JP4524311B2 - プリズム、それを備えた撮像装置及び照明装置、並びにプリズムの製造方法 - Google Patents

プリズム、それを備えた撮像装置及び照明装置、並びにプリズムの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4524311B2
JP4524311B2 JP2007523909A JP2007523909A JP4524311B2 JP 4524311 B2 JP4524311 B2 JP 4524311B2 JP 2007523909 A JP2007523909 A JP 2007523909A JP 2007523909 A JP2007523909 A JP 2007523909A JP 4524311 B2 JP4524311 B2 JP 4524311B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
prism
plane
ridge line
side surfaces
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007523909A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2007060835A1 (ja
Inventor
利昭 高野
稔 小野田
知一 徳永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Publication of JPWO2007060835A1 publication Critical patent/JPWO2007060835A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4524311B2 publication Critical patent/JP4524311B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/04Prisms
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/001Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras
    • G02B13/0055Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras employing a special optical element
    • G02B13/0065Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras employing a special optical element having a beam-folding prism or mirror
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/18Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for prisms; for mirrors
    • G02B7/1805Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for prisms; for mirrors for prisms
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/001Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Description

本発明は、プリズム、それを備えた撮像装置及び照明装置、並びにプリズムの製造方法に関するものである。
近年、プリズムは、DSC(ディジタルスチルカメラ)、DVC(ディジタルビデオカメラ)、携帯電話用カメラ、プロジェクションテレビ等の各種光学機器の主要部品として広く用いられ、さらにその用途が拡大されている。一方、各種光学機器の高精密化及び小型軽量化の要求が高まってきている。これに伴い、各種光学機器に用いられるプリズム自体の、高精密化、高機能化、高強度化等の高性能化が要求されるとともに、光学機器の適切な位置への、プリズムの正確な取り付けが要求される。
一般的な三角柱形状のプリズムは、光学機能面としての3つの側面と、非光学機能面としての両端面とを有している。そして、ガラス製のプリズムの製造方法として、成形用素材を加熱しながら加圧した後冷却する、いわゆるプレス成形法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に開示されたプレス成形法によってプリズムを成形すると、各平面が交わる稜線部は、尖鋭に仕上がる。そうすると、このプリズムを取り扱うとき、具体的には、搬送時、光学機器への取り付け時などに、外部からの衝撃により、稜線部にカケやチッピングが発生する虞がある。このため、所望のプリズム性能が得られず、また、光学機器の歩留まりの低下などの問題が生じていた。
このような問題に鑑みて、上記稜線部のカケやチッピングを抑制するために、成形後に稜線部を面取りするプリズムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−69651号公報 特開昭61−103101号公報
