JP5322582B2 - レンズ装置、撮影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズ装置に係り、詳しくは小型の撮影装置への搭載に適したレンズ装置に関する。また、撮影装置に関する。
現在使用されている撮影装置の殆どは、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサあるいはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサを撮像素子として備えるデジタルカメラである。そのため、撮影装置に使用されるレンズ装置についても、いわゆる銀塩カメラとは異なる性能が求められる場合がある。例えば、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサは斜めからの入射光に対する感度が銀塩フィルムに比べて低いため、撮像素子に入射する光線の入射角である主光線入射角度(CRA:Chief Ray Angle)が小さいことが求められる。また、撮像素子の集積度の向上に伴い、コンパクトカメラや携帯電話に内蔵される小型の撮影装置であっても、画質の向上が求められている一方で、小型化の要請は当然に強い。更に、コンパクトカメラや携帯電話に内蔵される小型の撮影装置は、比較的安価に供給される商品であるため、製造コストを低く抑えることができる構成であることも重要となる。
ここで、画質を向上させるためには諸収差を低く抑えることが必要である。そのため、コンパクトに設計しやすい3枚構成のレンズ装置に替わり、一層収差を抑制しやすい4枚構成のレンズが求められている。そこで、4枚構成であってもコンパクトなレンズ装置が提示されている(例えば、特許文献1〜4、参照)。
ここで、特許文献1および特許文献2の技術はレンズ装置を構成する全てのレンズのより撮影対象側(以下、「物側」という。)に絞りを配設した、いわゆる前絞り型と呼ばれる構成であるため、絞りより撮像素子側(以下、「像側」という。)に配された各レンズに芯ずれが生じた場合に、芯ずれの影響が画質に大きく影響することが知られている。そのため、芯ずれを原因とする製品不良が発生しやすく、レンズ装置製造時の歩留まりが低下し、製造コストが大きくなる。
また、特許文献3の技術は、最も物側のレンズと、物側より2枚目のレンズとの間に絞りを配設した、いわゆる中絞り型と呼ばれる構成であるため、上記前絞り型レンズ装置に比すれば芯ずれの影響が画質に影響しにくいが、芯ずれを原因とする製品不良の発生を十分に抑制できるとは言いがたい。
一方、特許文献4の技術は、「物体側に凸面を向けた負の屈折率を有する第1レンズと、前記第1レンズに接合され物体側に凸面を向けた正の屈折力を有する第2レンズと、所定の口径をなす開口絞りと、物体側に凹面を向けた正の屈折力を有する第3レンズと、負の屈折力を有する第4レンズと、からなることを特徴とする撮像レンズ。〔請求項1〕」であって、物側から2枚目のレンズと3枚目のレンズとの間に絞りを持つ中絞り型の構成である。従って、芯ずれを原因とする製品不良の発生を十分に抑制できると考えられる。また、「3群4枚構成を採用することにより、小型化、薄型化、軽量化等が達成され、無限遠撮影から近距離撮影まで光学性能が良好で、400万画素以上の高密度固体撮像素子に適した撮像レンズが得られる。〔0014〕」と記載されている。
特開2002−228922号公報 特開2003−255222号公報 特開2005−91666号公報 特開2006−309043号公報
しかし、特許文献4に示されたレンズ装置は絞りより物側のレンズが、負の屈折率を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズとからなるため、屈折による集光が不十分となりやすい。そこで、正の屈折力を有する第2レンズの屈折力を高くすると、第2レンズの厚みが大きくなり、レンズ装置の全長が大きくなり問題となる。
本発明はかかる問題に鑑みて成されたもので、芯ずれを原因とする製品不良の発生を十分に抑制できる中絞り型の4枚構成のレンズ装置であって、上記従来に比して一層の小型化が可能な構成のレンズ装置を供給することを目的とする。
本発明にかかるレンズ装置は、物側から像側に向かって順に配列された正のパワーを有する第1レンズと、正のパワーを有する第2レンズと、開口絞りと、負のパワーを有する第3レンズと、第4レンズとを備える。
上記構成によると、第1レンズと第2レンズとがともに正のパワーを有するため、いずれかが負のパワーを有する場合に比して、絞りに対して物側において強い集光力を得ることができる。従って、第1レンズと第2レンズの厚みを小さくするのと同時に開口絞りから結像面までの距離を長くして主光線入射角度を小さくすることが可能となる。また、絞りより物側のレンズが2枚構成であるため、1枚構成の場合に比べ収差の発生を抑制することができる。
本発明にかかるレンズ装置は、前記第4レンズの物側面および像側面の少なくともいずれか一方が変曲点を有する非球面形状であることが好ましい。
