JP2005106898A - 投射型表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 投影像が良好でかつ製造コストを抑えた投射型表示装置用の色合成光学素子を提供する。
【解決手段】 色合成光学素子であって、3つのプリズムのうち1つは全反射面と透過面を兼ねる共通面であるプリズムを最も射出側に有し、2種類の交差しないダイクロイックミラー層を有し、共通面と射出側のダイクロイックミラー層のなす角度をθ1、共通面と入射側のダイクロイックミラー層のなす角度をθ2としたとき、20度<θ1<35度、40度<θ2<50度の条件式を満足し、かつ少なくとも1つの色合成光学素子光入射面にはプリズム内部の全反射を防ぐ部分を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は色合成光学素子及びそれを用いた投射型表示装置に関し、例えばカラー液晶パネルに基づく投影像原画をスクリーン面上に拡大投影するカラー液晶プロジェクターに好適なものである。
従来より、液晶ライトバルブなどに基づく投影像原画をスクリーン面上に拡大投影するようにした投射装置(液晶プロジェクター)が種々と提案されている。
この投射装置では、R,G,Bの3色光の画像に基づく画像表示素子(液晶パネル)を光源からの光を色分解した色光で各々照明している。そして画像表示素子を透過したそれぞれの色光を色合成手段を介して一つの投射レンズでスクリーン面上等に投射している。
図7は従来のクロスダイクロプリズムを用いた投射型表示装置の要部概略図である。
図7に示す投射型表示装置で用いているクロスダイクロプリズム109は4つの直角プリズム131、132、133、134よりなり、2種類の反射波長域を有するダイクロイック層DM103,DM104をプリズム内部で交差させている。
図7において、光源部101から射出された白色光は、リフレクタ−102で反射され、フライアイレンズA103を通過し、ミラーM101で反射、フライアイレンズB104、偏光変換素子105、コンデンサーレンズ106等を通過した後、ダイクロイックミラーDM101によって青色帯域の光は反射し、緑から赤色帯域光は透過する。一般に光源としては、ハロゲンランプ、メタルハライドランプ、超高圧水銀ランプ等が使用される。
図8(a)に示す分光透過率を示すダイクロイックミラーDM101を反射した青色帯域光は反射ミラーM102によって光路を90度変え、フィールドレンズ107Bを介して画像表示素子108Bに入射し、ここで入力信号に応じて光変調される。光変調された光は、クロスダイクロイックプリズム109に入射し、図8(d)に示す分光透過率を示すダイクロイックミラーDM103で光路を90度変えて投射レンズ110に入射する。
一方、ダイクロイックミラーDM101を透過した緑〜赤色帯域光は図8(b)に示す分光透過率を示すダイクロイックミラーDM102に入射する。図8(b)より、ダイクロイックミラーDM102は緑色帯域光Gを反射する特性を有しているため、ここで緑色帯域光は反射され、その光路を90度変え、フィールドレンズ107Gを介して画像表示素子108Gに入射し、ここで入力信号に応じて光変調される。光変調された緑色帯域光はクロスダイクロイックプリズム109、投射レンズ110の順に入射する。
ダイクロイックミラーDM102を透過した赤色帯域光は、図8(c)に示す分光透過率を示すトリミングフィルターTR0、コンデンサーレンズ111、リレーレンズ112、反射ミラーM103、M104、フィールドレンズ107Rを介して、画像表示素子108Rに入射し、ここで入力信号に応じて光変調される。光変調された赤色帯域光は、クロスダイクロイックプリズム109に入射し、図8(e)に示す分光透過率を示すダイクロイックミラーDM104で光路を90度変えて投射レンズ110に入射する。
図7に示す色合成プリズムとしてのクロスダイクロプリズム109は4つの直角プリズムの角度を正確に形成し、かつ各面を研磨して形成しないと、前記ダイクロイック層DM103,DM104が直角プリズムの頂角で折れ曲がってしまう。