しかしながら、上記特許文献2のプリズムでは、プリズム成形後に後加工することになるため、加工工数が増加し、コストがかかってしまう。また、後加工前のプリズムの稜線部は、尖鋭な状態であることから、依然としてカケやチッピングが生じやすく、高性能なプリズムが得にくいという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、カケやチッピングが発生しにくく、かつ、光学機器の正確な位置への取り付けが可能なプリズムを提供することにある。
本発明に係るプリズムは、多角柱形状に形成されたプリズム本体を備えている。プリズム本体の複数の稜線部のうち少なくとも1つの稜線部は、平面に形成されている。平面に形成された稜線部を挟んで隣接するプリズム本体の面のうち少なくとも一方の面と、平面との接続部はR面に形成されている。
本発明に係る撮像装置は、受光素子と、プリズムとを備えている。プリズムは、多角柱形状に形成されたプリズム本体を有している。プリズム本体の複数の稜線部のうち少なくとも1つの稜線部は、平面に形成されている。平面に形成された稜線部を挟んで隣接するプリズム本体の面のうち少なくとも一方の面と、平面との接続部がR面に形成されている。プリズム本体は、互いに垂直である2つの垂直側面と、2つの垂直側面のそれぞれに対して傾斜する傾斜側面とを有する直角三角柱形状である。プリズム本体は、プリズム本体への入射光が傾斜側面において受光素子に向けて反射されるように配置されている。
本発明に係る照明装置は、光源と、プリズムとを備えている。プリズムは、多角柱形状に形成されたプリズム本体を有している。プリズム本体の複数の稜線部のうち少なくとも1つの稜線部は、平面に形成されている。平面に形成された稜線部を挟んで隣接するプリズム本体の面のうち少なくとも一方の面と、平面との接続部がR面に形成されている。プリズム本体は、互いに垂直である2つの垂直側面と、2つの垂直側面のそれぞれに対して傾斜する傾斜側面とを有する直角三角柱形状である。プリズム本体は、光源からの光が傾斜側面において反射されるように配置されている。
本発明に係るプリズムの製造方法は、プリズム母材を加熱しながらプレス成形することによりプリズム本体を製造する。プリズム本体は、互いに垂直である2つの垂直側面と、2つの垂直側面のそれぞれに対して傾斜する傾斜側面とを有する直角三角柱形状に形成される。プリズム本体の複数の稜線部のうち少なくとも1つの稜線部を平面に形成する。平面に形成された稜線部を挟んで隣接するプリズム本体の面のうち少なくとも一方の面と、平面との接続部をR面に形成する。
本発明によれば、カケやチッピングが発生しにくく、かつ、光学機器の正確な位置への取り付けが可能なプリズムを提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
《発明の実施形態1》
図1は、本発明の実施形態1に係る撮像装置1を示す。撮像装置1は、受光素子11と、複数のレンズ群(具体的には、第1レンズ群12、第2レンズ群13、第3レンズ群14)と、光学素子ユニット20とを備えている。
第1レンズ群12は、外光が入射するように、撮像装置1から露出するように配置されている。第1レンズ群12から入射した外光は、光学素子ユニット20に入射する。入射した光は、光学素子ユニット20により異なる光軸方向の光に変換される。変換された光は、第2レンズ群13及び第3レンズ群14により、受光素子11上に結像される。結像された画像は、受光素子11において電気信号に変換出力され、図示しない記録部(例えば、メモリ等)に記録される仕組みとなっている。なお、受光素子11は、例えば、電荷結合素子(CCD)や、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)等によって構成することができる。
光学素子ユニット20は、プリズム30と、プリズム30が収納される収納部材23とを備えている。
プリズム30は、多角柱形状(切頭多角錐を含む)に形成されたプリズム本体31を備えている。プリズム本体31の複数の稜線部36のうち少なくとも1つの稜線部36が、平面37に形成されている。このため、平面37を、収納部材23にプリズム30を取り付ける際の基準面とすることができるので、取り付けの位置決めが容易となり、撮像装置1の正確な位置への取り付けが可能なプリズム30を提供することができる。さらに、平面37に形成された稜線部36を挟んで隣接するプリズム本体31の面32のうち少なくとも一方の面32と、平面37との接続部38がR面に形成されている。このため、R面に形成された接続部38においては、カケやチッピングを抑制することができる。
プリズム本体31では、多角柱の複数の側面32が光学機能面、両端面33a,33bが非光学機能面を構成している。なお、ここで光学機能面とは、光を透過又は反射させる光学機能を有する面を含む面であり、非光学機能面とは、該光学機能を有さない面である。
プリズム本体31では、多角柱の隣接する側面32間に形成される複数の稜線部36のうち少なくとも1つの稜線部36が、平面37に形成されている。このため、側面32間に形成される稜線部36の平面を、収納部材23への取り付けの基準面とすることができるので、取り付けの位置決めが容易となり、撮像装置1の正確な位置への取り付けが可能なプリズム30を提供することができる。そして、平面37に形成された稜線部36を挟んで隣接する多角柱の両側面32のうち一方の側面32と、平面37との接続部38がR面に形成されている。さらには、平面37に形成された稜線部36を挟んで隣接する多角柱の両側面32のうち他方の側面32と、平面37との接続部38がR面に形成されている。このため、R面に形成された接続部38においては、カケやチッピングをさらに抑制することができる。
