JP4646958B2 - 可動部品調整機構、可動部品調整機構ユニット、遊技盤、及びパチンコ遊技機 - Google Patents

可動部品調整機構、可動部品調整機構ユニット、遊技盤、及びパチンコ遊技機 Download PDF

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Description

本発明は、パチンコ遊技機を構成する遊技盤面上において種々動作することによって遊技進行上特徴的な演出効果を発揮するように構成された可動部品の組付け状態を微調整するための可動部品調整機構、可動部品調整機構ユニット、遊技盤、及びパチンコ遊技機に関する。
パチンコ遊技機においては、遊技盤の盤面に入賞口、風車、図柄表示装置、電飾装置等の各種盤面部品を設けて遊技内容の多様性を図っている。例えば、遊技の進行中における入賞、その他の状況変化を契機として可動部品を種々の方向、態様に動作、変形させることにより演出効果を高めている。
例えば、遊技盤に設けられた始動入賞口に遊技球が入賞すると、遊技盤中の図柄表示装置に表示される図柄が変動を開始し、所定時間経過後に停止した図柄が予め定めた大当たり図柄となった場合に大当たり状態となり、遊技者が大量の出球を獲得できるようになっている。このような遊技機では、遊技の興趣を高めるために可動部品を用いた様々な表示演出が行われる。
例えば、図8(a)及び(b)に示した盤面部品(可動装飾体)100は樽の形状を象ったものであり、この盤面部品100は、図示しない遊技盤側に固定された固定側の下部樽片101と、下部樽片101の上面に向けて昇降自在に支持された可動部品としての上部樽片105と、から構成されている。上部樽片105は、連結部材110を介して駆動機構115と連結されて昇降駆動される。駆動機構115は、モータ116と、モータの出力ギヤ117により駆動されるピニオン118と、ラック119と、を備え、連結部材110はラック119と一体化されている。連結部材110と上部樽片105から突設されたブラケット部105aとは、ネジ120により固定されている。即ち、ブラケット105aと連結部材110には夫々ネジ穴が形成され、各ネジ穴同志を連通させた状態でネジ120を螺着することにより、上部樽片105は連結部材110に固定される。
固定された下部樽片101のギザギザ状の上面と、可動部品としての上部樽片105のギザギザ状の下面とは互いに噛み合うように構成されており、連結部材110とブラケット部105aをネジ120により固定することにより両者を整合状態で噛合させるように構成されている。
しかし、実際の組付け工程では、図8(b)に破線で示すように下部樽片101に対する上部樽片105の位置が前後方向に位置ずれ(例えば1〜3mm程度)することがあり、このような位置ずれは連結部材110と駆動機構115を遊技盤に対して組み付け直したり、部品交換することにより修正する必要があった。
特許文献1には、遊技盤の前面側に配置された可動部品を、遊技盤の裏面側に固定された駆動部品に対して正確に組み付けるためのネジ止め機構が開示されている。
しかし、特許文献1に開示された可動部品の動作は駆動部品を中心として回転するだけの単純動作に過ぎず、しかも可動部品を一旦駆動部品に固定した場合には両部品の相対位置関係を微調整することはできない。また、所定の動作軌跡に沿って直線的、或いは曲線的に進退移動する可動部品の姿勢や、他の部品との結合状態(例えば、図8における上下の樽片間の結合状態)を正確に微調整することができる構成は開示されていない。
特開2005−185587公報
以上のように従来のパチンコ遊技機における可動部品の支持構造にあっては、一旦可動部品を組み付けた後に位置ずれが発見されると、可動部品とその支持部材を取り外して組み付け直したり、部品交換する必要があった。このため、製造手数の増大による生産性の低下、コストアップという不具合をもたらしていた。