JP4653160B2 - 光学素子 - Google Patents

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Description

本発明は光学素子と、このタイプの光学素子を有する光学配置に関する。本発明は、超小型電子回路の生産に使用されるマイクロリソグラフィーに関連して使用されることができる。本発明はひいては、更に、マイクロリソグラフィー装置の使用に特に適した鏡筒とこのタイプの鏡筒を有するマイクロリソグラフィー装置に関する。
複数の光学的用途にとって、特にしかしながら前述のマイクロリソグラフィーの分野では、最大限の正確さで、使用される光学素子、例えば、レンズまたは平行平面板を空間中に位置付ける必要がある。ここで、特に、さまざまなこれらの光学要素は、一般的に、対応する精度で互いに位置付けられなければならない。製造する超小型回路を小型化し続けるために、製造する際に使用される光学的なシステムの分解能を上げる必要性が常に存在する。
分解能を上げると共に、他の物との間で使用される光学素子自体の精度の要求もまた、より厳しくなる。これは、作業の全期間において、取り付け状態において可能な限り維持されなければならない。ここで、作業中の光学素子の変形による、画像のエラーを避けるために、出来る限り小さな応力で光学素子を保持することもまた、特に必要である。さらにこれに関連して、可能な最も高い共振周波数を用いて、使用される光学素子で可能で、最も有利な、動的挙動を達成することが必要である。
このタイプの光学素子の保持を、小さな応力で達成するために、環状のフレームに配置された3つの保持要素によって、レンズを保持することが、米国特許公報2002/1063741A1号から知られている。これらの保持要素は、それぞれ、レンズの円周の周りに延びて、光軸に垂直に配置された接触面を有するレッジ(ledge)を把持している。それぞれの保持要素は、円周方向で互いに間隔を開いて離れた2つの領域の接触面により、光軸方向でレッジをクランプする。レンズ中の互いに間隔を開けて離れた2つのクランプ領域を介して、フレームの変形が発生することを避けるために、対応する自由度を提供する、フレームの保持要素への土台が設けられる。
この設計は、一方、それぞれの保持要素に比較的高額な土台が必要となる不都合を有することである。他方、接触面を製造するためには、接触領域の十分な精度を確保するために、それに対応する高コストで、レンズの比較的大きな領域が加工されなければならない。
更にドイツ特許公報DE101 39 805 C1号から、レンズの保持器が知られていて、レンズの円周周りに、分配された3つの保持要素がレンズの円周周りに延びるV形状の環状の溝と半径方向で係合する。光軸方向と、円周方向と、半径方向の全てで、これらの保持要素が、ある前応力で、レンズを保持するようにレンズに対して位置付ける。ここで、保持要素の一つが半径方向に弾性を有する設計により、確定された前応力が達成される。
一方、この設計もまた、接触領域の十分な精度を確実にするために、円周のV形状の環状溝のための比較的大きなレンズ領域は、それは対応する高コストで、加工されなければならないという、不都合点を有する。この設計の更なる不都合点は、一方では、薄いレンズにある程度適しているだけであり、他方では、レンズの破砕の危険性のために、製造支出の増加が必要となるという事実である。
それ故、本発明の原理を形成する目的は、上述した不都合点を有さない、またはより少ない程度、それらを有するだけにすぎない、そして、特に、生産が容易で出来るだけ小さな応力での保持を可能にする、上述したタイプの光学素子と光学配置を提供することである。
本発明は、請求項1の特徴を有する光学素子によってこの目的を達成する。更に、本発明は、請求項14の特徴を有する光学配置によってこの目的を達成する。
本発明は、対応する保持デバイスとの接触領域を製造するための光学素子の加工が、円周方向に限定した方法で行われ、および/または、光学素子の外周部で光軸方向に限定された方法で行われた場合に、加工を容易とし、光学素子の低応力での保持が可能であるという発見に基づいている。このように、接触のために実際に使用される接触領域のみに、高コストの加工処理を施せば良く、これによって、光学素子の保持領域を加工するコストを明らかに減少させることができる。
それ故、本発明の目的は、光軸を有する光学的に有効的な第一の領域、素子本体の円周方向に延びていて、少なくとも第一の保持領域(2.7;12.7;22.7;32.7;42.7;52.7)が配置される周辺領域を有する、光学素子、特にレンズである。第一の保持領域は、素子本体を保持するために、第一の保持装置と協働するように設計された、少なくとも第一の接触領域を有する。周辺領域は、素子本体の円周方向で限定された方法で、円周方向の限定された第一の円周領域にだけ、第一の接触領域を形成する。さらに/または、周辺領域は、光軸方向に互いに間隔を開けて離れた、2つの接触面においてのみ第一の接触領域を形成する。第一の接触領域は、それぞれ、素子本体の円周の外側端部の領域に配置され、少なくとも一方の接触面は、光軸の方向に対して傾きを有する
円周方向の第一の接触領域を限定することにより、第一の接触領域は、素子本体の全円周で作られる必要がなくなる。第一の接触領域を作るために、対応する素子本体の加工は、従って、例えば、その全円周で行なわれない。このように、第一の接触領域を作るコストは、必要に応じて、大幅に減少される。
同じことが、光軸の方向で第一の接触領域を限定することにより、そして、素子本体の円周の外側端部の領域に配置される、二つの接触面により、達成される。ここで、少なくとも一つの接触面の全部又は一部が光軸方向への傾きを有することにより、第一の保持装置とレンズの間の接触域を、レンズに生じる主に半径方向の保持力を伴う、一対の自己調節クランプの形式とすることを可能にする。一対の自己調整クランプにより、例えば、第一の保持装置間の水平面の差異は、第一の保持装置とレンズ間の接触域で既に均一にされて、第一の保持装置の高額な土台は、不必要になる。このように、言い換えれば、出来る限り小さい応力でのレンズ全体の簡単な保持が可能となる。
本発明の更なる目的は、本発明による光学素子を伴う光学配置と、光学素子の第一の保持領域と協働する第一の保持装置である。
本発明の更なる目的は、鏡筒、特に、本発明による光学配置を有する少なくとも一つの光モジュールを伴う、マイクロリソグラフィー装置の鏡筒である。
最終的な、本発明の更なる目的は、本発明による鏡筒を有する光学的投影システムにより、基板に、マスクに形成されたパターンを移す、マイクロリソグラフィー装置である。
本発明の更なる好ましい実施形態は、従属請求項と添付図面を参照する以下の好ましい実施形態の説明から得られる。
以下で、図1〜3を参照して、本発明による光学素子2の好ましい実施形態を伴う、本発明による光学配置1の好ましい実施形態が、まず最初に説明される。
ここで、図1は、レンズ2形式の光学素子を伴う、光学配置1の概略斜視図を示す。レンズ2は、土台4の形式のフレーム装置のその円周周りに均等に分配された3つの第一の保持装置3により支えられている。
レンズ2は、レンズ本体2.1の形式の素子本体を有している。レンズ本体2.1は、光軸2.3を伴う光学的に有効な第一の領域2.2を有する。光軸2.3に対して、回転対称である、この光学的に有効な領域2.2は、レンズ本体2.1の対応する光学的に有効な表面2.4または2.5によって、それぞれレンズ2の両側に規定される。
レンズ2は、半径方向外側の光学的に有効な第一の領域2.2に隣接し、レンズ2の円周方向に延びる周辺領域2.6を有している。レンズ2のこの円周方向は、光軸2.3に垂直に配置された平面に位置付けられている。