プリズム30のカケやチッピングを抑制し、高い光学性能を確保するためには、プリズム本体31の多角柱の各側面32と両端面33a,33bとの間に形成される複数の稜線部35のうち少なくとも1つの稜線部35がR面に形成されていることが好ましい。さらには、全ての稜線部35がR面に形成されていることが好ましい。
具体的には、図3に示すように、プリズム本体31は、互いに直交する2つの直交側面と、該直交側面のそれぞれに対して傾斜する傾斜側面とを有する直角三角柱形状に形成されている。プリズム本体31では、直交側面が光入射面32a及び光出射面32b、傾斜側面が光反射面32cを構成している。プリズム30は、光入射面32aから垂直に入射した光が光反射面32cにより反射されて、光出射面32bから出射するように形成されている。プリズム30は、撮像装置1において、光入射面32aが第1レンズ群12側に、光出射面32bが第2レンズ群13側になるように配置されている。
そして、プリズム本体31において、光入射面32a及び光出射面32bのそれぞれと、光反射面32cとの間に形成される稜線部36a,36bが平面37a,37bに形成されている。このため、平面37a,37bを、収納部材23にプリズム30を取り付ける際の基準面とすることができるので、取り付けの位置決めが容易となり、撮像装置1の正確な位置への取り付けが可能なプリズム30を提供することができる。
平面37aと光入射面32aとの接続部38aがR面に形成され、同様に、平面37bと光出射面32bとの接続部38bがR面に形成されている。さらには、図4に示すように、平面37aと光反射面32cとの接続部38aがR面に形成され、同様に、平面37bと光反射面32cとの接続部38bがR面に形成されている。光入射面32a、光出射面32b及び光反射面32cのそれぞれと、両端面33a,33bとの間に形成される稜線部35a〜35fの全てがR面に形成されている。このため、接続部38a,38b及び稜線部35a〜35fの全てがR面に形成されているため、搬送時、収納部材23への取り付け時などに、外部からの衝撃により、接続部38及び稜線部35のカケやチッピングの発生を抑制することができるので、プリズム30の歩留まりの低下を抑制することができるとともに、高品位なプリズム30を提供することができる。
プリズム30の材質は特に限定されるものではなく、例えば、プラスチック製又はガラス製(結晶化ガラス製を含む)であってもよい。しかし、特にガラス製であることが好ましい。ガラス製とすることによって、プリズム30を高い形状精度、高耐熱性、高い機械的耐久性、高い均質性を実現することができる。また、ガラスは熱膨張係数及び光弾性定数が比較的小さいため、撮像装置1の温度が上昇した場合であっても、プリズム30に歪みが発生しにくく、プリズム30の光学的性能が劣化しにくい。
さらに、ガラス製の場合、プリズム30の屈折率を比較的高くすることが容易である。プリズム30の屈折率を高くすることにより、撮像装置1の光学系(レンズ群12〜14、プリズム30及び受光素子11)の光路長を短くすることができる。よって、撮像装置1をよりコンパクトにすることができる。
また、プリズム30の屈折率を高くすることによって、光反射面32cの光反射率を向上することができる。光反射面32cは、光入射面32aからプリズム本体31に垂直に入射した可視光(波長が300nm以上700nm以下の光)の光反射率が90%以上であることが好ましい。さらには、95%以上であることが好ましい。このような高い反射率を実現する観点から、プリズム30のd線(波長が589nmの光)の屈折率が1.6以上であることが好ましい。さらには、1.65以上であることが好ましい。また、プリズム30は、可視光の透過率が高いものであることが好ましい。
例えば、プリズム30の屈折率が低い場合(例えば、プリズム30が低屈折率ガラスやプラスチックで形成されている場合)には、光反射面32c上に光反射膜(図示せず)を形成してもよい。このことによって、光反射面32cにおける光反射率を向上することができる。従って、光の高い利用効率を実現することができる。なお、光反射膜は、例えば、金、アルミ等によって形成することができる。
図5に、プリズム30の製造装置40の一部断面を示す。製造装置40は、プリズム30を成形する成形型41を備えている。成形型41は、プリズム本体31の垂直側面を形成する上型42と、傾斜側面を形成する下型43と、この上型42及び下型43とが摺動可能に装入される角筒状の胴型44とを有している。これらの型の成形面側、すなわち、プリズム母材50が装入される内部空間48を形成する面側は、プリズム30の光学機能面を成形するために所望精度の形状に加工されている。上型42、下型43及び胴型44は、これらを高強度にするために、超硬合金製とすることが好ましい。また、上型42、下型43及び胴型44の材料として、ステンレス鋼(例えば、STAVAX、ウッデホルム社製)を用いてもよい。さらに、プリズム30の離型性の向上、成形型41の酸化及び腐食抑制のために、成形型41の成形面に保護膜を施してもよい。例えば、無電解ニッケルメッキを施してもよい。