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、組付け直しや部品交換を行わずに、組付け完了後における可動部品の位置ずれをネジ操作による簡単な微調整により解消することができる可動部品調整機構、可動部品調整機構ユニット、遊技盤、及びパチンコ遊技機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1の発明に係る可動部品調整機構は、遊技盤に固定された支持部材によって所定方向へ進退可能に支持された可動部品と、該可動部品が進退動作する際に該可動部品と相対的に接近したり離間する固定部品と、前記可動部品に設けられたブラケットに対してネジ止め固定される連結部材と、を備え、前記連結部材は、前記ブラケットにネジ止め固定されるベースと、該ベースによって前記ブラケットに向けて進退自在に支持された調整片と、該ベース上における該調整片の位置を微調整するネジ締結機構と、を備え、前記進退動作する方向と平行な可動部品の一側端に前記ブラケットはネジ止め固定されており、前記ネジ締結機構は、前記調整片に形成されて前記遊技盤の前後方向へ夫々延びる小ピン用長穴、及びネジ締結用長穴と、前記ベースに突設した小ピンと、該ベースに形成したネジ穴と、を備え、前記小ピンを前記小ピン用長穴に遊嵌して位置決めした状態で、前記ネジ穴と前記ネジ締結用長穴とをネジによって締結することにより、前記ベースと前記調整片とを位置決め固定する構成を備え、前記ブラケットと前記ベースとを締結するネジを緩めた状態で、前記ネジ締結機構を調整して前記調整片とブラケットとの当接状態を変更することにより、前記固定部品に対する前記可動部品の位置関係を調整可能に構成したことを特徴とする。
可動部品が固定部品と接近した際に両部品間に位置ずれがあると遊技の興趣を低下させるが、可動部品を取り外して組み付け直したり、部品交換する手間は避けたい。本発明では、連結部材を利用した簡単なネジ調整によって可動部品の姿勢を正しい状態に調整することが可能となる。
請求項の発明に係る可動部品調整機構ユニットは、請求項1に記載の可動部品調整機構と、該可動部品を駆動する駆動機構と、を備え、前記駆動機構は前記連結部材を介して前記可動部品に駆動力を伝達することを特徴とする。
請求項の発明は、請求項2において、前記駆動機構は、モータと、該モータにより回転駆動されるピニオンと、該ピニオンにより駆動されるラックと、を備え、前記連結部材を構成する前記ベースと前記ラックとが一体化されていることを特徴とする。
ベースとラックが一体化されているので、部品点数を低減でき、構成をシンプル化することができる。
請求項の発明に係る遊技盤は、請求項2又は3に記載の可動部品調整機構ユニットを備えたことを特徴とする。
請求項の発明に係るパチンコ遊技機は、請求項に記載の遊技盤を備えたことを特徴とする。
以上のように本発明では、可動部品と、固定部品と、可動部品に設けられたブラケットに対してネジ止め固定される連結部材と、を備え、連結部材は、ブラケットにネジ止め固定されるベースと、ベースによってブラケットに向けて進退自在に支持された調整片と、ベース上における調整片の位置を微調整するネジ締結機構と、を備えたので、組付け直しや部品交換を行わずに、組付け完了後における可動部品の位置ずれをネジ操作による簡単な微調整により解消することができる。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の構成例を示した全体正面図である。
パチンコ遊技機1は、矩形形状の枠2を有し、この枠2の窓孔に対して裏側から遊技盤3が着脱可能に取り付けられている。
遊技盤3の前面側には、図示しないガラス枠が開閉可能に取り付けられている。また遊技盤3の下部には遊技球を貯留する受け皿部4と、受け皿部4内の遊技球を発射する発射レバー5等が設けられている。また、受け皿部4の上部には遊技機用ボタンスイッチや、遊技球の購入ボタン、購入取り消しボタンが設けられている。
遊技盤3の裏面には、液晶画面、主制御基板とサブ制御基板等、遊技の進行、演出に関わる裏部品を組み付けた合成樹脂製の機構板(何れも図示せず)が開閉自在に装着されている。遊技盤3における遊技領域3aの周囲には、発射レバー5を操作することにより発射装置から発射された遊技球を遊技領域3aの上部に案内したり、アウト口15に案内する外レールR1、及び内レールR2が設けられている。
遊技盤3のほぼ中央部には、中央が開口したセンター部材7が配置される。センター部材7の内部には図柄表示装置9が配置されている。図柄表示装置9は、例えば、液晶表示装置等の液晶表示パネルによって構成され、通常動作状態の時は、図示しない特別図柄画像が表示される。また、いわゆる特別遊技状態の時は、特別遊技状態であることを示す演出画像等が表示される。
センター部材7の右側には可動装飾体(可動部品)30が設けられている。可動装飾体30は、この例では遊技の進行に関与するギミックである樽を象ったものである。