周辺領域2.6では、3つの理想的な第一の保持領域2.7がレンズ本体2.1の円周周りに均等に分配される形で、配置される。それぞれの保持領域2.7は、レンズ2を保持するための対応する第一の保持装置3と協働する第一の接触領域2.8を有している。それぞれの第一の接触領域2.8は、光軸から半径方向に離れて伸びる第一の突出部2.9で形成される。この第一の突出部2.9は、限定された第一の円周領域を覆い、レンズ2の円周方向に延びる。この第一の円周領域は、約15°の角度領域を覆って延びる。第一の円周領域は、それ故、レンズ本体2.1の円周の約4.2%のみを覆って伸びる。
第一の突出部2.9は、円周方向でそれらの間のレンズ本体の材料が取り除かれるように作られる。このことは、例えば、材料を取り除くレンズ本体2.1の圧延、研磨または他の加工によって実行されることが可能である。ここでは、第一の接触領域に必要な面の品質よりもより低い品質の面を作る方法が、有利にも使用されることができる。第一の突出部は、保持ノーズと呼ばれることも出来て、それ故、低コストで比較的早く生産されることが可能である。レンズの円筒状領域とそれぞれの第一の突出部間の遷移は、有利な応力分布を提供するために曲線的である。しかしながら、言うまでもなく、必要に応じて、鋭い端部および/または複数の段を伴って設計することも可能である。
その後、それぞれの第一の突出部2.9に形成される接触領域は、より品質の高い面を必要とする。しかし、このために加工されるそれぞれの突出部2.9上の面が、レンズ本体2.1の比較的に小さい面であるためにそのコストは実質的に低減される。
この解決策の更なる有利点は、レンズ材料を取り除くことにより、レンズ2の重さが減少されることである。レンズ材料を光学的に有効な領域2.2に近接するように取り除くことによって、レンズ2の重さを実質的に減少させることができる。この重さの減少は、それに関連する光学配置1の共鳴周波数の増加により、光学配置1の動的挙動へ良好な効果がある。
図2から分かるように、第一の突出部2.9の第一の接触領域2.8は、第一の接触面2.10と第二の接触面2.11を有している。第一の接触面2.10は、レンズ2の上側の第一の光学的に有効な面2.4に続いていて、第二の接触面2.11は、レンズ2の下側の第二の光学的に有効な面に続いている。第一の光学的に有効な面2.4と第二の光学的に有効な面2.5の両方が2回、湾曲されているので、第一の接触面2.10と第二の接触面2.11がそれぞれ2回、湾曲されている。第一の接触面2.10と第二の接触面2.11は、互いに外側を向いている。
図1と特に図3で詳細にわかるように、第一の保持装置3は、第一の保持要素3.1を有している。第一の保持要素3.1は、レンズ2の第一の突出部2.9の第一の接触領域2.8と協働する、第二の接触領域3.2を有している。第二の接触領域3.2は、平面の第三の接触面3.3、平面の第四の接触面3.4および曲線的な溝ベース3.5を伴う、対称的なV字型の溝で形成されている。第三の接触面3.3と第四の接触面3.4は、互いに向かっている。ここで言うまでもなく、本発明の他の変形では、溝は、重力を考慮する形の非対称でもよい。
第一の保持要素3.1は、第一の保持本体3.6に弾性的に配置されている。ここでは、光軸2.3に少なくともほぼ垂直に伸びる、方向3.7で、弾性があることができる。第一の保持要素3.1は、光軸2.3の方向で、第一の保持要素3.6にほぼ固定して配置されている。このことは、両端部でクランプされたビーム3.8上での第一の保持要素3.1の中央位置によって達成される。このビーム3.8は、第一の保持本体3.6を通って、光軸2.3の方向に延びる、細長いスロット3.9によって形成される。
それぞれの第一の保持要素3.1は、対応するレンズ2の第一の接触領域2.8に対して、光軸2.3の方向に確定された前応力を伴い、そのそれぞれの第二の接触領域3.2に位置している。弾性設計により、この前応力は、動作中の構成要素が、熱膨張を伴ったときでさえ、ほぼ一定である。言い換えれば、この設計により、熱変形の分断が達成される。この設計の更なる有利点は、このように達成される製造公差の均一化である。
保持要素3.1の溝3.5のベースの曲率半径は、第一の突出部2.9の外側の端部2.12の第一の接触面2.10と第二の接触面2.11の間の移行部分の半径よりも小さい。レンズ2の第一の接触面2.10は、第一の保持要素3.1の第三の接触面3.3に接触している。第一の接触面2.10の2方向の曲率と第三の接触面3.3の平面形状により、その結果、ほぼ点状の接触位置となる。レンズ2の第二の接触面2.11は、第一の保持要素3.1の第四の接触面3.4に接触している。ここで、また、第二の接触面2.11の2回の湾曲と、第四の接触面3.4の平面形状により、その結果、ほぼ点状の接触位置となる。本発明の意味では、用語「略点状の接触位置」は、理想的な配置の理想的な接触パートナーにより、ほぼ点状の接点がその結果生じるという意味として理解されるべきである。事実、接触パートナーの剛性と理想的な配置からの逸脱により、もちろん小さい点のような接触面を生じる結果となる。
一つの保持装置に2つの略点状の接触位置を伴う、一対のこの接触面により、一対の自己調整クランプが作られる。このように、例えば、第一の保持装置3間の水平面の相異が、これがレンズ2に応力を実質的に生じることなしに、第一の保持装置3とレンズ2間での接触域で既に均一にされる。このように、第一の保持装置3の高額な土台が不必要になる。ここで、保持装置3は、それらの光軸2.3の方向と、半径方向での形状及び摩擦による接続と、そしてまたレンズ2の円周方向での摩擦による接続によって、レンズ2を保持する。
説明した、接触面と保持要素3.1の弾力性のある土台の設計によって、光軸2.3に向かう方向に主に生成される、レンズ2の中に生じる保持力が、発生する。レンズの変形は、実質的にそれぞれの突出部2.9に限定されていて、従って、光学的に有効な領域2.2には、目立った影響はない。
保持本体3.6は、土台4の円周の環状フレーム4.1の支持要素5により、支持されている。これらの支持要素5により、フレーム4に対する、それぞれの保持本体3.6の位置は、光軸2.3方向で変えることができる。このように、レンズ2は、一方では、光軸2.3の方向にシフトされることができる。しかしながら、光軸2.3は、また、環状フレーム4.1の平面に対して傾けることができる。
土台4が、光学素子と少なくともほぼ同じ熱膨張係数を有する材料で作られているときは、特に有利性を有する。例えば、石英とインバールの組み合わせが理想的である。これは、熱により生じる膨張の差異がないことを意味する。保持装置の半径方向の弾性は、その結果、生産公差を均一にするだけの働きをする。摩擦による接続を達成するために必要とされる力のレベルは、その結果、土台の中で減少される。このことは、光学素子の変形に好ましい効果を有する。光学素子は、全ての空間的な方向で、主に、形状接続で、その結果保持される。
最も簡単なケースでは、それぞれの支持要素5は、スペーサーと呼ばれる、一以上の交換可能な間隔を開ける要素を有し、その厚さは、レンズ2の所望の位置によって決定される。それぞれの支持要素5は、また、いかなる、負および/または正の位置決め装置を有することができる。負の位置決め装置は、例えば、差動ネジなどとすることができる。正の位置決め装置は、例えば、ピエゾ作動装置などである。
保持本体3.6と支持要素5の間の接続は、それ自体知られている任意の、例えば、ネジによる接続、接着剤による接続、半田による接続、溶接による接続などの、それ自体知られている方法で、なされることができる。保持本体3.6と支持要素5は、一体形式とすることもできる。調節装置は、それ自体知られている方法で、対応する剛体の本体継ぎ手で、このタイプの一体構造に一体とされることができる。
光軸2.3周りのレンズ2の回転は、一方では、第一の保持装置3に対する、対応するレンズ2の回転によって、ある程度可能となる。ここで、信頼できる接触を保障するために、レンズ2の円周方向の突出部2.9の大きさは、この方向で保持要素の大きさを越える。