上記上型42の上部には、変温可能であり、上型42を上下動させるプレスヘッド45が取り付けられている。プレスヘッド45には、押圧手段46が備えられている。下型43の下部には、変温可能なプレスステージ47が取り付けられている。
次に、上記製造装置40を用いたプリズム30の製造方法について説明する。
まず、上記成形型41の胴型44内で上型42及び下型43により区画形成される内部空間48に、プリズム母材50を装入する。プリズム母材50は、例えばガラス製(住田光学ガラス社、K−VC78等)である。
次に、プレスヘッド45及びプレスステージ47によって、上型42及び下型43を加熱する。上型42及び下型43の加熱により、プリズム母材50を所定の温度まで加熱する。プリズム母材50は、例えば、屈伏点付近(例えば、570℃付近)まで加熱される。
次に、シリンダ46の駆動により、プレスヘッド45を下降させ、プリズム母材50をプレス成形する。プレス成形は、上型42と下型43との相対位置関係をプレス成形完了時において、プリズム母材50の体積が、成形型41の内部空間48の体積よりも小さい条件を満たす範囲に変化させることにより行う。
上記上型42と下型43との相対位置関係を維持したまま、加熱を停止する。そして、プレスヘッド45及びプレスステージ47によって、プリズム母材50の温度が、Tg(ガラス転移点)付近になるまで冷却する。
最後に、シリンダ46の駆動により、プレスヘッド45を上昇させ、上型42を胴型44内から取り出して成形型41を開く。そして、成形されたプリズム30を取り出す。
上記製造方法により製造されたプリズム30は、光入射面32a及び光出射面32bのそれぞれと、光反射面32cとの間の稜線部36a,36bが平面37a,37bに形成されている。そして、平面37a,37bのそれぞれと、光反射面32cとの接続部38a,38bがR面に形成されている。さらには、上記プレス成形において、上型42と下型43との相対位置関係を調整することにより、平面37aと光入射面32aとの接続部38a及び平面37bと光出射面32bとの接続部38bをもR面に形成することができる。さらに、光入射面32a、光出射面32b及び光反射面32cのそれぞれと、両端面33a,33bとの間に形成される稜線部35a〜35fの全てがR面に形成されている。このため、光学機能面及び非光学機能面の形成と同時に、各稜線部36及び接続部38がR面に形成されるので、後加工を行わずにカケやチッピングを抑制することができるとともに、プリズム30の歩留まりの低下を抑制することができる。
なお、本実施形態1では、光入射面32aと光出射面32bとは直交しているが、これらは、直交していなくてもよい。
また、本実施形態1では、プリズム30は、光入射面32aから、入射した光が光反射面32cにより反射されて、光出射面32bから出射するように形成されているが、第1レンズ群12からの光が、光反射面32cの外面により反射されて、第2レンズ群13側に出射されるように形成され、収納部材23に配置されてもよい。すなわち、プリズム30が外面反射型のプリズムとして構成されていてもよい。
《発明の実施形態2》
上記実施形態1において、プリズム30を用いた撮像装置1について説明したが、プリズム30は、撮像装置1以外の光学装置にも用いることができる。例えば、照明装置にも用いることができる。本実施形態2では、プリズム30を備えた照明装置2について、図6を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態2の説明において、図2〜図5と同じ構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
図6は、本実施形態2に係る照明装置2を示す。本発明の実施形態2に係る照明装置2は、光源51と、レンズ群(第1レンズ群52,第2レンズ群53及び第3レンズ群54)と、光学素子ユニット20とを備えている。なお、本実施形態2においては、光源51側が、プリズム本体31の光入射面32aに、第1レンズ群52側が光反射面32cになるようにプリズム30が配置される。
光源51は、例えば、平行光又は拡散光を出射する光源である。光源51から出射された光は、第1レンズ群52と第2レンズ群53とを透過してプリズム30の光入射面32aに入射する。プリズム30に入射した光は、光反射面32cで反射されて光出射面32bから出射する。プリズム30から出射した光は第3レンズ群54を透過して照明装置2から出射される仕組みとなっている。
以上説明したように、本発明は、プリズム、それを備えた撮像装置及び照明装置、並びにプリズムの製造方法等について有用である。
図1は、本発明の実施形態1に係る撮像装置の主要部の構成を表す図である。 図2は、実施形態1に係る光学素子ユニットを示す断面図である。 図3は、実施形態1に係るプリズムを示す斜視図である。 図4は、実施形態1に係るプリズムを示す斜視図である。 図5は、プリズムを形成するための製造装置の構成を表す断面図である。 図6は、本発明の実施形態2に係る照明装置の主要部の構成を表す図である。
符号の説明
1 撮像装置
2 照明装置
11 受光素子
30 プリズム
31 プリズム本体
32a 光入射面(垂直側面)
32b 光出射面(垂直側面)
32c 光反射面(傾斜側面)
33a,33b 両端面
35a〜35f 稜線部
37a,37b 平面
38a,38b 接続部
42 上型
43 下型
44 胴型
48 内部空間
50 プリズム母材
51 光源

