JP4648157B2 - 組付不良発生防止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のシートベルト装置のウエビングベルト等のベルト部材に対して所定の部材を組み付ける際の異品種部材の誤組付等の組付不良の発生を防止する組付不良発生防止装置に関する。
車両に搭載される所謂三点式のシートベルト装置(以下、三点式のシートベルト装置を単に「シートベルト装置」と称する)は、長尺帯状のウエビングベルトを備えている。ウエビングベルトはその長手方向基端側が、車両のセンターピラーの下側で車体に固定されたリトラクタ(巻取装置)のスプール(巻取軸)に巻き取られた状態で収納されている。
一方、ウエビングベルトの長手方向先端側は、リトラクタのスプールから略車両上方へ引き出されている。この上方へ引き出されたウエビングベルトに対応して、センターピラーの上側にはスリップジョイントが車体に取り付けられている。スリップジョイントにはスリット状の挿通孔が形成されており、ウエビングベルトはスリップジョイントの挿通孔を通過して、略車両下方へ折り返されている。
また、下方へ折り返されたウエビングベルトの先端はアンカプレートに形成された挿通孔を通過した状態で折り返され、挿通孔の通過部分よりも基端側に縫合されている。アンカプレートは、センターピラーの下側で車体に固定されている。
このアンカプレートと上記のスリップジョイントとの間でウエビングベルトはタングプレートに形成されたスリット状の挿通孔を通過している。タングプレートは、座席を介してリトラクタやアンカプレートとは反対側に設けられているバックルに装着可能とされている。
座席に着座した乗員がタングプレートを引っ張ってスプールに巻き取られたウエビングベルト引き出しつつタングプレートをバックルに装着すると、タングプレートとスリップジョイントとの間でウエビングベルトが乗員の胸部を拘束し、タングプレートとアンカプレートとの間でウエビングベルトが乗員の腰部を拘束する。
このようなシートベルト装置を組み立てるにあたっては、例えば、予めリトラクタが組み立てられる。次いで、このリトラクタのスプールからウエビングベルトが引き出され、スリップジョイント、タングプレート、アンカプレートの順番で各々の挿通孔にウエビングベルトが通される。アンカプレートの挿通孔を通過したウエビングベルトは折り返され、縫合装置(ミシン)によって縫合される(このような組立工程に用いられる組立装置の一例としては、下記特許文献1、2を参照)。
特開2002−307253公報 特開平10−76088号公報
ところで、近年では、シートベルト装置の品種が増加しており、シートベルト装置の品種毎にスリップジョイント、タングプレート、アンカプレートの各形状が設定されている。
このような品種の増加に伴い、組み立てているシートベルト装置とは異なる品種のタングプレート等を誤って組み付けてしまう組付不良の一形態である誤組付の発生が懸念される。
また一方で、上記のようなスリップジョイント、タングプレート、アンカプレートの各挿通孔にウエビングベルトを通す作業を連続で行なっている場合には、作業者がスリップジョイント、タングプレート、アンカプレートの何れかにウエビングベルトを通し忘れる可能性もあり、この結果、スリップジョイント、タングプレート、アンカプレートの何れかが欠品となる組付不良が発生してしまう。
このような誤組付や欠品等の組付不良に関しては、例えば、これらの部材の組付作業の後に、組付作業を行なっているシートベルト装置に対応した各部品がウエビングベルトに組み付けられているか否かを検査すれば、少なくとも組付不良品を次工程に送ることは防止できる。しかしながら、検査工程を設けることでコストがかかると共に、根本的な不良発生の防止には寄与しない。
本発明は、上記事実を考慮して、ベルト部材に対する組付部材の組付不良の発生を効果的に防止できる組付不良発生防止装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の本発明に係る組付不良発生防止装置は、ベルト部材が挿通される挿通孔が形成された組付部材に前記ベルト部材を挿通させて前記ベルト部材に前記組付部材を組み付ける組付工程に用いられる組付不良発生防止装置であって、それぞれ外形が異なる複数種類の前記組付部材のうち、特定の種類の前記組付部材を、前記挿通孔に前記ベルト部材が通過可能な状態で支持する支持体と、前記挿通孔に前記ベルト部材を通す際に前記ベルト部材が通過する通過軌跡上の所定位置へ前記支持体を案内するガイド手段と、前記特定の種類とは異なる異品種の前記組付部材が前記支持体に設けられた状態で前記支持体が前記所定位置へ移動することを規制する第1規制手段と、を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の本発明に係る組付不良発生防止装置を用いて組付部材の挿通孔にベルト部材を挿通する際には、組付部材が支持された支持体をガイド手段でベルト部材が通過する通過軌跡上の所定位置に移動させる。この状態で、通過軌跡上でベルト部材を通過させつつ組付部材の挿通孔にベルト部材が通される。
ここで、支持体は、各々の外形が異なる複数種類の組付部材のうち、特定の種類の組付部材のみを支持できる。この支持体に対応しない異品種の組付部材が支持体に取り付けられ、この状態で支持体をガイド手段に案内させてベルト部材の通過軌跡上の所定位置に移動させようとすると、第1規制手段によって組付部材を支持しての支持体の移動が規制される。
したがって、異品種の組付部材を支持体に取り付けた状態では、支持体を上記の所定位置に移動させることができず、異品種の組付部材が上記の所定位置に到達することがない。これにより、異品種の組付部材の挿通孔にベルト部材を通してしまうこと、すなわち、組付不良の発生を防止できる。
請求項2に記載の本発明に係る組付不良発生防止装置は、請求項1に記載の本発明において、前記ガイド手段に案内されて前記所定位置側へ前記支持体が移動する際に、前記異品種の前記組付部材の一部に干渉する干渉部を含めて前記第1規制手段を構成し、前記異品種の前記組付部材の一部に対する前記干渉部の干渉により前記支持体が前記所定位置側へ移動することを規制する、ことを特徴としている。
