JP2005189554A - 液体現像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】部品点数や組み付け工数が増加することもなく、又、塗布ローラを長くする必要がなく、規制部材によって除外された液体現像剤の塗布ローラの端面へ回り込みを防止することができる液体現像装置を提供する。
【解決手段】
液体現像装置は、現像ローラ72、塗布ローラ73、ドクタブレード75等を備える。塗布ローラ73の両端部周面には、螺旋状の溝80が刻設されている。螺旋状の溝80の巻方向は、塗布ローラ73が回転したとき、ドクタブレード75により塗布ローラ73の周面を移動する液体現像剤が、溝80にガイドされて塗布ローラ73の幅方向の中央部側へ向かう方向とされている。
【選択図】 図4
【解決手段】
液体現像装置は、現像ローラ72、塗布ローラ73、ドクタブレード75等を備える。塗布ローラ73の両端部周面には、螺旋状の溝80が刻設されている。螺旋状の溝80の巻方向は、塗布ローラ73が回転したとき、ドクタブレード75により塗布ローラ73の周面を移動する液体現像剤が、溝80にガイドされて塗布ローラ73の幅方向の中央部側へ向かう方向とされている。
【選択図】 図4
Description
本発明は、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等に使用される液体現像装置に関する。
液体現像装置を図8及び図9を参照して説明する。図8は、一般的な、液体現像装置を図示した概略斜視図であり、図9は、同じく側面図である。液体現像装置100は、感光体(例えば、感光ドラム)などの潜像担持体140上に形成された静電潜像を、絶縁性液体中にトナーを分散した液体現像剤により、現像するようにしている。
液体現像装置100は、液体現像剤を担持する現像剤担持体である現像ローラ110と、前記現像ローラ110に液体現像剤を薄層化して塗布する塗布ローラ120と、塗布ローラ120上の液体現像剤の量を規制する塗布量制御部材としてのドクタブレード130と、液体現像剤を貯めておくための図示しない現像剤貯留タンクを備えている。又、潜像担持体140上のトナーをクリーニングするためのクリーニングブレード150を備えている。そして、液体現像装置100では、現像剤貯留タンク(図示しない)の液体現像剤は、塗布ローラ120や、或いは、図示しない汲み上げローラにより汲み上げられ、ドクタブレード130により塗布ローラ120上の液体現像剤の量を規制されたのち、現像ローラ110に薄層化して塗布される。現像ローラ110は、潜像担持体140と対向する現像領域まで薄層化された液体現像剤を搬送する。
前記現像領域では、潜像に基づく現像がおこなわれ、現像ローラ110上の液体現像剤は潜像担持体140へと供給される。一方、ドクタブレード130により規制された塗布ローラ120上の余剰の液体現像剤は、現像剤貯留タンク内へ回収される。回収された液体現像剤は現像剤貯留タンク内で貯留されている液体現像剤と混合され、トナーを液体現像剤中に均一に分散した状態で再度塗布ローラ120に供給される。
ところで、現像時、前記液体現像剤は帯電したトナーが絶縁性液体中を静電気の力によって、移動され、潜像担持体140上の静電潜像を現像する。このとき、トナーの移動距離が短いほど、トナーに帯電した電荷の喪失が少なく、現像効率が向上する。従って、現像効率を挙げるために、前述のように現像ローラ110上に液体現像剤をミクロン単位の薄層を形成し、この薄層化された液体現像剤を潜像担持体140に接触させている。このような液体現像剤の薄層を形成する手段として、特許文献1では、表面に規則的な彫刻がなされた塗布ローラを用いている。この塗布ローラにドクタブレードを当接することにより、液体現像剤の量を計量し、計量された液体現像剤を現像ローラ110て転写塗布することで、均一な薄層を形成するようにしている。