このため、不図示のスクリーン上の投影像が二重像となり、解像感が著しく悪くなるという問題があった。また、スクリーン上の解像力を良好に保つため、4つの直角プリズム131、132、133、134を接合する場合、接合面で段差が生じないように接合しなければならず、接合時に細心の注意を必要とした。また、直角プリズムの直角な稜線部分はピリやカケ等の欠陥が許されず、稜線部分の幅が広いと、クロスプリズムのクロスする部分が縦筋となってスクリーン上に投影されてしまうという問題もあった。このように、従来のクロスダイクロプリズムは、プリズム加工およびプリズム接合が極めて難しく、製造するのに大変な時間と費用とを必要としていた。
一方、クロスダイクロプリズムの以上述べたような問題点を回避する為、特開平10−104763号、特開2001−290010号公報においては、ビデオカメラ等で色分解手段として使用されてきたプリズム、およびそれを改良したプリズムよりなる色合成プリズムを用いた液晶プロジェクターが提案されている。しかしながら、特開2001−290010公報に記載されているように特開平10−104763では色分解プリズムの形状が、プリズムの光路長を最小にするような形状に最適化されていなかったため、同公報の図8(A)に示すように、同公報の図7(A)のクロスダイクロプリズムと比較して2倍近いプリズム光路長を必要とした。
特開平10−104763号公報 特開2001−290010号公報
以上のように上記公報の提案では、プリズムの製造自体は、クロスダイクロプリズムに対し容易になってはいるが、プリズムが大きくてプリズム光路長が長いために、投射レンズのバックフォーカスをクロスダイクロプリズムを使用する場合と比較してかなり長くする必要が生じていた。このため、投射レンズは大型化し、投射レンズの光学性能面において、特に倍率色収差が増大してくるといった問題が生じてきた。
また、特開2001−290010公報では4つのプリズムおよび3つのプリズムからなる色合成プリズムを用いた液晶プロジェクターが提案されている。4つのプリズムの場合、3つに比べ製作時間、費用がかかり、また3つのプリズムとして例があげられている同公報の図3に示されている第二プリズム37の形状では研磨では製作が難しく、また成型ではプリズムの材料が限定されてしまうなどといった問題があった。
本発明の目的は、光路長が短く、また製作費用、時間の少ない色合成光学素子と、この色合成光学素子を用いた投射型表示装置を提供することにある。
3つ以上のプリズムより構成される色合成光学素子であって、該3つのプリズムのうちひとつは全反射面と透過面を兼ねる面であるプリズムを最も射出側に有し、2種類の異なる波長域の色光を反射する2つのダイクロイックミラー層を有し、該2つのダイクロイックミラー層はプリズム内部で交差せず該共通の面と射出側のダイクロイックミラー層のなす角度をθ1、該共通の面と入射側のダイクロイックミラー層のなす角度をθ2としたとき、
20度<θ1<35度
40度<θ2<50度
の条件式を満足し、かつ少なくとも1つの色合成光学素子入射面はプリズム内部の全反射を防ぐ部分があることを特徴としている。
3つ以上のプリズムより構成される色合成光学素子であって、該3つのプリズムのうちひとつは全反射面と透過面を兼ねる面であるプリズムを最も射出側に有し、2種類の異なる波長域の色光を反射する2つのダイクロイックミラー層を有し、該2つのダイクロイックミラー層はプリズム内部で交差せず該共通の面と射出側のダイクロイックミラー層のなす角度をθ1、該共通の面と入射側のダイクロイックミラー層のなす角度をθ2としたとき、
20度<θ1<35度
40度<θ2<50度
の条件式を満足し、かつ投射レンズの光軸は最も出射側のプリズムの入射面側にずれて配置することを特徴としている。
図1において、光源部1から射出された白色光は、リフレクタ−2で反射され、フライアイレンズA3を通過し、ミラーM1で反射、フライアイレンズB4、偏光変換素子5、コンデンサーレンズ6等を通過した後、ダイクロイックミラーDM1によって青色帯域の光は反射し、緑から赤色帯域光は透過する。一般に光源としては、ハロゲンランプ、メタルハライドランプ、超高圧水銀ランプ等が使用される。
