JP4643483B2 - 紙葉類の反転移動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、有価証券などの紙葉類を反転移動する紙葉類の反転移動装置に関し、特に集積された一塊の紙葉類を反転移動する紙葉類の反転移動装置に関する。
有価証券などの紙葉類を処理する紙葉類処理装置は、一括して投入された一塊の紙葉類(以下、紙葉類束と称する。)から紙葉類を1枚ずつ取り出して搬送し、紙葉類検査装置によって当該紙葉類の品質(形状、損傷、印刷のかすれ及び汚れなど)を検査し、正常な券(以下、正紙と称する)、不良券(以下、損紙と称する)及び搬送異常券や2枚取り券などの排除券に区分処理する装置である。正紙は、100枚毎に紙帯で結束されて把が形成され、必要に応じて10把積み重ねてさらに紙帯で結束して束が形成される。
この種の紙葉類処理装置が上記紙葉類を発行する発行所で使用される場合には、紙葉類は新券であり、その記番号(発行番号)が連続した番号になっている。この紙葉類処理装置では、紙葉類の記番号が連番になっていることから紙葉類を1000枚毎(以下、1000枚束と称する。)にカセットに装填し、その装填したカセットを複数個紙葉類処理装置に装着して装置を稼動している。
このカセットに装填された1000枚束は印刷直後の新券であり、装填された印刷方向が揃っていることから、紙葉類の模様などによる厚みに応じて変形した形状に貼りついていることが多く、紙葉類処理装置で取り出しにくいため1000枚束の貼りつきを取り除く「さばき処理」をさばき装置で行う。このさばき処理を行うために、カセットに装填された1000枚束を反転移動装置によって反転する。以下にその動作を説明する。
図6は反転移動装置の反転及び移動動作を説明する図である。;上記カセットに装填された1000枚束は、反転箱730で一括して受け取られる(図6(1))。
次に反転箱730の最上面紙葉類Peが最下面に位置し、最下面の紙葉類Psが最上面に位置するように反転箱730を反転する(図6(2))。
上記反転した際、反転箱730の上部に紙葉類Psが静電気によって貼りつく場合があり、この貼り付いた紙葉類Psを剥離するため、押さえ板700aを取り付けた押さえ板移動部材700cを下降する(図6(3))。
この結果、反転箱730の上部に貼りついた紙葉類Psが押さえ板700aにより剥離する。その後、さらに押さえ板700aが下降し、押さえ板700aが紙葉類Psを反転された他の紙葉類の最上部に重ねる。この際、押さえ板700aが他の紙葉類の上で紙葉類Psを押し出すことがあった(図6(4))。
以上のようにして反転された1000枚束は、この反転箱730から送り出されて次の工程であるさばき装置に送られる(図6(5))。
さばき装置は、反転箱730によって反転されて送られた1000枚束の上部中央部を折り曲げるように押圧して紙葉類をさばく。
このようにしてさばかれた1000枚束は供給部に送られ取出部によって1枚ずつ取り出されて処理される。
以上に示す反転装置を用いて1000枚束を反転する技術は従来から知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平7−187456号公報 (第1頁、図1)
しかしながら、従来技術に示す反転移動装置は、上述したように上記反転移動装置において、1000枚束を反転した際、反転箱の上部に貼り付き、この貼りついた紙葉類を押さえ板で剥離し、剥離した紙葉類を他の紙葉類の最上部に重ねる際、押さえ板の押圧力によって紙葉類が前方に飛び出すことがあった(図5(4))。