JP4645161B2 - 燃料の改質装置、燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、燃料の改質装置に係り、特に、小型燃焼器(マイクロコンバスタ)が発生する熱を用いて燃料の改質等を行うものに関する。
直接型燃料電池(たとえば、直接メタノール型燃料電池)では、たとえばメタノール等の水溶液を燃料電池の燃料極に直接送り込んで発電を行うようになっている。
ところで、前記直接型燃料電池では、メタノールの濃度が高いと、メタノールが燃料電池の電極間を通過する現象(クロスオーバ)が発生する。このクロスオーバにより発電に寄与しないメタノールが存在することになり、燃料電池の発電効率が下がり、また、空気極にメタノールが存在することによって、空気極側の反応が阻害され燃料電池の起電力が低下してしまう等の弊害がある。
前記クロスオーバ等の弊害を回避するために、原燃料(メタノール等)を水を用いて改質し、この改質によって得られた燃料(たとえば、水素ガス)を使用して発電する構成の燃料電池システムが知られている(たとえば特許文献1参照)。
特開平9−315801号公報
前記特許文献1に記載の従来の燃料電池システムは、水と原燃料であるメタノールとを混合したものを、バーナを用いて加熱蒸発し、この蒸発したものから改質器を用いて水素と二酸化炭素とを生成し、この生成された水素を燃料電池の燃料として使用するようになっている。
前記従来の燃料電池システムでは、水と原燃料とを加熱するための装置としてバーナを用いているので、システム全体を小型化することが困難であるという問題がある。バーナを用いた加熱装置では、バーナで安定した燃焼を行うためにバーナの燃焼領域をある程度の大きさにする必要があるので、加熱装置を小さくすることは難しいからである。
また、バーナを使用しない場合であっても、水と原燃料とを加熱するための加熱装置を小型化することは、一般的に難しい。
なお、水と原燃料とを加熱するための加熱を、たとえば電力を用いて行えば、加熱装置を小型することはできるが、前記燃料電池で発電された電力を前記加熱装置に使用するとなると、前記燃料電池で発電された電力を本来の目的に有効に使用することができなくなり、燃料電池システムの効率が悪化することになる。
前記従来の燃料電池システムでは、水と原燃料とを加熱するための加熱装置を小型化することが難しく、したがって、燃料の改質装置を小型化することが困難であるという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、小型化が容易である燃料の改質装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、燃料の改質装置において、燃焼室、第1の燃料と酸素との予混合ガスを燃焼室に供給するための予混合ガスの流路、燃焼によって生じた燃焼ガスを前記燃焼室から排出するための燃焼ガスの流路、及び前記予混合ガスの流路と前記燃焼ガスの流路の間に設けられた伝熱壁を備え、前記予混合ガスを燃焼させるマイクロコンバスタと、前記マイクロコンバスタの外側の面に当接するように設けられ、第2の燃料と水を供給するための供給流路が接続され、前記マイクロコンバスタが発生する熱を用いて、第2の燃料と水とを気化する蒸発器と、前記マイクロコンバスタの外側の面に当接するように設けられ、前記マイクロコンバスタが発生する熱と前記蒸発器から供給される水蒸気とを用いて、前記蒸発器から供給される気化した前記第2の燃料を改質する改質器と、前記蒸発器と前記改質器との間に接続され、前記蒸発器で発生した水蒸気と気化した前記第2の燃料を前記改質器へ導入するための導入路と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の燃料の改質装置において、前記蒸発器は、前記マイクロコンバスタの厚さ方向の一方の外側の面に当接しかつ重ね合うように設けられ、前記改質器は、前記マイクロコンバスタの厚さ方向の他方の外側の面に当接しかつ重ね合うように設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の燃料の改質装置において、前記予混合ガスの流路が消炎距離よりも狭く形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のうちのいずれかの請求項に記載の燃料の改質装置において、前記燃焼室が前記マイクロコンバスタの中央部に設けられてあって、前記予混合ガスの流路及び前記燃焼ガスの流路が前記燃焼室から外周に向かって渦巻き状に形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のうちのいずれか請求項に記載の燃料の改質装置と、前記燃料の改質装置における前記改質器での改質によって生成された燃料ガスを用いて発電する燃料電池と、を有していることを特徴とする。
