JP4647414B2 - さや管推進工法 - Google Patents

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Description

この発明は、さや管内に新管を挿入して管路を構築する際、そのさや管内に浮力材を注入して新管に浮力を与えて新管を挿入するさや管推進工法、そのさや管の一端の閉塞構造に関するものである。
上下水道、農業用水、工業用水など、さまざまな分野で流体輸送に使用されるものとして鋼管やダクタイル鋳鉄管などがあり、それらの管路は、通常、地中に埋設され、近年、その更新をする必要が生じている。
例えば、ダクタイル鋳鉄管を用いた管路の構築(埋設)や旧管路の布設替え(更新)は、一般的には、地面を開削して管を埋設する開削工法が採用される。
しかし、近年の交通事情や、都心部等での複雑な管路の構築により、開削工法による管路の新規構築や旧管路の布設替えが困難な状況となっている。そのため、開削工法に代わる方法として、さや管推進工法やパイプインパイプ工法が採用されている。
さや管推進工法は、図15に示すように、地面Wに、発進坑Sと到達坑Tだけを開削し、その発進坑Sから、まず、さや管1としてヒューム管や鋼管を土中Wに推進埋設し、この推進埋設されたさや管1内に、その一端(発進坑)Sから他端(到達坑)Tに向かってさや管径よりも小さい口径のダクタイル鋳鉄管等の新管2を継ぎ合せつつ順次挿入する工法であって、通常、新規管路の構築に採用されている。
また、パイプインパイプ工法とは、土中に埋設されている既設管をさや管1として、その既設管1内に、上記さや管推進工法と同様に、油圧ジャッキJ等により、既設管径よりも小さい口径の新管2を継ぎ合せつつ順次挿入する工法である。
なお、このパイプインパイプ工法における既設管等もさや管1の一つであるため、この明細書(「特許請求の範囲」も含む)においては、図15に示す、上記さや管推進工法、パイプインパイプ工法等のように、さや管1の中に新管2を推進挿入して二重管構造とする工法を、特に特定しない限り、総称して「さや管推進工法」と言う。
このさや管推進工法において、新管2の挿入は、通常、図15に示すように、発進坑Sに油圧ジャッキJを設置し、この油圧ジャッキJの後部に反力受けH、前部に押角Bを設けて、発進坑Sに設置した発進台の上に地上から吊り下ろした後行き新管2の挿し口2aをさや管1に挿入された先行き新管2の受口2bに挿入した継手部(継ぎ合せ部)で継ぎ合せつつ、油圧ジャッキJによって後行き新管2を押圧して順次挿入して行われる。この工法であれば、交通を遮断する問題もなく、複雑な管路が構築されていても新管2による管路の構築が可能となる。
このさや管推進工法により新管2をさや管1全長に挿入した後、発進坑Sや到達坑Tからさや管1と新管2の空隙部にモルタルなどの充填材を充填することが一般的である。これは、空隙部に充填材を充填しておくことで、地盤沈下等を防ぐ必要からである。
このようにして構築された二重管構造において、流量面積を最大限確保するためには、新管2は、さや管1とその径が近い方が好ましく、できれば、さや管径よりも1口径だけ呼び径が小さいものを採用するようにしている。
また、継手について、近年、耐震性が要求され、その耐震管継手は、一般的には、受口2bに対し挿し口2aが所要範囲において伸縮可能(抜き挿し可能)な構造のものであり、PII形、S形、NS形、SII形等がある。
その耐震管継手、例えば、PII形継手は、図16に示すように、一の管2の受口2b内奥側にシール用ゴム輪3を、外側にロックリング4をそれぞれ装填したのち、挿し口2aを、ロックリング4を拡径して受口2bのその収納溝5に収めてゴム輪3を圧縮しつつ挿し込み、ロックリング4が挿し口2a外周面の環状溝6に至ったところで、受口2bにその周囲数箇所からセットボルト7をねじ込んでロックリング4を縮径して溝6に嵌め込んだ構造である(特許文献1参照)。この継手は、受口2bの厚さが薄くされており、通常、さや管1よりも1口径だけ呼び径が小さい新管2を挿入する場合、特に既設管1への挿入の場合に、その新管2の継手構造として用いられている。
