JP2023074107A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】印刷開始直後から印刷画像の画像濃度を安定させる。【解決手段】内部に収容された現像剤Gを撹拌する搬送スクリュ55Y(撹拌部材)を具備して感光体ドラム1Y(像担持体)の表面に形成された潜像を現像する現像装置5Yと、シートP上に転写された未定着のトナー像を定着する定着装置80と、が設けられている。そして、印刷開始する指令を受けて印刷開始前に実行される装置100の立ち上げ動作において、定着装置80のウォーミングアップ動作が開始されて、そのウォーミングアップ動作中に搬送スクリュ55Yによって現像装置5Yの内部に収容された現像剤Gの撹拌を開始している。【選択図】図3
Description
この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機やプリンタ等の画像形成装置において、印刷開始する指令を受けると、印刷開始前に立ち上げ動作(ウォーミングアップ)をおこなう技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
一方、特許文献1には、印刷開始直後に印刷される画像の画像濃度を安定化することを目的として、前回の印刷終了時からの経過時間と環境条件とに基づいて印刷時における画像補正量を調整する技術が開示されている。
従来の画像形成装置は、印刷開始前に立ち上げ動作をおこなっても、印刷開始直後において、現像装置に収容された現像剤のトナー帯電量が安定せずに、印刷画像の画像濃度が安定しない不具合が生じてしまっていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、印刷開始直後から印刷画像の画像濃度が安定する、画像形成装置を提供することにある。
この発明における画像形成装置は、内部に収容された現像剤を撹拌する撹拌部材を具備して、像担持体の表面に形成された潜像を現像する現像装置と、シート上に転写された未定着のトナー像を定着する定着装置と、を備え、印刷開始する指令を受けて印刷開始前に実行される装置の立ち上げ動作において、前記定着装置のウォーミングアップ動作が開始されて、前記ウォーミングアップ動作中に前記撹拌部材によって前記現像装置の内部に収容された現像剤の撹拌を開始するものである。
本発明によれば、印刷開始直後から印刷画像の画像濃度が安定する、画像形成装置を提供することができる。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
<実施の形態1>
まず、図1及び図2にて、画像形成装置100における全体の構成・動作について説明する。
図1は画像形成装置としてのプリンタを示す構成図であり、図2はその作像部の一部を示す拡大図である。
図1に示すように、画像形成装置本体100の中央には、中央転写体としての中間転写ベルト8が設置されている。また、中間転写ベルト8に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部6Y、6M、6C、6Kが並設されている。
なお、画像形成装置本体100の外装部には、印刷動作(画像形成動作)に関わる情報が表示されたり操作をおこなったりするための操作表示パネル95が設置されている。
まず、図1及び図2にて、画像形成装置100における全体の構成・動作について説明する。
図1は画像形成装置としてのプリンタを示す構成図であり、図2はその作像部の一部を示す拡大図である。
図1に示すように、画像形成装置本体100の中央には、中央転写体としての中間転写ベルト8が設置されている。また、中間転写ベルト8に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部6Y、6M、6C、6Kが並設されている。
なお、画像形成装置本体100の外装部には、印刷動作(画像形成動作)に関わる情報が表示されたり操作をおこなったりするための操作表示パネル95が設置されている。
図2を参照して、イエローに対応した作像部6Yは、像担持体としての感光体ドラム1Yと、感光体ドラム1Yの周囲に配設された帯電装置4Y、現像装置5Y、クリーニング装置2Y、潤滑剤供給装置3、除電装置(不図示)、等で構成されている。そして、感光体ドラム1Y上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程、除電工程)がおこなわれて、感光体ドラム1Y上にイエロー画像が形成されることになる。
なお、他の3つの作像部6M、6C、6Kも、使用されるトナーの色が異なる以外は、イエローに対応した作像部6Yとほぼ同様の構成となっていて、それぞれのトナー色に対応した画像が形成される。以下、他の3つの作像部6M、6C、6Kの説明を適宜に省略して、イエローに対応した作像部6Yのみの説明をおこなうことにする。
図2を参照して、像担持体としての感光体ドラム1Yは、メインモータ91によって反時計方向に回転駆動される。そして、帯電装置4Yの位置で、感光体ドラム1Yの表面が一様に帯電される(帯電工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、露光装置7から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での幅方向(図1、図2の紙面垂直方向であって、主走査方向である。)の露光走査によってイエローに対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、露光装置7から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での幅方向(図1、図2の紙面垂直方向であって、主走査方向である。)の露光走査によってイエローに対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、現像装置5Yとの対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、イエローのトナー像が形成される(現像工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、中間転写ベルト8及び1次転写ローラ9Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1の表面に形成されたトナー像が中間転写ベルト8の表面に1次転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム1Y上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、中間転写ベルト8及び1次転写ローラ9Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1の表面に形成されたトナー像が中間転写ベルト8の表面に1次転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム1Y上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、クリーニング装置2Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上に残存した未転写トナーがクリーニングブレード2aによってクリーニング装置2Y内に回収される(クリーニング工程である。)。
