JP4651012B2 - 光分岐モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、光ファイバを伝搬する複数の波長の光を合分岐する光分岐モジュールに関する。
PDS(Passive Double Star)により複数波長多重システムを構成する場合、光ファイバを伝搬する複数波長の光を合分波する光合分波器を使用する(例えば、特許文献1を参照。)。ここで、図25を参照してPDSによる波長多重システムについて用いる従来の光合分波器について説明する。
図25は、PDSによる波長多重システムの概略構成図である。
波長多重システム400では、光終端装置156、157、158、159と光終端装置163との間で光通信を行う場合、光終端装置156、157、158、159からそれぞれ送信される異なる波長の光を光合分波器170により合波する。そして、光合分波器170で合波した光を任意の分岐数で分岐する光スプリッタ171、162により分岐して光終端装置163により受信する。なお、図25では、光スプリッタ171は光合分波器170からの光を4分岐し、光スプリッタ162は光スプリッタ171からの光を8分岐する例を示している。
従来、光合分波器170としては、例えばAWG(アレイ導波路回折格子)で光を合波するもの(例えば、非特許文献1を参照。)や特定波長を透過する誘電体多層膜に光を透過させレンズで集光して光を合波するものがある。また、複数の光カプラを接続して光を合分波するものもある。
図26に、複数の光カプラを接続した光合分波器の概略構成図を示す。
図26に示す光合分波器179では、平面光波回路基板173上に形成された2つの光カプラ180、182の1の出力ポートが光カプラ184の入力ポートにそれぞれ接続され、光カプラ184の出力ポートが2つの光カプラ181、183の1の入力ポートにそれぞれ接続される。このように接続することで、光合分波器179では、4つの入力ポートからそれぞれ異なる波長の光λ1〜λ4を入力するとλ1〜λ4の4つの光がそれぞれの光カプラ181、183の出力ポートから出力されることとなる。
特開平2001−333047号公報 波長多重通信(WDM、DWDM)における光デバイス・材料技術,技術情報,pp.131−pp.137
しかし、図25に示した光合分波器179では、未接続の入出力ポートが存在し、且つ波長多重数を2波長増やすごとに出力ポートから出力される光の強度が1/4ずつ減少するため、挿入損失が過剰となる。そのため、光合分波器の過剰な挿入損失を補うため複数の光増幅器を別途設ける必要がある。また、AWGを用いた光合分波器を別途設ける場合では、AWGが高価であることから経済的ではない。さらに、誘電体多層膜及びレンズを用いた光合分波器を別途設ける場合では、誘電体多層膜に波長依存性があり、波長ごとに別の光合分波器が必要となる。
従って、従来の光合分波器を適用した波長多重システムでは、波長多重数に対するシステムの規模が大きく、通信コストが高い。
そこで、本発明では、波長多重数に対する挿入損失が小さく且つ安価でコンパクトな光分岐モジュールを提供することを目的とする。
本発明では、上記目的を達成するために、光カプラを縦続接続する際に、光カプラの入出力ポートを過不足なく他の入出力ポートと接続することとした。
具体的には、本発明に係る光分岐モジュールは、2つの入力ポートから入力されたそれぞれの光を略等分岐して2つの出力ポートからそれぞれ出力する2×(p+1)(但し、pは自然数である。)個の光カプラと、前記2×(p+1)個の光カプラを2個ずつの(p+1)個の組として1の組の光カプラの出力ポートと他の組の光カプラの入力ポートとを1対1に接続して前記(p+1)個の組が(p+1)段に縦続接続するように、q(但し、qはp以下の自然数である。)段目及び(q+1)段目の組の2個の光カプラをそれぞれ順に2q−1個ずつの2p−q+1個のユニット及び2個ずつの2p−q個のユニットとして前記q段目の組の1のユニットの光カプラの2個の出力ポートを前記(q+1) 段目の組の1のユニットの2個のそれぞれの光カプラのいずれか1の入力ポートに1つずつ接続する接続手段と、を有することを特徴とする。
本発明に係る光分岐モジュールは、2つの入力ポートから入力されたそれぞれの光を略等分岐して2つの出力ポートからそれぞれ出力する光カプラを上記の接続手段により接続するため、光の合分波を同時に行うことが可能である。そのため、従来のように合分波器を別途設置する場合に比べ、挿入損失を低損失とすることができる。また、波長多重数を増加させても、従来と比較して光カプラの数が少ないため、挿入損失の低損失化を図り且つ安価でコンパクトとすることができる。
上記光分岐モジュールにおいて、前記2×(p+1)個の光カプラがそれぞれ平面光波回路基板上の光導波路により形成されていることを含む。
本発明に係る光分岐モジュールは、光カプラを平面光波回路基板上の光導波路により形成することにより、複数の光カプラを同一基板上で製造できるため、別々の光カプラを製造する場合に比べ、製造コストを低減して、光分岐モジュールのモジュールコストを抑制できる。
また、上記光分岐モジュールにおいて、前記(p+1)個の組の各組の2個の光カプラが同一の前記平面光波回路基板上に形成されていることを含む。
本発明に係る光分岐モジュールは、各組の2個の光カプラを同一の平面光波回路基板上に形成することにより、さらに光カプラの製造コストを低減して、光分岐モジュールのモジュールコストを抑制できる。
また、上記光分岐モジュールにおいて、前記(p+1)個の組のうち少なくとも2組分の光カプラが同一の前記平面光波回路基板上に形成されていることを含む。
本発明に係る光分岐モジュールは、(p+1)個の組のうち少なくとも2組分の光カプラを同一の平面光波回路基板上に形成することにより、複数の組の光カプラを同一基板上に形成することから、各組の接続距離が短くなる分、光分岐モジュールをさらにコンパクトとすることができ、省スペース化が可能である。
また、上記光分岐モジュールにおいて、前記接続手段は、前記q段目の組の光カプラの出力ポートと該出力ポートに対応する前記(q+1)段目の組の光カプラの入力ポートとを接続する光ファイバ又は該光ファイバを配列した光ファイバテープを含む。
本発明に係る光分岐モジュールは、接続手段を光ファイバ又は光ファイバテープとすることにより、接続する入出力ポートを任意に選択できる。そのため、いずれの光カプラが故障しても予備の光カプラに接続し直すことができるため、光分岐モジュールの管理コストを低減することができる。