実開昭58−130189号公報
一方、このさや管推進工法において、さや管1に新管2を推進挿入する際、一般的には、さや管1の内面に新管2を摺動させており、その挿入長さ(発進坑Sと到達坑Tの間隔)が長くなると、その摺動時の摩擦抵抗が大きくなり、それに伴って、油圧シリンダJ等の推進装置が大掛かりとなる。
また、PII形継手による新管2の挿入力は、受口2b端面側のロックリング4とその溝5端面の当接によって伝達されるため、その挿入力が大きくなると、ロックリング4が捩れ破損する等の恐れがあって、円滑な推進がされない恐れがある。このため、発進坑Sと到達坑Tの間隔の長い場合等の大きな推進力が働く場合には、挿し口2aの外周面にリブを別途に溶接などにより固定し、そのリブを受口2bの端面に当接させて推進力を伝達するようにしている。そのリブの取り付けは煩雑である。
さらに、S形、NS形等の耐震管継手は、地震等の地殻変動が生じた際、受口2bに対する挿し口2aの押し込み又は引き出しに対して、受口2bに対し挿し口2aが抜けない範囲で伸縮(押し込み・引き出し)してその地殻変動に対応する構造である。
この構造の耐震管継手におけるさや管推進工法においては、地中Wに埋設されたさや管1内にその一端から他端に向かって新管2を継ぎ合せつつ順次挿入する際、新管2の挿し口2a外周面に推進力伝達材を設け、この推進力伝達材により、前記挿し口2aを抜けない範囲で動き得る所要長さの中程に維持して推進し、地震などによりその推進力よりも大きな押圧力が作用したときには、その押圧力が前記推進力伝達材の維持力より勝り、前記挿し口を抜けない範囲で動き得る所要長さの中程の維持が解放されて挿し口2aが受口2bにさらに押し込まれるようにしている(図11、特許文献2参照)。
それらのさや管推進工法における新管2の挿入時の摩擦抵抗を軽減させた一技術として、新管2外周面にソリを設けたり、車輪を設けたものがある(特許文献2参照)。しかし、この技術では、さや管1と新管2の間にソリ等を設けるための空隙(スペース)を必要とし、通常、さや管1よりも1口径だけ呼び径が小さい新管2を挿入することは困難である。
特開2002−276284号公報
また、新管2の挿入時の摩擦抵抗を軽減させた他の技術としては、さや管1の両端を閉塞し、そのさや管1内に水などの浮力材を注入して新管2に浮力を与えて、新管2をさや管1内に推進挿入するものがある(特許文献3、4参照)。
この技術は、さや管1内の閉塞を維持した状態で、新管2をさや管1内に挿入しなくてはならないため、その挿入部分の閉塞は、さや管1内面全周に膨縮チューブを設けたり(特許文献3)、さや管1の軸方向前後の内面全周にフラップ状のシール板を設けたりして(特許文献4)、そのチューブ又はシール板の新管2外周面への摺動圧接によって行っている。
特開平10−238655号公報 特開2000−291827号公報
まず、既設管1に新管を挿入して管路更新するパイプインパイプ工法において、その既設管1は、何十年の経過により、その内面に錆や異物が付着し、凹凸の激しい内面となっており、上記ソリ等では、推進抵抗が大きく、大きな推進力を必要とする。また、既設管1は、その施工図が残っている場合が少なく、蛇行、分岐管等が多い上に、継手部に段差、隙間等があって、通常、新管2の推進挿入時の抵抗は甚だ大きなものとなる。
このため、さや管推進工法に比べてパイプインパイプ工法は、推進力の予測が困難であり、特に、推進力伝達材を用いた耐震管継手における推進工法では、その推進力伝達材による耐震管継手の胴付き間隔(押し込み代)の確保が困難である。
つぎに、上記浮力材を用いたさや管推進工法において、PII形継手等の新管2は、図16から理解できるように、受口2bを有する膨出部と挿し口2aを有する直管部とからなり、その挿し口2aを受口2bに挿し込んだ継手部(継ぎ合せ部)は、直管部に比べて外側に膨出した態様となる。