ここで、クリーニング装置2Yの内部には、潤滑剤供給ローラ3a、固形潤滑剤3b、圧縮スプリング3cなどからなる潤滑剤供給装置3が内設されている。そして、図2の時計方向に回転する潤滑剤供給ローラ3aによって、固形潤滑剤3bから潤滑剤が少量ずつ削られて、潤滑剤供給ローラ3aによって感光体ドラム1Yの表面に潤滑剤が供給されることになる。これにより、感光体ドラム1Yやクリーニングブレード2aの摩耗劣化の進行が鈍化されることになる。
最後に、感光体ドラム1Yの表面は、除電装置(不図示)との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム1Y上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
ここで、クリーニング装置2Yの内部には、潤滑剤供給ローラ3a、固形潤滑剤3b、圧縮スプリング3cなどからなる潤滑剤供給装置3が内設されている。そして、図2の時計方向に回転する潤滑剤供給ローラ3aによって、固形潤滑剤3bから潤滑剤が少量ずつ削られて、潤滑剤供給ローラ3aによって感光体ドラム1Yの表面に潤滑剤が供給されることになる。これにより、感光体ドラム1Yやクリーニングブレード2aの摩耗劣化の進行が鈍化されることになる。
最後に、感光体ドラム1Yの表面は、除電装置(不図示)との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム1Y上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
なお、上述した作像プロセスは、他の作像部6M、6C、6Kでも、イエロー作像部6Yと同様におこなわれる。すなわち、作像部の上方に配設された露光装置7から、画像情報に基づいたレーザ光Lが、各作像部6M、6C、6Kの感光体ドラム1M、1C、1K上に向けて照射される。詳しくは、露光装置7は、光源からレーザ光Lを発して、そのレーザ光Lを回転駆動されたポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学素子を介して感光体ドラム上に照射する。
その後、各現像装置5M、5C、5Kによる現像工程を経て各感光体ドラム1M、1C、1K上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写する。こうして、中間転写ベルト8上にカラー画像が形成される。
その後、各現像装置5M、5C、5Kによる現像工程を経て各感光体ドラム1M、1C、1K上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写する。こうして、中間転写ベルト8上にカラー画像が形成される。
ここで、中間転写ベルト8は、複数のローラ部材によって張架・支持されるとともに、駆動モータ(不図示)による1つのローラ部材(駆動ローラ)の回転駆動によって図3中の矢印方向に無端移動される。
4つの1次転写ローラ(9Y)は、それぞれ、中間転写ベルト8を感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kとの間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。そして、1次転写ローラ9Yに、トナーの極性とは逆の極性の転写電圧(1次転写バイアス)が印加される。
そして、中間転写ベルト8は、矢印方向に走行して、4つの1次転写ローラ(9Y)の1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム1Y、1M、1C、1K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト8の表面に重ねて1次転写される(1次転写工程である。)。
4つの1次転写ローラ(9Y)は、それぞれ、中間転写ベルト8を感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kとの間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。そして、1次転写ローラ9Yに、トナーの極性とは逆の極性の転写電圧(1次転写バイアス)が印加される。
そして、中間転写ベルト8は、矢印方向に走行して、4つの1次転写ローラ(9Y)の1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム1Y、1M、1C、1K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト8の表面に重ねて1次転写される(1次転写工程である。)。
その後、各色のトナー像が重ねて1次転写された中間転写ベルト8は、2次転写ベルト72(及び、2次転写ローラ70)との対向位置に達する。この位置では、2次転写対向ローラ22が、2次転写ローラ70との間に中間転写ベルト8と2次転写ベルト72とを挟み込んで2次転写ニップ(転写ニップ)を形成している。そして、中間転写ベルト8上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された用紙等のシートP上に2次転写される(2次転写工程である。)。このとき、中間転写ベルト8には、シートPに転写されなかった未転写トナーが残存する。
その後、中間転写ベルト8は、中間転写クリーニング装置(不図示)の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト8の表面に付着した未転写トナーなどの付着物が除去される。
こうして、中間転写ベルト8上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
その後、中間転写ベルト8は、中間転写クリーニング装置(不図示)の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト8の表面に付着した未転写トナーなどの付着物が除去される。
こうして、中間転写ベルト8上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
ここで、図1を参照して、転写ニップとしての2次転写ニップの位置に搬送されるシートPは、装置本体100の下方に配設された給紙装置26から、給紙ローラ27やレジストローラ対28等を経由して搬送されるものである。
詳しくは、給紙装置26には、用紙等のシートPが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ27が図1中の反時計方向に回転駆動されると、一番上のシートPが第1搬送経路K1を経由してレジストローラ対28のローラ間に向けて給送される。
