JP4643116B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1ゲームに対して賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、表示状態を変化させることが可能な可変表示装置の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて所定の入賞が発生可能なスロットマシンに係わり、特に投入された遊技媒体の真偽を判別する遊技媒体判別装置を備えるスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のスロットマシンには、一般的に本体に設けられたメダル投入口から投入されたメダルの真偽を判別するメダルセレクタが備えられている。これらメダルセレクタは、メダル投入口から投入されたメダルが流下するメダル流下通路を有しており、この流路内でメダルの真偽が判別され、適正なメダルは本体内に誘導され、不適正なメダルは遊技者に返却されるように構成されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−84425号公報(第3−5頁、第1−6図)
【特許文献2】
特開2001−155206号公報(第2−6頁、第1−6図)
【特許文献3】
特開2001−155207号公報(第3−6頁、第1−22図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これら上記特許文献1〜3に記載されたメダルセレクタは、例えばメダルセレクタ内部でメダル詰まりが発生したり、センサ等が故障した場合や、メダルセレクタ内部が汚れた場合等においてメンテナンスが必要となることがあるため、スロットマシンの本体に対して容易に着脱することが出来るようにしたいといった要望があった。
【0005】
本発明はこのような問題点に着目してなされたもので、投入される遊技媒体の真偽を判別する遊技媒体判別装置を、スロットマシンの本体に容易に着脱することが出来るスロットマシンを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のスロットマシンは、
1ゲームに対して賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、表示状態を変化させることが可能な可変表示装置の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて所定の入賞が発生可能なスロットマシンであって、
前記スロットマシンの本体を構成する前面が開口する筐体と、
前記筐体の前面開口を開閉可能な前面扉と、
前記前面扉の前面側に設けられ、遊技媒体を投入するための遊技媒体投入口及び該遊技媒体投入口から下方に延設され該遊技媒体投入口に投入された遊技媒体を前記前面扉の後面側に誘導する遊技媒体誘導路を有する遊技媒体投入部材と、
前記遊技媒体誘導路の流出口から流出した遊技媒体が流入する四角形状の流入口が上面に形成されるとともに該流入口に流入した遊技媒体が流下する遊技媒体流下通路を備える直方体形状の本体を有し、該遊技媒体流下通路を流下する遊技媒体の真偽を判別する遊技媒体判別装置と、
前記前面扉の後面側における前記遊技媒体投入部材の下方位置に設けられ、前記遊技媒体判別装置の本体を前記前面扉の後面側に着脱自在に取り付けるための装置取付部材と、
前記装置取付部材に前記遊技媒体投入部材を取り付けるための取付部材と、
を備え、
前記装置取付部材は、
前記前面扉の後面側に固定され、前記遊技媒体判別装置の本体が配置される配置部と、
前記遊技媒体判別装置の本体の一側辺を回動自在に係止する第1の被係止部及び該第1の被係止部に係止された該遊技媒体判別装置の本体の他側辺を係止する第2の被係止部が設けられ、前記配置部の左右端部から後向きに屈曲形成される左右一対の装置取付片と、
前記配置部の上端部から後向きに屈曲形成される後向片の後端から上向きに屈曲形成され、前記取付部材を挿通可能な第1の取付穴が形成された投入部材取付片と、
が一体的に形成され、
前記遊技媒体投入部材は、前記装置取付部材に対して上方に取り外し可能に前記前面扉の前面側に配置され、前記取付部材を挿通可能な第2の取付穴が前記遊技媒体誘導路の流出口の近傍位置に形成された上下方向を向く被取付片を有し、前記前面扉の前面側に配置することにより合致される前記第1の取付穴と前記第2の取付穴とに、前記前面扉の後面側から前記取付部材を挿通することにより、前記被取付片を前記投入部材取付片に取り付け可能であり、
前記第1の取付穴は、前記配置部よりも上方位置に配置され、前記配置部に前記遊技媒体判別装置の本体が配置された状態において、前記第1の取付穴の近傍位置にて前記遊技媒体誘導路の流出口と前記遊技媒体流下通路の流入口とが互いに近接して対向配置され、該第1の取付穴と前記第2の取付穴とに挿通された前記取付部材を取り外し可能とされていることを特徴としている。
この特徴によれば、遊技媒体判別装置の本体は、装置取付部材の装置取付片に形成された第1の被係止部及び第2の被係止部に係止することで取り付けられるため、前面扉への遊技媒体判別装置の本体の着脱を工具等を用いることなく容易に行うことが出来る。また、遊技媒体投入部材が遊技媒体判別装置の本体とは別個に構成されることで、遊技媒体判別装置のメンテナンス時に邪魔になることがないばかりか、遊技媒体投入部材を遊技媒体判別装置の本体が取り付けられる装置取付部材に取り付けることで、遊技媒体投入部材を装置取付部材以外の箇所に取り付ける場合に比べ、遊技媒体判別装置の本体との位置関係に狂いが生じにくいので、遊技媒体投入部材の遊技媒体誘導路と遊技媒体判別装置の遊技媒体流下通路との間での遊技媒体詰まりの発生を防止出来る。
【0007】
本発明のスロットマシンの前記遊技媒体判別装置の本体は、
該遊技媒体判別装置の本体の左右側面下部から突設される軸ピンと、
該遊技媒体判別装置の本体の左右側面上部から突設される係止ピンと、
を備え、
前記左右一対の装置取付片は、
前記軸ピンを下方から受支可能な上向きに開放する溝状に形成された前記第1の被係止部としての軸受部と、
前記係止ピンを係止する上向きに開放する前記第2の被係止部としての凹部と、
一端が前記装置取付片に取り付けられるとともに、他端が前記凹部の上方位置に配置され、前記凹部側に向けて前記係止ピンを付勢可能に設けられた弾性係止片と、
を備え、
前記軸受部に前記軸ピンを受支させた状態で前記遊技媒体判別装置の本体を前側に回転させ、前記係止ピンを前記弾性係止片と前記凹部との間に押し込むことで、前記係止ピンが前記弾性係止片の弾性復帰力により付勢されて前記凹部に保持され、前記遊技媒体判別装置の本体が前記配置部に配置されるとともに、
前記軸受部に前記軸ピンが受支された前記遊技媒体判別装置の本体を、前記弾性係止片の弾性復帰力に抗して僅かに上昇させた状態で後側に回転させることで、前記係止ピンが前記凹部から逸脱し、前記配置部に配置された前記遊技媒体判別装置の本体が取り外し可能となることが好ましい。
このようにすれば、遊技媒体判別装置の本体を装置取付部材に取り付ける場合、軸ピンを軸受部に軸支させた状態で該軸ピンを中心に遊技媒体判別装置の本体上部を回動させて押し込む操作を行うだけで、弾性係止片の弾性復帰力にて係止ピンが凹部内に保持されるため、簡単に取り付けることが出来る。また、取り外したい場合には、軸ピンを中心に遊技媒体判別装置の本体上部を後側に引き出すように回動させる操作を行うだけで、弾性係止片及び凹部による係止ピンの係止作用が解除されるとともに、軸ピンを軸受部から簡単に離脱させることが出来るため、簡単に取り外すことが出来る。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施態様について図面を参照して説明する。
(1)スロットマシンの概略説明
まず、図1〜図5を参照してスロットマシンの概略構成について説明すると、図1はスロットマシン1を斜め前方から見た斜視図であり、図2は前面扉3を開放した状態のスロットマシン1を斜め前方から見た斜視図であり、図3はスロットマシン1の正面図であり、図4はスロットマシン1の筐体2内を示す正面図であり、図5はスロットマシン1の前面扉を示す背面図である。
【0012】
本実施例におけるスロットマシン1は、前面が開口する筐体2と、この筺体2の側端に回動自在に枢支された前面扉3と、から構成されており、前面扉3の裏面に設けられた施錠装置4(図5参照)の鍵穴4aに挿入した所定のキーを時計回り方向に回動操作することにより施錠が解除されて前面扉3を開放することができるようになっている。
【0013】
(1−1)前面扉の前面
前面扉3の前面上端部には、遊技効果LED130(図3参照)が内蔵された遊技効果LED部41が左右方向に延びるように設けられているとともに、左右側端部には、遊技効果LED131a〜131c(図3参照)が内蔵された発光部としての遊技効果LED部42L、及び遊技効果LED132a〜132c(図3参照)が内蔵された発光部としての遊技効果LED部42Rが、前面扉3の上部から下部にわたって一連に設けられている。これら遊技効果LED部41、42L、42Rにより囲まれた前面扉3の前面には、役構成等が印刷された上部パネル5、各種表示部が形成された遊技パネル6、タイトル等が印刷された下部パネル7が各々設けられている。なお、下部パネル7の内部には表示面を後方から照らす蛍光灯139が内蔵されている。下部パネル7の下方には、メダル払出穴9から払出されるメダルを受け入れるメダル受皿10が突設されている。なお、メダル受皿10の左側には灰皿13が設けられている。
【0014】
遊技パネル6と下部パネル7の間には、操作部8が遊技パネル6よりも前方に膨出するように形成されており、この操作部8には、遊技媒体であるメダルを投入可能なメダル投入部34や、各種操作ボタン35、36a、36b、37、40L、40C、40R、及びスタートレバー38等が設けられている。
【0015】
上部パネル5の左右側には、内部に設けられる高音スピーカ136L、136R(図5参照)から出力される音を放音する放音部12L、12Rがそれぞれ設けられているとともに、これら左右の放音部12L、12Rの間には、上部パネル5の後面に設けられる演出手段の一例である演出用リール91L、91C、91Rを透視するための透明な演出用透視窓11が印刷形成されている。
【0016】
この演出用透視窓11から視認できる各演出用リールの領域を、各演出用リールに対応させて左可変表示部92L、中可変表示部92C、右可変表示部92R(領域)と呼ぶ(図3参照)。この演出用可変表示部としての各可変表示部92L、92C、92Rからは、各演出用リールに描かれた複数の図柄のうち、連続する3つの図柄が上段、中段、下段の位置に表示される。
【0017】
遊技パネル6には、筐体2に内設された後述するゲーム用リール51L、51C、51Rを透視可能な透視窓14と、各種表示部16〜25、27〜33と、がそれぞれ印刷形成されている。
【0018】
遊技パネル6に設けられた各種表示部のうち、クレジット表示部31は、内蔵されたクレジット表示器109(図5参照)によりクレジットが表示される。クレジットとは、遊技者所有の有価価値としてスロットマシン1内部の記憶部に記憶されているメダル数である。このスロットマシン1では、クレジットとして記憶可能な価値の上限値が最大でメダル50枚分とされており、この上限値を越えるクレジットの加算更新の要求が発生した場合にはその上限を越えるメダルがメダル払出穴9から払出される。クレジット表示器109は、横並び状態で設けられた3個の7セグメント表示器からなり、3桁の数値を表示可能であるため、前記クレジットの上限が前記100枚以上となった場合にも対応出来るとともに、クレジットの表示として使用しない7セグメント表示器は演出のために使用することが出来るようになっている。
【0019】
ゲーム回数表示部32は、後述するビッグボーナス(以下BBと略称する)中に提供されるビッグボーナスゲーム(以下BBゲームと略称する)の残回数や、後述するレギュラーボーナス(以下RBと略称する)の残回数等が内蔵されたゲーム回数表示器108(図5参照)により表示される。さらにゲーム回数表示部32は、スロットマシン1に発生した各種の異常を表示する報知手段であるエラー表示器としても機能する。
【0020】
ペイアウト表示部33は、1ゲーム中に発生した入賞に基づいて遊技者に付与されるメダル枚数が入賞がある毎に、内蔵されたペイアウト表示器110(図5参照)により表示される。さらに、本実施例におけるスロットマシン1は、予め定められた入賞確率の値を例えば6つのパターンの設定値として記憶しており、前記ペイアウト表示部33には、この設定値が前記ペイアウト表示器110により表示されるようになっている。
【0021】
1〜3枚賭け表示部46〜48は、内蔵された1〜3枚賭けLED111〜113(図5参照)が、遊技者がゲームに賭数を設定した場合にその賭数に応じて点灯する。
【0022】
リプレイ表示部27は、リプレイ入賞が発生した場合に、その内部に内蔵されたリプレイLED114(図5参照)が点灯する。スタート表示部28は、賭数が設定されることによりスタート操作をすることが可能となった場合に、その内部に内蔵されたスタートLED115(図5参照)が点灯し、有効なスタート操作が検出されることにより消灯する。投入指示表示部30は、メダルを受付可能な状態である場合に、その内部に内蔵された投入指示LED117(図5参照)が点滅し、メダルを受付不可能な状態である場合に消灯する。
【0023】
ウェイト表示部29は、ウェイトタイム中にスタート操作が検出された場合に、その内部に内蔵されたウェイトLED116(図5参照)が点灯し、ウェイトタイムが経過した後に消灯する。ウェイトタイムは、ゲームがあまりに速く進行しすぎてしまうことを規制するために設定されたゲーム進行規制期間であり、このウェイトタイム中にスタート操作が検出されると、ウェイトタイムが経過した後にリールが始動するように設定されている。
【0024】
演出用表示部16〜25のうち演出用表示部17〜20は、リプレイ表示部27、ウェイト表示部29、スタート表示部28、投入指示表示部30と、演出用表示部21〜25は、1〜3枚賭け表示部46〜48と、各々同様に機能する表示部であり、これら各表示部に内蔵されたLED111〜117の点灯/消灯に応じて、各々対応する演出用表示部17〜25に内蔵された演出用ランプ141〜149(図5参照)が点灯/消灯する。また、演出用表示部16は、ビッグボーナス入賞やレギュラーボーナス入賞の発生が許容されている場合に、その内部に内蔵された演出用ランプ140(図5参照)が点灯するようになっており、ボーナス告知表示部として機能する。
【0025】
操作部8の上面右側には、メダル投入口34aが形成されたメダル投入部34が設けられているとともに、上面左側には精算ボタン37、1枚BETボタン36a、MAXBETボタン36bがそれぞれ設けられている。
【0026】
1枚BETボタン36aは、クレジットを使用してメダルを1枚分賭ける際に押圧するボタンであり、MAXBETボタン36bは、1ゲームにおいて許容される賭数の最大数(本実施例ではメダル3枚分)をクレジットの範囲内で賭ける際に押圧するボタンである。1枚BETボタン36aの表面には、該当する賭数である「1」の数字が刻設されているとともに、MAXBETボタン36bの内部には、MAXBETボタンLED121が内蔵されており(図5参照)、これらのMAXBETボタンLED121は、MAXBETボタン36bの操作により賭数を設定可能な状態にある場合に点灯し、賭数を設定不可能な状態の場合に消灯する。なお、1枚BETボタン36aの操作は内蔵された1枚BETスイッチ100に、また、MAXBETボタン36bの操作は内蔵されたMAXBETスイッチ101(図5参照)にて検出される。
【0027】
精算ボタン37は、記憶部に記憶されているクレジットの精算操作をする際に押圧するボタンであり、この精算ボタン37の押圧操作は、内蔵された精算スイッチ104(図5参照)にて検出され、クレジットとして記憶されている枚数のメダルがメダル払出穴9から払出されるようになっている。
【0028】
操作部8の前面には、スタートレバー38、ストップボタン40L、40C、40R、メダル詰まり解除ボタン35がそれぞれ設けられている。スタートレバー38は、ゲームを開始する際に操作するレバーであり、賭数の設定終了後においてスタートレバー38を操作することにより、その操作が内蔵されたスタートスイッチ102(図5参照)にて検出されリールユニット50の各リール51L、51C、51Rの回転が開始される。
【0029】
各ストップボタン40L、40C、40Rは、ゲームが開始した後にリール51L、51C、51Rの回転を停止させる際に操作するボタンであり、その操作は内蔵されたストップスイッチ103L、103C、103R(図5参照)にて検出されるようになっている。また、ストップボタン40L、40C、40Rの内部には操作有効LED122L、122C、122Rが、それぞれ内蔵されており(図5参照)、これら操作有効LED122L、122C、122Rは、対応するストップボタン40L、40C、40Rの操作が有効である場合に点灯し、操作が無効である場合に消灯する。
【0030】
メダル詰まり解除ボタン35は、メダル投入部34に投入されたメダルが内部で詰まった場合に、これを解消させる際に操作するボタンである。
【0031】
(1−2)筐体の内部
次に、筐体2内上部には、図2及び図4に示されるように、後述する遊技制御基板500が収容された遊技制御基板ボックス350が、背板153に取り付けられた基板取付部材351(図11参照)に取り付けられている。さらにその側方には、遊技制御基板500から出力されるコマンド等を外部に出力するための外部出力基板505が取り付けられている。
【0032】
筐体2内略中央部には、複数種の図柄が印刷された透光性を有する帯状のリールシートが外周に巻回されたリール51L、51C、51Rを有する可変表示装置としてのリールユニット50が設けられている。それぞれのリール51L、51C、51Rは、各々に対応して設けられたリールモータ54L、54C、54Rによりそれぞれ独立して縦方向に回転(駆動)、停止するように構成されており、各リール51L、51C、51Rが回転することにより、透視窓14には前記各種図柄が連続的に変化しつつ表示されるようになっている。
【0033】
透視窓14から視認できる各リールの領域を、各リールに対応させて左可変表示部49L、中可変表示部49C、右可変表示部49R(領域)と呼ぶ(図3参照)。この遊技用可変表示部としての各可変表示部49L、49C、49Rからは、各リールに描かれた複数の図柄のうち、連続する3つの図柄が上段、中段、下段の位置に表示される。
【0034】
各リール51L、51C、51Rには、それぞれのリールの回転基準位置を検出するリールセンサ56L、56C、56Rが備えられており、このリールセンサ56L、56C、56Rにより所定の図柄の停止位置を導出できるようになっているとともに、各リール51L、51C、51Rにおける特定の表示領域(上、中、下段の表示領域)を裏面から個別に照射可能な複数のリールランプ55La〜55Lc、55Ca〜55Cc、55Ra〜55Rcがそれぞれ上、中、下段に設けられており、これら各リールランプ55La〜55Lc、55Ca〜55Cc、55Ra〜55Rcは、透視窓14に表示される各図柄を後方から点灯するバックライトとして機能するようになっている。
【0035】
また、リールユニット50の背面には、各リールモータ54L、54C、54R、リールセンサ56L、56C、56Rの配線を遊技制御基板500に接続するためのリール中継基板503が設けられているとともに、リールユニット50の上面には、リールランプ55La〜55Lc、55Ca〜55Cc、55Ra〜55Rcからの配線が接続されるリールランプ中継基板504が設けられている。
【0036】
リールユニット50の下方には、メダル投入部34から投入されたメダルを貯留するホッパータンク57aを有するホッパーユニット57が設けられている。また、ホッパーユニット57の右側にはホッパータンク57aからオーバーフローしたメダルが貯留されるオーバーフロータンク59が設けられている。このオーバーフロータンク59内にはメダルを検出可能なフルセンサ60a、60bが設けられており、内部に貯留されたメダル貯留量が所定量以上となったことを検出できるようになっている。
【0037】
ホッパーユニット57の下方部分にはホッパーモータ62が設けられており、このホッパーモータ62が回転することによりホッパータンク57a内のメダルがメダル排出口63から排出される。排出されたメダルは、メダル排出口63の近傍に設けられる払出しメダルセンサ61により検出された後、後述するメダル返却通路部材73(図5参照)に形成されたメダル合流口74(図5参照)を通して内部に流入し、メダル払出穴9から払い出される。
【0038】
ホッパーユニット57の側方には、メイン電源をon/offするメインスイッチ部66と、エラーが生じた場合等において再びゲームを続行可能な状態にリセットする操作、及び入賞確率を変更可能とする操作を可能な設定/リセットボタン67と、自動精算機能をon/offする自動精算選択スイッチ部68と、自動打止め機能をon/offする打止め選択スイッチ部69と、遊技場の管理者等が所持する特定のキーを挿入可能な設定キー挿入部70と、が前面に設けられるとともに、電源基板502が内蔵された電源ユニット65が配設されている。
【0039】
本実施例では、設定キー挿入部70のon/off状態に関わらず、電源投入を行うことにより、その時点での自動精算選択スイッチ部68及び打止め選択スイッチ部69の状態にて設定されるとともに、設定/リセットボタン67がリセットボタンとして機能することになる。また、縦長長方形状の設定キー挿入部70が鉛直方向に対して左斜め45度のoffの状態で特定のキーを挿入してから時計回りに90度回転した状態、すなわちonの状態で電源投入を行う操作により、設定キースイッチ(図示略)のonが検出され、遊技状態の初期化、すなわち、遊技制御基板500内に設けられたRAM(図示略)の記憶内容の初期化が実行されるとともに、設定/リセットボタン67が設定ボタンとして機能することになり、この設定/リセットボタン67の操作により入賞確率、すなわち出玉率の変更が実行可能となる。
【0040】
設定キー挿入部70は、offの状態において、垂直方向に対して左斜め45度に傾斜した状態をなし、onの状態において、垂直方向に対して右斜め45度に傾斜した状態となるように設けられているため、設定キーによる回動操作が行いやすいとともに、遊技状態のリセット及び入賞確率の設定それぞれの機能を1つのボタン操作にて行うことが出来るようにしたことで、操作性が向上する。
【0041】
(1−3)前面扉の後面
次に、前面扉3の後面上部には、図5に示されるように、演出用ユニット90が取り付けられている。演出用ユニット90は、主に前方に開口する直方体状の演出用リール収容箱内に内蔵される演出用リール91L、91C、91Rと、前記演出用リール収容箱の後面側(図5中手前側)に取り付けられる演出制御基板501と、から構成されている。演出用リール91L、91C、91R内には、演出用リールセンサ127L、127C、127Rと、演出用リールLED128L、128C、128Rと、演出用リールモータ129L、129C、129Rと、が内蔵されている。
【0042】
また、演出用ユニット90の左右側には、高音スピーカ136L、136Rが放音部12L、12Rに臨むように取り付けられている。高音スピーカ136Lの後面側には、リールランプ55L、55C、55R及び各演出用ランプ140〜149が接続される演出用中継基板509が取り付けられている。また、スピーカ136Rの後方には、後述する遊技パネルユニット95に組み付けられる冷陰極管138a〜138c用の冷陰極管用インバータ124が取り付けられている。冷陰極管用インバータ124は、直方形状をなし、前面扉3の後面に対して縦向きに取り付けられている。
【0043】
さらに、前面扉3の後面上部における図中向かって演出用ユニット90の後側には、演出制御基板501に接続されるとともに、遊技効果LED130〜132、各スピーカ136L、136R、137(図15参照)、冷陰極管138a〜138c、蛍光灯139からの配線が接続されるドアベース中継基板506が設けられている。
【0044】
前面扉3の後面中央部には、遊技パネル6及び各種演出用装置が組み付けられる遊技パネルユニット95が組み付けられている。遊技パネルユニット95の前面側には、遊技パネル6及びリール51L、51C、51Rを上方から照らす発光色の異なる3本の冷陰極管138a〜138cが取り付けられている。
【0045】
また、遊技パネルユニット95の後面側には、演出用ランプ140〜144が搭載される演出用ランプ基板541と、演出用ランプ145〜149が搭載される演出用ランプ基板542と、各種表示器108〜110、120、各種LED111〜117が搭載される表示基板543と、演出用ランプ基板541、542の演出制御基板501への接続を中継するための演出用ランプ中継基板508と、が取り付けられている。なお、図5中の符号120は設定値表示器を示しており、この設定値表示器120が前面扉3の後面側に向けて取り付けられていることによって、電源ユニット65にて設定値の設定操作を行う際において、開放した前面扉3の前面のペイアウト表示部33を覗き込むことなく、設定値表示器120にて設定値を確認することが出来るため、操作性が向上する。
【0046】
遊技パネルユニット95の下方には、メダル投入部34から投入された正規なメダルのみを後述するホッパータンク57aに導く投入メダルセレクタ71が設けられている。直径や厚みの異なる不正メダルは、この投入メダルセレクタにより振り分けられて、メダル返却通路部材73を介してメダル払出穴9から返却される。
【0047】
投入メダルセレクタ71の下流側には、流下するメダル流路を選択的に切替可能とする流路切替ソレノイド107が設けられている。通常時において流路切替ソレノイド107は励磁されており、この状態において流下するメダルは投入メダルセンサ106a〜106cにより検出された後、メダル誘導樋72を流下してホッパータンク57a内に貯留されるようになっている。また、メダル投入が不可能な場合には、流路切替ソレノイド107の励磁が解除されて流路が切替わって、メダル返却通路部材73を介してメダル払出穴9から返却される。
【0048】
また、投入メダルセレクタ71の側方には、操作部8に設けられる各種操作部からの遊技制御基板500への配線接続を中継するための操作部中継基板507が、合成樹脂材により構成された基板カバー914内に被覆された状態で設けられている。さらにこの操作部中継基板507の下方には、前面に設けられる蛍光灯139用の蛍光灯用インバータ125が取り付けられている。
【0049】
さらに、メダル返却通路部材73を挟んで蛍光灯用インバータ125の反対側には、スピーカ取付用のスピーカ取付穴75が横向き楕円形状のリブ周りに4個設けられており、スピーカを取り付けることが出来るようになっている。
【0050】
(1−4)遊技状態の説明
次に、遊技者が遊技(ゲーム)を行うための操作や、該操作に伴う各種装置の作動状況を説明する。
【0051】
ゲームを開始する場合は、メダルやクレジットを使用して所望の大きさの有価価値を賭けて所望の大きさの賭数を設定する。賭数は、メダルをメダル投入部34から投入するか、あるいはクレジットを使用することにより設定できるようになっている。クレジットを使用するにはMAXBETボタン36b、または1枚BETボタン36aを押圧すれば良い。
【0052】
遊技者により賭数が「1」に設定されると入賞ラインL1が有効となり、賭数が「2」に設定されると入賞ラインL1、L2、L2’が有効となり、賭数が「3」に設定されると入賞ラインL1、L2、L2’、L3、L3’が有効となる。
【0053】
そして少なくとも「1」の賭数が設定された時点でスタートレバー38の操作が有効に受付けられる状態、すなわち、ゲームが開始可能な状態となる。
【0054】
尚、このような賭数に応じて有効化される入賞ラインの本数、及び形状等は任意に変更可能であり、本実施例の形態に限定されるものではない。また、賭数に応じて有効化される入賞ラインの本数も任意に設定変更可能である。
【0055】
ゲームが開始可能な状態でスタートレバー38を押圧操作すれば、各リール51L、51C、51Rが回転し、透視窓14には複数種類の図柄が連続的に変化するように表示される。各リール51L、51C、51Rの回転が開始されてから所定時間が経過すれば各ストップボタン40L、40C、40Rの操作が有効になり、この状態で遊技者がいずれかのストップボタン40L、40C、40Rを押圧操作すれば、対応するリールの回転が停止され、透視窓14からは対応する可変表示部の上、中、下段に図柄が表示される。
【0056】
また、遊技者がストップボタン40L、40C、40Rを押圧操作しない場合には、一定時間が経過した時点で自動的に各リール51L、51C、51Rの回転が順次停止する。
【0057】
そして全てのリール51L、51C、51Rが停止された時点で、賭数に応じて有効化されたいずれかの入賞ラインL1、L2、L2’、L3、L3’上に予め定められた図柄の組合せが表示された場合は入賞となり、入賞内容に対応して予め定められた所定枚数のメダルが遊技者に対してクレジットとして払出される。また、クレジットが上限数に達した場合には、メダルが直接メダル払出穴9から払い出される。
【0058】
また、特に予め定められた特別図柄の組合せが表示されて大当たり入賞した場合にあっては、メダルの払出しが行なわれるとともに、通常遊技状態とは異なるとともに、遊技者にとって有利な、すなわち大量のメダルを獲得できるビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)が遊技者に対して遊技価値として付与されるようになっている。
【0059】
尚、このように入賞することにより遊技者に対して付与される「遊技価値」は、メダル及びクレジット等の有価価値に限らず、上記のように大当たり入賞した場合において遊技者に対して付与されるBBやRB等、遊技に関連する特典全てを含む。
【0060】
本実施例では、各リール51L(左リール)、リール51C(中リール)、リール51R(右リール)の周面に、「白7」、「BAR」、「スイカ」、「ベル」、「チェリー」、「プラム」の図柄(図3参照)が各リールに21個配列されており、通常遊技状態において「白7−白7−白7」、「BAR−BAR−BAR」、「チェリー−Any−Any」、「スイカ−スイカ−スイカ」、「ベル−ベル−ベル」、または「プラム−プラム−プラム」の組合せが入賞の対象とされており、そのうち白7の図柄、及びBARの図柄のみが遊技者にとって利益の大きな賞である特別入賞(BB入賞、RB入賞)の対象となる特別図柄とされ、その他スイカ、チェリー、ベルまたはプラムの図柄は遊技者にとって利益の小さな賞である小役入賞の対象となる小役図柄とされている。
【0061】
通常遊技状態において、「チェリー−Any−Any」、「スイカ−スイカ−スイカ」、「ベル−ベル−ベル」、の組合せが有効化された1つの入賞ライン上に揃った場合には、その図柄の組合せに応じて予め定められた所定枚数のメダルが遊技者に付与される。
【0062】
具体的には、左リール51Lに描かれた「チェリー」の図柄は単図柄と呼ばれるマークであり、この単図柄が有効な1本の入賞ライン上で停止表示された場合には例えば2枚のメダルが遊技者に付与される。また、「スイカ−スイカ−スイカ」の組合せが有効化された1つの入賞ライン上に揃った場合には、例えば12枚のメダルが付与される。また、「ベル−ベル−ベル」の組合せが有効化された1つの入賞ライン上に揃った場合には、9枚のメダルが付与される。
【0063】
また、賭数に応じて有効化された入賞ラインが複数本存在する場合において、前述したようにメダルが払出される図柄の組合せが複数本の入賞ライン上において同時に成立した場合には、各入賞ライン上の図柄の組合せによって付与されるメダル枚数の合計枚数に相当するメダルが付与されるのが原則である。しかし、1ゲームにおいて遊技者に付与されるメダルの上限が15枚と定められているために、15枚を越える場合にはその16枚目以降のメダルが無効となる。
【0064】
また、「プラム−プラム−プラム」の組合せが有効化された1つの入賞ライン上に揃った場合には、当該ゲームと同一の賭数にて次回のゲームを実施可能なリプレイ(再遊技)ゲームが付与される。
【0065】