Claims (17)

  1. 多角柱形状に形成されたプリズム本体を備え、
    上記プリズム本体の複数の稜線部のうち少なくとも1つの稜線部は、取り付け時の基準面となる平面に形成され、
    上記平面に形成された稜線部を挟んで隣接する上記プリズム本体の面のうち少なくとも一方の面と上記平面との接続部はR面に形成されているプリズム。
  2. 請求項1のプリズムにおいて、
    上記プリズム本体の多角柱の隣接する側面間に形成される複数の稜線部のうち少なくとも1つの稜線部は平面に形成され、
    上記平面に形成された稜線部を挟んで隣接する上記多角柱の両側面のうち一方の側面と上記平面との接続部はR面に形成されているプリズム。
  3. 請求項1のプリズムにおいて、
    上記プリズム本体の多角柱の隣接する側面間に形成される複数の稜線部のうち少なくとも1つの稜線部は平面に形成され、
    上記平面に形成された稜線部を挟んで隣接する上記多角柱の両側面と上記平面との各接続部はR面に形成されているプリズム。
  4. 請求項3のプリズムにおいて、
    上記プリズム本体の多角柱の各側面と両端面との間に形成される複数の稜線部のうち少なくとも1つの稜線部はR面に形成されているプリズム。
  5. 請求項1のプリズムにおいて、
    上記プリズム本体は、互いに垂直である2つの垂直側面と、該2つの垂直側面のそれぞれに対して傾斜する傾斜側面とを有する直角三角柱形状であるプリズム。
  6. 請求項5のプリズムにおいて、
    上記2つの垂直側面のそれぞれと、上記傾斜側面との間に形成される2つの稜線部は平面に形成され、
    上記平面に形成された各稜線部を挟んで隣接する上記垂直側面及び傾斜側面のそれぞれと、該平面との間の接続部はR面に形成され、
    上記2つの垂直側面及び傾斜側面のそれぞれと両端面との間に形成される複数の稜線部の全てがR面に形成されているプリズム。
  7. 請求項5のプリズムにおいて、
    上記傾斜側面には反射膜が設けられているプリズム。
  8. 請求項5のプリズムにおいて、
    上記プリズム本体は、上記2つの垂直側面の一方から当該垂直側面に対して垂直に入射した可視光の上記傾斜側面による反射率が90%以上であるプリズム。
  9. 請求項1のプリズムにおいて、
    上記プリズム本体は、ガラス製であるプリズム。
  10. 請求項1のプリズムにおいて、
    上記プリズム本体は、そのd線に対する屈折率が1.65以上であるプリズム。
  11. 受光素子と、
    多角柱形状に形成されたプリズム本体を有し、該プリズム本体の複数の稜線部のうち少なくとも1つの稜線部は取り付け時の基準面となる平面に形成され、該平面に形成された稜線部を挟んで隣接する上記プリズム本体の面のうち少なくとも一方の面と、上記平面との接続部はR面に形成されているプリズムと、
    を備え、
    上記プリズム本体は、互いに垂直である2つの垂直側面と、該2つの垂直側面のそれぞれに対して傾斜する傾斜側面とを有する直角三角柱形状であるとともに、上記プリズム本体への入射光が上記傾斜側面において上記受光素子に向けて反射されるように配置されている撮像装置。
  12. 請求項11の撮像装置において、
