JP4649186B2 - 現像剤補給容器 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機やプリンタ等の電子写真画像形成装置に据え置かれて現像剤を補給する現像剤補給容器に関する。
従来の現像剤補給容器には、羽状の撹拌搬送部材を有する撹拌部材を内装したものが多く市場に投入されている。その中で、撹拌部材の組み立てとしては、回転軸線方向に組み込まれるものがある(特許文献1参照)。また、回転軸線方向と交差する方向から組み込まれるものもある(特許文献2参照)。
従来の現像剤補給容器について説明する。図11は従来の現像剤補給容器の分解斜視図である。
図11に示すように、画像形成装置本体内に装着される現像剤補給容器は、本体にそのまま据え置かれて使用される据え置き型(ビルトイン)の現像剤補給容器51である。現像剤補給容器51は、内部に収納している現像剤を使い切るまで、画像形成装置の現像部へ現像剤を供給する。
図11に示すように、現像剤補給容器51は、排出開口部51cから画像形成装置本体に現像剤を排出するための撹拌部材を備えており、当該撹拌部材は撹拌搬送部材56と撹拌軸54と駆動伝達部材53とからなる。現像剤補給容器51は、撹拌軸54を、その回転軸線方向に移動させて組み立てられる。
ここで、近年の画像形成装置本体のコンパクト化に対応した現像剤補給容器においては、画像形成装置本体内のスペースが制限されることから、撹拌軸54の回転軸線方向の長さより、撹拌軸54の回転軸線方向と交差する方向の長さの方が長くなるような構成の現像剤補給容器もある(特許文献2参照)。
現像剤補給容器を組み立てる場合には、一般に、特許文献1に示される撹拌軸54の回転軸線方向で組み立てるよりも、撹拌軸54の回転軸線方向と交差する方向から撹拌搬送部材を組み立てる方が組み立てやすい。
撹拌軸54の回転軸線方向と交差する方向から撹拌搬送部材を組み立てる場合、撹拌搬送部材と撹拌軸54の回転軸線方向の長さを、現像剤容器本体の回転軸線方向の長さよりも短くする必要がある。この理由は、次の通りである。
即ち、撹拌軸先端の軸受部は前記現像剤補給容器の外側に飛び出す形で設けられる。ここで、組み立て時に撹拌部材の撹拌軸を補給容器内に挿入して前記軸受部に嵌め、該撹拌軸と駆動伝達部材とを係合させる必要がある。このため、撹拌部材の撹拌軸の長さは、軸受けに嵌める分の長さを予め短く設定しないと、現像剤補給容器内に組み込めなくなってしまう。
このような撹拌部材を現像剤補給容器に組み込み、現像剤補給容器の回転軸線方向でかつ現像剤補給容器外側に力が働いた場合(例えば落下衝撃等)、現像剤補給容器の壁面が外側に変形する。すると、撹拌部材の撹拌軸が軸受部から外れてしまう危険がある。
これを防止するため、通常は駆動伝達部材を現像剤補給容器本体とも係合させる。また、撹拌軸の回転軸線方向でかつ、現像剤補給容器内側に力が働くような場合は、現像剤補給容器が内側に変形する。すると、ある程度壁面が変形した時点で、駆動伝達部材と現像剤容器本体との係合が外れてしまう危険がある。
このような、撹拌部材の係合が外れてしまうという不具合を解消するため、特許文献2に示されるように、現像剤補給容器の蓋部材で撹拌部材を押さえる構成が考えられる。また別の対策として、現像剤補給容器の剛性を強くすることで、駆動伝達部材と現像剤補給容器との係合力を上げることが考えられる。また、別部材を追加して現像剤補給容器や撹拌部材の変形を抑える構成が考えられる。
特開平11−194600号公報(図26) USP5710961(Fig.3、Fig.4)
しかしながら、蓋部材により撹拌部材を押さえる構成においては、容器内部の部材点数が増えると、現像剤補給容器の内容積が減ってしまうという欠点と、組み立てが困難となるという欠点がある。特に深さのある現像剤補給容器の場合は、より組み立てが困難となる。
現像剤補給容器の剛性を強くする構成においては、組み立てる際に負荷が増し、組み立てにくいという欠点がある。
別部材を追加して変形を押さえる構成においては、部材点数が多くなるため、コストがかかるという欠点がある。
そこで、本出願に係る目的は、撹拌搬送部材を容器本体に組み入れる構成の現像剤補給容器において、容易に組み立られ、部材点数を増やすことなく、容器本体の変形時に撹拌部材が外れないようにすることを目的とする。