また、通常遊技状態において有効化されたいずれかの入賞ライン上に「BAR−BAR−BAR」の図柄が揃えば、RB入賞したことになり、「BAR−BAR−BAR」の図柄が揃ったことの対価として15枚のメダルが払出されるとともに、遊技者にとって有利なレギュラーボーナス(RB)が発生し、以下に説明するレギュラーボーナスゲーム(RBゲーム)が遊技者に対して付与される。具体的に説明すると、このRBが発生した場合には、プラム図柄の揃目が揃うことにより15枚のメダルが払出されるJac入賞が高確率で発生するRBゲームが最大で12回提供されるとともに、このRBゲームが12回実行されるか、あるいはRBゲームが12回に達する前にJac入賞が8回発生するか、いずれかの条件が満たされた時点で終了する。したがって、遊技者は12回のRBゲーム中に最大8回のJac入賞の機会を得ることができる。
【0066】
また、通常遊技状態において、有効化された入賞ライン上に、「白7−白7−白7」が揃えば、BB入賞したことになり、「白7−白7−白7」の図柄が揃ったことの対価として15枚のメダルが払出されるとともに、遊技者にとって有利な特別遊技状態としてのビッグボーナス(BB)が発生し、以下に説明する小役ゲームとRBが遊技者に対して付与される。
【0067】
具体的に説明すると、このBBが発生した場合には、まず、遊技状態が通常遊技状態から小役ゲームに移行する。小役ゲームでは、対象となる小役図柄の組み合わせが揃って所定枚数のメダルの払出しを伴う入賞が比較的高確率で発生するBBゲームが最大で30回提供される。
【0068】
また、BBゲームを30回実行するまでの間にプラム図柄の揃目が揃ってJacIn入賞した場合には、所定枚数のメダルが付与されるとともに、レギュラーボーナス(RB)に移行して前述したRBゲームが最大で12回提供され、このRBゲームが12回実行されるか、或いはRBゲームが12回に達する前にJac入賞が8回発生するか、いずれかの条件が満たされた時点で終了する。このRBは、BB中において移行可能な最大回数が規定されており、本実施例では最大で3回移行し得るように規定されている。
【0069】
そしてBBは、小役ゲーム中に30回のBBゲームを実行した場合か、或いは30回のBBゲームを実行する前にRBへ3回移行し、3回目のRBが終了した場合のうち、いずれかの条件が満たされた時点で終了する。
【0070】
以上、実施形態に係る遊技機としてのスロットマシン1の全体の概略構成及び遊技内容について説明してきたが、次には、スロットマシン1の構造について詳細に説明する。スロットマシン1は、前述したように筐体2と前面扉3とから構成されているので、以下それぞれに分けて説明する。
【0071】
(2)筐体
筐体2は、前述したように、上部の天板150と、左側板151L及び右側板151Rと、下部の底板152と、背面の背板153と、によって直方体状に組み付けられ、その内部には、主に遊技制御基板ボックス350、リールユニット50、ホッパーユニット57、電源ユニット65、オーバーフロータンク59等が収容されている。
【0072】
そこで、まず、筐体2の外形を構成する天板150、側板151L、151R、底板152、背板153について図6〜図10を参照して説明する。図6はスロットマシン1を示す背面図であり、図7はスロットマシン1を示す右側面図(左側面図は右側面図と同一のため省略する)であり、図8(a)はスロットマシン1を示す平面図であり、(b)はスロットマシン1を示す底面図であり、図9は筐体2と前面扉3との関わりを示す要部拡大平面図であり、図10は一部の部材が組み付けられた状態の筐体2を示す正面図である。
【0073】
(2−1)背板
背板153には、図6に示されるように、その上部に後述する遊技制御基板ボックス350を取り付けるための開口部としての基板取付用開口154が開設されている。基板取付用開口154の長方形部の一方の短辺部の外側には膨出部154aが形成されているとともに、各角部はR形状に加工されている。この基板取付用開口154は、背板153の前面側から取り付けられる遊技制御基板ボックス350を取り付けるための基板取付部材351(図10参照)にて閉塞される。
【0074】
基板取付用開口154の側方には、円形の外部接続配線通し穴157が開設されており、前記外部出力基板505からの配線を外部に引き出すことが出来るようになっており、引き出した配線は、例えば、遊技場の管理コンピュータに接続される。基板取付用開口154のやや下部には、溝状に形成される放熱穴155が水平方向に複数個形成されている。
【0075】
放熱穴155のさらに下方には、自動循環補給装置接続開口156が形成されている。この自動循環補給装置接続開口156は、遊技場の設置台にメダルの自動循環補給装置が付設されている場合において、接続開口閉塞部材212(図10参照)を取り外すことにより自動循環補給装置の補給ホース(図示略)を筐体2の内部に収容できるようになっており、補給ホースは、筐体2の内部に設けられるホッパーユニット57のホッパータンク57aの上部に臨むようになっている。
【0076】
また、背板153の下部には、前面扉3の軸支側に縦長矩形状の電源ユニット用放熱開口158が開設されており、その側方には、低音用のスピーカが取り付けられるスピーカ用開口159が開設されている。電源ユニット用放熱開口158は、電源ユニット65から発生する熱を外部に放出するものであり、その下部側方に形成された膨出部158aから電源ユニット65に接続される電源線が外部に引き出される。スピーカ用開口159には、低音スピーカ137(図11参照)が臨むように取り付けられ、そのスピーカ用開口159には、スピーカ保護網216(図10参照)が背板153の外側からタッカー(ステプラー針の大型のもの)で止着される。
【0077】
スピーカ用開口159のさらに側方には、円形のエンプティセンサ配線通し穴161が形成されている。このエンプティセンサ配線通し穴161は、自動循環補給装置が付設されている場合に、後述するホッパータンク57aに取り付けられるエンプティセンサ(図示略)からの配線を外部に引き出すためのものである。
【0078】
(2−2)側板
左側板151L及び右側板151Rの上下方向中央部よりやや下方位置には、図7に示されるように、スロットマシン1を運搬する場合に指先を入れて持ち運ぶための運搬用凹部15L、15R(図1参照)を形成するための運搬用開口162L、162Rが形成されている。この運搬用開口162L、162Rには、後述する取手部材211L、211R(図4及び図10参照)が筐体2の外側から嵌合されることにより閉塞されて運搬用凹部15L、15Rが形成されることになる。また、この運搬用開口162L、162Rの外面側の周縁部には、取手部材211L、211Rのフランジ部を収容する収容溝163L、163Rが環状に凹設されている。
【0079】
また、左側板151L及び右側板151Rの前端面は、下端部から上端部に向かって後方に傾斜する傾斜面状に形成されており、前面扉3の後面も同じ方向に傾斜する傾斜面状に形成されている。これらの傾斜角度は、図7に示されるように、鉛直方向を向く基準線Pに対して約5.5度上端部側が後方に傾いており、これは、左側板151L及び右側板151Rの前端面を鉛直方向に向けて形成した場合よりも、前面扉3により筐体2の前面開口を閉塞した際において前面扉3の荷重が左側板151L及び右側板151Rの前端面にかかりやすくなり、前面扉3の閉塞時において前面扉3と筐体2との間に隙間が形成されにくくなるためであり、これにより両者の間に形成される隙間から針金等の異物を挿入すること等による不正行為が防止される。
【0080】
なお、前面扉3に組み付けられる上部パネル5及び下部パネル7は、鉛直方向を向く基準線Pとほぼ平行をなすように、すなわち、ほぼ鉛直方向を向くように組み付けられているとともに、遊技パネル6は、鉛直方向を向く基準線Pに対して約10度上端部側が後方に傾くように組み付けられている。これら角度は、スロットマシン1は設置時において遊技者の目線が遊技パネル6のやや上部付近にくることを前提として設計されている。すなわち、特に遊技者が最も注目する可変表示部を透視可能な透視窓14(図1、図3参照)が形成された遊技パネル6に関しては、遊技者からの視認性を最も考慮して前記約10度の傾斜角度をつけて組み付けられており、また、上部パネル5及び下部パネル7に関しては、遊技者はもちろん、遠方からの表示内容の視認性を考慮して傾斜をつけずに組み付けられている。
【0081】
また、図8及び図9に示されるように、左側板151Lの前端面には、前面扉3が回動する際において前面扉3における回動軸側端部と干渉するのを回避するための円弧状の切欠凹部166が上下方向にわたって凹設されている。この切欠凹部166は、左側板151Lの前端面における外端部から筐体2の内側に向かって凹むように設けられている。
【0082】
(2−3)天板及び底板
天板150の前端面150aにおける左側板151L側の端部には、図8(a)、(b)に示されるように、前面扉3が回動する際にその端部が干渉するのを回避するための円弧状の切欠凹部167が外向きに凹設されている。切欠凹部167の曲率は、左側板151Lの前端面に形成された切欠凹部166と同一とされているため、前記切欠凹部166の内面上部と切欠凹部167の内面とで連続する円弧状の凹面が形成されるようになっている。
【0083】
また、底板152の前端面152aにおける左側板151L側の端部には、前記切欠凹部166の内面上部と切欠凹部167の内面とにより連続的に形成される円弧状の凹面と同形をなす切欠凹部168が形成されており、この切欠凹部168における左側板151L側端部内面は、前記切欠凹部166の内面に連続するようになっている。
【0084】
このように筐体2側に切欠凹部166及び切欠凹部167、168が形成されていることで、図9(a)、(b)に示されるように、前面扉3を開閉する際において、前面扉3の回動軸側端部と天板150、側板151L、151R、底板152の前端面との干渉が回避される。よって、例えば前面扉3を筐体2に回動自在に枢支するために特殊な蝶番(例えば多関節蝶番)等を用いる必要がなく、コストを低減できるとともに、切欠凹部166は左側板151Lの前端面における外端部から筐体2の内側に向かって凹むように設けられているため、図9(a)に示されるように前面扉3を閉塞した状態において左側板151Lの前端面と前面扉3の後端面との間に隙間が生じることがないので、外部からの不正行為が効果的に防止される。
【0085】
また、天板150は、その後部側に左右方向を向く溝状の上部放熱穴164が左右に4つずつ形成されている。このように上部放熱穴164を細長溝状として複数設けることで、放熱効果を低減することなく、かつ、外部からの不正行為を極力行いにくくすることが出来る。また、天板150と対向する底板152には、スロットマシン1を遊技場の設置島に設置した際に当該設置島にメダルの自動循環補給装置が付設されている場合に、スロットマシン1内でオーバーフローしたメダルを回収樋へ排出するためのメダル回収開口165が開設されている。
【0086】
なお、図8(b)中に示される符号270は、メダル受皿10を前面扉3に取り付けるためのネジ(図示略)が螺入されるメダル受皿取付用ネジ穴であり、271は、メダル受皿10の上面に設けられるメダル受板273(図69参照)をメダル受皿10に取り付けるためのネジ(図69参照)が螺入されるメダル受板取付用ネジ穴である。
【0087】
そこで、筐体2の組付けを補強する構成について、図4及び図11〜図14を参照して説明する。図11は筐体2の内側に取り付けられる各種の補強用部材と筐体2との関係を示す分解斜視図であり、図12は上部及び底部枠板を示す斜視図であり、図13は左右の枠板を示す斜視図であり、図14はリールユニット取付片及びリールユニット係止片を示す斜視図を示す斜視図である。
【0088】
(2−4)上部枠板
天板150の前方開放側には、上部枠板170がネジによって取り付けられる。上部枠板170は、図12に示されるように、横長の平板部に適宜間隔を置いて3つのネジ穴176が穿設されている。また、平板部の両端から下方に向けて垂下片177a、177bが垂下され、その垂下片177a、177bには連結止め穴178a、178bが形成されている。しかして、図11に示されるように上部枠板170を天板150の前方開放内側に当接させた状態でネジ179aをネジ穴176に止着することにより、上部枠板170を天板150に固定することができる。なお、図12に示されるように、平板部における前方左側の角部には、前記切欠凹部167に対応する切欠凹部170aが形成されているとともに、平板部の下面における切欠凹部170aの周囲には防犯壁208が垂設されている。
【0089】
また、連結止め穴178a、178bは、次に説明する左側部枠板171の最上部のネジ穴180と右側部枠板172の最上部のネジ穴181と対応しているため、ネジ179bで止着する際には、上部枠板170と左側部枠板171及び右側部枠板171とが上部枠板170の両端で連結した状態で筐体2の内側に止着することになる。ただし、垂下片177a、177bが左側部枠板171及び右側部枠板172の内側に位置するため、先に左側部枠板171及び右側部枠板172を筐体2に取り付けておいた方が望ましい。
【0090】
更に、上部枠板170を天板150に取り付けた状態では、特に詳細な図示はしないが、その前端部が天板150の前端縁よりも若干前方に突出するため、前面扉3を閉じた状態においては、この前端部が前面扉3側に侵入した状態となって筐体2と前面扉3との上方の隙間を塞ぐようになっている。したがって、筐体2と前面扉3との上方の隙間から針金等の異物を挿入して不正行為を行なうことができない。
【0091】
(2−5)左側部枠板
左側部枠板171は、図13に示されるように縦長の平板部材であり、その平板部には、適宜間隔をおいて8個のネジ穴180と、上部連結止め穴180a及び下部連結止め穴180bが形成されており、図11に示されるように、その上部連結止め穴180aにネジ179bを、下部連結止め穴180bに後述するネジ200cを、8個のネジ穴180にネジ182aを止着することにより、左側部枠板171を左側板151Lの開放側端部に固着することができる。
【0092】
左側部枠板171の先端辺には、防犯突片183が上下方向に延設されている。この防犯突片183は、特に詳細な図示はしないが、左側板151Lに取り付けられた状態で、左側板151Lの前端縁よりも前方に突出した状態となる。このため、前面扉3を閉じた状態においては、この防犯突片183が前面扉3側に侵入した状態となって筐体2と前面扉3との左側の隙間を塞ぐようになっている。したがって、筐体2と前面扉3との左側の隙間から針金等の異物を挿入して不正行為を行なうことができない。
【0093】
また、防犯突片183の前端部における上下所定箇所には、前面扉3を回動自在に枢支するための枢軸184H、184Lがそれぞれ固着されている。枢軸184H、184Lは、それぞれ防犯突片183に固定される固定部184bと、固定部184bの上端部に突設される軸部184aと、からなり、軸部184aの先端は先細り状に形成されている。よって、8個のネジ穴180のうち、枢軸184H、184Lが固着される部分に対応してそれぞれ2つずつ穿設されて、枢軸184H、184L部分が強固に左側板151Lに固着されるようにしている。
【0094】
(2−6)右側部枠板
右側部枠板172は、図13に示されるように、その上下2ヵ所に内向きの係合突片185H、185Lが突設された縦長の平板部材であり、その平板部には適宜間隔をおいて4個のネジ穴181と、上部連結止め穴181a及び下部連結止め穴181bが形成されており、図11に示されるように、その上部連結止め穴181aにネジ179bを、下部連結止め穴181bに後述するネジ200cを、4個のネジ穴181にネジ182bを止着することにより、右側部枠板172を右側板151Rの開放側端部に固着することができる。また、下部の係合突片185Lのさらに下方には、内向きに屈曲形成された前後方向を向く載置片186が突設されている。
【0095】
係合突片185H、185Lは、右側板151Rに対して直交する方向に突設されるものであるが、これは、前面扉3側に設けられる右側部錠板金の係合片(図示略)と係合するためのものである。また、載置片186は、前面扉3を閉じた際において、前記右側部錠板金に設けられるガイドローラ(図示略)が乗り上げて前面扉3を下方から支持する支持片として機能するものであり、その前端部はやや下向きに傾斜するように屈曲されており、前記ガイドローラを載置片186上面に案内する案内片186aとして形成されている。
【0096】
また、右側部枠板151Rの先端辺には、防犯突片187が上下方向に延設されている。この防犯突片187は、特に詳細な図示はしないが、右側板151Rに取り付けられた状態で、右側板151Rの前端縁よりも前方に突出した状態となる。このため、前面扉3を閉じた状態においては、この防犯突片187が前面扉3側に侵入した状態となって筐体2と前面扉3との左側の隙間を塞ぐようになっている。したがって、筐体2と前面扉3との左側の隙間から針金等の異物を挿入して不正行為を行なうことができない。
【0097】
(2−7)底部枠板
底部枠板173は、図11に示されるように、底板152上面に載置固定するように取り付けられるものであり、その詳細は特に図12に示されるようになっている。即ち、底部枠板173は、平板面に形成された2個のネジ穴199a及び後述するホッパーユニット係合レールの取付片上に形成されたネジ穴199bにネジ200a、200bを止着することにより底板152の上面に固着される。また、板材の左右二辺の側端部には、上向きに折曲形成された上向き折曲片197a、197bが形成されており、その上向き折曲片197a、197bには連結止め穴198a、198bが穿設されている。
【0098】
連結止め穴198a、198bは、前述した左側部枠板171及び右側部枠板172の最下部の連結止め穴180b、181bとそれぞれ対応しているため、ネジ200cで止着する際には、この底部枠板173及び前述した上部枠板170と、左側部枠板171及び右側部枠板172と、が底部枠板173及び上部枠板170の両端で連結した状態で筐体2の内側に止着されることになる。ただし、上向き折曲片197a、197bが左側部枠板171及び右側部枠板172の内側に位置するため、先に左側部枠板171及び右側部枠板172を筐体2に取り付けておいた方が望ましい。
【0099】
また、平板面には、ホッパーユニット57の後述するホッパーユニット支持片265a、265bがスライド係合するホッパーユニット係合レール201a、201bが止着されている。平板面におけるホッパーユニット係合レール201a、201bの後端辺は、上向きに屈曲形成されてホッパーユニット57のホッパーユニットストッパ片202とされており、ホッパーユニット係合レール201a、201bに沿ってホッパーユニット支持片265a、265bを後方に向けてスライドさせて押し込むことにより、ホッパーユニット支持片265a、265bの後端部がホッパーユニットストッパ片202に当接して後方移動が規制され、ホッパーユニット57の前後位置が決定されるようになっている。また、ホッパーユニット57を取り外す際には、ホッパーユニット57を手前側に引き抜くことにより底部枠板173から取り外すことができる。なお、ホッパーユニットストッパ片202の左側端部には、ホッパーユニット57から延設される種々の配線を束ねるクリップ部材(図示略)を取り付けるための穴部203が形成されている。
【0100】
また、底部枠板173の左右側後部は、電源ユニット65及びオーバーフロータンク59を収容するとともに、底板152に形成されたメダル回収用開口165を上方に開放するために切り欠かれている。
【0101】
底部枠板173の先端縁は、特に詳細な図示はしないが、底板152に取り付けた状態において、底板152の先端部よりも前方に突出するようになっている。これにより、前面扉3を閉じた状態においては、底部枠板173の先端が前面扉3側に侵入して筐体2と前面扉3との底部の隙間を塞ぐようになるので、筐体2と前面扉3の底部の隙間から針金等の異物を挿入する不正行為を確実に防止することができる。なお、底部枠板173の左側前端角部には、前記切欠凹部168に対応する切欠凹部205が形成されているとともに、切欠凹部205を囲むように防犯壁204が立設されている。
【0102】
リールユニット取付片174及びリールユニット係止片175は、図11に示されるように、背板153の前面における放熱穴155の上下に左右方向を向くように取り付けられており、その詳細は、図14に示されるようになっている。
【0103】
(2−8)リールユニット取付片
リールユニット取付片174は、図14に示されるように横長の平板部材であり、その平板部には適宜間隔を置いて6個のネジ穴188が形成され、図11に示されるようにそのネジ穴188にネジ189を止着することにより背板153に固着される。平板部の左右端部には、それぞれリールユニット50の上部に設けられた取付金具(図示略)が当接する側面視略L字状の当接片190L、190Rが下向きに連設されており、これら当接片190L、190Rには、前記取付金具を当接片190L、190Rから離脱不能に固定するための固定片191L、191Rが、当接片190L、190Rに突設された軸部材192L、192Rを介して回動自在に取り付けられている。なお、固定片191L、191Rには操作片191c、191cが屈曲形成されている。
【0104】
また、当接片190L、190Rの下端辺の一部は、前方に向けて屈曲形成されたリールユニット位置決め片193L、193Rとなっており、これら左右のリールユニット位置決め片193L、193Rにリールユニット50の左右方向のずれが規制されるようになっている。
【0105】
(2−9)リールユニット係止片
リールユニット係止片175は、図14に示されるように横長の平板部材であり、その平板部には適宜間隔を置いて3個のネジ穴194が形成され、そのネジ穴194にネジ195を止着することにより背板153に固着される。平板部の上端辺は側面視略L字状をなすように屈曲形成されており、背板153への固着時において、背板153の前面との間にリールユニット50の下部に設けられる係止金具(図示略)を差し込み可能な隙間が形成されるようになっている。
【0106】
(2−10)フルセンサ
背板153の前面におけるオーバーフロータンク59の配置位置後方には、左右一対のフルセンサ60a、60bが取り付けられる。フルセンサ60a、60bは、図11に示されるように、それぞれ背板153に対して平行をなす取付片部と、該取付片部から前向きに屈曲するセンサ部とからなる略L字状の金属片からなり、取付片部に形成されたネジ穴217a、217bにネジ218a、218bを止着することにより、背板153の前面におけるスピーカ用開口159の右側側方に固着される。フルセンサ60a、60bは、その先端のセンサ部が互いに所定間隔離れて位置するが、オーバーフロータンク59内に多量のメダルが貯留されてくると、ついには貯留されたメダル(金属製)によってフルセンサ60a、60bのセンサ部が導通した状態となってオーバーフロータンク59がメダルで満杯状態(Full状態)になったことを検出することができる。
【0107】
(2−11)電源ユニット押え金具
背板153の前面における電源ユニット用放熱開口158の上部には、電源ユニット65の上面を押さえる電源ユニット押え金具210が取り付けられる。電源ユニット押え金具210は、図11に示されるように、平板部に形成された2個のネジ穴219にネジ220を止着することにより背板153の前面におけるスピーカ用開口159の左側方に固着される。平板部の下端辺は前向きに屈曲形成されて押え片とされており、この押え片により電源ユニット65の上下のがたが防止されるようになっている。
【0108】
以上、筐体2の内部に取り付けられて筐体2を補強する金属製の上部枠板170、左側部枠板171、右側部枠板172、底部枠板173及びリールユニット50を取り付けるためのリールユニット取付片174及びリールユニット係止片175について説明してきたが、筐体2の内部で上部枠板170、左側部枠板171、右側部枠板172、及び底部枠板173が四角形状に連結されるので、筐体2に外力が加えられても簡単に変形しないし、十分な強度を保持している。
【0109】
(2−12)アルミシート
背板153の前面には、図11に示されるようなアルミシート206が、その後面に予め塗布された粘着剤を介して貼着される。すなわち、リールユニット取付片174及びリールユニット係止片175は、このアルミシート206の前面に固着される。このように導電性を有するアルミシート206が木製の背板153の前面に貼着されることで、筐体2内部の各種装置や部材、特にはリールユニット50で静電気が発生しても特にアースをしなくても全体的に自然放電することができ、遊技制御基板500等への悪影響を防止することができる。
【0110】
なお、このアルミシート206は、図11に示されるように、基板取付用開口154に対応する基板取付用切欠154’、放熱穴155に対応する放熱穴155’、自動循環補給装置接続用開口156に対応する自動循環補給装置接続用開口156’、外部接続配線通し穴157に対応する外部接続配線通し穴157’、電源ユニット用放熱開口158に対応する電源ユニット用放熱開口158’、スピーカ用開口159に対応するスピーカ用開口159’、エンプティセンサ配線通し穴161に対応するエンプティセンサ配線通し穴161’がそれぞれ形成されているとともに、オーバーフロータンク59の後方に設けられるフルセンサ60a、60bの取付け位置に対応する箇所には切欠部207が形成されているとともに、前記各種枠板等のネジ穴に対応する箇所には複数の孔部が予め形成されている。
【0111】
さらに、上部枠板170、左側部枠板171、右側部枠板172、底部枠板173が連結されているので、いずれかの箇所で静電気が発生しても特にアースをしなくても全体的に自然放電することができ、遊技制御基板500への悪影響を防止することができる。
【0112】
次に、各種枠板170〜173及びリールユニット取付片174、リールユニット係止片175が取り付けられた筐体2には、図15に示されるように、低音スピーカ137、取手部材211L、211R、接続開口閉塞部材212、スピーカ保護網216、防犯用網209が装着される。以下、これら各種部材の詳細を図15、図16に基づいて説明する。図15は筐体2に装着される各種部品と筐体2との関係を示す斜視図であり、図16(a)は取手部材を側板151Lに嵌合する状態を示す斜視図であり、(b)は取手部材が側板151Lに嵌合された状態を示す斜視図であり、(c)は(b)のA−A断面図である。
【0113】
(2−13)低音スピーカ
低音スピーカ137は、その周囲に形成された取付片213の角部に形成されたネジ穴214にネジ215を止着することにより、背板153のスピーカ用開口159に臨むように後向きに固着される。よって、ゲームの進行に関連して低音スピーカ137から出力される各種効果音は筐体2の外部後方に向けて放音されることになる。また、スピーカ用開口159の外側からはスピーカ保護網216がタッカー(ステプラー針の大型のもの)で止着される。
【0114】
(2−14)防犯用網
天板150の下面には、上部放熱穴164からの不正行為を防止するための防犯用網209が、複数の上部放熱穴164を全体を閉塞するようにタッカー(ステプラー針の大型のもの)で止着される。
【0115】
(2−15)接続開口閉塞部材
接続開口閉塞部材212は、自動循環補給装置を使用しない場合において自動循環補給装置接続開口156を閉塞しておくものであり、その前面左右側端部から前向きに突設された弾性変形可能な係止片224a、224bの先端に外向きに形成された係止爪225a、225bを自動循環補給装置接続開口156の開口周縁部に係止することにより装着される。
【0116】
(2−16)運搬用凹部
取手用凹部としての運搬用凹部15L、15Rを構成する取手部材211L、211Rは、特に図16に示されるように、側面が開口する横長箱状の本体部222aと、本体部222aの開口端周縁に環状に形成される外向きのフランジ部222bと、が一体成型された合成樹脂材から構成される。なお、図16においては左側の取手部材211Lのみを示すことで、同様に構成される右側の取手部材211Rの詳細な構造の図示は省略する。本体部222aの前後の短辺側外周面所定箇所には、本体部222aの底板側からフランジ部222bに向けて次第に外向きに膨出するように形成された係合部223a、223bがそれぞれ形成されている。本体部222aは、その深さ寸法が筐体の側壁部としての左側板151Lの厚み幅寸法よりも長寸となるように構成されている。
【0117】
ここで、このように構成される取手部材211L、211Rの装着方法を説明すると、図16(a)に示されるように、まず側板151L、151Rの外側から運搬用開口162L、162R内に嵌合させる。ここで、図16(c)に示されるように、前後の係合部223a、223bの外端部間の距離P1は、運搬用開口162L、162Rの前後方向の内寸P2よりも若干大寸となっているが(P1>P2)、本体部222aを運搬用開口162L、162R内に圧入することで、係合部223a、223bが運搬用開口162L、162Rの開口内周面の一部を押し込みながら運搬用開口162L、162R内に嵌合されるようになっている。
【0118】
本体部222aが運搬用開口162L、162R内に嵌合されると、図16(b)、(c)に示されるように、フランジ部222bが収容溝163L、163R内に収容されて、本体部222aの内方への移動が規制されるとともに、側板151L、151Rの内面における運搬用開口162L、162Rの周縁部に係合部223a、223bが係合して本体部222aの外方への離脱が規制されることになる。よって、これらフランジ部222b及び係合部223a、223bの係止作用により、取手部材211L、211Rは側板151L、151Rから離脱不能に取り付けられる。
【0119】
図16(c)に示される取り付け状態において、フランジ部222bは収容溝163L、163R内に収容されているので、フランジ部222bの外面は側板151L、151Rの外面とほぼ面一になって段部が形成されることがない。また、本体部222aは、その深さ寸法が側板151L、151Rの厚み寸法よりも長寸であるため、嵌合された状態において側板151L、151Rの内面よりも筐体2の内部側に膨出することになる。詳しくは、本体部222aの底面部は側板151L、151Rの内面から距離P3の幅寸法分筐体2内部側に位置するため、側板151L、151Rを直接加工して凹状の取手部を形成する場合と比べて、深さを有する持ち運びしやすい運搬用凹部15L、15Rを形成できることになる。
【0120】
このように、木製の側板151L、151Rに形成された運搬用開口162L、162Rを閉塞するように、有底箱状に形成された取手部材211L、211Rを筐体2の外側から嵌合して運搬用凹部15L、15Rを形成することにより、側板151L、151Rに貫通穴部が形成されることがないので、外部からの不正行為が効果的に防止される。
【0121】
また、本体部222aは、その深さ寸法が側板151L、151Rの厚み寸法よりも長寸となるように構成されており、運搬用開口162L、162R内への装着時において、その底部が少なくとも側板151L、151Rの内面よりも筐体2の内部に膨出することになるため、側板151L、151Rの外面に運搬用凹部15L、15Rを直接加工形成するよりも、筐体2の持ち運びの際に手を深く挿入することが出来て持ち運びしやすい運搬用凹部を設けることが出来る。
【0122】
また、運搬用開口162L、162Rの内周面が合成樹脂製の本体部222aにより覆われて凹部内面に露呈することがないので、木製の側板151L、151Rの運搬用開口162L、162Rの開口内周面や周端縁部の仕上げ加工等が不要であるばかりか、外観体裁が向上する。
【0123】
また、本体部222aの開口端からは環状のフランジ部222bが外向きに連設されていることにより、運搬用開口162L、162R内面と本体部222aの外周面との間の隙間から針金等の異物を挿入する等の不正行為が効果的に防止されるとともに、取手部材211L、211Rを側板151L、151Rの外方から嵌合した際における運搬用開口162L、162Rからの取手部材211L、211Rの逸脱が防止される。
【0124】