詳しくは、給紙装置26には、用紙等のシートPが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ27が図1中の反時計方向に回転駆動されると、一番上のシートPが第1搬送経路K1を経由してレジストローラ対28のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ対28(搬送ローラ対)に搬送されたシートPは、回転駆動を停止したレジストローラ対28のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト8上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対28が回転駆動されて、シートPが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、シートP上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写されたシートPは、2次転写ベルト72(2次転写ローラ70と分離ローラ71とによって張架・支持されている。)によって搬送されて、2次転写ベルト72から分離された後に、搬送ベルト60によって定着装置80の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ローラ81及び加圧ローラ82による熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像がシートP上に定着される(定着工程である。)。
その後、シートPは、第2搬送経路K2を経由して、排紙ローラ対によって装置外へと排出される。排紙ローラ対によって装置外に排出されたシートPは、出力画像として、スタック部上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成動作(印刷動作)が完了する。
その後、シートPは、第2搬送経路K2を経由して、排紙ローラ対によって装置外へと排出される。排紙ローラ対によって装置外に排出されたシートPは、出力画像として、スタック部上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成動作(印刷動作)が完了する。
なお、定着装置80は、定着回転体としての定着ローラ81、加熱手段としてのヒータ85、加圧回転体としての加圧ローラ82、定着ローラ81の温度(表面温度)を検知する温度センサ(不図示)、等で構成されている。ヒータ85(加熱手段)は、中空構造の定着ローラ81の内部に設置されている。
そして、画像形成装置本体100の主電源がオン(電源オン)された状態で、電源からヒータ85に電力が供給される。そして、制御部90により出力制御されたヒータ85からの輻射熱によって定着ローラ81が加熱されて、定着ローラ81と加圧ローラ82との定着ニップに送入されるシートPに担持されたトナー像に熱が加えられる。
ヒータ85の出力制御は、定着ローラ81の表面に対向する温度センサによるローラ表面温度の検知結果に基づいておこなわれる。そして、このようなヒータ85の出力制御によって、定着ローラ81の温度(定着温度)を所望の温度(目標制御温度)に調整制御することができる。
そして、画像形成装置本体100の主電源がオン(電源オン)された状態で、電源からヒータ85に電力が供給される。そして、制御部90により出力制御されたヒータ85からの輻射熱によって定着ローラ81が加熱されて、定着ローラ81と加圧ローラ82との定着ニップに送入されるシートPに担持されたトナー像に熱が加えられる。
ヒータ85の出力制御は、定着ローラ81の表面に対向する温度センサによるローラ表面温度の検知結果に基づいておこなわれる。そして、このようなヒータ85の出力制御によって、定着ローラ81の温度(定着温度)を所望の温度(目標制御温度)に調整制御することができる。
なお、本実施の形態1では、1次転写ローラ接離機構93(図2参照)によって1次転写ローラ(9Y)を上下動できるように構成されている。そして、通常の印刷時には、1次転写ローラ接離機構93によって1次転写ローラ(9Y)が図2に示す位置に移動されて、1次転写ローラ(9Y)が中間転写ベルト8を介して感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kに当接する。これに対して、印刷がおこなわれていないときは、中間転写ベルト8や1次転写ローラ(9Y)の弾性歪みを防止するために、1次転写ローラ接離機構93によって1次転写ローラ(9Y)が図2に示す位置から下方に移動されて、中間転写ベルト8と感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kとの当接が解除されることになる。
また、本実施の形態1では、2次転写装置接離機構94(図2参照)によって2次転写装置69を上下動できるように構成されている。そして、通常の印刷時には、2次転写装置接離機構94によって2次転写装置69が図2に示す位置に移動されて、2次転写装置69が中間転写ベルト8を介して2次転写対向ローラ22に当接する。これに対して、印刷がおこなわれていないときは、中間転写ベルト8、2次転写ローラ70、2次転写ベルト71、2次転写対向ローラ22の弾性歪みを防止するために、2次転写装置接離機構94によって2次転写装置69が図2に示す位置から下方に移動されて、中間転写ベルト8との当接が解除されることになる。
また、本実施の形態1では、2次転写装置接離機構94(図2参照)によって2次転写装置69を上下動できるように構成されている。そして、通常の印刷時には、2次転写装置接離機構94によって2次転写装置69が図2に示す位置に移動されて、2次転写装置69が中間転写ベルト8を介して2次転写対向ローラ22に当接する。これに対して、印刷がおこなわれていないときは、中間転写ベルト8、2次転写ローラ70、2次転写ベルト71、2次転写対向ローラ22の弾性歪みを防止するために、2次転写装置接離機構94によって2次転写装置69が図2に示す位置から下方に移動されて、中間転写ベルト8との当接が解除されることになる。
次に、図2にて、作像部における現像装置5Yの構成・動作について、さらに詳しく説明する。
現像装置5Yは、感光体ドラム1Yに対向する現像剤担持体としての現像ローラ51Yと、現像ローラ51Yに対向するドクターブレード52Yと、現像剤収容部内に配設された2つの撹拌部材としての搬送スクリュ55Yと、現像剤中のトナー濃度を検知するトナー濃度検知センサ56Yと、等で構成される。現像ローラ51Yは、内部に固設されたマグネットや、マグネットの周囲を回転するスリーブ等で構成される。現像剤収容部内には、キャリアとトナーとからなる現像剤G(2成分現像剤)が収容されている。
現像装置5Yは、感光体ドラム1Yに対向する現像剤担持体としての現像ローラ51Yと、現像ローラ51Yに対向するドクターブレード52Yと、現像剤収容部内に配設された2つの撹拌部材としての搬送スクリュ55Yと、現像剤中のトナー濃度を検知するトナー濃度検知センサ56Yと、等で構成される。現像ローラ51Yは、内部に固設されたマグネットや、マグネットの周囲を回転するスリーブ等で構成される。現像剤収容部内には、キャリアとトナーとからなる現像剤G(2成分現像剤)が収容されている。
このように構成された現像装置5Yは、次のように動作する。
現像ローラ51Yのスリーブは、図2の矢印方向に回転する。そして、マグネットにより形成された磁界によって現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、スリーブの回転にともない現像ローラ51Y上を移動する。ここで、現像装置5Y内の現像剤Gは、現像剤G中のトナーの割合(トナー濃度)が所定の範囲内になるように調整される。具体的に、現像装置5Yに設置されたトナー濃度検知センサ56Yによってトナー濃度が低い状態が検知されたときには、トナー濃度が所定の範囲内になるように、補給ローラ59(トナー容器58内に設置されている。)の回転駆動によって、トナー容器58から現像装置5Y内に新品トナーが補給される。