前記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤収容部に収容された現像剤が排出される排出開口と、前記現像剤収容部の一端側に設けられた穴を通って、対向する前記現像剤収容部の他端側の軸受部に支持される回転軸と、前記回転軸の一端に設けられて前記回転軸に駆動を伝達する駆動伝達部材と、前記現像剤収容部において前記穴側の面に設けられた前記駆動伝達部材と係合する係合部と、前記現像剤収容部内の現像剤を撹拌し搬送する撹拌搬送部材と、を有し、画像形成装置本体に据え置かれる現像剤補給容器において、前記回転軸に装着され、前記現像剤収容部が前記回転軸の軸線方向内側に変形する場合に前記駆動伝達部材と前記係合部との係合が外れないように前記現像剤収容部の内壁に当接して変形を規制する規制部材を有し、前記回転軸は一端側から他端側に亘って軸線方向と直交する断面が前記穴よりも小さいことを特徴とする。また、前記目的を達成するための本発明に係る組み立て方法として、現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤収容部に収容された現像剤が排出される排出開口と、前記現像剤収容部に設けられた穴と、一端側から他端側に亘って軸線方向と直交する断面が前記穴よりも小さい回転軸と、前記回転軸の一端に設けられて前記回転軸に駆動を伝達する駆動伝達部材と、前記現像剤収容部において前記穴側の面に設けられた前記駆動伝達部材と係合する係合部と、前記現像剤収容部が前記回転軸の軸線方向内側に変形する場合には前記駆動伝達部材と前記係合部との係合が外れないように前記現像剤収容部の内壁に当接して変形を規制する規制部材と、を有し、画像形成装置本体に据え置かれる現像剤補給容器の組み立て方法において、前記回転軸の一端が前記穴を通って対向する前記現像剤収容部の軸受部に軸支された状態で、前記規制部材が前記回転軸に装着されることを特徴とする。また、前記目的を達成するための本発明に係る他の組み立て方法として、現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤収容部に収容された現像剤が排出される排出開口と、前記現像剤収容部に設けられた穴と、一端側から他端側に亘って軸線方向と直交する断面が前記穴よりも小さい回転軸と、前記回転軸の一端に設けられて前記回転軸に駆動を伝達する駆動伝達部材と、前記現像剤収容部において前記穴側の面に設けられた前記駆動伝達部材と係合する係合部と、前記現像剤収容部が前記回転軸の軸線方向内側に変形する場合には前記駆動伝達部材と前記係合部との係合が外れないように前記現像剤収容部の内壁に当接して変形を規制する規制部材と、を有し、画像形成装置本体に据え置かれる現像剤補給容器の組み立て方法において、前記規制部材が所定の組み付け位置に保持された状態で、前記回転軸が軸線方向に沿って前記穴から挿入されて前記規制部材に装着されることを特徴とする
これにより、現像剤補給容器に対して内側の向きに外力が加わったときでも、前記規制部材が現像剤収容部の内部において突っ張ることとなる。このため、現像剤収容部の変形を抑制することができ、撹拌部材の現像剤収容部に対する係合が外れてしまうことはない。
このように、従来からある撹拌部材や規制部材の構成を変えるだけで、容器への外力による容器の変形を抑制することができる。こうして、部材点数を増やすこともなく、容器を強固な材質で構成することによる組み立て性の低下という問題もなくなる。この結果、容易に組み立てられ、部材点数を増やすことなく、容器本体の変形時に撹拌部材が外れないようにすることができる。
本発明の実施形態を説明する。本実施形態に係る現像剤補給容器1は、画像形成装置本体内の現像剤補給装置(不図示)内に装着される。現像剤補給容器1は、そのまま据え置かれる所謂据え置き型(ビルトイン)のものであって、収納している現像剤を使い切るまで徐々に現像部へ現像剤を供給するものである。
〔第1実施形態〕
