JP4643309B2 - 液体現像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等に採用される液体現像装置に関する。
液体現像装置を備えた液体画像形成装置は、高級なシステムとされており、微細なトナーと絶縁キャリア液からなる液体現像剤を使用することにより、オフセット印刷並みの高画質の印刷が得られ、又、少ないトナーで充分な画像濃度が得られる。
従来の一般的な液体現像装置は、感光体(例えば、感光体ドラム)などの像担持体上に形成された静電潜像を、絶縁キャリア液中にトナーを分散した液体現像剤により、現像するようにしている。すなわち、液体現像装置は、現像ローラと、前記現像ローラに液体現像剤を供給する手段と、液体現像剤を貯めておくための現像剤貯留タンク等を備えている。そして、前記現像剤貯溜タンクから汲み上げられた液体現像剤は、現像ローラに供給され、該現像ローラから液体現像剤を像担持体へと供給し、供給された液体現像剤により、像担持体上に形成された静電潜像を現像する。
ところで、このような、液体現像装置では、像担持体上の液体現像剤を電界の作用で記録媒体(一般的には、紙が多く用いられている)に対して、直接、或いは、一旦中間転写体に転写した上で、中間転写体に転写されたトナー画像を転写するようにしている。このため、最終的に、記録媒体に転写されるトナー画像は、該記録媒体の材質の影響を受けやすい。すなわち、記録媒体が、普通紙のように表面に凹凸が多く、吸液性が高い紙であると、絶縁キャリア液の量が少ない場合、転写効率が極端に悪くなる。又、記録媒体が、コート紙のように吸液性が低く、平滑性が高い紙であると、絶縁キャリア液の量が多い場合、記録媒体に転写されたトナー画像は、にじみ(像流れ)の原因となる。
このような問題を解消するために、特許文献1では、現像容器内の液体現像剤を第2供給ローラ、及び第1供給ローラを介して現像ローラに供給するようにした構成において、使用する記録媒体(紙)の種類に応じて、第1供給ローラ上の現像剤膜厚を変化させて、第2供給ローラへの現像剤供給量を制御するようにしている。そして、さらに、特許文献1では、同時に第2供給ローラと、現像ローラの周速差を調節して、該周速差で、液体現像剤を引き延ばして、現像ローラ上の液体現像剤の膜厚を変化するようにしている。
特開2003−241520号公報
ところが、特許文献1では、上記の問題を解決するために、第1供給ローラ上の現像剤膜厚を変化させることにより、第2供給ローラへの現像剤供給量を制御するとともに、同時に第2供給ローラと、現像ローラの周速差を調節するようにしているため、制御系が、複雑となるとともに、供給ローラの部品数が多くなる問題があり、コスト高となる。
本発明の目的は、上記問題を解消し、記録媒体の種類に関係せずに、好適な印字品質を維持でき、しかも、制御系が簡単であり、しかも部品点数を少なくできる液体現像装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、静電潜像が形成された像担持体に、トナーと絶縁キャリア液を含む液体現像剤を供給する液体現像剤担持体と、該液体現像剤担持体に液体現像剤を直接供給して、該液体現像剤担持体表面に前記液体現像剤の薄層を形成する塗布ローラと、前記液体現像剤を汲み上げるとともに該塗布ローラに同液体現像剤を直接供給する汲み上げローラとを備えた液体現像装置であって、前記塗布ローラから前記液体現像剤担持体表面に塗布される前記液体現像剤の前記トナーと前記絶縁キャリア液との比率を変更するためのバイアスを前記塗布ローラに付与するバイアス付与手段と、前記塗布ローラに付与される前記バイアスの大きさが変化するように前記バイアス付与手段を制御する制御手段とを備え、前記像担持体は、前記液体現像剤により可視化された前記静電潜像のトナー像を記録媒体に転写ものであり、前記制御手段は、前記比率が吸液性及び平滑性に基づいて分類された前記記録媒体の種類に応じた比率となるように前記バイアス付与手段を制御するものであることを特徴とする液体現像装置を要旨とするものである。