センター部材7の下方には、図柄表示装置9の特別図柄を可変表示させるための可変入賞装置11が設けられている。また、センター部材7の左側には、遊技盤の右下部に配置された普通図柄表示装置10に表示される普通図柄を作動させるためのゲート12が設けられている。さらに可変入賞装置11の下方には、特別遊技状態の一つである大当たり状態のときに開成状態になる開閉扉を有する大入賞口13が設けられている。
可変入賞装置11は、図柄表示装置9を可変表示させるための上始動ポケット14と、左右一対の開閉爪(可動片)を有する図示しない電動式チューリップとを備えて構成される。
遊技盤3には普通入賞口16やアウト口15等が設けられていると共に、風車や図示しない多数の遊技釘が突設されている。遊技釘は、遊技球の落下速度を遅くすると共に、落下方向を複雑に変化させて遊技進行上の興趣を高めている。
普通図柄表示装置10に表示される普通図柄は、1個または複数個の図柄を変動表示可能であり、普通図柄始動口としてのゲート12が遊技球を検出することを条件に、その図柄が乱数制御等により所定時間可変して停止するようになっている。
普通図柄としては、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の適宜の遊技図柄が使用される。そして、ゲート12を遊技球が通過したことを条件に乱数制御により普通図柄が所定態様となった場合に、可変入賞装置11に設けられた電動式チューリップから成る可動片を所定時間、開成動作するように構成されている。
図柄表示装置9に表示される特別図柄は、停止図柄が予め定められた図柄の組合せ、例えば同一図柄の組合せとなった場合に大当たり状態となるように構成されている。また特別図柄は可変入賞装置11の上始動ポケット14又は電動式チューリップの開成動作により遊技球が誘導される下始動口(図示していない)において遊技球を検出することを条件に乱数制御等により表示がスクロールする等、所定の変動パターンで所定時間変動(可変)して図柄で停止するようになっている。その際、有効ライン上に2個の停止図柄が同一となった場合に、リーチ状態が発生し、このリーチ状態において、有効ライン上の最後の停止図柄が既に停止している2個の図柄と同一となった場合に大当たり状態が発生する。なお、特別図柄としては、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄等が使用可能である。
図2(a)(b)及び図3(a)(b)は本発明の一実施形態に係る可動部品調整機構、及び可動部品調整機構ユニットの動作パターンを説明するための図である。図2は上下の樽片が連結した閉止状態、図3は上下の樽片が離間した開放状態を夫々示している。
可動装飾体30は、遊技盤3に固定された支持部材20によって所定方向(上下方向)へ進退可能に支持された可動部品としての上部樽片31と、上部樽片31の進退動作の過程において上部樽片と接近したり離間するように配置された固定部品としての下部樽片34と、を備えている。上部樽片31の下部のギザギザ部と、下部樽片34の上部のギザギザ部とは、両樽片の閉止時に図2(a)に示すように正しく噛み合った状態となるように構成されている。
上部樽片31はその側部にブラケット32を備えている。ブラケット32は上部樽片31の側部に一体化されており、後述する連結部材40を介して駆動機構60と上部樽片31とを連結する手段である。
可動部品調整機構ユニットUは、可動装飾体30と、上部樽片31に設けられたブラケット32に対してネジ止め固定される連結部材40と、上部樽片31を昇降させる駆動機構60と、を備えている。駆動機構60は連結部材40を介して上部樽片31に駆動力を伝達する。
連結部材40は、ブラケット32に貫通形成された2つのネジ穴32aと夫々連通するネジ穴を端面に有しネジ35によりブラケット32とネジ止め固定されるベース41と、ベース41によってブラケット32に向けて進退自在に支持された板状の調整片45と、ベース41上における調整片45の位置(横方向位置)を微調整するネジ締結機構50と、を備えている。