また、上記光分岐モジュールにおいて、前記接続手段は、2以上の光ファイバを配列して前記q段目の組の光カプラの出力ポートにそれぞれ接続する第1の光ファイバテープと、前記2以上の光ファイバと同数の光ファイバを配列して前記出力ポートに対応する前記(q+1)段目の組の光カプラの入力ポートにそれぞれ接続する第2の光ファイバテープと、前記第1の光ファイバテープと前記第2の光ファイバテープとの間で前記第1の光ファイバテープ及び前記第2の光ファイバテープのそれぞれから分岐して互いに接続された光ファイバを収容する光ファイバシートと、を含む。
本発明に係る光分岐モジュールは、光ファイバテープ同士を光ファイバシートを介して接続することにより、光ファイバテープ単位での光カプラ間の接続が可能となる。また、光ファイバ配線の保護、並びに光分岐モジュールの取り扱いの容易化及びモジュールサイズの小型化を図ることができる。
また、上記光分岐モジュールにおいて、前記接続手段は、平面光波回路基板上に形成され前記q段目の組の光カプラの出力ポートと該出力ポートに対応する前記(q+1)段目の組の光カプラの入力ポートとを接続する光導波路を含む。
本発明に係る光分岐モジュールは、接続手段を平面光波回路基板上に形成された光導波路とすることにより、光カプラ同士の接続距離を短くできるため、光分岐モジュールの構成要素の実装の高密度化を図ることができる。
また、上記光分岐モジュールにおいて、前記接続手段は、2q+m−1個(但し、mは(p−q+1)以下の自然数である。)の光ファイバを配列して前記q段目の組の2個のユニットの2q+m−1個のそれぞれの光カプラのいずれか1の出力ポートと前記(q+1)段目の組の光カプラの入力ポートとを平行に接続する第1の光ファイバテープと、2q+m−1個の光ファイバを配列して前記2q+m−1個のそれぞれの光カプラの他の1の出力ポートと前記(q+1)段目の組の光カプラの入力ポートとを対象に接続する第2の光ファイバテープと、を含む。
本発明に係る光分岐モジュールは、接続手段を上記第1光ファイバテープ及び第2光ファイバテープとすることにより、一方の光ファイバテープは、光カプラ同士をストレートに接続し、他方の光ファイバテープは、捻ることにより光カプラ同士を接続することができる。そのため、光ファイバテープからの単心分離やリボナイズを必要とせずに光ファイバテープ単位での接続が可能となる。従って、光分岐モジュールの取り扱いの容易化、モジュール構成要素の実装の高密度化及び製造効率の高効率化を図ることができる。
また、上記光分岐モジュールにおいて、前記2×(p+1)個の光カプラのうち1段目の組の光カプラの1以上の入力ポートの前段部に配置された光学フィルタをさらに有することが望ましい。
本発明に係る光分岐モジュールは、上記光学フィルタを有することにより、IPネットワーク上での光通信の多重化を容易にすることができる。
本発明に係る光分岐モジュールは、波長多重数の増加に対する挿入損失の増加率が小さく且つ安価でコンパクトである。
以下に、本発明に係る光分岐モジュールについて実施形態を示して詳細に説明するが、本発明は、以下の記載に限定して解釈されない。
図1に、本実施形態に係る光分岐モジュールの概略構成図を示す。
本実施形態に係る光分岐モジュール1は、2つの入力ポートから入力されたそれぞれの光を略等分岐して2つの出力ポートからそれぞれ出力する2×(p+1)個の光カプラ111、122、133、・・・(以下、「光カプラ111、122、133、・・・」を「光カプラ111等」とする。)と、それぞれの光カプラの入出力ポートを接続する接続手段41、42、43、・・・(以下、「接続手段41、42、43、・・・」を「接続手段41等」とする。)と、を有する。なお、図1において、2×(p+1)個の光カプラは、光カプラ111と同様に点線の四角で囲まれたそれぞれを示すものとする。また、接続手段は、接続手段41と同様に括弧で閉じられたそれぞれを示すものとする。
光カプラ111等は、2つの入力ポートから入力されたそれぞれの光を略等分岐して2つの出力ポートからそれぞれ出力する。この光カプラは、例えば、光ファイバ型、導波路型又はバルク型等いずれの光カプラを適用できるが、平面光波回路基板上の光導波路により形成する導波路型の光カプラとすることが望ましい。光カプラ111等を平面光波回路基板上の光導波路により形成することにより、複数の光カプラを同一基板上で製造できるため、別々の光カプラを製造する場合に比べ、製造コストを低減して、光分岐モジュールのモジュールコストを抑制できる。
また、光カプラ111等は、入力ポートから入力されたいずれの波長の光についても略等分岐して出力ポートから出力する波長無依存の光カプラとすることが望ましい。光カプラ111等を波長無依存とすることにより、いずれの波長の光も選択可能であるため、柔軟な光合分波が可能となる。
接続手段41等は、2×(p+1)個の光カプラを2個ずつの(p+1)個の組として1の組の光カプラの出力ポートと他の組の光カプラの入力ポートとを1対1に接続して(p+1)個の組が(p+1)段に縦続接続する。図1においては、光カプラ111等を行列状に配置し、各列を上記2個ずつの組とした。つまり、光分岐モジュール1に含まれる2×(p+1)個の光カプラは、全体として(p+1)個の列に分かれることとなる。そして、ある列に含まれる光カプラの出力ポートと他の列に含まれる光カプラの入力ポートとを1対1に接続することにより、光カプラの(p+1)個の列は、(p+1)段に縦続に接続される。つまり、接続手段41等は、ある組(列)に含まれる光カプラの2つの入力ポートを他の組(列)に含まれるいずれか2つの光カプラのいずれか1の出力ポートにそれぞれ接続することを前提とする。本実施形態では、隣り合う列同士の光カプラを接続して、図面左側から1段目の組、2段目の組、・・・が縦続に接続するように1段目の組、2段目の組、・・・を順に配置することとした。
さらに、接続手段41等は、q段目及び(q+1)段目の組の2個の光カプラをそれぞれ順に2q−1個ずつの2p−q+1個のユニット及び2個ずつの2p−q個のユニットとしてq段目の組の1のユニットの光カプラの2個の出力ポートを(q+1)段目の組の1のユニットの2個のいずれか1の入力ポートに1つずつ接続する。