上記構成によると、第4レンズの物側面および像側面の少なくともいずれか一方が変曲点を有する非球面形状である、即ち第4レンズが非球面レンズであるため、中央部分と周辺部分で焦点距離を変えることができる。従って、諸収差を有効に補正することが可能となる。
本発明にかかるレンズ装置は、前記第4レンズの像側面が像側に凹面形状であることが好ましい。
上記構成によると、第4レンズの像側面が像側に凹面形状であるため、第4レンズの像側面が像側に凸面形状である場合に比べ、バックフォーカスを長く取ることが可能となる。従って、主光線入射角度を小さくすることが容易となる。
本発明にかかるレンズ装置は、前記第3レンズが、物側面が物側に凹面形状のメニスカスレンズであることが好ましい。
上記構成によると、第3レンズが、物側面が物側に凹面形状のメニスカスレンズであるため、第1レンズおよび第2レンズを透過後に残留する収差を良好に補正することが容易となる。
本発明にかかるレンズ装置は、前記第2レンズの像側面が像側に凹面形状であることが好ましい。
上記構成によると、第2レンズの像側面が像側に凹面形状であるとともに、第3レンズの物側面が物側に凹面形状であるため、第2レンズと第3レンズとの互いに対峙する面が凹面形状となる。従って、収差補正および温度変化による光学特性変化の抑制が容易となる。
本発明にかかるレンズ装置は、前記第1レンズおよび前記第2レンズが、該第1レンズの像側面と該第2レンズの物側面とが接するように形成された一群の複合レンズであることが好ましい。
上記構成によると、第1レンズおよび第2レンズが、第1レンズの像側面と第2レンズの物側面とが接するように形成された一群の複合レンズであるため、第1レンズおよび第2レンズがそれぞれ独立したレンズである場合に比べて、レンズ装置の全長を短くすることが可能となる。また、複合レンズ形成後は第1レンズと第2レンズとの間で芯ずれが生ずることがないため、製造が容易で、歩留まりが高い構成となる。
なお、上記複合レンズは、第1レンズおよび第2レンズを互いに独立して形成した後に両者を貼り合わせて形成する張り合わせレンズであっても良いし、いずれか一方を先に形成し、形成されたレンズの上に他方のレンズを形成したレンズであっても良い。
本発明にかかるレンズ装置は、前記一群の複合レンズが、前記第1レンズおよび前記第2レンズのいずれか一方に、他方をモールド成型することにより形成された複合レンズであることが好ましい。
上記構成によると、一群の複合レンズが、第1レンズおよび第2レンズのいずれか一方に、他方をモールド成型することにより形成された複合レンズであるため、複合レンズの厚みを小さくすることが可能となる。従って、張り合わせレンズを使用した場合に比して、レンズ装置の全長を一層短くすることが可能となる。
本発明にかかるレンズ装置は、撮影装置に好適に用いることができる。
本発明にかかるレンズ装置は、芯ずれを原因とする製品不良の発生を十分に抑制できる中絞り型の4枚構成のレンズ装置であって、上記従来に比して一層の小型化が可能な構成のレンズ装置であるため、撮影装置に好適に用いることができる。
本発明によれば、芯ずれを原因とする製品不良の発生を十分に抑制できる中絞り型の4枚構成のレンズ装置であって、上記従来に比して一層の小型化が可能な構成のレンズ装置を供給することができる。
図1に示すように、本実施形態にかかる携帯電話はヒンジHを中心に折り畳む構成の電話である。図1は折り畳んだ状態を示す図であり前面にはレンズ装置10の一部であるカバーガラス9が露出している。図2(a)は、この携帯電話を開いて表示部81、操作部82を前面にした図である。図2(b)は、開いた携帯電話を背面から見た図である。撮影者は、このように携帯電話を開いた状態でカバーガラス9を撮影したい対象に向けて操作部82を操作することによりシャッターを切り、対象物を撮影することができる。
レンズ装置は、図3に示すように、物側から像側に向かって順に、第1レンズ1、第2レンズ2、開口絞り5、第3レンズ3、第4レンズ4およびカバーガラス6等により構成されている。なお、カバーガラス9や筐体等、説明上特に不要な部材は省いて記載している。また、CCDイメージセンサ7はレンズ装置の構成要素ではないが、結像面71を示すために併せて図中に記載している。同様に、入射光8も併せて記載している。第1レンズ1、第3レンズ3、第4レンズ4はいずれもプラスチックレンズである。第2レンズ2は紫外線硬化樹脂を、紫外線照射により硬化させることにより形成したプラスチックレンズである。以下、その構成を詳説する。
第1レンズ1の物側面11(1面)は物側に凸面形状であるとともに第1レンズ1の像側面12(2面)は凹面形状であり、物側の曲率半径の方が大きいため、正のパワーを有するレンズである(以下、単に「正レンズ」という。)。また、第2レンズ2の物側面21(2面)は物側に凸面状であるとともに第2レンズ2の像側面22(3面)は僅かに像側に凹であるであるため、正レンズである。ここで、第1レンズ1の像側面12と第2レンズ2の物側面21は接合されているため、第1レンズ1と第2レンズ2は1群の複合レンズを形成している。