このため、上記の特許文献3、4に記載の技術により、さや管1内に、膨出した継手部となる新管2を推進挿入するには、直管部と継手部の径の異なる外周面に、チューブ又はシール板を摺動圧接させてさや管1の端面を閉塞することとなる。
しかし、上記チューブによる摺動圧接は、そのチューブへの流体給排がオン・オフの2段階しかないため(一定圧の流体注入とその流体圧を開放した2通りしかないため)、直管部の閉塞を確実になし得る流体圧に設定すると、継手部への摺動圧接時には、チューブが変形してその継手部の通過を許容することとなり、通常、その流体は液体であり、その体積増減が困難であって、大きな摩擦抵抗が生じ、チューブの破損に繋がる。
このため、この技術では、新管2には全長がほぼ直管部(同一径)のものに限られる。また、流体が気体であって、チューブが膨縮する場合でも、十分な圧接力を得るためには、チューブ内を高圧にする必要があり、高圧であれば、チューブの体積増減は容易ではなく、継手部の通過時には大きな摩擦抵抗が生じ、チューブの破損に繋がる。
シール板による摺動圧接は、そのシール板の弾性力によって圧接力を得ているため、その圧接力が十分に得ることができず、浮力材の漏れが生じやすい。また、継手部への摺動圧接時には、シール板が変形してその継手部の通過を許容することとなり、通常、そのシール板の変形(撓み)は均一にされ難いため、継手部全周に亘って、均一な摺動圧接が行われず、不十分な圧接個所から浮力材が漏れる恐れが多い。
この発明は、新管に浮力を与えて推進挿入する際、その新管の継手部(継ぎ合せ部)が膨出したもの(管外径差があるようなもの)であっても、浮力材が確実に漏れ出さないようにすることを課題とする。
上記課題を達成するため、この発明は、特許文献4のフラップ状のシール板を採用し、そのシール板(フラップ)の先端縁全周にその先端縁より大径の中実断面円状のゴム製リングを設けた構成を採用したのである。
フラップは、通常、可撓性に富み、そのフラップの円環状内を摺動する新管の大きさ(径)変化・振れに柔軟に対応する。しかし、上述のように、その先端縁が新管の外周面に圧接して水密性を維持する点は不十分である。
このため、そのフラップ先端縁全周に中実断面円状のゴム製リングを設ければ、そのリングが、その弾力によりフラップの円環状内を摺動する新管の外周面に圧接する。このとき、リングは、フラップ先端縁より大径のため、腰が強く、フラップの撓みに影響されにくく、フラップが摺動する新管の大きさ(径)変化・振れに柔軟に対応して撓んでも、その新管外周面への確実な圧接を維持して水密性を担保する。
この発明は、上記のように、フラップとその先端縁のリングにより、新管の大きさ(径)変化・振れに柔軟に対応して水密性を維持するため、浮力材の漏れを円滑に防止することができる。特に、外周面径に大きな変化のある新管において有利なものとなる。
この発明の実施形態としては、地中に埋設されたさや管内にその一端から他端に向かって新管を継ぎ合せつつ順次挿入する際、前記さや管の両端を閉塞し、そのさや管内に浮力材を注入して前記新管に浮力を与えて、その新管とさや管間の摩擦を低減したさや管推進工法において、前記さや管の一端側の閉塞は、さや管内面全周に水密に設けた止水部材により行ない、その止水部材は、その内周全面にさや管の軸心に向くフラップを有するとともに、そのフラップの先端縁全周にその先端縁より大径の中実断面円状のゴム製リングを有するものであり、前記新管のさや管の一端内への挿入は、前記止水部材のリングを拡径させるとともに、そのフラップをさや管の他端側に撓ませて、前記リングを前記新管の外周面に水密に圧接しつつその新管の摺動を許容する構成を採用することができる。
この構成において、止水部材をさや管内面に設けず、さや管の一端外周面に水密に嵌めた筒体の内面全周に水密に設けたものとすることができる。
このように、さや管外周面に嵌めた筒体内に止水部材を設ければ、さや管内面内に比べて、筒体内面内は広いため(径が大きいため)、止水部材の取付けスペースも広く取ることができ、また、フラップの撓み代も大きく取ることができ、新管の大きさ(径)変化・振れへの対応も円滑となる。このため、止水性も高い。
