム、モリブデン、パラジウム、銀、インジウム、タンタル、タングステン、白金、金、のうち少なくとも1種類の元素を含む材料より形成するエッチングマスクである。
エッチングマスクのパタ−ンを形成する薄膜層31基材の厚さは、0.1〜100μmである。
前記薄膜基材のエッチング選択性を向上するための薄膜層44の材質は、薄膜基材と異なる物質であって、アルミニウム、シリコン、チタン、クロム、ニッケル、銅、ガリウム、ゲルマニウム、ジルコニウム、モリブデン、パラジウム、銀、インジウム、タンタル、タングステン、白金、金またはこれらの合金または酸化物、窒化物、炭化物であり、前記エッチング選択性を向上するための薄膜層44に前記薄膜基材よりもエッチング耐性の高い材質を用いることでエッチングの選択性を向上し、導電性の高い材質を用いることで、エッチングプラズマによるエッチングマスクの帯電を抑制する。
エッチングマスクの貫通口のエッチングパターン45の開口側壁の角度は、エッチングマスクのパタ−ンを形成する薄膜基材表面に対して85°±5°の範囲にあることを特徴とするエッチングマスクであり、パターン開口側壁を逆テーパにしたことにより、イオンの側壁反射が減少する。
エッチングマスクのパターン形成薄膜層31の基材は、支持基材32によって保持される構造である。
前記支持基材32の材質は、シリコン、石英、ガラス、窒化アルミニウム、酸化アルミニウムである。
前記支持基材32の表面には、前記エッチング選択性を向上するための薄膜層44を形成してもよく、この場合、前記薄膜層44によって支持基材32のエッチング選択性と導電性を向上できる。
前記距離合わせの構造体39の材質は、炭素、アルミニウム、シリコン、チタン、クロム、ニッケル、銅、ガリウム、ゲルマニウム、ジルコニウム、モリブデン、パラジウム、銀、インジウム、タンタル、タングステン、白金、金またはこれらの合金または酸化物、窒化物、炭化物である。
図2は、本発明によるドライエッチング方法の一例を部分断面図で示す説明図である。高周波電源10、高周波整合器11及びブロッキングコンデンサ12からなるプラズマ発生手段1に接続された電極2上に、被エッチング基材3を設置する。電極は接地されたチャンバ13内に設置される。パターン貫通口及び位置合わせ貫通口を有するエッチングマスク5をエッチングマスク位置合わせステージ17に設置し、チャンバ上部に設置された位置合わせ光学顕微鏡16によって、チャンバ上部に設置した窓19を介して被エッチング基材に形成された位置合わせマークとエッチングマスクに形成された位置合わせマークの位置を合わせる。光学顕微鏡16とエッチングマスク位置合わせ駆動ステージ17は位置合わせ制御機構18によって制御され、被エッチング基材に形成された位置合わせマークとエッチングマスクに形成された位置合わせマークの位置を合わせる。位置合わせの手段は特に制限されない。光学顕微鏡の他に、レーザ光の反射やイオンビーム等の荷電粒子の反射強度によるマーク検出も好適に用いることが出来る。
次にチャンバへエッチングガス14を導入する。ガス種については特に制限されない。
例えば被エッチング基材がシリコンの場合はCF4、SF6ガスといったフッ素系ガスを主体とした混合ガス、Cl2ガス、SiCL4ガスといった塩素系ガスを主体とした混合ガス、HBrガスといった臭素系ガスを主体とした混合ガス等が挙げられる。導入されたガスは排気手段15によりチャンバから排気され、チャンバ内は一定の圧力に保たれる。次いでプラズマ発生手段1に電力を供給し、チャンバ内にプラズマを発生してエッチングを行い、被エッチング基材にエッチングマスクの貫通口パターンが転写される。
ドライエッチングについては、ドライエッチング方法や条件等は特に制限されない。ドライエッチング装置としては、RIE、マグネトロンRIE、ECR、ICP、NLD、マイクロ波、ヘリコン波等の放電方式を用いたドライエッチング装置が挙げられる。
また、被エッチング基材3に開口を形成する方法としては、ドライエッチングの他に、イオンビームエッチングも好適に用いることが出来る。