より具体的には第1レンズ1を形成後に第1レンズ1の像側面12上に金型を用いて紫外線硬化樹脂を密充し、紫外線照射により硬化させることにより、第2レンズの形状を形成し複合レンズを作成する。かかる方法により作成された複合レンズは、第1レンズおよび第2レンズを互いに独立して形成した後に両者を貼り合わせて形成する張り合わせレンズである複合レンズに比して、厚みを小さくすることが可能となる。従って、レンズ装置の全長を小さくすることができる。
第1レンズ1および第2レンズ2の像側には開口絞り5が配設され、更に像側には第3レンズ3が配設されている。この第3レンズ3の物側面31(5面)は物側に凹面形状であり、第2レンズ2の像側面22(3面)は像側に凹面形状であるため、開口絞り5を挟んで対峙する面がともに凹面形状である。従って、いずれの面においても光の入射角が面に対して垂直に近くなり、収差の発生を抑制することができる。また、絞りを挟んで対峙する曲面が類似する形状は温度による光学性能の変化を生じ難いことも知られている。また、第3レンズ3は、物側面が物側に凹面形状のメニスカスレンズであるため、第1レンズ1および第2レンズ2透過後の光線に残留する収差を良好に補正することが容易となる。
更に、第3レンズ3の像側には第4レンズ4が配設されている。この第4レンズ4は、物側面41(7面)および像側面42(8面)が変曲点を有する非球面形状である非球面レンズであるため、中央部分と周辺部分で焦点距離を変えることができる。かかる構造をとることにより、光軸付近と、周辺部分での画質の差を補正することができるとともに収差を抑制することができる。また、第4レンズの像側面42(8面)が像側に凹面形状であるため、第4レンズ4の像側面が像側に凸面形状である場合に比べ、バックフォーカスを長く取ることが可能となる。そのため、主光線入射角度を小さくすることが容易となる。
この第4レンズ4とCCDイメージセンサ7との間にはカバーガラス6が配設されている。カバーガラス6としては、撮像素子であるCCDイメージセンサ7をごみ等から保護するための無色透明なガラス板が通常用いられるが、必要に応じて、例えば赤外線カットフィルター等のフィルターが用いられることがある。
従って、本実施形態にかかるレンズ装置に入射した入射光8は、第1レンズ1および第2レンズ2からなる複合レンズによって集光され、開口絞り5によって結像に必要な光のみに制限された後に、第3レンズおよび第4レンズ4を透過することにより、集光されるとともに収差を補正される。更にカバーガラス6を透過した後、CCDイメージセンサ7の結像面71上に結像する。かかる像が、CCDイメージセンサ7により電気的に変換され、シャッターを切られた場合に写真用の画像として、記録される。
(1)上記実施形態では、第1レンズ1と第2レンズ2とがともに正のパワーを有するため、いずれかが負のパワーを有する場合に比して、開口絞り5より物側において強い集光力を得ることができる。従って、同じ全長で考えた場合、第1レンズと第2レンズの厚みを小さくするのと同時に、開口絞り5から結像面71までの距離を長くして主光線入射角度を小さくすることが可能となる。また、開口絞り5より物側のレンズが2枚構成であるため、1枚構成の場合に比べ収差の発生を抑制することができる。
(2)上記実施形態では、第4レンズ4の物側面41および像側面42が変曲点を有する非球面形状である、即ち第4レンズ4が非球面レンズであるため、第4レンズ4の中央部分と周辺部分で焦点距離を変えることができる。従って、諸収差を有効に補正することが可能となる。
(3)上記実施形態では、第4レンズ4の像側面42が像側に凹面形状であるため、第4レンズ4の像側面42が像側に凸面形状である場合に比べ、バックフォーカスを長く取ることが可能となる。従って、主光線入射角度を小さくすることが容易となる。
(4)上記実施形態では、第3レンズ3が、物側面31が物側に凹面形状のメニスカスレンズであるため、第1レンズ1および第2レンズ2を透過後に残留する収差を良好に補正することが容易となる。
(5)上記実施形態では、第2レンズ2の像側面22が像側に凹面形状であるとともに、第3レンズ3の物側面31が物側に凹面形状であるため、第2レンズ2と第3レンズ3とが開口絞り5を挟んで互いに対峙する面がともに凹面形状となる。従って、収差補正および温度変化による光学特性変化の抑制が容易となる。
(6)上記実施形態では、第1レンズ1および第2レンズ2が、第1レンズ1の像側面12と第2レンズ2の物側面21とが接するように形成された一群の複合レンズであるため、第1レンズ1および第2レンズ2がそれぞれ独立したレンズである場合に比べて、レンズ装置の全長を短くすることが可能となる。また、複合レンズ形成後は第1レンズと第2レンズとの間で芯ずれが生ずることがないため、製造が容易で、歩留まりが高い構成となる。