さらに、止水部材を有する筒体をさや管に嵌めるだけで、その止水部材をさや管に取付けることができて、作業性が良いうえに、その筒体を他のさや管にも使用できる等、コスト削減となる。
新管の大きさ(径)変化・振れへの対応が円滑であることは、新管の継ぎ合せ部が、受口に挿し口を挿し込んでその挿し口を有する直管部より受口が大径となって膨出する、そのような変化の大きいものに有利となる。
例えば、新管の継ぎ合せ部が耐震管継手構造の場合、すなわち、新管の継ぎ合せ部が、新管の挿し口外周面に推進力伝達材を設け、この推進力伝達材により、挿し口を抜けない範囲で動き得る所要長さの中程に維持して推進し、地震などによりその推進力よりも大きな押圧力が作用したときには、その押圧力が前記推進力伝達材の維持力より勝り、前記挿し口を抜けない範囲で動き得る所要長さの中程の維持が解放されて挿し口が受口にさらに押し込まれるようにした伸縮可能な耐震継手構造の場合、その新管の大きさ(径)変化が大きいため、非常に有効である。
上記さや管推進工法におけるさや管一端側の閉塞構造の実施形態としては、そのさや管内面全周に止水部材を水密に設け、その止水部材は、その内周全面にさや管の軸心に向くフラップを有するとともに、そのフラップの先端縁全周にその先端縁より大径の中実断面円状のゴム製リングを有するものであり、新管のさや管の一端内への挿入時には、止水部材のリングを拡径させるとともに、そのフラップをさや管の他端側に撓ませて、前記リングを前記新管の外周面に水密に圧接しつつその新管の摺動を許容してさや管一端の閉塞を行う構成を採用することができる。
この構成においても、止水部材をさや管内面に設けず、さや管の一端外周面に水密に嵌めた筒体の内面全周に水密に設けたものとすることができて、上記と同様な作用を得ることができる。
なお、止水部材のフラップは、リングが拡径するにつれてさや管の他端側に撓むものであれば、ゴム等の弾性体に限らず、各種の可撓性材料を使用できる。
図1乃至図13に一実施例を示し、この実施例は、既設管1の更新に係わるものであり、図1に示すように、発進坑Sと到達坑Tを所要間隔をおいて形成し、その間の既設管(さや管)1の発進坑S側端(一端)に止水機構10が装着されて閉塞され、到達坑T側端(他端)には止水兼芯出し用治具20が取り付けられて閉塞されている。
発進坑Sと到達坑Tは、既設管1の埋設時と同一個所に形成しても良いが、道路の側部等の形成し得る所であれば、任意である。さや管1に挿入される新管2の先頭管先端は円錐状のキャップ30を嵌めて閉塞され、新管2内に浮力材aが流入しないようになる。
新管2の継ぎ合せ部(継手部)は、図11に示すように、挿し口2a外周面と受口2b内周面にそれぞれ軸方向の溝6a、6bを形成し、その両溝6a、6bにそれぞれロックリング4a、4bを嵌めたものであって、同図に示す状態が通常時(新管敷設完了時)である。この状態において、先行き新管2の受口2bに後行き新管2の挿し口2aを挿し込んだ後(又は挿し込む前に)、受口2b外側の挿し口2a外周面に推進力伝達材8を設け、その推進力伝達材8を挿し口2a外周面に溶接等により固定したフランジ(サドルリング)9により不動にした構成である(特許文献2、特願2004−50171参照)。推進力伝達材8の材質、構成、フランジ9の構成は、図示に限らず、任意である。例えば、推進力伝達材8には、圧縮応力が1〜30kgf/cm(≒0.1〜3MPa)のポリウレタン、ポリスチレン等の樹脂発泡体等を採用する。
この継ぎ合せ部は、さや管1内にその一端から他端に向かって新管2を継ぎ合せつつ順次推進挿入する際、推進力伝達材8により、挿し口2aの先端と受口2bの内面奥端面2b’との間隙を維持しつつ(図11の状態を維持しつつ)、後行き新管2から先行き新管2に推進力が伝達されて、新管2の推進が行われて、さや管1内全長に亘って新管2の管路が敷設される。