その後、トナー容器58から現像剤収容部内に補給されたトナーは、2つの搬送スクリュ55Y(撹拌部材)によって、現像剤Gとともに混合・撹拌されながら、隔絶された2つの現像剤収容部を循環する(図2の紙面垂直方向の移動である。)。そして、現像剤G中のトナーは、キャリアとの摩擦帯電によりキャリアに吸着して、現像ローラ51Y上に形成された磁力によりキャリアとともに現像ローラ51Y上に担持される。
現像ローラ51Yのスリーブは、図2の矢印方向に回転する。そして、マグネットにより形成された磁界によって現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、スリーブの回転にともない現像ローラ51Y上を移動する。ここで、現像装置5Y内の現像剤Gは、現像剤G中のトナーの割合(トナー濃度)が所定の範囲内になるように調整される。具体的に、現像装置5Yに設置されたトナー濃度検知センサ56Yによってトナー濃度が低い状態が検知されたときには、トナー濃度が所定の範囲内になるように、補給ローラ59(トナー容器58内に設置されている。)の回転駆動によって、トナー容器58から現像装置5Y内に新品トナーが補給される。
その後、トナー容器58から現像剤収容部内に補給されたトナーは、2つの搬送スクリュ55Y(撹拌部材)によって、現像剤Gとともに混合・撹拌されながら、隔絶された2つの現像剤収容部を循環する(図2の紙面垂直方向の移動である。)。そして、現像剤G中のトナーは、キャリアとの摩擦帯電によりキャリアに吸着して、現像ローラ51Y上に形成された磁力によりキャリアとともに現像ローラ51Y上に担持される。
現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、図2中の矢印方向に搬送されて、ドクターブレード52Yの位置に達する。そして、現像ローラ51Y上の現像剤Gは、この位置で現像剤量が適量化された後に、感光体ドラム1Yとの対向位置(現像領域である。)まで搬送される。そして、現像領域に形成された電界によって、感光体ドラム1Y上に形成された潜像にトナーが吸着される。その後、現像ローラ51Y上に残った現像剤Gはスリーブの回転にともない現像剤収容部の上方に達して、この位置で現像ローラ51Yから離脱される。
なお、現像領域に形成される電界は、現像電源97によって現像ローラ51Yに印加される現像バイアスと、帯電工程と露光工程とによって感光体ドラム1Yの表面に形成される表面電位(潜像電位)と、によって形成されるものである。
また、現像ローラ51Y(現像剤担持体)や2つの搬送スクリュ55Y(撹拌部材)は、現像モータ92による駆動によって、それぞれ図2の矢印方向に回転する。具体的に、現像モータ92の駆動力が、不図示のギア列を介して、現像ローラ51Yや2つの搬送スクリュ55Yに伝達されることになる。
また、トナー容器58は、現像装置5Y(画像形成装置100)に対して着脱可能(交換可能)に設置されている。そして、トナー容器58は、その内部に収容された新品のトナーが空になると、現像装置5Y(画像形成装置100)から取り外されて新品のものに交換されることになる。
また、現像ローラ51Y(現像剤担持体)や2つの搬送スクリュ55Y(撹拌部材)は、現像モータ92による駆動によって、それぞれ図2の矢印方向に回転する。具体的に、現像モータ92の駆動力が、不図示のギア列を介して、現像ローラ51Yや2つの搬送スクリュ55Yに伝達されることになる。
また、トナー容器58は、現像装置5Y(画像形成装置100)に対して着脱可能(交換可能)に設置されている。そして、トナー容器58は、その内部に収容された新品のトナーが空になると、現像装置5Y(画像形成装置100)から取り外されて新品のものに交換されることになる。
以下、本実施の形態1において特徴的な、画像形成装置100の構成・動作について詳述する。
先に図1、図2を用いて説明したように、本実施の形態1における画像形成装置100には、像担持体としての感光体ドラム1Yの表面に形成された潜像を現像する現像装置5Yや、シートP上に転写された未定着のトナー像を定着する定着装置80が設置されている。また、現像装置5Yには、内部に収容された現像剤Gを撹拌する撹拌部材としての搬送スクリュ55Yが設置されている。
先に図1、図2を用いて説明したように、本実施の形態1における画像形成装置100には、像担持体としての感光体ドラム1Yの表面に形成された潜像を現像する現像装置5Yや、シートP上に転写された未定着のトナー像を定着する定着装置80が設置されている。また、現像装置5Yには、内部に収容された現像剤Gを撹拌する撹拌部材としての搬送スクリュ55Yが設置されている。
ここで、図3を参照して、本実施の形態1における画像形成装置100は、印刷開始する指令を受けて印刷開始前に実行される装置100の立ち上げ動作において、定着装置80のウォーミングアップ動作が開始されて、そのウォーミングアップ動作中に2つの搬送スクリュ55Y(撹拌部材)によって現像装置5Yの内部に収容された現像剤Gの撹拌を開始している。
詳しくは、ユーザーなどの操作者が、操作表示パネル95の操作によって、印刷枚数、印刷モード(カラーモード、モノクロモード等)などの種々の印刷条件を入力した後に、印刷開始ボタンを押すと、印刷開始されるまで、立上げ動作が開始される。この「立上げ動作」は、良好な印刷動作をおこなうための、画像形成装置100の主要部の準備動作である。
詳しくは、ユーザーなどの操作者が、操作表示パネル95の操作によって、印刷枚数、印刷モード(カラーモード、モノクロモード等)などの種々の印刷条件を入力した後に、印刷開始ボタンを押すと、印刷開始されるまで、立上げ動作が開始される。この「立上げ動作」は、良好な印刷動作をおこなうための、画像形成装置100の主要部の準備動作である。
具体的に、立上げ動作として、まず、定着装置80のウォーミングアップ動作が開始される。この「ウォーミングアップ動作」は、定着ローラ81を所望の温度(定着温度)に昇温させるものであって、電源からヒータ85に電力が供給される。このような定着ローラ81の昇温は、画像形成装置100の放置時間が長くて定着ローラ81が冷えた状態であるほど時間が掛かるため、他の準備動作より時間的に優先しておこなわれる。特に、本実施の形態1において、定着装置80の「ウォーミングアップ動作」は、図3に示すように、印刷開始する指令を受けた直後に開始される。
そして、ヒータ85への電力供給がある程度おこなわれた後に、定着装置80が起動される。すなわち、定着ローラ81や加圧ローラ82を回転しながら、定着ローラ81の温度を検知する温度センサの検知結果に基づいて電源からヒータ85に電力を供給して、定着ローラ81の周方向の定着温度を均一化する。
そして、そのように定着装置80を起動している間に、メインモータ91による感光体ドラム1Yの回転駆動を開始して、その後に1次転写ローラ接離機構93によって離間状態にあった中間転写ベルト8(及び、1次転写ローラ9Y)を感光体ドラム1Yに当接させる(図1、図2の状態である。)。さらに、2次転写装置接離機構94によって離間状態にあった2次転写装置69を中間転写ベルト8に当接させる(図1の状態である。)。
そして、立上げ動作を終了して、所望の印刷動作を開始することになる。
そして、ヒータ85への電力供給がある程度おこなわれた後に、定着装置80が起動される。すなわち、定着ローラ81や加圧ローラ82を回転しながら、定着ローラ81の温度を検知する温度センサの検知結果に基づいて電源からヒータ85に電力を供給して、定着ローラ81の周方向の定着温度を均一化する。