(7)上記実施形態では、第1レンズ1に第2レンズ2をモールド成型することにより形成された複合レンズを用いているため、複合レンズの厚みを小さくすることが可能となる。従って、張り合わせレンズを使用した場合に比して、レンズ装置10の全長を一層短くすることが可能となる。かかるレンズ装置10は、芯ずれを原因とする製品不良の発生を十分に抑制できる中絞り型の4枚構成のレンズ装置であって、上記従来に比して一層の小型化が可能な構成のレンズ装置であるため、撮影装置である携帯電話に好適に用いることができる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、第1レンズ1〜第4レンズ4はいずれもプラスチックレンズであるが、同等の光学特性を維持できるのであれば、すべてをガラスレンズとしてもよい。ガラスレンズを使用することにより耐熱性が大きくなる。またガラスはプラスチックに比して温度による体積変化が小さいため、レンズ形状の温度による変化を原因とする画像劣化を抑制することができる。
・上記実施形態では、第1レンズ1がプラスチックレンズであるとともに第2レンズ2が第1レンズ1の像側面12上に樹脂モールドされているが、他の構成であっても良い。例えば、第1レンズ1が第2レンズ2の物側面21上に樹脂モールドされていても良い。要は、第1レンズ1と第2レンズ2とが1群の複合レンズを形成していれば、同様の効果を得ることが可能となる。
・また、第1レンズ1と第2レンズ2とがそれぞれ独立して形成されたプラスチックレンズあるいはガラスレンズであって、互いに張り合わされた張り合わせレンズであってもよい。要は、第1レンズ1と第2レンズ2とが1群の複合レンズを形成していれば、樹脂モールドレンズであっても、張り合わせレンズであっても、同様の効果を得ることが可能となる。
・また、第1レンズ1と第2レンズ2とが複合レンズを形成していなくてもよい。第1レンズ1と第2レンズ2とがそれぞれ1枚構成のレンズであって、開口絞り5より物側に正のパワーを有するレンズを2枚配設することにより、収差を抑制しつつ、レンズ装置の全長を小さくすることが可能となる。また、複合レンズを使用する場合に比して、コストダウンとなりうる。
・上記実施形態において第4レンズ4とCCDイメージセンサ7との間にカバーガラス6を備えたが、必須ではない。また、カバーガラス6に替えて、あるいはカバーガラス6に加えて、赤外線をカットするフィルター等を備えても良い。
・上記実施形態においては、撮影素子としてCCDイメージセンサ7を用いたが、他の構成であっても良い。例えば、CMOSイメージセンサを用いても良い。
・上記実施形態においては、撮影素子としてCCDイメージセンサ7を用いたが、他の構成であっても良い。例えば、撮影素子として光学フィルムを使用することにより、銀塩写真用の撮影装置としてもよい。
・また、上記実施形態においては、撮影装置50を携帯端末に使用したが、通常のカメラやパーソナルコンピュータに使用しても良い。また、静止画でなく、動画撮影用として使用しても良い。
図3に示すように、実施例1にかかるレンズ装置は、正のパワーを有する第1レンズ1および正のパワーを有する第2レンズ2からなる複合レンズと、第3レンズとの間に開口絞り5が設けられた3群4枚の中絞り型のレンズ構成を有する。このレンズ装置の数値データを以下に示す。
全系焦点距離 :3.60mm
F値 :2.8
レンズ全長 :4.07mm
バックフォーカス :1.19mm
主光線入射角度(CRA):25°
レンズデータを表1に示す。ただし表1において各面の番号iは、図3に示すように、第1レンズ1の物側の面を第1面とし、像側に向かって順に振られている。Riは各面における曲率半径、Diは第i面と第i+1面との間の面間隔、ndは屈折率、νdはアッベ数を示す。
Figure 0005322582
非球面形状は以下の式で示される。
Figure 0005322582
ただし、式(1)において光軸方向をz軸とし、Rは曲率半径、Hは光軸と直交する方向の高さ、Kはコーニック定数、A4,A6,A8,A10,A12,A14,A16はそれぞれ4次,6次,8次,10次,12次,14次,16次の非球面係数である。
各面における非球面係数は以下に示す表2の通りである。
Figure 0005322582
〔比較例1〕
図13に示すように、比較例1にかかるレンズ装置は第1レンズ1の更に外側に開口絞り5を有する前絞り型の4群4枚レンズ構成を有するレンズ装置である。このレンズ装置の数値データを以下に示す。
全系焦点距離 :3.60mm
F値 :2.8
レンズ全長 :4.26mm
バックフォーカス :1.19mm
主光線入射角度(CRA):25°
レンズデータを表3にしめす。ただし表3において各面の番号iは、図13に示すように、開口絞り5を第1面とし、像側に向かって順に振られている。Riは各面における曲率半径、Diは第i面と第i+1面との間の面間隔、ndは屈折率、νdはアッベ数を示す。
Figure 0005322582
非球面形状は以下の式で示される。
Figure 0005322582
ただし、式(1)において光軸方向をz軸とし、Rは曲率半径、Hは光軸と直交する方向の高さ、Kはコーニック定数、A4,A6,A8,A10,A12,A14,A16はそれぞれ4次,6次,8次,10次,12次,14次,16次の非球面係数である。