その推進は、上述の図15に記載の手段、特許文献5に記載の手段、特願2004−213203に記載の手段などの各種の手段を採用する。
特開2004−238851号公報
この敷設後の新管路は、地震などの大きな圧縮力に対しては、推進力伝達材8が収縮又は圧壊して、挿し口2a先端が受口2b内面奥端面2b’に当接又は挿し口側ロックリング4aが挿し口側溝6aの後端面側6a’で当接するまで、受口2bに対する挿し口2aの挿し込みを許容し、また、大きな引っ張り力に対しては、両ロックリング4a、4bが挿し口側溝6aの先端面側で当接するまで、受口2bに対する挿し口2aの引き出しを許容する。すなわち、この継ぎ合せ部は、挿し口2aの挿し込み・引き出しを許容する耐震機能を有する(特許文献2参照)。
発進坑S側のさや管1の止水機構10は、図10、図11に示すように、ダクタイル製や鋼製等の円筒管(筒体)11の内面に止水部材12を軸方向に所要間隔をおいて設けたものである。止水部材12の数は任意である。
円筒管11は、同図に示すように、さや管1一端にパッキング11cを介して嵌め込み、ビス11dによりそのさや管1一端に取付ける。また、円筒管11は、図4に示すように、偏芯した2つの筒状部11a、11bとから成り、前者の筒状部11aはさや管1に嵌められて同一心Cとされ、後者の筒状部11bは新管2と同一心Cとされる。
円筒管11には、バルブ13a付給排水管13が設けられ、この給排水管13により、さや管1内に浮力材aを注入又は浮力材aを排出する。
止水部材12は、図2、図5及び図11に示すように、ゴムの一体成型品からなり、さや管1の内面にビス止めされる筒状部12aと、その内周全面にさや管1の軸心(筒軸心)に向くフラップ12bと、そのフラップ12bの先端縁全周にその先端縁より大径の中実断面円状のゴム製リング12cとからなる。
フラップ12bの厚み・長さ(軸心に向く長さ)、リング12cの径は、撓み度、圧接度(水密度)を考慮して適宜に設定すればよいが、フラップ12bの厚みは、柔軟な撓みを得ることができ、かつリング12cの保持ができる限りにおいて薄い方が好ましい。
この止水部材12は、その筒状部12aを円筒管11内面に当てがい、その内面に、図6に示す一つ割開き勝手のリング状止め具14を当ててビス15により円筒管11に取付ける。
この止水部材12内に、キャップ30又は新管2が挿入されると、図10に示すように、そのリング12cが拡径するとともに、そのフラップ12bがさや管1の他端側に撓ませられて、リング12cをキャップ30又は新管2の外周面に水密に圧接しつつそのキャップ30又は新管2の摺動を許容する。
このとき、リング12cは、フラップ12b先端縁より大径のため、フラップ12bの撓みに影響されにくく、フラップ12bが摺動するキャップ30又は新管2外周面の大きさ(径)変化・振れ変化・振れに柔軟に対応して撓んでも、そのキャップ30又は新管2外周面への確実な圧接を維持して水密性を担保する。なお、キャップ30又は新管2の挿入時、フラップ12bも必要に応じて拡径する。
さや管1の他端閉塞兼芯出し用治具20は、図1、図3、図7に示すように、さや管1の先端部外周面に嵌る円筒状部21の端面に縮径の円筒状部22を設け、その縮径円筒状部22に、フランジ22a、23aを介して浮力材aのレベル調整部材23を接続したものである。
この治具20はビスによりさや管1の他端外面に取付けられ、上記止水機構10と同様に、バルブ13a付給排水管13が設けられており、この給排水管13により、さや管1内に浮力材aを注入又は浮力材aを排出する。
その治具20の両円筒状部21、22はその外周面又は内周面に等間隔に設けたリブ24により補強されている(図3参照)。また、それらの内面にはゴム輪(パッキング)25が設けられており、前者の円筒状部21のゴム輪25により、この治具20とさや管1の水密性が担保され、最先の新管2の挿し口2a(キャップ30)が後者の円筒状部22に入り込むと、その後者の円筒状部22のゴム輪25により密封(液密)にされて浮力材aの漏れが防止される。このため、レベル調整部材23を外しても、さや管1内から浮力材aが流出することがなく、さらに、新管2を到達坑T側でさや管1から所定長さ引き出すこともできる。