このタイプの光軸2.3周りのレンズ2の回転は、フレーム4に対する第一の保持装置3の対応する回転、そして、加えてまたはあるいは、またフレーム4の回転によって、主に可能となることは言うまでもない。フレーム4によって、必要に応じて、例えば、レンズ2を中心にするために、光軸2.3に垂直な直動の調整がまた可能である。
この例では、第一の保持要素3.1の全てが弾性的に取り付けられる。言うまでもなく、しかしながら、本発明の他の変形では、全ての保持要素がまた対応する弾性的な取り付けが必要とは限らない。事実、上述した効果を達成するためには、弾性的に取り付けられる単一の保持要素で十分である。
更にこの例では、全ての第一の保持装置3は、一体形式である。しかしながら、言うまでもなく、本発明の他の変形では、第一の保持装置が、いくつかの部分から作り上げられるように、設備がまた作られることができる。このように、特に、それぞれの構成要素の材料は、その機能に応じて選択されることができる。保持要素は、例えば、その結果、高接触圧を長期間吸収することを確実にするために、高レベルの表面堅さを伴う材料から作られることができる。保持要素の弾性力を保証するビームは、それに対応する高弾性を伴う材料から作られることができる。保持本体の材料は、フレームまたは支持要素への優れた連結能力を持つように設計されている。ここで、個々の構成要素は、例えば、ネジによる接続、接着剤による接続、半田による接続および溶接による接続などによる、それ自体知られている方法で、互いに接続されることができる。
最後に、いうまでもなく、本発明の他の変形では、必要に応じて、異なった数の保持装置を設けることが出来る。特に、3つ以上の保持装置を設けることが出来る。
図4は、本発明によるマイクロリソグラフィー装置6の好ましい実施形態の概略図である。マイクロリソグラフィー装置6は、照明システム8、マスク9および鏡筒10を伴う光学的投影システム7を有している。照明システム8は、マスク9を照明する。マスク9上には、例えばウエファーの基板11上に鏡筒10よって投影されるパターンがある。
鏡筒10は、光学素子を伴う一連の光学的なモジュールを有している。光学的モジュール10.1は、図1の光学配置1を有している。ここで、支持要素5は、ピエゾ作動装置5.1形式の正の位置決め要素を有している。これらのピエゾ作動装置5.1によって、既に説明したようにレンズ2は、隣接した光モジュールの光学素子からの距離を変えるために、投影システム7の光軸7.1の方向で、フランジ4に対してシフトされることができる。同様に、レンズ2の光軸は、このように、また光軸7.1に対して、傾けられることができる。両方とも、ピエゾ作動装置に接続された制御装置7.2によって、制御され、投影システム7の画像特性に影響するような既存の方法で、機能する。
図5は、レンズ12の形式の、本発明による光学素子の更に好ましい実施形態の概略斜視図である。レンズ12は、レンズ本体12.1の形式の素子本体を有している。レンズ本体12.1は、光軸12.3を有する、光学的に有効な第一の領域12.2を有している。
レンズ12は、レンズ12の半径方向外側で、円周方向に延びる光学的に有効な第一の領域12.2に近接する周辺領域12.6を有している。ここで、レンズ12の円周方向は、光軸12.3に垂直に生成された平面に位置付けられている。
周辺領域12.6では、理想的な第一の保持領域12.7が配置されていて、鏡筒12.1の円周周りに均等に分配されている。それぞれの保持領域12.7は、レンズ12を保持するための対応する第一の保持装置と協働する第一の接触領域12.8を有している。それぞれの第一の接触領域12.8は、光軸から半径方向に離れて伸びる第一の突出部12.9上に形成される。この第一の突出部12.9は、限定された第一の円周領域を覆い、レンズ12の円周方向に延びる。この第一の円周領域は、約72°の傾斜領域を覆って延びる。第一の円周領域は、それ故、鏡筒12.1の円周のほぼ20%を覆って延びるだけである。
第一の突出部12.9は、円周方向でそれらの間に位置付けられる材料が取り除かれるように、第一の突出部12.9が生成される。そのようにすることで、一の簡単な動作で、光軸12.3に平行な平面の周辺面12.12がレンズ本体12.1にそれぞれ作られる。
特に簡単な加工のみならず、レンズ材料を取り除くことによって、ここで、レンズ12の重さが減少されるという有利点がある。レンズ材料は、その結果、レンズ12の重さのかなりの減少を生じる、光学的に有効な領域12.2に近接するように取り除かれることができる。この重さの減少は、それに関連付けられた共振周波数の増加により、レンズ12を伴う光学配置の動的挙動への好ましい効果を有する。
図6は、レンズ本体22.1を伴うレンズ22の形式の本発明による光学素子の更に好ましい実施形態の概略斜視図である。レンズ本体22.1は、光軸22.3を伴う光学的に有効な第一の領域22.2を有する。レンズ22は、レンズ22の半径方向外側で、円周方向に延びる、光学的に有効な第一の領域22.2に近接する周辺領域22.6を有している。
周辺領域22.6では、3つの理想的な第一の保持領域が配置され、レンズ本体22.1の円周周りに均等に分配されている。それぞれの保持領域22.7は、レンズ22を保持するための対応する第一の保持装置と協働する第一の接触領域22.8を有している。それぞれの第一の接触領域22.8は、光軸22.3から半径方向に離れて延びる第一の突出部22.9に形成されている。
第一の突出部22.9の第一の接触領域22.8は、第一の接触面22.10と第2の接触面22.11を有している。第一の接触面22.10は、円錐形状であり、第二の接触面は、レンズ22の下側に位置付けられて、光軸22.3に垂直に延びる、平面である。第一の接触面22.10と第二の接触面22.11は、互いに外側を向いている。
第一の突出部22.9は、限定して第一の円周領域を覆いレンズ2の円周方向に延びる。第一の円周領域は、約15°の傾斜領域を覆って延びる。第一の円周領域は、従って、レンズ本体22.1の円周の約4.2%を覆って延びるだけである。光軸22.3方向の第一の突出部22.9の大きさは、光軸方向の第一の突出部22.9に近接する領域の素子本体22.1の大きさの約1/3である。光軸方向にほぼ同じ大きさを有するこれらの突出部により、同じ保持装置によって、かなり大きさの異なるレンズを保持することが出来る。
第一の突出部22.9は、円周方向でそれらの間に位置付けられているレンズ本体22.1の材料と、光軸22.3方向でそれらの上に位置付けられる材料が取り除かれるように、既に前述したように第一の突出部22.9が生成される。レンズの円筒状の周辺領域と、それぞれの第一突出部間の遷移は、好ましい応力分布を達成するために、曲線的である。
ここで、特に容易な加工のみならず、レンズ材料を取り除くことにより、また、レンズ22の重さが減少される、有利点がある。レンズ材料は、従って、この種の厚いレンズのときでさえ、レンズ22の重さの実質的な減少により、光学的な有効領域22.2に近接するように取り除かれる。重さの減少は、それに関連付けられる共振周波数の増加により、レンズ22と光学的に係合する動的態様への好ましい効果を有する。
図7は、レンズ本体32.1を伴うレンズ32の形式の本発明による光学素子の更に好ましい実施態様の概略斜視図である。レンズ本体32.1は、光軸32.3を伴う光学的に有効な第一の領域32.2を有する。レンズ32は、レンズ32の半径方向外側で、円周方向に延びる光学的に有効な第一の領域32.2に近接する周辺領域32.6を有している。
周辺領域32.6では、3つの理想的な第一の保持領域32.7が配置されていて、レンズ本体32.1の円周周りに均一に分配されている。各々の保持領域32.7は、レンズ32を保持するための対応する第一の保持装置に協働する第一の接触領域32.8を有している。それぞれの第一の接触領域32.8は、光軸32.3から半径方向に離れて延びる第一の突出部32.9に形成される。