各面における非球面係数は以下の通りである。
Figure 0005322582
〔比較例2〕
図25に示すように、比較例2にかかるレンズ装置は、第1レンズ1と第2レンズ2との間に開口絞り5を有する中絞り型の4群4枚レンズ構成を有するレンズ装置である。このレンズ装置の数値データを以下に示す。
全系焦点距離 :3.60mm
F値 :2.8
レンズ全長 :4.20mm
バックフォーカス :1.19mm
主光線入射角度(CRA):25°
レンズデータを表5にしめす。ただし表5において各面の番号iは、図25に示すように、第1レンズ1の物側面11を第1面とし、像側に向かって順に振られている。Riは各面における曲率半径、Diは第i面と第i+1面との間の面間隔、ndは屈折率、νdはアッベ数を示す。
Figure 0005322582
非球面形状は以下の式で示される。
Figure 0005322582
ただし、式(1)において光軸方向をz軸とし、Rは曲率半径、Hは光軸と直交する方向の高さ、Kはコーニック定数、A4,A6,A8,A10,A12,A14,A16はそれぞれ4次,6次,8次,10次,12次,14次,16次の非球面係数である。
各面における非球面係数は以下の通りである。
Figure 0005322582
〔比較例3〕
図37に示すように、比較例3にかかるレンズ装置は、正のパワーを有する第1レンズ1および負のパワーを有する第2レンズ2からなる複合レンズを有し、第1レンズ1の物側に開口絞り5が設けられた3群4枚の前絞り型のレンズ構成を有する。このレンズ装置の数値データを以下に示す。
全系焦点距離 :3.60mm
F値 :2.8
レンズ全長 :3.96mm
バックフォーカス :1.14mm
主光線入射角度(CRA):25°
レンズデータを表7にしめす。ただし表7において各面の番号iは、図37に示すように、絞り5の面を第1面とし、像側に向かって順に振られている。Riは各面における曲率半径、Diは第i面と第i+1面との間の面間隔、ndは屈折率、νdはアッベ数を示す。
Figure 0005322582
非球面形状は以下の式で示される。
Figure 0005322582
ただし、式(1)において光軸方向をz軸とし、Rは曲率半径、Hは光軸と直交する方向の高さ、Kはコーニック定数、A4,A6,A8,A10,A12,A14,A16はそれぞれ4次,6次,8次,10次,12次,14次,16次の非球面係数である。
各面における非球面係数は以下の通りである。
Figure 0005322582
〔実施例と比較例1〜4との比較〕
比較例1〜比較例3に示したレンズ装置は、全系焦点距離、F値およびCRAが実施例1にかかるレンズ装置と同一となるように設計したレンズ装置である。かかる比較例1〜比較例3のレンズ装置と実施例1にかかるレンズ装置とを比較する。
1.光学特性
実施例1のレンズ装置の伝達関数(MTF)を示したグラフである図4と、比較例1、比較例2、比較例3のレンズ装置の伝達関数(MTF)をそれぞれ示したグラフである図14、図26、図38とを比較する。いずれのグラフも大きな差はなく、実施例1は従来同様のMTF特性を維持していることが判る。
実施例1のレンズ装置の像面湾曲を示したグラフである図5(a)と、比較例1、比較例2、比較例3のレンズ装置の像面湾曲をそれぞれ示したグラフである図15(a)、図27(a)、図39(a)とを比較する。グラフの形状が異なるため判断困難であるが、サジタル方向においてもタンジェンシャル方向においてもグラフ上に大差はなく実施例1は比較例1〜比較例3と同等に像面湾曲を抑制していることが判る。
実施例1のレンズ装置の歪曲収差を示したグラフである図5(b)と、比較例1、比較例2、比較例3のレンズ装置の歪曲収差をそれぞれ示したグラフである図15(b)、図27(b)、図39(b)とを比較する。グラフの形状が異なるため判断困難であるが、サジタル方向においてもタンジェンシャル方向においてもグラフ上に大差はなく実施例1は比較例1〜比較例3と同等に歪曲収差を抑制していることが判る。
実施例1のレンズ装置の縦収差を示したグラフである図6と、比較例1、比較例2、比較例3のレンズ装置の縦収差をそれぞれ示したグラフである図16、図28、図40とを比較する。グラフの形状が異なるため判断困難であるが、どの波長においてもグラフ上に大差はなく実施例1は比較例1〜比較例3と同等に縦収差を抑制していることが判る。
以上、伝達関数(MTF)、像面湾曲、歪曲収差、縦収差のすべての項目において、実施例1にかかるレンズ装置の光学特性は比較例1〜比較例3のレンズ装置の光学特性と同等であると判断できる。
2.製造コスト
比較例1〜比較例3のレンズ装置に用いる部材の種類や部品点数と、実施例1にかかるレンズ装置に用いる部材の種類や部品点数とに大きな違いはない。従って、製造歩留まりの高さがコストに大きく影響する。上述のように、第1レンズ1〜第4レンズ4の各レンズに芯ずれが生じた場合の許容範囲が狭いほど、不良品の発生率が高まり、製造歩留まりが低下する。そこで、芯ずれ生じた場合の影響の大きさを、伝達関数(MTF)の変化によって評価した。