第1実施形態について図を用いて説明する。図1は現像剤補給容器1の相対する2方向から見た斜視図であり、図2は現像剤補給容器1の内部構成について相対する2方向から見た断面図であり、図3は現像剤補給容器1から容器シャッタ2と撹拌部材3を除いた斜視図であり、図4は撹拌部材3を容器本体1aに装着したときの状態を説明するための断面図であり、図5は図4のA方向から撹拌部材3を見た断面図である。説明にあたり、現像剤補給容器の概略構成をし、現像剤補給容器の組み立て手順を説明した後、現像剤補給容器の撹拌部材の構造について詳細に説明する。
(現像剤補給容器の構成)
図1乃至図5を用いて現像剤補給容器1の構成を説明する。現像剤補給容器1は、現像剤を収容する容器本体(現像剤収容部)1aと、容器本体1aの下部に空けられた排出開口1c(図2(b)、図3参照)を塞ぐ容器シャッタ2と、容器本体1aの上部で容器本体1aに現像剤を補給する際に開閉する蓋部材1bと、容器本体1aの内部の現像剤を撹拌するための撹拌部材3と、を有する。
容器本体1aは、図1及び図2に示すように、撹拌部材3の撹拌軸(回転軸)3b方向よりも、撹拌軸3bと交差する方向の空間が大きく構成されている。容器本体1aの上部には蓋部材1bがあり、容器本体1aの下部には、現像剤を供給するための排出開口1cが配設される。容器本体1aの側面には、図3に示すように、撹拌部材3が係合する係合穴1dが配設される。係合穴1dには、オイルシール8が配設されている。
容器シャッタ2は、容器本体1aの下部に配設されたガイド部1a2に沿って摺動するように配設される。容器シャッタ2がガイド部1a2を摺動することにより排出開口1cの開閉が行われる。容器シャッタ2には、図1に示すように、駆動伝達部(ギア部)2aが配設されており、不図示の画像形成装置側の駆動手段により駆動制御される。尚、容器シャッタ2により塞がれる排出開口1cには、図3に示すように、パッキン部材7が嵌まっている。
蓋部材1bは、容器本体1aの上部を塞ぐものである。容器本体1aには、図1に示すように、ハンドル(ノブ)5が付帯されており、ハンドル5と連動して開閉動作が行われる。ハンドル5には、図1(b)に示すように、ギア5aが付帯されている。ハンドル5はこの構成により、装置本体に装着した際に、装置本体内に設けられた駆動伝達部(不図示)と係合して回動することで、容器シャッタ2に設けられた駆動伝達部(ギア部)2aに駆動を伝える。
撹拌部材3は、図2、4、5に示すように、容器本体1a外部からの駆動力を撹拌軸3bに伝達する駆動伝達部3aと、現像剤を撹拌・搬送する撹拌搬送部材(不図示)と、該撹拌搬送部材を保持するための規制部材4とを有する。ここで、図面において撹拌搬送部材を省略しているが、本実施形態においては、従来技術を説明した図11の撹拌搬送部材56と同様に羽状の部材が係合部4aに一体的に係合する。
駆動伝達部3aは、その撹拌軸3bが、容器本体1a内部を横切って貫通する構成である。駆動伝達部3aが画像形成装置側の駆動手段から駆動力を得て、撹拌軸3bを回転駆動し、撹拌軸3bと一体的に構成される規制部材4の係合部4aに付帯される前記撹拌搬送部材が現像剤を撹拌・搬送する。撹拌軸3bの先端は容器本体1a側面から突出している軸受部1a1の内部に挿入されて突き当てられる。
規制部材4は、容器本体1aと、軸線方向の長さがほぼ同じ長さであるが、若干短く構成されている。本実施形態の場合、規制部材4は、撹拌軸3b軸線方向で容器本体1aの長さに対するクリアランスとして片側0.5mmずつ短く構成されている。
この構成により、現像剤補給容器1は、容器本体1aに補給された現像剤を、撹拌部材3によって撹拌しつつ搬送することで、下部に配設される排出開口1cから排出して、画像形成装置の現像部に供給する。
(現像剤補給容器の組み立て手順)
現像剤補給容器1の組み立て手順について説明する。
図3に示すように、まず、排出開口1cの周りにパッキン部材7を貼り付け、係合部1dにオイルシール8を挿入する。
次に、撹拌部材3を係合穴1dから容器本体1aの内部に挿入する。挿入される撹拌部材3の撹拌軸3bは、容器本体1aを貫通する。撹拌部材3の撹拌軸3b先端が、容器本体1aの軸受部1a1に当接し軸支されることで、撹拌部材3は回転可能に保持される。一方、駆動伝達部3aは、その内部において容器本体1aの係合穴1d側面の係合部と係合する。このため、撹拌部材3が容器本体1aからの離脱を防止する。