つまり、図1において、例えば、2段目の組の光カプラは、2つずつで1つのユニットを構成し、3段目の組の光カプラは、4つずつで1つのユニットを構成することとなる。1つのユニットに含まれる光カプラの数は、次の段になるに従って2倍ずつ増加することとなる。本実施形態では、2段目の組の光カプラは、光カプラ211、212で1つのユニット、光カプラ221、222で1つのユニット、光カプラ231、232で1つのユニット、光カプラ241、242で1つのユニット、・・・を構成することとし、3段目の組の光カプラは、光カプラ311、312、313、314で1つのユニット、光カプラ321、322、323、324で1つのユニット、・・・を構成することとした。
以下、本明細書及び図面において、例えば3段目の組の2番目のユニットに含まれる4個目の光カプラの符号を光カプラ324として示すこととする。また、1つの光分岐モジュールに別々の2つの回路が含まれる場合は、符号の桁の最上位を増やし、例えば第2回路の3段目の組の2番目のユニットに含まれる4個目の光カプラの符号を光カプラ2324として示すこととする。
そして、例えば、光カプラ221、222について、4つの出力ポートを3段目の組の何れかの1のユニットの4つのそれぞれの光カプラのいずれか1の入力ポートに1つずつ接続する。本実施形態では、光カプラ221、222について、光カプラ221、222の4つの出力ポートを光カプラ311、312、313、314のいずれか1の入力ポートに1つずつ接続することとした。つまり、接続手段41等は、q段目の組の1のユニットの光カプラの2個の出力ポートを(q+1)段目の組の1のユニットのそれぞれ別の2個の光カプラの出力ポートにそれぞれ接続することを前提とする。本実施形態では、図面上側の列の最上位から2個ずつのユニットとし、q段目の各ユニットを2つ単位で(q+1)段目の上位のユニットから順に接続することとした。
このように、接続手段41等により光カプラ111等を接続することにより、光分岐モジュール1は、1段目のいずれの光カプラの入力ポートから入力された波長λ1の光を(p+1)段目(つまり、最後段)の光カプラのすべての出力ポートから波長λ1の光として出力することができる。つまり、2個の波長の光の合分波を同時に行って、2分岐することができる。そのため、従来のように合分波器を別途設置する場合に比べ、挿入損失を低損失とすることができる。さらに、光分岐モジュール1は、波長多重数を増加させても、従来と比較して光カプラの数が少ないため、挿入損失の低損失化を図り且つ安価でコンパクトとすることができる。
接続手段41等は、q段目の組の光カプラの出力ポートと(q+1)段目の組の光カプラの入力ポートとを接続する光ファイバ又は光ファイバを配列した光ファイバテープを含むことが望ましい。つまり、光ファイバ又は光ファイバテープにより光カプラの入出力ポートを接続する。ここで、光ファイバテープとは、光ファイバ素線を平面状に配列し、それに一括してプラスチック樹脂を被覆したものをいう。接続手段41等を光ファイバ又は光ファイバテープとすることにより、接続する入出力ポートを任意に選択できる。そのため、いずれの光カプラが故障しても予備の光カプラに接続し直すことができるため、光分岐モジュールの管理コストを低減することができる。
ここで、図2から図5に他の形態の光カプラを適用した光分岐モジュールの概略構成図を示す。また、図5から図11に他の形態の接続手段を適用した光分岐モジュールの概略構成図を示す。
図2に示す光分岐モジュール2は、図1に示す(p+1)個の組の各組の2個の光カプラを同一の平面光波回路基板51、52、53、54・・・上に形成した形態である。また、図3に示す光分岐モジュール3は、図1に示す光分岐モジュール1を4波長多重の回路として2つ分の回路を備えた形態である。そして、それぞれの回路の1段目の組の光カプラを同一の平面光波回路基板55上に形成し、2段目の組の光カプラを同一の平面光波回路基板56上に形成した。図2又は図3に示すようにして、各組の2個の光カプラを同一の平面光波回路基板上に形成することにより、さらに光カプラの製造コストを低減して、光分岐モジュールのモジュールコストを抑制できる。
図4に示す光分岐モジュール4は、図1に示す(p+1)個の組の1段目及び2段目の組の光カプラを同一の平面光波回路基板57上に形成した形態である。また、図5に示す光分岐モジュール5は、図1に示す光分岐モジュール1を4波長多重の回路として2つ分の回路を備えた形態である。そして、それぞれの回路の1段目及び2段目の組の光カプラを同一の平面光波回路基板59上に形成した。図4又は図5に示すようにして、(p+1)個の組のうち少なくとも2組分の光カプラを同一の平面光波回路基板上に形成することにより、複数の組の光カプラを同一基板上に形成することから、各組の接続距離が短くなる分、光分岐モジュールをさらにコンパクトとすることができ、省スペース化が可能である。
図6に示す光分岐モジュール7は、図1に示す接続手段41等について、q段目の組の光カプラの出力ポートにそれぞれ接続する第1の光ファイバテープと、(q+1)段目の組の光カプラの入力ポートにそれぞれ接続する第2の光ファイバテープと、第1の光ファイバテープと第2の光ファイバテープの間で第1の光ファイバテープ及び第2の光ファイバテープのそれぞれから分岐して互いに接続された光ファイバを収容する光ファイバシートと、を含む形態である。図6では、例えば、2段目の組の光カプラ211、212に接続する第1の光ファイバテープとしての光ファイバテープ72と3段目の列の光カプラ313、314に接続する第2の光ファイバテープとしての光ファイバテープ77とを光ファイバシート71を介して接続する。ここで、光ファイバシートとは、2枚のプラスチックフィルムの間に複数本の光ファイバを任意の配線形状で配置固定したものをいう。
図6においては、例えば光ファイバシート71の一方の側の4心の光ファイバテープ72を光ファイバシート71内で4本の光ファイバ素線に分離して任意の配線形状で配置する。また、光ファイバシート71の一方の側の4心の光ファイバテープ76を光ファイバシート71内で4本の光ファイバ素線に分離して任意の配線形状で配置する。そして、光ファイバテープ72、76のそれぞれから2心ずつの光ファイバ素線を集めて合計4心の光ファイバテープ73、77をそれぞれ形成する。
また、光ファイバシート71と光ファイバテープ72、76との間には、それぞれ融着接続部74、78を有し、光ファイバシート71と光ファイバテープ73、77との間には、それぞれ融着接続部75、79を有する。融着接続部では、光ファイバテープ同士を突き合わせ、対向する光ファイバ素線同士を融着接続する。なお、以下に説明する融着接続部についても同様である。