そして、そのように定着装置80を起動している間に、メインモータ91による感光体ドラム1Yの回転駆動を開始して、その後に1次転写ローラ接離機構93によって離間状態にあった中間転写ベルト8(及び、1次転写ローラ9Y)を感光体ドラム1Yに当接させる(図1、図2の状態である。)。さらに、2次転写装置接離機構94によって離間状態にあった2次転写装置69を中間転写ベルト8に当接させる(図1の状態である。)。
そして、立上げ動作を終了して、所望の印刷動作を開始することになる。
ここで、本実施の形態1では、図5(A)に示すように、定着装置80のウォーミングアップ動作が終了して定着装置80が起動された後に(感光体ドラム1Yの回転が開始された後に)、搬送スクリュ55Y(撹拌部材)の回転を開始して現像装置5Yにおける現像剤Gの撹拌を開始するのではなくて、図3に示すように、定着装置80のウォーミングアップ動作中に搬送スクリュ55Y(撹拌部材)の回転を開始して現像装置5Yにおける現像剤Gの撹拌を開始している。具体的に、制御部90は、印刷指令とともに定着装置80のウォーミングアップ動作が開始されてから暫くした後に、現像モータ92の駆動を開始して、現像装置5Yの駆動(搬送スクリュ55Y及び現像ローラ51Yの回転駆動)を開始することになる。すなわち、図3に示すように、本実施の形態1における立ち上げ動作は、現像装置5Y内の現像剤Gの撹拌を開始するタイミングが、図5(A)に示す従来のものに比べて、早められている(前倒しされている)。さらに換言すると、本実施の形態1では、従来のものに比べて、立上げ動作時における現像剤Gの撹拌時間が長くとられている。
そして、立ち上げ動作時において搬送スクリュ55Y(撹拌部材)によって現像装置5Yの内部に収容された現像剤Gの撹拌を開始してから、印刷開始された後も搬送スクリュ55Yによる現像剤Gの撹拌が継続されることになる。
すなわち、現像モータ92は、立上げ動作時に駆動開始されてから、印刷が開始されて終了するまで、その駆動が、中断されることなく、継続されることになる。
すなわち、現像モータ92は、立上げ動作時に駆動開始されてから、印刷が開始されて終了するまで、その駆動が、中断されることなく、継続されることになる。
このように、本実施の形態1では、立ち上げ動作時において定着装置80のウォーミングアップ動作中に現像剤Gを撹拌する時間が充分にとられているため、図4に示すように、印刷開始直後から現像装置5Yに収容された現像剤Gのトナー帯電量が安定することになる。したがって、印刷開始直後の印刷画像の画像濃度が安定しない不具合が生じにくくなる。
以下、このような本発明の効果について詳しく説明する。
印刷画像の画像濃度を常に安定させるには、現像剤G中のトナー状態(トナー濃度、トナー帯電量、トナー劣化状態)を制御する必要がある。現像ポテンシャル(現像バイアスと潜像電位との電位差によって形成される現像電界である。)が一定であるとき、トナー帯電量とトナー付着量(感光体ドラム1Y上の画像濃度)とは反比例関係にある。そのため、トナー帯電量の変動を少なくすることで、画像濃度を安定させることができる。
そして、トナー帯電量の変動を少なくするためには、現像剤Gを充分に撹拌することが重要になる。特に、現像剤G中のトナーのトナー帯電量は、図4に示すように、装置が停止されて放置された後に撹拌が開始されると、その直後に急激に上昇して、最大になった後に徐々に低下して安定状態に収束する。そのため、図5(B)に示す従来のもののように、立上げ動作における現像剤Gの撹拌時間が充分に長くとられていないと、トナー帯電量が充分に低い状態で安定していないうちに印刷が開始されてしまい、印刷開始直後の印刷画像の画像濃度が経時のものに比べて低くなってしまう。
これに対して、本実施の形態1では、図4に示すように、立上げ動作における現像剤Gの撹拌時間が充分に長くとられていて、トナー帯電量が充分に低い状態で安定した後に印刷が開始されるので、印刷開始直後から印刷画像の画像濃度が安定化することになる。そして、立上げ動作における現像剤Gの撹拌時間は、従来のものに比べて、定着装置80のウォーミングアップ動作の範囲内で長く設定されているため、画像形成装置100において印刷開始されるまでの時間(ファーストプリント時間)が長くなるような不具合もほとんど生じない。
印刷画像の画像濃度を常に安定させるには、現像剤G中のトナー状態(トナー濃度、トナー帯電量、トナー劣化状態)を制御する必要がある。現像ポテンシャル(現像バイアスと潜像電位との電位差によって形成される現像電界である。)が一定であるとき、トナー帯電量とトナー付着量(感光体ドラム1Y上の画像濃度)とは反比例関係にある。そのため、トナー帯電量の変動を少なくすることで、画像濃度を安定させることができる。
そして、トナー帯電量の変動を少なくするためには、現像剤Gを充分に撹拌することが重要になる。特に、現像剤G中のトナーのトナー帯電量は、図4に示すように、装置が停止されて放置された後に撹拌が開始されると、その直後に急激に上昇して、最大になった後に徐々に低下して安定状態に収束する。そのため、図5(B)に示す従来のもののように、立上げ動作における現像剤Gの撹拌時間が充分に長くとられていないと、トナー帯電量が充分に低い状態で安定していないうちに印刷が開始されてしまい、印刷開始直後の印刷画像の画像濃度が経時のものに比べて低くなってしまう。
これに対して、本実施の形態1では、図4に示すように、立上げ動作における現像剤Gの撹拌時間が充分に長くとられていて、トナー帯電量が充分に低い状態で安定した後に印刷が開始されるので、印刷開始直後から印刷画像の画像濃度が安定化することになる。そして、立上げ動作における現像剤Gの撹拌時間は、従来のものに比べて、定着装置80のウォーミングアップ動作の範囲内で長く設定されているため、画像形成装置100において印刷開始されるまでの時間(ファーストプリント時間)が長くなるような不具合もほとんど生じない。
なお、本実施の形態1では、立上げ動作時において、現像モータ92によって搬送スクリュ55Y(撹拌部材)とともに現像ローラ51Yを回転駆動して、現像剤Gの撹拌をおこなった。
これに対して、立上げ動作時において、現像ローラ51Yの回転駆動をおこなわずに、搬送スクリュ55Y(撹拌部材)のみを回転駆動して、現像剤Gの撹拌をおこなうこともできる。その場合、現像ローラ51Yを回転駆動する駆動手段とは別に、搬送スクリュ55Y(撹拌部材)を回転駆動する駆動手段が設けられることになる。
これに対して、立上げ動作時において、現像ローラ51Yの回転駆動をおこなわずに、搬送スクリュ55Y(撹拌部材)のみを回転駆動して、現像剤Gの撹拌をおこなうこともできる。その場合、現像ローラ51Yを回転駆動する駆動手段とは別に、搬送スクリュ55Y(撹拌部材)を回転駆動する駆動手段が設けられることになる。
以上説明したように、本実施の形態1における画像形成装置100は、内部に収容された現像剤Gを撹拌する搬送スクリュ55Y(撹拌部材)を具備して感光体ドラム1Y(像担持体)の表面に形成された潜像を現像する現像装置5Yと、シートP上に転写された未定着のトナー像を定着する定着装置80と、が設けられている。そして、印刷開始する指令を受けて印刷開始前に実行される装置100の立ち上げ動作において、定着装置80のウォーミングアップ動作が開始されて、そのウォーミングアップ動作中に搬送スクリュ55Yによって現像装置5Yの内部に収容された現像剤Gの撹拌を開始している。
これにより、印刷開始直後から印刷画像の画像濃度を安定化することができる。
これにより、印刷開始直後から印刷画像の画像濃度を安定化することができる。
<実施の形態2>