    上記プリズム本体は、上記入射光が上記2つの垂直側面のうち一方から入射し、他方から出射するように配置されている撮像装置。
  13. 光源と、
    多角柱形状に形成されたプリズム本体を有し、該プリズム本体の複数の稜線部のうち少なくとも1つの稜線部は取り付け時の基準面となる平面に形成され、該平面に形成された稜線部を挟んで隣接する上記プリズム本体の面のうち少なくとも一方の面と、上記平面との接続部はR面に形成されているプリズムと、
    を備え、
    上記プリズム本体は、互いに垂直である2つの垂直側面と、該2つの垂直側面のそれぞれに対して傾斜する傾斜側面とを有する直角三角柱形状であるとともに、上記光源からの光が上記傾斜側面において反射されるように配置されている照明装置。
  14. 請求項13の照明装置において、
    上記プリズムは、上記光源からの光が上記2つの垂直側面のうち一方から入射し、他方から出射するように配置されている照明装置。
  15. 互いに垂直である2つの垂直側面と、該2つの垂直側面のそれぞれに対して傾斜する傾斜側面とを有する直角三角柱形状に形成されたプリズム本体を備え、
    上記プリズム本体の複数の稜線部のうち少なくとも1つの稜線部は、取り付け時の基準面となる平面に形成され、
    上記平面に形成された稜線部を挟んで隣接する上記プリズム本体の面のうち少なくとも一方の面と、上記平面との接続部がR面に形成されているプリズムを製造するための方法であって、
    プリズム母材を加熱しながらプレス成形することにより上記プリズム本体を製造することを特徴とするプリズムの製造方法。
  16. 請求項15のプリズムの製造方法において、
    上記プレス成形は、上記プリズム本体の2つの垂直側面を形成する上型と、上記傾斜側面を形成する下型と、該上型及び下型が摺動可能に挿入される角筒状の胴型とを用い、該胴型内に上記上型及び下型により区画形成される内部空間に上記プリズム母材を装入し、上記上型と上記下型との相対位置関係を上記プレス成形完了時において上記プリズム母材の体積が上記内部空間の体積よりも小さい条件を満たす範囲に変化させることにより行うプリズムの製造方法。
  17. 請求項1のプリズムにおいて、
    上記プリズム本体の多角柱の各側面と両端面との間に形成される複数の稜線部のうち少なくとも1つの稜線部はR面に形成されているプリズム。
JP2007523909A 2005-11-24 2006-11-08 プリズム、それを備えた撮像装置及び照明装置、並びにプリズムの製造方法 Expired - Fee Related JP4524311B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005338477 2005-11-24
JP2005338477 2005-11-24
PCT/JP2006/322259 WO2007060835A1 (ja) 2005-11-24 2006-11-08 プリズム、それを備えた撮像装置及び照明装置、並びにプリズムの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2007060835A1 JPWO2007060835A1 (ja) 2009-05-07
JP4524311B2 true JP4524311B2 (ja) 2010-08-18