なお、図6では、光ファイバテープ72の光ファイバ素線の配列の間隔と光カプラ211、212の出力ポートの配置間隔とが異なっているが、この間隔は略同じとすることもできる。平面光波回路基板52、53上に形成した光カプラの入出力ポートのピッチをハーフピッチとした場合、平面光波回路基板52側の光カプラを光ファイバブロックで光ファイバテープ72、76に接続するときは、光ファイバテープ72、76からの光ファイバ心線を分離することなく接続することができる。なお、以下に説明する光ファイバテープと光カプラとの接続についても同様である。
また、図7に示す光分岐モジュール8は、図1に示す光分岐モジュール1を4波長多重の回路として4つ分の回路を2つ備えた形態である。そして、それぞれの回路の1段目及び2段目の組の光カプラをそれぞれ同一の平面光波回路基板70、80上に形成した。また、1段目及び2段目の組の光カプラの入出力ポートの1つおきに接続した光ファイバテープ81、85及び光ファイバテープ82、86を光ファイバシート89を介して接続した。光ファイバテープ81、85及び光ファイバテープ82、86を1段目及び2段目の組の光カプラの入出力ポートの1つおきに接続することで4波長多重の回路をコンパクトに4つ分備えることができる。なお、光ファイバシート89と光ファイバテープ81、85及び光ファイバテープ82、86との間には、融着接続部83、84、87、88を有する。
ここで、平面光波回路基板70、80上に形成した光カプラの入出力ポートのピッチをハーフピッチとした場合、平面光波回路基板70側の光カプラを光ファイバブロックで光ファイバテープ81、85と接続するときは、光ファイバテープ81、85からの光ファイバ心線をくし歯状に重ねて交互に光カプラの出力ポートと接続する。平面光波回路基板80側の光カプラについても同様である。なお、図7に示す形態のように、光ファイバテープを光カプラの入出力ポートの1つおきに接続する場合の接続方法については、以下の説明する実施形態においても同様である。
図6及び図7に示すように光ファイバシートを介して光カプラ同士を接続すると、光ファイバ同士が交差する場合においても光ファイバ素線同士の単心単位での接続をすることなく、光ファイバテープ単位での光カプラ間の接続が可能となる。また、光ファイバ配線の保護、並びに光分岐モジュールの取り扱いの容易化及びモジュールサイズの小型化を図ることができる。
また、図8に示す光分岐モジュール9のように、図7に示す4波長多重の回路4つ分を有する光分岐モジュールにおいて、光ファイバシート89での接続の代わりに、光ファイバテープ63を単心に分離し、1つおきにリボナイズした2つの4心の光ファイバテープ65、66として、光ファイバテープ64、69と接続することとしてもよい。また、光ファイバテープ63及び光ファイバテープ64、69の間には、融着接続部67、68をそれぞれ有する。
また、図9に示す光分岐モジュール6は、図1に示す光分岐モジュール1において、接続手段41等を平面光波回路基板60、61、62・・・上に形成された光導波路とした形態である。接続手段を平面光波回路基板上に形成された光導波路とすることにより、光カプラ同士の接続距離を短くできるため、光分岐モジュール6の構成要素の実装の高密度化を図ることができる。
また、図10に示す光分岐モジュール10は、図1に示す光分岐モジュール1を4波長多重の回路として2つ分の回路を備えた形態である。また、図11は、図10に示す光分岐モジュールの論理接続を示している。
図10に示す光分岐モジュール10は、図1に示す接続手段41等について、1段目の組の光カプラのいずれか一方の出力ポートと2段目の組の光カプラの入力ポートとを平行に接続する第1の光ファイバテープとしての光ファイバテープ90と、1段目の組の光カプラの他方の出力ポートと2段目の組の光カプラの入力ポートとを対象に接続する第2光ファイバテープとしての光ファイバテープ91と、を有する。なお、光ファイバテープ90、91にはそれぞれ融着接続部92、93を有する。
ここで、光カプラの入出力ポートを平行に接続するとは、図11に示すように、1段目及び2段目の組の光カプラ同士を接続する4本の接続119、120、121、123が互いに交差しないことを意味する。また、光カプラの入出力ポートを対象に接続するとは、図11に示すように、1段目及び2段目の組の光カプラ同士を接続する4本の接続129、130、131、132が総て交差することを意味する。なお、この光カプラ同士の接続の定義は、図1で説明した接続手段41等に関する接続の前提を当然に具備することを前提とする。なお、上記「平行に接続する」及び「対象に接続する」の定義は、以下に説明する実施形態についても同様である。
このように、接続手段を光ファイバテープ90及び光ファイバテープ91とすることにより、一方の光ファイバテープ91は、光カプラ同士をストレートに接続し、他方の光ファイバテープ90は、捻り部94により捻ることにより1段目の組の光カプラと2段目の組の光カプラとを接続することができる。そのため、光ファイバテープからの単心分離やリボナイズを必要とせずに光ファイバテープ単位での接続が可能となる。従って、光分岐モジュールの取り扱いの容易化、モジュール構成要素の実装の高密度化及び製造効率の高効率化を図ることができる。
また、図12から図19に、図10に示す光分岐モジュール10の他の形態を示す。
図12に示す光分岐モジュール12は、図1に示す光分岐モジュール1を4波長多重の回路として4つ分の回路を備えた形態である。また、図13は、図12に示す光分岐モジュールの論理接続を示している。
図12に示す光分岐モジュール12は、図1に示す接続手段41等について、1段目の列の光カプラのいずれか一方の出力ポートと2段目の組の光カプラの入力ポートとを平行に接続する第1の光ファイバテープとしての光ファイバテープ95と、1段目の組の光カプラの他方の出力ポートを2段目の組の光カプラの入力ポートとを対象に接続する第2光ファイバテープとしての光ファイバテープ96と、を有する。なお、光ファイバテープ95、96にはそれぞれ融着接続部97、98を有する。本実施形態では、1段目及び2段目の組の光カプラを回路ごとに順に配置することで、4波長多重の回路をコンパクトに4つ分備えることができる。
このように、接続手段を光ファイバテープ95及び光ファイバテープ96とすることにより、一方の光ファイバテープ95は、光カプラ同士をストレートに接続し、他方の光ファイバテープ96は、捻り部99により捻ることにより光カプラ同士を接続することができる。そのため、光ファイバテープからの単心分離やリボナイズを必要とせずに光ファイバテープ単位での接続が可能となる。従って、光分岐モジュールの取り扱いの容易化、モジュール構成要素の実装の高密度化及び製造効率の高効率化を図ることができる。