第一の突出部32.9の第一の接触領域32.8は、第一の接触面32.10と第二の接触面32.11を伴い、円周方向に延びるV字形状の溝を有している。第一の接触面32.10と第二の接触面32.11は、互いに向い合っている。
第一の突出部32.9は、限定して第一の円周領域を覆って、レンズ2の円周方向に延びる。第一の円周領域は、約15°の傾斜領域を覆って延びる。第一の円周領域は、従って、レンズ本体2.1の円周の約4.2%を覆って延びるだけである。光軸32.3の方向の第一の突出部32.9の大きさは、更に、光軸方向の第一の突出部32.9に近接する領域の素子本体32.1の大きさの、約37%である。
第一の突出部32.9は、ベース要素32.13が、既に上述したように、レンズ本体22.1の材料を取り除くことにより、レンズ本体22.1の円周周りに生成される。レンズの円筒状の周辺領域とそれぞれの第一の突出部32.9間の遷移は、好ましい張力分布を達成するために、曲線的である。接触ブロック32.14は、その後、それぞれのベース要素32.13に配置され、接触ブロック32.14は、第一の接触領域32.8を形成する。
接触ブロック32.14は、いかなる適切な方法、たとえば、溶接、半田、接着剤、融着などにより取り付けられることができる。レンズ本体32.1と同じ材料で作られることができる。また、異なる材料を使用することも可能である。好ましくは、レンズ本体32の材料と少なくともほぼ同じ熱膨張係数を有する材料が使用される。レンズ本体は、石英から作られると共に、例えば、インバールや類似の材料が接触ブロックのために使用されることができる。
この設計の有利点は、レンズ32の初期本体は、少しだけ、ベース要素32.13の領域の直径を越える、比較的小さな直径を有することである。保持領域を生成するために、ほんのわずかな高額なレンズ材料の取り除きが必要となり、それにより、製造コストが減少される。接触面32.10と32.11は、前もって接触ブロック32.14に簡単に作られることができる。
ここで、特に簡単な加工のみならず、レンズ32の重さが最小限に減少されることにより、また有利点がある。レンズ材料は、従って、これらの厚いレンズでさえ、レンズ32の重さの実質的な減少という手段により、光学的に有効な領域32.2に近接するようにするまで、取り除かれることができ、それ故、レンズ32を伴う光学配置の動的挙動を改善する。
図8は、レンズ本体42.1を伴うレンズ42の形式の本発明による光学素子の更に好ましい実施形態の概略斜視図である。レンズ本体42.1は、光軸42.3を伴う光学的に有効な第一の領域42.2を有している。レンズ42は、レンズ42の半径方向外側で、円周方向に延びる光学的に有効な第一の領域42.2に近接する周辺領域42.6を有している。
周辺領域42.6では、3つの理想的な第一の保持領域42.7が配置され、レンズ本体42.1の円周の周りに均等に分配される。全ての保持領域42.7は、レンズ42を保持するための対応する第一の保持装置と協働する第一の接触領域42.8を有する。それぞれの第一の接触領域42.8は、限定して第一の円周領域を覆いレンズ42の円周方向に延びる。第一の円周領域は、約24°の傾斜領域を覆って延びて、そのためレンズ本体42.1の円周の約6.7%だけを覆う。
第一の接触領域42.8は、第一の接触面42.10と第二の接触面42.11を有している。第一の接触面42.10と第2の接触面42.11は、平面形状である。それらはそれぞれ、光軸42.3に対して傾いて延びて、それらはまた、光軸42.3方向に延びる。それらは、互いに外を向いていて、光軸42.3方向で互いに間隔を空けて離れている。第一の接触面42.10は、レンズ本体42.1の第一の円周の外側端部42.16の領域に配置されている。第二の接触面42.11は、レンズ本体42.1の第二の円周の外側端部42.17の領域に配置されている。接触面42.10と42.11は、材料がレンズ本体42.1から取り除かれる、一回の動作で、特に簡単に生成される。
図9は、図2のレンズ2の本発明による光学的な配置1’の更に好ましい実施形態の概略斜視図である。その構造と機能では、光学的な配置1’は原理的に、図1の配置1に相当し、差異だけがここで説明される。ここで、同じ構成要素には、同じ参照番号が与えられる。
光軸2.3の方向で保持装置3を調整するピエゾ作動装置を伴う、支持要素5は、土台の環状フレームに配置されず、取り付けられていないが、環状の土台4’の内側の円周に配置され、取り付けられている点で、異なっている。
以下のように、図10〜12を参照して、レンズ52形式の本発明による光学素子の好ましい実施形態を伴う、本発明による、光学的な配置1’’の更に好ましい実施形態が説明される。その構造と機能では、光学的な配置1’’は、原理的に図1の配置1に相当し、主に差異がここでは説明される。
レンズ52は、レンズ本体52.1形式の素子本体を有している。レンズ本体52.1は、光軸52.3を伴う、光学的に有効な第一の領域52.2を有する。光軸52.3に対して対称的に回転する、この光学的に有効な領域52.2は、レンズ本体52.1の対応する光学的に有効な面52.4または52.5によって、それぞれレンズ52の両側で確定されている。
レンズ52は、レンズ52の半径方向外側で、円周方向に延びる、光学的に有効な第一の領域52.2に近接する周辺領域52.6を有している。ここで、レンズ52の円周方向は、光軸52.1に垂直に生成された平面に位置している。
レンズ本体52.1の円周周りに延びる第一の接触領域52.8が、垂直領域52.6に配置されている。それは、2つの円周の接触面52.10と52.11を有している。第一の接触領域52.8は、レンズ52を保持するために、円周周りに均等に分配された3つの保持装置13と14と協働する。
図11で特にわかることができるように、第一の接触領域52.8は、光軸方向にそこから間隔を開けて離れた、第一の接触面52.10と第二の接触面52.11を有している。第一の接触面52.10は、レンズ本体52.1の第一の円周外側端部52.16の領域に配置されている。第二の接触面52.11は、レンズ本体52.1の第二の円周外側端部52.17の領域に配置されている。第一の接触面52.10は、レンズ52の上側で第一の光学的に有効な面52.4に続いていて、第二の接触面52.11は、レンズ52の下側の第二の光学的に有効な面52.5に続いている。接触面52.10と52.11は、円筒状の周辺領域52.18により分離されている。
図11で図示される領域では、接触面52.10と52.11は、曲線的に90°未満の角度で延びる図11で示される領域のそれぞれの外側端部52.16と52.17の曲線を示す。それらは、レンズ本体52.1の材料が取り除かれる、一回の動作で特に簡単に生成される。このことは例えば、材料を取り除くレンズ本体52.1の圧延、研磨または他の加工により、実行される。ここで、接触面52.10と52.11だけが、対応する面の品質を有することが必要であり、円筒状の周辺領域52.18は、第一の接触領域52.8で必要とされる面の品質よりも低い、面の品質を伴う、面を作る方法で、作られることができる。接触面52.10と52.11は、90°の空間角度で加工できる、従来の生産装置を使用して、比較的素早くそして低コストで生成されることができる。
第一の光学的に有効な面52.4と第二の光学的に有効な面52.5の両方が、2回、湾曲されているので、第一の接触面52.10と第二の接触面52.11はまた、それぞれ2回、湾曲される。第一の接触面52.10と第二の接触面52.11は、互いに外を向いている。
図11と図12の詳細からわかるように、第一の保持装置13は、第一の保持要素13.1を有している。第一の保持要素13.1は、レンズ52の第一の接触領域52.8と協働する第二の接触領域13.2を有している。第二の接触領域13.2は、平面の第三の接触面13.3と平面の第四の接触面13.4を伴う、V字形状の溝の形式である。第三の接触面13.3と第四の接触面13.4は、互いに向かい合っている。