請求項2に記載の本発明に係る組付不良発生防止装置では、支持体に対応しない異品種の組付部材が支持体に取り付けられた状態で支持体をガイド手段に案内させてベルト部材の通過軌跡上の所定位置に移動させようとすると、第1規制手段を構成する干渉部により支持体に取り付けられた異品種の組付部材が干渉される。
このように干渉部が異品種の組付部材に干渉することで異品種の組付部材を支持しての支持体の移動が規制され、これにより、異品種の組付部材の挿通孔にベルト部材を通してしまうこと、すなわち、組付不良の発生を防止できる。
請求項3に記載の本発明に係る組付不良発生防止装置は、請求項2に記載の本発明において、内側に前記特定種類の組付部材を収容可能で、前記異品種の組付部材を収容した状態では前記異品種の前記組付部材の少なくとも一部が外部に突出する装着孔を前記支持体に形成し、前記異品種の組付部材の前記装着孔から突出した部分に前記干渉部が干渉する、ことを特徴としている。
請求項3に記載の本発明に係る組付不良発生防止装置では、支持体に装着孔が形成され、この装着孔に組付部材が収容される。但し、装着孔は特定の種類の組付部材の外形に対応して形成されており、異品種の組付部材を装着孔に収容しようとすると、異品種の組付部材はその少なくとも一部が装着孔から突出してしまう。
このように装着孔から異品種の組付部材が突出した状態でガイド手段に支持体を案内させて所定位置へ移動させようとすると、組付部材の装着孔から突出した部分に干渉部が干渉する。これにより、異品種の組付部材を支持しての支持体の移動が規制され、異品種の組付部材の挿通孔にベルト部材を通してしまうこと、すなわち、組付不良の発生を防止できる。
請求項4に記載の本発明に係る組付不良発生防止装置は、請求項2又は請求項3に記載の本発明において、前記支持体に取り付けられた前記異品種の組付部材に対し、前記干渉部が干渉することで前記支持体から前記異品種の前記組付部材を脱落させる、ことを特徴としている。
請求項4に記載の本発明に係る組付不良発生防止装置では、支持体に対応しない異品種の組付部材が支持体に取り付けられた状態で支持体をガイド手段に案内させてベルト部材の通過軌跡上の所定位置に移動させようとすると、干渉部により支持体に取り付けられた異品種の組付部材が干渉される。
さらに、異品種の組付部材が干渉部に干渉されると、異品種の組付部材は支持体から脱落する。これにより、異品種の組付部材を支持しての支持体の移動が規制され、異品種の組付部材の挿通孔にベルト部材を通してしまうこと、すなわち、組付不良の発生を防止できる。
しかも、上記のように異品種の組付部材が脱落することで、支持体から異品種の組付部材を取り外す作業が不要となる。このため、仮に誤って異品種の組付部材を支持体に支持させた場合でも、作業効率の低下を抑制できる。
請求項5に記載の本発明に係る組付不良発生防止装置は、請求項4に記載の本発明において、内側に前記特定種類の組付部材を収容可能で、前記異品種の組付部材を収容した状態では、前記異品種の前記組付部材の少なくとも一部が外部に突出すると共に、前記異品種の前記組付部材に対する前記干渉部の干渉方向へ前記異品種の前記組付部材が移動可能な装着孔を前記支持体に形成した、ことを特徴としている。
請求項5に記載の本発明に係る組付不良発生防止装置では、支持体に装着孔が形成され、この装着孔に組付部材が収容される。但し、装着孔は特定の種類の組付部材の外形に対応して形成されており、異品種の組付部材を装着孔に収容しようとすると、異品種の組付部材はその少なくとも一部が装着孔から突出してしまう。
このように装着孔から異品種の組付部材が突出した状態でガイド手段に支持体を案内させて所定位置へ移動させようとすると、組付部材の装着孔から突出した部分に干渉部が干渉する。さらに、干渉部に押圧された異品種の組付部材は、干渉部から受ける押圧力で移動して、支持体の外側へ移動し、これにより、支持体から脱落する。
これにより、異品種の組付部材の挿通孔にベルト部材を通してしまうこと、すなわち、組付不良の発生を防止できる。
しかも、上記のように異品種の組付部材が脱落することで、支持体から異品種の組付部材を取り外す作業が不要となる。このため、仮に誤って異品種の組付部材を支持体に支持させた場合でも、作業効率の低下を抑制できる。
請求項6に記載の本発明に係る組付不良発生防止装置は、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の本発明において、前記ベルト部材の通過軌跡上に設けられ、前記組付部材を支持した前記支持体が前記所定位置に到達していない状態で、前記所定位置を通過しようとする前記ベルト部材に干渉し、前記所定位置を前記ベルト部材が通過することを規制する第2規制手段を備える、ことを特徴としている。
請求項6に記載の本発明に係る組付不良発生防止装置では、組付部材が支持体に支持されていない状態で支持体がベルト部材の通過軌跡上の所定位置に到達し、この状態でベルト部材が所定位置を通過しようとすると、ベルト部材が第2規制手段によって干渉される。このため、この状態では、ベルト部材は所定位置を通過することができない。これにより、ベルト部材に組付部材を組み付けずに後工程に流してしまう等の組付不良の発生を防止できる。
しかも、第1規制手段の干渉部が異品種の組付部材に干渉して支持体から異品種の組付部材を脱落させる構成を有する場合、異品種の組付部材が支持体から脱落させられた状態では、そのまま支持体のみが所定位置に到達してしまう可能性が高い。
しかしながら、本発明に係る組付不良発生防止装置では上記のように支持体に組付部材が支持されていない状態では所定位置をベルト部材が通過できない。このため、上記のようにベルト部材に組付部材を組み付けずに後工程に流してしまう等の組付不良の発生を防止できる。
請求項7に記載の本発明に係る組付不良発生防止装置は、ベルト部材が挿通される挿通孔が形成された組付部材に前記ベルト部材を挿通させて前記ベルト部材に前記組付部材を組み付ける組付工程に用いられる組付不良発生防止装置であって、前記ベルト部材が通過する通過軌跡上の所定位置に前記組付部材が到達していない状態で前記ベルト部材に干渉可能に設けられ、前記ベルト部材に干渉して前記所定位置を前記ベルト部材が通過することを規制する第2規制手段を備える、ことを特徴としている。
請求項7に記載の本発明に係る組付不良発生防止装置を用いて組付部材の挿通孔にベルト部材を通過させる際には、ベルト部材の通過軌跡上の所定位置に組付部材を配置される。この状態で、上記の通過軌跡上をベルト部材が通過させられつつ挿通孔にベルト部材が挿通される。