請求項2の発明は、請求項1において、トナー像が転写される記録媒体の種類を選択入力する選択入力手段を備え、前記制御手段は、前記比率が前記選択入力手段によって選択入力された前記記録媒体の種類に応じた比率となるように前記塗布ローラに付与するバイアスの大きさを変化させるように前記バイアス付与手段を制御することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1において、前記制御手段は、前記比率がモノクロ印刷又はカラー印刷と、前記記録媒体の種類との組み合わせに応じた比率となるように前記塗布ローラに付与するバイアスの大きさを変化させるように前記バイアス付与手段を制御することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3において、前記制御手段は、前記記録媒体の種類が同一の場合において、前記カラー印刷のときの前記塗布ローラに付与されるバイアスの大きさが前記モノクロ印刷のときの前記塗布ローラに付与されるバイアスの大きさよりも大きくなるように前記バイアス付与手段を制御することを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1〜4のいずれか一項において、前記制御手段は、前記記録媒体の性が低く且つ平滑性が高いときの前記塗布ローラに付与されるバイアスの大きさが、前記記録媒体の性が高く且つ平滑性が低いときの前記塗布ローラに付与するバイアスの大きさよりも大きくなるように前記バイアス付与手段を制御することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、塗布ローラにバイアスを付与する場合、記録媒体の種類に応じて、塗布ローラに付与するバイアスの大きさを変化させることができる。
例えば、記録媒体が、吸液性が低く、平滑性が高い紙の場合、塗布ローラに付与するバイアスを大きくすると、液体現像剤担持体に塗布ローラに付与するバイアスを小さくした場合よりもトナーが多く、絶縁キャリア液が少ない液体現像剤が転写され、像担持体に対してトナー(すなわち、固体成分)が多い液体現像剤が転写される。この結果、像担持体は、トナーが多いトナー画像が形成されるため、記録媒体に転写されたトナー画像は、にじみ(像流れ)のないものにすることができ、好適な画像品質、すなわち印字品質を維持することができる。
反対に、記録媒体が、表面に凹凸の多い用紙の場合、塗布ローラに付与するバイアスを小さくすると、液体現像剤担持体に、供給手段のバイアスを大きくした場合よりもトナーが少なく、絶縁キャリア液の多い液体現像剤が転写され、像担持体に対してトナー(すなわち、固体成分)が少なく、絶縁キャリア液が多い液体現像剤が転写される。この結果、像担持体は、塗布ローラに付与するバイアスを大きくした場合よりもトナーが少なく、絶縁キャリア液が多いトナー画像が形成されるため、記録媒体に転写されたトナー画像は、絶縁キャリア液を多くすることができる。この記録媒体に対して、塗布ローラに付与するバイアスを大きくした場合よりも、液体現像剤の絶縁キャリア液が多くしみ込むことによって、好適な画像品質、すなわち印字品質を維持することができる。
又、請求項1の発明によれば、記録媒体の種類に応じて塗布ローラに付与するバイアスを変化させるだけでよいため、制御系が簡単であり、供給ローラの数を多くする必要がないため、部品点数を少なくできる効果がある。
請求項2の発明によれば、選択入力手段の記録媒体の選択入力により、記録媒体の種類に応じて、塗布ローラに付与するバイアスを変化させることができ、この結果、請求項1の効果を容易に実現できる。
請求項3の発明によれば、制御手段は、モノクロ印刷又はカラー印刷前記記録媒体の種類との組み合わせに応じて、塗布ローラに付与するバイアスの大きさを変化させるように前記バイアス付与手段を制御することにより、好適な印字品質を得ることができる。
以下、本発明の液体現像装置を液体画像形成装置の液体現像装置に適用した一実施形態を図1、図2を参照して説明する。なお、この液体画像形成装置は、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等に採用可能である。
図2に示すように、液体画像形成装置は、給紙手段1、垂直搬送路2、レジストローラ対3、ベルト搬送手段4、第1の画像形成手段5、第2の画像形成手段6、第3の画像形成手段7、第4の画像形成手段8、二次転写手段9、定着手段10、排出搬送路11、排出トレイ14等から構成されている。
給紙手段1は、給紙カセット1aと、ピックアップローラ1bとを備え、給紙カセット1a内の紙Pをピックアップローラ1bにて、垂直搬送路2へ搬送する。垂直搬送路2は、搬送されてきた紙Pをレジストローラ対3を介して二次転写手段9へ搬送する。紙Pは、記録媒体に相当する。
ベルト搬送手段4は、駆動ローラ41と、従動ローラ42と、この2つのローラに亘って掛け渡された無端状の中間転写ベルト43とからなる。中間転写ベルト43は、テンションローラ44にて適度なテンションを保っている。そして、この状態で、駆動ローラ41は図示しない駆動モータからその駆動力を伝達され、各画像形成手段における像担持体としての感光体ドラム51の外周速度とベルト搬送手段4の中間転写ベルト43の外周速度が等速になるように駆動されるようになっている。中間転写ベルト43は、中間転写体に相当する。