レベル調整部材23は、図3、図7に示すように、フランジ23aの反対端が閉塞された筒状体からなって、その筒状体の上部に透孔26が形成され、この透孔26から、さや管1内の浮力材aがオーバーフローして、さや管1内の浮力材aのレベルが一定に維持される。そのオーバーフローの高さ(透孔26の下縁高さ)は、例えば、図示のように、新管2の軸心Cがさや管1の軸心Cより少し下方とする等、新管2がさや管1内面に摺動しても、新管2を推進し得る限りにおいて任意である。
キャップ30は、図8に示すように、筒状部31と、その先端部に設けた円錐台状部32とからなり、その筒状部31の後端部は縮径してその全周に溝33が形成されている。この溝33にパッキング34が嵌められる。
このキャップ30の外周面には図9に示す挿込み防止リング35が固定される。このリング35は、同図に示すように、2つ割部材35a、35bからなり、その両部材35a、35bをボルト36により締結して構成され、周囲のねじ孔37にビス38をねじ通してその先端をキャップ30外周面に圧接することによりキャップ30に取付けられる。各ビス38のねじ込み度合を調整することにより、このリング35とキャップ30の調芯を行なう。
このキャップ30は、挿込み防止リング35を取付けた後、止水機構10の円筒管11の一端に嵌める。又は、キャップ30を円筒管11の一端に嵌めた後、挿込み防止リング35を取付ける。この状態は、キャップ30の筒状部31の後方が円筒管11端面から発進坑S側へ突出するように支持され、その支持状態から筒状部31外面に新管挿し口2aを挿入すると、新管2がキャップ30に接続されると共に、前記溝33内のパッキング34により両者2a、31の水密性が維持される。但し、キャップ30と挿し口2aの固定は、止水機能を発揮でき、後続の新管2挿入中に、先頭の新管2から外れない構成であれば、図示したものに限られない。
この実施例は以上の構成であり、つぎにその作用について説明すると、まず、図1に示すように、既設管1の埋設路に所要間隔をもって発進坑Sと到達坑Tを形成する。その発進坑Sと到達坑Tは、既設管(さや管)1の埋設時と同一の場所にすると良い。
その発進坑Sにおいて、図10(a)に示すように、止水部材12付の円筒管11を、さや管1の発進坑S側(一端)にゴム輪(パッキング)11cを介して嵌め、ビス11d止め等により取り付け、その円筒管11内に挿込み防止リング35付のキャップ30を嵌める。
一方、さや管1の到達坑T側(他端)には、レベル調整部材23付の治具20を取り付けて、さや管1の両端を閉塞する(さや管1内を液密にする)。
つぎに、さや管1内に、両給排水管13、13から、浮力材aとなる水をレベル調整部材23の透孔26からオーバーフローする手前まで注入して充填する。この注入充填は一方の給排水管13からだけでも良い。
この浮力材aの充填が完了した後、又は充填前に、図10(b)に示すように、最先の新管2の挿し口2aをさや管1に嵌めたキャップ30の筒状部31に嵌め込む。このとき、挿込み防止リング35のさや管1の端面への当接により、キャップ30のさや管1内への挿し込みが阻止される。
つぎに、挿込み防止リング35をキャップ30から外した後、浮力材aが充填されておれば、さらに新管2を押し込み、充填されていなければ、浮力材aの充填後、同様に押し込む。
この押し込みによる新管2の推進挿入時、止水部材12のリング12c及びフラップ12bが拡径させられるとともに、そのフラップ12bがさや管1の他端側に撓み、リング12cが新管2の外周面に水密に圧接しつつその新管2の摺動を許容して、さや管1内に挿入される。