図3a〜g、図4h〜lは、本発明によるエッチングマスクの作製方法の一例を部分断面図で示す説明図である。
まず、図3(a)に示すように、マスクパターン形成層31、支持基材32の間にエッチング停止層33を有する3層構造の基板30を作製する。
次に、図3(b)は、マスクパターン形成層31上に電子線レジストやフォトレジスト等のレジスト35を塗布し、電子線リソグラフィーやフォトリソグラフィーによってレジストにエッチングマスクパターン36と位置合わせマークパターン37を形成する。
次に、図3(c)は、レジスト35をエッチングマスクとしてドライエッチングによってマスクパターン形成層31にエッチングマスクパターン36aと位置合わせマークパターン37aを形成する。エッチングマスクパターン36aの側壁は、マスク表面に対して垂直に近い方が本発明によるエッチング時のパターン転写製に優れ、側壁の角度が85°±5°の範囲にあることが望ましい。次にレジスト35を酸素プラズマアッシングまたはウェットエッチングによって除去してマスクパターンと位置合わせパターンが形成された3層構造基板30aを形成する。
開口を形成する方法としては、ドライエッチングの他にウェットエッチング、イオンビームエッチング、超音波加工等も好適に用いることが出来る。ドライエッチングについては、ドライエッチング方法や条件等は特に制限されない。ドライエッチング装置としては、RIE、マグネトロンRIE、ECR、ICP、NLD、マイクロ波、ヘリコン波等の放電方式を用いたドライエッチング装置が挙げられる。
次に、図3(d)は、エッチングの際にエッチングマスクと被エッチング基材との距離を合わせるための構造体を形成する。マスクパターン形成層31上に電子線レジストやフォトレジスト等のレジスト38を塗布し、電子線リソグラフィーやフォトリソグラフィーによってパターン39を形成する。
次いで、図3(e)は、距離を合わせるための構造体のパターン39に金属等の材料を堆積する。堆積方法については特に制限されない。めっき法、プラズマ成膜法、スパッタ法、CVD(Chemical Vapor Deposition)法等が好適に用いられる。
次いで、図3(f)は、レジスト38を酸素プラズマアッシングまたはウェットエッチングによって除去して距離合わせ構造体39aが形成された3層構造基板30bが得られる。
ここで、本発明によるドライエッチングをエッチングマスクと被エッチング基材を接触させて行う場合、又はエッチングマスクと被エッチング基材を近接させる距離を位置合わせステージによって機械的に合わせる場合、上記距離を合わせるための構造体39aは形成しない。
次に、図3(g)は、支持基材32上にフォトレジストを形成する。続いてフォトリソグラフィーによってフォトレジストにマスクパターン部41と位置合わせマーク部のパターン42を形成し、開口パターンを有するフォトレジスト40を形成する。ここでは続いて行う支持基材開口形成にドライエッチングを用いる場合のエッチングマスクとしてフォトレジストを例に挙げたが、フォトレジストの他にシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、ニッケル膜等もエッチングマスクとして好適に用いることが出来る。また、支持基材開口形成を熱アルカリ溶液によるウェットエッチングで行う場合には、エッチングマスクとしてシリコン酸化膜、シリコン窒化膜等を用いる。
次いで、図4(h)は、フォトレジスト40をエッチングマスクとして側壁保護プラズマエッチングや低温プラズマエッチング等のドライエッチングによって、エッチング停止層33に到達するまで支持基材32エッチングしてマスクパターン部41aと位置合わせマーク部42aの開口部を形成する。ここで、図4ではシリコン支持層に開口部41a及び42aを形成する方法としてドライエッチングを用いたが、他にウェットエッチング、超音波加工、サンドブラスト等も用いることができる。
次に、図4(i)は、レジスト40を酸素プラズマアッシングまたはウェットエッチングによって除去する。