次に、容器本体1aと蓋部材1bが接合する側から、撹拌搬送部材(不図示)と規制部材4とを組み合わせた状態で容器本体1a内部に挿入する。挿入する際には、規制部材4の長手方向が撹拌軸3bの回転軸線方向と平行になるように保ちながら、回転軸線方向と交差する方向から、挿入する。こうして規制部材4を、軸受部1a1に軸支された状態の撹拌軸3bに係合する。これにより撹拌部材3が完成する。
このように本構成では、規制部材4を、撹拌軸3bの回転軸線方向と平行に保ちながら、回転軸線方向と交差する方向から挿入することができるので、組み立てやすいという利点がある。
次に、容器本体1aに蓋部材1bを接合する。接合方法としては一般的に超音波溶着が用いられるが、これに限定されるものではない。
最後に、ガイド部1a2に沿って容器シャッタ2を取り付ける。これにより現像剤補給容器1が完成する。
(撹拌部材3の構造及び作用)
上述のように、撹拌部材3の撹拌軸3bは、片側が駆動伝達部3aと一体的に構成されることで容器本体1aの係合穴1dの側面に保持され、係合穴1dと対向する側が、軸受部1a1に突き当てられることで保持される。このため、撹拌部材3の撹拌軸3bは、容器本体1aの側面の片側から他の片側へ渡って、突っ張るように配設される。
また上述のように、撹拌軸3bに付帯される規制部材4は、撹拌軸3b軸線方向で容器本体1aの長さとほぼ同じ長さで構成されている。このため、現像剤補給容器1が外力を受け、容器本体1aが内側に変形した場合でも、規制部材4が容器本体1aの内部を突っ張ることになる。
このように、本実施形態のように、規制部材4を容器本体1a内面において突っ張る構成にすることによる利点を、比較例を挙げて説明する。図9及び図10は比較例を用いたとき、撹拌部材73が外れる様子を説明する図である。尚、図10は図9の撹拌部材73付近の拡大図である。
比較例としての現像剤補給容器71においては、図9に示すように、撹拌部材73が付帯されている。図10に示すように、撹拌部材73は、駆動伝達部材73aと規制部材74を係合により一体的に構成してなるものである。ここで、比較例においては、駆動伝達部材73aが規制部材74と係合穴71d付近で係合している。駆動伝達部材73aは、容器本体71aの内部かつ係合穴71d側において、規制部材74と係合している。また、規制部材74の先端は、係合穴71dと撹拌軸線方向反対側の軸受部71a1において突き当てられている。
比較例のような構成であると次のような不都合が生じる。図9及び図10に示す方向に外力Fが加わると、容器本体71aは内側に変形を始める。そして、軸受部71a1に規制部材74が突き当たり、駆動伝達部材73を図中左側に押すことになる。すると、駆動伝達部材73aと係合している係合部71dにおいて、駆動伝達部材73aの係合部(爪)73a1に負荷がかかり、駆動伝達部材73aと係合穴71dとの係合が外れてしまう。
外力Fが上述のように加わった時でも、駆動伝達部材73aと係合穴71dとの係合が外れないようにするには、係合部(爪)73a1の強度を上げる方法が考えられる。しかしながら、強度を上げることは逆に挿入時にもかなりの負荷が必要となる。これにより組み立てが困難になり、強度を上げたことで材料を選別するためコスト上昇につながるため好ましくない。
このようなことを考慮した上で本実施形態のように、撹拌軸3bを容器本体1aの一方の側面から他方の側面にわたる構成とし、規制部材4を容器本体1aの内面において突っ張る構成とする。このような構成により、比較例と同様の外力Fが容器本体1aに加わった時でも、規制部材4が容器本体1aの内壁に当接して突っ張ることで、容器本体1aの内側への変形を抑制する。これにより、撹拌部材3の駆動伝達部3aと係合穴1dとの係合の外れを防止することができる。
また、これにより、駆動伝達部3aが係合穴1dと係合する部分の強度をより高く構成する必要がない。このため、従来の部材を使用することにより、コストを上昇させる必要がないという利点がある。
また、撹拌部材と規制部材とは、従来よりあった構成であるため、撹拌部材3及び規制部材4を本実施形態の構成としても、部材点数は増えない。このため、容器本体1a内部に、係合の外れを防止するための部材を新たに配設する必要はなく、部材点数増加によるコスト上昇はない。また部材点数増加により組み立てが困難になるという問題もない。