また、図14に示す光分岐モジュール14は、図1に示す光分岐モジュール1を4波長多重の回路として8つ分の回路を備えた形態である。また、図15は、図14に示す光分岐モジュールの論理接続を示している。
図14に示す光分岐モジュール14は、図1に示す接続手段41等について、1段目の列の光カプラのいずれか一方の出力ポートと2段目の組の光カプラの入力ポートとを平行に接続する第1の光ファイバテープとしての光ファイバテープ100と、1段目の組の光カプラの他方の出力ポートと2段目の組の光カプラの入力ポートとを対象に接続する第2光ファイバテープとしての光ファイバテープ101と、を有する。なお、光ファイバテープ100、101にはそれぞれ融着接続部102、103を有する。本実施形態では、1段目及び2段目の組の光カプラを回路ごとに順に配置することで、4波長多重の回路をコンパクトに8つ分備えることができる。
このように、接続手段を光ファイバテープ100及び光ファイバテープ101とすることにより、一方の光ファイバテープ100は、光カプラ同士をストレートに接続し、他方の光ファイバテープ101は、捻り部104により捻ることにより光カプラ同士を接続することができる。そのため、光ファイバテープからの単心分離やリボナイズを必要とせずに光ファイバテープ単位での接続が可能となる。従って、光分岐モジュールの取り扱いの容易化、モジュール構成要素の実装の高密度化及び製造効率の高効率化を図ることができる。
また、図16に示す光分岐モジュール16は、図1に示す光分岐モジュール1を8波長多重の回路として2つ分の回路を備えた形態である。また、図17は、図16に示す光分岐モジュールの論理接続を示している。
図16に示す光分岐モジュール16は、図1に示す接続手段41等について、1段目の列の光カプラのいずれか一方の出力ポートと2段目の組の光カプラの入力ポートとを平行に接続する第1の光ファイバテープとしての光ファイバテープ105と、1段目の組の光カプラの他方の出力ポートと2段目の組の光カプラの入力ポートとを対象に接続する第2光ファイバテープとしての光ファイバテープ106と、を有する。また、2段目の列の光カプラのいずれか一方の出力ポートと3段目の組の光カプラの入力ポートとを平行に接続する第1の光ファイバテープとしての光ファイバテープ110と、2段目の組の光カプラの他方の出力ポートを3段目の組の光カプラの入力ポートとを対象に接続する第2光ファイバテープとしての光ファイバテープ118、112と、を有する。なお、光ファイバテープ105、106にはそれぞれ融着接続部107、108を有する。また、光ファイバテープ110、118、112にはそれぞれ融着接続部113、114、115を有する。本実施形態では、1段目、2段目及び3段目の組の光カプラを回路ごとに順に配置することで、8波長多重の回路をコンパクトに2つ分備えることができる。
このように、接続手段を光ファイバテープ105、106、110、118、112とすることにより、一方の光ファイバテープ105は、光カプラ同士をストレートに接続し、他方の光ファイバテープ106は、捻り部109により捻ることにより光カプラ同士を接続することができる。また、一方の光ファイバテープ110は、光カプラ同士をストレートに接続し、他の光ファイバテープ118、112は、それぞれ捻り部116、117により捻ることにより光カプラ同士を接続することができる。そのため、光ファイバテープからの単心分離やリボナイズを必要とせずに光ファイバテープ単位での接続が可能となる。従って、光分岐モジュールの取り扱いの容易化、モジュール構成要素の実装の高密度化及び製造効率の高効率化を図ることができる。
また、図18に示す光分岐モジュール18は、図1に示す光分岐モジュール1を8波長多重の回路として4つ分の回路を備えた形態である。また、図19は、図18に示す光分岐モジュールの論理接続を示している。
図18に示す光分岐モジュール18は、図1に示す接続手段41等について、1段目の列の光カプラのいずれか一方の出力ポートと2段目の組の光カプラの入力ポートとを平行に接続する第1の光ファイバテープとしての光ファイバテープ189と、1段目の組の光カプラの他方の出力ポートを2段目の組の光カプラの入力ポートとを対象に接続する第2光ファイバテープとしての光ファイバテープ190と、を有する。また、2段目の列の光カプラのいずれか一方の出力ポートと3段目の組の光カプラの入力ポートとを平行に接続する第1の光ファイバテープとしての光ファイバテープ194と、2段目の組の光カプラの他方の出力ポートを3段目の組の光カプラの入力ポートとを対象に接続する第2光ファイバテープとしての光ファイバテープ195、196と、を有する。なお、光ファイバテープ189、190にはそれぞれ融着接続部191、192を有する。また、光ファイバテープ194、195、196にはそれぞれ融着接続部197、198、199を有する。本実施形態では、1段目、2段目及び3段目の組の光カプラを回路ごとに順に配置することで、8波長多重の回路をコンパクトに4つ分備えることができる。
このように、接続手段を光ファイバテープ189、190、194、195、196とすることにより、一方の光ファイバテープ189は、光カプラ同士をストレートに接続し、他方の光ファイバテープ190は、捻り部193により捻ることにより光カプラ同士を接続することができる。また、2段目について、一方の光ファイバテープ194は、光カプラ同士をストレートに接続し、他の光ファイバテープ195、196は、それぞれ捻り部200、201により捻ることにより光カプラ同士を接続することができる。そのため、光ファイバテープからの単心分離やリボナイズを必要とせずに光ファイバテープ単位での接続が可能となる。従って、光分岐モジュールの取り扱いの容易化、モジュール構成要素の実装の高密度化及び製造効率の高効率化を図ることができる。
また、図20に、図8に示す光分岐モジュール9の他の形態を示す。図20に示す光分岐モジュール19は、図8に示す光分岐モジュール9の1段目の組の光カプラの前段部にさらに光学フィルタ202を設けた形態である。