また、この新管2の推進挿入は、浮力材a内で行われるため、その浮力材aから浮力を受けながら、低摩擦でさや管1内を進む。このとき、新管2の進行により、押された浮力材aはさや管1の到達坑T側(他端)のレベル調整部材23の透孔26からオーバーフローし、そのレベルが一定に維持され、新管2の軸心Cもほぼ一定レベルに維持される。
最先の新管2の受口2bには後行の新管2の挿し口2aが挿入接続され、さらに新管2が挿し込まれて、図11に示すように、継ぎ合せ部(受口2b部)が止水部材12(止水機構10)に至れば、その受口2bの拡径に応じて、リング12c及びフラップ12bが大きく拡径させられるとともに、そのフラップ12bがさや管1の他端側に大きく撓み、リング12cが受口2bの外周面に水密に圧接しつつその受口2bの摺動を許容して、さや管1内に挿入される。
このとき、リング12cは、フラップ12b先端縁より大径のため、フラップ12bの撓みに影響されにくく、フラップ12bが摺動する受口2bの大きな外径変化・振れに柔軟に対応して撓んでも、その受口2b外周面への確実な圧接を維持して水密性を担保する。
以後、先行きの新管2の受口2bに後行きの新管2の挿し口2aを順次挿入して継ぎ合せつつ、押し込み推進し、受口2b部において、上記と同様な作用がなされて、さや管1の到達坑Tに向かって新管2を推進する。
その新管2の推進挿入が進み、図12(a)に示すように、最先の新管2の挿し口2aが到達坑Tに近づき、その挿し口2aが治具20の先端筒状部22内に嵌り込むと、その治具20により、止水性をもって(さや管1他端の閉塞とともに)芯出しされる。このとき、挿し口2aが治具20に入り込む前に芯がずれていても、その内面のリブ24のテーパ縁に当接して芯出しされる。
挿し口2aが治具20内に嵌り、さらにレベル調整部材23に至れば(同図(a))、同図(b)に示すように、レベル調整部材23を外して、必要であれば、さらに新管2の挿し口2aを到達坑T内に所要長さ突出させる。その後、給排水管13から排水してさや管1内から浮力材aを排出させる。
つぎに、同図(c)に示すように、キャップ30を外して、さや管1内への新管2の推進装填は終了する(図13)。
この実施例において、図14に示すように、止水部材12は、さや管1の一端内面に直接に取付けることができる。
因みに、浮力をもって新管2をさや管1に推進挿入すれば、その推進に大きな力を必要としないため、実施例のように、推進力伝達材8を介して推進挿入する場合、その推進力伝達材8に上記の樹脂発泡体等の比較的機械的強度の低いものを使用できる等利点がある。
また、既設管内に耐震管継手を有する新管2を推進挿入するパイプインパイプ工法においては、そのさや管(既設管)内面は、錆や異物の付着により凹凸の激しい内面となっているのが通常であり、その内面を摺動させて新管2を推進する場合に比べて、この浮力による推進は、その内面から離して移動させるので、推進力が極めて小さくてすみ、より効果的である。
管継ぎ手構造は、実施例のものに限らず、PII形、S形、NS形、SII形等の耐震型、及びA形,K形等の非耐震型でない周知のものを採用できることは勿論である。また、推力伝達の構造も、図示の推進力伝達材8等の態様に限らない。
また、上記実施例は、さや管1は既設管に限らず(パイプインパイプ工法に限らず)、ヒューム管や鋼管を新たに埋設した上記さや管推進工法に採用できることは言うまでもない。
さらに、新管2の挿入推進は、到達坑T側から行うこともできる。
一実施例の概略断面図 同実施例のさや管一端部の断面図 同実施例のさや管他端部の断面図 同実施例のさや管一端側止水機構の円筒管の縦断面図であり、(a)は図10(a)のX−X線断面、(b)は同Y−Y線断面 同実施例の止水機構の止水部材を示し、(a)は左側面図、(b)は切断正面図 同止水部材の止め具を示し、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は切断要部右側面図 同実施例のさや管他端側止水機構の浮力材レベル調整部材を示し、(a)は切断正面図、(b)は左側面図、(c)は(a)のX−X線断面図 同実施例のキャップを示し、(a)は切断正面図、(b)は左側面図、(c)は(a)のX−X線断面図 同実施例のキャップ挿し込み防止リングを示し、(a)は正面図、(b)は左側面図 同実施例の最先新管のさや管への挿入時の要部作用断面図 同実施例の新管の継ぎ合せ部のさや管への挿入時の要部断面図 同実施例の最先新管挿し口のさや管到達坑(他端)側止水部への挿入作用図 同実施例の新管推進終了時の概略断面図 他の実施例の最先新管のさや管への挿入時の要部断面図 さや管推進工法の概略図 PII形継手部の断面図