また、例えば取手部材211L、211Rを側板151L、151Rの内面側から嵌合する場合、筐体2内部に配設された各種装置が邪魔になって作業しにくくなることが考えられるが、本実施例における取手部材211L、211Rは側板151L、151Rの外面側から運搬用開口162L、162R内に嵌合されることで、筐体2内部に配設された各種装置が邪魔になることがないので、側板151L、151Rへの嵌合作業を極めて容易に行うことが出来る。また、フランジ部222bと係合部223a、223bによる係合作用により側板151L、151Rから離脱不能となるため、外部からの衝撃が加わっても筐体2内部側に抜け落ちにくいとともに、係合部223a、223bが外部に露呈することがないため、外部から不正しにくくなる。
【0125】
また、フランジ部222bにより取手部材211L、211Rの筐体2内部方向への移動が規制され、係合部223a、223bにより筐体2の外部方向への移動が規制されて、運搬用開口162L、162Rから取手部材211L、211Rが逸脱不能に固設されるため、ネジや接着剤等を使用することなく、外部から嵌合するだけで、取手部材211L、211Rを容易に、かつ、取り外し不能に側板151L、151Rに固設することが出来る。
【0126】
さらに、フランジ部222bは収容溝163L、163R内に収容され、その外面と側板151L、151Rの外面との間に段部が形成されることがなく、フラットな外面が形成されるので、筐体2の設置時に邪魔になることがない。なお、本体部222aの深さや形状は任意であり、種々に変形可能である。
【0127】
以上説明してきたように、各種枠体や部品等が取り付けられた筐体2には、次にホッパーユニット57、オーバーフロータンク59、電源ユニット65、外部出力基板505、遊技制御基板500が収容された遊技制御基板ボックス350が取り付けられる。以下、これら各種装置や部品の詳細を図17〜図32に基づいて説明する。図17は筐体2に装着される各種装置と筐体2との関係を示す斜視図であり、図18はホッパーユニットを示す分解斜視図であり、図19(a)はオーバーフロータンクを示す六面図(左右の側面図は同一であるため1つにまとめている)であり、(b)はオーバーフロータンクが筐体に組み付けられた状態を示す一部破断側面図であり、図20(a)は電源ユニットを示す斜視図であり、(b)は(a)の正面図であり、図22〜図32は遊技制御基板ボックス350及び基板取付部材351を示す図である。
【0128】
(2−17)ホッパーユニット
ホッパーユニット57は、図18に示されるように、主にメダルを貯留するホッパータンク57aと、該ホッパータンク57aの下部に位置してメダルを1列に整列させて放出するホッパー260と、該ホッパー260を回転駆動するホッパーモータ62と、これらホッパータンク57a、ホッパー260、ホッパーモータ62を支持する支持台261と、から構成されている。
【0129】
ホッパータンク57aの前部上端には、前面扉3の裏面に取り付けられる前記メダル誘導樋72(図5参照)の流下端が臨むメダル誘導樋挿通凹部262が形成され、また、正面から見て右側所定箇所には、オーバーフロータンク59にメダルを誘導するためのオーバーフローレール263の一部を内部に挿通して固定するための挿通用開口264が形成されている。このオーバーフローレール263は、一端側がホッパータンク57a内に臨むとともに、他端側がホッパーユニット57の側方に配置されるオーバーフロータンク59に臨むように固定されるものである。
【0130】
ホッパーユニット57の前面側には、メダル排出口63が設けられているとともに、このメダル排出口63の内部には、払い出されるメダルを計数する払出しメダルセンサ61が設けられる。また、支持台261の左右端部には、前記ホッパーユニット係合レール201a、201b内に係合してホッパーユニット57を支持する外向きに屈曲形成されたホッパーユニット支持片265a、265bが、前後方向にわたって一連に形成されており、このホッパーユニット支持片265a、265bを前記ホッパーユニット係合レール201a、201bの前方から挿入することで、ホッパーユニット57が底板152上面所定箇所に配置されるようになっている。なお、メダルの補給時等においては、ホッパーユニット57を手前側に引き寄せることで、ホッパーユニット係合レール201a、201bにホッパーユニット支持片265a、265bが案内されて前方にスライド移動するようになっている。
【0131】
(2−18)オーバーフロータンク
オーバーフロータンク59は、図17及び図19に示されるように、底板152の上面におけるホッパーユニット57と右側板151Rとの間に配置される。
【0132】
オーバーフロータンク59は、図19(a)に示されるように、上面が開放した縦深の直方体状に合成樹脂で成形されている。オーバーフロータンク59の前壁230aには、一対のフルセンサ挿入穴231a、231b及びが開設されているとともに、後壁230bには、一対のフルセンサ挿入穴232a、232bが開設されている。これらフルセンサ挿入穴231a、231b及び232a、232bには、図19(b)に示されるように、前述した一対のフルセンサ60a、60bが内部に向けて挿入されるようになっている。なお、前壁230a及び後壁230bの前面におけるフルセンサ挿入穴231a、231b及び232a、232bの下方には、オーバーフロータンク59を抜き成型するための成型用凹部233a、233b及び234a、234bが、フルセンサ挿入穴231a、231b及び232a、232bから下端に向けて延設されている。
【0133】
オーバーフロータンク57の底壁230dは、図19(b)示されるように、前後壁230a、230b及び左右の側壁230cの下端よりも若干上方の高さ位置に形成されているとともに、底板152に形成されたメダル回収開口165に連通する縦長のメダル回収開口235が形成されている。このメダル回収開口235は、後壁230b近傍から前後方向の中央よりもやや前方の所定位置まで延びるように形成されているとともに、通常時においては閉塞部材236により閉塞されるようになっている。
【0134】
閉塞部材236は、メダル回収開口235の開口周縁に環状に形成される収容溝237内に収容される蓋部238と、蓋部238の下面に垂設される環状の位置決め片239と、から構成されており、位置決め片239の前後部に下向きに形成される弾性変形自在な係止片240a、240bの先端に形成された外向きの係止爪241a、241bをメダル回収開口235の開口下端縁部に係脱させることによりメダル回収開口235に着脱できるようになっている。
【0135】
このメダル回収開口235は、メダル自動循環補給装置が設置島台に付設されている場合に、オーバーフロータンク59に貯留されるメダルを設置島台の内部に返却するために、底板152のメダル回収開口165に連通するように形成されており、メダル自動循環補給装置が付設されていない場合には閉塞部材236にて閉塞してメダルを貯留出来るようになっている。
【0136】
また、前壁230aの下端から左右の側壁230cの下端前部にかけて、底部枠板173との干渉を避けるための切欠部242aが形成されているとともに、同じように後壁230bの下端から左右の側壁230cの下端前部にかけて、底部枠板173との干渉を避けるための切欠部242bが形成されている。すなわち、オーバーフロータンク59は、左右の側壁230cにおける切欠部242a、242bを除く下端が底板152の上面に接地して載置される。
【0137】
このように構成されるオーバーフロータンク59は、フルセンサ挿入穴232a、232b内にフルセンサ60a、60bを挿入し、前壁230a及び後壁230bそれぞれの上端に下向きに折り返し形成される取手片243a、243bのいずれかの外側面を背板153の前面に当接させることで底板152上面に配置される。この時、図19(b)中の拡大図に示されるように、前方の切欠部242aの下方に底部枠板173の後部が侵入するため、オーバーフロータンク59の前方移動が底部枠板173の後端に側壁230cの前端が係止されることにより規制される。
【0138】
なお、オーバーフロータンク59は縦長直方形状をなすとともに、フルセンサ挿入穴231a、231b及び232a、232bが前後壁230a、230bそれぞれに形成され、また、切欠部242a、242bも前後に同様に形成されているため、例えば図示しないメダルの自動循環補給装置のメダル回収用ホースの接続口が、縦長のメダル回収開口165の後部寄りもしくは前部寄りのいずれに設けられた場合にも対応して使用することが出来る。また、メダル回収開口165は、底壁230dの後端から中央よりもやや前部よりにかけて縦長に形成されているため、前後の向きを変えたとしてもメダル回収開口165に接続される前記メダル回収用ホースの接続口に連通することになる。
【0139】
(2−19)電源ユニット
電源ユニット65は、図17に示されるように、底板152の上面における左側板151Lの内面に隣接配置して固定される。この電源ユニット65の詳細について図20を参照して説明すると、電源ユニット65は、図中点線で示される電源基板502を側面の支持板300の内面に固定し、カバー301で被覆することにより直方体状に構成されるものである。カバー301の前壁部の下端から前方に屈曲される固定片302にはネジ穴303a、303bが形成されており、ネジ穴303bにネジ304を止着することにより底部枠板173に固定され、前述した電源ユニット押え金具210によりカバー301の上面後部が係止されることにより底部枠板173に固定される。
【0140】
電源ユニット65のカバー301の上面には、複数の溝状の放熱穴305が形成されると共に、ホッパー電源用コネクタ穴306、遊技制御基板用電源コネクタ穴307、フルセンサ用コネクタ穴308、電源コード挿通穴309、が形成されている。ホッパー用電源コネクタ穴306には、ホッパーユニット57に設けられるコネクタ(図示略)ヘの配線が接続されるものである。遊技制御基板用電源コネクタ穴307には、遊技制御基板500の電源用コネクタ穴(図示略)に接続される配線が接続されるものである。フルセンサ用コネクタ穴308には、フルセンサ60a、60bからの配線が接続されるものである。電源コード挿通穴309には、外部から延設される電源コード(図示略)が挿通されるものである。
【0141】
カバー301の前面には、前述したように、上から順に設定キー挿入部70、自動精算選択スイッチ部68、打止め選択スイッチ部69、設定/リセットボタン67、メインスイッチ部66が臨設されている。更にその下部には、アース線挿通用のアース線挿通穴310が設けられている。
【0142】
(2−20)外部出力基板
外部出力基板505は、図17に示されるように、右側板151Rの内面における上部所定箇所に外部出力基板取付部材315を介して取り付けられる。外部出力基板取付部材315は、合成樹脂によって格子状に形成され、その内部に形成される上下2つのネジ穴316にネジ317を止着することにより右側板151Rの内面に固着される。
【0143】
外部出力基板505には、遊技制御基板コネクタ318、試験用コネクタ319、ホールコンピュータ用コネクタ320、及び試験用コネクタ321が実装されている。遊技制御基板コネクタ318には、遊技制御基板500からの情報を送出する信号線が接続されるものであり、試験用コネクタ319(ストップ信号出力コネクタ)、321(モータの励磁信号出力コネクタ)は、試験機関が試験を行なう際に接続するコネクタであり、このコネクタに接続することにより、遊技制御基板500から送られてきた情報(ストップ情報及び励磁情報)に基づいてストップボタン40L、40C、40Rが操作されてから停止するまでの時間が規格の範囲内であるか否かを検査することができる。また、ホールコンピュータ用コネクタ320には、レギュラーボーナスゲーム又はビッグボーナスゲーム中であるか否かの情報信号や投入メダル数、払出メダル数の情報信号が遊技制御基板500から送られてきた情報に基づいて管理コンピュータに向けて出力されるものである。
【0144】
次に、図17に示されるように、背板153に形成された基板取付用開口154を閉塞するように、基板取付部材351が背板153の前面側から止着される。ここで、遊技制御基板500を被覆状態で収容する遊技制御基板ボックス350及び遊技制御基板ボックス350を背板153に取り付けるための基板取付部材351の詳細を図21〜図32に基づいて説明する。
【0145】
図21は下部ケースを示す平面図、側面図であり、図22(a)は図21のA−A断面図であり、(b)は図21のB−B断面図であり、(c)は図21のC−C断面図であり、図23は上部ケースを示す平面図、側面図であり、図24(a)は図23のD−D断面図であり、(b)は図23のE−E断面図であり、(c)は図23のF−F断面図であり、(d)は図23のG−G断面図であり、図25(a)は下部ケースを上部ケースにより閉塞する状態を示す一部破断断面図であり、(b)は下部ケースを上部ケースにて閉塞した状態を示す要部断面図であり、(c)、(d)は(b)の状態の要部拡大断面図であり、図26は基板取付部材を示す平面図、側面図、背面図であり、図27(a)は図26のH−H断面図であり、(b)は図26のI−I断面図であり、(c)は図26のJ−J断面図であり、(d)は図26のK−K断面図であり、(e)は図26のL−L端面図であり、図28は背板に遊技制御基板ボックスを取り付ける状態を示す要部断面図であり、図29は遊技制御ボックスの基板取付部材への取り付け状態を示す断面図であり、図30の(a)〜(c)は遊技制御ボックスを基板取付部材に取り付けるためのラッチの作用を示す断面図であり、図31は同じく遊技制御ボックスの基板取付部材への取り付け状態を示す断面図であり、図32(a)は第1封印シールを貼着した状態の上部ケースを示す要部平面図であり、(b)は第2封印シールを貼着した状態の遊技制御基板ボックスを示す要部拡大断面図である。
【0146】
(2−21)遊技制御基板ボックス
収容ケースとしての遊技制御基板ボックス350の詳細を図21〜図25に基づいて説明する。遊技制御基板ボックス350は、遊技制御基板500の裏面側を覆うケース本体としての下部ケース352と、遊技制御基板500の表面側を覆うケースカバーとしての上部ケース353と、から平面視略長方形状に構成され、遊技制御基板500を表裏から挟持するように組み付けられるものである。
【0147】
下部ケース352は、図21、図22に示されるように、上面が開放した直方体状に透明な合成樹脂によって成形されている。遊技制御基板500の周囲を囲むように長方形状に形成される側壁354a〜354dの内面には、遊技制御基板500の裏面周囲を支持する上下方向を向く支持リブ355が所定間隔おきに複数形成されている。側壁354a〜354dに囲まれる内側の四隅には、遊技制御基板500を所定高さ位置に支持する支柱356が突設され、これら支柱356の上部には、図22(a)に示されるように、位置決め突起357が上方に向けて突設されている。位置決め突起357の外径は、支柱356の外径よりも小寸に形成されているため、支柱356の上部外周には基板載置用段部358が形成されている。
【0148】
側壁354a、354bよりも長寸の側壁354c、354dのうちの側壁354dの外側に形成された上部ケース取付部363における長手方向中央部には、図22(b)に示されるように、係止部としての係止爪挿入穴359が形成されている。この係止爪挿入穴359は、上部ケース353に突設形成される後述する係止片としての係止爪383aを有する挿入部384が遊挿されるものであり、係止爪挿入穴359の上部開口端縁部359aと係止爪383aとが係合することにより、下部ケース352と上部ケース353とが遊技制御基板500を被覆した状態で封止される。
【0149】
下部ケース352の側壁354dの外側における係止爪挿入穴359の両側方には、下部ケース352と上部ケース353とを開封不能に封止するためのカシメ用ネジ穴360a、360bと予備ネジ挿入穴361a、361bとが左右にそれぞれ交互に並ぶように形成されている。カシメ用ネジ穴360a、360bは、上部ケース353の後述するカシメ用ネジ穴387a、387bに対応して設けられるものであり、後述するワンウェイネジ410が螺着されるものである。予備ネジ挿入穴361a、361bは、予備のワンウェイネジ410を掛け止めておくための挿入穴である。また、上部ケース取付部363と側壁354dとの間には、上部ケース353の閉塞時に後述する上部ケース353の側壁382dが挿入される側壁挿入部362が形成されている。
【0150】
側壁354cの外面には、上部ケース353を一端を中心に回動自在に枢支するための枢軸364a、364bが相互の対向端面に形成される左右一対の突片365a、365bが、それぞれ所定間隔おきに3対突設されている。なお、それぞれの突片365a、365bの外面には補強用の補強リブ366が形成されている。
【0151】
さらに、側壁354cの外面における中央の突片365bの側方近傍には、後述する第2封印シール427の下端が貼着される封印シール貼着部の一部を構成する傾斜面部367が形成されている。傾斜面部367は、図22(c)に示されるように、側壁354cの外面下端から上下方向略中央部にかけて、上方に行くに従い外方に向けて膨出するように形成されており、その上端には上部ケース353の側壁382cの下端が載置する段部367aが形成されている(図32(c)参照)。
【0152】
上部ケース353は、図23、図24に示されるように、下方が開放した下部ケース352よりも横長の直方体状に透明な合成樹脂により形成されている。上部ケース353の長手方向の中央部は、左右端部側よりも上方に膨出する膨出部353aとされており、その膨出部353aの上面における長手方向の左右端部には、多数の放熱孔370が穿設されている。膨出部353aの左右端部のみに放熱孔370を穿設するのは、放熱孔370を膨出部353aの中心部まで形成した場合には、その放熱孔から針金等の異物を挿入して、遊技制御基板ボックス350の内部に配設された遊技制御基板500の上面中央部付近に実装されるROMやCPU等の主要な電子部品に対して不正行為が行なわれる可能性があるため、そのような行為ができないように膨出部353aの左右端部だけに形成している。
【0153】
上部ケース353における膨出部353aの両サイドには、図23及び図24(a)に示されるように、上向きに開放する凹部371、372が一体的に形成されており、これら凹部371、372の底面部には、遊技制御基板500に実装される各種コネクタが臨むコネクタ穴373〜378が開設されている。凹部371の底面部には、遊技制御用コネクタが臨む遊技制御用コネクタ穴373、装飾ランプ用コネクタが臨む装飾ランプ用コネクタ穴374、電源用コネクタが臨む電源用コネクタ穴375、がそれぞれ開設され、凹部372の底面部には、リール制御用コネクタが臨むリール制御用コネクタ穴376、外部出力用コネクタが臨む外部出力用コネクタ穴377、正規の基板か否かを照合するための基板照合用コネクタが臨む基板照合用コネクタ穴378、がそれぞれ開設されている。なお、本実施形態においては、遊技制御基板ボックス350の両側からコネクタ接続されるようになっているが、これは、内部での配線接続をなるべく短くして配線の複雑化を防止するためである。
【0154】
また、凹部371、372の周縁部下面には、図24(a)に示されるように、下部ケース352への装着時において遊技制御基板500の上面に下端が当接する基板押え片396、397が下方に向けて垂設されている。この基板押え片396、397の下端が遊技制御基板500の上面における左右側それぞれに当接することで、遊技制御基板500の浮き上がりが防止されるようになっている。
【0155】
また、凹部372のさらに外方には、基板取付部材351への装着時に基板取付部材351の上面に当接する取付部材当接凹部379が一体形成されている。短寸の側壁382bの近傍に設けられる取付部材当接凹部379の底面部には、後述するラッチ430が挿入されるラッチ挿入穴380と、固定用のネジ425が螺入されるネジ穴381と、が形成されている。ラッチ挿入穴380は、図24(a)に示されるように、ラッチ430のフランジ部434を収容する大径部380aと該大径部380aに連設する小径部380bとから構成されている。
【0156】
側壁382d外面における膨出部353aの長手方向略中央部には、下部ケース352の係止爪挿入穴359に挿入されて係合する上向きの係止爪383aが外面に形成された係止片383が突設形成されている。係止片383は、側壁382d外面に連設形成された上面が開口する箱状の挿入部384の前壁部左右端に、上下方向を向く切欠部385a、385bを形成することにより弾性変形自在に形成されており、この弾性変形作用により下部ケース352の上部開口端縁部359aに係止爪383aを係脱させることが出来るようになっている。
【0157】
また、側壁382a、382bよりも長寸の側壁382c、382dのうちの側壁382d外面における挿入部384の左右側方には、複数のカシメ用ボス386a、386bが一体的に形成されている。カシメ用ボス386a、386bは、前記カシメ用ネジ穴360a、360bに対応するように形成されるものであり、図24(b)に示されるように、その中心にはカシメ用ネジ穴387a、387bが穿設されているとともに、その上端部からは、上部ケース取付部363と平行となる方向に予備ネジ押え板388a、388bが突設されており、これらカシメ用ボス386a、386bは、切断片389a、389bを介して側壁382dと連結されている。なお、カシメ用ネジ穴387a、387bは、図24(b)に示されるように、後述するワンウェイネジ410の頭部410aを収容可能な大径部387’と、大径部387’に連設される小径部387’’とから構成される。
【0158】
膨出部353aの側壁382eの外面における下部ケース352の傾斜面部367に対応する箇所には、上端から側壁382cに向かって外方に膨出する傾斜面部390が、特に図24(d)に示されるように、その傾斜面の下部が側壁382cの外面に連続するように形成されている。すなわち、その傾斜面部390が形成された部分のみ、側壁382eとその下方の側壁382cの外面との間の段部がない連続面が形成されている。
【0159】
側壁382cの外面には、図23及び図24(c)に示されるように、下部ケース352の枢軸364a、364bに枢支される側面視略J字状をなす外向きの軸受け片391a、391bが、長手方向に所定間隔おきに3対形成されており、これら左右一対の軸受け片391a、391bは連結片392により連結されている。また、側壁382cにおける各軸受け片391a、391bの外方には、下部ケース352の突片365a、365bとの干渉を避けるための切欠部393a、393bがそれぞれ形成されている。
【0160】
側壁382aの長手方向左右端部には、後述する基板取付部材351への取付け時において、基板取付部材351の係止被覆片挿入口417a、417bに挿入するとともに、基板取付部材351を背板153に止着するネジ416を被覆する係止被覆片394a、394bが外向きに突設されている。係止被覆片394a、394bは板状片からなり、その下面における長辺部には、先端に行くに従い先細りになるテーパ状の補強リブ395がそれぞれ形成されている。
【0161】
次に、下部ケース352の上面開口を上部ケース353により閉塞するには、まず、図25(a)に示されるように、左右一対の枢軸364a、364bそれぞれに軸受け片391a、391bを係止させた状態で、枢軸364a、364bを中心に上部ケース353を下部ケース352方向に回転させ、上部ケース353を下部ケース352に嵌め合わせる。この際、各カシメ用ネジ穴387a、387bとカシメ用ネジ穴360a、360bとが合致すると共に、予備ネジ押え板388a、388bが予備ネジ挿入穴361a、361bの上方を閉塞することとなる。このため、上部ケース353を下部ケース352に嵌め合わせる前に、予め左右4つずつの予備ネジ挿入穴361a、361bに予備のワンウェイネジ410を挿入しておく。
【0162】
また、上部ケース353を下部ケース352に嵌め合わせると、図25(c)に示されるように、上部ケース353の挿入部384が下部ケース352の係止爪挿入穴359内に挿入される。この際、係止片383が弾性変形して係止爪383aが係止爪挿入穴359の上部開口端縁部359aに係止されるため、係止片383を変形させて係止作用を解除しない限り上部ケース353を開放することが出来なくなる。さらにこの状態において、図25(b)に示されるように、下部ケース352内に装着された遊技制御基板500の上面に前記基板押え片396、397の下端が当接して遊技制御基板500の浮き上がりが防止される。
【0163】
このように上部ケース353を下部ケース352に嵌め合わせた後、例えば挿入部384の左方の4つのカシメ用ネジ穴387a、360aのうち挿入部384から最も遠いカシメ用ネジ穴387a、360aと、挿入部384の右方の4つのカシメ用ネジ穴387b、360bのうち挿入部384に最も近いカシメ用ネジ穴387b、360bと、にワンウェイネジ410を螺着することにより、ワンウェイネジ410による螺着作用によってその反対側の長辺部の軸受け片391a、391bに枢支された枢軸364a、364bが軸受け片391a、391bから逸脱不能となるため、上部ケース353と下部ケース352とが分離不能に封止される。
【0164】
ワンウェイネジ410は、周知のように、一方向の回転によってネジを螺着することができるが、他方向の回転を行なおうとしても回転することができないため、そのネジを緩めることができない機能を有するネジである。したがって、上部ケース353と下部ケース352とを分離して開封するためには、例えば封止関連部位である切断片389a、389bを切断すること等により、ワンウェイネジ410で螺着されたカシメ用ボス386a、386bを上部ケース353から分離するより他に手立てはない。しかして、例えば内部のROMの検査等の正式な検査によって切断片389a、389bを切断した場合には、検査後、予備ネジ挿入穴361a、361bに挿入されていたワンウェイネジ410を取り出し、切断されていない切断片389a、389bのいずれかのカシメ用ボス386a、386bを利用して、前述と同様に、取り出したワンウェイネジ410を螺着することにより、再度切断片389a、389bを切断しない限り上部ケース353と下部ケース352とを分離できない状態に組付けることができる。このような切断片389a、389bの切断は、本実施形態の場合、カシメ用ボス360a、360bが左右に4個ずつあるので、最高3回繰返すことができる。
【0165】
さらに、カシメ用ネジ穴387a、360a、387b、360bに螺着されたワンウェイネジ410の頭部410aが収容された大径部387’内には、紫外線硬化樹脂等が充填され、ワンウェイネジ410の頭部410aに形成されたドライバー等の係止溝を埋められるため、ワンウェイネジ410の取り出しがより困難となり、引いては上部ケース353と下部ケース352との分離がより困難となる。
【0166】
このように、上部ケース353及び下部ケース352に設けられたカシメ用ボス386a、386b及びカシメ用ネジ穴360a、360bが、平面視長方形状の上部ケース353及び下部ケース352における側壁のうち、短寸の側壁よりも撓みやすい長寸の側壁382d、354dから外方に向けて突設されていることにより、ワンウェイネジ410による螺着部が長寸の側壁382d、354dに形成されることになり、上部ケース353及び下部ケース352を撓ませて両ケース間に隙間を形成することが困難となるため、外部から針金等の異物を挿入すること等による不正行為が効果的に防止される。
【0167】
また、上部ケース353の長寸の側壁382dにおける長手方向の略中央位置に係止爪383aを有する係止片383が設けられ、その両側にワンウェイネジ410が螺入されるカシメ用ボス386a、386bがそれぞれ設けられることで、上部ケース353と下部ケース352とを封止する封止手段が上部ケース353における長辺部の長手方向にわたって設けられることになるため、上部ケース353と下部ケース352との間に隙間を開けることがより困難となるばかりか、仮に係止爪383aによる封止が解除された場合でも、その両側はワンウェイネジ410により封止されていることになり、封止箇所が偏ることがないので、確実に封止することが出来る。
【0168】
また、本実施例においては、例えば一旦開放不能に封止した上部ケース353が切断片389a、389bの切断により開封された場合、切断された切断片389a、389bより先のカシメ用ボス386a、386bがワンウェイネジ410とともに下部ケース352側に残るように、カシメ用ネジ穴360a、360bが下部ケース352の長辺部長手方向にわたって一連に形成される上部ケース取付部363に形成されているため、開封時に破壊された封止関連部位(切断片389a、389bやカシメ用ボス386a、386b等)が遊技制御基板ボックス350から分離することがないので、封止関連部位の除去作業等が不要となる。
【0169】
また、挿入部384を挟んで4つずつ設けられている左側のカシメ用ボス386a、360a及び右側のカシメ用ネジ穴386b、360bの使用順序は、前述のように左側のカシメ用ボス386a、360a及び右側のカシメ用ネジ穴386b、360bそれぞれの左端から順に使用していくものに限定されるものではなく、例えば左右それぞれの右端から順に使用していく等任意であるが、前述のようにそれぞれ同時に使用する左側のカシメ用ボス386a、360aと右側のカシメ用ネジ穴386b、360bとの距離が、複数回の使用の際において全て等間隔となるように使用することが好ましい。
【0170】
(2−22)基板取付部材
基板取付部材351の詳細を図26、図27に基づいて説明すると、基板取付部材351は、透明な合成樹脂からなる平板部材からなり、平板部412の周囲には側壁411a〜411dが一体成型されている。平板部412は、図27(a)に示されるように、側壁411a〜411dの上下方向略中央部よりも若干下方位置に連設されており、遊技制御基板ボックス350が取り付けられる基板取付部材351の前面側には側壁411a〜411dにより囲まれた遊技制御基板ボックス350の設置用凹部としての基板ボックス取付用凹部436が形成されている。よって、遊技制御基板ボックス350のうちの下部ケース352の下半部が基板ボックス取付用凹部436内に嵌合され、下部ケース353の水平方向の移動が側壁411a〜411dにより規制されるようになっている。
【0171】
また、側壁411c、411dの内面には、基板ボックス取付用凹部436内に嵌合される下部ケース352の周面を移動不能にガイドする下部ケースガイド片429が、所定間隔おきにそれぞれ3つずつ形成されている。また、平板部412の裏面には、各側壁411a〜411dから連設される補強用リブ413が格子状に形成されている。
【0172】
側壁411aは、図27(c)に示されるように、他の側壁411b〜411dよりも高くなっており、その外面における側壁411c、411d、と同高さ位置からは、水平方向を向く固定片414が外方に向けて連設されている。固定片414にはネジ穴415が長手方向端部寄りにそれぞれ形成されており、このネジ穴415に基板取付部材固定手段としてのネジ416(図11及び図28参照)を止着することにより基板取付部材351の一端部側を背板153に固着することが出来るようになっている。
【0173】
また、平板部412、側壁411a、固定片414における2つのネジ穴415それぞれの近傍には、互いに向き合う方向に開口する切欠部が形成されており、これら各切欠部により前記係止被覆片394a、394bが挿入する係止被覆片挿入口417a、417bが形成されている。
【0174】
側壁411bの上端からは、水平方向を向く固定片418が外方に向けて連設されている。固定片418の長手方向端部寄りにはネジ穴419がそれぞれ1つずつ形成されており、このネジ穴419に基板取付部材固定手段としてのネジ420(図11及び図28参照)を止着することにより基板取付部材351の一端部側を背板153に固着することが出来るようになっている。また、これら2つのネジ穴419の間には、前記ラッチ挿入穴380に対応するラッチ挿入穴421が形成されているとともに(図27(b)参照)、前記ネジ穴381に対応するネジ穴422が形成されている。
【0175】
また、固定片418の後面におけるネジ穴422周りには、図28(d)に示されるように、例えば図示しない六角ナット等を収容するナット収容凹部437が形成されている。このナット収容凹部437は、図示しない金属製の六角ナット等を収容した状態で内部に接着剤等を塗布してナットを固着してネジ穴を形成するためのものである。このようにすることで、ネジ420のネジ穴が金属材に形成されるため、固定強度が著しく向上するとともに、ネジ420の螺入を複数回繰り返してもネジ穴の周辺が削られることがないので、基板取付部材351の耐久性が効果的に向上することになる。