図20に示す光分岐モジュール19では、光カプラ1111及び光カプラ1122の4個の各入力ポートにおいて、IP信号1波と映像信号3波を各入力ポートに1波ずつ割り当てて入力し、光カプラ1211及び光カプラ1212の出力ポートから各波長の信号が等分配されて出力される。そして、光学フィルタ202を光カプラ1111及び光カプラ1122の前段部に配置することにより、IP信号を入力したポートに映像信号が漏れ出すことを防ぐことができる。なお、他の光カプラにおいても同様にIP信号及び映像信号の入出力がなされる。
ここで、図21に、IPネットワークで使用される光信号の通信波長帯域を示す。
IPネットワーク上における映像配信では、ITU−T勧告G.983.3に準拠した波長配置でIP通信波長として1310nmと1490nmを用い、映像配信用の波長には、図21に示す映像用の帯域である1550nmから1560nm及びデジタル通信用の帯域である1539nmから1565nmが用いられる。従って、図20に示す光学フィルタ202は、図21に示すように1539nm以上の波長帯域を遮断する特性を有する。
図20に示す光学フィルタ202は、8心の光ファイバテープ125を単心に分離し、1本おきにまとめてリボナイズした4心の光ファイバテープ127の途中に挿入する。このように、光学フィルタ202を配置することにより、製造コストの低減及び実装の高密度化を図ることができる。また、光学フィルタ202を有することにより、IPネットワーク上での光通信の多重化を容易にすることができる。
光学フィルタ202は、光ファイバテープ125を単心に分離し、1段目の組の光カプラのIP信号用の入力ポートに接続される光ファイバ心線に1本ずつ誘電体多層膜を適用した光学フィルタとしてもよい。また、光ファイバテープ125を単心に分離し、1段目の組の光カプラのIP信号用の入力ポートに接続される光ファイバ心線の1本ずつに融着接続したファイバーブラッググレーティング(FBG)としてもよい。
また、図22に、図12に示す光分岐モジュール12の他の形態を示す。図22に示す光分岐モジュール21は、図12に示す光分岐モジュール12の1段目の組の光カプラの前段部にさらに光学フィルタ229を設けた形態である。光学フィルタ229の特性は、図20に示した光学フィルタ202の特性と同様である。本実施形態では、光カプラ1111、2111、3111、4111の4個の光カプラの1の入力ポートをIP信号用の入力ポートとし、光ファイバテープ136をIP信号用の入力ポートに接続することとした。なお、IP信号用の入力ポートに接続する光ファイバテープは光ファイバテープ138であってもよい。
光学フィルタ229は、4心の光ファイバテープ136の途中に挿入する。光学フィルタ229を入力ポートの前段部に挿入する場合、IP信号用の入力ポートに接続される光ファイバを1つにまとめることが必要とされる。図22に示す形態の光分岐モジュール21では、平面光波回路基板134での光カプラを回路ごとに順に配置したことから、単純に4心の光ファイバテープ136を平面光波回路基板134上の光カプラの入力ポートにくし歯状に配置するだけで、4回路分のIP信号用の入力ポートを1つの光ファイバテープ136にまとめることができ、製造工程の簡略化が可能となる。そのため、さらなる光分岐モジュールの製造コストの低減及びモジュール構成要素の高密度実装化を図ることができる。
光学フィルタ229は、光ファイバテープ136を単心に分離し、1段目の組の光カプラのIP信号用の入力ポートに接続される光ファイバ心線に1本ずつ誘電体多層膜を適用した光学フィルタとしてもよい。また、光ファイバテープ136を単心に分離し、1段目の組の光カプラのIP信号用の入力ポートに接続される光ファイバ心線の1本ずつに融着接続したFBGとしてもよい。
また、図23に、図14に示す光分岐モジュール14の他の形態を示す。図23に示す光分岐モジュール23は、図14に示す光分岐モジュール14の1段目の組の光カプラの前段部にさらに光学フィルタ147を設けた形態である。光学フィルタ147の特性は、図20に示した光学フィルタ202の特性と同様である。本実施形態では、光ファイバテープ148をIP信号用の入力ポートに接続することとした。なお、IP信号用の入力ポートに接続する光ファイバテープは光ファイバテープ150であってもよい。
光学フィルタ147は、8心の光ファイバテープ148の途中に挿入する。光学フィルタ147を入力ポートの前段部に挿入する場合、IP信号用の入力ポートに接続される光ファイバを1つにまとめることが必要とされる。図23に示す形態の光分岐モジュール23では、平面光波回路基板145での光カプラを回路ごとに順に配置したことから、単純に8心の光ファイバテープ148を平面光波回路基板145上の光カプラの入力ポートにくし歯状に配置するだけで、8回路分のIP信号用の入力ポートを1つの光ファイバテープ148にまとめることができ、製造工程の簡略化が可能となる。そのため、さらなる光分岐モジュールの製造コストの低減及びモジュール構成要素の高密度実装化を図ることができる。
光学フィルタ147は、光ファイバテープ148を単心に分離し、1段目の組の光カプラのIP信号用の入力ポートに接続される光ファイバ心線に1本ずつ誘電体多層膜を適用した光学フィルタとしてもよい。また、光ファイバテープ148を単心に分離し、1段目の組の光カプラのIP信号用の入力ポートに接続される光ファイバ心線の1本ずつに融着接続したFBGとしてもよい。
次に、図24に、図1から図23で説明した光分岐モジュールを適用したIPネットワーク上において、IP信号1波と映像信号3波とで多重化した映像配信システムの概略構成図を示す。
図24に示す映像配信システム300は、光終端装置156、157、158、159と、光終端装置156、157、158、159に接続された本実施形態に係る光分岐モジュール160と、光分岐モジュール160の1の出力ポートと光ファイバ164を介して接続される8分岐光スプリッタ162と、8分岐光スプリッタ162の1の出力ポートと光ファイバ165を介して接続される光終端装置163と、を有する。
光終端装置156は、IP通信用に用いる通信設備ビル161内に配置された装置である。ITU−T勧告G.983.3に準拠した波長配置でIP通信波長として1310nmと1490nmを用いる。また、光終端装置157、158、159は、映像配信に用いる通信設備ビル161内に配置された装置である。光終端装置157、158、159は、それぞれ異なる通信波長を有する。光終端装置157、158、159から出力された光は、本実施形態に係る光分岐モジュール160により合分波され、光分岐モジュール160の入力ポートに入射された総ての波長の信号光が略等分岐されて光分岐モジュール160の出力ポートから出力される。そして、さらに8分岐光スプリッタ162により分波され、光ファイバ165を介して光終端装置163により受信される。