第一の保持要素13.1は、第一の保持本体13.6上で弾性的に配置される。ここで、光軸52.3に少なくともほぼ垂直に延びる、方向13.7で弾性がある。光軸52.3の方向では、第一の保持要素13.1は、第一の保持本体13.6上でほぼ、固定して配置されている。これは、両端部でクランプされるビーム13.8上の第一の保持要素13.1の中央位置で、達成される。このビーム13.8は、光軸52.3の方向に第一の保持本体13.6を通って延びる細長いスリット13.9によって形成される。
第二の保持装置14は、保持要素が、円周方向の全幅を覆って延びていて、弾性的に取り付けられていない点で、第一の保持装置14と異なるのみである。このように、システムの共振周波数は、有利にも増加される。
第一の保持要素13.1は、レンズ52の対応する第一の接触領域52.8に対して、光軸52.3の方向に確定された前応力を伴い、その第二の接触領域13.2に位置付けられている。弾性設計により、動作中の構成要素に熱膨張がある場合でさえ、この前応力は、ほぼ一定である。言い換えれば、この設計により、熱変形の分断が達成される。更にこの有利な設計は、それ故に達成される製造公差の均一性である。
第一の保持要素13.1の第三の接触面13.3にレンズ52の第一の接触面52.10が接触している。第一の接触面52.10の2回の湾曲と、第三の接触面13.3の平面形状により、その結果、ほぼ点状の接触位置である。レンズ52の第2の接触面52.11は、第一の保持要素13.1の第四の接触面13.4に接触する。ここで、第二の接触面52.11の2回の湾曲と、第四の接触面13.4の平面形状により、その結果、ほぼ点状の接触位置である。
一つの保持装置ごとに2つの略点状の接触位置を伴う、一組のこの接触面により、一組の自己調整クランプが生成される。このように、例えば、第一の保持装置13と第二の保持装置14巻の水平面の相異は、これがレンズ52に生じる実質的な応力を導くことなしに、保持装置13または14とレンズ52の間のそれぞれの接触域で既に均一にされる。このために、保持装置13と14の高額な土台は、不必要になる。ここで、保持装置13と14は、レンズ52を保持し、両方とも、それらの光軸52.1方向と、半径方向で、形状及び摩擦により接続し、レンズ52の円周方向で摩擦により接続する。
説明したように、保持要素13.1の接触面と弾性的な土台の設計により、主に半径方向に生成される保持力が生じて、レンズ52中にもたらされる。
保持装置13と14は、土台4’’の支持要素5’’によって支持される。これらの支持要素5’’により、光軸52.3方向のフレーム4’’に対する保持本体13.6の相対位置を変更することができる。このように、レンズ52は、一方では、光軸52.3の方向にシフトされる。光軸52.3は、しかしながら、土台4’’の平面に対してまた、傾けられることができる。
最も簡単な場合として、一以上の、スペーサーと呼ばれる、交換できる間隔を開ける要素を有し、その厚さは、レンズ52の所望の位置によって選択される。
同様に、それぞれの支持要素5は、いかなる負および/または正の位置決め装置を有することができる。負の位置決め装置は、例えば、差動ネジなどである。正の位置決め装置は、例えば、ピエゾ作動装置などである。
保持装置13と14、と支持要素5’’間の接続は、例えば、ネジ接続、接着剤による接続、半田による接続、溶接による接続などの、それ自体が知られた方法で行なわれることが出来る。同様に、保持装置13と14、と支持要素5’’は、一体の形式とすることが出来る。調節装置が、対応する剛体の本体継ぎ手により、このタイプの一体の構造に、それ自体が知られた方法で、結合されることができる。
その光軸52.3周りのレンズ52の回転は、一方では、保持装置13と14に対して、対応するレンズ52の回転によって可能となる。言うまでもなく、このタイプのその光軸52.3周りのレンズ52の回転は、更にまた、フレーム4’’に対する、保持装置13と14の対応する回転と、加えてまたはあるいは、またフレーム4’’の回転より、可能となる。
更に、この例では、全ての第一の保持装置13は、一体形状である。しかしながら、言うまでもなく、本発明の他の変形では、設備は、既に上述したような、いくつかの部分を伴う、第一の保持装置を設計するようにまた作られることができる。最後に、言うまでもなく、本発明の他の変形では、必要に応じて、異なった数の保持装置を設けることも可能である。特に3以上の保持装置を設けることが出来る。
図13は、本発明による光学配置の更に好ましい実施形態の第一の保持装置23の概略斜視図である。第一の保持装置23は、第一の保持要素23.1は、一つの端部だけでクランプされるビーム23.8により、第一の保持本体23.6に弾性的に配置される点でのみ、図3の第一の保持装置3と異なっているだけである。ビーム23.8は、第一の保持本体23.6に延びる細長いスロット23.9により形成されている。
図14〜21の概略部分断面図より、光学素子62、72、82、92、102、112、122および132と、それぞれの第一の保持装置53、33、43、23、63、73、83および93間の、一対の接触面の異なった可能性を示す。
ここで、図14と15の一対の接触面は、図7のレンズ32で使用される一対の接触面に似ている。それらは、更にまた対応する厚さの光学素子にも適している。
図17、18および20の一対の接触面は、平行平面プレート92、102および112のための、図10のレンズ52と共に使用されることができるような、一対の接触面と似ている。更に、それらはまた、特に薄い光学素子に適している。ここで言うまでもなく、本発明の意味では、そのような平行平面プレートまたは類似のものにより、光学素子の光軸は、光学素子が大体延びる、平面に垂直に立つ、光学素子の対称軸に対応しなければならない。
図21の一対の接触面は、図6のレンズ22と共に使用されることができるような、一対の接触面に似ている。図16および19は、単一の接触ポイントを伴う、それぞれの一対の接触面の特別な場合を示す。
全ての場合では、言うまでもなく、略点状の接触位置の代わりに、接触面のそれぞれに、対応する湾曲を適用することにより、略直線形状の接触位置を備えることも可能である。同様に、最初に薄板状の接触位置を備えることも可能である。ここで、異なったタイプの接触位置は、一対の接触面で、いかなる方法で互いに組み合わせることもできる。
図22から25は、例えば、図7のレンズ32を保持するために使用されることができるような、保持装置103、113、123および24の異なる変形を示す。
図22は、第一の保持本体103.6上で、方向103.7の一の端部でクランプされた第一のビーム103.8により弾性的に配置された、第一の保持要素103を伴う第一の保持装置103の概略部分断面図である。
図23は、2つの部分の第一の保持本体113.6上で、113.7方向の両端部でクランプされる二つのビーム113.8と113.10により、弾性的に配置される、第一の保持要素113.1を伴う第一の保持装置113の概略部分断面図である。ビーム113.8と113.10は、保持要素113.1の平行四辺形のガイドを形成する。
図24は、第一の保持本体123.6の一方に接続されるビームの両端部で互いに接続される2つの平行に配置されるビーム113.8と113.10によって、それぞれ接続される、二つの第一の保持要素123.1を伴う、第一の保持装置123の概略斜視図である。このように、123.7方向に弾性的の弾性的な土台に加えて、いくつかの接触位置を覆う接触荷重の分配がまた達成される。この設計は、特に、円周方向の対応する長さを覆って延びる第一の保持領域を伴う光学素子の保持に適している。特に有利な実施形態では、第一の保持装置123は、光学素子と同じ熱膨張係数を有する材料から作られる。この有利点は、温度差が、光学素子と保持装置との間に、いかなる相対動作も生じさせない。スティックスリップ効果とヒステレシス効果に関連付けられた摩擦効果が、従って生じない。この解決策は、従って、特に厳しい要求が、光学素子の位置決めの安定性に予定されている、システムに特に適している。