【0176】
固定片418の上面には、装着される上部ケース353の側壁382bの下端と固定片418との間に形成されうる隙間を隠蔽するための防犯用突片423が長手方向の端縁部に沿って上向きに連続的に形成されている。また、固定片418の裏面には、ラッチ挿入穴421及びネジ穴422の下方周囲を覆うように補強用リブ424が下方に向けて垂設されている。
【0177】
なお、図26及び図27(e)に示されるように、側壁411cの内面における前記傾斜面部367に対応する箇所には、後述するように傾斜面部367外面に貼着される第2封印シール427との干渉を避けるための第2封印シール収容溝428が形成されている。
【0178】
以上、遊技制御基板ボックス350を構成する下部ケース352と上部ケース353の詳細な構成について説明してきたが、以下、基板取付部材351の背板153への取付け状況、並びに遊技制御基板500を内部に収容した遊技制御基板ボックス350の基板取付部材351への取り付け状況を図11及び図28〜図32に基づいて説明する。
【0179】
(2−23)基板取付部材への遊技制御基板ボックスの取り付け
基板取付部材351は、図11及び図28に示されるように、背板153の前面側から長方形状に形成された側壁411a〜411dを基板取付用開口154内に、また、基板取付用開口154の短辺部に形成された膨出部154a内に補強用リブ424を隙間なく嵌め込み、左右の固定片414、418の裏面を背板153の前面に当接させた状態で、ネジ穴415、419にネジ416、420を止着することにより背板153に取り付けられる。
【0180】
基板取付部材351が背板153に取り付けられた状態において、図28に示されるように、基板取付用開口154は基板取付部材351により閉塞されるとともに、基板ボックス取付用凹部436の底部をなす平板部412は基板取付用開口部154内に入り込み、背板153の前面から距離P4に示す寸法分後方に退避した後方位置に配置されることになる。
【0181】
このように背板153に取り付けられた基板取付部材351の前面に形成された基板ボックス取付用凹部436内には、図25にて説明したように、遊技制御基板500を内部に収容した状態で開封不能に封止された遊技制御基板ボックス350が取り付けられる。詳しくは、図28中2点鎖線で示されるように、まず上部ケース353のラッチ挿入穴380内にラッチ430を予め取り付けておき、遊技制御基板ボックス350の係止被覆片394a、394bを、その先端が固定片414の前方に突出するように係止被覆片挿入口417a、417b内に挿入した状態で、遊技制御基板ボックス350における係止被覆片394a、394bの反対側を基板取付部材351の前面に押し当てる。
【0182】
この状態で、係止被覆片394a、394bが係止被覆片挿入口417a、417bの開口周縁部に係止されるとともに、図29に示されるように、ラッチ430の一部が前記ラッチ挿入穴421内に嵌合されることで、遊技制御基板ボックス350は基板取付部材351の前面側に係止される。
【0183】
ここで、ラッチ430の構成を図30に基づいて簡単に説明すると、ラッチ430は、連結する部材それぞれに形成される穴部内に嵌合されるブッシュ431と、ブッシュ431内に進退自在に嵌合される操作ピン432と、から構成されている。ブッシュ431は、その周面に複数の切欠溝が形成されており、操作ピン432が内部に押し込まれて操作ピン432の先端に押圧されることにより外向きに広がるように弾性変形する複数の固定片433を有しているとともに、これら固定片433の基端側には、ブッシュ431の抜け止め用のフランジ部434が形成されている。また、各固定片433の先端側内面には、操作ピン432の戻りを防止するための内向きの凸条435が環状に形成されている。
【0184】
操作ピン432は、ブッシュ431の貫通穴431a内に摺動自在に挿入されるピン部材432aと、その端部側に取り付けられる操作部432bと、からなり、ピン部材432aにおける操作部432bと反対側の先端部432cは若干拡径しており、貫通穴431a内からのピン部材432aの逸脱が防止されている。
【0185】
図29に戻って、遊技制御基板ボックス350が基板取付部材351の前面側に係止された状態において、前方に突出している操作ピン432を拡大図中の矢印の方向、すなわち後方に向けて強く押し込むことで、上部ケース353を固定片418に固定する。ここでラッチ430による作用を説明すると、図30(b)に示されるように、操作ピン432が後方に位置している状態から、図30(c)に示されるように操作ピン432を後方に向けて強く押し込むと、押し込まれたピン部材432aの先端部432cにより各固定片433が外向きに押し広げられることにより、各固定片433の外周面がラッチ挿入穴380、421の内周面に押圧されるとともに、この状態において、操作ピン432の後退移動が、その先端部432cと凸条435との係止作用により規制されるため、遊技制御基板ボックス350と基板取付部材351とがラッチ430により互いに離間不能に連結されて仮固定される。
【0186】
なお、この状態から押し込んだピン部材432を手前側に引き出せば、遊技制御基板ボックス350と基板取付部材351との連結を容易に解除することが出来る。
【0187】
さらにラッチ430による仮固定の後、図31に示されるように、前記ネジ穴381、422にネジ425を螺着することで、遊技制御基板ボックス350と基板取付部材351とが確実に連結固定され、遊技制御基板ボックス350の基板取付部材351からの離脱が防止されることになる。
【0188】
このようにラッチ430及びネジ425による固定にて遊技制御基板ボックス350が基板取付部材351の前面側から離脱不能に固定されることで、図28、図29、図31に示されるように、遊技制御基板ボックス350の平板部412上でのスライド移動が規制され、係止被覆片挿入口417a、417bからの係止被覆片394a、394bの逸脱が防止されるため、係止被覆片394a、394bの係止作用及びラッチ430及びネジ425による固定作用にて、遊技制御基板ボックス350は基板取付部材351の前面側に離脱不能に取り付けられることになる。
【0189】
また、前記平板部412は、基板取付用開口154の内部における背板153の前面よりも後方位置に配置されているので、遊技制御基板ボックス350が基板取付部材351に取り付けられた状態において、下部ケース352の底部が、基板取付部材351の側壁411a〜411d及び平板部412にて形成される前方に開口する基板ボックス取付用凹部436内に収容されることになる。よって、遊技制御基板ボックス350を、その一部が背板153内に埋め込まれるように、すなわち、基板取付用開口154の内部に入り込むように取り付けることが出来る。
【0190】
このように壁部としての背板153に取り付けられた遊技制御基板ボックス350の少なくとも一部が背板153の厚み方向に入り込むことで、筐体2の内部スペースにおける遊技制御基板ボックス350の占有率を小さくすることが出来、これにより筐体2の内部に配設される他の種々の装置や部材等の配置自由度が高まるため、限られた筐体2の内部スペース内に種々の装置や部材等を効率よく配設することが出来る。また、基板取付用開口154が基板取付部材351にて閉塞されることで、背板153の一部が開口することがないので、筐体2の外部からの不正行為が効果的に防止される。
【0191】
なお、本実施例においては、遊技制御基板ボックス350は背板153の所定箇所に設けられた基板取付用開口154内に入り込むように設けられていたが、例えば筐体2を構成する左右の側板151L、151Rや天板150、底板152の内面所定箇所にこのような開口部を設け、これに入り込むように遊技制御基板ボックス350を設けてもよい。
【0192】
さらに、例えば基板取付部材が左右一対の部材から構成されている場合、背板153に別々に取り付けることになるため、個々の部材の取り付け位置の精度を高めないと遊技制御基板ボックス350をうまく取り付けられないことがあるが、遊技制御基板ボックス350を配設するための基板ボックス取付用凹部436は、背板153に形成された基板取付用開口154に嵌合される単一の部材からなる基板取付部材351上に形成されているため、基板取付部材351を背板153に取り付ける際における基板取付部材の取り付け位置調整等が不要になり、背板153への取り付けが容易になるばかりか、部品点数が少なくなるので製造コストの低減を図ることが出来る。
【0193】
また、本実施例においては、壁部としての背板153に、遊技制御基板ボックス350の少なくとも一部を入り込ませることが出来る基板取付用開口154を形成し、該基板取付用開口154内に基板取付部材351の基板ボックス取付用凹部436が嵌合され、この基板ボックス取付用凹部436に遊技制御基板ボックス350が取り付けられるようになっていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば遊技制御基板ボックス350の少なくとも一部を基板取付用開口154内に直接入り込ませるようにして背板154に直接取り付けてもよい。
【0194】
また、背板153の内面の所定箇所を直接凹設加工したり、背板153の一部を外側に膨出させること等により、遊技制御基板ボックス350の少なくとも一部を入り込ませることが出来る内側に開放する凹部を形成してもよい。さらにこのように背板153の一部に内側に開放する凹部を直接形成した場合、その凹部の底面の少なくとも一部を透明な部材にて構成し、この凹部に配置された遊技制御基板ボックス350を筐体2の外部から視認出来るようにすることで、筐体2から遊技制御基板ボックス350を取り出さなくても、遊技制御基板ボックス350の状況を筐体2の外部から目視により確認することが出来るため、不正行為を直ちに発見することが出来る。
【0195】
また、図28中実線で示されるように、基板取付部材351の前面側に遊技制御基板ボックス350が取り付けられた状態において、基板取付部材351を背板153に止着するネジ416の頭部が係止被覆片394a、394bにより覆われるとともに、他方のネジ420の頭部が上部ケース353により覆われて、外部から触れることが困難となるため、ネジ416、420を取り外して基板取付部材351を背板153から取り外すことで真正の遊技制御基板ボックス350を持ち出して不正な改造が施された遊技制御基板500が収容された制御基板ボックスにすり替えられるといった不正行為が効果的に防止される。
【0196】
さらに、基板取付部材351の前面側に遊技制御基板ボックス350が取り付けられた状態において、図31及び図32(a)に示されるように、上部ケース353における取付部材当接凹部379の上面には、第1封印シール426が貼着されて取付部材当接凹部379の上面開口が閉塞されて、ラッチ430及びネジ425が隠蔽される。
【0197】
また、図31及び図32(b)に示されるように、上下の傾斜面部367、390及び傾斜面部367と傾斜面部390との間の側壁382c外面の一部により構成される第2封印シール貼着部には、第2封印シール427が貼着される。なお、この第2封印シール貼着部は、図32(b)に示されるように、上下の傾斜面部367、390により、下部ケース352の下端から上部ケース353の上端にかけて連続する平面状の貼着面が形成されるため、第2封印シール427を隙間のない密着状態で貼着することが出来、これにより剥離が困難とされている。これにより上下の傾斜面部367、390により形成された封印シール貼着面に第2封印シール427が剥離された痕跡が残りやすくなるため、不正行為が行われたことを発見しやすくなる。
【0198】
なお、これら第1封印シール426及び第2封印シール427は、表面に偽造が困難な模様等が印刷されているとともに、裏面には粘着性の高い粘着剤が塗布されており、一旦貼着すると剥離が極めて困難となるとともに、剥離されたときにはその痕跡が貼着面に確実に残るように構成されている。
【0199】
したがって、第1封印シール426が貼着されていることにより、第1封印シール426を破損しない限り、ラッチ430やネジ425を取り外すことは出来ないので、遊技制御基板ボックス350を基板取付部材351から取り外すことができない。つまり、第1封印シール426が破損していれば、遊技制御基板ボックス350がすり替えられて遊技制御基板ボックス350に収容される遊技制御基板500に何らかの不正改造が行なわれた可能性もあることになり、不正の発見を容易に行なうことができる。
【0200】
また、第2封印シール427が貼着されていることにより、第2封印シール427を破損しない限り、上部ケース353を下部ケース352から開放することは出来ない。つまり、第2封印シール427が破損していれば、上部ケース353が開放されて遊技制御基板ボックス350に収容される遊技制御基板500に何らかの不正改造が行なわれた可能性もあることになり、不正の発見を容易に行なうことができる。
【0201】
以上説明したように、遊技制御基板ボックス350は、上部ケース353と下部ケース352との取付けに関連する取付け関連部位としてのワンウェイネジ410、カシメ用ボス386a、386b、切断片389a、389b、第2封印シール427等を破壊しない限り、上部ケース353を下部ケース352から開放することが出来ないため、不正行為が困難となるとともに、開放された際にはその痕跡が残るため、不正行為があったことを直ちに発見することが出来る。
【0202】
また、下部ケース352と上部ケース353との封止を、封止作業が容易な第1の封止手段である係止爪383aと、不正行為がなされた場合において痕跡が残り得るように封止する第2の封止手段であるワンウェイネジ410と、により効率よく行うことが出来るとともに、これら係止爪383a及びワンウェイネジ410が上部ケース353の長辺部に設けられることで、例えば封止関連部位を破壊することなく上部ケース353の長辺部を撓ませて上部ケース353と下部ケース352との間に隙間を開けること等が困難となり、ケース外部から針金等の異物を差し込むこと等による遊技制御基板500への不正行為を効果的に防止出来る。
【0203】
また、基板取付部材351に遊技制御基板ボックス350が取り付けられた状態において、例えば取付手段であるラッチ430やネジ425が下部ケース352に設けられている場合には係止爪383a及びワンウェイネジ410による封止が解除されると上部ケース353が開封する可能性があるが、ラッチ430やネジ425が上部ケース353に設けられることで、仮に係止爪383a及びワンウェイネジ410による封止が解除されてもラッチ430及びネジ425や係止被覆片394a、394bによる取付作用により上部ケース353が開封することがないばかりか、さらにラッチ430及びネジ425や係止片394a、394bが上部ケース353の短辺部に設けられることで、上部ケース353全体を偏りなく封止することが出来るので、上部ケース353を開封させることによる不正行為を効果的に防止することが出来る。
【0204】
また、遊技制御基板ボックス350は、遊技制御基板ボックス350と基板取付部材351との取付けに関連する取付け関連部位としての係止被覆片394a、394bや第1封印シール426等を破壊しない限り、基板取付部材351から取り外すことが出来ないため、不正行為が困難となるとともに、取り外された際にはその痕跡が残るため、不正行為があったことを直ちに発見することが出来る。
【0205】
また、遊技制御基板ボックス350を構成する上部ケース353及び下部ケース352は透明な合成樹脂により全体が透明部にて構成されているため、内部に収容された遊技制御基板500の特に制御手段としてのCPU等に不正な改造が施されていないかどうかを、下部ケース352から上部ケース353を開放しない状態で外部から確認することが出来るため、不正行為を直ちに発見できる。
【0206】
さらに、基板取付部材351も透明な合成樹脂により全体が透明部にて構成されているため、遊技制御基板ボックス350を背板153に取り付けた状態において、筐体2の外部から、基板取付用開口154及び基板取付部材351を通して遊技制御基板ボックス350の状態を確認することが出来るため、不正行為を直ちに発見できる。
【0207】
また、本実施例においては、遊技に関連する制御を行う制御手段としての遊技制御基板500を収容する遊技制御基板ボックス350を、筐体2内に設けた凹部に入り込むように配設していたが、例えば収容ケース内に収容した状態で筐体2内に配設する回路基板は、遊技に関連する制御を行う制御手段の他の一例である制御部(図示略)が設けられた演出制御基板501等を収容した収容ケース等を、遊技制御基板500と同様の方法にて筐体2内に配設するようにしてもよい。
【0208】
次に、本実施例におけるスロットマシン1の可変表示装置を構成するリールユニット50の詳細を、図33〜図22に基づいて説明する。図33はリールユニット50を斜め前方からみた斜視図であり、図34はリールユニットを示す分解斜視図であり、図35はリール体を示す分解斜視図であり、図36はリールモータ54Lを示す斜視図であり、図37(a)は取付板605のリールモータ54Lへの取付状態を示す図であり、(b)は(a)のリールモータ54Lの底面図であり、図38(a)はリール保持枠656を示す縦断面図であり、(b)はリール保持枠656を示す側面図であり、図39(a)はリール保持枠657を示す縦断面図であり、(b)はリール保持枠657を示す側面図であり、図40は支持板600Lとランプユニット601との関係を示す斜視図であり、図41(a)(b)はランプユニット601の支持板600Lへの取付状態を示す側面図であり、図42は支持板を示す側面図であり、図43(a)は図42のA−A断面図であり、(b)(c)は(a)の要部拡大図であり、図44(a)はリール収容箱体を示す正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図であり、図45はリール収容箱体を斜め後方から見た斜視図であり、図46はリール体をリール収容箱体に組み付ける状態を示す概略図であり、図47(a)は支持板600Lをリール収容箱体52内部に組み付ける状態を示す断面図であり、(b)は支持板600Lがリール収容箱体52内部に組み付けられた状態の要部を示す断面図であり、図48(a)はリール収容箱体52を背板153に取り付ける状態を示す側面図であり、(b)は(a)の要部を示す拡大図である。
【0209】
(2−24)リールユニット
リールユニット50は、3個のリール51L、51C、51Rと、これらリール51L、51C、51Rを横並び状態に並設するためのリール収容箱体52と、から主に構成されており、各リール51L、51C、51Rは、図34に示されるように、リール収容箱体52に着脱自在に設けられる。
【0210】
リール収容箱体52は、ABS樹脂により前面が開口する箱状に形成され、リール中継基板503及びリールランプ中継基板504、リールランプ中継基板504を固定するための基板固定爪495a、495b及び該基板固定爪495a、495bを回動自在に取り付けるための固定爪取付片497a、497b、リール収容箱体52を背板153に取り付けるための固定片452a、452b及び係止片451が取り付けられる。
【0211】
(2−25)リール中継基板
リール中継基板503は、図34に示されるように、リール収容箱体52との対向面(前面側)に、リール収容箱体52内に組み付けられた各リール51L、51C、51R側に設けられたコネクタ686(図47参照)にそれぞれ接続される3個のコネクタ565L、565C、565Rが前向きに実装されているとともに、遊技制御基板500に接続されるケーブルが接続されるコネクタ566が上向きに実装されている。周縁部には6個のネジ穴567が所定間隔おきに形成されており、このネジ穴567にネジ568を止着することでリール収容箱体52の背面上部に固定される。
【0212】
(2−26)リールランプ中継基板
リールランプ中継基板504は、図34に示されるように、リール収容箱体52との対向面(下面側)に、リール収容箱体52内に組み付けられた各リール51L、51C、51R側に設けられたコネクタ688(図47参照)にそれぞれ接続される3個のコネクタ569L、569C、569Rが前向きに実装されているとともに、反対側面には、前記演出用中継基板509に接続されるケーブルが接続されるコネクタ570が上向きに実装されている。また、基板における前記基板固定爪495a、495bに対応する箇所には切欠部571a、571bが形成されている。
【0213】
(2−27)各種金属材
係止片451は、前記リールユニット係止片175に係止されるもので横長の金属板にて構成されており、幅方向の中央部にて屈曲された上片部にはネジ穴572が長手方向に向かって所定間隔おきに3個形成されており、これらネジ穴572にネジ573を止着することでリール収容箱体52の背面に取り付けられる。また、各ネジ穴572間には、リール収容箱体52の位置決め用ボス471(図45参照)が嵌合される位置決め穴574が形成されている。
【0214】
固定片452a、452bは、前記リールユニット取付片174に当接して固定されるもので金属片にて構成されており、その上部は後向きにやや屈曲されているとともに、その下部には2個のネジ穴575a、575bが上下に形成されており、それぞれのネジ穴575a、575bにネジ576a、576bをそれぞれ止着することでリール収容箱体52の背面に取り付けられる。上下のネジ穴575a及びネジ穴575b間には、リール収容箱体52の位置決め用ボス458a、458bが嵌合される位置決め穴577a、577bが形成されている。
【0215】
固定爪取付片497a、497bは、側面視略逆L字状に屈曲された金属片にて構成されており、その下片部にはネジ穴578a、578bが形成されており、それぞれのネジ穴578a、578bにネジ580a、580bをそれぞれ止着することでリール収容箱体52の背面に取り付けられる。ネジ穴578a、578bの下方には、リール収容箱体52の位置決め用ボス460a、460b(460bは図示略)が嵌合される位置決め穴579a、579bが形成されている。上片部には、基板固定爪495a、495bを回転自在に支持するネジ581a、581bが螺入されるネジ穴582a、582bが形成されている。
【0216】
次に、各リール51L、51C、51Rを含むリール体の構成及び各部部材の構造を図35〜図47に基づいて説明する。なお、本実施例におけるリール51L、51C、51Rの取付け構造は全てほぼ同一であるため、図35〜図47ではリール51Lを含むリール体の構成及び各部材の構造のみを説明することによりリール51C、51Rを含むリール体の詳細な説明は省略するものとする。
【0217】
(2−28)支持板
図35における600Lは、リール51Lを回転自在に支持するリールモータ54Lを取り付けるためのABS樹脂製の支持板であり、この支持板600Lの上下の取付片600a、600bに形成された孔部602内に取り付けたラッチ620を介して前記リール収容箱体52に固定することで、リール51Lをリール収容箱体52内に組み付けることが出来るようになっている。
【0218】
支持板600Lの前方には、隣接配置されるリール同士の間を閉塞する円弧状のリール間隠蔽部53が支持板600Lに一体的に形成されている。リール間隠蔽部53の近傍には、3つのリールランプ55La〜55Lcが上、中、下段にそれぞれ区画して収容されるランプユニット601が挿通される開口部680が開成されており、後述する係止手段を介して着脱自在に取付けられるようになっている。支持板600Lの内面600c(リール51Lの配置側面)における略中央位置には、リールモータ54Lを固定するためのモータ取付部613が形成されている。
【0219】
このモータ取付部613には、リールモータ54Lの台座641の周囲を囲むように保持する四角状の枠条607と、リールモータ54Lの取付け位置を決定する駆動モータ位置決め手段としての凸部606と、リールモータ54Lを取り付けるためのネジ603を挿通するための挿通孔608と、回転軸604の後端との干渉を避けるための穴部609が形成されている。
【0220】
内面600cの後方上部には、リールモータ54L及びリールセンサ56Lから延設されるケーブルが接続されるとともに、前記リール中継基板503のコネクタ565L、565C、565Rに接続されるコネクタ686を有するリール信号基板687と、リールランプ55La〜55Lcから延設されるケーブルが接続されるとともに、前記リールランプ中継基板504に接続するためのコネクタ688を有するリールランプ信号基板689が取り付けられており、これらコネクタ686、688は、支持板600Lをリール収容箱体52内に組み付けた際にそれぞれの基板に設けられたコネクタに接続されるようになっている。
【0221】
詳しくは、図42及び図47(b)に示されるように、リール信号基板687は、支持板600Lの内面600cに突設された位置決め用ボス483が挿通する位置決め孔484が一方の対角線上の角部に2つ形成されているとともに、支持板600Lの内面600cに突設された段付きのボス486が嵌合される嵌合孔485が他方の対角線上の角部に2つ形成されている。リール信号基板687は、位置決め孔484内に位置決め用ボス483を挿通して位置決めした状態で嵌合孔485にボス486を嵌合することで、嵌合孔485の周縁部がボス486の外周面先端部に形成された係止部(図示略)に係止されて支持板600Lに取り付けられるようになっている。
【0222】
また、リールランプ信号基板689には、支持板600Lの内面600cに突設された位置決め用ボス479が挿通する位置決め孔480が対角線上に2つ形成されているとともに、支持板600Lの側面に突設された段付きのボス481が嵌合される嵌合孔482が2つ形成されている。リールランプ信号基板689は、位置決め孔480内に位置決め用ボス479を挿通して位置決めした状態で嵌合孔482にボス481を嵌合することで、嵌合孔482の周縁部がボス481の外周面先端部に形成された係止部(図示略)に係止されて支持板600Lに取り付けられるようになっている。
【0223】
これら位置決め孔480、484の内径は位置決め用ボス479、483の外径よりも若干大径に形成されているとともに、嵌合孔482、485の内径はボス481、486の外径よりも若干大径に形成されている。これによりリール信号基板687及びリールランプ信号基板689は、取り付け時において支持板600Lの側面に対して平行方向に若干移動自在となっており、リール51Lの駆動開始や駆動停止時等において支持板600Lに発生する振動が直に伝達されないので、振動によるリール信号基板687及びリールランプ信号基板689内での断線や振動音の発生等が防止されるようになっている。
【0224】
支持板600Lの後端には、リール収容箱体52に形成された後述する案内凹部459L内に差し込まれる差込部690が後方に膨出するように形成されているとともに、差込部690の所定箇所には後述する規制片461が挿入される後向きに開放する細溝691が形成されている。また、後端上部には、支持板600Lの後端上部をリール収容箱体52に形成された後述する案内凹部459L内に差し込まれるように案内する平面視略三角形状の案内片692が後向きに突設されている。また、支持板600Lの所定箇所には、軽量化のための穴部685が3箇所に形成されている。
【0225】
(2−29)リールモータ
リールモータ54Lは、図36及び図37に示されるように、本体部640の下部には、支持板600Lに取り付けるためのネジ603が螺入されるネジ孔642が四隅に形成された台座641が設けられており、この台座641の裏面における所定箇所には、前述したモータ取付部613所定箇所に内向きに突設された凸部606に嵌合する嵌合孔部643が形成されている(図37(b)参照)。
【0226】
リールモータ54Lは、この嵌合孔部643内に凸部606が嵌合されるように、台座641を枠条607内にはめ込んだ状態で、支持板600Lの外面600d(内面600cの反対面)側から挿通孔608内に挿通したネジ603をネジ孔642内に螺入することで、支持板600Lの内面600cに取り付けられるようになっている。支持板600Lの内面600cに形成された凸部606と台座641の裏面に形成された嵌合孔部643とによりリールモータ54Lの位置決め手段が構成されているため、リールモータ54Lを正確な位置に取り付けることが出来る。
【0227】
リールモータ54Lの本体部640における回転軸604側の端面部には、リールセンサ56Lを設けるための取付板605が取り付けられている。取付板605は、図36及び図37に示されるように、一方の端部に切欠部644が形成されており、特に図37(a)に示されるように、リールモータ54Lの回転軸604の側方から差し込むことが出来るようになっているとともに、切欠部644の周囲には、本体部640の上部端面に形成された図示しないネジ孔内に螺合する取付けネジ645を挿通するための取付部としての挿通孔646が4箇所形成されている。
【0228】
切欠部644の反対側端部近傍には、リールセンサ56Lを取り付けるための開口647a、647bが形成されているとともに、その近傍にはリールセンサ56Lから延出されるケーブルを挿通するための挿通孔648が形成されている。なお、649はケーブルを押さえるための押さえ片である。
【0229】
リールセンサ56Lは、特に図43(b)に示されるように、本体部650の上部に透光部56La及び受光部56Lbが設けられるとともに、本体部650の下面四隅からは脚片651、652がそれぞれ下向きに連設されている。脚片651、652はそれぞれ合成樹脂材により弾性変形自在に形成されており、脚片651の先端には開口647a周縁部に係止される係止爪651aが形成されているとともに、脚片652の先端には開口647b周縁部に係止される係止爪652aが形成されており、リールセンサ56Lを取付板605の上方から下降させることによりそれぞれの脚片651、652が弾性変形して係止爪651a、652aが開口647a、647bそれぞれの周縁部に係止され、脚片651、652の弾性復帰力によって取付板605に取り付けられるようになっている。なお、係止爪651a、652aはそれぞれ異なる向きに形成されているので、前後左右方向のずれが効果的に防止されている。
【0230】
リールモータ54Lの本体部640から突出した回転軸604の先端には、リール51Lを相対回動不能に固定するための円盤状の回転板610(回動板)が固定されている。この回転板610は、材質が亜鉛ダイキャストからなり、その中心に回転軸604とほぼ同径をなす貫通路611が形成される円板部610aと、円板部610aの外周端縁から環状に連設される環状片610bとから構成されている。
【0231】
円板部610aにおけるリールモータ54Lの反対側面には、リール51Lを固定するための固定ネジ614が螺合するネジ孔615が、円板部610aの中心部を中心とする同心円上に4箇所形成されているとともに、リール51Lを固定する際の位置決め手段となる位置決めピン616a、616bが、円板610aの中心部を挟んで対向するように、かつ、前記中心部からの距離がそれぞれ異なる位置に突設されている。
【0232】
円板部610aの周縁部近傍には大径穴653が8つ、その内側には小径穴654が4つ形成されている。これら複数の穴が形成されていることにより、金属材からなる回転板610が軽量となってリールモータ54Lの駆動負担が軽減されるとともに、製造コストを低減出来る。また、リールモータ54Lにて発生した熱が効果的に放熱されるようになっている。なお、これら穴のうち、4つの小径穴654は、図37(a)に示されるように、回転板610を所定の向きで停止させた際に、取付板605をリールモータ54Lの本体部640に取り付けるための取付部(取付けネジ645)の直上に位置するようになっているため、回転軸604に回転板610が取り付けられた状態にあっても、ドライバー等を挿通してその下方の取付けネジ645の取付け、取り外しを目視にて確認しながら行うことが出来るため、取付板605、ひいてはリールセンサ56Lのリールモータ54Lに対する着脱を、回転板610が回転軸604に固定された状態でも容易に行うことが出来る。
【0233】