ここで、上記の所定位置に組付部材が到達していない状態で、ベルト部材が所定位置を通過しようとすると、第2規制手段がベルト部材に干渉し、ベルト部材が所定位置を通過することを規制する。
これにより、ベルト部材に組付部材を組み付けずに後工程に流してしまう等の組付不良の発生を防止できる。
請求項8に記載の本発明に係る組付不良発生防止装置は、請求項6又は請求項7に記載の本発明において、前記ベルト部材の通過軌跡上に設けられると共に、前記所定位置へ移動する前記組付部材に押圧されることで前記通過軌跡上から離脱する規制部材を含めて前記第2規制手段を構成した、ことを特徴としている。
請求項8に記載の本発明に係る組付不良発生防止装置では、ベルト部材の通過軌跡上に第2規制手段を構成する規制部材が設けられる。上記の所定位置に組付部材が到達していない状態で、ベルト部材が所定位置を通過しようとすると、ベルト部材の通過軌跡上に位置する規制部材がベルト部材に干渉される。これにより、ベルト部材が所定位置を通過することを規制する。
一方、上記の所定位置に組付部材を移動させると、規制部材が組付部材に押圧され、この押圧力によって規制部材がベルトの通過軌跡上から離脱させられる。この状態では、ベルト部材がその通過軌跡上を通過しても規制部材の干渉を受けることがない。このため、ベルト部材は所定位置を通過して、組付部材の挿通孔を通過する。
以上説明したように、本発明に係る組付不良発生防止装置は、ベルト部材に対する組付部材の組付不良の発生を効果的に防止できる。
<本実施の形態の構成>
図1には本発明の一実施の形態に係る組付不良発生防止装置10の全体構成が概略的に示されている。
図1に示されるように、組付不良発生防止装置10は基台12を備えている。基台12の一端側(図1の左右方向左側)にはシートベルト装置14を構成するリトラクタ16が配置される。
リトラクタ16を構成するスプールには、ベルト部材としての長尺帯状のウエビングベルト18の長手方向基端側が係止されている。ウエビングベルト18は適量がスプールから基台12上の他端側(図1の左右方向右側)へ引き出される。
また、基台12上には異品種組付防止手段としてのタング支持装置20が設けられている。ここで、図2にはタング支持装置20が斜視図により示されている。この図に示されるように、タング支持装置20は装置本体22を備えている。
装置本体22はスライドベース24を備えている。スライドベース24は、全体的に略直方体形状に形成されている。スライドベース24は、幅方向が上記の基台12の一端側から他端側への向きに沿った状態で基台12上に配置される。スライドベース24の長手方向一端部には側板26が設けられている。
側板26はスライドベース24に固定されており、側板26の上端部はスライドベース24の上端面よりも上方へ延出されている。また、スライドベース24の上方には、ガイド手段を構成すると共に干渉部として第1規制手段を構成するガイドレール28が設けられている。
ガイドレール28は底壁30を備えている。底壁30はスライドベース24の長手方向に沿って長手とされた板状に形成されている。また、底壁30の幅方向は、スライドベース24の幅方向に対してスライドベース24の厚さ方向に傾斜している。底壁30の幅方向両端部には一対のガイド壁32が設けられている。
一対のガイド壁32は底壁30から略直交した方向にそれぞれ延出されている。このため、ガイドレール28は側面視でスライドベース24の幅方向一方に対して下方へ傾斜した方向へ開口した凹形状となっている。このガイドレール28の長手方向寸法は、スライドベース24の長手寸法よりも短い。
ガイドレール28はスライドベース24よりも上側で長手方向一端部が側板26に締結固定されている。ガイドレール28に対応してスライドベース24にはガイドレール28と共にガイド手段を構成するガイド溝34が形成されている。
ガイド溝34は、ガイドレール28の開口方向(底壁30の厚さ方向一方)延長上に形成されている。ガイド溝34はスライドベース24の上端面にて開口している。ガイド溝34の底部36は、ガイドレール28の底壁30の厚さ方向他方の面(裏面)と同方向に傾斜した傾斜面とされており、底部36はガイドレール28の底壁30とが互いに対向している。
ガイド溝34の底部36の幅方向両端から連続して形成されている内壁38は、底部36に対して略直交した方向を向いており、一方の内壁38と他方の内壁38との間隔は、一対のガイド壁32の間隔と同程度の大きさとされている。また、ガイド溝34はスライドベース24の長手方向両端でも開口しており、更に、ガイドレール28もその長手方向両端で開口している。
また、ガイド溝34の内側及びガイドレール28の内側には支持体としてのスライドプレート40が嵌挿される。スライドプレート40は、平面視矩形の平板状に形成されている。スライドプレート40の幅寸法は、ガイド溝34の底部36からガイドレール28の底壁30までの距離よりも僅かに短く設定されている。
また、スライドプレート40の厚さ寸法は、ガイドレール28の一対のガイド壁32の間隔及びガイド溝34の内壁38の間隔よりも僅かに小さく設定されている。このため、スライドプレート40は長手方向一端側がガイドレール28の間に配置され、長手方向他端側がガイド溝34の間に配置された状態でガイドレール28及びガイド溝34に案内されてスライドベース24の長手方向にスライドできる構造になっている。
さらに、スライドプレート40の厚さ方向一方の面には、装着孔42が形成されており、図3に示されるように、装着孔42には、シートベルト装置14においてはベルト支持部材として把握される組付部材としてのタングプレート44が装着される。
本実施の形態では、図2に示されるように、スライドベース24の長手方向他端側(側板26とは反対側)でガイド溝34にスライドプレート40を嵌め込んだ状態では、装着孔42よりも側板26側でスライドプレート40がガイドレール28に嵌まり込むようにスライドベース24、ガイドレール28、及びスライドプレート40の各々の寸法やスライドプレート40における装着孔42の形成位置等が設定されている。
これにより、装着孔42とガイドレール28のガイド壁32とが対向しない位置までスライドプレート40をスライドさせた状態でも、ガイドレール28及びガイド溝34の双方にスライドプレート40が嵌まり込んだ状態が維持される。このため、ガイドレール28及びガイド溝34からスライドプレート40を外すことなくタングプレート44を装着孔42に装着できる。