本発明によれば、小型化が容易である燃料の改質装置を提供することができるという効果を奏する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る燃料の改質装置1の概略構成を示す斜視図である。
燃料の改質装置(以下、単に「改質装置」という場合がある。)1は、小型の燃焼器3と、改質器5とを備えており、前記改質器5で生成された燃料が、燃料電池システムの燃料電池(図示せず)に供給され、前記燃料電池システムが発電するようになっている。
前記小型燃焼器3は、燃料と酸素との予混合ガス(たとえば、気体燃料と空気との予混合ガス)を、予め温めておくことにより、小型であっても前記予混合ガスを安定して燃焼させることが可能なようになっている。前記小型燃焼器3は、たとえば、前記予混合ガスの燃焼により生成される燃焼ガスを用いて、前記予混合ガスを予め温めるように構成されている。
前記改質器5は、前記小型燃焼器3に隣接して設けられており、前記小型燃焼器3の燃焼によって発生する熱を用いて燃料(原燃料)の例であるメタノールの改質を行うことができるようになっている。
また、前記改質装置1には、前記小型燃焼器(以下、単に「燃焼器」という場合がある。)3に隣接して蒸発器7が設けられており、この蒸発器7は、前記燃焼器3が発生する熱を用いて、水とメタノールとを気化することができるようになっている。
より詳しく説明すると、前記蒸発器7は、筐体9を備え、この筐体9の内部に供給された前記メタノールと水とが、前記筐体9の内部で気化するようになっている。
前記改質器5は、筐体11を備え、前記蒸発器7から前記筐体11の内部に供給された水蒸気と前記小型燃焼器3からの熱とによって、前記蒸発器7から前記筐体11の内部に供給されたメタノール(気化したメタノール)が改質されるようになっている。前記改質を促すために、前記筐体11の内部には、改質触媒(たとえば、メチルアルコールを水によって改質する場合、改質反応を促進する触媒金属であるCu−ZnS触媒等で形成されたペレット)が設けられている場合がある。
メタノールを前記改質器5で改質することによって、水素ガスを含む燃料ガスが生成されるようになっている。なお、前記改質の化学反応は、「CHOH+HO→CO+3H−49.5(kJ/mol)」で表され、吸熱反応である。
なお、前記蒸発器7には、水とメタノールとを前記蒸発器7に供給するための供給路13A、13Bが接続されている。前記供給路13Aの他端部は、図示しない水タンクに接続され、前記供給路13Bの他端部は、図示しないメタノールタンクに接続されている。なお、水とメタノールとが予め混合されているものを前記蒸発器7に供給するようにしてもよい。
前記蒸発器7と前記改質器5との間には、前記蒸発器7で発生した水蒸気と気化したメタノールとを前記改質器5へ導入するための導入路15接続されている。
前記改質器5には、前記改質器5での改質によって生成された水素ガスを含む燃料ガスを、前記改質器5から次の装置の例である燃料電池に供給するための供給路17が接続されている。
なお、メタノールの代わりに、常温では気体である原燃料(たとえばメタン)の改質を行う場合、水のみを蒸発させるために前記蒸発器7を使用し、メタンガスを、前記蒸発器7を通過させることなく前記改質器5に直接供給してもよい。
さらに、メタノール等の常温では液体である原燃料の改質を行う場合であっても、前記原燃料のみを蒸発させるために前記蒸発器7を使用し、他の装置で生成された水蒸気を、前記他の装置から前記改質器5へ直接供給してもよい。
ここで、前記燃焼器3について、例を掲げて詳しく説明する。