しかし、塗布ローラ120上でドクタブレード130によって除外された液体現像剤は、塗布ローラ120の端面へ回り込み、ここから現像ローラ110へ付着し、現像ローラ110上で、塗布面の両端部に付着量の多い不均一な塗布領域160を形成してしまう。この不均一な塗布領域を使用して、現像すると、潜像担持体140においてその箇所に対応した領域170の画像濃度が濃くなってしまう。
従来においては、この問題を解決するために、この塗布ローラの端面から余分な液体現像剤を除去するために、除去ブレードや、スポンジ等のクリーニング部材を設けたりしている(従来技術1)。又、特許文献2では、塗布ローラ自体の幅方向の長さを、現像ローラ自体の幅方向の長さよりも長くし、かつ塗布ローラの実際に塗布する塗布領域の長さを現像ローラ自体の幅方向の長さよりも短くすることにより、この問題を解消するようにしている(従来技術2)。
特開平11−265122号公報
特開2000−235306号公報
しかし、従来技術1では、除去ブレードや、スポンジ等のクリーニング部材を設ける必要があるため、部品点数や、組み付け工数が増える問題がある。又、従来技術2では、塗布ローラが幅方向に長くなって大型化し、近年の小型化の要請に対しては、障害となる問題がある。
本発明の目的は、部品点数や組み付け工数の増加がなく、又、塗布ローラを長くする必要がなく、規制部材によって除外された液体現像剤の塗布ローラの端面へ回り込みを防止することができる液体現像装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、絶縁性液体中にトナーを分散した液体現像剤を担持する現像剤担持体と、現像剤担持体に液体現像剤を薄層化して塗布する塗布ローラと、前記塗布ローラ上の液体現像剤の量を規制する規制部材とを備え、潜像担持体に現像剤担持体上の液体現像剤薄層中のトナーを供給し静電潜像を現像する液体現像装置において、前記塗布ローラの両端部に、螺旋状の彫刻部が形成され、同彫刻部にて、液体現像剤を塗布ローラの長さ方向中央部側に移動させることを特徴とする液体現像装置を要旨とするものである。
請求項2の発明は、請求項1において、前記彫刻部は、溝であることを特徴とする。
請求項3の発明は、絶縁性液体中にトナーを分散した液体現像剤を担持する現像剤担持体と、現像剤担持体に液体現像剤を薄層化して塗布する塗布ローラと、前記塗布ローラ上の液体現像剤の量を規制する規制部材とを備え、潜像担持体に現像剤担持体上の液体現像剤薄層中のトナーを供給し静電潜像を現像する液体現像装置において、前記塗布ローラに、規則的な彫刻パターンが螺旋状に配置され、同彫刻パターンにて、液体現像剤を同塗布ローラの周面中央部側に移動させることを特徴とする液体現像装置を要旨とするものである。
請求項3の発明は、絶縁性液体中にトナーを分散した液体現像剤を担持する現像剤担持体と、現像剤担持体に液体現像剤を薄層化して塗布する塗布ローラと、前記塗布ローラ上の液体現像剤の量を規制する規制部材とを備え、潜像担持体に現像剤担持体上の液体現像剤薄層中のトナーを供給し静電潜像を現像する液体現像装置において、前記塗布ローラに、規則的な彫刻パターンが螺旋状に配置され、同彫刻パターンにて、液体現像剤を同塗布ローラの周面中央部側に移動させることを特徴とする液体現像装置を要旨とするものである。
請求項1の発明によれば、部品点数や組み付け工数の増加がなく、又、塗布ローラを長くする必要がなく、規制部材によって除外された液体現像剤の塗布ローラの端面へ回り込みを防止することができる。このことによって、現像剤担持体への付着量の不均一領域のない画像を得ることができる。
請求項2の発明は、彫刻部を螺旋状の溝により、請求項1の発明の効果を容易に実現できる。