図2に示す第1〜4の画像形成手段5〜8は、図中左側からブラック(BK)、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)用のものであり、全てほぼ同じ構成のユニットである。ここでは、説明の便宜上、画像形成に関して代表して図中左側の第1の画像形成手段5の構成を、図1を参照して説明する。なお、他の画像形成手段においては、第1の画像形成手段5の構成と同一構成については同一符号を付す。
第1の画像形成手段5は、感光体ドラム51、主帯電装置52、LPH(LED PRINT HEAD)53、液体現像装置54、一次転写手段55、クリーニング装置56、除電ランプ57から構成され、樹脂でできた筐体に組み付けることにより1つのユニットとなり、図示しない装置本体に取り付けられている。
感光体ドラム51はアモルファス・シリコンドラムを用いており、現像位置での暗電位はおよそ600Vになるよう前記主帯電装置52により帯電される。この帯電した感光体ドラム51の表面に対して画像情報に応じた光をLPH53が照射することにより感光体ドラム51の表面に静電潜像が形成される。
液体現像装置54は、トナーと、絶縁キャリア液(以下、単にキャリア液という)からなる液体現像剤を所定の濃度になるように撹拌・混合して用い、現像ローラ72でこの液体現像剤を感光体ドラム51の光が照射された部分の静電潜像に適用することにより感光体ドラム51にトナー像を形成(顕像)するものである。感光体ドラム51の暗電位が600Vで、現像バイアスは300V、露光後電位(明電位)が20Vとなるように設定されている。即ち、暗電位は画像白部に相当し、露光後電位(明電位)は画像黒部に相当し、この差がいわゆるコントラスト電位である。上記のように形成された静電潜像が現像(顕像)されたトナー像は、前記一次転写手段55とのニップにおいて、前記ベルト搬送手段4の中間転写ベルト43に転写される。前記一次転写手段55は本実施形態では転写ローラを用いており、前記感光体ドラム51の表面電位とは逆極性の電圧が−200〜−1300Vの範囲に設定され、印加されるようになっている。
ここで、一次転写手段55及び接離機構Sについて説明する。
一次転写手段55は、転写位置と、転写位置から離間した退避位置との間を移動自在に配置されている。前記転写位置は一次転写手段55が感光体ドラム51に対し中間転写ベルト43を介して圧接する位置である。退避位置は、一次転写手段55が、転写位置から、感光体ドラム51と離間する方向へ所定量移動した位置である。中間転写ベルト43は、テンションローラ44にて適度なテンションを保っており、一次転写手段55の押圧が解除されると、このテンションにより、感光体ドラム51から離間するようにされている。
図1に示すように、一次転写手段55は、装置本体の図示しないフレームに対して揺動自在に取着されたアーム110の先端に支持されている。アーム110基端は、液体画像形成装置の前記フレームに対して揺動自在に取着された回動軸111を有している。
回動軸111は、図示しない一次転写手段駆動モータと作動連結されており、制御装置100の制御による該一次転写手段駆動モータの回転駆動により、アーム110を介して一次転写手段55を退避位置から転写位置への間を移動が可能である。又、アーム110には、装置本体のフレームに取着された付勢手段としての引っ張りコイルバネ112が取着されており、一次転写手段駆動モータ(図示しない)が回転駆動しないときは、引っ張りコイルバネ112により、転写位置から退避位置に一次転写手段55を位置させることが可能である。
前記一次転写手段駆動モータ(図示しない)、アーム110、回動軸111,引っ張りコイルバネ112により、中間転写ベルト43を感光体ドラム51に当接させ或いは離間させる接離機構Sが構成されている。
第1〜4の画像形成手段5〜8の接離機構Sは、フルカラー画像形成モードの際には、後述する制御装置100の制御により、第1〜4の画像形成手段5〜8の一次転写手段駆動モータ(図示しない)が駆動されて、各一次転写手段55を転写位置に位置させる。
又、モノクロ画像形成モードの場合には、第1の画像形成手段5の一次転写手段駆動モータ(図示しない)が駆動されることにより、一次転写手段55を転写位置に位置させ、第2〜4の画像形成手段6〜8の一次転写手段駆動モータ(図示しない)は駆動されずに、一次転写手段55を退避位置に位置させる。なお、装置本体の電源がオフされた場合には、全ての画像形成手段の一次転写手段駆動モータ(図示しない)は駆動されずに、全ての一次転写手段55は、退避位置に位置するようにされている。