装着孔42に装着されるタングプレート44は基部46を備えている。基部46は全体的にスライドプレート40の幅方向に沿って長手方向とされている。また、基部46にはウエビングベルト18が通過するスリット状の挿通孔48が形成されている。
さらに、基部46の長手方向略中央からは図示しないバックル装置に装着される挿込部50が延出されている。ここで、タングプレート44は車種等に応じて複数の種類が設定されており、各種類毎に外周形状や厚み、基部46に対する挿込部50の傾斜角度等が異なる。
また、図2に示されるように、装着孔42の底部にはスリット52が形成されている。スリット52は装着孔42の底部とスライドプレート40の装着孔42が形成された側とは反対側の面で開口している。
装着孔42にタングプレート44が装着された状態では、タングプレート44の基部46に形成された挿通孔48と上記のスリット52とが対向し、挿通孔48を通過したウエビングベルト18はスリット52を通過できる。
さらに、図4に示されるように、スリット52は、スライドプレート40の厚さ方向に対して傾斜した状態でスライドプレート40を貫通している。このスライドプレート40の厚さ方向に対するスリット52の貫通方向の傾斜角度は、例えば、スライドベース24の上面に対するガイド溝34の開口方向(底部36の向き)の傾斜角度を、90度から引いた大きさに相当している。このため、ガイド溝34にスライドプレート40を嵌め込んだ状態では、スリット52の貫通方向がスライドベース24の上面に対して略平行になる。
また、図2に示されるように、スリット52は、スライドプレート40の幅方向他端部にて開口しており、挿通孔48及びスリット52の双方をウエビングベルト18が通過した状態で装着孔42に装着されたタングプレート44をスライドプレート40の幅方向他端側へ移動させてスライドプレート40からタングプレート44を取り外すと、ウエビングベルト18がスリット52から抜け出る。
上記の装着孔42は、このような複数の種類のタングプレート44のうち、1種類(特定の種類)のタングプレート44のみ装着可能とされており、他の種類のタングプレート44を装着孔42に嵌め込もうとしても、タングプレート44の外周形状と装着孔42の内周形状とが対応せず、装着孔42にタングプレート44が嵌り込めなかったり、仮に、装着孔42の内側に他の種類のタングプレート44の基部46を配置しても、図5に示されるように、タングプレート44の挿込部50が装着孔42の外部に突出してしまう。
また、図2に示されるように、装着孔42は、スライドプレート40の幅方向一端側で内周縁が途切れている。この内周縁が途切れた部分は、タングプレート44の基部46に対応しており、装着孔42にタングプレート44を装着した状態では、基部46の一部がスライドプレート40の幅方向一端から外部へ突出する。
したがって、例えば、異品種のタングプレート44を装着孔42に取り付けた状態で、タングプレート44の挿込部50が装着孔42の外側へ突出していると、異品種のタングプレート44は装着孔42の内周縁に大きく干渉されることなく、スライドプレート40の幅方向一端側へスライドでき、スライドプレート40から抜け出ることができる。
一方、図2に示されるように、スライドベース24の長手方向他端にはシャフト56が設けられている。シャフト56にはストッパ58の基端部が回動自在に軸支されている。ストッパ58は平面視略長方形の板状部材とされている。ストッパ58の長手方向先端側には、幅方向一端で開口した切欠60が形成されている。
切欠60に対応してスライドベース24の長手方向一端部には支持軸62が設けられている。シャフト56周りの一方へストッパ58を回動させると、図2に示されるように、切欠60に支持軸62が入り込む。この状態では、支持軸62によってストッパ58が支持されてそれ以上のシャフト56周り一方へのストッパ58の回動が規制される。
ストッパ58の回動規制状態では、スライドベース24の長手方向他端部におけるガイド溝34の開口端の一部をストッパ58が覆う。この状態で、ガイド溝34及びガイドレール28の間にスライドプレート40が配置されているならば、スライドプレート40はスライドベース24の長手方向他端部から抜け出ることができない。
また、図2に示されるように、上記の側板26には終点位置決め片64が設けられている。終点位置決め片64はスライドベース24の上面よりも上側でスライドベース24の上面に対して平行に側板26に固定されている。ガイドレール28及びガイド溝34に案内されてスライドベース24の長手方向一端側へスライドプレート40がスライドして、その移動終点にスライドプレート40が到達すると、終点位置決め片64がスライドプレート40に当接(干渉)する。
さらに、図2に示されるように、スライドベース24の長手方向一端側ではスライドベース24の上面にガイド壁67が形成されている。ガイド壁67は壁面がスライドベース24の長手方向一端側へ向いたブロック状に形成されている。
ガイド壁67に対応してスライドベース24の上面には舌片状のベルトガイド66が取り付けられている。ベルトガイド66はガイド壁67よりもスライドベース24の長手方向他端側に設けられている。ベルトガイド66とガイド壁67との間隔は、タングプレート44に形成された挿通孔48に挿通されるウエビングベルト18の幅寸法よりも僅かに大きい。
図7に示されるように、スライドプレート40が上記の終点位置決め片64に当接するまでガイド溝34及びガイドレール28に案内されてスライドした状態では、装着孔42に装着されたタングプレート44の挿通孔48の長手方向一端がガイド壁67のベルトガイド66側の面に沿った延長上に位置し、挿通孔48の長手方向他端がベルトガイド66のガイド壁67側の面に沿った延長上に位置する。
したがって、ベルトガイド66とガイド壁67と間にウエビングベルト18を配置してベルトガイド66とガイド壁67とにウエビングベルト18を案内させてタングプレート44側へ移動させると、ウエビングベルト18が挿通孔48を通過する。
また、図6に示されるように、スライドベース24の幅方向に沿ってスライドプレート40の装着孔42に装着されたタングプレート44とベルトガイド66とが対向した状態では、スライドベース24の幅方向に沿った挿通孔48の延長上にベルトガイド66が位置する。