図2は、図1におけるIIA―IIB断面を示す図であり、図3は、図2におけるIIIA―IIIB断面を示す図である。
前記燃焼器3は、円板状に形成されており、前記燃焼器3の厚さ方向の一方の面に円板状の前記蒸発器7が設けられており、前記燃焼器3の厚さ方向の他方の面に円板状の前記改質器5が設けられている(図1参照)。
換言すれば、前記燃焼器3、前記改質器5、前記蒸発器7の各外形は、短い円柱形状(円板状)に形成されており、前記燃焼器3、前記改質器5、前記蒸発器7の各外径はほぼ等しくなっている。
そして、図1及び図3に明確に示されるように、前記燃焼器3の厚さ方向の一方の側に存在している円形状の外側の面の全面に、前記蒸発器7の厚さ方向の一方の側に存在している円形状の面の全面が当接しかつ重ね合うように、前記蒸発器7が設けられており、前記燃焼器3の厚さ方向の他方の側に存在している円形状の外側の面の全面に、前記改質器5の厚さ方向の一方の側に存在している円形状の面の全面が当接しかつ重ね合うように、前記改質器5が設けられている。
したがって、前記燃焼器3に前記蒸発器7と前記改質器5とを設置した装置の外径は、円柱形状に形成されていることになる。
また、図2に示すように、前記燃焼器3は、小さな燃焼室19と、燃料と空気との予混合ガスとを前記燃焼室19に供給するための予混合ガスの流路21と、燃焼により生じたガスを前記燃焼室19から排出するための排ガスの流路23とを備えている。なお、前記燃焼器3の外部で予め圧縮された予混合ガスを、前記予混合ガスの流路21に供給することにより、前記予混合ガスの流路21内を、予混合ガスが圧送されるようになっている。
前記予混合ガスの流路21は、詳しくは後述する消炎距離よりも狭く形成されており、また、前記予混合ガスの流路21を流れる前記予混合ガスが、前記燃焼室19に至るまでに、前記排ガスの流路(燃焼ガスの流路)23を流れる排ガス(燃焼ガス)によって、前記燃焼室19での燃焼を継続して行うことが可能な温度まで温められるように構成されている。
前記燃焼器3によれば、燃料と空気との予混合ガスを燃焼室19で燃焼させ、この燃焼によって生成される高温の燃焼ガスで前記予混合ガスを温めている。前記予混合ガスが温まっていることにより、小さな燃焼室19であっても前記予混合ガスを安定した状態で継続して燃焼させることができる。
たとえば、前記予混合ガスが、理論混合比の1/3程度の希薄ガス(燃料が希薄なガス)であっても、安定した燃焼が可能である。
また、前記予混合ガスの流路21が、消炎距離よりも狭く形成されているので、前記燃焼室19から前記予混合ガスの流路へ炎が逆流することを防止でき、燃焼器3の安全性が高くなっている。
さらに、前記燃焼ガスで前記予混合ガスを温めているので、前記排ガスの流路23の出口23Aにおける前記燃焼ガスの温度は低くなっており、したがって、燃焼ガスが有していた熱エネルギーが効率良く利用されており、前記燃焼器3全体の効率が良くなっている。すなわち、前記予混合ガスが持っている化学エネルギーに対する、前記燃焼器3の筐体(燃焼ガス以外の部位)から放出される熱エネルギーの割合が大きくなっている。
前記燃焼器3についてさらに詳しく説明する。
図2や図3に示すような前記燃焼器3は、いわゆるスイスロール型の燃焼器(マイクロコンバスタ)と呼ばれる場合がある。
前記マイクロコンバスタ3の外径は、前述したように、短い円柱状に形成されており、中央部に前記燃焼室19が設けられている。なお、この燃焼室19には、始動のための点火栓(図示せず)が設けられている。
図2に示すように、前記円柱状のマイクロコンバスタ3の軸方向(側面の延伸方向;底面と上面を結ぶ方向)から前記マイクロコンバスタ3を眺めた場合、前記燃焼室19から前記マイクロコンバスタ3の外周に向かって、前記予混合ガスの流路21と前記燃焼ガスの流路23とが渦巻き状に延伸して設けられている。
また、前記燃焼室19と前記予混合ガスの流路21と前記燃焼ガスの流路23とは、渦巻き状に形成されている保温壁25および伝熱壁27と、前記円柱状のマイクロコンバスタ3の上面の壁を構成している円板状の上部板29(図3参照)と、前記円柱状のマイクロコンバスタ3の底面の壁を構成している円板状の下部板31(図3参照)とによって形成されている。
前記保温壁25や前記伝熱壁27は、薄い板状であって長い長方形状の素材をこの長さ方向に湾曲させることにより渦巻き状に形成されている。
また、前記保温壁25の上端部(前記素材の幅方向の一端部に相当する部位)と、前記伝熱壁27の上端部(前記素材の幅方向の一端部に相当する部位)とが、ほぼ同一平面上に存在するように、また、前記保温壁25の下端部(前記素材の幅方向の他端部に相当する部位)と、前記伝熱壁27の下端部(前記素材の幅方向の他端部に相当する部位)とが、ほぼ同一平面上に存在するように、前記保温壁25と前記伝熱壁27とが配置されている。
さらに、前記保温壁25の上端部と前記伝熱壁27の上端部とに前記上部板29が一体的に設けられ、前記保温壁25の下端部と前記伝熱壁27の下端部とに前記下部板31が一体的に設けられている。
また、前記保温壁25と前記上部板29と前記下部板31とで、前記予混合ガスの流路21と前記燃焼ガスの流路23との基になる流路が形成されており、前記伝熱壁27は、前記基になる流路を仕切って、前記予混合ガスの流路21と前記燃焼ガスの流路23とを形成するような位置に配置されている。
つまり、前記伝熱壁27によって、前記基になる流路が、この幅方向で2つの流路(前記予混合ガスの流路21、前記燃焼ガスの流路23)に仕切られている。そして、前記伝熱壁27を間にして、前記予混合ガスの流路21と前記燃焼ガスの流路23とが、前記燃焼室19から前記マイクロコンバスタ3の外周に向かって、渦巻き状に長く並進して形成されている。
このように、前記伝熱壁27を境にして、前記予混合ガスの流路21と前記燃焼ガスの流路23とが渦巻き状に長く並進して形成されているので、前記予混合ガスと前記燃焼ガスとが対向流になり、前記予混合ガスと前記燃焼ガスとの間で十分な熱交換が行われると共に、前記予混合ガスの流路21と前記燃焼ガスの流路23とを渦巻き状に形成したことにより、前記マイクロコンバスタ3の大きさを小さくすることが容易になっている。
さらに、前記予混合ガスと前記燃焼ガスとが対向流になっているので、前記燃焼ガスの温度は、前記燃焼室19から遠ざかるにしたがって徐々に低くなり、一方、前記予混合ガスの温度は、前記燃焼室19に近づくにしたがって徐々に高くなり、前記燃焼室19の近傍では、前記予混合ガスの温度が前記燃焼室19から出た直後の燃焼ガスの温度に近くなり、温度の高くなった予混合ガスが前記燃焼室19に供給され、前記燃焼室19での燃焼が安定する。
次に、前述した消炎距離について簡単に説明する。
一般に燃焼は空気中の酸素と燃料とが反応して燃焼ガスを生成する発熱反応であるが、燃料がガス体だと酸素を反応して火炎になる。
火炎は、高温でラジカルになった酸素と燃料ガスが急激に反応して起こる現象であり、連鎖反応を起こして急激に伝播する。しかし、ラジカルは固体壁に当たると失活するので、火炎は狭い固体壁の隙間を通ることができない。
このように、火炎の通れない限界の隙間の距離を消炎距離といい、図4は、予混合ガスの燃焼速度と消炎距離との関係を示す表である。
なお、図4に示す消炎距離D1は、予混合ガス流路の延伸方向に直角な平面による断面が円形である場合における前記予混合ガス流路の直径を示している。
前記予混合ガスの流路の断面形状(前記予混合ガスの流路の延伸方向に直角な平面による前記予混合ガスの流路の断面形状)が、円形ではない場合には、次に示す式f1によって、相当径D3を求め、この求めた相当径D3が、消炎距離D1以下になっていれば、前記予混合ガスの流路が、消炎距離よりも狭く形成されていることになる。
相当径D3=ガスの流路の断面積S1×4/ガスの流路の周辺長L1・・・式f1。
なお、すでに理解されるように、前記予混合ガスの流路21の断面は、矩形状に形成されているので、ガスの流路の断面積S1は、図4に示すガスの流路の幅B1×ガスの流路の高さH1で求めることができ、前記ガスの流路の周辺長L1は、ガスの流路の幅B1×2+ガスの流路の高さH1×2で求めることができる(図3参照)。
前記保温壁25、前記伝熱壁27、前記上部板29、前記下部板31には、たとえば、SUS316やSUS310などの耐熱性ステンレス鋼やインコネルなどの耐熱性合金が使用されている。
さらに前記マイクロコンバスタ3の外径は、たとえば10mm〜50mm、厚さは、3mm〜10mm程度であり、前記保温壁25の厚さは1mm程度になっており、前記伝熱壁27の厚さは、0.3mm程度になっている。前記保温壁25と前記伝熱壁27とが熱伝導率がほぼ等しい材質で構成されている場合には、前記保温壁25の厚さを前記伝熱壁27の厚さよりも厚く形成してある。
前記マイクロコンバスタ3の燃料としては、アルコール類、パラフィン系炭化水素等の炭化水素等の液体燃料、メタン、エタン、一酸化炭素、水素、アセチレン等の気体燃料が使用される。なお、液体燃料を使用する場合には、前記予混合ガスの流路21の入口21Aで前記液体燃料が気化していることが望ましい。
また、前記マイクロコンバスタ3は、小型であるので、円柱状のムクの素材から削りだしによって前記下部板31と前記保温壁25と前記伝熱壁27とを一体的に形成し、この形成されたものの上部を前記上部板29で塞ぐようにして前記マイクロコンバスタ3を形成することが望ましい。なお、前記上部板29は、溶接やロウ付け等によって接合されるものである。
さらには、前記下部板31と前記保温壁25と前記伝熱壁27とを、鋳造によって一体的に形成し、この形成されたものの上部を前記上部板29で塞ぐようにして前記マイクロコンバスタ3を形成してもよいし、前記下部板31と前記保温壁25と前記伝熱壁27と前記上部板29とを鋳造によって一体的に形成してもよい。
次に、前記改質装置1の動作について説明する。
前記燃焼器3に予混合ガスを供給し、前記点火栓によって予混合ガスに点火すると、前記燃焼室19で前記予混合ガスが燃焼する。
この燃焼によって生成された燃焼ガスが前記マイクロコンバスタ3の外部に排出される際に、前記伝熱壁27を介して、前記予混合ガスが温められる。
前記マイクロコンバスタ3での燃焼熱によって、前記マイクロコンバスタ3の下面側に設けられている蒸発器7が加熱され、この蒸発器7に供給されたメタノールと水とが蒸発する。
前記蒸発したメタノールと水とが前記改質器5に供給され、前記マイクロコンバスタ3の上面側に設けられ前記マイクロコンバスタ3によって加熱される前記改質器5によって改質され、この改質によって生成された水素を多く含むガスが燃料電池に供給され、前記燃料電池が前記水素ガスを用いて発電する。
燃料の改質装置1によれば、原燃料を改質するための加熱装置として、小型燃焼器3を用いているので、燃料の改質装置1の小型化が容易になっている。
なお、前記小型燃焼器3は、前記予混合ガスの燃焼により生成される燃焼ガスを用いて、前記予混合ガスを予め温めるように構成されているので、前記予混合ガスを温めるための熱を外部から供給する必要がなくなる。
また、燃料の改質装置1によれば、蒸発器7を用いて改質前の原燃料と水とを、改質のために蒸発させているので、前記改質装置1に供給される原燃料が気体ではなく液体であり、また、水蒸気ではなく水であっても、原燃料を改質することができる。
さらに、燃料の改質装置1によれば、板状に形成されている小型燃焼器3の厚さ方向の一方の外側の面に蒸発器7を設け、前記小型燃焼器3の厚さ方向の他方の外側の面に改質器5を設けてあるので、前記小型燃焼器3で発生した熱が効率良く前記蒸発器7と前記改質器5とに伝達されるようになっている。
また、燃料電池システムによれば、この燃料電池システムの燃料電池が、改質された燃料(たとえば水素)を使用しているので、前述した直接型燃料電池(たとえば、直接メタノール型燃料電池)のようなクロスオーバが発生せず、したがって、燃料電池システムの発電効率が下がることを防ぐことができると共に、燃料電池システムの起電力が低下するおそれを回避することができる。
また、燃料電池システムによれば、小型の改質装置1で改質された燃料を用いて、燃料電池が発電するので、この燃料電池を小型化すれば、燃料電池システム自体の小型化が容易になっている。
また、燃料電池システムを小型することができれば、この小型化された燃料電池システムを携帯機器(ノートパソコン等)の電源として使用することができ、前記携帯機器自体の小型化をはかることが容易になる。
ところで、図2では、マイクロコンバスタ3の厚さ方向から眺めた場合、予混合ガスの入口21Aと、燃焼ガスの出口23Bとが形成されている部位では、段差が形成されているので、前記マイクロコンバスタ3は、正確な円形に形成されているわけではないが、円形状に形成されていると言える。
なお、図5(マイクロコンバスタの変形例を示す図であり、図1のIIA−IIB断面に対応する図)に示すように、マイクロコンバスタの外形を、短い円柱形に形成してもよい。この場合、予混合ガスの入口21Aと燃燃焼ガスの出口23Aとは、マイクロコンバスタ3の側面に設けられることになる。
また、マイクロコンバスタ3が、必ずしも円形状である必要はなく、四角形状等の多角形状に形成されていてもよい。そして、マイクロコンバスタが多角形状に形成された場合には、このマイクロコンバスタの形状に応じて、前記蒸発器や前記改質器の形状も多角形状に形成することが望ましい。
さらに、前記マイクロコンバスタ3や前記蒸発器7、前記改質器5が、板状以外の形状に形成されていてもよい。
ところで、前記改質装置1で生成された燃料ガスのうちで、水素ガス以外のガスであって燃料として使用可能なガス(たとえば一酸化炭素ガス)を分離可能な分離手段を、前記改質装置1に設け、前記分離手段で分離された燃料として使用可能なガスを、前記小型燃焼器3の燃料として使用するように構成してもよい。
このように構成することにより、前記分離手段で分離された燃料として使用可能なガスを、前記小型燃焼器3の燃料として使用で、前記改質装置1での改質によって生成されたガスの有効利用をはかることができる。
また、前記燃料として使用可能なガスが、燃料電池の極を被毒するガスである場合、前記燃料として使用可能なガスを前記分離手段で分離することができるので、前記燃料の改質装置で改質された燃料を、燃料電池に供給したときに、前記燃料電池の極が被毒するおそれを回避することができる。
[第2の実施形態]
図6は、本発明の第2の実施形態に係る改質装置1aの概略構成を示す斜視図である。
本発明の第2の実施形態に係る改質装置1aは、改質器と蒸発器との設置形態が、前記第1の実施形態に係る改質装置1と異なり、その他の点は、前記第1の実施形態に係る改質装置1とほぼ同様に構成されほぼ同様の効果を奏する。
すなわち、前記改質装置1aでは、小型燃焼器3の厚さ方向の両面に各改質器5aが設けられており、前記小型燃焼器3の厚さ方向で前記各改質器5aの外側に各蒸発器7aが設けられている。
より、詳しく説明すると、前述したように、前記小型の燃焼器3、前記改質器5、前記蒸発器7の各外形は、短い円柱形状(円板形状)に形成されており、前記小型の燃焼器3、前記改質器5、前記蒸発器7の各外径はほぼ等しくなっている。
そして、前記小型燃焼器3の厚さ方向の一方の側に存在している円形状の面の全面に、1つ目の前記改質器5aの厚さ方向の一方の側に存在している円形状の面の全面が当接するように、前記1つ目の改質器5aが設けられており、前記小型燃焼器3の厚さ方向の他方の側に存在している円形状の面の全面に、2つ目の前記改質器5aの厚さ方向の一方の側に存在している円形状の面の全面が当接するように、前記2つ目の改質器5aが設けられている。
また、前記1つ目の改質器5aの厚さ方向の他方の側に存在している円形状の面の全面に、同様に、前記2つ目の蒸発器7aが設けられている。
したがって、前記小型の燃焼器3に前記各蒸発器7aと前記各改質器5aとを設置した装置の外径は、円柱形状に形成されていると共に、最も外側に2つの蒸発器7a、この2つの蒸発器7aの内側に2つの改質器5a、この2つの改質器5aの内側に1つの小型燃焼器3が設けられていることになる。
ところで、燃料の改質装置では、一般的に、改質器のほうが、蒸発器よりも高い温度を必要とする。前記燃料の改質装置1aでは、最も内側に燃焼器3を設け、この燃焼器3を各改質器5aで挟み、これらの改質器5aを蒸発器7aで挟み込んでいるので、前記各改質器5aを前記各蒸発器7aよりも高温に保つことが容易になっており、原燃料の改質を効率良く行うことができる。
[第3の実施形態]
図7は、本発明の第3の実施形態に係る改質装置1bの概略構成を示す斜視図である。
本発明の第3の実施形態に係る改質装置1bは、改質器と蒸発器との設置形態が、前記第1の実施形態に係る改質装置1と異なり、その他の点は、前記第1の実施形態に係る改質装置1とほぼ同様に構成されほぼ同様の効果を奏する。
すなわち、前記改質装置1bでは、蒸発器7bと改質器5bとが互いに隣接して設けられている。
より、詳しく説明すると、前記小型の燃焼器3は短い円柱状(円板状)に形成されており、前記蒸発器7bや前記改質器5bが板状に形成されている。
ただし、前記蒸発器7bや前記改質器5bのそれぞれはたとえば半円板状に形成されており、前記蒸発器7bと前記改質器5bとの弦を互いに隣接させて結合することにより、前記蒸発器7bと前記改質器5bとで構成された装置が円板状(前記小型燃焼器3の外径とほぼ同じ径を有する円板状)に形成されるようになっている。
そして、前記小型燃焼器3の厚さ方向の一方の側に存在している円形状の面の全面に、前記蒸発器7bと前記改質器5bとで形成された円板状の装置の厚さ方向の一方の全面が当接するように、前記蒸発器7bと前記改質器5bとが設けられている。
また、前記小型燃焼器3の厚さ方向の他の側にも、前記蒸発器7bと前記改質器5bとが同様に設けられている。
改質装置1bによれば、前記蒸発器7bと前記改質器5bとは互いに隣接して設けられているので、前記蒸発器7bで蒸発した原燃料と水蒸気とが、前記改質器5bに到達するまでに冷めにくくなっており、したがって、原燃料の改質を効率良く行うことができる。
[第4の実施形態]
図8は、本発明の第4の実施形態に係る改質装置1cの概略構成を示す斜視図である。
本発明の第4の実施形態に係る改質装置1cは、改質器5と蒸発器7との設置形態が、前記第1の実施形態に係る改質装置1と異なり、その他の点は、前記第1の実施形態に係る改質装置1とほぼ同様に構成されほぼ同様の効果を奏する。
すなわち、前記改質装置1cでは、改質器5cが、前記小型燃焼器3の部位のうちで温度が高い部位に設けられており、蒸発器7cが、前記小型燃焼器3の部位のうちで温度が低い部位に設けられている。
より、詳しく説明すると、小型の燃焼器3が、たとえば円板状に形成されており、中央部に燃焼室19を備えているとする。前記改質器5cは、外径が前記小型燃焼器3の外径よりも小さい円板状に形成され、また、前記小型燃焼器3の厚さ方向の一方の面のほぼ中央部で、前記改質器5cの厚さ方向の一方の面が前記小型燃焼器3厚さ方向の一方の面に当接するように、前記改質器5cが設けられている。
さらに、蒸発器7cは、内径が前記改質器5cの外径とほぼ等しく外径が前記小型燃焼器3の外径とほぼ等しい中空円板状に形成されており、前記小型燃焼器3の厚さ方向の一方の面で、前記改質器5cを囲むように設けられている。
また、前記小型燃焼器3の厚さ方向の他の側にも、前記蒸発器7cと前記改質器5cとが同様に設けられている。
改質装置1cによれば、小型燃焼器3の部位のうちで温度が高い部位に改質器5cが設けられており、小型燃焼器3の部位のうちで温度が低い部位に蒸発器7cが設けられているので、前記改質器5cの温度を前記蒸発器7cの温度よりも高めることができ、効率良く原燃料の改質を行うことができる。
[第5の実施形態]
第5の実施形態に係る改質装置は、燃料と酸素とを別々に、または、燃料と空気とを別々に予め温めておくことにより、小型であっても前記燃料を前記酸素または前記空気を用いて安定して燃焼させることが可能な小型燃焼器を用いて、燃料の改質を行なっている点が、前記第1〜第4の各実施形態に係る改質装置とは異なり、その他の点は、前記第1〜第4の各実施形態に係る改質装置とほぼ同様に構成されほぼ同様の効果を奏する。
第5の実施形態に係る改質器の小型燃焼器について詳しく説明すると、前記小型燃焼器は、燃焼室と、燃料を前記燃焼室に供給するための燃料流路と、酸素または空気を前記燃料とは別個に前記燃焼室に供給するための酸素流路と、燃焼により生じたガスを前記燃焼室から排出するための排ガスの流路とを有し、前記燃料流路および前記酸素流路は消炎距離よりも狭く形成されており、前記燃料流路を流れる燃料が、前記燃焼室に至るまでに、前記排ガスの流路を流れる排ガスによって温められるように構成されており、前記酸素流路を流れる酸素または空気が、前記燃焼室に至るまでに、前記排ガスの流路を流れる排ガスによって温められるように構成されている。
より詳しく説明すると、図2に示す小型燃焼器(第1〜第4の実施形態に係る改質器に使用される小型燃焼器)3では、予混合ガスの流路21、排ガスの流路23という2つの渦巻き状の流路が形成されているが、第5の実施形態に係る改質装置の小型燃焼器では、図2に示す小型燃焼器3において、渦巻き状の流路をさらに1つ増やして3つの流路を形成し、1つ目の流路を燃料流路とし、2つ目の流路を空気または酸素の流路とし、3つ目の流路を排ガスの流路とすることによって、燃料と酸素もしくは燃料と空気をそれぞれ個別に予熱し、この予熱されたものを燃焼室内で混合して燃焼するようになっている。このように構成された小型燃焼器を拡散型燃焼器という場合がある。
なお、前記拡散型燃焼器では、燃焼室において、空気もしくは酸素と燃料とを混合しているが、燃焼室に至る経路(流路)の途中で燃料と空気もしくは酸素とを混合してもよい。
また、前記酸素流路、前記燃料流路のうちのいずれか一方の流路を廃して、燃焼室の壁に小さな貫通孔を設け、この貫通孔から、前記燃焼室へ、空気もしくは酸素、燃料のいずれかを供給するようにしてもよい。
たとえば、燃料流路を廃し、燃焼室の壁に小さな貫通孔を設け、この貫通孔から、前記燃焼室へ、燃料を供給するようにしてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る燃料の改質装置の概略構成を示す斜視図である。 図1におけるIIA―IIB断面を示す図である。 図2におけるIIIA―IIIB断面を示す図である。 予混合ガスの燃焼速度と消炎距離との関係を示す表である。 マイクロコンバスタの変形例を示す図であり、図1のIIA−IIB断面に対応する図である。 本発明の第2の実施形態に係る改質装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る改質装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係る改質装置の概略構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 燃料の改質装置
3 小型燃焼器
5 改質器
7 蒸発器
19 燃焼室
21 予混合ガスの流路
23 排ガスの流路

Claims (5)

  1. 燃料の改質装置において、
    燃焼室、第1の燃料と酸素との予混合ガスを燃焼室に供給するための予混合ガスの流路、燃焼によって生じた燃焼ガスを前記燃焼室から排出するための燃焼ガスの流路、及び前記予混合ガスの流路と前記燃焼ガスの流路の間に設けられた伝熱壁を備え、前記予混合ガスを燃焼させるマイクロコンバスタと、
    前記マイクロコンバスタの外側の面に当接するように設けられ、第2の燃料と水を供給するための供給流路が接続され、前記マイクロコンバスタが発生する熱を用いて、第2の燃料と水とを気化する蒸発器と、
    前記マイクロコンバスタの外側の面に当接するように設けられ、前記マイクロコンバスタが発生する熱と前記蒸発器から供給される水蒸気とを用いて、前記蒸発器から供給される気化した前記第2の燃料を改質する改質器と、
    前記蒸発器と前記改質器との間に接続され、前記蒸発器で発生した水蒸気と気化した前記第2の燃料を前記改質器へ導入するための導入路と、を有することを特徴とする燃料の改質装置。
  2. 請求項1に記載の燃料の改質装置において、
    前記蒸発器は、前記マイクロコンバスタの厚さ方向の一方の外側の面に当接しかつ重ね合うように設けられ、前記改質器は、前記マイクロコンバスタの厚さ方向の他方の外側の面に当接しかつ重ね合うように設けられていることを特徴とする燃焼の改質装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の燃料の改質装置において、
    前記予混合ガスの流路が消炎距離よりも狭く形成されていることを特徴とする燃料の改質装置。
  4. 請求項1から請求項3のうちのいずれかの請求項に記載の燃料の改質装置において、
    前記燃焼室が前記マイクロコンバスタの中央部に設けられてあって、前記予混合ガスの流路及び前記燃焼ガスの流路が前記燃焼室から外周に向かって渦巻き状に形成されていることを特徴とする燃料の改質装置。
  5. 請求項1から請求項4のうちのいずれか請求項に記載の燃料の改質装置と、
    前記燃料の改質装置における前記改質器での改質によって生成された燃料ガスを用いて発電する燃料電池と、を有していることを特徴とする燃料電池システム。
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