実施の形態2における画像形成装置100も、前記実施の形態1のものと同様に、搬送スクリュ55Y(撹拌部材)が設置された現像装置5Yなどが設置されている。
そして、図6を参照して、実施の形態2における画像形成装置100は、印刷開始する指令を受けて印刷開始前に実行される装置100の立ち上げ動作において、前回におこなわれた一連の印刷時(ジョブ中)に印刷されたすべての画像(印刷画像)における累積画像面積率に応じて、立ち上げ動作時に搬送スクリュ55Y(撹拌部材)によって現像装置5Yの内部に収容された現像剤Gの撹拌を開始するタイミングを調整している。
詳しくは、前回ジョブにおける累積画像面積率が低い場合には、累積画像面積率が大きい場合に比べて、立上げ動作時において現像剤Gの撹拌する開始するタイミングが早められる。
具体的に、図6に示すように、まず、印刷開始の指令を受けると(ステップS1)、前回ジョブの累積画像面積率が検出されて(ステップS2)、その検出結果に基づいて立上げ動作時に搬送スクリュ55Yの回転駆動を開始するタイミングが決定される(ステップS3)。そして、その決定されたタイミングに基づいて立上げ動作が実行されて(ステップS4)、立上げ動作が終了した後に印刷が開始される(ステップS5)。
このような制御をおこなうのは、図7に示すように、前回ジョブにおける累積画像面積率が低い場合には、累積画像面積率が大きい場合に比べて、現像剤Gの撹拌を開始した直後のトナー帯電量の上昇が大きく、トナー帯電量が安定するまでの時間も長くなるためである。そのため、本実施の形態2では、累積画像面積率が低い場合には、累積画像面積率が大きい場合に比べて、立上げ動作時において現像剤Gの撹拌時間を長くとるように、撹拌開始するタイミングを早めて、前回ジョブにおける累積画像面積率に関わらず、印刷開始後のトナー帯電量を安定化させている。
なお、「画像面積率」とは、画像形成可能な範囲(面積)において画像が占める範囲であって、現像装置5Yで消費されるトナー量や、露光装置7で書き込まれる潜像の画素数にほぼ比例するものである。本実施の形態では、露光装置7の書込み動作から累積の「画像面積率」を制御部90の記憶部に記憶して、その値に基づいて現像剤Gの撹拌タイミングを調整している。
実施の形態2における画像形成装置100も、前記実施の形態1のものと同様に、搬送スクリュ55Y(撹拌部材)が設置された現像装置5Yなどが設置されている。
そして、図6を参照して、実施の形態2における画像形成装置100は、印刷開始する指令を受けて印刷開始前に実行される装置100の立ち上げ動作において、前回におこなわれた一連の印刷時(ジョブ中)に印刷されたすべての画像(印刷画像)における累積画像面積率に応じて、立ち上げ動作時に搬送スクリュ55Y(撹拌部材)によって現像装置5Yの内部に収容された現像剤Gの撹拌を開始するタイミングを調整している。
詳しくは、前回ジョブにおける累積画像面積率が低い場合には、累積画像面積率が大きい場合に比べて、立上げ動作時において現像剤Gの撹拌する開始するタイミングが早められる。
具体的に、図6に示すように、まず、印刷開始の指令を受けると(ステップS1)、前回ジョブの累積画像面積率が検出されて(ステップS2)、その検出結果に基づいて立上げ動作時に搬送スクリュ55Yの回転駆動を開始するタイミングが決定される(ステップS3)。そして、その決定されたタイミングに基づいて立上げ動作が実行されて(ステップS4)、立上げ動作が終了した後に印刷が開始される(ステップS5)。
このような制御をおこなうのは、図7に示すように、前回ジョブにおける累積画像面積率が低い場合には、累積画像面積率が大きい場合に比べて、現像剤Gの撹拌を開始した直後のトナー帯電量の上昇が大きく、トナー帯電量が安定するまでの時間も長くなるためである。そのため、本実施の形態2では、累積画像面積率が低い場合には、累積画像面積率が大きい場合に比べて、立上げ動作時において現像剤Gの撹拌時間を長くとるように、撹拌開始するタイミングを早めて、前回ジョブにおける累積画像面積率に関わらず、印刷開始後のトナー帯電量を安定化させている。
なお、「画像面積率」とは、画像形成可能な範囲(面積)において画像が占める範囲であって、現像装置5Yで消費されるトナー量や、露光装置7で書き込まれる潜像の画素数にほぼ比例するものである。本実施の形態では、露光装置7の書込み動作から累積の「画像面積率」を制御部90の記憶部に記憶して、その値に基づいて現像剤Gの撹拌タイミングを調整している。
以上説明したように、本実施の形態2における画像形成装置100は、内部に収容された現像剤Gを撹拌する搬送スクリュ55Y(撹拌部材)を具備して、感光体ドラム1Y(像担持体)の表面に形成された潜像を現像する現像装置5Yが設けられている。そして、印刷開始する指令を受けて印刷開始前に実行される装置100の立ち上げ動作において、前回におこなわれた一連の印刷時に印刷されたすべての画像における累積画像面積率に応じて、立ち上げ動作時に搬送スクリュ55Y(撹拌部材)によって現像装置5Yの内部に収容された現像剤Gの撹拌を開始するタイミングを調整している。
これにより、印刷開始直後から印刷画像の画像濃度を安定化することができる。
これにより、印刷開始直後から印刷画像の画像濃度を安定化することができる。
<実施の形態3>
図8に示すように、実施の形態3における画像形成装置100は、前記実施の形態1のものとは異なり、立ち上げ動作時における搬送スクリュ55Y(撹拌部材)の回転数が、印刷時における搬送スクリュ55Yの回転数よりも小さくなるように、搬送スクリュ55Yを駆動している。
詳しくは、現像モータ92は、回転数可変型のモータであって、制御部90による制御によって、立ち上げ動作時における搬送スクリュ55Yの回転数が通常印刷時よりも小さくなるようにしている。
このような制御をおこなうのは、図9に示すように、搬送スクリュ55Yの回転数が小さくなるほど、現像剤Gの撹拌開始後にトナー帯電量が最大値まで上昇する時間が短くなり、トナー帯電量が安定するまでの時間も短くなるためである。そのため、本実施の形態3では、立上げ動作時における搬送スクリュ55Yの回転数を小さく設定して、トナー帯電量が早期に安定化するようにしている。そこれにより、立上げ動作に要する時間を短縮化することが可能になる。
そして、本実施の形態3における画像形成装置100においても、前記各実施の形態のものと同様に、印刷開始直後から印刷画像の画像濃度を安定化することができる。
図8に示すように、実施の形態3における画像形成装置100は、前記実施の形態1のものとは異なり、立ち上げ動作時における搬送スクリュ55Y(撹拌部材)の回転数が、印刷時における搬送スクリュ55Yの回転数よりも小さくなるように、搬送スクリュ55Yを駆動している。
詳しくは、現像モータ92は、回転数可変型のモータであって、制御部90による制御によって、立ち上げ動作時における搬送スクリュ55Yの回転数が通常印刷時よりも小さくなるようにしている。
このような制御をおこなうのは、図9に示すように、搬送スクリュ55Yの回転数が小さくなるほど、現像剤Gの撹拌開始後にトナー帯電量が最大値まで上昇する時間が短くなり、トナー帯電量が安定するまでの時間も短くなるためである。そのため、本実施の形態3では、立上げ動作時における搬送スクリュ55Yの回転数を小さく設定して、トナー帯電量が早期に安定化するようにしている。そこれにより、立上げ動作に要する時間を短縮化することが可能になる。
そして、本実施の形態3における画像形成装置100においても、前記各実施の形態のものと同様に、印刷開始直後から印刷画像の画像濃度を安定化することができる。