このように、挿通孔48の延長上にベルトガイド66が位置した状態で挿通孔48にウエビングベルト18を挿通させようとすると、ウエビングベルト18がベルトガイド66に干渉されてウエビングベルト18は挿通孔48を通過することができない。
すなわち、ベルトガイド66は、ガイド壁67との間をウエビングベルト18が通過する際にはウエビングベルト18を案内するベルトガイド手段としての機能を奏するが、上記のように、スライドベース24の幅方向にタングプレート44とベルトガイド66とが対向した状態では、挿通孔48へのウエビングベルト18の挿通を規制する挿通規制手段としての機能を奏する。
一方、図2に示されるように、スライドベース24の幅方向に沿ったガイドレール28の側方には、ブロック状又はプレート状の支持片68が設けられている。支持片68は上記の側板26に固定されている。支持片68には規制部材として第2規制手段を構成する揺動片70が設けられている。
揺動片70は厚さ方向がスライドベース24の幅方向に沿ったプレート状の部材とされている。揺動片70は長手方向基端側でその厚さ方向に貫通する軸部材を介して支持片68に取り付けられており、揺動片70は軸部材の貫通部位を中心にして揺動自在とされている。
揺動片70の先端側に対応してスライドプレート40にはスリット72が形成されている。スリット72は装着孔42よりもスライドプレート40の幅方向一方の側(側板26の側)に形成されている。スリット72はスライドプレート40の厚さ方向一方の面で開口していると共に、スライドプレート40の外周部及び装着孔42の内周部にて開口している。
スリット72の内幅寸法は上記の揺動片70の厚さ寸法よりも大きく、ガイドレール28及びガイド溝34に案内されてスライドプレート40が側板26側へスライドすると、揺動片70の先端側がスリット72の内側に入り込む。さらに、仮に、装着孔42にタングプレート44が装着されていない状態でスライドプレート40が終点位置決め片64に当接するまでスライドプレート40が移動すると、揺動片70はスリット72を通過し、揺動片70の先端側は装着孔42の内側に入り込み、スリット52の長手方向中間部でスリット52と対向する。
一方、図1に示されるように、基台12の一端側に上記のリトラクタ16を配置した状態では、基台12上におけるタング支持装置20とリトラクタ16との間に異品種組付防止手段としてのスリップジョイント支持装置80が配置されている。このスリップジョイント支持装置80は基本的にタング支持装置20と同じ構成である。
スリップジョイント支持装置80とタング支持装置20との相違点を敢えてあげるのであれば、タング支持装置20におけるスライドプレート40にはタングプレート44の形状に対応した装着孔42が形成されていた。
これに対して、スリップジョイント支持装置80におけるスライドプレート40には、シートベルト装置14において上記のタングプレート44と共にベルト支持部材として把握される組付部材としてのスリップジョイント(図示省略)の形状に対応した装着孔42が形成されている。
また、基台12上においてタング支持装置20を介してスリップジョイント支持装置80の反対側には異品種組付防止手段としてのアンカ支持装置82が配置されている。このアンカ支持装置82は基本的にタング支持装置20やスリップジョイント支持装置80と同じ構成である。
アンカ支持装置82とタング支持装置20やスリップジョイント支持装置80との相違点を敢えてあげるのであれば、アンカ支持装置82におけるスライドプレート40には、シートベルト装置14において上記のタングプレート44やスリップジョイントと共にベルト支持部材として把握される組付部材としてのアンカプレート(図示省略)の形状に対応した装着孔42が形成されている。
さらに、タング支持装置20とアンカ支持装置82との間には縫合手段としてのミシン84が設けられている。ミシン84はアンカ支持装置82の近傍に設けられており、アンカプレートに形成された挿通孔をウエビングベルト18が通過して折り返されると、このウエビングベルト18の折り返し部分が挿通孔よりもウエビングベルト18の基端側の部分に一体的に縫合される。
一方、図1に示されるように、本組付不良発生防止装置10は、作業指示装置86を備えている。作業指示装置86は、平板状のポイント表と、ポイント表を掲示するためのホルダ(何れも図示省略)とを含めて構成されている。
ポイント表の表示面には、複数品種のシートベルト装置14のなかから、組付作業を行なうシートベルト装置14の情報(使用する部材の品番や呼称)が文字や図柄で示されている。このポイント表をホルダに掲示することで、組付作業を行なうシートベルト装置14の品種や、組み付けに用いる部品の品番等を確認できるようになっている。
また、ポイント表を掲げるホルダにはスイッチ88が設けられており、ポイント表がホルダに掲示されると、スイッチ88から出力される指示信号SpがLowレベルからHighレベルに切り替わる。スイッチ88は制御装置90に接続されており、スイッチ88から出力された指示信号は制御装置90に入力される。
また、制御装置90は、上述したタング支持装置20に設けられた支持体検出手段の一態様であるタング検出手段としての磁気センサ92に電気的に接続されている。磁気センサ92は、例えば、上述した側板26に設けられている。
磁気センサ92は、例えば、磁気抵抗素子と永久磁石とを組み合わせて構成されており、スライドプレート40に装着されたタングプレート44が、ガイドレール28及びガイド溝34に案内されて側板26に接近すると、磁気センサ92の永久磁石の磁気がタングプレート44の金属(磁性体)部分に引き寄せられ、これにより、磁気抵抗素子を通過する磁気の向きが変動する構成になっている。
このように、タングプレート44が磁気センサ92に接近した際には、磁気センサ92から出力されるタング検出信号StpがLowレベルからHighレベルに切り替わる。
また、図1に示されるように、スリップジョイント支持装置80には支持体検出手段の一態様であるスリップジョイント検出手段としての磁気センサ94が設けられており、アンカ支持装置82には支持体検出手段の一態様であるアンカ検出手段としての磁気センサ96が設けられている。