図2(a)に示す分光透過率を示すダイクロイックミラーDM1を反射した青色帯域光は反射ミラーM2によって光路を90度変え、フィールドレンズ7Bを介して画像表示素子8Bに入射し、ここで入力信号に応じて光変調される。光変調された光は、色合成プリズム9に入射し、色合成プリズム9で光路を90度変えて投射レンズ10に入射する。
一方、ダイクロイックミラーDM1を透過した緑〜赤色帯域光は図2(b)に示す分光透過率を示すダイクロイックミラーDM2に入射する。図2(b)より、ダイクロイックミラーDM2は緑色帯域光Gを反射する特性を有しているため、ここで緑色帯域光は反射され、その光路を90度変え、フィールドレンズ7Gを介して画像表示素子8Gに入射し、ここで入力信号に応じて光変調される。光変調された緑色帯域光は色合成プリズム9、投射レンズ10の順に入射する。
ダイクロイックミラーDM2を透過した赤色帯域光は、図2(c)に示す分光透過率を示すトリミングフィルターTR、コンデンサーレンズ11、リレーレンズ12、反射ミラーM3、M4、フィールドレンズ7Rを介して、画像表示素子8Rに入射し、ここで入力信号に応じて光変調される。光変調された赤色帯域光は、色合成プリズム9に入射し、色合成プリズム9で光路を変えて投射レンズ10に入射する。
次に図1の実施形態1で用いた色合成プリズム9の構成について、図3を用いて詳しく説明する。
本実施形態の色合成プリズム(色合成光学素子)9は投射レンズからの白色光を複数の色光に分解する色分解プリズム(色分解光学素子)として使用することもできるが、ここでは色合成手段としての作用のみを述べる。色分解光学素子として用いるときは光束の入射,射出が逆となるだけであり、基本的な光学作用は全く同じである。
図3において、8B,8G,8Rは図1の画像表示素子に相当している。色合成プリズム9は、図3に示すように、光透過面でありかつ全反射面でもある共通の面91Cと、赤色成分を反射させ青および緑色成分を透過させるダイクロイック膜が形成されたダイクロイック面91Aと、光透過面91Bより構成される第1プリズム91と、2つの光透過面92A、92Bと、青色成分を反射させ緑色成分を透過させるダイクロイック膜が形成されたダイクロイック面92Cより構成される第2プリズム92と、2つの光透過面93B,93Cを有する第3プリズム93より構成されている。
図3において、光透過面91B、92B、93B、91Cには、空気とガラスの界面で生ずる表面反射光による光量損失を防ぐため、反射防止コートを形成することが望ましい。
図4に示すようにA部(点線で囲まれた部分)は光線有効部に近傍しており、プリズム内部の内面反射によるゴーストが発生しやすいため、92B面のA部は黒色塗料を塗布、あるいはA部に植毛紙を貼付すべきである。植毛紙を貼付する際の接着剤は、プリズムの屈折率より高いものを用いるのが全反射の発生を抑えるために望ましい。
92B面のA部のプリズム内部の反射を防ぐ方法は上記の方法に限ったものではない。
第3プリズムの93A面はプリズム内部の内面反射によるゴーストを防ぐため、研磨面ではなく、砂ズリ面とするのが良く、さらには黒色の塗料を塗布するのが良い。
また、第1プリズム91のダイクロイック面91Aに形成されているダイクロイック膜は第2プリズム92の光透過面92Aに形成してもよい。第2プリズム92のほうが、第1プリズム91より小さいので、ダイクロイック膜を蒸着するときに、蒸着釜にたくさんプリズムを入れることができるので、製造コストが安くなる利点がある。
また、第2プリズム92のダイクロイック面92Cに形成されているダイクロイック膜は第3プリズム93の光透過面93Cに形成しても良い。
さらに、プリズムの空気換算時の光路長を短くするために、従来より屈折率の高いガラスを使用している。たとえば、(株)オハラ社製の商品名S−BSM25(d線の屈折率1.65844、アッベ数50.9)、商品名S−BSM15(d線の屈折率1.62299、アッベ数58.2)等が屈折率も高く、透過率も良いので好ましい。
さらに高屈折率のものとしては、同じく(株)オハラ社製の商品名S−LAL14(d線の屈折率1.6968、アッベ数55.5)、商品名S−LAL8(d線の屈折率1.71300、アッベ数53.9)等が可視域全域で透過率が高く、本発明のプリズム用として適している。