なお、本実施の形態3では、図8に示すように、立ち上げ動作時において搬送スクリュ55Y(撹拌部材)を回転駆動するときに、現像ローラ51Y(現像剤担持体)とともに感光体ドラム1Y(像担持体)を回転駆動するとともに、現像ローラ51Yに現像バイアスを印加している。
具体的に、立上げ動作時に現像モータ92が駆動開始されて搬送スクリュ55Yによる現像剤撹拌が開始されるのと同時に、回転駆動される現像ローラ51Yに現像電源97から現像バイアスが供給されるとともに、メインモータ91による感光体ドラム1Yの回転駆動が開始される。
このような制御をおこなうことにより、立上げ動作時における現像剤撹拌時間が長くなっても、現像装置5Y内の現像剤G中のトナーが消費されることになるため(感光体ドラム1Y上に付着することになるため)、トナーがまったく消費されない場合に比べて、トナーの劣化を軽減することができる。そのため、トナー劣化による縦スジ画像(主に、感光体ドラム1Yに塗布される潤滑剤のムラに起因するものである。)の発生を軽減することができる。
具体的に、立上げ動作時に現像モータ92が駆動開始されて搬送スクリュ55Yによる現像剤撹拌が開始されるのと同時に、回転駆動される現像ローラ51Yに現像電源97から現像バイアスが供給されるとともに、メインモータ91による感光体ドラム1Yの回転駆動が開始される。
このような制御をおこなうことにより、立上げ動作時における現像剤撹拌時間が長くなっても、現像装置5Y内の現像剤G中のトナーが消費されることになるため(感光体ドラム1Y上に付着することになるため)、トナーがまったく消費されない場合に比べて、トナーの劣化を軽減することができる。そのため、トナー劣化による縦スジ画像(主に、感光体ドラム1Yに塗布される潤滑剤のムラに起因するものである。)の発生を軽減することができる。
<実施の形態4>
実施の形態4における画像形成装置100も、前記各実施の形態のものと同様に、搬送スクリュ55Y(撹拌部材)が設置された現像装置5Yなどが設置されている。
そして、図10を参照して、実施の形態4における画像形成装置100は、印刷開始する指令を受けて印刷開始前に実行される装置100の立ち上げ動作において、搬送スクリュ55Y(撹拌部材)によって現像装置5Yの内部に収容された現像剤Gの撹拌が開始されて、現像剤Gのトナー帯電量の変化量が所定値X以下になった後に印刷が開始される。
具体的に、図10に示すように、まず、印刷開始の指令を受けると(ステップS11)、立上げ動作が開始されて(ステップS12)、立上げ動作中に搬送スクリュ55Yの回転駆動が開始される(ステップS13)。そして、現像剤Gのトナー帯電量が所定値X以下であるものと判別された場合に、トナー帯電量が安定して画像濃度も安定するものとして、立上げ動作を終了して印刷が開始される(ステップS14、S15)。
なお、現像装置5Y内の現像剤Gのトナー帯電量は、現像装置5Y内に設置した静電センサなどによって直接的に検知しても良いし、感光体ドラム1Y上に現像した検知用トナー像の画像濃度を検出することで間接的に検知しても良い。
そして、本実施の形態4における画像形成装置100においても、印刷開始直後から印刷画像の画像濃度を安定化することができる。
実施の形態4における画像形成装置100も、前記各実施の形態のものと同様に、搬送スクリュ55Y(撹拌部材)が設置された現像装置5Yなどが設置されている。
そして、図10を参照して、実施の形態4における画像形成装置100は、印刷開始する指令を受けて印刷開始前に実行される装置100の立ち上げ動作において、搬送スクリュ55Y(撹拌部材)によって現像装置5Yの内部に収容された現像剤Gの撹拌が開始されて、現像剤Gのトナー帯電量の変化量が所定値X以下になった後に印刷が開始される。
具体的に、図10に示すように、まず、印刷開始の指令を受けると(ステップS11)、立上げ動作が開始されて(ステップS12)、立上げ動作中に搬送スクリュ55Yの回転駆動が開始される(ステップS13)。そして、現像剤Gのトナー帯電量が所定値X以下であるものと判別された場合に、トナー帯電量が安定して画像濃度も安定するものとして、立上げ動作を終了して印刷が開始される(ステップS14、S15)。
なお、現像装置5Y内の現像剤Gのトナー帯電量は、現像装置5Y内に設置した静電センサなどによって直接的に検知しても良いし、感光体ドラム1Y上に現像した検知用トナー像の画像濃度を検出することで間接的に検知しても良い。
そして、本実施の形態4における画像形成装置100においても、印刷開始直後から印刷画像の画像濃度を安定化することができる。
なお、前記各実施の形態では、転写装置としての2次転写ローラ70及び2次転写ベルト72と、中間転写体としての中間転写ベルト8と、を用いた画像形成装置100に対して、本発明を適用した。これに対して、中間転写ベルトや中間転写ドラムなどの中間転写体を備えず、現像装置によって現像されたトナー像が形成される感光体ドラム(感光体)と、感光体ドラムの位置に搬送されるシートに対して感光体ドラム上のトナー像を転写するための転写ローラ、転写ベルトなどの転写装置と、を備えた装置、いわゆる直接転写方式の画像形成装置に対しても、本発明を適用することができる。
また、前記各実施の形態では、転写装置としての2次転写ローラ70と2次転写ベルト72とを用いた画像形成装置100に対して本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されることなく、転写装置としての2次転写ベルトが用いられておらず2次転写ローラのみが用いられた画像形成装置に対しても、本発明を適用することができる。
また、前記各実施の形態では、カラー画像を形成する画像形成装置100に対して、本発明を適用した。これに対して、モノクロ画像のみを形成する画像形成装置に対しても本発明を適用することができる。
また、前記各実施の形態では、現像装置5Yとしてトナーとキャリアとからなる2成分現像剤が収容されたものを用いたが、現像装置としてトナー(1成分現像剤)が収容されたものを用いることもできる。その場合、現像ローラ(現像剤担持体)は、感光体ドラム(像担持体)に接触するものとすることができる。
また、前記各実施の形態では、2つの搬送スクリュ55Y(撹拌部材)が水平方向に並設されていて、ドクターブレード52Yが現像ローラ51Yの上方に配置された現像装置5Yを用いた。しかし、現像装置の構成はこれに限定されることなく、例えば、1つ又は3つ以上の撹拌部材が設置された現像装置や、複数の撹拌部材が上下方向に並設されている現像装置や、ドクターブレードが現像ローラの下方に配置された現像装置に対しても、本発明を適用することができる。
また、前記各実施の形態では、定着装置80の加熱手段としてヒータ85を用いたが、定着装置の加熱手段はこれに限定されることなく、例えば、電磁誘導コイルや抵抗発熱体などを用いることもできる。
また、前記各実施の形態における構成や制御のうち、2つ以上を適宜に組み合わせることもできる。
そして、それらのような場合であっても、前記各実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
また、前記各実施の形態では、転写装置としての2次転写ローラ70と2次転写ベルト72とを用いた画像形成装置100に対して本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されることなく、転写装置としての2次転写ベルトが用いられておらず2次転写ローラのみが用いられた画像形成装置に対しても、本発明を適用することができる。