そのため、最上部の紙葉類が前方にずれてしまい次の処理に影響を与えるという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、反転移動装置によって1000枚束を反転箱によって反転した際、反転箱に貼りついた紙葉類を押さえ板によって剥離しその他の紙葉類の最上部にずれずに重ねることのできる紙葉類の反転移動装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の紙葉類処理装置は、搬送路によって搬送される紙葉類束を受け入れるために前記搬送路の途中に配置され前記搬送路と直行する開口部を有する箱体と、この箱体の開口部が搬送路の上流側を向き搬送される紙葉類束を受け入れる第1の位置から開口部が下流側を向き受け入れた紙葉類束を前記搬送路に押し出し可能な第2の位置まで回動し、又は前記第2の位置から前記第1の位置まで逆回動する回動機構部と、この回動機構部によって前記第1の位置によって搬送される紙葉類束を受け入れ、前記第2の位置まで回動することにより反転された前記紙葉類束の最上面の紙葉類が前記箱体の上部に貼り付いたとき、この貼り付いた紙葉類と接触する部分がバネ性を備えたく文字状板材で、かつ、その板材の先端が紙葉類束の搬送方向と反対側を向くように配置された押さえ板と、この押さえ板を支持すると共に前記第2の位置にある箱体の中の紙葉類束の後端面を押し出す押出材と、この押出材を取り付けた移動部材を前記紙葉類束の集積方向に移動する縦駆動手段と、この縦移動手段を紙葉類束の搬送方向に移動する横移動手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、反転移動装置によって1000枚束を反転箱によって反転した際、反転箱に貼りついた紙葉類を押さえ板によって剥離しその他の紙葉類の最上部にずれずに重ねることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例による反転移動装置7を搭載した紙葉類処理装置100の概略構成図である。この紙葉類処理装置100には、1000枚束をカセットに装填し、その装填したカセット(図示しない)を複数個紙葉類処理装置に装着する。この装着されたカセットの中の1個のカセットの中の1000枚束が、反転移動装置7に渡される(なお、詳細は後述する。)。
反転移動装置7は、受け取った1000枚束を反転する。この反転装置7で反転された1000枚束は、印刷直後の新券で同一券種であるため、貼りついた状態になっている場合がある。この状態を緩和するために1000枚束はさばき装置8に送られる。
さばき装置8は、1000枚束からなる紙葉類束の状態を保持しながら紙葉類の貼りつきを緩和するために1000枚束の中央部を中心にして押圧しおりまげるようにしてさばく。このさばき装置8によって貼りついた状態の紙葉類がばらされる。このようにしてばらされた紙葉類Pは、取出装置1に供給される。
紙葉類処理装置100には、取出装置1に供給された紙葉類Pを1枚ずつ取り出す取出装置1bが備えられている。この取出装置1bによって所定の間隔で1枚ずつ取り出された紙葉類Pを搬送する搬送路3、この搬送路3によって搬送された紙葉類Pの印刷状態を検査する紙葉類検査装置4、この紙葉類検査装置4による検査結果に基づいて当該紙葉類Pを集積する集積装置及びこの集積装置で集積された紙葉類Pを紙帯で結束する結束装置からなる集積・結束装置5、及び排除券を集積する排除券集積装置6が備えられている。
取出装置1には、1投入単位である例えば1000枚の紙葉類Pを一括して供給する供給部1a、この供給部1a供給された紙葉類Pを一定の間隔で1枚ずつ取り出す取出部1bが備えられている。
搬送路3は、搬送面に沿って配置された搬送ローラ、この搬送ローラに掛けられた搬送ベルト及びこの搬送ローラを駆動する駆動手段で構成される。本実施例では、搬送される紙葉類Pが長手方向に搬送されるため、搬送方向と直行する方向に約10m幅の搬送ベルトが2本配置されている。この搬送ベルトの幅及び本数は、搬送される紙葉類Pの形状、及び長手搬送又は短手搬送などの搬送形態によって最適な値が設定される。また、新券(発行直後の新しい紙葉類)を処理する場合には、搬送される紙葉類が搬送ベルトによって汚される場合があるため、搬送ベルトの折り返し部分にはベルトクリーニング装置20a〜20fが配置される。