最後に図25は、第二の保持要素24.1が第二の保持本体に固定して配置される第2の保持装置24の概略斜視図である。この第二の保持装置24は、図10の接続の原理で説明されたような、たった一つの弾性的な第一保持装置により、図7のレンズ32を保持するために適している。
以下で、図26を参照して、レンズ142の形式の本発明による光学素子の好ましい実施形態を伴う本発明による光学配置1’’’の更に好ましい実施形態が説明される。図26は、配置1’’’を通る、レンズ142の円周方向の接戦の、部分断面図である。その構造と機能では、光学的な配置1’’’は、図1の配置1と原理的に似ていて、ここで、説明されるのは、大体相違点である。
レンズ142は、レンズ本体142.1の形式の素子本体を有する。レンズ本体142.1は、光軸142.3を伴う光学的に有効な第一の領域を有する。光軸142.3に対して回転対称の光学的に有効な領域142.2は、レンズ本体142.1の対応する光学的に有効な表面により、それぞれ、レンズ142の両側で定義される。
レンズ142は、レンズ142の半径方向外側で、円周方向に延びる光学的に有効な第一の領域に近接する周辺領域を有している。ここで、レンズ142の円周方向は、光軸142.3に垂直に生成された平面上に位置付けられる。
周辺領域では、3つの理想的な第一の保持領域142.7が配置され、レンズ本体142.1の円周周りに均一に分配される。すべての保持領域142.7は、レンズ142を保持するための対応する第一の保持装置133と協働する、第一の接触領域142.8を有している。それぞれの第一の接触領域142.8は、光軸142.3から離れて半径方向に延びる第一の突出部142.9上に形成される。保持ノーズと呼ぶこともできる、この第一の突出部142.9は、限定された第一の円周領域を覆って、レンズ142の円周方向に延びる。この第一の円周領域は、約15°の環状領域を覆って延びる。第一の円周領域は、従って、レンズ本体142.1の円周の約4.2%を覆って延びるのみである。
図26でわかるように、第一の接触領域142.8は、第一の突出部142.9上の第一の接触面142.10と第二の接触面142.11を有している。第一の接触面142.10と第二の接触面142.11は、円筒状のエンベロープ要素、すなわち、それぞれ単に湾曲した、それぞれのエンベロープ面である。ここでエンベロープの軸は、光軸142.3に平行な図面の平面にそれぞれ垂直である。第一の接触面142.10と第二の接触面142.11は、互いに外側を向いている。
図26でわかるように、第一の保持装置133は、第一の保持要素133.1を有する。第一の保持要素133.1は、レンズ142の第一の突出部142.9上の第一の接触領域142.8と協働する、第2の接触領域133.2を有する。第二の接触領域133.2は、平面の第三の接触面133.3、平面の第四の接触面133.4および曲線の溝ベースを伴う、実質的に半径方向に延びる対称的なV字形状の溝形式である。第三の接触面133.3と第四の接触面133.4は、お互いに向かい合っている。ここで、言うまでもなく、本発明の他の変形により、溝は、また重力を考慮して、対称形状である必要はない。
第一の保持要素133.1は、第一の保持本体133.6上に弾性的に配置されている。ここで、レンズ142の円周方向に少なくとも略延びる、方向133.7で弾性がある。光軸142.3方向では、第一の保持要素133.1が第一の保持本体133.6上にほぼ固定して配置される。このことは、上述のように、両端部でクランプされるビーム上の第一の保持要素133.1の中央位置により達成される。このビームは、前と同じ様に光軸142.3の方向で、第一の保持本体133.6を通って延びる細長いスロット133.9により、形成される。
更に、第一の保持装置133は、第一の突出部142.9に対して、レンズ142の円周方向の第一の保持要素133.1に対向して位置する、第二の保持要素133.12を有する。第二の保持要素133.12は、第一の突出部142.9に対して、第一の保持要素133.1と対称的に設計される。それは、第一の突出部142.9に対して、それぞれ、第一の接触面142.10または第二の接触面142.11と対称的に設計される、第一の突出部142.9上の接触面と協働する。第一の保持要素133.1と異なり、第2の保持要素133.2は、しかしながら、第二の保持本体133.13上に固定して配置される。
本発明による光学素子の好ましい実施形態を伴う、本発明による光学配置の好ましい実施形態の概略斜視図である。 図1の光学素子の概略斜視図である。 図1の第一の保持装置の概略斜視図である。 本発明による鏡筒を伴う、本発明よるマイクロリソグラフィー装置の好ましい実施形態の概略図である。 本発明による、光学素子の更に好ましい実施形態の概略斜視図である。 本発明による、光学素子の更に別の好ましい実施形態の概略斜視図である。 本発明による、光学素子の更に別の好ましい実施形態の概略斜視図である。 本発明による、光学素子の更に別の好ましい実施形態の概略斜視図である。 図2の光学素子を伴う、本発明による光学配置の更に好ましい実施形態の概略斜視図である。 本発明による光学素子の好ましい実施形態を伴う、本発明による光学配置の更に好ましい実施形態の概略斜視図である。 図10のXI−XI線に沿った、光学配置の概略部分断面図である。 図10の第一の保持装置の概略斜視図である。 本発明による光学配置の更に好ましい実施形態の第一保持装置の概略斜視図である。 本発明による光学配置の更に好ましい実施形態の概略部分断面図である。 本発明による光学配置の更に別の好ましい実施形態の概略部分断面図である。 本発明による光学配置の更に別の好ましい実施形態の概略部分断面図である。 本発明による光学配置の更に別の好ましい実施形態の概略部分断面図である。 本発明による光学配置の更に別の好ましい実施形態の概略部分断面図である。 本発明による光学配置の更に別の好ましい実施形態の概略部分断面図である。 本発明による光学配置の更に別の好ましい実施形態の概略部分断面図である。 本発明による光学配置の更に別の好ましい実施形態の概略部分断面図である。 本発明による光学配置の更に好ましい実施形態の第一の保持装置の概略部分断面図である。 本発明による光学配置の更に別の好ましい実施形態の第一の保持装置の概略部分断面図である。 本発明による光学配置の更に好ましい実施形態の第一の保持装置の概略斜視図である。 本発明よる光学配置の更に別の好ましい実施形態の第一の保持装置の概略斜視図である。 本発明による光学素子の好ましい実施形態を伴う、本発明による光学配置の更に好ましい実施形態の概略断面図である。

Claims (36)

  1. 素子本体(2.1;12.1;22.1;32.1;42.1;52.1)を含む光学素子であって、
    該素子本体が、光軸(2.3;12.3;22.3;32.3;42.3;52.3)を有する、光学的に有効な第一の領域(2.2;12.2;22.2;32.2;42.2;52.2)と、素子本体(2.1;12.1;22.1;32.1;42.1;52.1)の円周方向に延びる周辺領域(2.6;12.6;22.6;32.6;42.6;52.6)とを具え、
    前記周辺領域(2.6;12.6;22.6;32.6;42.6;52.6)に少なくとも第一の保持領域(2.7;12.7;22.7;32.7;42.7;52.7)が配置され、該第一の保持領域(2.7;12.7;22.7;32.7;42.7;52.7)が、前記素子本体(2.1;12.1;22.1;32.1;42.1;52.1)を保持するために第一の保持装置(3;13;23)と協働する少なくとも第一の接触領域(2.8;12.8;22.8;32.8;42.8;52.8)を有する光学素子において、