また、上述のように容器本体1a内部に対するクリアランスとして片側0.5mmずつ短く構成されている。このため、外力Fが加わらない場合に、容器本体1a内壁と規制部材4との摺擦を防止することができる。すると、規制部材4を傷めることがなくなり、また、規制部材4の一部が現像剤に入って粗粒となるという不具合を防止することもできる。
尚、クリアランスは、片側0.5mmずつに限るものではない。即ち、現像剤補給容器1に対して回転軸線方向でもって、現像剤補給容器1の内側に働く外力が加わった際の変形に際して、現像剤補給容器1と係合している撹拌部材3の駆動伝達部3aが、規制部材4が先に、現像剤補給容器本体1aの内部と当接することで外れない設定となっていればよい。
〔第2実施形態〕
第2実施形態について図を用いて説明する。図6は第2実施形態に使用する撹拌部材3の構成を示す図である。前述の実施形態と略同様の構成については同符号を付し説明を省略する。本実施形態は、撹拌部材3の構成のみが異なる。
図6に示すように、本実施形態の撹拌部材3は、筒状の規制部材4を、撹拌部材3の撹拌軸3bが貫通する仕組みになっている。このような構成とすることで、規制部材4の強度が増すので、回転軸線方向の変形荷重に対してより強度が増す。これにより外力による内部への容器本体1aの変形を抑制し、駆動伝達部3aの係合部3a1と係合穴1dとの係合を、より確実なものとすることができる。
組み立て手順としては、まず、規制部材4を、容器本体1aに挿入する。挿入する際には、規制部材4の長手方向が撹拌軸3bの回転軸線方向と平行になるように保ちながら、回転軸線方向と交差する方向から挿入する。そして、撹拌軸3bの回転中心位置(組み付け位置)まで挿入したら、当該組み付け位置で保持する。そして、駆動伝達部3aを、係合穴1dから回転軸線方向に沿って挿入する。こうして撹拌軸3bは規制部材4に組みつけられ、現像剤補給容器1が完成する。
〔第3実施形態〕
第3実施形態について図を用いて説明する。図7は第3実施形態に使用する撹拌部材3の構成を示す図である。前述の実施形態と略同様の構成については同符号を付し説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態の撹拌部材3には、容器本体1aを横切る撹拌軸3bの途中に、撹拌軸3bの径よりも大きい径の係止部3cが形成される。そして、係止部3cと容器本体1aの内壁との間には、撹拌軸3bの周面に嵌め込まれる規制部材4が配設される。
この構成により、容器本体1aの変形した場合、規制部材4が係止部3cと容器本体1aとの間で突っ張ることになる。このように、撹拌軸3bと規制部材4の両方により突っ張ることで、容器本体1aの変形による撹拌部材3の外れを防止することができる。
〔第4実施形態〕
第4実施形態について図を用いて説明する。図8は第4実施形態に使用する撹拌部材3の構成を示す図である。前述の実施形態と略同様の構成については同符号を付し説明を省略する。
図8に示すように、本実施形態の撹拌部材3は、軸部材3dが、撹拌軸3b及び駆動伝達部3aと別体として構成されている。本構成の利点は、軸線方向の長さが長い場合、軸部材3dのねじり強度保持のために軸部材3dを太くすることを必要としない点である。
組み立て手順を図8(b)に示す。規制部材4を固定する部分を有する軸部材3dは、撹拌軸3bと一体的に構成される。また、軸部材3dは、回転軸線方向と交差する方向から、回転軸線方向と平行になるように保ちながら、容器本体1a内に挿入される。その後、軸受部1a1に対して回転軸線方向に挿入される。その後、軸部材3dには駆動伝達部3aと一体に構成される撹拌軸3bが係合固定される。最後に、規制部材4が軸部材3d及び撹拌軸3bに固定する。これにより現像剤補給容器が完成する。
〔他の実施形態〕
前述の実施形態については、規制部材4の係合部4aに撹拌搬送部材を設けるとしたが、これに限るものではなく、撹拌部材3の撹拌軸3bに設けるものとしてもよい。