Family

ID=38067068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007523909A Expired - Fee Related JP4524311B2 (ja) 2005-11-24 2006-11-08 プリズム、それを備えた撮像装置及び照明装置、並びにプリズムの製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7589923B2 (ja)
JP (1) JP4524311B2 (ja)
WO (1) WO2007060835A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5041925B2 (ja) * 2007-08-31 2012-10-03 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 撮像ユニット
US20210063617A1 (en) * 2019-08-30 2021-03-04 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Prism for optical imaging system

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61103101A (ja) * 1984-10-26 1986-05-21 Adamando Kogyo Kk 三管式カラ−カメラ用プリズム
JPH101321A (ja) * 1996-06-18 1998-01-06 Hooya Precision Kk 光学素子の製造方法
JPH11205664A (ja) * 1998-01-08 1999-07-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 撮像装置とビデオカメラ
JP2002350620A (ja) * 2001-05-28 2002-12-04 Canon Inc 光学部材、当該光学部材を用いた照明装置及び露光装置
JP2003329817A (ja) * 2002-03-08 2003-11-19 Nippon Electric Glass Co Ltd プリズム及びプリズムの製造方法
JP2004004339A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd キューブ型プリズム及びその製造方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6019301A (ja) 1983-07-13 1985-01-31 Murata Mfg Co Ltd ストリツプラインフイルタ
JPS6091301A (ja) * 1983-10-26 1985-05-22 Asahi Optical Co Ltd 全反射プリズム
JPH0769651A (ja) 1993-08-31 1995-03-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学素子成形方法および光学素子成形用金型
JPH09113961A (ja) 1995-10-19 1997-05-02 Ricoh Co Ltd 実像式ファインダ
US5917655A (en) * 1998-04-06 1999-06-29 Motorola, Inc. Method and apparatus for generating a stereoscopic image
JP4130054B2 (ja) 2000-08-01 2008-08-06 日本板硝子株式会社 棒状導光体、棒状導光体を組み込んだライン照明装置およびライン照明装置を組み込んだ密着型イメージセンサ
US6744033B2 (en) 2000-08-01 2004-06-01 Nippon Sheet Glass Co., Ltd. Bar-shaped light guide, line-illuminating device incorporated with the bar-shaped light guide and contact-type image sensor incorporated with the line-illuminating device
JP4093524B2 (ja) * 2001-02-20 2008-06-04 Hoya株式会社 光学ガラス、プレス成形予備体および光学部品
JP2003167205A (ja) 2001-12-03 2003-06-13 Olympus Optical Co Ltd 複合光学素子
JP3681120B2 (ja) * 2002-01-25 2005-08-10 ペンタックス株式会社 マルチビーム走査装置、光源装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61103101A (ja) * 1984-10-26 1986-05-21 Adamando Kogyo Kk 三管式カラ−カメラ用プリズム
JPH101321A (ja) * 1996-06-18 1998-01-06 Hooya Precision Kk 光学素子の製造方法
JPH11205664A (ja) * 1998-01-08 1999-07-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 撮像装置とビデオカメラ
JP2002350620A (ja) * 2001-05-28 2002-12-04 Canon Inc 光学部材、当該光学部材を用いた照明装置及び露光装置
JP2003329817A (ja) * 2002-03-08 2003-11-19 Nippon Electric Glass Co Ltd プリズム及びプリズムの製造方法
JP2004004339A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd キューブ型プリズム及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2007060835A1 (ja) 2007-05-31
US20080130147A1 (en) 2008-06-05
US7589923B2 (en) 2009-09-15
JPWO2007060835A1 (ja) 2009-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101199297B1 (ko) 촬상 모듈, 결상 렌즈, 및 코드 판독 방법
TWI771472B (zh) 光學成像模組、成像系統及其製造方法
JP5322582B2 (ja) レンズ装置、撮影装置
TWI768105B (zh) 光學成像模組、成像系統及其製造方法
TWI467216B (zh) 成像鏡頭
JP2006058840A (ja) 撮像光学系、撮像レンズ装置及びデジタル機器
TWI429978B (zh) 攝像鏡頭、攝像模組、攝像鏡頭之製造方法及攝像模組之製造方法
TWI754099B (zh) 光學成像模組
TWI761575B (zh) 光學成像模組、成像系統及其製造方法
TWI746881B (zh) 光學成像模組、成像系統及其製造方法
TWM575127U (zh) 光學成像模組及其成像系統
TW202009541A (zh) 光學成像模組、成像系統及其製造方法
JP2007086149A (ja) 光学用レンズとそれを用いた光学系及び光学用レンズの成形金型並びに製造方法
TWI768127B (zh) 光學成像模組、光學成像系統及光學成像模組製造方法
JP2007279136A (ja) 光学素子、それを備えた光学素子モジュール、それを備えた光学装置、及び光学素子の製造方法
JP4524311B2 (ja) プリズム、それを備えた撮像装置及び照明装置、並びにプリズムの製造方法
TWI768106B (zh) 光學成像模組、成像系統及其製造方法
JP4653809B2 (ja) プリズム、それを備えた撮像装置及び照明装置、並びにプリズムの製造方法
TWI406002B (zh) 影像攝取透鏡模組
JP2007279134A (ja) プリズム、それを備えた複合光学素子、及びそれを備えた光学装置
US7746569B2 (en) Imaging device
TW201126225A (en) Image pickup lens, image pickup module, method for manufacturing image pickup lens, and method for manufacturing image pickup module
JP2007279137A (ja) 光学素子、それを備えた光学素子モジュール、及びそれを備えた光学装置
TWI768128B (zh) 光學成像模組及其光學成像系統、製造方法
TWM575115U (zh) Optical imaging module

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100511

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100531

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4524311

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130604

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130604

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140604

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees