JP4644867B2 - 車椅子用昇降機の組立構造 - Google Patents
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請求項2の発明は、前記ベースユニットと前記昇降ユニットとを組付ける際、前記ベースフレーム後部のガイド部材と昇降ユニットのボックスを構成する縦フレーム下端の開口部を嵌合させて、ベースフレームと昇降ユニットを係止させ、然る後、螺子にてベースフレームと昇降ユニットを固定させると共に、昇降ユニットの昇降フレームに設けたピン材と前記テーブル部後部に設けた空孔部を嵌合させて、昇降ユニットとテーブル部を係止させ、然る後、昇降ユニットとテーブル部を螺子にて固定させる構成すると共に、前記螺子は同一方向から螺着できるようにしたことを特徴とする。
また、それぞれのユニットの組付部が嵌合可能となるように構成すると共に、同一方向から螺着できるよう構成した螺子止めにより嵌合状態が解除されないように構成した。これによると、前記ベースユニットと昇降ユニットを組付ける際、それぞれのユニットの組付部を嵌合させることで、ベースユニットに対する昇降ユニットの位置決めを簡単にできる。また、ベースユニットと昇降ユニットを組付部にて係止させることができることで、それぞれのユニットを支えながら螺子の螺着作業を行う必要はないだけでなく、同一方向から作業できるので、作業者一人でもベースユニットと昇降ユニットとの組付けを容易に行うことができる。したがって、作業者の労力を軽減できる。また、組付部において互いのユニットが嵌り込む状態となることで、数少ない螺子等による固定でも、ベースユニットと昇降ユニットとの組付部においてしっかりとした剛性を確保できる。これによると、ベースユニットと昇降ユニットとの組付部におけるガタつきをなくすことができ、車椅子利用者が安心して当該車椅子用昇降機を使用できる。
さらに、車椅子用昇降機を複数のユニットからなる分解組立可能な構成としたことで、ユニットごとの搬入が可能となり、作業者一人でも容易に搬入作業を行うことができる。
したがって、この車椅子用昇降機は、車椅子利用者が安心して利用できると共に作業者一人でも搬入、組立が容易にできる。
また、ベースユニットをベースフレームに支持機構を介して昇降可能にテーブル部を支持させた構成とする。これによると、テーブル部の昇降中及び各昇降位置において、該テーブル部をグラつかせることなく略水平に支持させることができる。よって、車椅子利用者が安心してテーブル部に乗っていることができる。また、テーブル部を垂直方向へのみ変位可能とできる。これにより、昇降ユニットとベースユニットを組付けた際に、昇降ユニットを前方へ引倒すような負荷が該昇降ユニットに掛からないようにできる。したがって、昇降ユニットとベースユニットとの組付けを簡単なものとすることができる。
さらに、昇降ユニットとベースユニットを組付ける際、前記ベースユニットのガイド部材と前記昇降ユニットの開口部を、ピン材と空孔部を嵌合させるようにしたことで、昇降ユニットのベースユニットに対する位置決めを簡単にできる。また、昇降ユニット及びベースユニットを支えながら螺子の螺着作業を行う必要はないだけでなく、同一方向から作業できるので、作業者一人でも容易に昇降ユニットとベースユニットを組付けることができる。したがって、作業者の労力を軽減できる。また、ガイド部材が開口部に、ピン材が空孔部に嵌り込む状態となることで、数少ない螺子による固定でも、昇降ユニットとベースユニットとの組付部においてしっかりとした剛性を確保できる。これによると、昇降ユニットとベースユニットとの組付部におけるガタつきをなくすことができ、車椅子利用者が当該車椅子用昇降機を安心して使用できる。
したがって、この車椅子用昇降機は、車椅子利用者が安心して利用できると共に作業者一人でも搬入、組立が容易にできる。
このベースユニット2は、下段面LFに設置されるベースフレーム7と、該ベースフレーム7に対して前記テーブル部3を昇降可能に支持する支持機構8から構成されている。
このように構成された支持機構8は次のように動作される。例えばテーブル部3が上昇されると、第二杆体30,30後部が引上げられるようになる。これにより、第二杆体30,30前部が軸材31,31を中心に下方へ回動される。これに伴って、第二杆体30,30のローラー30a,30aが前記レール7c,7cに沿って後方へ転動されるようになる。また、これに伴って、第一杆体28,28と第二杆体30,30が軸材32,32にて枢結されていることで、第一杆体28,28中間部が押上げられるようになる。これにより、第一杆体28,28前部が軸材29,29を中心に上方へ回動される。これに伴って、第一杆体28,28のローラー28a,28aが前記レール20,20に沿って後方へ転動される。この際、連結桁33,33にて第一杆体28,28間が連結されていることで、第一杆体28,28及び第二杆体30,30はそれぞれ均等に作動される。すなわち、この支持機構8は、テーブル部3の上昇中及び各昇降位置において、該テーブル部3をグラつかせることなく略水平に支持するように動作される。
まず、安全装置Aは、カバーフレーム34内に枢結された軸材35がバネ(図示省略)にて一回転方向へ回転するように付勢されている。また、異物の侵入を防止するシート36が前記軸材35に、その一端側が固定されると共に巻き付けられている。さらに、前記シート36の他端部には該シート36の幅よりも長い取付具37が取付けられている。
このように構成された安全装置Aは、前記ベースユニット2を構成するテーブル部3のテーブル板16前端部の曲折させた部分にカバーフレーム34を螺子38,38にて止着させる。そして、前記ベースユニット2を構成するベースフレーム7のL型板15,15に設けたピン材15a,15aに前記取付具37を係止させる。このようにして、安全装置Aはベースユニット2に配設されている。
このように構成された安全装置Bは、前記ベースユニット2の後述するスロープ5が配設される側のテーブル部3側部に組付けられる。まず、前記テーブル部3のテーブル板16側部に設けたピン材22,22とコ型フレーム39の空孔部39a,39aを嵌合させて、該コ型フレーム39をテーブル部3に係止させる。そして、前記空孔部23を用いてコ型フレーム39中間部を螺子43にてテーブル板16に止着させる。また、前記ベースユニット2のベースフレーム7に設けたアーム板9の空孔部9aに前記棒材42後部を挿通させて係止させる。そして、前記棒材42前部を前記安全装置Aの取付具37に設けた空孔部37aに挿通させて係止させる。このようにして、安全装置Bはベースユニット2に組付けられる。
このように安全装置Bをベースユニット2に組付ける際、コ型フレーム39の空孔部39a,39aとピン材22,22を嵌合させるようにしたことで、安全装置Bのテーブル部3に対する位置決めを簡単にできる。また、コ型フレーム39を支えながら螺子43の螺着作業を行う必要はなく、コ型フレーム39をテーブル部3に容易に固定させることができる。さらに、前記棒材42を前記アーム板9の空孔部9aと取付具37の空孔部37aに挿通させて係止させるようにしたことで、棒材42を簡単にベースフレーム7に組付けることができる。これらによると、安全装置Bをベースユニット2に作業者一人でも容易に組付けることができる。したがって、作業者の労力を軽減できる。
この昇降ユニット4は、箱形状のボックス44と、該ボックス44内部に構成される昇降機構45と、該昇降機構45にて前記テーブル部3を昇降させるための昇降フレーム46から構成されている。
また、この昇降ユニット4は、昇降機構45のロープ54,54を滑車55,55,・・・に掛渡すことで、モーター49を動作させた際に、前記ロープ54,54の昇降フレーム46を垂直方向に変位させるようにされている。
なお、図示しない制御装置は、前記モーター49を任意に発停できると共に、該モーター49の回転方向を選択できるようにしたものである。
また、本実施例においては、昇降機構45に2本のロープ54,54を用いている。しかし、図示してはいないが、一本のロープを用いて昇降機構を構成することもできる。その場合は、まず、前記ロープの中間部を前記ドラム部53aに固定させる。そして、該ロープを前記ドラム部53aに巻き付ける。然る後、前記滑車55,55,・・・に前記ロープの端部側をそれぞれ掛渡させる。そして、前記ロープの両端部を前記昇降フレーム46に設けたボス部材46a,46aにそれぞれ取付ける。このようにしても、上述と同様の作用と効果を得ることができる昇降機構を構成できる。
なお、前記螺子56,56,57,57は、テーブルユニット2と昇降ユニット4の組付部において、図7に示すように同一方向から螺着できるよう構成されるとともに、各構成部材の嵌合状態が解除されないようにするために用いられている。
また、ベースユニット2は、テーブル部3を支持機構8にて昇降可能に支持させることで、テーブル部3が垂直方向へのみ変位可能としている。これにより、上述したように、テーブル部3を言わば片持ちの状態で支持するように昇降ユニット4を組付けても、昇降ユニット4には該昇降ユニット4を前方へ引倒すような負荷が掛からないようにされている。そのため、昇降ユニット4とベースユニット2との組付けを、上述したような簡単なものとすることができる。
さらに、昇降ユニット4は、昇降フレーム46を昇降させる際に、平面視において昇降ユニット4周り方向の力が昇降フレーム46に作用しないようにしている。これにより、テーブル部3を昇降ユニット4周り方向へ振り回すような力が発生しないようにされている。そのため、昇降ユニット4とベースユニット2との組付けを、上述したような簡単なものとすることができる。
また、昇降ユニット4をベースフレーム7に組付ける際、ガイド部材13,13と開口部44h,44hを嵌合させるようにしたことで、昇降ユニット4のベースフレーム7に対する位置決めを簡単にできる。さらに、昇降ユニット4及びベースフレーム7を支えることなく容易に螺子56,56の螺着作業を行えるようになり、昇降ユニット4とベースフレーム7との組付けを作業者一人でも容易に行うことができる。したがって、作業者の労力を軽減できる。また、ガイド部材13,13が開口部44h,44hに嵌り込む状態となることで、数少ない螺子56,56による固定でも、昇降ユニット4とベースフレーム7との組付部においてしっかりとした剛性を確保できる。これによると、昇降ユニット4とベースフレーム7との組付部におけるガタつきをなくすことができ、車椅子利用者が安心して当該車椅子用昇降機1を使用できる。
さらに、昇降ユニット4をテーブル部3に組付ける際、ピン材46d,46dと空孔部25,25を嵌合させるようにしたことで、昇降フレーム46のテーブル部3に対する位置決めを簡単にできる。また、昇降フレーム46及びテーブル部3を支えることなく容易に螺子57,57の螺着作業を行えるようになり、昇降ユニット4とテーブル部3の組付けを作業者一人でも容易に行うことができる。したがって、作業者の労力を軽減できる。また、ピン材46d,46dが空孔部25,25に嵌り込む状態となることで、数少ない螺子57,57による固定でも、昇降ユニット4とテーブル部3との組付部においてしっかりとした剛性を確保できる。これによると、昇降ユニット4とテーブル部3との組付部におけるガタつきをなくすことができ、車椅子利用者が安心して当該車椅子用昇降機1を使用できる。
まず、スロープ5は、ベースユニット2よりも僅かに大きいピットを掘り、テーブル部3と下段面LFとの高さを同一とした状態で車椅子用昇降機1を設置する場合には必要のないものである。しかしながら、そのような工事をしない場合に、テーブル部3と下段面LFの僅かな段差を当該スロープ5にて穏やかな傾斜として、テーブル部3と下段面LF間での車椅子の乗降を容易にするためのものである。
このスロープ5は、第8図に示すように、脱輪防止のために前後端部が上方へ曲折されてなるスロープ板58の一側部に、パイプ59aの前後端に取付板59b,59cが固着された取付部材59が固定されている。また、該取付部材59前部の取付板59bには当該スロープ5の回動中心となる軸材59dが固着されている。また、該取付部材59後部の取付板59cには前記軸材59dの軸心と一致する中心軸を有する空孔部59eが穿たれている。また、前記取付板59cには雌螺子部59fが設けられている。
このように構成されたスロープ5は、下段面LFからテーブル部3へ乗り込む側のテーブル部3側部に設けたパイプ21に前記軸材59dを挿通させる。そして、一端部にローラー60aが枢結されたカム板60の中間部に固着された軸材60bを前記取付板59cの空孔部59eと前記パイプ21に挿通させて、スロープ5をパイプ21に回動可能に係止させる。然る後、カム板60に設けられた空孔部60cを用いてカム板60を前記取付板59cに螺子61にて止着させる。このようにして、スロープ5はテーブル部3に組付けられる。
このようにテーブル部3にスロープ5を組付ける際、軸材59d,60bをパイプ21に回動可能に係止させることで、スロープ5及びカム板60をテーブル部3に係止するようにした。これによると、スロープ5を支えることなく容易に螺子61の螺着作業を行うことができ、テーブル部3へのスロープ5の組付け作業を作業者一人でも容易に行うことができる。したがって、作業者の労力を軽減できる。
ブリッジ6は、脱輪防止のために前後端部が上方に曲折されたブリッジ板62の一側部に、パイプ63aの前後端に取付板63b,63cが固着された取付部材63が固定されている。また、該取付部材63前部の取付板63bには当該ブリッジ6の回動中心となる軸材63dが固着されている。さらに、該取付部材63後部の取付板63cには前記軸材63dの軸心と一致する中心軸を有する空孔部63eが穿たれている。また、前記取付板63cには雌螺子部63fが設けられている。
このように構成されたブリッジ6は、テーブル部3のスロープ5取付け他端側の側部に設けたパイプ21に前記軸材63dを挿通させる。そして、軸材64の一端側を前記取付板63cの空孔部63eと前記パイプ21に挿通させて、ブリッジ6をパイプ21に回動可能に係止させる。然る後、複数の空孔部65a,65aが穿たれたカム片65の一方の空孔部65aに前記軸材64の他端側を挿通させる。そして、前記カム片65の他方の空孔部65aを用いてカム片65を前記取付板63cに螺子66にて止着させる。このようにして、ブリッジ6はテーブル部3に組付けられる。
このようにテーブル部3にブリッジ6を組付ける際、軸材63d,64をパイプ21に回動可能に係止させることで、ブリッジ6及びカム片65をテーブル部3に係止するようにした。これによると、ブリッジ6を支えることなく容易に螺子66の螺着作業を行うことができ、テーブル部3へのブリッジ6の組付け作業を作業者一人でも容易に行うことができる。したがって、作業者の労力を軽減できる。
この作動機構67は、前記カム片65が内部を摺動可能な複数のガイド部材68,68と、前記カム片65が内部を摺動可能かつブリッジ6に回動動作をさせるためのガイド部材69から構成されている。
まず、ガイド部材68,68は、平面視において略コ字形状に曲折された形状とされており、その一側面の上部と下部にピン材68a,68a,・・・が固着されたものである。なお、ガイド部材68,68の前記ピン材68a,68a,・・・は、前記昇降ユニット4のボックス44を構成するガイドパイプ47,47の側部に設けた空孔部47c,47c,・・・に嵌合可能とされている。このガイド部材68,68は、前記ブリッジ6が設けられた側の昇降ユニット4のガイドパイプ47に設けた空孔部47c,47c,・・・と前記ピン材68a,68a,・・・を嵌合させて係止される。そして、該ガイド部材68,68は、前記ガイドパイプ47に設けた雌螺子部47d,47dに螺子70,70を螺着させることで組付けられる。このようにガイド部材68,68をガイドパイプ47に組付ける際、前記ピン材68a,68a,・・・と空孔部47c,47c,・・・を嵌合させるようにした。これによると、ガイド部材68,68のガイドパイプ47に対する位置決めを簡単に行うことができる。また、ガイド部材68,68を支えることなく容易に螺子70,70の螺着作業を行うことができ、ガイド部材68,68のガイドパイプ47への組付け作業を作業者一人でも容易に行うことができる。したがって、作業者の労力を軽減できる。
ガイド部材69は、平面視において略C字形状に曲折された形状とされており、その前部に略コ字形状に曲折された固定具69aが螺子69b,69bにて係止されたものである。このガイド部材69は、前記ガイド部材68,68を設けたガイドパイプ47の三面に沿うように配設させ、そして、螺子69b,69bにて固定具69aをガイドパイプ47前面に圧接させることで組付けられる。すなわち、このガイド部材69はガイドパイプ47の任意の位置に固定できるようにされている。
なお、この作動機構67を組付ける際、第11図と第12図に示すように、前記カム片65がガイド部材68,68,69内部を摺動できるように配設させる。
なお、ここで言うスロープ及びブリッジとは、下段面LFとテーブル部3間で用いる場合はスロープ、上段面HFとテーブル部3間で用いる場合はブリッジと便宜上呼んでいるだけである。そのため、本実施例においては、ブリッジ6に設けたカム片65とスロープ5に設けたカム板60を入れ替えて組付ける。さらに、作動機構67を昇降ユニット4の反対側のガイドパイプ47に組付けることで、スロープ5とブリッジ6を入れ替えてテーブル部3に組付けたこととなる。
まず、ベースユニット2を段差の下段面LFの設置場所に設置する。
次に、昇降ユニット4の縦フレーム44a,44a下端の開口部44h,44hとベースユニット2のベースフレーム7後部のガイド部材13,13を嵌合させ、ベースフレーム7に昇降ユニット4を係止させる。そして、縦フレーム44a,44aに設けた空孔部44c,44cを用いてガイド部材13,13に設けた雌螺子部13a,13aに螺子56,56を螺着させて、昇降ユニット4をベースフレーム7後部に組付ける。
然る後、昇降ユニット4の昇降フレーム46に設けたピン材46d,46dとベースユニット2のテーブル部3後部に設けた空孔部25,25を嵌合させ、昇降フレーム46をテーブル部3に係止させる。そして、テーブル部3後部の空孔部26,26を用いて螺子57,57を昇降フレーム46の雌螺子部46e,46eに螺着させて、昇降ユニット4をテーブル部3後部に組付ける。
そして、下段面LFからテーブル部3へ乗り込む側のテーブル部3側部に設けたパイプ21に、スロープ5の軸材59dを挿通させる。そして、カム板60の軸材60bをスロープ5の取付板59cに設けた空孔部59eと前記パイプ21に挿通させて、スロープ5をパイプ21に回動可能に係止させる。然る後、螺子61にてカム板60を前記取付板59cに止着させて、スロープ5をテーブル部3に組付ける。
また、スロープ5取付け他端側のテーブル部3側部に設けたパイプ21に、ブリッジ6の軸材63dを挿通させる。そして、軸材64の一端側をブリッジ6の前記取付板63cに設けた空孔部63eと前記パイプ21に挿通させて、ブリッジ6をパイプ21に回動可能に係止させる。然る後、カム片65の一方の空孔部65aに前記軸材64の他端側を挿通させて、カム片65を前記軸材64に係止させる。そして、前記カム片65の他方の空孔部65aを用いて螺子66にてカム片65を前記取付板63cに止着させて、ブリッジ6をテーブル部3に組付ける。
そして、作動機構67のガイド部材68,68のピン材68a,68a,・・・と前記ブリッジ6を組付けた側の昇降ユニット4のガイドパイプ47に設けた空孔部47c,47c,・・・を嵌合させて、ガイド部材68,68をガイドパイプ47に係止させる。そして、前記ガイドパイプ47の雌螺子部47d,47dに螺子70,70を螺着させることで、ガイド部材68,68をガイドパイプ47に組付ける。また、作動機構67のガイド部材69を、前記ガイド部材68,68を組付けた前記ガイドパイプ47の三面に沿うように配設させる。そして、該ガイド部材69前部に配設した固定具69aを螺子69b,69bにてガイドパイプ47に圧接させて、ガイド部材69をガイドパイプ47に組付ける。
また、安全装置Bのコ型フレーム39の空孔部39a,39aとスロープ5取付け側のテーブル部3側部に設けたピン材22,22を嵌合させて、コ型フレーム39をテーブル部3に係止させる。そして、螺子43にてコ型フレーム39中間部をテーブル部3に止着させる。然る後、シート41端部に設けた棒材42後部を、ベースフレーム7のアーム板9に設けた空孔部9aに挿通させて係止させる。さらに、前記棒材42前部をベースユニット2に設けられている前記安全装置Aの取付具37に設けた空孔部37aに挿通させて係止させ、安全装置Bをベースフレーム7とテーブル部3間に組付ける。
また、この車椅子用昇降機1は、ベースユニット2をベースフレーム7に対して昇降可能にテーブル部3を支持機構8にて支持させた構成としている。これにより、テーブル部3を垂直方向へのみ変位可能としている。したがって、この車椅子用昇降機1は、昇降ユニット4を前方へ引倒すような負荷が該昇降ユニット4に掛からない構成となっている。これによると、昇降ユニット4とベースユニット2との組付けを上述したような簡単なものとすることができる。
さらに、この車椅子用昇降機1は、各ユニット間の組付けを行う際に、それぞれのユニットの構成部材を嵌合させることだけで、各ユニットを所定の組付け位置に係止できるようにされている。これによると、一方のユニットを他方のユニットに対して位置決めを簡単にできる。また、それぞれのユニットを支えながら螺子の螺着作業を行う必要がなく、作業者一人でも各ユニット間の組付けを容易に行うことができる。したがって、作業者の労力を軽減できる。また、各ユニットの構成部材が互いに嵌り込む状態となることで、数少ない螺子による固定でも、各ユニット間の組付部においてしっかりとした剛性を確保できる。これによると、各ユニットの組付部におけるガタつきをなくすことができ、車椅子利用者が安心して当該車椅子用昇降機1を使用できる。
すなわち、当該車椅子用昇降機1を設置するためには、作業者一人による搬入、組立で良く、設置における効率を上げることができる。
2 ベースユニット
3 テーブル部
4 昇降ユニット
7 ベースフレーム
8 支持機構
13 ガイド部材
25 空孔部
44 ボックス
44a 縦フレーム
44h 開口部
45 昇降機構
46 昇降フレーム
46d ピン材
56 螺子
57 螺子
Claims (2)
- 少なくとも、ベースフレームに支持機構を介して昇降自在なテーブル部を構成してなるベースユニットと、前記テーブル部を昇降させるための昇降機構を備えた昇降ユニットからなる分解組立可能な車椅子用昇降機において、それぞれのユニットの組付部が嵌合可能となるように構成すると共に、同一方向から螺着できるよう構成した螺子止めにより嵌合状態が解除されないように構成したことを特徴とする車椅子用昇降機の組立構造。
- 前記ベースユニットと前記昇降ユニットとを組付ける際、前記ベースフレーム後部のガイド部材と昇降ユニットのボックスを構成する縦フレーム下端の開口部を嵌合させて、ベースフレームと昇降ユニットを係止させ、然る後、螺子にてベースフレームと昇降ユニットを固定させると共に、昇降ユニットの昇降フレームに設けたピン材と前記テーブル部後部に設けた空孔部を嵌合させて、昇降ユニットとテーブル部を係止させ、然る後、昇降ユニットとテーブル部を螺子にて固定させるよう構成すると共に、前記螺子は同一方向から螺着できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の車椅子用昇降機の組立構造。
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