紙葉類検査装置4は、搬送される紙葉類Pの印刷状態を検査する装置である。この検査装置4による検査の結果、印刷状態が正常な紙葉類Pは正紙と判断され、検査の結果印刷状態に異常がある券は損紙と判別され、搬送異常券、2枚取り券など検査不能券は排除券と判別される。排除券は、分岐ゲートG1によって右側に分岐され、搬送路3aによって排除券集積装置6に集積される。
なお、本実施例のように紙葉類処理装置100が新券を処理する場合には、紙葉類Pの記番号(発行番号)が連番になっている正紙で占められるため、集積・結束装置5は正紙用集積装置51、52で構成され、損紙用集積装置は備えられていない場合を示したが、集積・結束装置5の一部を損紙用集積装置とし、搬送異常券、2枚取り券など検査不能券を排除券集積装置6に集積するように設定することが可能なのは当然である。
図2は、反転移動装置7の機構部である。反転移動装置7は、押さえ板70aを縦に移動動する縦移動機構部71、この縦移動機構部71を搬送方向である横に移動する横移動機構部72及び反転箱部73を備えている。また、縦移動機構部71及び横移動機構部72が移動機構部本体74に組み込まれている。
縦移動機構部71は、移動部(移動部材)70及びこの移動部70を上下に移動する縦移動手段を備えている。
移動部70は、移動部材70c、この移動部材70cの下端部に設けられた押出材70b及びこの押出材70bに取り付けられた本実施例の押さえ板70aを備え、アーム状に形成されている。この移動部材70cの上部は、縦移動機構部71によって移動される移動片71aに取り付けられており、この移動片71aが上下移動することによって移動部材70cが上下に縦移動する。
押さえ板70aは、バネ性を備えたく文字状板材で、かつ、その板材の先端が紙葉類束の搬送方向と反対側を向くように配置されている。この押さえ板のバネ性は、静電気等で反転箱73aに貼り付いた紙葉類を剥離する際紙葉類に大きな力が加わらないように柔軟性をもたせる機能を有している。また、剥離した紙葉類を1000枚束の最上部に集積するため押圧する機能を有している。さらに、紙葉類束である1000枚束は券種、製造誤さなどによってその積載された厚さが異なるため、その厚さの変動を吸収する機能を有している。さらにまた、先端がく文字状であるために剥離した紙葉類を1000枚束に集積する際、上記押圧力による飛び出しを防止する機能がある。
縦移動手段は、縦移動モータ71b、この縦移動モータ71bの駆動力を伝達するプーリ及び移動ベルト71e、及びこの移動ベルト71eの移動と共に移動する移動片71aを備えている。このような構成において、縦移動モータ71dの駆動力は、同軸上に配置されたプーリ及びベルトを介して移動ベルト71eが掛けまわされた上下のプーリ71c、71dに伝達される。この上下のプーリ71c、71dが回転することによって、移動ベルト71eが上下に移動するとき、この移動片71aに取り付けられた移動部材70cが上下に移動する。
横移動機構部72は、上記縦移動機構部71を横(搬送方向)に移動するレール72d、及びこのレール72dに沿って縦移動機構部71を移動する横移動手段を備えている。
横移動手段は、横移動モータ72a、この横移動モータ72aの駆動力を伝達するプーリ、このプーリに掛けまわされた横移動ベルト72b及びこの横移動ベルト72bに取り付けられた移動片72cが備えられている。このような構成において、横移動モータ72aの駆動力は、同軸上に配置されたプーリに掛け回された横移動ベルト72bに伝達される。この横移動ベルト72bが横に移動することによって、この横移動ベルトに取り付けられた移動片72cが移動する。進退自由に移動可能なレール72dに取り付けられた移動片72cに縦移動機構部71が取り付けられている。また、この移動片72cは上記横移動ベルト72dに取り付けられており、横移動ベルト72bが移動することにより縦移動機構部71が横に移動する。