また、第1プリズム91と第2プリズム92の間のダイクロイック面91Aを第1プリズム91の光射出面91Cに対して27度に設定することにより、プリズムの光路長を短くし、ダイクロイック面の反射によるゴーストの発生を抑えている。
また、第1プリズム91の光射出面91Cにおける全反射条件を十分に満足している。
また、第2プリズム92と第3プリズム93の間のダイクロイック面92Cを第1プリズム91の光射出面91C対して45度に設定することにより、プリズムの光路長を短くしている。
プリズムの光路長を短くすることにより、プリズム自体を小型化できるだけでなく、投射レンズのバックフォーカスを短くできるので、投射レンズとそれを用いる投射装置の小型化および高性能化を実現している。
次に色合成光学素子としての本発明の特徴について説明する。
3つ以上のプリズムより構成される色合成光学素子であって、該3つのプリズムのうちひとつは全反射面と透過面を兼ねる面であるプリズムを最も射出側に有し、2種類の異なる波長域の色光を反射する2つのダイクロイックミラー層を有し、該2つのダイクロイックミラー層はプリズム内部で交差せず該共通面と射出側のダイクロイックミラー層のなす角度をθ1、該共通の面と入射側のダイクロイックミラー層のなす角度をθ2としたとき、
20度<θ1<35度 ……(1)
40度<θ2<50度 ……(2)
の条件式を満足し、かつ少なくとも1つの色合成光学素子入射面はプリズム内部の全反射を防ぐ部分があることを特徴としている。
尚、本発明において、更に好ましくは以下の条件式を満足することが良い。
1.56<Nd ……(3)
40<νd ……(4)
ここで、Nd;プリズムのd線における屈折率
νd;プリズムのアッベ数
である。
本発明の投射型表示装置は、上記色合成光学素子を備えている。
次に前述の各条件式の技術的意味について説明する。
条件式(1)は、光射出側のダイクロイックミラー層が形成されている面91Aと該色合成光学素子の光射出面91Cとのなす角度θ1について限定したもので、条件式(1)の下限値を超える領域では、図3における最も光射出側のプリズム91の該光透過面と全反射面を兼ねている光射出面91Cにおいて全反射条件を満たさなくなり、画像のケラレが生じてくるので良くない。また、条件式(1)の上限値を超える領域では、最も光射出側のプリズム91の有効光路が最も射出側のプリズムのダイクロイックミラー面91Aと干渉してくるので、それを防ぐために最も射出側のプリズム91を大きくしなければならず、色合成プリズム全体の光路長が増大してくるので良くない。
条件式(2)は、該色合成光学素子の光射出面91Cと該光入射側のダイクロイックミラー層が形成されている面92Cのなす角度θ2について限定したもので、条件式(2)の下限値を超える領域では、図3における、プリズム92の光入射面92Bが反時計回転方向に傾くので、プリズム内部の有効光路にプリズム92の光入射面92Bが食い込んでくるので良くない。これを防ぐためには、プリズム92を光源側に延長させねばならず、プリズムが大型化してくる。
また、条件式(2)の上限値を超える領域では、図3におけるプリズム92の光入射面92Bが時計回転方向に傾くので、図3に示す画像変調手段8Bと8Gが接近してきて、干渉してくるので良くない。
条件式(3)は、該色合成光学素子を構成しているプリズムの材質のd線における屈折率Ndについて限定したもので、条件式(3)の下限値を超える領域では、プリズム内部の空気換算時の光路長が増大してくるので良くない。また、最も射出側のプリズムの全反射面で全反射条件を満たさず、最も光射出側のプリズムを透過する光量が減少してくるので良くない。
条件式(4)は、該色合成光学素子を構成しているプリズムの材質のアッベ数νdについて限定したもので、条件式(4)の下限値を超える領域では、現状存在するガラス材料においては、青の透過率が低下してくるので、光路長の長いプリズムに使用した場合、青チャンネルの光量が減少してしまうので良くない。
次に本発明実施形態2の色合成プリズムについて説明する。図5に実施形態2の要部概略図、図6に色合成プリズム近辺の概略図(色合成方向断面図)を示す。
実施形態1と異なるのは色合成プリズムの配置する位置のみなので図5の説明および色合成プリズムの形状の説明は省略する。