実施例1にかかるレンズ装置を構成する各レンズを図3における上方向に5μm(以下、単に「5μm」と記載する。)または図3における下方向に(以下、単に、「−5μm」と記載する。)芯ずれさせた状態における伝達関数(MTF)示すグラフを図7〜図13に記載した。また同様に、比較例1のレンズ装置を構成する各レンズを5μmまたは−5μm芯ずれさせた状態における伝達関数(MTF)示すグラフを図17〜図24に記載した。また、比較例2のレンズ装置を構成する各レンズを5μmまたは−5μm芯ずれさせた状態における伝達関数(MTF)示すグラフを図29〜図36に記載した。更に、比較例3のレンズ装置を構成する各レンズを5μmまたは−5μm芯ずれさせた状態における伝達関数(MTF)示すグラフを図41〜図46に記載した。
ここで、同じ4群4枚レンズ構成において、前絞り型である比較例1と、中絞り型である比較例2を比較する。より具体的には、図17〜図24と図29〜図36とをそれぞれ比較して検討すると、いずれのレンズを芯ずれさせた場合においても、比較例1にかかるレンズ装置のMTFの劣化の程度が比較例2にかかるレンズ装置のMTFの劣化の程度に比べ大きくなっている。また同様に、同じ3群4枚レンズ構成において、前絞り型である比較例3と、中絞り型である実施例1を比較する。より具体的には、図41〜図46と図7〜図13とをそれぞれ比較して検討すると、いずれのレンズを芯ずれさせた場合においても、比較例2にかかるレンズ装置のMTFの劣化の程度が比較例3にかかるレンズ装置のMTFの劣化の程度に比べ大きくなっている。従って、同様のレンズ構成であれば、前絞り型のレンズ装置は芯ずれによるMTFの劣化の程度が大きいことが確認できる。
従って、同様のレンズ構成であれば、本発明が採用した中絞りのレンズ構成は、構成する各レンズに芯ずれが生じることを原因とする製品不良が発生する確率が小さいため、製造コストが小さいといえる。
3.小型化
実施例1にかかるレンズ装置の全長は4.07mmであり、比較例3に次いで小さい。ここで、比較例3は前絞り型であり、上述したように芯ずれを原因とする製品不良の発生を十分に抑制できない。従って、実施例1にかかるレンズ装置は、芯ずれを原因とする製品不良の発生を十分に抑制できる中絞り型の4枚構成のレンズ装置として、従来に比して一層の小型化が可能な構成のレンズ装置であるといえる。
本発明は、小型の撮影装置への搭載に適したレンズ装置に関するものであるため、小型カメラやカメラ付撮影装置用のレンズ装置として産業上広く利用可能である。
実施形態にかかる携帯端末の非使用時の外観図である。 実施形態にかかる携帯端末の使用時の外観図であり、(a)は正面斜視図、(b)は背面斜視図である。 実施形態にかかる撮影装置の構造を説明する図であり、光軸を含む面による断面模式図である。 実施例1にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、伝達関数(MTF)のグラフである。 実施例1にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、(a)は像面湾曲を示すグラフであり、(b)は歪曲収差を示すグラフである。 実施例1にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、縦収差のグラフである。 実施例1にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第1レンズおよび第2レンズが上方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 実施例1にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第1レンズおよび第2レンズが下方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 実施例1にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第3レンズが上方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 実施例1にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第3レンズが下方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 実施例1にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第4レンズが上方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 実施例1にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第4レンズが下方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 比較例1にかかる撮影装置の構造を説明する図であり、光軸を含む面による断面模式図である。 