また、前記各実施の形態では、カラー画像を形成する画像形成装置100に対して、本発明を適用した。これに対して、モノクロ画像のみを形成する画像形成装置に対しても本発明を適用することができる。
また、前記各実施の形態では、現像装置5Yとしてトナーとキャリアとからなる2成分現像剤が収容されたものを用いたが、現像装置としてトナー(1成分現像剤)が収容されたものを用いることもできる。その場合、現像ローラ(現像剤担持体)は、感光体ドラム(像担持体)に接触するものとすることができる。
また、前記各実施の形態では、2つの搬送スクリュ55Y(撹拌部材)が水平方向に並設されていて、ドクターブレード52Yが現像ローラ51Yの上方に配置された現像装置5Yを用いた。しかし、現像装置の構成はこれに限定されることなく、例えば、1つ又は3つ以上の撹拌部材が設置された現像装置や、複数の撹拌部材が上下方向に並設されている現像装置や、ドクターブレードが現像ローラの下方に配置された現像装置に対しても、本発明を適用することができる。
また、前記各実施の形態では、定着装置80の加熱手段としてヒータ85を用いたが、定着装置の加熱手段はこれに限定されることなく、例えば、電磁誘導コイルや抵抗発熱体などを用いることもできる。
また、前記各実施の形態における構成や制御のうち、2つ以上を適宜に組み合わせることもできる。
そして、それらのような場合であっても、前記各実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が前記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、前記各実施の形態の中で示唆した以外にも、前記各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は前記各実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
1Y、1M、1C、1K 感光体ドラム(像担持体、感光体)、
5Y、5M、5C、5K 現像装置、
51Y 現像ローラ(現像剤担持体)、
55Y 搬送スクリュ(撹拌部材)、
80 定着装置、
90 制御部、
100 画像形成装置(画像形成装置本体)。
5Y、5M、5C、5K 現像装置、
51Y 現像ローラ(現像剤担持体)、
55Y 搬送スクリュ(撹拌部材)、
80 定着装置、
90 制御部、
100 画像形成装置(画像形成装置本体)。
Claims (8)
- 内部に収容された現像剤を撹拌する撹拌部材を具備して、像担持体の表面に形成された潜像を現像する現像装置と、
シート上に転写された未定着のトナー像を定着する定着装置と、
を備え、
印刷開始する指令を受けて印刷開始前に実行される装置の立ち上げ動作において、前記定着装置のウォーミングアップ動作が開始されて、前記ウォーミングアップ動作中に前記撹拌部材によって前記現像装置の内部に収容された現像剤の撹拌を開始することを特徴とする画像形成装置。 - 前記ウォーミングアップ動作は、前記印刷開始する指令を受けた直後に開始されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 内部に収容された現像剤を撹拌する撹拌部材を具備して、像担持体の表面に形成された潜像を現像する現像装置を備え、
印刷開始する指令を受けて印刷開始前に実行される装置の立ち上げ動作において、前回におこなわれた一連の印刷時に印刷されたすべての画像における累積画像面積率に応じて、前記立ち上げ動作時に前記撹拌部材によって前記現像装置の内部に収容された現像剤の撹拌を開始するタイミングを調整することを特徴とする画像形成装置。 - 前記累積画像面積率が低い場合には、前記累積画像面積率が大きい場合に比べて、前記開始するタイミングが早められることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 内部に収容された現像剤を撹拌する撹拌部材を具備して、像担持体の表面に形成された潜像を現像する現像装置を備え、
印刷開始する指令を受けて印刷開始前に実行される装置の立ち上げ動作において、前記撹拌部材によって前記現像装置の内部に収容された現像剤の撹拌が開始されて、前記現像剤のトナー帯電量の変化量が所定値以下になった後に印刷が開始されることを特徴とする画像形成装置。 - 前記立ち上げ動作時における前記撹拌部材の回転数が、印刷時における前記撹拌部材の回転数よりも小さくなるように、前記撹拌部材を駆動することを特徴とする請求項1~請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記現像装置は、前記像担持体に対向又は接触する現像剤担持体を具備し、
前記立ち上げ動作時において前記撹拌部材を回転駆動するときに、前記現像剤担持体とともに前記像担持体を回転駆動するとともに、前記現像剤担持体に現像バイアスを印加することを特徴とする請求項1~請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記立ち上げ動作時において前記撹拌部材によって前記現像装置の内部に収容された現像剤の撹拌を開始してから、印刷開始された後も前記撹拌部材による撹拌が継続されることを特徴とする請求項1~請求項7のいずれかに記載の画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021186885A JP2023074107A (ja) | 2021-11-17 | 2021-11-17 | 画像形成装置 |
US17/936,922 US20230152732A1 (en) | 2021-11-17 | 2022-09-30 | Image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021186885A JP2023074107A (ja) | 2021-11-17 | 2021-11-17 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023074107A true JP2023074107A (ja) | 2023-05-29 |
Family
ID=86324582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021186885A Pending JP2023074107A (ja) | 2021-11-17 | 2021-11-17 | 画像形成装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20230152732A1 (ja) |
JP (1) | JP2023074107A (ja) |
-
2021
- 2021-11-17 JP JP2021186885A patent/JP2023074107A/ja active Pending
-
2022
- 2022-09-30 US US17/936,922 patent/US20230152732A1/en active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20230152732A1 (en) | 2023-05-18 |
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