符号の説明
1 さや管(既設管)
2 新管
10 さや管発進坑側止水機構
11 止水機構の円筒管
12 止水部材
12a 止水部材12の筒状部
12b 止水部材12のフラップ
12c 止水部材12の中実リング
13 給排水管
20 さや管到達坑側止水兼芯出し用治具
21、22 止水兼芯出し用円筒状部
23 浮力材レベル調整部材
26 浮力材レベル調整用透孔
30 最先新管挿し口用キャップ
a 浮力材(水)

Claims (2)

  1. 地中(W)に埋設されたさや管(1)内にその一端(S)から他端(T)に向かって新管(2)をその最先の新管(2)の受口(2b)に後行の新管(2)の挿し口(2a)を挿入接続して継ぎ合せつつ順次挿入する際、前記さや管(1)の両端を閉塞し、そのさや管(1)内に浮力材(a)を注入して前記新管(2)に浮力を与えて、その新管(2)とさや管(1)間の摩擦を低減したさや管推進工法において、
    上記新管(2)の継ぎ合せ部が、上記受口(2b)に挿し口(2a)を挿し込んでその挿し口(2a)を有する直管部より受口(2b)が大径となって膨出するものであり、
    上記さや管(1)の一端側の閉塞は、そのさや管(1)内面全周に水密に設けた止水部材(12)により行ない、その止水部材(12)は、その内周全面にさや管(1)の軸心に向くフラップ(12b)を有するとともに、そのフラップ(12b)の先端縁全周にその先端縁より大径の中実断面円状のゴム製リング(12c)を有するものであり、
    上記新管(2)のさや管(1)の一端内への挿入は、上記継ぎ合せ部の直管部から受口(2b)の拡径に応じて、上記止水部材(12)のリング(12c)を拡径させるとともに、そのフラップ(12b)をさや管(1)の他端側に撓ませて、前記リング(12c)を前記新管(2)の外周面に水密に圧接しつつその新管(2)の摺動を許容することを特徴とするさや管推進工法。
  2. 地中(W)に埋設されたさや管(1)内にその一端(S)から他端(T)に向かって新管(2)をその最先の新管(2)の受口(2b)に後行の新管(2)の挿し口(2a)を挿入接続して継ぎ合せつつ順次挿入する際、前記さや管(1)の両端を閉塞し、そのさや管(1)内に浮力材(a)を注入して前記新管(2)に浮力を与えて、その新管(2)とさや管(1)間の摩擦を低減したさや管推進工法における前記さや管(1)の一端側の閉塞構造であって、
    上記新管(2)の継ぎ合せ部が、上記受口(2b)に挿し口(2a)を挿し込んでその挿し口(2a)を有する直管部より受口(2b)が大径となって膨出するものであり、
    上記さや管(1)内面全周に止水部材(12)を水密に設け、その止水部材(12)は、その内周全面にさや管(1)の軸心に向くフラップ(12b)を有するとともに、そのフラップ(12b)の先端縁全周にその先端縁より大径の中実断面円状のゴム製リング(12c)を有するものであり、
    上記新管(2)のさや管(1)の一端内への挿入時には、上記継ぎ合せ部の直管部から受口(2b)の拡径に応じて、上記止水部材(12)のリング(12c)を拡径させるとともに、そのフラップ(12b)をさや管(1)の他端側に撓ませて、前記リング(12c)を前記新管(2)の外周面に水密に圧接しつつその新管(2)の摺動を許容して上記さや管(1)一端の閉塞を行うものであることを特徴とするさや管の一端側の閉塞構造。
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