請求項3の発明は、規則的な彫刻パターンにより、部品点数や組み付け工数が増加することもなく、又、塗布ローラを長くする必要がなく、規制部材によって除外された液体現像剤の塗布ローラの端面へ回り込みを防止することができる。このことによって、現像剤担持体への付着量の不均一領域のない画像を得ることができる。
請求項3の発明は、規則的な彫刻パターンにより、部品点数や組み付け工数が増加することもなく、又、塗布ローラを長くする必要がなく、規制部材によって除外された液体現像剤の塗布ローラの端面へ回り込みを防止することができる。このことによって、現像剤担持体への付着量の不均一領域のない画像を得ることができる。
(第1実施形態)
以下、本発明を、タンデム型カラー画像形成装置(以下、単に画像形成装置という)に具体化した一実施形態を図1〜図6を参照して説明する。
以下、本発明を、タンデム型カラー画像形成装置(以下、単に画像形成装置という)に具体化した一実施形態を図1〜図6を参照して説明する。
図1は、画像形成装置の概略構成図である。画像形成装置は、給紙手段1、垂直搬送路2、レジストローラ対3、ベルト搬送手段4、第1の画像形成手段5、第2の画像形成手段6、第3の画像形成手段7、第4の画像形成手段8、2次転写手段9、定着手段10、排出搬送路11、排出トレイ14などから構成されている。給紙手段1は、給紙カセット1aと、ピックアップローラ1bとを備え、給紙カセット1a内の紙Pをピックアップローラ1bにて、垂直搬送路2へ搬送する。垂直搬送路2は、搬送されてきた紙Pをレジストローラ対3を介して2次転写手段9へ搬送する。
ベルト搬送手段4は、駆動ローラ41と、従動ローラ42と、この2つのローラに亘って掛け渡された無端状の中間転写ベルト43とからなる。中間転写ベルト43は、テンションローラ44にて適度なテンションを保っている。そして、この状態で、駆動ローラ41は図示しない駆動モータからその駆動力を伝達され、各画像形成手段における感光体ドラム51の外周速度とベルト搬送手段4の中間転写ベルト43の外周速度が等速になるように駆動されている。
図1に示す第1〜第4の画像形成手段5〜8は、図中左側からブラック(BK)、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)用のものであり、全てほぼ同じ構成のユニットである。ここでは、説明の便宜上、画像形成に関して代表して第1の画像形成手段5の構成を、図2を参照して説明する。なお、他の画像形成手段において、第1の画像形成手段5の構成と同一構成については同一符号を付す。第1の画像形成手段5は、感光体ドラム51、主帯電装置52、LPH(LED PRINT HEAD)53、液体現像装置54、1次転写手段55、クリーニング装置56、除電ランプ57から構成され、樹脂でできた筐体に組み付けることにより1つのユニットとなり、図示しない装置本体に取り付けられている。
感光体ドラム51はアモルファス・シリコンドラムを用いており、現像位置での暗電位はおよそ300Vになるよう前記主帯電装置52により帯電される。この帯電した感光体ドラム51の表面にLPH53が画像情報に応じた光を照射することにより感光体ドラム51の表面に静電潜像が形成される。感光体ドラム51は潜像担持体に相当する。なお、LPH53はユニットの小型化のために採用しているがLSU(レーザスキャニングユニット)を用いても良い。
液体現像装置54は、トナーとキャリアからなる現像剤を所定の濃度になるように撹拌混合して用い、現像ローラでこの現像剤を感光体ドラム51の光が照射された部分の静電潜像に適用することにより感光体ドラム51にトナー像を形成するものである。感光体ドラム51の暗電位が300Vで、現像バイアスは200V、露光後電位が20Vとなるように設定されている。即ち、暗電位は画像白部に相当し、露光後電位は画像黒部に相当し、この差がいわゆるコントラスト電位である。上記のように形成された静電潜像が現像されたトナー像は、前記1次転写手段55とのニップに前記ベルト搬送手段4の中間転写ベルト43に転写される。前記1次転写手段55は本実施形態では転写ローラを用いており、前記感光体ドラム51の表面電位とは逆極性の電圧が−1000〜−1300Vの範囲に設定され、印加されている。