このように構成される回転板610は、工場からの出荷時において予め回転軸604に圧入することにより回転軸604に対して相対回転不能に固定されている。そして回転軸604に固定された状態において、特に図43に示されるように、環状片610bの一部がリールセンサ56Lにおける投光部56Laと受光部56Lbとの間に位置するようになっており、環状片610bの所定箇所に形成された回転基準位置検出部を構成する切欠部617が投光部56Laと受光部56Lbとの間を通過することにより、回転板610、すなわち、リール51Lの回転基準位置が検出されるようになっている。
【0234】
なお、回転軸604とリール51Lとが確実に相対回転不能に固定されていないと、リール51Lの周面に配置される図柄の停止位置ずれ等が発生することがあるため、本実施例においては、リール51Lを固定するための回転板610を回転軸604に対して圧入することにより回転軸604と回転板610とを相対回転不能に固定しているが、例えば回転軸604とリール51Lとの相対回転を不能に固定するために、予め回転軸604と回転板610とを一体成形により構成してもよい。
【0235】
また、本実施例においては、回転板610の回転軸604への取付けはリールモータ54Lを励磁させた状態で行われている。これは、リール51Lの回転基準位置検出部である切欠部617が回転板610に形成されているためである。詳しく説明すると、本実施例におけるリールモータ54Lはステッピングモータであるため、回転板610を回転軸604へ固定する際において、リールモータ54Lの回転軸604が励磁された状態における所定の停止位置(ステップ数に応じた停止位置)から若干ずれた位置にて停止されている状態で回転板610が取り付けられると、このような固定位置の微量のずれにより、リールモータ51Lを駆動させてリール51Lを回転させた際において、リールセンサ56Lによる切欠部617の検出位置に若干のずれが発生して、リール51Lの回転基準位置を正確に検出出来なくなることがあるからである。
【0236】
なお、本実施例におけるリールモータ54Lは、4相のステッピングモータが使用されており、1相励磁の時に200ステップであるのを1−2相励磁方式にて使用することで、プログラム上では400ステップとなってスムーズに回転するようになっている。前述したように、本実施例における図柄は各リールシート655に20個ずつ配置されているので、図柄の配置数に対してモータのステップ数が整数倍とされていることから、1図柄に対応するステップ数が均等に割り振られている(本実施例では1図柄に対して20ステップ)。よって、図柄の停止位置のずれ等が効果的に防止されるため、例えば複数のリール51L、51C、51Rが図33に示されるように並設された状態において、各リール51L、51C、51Rの図柄が横並びに整列する状態で停止させることが出来る。
【0237】
また、この励磁方式による基本励磁パターンは4ステップからなっており、この基本励磁パターンが繰り返されることにより回転軸604を回転させるようになっている。前述した切欠部617の検出方向の幅寸法P1は、この基本励磁パターン分に相当するステップ数である4ステップ分に相当する幅寸法に形成されているため、回転基準位置の検出を、リールセンサ56Lによる切欠部617の検出と基本励磁パターンとで行う場合にも対応して使用することも可能である。
【0238】
(2−30)リール
リール51Rは、識別情報としての複数種の図柄が外方から視認可能となるように印刷等により配置された帯状のリールシート655と、このリールシート655の両端縁部をそれぞれ環状に保持する互いに別個に形成される一対の保持枠656、657とから構成されている。なお、本実施例におけるリールシート655は、厚さが約0.5mmのPET樹脂材により薄肉の帯状に成形されており、また、保持枠656、657は、ABS樹脂材により成形されているがこれら材質は特に限定されるものではない。
【0239】
保持枠656は、図38に示されるように、リールシート655の一端縁部が外周面に貼着される環状片658と、回転軸604に対して回転不能に固定された回転板610に固定するための固定部を構成する円板状の固定板659と、この固定板659と環状片658とを連結するように放射線状に設けられる複数のスポーク片660と、から、リールモータ54Lに固定するための駆動保持枠として構成されている。なお、本実施例においては、これら固定板659、スポーク片660、環状片658を主にそれぞれ厚さ約1〜1.5mmの薄肉の板材にて全体を枠状に形成するとともに、要所に補強用のリブを形成することで軽量化が図られている。
【0240】
固定板659の中心には、回転軸604が嵌合される嵌合穴661が形成されているとともに、その周囲には、固定ネジ614の挿通孔662、及び位置決めピン616a、616bが挿通される挿通長穴663a、663bが形成されている。この挿通長穴663a、663bは、回転板610に突設された位置決めピン616a、616bにそれぞれ対応する箇所に形成されている。これら回動式可変表示体位置決め手段を構成する挿通長穴663a、663b(位置決めピン616a、616b)は、図37(a)に示されるように固定板659の中心Oからそれぞれの挿通長穴663a、663bまでの距離が異なる位置に形成されている(P2>P3)。これにより円形の保持枠656を回転板610に対して常に所定の向きで取り付けることが出来るようになっている。
【0241】
また、固定板659と環状片658とが複数のスポーク片660により連結されていることにより保持枠656の軽量化が図られているとともに、各スポーク片660は、固定板659から環状片658側に向かうに従い先細りとなるように形成されているため、回転軸604の固定部となる固定板659側の強度が高く、かつ、保持枠656の外周付近が軽量化されて、保持枠656の回転時における慣性モーメントが極力小さくなるように形成されている。
【0242】
環状片658は、図38(b)に示されるように、断面略T字状に形成されており、その外周面658aには、リールシート655における幅方向の一端縁部裏面が高粘着性の両面テープ材等を介して貼着されている。また、環状片658の一側面所定箇所には、図中に示されるように、リールシート655の貼着基準位置を示す基準位置表示部としての基準マークMが設けられており、リールシート655を保持枠656、657に貼着する際において、この基準マークMにリールシート655の長手方向の一端部を合わせることで、保持枠656、657に対してリールシート655を常に一定の位置から貼着することが出来るようになっている。よって、この基準マークMの位置がリールシート655の継ぎ目となる。
【0243】
他方の保持枠657は、図39(b)に示されるように断面が略T字状をなすとともに、環状に形成されるABS樹脂材のみからなり、その外周面657aには、リールシート655における幅方向の一端縁部裏面が高粘着性の両面テープ材等を介して貼着されている。
【0244】
このように本実施例におけるリール51L、51C、51Rは複数種の図柄が表面に複数配置された帯状のリールシート655と、該リールシート655の両端縁部を環状に保持する一対の保持枠656、657と、からなり、リールシート655の両端縁部を、それぞれの枠状の保持枠656、657の外周面に両面テープ材等によりそれぞれ貼着することにより一体化されている。
【0245】
このように構成されたリール51Lとリールモータ54Lとの固定方法を図35及び図43に基づいて説明する。
【0246】
リール51Lをリールモータ54Lに取り付ける場合、回転軸604に予め固定された回転板610に、保持枠656の固定板659を取り付ける。詳しくは、固定板659の嵌合穴661内に回転板610から突出された回転軸604を嵌合するとともに、挿通長穴663a内に位置決めピン616aを、かつ、挿通長穴663b内に位置決めピン616bを挿通させるようにして回転板610に固定板659を当接させる。
【0247】
この状態で、固定ネジ614を各挿通孔662内に挿通し、回転板610のネジ孔615内にそれぞれ螺入する。これにより、回転板610と固定板659とは、複数の固定ネジ614による取付け作用と位置決めピン616a、616b及び挿通長穴663a、663bによる嵌合作用によって回動不能に固定される。よって、リール51Lは保持枠656を介して回転板610、ひいてはリールモータ54Lの回転軸604に対して相対回動不能に固定される。
【0248】
以上説明したように、本実施例におけるリール51L(51C、51R)の回動基準位置を検出するための回動基準位置検出部である切欠部617が、リール51Lを回転軸604に固定するための回転板610自体に形成されていることにより、リール51Lの成型精度や回転軸604に対する取付け精度に影響されることなく、かつ、リール51Lの回動に応じた回動基準位置の検出が行われるため、回転軸604の回転とリール51Lの回転とのずれによる図柄の停止位置のずれが効果的に防止される。
【0249】
また、回転板610に形成された小径穴654を取付けネジ645の直上に位置させることで、回転板610の上方から取付けネジ645をドライバー等で取り付けたり取り外すことが出来るようになっているので、回転軸604に回転板610が固定された状態でも、取付板605をリールモータ54Lの本体部640に対して着脱することが出来るため、リールモータ54Lだけの製造が可能となる。
【0250】
また、回動基準位置検出部としての切欠部617を、回転板610における外周縁部の環状片610bの所定箇所に形成することで、環状片610bの内側における回転軸604の近傍に切欠部617を設ける場合よりも、回転軸604の1ステップに対応する移動距離が長くなり、これにより回転基準位置の検出誤差の許容範囲を大きくとれることになるので、リールセンサ56Lによる検出精度が高まることが好ましいが、回転軸604からの距離が長くなり過ぎると、切欠部617が大きくなって回転板610の強度が低下したり、回転板610の回動時に生じるぶれ等の要因により検出精度が低下しやすくなるため、切欠部617は回転軸604から適宜距離離間した位置に形成することが好ましい。
【0251】
(2−31)ランプユニット
支持板600Lに回動自在に取り付けられるリール51Lにおける前述した可変表示部に対応する領域、すなわち、透視窓14を通して遊技者が図柄を視認可能となる視認領域を後面側から個別に照射可能な複数のリールランプ55La〜55Lcが設けられるランプユニット601の詳細を説明する。
【0252】
ランプユニット601は、図40及び図41に示されるように、リールランプ55La〜55Lcが配置される本体部670と、本体部670を支持板600Lに取り付けるための取付部671とから主に構成されている。本体部670の前部には、図35に示されるように、それぞれ前方に開口するとともに、上・中・下段それぞれに区画された区画室672a、672b、672cが形成されている。これら区画室672a、672b、672cそれぞれの後壁には、後方に設けられるランプ基板673の前面における上・中・下段にそれぞれ1個ずつ取り付けられたリールランプ55La〜55Lcを前方に前方に臨ませるための横長の長穴674a、674b、674cがそれぞれ形成されている。
【0253】
本体部670の上端部には、先端に下向きの係止爪675aが形成された弾性変形自在な係止片675が後向きに形成されているとともに、下端部には、先端に上向きの係止爪666aが形成された弾性変形自在な係止片666が後向きに形成されており、これら上下の係止片675、666の係止爪675a、666aにランプ基板673の上下端部を係止させることでランプ基板673を本体部670の後側に設けることが出来るようになっている。
【0254】
ランプ基板673が本体部670の後側に設けられることにより、各区画室672a、672b、672c内にリールランプ55La〜55Lcが配置される。各リールランプ55La〜55Lcは、それぞれ前後方向を向くように配置されるため、その前方に設けられるリールシート655の後面側が均等に照射される。本体部670における中央の区画室672bの側壁には、前面に上下方向を向く係合凹溝678が形成された突出部材679が、側方に向けて突設されている。
【0255】
また、取付部671は、本体部670の側方に前後方向を向くように形成されており、この取付部671の上端部には、側面視略上向きコ字状の係合片676が形成されているとともに、取付部671の下端部には、側面視略下向きコ字状の係合片677が形成されている。係合片676は、前片676aと後片676bとを有しており、前片676aと後片676bとは所定間隔離間して前後に形成されている。また、係合片677は、前片677aと後片677bとを有しており、前片677aと後片677bとは所定間隔離間して前後に形成されている。
【0256】
一方、支持板600の開口部680は、本体部670を挿通可能な大きさに形成されており、その上端部には、幅寸法が前片676aと後片676bとの間の隙間よりも小寸な下向きL字状の係合片681が形成されているとともに、下端部には、幅寸法が前片677aと後片677bとの間の隙間よりも小寸な下向きL字状の係合片682が形成されている。また、後端部には、先端に外面600d側に突出する係止爪683aが形成された弾性変形自在な係止片683が形成されている。
【0257】
このように構成されたランプユニット601は、図40中矢印で示されるように、支持板600Lの外面600d側、すなわち、リール51Lの配置位置側と反対側から、前方に形成された開口部680内に本体部670を挿通することにより支持板600Lの内面600c側、すなわち、リール51Lの配置位置側に配置出来るようになっている。
【0258】
ここで支持板600Lにランプユニット601を取り付ける場合を説明すると、まず図40に示されるように、ランプ基板673が取り付けられたランプユニット601の本体部670を、支持板600Lの外面600d側から開口部680内に挿通する。次いで、図41(a)に示されるように、本体部670を開口部680内における後側に位置させ、上下の前片676a、677aと後片676b、677bとの間の隙間に係合片681、682を挿通させる。このとき、上下の前片676a、677aと後片676b、677b、及び取付部671の後部が支持板600の外面600dに当接してそれ以上の挿通が規制される。
【0259】
この状態から、図41(a)中矢印方向、すなわち、前方に向けてランプユニット601をスライド移動させると、図41(b)に示されるように、係合片681に後片676bが、また、係合片682に後片676bが係合して取付部671の支持板600からの離脱が規制される。そして、突出部材679の前面に形成された係合凹溝678内に開口部680の湾曲状の前方端縁部が嵌合して前方移動が規制されるとともに、取付部671の後端部に係止爪683aが弾性復帰力により係止され、後方移動も規制される。
【0260】
このようにランプユニット601は、これら係合片676、677/係合片681、682、係合凹溝678/開口部680の前端縁、係止爪683aと取付部671の後端部、による係止作用によって、支持板600に対して取り付け出来るようになっている。よって、ランプユニット601を支持板600Lから取り外す場合は、係止片683aを外面600d側から内向きに押し込んだ状態でランプユニット601を後退させ、上下の前片676a、677aと後片676b、677bとの間の隙間に係合片681、682が位置させれば、支持板600Lの内面600c(図11中裏面側)側に配置されていた本体部670を、外面600d側に容易に引き出して取り外すことが出来る。
【0261】
このようにランプユニット601は、弾性変形自在な係止爪等の係止手段(係合片676、677/係合片681、682、係合凹溝678/開口部680の前端縁、係止爪683aと取付部671の後端部)を介して支持板600Lに対して着脱自在に取り付けられているため、ランプユニット601の支持板600Lからの着脱を、ドライバー等によりネジ固定などをすることなく、手作業で容易に行うことが出来るため、着脱作業を容易に行うことが出来る。
【0262】
また、図40及び図43に示されるように、ランプユニット601の本体部670は、リール51Lのリールシート655の後面をリールランプ55La〜55Lcにて後方から照射できるように、支持板600Lの内面600c側であるリール51Lの内部に配置されるため、前方の図柄を後方から均一に照射することが出来る。また、リールランプ55La〜55Lcは各区画室672a、672b、672c内に配置されるため、前方の上・中・下段にそれぞれ停止される図柄をそれぞれ個別に照射することが出来るばかりか、各区画室672a、672b、672cを全体的に均一に明るく照射することが出来るため、演出効果が向上する。
【0263】
また、ランプユニット601の本体部670は、支持板600Lに形成された開口部680を介して、リール51Lの回動軸心方向に向けて抜き差し出来るようになっているとともに、係止爪683aが外面600d側に設けられており、支持板600Lの外面600d側にて前述した係止手段の係止及び解除作業を行うことで着脱出来るため、リール51Lが支持板600Lに回動自在に設けられている状態においても、リール51Lを支持板600Lから取り外したりすることなく、かつ、支持板600Lにおけるリール51Lの配置位置の反対側から、配置されたリール51Lに干渉することなく、開口部680を介して容易に着脱してリールランプ55La〜55Lcを交換することが出来る。
【0264】
このように、リール51L及びリールモータ54L、ランプユニット601が固設される支持板600Lからなるリール体は、図33に示されるように、リール収容箱体52内に横並び状態で組み込まれる。このとき、特に図43に示されるように、互いに所定距離離間するように隣り合って配置される各リール51L、51C、51R間には、各支持板600L、600C、600Rの前方に一体的に形成されたリール間隠蔽部53が配置される。詳しくは、図43(c)に示されるように、リール間隠蔽部53は、その幅方向の端部とリールシート655の端部とが互いに所定幅分重なり合うように(要部拡大図参照)、互いに隣り合うそれぞれのリールのリールシート655の裏面(内周面)側端部まで張り出すように設けられているため、リールシート655の表面における遊技者からの視認領域を狭めることなくリール51L、51C、51R間を隠蔽することが出来る。よって、各リールシート655の表面を、幅方向に広く見せることが出来るため、リールシート655の表面に配置される図柄等を大きくするなどして視認性を高める等の自由度が向上するばかりか、リール隠蔽部53が可変表示部内に大きく露呈して可変表示部の外観体裁が損なわれることを防止出来る。
【0265】
(2−32)リール収容箱体
設置体としてのリール収容箱体52は、図44〜図47に示されるように、ABS樹脂材により前面が開口する箱状に構成されており、前述したように内部にリール51L、51C、51Rの後部分を収容出来るようになっている。前面開口の周縁部に形成されたフランジ部456における上下部所定箇所には、支持板600L、600C、600Rを設置位置にてリール収容箱体52から離脱不能に固定するラッチ620を挿通する挿通穴457が所定間隔おきに複数形成されている。
【0266】
リール収容箱体52を構成する後壁52a内面所定箇所には、各支持板600L、600C、600Rの組み付け時において、各支持板600L、600C、600Rの前記差込部690が嵌合される縦長の案内凹部459L、459C、459Rが、前記各挿通穴457に対応するように所定間隔おきに複数形成されているとともに、各差込部690の前記細溝691内に差し込まれる規制片461が、各案内凹部459L、459C、459Rを横切るように後壁52aの左右方向にわたって形成されている。
【0267】
規制片461は、図44(b)に示されるように、その先端が案内凹部459L、459C、459R周辺の後壁52aの内面よりも前方に突出するように形成されているため、各支持板600L、600C、600Rをリール収容箱体52の内部に挿入した際においては、まず始めに細溝691内に規制片461が差し込まれて各支持板600L、600C、600Rの上下方向の位置決めがなされた後、差込部690が案内凹部459L、459C、459R内に嵌合されることにより各支持板600L、600C、600Rの左右方向の位置決めがなされるようになっている。その先端が案内凹部459L、459C、459R周辺の後壁52aの内面よりも前方に突出するように形成されているため、各支持板600L、600C、600Rをリール収容箱体52の内部に挿入した際においては、まず始めに細溝691内に規制片461が差し込まれて各支持板600L、600C、600Rの上下方向の位置決めがなされた後、差込部690が案内凹部459L、459C、459R内に嵌合されることにより各支持板600L、600C、600Rの左右方向の位置決めがなされるようになっている。
【0268】
設置体を構成する壁部としての底壁52cの上面には、各リール51L、51C、51Rを組み付ける際において、各支持板600L、600C、600Rを後方の設置位置に向けて案内するとともに、組み付けられた状態における左右方向の位置ずれを当接規制する案内手段としての左右一対の案内規制片465L、465C、465R、466L、466C、466Rが、それぞれ案内凹部459L、459C、459Rに対応する位置に、互いに所定距離離間するように上向きに突設されており、底壁52cの上面における両案内規制片465L、466L間、465C、466C間、465R、466R間には、底壁52cの前後方向に向けて直線状に延びる支持板の設置用案内部695(図46参照)が形成されている。
【0269】
すなわち、案内手段として底壁52cの上面に突設された左右一対の案内規制片465L、465C、465R、466L、466C、466Rにより、支持板600L、600C、600Rの下端辺を左右側から挟持するように当接規制して案内する案内壁が構成されている。
【0270】
詳しくは、一方の案内規制片465L、465C、465Rは、底壁52dの後端から前端(支持板の差込側端部)まで延びるように形成され、他方の案内規制片466L、466C、466Rは、底壁52dの後端から前端よりもやや後方の位置まで延びるように形成されている。すなわち、案内規制片466L、466C、466Rは案内規制片465L、465C、465Rよりも短寸であり、両案内規制片の前端部(支持板の差込側端部)の位置は前後方向にずれていることから、各案内規制片465L、465C、465Rにおける案内規制片466L、466C、466Rよりも前方に延設された部分、及びこの各案内規制片465L、465C、465Rにおける案内規制片466L、466C、466Rよりも前方に延設された部分と各案内規制片466L、466C、466Rの前端部との間に形成される空間が、これらが支持板600L、600C、600Rの差込用案内部696(図46参照)として機能するようになっている。
【0271】
また、これら案内規制片465L、465C、465R、466L、466C、466Rは、それぞれ前端部(支持板の前端部)に向かう従い幅方向の厚みが先細りになるように形成されていることで、案内規制片465L、466L間、及び465C、466C間、及び465R、465R間に形成される設置用案内部695の幅寸法が、それぞれ前端部に向かうに従い幅広となっているとともに、前述したように両案内規制片の前端部(支持板の差込側端部)の位置は前後方向にずれていることから、両案内規制片の前端部間が支持板の厚み幅寸法よりも幅広となっているため、支持板600L、600C、600Rを設置用案内部695に差し込みやすくなっている。すなわち、両案内規制片の前端部間が、少なくとも支持板600L、600C、600Rの差し込みが容易になる程度の幅を有するように両案内規制片の前端部における位置を前後方向にずらすことが好ましい。
【0272】
また、案内規制片465L、466L間、465C、466C間、465R、465R間に形成される設置用案内部695おける後端部側には、前方から後方に向かうに従い高くなる乗上げ片467L、467C、467Rが突設されており、案内規制片465L、466L間、465C、466C間、465R、465R間に挿入された支持板600L、600C、600Rの後端が乗り上げてその後部が若干上昇されるようになっている。
【0273】
後壁52aの下方所定箇所には、案内凹部459L、459C、459Rよりも後方に膨出する当接部462が案内凹部459L及び459Cとを横切るように左右方向に形成されている。この当接部462の外面は、リール収容箱体52を背板153に取り付けた際において背板153内面に当接する。
【0274】
後壁52aにおける各案内凹部459L、459C、459Rの上部から上壁52bにかけて、上下方向を向く開口部463L、463C、463Rが形成されており、内部に組み付けられるリール51L、51C、51Rや支持板600L、600C、600Rの後部がリール収容箱体52の外部から視認出来るようになっている。
【0275】
後壁52aの外面上部における左右両端側には、図44(b)及び図45に示されるように、固定片取付部464a、464bがそれぞれ外方に膨出するように形成されている。この固定片取付部464a、464bの後面には、固定片452a、452a取付け用のネジ576a、576b(図34参照)が螺入されるネジ穴(図示略)が上下に形成されているとともに、これら上下のネジ穴(図示略)の間には、固定片452a、452aの位置決め穴577aに嵌合する位置決め用ボス458a、458b(図45参照)が後向きに突設されている。
【0276】
これら左右の固定片取付部464a、464bの間には、前記リール中継基板503を固定するためのネジ568が螺入されるネジ孔が形成された複数の基板取付ボス472(図44(b)参照)が後向きに形成されている。また、案内凹部459L、459Cの後面には、係止片451の位置決め穴574が嵌合される位置決め用ボス471が後向きに突設されている。
【0277】
リール収容箱体52の後壁52aと上壁52bとにおける開口部463Lの近傍及び開口部463C、463R間の2箇所には、外向きに開放する凹部496a、496bが形成されており、この凹部496a、496bには、前記リールランプ中継基板504を固定するための基板固定爪495a、495bを回動自在に支持するL字状の固定爪取付片497a、497bが取り付けられる。
【0278】
上壁52bの前部所定箇所には、リール収容箱体52の前面開口側から手を差し込むことが出来る把手部473が凹設されており、リール収容箱体52を容易に持ち運び出来るようになっている。また、上壁52bの上面における前記凹部496a、496bの前方には、上面に配置されるリールランプ中継基板504の下面を支持するリブ470がそれぞれ2本ずつ突設されている。
【0279】
また、各リール51L、51C、51Rの後部との対向位置下方には、リールモータ54L、54C、54Rからの熱を外部に放出するための放熱穴468が後壁52aから底壁52cにかけてそれぞれ形成されている。また、後壁52aの左右側における上下方向略中央位置には、横長の放熱穴469がそれぞれ側壁52dにかけて形成されている。
【0280】
このように、支持板600L及び該支持板600Lを組み付けるリール収容箱体52がABS樹脂材により軽量に構成されていることにより、リール51L、51C、51Rの筐体2に対する着脱作業を容易に行うことが出来るとともに、リール51L、51C、51Rが組み込まれたリール収容箱体52の荷重が加わる係止片451や筐体2側のリールユニット係止片175が強固な金属材により形成されていることで耐久性が高められるため、リール収容箱体52を確実に支持することが出来るばかりか、係脱により係止片451やリールユニット係止片175が破損してリール収容箱体52が落下することがない。
【0281】
なお、支持板600Lをリール収容箱体52に組み付けた状態で固定する固定手段の一例であるラッチ620は、図30に基づいて説明した遊技制御基板ボックス350を固定するラッチ430と同様のラッチが使用されているため、ここでの詳細な構造の説明は省略する。
【0282】
(2−33)リール体のリール収容箱体への取付け
次に、このようにリール51Lが回動自在に取り付けられた支持板600Lのリール収容箱体52内への着脱時における作用を図46及び図47に基づいて説明する。
【0283】
リール51Lが回動自在に取り付けられた支持板600Lをリール収容箱体52内に組み付けるには、まず、支持板600Lをリール収容箱体52に組み付ける前の段階で、図46及び図47(a)に示されるように、上下の取付片600a、600bの孔部602内それぞれにラッチ620を予め前側から取り付けておく。
【0284】
次いで、ラッチ620が取り付けられた支持板600Lを、リール収容箱体52の案内凹部459Lが形成された位置に合わせた状態で前面側から内部に向けて差し込む。このとき、図46に示されるように、案内規制片465L、465C、465R、466L、466C、466Rは、それぞれ前端部に行くに従い幅方向の厚みが先細りになるように形成されていることで、案内規制片465L、466L間、及び465C、466C間、及び465R、466R間の幅寸法が、前端部に向かうに従い幅広になるように形成されているとともに、両案内規制片の前端部の位置が前後方向にずれていることで案内規制片465L、465C、465Rの一側方が開放されて、各案内規制片465L、465C、465Rと各案内規制片466L、466C、466Rの前端部間が支持板600L、600C、600Rの厚み幅寸法よりも幅広となるため、支持板600L、600C、600Rを各案内規制片465L、466L間、465C、466C間、465R、465R間に容易に差し込むことが出来る。
【0285】
また、案内規制片466L、466C、466Rは案内規制片465L、465C、465Rよりも短寸であることで、それぞれの案内規制片465L、465C、465Rの前端部は一方向側(図中向かって右側)に向けて開放されるため、図46中2点鎖線で示されるように、各リール51C、51Rを傾けて、リール51C、51Rの支持板600C、600Rの下端辺の後端をそれぞれに対応する案内規制片465C、465Rの前端部、すなわち、案内規制片465C、465Rにおける差込用案内部696に当接させた状態で後方に向けて滑らすようにスライド移動させることが出来、これにより両案内規制片465C、466C間、及び465R及び465R間の設置用案内部に案内されることになる。
【0286】
より詳しくは、支持板600L、600C、600Rを差し込むための差込幅が広くなって差し込みやすくなるばかりか、長寸の案内規制片465L、465C、465Rの前方は差込用案内部696の一部を構成し、かつ、案内規制片465L、465C、465Rの後方は設置用案内部695の一部を構成していることで、支持板600L、600C、600Rの下端辺部を直線状に形成された案内規制片465L、465C、465Rの前部に摺接案内させた状態で後方に向けてスライド移動させることが出来るため、支持板600L、600C、600Rを後方の設置位置に容易に配置することが出来るのである。
【0287】
また、このように案内規制片466L、466C、466Rを案内規制片465L、465C、465Rよりも短寸とし、それぞれの案内規制片465L、465C、465Rの前端部を一側方(図中向かって右側)に向けて開放することで、例えば図46に示されるように、先に設置したリール51Lに干渉しないように各両案内規制片間に支持板を差し込み、スライド移動により設置位置まで押し込むことが出来るため、先に設置したリール51Lと干渉してリールが損傷したりすることを効果的に回避出来る。
【0288】
本実施例においては、案内規制片466L、466C、466Rが他方の案内規制片466L、466C、466Rよりも短寸に形成されているので、図46に示されるように、各リール51L、51C、51Rは左側から配置していくことが好ましい。
【0289】
なお、本実施例においては、支持板の案内手段としての案内規制片465L、465C、465R、466L、466C、466Rそれぞれが前端に行くに従い幅狭となるように先細り形状とすることで、差込用案内部の間口が支持板600L、600C、600Rの厚み幅よりも幅広となっているが、互いに対向する案内規制片465L、465C、465R、466L、466C、466Rを平面視略「ハ」の字状となるように形成することで差込用案内部696における支持板の差込幅が幅広となるようにしてもよい。
【0290】