図3は、反転箱部73を示す。この反転箱部73は、反転箱73a及びこの反転箱を180度回動する回動機構73cを備えている。この図は、紙葉類束を受け入れる第1の位置である図3(1)に示す位置から開口部73bが下流側を向き受け入れた紙葉類束を搬送路に押し出し可能な第2の位置である図3(2)に示す位置まで180度回動した状態を示している。図3(1)を右側に示し、図3(2)を左側に示してあるのは、図1に示した紙葉類処理装置100による紙葉類束の搬送方向及びその処理の方向が右側から左側向かっているため、その方向に合わせて図示したためである。
反転箱73aは、箱体の搬送面に平行な側面2面と、開口部73bと平行な底部の中央部を欠いたコ文字状側面2面を有し、この2面のコ文字状側面が一体となって形成されている。搬送面上の中央部が空洞になっている。このように構成した箱体により、空洞部分を移動部材70cが進退自在に移動できる。また、上記カセットに収納された1000枚束Sが図示矢印A方向に搬送又は押し出されたことにより移動したものを一括して受け取ることができる、また、入口部(開口部)73bから1000枚束Sの収納及び排出が可能になる。
反転箱73aに1000枚束Sが収納された際には、1000枚束は紙葉類の表が上で正立した状態(表正方向)になっている。この状態を図3(1)に示す。次に、この1000枚束Sは、回転機構部73cによって図示矢印Bで示す方向に180度回動する。この状態を図3(2)に示す。この反転によって、1000枚束の紙葉類の最上面の紙葉類が最下面に位置し、最下面の紙葉類が最上面に位置する。この結果図3(2)に示すように紙葉類の表裏も反転する。図3(2)には、この模様が反転した様子も示してある。上述した図2は、このようにして反転した反転箱73aの状態を示したものである。なお、この図2では、1000枚束が左側から右側に搬送されるように図示してある。
図4は、図2に示す反転移動装置7の正面図で、1000枚束の移動を説明する図である。ここでは、1000枚束Sが反転された状態(図3(2)に示す状態)になっている。なお、図示した1000枚束Sは上述した反転箱73aに収納された状態であるが、分かりやすくするため反転箱73aを図示していない。図3で示したように1000枚束が反転されると、移動部材70cが下降し、この移動部材に取り付けられた押さえ板70aが1000枚束Sの最上部の紙葉類を押さえる。図4はこの状態を示す。
次に、横移動機構部72が縦移動機構部71を図示矢印E方向に移動することにより、移動部材70cは図示矢印Dで示す方向に移動する。この移動に伴って、1000枚束Sも図示矢印D方向に移動し、図1で示したさばき装置8に送られる。このさばき装置8の動作は本発明に主旨ではないのでその説明を省略する。
図5は、本発明の実施例による反転箱に貼りついた紙葉類を剥離しずらさずに集積する方法を説明する図である。図2に示す反転箱73aにより1000枚束Sを反転したとき、反転箱73aに貼りついた紙葉類を剥離する方法を示す図である。
図5(1)は、反転箱73aによって1000枚束Sが反転した際、反転箱73aの下部にあった1000枚束の最下部の紙葉類Psが反転によって最上部に位置し、静電気などで反転箱73aに貼りついた状態を示す。この種の貼り付きは、処理される1000枚束Sを構成する紙葉類が高速に印刷処理され搬送される途中印刷装置に滞留している静電気が搬送途中に帯電するものと考えられている。
図5(2)は、反転箱73aに貼りついた紙葉類Psを本発明の実施例の押さえ板70aによって剥離し、1000枚束Sの最上部に集積するように押さえている状態を示す。この押さえ板70aは、紙葉類Psの上部を押さえる動作を行う際に、当該押さえ板70aによって、この押さえ板70aと接触している最上部の紙葉類Psに対して移動方向と逆方向の力Fが働くため、反転箱73aの奥側に押し付ける力が作用してズレを防止できる。
図5(3)は、図5(2)の1000枚束Sを次の工程に送る状態を示す。ここでは、移動部材70cが横移動機構部72によって図示矢印D方向に移動し、1000枚束を次の工程であるさばき装置8に送る。ここでは、移動部材70cが取り付けられた縦移動機構部71が横移動機構部72によって図示矢印D方向に送られる。