現像剤補給容器1の相対する2方向から見た斜視図。 現像剤補給容器1の内部構成について相対する2方向から見た断面図。 現像剤補給容器1から容器シャッタ2と撹拌部材3を除いた斜視図。 撹拌部材3を容器本体1aに装着したときの状態を説明するための断面図。 (a)図4のA方向から撹拌部材3を見た断面図、(b)図5(a)のA−A断面図。 第2実施形態に使用する撹拌部材3の構成を示す図。 第3実施形態に使用する撹拌部材3の構成を示す図。 第4実施形態に使用する撹拌部材3の構成を示す図。 比較例を用いたとき、撹拌部材73が外れる様子を説明する図。 比較例を用いたとき、撹拌部材73が外れる様子を説明する図(図9の拡大図)。 従来の現像剤補給容器の分解斜視図。
符号の説明
1 …現像剤補給容器、
1a …容器本体(現像剤収容部)、
1a1 …軸受部、1c …排出開口、1d …係合穴、
3 …撹拌部材、3a …駆動伝達部、
3b …撹拌軸(回転軸)、3c …係止部、3d …軸部材、
4 …規制部材、

Claims (4)

  1. 現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤収容部に収容された現像剤が排出される排出開口と、前記現像剤収容部の一端側に設けられた穴を通って、対向する前記現像剤収容部の他端側の軸受部に支持される回転軸と、前記回転軸の一端に設けられて前記回転軸に駆動を伝達する駆動伝達部材と、前記現像剤収容部において前記穴側の面に設けられた前記駆動伝達部材と係合する係合部と、前記現像剤収容部内の現像剤を撹拌し搬送する撹拌搬送部材と、を有し、画像形成装置本体に据え置かれる現像剤補給容器において、
    前記回転軸に装着され、前記現像剤収容部が前記回転軸の軸線方向内側に変形する場合に前記駆動伝達部材と前記係合部との係合が外れないように前記現像剤収容部の内壁に当接して変形を規制する規制部材を有し、前記回転軸は一端側から他端側に亘って軸線方向と直交する断面が前記穴よりも小さいことを特徴とする現像剤補給容器。
  2. 前記規制部材は長手方向が前記回転軸の軸線方向に沿うように装着され、前記規制部材の長手方向両端は前記現像剤収容部の内壁との間にそれぞれクリアランスを有することを特徴とする請求項1に記載の現像剤補給容器。
  3. 現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤収容部に収容された現像剤が排出される排出開口と、前記現像剤収容部に設けられた穴と、一端側から他端側に亘って軸線方向と直交する断面が前記穴よりも小さい回転軸と、前記回転軸の一端に設けられて前記回転軸に駆動を伝達する駆動伝達部材と、前記現像剤収容部において前記穴側の面に設けられた前記駆動伝達部材と係合する係合部と、前記現像剤収容部が前記回転軸の軸線方向内側に変形する場合には前記駆動伝達部材と前記係合部との係合が外れないように前記現像剤収容部の内壁に当接して変形を規制する規制部材と、を有し、画像形成装置本体に据え置かれる現像剤補給容器の組み立て方法において、
    前記回転軸の一端が前記穴を通って対向する前記現像剤収容部の軸受部に軸支された状態で、前記規制部材が前記回転軸に装着されることを特徴とする現像剤補給容器の組み立て方法。
  4. 現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤収容部に収容された現像剤が排出される排出開口と、前記現像剤収容部に設けられた穴と、一端側から他端側に亘って軸線方向と直交する断面が前記穴よりも小さい回転軸と、前記回転軸の一端に設けられて前記回転軸に駆動を伝達する駆動伝達部材と、前記現像剤収容部において前記穴側の面に設けられた前記駆動伝達部材と係合する係合部と、前記現像剤収容部が前記回転軸の軸線方向内側に変形する場合には前記駆動伝達部材と前記係合部との係合が外れないように前記現像剤収容部の内壁に当接して変形を規制する規制部材と、を有し、画像形成装置本体に据え置かれる現像剤補給容器の組み立て方法において、
    前記規制部材が所定の組み付け位置に保持された状態で、前記回転軸が軸線方向に沿って前記穴から挿入されて前記規制部材に装着されることを特徴とする現像剤補給容器の組み立て方法。
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