感光体ドラム51上の転写されなかったトナーは次のプロセスのクリーニング装置56のゴムブレード56aにより掻き落とされる。感光体ドラム51は、表面の残留電位を下げて均一にすべく除電ランプ57により除電されてその後は次の一連のプロセスに備える。このように画像形成する場合の電位設定は、感光体ドラム51の特性、トナーの性能、環境に応じて最適な値は変わるものである。画像形成装置は、上記第1の画像形成手段5と同様の方法で、第2〜第4の画像形成手段6〜8でマゼンタ、シアン、イエローに対応する画像を感光体ドラム上に現像し、中間転写ベルト43上に順次繰り返し、ずれなく転写することでフルカラー画像の形成を行う。
再び図1に戻り転写後の画像形成について説明する。2次転写手段9は、本実施形態では、2次転写ローラからなる。2次転写手段9は、垂直搬送路2上の2次転写位置に配置されている。2次転写位置は2次転写手段9が駆動ローラ41と対向するとともに、中間転写ベルト43に対して圧接する位置である。この2次転写手段9には、2次転写バイアスが印加されており、2次転写手段9により、中間転写ベルト43から、垂直搬送路2及びレジストローラ対3を介して搬送されてきた紙Pにフルカラー画像が2次転写される。この後、フルカラー画像が2次転写された紙Pは、中間転写ベルト43から分離され、定着手段10に搬送される。定着手段10は、第1定着ローラ10a、第2定着ローラ10bを備えている。各定着ローラには、図示しない定着ヒータが内蔵され、同定着ヒータは定着に必要な所定の温度に制御されている。この温度により、両ローラにて圧接されて通過する紙P上にフルカラー画像の定着処理がされる。そして、紙Pは、定着手段10で定着処理がなされた後に排出搬送路11を介して排出トレイ14に排出される。
中間転写クリーニングユニット12は、中間転写クリーニングローラ12aと、中間転写クリーニングブレード12bとを備えている。中間転写クリーニングローラ12aは、中間転写ベルト43に対して圧接されていて、中間転写ベルト43の回転方向と同方向に回転されている。中間転写クリーニングブレード12bは、中間転写ベルト43の移動方向における中間転写クリーニングローラ12aの位置から下流側にて、中間転写ベルト43に対しカウンタ当接することにより、中間転写ベルト43上の転写残トナーを回収除去し、中間転写ベルト43を次の画像形成工程に備えさせる。
次に、図2〜図6を参照して、液体現像装置54の具体的構成について説明する。
本実施形態に係る液体現像装置54は、液体現像剤70を収容する収容タンク71を備えている。収容タンク71の内部には、現像剤担持体としての現像ローラ72と、塗布ローラ73と、汲み上げローラ74と、ドクタブレード75と、クリーニングブレード76と、一対の撹拌スクリュー77a、77bとが設けられている。現像ローラ72、塗布ローラ73、汲み上げローラ74、及び撹拌スクリュー77a、77bは、歯車列等からなる駆動伝達機構を介して駆動モータ(ともに図示しない)により回転駆動される。
本実施形態に係る液体現像装置54は、液体現像剤70を収容する収容タンク71を備えている。収容タンク71の内部には、現像剤担持体としての現像ローラ72と、塗布ローラ73と、汲み上げローラ74と、ドクタブレード75と、クリーニングブレード76と、一対の撹拌スクリュー77a、77bとが設けられている。現像ローラ72、塗布ローラ73、汲み上げローラ74、及び撹拌スクリュー77a、77bは、歯車列等からなる駆動伝達機構を介して駆動モータ(ともに図示しない)により回転駆動される。