図4(a)のユニット拡大図、及び(b)の調整片構成図に示すように、連結部材40を構成するベース41の一面には2本の小ピン42を突設し、各小ピン42に近接した横方向位置には図示しないネジ穴が形成されている。ベース41の一面に添設される調整片45には各ピン42を夫々嵌合する長穴(小ピン用長穴)46と、図示しないネジ穴と連通する長穴(ネジ締結用長穴)47が形成されている。従って、調整片45は、小ピン42と長穴46によって横方向(ブラケット32の端面に向けて進退する方向)へ移動可能に構成されている。一方、長穴47を介してベース41上のネジ穴に止めネジ51を螺着することにより、調整片45をベース41上の任意の横方向位置に固定することができる。なお、各ピン42、ネジ穴、及び各長穴46、47は、ネジ締結機構50を構成している。調整片45は、ベース41の上下端縁に夫々設けた突状のガイド41aによって上下端縁を横方向へ進退自在に支持されると共に、その先端部(ブラケット側端部)にはブラケットを押圧する小突起状の押圧部48を有している。上部樽片31側に図示しないLED等の電気により作動する部材を配置する場合には、調整片45の裏面側に設けた溝45a内に他の固定部位から延びてくるケーブルを配線し、ブラケット32を経由してLED等に結線する。
駆動機構60は、モータ61と、モータ61の出力ギヤ62により駆動されるピニオン63と、ラック65と、を備え、連結部材40を構成するベース41と、ラック65とは一体化されている。ベース41とラック65とが一体化されているので、部品点数を低減でき、構成をシンプル化することができる。

可動装飾体30が図2の閉止状態にあるときに、モータ61を開放方向へ回転駆動させることによりその駆動力は出力ギヤ62、ピニオン63、ラック65へと順次伝達され、図3に示すように上部樽片31を上昇させて可動装飾体30を開放状態へと移行させる。逆に、可動装飾体30が図3の開放状態にあるときに、モータ61を閉止方向へ回転駆動させることによりその駆動力は出力ギヤ62、ピニオン63、ラック65へと順次伝達され、図2に示すように上部樽片31を下降させて可動装飾体30を閉止状態へと移行させる。
符号70はフォトセンサ(フォトインタラプタ)であり、ラック65から突出した被検知片66の進入、通過を検知可能に構成されている。
通常時、上部樽片31は図2のように下降した状態で停止しており、モータ61に通電して開放方向へ回転することによりギヤ群を介して上部樽片31は上昇を開始する。上部樽片31が図3のように上昇し終わると、モータ61に通電されなくなり停止する。再びモータ61に通電して逆回転すると、上部樽片31が下降を開始し、フォトセンサ70が被検知片66を検知することによりモータへの通電が遮断されて停止する。
次に、図5(a)(b)及び(c)は調整片がニュートラルの状態にある場合を示す正面図、平面図、及び側面図であり、図6(a)(b)及び(c)は調整片がブラケットを押し出すことにより可動部品を後方へ変位させた状態を示す正面図、平面図、及び側面図であり、図7(a)(b)及び(c)は調整片がブラケットを引っ込ませることにより可動部品を前方へ変位させた状態を示す正面図、平面図、及び側面図である。
本発明の連結部材40においては、ネジ35を緩めることによりブラケット32とベース41との締結状態を解除した上で、止めネジ51を緩めて調整片45を横方向へ進退させて調整片の押圧部48によりブラケット32を押圧したり、押圧を解除することができる。調整片45の位置を確定した後で、各ネジ35、51を締結する。
図5に示したニュートラル状態においては、調整片45は上部樽片31が正面を向いた正規姿勢に保持している。
一方、図6に示すように上部樽片31が後方へ引っ込むように傾斜している場合には、上部樽片31下部のギザギザ部と、下部樽片34上部のギザギザ部とが噛み合い不良な状態となっており不具合である。このような上部樽片31の不良姿勢を図5の正規な姿勢に戻すために、ネジ35、及び止めネジ51を緩めた状態で調整片45を所要距離後方へ退避させて押圧部48をブラケット32から離間させてから、ブラケット32が押圧部48に当接するまで上部樽片31全体を前方へ向けて回動させる。このような調整作業によって両樽片のギザギザ部同志が正常に噛み合った状態になった時点で、ネジ35及び止めネジ51を締結して固定する。
また、図7に示すように上部樽片31が前方へ突出するように傾斜している場合にも、上部樽片31下部のギザギザ部と、下部樽片34上部のギザギザ部とが噛み合い不良な状態となっており不具合である。このような上部樽片31の不良姿勢を図5の正規な姿勢に戻すために、ネジ35、及び止めネジ51を緩めた状態で調整片45を所要距離前方へ突出させて押圧部48によりブラケット32を押圧し、上部樽片31全体を後方へ向けて回動させる。このような調整作業によって両樽片のギザギザ部同志が正常に噛み合った状態になった時点で、ネジ35及び止めネジ51を締結して固定する。