さらにリール51Lを後方に押し込むと、支持板600Lの後部が乗上げ片467Lに乗り上げて若干上昇するとともに、支持板600Lの後端に形成された差込部690の細溝691内に、案内凹部459L付近に形成された規制片461の先端が差し込まれることにより、支持板600Lの上下移動が規制されるとともに、さらに支持板600Lを押し込むと、支持板600Lの差込部490が案内凹部459L内に嵌合されることにより、支持板600Lの後端下部の左右移動が規制されるとともに、図47(b)に示されるように、案内片692が開口部463L内に入り込んで支持板600Lの後端上部の左右移動が規制されて位置決めがなされる。
【0291】
このように規制片461及び案内凹部459Lと、案内片692及び開口部463Lにより支持板600Lの後端部の位置決めがなされることにより、コネクタ686がコネクタ565Lの前方に正確に位置し、コネクタ565Lに確実に接続されるように案内されることになる。すなわち、これら規制片461及び案内凹部459Lと案内片692及び開口部463Lとは、コネクタ686のコネクタ565Lへの接続を案内する案内手段を構成している。
【0292】
さらに支持板600Lの後端が後壁52aの内面に当接するまで支持板600Lを押し込むと、図47(b)に示されるようにコネクタ686がコネクタ565Lに接続される。このように、支持板600Lをリール収容箱体52内に組み付けるだけでコネクタ686とコネクタ565Lとが電気的に導通するように接続されるので、リールモータ54Lやリールセンサ56Lのコネクタ686をリール中継基板503のコネクタ565Lに接続する作業を支持板600Lの組み付け後に行う必要がなくなるので、配線の接続作業が簡素化される。よって、リール51Lの交換やメンテナンスの作業性が効果的に向上する。
【0293】
また、コネクタ686のコネクタ565Lへの接続を案内する規制片461及び案内凹部459Lがリール収容箱体52に形成されていることにより、コネクタ686とコネクタ565Lとの接続を、作業者が目視により接続状況を確認しながら行う必要がないので、コネクタ686のコネクタ565Lへの接続を容易になる。
【0294】
さらに、支持板600Lの後端が後壁52aの内面に当接する設置位置に設置された状態において、上下の取付片600a、600bの後面とフランジ部456の前面とがそれぞれ当接するとともに、孔部602と挿通穴457とが合致するため、孔部602内に取り付けられたラッチ620のブッシュが挿通穴457内に嵌合される。
【0295】
この状態で、上下の取付片600a、600bから前方に突出している操作ピンを後方に向けて強く押し込み、上下の取付片600a、600bを上下のフランジ部456にそれぞれ固定する。ここで前述したラッチ430と同様に、ラッチ620の操作ピンが後方に位置している状態から、操作ピンを後方に向けて強く押し込むと、押し込まれたピン部材により固定片が外向きに押し広げられることにより、固定片の外周面が孔部602及び挿通穴457の内周面に押圧されるとともに、この状態において、操作ピンの後退移動が規制されて、上下の取付片600a、600bと上下のフランジ部456とがラッチ620により互いに離間不能に連結される(図30参照)。
【0296】
このようにして全ての支持板600L、600C、600Rをリール収容箱体52内に組み付けた後、図47(a)に示されるように、リールランプ中継基板504を、その下面に設けられた各コネクタ569Lが、リール収容箱体52内から各開口部463L、463C、463Rを通して上方に臨む各コネクタ688に接続されるように下降させる。そして図47(b)に示されるように各コネクタ668、569Lが電気的に接続された後、それぞれの基板固定爪495a、495bを図45中実線で示される位置まで回転させることで、リールランプ中継基板504が上壁52bに固定されることになる。このようにリールランプ中継基板504とリールランプ55La〜55Lcとの接続も、リールランプ中継基板504を上壁52bに取り付けるだけの簡単な作業で行うことが出来る。
【0297】
また、前述のようにリール間隠蔽部53が支持板600L、600C、600Rに予め一体成型されていることで、支持板600L、600C、600Rに固設されるリールモータ54L、54C、54Rに回動自在に設けられたリール51L、51C、51Rとリール間隠蔽部53との間に隙間が生じにくくなるとともに、全て同一構造とされた複数個のリール体(リール51L、51C、51R及び支持板600L、600C、600R)をリール収容体52に並列配置するだけで、各リール51L、51C、51R間の隙間が、一方の支持板のリール間隠蔽部53により隠蔽されるため、製造コストの低減を図ることが出来るばかりか、配置作業に手間がかかることがない。
【0298】
また、支持板600Lをリール収容箱体52から取り外すには、まず、基板固定爪495a、495bを回転させてリールランプ中継基板504の固定を解除してリールランプ中継基板504を上昇させて上壁52bから離脱させる。これにより各コネクタ688、569Lの接続が解除される。このように、リール収容箱体52からの支持板600Lの着脱作業時において着脱する必要があるリールランプ中継基板504は、工具等を用いることなく手作業で固定及び固定の解除を行える中継基板固定手段としての基板固定爪495a、495bにより上壁52bに対して着脱自在に取付けられているため、リール収容箱体52からの支持板600Lの着脱作業及びリールランプ55La〜55Lcとリールランプ中継基板504との電気的接続及び接続解除を容易に行うことが出来る。
【0299】
次いで、各ラッチ620の操作ピンを手で手前側に引っ張るだけで上下の取付片600a、600bと上下のフランジ部456との連結が解除されるので、簡単に取り外すことが出来る。さらに、本実施例にて用いたラッチ620にあっては、取付片600a、600b側に取り付けられた部位(ブッシュ)に対して操作ピンが逸脱しないように保持されたままとなるため、ネジ等のようにその都度取付部にねじ込んだり取付部から取り外す必要がないので、支持板600Lの取り外しの際にパーツを紛失したりすることがないばかりか、操作性が極めて容易であるため、作業性が向上する。
【0300】
また、支持板600Lをリール収容箱体52から取り外すことにより、コネクタ565Lとコネクタ686との接続が解除されるため、支持板600Lをリール収容箱体52から取り外す前にリールモータ54Lやリールセンサ56Lとリール中継基板503との接続を手作業で解除する必要がないため、リール51Lの着脱作業が容易になる。
【0301】
このように、支持板600Lのリール収容箱体52に対する着脱をラッチ620を用いて行うことで、着脱作業を工具等を用いることなく手作業のみで極めて容易に行うことが出来る。
【0302】
なお、このような固定手段は、上記ラッチ620のように、操作部(操作ピン)の手動操作により作用する固定部材(ブッシュ)を作用させることでリール収容箱体52に対する支持板600L、600C、600Rの固定及び固定の解除を行うことが出来る固定手段のみに限定されるものではなく、リール収容箱体52に対する支持板600L、600C、600Rの固定及び固定の解除を、ドライバー等の工具等を用いることなく手作業で行えるものであれば、例えば蝶ネジ等種々の固定手段も適用可能である。
【0303】
また、リール間隠蔽部53はリール51L、51C、51Rの内周面側に配置されることで、各リールの幅寸法を広げることが出来るため、図柄の視認性が著しく向上するばかりか、リール体(リール51L、51C、51R及び支持板600L、600C、600R)の並列配置をリール間隠蔽部53に干渉されることなく行うことが出来る。
【0304】
なお、本実施例においては、リール51Lに関わる付帯装置の一部であるリールランプ55La〜55Lcのコネクタ688とリールランプ中継基板504のコネクタ569Lとの接続は、リールランプ中継基板504の上壁52bへの着脱により行われるように構成されているが、例えばコネクタ688とコネクタ569Lとの接続が後壁52a側で行われるようにリールランプ中継基板504を後壁52aに取り付けて、リールランプ55La〜55Lcのコネクタ688とリールランプ中継基板504のコネクタ569Lとの接続が、支持板600Lをリール収容箱体52への組み付けることにより行われるように構成してもよい。
【0305】
なお、他の支持板600C、600Rに関しても、上記支持板600Lの着脱方法と同様の方法によってリール収容箱体52に対して着脱自在に組み付けることが出来るため、詳細な説明は省略することとする。
【0306】
以上説明してきたように、本実施例におけるリールユニット50にあっては、支持板600L、600C、600Rを、案内規制片465L、466L間、465C、466C間、465R、466R間にそれぞれ直線状に形成された設置用案内部に沿ってスライド移動させることで、支持板600L、600C、600Rが設置体としてのリール収容箱体52における設置位置まで確実に案内されて配置されるため、各リール51L、51C、51Rを、互いに隣接配置されるリールと干渉させることなく容易に配置することが出来るばかりか、設置位置での支持板600L、600C、600Rの固定を、ラッチ620を介して工具等を用いることなく手作業で、また、支持板600L、600C、600Rの組み付け方向、すなわち、リール収容箱体52の前方からの固定のみで簡単に行うことが出来る。よって、これら各リールのリール収容箱体52への配置や取外し、及び配置位置での固定や該固定の解除を含む一連の作業を、設置体を分解したりすることなく極めて容易に行うことが出来るため、製造時等におけるリール体の組み付け作業効率が向上するばかりか、機種変更等に伴うリールの交換作業効率が著しく向上する。
【0307】
また、支持板600L、600C、600Rそれぞれに対応する案内路部を構成する案内規制片465L、465C、465R及び466L、466C、466Rは、支持板600L、600C、600Rの上下を支持する上壁52b及び底壁52cのうち、底壁52cにおける上壁52bとの対向面(上面)にのみ形成されているため、リール収容箱体52の構造が簡素化されて製造コストが低減される。
【0308】
次に、このようにリール51L、51C、51R及び支持板600L、600C、600Rからなるリール体が内部に組み付けられたリール収容箱体52の筐体2への着脱方法及びその作用を図48に基づいて説明する。
【0309】
(2−34)リール収容箱体の筐体への取付け
リール収容箱体52を筐体2へ取り付けるには、図48(a)に示されるように、リール収容箱体52の後壁52a外面に取り付けられた係止片451を、背板153の内面所定箇所に固設されたリールユニット係止片175に対して上方から下降させるようにして係止させる。この時、リール収容箱体52の後壁52aの上部左右側の固定片452a、452bが、図48(b)に示されるように、当接片190L、190Rそれぞれに形成されたリールユニット位置決め片193L、193R(図48(b)中には左側のリールユニット位置決め片193Lのみが図示されている)の内側に位置される。
【0310】
そして、リール収容箱体52の下部の当接部462が背板153の内面に当接するとともに、左右の固定片452a、452bの裏面が当接片190L、190Rの前面に当接され、リール収容箱体52が背板153内面所定高さ位置に係止される。この状態で、左右のリールユニット位置決め片193L、193Rに固定片452a、452bが係止されてリール収容箱体52の左右方向の位置ずれが規制される。
【0311】
最後に、左右の固定片191L、191Rを内側に回転させて固定片452a、452bの前面側に位置させる。これによりに固定片452a、452bの当接片190L、190Rからの離脱が固定片191L、191Rにより防止されることで、リールユニット係止片175からの係止片451の逸脱が規制されるため、リール収容箱体52が背板153の内面から離脱不能に取り付けられることになる。
【0312】
また、リール収容箱体52を筐体2から取り外す場合は、固定片191L、191Rをそれぞれ外向きに回転させるだけで、リールユニット係止片175からの係止片451の逸脱が可能となるため、この状態でリール収容箱体52を背板153に沿うように若干上昇させてリールユニット係止片175から係止片451を引き出せば、リール収容箱体52を背板153から簡単に取り外すことが出来る。
【0313】
このように、リールユニット係止片175からの係止片451の逸脱の規制や解除を行う固定片191L、191Rは、前記規制及び規制解除の操作を工具等を用いることなく手作業で行うことが出来るように構成されているため、リール収容箱体52の着脱作業が効果的に向上する。
【0314】
なお、上記のような固定片191L、191Rのみに限定されるものではなく、リールユニット係止片175からの係止片451の逸脱の規制や解除を、ドライバー等の工具等を用いることなく手作業で行えるものであれば、例えば蝶ネジ等種々の手段が適用可能である。
【0315】
以上説明したように、筐体2の背板153の内面所定箇所に設けられたリールユニット係止片175に係止片451を係脱させるだけで、リール51L、51C、51Rを回動自在に支持する支持板600L、600C、600Rが組み付けられたリール収容箱体52を簡単に筐体2に取り付けたり取り外したりすることが出来るので、リール51L、51C、51Rの交換やメンテナンスの作業性が効果的に向上するとともに、リールユニット係止片175と係止片451との係脱がリール収容箱体52の後面(外面)と背板153の内面との間で行われるので、リールユニット係止片175や係止片451が筐体2内部に大きく張り出して、筐体2内部におけるリール収容箱体52の周辺に各種装置を組み付けたり配線する作業等の邪魔になることがない。
【0316】
より詳しくは、例えばリール収容箱体52内を上面に載置することが出来る載置板を筐体2内に設け、この載置板の上面にリール収容箱体52を載置することで筐体2内部に設ける場合、載置板は所定重量を有するリール収容箱体52を下方から受支するために筐体2の内面から内方に向けて大きく張り出すように設けられることになるが、リールユニット係止片175と係止片451との係脱が背板153内面と後壁52aの外面との間で行われて、リール収容箱体52が背板153に支持されることになるので、リール収容箱体52を取り付けるための載置板等を設けなくても支持することが出来る。
【0317】
よって、上記のように筐体2の内部空間を上下に区画するような載置板がなくなるため、リール収容箱体52を筐体2に取り付けた状態、さらには取り外した状態においても、リールユニット係止片175や係止片451が筐体2内部におけるリール収容箱体52の周辺に各種装置に関わる作業、例えばリール収容箱体52の下方のホッパータンク57aへのメダルの補給時等において邪魔になることがない。また、特に本実施例においては、筐体2内下部に電源ユニット65が設けられていることから、電源ユニット65と、その上方に設けられる各種装置や各種基板等とを接続するための各種ケーブルを筐体2内において上下方向に配線する必要があるが、これら各種ケーブルの上下方向の配線作業を載置板等に邪魔されることなく容易に行うことが出来ることになる。
【0318】
また、このようにリール51L、51C、51R及び支持板600L、600C、600Rからなるリール体を筐体2に対して着脱自在に構成することにより、機種変更等に伴い交換が必要となった場合においても筐体2ごと交換する必要がなくなり、筐体2を複数の機種間で共通して繰返し使用出来るとともに、さらにリール収容箱体52に対して支持板600L、600C、600Rを着脱自在に構成することで、リール収容箱体52も複数の機種間で共通して繰返し使用できるとともに、複数のリール51L、51C、51Rを部分的に交換することも可能となるので、製造コストを大幅に低減出来る。
【0319】
(3)前面扉の前面
前面扉3は、図51に示されるように、合成樹脂によって一体成形される前面枠700から構成され、該前面枠700の前面側には、上部パネル5を有する上部パネルカバー体560、高音スピーカ136L、136R、各種操作部が装着される操作部カバー体561、蛍光灯139、下部パネル7を有する下部パネル装飾枠551、メダル受皿10、LEDカバー体550L、550R等が主に取り付けられる。以下、前面扉3を構成する部材について図面を参照して説明する。
【0320】
前面枠700の前面側の構成について、主に図49〜図51を参照して説明する。図49は前面枠700を示す正面図であり、図50は前面枠700を斜め前方から見た斜視図であり、図51は前面扉3を構成する部材と前面枠700との関係を示す斜視図である。まず、前面枠700の前面側の構成について、主として図49及び図50を参照して説明する。
【0321】
(3−1)前面枠
前面枠700は、合成樹脂によって一体的に成形されているものであり、その中央よりやや上部には遊技パネル開口701が開設されている。遊技パネル開口701の上部には、演出用ユニット90の演出用リール91L、91C、91Rを前方に臨ませるための演出用ユニット開口702と、高音スピーカ136L、136Rが挿通されるスピーカ用開口703L、703Rと、が開設されている。遊技パネル開口701下部には、ストップボタン40L、40C、40Rが挿通されるストップボタン開口704と、メダル詰まり解除ボタン35が挿通されるメダル詰まり解除ボタン開口705と、前記施錠装置4のシリンダ錠(図示略)が挿通されるシリンダ錠開口706が開設されている。
【0322】
演出用ユニット開口702の上部には、前方に上部パネルカバー体560が装着される上部パネルカバー体装着部745が前方に隆起するように形成されており、この上部パネルカバー体装着部745には、遊技効果LED部41に内蔵される複数の遊技効果LED130が搭載された上部LED基板544(図51参照)を止着するためのネジ707(図51参照)が螺入されるネジ穴を有するLED基板固定用ボス708が所定間隔おきに3個形成されているとともに、その下方には、上部LED基板544のLED基板位置決め用ボス709が2個突設されている。また、図中向かって右側と中央のLED基板固定用ボス708の間には、上部LED基板544と、その後面側に設けられるドアベース中継基板506(図5、図72参照)と、を接続するケーブルを挿通するためのケーブル挿通用開口710が形成されている。
【0323】
演出用ユニット開口702の周囲には、その前方に装着される上部パネルカバー体560の後面との間に隙間が形成されないように閉塞するための隙間閉塞用突片711a〜711dが、高音スピーカ用開口703L、703Rの領域を除いて、演出用ユニット開口702の周囲を囲むように略長方形状に形成されている。これら隙間閉塞用突片711a〜711dのうち、隙間閉塞用突片711aは、その前方に装着された上部パネルカバー体560の後面に形成されたリブ(図示略)の後端面と当接されるとともに、隙間閉塞用突片711b〜711dは上部パネル5の後面における端縁部に当接されて、上部パネルカバー体560の後面との間を閉塞するようになっている。
【0324】
演出用ユニット開口702それぞれの角部の外側には、上部パネルカバー体560から後向きに突設される係止爪1010a、1010b(図55参照)が挿入される係止爪挿入穴712が4個形成されている。下部左右側の係止爪挿入穴712の下方には、上部パネルカバー体560の後面から後向きに突設される位置決め用ボス1031(図56参照)が内部に嵌合される嵌合穴を有する位置決め用ボス嵌合ボス713が形成されている。高音スピーカ用開口703L、703Rの周囲には、スピーカ136L、136Rを止着するためのネジ714a、714bが螺入されるネジ穴715a、715bが形成されている。
【0325】
遊技パネル開口701の上部側縁部には、上部パネルカバー体560の下端部から後向きに形成される係止用突片1035(図55参照)が係止される係止用突片716a〜716dが前向きに突設されている。係止用突片716aと係止用突片716cとの間、及び係止用突片716bと係止用突片716dとの間には、装着された上部パネルカバー体560の後面に設けられる上部パネル5を係止する左右の回転爪1032b(図54参照)との干渉を回避するための係止爪逃げ部718a、718bが形成されている。
【0326】
遊技パネル開口701の左右側端縁部には、遊技パネル6の左右端縁部とその側方に装着されるLEDカバー体550L、550Rとの間に形成される隙間を閉塞する隙間閉塞用突片717a、717bが前向きに突設されている。
【0327】
遊技パネル開口701の下方には、前方に操作部カバー体561及び下部パネル装飾枠551の上部が装着される操作部カバー体装着部720が、前記上部パネルカバー体装着部745よりも前方に膨出するように形成されており、該操作部カバー体装着部720には、前記ストップボタン開口704、メダル詰まり解除ボタン開口705、シリンダ錠開口706が形成されているとともに、操作部カバー体561を取り付けるためのネジ721が挿通される取付穴719が所定箇所に8個形成されている。操作部カバー体装着部720における正面から見て左側には、操作部カバー体561に設けられるスタートレバー38や各種ボタン36a、36b、37との干渉を回避するための切欠部722が遊技パネル開口701に連通するように形成されている。
【0328】
操作部カバー体装着部720の上端は、後向きに屈曲する後向片723が形成されており、該後向片723の後端における正面から見て右側端部には、メダル投入部34を構成する投入メダルガイド部材950(図75参照)を装着するための切欠部724が形成されている。また、725は前面枠700の後面に形成されるネジ穴形成用ボスである。
【0329】
操作部カバー体装着部720の下部には、下部パネル装飾枠551の上部から後向きに突設される係止爪585a〜585c(図67参照)が挿入される係止爪挿入穴728が、左右及び中央に3個形成されている。また、正面から見て左側と中央の係止爪挿入穴728、728間には、操作部カバー体装着部720の下方に形成される蛍光灯装着部729に装着される蛍光灯139の一端側から延設されるコードを係止する上向き略J字状のコード係止フック730が形成されている。
【0330】
蛍光灯装着部729には、蛍光灯139の反射板275(図51参照)を固定するためのネジ733が螺入されるネジ穴が形成された反射板固定用ボス731と、前記反射板275を位置決めするための位置決め用ボス732と、がそれぞれ2個ずつ前向きに突設されているとともに、蛍光灯139から延設されるコードを前面枠700の後面側に挿通させるためのコード挿通穴734が正面から見て左側に形成されている。また、蛍光灯装着部729の下部には、前方に装着される前記下部パネル装飾枠551の下部に当接して内側への凹みを防止するための4個の当接規制ボス735が、左右方向に向けて所定間隔おきにそれぞれ前向きに突設されているとともに、下部パネル装飾枠551の下部から後向きに突設される係止爪585d、585e(図67参照)が挿入される係止爪挿入穴736が2個形成されている。左右の係止爪挿入穴736、736間には、後面側に取り付けられる前記メダル返却通路部材73を位置決めするための位置決め用係止部917(図70参照)を後面側に向けて突設形成するための係止部形成用凹部737が形成されている。
【0331】
また、前面枠700の後面に取り付けられる前記操作部中継基板507に対応する領域の上下部には、前記操作部中継基板507を被覆する基板カバー914(図82参照)の上下部に形成された係止爪949a、949b(図82参照)が挿通される係止爪挿入穴738が形成されている。
【0332】
なお、蛍光灯装着部729は、段部を介して操作部カバー体装着部720より後側に凹むように形成されているとともに、その左右端縁部及び下端縁部には、蛍光灯139からの光の外方への拡散を防止するための遮光片739、740がそれぞれ前向きに突設されている。
【0333】
蛍光灯装着部729のさらに下方には、遮光片740を挟んでメダル受皿装着部741が形成されている。メダル受皿装着部741の略中央部には、メダル払出開口742が形成されているとともに、その側方には、後面側にスピーカ(図示略)が取り付けられた場合において、該スピーカから出力される音を前方に向けて放音するための楕円形状の放音開口743が形成されている。正面から見て左側には、メダル受皿10から後向きに突設された位置決め用ボス290b(図69参照)が嵌合されるとともに、メダル受皿10を止着するネジ755cが取付けられる取付穴744aを有するボス嵌合穴744が前向きに突設されている。
【0334】
メダル受皿装着部741の下方及び左右側方位置には、メダル受皿10を取り付けるためのネジ755aが挿通される取付穴756aが左右に2個、ネジ755bが挿通される取付穴756bが3個形成されている。下方の左右の角部近傍には、メダル受皿装着部741の前方に保護板272を取り付けるためのネジ757が螺入されるネジ穴758が2個形成されているとともに、メダル受皿装着部741の上部には、保護板272の上端に形成される係止片(図53参照)が挿入される係止片挿入穴759が形成されている。また、取付穴756b間には、メダル受皿10に取り付けられるネジの頭部との干渉を回避するための孔部760が形成されている。
【0335】
上部パネルカバー体装着部745、遊技パネル開口701、操作部カバー体装着部720、蛍光灯装着部729、メダル受皿装着部741の左右端部と前面枠700の左右端部との間には、前方にLEDカバー体550L、550Rが装着されるLEDカバー体装着部765L、765Rが上下方向に延びるように形成されている。
【0336】
LEDカバー体装着部765Lには、サイドLED基板545a〜545cそれぞれの上下端部を固定するネジ766a〜766cが螺入されるネジ穴を有する固定用ボス768a〜768cと、サイドLED基板545a〜545cそれぞれを位置決めするための位置決め用ボス770a〜770cと、がそれぞれ前向きに突設されている。また、LEDカバー体装着部765Rには、サイドLED基板546a〜546cそれぞれの上下端部を固定するネジ767a〜767cが螺入されるネジ穴を有する固定用ボス769a〜769cと、サイドLED基板546a〜546cそれぞれを位置決めするための位置決め用ボス771a〜771cと、がそれぞれ前向きに突設されている。
【0337】
位置決め用ボス770a、771aの下方には、上部のサイドLED基板545a、546aから延設されるコードを係止するためのコード係止フック772a、773aが形成されているとともに、下方の固定用ボス768b、769bの上方には、中央及び下部のサイドLED基板545b、545c、546b、546cから延設されるコードをまとめて係止するためのコード係止フック772b、773bが形成されている。これらコードは、上部パネルカバー体装着部745の下方の角部側方にそれぞれ形成されたコード挿通用穴774a、774bを介して前面枠700の後面側に挿通される。
【0338】
LEDカバー体装着部765L、765Rにおける上部パネルカバー体装着部745の上部及び下部側方近傍位置と、メダル受皿装着部741の上部側方近傍位置と、には、LEDカバー体550L、550Rを固定するためのネジ779a、779bが取り付けられる取付穴780a、780bが左右3個ずつ形成されている。
【0339】
また、LEDカバー体装着部765L、765Rにおける外側端部には、装着されたLEDカバー体550L、550Rの外面側を閉塞するようにガイドするガイド片777、778が上下方向にわたって前向きに突設されているとともに、ガイド片777、778の内側には、LEDカバー体550L、550Rから後向きに突設された係止爪553(図52参照)が挿入される係止爪挿入穴775、776が、ガイド片777、778に沿うように、上下方向に向けて所定間隔おきに6個ずつ形成されている。
【0340】
次に、前面枠700の前面側に装着される各種部材の詳細を説明していく。図52(a)はLEDカバー体550L、550R、サイドLED基板545a〜545c、546a〜546c、下部パネル装飾枠551との関係を示す斜視図であり、(b)はLEDカバー体550Lを示す左側面図であり、図53(a)は上部LED基板544を示す斜視図であり、(b)はサイドLED基板545aを示す斜視図であり、(c)は保護板272を示す斜視図であり、(d)は保護板272’の要部を示す斜視図である。
【0341】
(3−2)遊技効果LED部
遊技効果LED部42L、42Rは、特に図52に示される発光体としての複数の遊技効果LED131a〜131c、132a〜132cと、その前面側を覆うように設けられるLEDカバー体550L、550Rと、から構成される。
【0342】
遊技効果LED131a〜131c、132a〜132cは、サイドLED基板545a〜545c、546a〜546cそれぞれに6個づつ所定間隔おきに搭載されていて、左右それぞれのサイドLED基板545a〜545c、546a〜546cは、それぞれ上下に隙間なく前面扉3の前面における左右の端縁部に沿って設けられる。
【0343】
また、各遊技効果LED131a〜131c、132a〜132cは、それぞれ赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の発光素子を有し、複数色(少なくとも7色)に発光可能なフルカラーLEDが使用されている。よって、発光色を変えるだけで発光態様を効果的に、かつ、簡単な制御で変化させることが出来、これにより効果的な演出を実施することが出来るばかりか、各種状況を多様な発光態様にて効果的に伝達することが出来る。
【0344】
LEDカバー体550L、550Rは、白色半透明の合成樹脂により後面が開口する縦長の箱状に一体成型されており、内面には遊技効果LED131a〜131c、132a〜132cからの光を乱反射させるためにローレット加工が施されているとともに(図示略)、その前面550a、外側面550b(外側方発光面)、内側面550cが発光部面として機能するように構成されており、前面扉3の前面における左右の端縁部に沿って設けられるサイドLED基板545a〜545c、546a〜546cを前方から覆うように前面扉3に取り付けられる。
【0345】
LEDカバー体550L、550Rそれぞれの後端縁部における外縁部には、前記係止爪挿入穴775に挿入して係止される外向きの係止爪553が、上下方向にわたって所定間隔おきに後向きに突設されているとともに、後端縁部における内縁部所定箇所には、ネジ779a、779bが螺入されるネジ穴を有する3個の取付用ボス554がそれぞれ後向きに突設されている。
【0346】
このように構成されたLEDカバー体550L、550Rは、係止爪553を前面枠700の前記係止爪挿入穴775に挿入して係止爪挿入穴775の開口端縁部に係止させるとともに、後面側から螺入されるネジ779a、779bを取付用ボス554のネジ穴に螺入することで、前面における左右のLEDカバー体装着部765L、765Rに設けられるLED基板545a〜545c、546a〜546cを前方から覆うように前面枠700に取り付けられる。
【0347】
LEDカバー体550L、550Rそれぞれの前面550aの下部には、前面550a側に照射される光を遮光するための遮光手段としての遮光シート552L、552Rが貼着される。この遮光シート552L、552Rの前面には、図52に示されるように、下部パネル7の左右端部及び該下部パネル7が取り付けられる横長四角枠状の下部パネル装飾枠551の左右端部がかかるように前面枠700の前面に取り付けられる(図52(b)参照)。
【0348】
遮光シート552L、552Rは、主に下部の遊技効果LED131c、132cからの光が前面550aを通して下部パネル7の後面左右端部付近に照射されないようにするためのものであり、これにより、前述したように下部パネル7の後面側に設けられる蛍光灯139(図51参照)からの光と、複数色に発光可能な遊技効果LED131c、132cからの光とが混ざり合って、下部パネル7の左右端部付近が遊技効果LED131c、132cの発光色に変化することがないので、遊技者に違和感を与えることがない。
【0349】
遊技効果LED130は、本実施例においては赤色に発光可能な単色LEDであり、この遊技効果LED130が実装される上部LED基板544は、図53(a)に示されるように、前面枠700に取り付けるためのネジ707が取り付けられるネジ穴555が3箇所に形成されているとともに、LED基板位置決め用ボス709が嵌合される位置決め用穴556が2箇所に形成されている。また、上辺部及び下辺部には、上部パネルカバー体560側のネジとの干渉を避けるための切欠部557がそれぞれ形成されている。