液体現像剤70は、シリコンオイル等の非極性の絶縁性液体からなるキャリア液と、同キャリア液の中にトナーを高濃度で分散するように調整されている。撹拌スクリュー77a,77bは、前記液体現像剤70を循環・攪拌する。汲み上げローラ74は液体現像剤70にその一部が浸かっており、汲み上げた液体現像剤70を塗布ローラ73に接触回転して塗布ローラ73に液体現像剤70を塗布する。
塗布ローラ73の両端部を除く周面は、現像ローラ72に対する塗布領域Lとなる。具体的には塗布領域Lは、単一形状が四角型の凹部73a(図3(a)参照)や逆四角錐型の凹部73a(図3(b)参照)等の細かな凹部が一様に多数刻設され、格子状に配置されている。塗布ローラ73の長さ(幅方向の長さ)は、現像ローラ72の長さ(幅方向の長さ)よりも短くされており、塗布ローラ73の各端部のいずれもが、図5に示すように現像ローラ72の両端部から長さ方向に突出しないように配置されている。このように塗布ローラ73の長さ及びその両端部を上記のようにすることにより、現像ローラ72の両端面に、塗布ローラ73から液体現像剤の回り込みを防止するようにしている。そして、汲み上げローラ74により汲み上げられた液体現像剤70は、塗布ローラ73の凹部73a内に収容される。又、凹部73a内に収容された液体現像剤70は、塗布ローラ73に対してその回転方向とカウンタ当接された規制部材としてのドクタブレード75により、余分な液体現像剤70が除去(規制)されて計量される。
又、図4〜図6に示すように、塗布ローラ73の両端部周面には、彫刻部として螺旋状の溝80が刻設されている。螺旋状の溝80の巻方向は、塗布ローラ73が回転したとき、ドクタブレード75により塗布ローラ73の周面を移動する液体現像剤70が、溝80にガイドされて塗布ローラ73の幅方向(塗布ローラ73の長さ方向)の中央部側へ向かう方向とされている。
このため、塗布ローラ73が回転されると、液体現像剤70は、ドクタブレード75により、両端部周面上を移動するが、溝80内の液体現像剤70は、塗布ローラ73の幅方向(塗布ローラ73の長さ方向)の中央部側へ向かう。このため、溝80外の液体現像剤70も粘性により溝80内の液体現像剤70に引きずられて、塗布ローラ73の幅方向(塗布ローラ73の長さ方向)の中央部側へ向かう。この結果、塗布ローラ73の端面への液体現像剤70の回り込みが防止される。
そして、塗布ローラ73は、凹部73a内の液体現像剤70を現像ローラ72上に塗布することにより、現像ローラ72上に液体現像剤70の薄層を形成する。感光体ドラム51上の現像領域においては、この液体現像剤70によって潜像が現像される。又、現像後、現像ローラ72上に残留した液体現像剤70はクリーニングブレード76によって現像ローラ72上から除去される。
上記のようにして、本実施形態によれば、液体現像剤70の現像ローラ72の端面への回り込みが防止できる。
なお、前記実施形態では、彫刻部として溝80を凹設したが、塗布ローラ73の両端部周面に複数の突部を彫刻部として連続形成して螺旋状に配置したり、突条を螺旋状に配置してもよい。この突部又は突条の配置方向である塗布ローラ73に対する巻方向は、塗布ローラ73が回転したとき、ドクタブレード75により塗布ローラ73の周面を移動する液体現像剤70が、突部や突条にガイドされて塗布ローラ73の幅方向(塗布ローラ73の長さ方向)の中央部側へ向かう方向である。
なお、前記実施形態では、彫刻部として溝80を凹設したが、塗布ローラ73の両端部周面に複数の突部を彫刻部として連続形成して螺旋状に配置したり、突条を螺旋状に配置してもよい。この突部又は突条の配置方向である塗布ローラ73に対する巻方向は、塗布ローラ73が回転したとき、ドクタブレード75により塗布ローラ73の周面を移動する液体現像剤70が、突部や突条にガイドされて塗布ローラ73の幅方向(塗布ローラ73の長さ方向)の中央部側へ向かう方向である。