次いで、図4(j)は、支持基材32に形成した開口41a及び42aの底面に露出したエッチング停止層をウェットエッチングによって除去する。
次いで、図4(k)は、エッチングマスク43の薄膜基材上に、エッチング選択性の高いエッチングマスク保護膜層44の薄膜をエッチングマスク43表面に形成し、該薄膜からなる保護膜が形成された本発明によるエッチングマスク47が得られる。エッチングマスク保護層44を支持基材32の表面にも形成することで支持基材のエッチング選択性も向上できる。被エッチング基材がシリコン系の材料の場合はエッチング保護層44としてニッケル、ジルコニウム、窒化アルミニウム等が好適に用いることが出来る。保護膜の形成方法は特に制限されない。めっき法、プラズマ成膜法、スパッタ法、CVD(Chemical Vapor Deposition)法等を好適に用いることが出来る。なお、エッチングマスク保護層44は、図4(k)においてはエッチングマスクの表面全体に形成したが、少なくとも、開口部41bに形成すればよい。
次いで、図4(l)は、エッチングマスクの位置合わせマーク46は貫通口となっており、本発明によるドライエッチングによって位置合わせマーク46の部位でもエッチングが進行する。これを抑制する場合は、位置合わせマーク46の支持基材側開口上にエッチングプラズマの進入を防ぐための保護層48を形成する。保護層48は、エッチング耐性及び被エッチング基材とエッチングマスクとの位置合わせを行う手段への適合性によって材質を選択する。例えば本発明によりシリコン基材をエッチングする場合で、被エッチング基材とエッチングマスクとの位置合わせを光学顕微鏡によって行う場合、保護層48には酸化シリコン層が好適に用いることが出来る。保護層48とエッチングマスク49は陽極接合や接着剤接合で貼り合わせる。ここではエッチングマスク49が保護層48を具備する例を示したが、これとは別にエッチング装置内のエッチングマスク保持機構に位置合わせマーク46の支持基材開口を保護する層を形成しても良い。
次に、図5は、本発明によるエッチングマスクを用いて行うドライエッチングの一例の部分断面図で示す説明図である。
図5を参照に説明する。まず、図5(a)では、エッチングマスク49を被エッチング基材50上に配置する。この時エッチングマスク49と被エッチング基材50は距離53だけ離して設置する。距離53には特に制限はないが、位置合わせの精度を良くするためには極力小さい方が好ましく、通常は200マイクロメートル以下が好ましい。被エッチング基材に形成された位置合わせマーク51を、エッチングマスクに形成された位置合わせ用の貫通口46を介して上方から観察し、同一軸52上に位置を合わせる。
次いで、図5(b)では、エッチングマスク49を被エッチング基材50に接触させる。この時エッチングマスク49のパターン面と被エッチング基材50の表面との距離54は、エッチングマスクに形成された高さ合わせの構造体の高さとなる。
被エッチング基材50とエッチングマスクのパターン面を接触させてドライエッチングを行う場合は、前記距離合わせ構造体を形成しないエッチングマスクを用い、エッチングマスクパターン部と被エッチング基材表面とを接触させる。また、エッチング装置内に設置されたエッチングマスク保持機構が高さ合わせ機構を持つ場合は、エッチングマスクと被エッチング基材を非接触に保ってドライエッチングをすることが出来る。
次いで、図5(c)では、エッチングマスクが被エッチング基材上の所定の位置及び高さに保持された後、エッチングプラズマ55を発生して被エッチング基材50のドライエッチングを進め、エッチングマスクのパターンが被エッチング基材上に転写された被エッチング基材50bが得られる。また、エッチングマスクのパターンと、被エッチングマスクに転写されたパターン60の間には寸法差が確認される場合があり、この問題は、予め所望のパターン寸法をエッチングマスク上で寸法補正、例えば5%程度小さく形成することで回避出来る。また、エッチング条件やエッチングマスクと被エッチング基材との間の距離を変化させることで、エッチングマスクのパターンと転写後のパターンとの寸法差を制御出来る。
以下に、本発明の実施例を説明する。
図2を参照して本発明によるドライエッチング方法の実施例を説明する。13.56MHzの高周波電源10、高周波整合器11及びブロッキングコンデンサ12からなるプラズマ発生手段1に接続された電極2上に、被エッチング基材となるシリコン基板3を設置した。電極は、接地されたチャンバ13内に設置した。パターン貫通口及び位置合わせ貫通口を有するエッチングマスク5をエッチングマスク位置合わせステージ17に設置し、チャンバ上部に設置された位置合わせ光学顕微鏡16によって、チャンバ上部に設置した石英窓19を介して被エッチング基材に形成された位置合わせマークとエッチングマスクに形成された位置合わせマークの位置を合わせた。なお、光学顕微鏡16とエッチングマスク位置合わせ駆動ステージ17は位置合わせ制御機構18によって制御され、被エッチング基材に形成された位置合わせマークとエッチングマスクに形成された位置合わせマークとの位置を合わせることが出来る。駆動ステージ17は、x、y方向及びz方向に移動出来る機構を有する。
次に、チャンバへエッチングガス14を導入した。本実施例においては、Cl2ガスを80sccmに、O2ガスを20sccm混合したガスを用いた。
導入された混合ガスは、ターボ分子ポンプ15によりチャンバから排気され、圧力制御弁によってチャンバ内を2Paの圧力に保った。次いで、プラズマ発生手段1に450Wの電力を供給し、チャンバ内にプラズマを発生してエッチングを行い、被エッチング基材にエッチングマスクの貫通口パターンが転写された。
図3、図4を参照して本発明によるエッチングマスクの作製方法の実施例を説明する。
まず、図3(a)に示すように、マスクパターン形成層となる薄膜基材は、厚さ3.5μmのシリコン薄膜層31と、支持基材となる厚さ725μmのシリコン基板層32の間に支持基材の薄膜のエッチング停止層となる厚さ0.5μmの酸化シリコン層33を有する直径200mmの3層構造基板30を作製した。
次に、マスクパターン形成層31上に電子線レジスト35を1μmの厚さとなるよう塗布し、電子線リソグラフィーによってレジストにエッチングマスクパターン36と位置合わせマークパターン37を形成した(図3(b)参照)。
次に、レジスト35をエッチングマスクとして、Cl2ガスを主体とした混合ガスによるドライエッチングによってエッチング停止層33までエッチングを進め、マスクパターン形成層31にエッチングマスクパターン36aと位置合わせマークパターン37aを形成した。次いで、レジスト35を酸素プラズマアッシングによって除去してマスクパターンと位置合わせパターンが形成された3層構造基板30aを形成した(図3(c)参照)。
次にエッチングの際にエッチングマスクと被エッチング基材との距離を合わせるための構造体を形成した。フォトレジスト38を厚さ10μmとなるよう塗布し、フォトリソグラフィーによってパターン39を形成した(図3(d)参照)。
次いで、パターン39にめっき法によってニッケルを10μm堆積して、エッチングマスクと被エッチング基材との距離を合わせの構造体39aを形成した(図3(e)参照)。
次に、レジスト38をレジスト剥離溶液によって除去して距離合わせの構造体39aが形成された3層構造基板30bが得られた(図3(f)参照)。
次に、支持基材32上にフォトレジストを15μmの厚に形成した。続いてフォトリソグラフィーによってフォトレジストにマスクパターン部41と位置合わせマーク部のパターン42を形成し、開口パターンを有するフォトレジスト40を形成した(図3(g)参照)。
次いで、フォトレジスト40をエッチングマスクとして、側壁保護プラズマエッチング法によってエッチング停止層33に到達するまで支持基材32エッチングして、マスクパターン部41aと位置合わせマーク部42aの開口部を形成した(図4(h)参照)。
次に、レジスト40を酸素プラズマアッシングによって除去した(図4(i)参照)。
次に、支持基材32に形成した開口41a及び42bの底面に露出したエッチング停止層である酸化シリコン層を5%のフッ酸水溶液によるウェットエッチングによって除去し、貫通口を有するエッチングマスク43が得られた(図4(j)参照)。
次いで、スパッタ法によってエッチングマスク保護膜層44としてニッケル膜をエッチングマスク43の表面に、0.1μm厚形成した(図4(k)参照)。なお、前記エッチングマスク保護膜層は薄膜基材の薄膜の役割を示す。
次いで、エッチングマスクの位置合わせマーク46は貫通口となっており、本発明によるドライエッチングによって位置合わせマーク46の部位でもエッチングが進行する。これを抑制する場合は、位置合わせマーク46の支持基材開口上にエッチングプラズマの進入を防ぐための保護層48を形成する。本実施例では、エッチング保護層48として厚さ1mmの石英をエッチングマスクの支持基材側に接着剤で接合した(図4(l)参照)。
次に、図5を参照して本発明によるエッチングマスクを用いて行うドライエッチングの実施例を説明する。
まず、エッチングマスク49を被エッチング基材であるシリコン基板50上に配置する。この時、エッチングマスク49と被エッチング基材50は距離53だけ離して設置する。本実施例では、距離53を70μmとした。被エッチング基材に形成された位置合わせマーク51を、エッチングマスクに形成された位置合わせ用の貫通口46を介して上方から観察し、同一軸52上に位置を合わせた。次いで、x及びy方向の移動を固定した状態で、エッチングマスク位置合わせステージを被エッチング基材方向に下げていき、エッチングマスク49を被エッチング基材50に接触させた。この時エッチングマスク49のパターン面と被エッチング基材50の表面との距離54は、エッチングマスクに形成された高さ合わせのための構造体の高さとなり、本実施例では10μmとなった。
エッチングマスクが被エッチング基材上の所定の位置及び高さに保持された後、Cl2ガス及び酸素ガスの混合ガスによるエッチングプラズマ55を発生して被エッチング基材であるシリコン基板50へのドライエッチングを進め、エッチングマスクのパターンが被エッチング基材上に転写され、パターン60を形成した被エッチング基材50bが得られた。
エッチングマスクのパターンと、被エッチングマスクに転写されたパターンの間には寸法差が確認された。エッチングマスク上で1辺が6.67μmで形成されていた正方形パターンが、本発明によるエッチングによって被エッチング基材上に転写された場合、1辺が6.72μmで形成された。
本発明の概念を示す側断面説明図で、(a)は、エッチング方法であり、( b)は、エッチングマスクである。 本発明によるエッチング方法の実施例を示す概略断面図である。 a〜gは、本発明によるエッチングマスクの作製方法を説明する工程側断面 図である。 h〜lは、本発明によるエッチングマスクの作製方法を説明する工程側断面 図である。 a〜cは、本発明によるエッチング方法におけるエッチングマスクの位置合 わせ方法及びエッチング方法を説明する概略断面図である。
1…プラズマ発生手段
2…電極
3…被エッチング基材
4…エッチングプラズマ
5…エッチングマスク
6…エッチングマスクと被エッチング基材表面の距離
10…高周波電源
11…高周波整合器
12…ブロッキングコンデンサ
13…エッチング反応器
14…エッチングガス
15…ガス排気手段
16…位置合わせマーク観察手段
17…エッチングマスク保持手段
18…エッチングマスクと被エッチング基材の位置合わせ手段
303…層構造基板
30a…マスクパターンを形成した3層構造基板
30b…エッチングマスクと被エッチング基材との距離合わせの構造体を形成した3層構造基板
31…パターン形成薄膜層(薄膜基材)
32…支持基材
33…エッチング停止層
35…レジスト
36…レジストに形成されたエッチングマスクパターン
36a…パターン形成薄膜層に形成されたエッチングマスクパターン
37…レジストに形成された位置合わせマークパターン
37a…パターン形成薄膜層に形成された位置合わせマークパターン
38…レジスト
39…エッチングマスクと被エッチング基材との距離合わせの構造体パターン(構造体)