これらの磁気センサ94、96も磁気センサ92と基本的に同じ構成とされており、スリップジョイントやアンカプレートが磁気センサ94や磁気センサ96に接近すると、磁気センサ94や磁気センサ96から出力されるスリップジョイント検出信号Ssjやアンカ検出信号SapがLowレベルからHighレベルに切り替わる。
さらに、制御装置90にはミシン84のスイッチ98に電気的に接続されており、スイッチ98から出力される作動信号Osが制御装置90に入力される。ミシン84を作動させるためにスイッチ98を操作すると、スイッチ98から出力される作動信号OsがLowレベルからHighレベルに切り替わる。
一方、制御装置90はドライバ100に電気的に接続されており、制御装置90から出力された制御信号Sdがドライバ100に入力される。上記のように、制御装置90には、信号Sp、Stp、Ssj、Sap、Osが入力されるが、これらの信号Sp、Stp、Ssj、Sap、Osの全てがHighレベルになった場合に、制御信号SdがLowレベルからHighレベルに切り替わる。
また、制御装置90に接続されたドライバ100は、電源102及びミシン84のモータに電気的に接続されており、Highレベルの制御信号Sdがドライバ100に入力されると、ドライバ100はミシン84のモータを通電状態に切り替え、ミシン84を作動させる。
<本実施の形態の作用、効果>
次に、本組付不良発生防止装置10の動作の説明を通して本実施の形態の作用並びに効果について説明する。
本組付不良発生防止装置10でウエビングベルト18に、スリップジョイント、タングプレート44、アンカプレートを組み付ける際には、先ず、作業指示装置86のホルダにポイント表が掲げられる。作業者は作業指示装置86のホルダに掲げられたポイント表を確認して、組付作業に用いるスリップジョイント、タングプレート44、アンカプレートの各々に対応したスライドプレート40が選択される。
例えば、タング支持装置20では、ポイント表の表面に表示された図柄や文字に基づいて選択されたスライドプレート40がガイド溝34及びガイドレール28の間に嵌挿される。この状態で、図2に示されるように、スライドプレート40はスライドベース24の幅方向に沿ってベルトガイド66と対向する位置までスライドさせられる。
次いで、図3及び図6に示されるように、この状態でスライドプレート40の装着孔42にタングプレート44が装着される。さらに、タングプレート44が装着孔42に装着された状態で、図6に示されるように、スライドプレート40が終点位置決め片64に当接するまでスライドプレート40が側板26側へスライドさせられる。このようにスライドプレート40が側板26側へスライドさせられると、揺動片70の先端側がスリット72内に入り込む。
しかしながら、装着孔42の内側にはタングプレート44が嵌め込まれている。このため、スライドプレート40がスライドすることで、スリット72に入り込んだ揺動片70の先端側はタングプレート44に当接し、タングプレート44に押圧されて揺動してウエビングベルト18の通過軌跡(配置軌跡)上から離脱する。
タング支持装置20、スリップジョイント支持装置80、及び、アンカ支持装置82の各々におけるスライドプレート40の側板26側へのスライドに前後して、基台12の一端側にリトラクタ16が載置される。
なお、このリトラクタ16を構成するスプールには既にウエビングベルト18の長手方向基端側が係止されている。この状態で、スリップジョイント支持装置80のスライドプレート40に装着されたスリップジョイントの挿通孔にウエビングベルト18が先端側から挿通される。
次いで、タング支持装置20のスライドプレート40に装着されたタングプレート44の挿通孔48にウエビングベルト18が先端側から挿通される。さらに、アンカ支持装置82のスライドプレート40に装着されたアンカプレートの挿通孔にウエビングベルト18が先端側から挿通される。
ここで、上記のように、スライドプレート40がガイド溝34に嵌め込まれた状態では、スリット52の貫通方向がスライドベース24の上面に対して略平行になる。このため、スリット52にウエビングベルト18を通過させやすく、作業性が極めて高い。
アンカプレートの挿通孔を通過したウエビングベルト18は折り返されてアンカプレートの挿通孔よりもウエビングベルト18の基端側に重ね合わされる。次いで、この状態でミシン84のスイッチ98が操作される。このスイッチ98の操作によりスイッチ98から出力される作業信号OsがLowレベルからHighレベルに切り替わる。
さらに、この状態では、作業指示装置86においてポイント表がホルダに掲げられていることから作業指示装置86のスイッチ88から出力される指示信号SpはLowレベルからHighレベルに切り替わっている。
また、この状態では、タング支持装置20、スリップジョイント支持装置80、及び、アンカ支持装置82の各々のスライドプレート40にはスリップジョイント、タングプレート44、及びアンカプレートがそれぞれ装着され、しかも、各スライドプレート40は側板26側へスライドしている。
したがって、この状態では、タング支持装置20の磁気センサ92、スリップジョイント支持装置80の磁気センサ94、及び、アンカ支持装置82の磁気センサ96の各々から出力される各信号Stp、Ssj、Sapの各々はLowレベルからHighレベルに切り替わっている。
すなわち、この状態では、制御装置90に入力される各信号Stp、Ssj、Sap、Sp、Osは全てHighレベルであることから制御装置90から出力される制御信号SdがLowレベルからHighレベルに切り替わる。これにより、Highレベルの制御信号Sdがドライバ100に入力されると、ミシン84のモータに駆動電流が流され、ミシン84が作動する。
このようにしてミシン84が作動することで、アンカプレートの挿通孔の近傍でウエビングベルト18が重ね合わされた部分が縫合され、ウエビングベルト18へのスリップジョイント、タングプレート44、アンカプレートの組み付けが終了する。
ところで、例えば、タング支持装置20においてスライドプレート40の装着孔42の内周形状に対応しないタングプレート44、すなわち、異品種のタングプレート44がスライドプレート40に取り付けられる可能性がある。