ここで、話を戻して、前記感光体ドラム51上の転写されなかった転写残液体現像剤は、次のプロセスのクリーニング装置56により掻き落とされる。又、感光体ドラム51は表面の残留電位を下げて均一にすべく除電ランプ57により除電されてその後は次の一連のプロセスに備える。このように画像形成する場合の電位設定は、感光体ドラム51の特性、トナーの性能、環境に応じて最適な値は変わるものである。液体画像形成装置は、上記第1の画像形成手段5と同様の方法で、第2〜4の画像形成手段6〜8でマゼンタ、シアン、イエローに対応する画像を感光体ドラム上に現像し、中間転写ベルト43上に順次繰り返し、ずれなく転写することでフルカラー画像の形成を行う。
再び図2に戻り、転写後の画像形成について説明する。二次転写手段9は、本実施形態では、二次転写ローラからなる。二次転写手段9は、垂直搬送路2上の二次転写位置に配置されている。二次転写位置は二次転写手段9が駆動ローラ41と対向するとともに、中間転写ベルト43に対して圧接する位置である。この二次転写手段9には、二次転写バイアスが印加されており、二次転写手段9により、中間転写ベルト43から、垂直搬送路2及びレジストローラ対3を介して搬送されてきた紙Pにフルカラー画像が二次転写される。この後、フルカラー画像が二次転写された紙Pは、中間転写ベルト43から分離され、定着手段10に搬送される。定着手段10は、第1定着ローラ10a、第2定着ローラ10bを備えている。各定着ローラには、図示しない定着ヒータが内蔵され、同定着ヒータは定着に必要な所定の温度に制御されている。この温度により、両ローラにて圧接されて通過する紙P上にフルカラー画像の定着処理がされる。そして、紙Pは、定着手段10で定着処理がなされた後に排出搬送路11を介して排出トレイ14に排出される。
中間転写クリーニングユニット12は、クリーニングケース内に中間転写クリーニングローラ12a、中間転写クリーニングブレード12b等を備えている。中間転写クリーニングローラ12aは、中間転写ベルト43に対して圧接されていて、図示しない駆動モータにより中間転写ベルト43の回転方向と同方向に回転されている。中間転写クリーニングブレード12bは、中間転写ベルト43の移動方向における中間転写クリーニングローラ12aの位置から下流側にて、中間転写ベルト43に対しカウンタ当接することにより、中間転写ベルト43上の転写残液体現像剤を回収除去する。
次に、図1を参照して、液体現像装置54の具体的構成について説明する。
本実施形態に係る液体現像装置54は、液体現像剤70を収容する液体現像剤貯溜容器71を備えている。液体現像剤貯溜容器71には、液体現像剤担持体としての現像ローラ72、供給手段としての塗布ローラ73、汲み上げローラ74、ドクタブレード75、及び現像クリーニングブレード76が設けられている。現像ローラ72、塗布ローラ73、汲み上げローラ74は、歯車列等からなる駆動伝達機構を介して駆動モータ(ともに図示しない)により回転駆動される。
液体現像剤70は、シリコンオイル等の絶縁性、すなわち、電気的に中性の溶媒であるキャリア液中に予め帯電されたトナーが高濃度で分散するように調整されている。
前記トナーは、着色剤、樹脂(バインダー)や必要に応じて帯電制御剤を含んでいる。前記樹脂(バインダー)は、前記着色剤に吸着し、キャリア液によく分散して、吸着された着色剤に正又は負の電荷を付与する。本実施形態では、トナーは、前記樹脂(バインダー)によりプラス電位(正)に荷電されている。なお、前記キャリア液としては、イソパラフィン系溶剤(例えば、アイソパーG(エクソン社製))、高級脂肪酸エステル、シリコンオイル等があるが、不揮発性が好ましい。汲み上げローラ74は液体現像剤70にその一部が浸かっており、汲み上げた液体現像剤70を塗布ローラ73に塗布する。
塗布ローラ73上に塗布された液体現像剤は、ドクタブレード75により、その量が計量される。そして、塗布ローラ73は、計量された液体現像剤70を現像ローラ72上に塗布することにより、現像ローラ72上に液体現像剤70の薄層を形成する。感光体ドラム51上の現像領域においては、この液体現像剤70によって潜像が現像されて可視化される。又、現像後、現像ローラ72上に残留した液体現像剤70は現像クリーニングブレード76によって現像ローラ72上から除去され、液体現像剤貯溜容器71に戻される。
第1バイアス付与回路77は、現像ローラ72に対し、制御装置100の制御指令に基づいて、現像バイアスを印加する回路である。本実施形態では、制御装置100の制御指令に基づいて、第1バイアス付与回路77により300Vの現像ローラバイアスが印加される。
バイアス付与手段としての第2バイアス付与回路78は、塗布ローラ73に対し、制御装置100の制御指令に基づいて、供給ローラバイアスを印加する回路である。本実施形態では、制御装置100の制御指令に基づいて、塗布ローラ73に対し、異なる大きさのバイアスが印加可能である。