上述したように本実施例によれば、貼り付いた紙葉類を剥離する押さえ板が、バネ性を備えたく文字状の板材で、かつ、その板材の先端が紙葉類束の搬送方向(移動方向)と反対側を向くように配置されているため紙葉類を剥離した際、剥離した紙葉類をずらさずに集積することができる。
本発明の実施例による反転移動装置を搭載した紙葉類処理装置の概略構成図。 図1に示す反転移動装置の機構部。 図2に示す反転移動装置を構成する反転箱部。 図2に示す反転移動装置の正面図で1000枚束の移動を説明する図。 本発明の実施例による反転箱に貼りついた紙葉類を剥離しずらさずに集積する方法を説明する図。 従来の実施例。
符号の説明
S 1000枚束
P 紙葉類
G1 分岐ゲート
1 取出装置
3 搬送路
4 紙葉類検査装置
4 施封部
5 集積・結束装置
6 排除券集積装置
7 反転移動装置
70 移動部
70a 押さえ板
70b 押出材
70c 移動部材
71 縦移動機構部
71a 移動片
71b 縦移動モータ
71c、71d プーリ
71e 移動ベルト
72 横移動機構部
72a 横移動モータ
72b 横移動ベルト
72c 移動片
72d レール
73 反転箱部
73a 反転箱
73b 入口部
73c 回動機構部
74 移動機構部本体

Claims (4)

  1. 搬送路によって搬送される紙葉類束を受け入れるために前記搬送路の途中に配置され前記搬送路と直行する開口部を有する箱体と、
    この箱体の開口部が搬送路の上流側を向き搬送される紙葉類束を受け入れる第1の位置から開口部が下流側を向き受け入れた紙葉類束を前記搬送路に押し出し可能な第2の位置まで回動し、又は前記第2の位置から前記第1の位置まで逆回動する回動機構部と、
    この回動機構部によって前記第1の位置によって搬送される紙葉類束を受け入れ、前記第2の位置まで回動することにより反転された前記紙葉類束の最上面の紙葉類が前記箱体の上部に貼り付いたとき、この貼り付いた紙葉類と接触する部分がバネ性を備えたく文字状板材で、かつ、その板材の先端が紙葉類束の搬送方向と反対側を向くように配置された押さえ板と、
    この押さえ板を支持すると共に前記第2の位置にある箱体の中の紙葉類束の後端面を押し出す押出材と、
    この押出材を取り付けた移動部材を前記紙葉類束の集積方向に移動する縦駆動手段と、
    この縦移動手段を紙葉類束の搬送方向に移動する横移動手段と、
    を備えたことを特徴とする紙葉類の反転移動装置。
  2. 前記箱体は、前記第1の位置にあるとき、当該箱体の搬送面に平行な側面2面と、前記開口部と平行な底部の中央部を欠いたコ文字状側面2面を有し、この2面のコ文字状側面が一体となって箱体を形成したことを特徴とする請求項1記載の紙葉類の反転移動装置。
  3. 前記縦駆動手段は、
    前記押さえ板を支持する前記押出材を取り付けた前記移動部材を固定する移動片と、
    この移動片を上下に駆動する駆動手段と、
    前記紙葉類束を受け入れた前記箱体が前記第1の位置から前記第2の位置に回動したのち、前記駆動手段によって前記移動片を所定の位置まで降下する駆動制御を行う制御手段と、
    を備え、この駆動手段によって下降した押さえ板が、前記紙葉類束の最上面に貼りついた紙葉類がある場合にはその紙葉類を剥離し、その剥離した紙葉類を当該紙葉類束の上に揃えることを特徴とする請求項1記載の紙葉類の反転移動装置。
  4. 前記横移動手段は、
    前記縦移動手段を移動可能に支持する支持部材と、
    この支持部材を搬送方向に進退自在に駆動する駆動手段と、
    前記縦移動手段によって下降した前記押出材が前記第2の位置にある箱体の中の前記紙葉類束の後端を前記搬方向に押し出す制御を行う制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至3記載の紙葉類の反転移動装置。

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