ここで、映像配信用の波長には図21に示す映像用の帯域である1550nmから1560nm及びデジタル通信用の帯域である1539nmから1565nmが用いられる。この波長帯域内に映像信号として映像波長を3波設定すると、各波長間隔が狭くなる。これらを低損失に合波する場合、従来の波長依存性を持った光合分波器では、利用する波長に合わせて光合分波器内に狭帯域の光学特性を有する光学フィルタの実装が必要となる。この実装は、技術的に困難であり、製造コストが高い。さらに、従来の波長依存性を持った光合分波器では利用する波長に合わせて光合分波器を変更する必要があり、一方、新たに映像波長を追加する際には、波長に合わせた光合分波気を追加する必要が生じる。そのため、コスト及び部品点数の増加が生じる。
一方、本実施形態の光分岐モジュール160では、波長無依存の光カプラにより光分岐モジュールを構成することで利用する波長帯域に合わせた合分波器の変更が必要なくなり、狭帯域の映像波長の設定が可能となる。
また、前述したように図25に示す合波及び分波を別々に行っていた従来のシステムでは、IP信号1波に映像信号3波を多重してそれを4波に分波するまでに、レンズコリーメント及び誘電体多層膜を用いたバルク型の合分波器2個を用いて合波するため、1dBの挿入損失が生じ、後段の4分岐光スプリッタ171により6.6dBの挿入損失が生じ、合計7.6dBの挿入損失となる。一方、図24に示す光分岐モジュール160では、図1で説明したように4個の光カプラで合波及び分波を同時に行うことができる。そのため、2個分の光カプラの挿入損失6.6dBでIP信号1波に映像信号3波を多重して4波に分波することが可能となり、従来のシステムと比較して1dBの挿入損失改善を実現する。これによって、伝送装置のダイナミックレンジを大きくとることができ、映像配信サービスの提供可能エリアが拡大する。
本発明の光分岐モジュールは、中継ネットワーク等の幹線系ネットワークのみならず、ローカルエリアネットワークやアクセスネットワークを構築する際の光合分波器としても適用することができる。
1実施形態に係る光分岐モジュールの概略構成図である。 1実施形態に係る光分岐モジュールの概略構成図である。 1実施形態に係る光分岐モジュールの概略構成図である。 1実施形態に係る光分岐モジュールの概略構成図である。 1実施形態に係る光分岐モジュールの概略構成図である。 1実施形態に係る光分岐モジュールの概略構成図である。 1実施形態に係る光分岐モジュールの概略構成図である。 1実施形態に係る光分岐モジュールの概略構成図である。 1実施形態に係る光分岐モジュールの概略構成図である。 1実施形態に係る光分岐モジュールの概略構成図である。 図10に示す光分岐モジュールの論理接続を示した図である。 1実施形態に係る光分岐モジュールの概略構成図である。 図12に示す光分岐モジュールの論理接続を示した図である。 1実施形態に係る光分岐モジュールの概略構成図である。 図14に示す光分岐モジュールの論理接続を示した図である。 1実施形態に係る光分岐モジュールの概略構成図である。 図16に示す光分岐モジュールの論理接続を示した図である。 1実施形態に係る光分岐モジュールの概略構成図である。 図18に示す光分岐モジュールの論理接続を示した図である。 1実施形態に係る光分岐モジュールの概略構成図である。 IPネットワークで使用される光信号の通信波長帯域の1例を示した図である。 1実施形態に係る光分岐モジュールの概略構成図である。 1実施形態に係る光分岐モジュールの概略構成図である。 図1から図23に示す光分岐モジュールを適用したIPネットワーク上において、IP信号1波と映像信号3波とで多重化した映像配信システムの概略構成図である。 PDSによる波長多重システムの概略構成図である。 複数の光カプラを接続した光合分波器の概略構成図である。
符号の説明
1:光分岐モジュール
2:光分岐モジュール
3:光分岐モジュール
4:光分岐モジュール
5:光分岐モジュール
6:光分岐モジュール
7:光分岐モジュール
9:光分岐モジュール
10:光分岐モジュール
12:光分岐モジュール
14:光分岐モジュール
16:光分岐モジュール
18:光分岐モジュール
19:光分岐モジュール
21:光分岐モジュール
23:光分岐モジュール
41:接続手段
42:接続手段
43:接続手段
51:平面光波回路基板
52:平面光波回路基板
53:平面光波回路基板
54:平面光波回路基板
55:平面光波回路基板
56:平面光波回路基板
57:平面光波回路基板
58:平面光波回路基板
59:平面光波回路基板
60:平面光波回路基板
61:平面光波回路基板
62:平面光波回路基板
63:光ファイバテープ
64:光ファイバテープ
65:光ファイバテープ
66:光ファイバテープ
67:融着接続部
68:融着接続部
69:光ファイバテープ
70:平面光波回路基板
71:光ファイバシート
72:光ファイバテープ
73:光ファイバテープ
74:融着接続部
75:融着接続部
76:光ファイバテープ
77:光ファイバテープ
78:融着接続部
79:融着接続部
80:平面光波回路基板
81:光ファイバテープ
82:光ファイバテープ
83:融着接続部
84:融着接続部
85:光ファイバテープ
86:光ファイバテープ
87:融着接続部
88:融着接続部
89:光ファイバシート
90:光ファイバテープ
91:光ファイバテープ
92:融着接続部
93:融着接続部
94:捻り部
95:光ファイバテープ
96:光ファイバテープ
97:融着接続部
98:融着接続部
99:捻り部
100:光ファイバテープ
101:光ファイバテープ
102:融着接続部
103:融着接続部
104:捻り部
105:光ファイバテープ
106:光ファイバテープ
107:融着接続部
108:融着接続部
109:捻り部
110:光ファイバテープ
112:光ファイバテープ
113:融着接続部
114:融着接続部
115:融着接続部
116:捻り部
117:捻り部
118:光ファイバテープ
119:接続
120:接続
121:接続
123:接続
125:光ファイバテープ
126:光ファイバテープ
127:光ファイバテープ
128:光ファイバテープ
129:接続
130:接続
131:接続
132:接続
134:平面光波回路基板
135:平面光波回路基板
136:光ファイバテープ
137:光ファイバテープ
138:光ファイバテープ