比較例1にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、伝達関数(MTF)のグラフである。 比較例1にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、(a)は像面湾曲を示すグラフであり、(b)は歪曲収差を示すグラフである。 比較例1にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、縦収差のグラフである。 比較例1にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第1レンズが上方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 比較例1にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第1レンズが下方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 比較例1にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第2レンズが上方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 比較例1にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第2レンズが下方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 比較例1にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第3レンズが上方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 比較例1にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第3レンズが下方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 比較例1にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第4レンズが上方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 比較例1にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第4レンズが下方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 比較例2にかかる撮影装置の構造を説明する図であり、光軸を含む面による断面模式図である。 比較例2にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、伝達関数(MTF)のグラフである。 比較例2にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、(a)は像面湾曲を示すグラフであり、(b)は歪曲収差を示すグラフである。 比較例2にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、縦収差のグラフである。 比較例2にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第1レンズが上方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 比較例2にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第1レンズが下方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 比較例2にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第2レンズが上方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 比較例2にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第2レンズが下方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 比較例2にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第3レンズが上方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 比較例2にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第3レンズが下方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 比較例2にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第4レンズが上方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 比較例2にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第4レンズが下方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 比較例3にかかる撮影装置の構造を説明する図であり、光軸を含む面による断面模式図である。 比較例3にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、伝達関数(MTF)のグラフである。 比較例3にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、(a)は像面湾曲を示すグラフであり、(b)は歪曲収差を示すグラフである。 比較例3にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、縦収差のグラフである。 比較例3にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第1レンズおよび第2レンズが上方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 比較例3にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第1レンズおよび第2レンズが下方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 比較例3にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第3レンズが上方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 比較例3にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第3レンズが下方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 比較例3にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第4レンズが上方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。 比較例3にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、第4レンズが下方向に5μm芯ずれした場合の、伝達関数(MTF)のグラフである。
符号の説明
1…第1レンズ、2…第2レンズ、3…第3レンズ、4…第4レンズ、5…開口絞り、6…カバーガラス、7…CCDイメージセンサ、8…入射光、9…カバーガラス、10…レンズ装置、11…物側面、12…像側面、21…物側面、22…像側面、31…物側面、32…像側面、41…物側面、42…像側面、50…撮影装置、71…結像面、81…表示部、82…操作部、H…ヒンジ。

Claims (7)

  1. 物側から像側に向かって順に配列された
    正のパワーを有する第1レンズと、
    正のパワーを有する第2レンズと、
    開口絞りと、
    負のパワーを有する第3レンズと、
    第4レンズとから構成されるレンズ装置であって、
    前記第1レンズは、物側に凸面形状の物側面及び像側に凹面形状の像側面を含み、
    前記第2レンズは、物側に凸面形状の物側面及び像側に凹面形状の像側面を含む、レンズ装置。
  2. 前記第4レンズの物側面および像側面の少なくともいずれか一方が変曲点を有する非球面形状である請求項1に記載のレンズ装置。
  3. 前記第4レンズの像側面が像側に凹面形状である請求項1または2に記載のレンズ装置。
  4. 前記第3レンズは、物側面が物側に凹面形状のメニスカスレンズである請求項1〜3のいずれか1項に記載のレンズ装置。
  5. 前記第1レンズおよび前記第2レンズは、
    該第1レンズの像側面と該第2レンズの物側面とが接するように形成された一群の複合レンズである請求項1〜のいずれか1項に記載のレンズ装置。
  6. 前記一群の複合レンズは、前記第1レンズおよび前記第2レンズのいずれか一方に、他方をモールド成型することにより形成された複合レンズである請求項に記載のレンズ装置を備える撮影装置。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載のレンズ装置を備える撮影装置。
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