JP4653809B2 - プリズム、それを備えた撮像装置及び照明装置、並びにプリズムの製造方法 - Google Patents

プリズム、それを備えた撮像装置及び照明装置、並びにプリズムの製造方法 Download PDF

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Description

近年、プリズムは、DSC(ディジタルスチルカメラ)、DVC(ディジタルビデオカメラ)、携帯電話用カメラ、プロジェクションテレビ等の各種光学機器の主要部品として広く用いられ、さらにその用途が拡大されている。一方、各種光学機器の高精密化及び小型軽量化の要求が高まってきている。これに伴い、各種光学機器に用いられるプリズムにおいても、高精密化、高機能化、高強度化等の高性能化が要求される。
一般的な三角柱形状のプリズムは、光学機能面としての3つの側面と、非光学機能面としての両端面とを有している。そして、ガラス製のプリズムの製造方法として、成形用素材を加熱しながら加圧した後冷却する、いわゆるプレス成形法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に開示されたプレス成形法によってプリズムを成形すると、各平面が交わる稜線部は、尖鋭に仕上がる。そうすると、このプリズムを取り扱うとき、具体的には、搬送時、光学機器への取り付け時などに、外部からの衝撃により、稜線部にカケやチッピングが発生する虞がある。このため、所望のプリズム性能が得られず、また、光学機器の歩留まりが低下するなどの問題がある。
このような問題に鑑みて、上記稜線部のカケやチッピングを抑制するために、成形後に稜線部を面取りするプリズムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−69651号公報 特開昭61−103101号公報
しかしながら、上記特許文献2のプリズムでは、プリズム成形後に後加工することになるため、加工工数が増加し、コストがかかってしまう。また、後加工前のプリズムの稜線部は、尖鋭な状態であることから、依然としてカケやチッピングが生じる問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、カケやチッピングが発生しにくいプリズムを提供することにある。
本発明に係るプリズムは、多角柱形状に形成されたプリズム本体を備えている。プリズム本体の複数の稜線部のうち少なくとも1つがR面に形成されている。
本発明に係る撮像装置は、受光素子と、プリズムとを備えている。プリズムは、多角柱形状に形成されたプリズム本体を有している。プリズムは、プリズム本体の複数の稜線部のうち少なくとも1つがR面に形成されている。プリズム本体は、互いに垂直である2つの垂直側面と、該2つの垂直側面のそれぞれに対して傾斜する傾斜側面とを有する直角三角柱形状である。プリズム本体は、プリズム本体への入射光が傾斜側面において受光素子に向けて反射されるように配置されている。
本発明に係る照明装置は、光源と、プリズムとを備えている。プリズムは、多角柱形状に形成されたプリズム本体を有している。プリズムは、プリズム本体の複数の稜線部のうち少なくとも1つがR面に形成されている。プリズム本体は、互いに垂直である2つの垂直側面と、該2つの垂直側面のそれぞれに対して傾斜する傾斜側面とを有する直角三角柱形状である。プリズム本体は、光源からの光が傾斜側面において反射されるように配置されている。
本発明に係る第1のプリズムの製造方法は、球状の母材を加熱しながらプレス成形する。多角柱形状に形成されたプリズム本体を形成する。プリズム本体の複数の稜線部のうち少なくとも1つをR面に形成する。
本発明に係る第2のプリズムの製造方法は、両端面がそれぞれ凸状に膨出した円柱状の母材を加熱しながらプレス成形する。多角柱形状に形成されたプリズム本体を形成する。プリズム本体の複数の稜線部のうち少なくとも1つをR面に形成する。
本発明によれば、カケやチッピングが発生しにくいプリズムを提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
《発明の実施形態1》
図1は、本発明の実施形態1に係る撮像装置1を示す。撮像装置1は、受光素子11と、複数のレンズ群(具体的には、第1レンズ群12、第2レンズ群13、第3レンズ群14)と、プリズム30とを備えている。
第1レンズ群12は、外光が入射するように、撮像装置1から露出するように配置されている。第1レンズ群12から入射した外光は、プリズム30に入射する。入射した光は、プリズム30により異なる光軸方向の光に変換される。変換された光は、第2レンズ群13及び第3レンズ群14により、受光素子11上に結像される。結像された画像は、受光素子11において電気信号に変換出力され、図示しない記録部(例えば、メモリ等)に記録される仕組みとなっている。なお、受光素子11は、例えば、電荷結合素子(CCD)や、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)等によって構成することができる。
プリズム30は、多角柱形状(切頭多角錐を含む)に形成されたプリズム本体31を備えている。プリズム本体31の複数の稜線部35,36のうち少なくとも1つがR面に形成されている。このため、R面に形成された稜線部35,36においては、カケやチッピングを抑制することができる。
プリズム本体31では、多角柱の複数の側面32が光学機能面、両端面33a,33bが非光学機能面を構成している。なお、ここで光学機能面とは、必要な光を透過又は反射させ、実際に使用する光学機能を有する面を含む面であり、非光学機能面とは、該光学機能を有さない面である。そして、隣接する側面32と端面33a,33bとの間に形成される稜線部35がR面に形成されている。さらに、隣接する側面32同士の間に形成される稜線部36がR面に形成されている。このため、R面に形成された稜線部35,36においては、カケやチッピングを抑制することができる。
プリズム30のカケやチッピングを抑制し、高い光学性能を確保するためには、プリズム本体31の複数の稜線部35,36の全てがR面に形成されていることが好ましい。
例えば、図2に示すように、プリズム本体31は、互いに直交する2つの直交側面と、該直交側面のそれぞれに対して傾斜する傾斜側面とを有する直角三角柱形状に形成されていてもよい。プリズム本体31では、直交側面が光入射面32a及び光出射面32b、傾斜側面が光反射面32cを構成している。プリズム30は、光入射面32aから垂直に入射した光が、光反射面32cにより反射されて、光出射面32bから出射するように形成されている。プリズム30は、撮像装置1において、光入射面32aが第1レンズ群12側に、光出射面32bが第2レンズ群13側になるように配置されている。
そして、プリズム本体31において、隣接する第1端面33aと、光入射面32a、光出射面32b、光反射面32cとの間の各稜線部35a,35b,35cがR面に形成されている。プリズム本体31において、隣接する第2端面33bと、光入射面32a、光出射面32b及び光反射面32cとの間の各稜線部35d,35e,35fがR面に形成されている。このため、R面に形成された稜線部35a〜35fにおいては、カケやチッピングを抑制することができる。
さらに、プリズム本体31において、隣接する光入射面32aと光出射面32bとの間、光出射面32bと光反射面32cとの間及び光反射面32cと光入射面32aとの間に形成される各稜線部36a,36b,36cがR面に形成されている。このため、搬送時、光学機器への取り付け時などに、外部からの衝撃により、稜線部35,36のカケやチッピングの発生を抑制止することができるので、プリズム30の歩留まりの低下を抑制することができるとともに、高品位なプリズムを提供することができる。
プリズム30の材質は特に限定されるものではなく、例えば、プラスチック製又はガラス製(結晶化ガラス製を含む)であってもよい。しかし、特にガラス製であることが好ましい。ガラス製とすることによって、プリズム30を高い形状精度、高耐熱性、高い機械的耐久性、高い均質性を実現することができる。また、ガラスは熱膨張係数及び光弾性定数が比較的小さいため、撮像装置1の温度が上昇した場合であっても、プリズム30に歪みが発生しにくく、プリズム30の光学的性能が劣化しにくい。
さらに、ガラス製の場合、プリズム30の屈折率を比較的高くすることが容易である。プリズム30の屈折率を高くすることにより、撮像装置1の光学系(レンズ群12〜14、プリズム30及び受光素子11)の光路長を短くすることができる。よって、撮像装置1をよりコンパクトにすることができる。
また、プリズム30の屈折率を高くすることによって、光反射面32cの光反射率を向上することができる。光反射面32cは、光入射面32aからプリズム本体31に垂直に入射した可視光(波長が300nm以上700nm以下の光)の光反射率が90%以上であることが好ましい。さらには、95%以上であることが好ましい。このような高い反射率を実現する観点から、プリズム30のd線(波長が589nmの光)の屈折率が1.6以上であることが好ましい。さらには、1.65以上であることが好ましい。また、プリズム30は、可視光の透過率が高いものであることが好ましい。
例えば、プリズム30の屈折率が低い場合(例えば、プリズム30が低屈折率ガラスやプラスチックで形成されている場合)には、光反射面32c上に光反射膜(図示せず)を形成してもよい。このことによって、光反射面32cにおける光反射率を向上することができる。従って、光の高い利用効率を実現することができる。なお、光反射膜は、例えば、金、アルミ等によって形成することができる。
図3に、プリズム30の製造装置40の一部断面を示す。製造装置40は、プリズム30を成形する成形型41を備えている。成形型41は、対をなす上型42及び下型43と、この上型42及び下型43とが摺動可能に装入される胴型44とを有している。これらの型の成形面側、すなわち、母材50が装入される内部空間48を形成する面側は、プリズム30の光学機能面を成形するために所望精度の形状に加工されている。上型42、下型43及び胴型44は、これらを高強度にするためには、超硬合金製とすることが好ましい。また、上型42、下型43及び胴型44の材料として、ステンレス鋼(例えば、STAVAX、ウッデホルム社製)を用いてもよい。さらに、プリズム30の離型性の向上、成形型41の酸化及び腐食抑制のために、成形型41の成形面に保護膜を施してもよい。例えば、無電解ニッケルメッキを施してもよい。
上記上型42の上部には、変温可能であり、上型42を上下動させるプレスヘッド45が取り付けられている。プレスヘッド45には、押圧手段46が備えられている。下型43の下部には、変温可能なプレスステージ47が取り付けられている。
次に、上記製造装置40を用いたプリズム30の製造方法について説明する。
まず、上記成形型41の胴型44内で上型42及び下型43により区画形成される内部空間48に、母材50を装入する。母材50は、例えばガラス製(住田光学ガラス社、K−VC78等)である。母材50は、図4に示すように、両端面がそれぞれ凸状に膨出した円柱状に形成されている。この場合、母材50の円柱の側面が、上型42及び下型43に狭持されるように、母材50を装入する。また、母材50は、図5に示すように、球状に形成されていてもよい。
次に、プレスヘッド45及びプレスステージ47によって、上型42及び下型43を加熱する。上型42及び下型43の加熱により、母材50を所定の温度まで加熱する。母材50は、例えば、屈伏点付近(例えば、570℃付近)まで加熱される。
次に、シリンダ46の駆動により、プレスヘッド45を下降させ、母材50をプレス成形する。プレス成形は、上型42と下型43との相対位置関係をプレス成形完了時において、母材50の体積が、成形型41の内部空間48の体積よりも小さい条件を満たす範囲に変化させることにより行う。
上記上型42と下型43との相対位置関係を維持したまま、加熱を停止する。そして、プレスヘッド45及びプレスステージ47によって、母材50の温度が、Tg(ガラス転移点)付近になるまで冷却する。
最後に、シリンダ46の駆動により、プレスヘッド45を上昇させ、上型42を胴型44内から取り出して成形型41を開く。そして、成形されたプリズム30を取り出す。
上記製造方法により製造されたプリズム30は、各稜線部35,36がR面に形成されている。このため、光学機能面及び非光学機能面の形成と同時に、各稜線部35,36がR面に形成されるので、後加工を行わずにカケやチッピングを防止することができるとともに、プリズム30の歩留まりの低下を防止することができる。
なお、本実施形態1では、光入射面32aと光出射面32bとは直交しているが、これらは、直交していなくてもよい。
また、本実施形態1では、プリズム30は、光入射面32aから、入射した光が光反射面32cにより反射されて、光出射面32bから出射するように形成されているが、第1レンズ群12からの光が、光反射面32cの外面により反射されて、第2レンズ群13側に出射されるように形成されてもよい。すなわち、プリズム30が外面反射型のプリズムとして構成されていてもよい。
《発明の実施形態2》
上記実施形態1において、プリズム30を用いた撮像装置1について説明したが、プリズム30は、撮像装置1以外の光学装置にも用いることができる。例えば、照明装置にも用いることができる。本実施形態2では、プリズム30を備えた照明装置2について、図6を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態2の説明において、図2〜図5と同じ構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
図6は、本実施形態2に係る照明装置2を示す。本発明の実施形態2に係る照明装置2は、光源51と、レンズ群(第1レンズ群52,第2レンズ群53及び第3レンズ群54)と、プリズム30とを備えている。なお、本実施形態2においては、光源51側が、プリズム本体31の光入射面32aに、第1レンズ群52側が光反射面32cになるようにプリズム30が配置される。
光源51は、例えば、平行光又は拡散光を出射する光源である。光源51から出射された光は、第1レンズ群52と第2レンズ群53とを透過してプリズム30の光入射面32aに入射する。プリズム30に入射した光は、光反射面32cで反射されて光出射面32bから出射する。プリズム30から出射した光は第3レンズ群54を透過して照明装置2から出射される仕組みとなっている。
以上説明したように、本発明は、プリズム、それを備えた撮像装置及び照明装置、並びにプリズムの製造方法等について有用である。
図1は、本発明の実施形態1に係る撮像装置の主要部の構成を表す図である。 図2は、実施形態1に係るプリズムを示す斜視図である。 図3は、プリズムを形成するための製造装置の構成を表す断面図である。 図4は、両端面がそれぞれ凸状に膨出した円柱状に形成されている母材を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。 図5は、球状の母材を示す側面図である。 図6は、本発明の実施形態2に係る照明装置の主要部の構成を表す図である。
符号の説明
1 撮像装置
2 照明装置
11 受光素子
30 プリズム
31 プリズム本体
32 側面
32a 光入射面(垂直側面)
32b 光出射面(垂直側面)
32c 光反射面(傾斜側面)
33a,33b 端面
35,36 稜線部
42 上型
43 下型
44 胴型
48 内部空間
50 母材
51 光源

Claims (16)

  1. 多角柱形状に形成されたプリズム本体を備え、
    上記プリズム本体の複数の稜線部のうち少なくとも1つがR面に形成されており、
    上記プリズム本体は、多角柱の複数の側面光学機能面として構成され、多角柱の両端面非光学機能面として構成され、
    隣接する上記光学機能面と非光学機能面との間に形成される稜線部がR面に形成されているプリズム。
  2. 請求項1のプリズムにおいて、
    上記プリズム本体は、多角柱の複数の側面及び両端面のそれぞれが、光学機能面又は非光学機能面として構成され、
    隣接する上記光学機能面同士の間に形成される稜線部がR面に形成されているプリズム。
  3. 請求項1のプリズムにおいて、
    上記複数の稜線部の全てがR面に形成されているプリズム。
  4. 請求項1のプリズムにおいて、
    上記プリズム本体は、互いに垂直である2つの垂直側面と、該2つの垂直側面のそれぞれに対して傾斜する傾斜側面とを有する直角三角柱形状であるプリズム。
  5. 請求項4のプリズムにおいて、
    上記傾斜側面には反射膜が設けられているプリズム。
  6. 請求項4のプリズムにおいて、
    上記プリズム本体は、上記2つの垂直側面の一方から当該垂直側面に対して垂直に入射した可視光の上記傾斜側面による反射率が90%以上であるプリズム。
  7. 請求項1のプリズムにおいて、
    上記プリズム本体は、ガラス製であるプリズム。
  8. 請求項1のプリズムにおいて、
    上記プリズム本体は、そのd線に対する屈折率が1.65以上であるプリズム。
  9. 受光素子と、
    多角柱形状に形成されたプリズム本体を有し、該プリズム本体の複数の稜線部のうち少なくとも1つがR面に形成されており、上記プリズム本体は、多角柱の複数の側面光学機能面として構成され、多角柱の両端面非光学機能面として構成され、隣接する上記光学機能面と非光学機能面との間に形成される稜線部がR面に形成されているプリズムと、
    を備え、
    上記プリズム本体は、互いに垂直である2つの垂直側面と、該2つの垂直側面のそれぞれに対して傾斜する傾斜側面とを有する直角三角柱形状であるとともに、上記プリズム本体への入射光が上記傾斜側面において上記受光素子に向けて反射されるように配置されている撮像装置。
  10. 請求項9の撮像装置において、
    上記プリズム本体は、上記入射光が上記2つの垂直側面のうち一方から入射し、他方から出射するように配置されている撮像装置。
  11. 光源と、
    多角柱形状に形成されたプリズム本体を有し、該プリズム本体の複数の稜線部のうち少なくとも1つがR面に形成されており、上記プリズム本体は、多角柱の複数の側面光学機能面として構成され、多角柱の両端面非光学機能面として構成され、隣接する上記光学機能面と非光学機能面との間に形成される稜線部がR面に形成されているプリズムと、
    を備え、
    上記プリズム本体は、互いに垂直である2つの垂直側面と、該2つの垂直側面のそれぞれに対して傾斜する傾斜側面とを有する直角三角柱形状であるとともに、上記光源からの光が上記傾斜側面において反射されるように配置されている照明装置。
  12. 請求項11の照明装置において、
    上記プリズムは、上記光源からの光が上記2つの垂直側面のうち一方から入射し、他方から出射するように配置されている照明装置。
  13. 多角柱形状に形成されたプリズム本体を備え、該プリズム本体の複数の稜線部のうち少なくとも1つがR面に形成されており、上記プリズム本体は、多角柱の複数の側面光学機能面として構成され、多角柱の両端面非光学機能面として構成され、隣接する上記光学機能面と非光学機能面との間に形成される稜線部がR面に形成されているプリズムを製造するための方法であって、
    球状の母材を加熱しながらプレス成形することにより上記プリズムを得ることを特徴とするプリズムの製造方法。
  14. 請求項13のプリズムの製造方法において、
    上記プレス成形は、対をなす上型及び下型と、該上型及び下型が摺動可能に挿入される胴型とを用い、該胴型内に上記上型及び下型により区画形成される内部空間に上記母材を装入し、上記上型と上記下型との相対位置関係を上記プレス成形完了時において上記母材の体積が上記内部空間の体積よりも小さい条件を満たす範囲に変化させることにより行うプリズムの製造方法。
  15. 多角柱形状に形成されたプリズム本体を備え、該プリズム本体の複数の稜線部のうち少なくとも1つがR面に形成されており、上記プリズム本体は、多角柱の複数の側面光学機能面として構成され、多角柱の両端面非光学機能面として構成され、隣接する上記光学機能面と非光学機能面との間に形成される稜線部がR面に形成されているプリズムを製造するための方法であって、
    両端面がそれぞれ凸状に膨出した円柱状の母材を加熱しながらプレス成形することにより上記プリズムを得ることを特徴とするプリズムの製造方法。
  16. 請求項15のプリズムの製造方法において、
    上記プレスは、対をなす上型及び下型と、該上型及び下型が摺動可能に挿入される胴型とを用い、該胴型内に上記上型及び下型により区画形成される内部空間に上記母材を装入し、上記上型と上記下型との相対位置関係を上記プレス完了時において上記母材の体積が上記内部空間の体積よりも小さい条件を満たす範囲まで変化させることにより行うプリズムの製造方法。
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