制御手段としての制御装置100は、CPU、ROM、RAM(ともに図示しない)を備えており、本実施形態の液体画像形成装置の各種装置の制御を行う。操作盤101は、図示はしないが記録媒体選択キーや、印刷モード選択キーが設けられている。記録媒体選択キーは、記録媒体としての紙Pの種類を選択するものである。印刷モード選択キーは、モノクロ画像形成モードとフルカラー画像形成モードを選択するためのものである。操作盤101は、トナー像が転写される記録媒体の種類を選択入力する選択入力手段に相当する。
前記制御装置100は、操作盤101に設けられた前記記録媒体選択キーの選択入力及び印刷モード選択キーのモード選択入力に基づいて第1バイアス付与回路77及び第2バイアス付与回路78に対して、それぞれ制御指令を出力する。
本実施形態において、フルカラー画像形成とモノクロ画像形成の場合の、制御装置100の制御について説明する。
フルカラー画像形成の場合、特に、不揮発性のキャリア液を使用する場合は、モノクロ画像形成に比して、キャリア液の中間転写ベルト43上への転写は多くなる。なお、揮発性のキャリア液の場合は、中間転写ベルトに転位した後は揮発して、若干は量が減少するが、モノクロ画像形成に比して、フルカラー画像形成の方がキャリア液の中間転写ベルト43上への転写が多くなることは同じである。
この理由は、本実施形態では、モノクロ画像形成を第1の画像形成手段5にて行い、第2〜4の画像形成手段6〜8では、画像形成を行わないためである。すなわち、モノクロ画像形成の場合、第2〜4の画像形成手段6〜8では、それらの一次転写手段55が、退避位置に位置して、中間転写ベルト43は、感光体ドラム51から離間する。このため、第2〜4の画像形成手段6〜8では、キャリア液は、中間転写ベルト43上に移送されないことになる。逆に言えば、フルカラー画像形成の場合は、モノクロ画像形成の場合と異なり、各画像形成手段において一次転写が行われていることから、中間転写ベルト43上のキャリア液が多くなり、この結果、紙Pに二次転写される場合の、キャリア液も多くなる。従って、このままでは、キャリア液が多くなることによって、フルカラー画像形成の場合は、画像品質(すなわち、印字品質)を損なうことになる。
このため、フルカラー画像形成の場合の中間転写ベルト43上に一次転写されるキャリア液の合計量を、モノクロ画像形成モードの場合の中間転写ベルト43上に一次転写されるキャリア液の量と同じ、又は、ほぼ同じとなるようにすると、両モードにおいて、同種類の記録媒体に対する画像品質が同じ又は同程度となるため好ましい(下式参照)。
Cb1+Cc+Cm+Cy=(or ≒)Cb2
なお、Cb1,Cc,Cm,及びCyは、フルカラー画像形成の場合、中間転写ベルト43上に一次転写される第1〜4の画像形成手段5〜8のキャリア液の量である。Cb2は,モノクロ画像形成の場合、中間転写ベルト43上に一次転写される第1の画像形成手段5のキャリア液の量である。Cb1,Cc,Cm,及びCyは、Cb2よりも小さい値である。
ここで、画像形成のときに、塗布ローラ73から、現像ローラ72へ搬送するトナーやキャリア液の量の変化は、第2バイアス付与回路78が、塗布ローラ73に印加する供給ローラバイアスを変化させることにより可能である。従って、塗布ローラ73から、現像ローラ72へ搬送するトナーやキャリア液の量が変化すれば、中間転写ベルト43上に一次転写される第1の画像形成手段5のトナーやキャリア液の量も変化する。
そして、本実施形態はフルカラー画像形成モードにおける、Cb1,Cc,Cm,及びCyの合計量が、モノクロ画像形成モードにおけるCb2と、ほぼ同じ量となるように、フルカラー画像形成モードにおける各画像形成手段の第2バイアス付与回路78の供給ローラバイアスが設定されている。なお、この供給ローラバイアスは、現像ローラバイアス以上の値であり、本実施形態では、300V以上の値である。
記録媒体の種類毎に、フルカラー画像形成モード時における各画像形成手段の第2バイアス付与回路78の供給ローラバイアスの設定値は、予め試験により得ることができ、制御情報として図示しないROMに格納されている。なお、モノクロ画像形成時の第1の画像形成手段5の供給ローラバイアスの設定値は、記録媒体(用紙)の種類毎に、フルカラー画像形成モード時の供給ローラバイアスの設定値よりも小さい値に設定されている。
供給ローラバイアスが、現像ローラバイアスよりも大きくなればなるほど塗布ローラ73から、現像ローラ72に搬送されるトナーが多くなり、逆にキャリア液の量が少なくなる。この結果、感光体ドラム51上に対して、固体成分であるトナーが多く搬送され、液体成分であるキャリア液の搬送量は相対的に少なくなる。
一方、供給ローラバイアスが、現像ローラバイアスに対してより近い値になればなるほど塗布ローラ73から、現像ローラ72に搬送されるトナーが少なくなり、逆にキャリア液の量が多くなる。この結果、感光体ドラム51上に対して、固体成分であるトナーが少なく搬送され、液体成分であるキャリア液の搬送量は相対的に多くなる。