    前記周辺領域(22.6;32.6;42.6;52.6)が、光軸(22.3;32.3;42.3;52.3)方向に互いに間隔を開けて離れた、2つの接触面(22.10,22.11;32.10,32.11;42.10,42.11;52.10,52,11)においてのみ、前記第一の接触領域(22.8;32.8;42.8;52.8)を形成し、
    前記二つの接触面(22.10,22.11;32.10,32.11;42.10,42.11;52.10,52,11)が、それぞれ、前記素子本体(22.1;32.1;42.1;52.1)の外周縁部(42.16、42.17;52.16、52.17)領域に配置され、
    前記二つの接触面(22.10,22.11;32.10,32.11;42.10,42.11;52.10,52,11)のうち、少なくとも一方の接触面は、前記光軸(22.3;32.3;42.3;52.3)方向に対して傾きを有する、
    ことを特徴とする、光学素子。
  2. 前記第一の接触領域(2.8;12.8;22.8;32.8;42.8;52.8)は、それと協働する前記第一の保持装置(3;13;23)が、光軸(2.3;12.3;22.3;32.3;42.3;52.3)方向では形状接続により、また、円周方向では摩擦接続により、前記素子本体(2.1;12.1;22.1;32.1;42.1;52.1)を保持するように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の光学素子。
  3. 前記周辺領域(2.6;12.6;22.6;32.6;42.6)は、素子本体(2.1;12.1;22.1;32.1;42.1)の円周方向において限定された第一の円周領域にのみ、前記第一の接触領域(2.8;12.8;22.8;32.8;42.8)を形成し、
    前記第一の円周領域は、前記素子本体(2.1;12.1;22.1;32.1;42.1)の全周の30%未満を覆うことを特徴とする、請求項1または2に記載の光学素子。
  4. 前記第一の円周領域は、前記光軸(22.3;32.3)から離れて延びる、前記光学素子(2.1;12.1;22.1;32.1)上の第一の突出部(2.9;12.9;22.9;32.9)により形成されることを特徴とする、請求項3に記載の光学素子。
  5. 前記第一の突出部(22.9,32.9)の、前記光軸(22.3;32.3)方向における寸法が、前記第一の突出部(22.9;32.9)に隣接する領域における前記素子本体(22.1;32.1)の、前記光軸(22.3;32.3)方向における寸法に満たないことを特徴とする、請求項4に記載の光学素子。
  6. 前記第一の突出部(2.9;12.9;22.9;32.9)は、前記素子本体(2.1;12.1;22.1;32.1)から材料を取り除くことにより形成されることを特徴とする、請求項4または5のいずれか一項に記載の光学素子。
  7. 前記第一の突出部(32.9)は、前記素子本体(32.1)に取り付けられた第一の接触本体(32.14)によって形成されることを特徴とする、請求項4〜6のいずれか一項に記載の光学素子。
  8. 前記第一の接触本体(32.14)は、熱膨張係数に関して前記素子本体(32.1)の材料と同等の材料から出来ていることを特徴とする、請求項7に記載の光学素子。
  9. 前記第一の接触領域(32.8)は、前記円周方向または前記半径方向に延びる、V字形状の溝を有することを特徴とする、請求項4〜8のいずれか一項に記載の光学素子。
  10. 少なくとも一つの前記接触面(22.10,22.11;32.10,32.11;42.10,42.11;52.10,52,11)は、少なくとも部分的に平坦であり、および/または、前記光軸(2.3;12.3;22.3;32.2;42.3;52.3)を含む平面で、もしくは前記円周方向の接線方向に延びる平面で、少なくとも部分的に湾曲していることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の光学素子。
  11. 前記素子本体(2.1;12.1;22.1;32.1;42.1;52.1)は、前記第一の接触領域(2.8;12.8;22.8;32.8;42.8;52.8)において、第一の接触面(2.10,2.11;12.10,12.11;32.10,32.11;42.10,42.11;52.10,52.11)上に位置する表面を有し、その表面は、円周方向および/または光軸(2.3;12.3;22.3;32.3;42.3;52.3)方向で隣接する領域の表面から外れていることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の光学素子。
  12. 三個一組とした前記第一の保持領域(2.7;12.7;22.7;32.7;42.7;52.7;142.7)が、前記素子本体(2.1;12.1;22.1;32.1;42.1;52.1)上で前記円周方向に均等に分配されて設けられていることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の光学素子。
  13. 前記光学的に有効な領域(2.2;12.2;22.2;32.2;42.2;52.2)が、レンズまたは平面平行板の形式で形成されていることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載の光学素子。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載の光学素子(2;12;22;32;42;52)と、前記光学素子(2;12;22;32;42;52)における前記第一の保持領域(2.7;12.7;22.7;32.7;42.7;52.7)と協働する第一の保持装置(3;13;23)とを具える光学配置。
  15. 前記第一の保持装置(3;13;23;133)は、前記光学素子(2;12;22;32;42;52;142)の半径方向または円周方向に作用する保持力としてのクランプ力を発生させることを特徴とする、請求項14に記載の光学配置。
  16. 前記第一の保持装置(3;13;133)は、前記第一の接触領域(2.8;12.8;22.8;32.8;42.8;52.8;142.8)と協働する第二の接触領域(3.2;13.2;133.2)を有する第一の保持要素(3.1;13.1;133.1)を具えることを特徴とする、請求項14または15に記載の光学配置。
  17. 前記第一の接触領域(2.8;12.8;22.8;32.8;42.8;52.8;142.8)と前記第二の接触領域(3.2;13.2;133.2)は、前記素子本体(2.1;12.1;22.1;32.1;42.1;52.1;142.1)と前記第一の保持要素(3.1;13.1;133.1)の間の接触位置で、これら両者間に接点または接線を有することを特徴とする、請求項16に記載の光学配置。
  18. 前記第一の接触領域(2.8;12.8;22.8;32.8;42.8;52.8)と前記第二の接触領域(3.2;13.2)は、前記第一の保持装置(3;13)が、前記素子本体を、光軸(2.3;12.3;22.3;32.3;42.3;52.3)方向では形状接続により、また、円周方向では摩擦接続により保持するように構成されていることを特徴とする、請求項16または17に記載の光学配置。
  19. 前記第一の接触領域(2.8;12.8;22.8;32.8;42.8;52.8)が、第一の接触面(2.10;12.10;32.10;42.10;52.10)と第二の接触面(2.11;12.11;32.11;42.11;52.11)とを有し、前記第二の接触領域(3.2;13.2)が、前記第一の接触面(2.10;12.10;32.10;42.10;52.10)と協働する第三の接触面(3.3;13.3)と、前記第二の接触面(2.11;12.11;32.11;42.11;52.11)と協働する第四の接触面(3.4;13.4)とを有し、