【0350】
遊技効果LED131a〜131c、132a〜132cは、前述したようにそれぞれ赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の発光素子を有し、複数色(少なくとも7色)に発光可能なフルカラーLEDが使用されている。この遊技効果LED131a〜131c、132a〜132cが実装されるサイドLED基板545a〜545c、546a〜546cを、図53(b)に示されるサイドLED基板545aを一例に説明すると、前面枠700に取り付けるためのネジ766aが取り付けられるネジ穴558が上下に形成されているとともに、位置決め用ボス770aが嵌合される位置決め用穴559が上部から3個目のLEDの上方に形成されている。なお、他のサイドLED基板545b、545c、546a〜546cはサイドLED基板545aと同様に構成されている。
【0351】
(3−3)保護板
保護板272は、メダル受皿10のメダルとの衝突による合成樹脂製の前面枠700の損傷を防止するために、図53(c)に示されるように、1枚の金属板にて構成されている。上辺部には、係止片挿入穴759に挿入される係止片276が形成されている。下辺部左右両端には、この保護板272を前面枠700に取り付けるためのネジ757が取り付けられる取付穴277がそれぞれ形成されているとともに、これら取付穴277間には、メダル受皿10を取り付けるためのネジ755bが挿通するための3個の挿通穴278が、前記取付穴756bに対応する位置に形成されている。また、各挿通穴278間には、メダル受皿10に螺入されるネジとの干渉を避けるための切欠部279が2個形成されている。
【0352】
前面枠700のメダル払出開口742に対応する箇所には、メダル払出開口280が形成されているとともに、ボス嵌合穴744に対応する箇所には、ボス挿通穴281が形成されている。また、メダル払出開口280の下方には、前方に膨出する突条282が長手方向に延びるように形成されている。この突条282は、図69に示されるように、メダル受皿10の底部からメダルの半径ほど離れた高さ位置に形成されていることで、メダル受皿10内のメダルが保護板272の前方で図のように起立しても、メダルと保護板272との間には隙間が確実に形成されることで、メダルが保護板272に張り付くようにして起立姿勢を保つことが出来なくなり、転倒しやすくなる。これにより遊技者がメダルを取り出しにくくなるのが防止されている。
【0353】
なお、本実施例においては、前面枠700の放音開口743にスピーカが取り付けられていない場合における保護板272が説明してきたが、放音開口743にスピーカが取り付けられた場合には、図53(d)に示されるように、前面枠700の放音開口743に対応する箇所に放音用穴283が形成された保護板272’等に交換すれば、スピーカから出力される音を前方に放音可能となるとともに、スピーカの保護板として機能することになる。
【0354】
次に、上部パネルカバー体560の詳細な構成を図54〜図59に基づいて説明する。図54は上部パネルカバー体560を示す分解斜視図であり、図55は上部パネル枠1000を斜め前方から見た斜視図であり、図56は上部パネル枠1000を示す背面図であり、図57(a)は上部LEDカバー体1001を示す分解斜視図であり、(b)は(a)の縦断面図であり、図58(a)はスピーカカバー体1002を示す分解斜視図であり、(b)はスピーカカバー体1002L、1002Rを示す正面図であり、図59(a)は上部パネル5を斜め前方から見た斜視図であり、(b)は上部パネル枠1000に上部パネル5が組み付けられた状態を示す背面図である。
【0355】
(3−4)上部パネルカバー体
上部パネルカバー体560は、図54に示されるように、上部パネル枠1000と、上部パネル枠1000の後面に組み付けられる上部パネル5と、上部パネル枠1000の前面に取付けられるスピーカカバー体1002L、1002R及び上部LEDカバー体1001と、から構成されている。スピーカカバー体1002L、1002Rは、スピーカカバー1003L、1003R及びスピーカ装飾パネル1004L、1004Rからなり、また、上部LEDカバー体1001は、LEDカバー1005及びLEDカバー取付枠1006と、から構成されている。
【0356】
上部パネル枠1000は合成樹脂からなり、図55及び図56に示されるように、中央部に演出手段としての演出用リール91L、91C、91Rを前方から視認可能にするための透視用開口1007が形成されている。透視用開口1007の上方には、後方に配置される遊技効果LED130の光を前方に照射可能とするためのLED開口1008a、1008bが複数形成されているとともに、所定のLED開口1008aの上部及び下部所定箇所には、LEDカバー取付枠1006を取り付けるためのネジ1012a、1012b(図54参照)が取り付けられる取付穴1009a、1009bがそれぞれ形成されている。
【0357】
左右の細長のLED開口1008bの下方には、前面枠700の上方の係止爪挿入穴712に挿入される係止爪1010aを形成するための係止爪成型用穴1011が形成されている。係止爪1010aは上部パネル枠1000の後面における係止爪成型用穴1011の下端縁から後向きに突設された係止片の先端に上向きに形成されている。
【0358】
左右のLED開口1008bの外側方には、LEDカバー1005の後面から後向きに突設される取付用ボス1014(図57参照)が嵌合される嵌合凹部を前面に形成すべく取付用ボス1013が後面から後向きに突設されており、この取付用ボス1013の底部に形成されたネジ穴にネジ1015を止着することでLEDカバー1005が前面に取り付けられるようになっている。また、左右の取付用ボス1013の下方には、LEDカバー取付枠1006の後面左右端部から後向きに突設される取付用ボス1016c(図57参照)が嵌合される嵌合凹部を前面に形成すべく取付用ボス1017が後面から後向きに突設されている。LEDカバー取付枠1006は、取付用ボス1017の底部に形成されたネジ穴にネジ1012c(図54参照)を止着するとともに、前記取付穴1009a、1009bに取り付けられたネジ1012a、1012bを、LEDカバー取付枠1006の後面から後向きに突設される取付用ボス1016a、1016b(図57参照)の底部に形成されたネジ穴に止着することで、上部パネル枠1000の前面上部に取り付けられる。
【0359】
透視用開口1007の左右側には、高音スピーカ136L、136Rの取付部が形成されている。左右の取付部には、円形の高音スピーカ用開口を形成すべくリング部材1018L、1018Rがそれぞれ形成されているとともに、各リング部材1018L、1018Rの内側には、スピーカ装飾パネル1004L、1004Rの後面から後ろ向きに突設された取付用ボス1019a(図58参照)が嵌合する嵌合凹部1020aが前面側に凹設される筒状の取付部1020L、1020Rが設けられている。取付部1020L、1020Rの内部は、図示しない区画板により内部空間が前後方向に区画されており、この区画板には取付用ボス1019aに形成されたネジ穴に螺入されるネジ1021aが取り付けられる取付穴1020b(図56参照)が形成されている。
【0360】
リング部材1018L、1018Rそれぞれの外側上部には、スピーカ装飾パネル1004L、1004Rの後面から後ろ向きに突設された取付用ボス1019b(図58参照)が嵌合する嵌合凹部を前面側に凹設すべく取付用ボス1022が後向きに突設されているとともに、外側下部には、スピーカ装飾パネル1004L、1004Rの後面から後ろ向きに突設された取付用ボス1019c(図58参照)が嵌合する嵌合凹部を前面側に凹設すべく取付用ボス1023が後向きに突設されている。
【0361】
上部パネル枠1000の後面における前記取付用ボス1023の近傍には、前記係止爪1010bが先端に形成された係止部材1024L、1024Rを取り付けるためのネジ1026が螺入されるネジ穴1025が形成されているとともに、その周囲には係止部材1024L、1024Rの取付け位置を決定するための位置決めガイド片1027が形成されている。係止部材1024は、図54に示されるように、係止部材1024に形成された取付穴1028にネジ1026を挿通してネジ穴1025に螺入することで、上部パネル枠1000の後面に取り付けられる。
【0362】
上部パネル枠1000の後面における前記取付用ボス1023の下方には、前面枠700の前記位置決め用ボス嵌合ボス713に嵌合される位置決め用ボス1031が後向きに突設されているとともに、これら左右の位置決め用ボス1031の内側には、上部パネル5の下端左右端部に形成された位置決め用凹部1029(図59参照)が嵌合される位置決め用ボス1030が左右側にそれぞれ形成されている。
【0363】
また、上部パネル枠1000の後面における前記左右の取付用ボス1022の内側及び前記左右の位置決め用ボス1030の内側には、上部パネル5を着脱自在に取り付けるための回転爪1032a、1032b(図54、図59参照)を回転自在に軸支するためのネジ1033a、1033bが螺入されるネジ穴1034a、1034bがそれぞれ2個ずつ形成されている。
【0364】
これら位置決め用ボス1030、1031、ネジ穴1034bが形成される上部パネル枠1000の下片部の下端辺部には、前面枠700の前記係止用突片716a〜716dの下端縁に係止される後向きの係止用突片1035が長手方向にわたって連続的に形成されており、これら係止用突片716a〜716d、1035との係止作用により両者部材間に形成される隙間が閉塞されるようになっている。
【0365】
また、図55に示されるように、上部パネル枠1000の上部から後向きに連設される後向片の後端縁部には、LEDカバー取付枠1006の上部から後向きに連設される後向片の後端部が嵌合される前向きに開放する嵌合溝1036が長手方向にわたって連続的に形成されている。
【0366】
LEDカバー1005は、図57に示されるように、赤色に着色された透光性を有する合成樹脂材により構成されており、その後面側左右端部には取付用ボス1014がそれぞれ後向きに突設されているとともに、上部及び下部所定箇所には、LEDカバー取付枠1006の取付用ボス1016a、1016bが嵌合される前後方向を向く切欠部1037a、1037bが形成されている。
【0367】
LEDカバー取付枠1006は合成樹脂材にて構成されているとともに、前面には前方に膨出する遊技効果LED部40を形成する透光性を有する膨出部1006aが形成されている。後面側には取付用ボス1016a〜1016cが後向きに突設されているとともに、上部からは後向片1006bが後向きに連設される。
【0368】
このように構成されるLEDカバー1005及びLEDカバー取付枠1006は、図57(b)に示されるように、LEDカバー取付枠1006の後面側にLEDカバー1005が一体に組み付けられる。組み付け時において、切欠部1037a、1037bに取付用ボス1016a、1016bが嵌合されるとともに、LEDカバー1005の前端上部がLEDカバー取付枠1006の後面上部に形成された段部1006cに係止されて位置決めがなされるようになっている。
【0369】
このようにLEDカバー1005及びLEDカバー取付枠1006が一体化された上部LEDカバー体1001は、LEDカバー1005の取付用ボス1014及びLEDカバー取付枠1006の取付用ボス1016a〜1016cを上部パネル枠1000の前面に形成されたそれぞれの嵌合凹部内に嵌合した状態で、上部パネル枠1000の後面側から螺入されるネジ1015、1012a〜1012cが止着されることにより、上部パネル枠1000の前面上部に一体的に取り付けられる。また、取り付けられた状態において、LEDカバー取付枠1006の後向片1006bが上部パネル枠1000の後向片の上面に重合するとともに、その後端が嵌合溝1036内に嵌合されて隙間が形成されないようになっている。
【0370】
スピーカカバー体1002L、1002Rは、スピーカカバー1003L、1003R及びスピーカ装飾カバー1004L、1004Rから構成される。円形のスピーカカバー1003L、1003Rは、図58に示されるように、高音スピーカ136L、136Rから出力される音を前方に放音するために網状に形成されているとともに、内側には取付用ボス1019aを挿通させるための切欠部1038が形成されている。
【0371】
スピーカ装飾カバー1004L、1004Rは、乳白色に着色された合成樹脂にて構成されており、平板状の取付部に一体的に形成されたリング部材1039L、1039Rにより円形の放音用開口が形成されている。取付部の後面外側端部上下位置には取付用ボス1019b、1019cが後向きに突設されている。リング部材1039は、スピーカカバー1003L、1003Rを後面側から装着可能に形成され、内周面の左右側には、スピーカカバー1003L、1003Rの前方への移動を規制する押え片1040a、1040bがそれぞれ形成されており、内側の押え片1040aの後面からは、取付用ボス1019aが後向きに突設されている。
【0372】
これらスピーカカバー1003L、1003R及びスピーカ装飾カバー1004L、1004Rは、図58(a)に示されるように、スピーカ装飾カバー1004L、1004Rのリング部材1039L、1039Rの後面にスピーカカバー1003L、1003Rを付き合わせてスピーカカバー体1002L、1002Rとした状態で、図54に示されるように、取付用ボス1019a〜1019cを上部パネル枠1000の前面に形成された嵌合凹部内に嵌合させ、上部パネル枠1000の後面側からそれぞれの取付用ボス1022、1023のネジ穴及び取付穴1020bにネジ1021b、1021aを挿通して止着することにより、上部パネル枠1000の前面左右側に取り付けられる。
【0373】
スピーカカバー体1002L、1002Rが取り付けられた状態において、該スピーカカバー体1002L、1002Rを取り付けるための取付用ボス1022、1023は取付部の後面に隠蔽されて前面側に露呈することがないばかりか、取付用ボス1019aは押え片1040aの後面側に隠蔽されて前面側に露呈することがないため、外観体裁が損なわれることがない。また、スピーカカバー1003L、1003Rは、上部パネル枠1000のリング部材1018L、1018Rとスピーカ装飾カバー1004L、1004Rのリング部材1039L、1039Rとの間に狭持されるとともに、切欠部1038に取付用ボス1019aが嵌合されることで回転不能に保持されるため、容易に取付けることが出来る。
【0374】
上部パネル5は、図59(a)に示されるように合成樹脂により平板状に構成されており、その中央部には、前記演出用リール91L、91C、91Rを透視可能な透明な長方形状の演出用透視窓1041が印刷形成されている。左右端辺部には、リング部材1018L、1018Rの内側外周に嵌装するための半円形状の切欠部1042がそれぞれ形成されている。また、左右の切欠部1042の内周には、取付部1020L、1020Rの外周面の一部が嵌合される切欠凹部1043がそれぞれ形成されている。また、下端辺部には、位置決め用ボス1030に嵌合される前向きに開放する位置決め用凹部1029が形成されている。
【0375】
このように構成された上部パネル5は、図59(b)に示されるように、上部パネル枠1000の後面に透視用開口1007を閉塞するように配置される。配置された際において、切欠部1042内にリング部材1018L、1018Rが嵌合されるとともに、切欠凹部1043内に取付部1020L、1020Rが嵌合されることで位置決めされる。位置決めされた状態で、それぞれの回転爪1032a、1032bを回転させて上部パネル5の端部に係止させることにより離脱不能に取り付けられる。
【0376】
上部パネル5を取り外す際には回転爪1032a、1032bを回転させて係止状態を解除するだけでよい。このように、後方に配置される演出用ユニット90の演出手段や前面側の表示内容の変更に伴って交換する可能性がある機種固有部材である上部パネル5の着脱が上部パネル枠1000に予め設けられた回転爪1032a、1032bの操作のみで簡単に行うことが出来る。
【0377】
以上説明してきたように、前面側にスピーカカバー体1002L、1002R及び上部LEDカバー体1001が取り付けられるとともに、後面側に上部パネル5が取り付けられた上部パネル枠1000は、図51に示されるように、上下の係止爪1010a、1010bを係止爪挿入穴712内に挿入して開口端縁部にそれぞれ係止させることで、前面枠700の前面上部の上部パネルカバー体745に装着される。
【0378】
次に、操作部カバー体561の構造について、図60〜図64を参照して説明する。図60は操作部カバー体561と該操作部カバー体561に装着される部材や部品との関係を示す分解斜視図であり、図61は操作部カバー体561を斜め前方から見た斜視図であり、図62(a)は操作部カバー体561を示す正面図であり、(b)は操作部カバー体561を示す背面図であり、図63(a)は3個のストップボタンが装着される場合に装着されるボタンカバー体を示す斜視図であり、(b)は4個のストップボタンが装着される場合に装着されるボタンカバー体を示す斜視図であり、図64(a)は右サイド装飾カバー791及び左サイド装飾カバー792を示す斜視図であり、(b)は左サイド装飾カバー792’を左サイド装飾カバー装着部797に装着する一例を示す斜視図である。
【0379】
(3−5)操作部カバー体
操作部カバー体561には、図60に示されるように、ストップボタン40L、40C、40Rを構成するストップボタンユニット440L、440C、440Rと、スタートレバー38を構成するスタートレバーユニット441と、1枚BETボタン36aを構成する1枚BETボタンユニット442と、MAXBETボタン36bを構成するMAXBETボタンユニット443と、精算ボタン37を構成する精算ボタンユニット444と、メダル詰まり解除ボタン35と、操作部カバー体561の前面に装着されるメイン装飾カバー790、右サイド装飾カバー791、左サイド装飾カバー792と、操作部カバー体561の上面に貼着される装飾シート793と、が装着される。
【0380】
操作部カバー体561は、図61及び図62に示されるように、前方にメイン装飾カバー790が装着されるメイン装飾カバー装着部795と、右サイド装飾カバー装着部796、左サイド装飾カバー装着部797とがそれぞれ凹設されている。メイン装飾カバー装着部795の略中央部には、ストップボタンユニット440L、440C、440Rをそれぞれ装着するためのストップボタン挿入穴798、799、800がそれぞれ形成されている。操作部カバー体561の後面におけるストップボタン挿入穴798、799、800周りには、ストップボタンユニット440L、440C、440Rを水平状態に保持するための筒状片801、802、803がそれぞれ後向きに突設されている。
【0381】
ストップボタン挿入穴798、799、800は、それぞれ横並び状態で個別に形成されている。左右のストップボタン挿入穴798、799は、それぞれ1個のストップボタンユニット440L、440Rが挿入可能なように正面から見て略円形に形成されており、筒状片801、802の内周面上下部には、特に図16に示されるように、装着されるストップボタンユニット440L、440Rの回り止めとして機能する平面部835a、836aがそれぞれ対向配置されているとともに、内周面の左右側部には、平面部835a、836aよりも幅寸法が若干広い平面部835b、836bがそれぞれ対向配置されている。
【0382】
ストップボタン挿入穴800は、ストップボタン挿入穴798、799と同様に構成される3つの穴を互いに重合させた横長形状とされている。具体的には、筒状片803の内周面の上下部には、ストップボタンユニット440Cの回り止めとして機能する平面部837a〜837cが、それぞれ横並びに3個ずつ、かつ、上下それぞれに対向配置されているとともに、内周面の左右側部には、平面部837a〜837cよりも幅寸法が若干広い平面部837dがそれぞれ対向配置されている。
【0383】
上下の平面部837a、837b間、及び上下の平面部837b、837c間には、内向きに突出する区画ガイド部838a、838bがそれぞれ上下に形成されている。よってこのストップボタン挿入穴800内は、正面から見て区画ガイド部838aよりも左側の左装着部(図中「2」)と、区画ガイド部838a、838b間の中装着部(図中「3」)と、区画ガイド部838bよりも右側の右装着部(図中「4」)と、から構成されている。
【0384】
すなわち、本実施例のように3個のストップボタンユニット440L、440C、440Rを装着する際には、ストップボタンユニット440Lを左側のストップボタン挿入穴798内に、また、ストップボタンユニット440Rを右側のストップボタン挿入穴799内に、また、ストップボタンユニット440Cを中央のストップボタン挿入穴800内における中装着部(図中「3」)に装着すれば、3個のストップボタンユニット440L、440C、440Rを互いに等間隔おきに横並び状態に並設(図中「1」「3」「5」)することが出来る。
【0385】
また、例えば4個のストップボタンユニット(図示略)を装着する際には、ストップボタンユニットを左右側のストップボタン挿入穴798、799内にそれぞれ1個ずつ装着するとともに、2個のストップボタンユニットを、ストップボタン挿入穴800内における左右装着部(図中「2」「4」)に装着すれば、4個のストップボタンユニットを互いに等間隔おきに横並び状態に並設(図中「1」「2」「4」「5」)することが出来る。
【0386】
このように中央のストップボタン挿入穴800は、予め中装着部に1個、または左右装着部で2個のストップボタンユニットを装着可能に形成されているため、例えば機種変更等に応じて、左、中、右の可変表示部52L、52C、52Rを形成するリール51L、51C、51Rの配置数を3個から4個に変更し、かつ、増設するリールの回動を停止操作するストップボタンも増設する場合等において、可変表示部の配置数の増加に対応してストップボタンユニットの配置数を3個から4個に変更するために、操作部カバー体561、引いては前面枠700等に加工を施したり、または前面枠700を新規なものに交換して装着部を新たに形成することなく、ストップボタンユニットの配置数変更に容易に対応することが出来る。
【0387】
また、配置数の変更の際において、左右側のストップボタン挿入穴798、799のストップボタンユニット440L、440Rは配置変更されることなく、中央のストップボタン挿入穴800のストップボタンユニット440Cの配置位置及び配置数が変更することになるので、ストップボタン40L、40C、40R全体の配置位置が右側や左側に偏って(例えば図中「1」「2」「4」や「2」「4」「5」)配置されて操作位置が大きく変わったり、配置される各ストップボタン同士の間隔がばらけることなく、常に均等間隔おきに配置することが出来るため、遊技者による操作や外観体裁に違和感を与えることがない。
【0388】
詳しくは、これらストップボタンユニット440L、440C、440Rを配設するための停止操作ユニット装着部は、配置方向の両端にそれぞれ配置されるストップボタンユニット440L、440Rを装着するための側端装着部としてのストップボタン挿入穴798、799と、該ストップボタン挿入穴798、799間に配置されるストップボタンユニットを装着するための中央装着部としてのストップボタン挿入穴800と、から構成され、このストップボタン挿入穴800は、複数のストップボタンユニットの装着部(左、中、右装着部)が連続する単一の装着部として長穴状に形成されているため、中央のストップボタン挿入穴800と左右のストップボタン挿入穴798、799とで外観上の違いが生じ、両端のストップボタンの配置位置が固定されていることが明確となるため、配置変更の際におけるストップボタンユニットの配置位置の間違いが生じるのが効果的に防止される。
【0389】
また、左右側のストップボタン挿入穴800は、奇数個(ここでは1個)のストップボタンユニットを配置する場合と、偶数個(ここでは2個)のストップボタンユニットを配置する場合とで、それぞれ配置位置が異なるような形状にて形成されているため、配置数が変更されても隣接するストップボタン同士を均等間隔おきに配置することが出来る。
【0390】
ストップボタン挿入穴798、799、800の上下部には、操作部カバー体561を前面枠700に係止するために、後面から後向きに4個突設された上向きの係止爪804a及び下向きの係止爪804bを形成するための係止爪形成用穴805が形成されている。
【0391】
正面から見てストップボタン挿入穴798の左側方には、スタートレバーユニット441が挿入されるスタートレバー挿入穴806が形成されている。精算ボタン挿入穴806周りには、スタートレバーユニット441を水平状態に保持するための筒状片807が前後面からそれぞれ外方に向けて突出するように形成されており、該筒状片807の前端部内面所定箇所には、スタートレバーユニット441の装着位置を決定する位置決め用凹部808が凹設されている。
【0392】
スタートレバー挿入穴806のさらに左側方には、メイン装飾カバー790から後向きに突設される係止爪831a、831b(図63参照)が挿入される係止爪挿入穴809a、809bが形成されている。また、正面から見てストップボタン挿入穴799の右側方には、メダル詰まり解除ボタン35が挿入される解除ボタン挿入穴810が形成されているとともに、さらにその右側方には、メイン装飾カバー790から後向きに突設される係止爪831c(図63参照)が挿入される係止爪挿入穴809cが形成されている。解除ボタン挿入穴810周りには、メダル詰まり解除ボタン35を水平状態に保持するための筒状片811が後向きに突設されている。
【0393】
右サイド装飾カバー装着部796には、前記施錠装置4のシリンダ錠(図示略)が挿通されるシリンダ錠挿通穴812が形成されているとともに、右サイド装飾カバー791から後向きに突設される上向きの係止爪833a(図60参照)が挿入される係止爪挿入穴813a及び下向きの係止爪833b(図60参照)が挿入される係止爪挿入穴813bが上下に2個ずつ形成されている。
【0394】
左サイド装飾カバー装着部797には、スロットマシン1の側方に並設して使用される図示しないカードユニットに接続されるメダル貸しボタン及びカード返却ボタンを取り付けるためのボタン取付部814a、814bが形成されているとともに、左サイド装飾カバー792から後向きに突設される上向きの係止爪834a(図60参照)が挿入される係止爪挿入穴815a及び下向きの係止爪834b(図60参照)が挿入される係止爪挿入穴815bが上下に2個ずつ形成されている。
【0395】
操作部カバー体561の上端部は後向きに屈曲して後向片820が連設されており、該後向片820の正面から見て左側には、1枚BETボタン挿入穴821、MAXBETボタン挿入穴822、精算ボタン挿入穴823がそれぞれ形成されている。これら略円形状の挿入穴821、822、823には、図61に示されるように、各ボタンユニットの回り止めとして機能する直線部821a、822a、823aがそれぞれ対向配置されているとともに、周縁後部には位置決め用凹部821b、822b、823bがそれぞれ形成されている。また、後向片820の正面から見て右側後端部には、投入メダルガイド部材950(図75参照)取付用の切欠部824が形成されている。また、後向片820の上面には、前記装飾シート793が貼着される装飾シート貼着部825が凹設されている。
【0396】
操作部カバー体561の後面には、図62(b)に示されるように、8個の固定用ボス826が後向きに突設されており、この固定用ボス826の先端に、前面枠700の後面側から取付穴719に挿通されたネジ721が止着されることで、前面枠700の操作部カバー体装着部720の前方に操作部カバー体561が固定されるようになっている。
【0397】
(3−6)メイン装飾カバー
メイン装飾カバー790は、透明な合成樹脂材にて構成され、特に図63に示されるように、各ストップボタンユニット440L、440C、440Rに対応する位置に、ストップボタン挿入穴827L、827C、827Rが形成されている。各ストップボタン挿入穴827L、827C、827Rの前端周縁部には、ストップボタンユニット440L、440C、440Rのフランジ部1868(図18参照)が収容される収容凹溝839が環状に形成されているとともに、この収容凹溝839の底部右側には、ストップボタンユニット440L、440C、440Rの位置決め用の位置決め用凹部828a、828b、828cが形成されている。
【0398】
正面から見てストップボタン挿入穴827Lの左側方には、スタートレバー38を前方に臨ませるための円弧状の切欠部829が形成されているとともに、ストップボタン挿入穴827Rの右側方には、メダル詰まり解除ボタン35を前方に臨ませるための解除ボタン挿通穴830が形成されている。
【0399】
正面から見てメイン装飾カバー790の左側端部近傍には、係止爪挿入穴809aに挿入される上向きの係止爪831aと、係止爪挿入穴809bに挿入される下向きの係止爪831bと、が後向きに突設されているとともに、正面から見てメイン装飾カバー790の右側端部には、係止爪挿入穴809cに挿入される外向き(右向き)の係止爪831cが後向きに突設されている。
【0400】
後面には、図63中1点鎖線で囲まれる拡大図に示されるように、ストップボタン挿入穴800における特にストップボタンユニット440Cが装着されていない部分を視認不能に隠蔽するための隠蔽部としてのローレット加工が施されており、これによりメイン装飾カバー装着部795に形成されたストップボタン挿入穴798〜800や、係止爪形成用穴805、係止爪挿入穴809a〜809c等をメイン装飾カバー790を透して前方から視認しにくくなるため、操作部カバー体561の前面の外観体裁が著しく損なわれるのが防止される。
【0401】
なお、本実施例ではメイン装飾カバー790が透明な合成樹脂にて構成され、内面にローレット加工が施されることで隠蔽部としての凹凸状部が形成されていたが、後方のストップボタン挿入穴800を透視不能とする隠蔽する隠蔽部は、前記ローレット加工による凹凸状部に限定されるものではなく、サンドブラスト加工による凹凸状部にて構成されていたり、あるいは不透明な着色材を含有または塗布させること等によって構成してもよい。
【0402】
このように構成されたメイン装飾カバー790は、最初に係止爪831cを係止爪挿入穴809cに挿入した後、他端側の係止爪831a、831bを係止爪挿入穴809a、809bに挿入する。これにより各係止爪挿入穴809a〜809cに挿入された係止爪831a〜831cが各係止爪挿入穴809a〜809cの周縁部に係止されて、メイン装飾カバー装着部795の前方に係止されることになる。
【0403】
そして、係止されたメイン装飾カバー790の前方からストップボタンユニット440L、440C、440Rが前方から挿入されてストップボタン挿入穴798〜800に装着されることで、ストップボタンユニット440L、440C、440Rのフランジ部1868が収容凹溝839内に収容されるとともに、位置決め用凸部1869(図65参照)が位置決め用凹部828a〜828c内に嵌合されることで、メイン装飾カバー790の中央部のメイン装飾カバー装着部795からの浮き上がりが防止されることになる。
【0404】
このようにメイン装飾カバー790は、係止爪831a〜831cの係脱作用により操作部カバー体561に着脱自在に構成されているため、前述したようにストップボタンユニット440L、440C、440Rの配置数を3個から例えば4個に変更する場合等において、図63(b)に示されるように、4個のストップボタン挿入穴840a〜840dが形成されたメイン装飾カバー842に容易に交換することが出来る。
【0405】
よって、操作部カバー体561には、可変表示部の配置数の変更に伴ってストップボタンユニットの配置数を変更可能なストップボタン挿入穴798〜800が予め形成されているとともに、これらストップボタン挿入穴798〜800の前方を被覆するように設けられる装飾部材としてのメイン装飾カバー790、842が操作部カバー体561に対して交換可能に設けられるため、可変表示部の数の変更に伴うストップボタンユニットの配置数の変更を、スロットマシン1の本体を構成する操作部カバー体561や前面枠700等に加工を施したり、あるいはこれらを新規なものに交換することなく、かつ、外観体裁を損なうことなく容易に行うことが出来る。
【0406】