図6に示すように投射レンズの光軸が、第1プリズム91の91B面側にシフトするように配置する。
このように配置すると92B面と光線有効部とに余裕ができるため、92B面の黒色塗料の塗布や植毛紙を貼付する必要がなくなり、製作費用および時間の削減につながる。
本発明の色合成光学素子を用いた投射型画像表示装置の実施形態1の要部概略図 本発明実施形態1のダイクロイックミラーの波長分光特性 図1の色合成光学素子近辺の概略図(色合成方向断面図) 図1の色合成光学素子の光線有効部を示す図(色合成方向断面図) 本発明の色合成光学素子を用いた投射型画像表示装置の実施形態2の要部概略図 図5の色合成光学素子の光線有効部を示す図(色合成方向断面図) 従来例の構成図 従来例のダイクロイックミラーの波長分光特性
符号の説明
1 光源
2 リフレクター
3 フライアイレンズA
4 フライアイレンズB
5 偏光変換素子
6 コンデンサーレンズ
7 フィールドレンズ
8 画像表示素子
9 色合成プリズム
10 投射レンズ
11 コンデンサーレンズ
12 リレーレンズ
M1,M2,M3,M4 反射ミラー
DM1,DM2 ダイクロイックミラー
TR トリミングフィルター
101 光源
102 リフレクター
103 フライアイレンズA
104 フライアイレンズB
105 偏光変換素子
106 コンデンサーレンズ
107 フィールドレンズ
108 画像表示素子
109 クロスダイクロイックプリズム
110 投射レンズ
111 コンデンサーレンズ
112 リレーレンズ
M101,M102,M103,M104 反射ミラー
DM101,DM102 ダイクロイックミラー
TR0 トリミングフィルター

Claims (8)

  1. 3つ以上のプリズムより構成される色合成光学素子であって、該3つのプリズムのうちひとつは全反射面と透過面を兼ねる面であるプリズムを最も射出側に有し、2種類の異なる波長域の色光を反射する2つのダイクロイックミラー層を有し、該2つのダイクロイックミラー層はプリズム内部で交差せず該共通の面と射出側のダイクロイックミラー層のなす角度をθ1、該共通の面と入射側のダイクロイックミラー層のなす角度をθ2としたとき、
    20度<θ1<35度
    40度<θ2<50度
    の条件式を満足し、かつ少なくとも1つの色合成光学素子光入射面にはプリズム内部の全反射を防ぐ部分を備えることを特徴とする色合成光学素子。
  2. 前記プリズムの材質のd線における屈折率をNd、プリズムの材質のアッベ数をνdとしたとき、
    1.56<Nd
    40<νd
    の条件式を満足することを特徴とする請求項1の色合成光学素子。
  3. 該プリズム内部の全反射を防ぐ部分は、黒色塗料であることを特徴とする請求項1、2の色合成光学素子。
  4. 該プリズム内部の全反射を防ぐ部分は、植毛紙をプリズム入射面に接合した部分であることを特徴とする請求項1、2、3の色合成光学素子。
  5. 請求項1、2、3、4の色合成光学素子を用いたことを特徴とする投射型表示装置。
  6. 投射レンズと3つ以上のプリズムより構成される色合成光学系であって、該3つのプリズムのうちひとつは全反射面と透過面を兼ねる面であるプリズムを最も射出側に有し、2種類の異なる波長域の色光を反射する2つのダイクロイックミラー層を有し、該2つのダイクロイックミラー層はプリズム内部で交差せず該共通の面と射出側のダイクロイックミラー層のなす角度をθ1、該共通の面と入射側のダイクロイックミラー層のなす角度をθ2としたとき、
    20度<θ1<35度
    40度<θ2<50度
    の条件式を満足し、かつ該投射レンズの光軸は最も出射側のプリズムの入射面側にずれて配置することを特徴とする色合成光学系。
  7. 前記プリズムの材質のd線における屈折率をNd、プリズムの材質のアッベ数をνdとしたとき、
    1.56<Nd
    40<νd
    の条件式を満足することを特徴とする請求項6の色合成光学素子。
  8. 請求項6、7の色合成光学素子を用いたことを特徴とする投射型表示装置。
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