    前記第一の接触面(32.10)と前記第二の接触面(32.11)とが互いに対向配置されると共に、前記第三の接触面と前記第四の接触面とが互いに非対向配置されているか、
    または、
    前記第一の接触面(2.10;12.10;42.10;52.10)と前記第二の接触面(2.11;12.11;42.11;52.11)とが互いに非対向配置されると共に、前記第三の接触面(3.3;13.3)と前記第四の接触面(3.4;13.4)とが互いに対向配置されている
    ことを特徴とする、請求項16〜18のいずれか一項に記載の光学配置。
  20. 前記保持装置(3;13)は、前記第一の保持要素(3.1;13.1)が前記光軸(2.3;12.3;22.3;32.3;42.3;52.3)に対してほぼ垂直方向で、または、前記円周方向で弾性的に配置される、第一の保持本体(3.6;13.6)を有することを特徴とする、請求項16〜19のいずれか一項に記載の光学配置。
  21. 前記第一の保持装置(3;13)に接続されたフレーム装置(4;4’;4”)と、前記第一の保持装置と前記フレーム装置に接続された位置決め装置(5.1')とを具え、前記位置決め装置は、前記光軸(2.3;12.3;22.3;32.3;42.3;52.3)方向で前記フレーム装置(4;4';4")に対して前記第一の保持装置(3;13)の位置を調整するものであることを特徴とする、請求項14〜20のいずれか一項に記載の光学配置。
  22. 三個一組とした前記第一の保持装置(3;13)が、前記光学素子(2;12;22;32;42;52)の円周方向に均等に分配されて配置されていることを特徴とする、請求項14〜21のいずれか一項に記載の光学配置。
  23. 前記光学素子における素子本体(2.1;12.1;22.1;32.1;42.1;52.1)が、光軸(2.3;12.3;22.3;32.3;42.3;52.3)を有する、光学的に有効な第一の領域(2.2;12.2;22.2;32.2;42.2;52.2)と、前記素子本体(2.1;12.1;22.1;32.1;42.1;42.1;52.1)の円周方向に延びる周辺領域(2.6;12.6;22.6;32.6;42.6;52.6)とを具え、
    前記周辺領域(2.6;12.6;22.6;32.6;42.6;52.6)に少なくとも第一の保持領域(2.7;12.7;22.7;32.7;42.7;52.7)が配置され、該第一の保持領域(2.7;12.7;22.7;32.7;42.7;52.7)が、前記素子本体(2.1;12.1;22.1;32.1;42.1;52.1)を保持するために第一の保持装置(3;13;23)と協働する少なくとも一つの第一の接触領域(2.8;12.8;22.8;32.8;42.8;52.8)を有し、
    前記周辺領域(22.6;32.6;42.6;52.6)が、光軸(22.3;32.3;42.3;52.3)方向に互いに間隔を開けて離れた、2つの接触面(22.10,22.11;32.10,32.11;42.10,42.11;52.10,52,11)においてのみ、前記第一の接触領域(22.8;32.8;42.8;52.8)を形成し、
    前記二つの接触面(22.10,22.11;32.10,32.11;42.10,42.11;52.10,52,11)が、それぞれ、前記素子本体(22.1;32.1;42.1;52.1)の外周縁部(42.16、42.17;52.16、52.17)領域に配置され、
    前記二つの接触面(22.10,22.11;32.10,32.11;42.10,42.11;52.10,52,11)のうち、少なくとも一方の接触面は、前記光軸(22.3;32.3;42.3;52.3)方向に対して傾きを有する、
    ことを特徴とする、請求項14〜22のいずれか一項に記載の光学配置。
  24. 前記周辺領域(2.6;12.6;22.6;32.6;42.6)は、素子本体(2.1;12.1;22.1;32.1;42.1)の円周方向において限定された第一の円周領域にのみ、前記第一の接触領域(2.8;12.8;22.8;32.8;42.8)を形成し、
    前記第一の円周領域は、前記素子本体(2.1;12.1;22.1;32.1;42.1)の全周の30%未満を覆うことを特徴とする、請求項14〜23のいずれか一項に記載の光学配置。
  25. 前記第一の円周領域は、前記光軸(22.3;32.3)から離れて延びる、前記光学素子(2.1;12.1;22.1;32.1)上の第一の突出部(2.9;12.9;22.9;32.9)により形成されることを特徴とする、請求項14〜24のいずれか一項に記載の光学配置。
  26. 前記第一の突出部(22.9,32.9)の、前記光軸(22.3;32.3)方向における寸法が、前記第一の突出部(22.9;32.9)に隣接する領域における前記素子本体(22.1;32.1)の、前記光軸(22.3;32.3)方向における寸法に満たないことを特徴とする、ことを特徴とする、請求項24に記載の光学配置。
  27. 前記第一の突出部(2.9;12.9;22.9;32.9)は、前記素子本体(2.1;12.1;22.1;32.1)から材料を取り除くことにより形成されることを特徴とする、請求項25または26に記載の光学配置。
  28. 前記第一の突出部(32.9)は、前記素子本体(32.1)に取り付けられる第一の接触本体(32.14)により形成されることを特徴とする、請求項25〜27のいずれか一項に記載の光学配置。
  29. 前記第一の接触本体(32.14)は、熱膨張係数に関して前記素子本体(32.1)の材料と同等の材料から出来ていることを特徴とする、請求項28に記載の光学配置。
  30. 前記第一の接触領域(32.8)は、前記円周方向に、または、前記半径方向に延びるV字形状の溝であることを特徴とする、請求項25〜29のいずれか一項に記載の光学配置。
  31. 少なくとも一つの前記接触面(22.10,22.11;32.10,32.11;42.10,42.11;52.10,52,11)は、少なくとも部分的に平坦であり、および/または、前記光軸(2.3;12.3;22.3;32.2;42.3;52.3)を含む平面で、もしくは前記円周方向の接線方向に延びる平面で、少なくとも部分的に湾曲していることを特徴とする、請求項14〜30のいずれか一項に記載の光学配置。
  32. 前記素子本体(2.1;12.1;22.1;32.1;42.1;52.1) における前記第一の接触領域(2.8;12.8;22.8;32.8;42.8;52.8)は、前記第一の接触面(2.10,2.11;12.10,12.11;32.10,32.11;42.10,42.11;52.10,52.11)上に位置する表面を有し、その表面は、前記円周方向および/または前記光軸(2.3;12.3;22.3;32.3;42.3;52.3)方向において隣接する領域の表面から外れていることを特徴とする、請求項14から31のいずれか一項に記載の光学配置。
  33. 三個一組とした前記第一の保持領域(2.7;12.7;22.7,32.7;42.7;52.7)が、前記素子本体(2.1;12.1;22.1;32.1;42.1;52.1)の円周方向で、均等に分配されて配置されていることを特徴とする、請求項14〜32のいずれか一項に記載の光学配置。
  34. 請求項14〜33のいずれか一項に記載の光学配置のための第一の保持装置(3;13)。
  35. 請求項14〜34のいずれか一項に記載の光学配置(1)を有する少なくとも一つの光学モジュール(10.1)を含む、マイクロリソグラフィー装置用の鏡筒。
  36. マスク(9)に形成されたパターンを、請求項35に記載の鏡筒(10)を有する光学的投影システム(7)により基板(11)上に移すためのマイクロリソグラフィー装置。
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