145:平面光波回路基板
146:平面光波回路基板
147:光学フィルタ
148:光ファイバテープ
149:光ファイバテープ
150:光ファイバテープ
156:光終端装置
157:光終端装置
158:光終端装置
159:光終端装置
160:光分岐モジュール
161:通信設置ビル
162:光スプリッタ
163:光終端装置
164:光ファイバ
165:光ファイバ
167:光ファイバ
168:光ファイバ
169:光ファイバ
170:光合分波器
171:光スプリッタ
172:光合分波器
173:平面光波回路基板
179:光合分波器
180:光カプラ
181:光カプラ
182:光カプラ
183:光カプラ
184:光カプラ
189:光ファイバテープ
190:光ファイバテープ
191:融着接続部
192:融着接続部
193:捻り部
194:光ファイバテープ
195:光ファイバテープ
196:光ファイバテープ
197:融着接続部
198:融着接続部
199:融着接続部
200:捻り部
201:捻り部
202:光学フィルタ
229:光学フィルタ
300:映像配信システム
400:波長多重システム
111:光カプラ
122:光カプラ
133:光カプラ
144:光カプラ
155:光カプラ
166:光カプラ
177:光カプラ
188:光カプラ
211:光カプラ
212:光カプラ
221:光カプラ
222:光カプラ
231:光カプラ
232:光カプラ
241:光カプラ
242:光カプラ
311:光カプラ
312:光カプラ
313:光カプラ
314:光カプラ
321:光カプラ
322:光カプラ
323:光カプラ
324:光カプラ
411:光カプラ
412:光カプラ
413:光カプラ
414:光カプラ
415:光カプラ
416:光カプラ
417:光カプラ
418:光カプラ
1111:光カプラ
1122:光カプラ
1133:光カプラ
1144:光カプラ
1211:光カプラ
1212:光カプラ
1221:光カプラ
1222:光カプラ
1311:光カプラ
1312:光カプラ
1313:光カプラ
1314:光カプラ
2111:光カプラ
2122:光カプラ
2133:光カプラ
2144:光カプラ
2211:光カプラ
2212:光カプラ
2221:光カプラ
2222:光カプラ
2311:光カプラ
2312:光カプラ
2313:光カプラ
2314:光カプラ
3111:光カプラ
3122:光カプラ
3133:光カプラ
3144:光カプラ
3211:光カプラ
3212:光カプラ
3221:光カプラ
3222:光カプラ
3311:光カプラ
3312:光カプラ
3313:光カプラ
3314:光カプラ
4111:光カプラ
4122:光カプラ
4133:光カプラ
4144:光カプラ
4211:光カプラ
4212:光カプラ
4221:光カプラ
4222:光カプラ
4311:光カプラ
4312:光カプラ
4313:光カプラ
4314:光カプラ
5111:光カプラ
5122:光カプラ
5211:光カプラ
5212:光カプラ
6111:光カプラ
6122:光カプラ
6211:光カプラ
6212:光カプラ
7111:光カプラ
7122:光カプラ
7211:光カプラ
7212:光カプラ
8111:光カプラ
8122:光カプラ
8211:光カプラ
8212:光カプラ

Claims (2)

  1. それぞれ平面光波回路基板上の光導波路により形成され、2つの入力ポートから入力されたそれぞれの光を略等分岐して2つの出力ポートからそれぞれ出力する2×(n+1)(但し、p、nは自然数である。)個の光カプラと、
    前記2×(n+1)個の光カプラを2個ずつの(n+1)個の組として1の組の光カプラの出力ポートと他の組の光カプラの入力ポートとを1対1に接続して前記(n+1)個の組が(n+1)段に縦続接続するように、q(但し、qはn以下の自然数である。)段目の組の2個の光カプラ及び(q+1)段目の組の2個の光カプラをそれぞれ2p−q+1個ずつの2q−1個のユニットとして前記q段目の組の各ユニット毎に該ユニットの光カプラの2p−q+2個の出力ポートを前記(q+1)段目の組の1のユニットの光カプラの2p−q+2個の入力ポートに1つずつ接続する接続手段と、
    を有し、
    前記(n+1)個の組の各組の2個の光カプラは、
    同一の前記平面光波回路基板上に、前記2個の光カプラの2p+1個の入力ポートがすべて、1の光カプラの2つの入力ポートが隣接するように、当該平面光波回路基板の一辺である第1の端部に配列され、かつ前記2個の光カプラの2p+1個の出力ポートがすべて、1の光カプラの2つの出力ポートが隣接するように、当該平面光波回路基板の前記一辺に対向する辺である第2の端部に配列されるように形成されており、
    前記接続手段は、
    前記q段目の組の1番目から2番目のそれぞれの光カプラのいずれか1の出力ポートと前記(q+1)段目の組の1番目から2番目のそれぞれの光カプラのいずれか1の入力ポートとを、2個の光ファイバで接続する第1の光ファイバテープと、
    前記q段目の組の(2 p−q+1 ×(s−1)+1)番目(但し、sは2 q−1 以下の自然数である。)から2p−q+1 ×s番目のそれぞれの光カプラの他の1の出力ポートと前記(q+1)段目の組の2p−q+1 ×s番目から(2 p−q+1 ×(s−1)+1)番目のそれぞれの光カプラの他の1の入力ポートとを、2p−q+1個の光ファイバで接続する2q−1個の第2の光ファイバテープと、
    を含み、
    前記q段目の組の光カプラの出力ポートと前記(q+1)段目の組の光カプラの入力ポートとを接続する前記第1の光ファイバテープの2個の光ファイバ心線と2q−1個のそれぞれの前記第2の光ファイバテープの2p−q+1個の光ファイバ心線は、前記q段目の組の光カプラが形成された平面光波回路基板の第2の端部に配列された2p+1個の出力ポートにそれぞれ1つおきに交互に接続され、かつ、前記(q+1)段目の組の光カプラが形成された平面光波回路基板の第1の端部に配列された2p+1個の入力ポートにそれぞれ1つおきに交互に接続されている
    ことを特徴とする光分岐モジュール。
  2. 前記2×(n+1)個の光カプラのうち1段目の組の光カプラの1以上の入力ポートの前段部に配置された光学フィルタをさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光分岐モジュール。
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