さて、上記のように構成された液体画像形成装置の作用を説明する。
なお、以下ではフルカラー画像形成モードが選択される場合を説明する。
まず、フルカラー画像形成する場合、操作盤101の記録媒体選択キーにより、使用する記録媒体の種類(紙Pの種類)を予め選択入力し、フルカラー画像形成モードを印刷モード選択キーで選択入力する。
制御装置100は、この選択入力された結果に基づいて、制御対象を制御する。すなわち、第1〜4の画像形成手段5〜8の感光体ドラム51を主帯電装置52により、均一に600Vに帯電する。
そして、各画像形成手段の各LPH53が、帯電した各感光体ドラム51の表面に対して、制御装置100から送られてくる画像情報に応じた光を照射すると、光の当たった部分の電荷が逃げて露光後電位(明電位)20Vとなり、感光体ドラム51の表面には静電潜像が形成される。
一方、液体現像装置54では、汲み上げローラ74により液体現像剤70が、汲み上げられて塗布ローラ73に塗布され、塗布ローラ73上においてドクタブレード75により、その塗布量が計量される。又、塗布ローラ73は、制御装置100の後述する制御指令に基づいて、第2バイアス付与回路78により供給ローラバイアスが印加される。そして、塗布ローラ73は、計量された液体現像剤70を現像ローラ72上に塗布することにより、現像ローラ72上に液体現像剤70の薄層を形成する。
現像ローラ72では、制御装置100の制御指令に基づいて第1バイアス付与回路77により、現像ローラバイアスが300Vに印加されている。そして、この現像ローラバイアスと、感光体ドラム51上の露光後電位(明電位)及び暗電位との関係で、感光体ドラム51上の現像領域においては、この液体現像剤70の薄層によって静電潜像が現像され、トナー画像が得られる。
又、現像後、現像ローラ72上に残留した液体現像剤70は現像クリーニングブレード76によって現像ローラ72上から除去され、液体現像剤貯溜容器71に戻される。
一方、感光体ドラム51上のトナー画像は、一次転写手段55により、中間転写ベルト43上に一次転写される。フルカラー画像形成の場合は、液体画像形成装置は、各画像形成手段でマゼンタ、シアン、イエローに対応するトナー画像を上記のように感光体ドラム上に現像し、中間転写ベルト43上に順次繰り返し、ずれなく転写することでフルカラー画像の形成を行う。
そして、中間転写ベルト43上のトナー画像は、二次転写手段9により、中間転写ベルト43から、垂直搬送路2及びレジストローラ対3を介して搬送されてきた紙Pに二次転写される。この後、フルカラー画像が二次転写された紙Pは、中間転写ベルト43から分離され、定着手段10に搬送される。紙Pは、定着手段10の両ローラにて圧接されてフルカラー画像の定着処理が行われ、排出搬送路11を介して排出トレイ14に排出される。
ところで、本実施形態では、制御装置100は、操作盤101の記録媒体選択キーにより、使用する記録媒体の種類(紙Pの種類)が選択入力され、フルカラー画像形成モードを印刷モード選択キーで選択入力されている。
この選択入力された記録媒体の種類及びフルカラー画像形成モードに基づいて、制御装置100はROMに格納されている制御情報を読み出し、この制御情報に基づいて、各画像形成手段の第2バイアス付与回路78を制御する。すなわち、各液体現像装置54において、塗布ローラ73には、第2バイアス付与回路78により、フルカラー画像形成モード時において、選択入力された記録媒体の種類(紙Pの種類)に応じた供給ローラバイアスが印加される。
ここで、選択入力された記録媒体の種類が、コート紙の場合、塗布ローラ73には供給ローラバイアスは、450Vが印加される。
この場合、選択入力された記録媒体の種類が、後述する普通紙の場合よりも、塗布ローラ73に印加される供給ローラバイアスは、大きいため、塗布ローラ73から現像ローラ72に搬送されるトナーが多くなり、逆にキャリア液の量が少なくなる。そして、現像ローラ72上に形成された薄層の層厚は、塗布ローラ73上でドクタブレード75にて計量されて一定となっているため、感光体ドラム51上に対して、固体成分であるトナーが多く搬送され、液体成分であるキャリア液の搬送量は相対的に少なくなる。
そして、現像ローラ72から、感光体ドラム51に搬送された液体現像剤により現像されて形成されたトナー画像は、トナー及びキャリア液を含めて、中間転写ベルト43上に一次転写され、二次転写手段9により、中間転写ベルト43上から、紙Pに二次転写されることになる。