39a…エッチングマスクと被エッチング基材との距離合わせの構造体
40…レジスト
41…レジストに形成された支持基材開口パターン
41a…支持基材開口
41b…エッチングストッパー層を除去した支持基材開口
42…レジストに形成された位置合わせマーク部の支持基材開口パターン
42a…位置合わせマーク部の支持基材開口
42b…エッチングストッパー層を除去した位置合わせマーク部の支持基材開口
43…本発明によるエッチングマスク
44…エッチング選択性を向上するための薄膜層(薄膜基材の薄膜)
45…エッチング選択性を向上するための薄膜層を形成したエッチングマスクパターン
46…エッチング選択性を向上するための薄膜層を形成した位置合わせパターン
47…エッチング選択性を向上するための薄膜層を形成したエッチングマスク
48…位置合わせマーク部を介してのエッチングを防止するための保護層(エッチング保護層)
49…エッチングを防止するための保護層を形成したエッチングマスク
50…被エッチング基材
50b…エッチングでパターンが形成された被エッチング基材
51…被エッチング基材に形成された位置合わせマーク
52…エッチングマスクと被エッチング基材の位置合わせ軸
53…エッチングマスクと被エッチング基材表面の距離
54…エッチングマスクと被エッチング基材表面の距離
55…エッチングプラズマ
60…本発明によって被エッチング基材に形成されたパターン

Claims (2)

  1. パターン形成薄膜層にエッチングパターンの貫通口を形成した構造物をエッチングマスクとして、被エッチング基材上に前記エッチングマスクを非接触で保持してドライエッチングするためのエッチングマスクであって、
    エッチングマスクのうちエッチングマスクパターンが存在する領域は、マスクパターンが形成されたパターン形成薄膜層に、エッチング選択性を向上するための薄膜層が被覆されてなり、
    エッチングマスクのうち前記エッチングマスクパターンが形成されたパターン形成薄膜層を保持する支持基材が設けられた領域は、
    (a)被エッチング基材との距離合わせのための距離合わせの位置合わせ構造体パターンと、
    (b)前記パターン形成薄膜層と、
    (c)エッチング停止層と、
    (d)支持基材がこの順に積層されてなり、
    積層された前記(a)位置合わせ構造体パターンと前記(b)パターン形成薄膜層と前記(c)エッチング停止層と前記(d)支持基材を貫通するように、被エッチング基材との位置合わせのための位置合わせパターンの貫通口が形成され、
    積層された前記(a)位置合わせ構造体パターンと前記(b)パターン形成薄膜層と前記(c)エッチング停止層と前記(d)支持基材の全体に、エッチング選択性を向上するための薄膜層が被覆されており、
    かつ、エッチング選択性を向上するための薄膜層が被覆された支持基材上に、前記位置合わせパターンの貫通口をふさぐように、前記位置合わせの貫通口を介して被エッチング基材がエッチングされることを防止するためのエッチング保護層が形成されており、
    前記エッチング選択性を向上するための薄膜層は、前記パターン形成薄膜層と異なる材質でアルミニウム、シリコン、チタン、クロム、ニッケル、銅、ガリウム、ゲルマニウム、ジルコニウム、モリブデン、パラジウム、銀、インジウム、タンタル、タングステン、白金、金またはこれらの合金または酸化物、窒化物、炭化物であることを特徴とするエッチングマスク。
  2. エッチングパターンの貫通口を形成したエッチングマスクを用いて、被エッチング基材上に前記エッチングマスクを非接触で保持してエッチングするエッチング方法において、前記請求項記載のエッチングマスクを用いたエッチング方法であって、エッチング時に、前記距離合わせの構造体と、被エッチング基材表面とを接触させ、エッチングマスクと被エッチング基材の距離を一定に保ってエッチングを実施することを特徴とするドライエッチング方法。
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