又、図7に示すように、溝80の代わりに、例えば、図3(a)に示すように、単一形状が四角型の凹部73aを連続的に螺旋状に形成したり、図3(b)に示すように逆四角錐型の凹部73aを連続的に螺旋状に形成したりしてもよい。すなわち、図3(a)や、図3(b)に示すような彫刻パターンが塗布ローラ73の塗布領域Lにも連続して螺旋状に形成されている。この塗布ローラ73に対する各螺旋の巻方向は、第1実施形態と同様である。なお、図7では、説明の便宜上、螺旋のピッチは大きく描いているが、液体現
像剤の搬送効率は、ピッチと塗布ローラ73の回転速度に関係するため、搬送効率を良
くするためには、塗布ローラ73の回転速度に応じてピッチを決定すればよい。こうすると、ドクタブレード75により、余分な液体現像剤70が除去(規制)されて、凹部73aに溜まる液体現像剤70が計量される。又、図7では、各端部から中央部にかけて1条の螺旋を形成しているが、多条の螺旋にして、ピッチ間の間隔をなくすようにすれば、液体現像剤70の搬送効率が高まり、好ましい。このようにしても、第1実施形態と同様の効果を奏する。
像剤の搬送効率は、ピッチと塗布ローラ73の回転速度に関係するため、搬送効率を良
くするためには、塗布ローラ73の回転速度に応じてピッチを決定すればよい。こうすると、ドクタブレード75により、余分な液体現像剤70が除去(規制)されて、凹部73aに溜まる液体現像剤70が計量される。又、図7では、各端部から中央部にかけて1条の螺旋を形成しているが、多条の螺旋にして、ピッチ間の間隔をなくすようにすれば、液体現像剤70の搬送効率が高まり、好ましい。このようにしても、第1実施形態と同様の効果を奏する。
51…感光体ドラム(潜像担持体)
54…液体現像装置
70…液体現像剤
72…現像ローラ(現像剤担持体)
73…塗布ローラ
75…ドクタブレード(規制部材)
80…溝
54…液体現像装置
70…液体現像剤
72…現像ローラ(現像剤担持体)
73…塗布ローラ
75…ドクタブレード(規制部材)
80…溝
Claims (3)
- 絶縁性液体中にトナーを分散した液体現像剤を担持する現像剤担持体と、現像剤担持体に液体現像剤を薄層化して塗布する塗布ローラと、前記塗布ローラ上の液体現像剤の量を規制する規制部材とを備え、潜像担持体に現像剤担持体上の液体現像剤薄層中のトナーを供給し静電潜像を現像する液体現像装置において、
前記塗布ローラの両端部に、螺旋状の彫刻部が形成され、同彫刻部にて、液体現像剤を塗布ローラの長さ方向中央部側に移動させることを特徴とする液体現像装置。 - 前記彫刻部は、溝であることを特徴とする請求項1に記載の液体現像装置。
- 絶縁性液体中にトナーを分散した液体現像剤を担持する現像剤担持体と、現像剤担持体に液体現像剤を薄層化して塗布する塗布ローラと、前記塗布ローラ上の液体現像剤の量を規制する規制部材とを備え、潜像担持体に現像剤担持体上の液体現像剤薄層中のトナーを供給し静電潜像を現像する液体現像装置において、
前記塗布ローラに、規則的な彫刻パターンが螺旋状に配置され、同彫刻パターンにて、液体現像剤を同塗布ローラの周面中央部側に移動させることを特徴とする液体現像装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008096872A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Seiko Epson Corp | 現像装置及びそれを用いた画像形成装置 |
JP2008197329A (ja) * | 2007-02-13 | 2008-08-28 | Seiko Epson Corp | 現像装置およびこれを備えた画像形成装置 |
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2003
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