従って、記録媒体として、吸液性が低く、平滑性が高い性質を有するコート紙が選択入力された場合は、一次転写及び二次転写されたトナー画像は、固体成分が多く、かつ液体成分が少ないトナー画像となる。この結果、コート紙を使用する場合は、にじみ(像流れ)をなくすことができ、好適な画像品質、すなわち、印字品質を得ることが可能となる。
ここで、選択入力された記録媒体の種類が、普通紙の場合、塗布ローラ73には供給ローラバイアスは、350Vが印加される。
この場合、選択入力された記録媒体の種類が、前述したコート紙の場合よりも、塗布ローラ73に印加される供給ローラバイアスは、小さいため、塗布ローラ73から現像ローラ72に搬送されるトナーが少なくなり、逆にキャリア液の量が多くなる。そして、現像ローラ72上に形成された薄層の層厚は、塗布ローラ73上でドクタブレード75にて計量されて一定となっているため、感光体ドラム51上に対して、固体成分であるトナーが少なく搬送され、液体成分であるキャリア液の搬送量は相対的に多くなる。
そして、現像ローラ72から、感光体ドラム51に搬送された液体現像剤により現像されて形成されたトナー画像は、トナー及びキャリア液を含めて、中間転写ベルト43上に一次転写され、二次転写手段9により、中間転写ベルト43上から、紙Pに二次転写されることになる。
従って、記録媒体として、面に凹凸が多く、吸液性が高い紙である普通紙が選択入力された場合は、一次転写及び二次転写されたトナー画像は、固体成分が少なく、かつ液体成分が多いトナー画像となる。
このため、普通紙に対して、キャリア液を多くしみ込ませることによって、普通紙の凹部にトナーを届かせることができ、この結果、該凹部にトナーが届かないような転写不良がなく、転写効率を上げることができ、画像品質、すなわち、印字品質を維持することができる。
次に、モノクロ画像形成モードが、選択入力された場合について説明する。なお、モノクロ画像形成モードでは、フルカラー画像形成モードと相違するところを中心にして説明する。
まず、モノクロ画像形成する場合、操作盤101の記録媒体選択キーにより、使用する記録媒体の種類(紙Pの種類)を予め選択入力し、モノクロ画像形成モードを印刷モード選択キーで選択入力する。そして、制御装置100は、この選択入力された結果に基づいて、制御対象を制御する。
この場合、制御装置100は、第1の画像形成手段5の一次転写手段駆動モータ(図示しない)を駆動することにより、一次転写手段55を転写位置に位置させ、残りの他の画像形成手段の一次転写手段駆動モータ(図示しない)は駆動しないで、一次転写手段55を退避位置に位置させるところが、フルカラー画像形成モードと異なっている。
又、コート紙が選択入力されている場合、第1の画像形成手段5では、制御装置100からROMに格納した制御情報に基づいた制御指令が第2バイアス付与回路78に出力され、第2バイアス付与回路78は、塗布ローラ73に400Vの供給ローラバイアスを印加するところが異なっている。
従って、モノクロ画像形成モードでは、液体現像装置54において、現像ローラ72では、フルカラー画像形成モード時に、コート紙が選択入力された場合よりも、供給ローラバイアスが小さくされている。このため、塗布ローラ73から、現像ローラ72を介して、感光体ドラム51上に搬送される液体成分であるキャリア液が、カラー画像形成モード時よりも多く搬送され、固体成分であるトナーの搬送量は相対的に少なくなる。
その結果、感光体ドラム51上のトナー画像は、トナー及びキャリア液を含めて、中間転写ベルト43上に一次転写され、二次転写手段9により、紙Pに二次転写される。
従って、記録媒体として、吸液性が低く、平滑性が高い性質を有するコート紙が選択入力された場合、制御装置100の制御指令により、第2バイアス付与回路78は、フルカラー画像形成モードよりも小さい値の供給ローラバイアスを、塗布ローラ73に印加する。このため、一次転写及び二次転写されたトナー画像は、フルカラー画像形成モードのコート紙の場合よりは、液体成分が多く、かつ固体成分が少ないトナー画像となる。但し、後述するようにモノクロ画像形成モードの普通紙の場合よりは、液体成分が少なく、かつ固体成分が多いトナー画像となる。この結果、モノクロ画像形成モード時においても、コート紙を使用する場合は、にじみ(像流れ)をなくすことができ、好適な画像品質、すなわち、印字品質を得ることが可能となる。
又、普通紙が選択入力されている場合、第1の画像形成手段5では、制御装置100からROMに格納した制御情報に基づいた制御指令が第2バイアス付与回路78に出力され、第2バイアス付与回路78は塗布ローラ73に300Vの供給ローラバイアスを印加するところが異なっている。
モノクロ画像形成モードで、普通紙が選択入力された場合、コート紙が選択入力された場合よりも、供給ローラバイアスは小さい値とされている。このため、モノクロ画像形成モードにおいて、コート紙を選択入力された場合に比して、固体成分であるトナーが少なく搬送され、キャリア液は多く搬送される。