ここで、本組付不良発生防止装置10のタング支持装置20では、スライドプレート40に異品種のタングプレート44が取り付けられた状態では、異品種のタングプレート44の基部46が装着孔42に嵌め込まれても、図5に示されるように、挿込部50が装着孔42から突出する。このため、異品種のタングプレート44を取り付けたスライドプレート40を側板26側へスライドさせると、装着孔42から突出した挿込部50がガイドレール28の長手方向他端部に干渉される。
したがって、異品種のタングプレート44をスライドプレート40に取り付けた状態では、基本的にスライドプレート40を側板26側にスライドさせることができない。
さらに、この状態でスライドプレート40を側板26側へ押圧してスライドプレート40を移動させようとすると、ガイドレール28の長手方向他端部からの押圧反力が、装着孔42から突出したタングプレート44の挿込部50を側板26とは反対側へ押圧する。
上記のように、タングプレート44の挿込部50が装着孔42の外側へ突出していると、異品種のタングプレート44は装着孔42の内周縁に大きく干渉されることがない。このため、異品種のタングプレート44は、ガイドレール28の長手方向他端部からの押圧反力を挿込部50が受けることで、スライドプレート40のスライド方向とは反対方向に相対移動し、スライドプレート40の幅方向一端から脱落する。
これにより、異品種のタングプレート44がウエビングベルト18の通過位置に到達することはなく、異品種のタングプレート44の挿通孔48にウエビングベルト18が通されることはない(すなわち、誤組付が発生しない)。
また、上記のように異品種のタングプレート44がスライドプレート40から抜け落ちた状態でスライドプレート40が終点位置決め片64に当接するまで側板26側へスライドする可能性がある。また、元々、装着孔42にタングプレート44が装着されていない状態でスライドプレート40が終点位置決め片64に当接するまで側板26側へスライドする可能性もある。
このように、装着孔42にタングプレート44が装着されていない状態では、スライドプレート40が側板26側へ移動しても、スリット72に入り込んだ揺動片70がタングプレート44に当接することがない。このため、揺動片70は回動することなく、その先端側はスリット72を通過して、揺動片70の先端側が装着孔42に入り込み、装着孔42の底部に形成されたスリット52と対向する。
このため、仮に、この状態でスリット52にウエビングベルト18を通そうとしても、ウエビングベルト18は揺動片70に干渉されてスリット52を通過することができない。したがって、仮に、装着孔42にタングプレート44を装着しないまま終点位置決め片64に当接するまでスライドプレート40を側板26側へスライドさせても、ウエビングベルト18をスリット52に通すことができない。このため、タングプレート44をウエビングベルト18に組み付け忘れることがない(すなわち、欠品の不良が発生しない)。
しかも、このように、装着孔42にタングプレート44を装着しないまま終点位置決め片64に当接するまでスライドプレート40を側板26側へスライドさせても、磁気センサ92を構成する永久磁石の磁気がタングプレート44の金属部分の影響を受けることがない。したがって、この状態では磁気センサ92から出力されるタング検出信号StpがLowレベルからHighレベルに切り替わることがない。
このため、仮に、ミシン84のスイッチ98を操作しても、ドライバ100がミシン84のモータに駆動電流を流すことがなく、上記の縫合作業が成されることはない。
このように、タング支持装置20を用いることで、異品種のタングプレート44の挿通孔48にウエビングベルト18を通してしまったり、ウエビングベルト18にタングプレート44を組み付けなかったり等の不良品の発生を効果的に防止できる。
さらに、例えば、タングプレート44をスライドプレート40の装着孔42に嵌め込まず、支持片68の上方や側板26の外側(側板26のスライドベース24とは反対側)等、正規のウエビングベルト18の通過位置(配置位置)とは異なる位置にウエビングベルト18を配置した上で、タングプレート44の挿通孔48にウエビングベルト18を通そうとすることも考えられる。このような正規の作業とは異なる作業を行なった場合には、上記のように、異品種のタングプレート44をスライドプレート40から脱落させることができない。
しかしながら、このような作業を行なった場合には、スライドプレート40の装着孔42にタングプレート44が装着されていないため、磁気センサ92から出力されるタング検出信号StpがLowレベルからHighレベルに切り替わることがない。したがって、このような作業を行なった場合には、ミシン84のモータが駆動することがなく、縫合作業が行なえない。
これにより、上記のような正規の作業とは異なる作業を行なうことを防止でき、ひいては、正規の作業とは異なる作業を行なったことに起因する異品種のタングプレート44の組み付けや、タングプレート44の組み付け忘れの発生を効果的に防止できる。
また、スリップジョイント支持装置80及びアンカ支持装置82に関しても、これまでに説明したタング支持装置20と同様の作用を奏し、同様の効果を得ることができる。
すなわち、本実施の形態に係る組付不良発生防止装置10では、タングプレート44、スリップジョイント、及びアンカプレートの誤組み付けや組み付け忘れを効果的に防止できる。
なお、本実施の形態では、タング検出手段、スリップジョイント検出手段、アンカ検出手段等の支持体検出手段に磁気センサ92〜96を適用したが、異品種組付防止手段における支持体検出手段の構成が磁気センサ92〜96に限定されるものではない。すなわち、タングプレート44を装着したスライドプレート40がウエビングベルト18の配置位置(通過位置)に到達したことを直接又は間接的に検出できる構成でありさえすれば、支持体検出手段の具体的に構成に限定されることなく適用が可能である。
また、本実施の形態では採用されていないが、例えば、作業指示装置86のホルダに掲げられたポイント表に表示されているタングプレート44、スリップジョイント、及び、アンカプレートに対応したスライドプレート40がタング支持装置20、スリップジョイント支持装置80、アンカ支持装置82の各スライドベース24のガイド溝34に嵌め込まれていない場合には、制御信号SdがLowレベルからHighレベルに切り替わらないように制御装置90を構成してもよい。