このように本発明の可動部品調整機構ユニットUは、ブラケット32とベース41とを締結するネジ35と、ベース41上における調整片45の位置を調整するネジ締結機構50とによって、上部樽片(可動部品)31の前後方向への傾斜角度を微調整可能としたので、可動部品調整機構ユニット全体を交換したり、取付けし直す等の煩雑な作業を伴わずに、上部樽片の姿勢、位置をミリ単位で微調整することができる。
なお、パチンコ遊技機の他の詳細な構成については図示説明していないが、本願発明の技術的範囲中にパチンコ遊技機、及び遊技盤が含まれることに疑いがない。
本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の構成例を示した全体正面図である。 (a)(b)は本発明の一実施形態に係る可動部品調整機構、及び可動部品調整機構ユニットの動作パターンを説明するための図である。 (a)(b)は本発明の一実施形態に係る可動部品調整機構、及び可動部品調整機構ユニットの動作パターンを説明するための図である。 (a)はユニット拡大図、(b)は調整片構成図である。 (a)(b)及び(c)は調整片がニュートラルの状態にある場合を示す正面図、平面図、及び側面図である。 (a)(b)及び(c)は調整片がブラケットを押し出すことにより可動部品を後方へ変位させた状態を示す正面図、平面図、及び側面図である。 (a)(b)及び(c)は調整片がブラケットを引っ込ませることにより可動部品を前方へ変位させた状態を示す正面図、平面図、及び側面図である。 (a)及び(b)は従来の可動装飾体における可動部品の構成を示す図である。
符号の説明
1…パチンコ遊技機、2…枠、3…遊技盤、3a…遊技領域、4…皿部、5…発射レバー、7…センター部材、10…普通図柄表示装置、11…可変入賞装置、12…ゲート、13…大入賞口、14…上始動ポケット、15…アウト口、16…普通入賞口、20…支持部材、30…可動装飾体、31…上部樽片(可動部品)、32…ブラケット、32a…ネジ穴、34…下部樽片(固定部品)、35…ネジ、40…連結部材、41…ベース、41a…ガイド、42…小ピン、45…調整片、45a…溝、46…長穴、47…長穴、48…押圧部、50…ネジ締結機構、51…ネジ、60…駆動機構、61…モータ、62…出力ギヤ、63…ピニオン、65…ラック、66…被検知片、70…フォトセンサ。

Claims (5)

  1. 遊技盤に固定された支持部材によって所定方向へ進退可能に支持された可動部品と、該可動部品が進退動作する際に該可動部品と相対的に接近したり離間する固定部品と、前記可動部品に設けられたブラケットに対してネジ止め固定される連結部材と、を備え、
    前記連結部材は、前記ブラケットにネジ止め固定されるベースと、該ベースによって前記ブラケットに向けて進退自在に支持された調整片と、該ベース上における該調整片の位置を微調整するネジ締結機構と、を備え、
    前記進退動作する方向と平行な可動部品の一側端に前記ブラケットはネジ止め固定されており、
    前記ネジ締結機構は、前記調整片に形成されて前記遊技盤の前後方向へ夫々延びる小ピン用長穴、及びネジ締結用長穴と、前記ベースに突設した小ピンと、該ベースに形成したネジ穴と、を備え、前記小ピンを前記小ピン用長穴に遊嵌して位置決めした状態で、前記ネジ穴と前記ネジ締結用長穴とをネジによって締結することにより、前記ベースと前記調整片とを位置決め固定する構成を備え、
    前記ブラケットと前記ベースとを締結するネジを緩めた状態で、前記ネジ締結機構を調整して前記調整片とブラケットとの当接状態を変更することにより、前記固定部品に対する前記可動部品の位置関係を調整可能に構成したことを特徴とする可動部品調整機構。
  2. 請求項1に記載の可動部品調整機構と、該可動部品を駆動する駆動機構と、を備え、
    前記駆動機構は前記連結部材を介して前記可動部品に駆動力を伝達することを特徴とする可動部品調整機構ユニット。
  3. 前記駆動機構は、モータと、該モータにより回転駆動されるピニオンと、該ピニオンにより駆動されるラックと、を備え、
    前記連結部材を構成する前記ベースと前記ラックとが一体化されていることを特徴とする請求項に記載の可動部品調整機構ユニット。
  4. 請求項2又は3に記載の可動部品調整機構ユニットを備えたことを特徴とする遊技盤。
  5. 請求項に記載の遊技盤を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。
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