このため、モノクロ画像形成モードにおいて、普通紙に対して、キャリア液を多くしみ込ませることによって、普通紙の表面の凹部にトナーを届かせることができ、この結果、該凹部にトナーが届かないような転写不良がなく、転写効率を上げることができ、画像品質、すなわち、印字品質を維持することができる。
又、本実施形態では、モノクロ画像形成モード及びフルカラー画像形成モードにおいても、第1〜4の画像形成手段5〜8のキャリア液の量が、Cb1+Cc+Cm+Cy≒Cb2となるように、各画像形成手段の第2バイアス付与回路78は、塗布ローラ73に供給ローラバイアスを印加するようにしている。
すなわち、モノクロ画像形成モード及びフルカラー画像形成モードの両モードに応じて(モノクロ印刷及びカラー印刷に応じて)、塗布ローラ73に印加する供給ローラバイアスを変化させることにより、同じ記録媒体に対して同等の画像品質(すなわち、印字品質)を得ることができる。
さらに、モノクロ印刷及びカラー印刷においても、記録媒体の種類に応じて、塗布ローラ73に対する供給ローラバイアスを変化させることにより、好適な画像品質(すなわち、印字品質)を常に得ることができる効果がある。
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、下記の構成に変更してもよい。
○ 前記実施形態では、汲み上げローラ74を設けたが、汲み上げローラ74の代わりに、汲み上げポンプとしてもよい。
本発明を具体化した一実施形態の液体現像装置の概略図。 本発明の液体現像装置を適用した液体画像形成装置の概略図。
符号の説明
51…感光体ドラム(像担持体)
54…液体現像装置
72…現像ローラ(液体現像剤担持体)
73…塗布ローラ(供給手段)
78…第2バイアス付与回路(バイアス付与手段)
100…制御装置(制御手段)
101…操作盤(選択入力手段)

Claims (5)

  1. 静電潜像が形成された像担持体に、トナーと絶縁キャリア液を含む液体現像剤を供給する液体現像剤担持体と、該液体現像剤担持体に液体現像剤を直接供給して、該液体現像剤担持体表面に前記液体現像剤の薄層を形成する塗布ローラと、前記液体現像剤を汲み上げるとともに該塗布ローラに同液体現像剤を直接供給する汲み上げローラとを備えた液体現像装置であって、
    前記塗布ローラから前記液体現像剤担持体表面に塗布される前記液体現像剤の前記トナーと前記絶縁キャリア液との比率を変更するためのバイアスを前記塗布ローラに付与するバイアス付与手段と、
    前記塗布ローラに付与される前記バイアスの大きさが変化するように前記バイアス付与手段を制御する制御手段とを備え、
    前記像担持体は、前記液体現像剤により可視化された前記静電潜像のトナー像を記録媒体に転写ものであり、
    前記制御手段は、前記比率が吸液性及び平滑性に基づいて分類された前記記録媒体の種類に応じた比率となるように前記バイアス付与手段を制御するものであることを特徴とする液体現像装置。
  2. トナー像が転写される記録媒体の種類を選択入力する選択入力手段を備え、
    前記制御手段は、前記比率が前記選択入力手段によって選択入力された前記記録媒体の種類に応じた比率となるように前記塗布ローラに付与するバイアスの大きさを変化させるように前記バイアス付与手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の液体現像装置。
  3. 前記制御手段は、前記比率がモノクロ印刷又はカラー印刷と前記記録媒体の種類との組み合わせに応じた比率となるように前記塗布ローラに付与するバイアスの大きさを変化させるように前記バイアス付与手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の液体現像装置。
  4. 前記制御手段は、前記記録媒体の種類が同一の場合において、前記カラー印刷のときの前記塗布ローラに付与されるバイアスの大きさが前記モノクロ印刷のときの前記塗布ローラに付与されるバイアスの大きさよりも大きくなるように前記バイアス付与手段を制御することを特徴とする請求項3に記載の液体現像装置。
  5. 前記制御手段は、前記記録媒体の性が低く且つ平滑性が高いときの前記塗布ローラに付与するバイアスの大きさが、前記記録媒体の性が高く且つ平滑性が低いときの前記塗布ローラに付与されるバイアスの大きさよりも大きくなるように前記バイアス付与手段を制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の液体現像装置。
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