このような構成の一例としては、例えば、ガイド溝34の底部36に複数の固定接点を設けると共に、スライドプレート40の底部36と対向する側の端部に、底部36に設けられた複数の固定接点の何れかに摺接して導通する摺動接点を設ける。タングプレート44の種類に応じてスライドプレート40の摺動接点の形成パターンを変え、制御装置90は摺動接点に摺接した固定接点を検出する構成とする。一方、ポイント表を支持するホルダの底部に複数の固定接点を設けると共に、ポイント表を掲げた際にホルダの複数の固定接点の何れかに接触して導通する可動接点を各ポイント表に設ける。ポイント表の可動接点のパターンもタングプレート44の種類に応じて変え、制御装置90は可動接点に接触したホルダの固定接点を検出する構成とする。
制御装置90は、摺動接点に導通した底部36の固定接点と、可動接点に導通したホルダの固定接点とを比較し、掲げられたポイント表に、選択されたスライドプレート40が適合しているか否かを判定し、更に、掲げられたポイント表に、選択されたスライドプレート40が適合していない場合には、別途設けられたランプや警音装置等の警報手段を作動させて、掲げられたポイント表に、選択されたスライドプレート40が適合していないことを作業者に報知したり、ミシン84の通電を制御するドライバ等に対して、スイッチ98からの作動信号OsがLowレベルからHighレベルに切り替わってもミシン84に対する通電を遮断した状態で維持する構成とする。このような構成にすることで、スライドプレート40の選択ミスによる異品種のタングプレート44等の組み付けを効果的に防止できる。
本発明の一実施の形態に係る組付不良発生防止装置のシステムの概略を示す図である。 本発明の一実施の形態に係る組付不良発生防止装置の要部を示す斜視図である。 支持体の装着孔に組付部材を装着した状態を示す図2に対応した斜視図である。 支持体の装着孔に対応した組付部材が支持体の装着孔に装着された状態を示す側面図である。 異品種の組付部材が支持体の装着孔に取り付けられた状態を示す図4に対応した側面図である。 本発明の一実施の形態に係る組付不良発生防止装置の要部を示す正面図である。 支持体の装着孔に対応した組付部材が装着孔に装着された支持体が所定位置に到達した状態を示す図6に対応した正面図である。
符号の説明
10 組付不良発生防止装置
18 ウエビングベルト(ベルト部材)
28 ガイドレール(ガイド手段、第1規制手段、干渉部)
34 ガイド溝(ガイド手段)
40 スライドプレート(支持体)
42 装着孔
44 タングプレート(組付部材)
48 挿通孔
70 揺動片(規制部材、第2規制手段)

Claims (8)

  1. ベルト部材が挿通される挿通孔が形成された組付部材に前記ベルト部材を挿通させて前記ベルト部材に前記組付部材を組み付ける組付工程に用いられる組付不良発生防止装置であって、
    それぞれ外形が異なる複数種類の前記組付部材のうち、特定の種類の前記組付部材を、前記挿通孔に前記ベルト部材が通過可能な状態で支持する支持体と、
    前記挿通孔に前記ベルト部材を通す際に前記ベルト部材が通過する通過軌跡上の所定位置へ前記支持体を案内するガイド手段と、
    前記特定の種類とは異なる異品種の前記組付部材が前記支持体に設けられた状態で前記支持体が前記所定位置へ移動することを規制する第1規制手段と、
    を備えることを特徴とする組付不良発生防止装置。
  2. 前記ガイド手段に案内されて前記所定位置側へ前記支持体が移動する際に、前記異品種の前記組付部材の一部に干渉する干渉部を含めて前記第1規制手段を構成し、前記異品種の前記組付部材の一部に対する前記干渉部の干渉により前記支持体が前記所定位置側へ移動することを規制する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の組付不良発生防止装置。
  3. 内側に前記特定種類の組付部材を収容可能で、前記異品種の組付部材を収容した状態では前記異品種の前記組付部材の少なくとも一部が外部に突出する装着孔を前記支持体に形成し、前記異品種の組付部材の前記装着孔から突出した部分に前記干渉部が干渉する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の組付不良発生防止装置。
  4. 前記支持体に取り付けられた前記異品種の組付部材に対し、前記干渉部が干渉することで前記支持体から前記異品種の前記組付部材を脱落させる、
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の組付不良発生防止装置。
  5. 内側に前記特定種類の組付部材を収容可能で、前記異品種の組付部材を収容した状態では、前記異品種の前記組付部材の少なくとも一部が外部に突出すると共に、前記異品種の前記組付部材に対する前記干渉部の干渉方向へ前記異品種の前記組付部材が移動可能な装着孔を前記支持体に形成した、
    ことを特徴とする請求項4に記載の組付不良発生防止装置。
  6. 前記ベルト部材の通過軌跡上に設けられ、前記組付部材を支持した前記支持体が前記所定位置に到達していない状態で、前記所定位置を通過しようとする前記ベルト部材に干渉し、前記所定位置を前記ベルト部材が通過することを規制する第2規制手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の組付不良発生防止装置。
  7. ベルト部材が挿通される挿通孔が形成された組付部材に前記ベルト部材を挿通させて前記ベルト部材に前記組付部材を組み付ける組付工程に用いられる組付不良発生防止装置であって、
    前記ベルト部材が通過する通過軌跡上の所定位置に前記組付部材が到達していない状態で前記ベルト部材に干渉可能に設けられ、前記ベルト部材に干渉して前記所定位置を前記ベルト部材が通過することを規制する第2規制手段を備える、
    ことを特徴とする組付不良発生防止装置。
  8. 前記ベルト部材の通過軌跡上に設けられると共に、前記所定位置へ移動する前記組付部材に押圧されることで前記通過軌跡上から離脱する規制部材を含めて前記第2規制手段を構成した、
    ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の組付不良発生防止装置。
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