詳しくは、メイン装飾カバー790またはメイン装飾カバー842によりストップボタン挿入穴798〜800の前方が被覆するように装飾されるので、ストップボタン挿入穴798〜800が外部に露呈して外観が損なわれたり、不正行為やいたずら等がなされるのを効果的に回避出来るばかりか、ストップボタンの配置数を変更する場合には、配置されるストップボタンユニットに対応する箇所に挿入穴827L、827C、827R/840a〜840d(挿通穴)が形成されたメイン装飾カバー790またはメイン装飾カバー842に交換するだけで、特にストップボタン挿入穴800におけるストップボタンユニットが装着されていない装着部(穴)が外部に露呈することがないため、ストップボタンユニットの配置数の変更に容易に対応することが出来る。
【0407】
なお、本実施例においては、予め最大4個のストップボタンユニットを配置可能なストップボタン挿入穴798〜800に3個のストップボタンユニット440L、440C、440Rが配置されている状態から、ストップボタンユニットの配置数を3個から4個に増加する場合を一例として説明したが、言うまでもなく予め4個配置されていたストップボタンユニットを3個に配置数変更させることも可能である。
【0408】
また、本実施例のストップボタン挿入穴798〜800は最大で4個配置可能に形成されていたが、配置数はこれに限定されるものではなく、予め配置数の変更が自在に構成されていれば、その数量は種々に変更可能である。
【0409】
(3−7)右サイド装飾カバー
右サイド装飾カバー791は、透明な合成樹脂材にて略三角形状に構成され、特に図14に示されるように、シリンダ錠挿通穴812に対応する位置にはシリンダ錠挿入穴832が形成されている。上端辺部には係止爪挿入穴813aに挿入される上向きの係止爪833aが、また、下端辺部には係止爪挿入穴813bに挿入される下向きの係止爪833bがそれぞれ2個ずつ後向きに突設されている。
【0410】
後面には、特に図示はしないが、隠蔽部を構成するためのローレット加工が施されており、これにより右サイド装飾カバー装着部796に形成された係止爪挿入穴813a、813b等を、右サイド装飾カバー791を透して前方から視認しにくくなるため、操作部カバー体561の前面の外観体裁が著しく損なわれるのが防止される。
【0411】
このように構成された右サイド装飾カバー791は、係止爪833aを係止爪挿入穴813aに、また、係止爪833bを係止爪挿入穴813bに挿入することにより、各係止爪挿入穴813a、813bに挿入された係止爪833a、833bが各係止爪挿入穴813a、813bの周縁部に係止されて、右サイド装飾カバー装着部796の前方に装着されることになる。
【0412】
(3−8)左サイド装飾カバー
左サイド装飾カバー792は、透明な合成樹脂材にて略三角形状に構成され、特に図64に示されるように、上端辺部には係止爪挿入穴815aに挿入される上向きの係止爪834aが、また、下端辺部には係止爪挿入穴815bに挿入される下向きの係止爪834bがそれぞれ2個ずつ後向きに突設されている。
【0413】
後面には、特に図示はしないが、隠蔽部を構成するローレット加工が施されており、これにより左サイド装飾カバー装着部797に形成されたボタン取付部814a、814bや係止爪挿入穴815a、815b等を、左サイド装飾カバー792を透して前方から視認しにくくなるため、操作部カバー体561の前面の外観体裁が著しく損なわれるのが防止される。
【0414】
このように構成された左サイド装飾カバー792は、係止爪834aを係止爪挿入穴815aに、また、係止爪834bを係止爪挿入穴815bに挿入することにより、各係止爪挿入穴815a、815bに挿入された係止爪834a、834bが各係止爪挿入穴815a、815bの周縁部に係止されて、左サイド装飾カバー装着部797の前方に装着される。すなわち、2つのボタン取付部814a、814bの前方及びその周辺を含む左サイド装飾カバー装着部797の前方を単一の装飾部材により被覆するように装飾することになる。
【0415】
左サイド装飾カバー792は、係止爪834a、834bを先端に有する弾性変形自在な係止片を変形させて係止爪挿入穴815a、815bへの係止状態を解除することで、操作部カバー体561に対して簡単に着脱することが出来るため、例えば、前述したようにスロットマシン1の側方に図示しないカードユニットを並設し、このカードユニットのメダル貸しボタン842やカード返却ボタン843等を前記ボタン取付部814a、814bにそれぞれ配設して使用する場合においては、図64(b)に示されるように、左サイド装飾カバー792とほぼ同様に構成される本体前面に、ボタン取付部814a、814b及び該ボタン取付部814a、814bに配設されるメダル貸しボタン842及びカード返却ボタン843の操作部を前方に臨ませるための挿通穴842a、843aが形成された左サイド装飾カバー792’を、左サイド装飾カバー792と交換して装着すれば、カードユニットを並設してメダル貸しボタン842やカード返却ボタン843を配設する場合において、操作部カバー体561を加工したり交換することなく、左サイド装飾カバー792を左サイド装飾カバー792’に交換して装着するだけで簡単に対応することが出来る。
【0416】
このように、操作部カバー体561には予めこれらメダル貸しボタン842及びカード返却ボタン843を配設するためのボタン取付部814a、814bが予め形成されているとともに、左サイド装飾カバー792を左サイド装飾カバー装着部797の前方に装着することで、ボタン取付部814a、814bの前方を左サイド装飾カバー792により被覆するように装飾することが出来るため、例えば前記カードユニットを使用しない場合において、ボタン取付部814a、814bが外部に露呈してボタン取付部814a、814bの穴等から針金等の異物が差し込まれる等の不正行為がなされるのを防止出来る。
【0417】
また、特に内面はローレット加工が施されて隠蔽部としての凹凸状部が形成されているため、左サイド装飾カバー792を透してボタン取付部814a、814bが前方から見えることがないので、外観体裁が向上する。本実施例では左サイド装飾カバー792が透明な合成樹脂にて構成され、内面にローレット加工が施されることで隠蔽部としての凹凸状部が形成されていたが、内部のボタン取付部814a、814bを透視不能とする隠蔽する隠蔽部は、前記ローレット加工による凹凸状部に限定されるものではなく、サンドブラスト加工によるものであったり、不透明な着色層にて構成されていてもよい。
【0418】
なお、言うまでもなくボタン取付部814a、814bに前記メダル貸しボタン842及びカード返却ボタン843が取り付けられていても、左サイド装飾カバー792を装着することで、カードユニットを使用しない場合においてメダル貸しボタン842及びカード返却ボタン843が操作不能に被覆されるため、いたずらや遊技者の誤操作等が防止されることになる。
【0419】
このように、操作部カバー体561にボタン取付部814a、814bが予め形成されていれば、メダル貸しボタン842及びカード返却ボタン843を新設する際に操作部カバー体561を新たに製造したものに交換したりすることなく、簡単に配設することが出来る。また、このようにゲームを進行するために操作されるゲーム用操作手段(ストップボタン40L、40C、40R/スタートレバー38/1枚BETボタン36a、MAXBETボタン36b/メダル投入部34)を配設するための操作部カバー体561にボタン取付部814a、814bが形成されることで、ゲーム用操作手段やメダル貸しボタン842及びカード返却ボタン843等、操作手段系の機器類をまとめて配設することが出来るので、遊技者によるボタン操作性が向上するとともに、各種操作手段の配設部の構造や配線等を簡素化出来る。
【0420】
そして、例えばボタン取付部814a、814bに前記メダル貸しボタン842及びカード返却ボタン843が取り付けられていても、または取り付けられていなくても、カードユニットを使用しない場合には、左サイド装飾カバー792を装着することで、ボタン取付部814a、814bまたは該取付部に取り付けられたボタンの前方を被覆するように装飾することが出来る。また、カードユニットを使用する場合には、左サイド装飾カバー792’を装着することで、ボタン取付部814a、814bの前方または該取付部に取り付けられたボタンを操作可能な状態に露出させつつ装飾することが出来るため、機種変更やカードユニットを並設する場合等に容易に対応することが出来る。
【0421】
なお、本実施例においては図示しないカードユニットに接続されるメダル貸しボタン842及びカード返却ボタン843を配設可能なボタン取付部814a、814bとして説明してきたが、このボタン取付部814a、814bには、ゲームの進行に関連して操作される最低限必要なゲーム用操作手段(ストップボタン40L、40C、40R、各BETボタン36a、36b、スタートレバー38等)とは別個に設けられる操作手段であり、かつ、遊技に関連して設けられる遊技関連装置を操作するための遊技関連操作手段であれば、前記メダル貸しボタン842及びカード返却ボタン843に限定されるものではなく、例えば遊技関連装置としての演出用リール91L、91C、91Rの回転を停止させるための演出用のストップボタンや、演出の頻度やパターン等の演出内容を切り替えるための演出切替ボタンや、演出遊技履歴情報(例えばBB/RB回数、BB/RB間ゲーム数等)が表示される遊技情報表示部(図示略)の表示内容を切り替えるための操作ボタン等であってもよい。
【0422】
また、遊技に関連して設けられる遊技関連装置は、上記実施例において説明したスロットマシン1の側方に並設される前記カードユニットように、スロットマシン1の外部に配設される装置に限定されるものではなく、スロットマシン1の内部に設けられる装置であってもよく、例えば遊技関連装置が上記カードユニットである場合、該カードユニットに内蔵される機構がスロットマシン1の内部に設けられているものも本発明に含まれる。
【0423】
さらに、言うまでもなく遊技関連操作手段はボタンに限定されるものではなく、遊技者が操作可能なものであれば、スイッチやレバースイッチ等の操作手段であってもよい。
【0424】
また、これらボタン取付部814a、814bに配設されるメダル貸しボタン842及びカード返却ボタン843は、特に図示はしないが、基本的に前記カードユニットに内設されるカードユニット制御基板(図示略)に接続され、該カードユニット制御基板に設けられる制御手段(図示略)により操作が検出されることになる。すなわち、ボタン取付部814a、814bに配設されうる種々の操作ボタンが、遊技の進行を制御する遊技制御手段(図示略)が設けられた遊技制御基板500とは別個に設けられる他の基板(例えばカードユニット制御基板や前記演出制御基板501等)に接続されていることで、前記遊技制御手段の負荷が軽減されることから好ましい。なお、遊技関連操作手段を遊技制御手段以外の制御手段により制御されるようにすれば、その制御手段の種類や機能は上記カードユニット制御基板の制御手段に限定されるものではない。
【0425】
(3−9)装飾シート
装飾シート793は、図60に示されるように、前記後向片820の上面に凹設された装飾シート貼着部825上面に貼着するための接着剤が予め下面に塗布されているとともに、後向片820に形成された1枚BETボタン挿入穴821、MAXBETボタン挿入穴822、精算ボタン挿入穴823、切欠部824それぞれに対応する箇所には、1枚BETボタン挿入穴821’、MAXBETボタン挿入穴822’、精算ボタン挿入穴823’、切欠部824’がそれぞれ形成されている。
【0426】
次に、各種操作ユニットの詳細を図65、図66に基づいて説明する。図65(a)はスタートレバーユニット441を示す分解斜視図であり、(b)はストップボタンユニット440Lを示す分解斜視図であり、図66(a)はMAXBETボタンユニット443を示す分解斜視図であり、(b)は1枚BETボタンユニット442を示す分解斜視図であり、(c)は精算ボタンユニット444を示す分解斜視図である。
【0427】
(3−10)スタートレバーユニット
スタートレバー38を形成するスタートレバーユニット441の構成を、図65(a)に基づいて簡単に説明する。なお、図中右側がスロットマシン1への装着時における前側であるものとして説明する。
【0428】
スタートレバーユニット441は、本体部を構成する金属製の筒状体1900と、筒状体1900内部に遊挿されるレバー部1901と、筒状体1900の後部に取り付けられる筒状のカバー体1902と、カバー体1902の後端に取り付けられる取付基板1903と、から主に構成されている。
【0429】
筒状体1900の外周面には、軸心方向に延びる帯状の平面部1900aがそれぞれ対向配置されており(反対側の平面部1900aは図示されていない)、それぞれの平面部1900aには、レバー部1901を軸支する軸部材1906が挿通される軸穴1905が形成されている。また、平面部1900aを除く外周面には、筒状体1900を前記スタートレバー挿入穴806内に挿入した状態で保持する固定リング1904を後端側から螺入するための雄ネジ部が形成されているとともに、後端側(図中左側)から螺入された固定リング1904とともにスタートレバー挿入穴806からの逸脱を規制するフランジ部1907が前端縁部外周に形成されている。フランジ部1907の後面側には、スタートレバー挿入穴806内に形成された位置決め用凹部808内に嵌合される位置決め用凸部1918が形成されているとともに、フランジ部1907の内部には、レバー部1901の上下方向への移動を許容する縦長の長穴が形成されている。
【0430】
レバー部1901は、棒部材1908と、棒部材1908の前端(図中右側)に螺入される球状体1910と、棒部材1908の前端と筒状体1900との衝突音の発生を防止するための保護ゴム1909と、から構成される。棒部材1908の前端外周には保護ゴム1909が嵌装されるとともに、中央部には軸部材1906が挿通される軸挿通路1911が形成されている。軸挿通路1911の後端側には、棒部材1908が挿通される縦長の長穴が形成されたガイド部材1912と、軸部材1906を中心に上下に揺動自在な棒部材1908が常時筒状体1900の軸心とほぼ平行な状態に保持されるように付勢するためのコイルバネ1913と、コイルバネ1913の前端側に設けられるストッパ部材1914と、コイルバネ1913の後端側に設けられるワッシャ1915と、ワッシャ1915の棒部材1908からの逸脱を規制する保持リング1916と、が装着される。
【0431】
保持リング1916は、棒部材1908の後部外周に形成された環状溝1919に嵌合して移動不能に装着される。また、棒部材1908の後端における外周面の一部が切り欠かれており、この後端がスタートスイッチ102の投・受光部間に遊挿されて光を遮蔽する遮光部とされている。
【0432】
カバー体1902の前端には複数の切込溝が形成されており、この切込溝により弾性変形自在とされた複数の片部の弾性復帰力を利用して筒状体1900の後端部に取り付けられる。後端には、取付基板1903を係止するための内向きの係止爪1917が、切込溝により弾性変形自在とされた係止片の下端に形成されている。取付基板1903は、前面側にスタートスイッチ102が取り付けられているとともに、後面側にはケーブル接続するためのコネクタ(図示略)が取り付けられており、係止爪1917に係止されることでカバー体1902の後端開口に装着される。
【0433】
このように構成されたスタートレバーユニット441は、球状体1910を上下いずれかの方向に移動させて棒部材1908の前後端を軸部材1906を中心に揺動させることで、棒部材1908の後端の遮光部による光の遮蔽が解除されて、スタートレバー38の操作が検出される。そして、スタートレバーユニット441は単体のユニットとして構成され、スタートレバー挿入穴806内に挿入されて固定リング1904を螺入することにより操作部カバー体561に装着されるようになっている。
【0434】
(3−11)ストップボタンユニット
ストップボタン40L、40C、40Rを形成するストップボタンユニット440L、440C、440Rの構成を、図65(b)に基づいて簡単に説明する。なお、3個のストップボタンユニット440L、440C、440Rは全て同一に構成されているため、図65(b)においては左側のストップボタンユニット440Lを図示して説明することで、他のストップボタンユニット440C、440Rの説明は省略することとする。また、図中右側がスロットマシン1への装着時における前側であるものとして説明する。
【0435】
ストップボタンユニット440Lは、本体部を構成する筒状体1860と、筒状体1860内部に軸心方向に摺動自在に嵌挿される操作ボタン1861と、操作ボタン1861を前方に向けて付勢するコイルバネ1862と、筒状体1860における操作ボタン1861の反対側の開口に装着される取付基板1863と、から主に構成されている。
【0436】
筒状体1860の外周面には、軸心方向に延びる帯状の平面部1864a、1864bがそれぞれ対向位置されている(反対側の平面部1864a、1864bは図示されていない)。互いに対向する2つの平面部1864aの後端には、ストップボタン挿入穴798〜800の開口後端縁部に係止される外向きの係止爪1865が、切欠溝を介して弾性変形自在に形成されているとともに、それぞれの平面部1864aにおける係止爪1865の前方位置には、操作ボタン1861を係止するための係止穴1866がそれぞれ形成されている。また、互いに対向する2つの平面部1864bの後端には、取付基板1863を係止するための内向きの係止爪1867が、切欠溝を介して弾性変形自在に形成されている。
【0437】
筒状体1860の前端縁部には、ストップボタン挿入穴827L、827C、827Rの前端縁部に係止される外向きのフランジ部1868が環状に形成されるとともに、このフランジ部1868の後面における一方の平面部1864b側(図中手前側)には、前記位置決め用凹部828aに嵌合する位置決め用凸部1869が突設されている。
【0438】
操作ボタン1861は、筒状のボタン本体1870と、ボタン本体1870の前端開口を閉塞するように装着される蓋部材1871と、から構成される。蓋部材1871の前面1871aは遊技者により押圧される操作部を構成しており、その前面は取付基板1863に取り付けられる前記操作有効LED122Lからの光を前方に透過すべく透明な合成樹脂材にて形成されている。
【0439】
蓋部材1871は、ボタン本体1870の外周面対向位置にそれぞれ形成された凸部1872に対応する箇所に形成された穴部1873を前記凸部1872に係止させることで、ボタン本体1870と一体化されて操作ボタン1861が形成されるようになっている。また、ボタン本体1870と蓋部材1871との間には、前記操作有効LED122Lからの光を前方に透過するとともに、筒状体1860内部を前方から視認不能とするために乳白色に着色された透光板1874が内蔵される。
【0440】
ボタン本体1870の外周面には、筒状体1860の係止穴1866に係脱される外向きの係止爪1875が、切欠溝を介して弾性変形自在に形成されている。よって、筒状体1860内に嵌挿した際においてコイルバネ1862により前方に付勢される操作ボタン1861は、係止爪1875の係止作用により操作ボタン1861の筒状体1860からの前方への逸脱が規制され、また、操作ボタン1861がコイルバネ1862の付勢力に抗して押圧された際において、筒状体1860内に形成された図示しない規制部により後方移動が規制されるようになっている。
【0441】
さらにボタン本体1870には、コイルバネ1862の付勢力に抗して後端位置まで押圧された際において、操作ボタン1861の押圧操作が取付基板1863に取り付けられた上向きコ字状のストップスイッチ103Lの投・受光部間に遊挿される遮蔽片1876が形成されている。この遮蔽片1876がストップスイッチ103Lの投・受光部間に遊挿されて光を遮蔽することにより、操作ボタン1861の押圧操作が検出される。
【0442】
取付基板1863は、前面側に操作有効LED122L及びストップスイッチ103Lが取り付けられているとともに、後面側にはケーブル接続するためのコネクタ(図示略)が取り付けられており、係止爪1867に係止されることで筒状体1860の後端開口に装着される。また、外周縁部には、一方の係止爪1867が嵌合される位置決め用切欠部1877が形成されているが、他方の係止爪1867に対応する箇所は前記位置決め用切欠部1877とは異なる形状とされていることで位置決めがなされるようになっている。
【0443】
このように、ストップボタンユニット440Lは単体のユニットとして構成され、ストップボタン挿入穴798内に挿入されることにより操作部カバー体561に装着されるようになっている。
【0444】
(3−12)MAXBETボタンユニット
MAXBETボタン36bを形成するMAXBETボタンユニット443の構成を図66(a)に基づいて簡単に説明する。
【0445】
MAXBETボタンユニット443は、本体部を構成する筒状体1760と、筒状体1760内部に軸心方向に摺動自在に嵌挿される操作ボタン1761と、操作ボタン1761を前方に向けて付勢するコイルバネ1762と、筒状体1760における操作ボタン1761の反対側の開口に装着される取付基板1763と、から主に構成されている。
【0446】
筒状体1760における下部側の小径筒部外周面には、軸心方向に延びる帯状の平面部1764a、1764bがそれぞれ対向配置されている(反対側の平面部1764a、1764bは図示されていない)。互いに対向する2つの平面部1764aの後端には、取付基板1763を係止するための内向きの係止爪1767が、切欠溝を介して弾性変形自在に形成されている。上部側の大径筒部外周面における平面部1764aの上方位置には、MAXBETボタン挿入穴822の開口後端縁部に係止される外向きの係止爪1765が、切欠溝を介して弾性変形自在に形成されているとともに、大径筒部内面における平面部1764bの上方位置には、操作ボタン1761を係止するための係止凹部1766がそれぞれ対向配置されている。
【0447】
筒状体1760の前端縁部には、MAXBETボタン挿入穴822の前端縁部に係止される外向きのフランジ部1768が環状に形成されるとともに、このフランジ部1768の後面における一方の平面部1764b側(図中奥側)には、前記位置決め用凹部822bに嵌合する位置決め用凸部1769が突設されている。
【0448】
操作ボタン1761は、筒状のボタン本体1770と、ボタン本体1770の前端開口を閉塞するように装着される蓋部材1771と、から構成される。蓋部材1771の前面1771aは遊技者により押圧される操作部を構成しており、その前面は取付基板1763に取り付けられる前記MAXBETボタンLED121からの光を前方に透過すべく透明な合成樹脂材にて形成されている。
【0449】
蓋部材1771は、ボタン本体1770の外周面対向位置にそれぞれ形成された凸部1772に対応する箇所に形成された穴部1773を前記凸部1772に係止させることで、ボタン本体1770と一体化されて操作ボタン1761が形成されるようになっている。また、ボタン本体1770と蓋部材1771との間には、前記MAXBETボタンLED121からの光を前方に透過するとともに、筒状体1760内部を前方から視認不能とするために乳白色に着色されるとともに、「MAXBET」なる文字が描かれた透光板1774が内蔵される。
【0450】
ボタン本体1770の外周面には、筒状体1760の係止凹部1766に係脱される外向きの係止爪1775が、切欠溝を介して弾性変形自在に形成されている。よって、筒状体1760内に嵌挿した際においてコイルバネ1762により前方に付勢される操作ボタン1761は、係止爪1775の係止作用により操作ボタン1761の筒状体1760からの前方への逸脱が規制され、また、操作ボタン1761がコイルバネ1762の付勢力に抗して押圧された際において、筒状体1760内に形成された図示しない規制部により後方移動が規制されるようになっている。
【0451】
さらにボタン本体1770には、コイルバネ1762の付勢力に抗して後端位置まで押圧された際において、操作ボタン1761の押圧操作が取付基板1763に取り付けられた上向きコ字状のMAXBETスイッチ101の投・受光部間に遊挿される遮蔽片1776が形成されている。この遮蔽片1776がMAXBETスイッチ101の投・受光部間に遊挿されて光を遮蔽することにより、操作ボタン1761の押圧操作が検出される。
【0452】
取付基板1763は、前面側にMAXBETボタンLED121及びMAXBETスイッチ101が取り付けられているとともに、後面側にはケーブル接続するためのコネクタ(図示略)が取り付けられており、係止爪1767に係止されることで筒状体1760の後端開口に装着される。また、外周縁部には、一方の係止爪1767が嵌合される位置決め用切欠部1777が形成されているが、他方の係止爪1767に対応する箇所は前記位置決め用切欠部1777とは異なる形状とされていることで位置決めがなされるようになっている。
【0453】
このように、MAXBETボタンユニット443は単体のユニットとして構成され、MAXBETボタン挿入穴822内に挿入されることにより操作部カバー体561に装着されるようになっている。
【0454】
(3−13)1枚BETボタンユニット
1枚BETボタン36aを形成する1枚BETボタンユニット442の構成を図66(b)に基づいて簡単に説明する。
【0455】
1枚BETボタンユニット442は、本体部を構成する筒状体1660と、筒状体1660内部に軸心方向に摺動自在に嵌挿される操作ボタン1661と、操作ボタン1661を前方に向けて付勢するコイルバネ1662と、筒状体1660における操作ボタン1661の反対側の開口に装着される取付基板1663と、から主に構成されている。
【0456】
筒状体1660における外周面には、軸心方向に延びる帯状の平面部1664aがそれぞれ対向配置されている(反対側の平面部1664aは図示されていない)。互いに対向する2つの平面部1664aの後端には、取付基板1663を係止するための内向きの係止爪1667が、切欠溝を介して弾性変形自在に形成されている。平面部1764aの上方位置には、1枚BETボタン挿入穴821の開口後端縁部に係止される外向きの係止爪1665が、切欠溝を介して弾性変形自在に形成されている。内周面における係止爪1665間には、操作ボタン1661を係止するための係止凹部1666がそれぞれ対向配置されている。
【0457】
筒状体1660の前端縁部には、1枚BETボタン挿入穴821の前端縁部に係止される外向きのフランジ部1668が環状に形成されるとともに、このフランジ部1668の後面における所定箇所(図中奥側)には、前記位置決め用凹部821bに嵌合する位置決め用凸部1669が突設されている。
【0458】
操作ボタン1661は、筒状のボタン本体1670と、ボタン本体1670の前端開口を閉塞するように装着される蓋部材1671と、から構成される。蓋部材1671の前面1671aは遊技者により押圧される操作部を構成しており、その前面1671aには1枚賭けを示す「1」の数字が刻設されている。
【0459】
蓋部材1671は、ボタン本体1670の外周面対向位置にそれぞれ形成された凸部1672に対応する箇所に形成された穴部1673を前記凸部1672に係止させることで、ボタン本体1670と一体化されて操作ボタン1661が形成されるようになっている。
【0460】
ボタン本体1670の外周面には、筒状体1660の係止凹部1666に係脱される外向きの係止爪1675が、切欠溝を介して弾性変形自在に形成されている。よって、筒状体1660内に嵌挿した際においてコイルバネ1662により前方に付勢される操作ボタン1661は、係止爪1675の係止作用により操作ボタン1661の筒状体1660からの前方への逸脱が規制され、また、操作ボタン1661がコイルバネ1662の付勢力に抗して押圧された際において、筒状体1660内に形成された図示しない規制部により後方移動が規制されるようになっている。
【0461】
さらにボタン本体1670には、コイルバネ1662の付勢力に抗して後端位置まで押圧された際において、操作ボタン1661の押圧操作が取付基板1663に取り付けられた上向きコ字状の1枚BETスイッチ100の投・受光部間に遊挿される遮蔽片1676が形成されている。この遮蔽片1676が1枚BETスイッチ100の投・受光部間に遊挿されて光を遮蔽することにより、操作ボタン1661の押圧操作が検出される。
【0462】
取付基板1663は、前面側に1枚BETスイッチ100が取り付けられているとともに、後面側にはケーブル接続するためのコネクタ(図示略)が取り付けられており、係止爪1667に係止されることで筒状体1660の後端開口に装着される。また、外周縁部には、位置決め用切欠部1677が形成されている。
【0463】
このように、1枚BETボタンユニット442は単体のユニットとして構成され、1枚BETボタン挿入穴821内に挿入されることにより操作部カバー体561に装着されるようになっている。
【0464】
(3−14)精算ボタンユニット
精算ボタン37を形成する精算ボタンユニット444の構成を図66(c)に基づいて簡単に説明する。
【0465】
精算ボタンユニット444は、本体部を構成する筒状体1560と、筒状体1560内部に軸心方向に摺動自在に嵌挿される操作ボタン1561と、操作ボタン1561を前方に向けて付勢するコイルバネ1562と、筒状体1560における操作ボタン1561の反対側の開口に装着される取付基板1563と、から主に構成されている。
【0466】
筒状体1560における外周面には、軸心方向に延びる帯状の平面部1564aがそれぞれ対向配置されている(反対側の平面部1564aは図示されていない)。互いに対向する2つの平面部1564aの後端には、取付基板1563を係止するための内向きの係止爪1567が、切欠溝を介して弾性変形自在に形成されている。平面部1564aの上方位置には、精算ボタン挿入穴823の開口後端縁部に係止される外向きの係止爪1565が、切欠溝を介して弾性変形自在に形成されている。内周面における係止爪1565間には、操作ボタン1561を係止するための係止凹部1566がそれぞれ対向配置されている。
【0467】
筒状体1560の前端縁部には、精算ボタン挿入穴823の前端縁部に係止される外向きのフランジ部1568が環状に形成されるとともに、このフランジ部1568の後面における所定箇所(図中奥側)には、前記位置決め用凹部821bに嵌合する位置決め用凸部1569が突設されている。
【0468】
操作ボタン1561は、筒状のボタン本体1570と、ボタン本体1570の前端開口を閉塞するように装着される蓋部材1571と、から構成される。蓋部材1571の前面1571aは遊技者により押圧される操作部を構成している。
【0469】
蓋部材1571は、ボタン本体1570の外周面対向位置にそれぞれ形成された凸部1572に対応する箇所に形成された穴部1573を前記凸部1572に係止させることで、ボタン本体1570と一体化されて操作ボタン1561が形成されるようになっている。
【0470】
ボタン本体1570の外周面には、筒状体1560の係止凹部1566に係脱される外向きの係止爪1575が、切欠溝を介して弾性変形自在に形成されている。よって、筒状体1560内に嵌挿した際においてコイルバネ1562により前方に付勢される操作ボタン1561は、係止爪1575の係止作用により操作ボタン1561の筒状体1560からの前方への逸脱が規制され、また、操作ボタン1561がコイルバネ1562の付勢力に抗して押圧された際において、筒状体1560内に形成された図示しない規制部により後方移動が規制されるようになっている。
【0471】
さらにボタン本体1570には、コイルバネ1562の付勢力に抗して後端位置まで押圧された際において、操作ボタン1561の押圧操作が取付基板1563に取り付けられた上向きコ字状の精算スイッチ104の投・受光部間に遊挿される遮蔽片1576が形成されている。この遮蔽片1576がMAXBETスイッチ104の投・受光部間に遊挿されて光を遮蔽することにより、操作ボタン1561の押圧操作が検出される。
【0472】
取付基板1563は、前面側に精算スイッチ104が取り付けられているとともに、後面側にはケーブル接続するためのコネクタ(図示略)が取り付けられており、係止爪1567に係止されることで筒状体1560の後端開口に装着される。また、外周縁部には、位置決め用切欠部1577が形成されている。
【0473】
このように、精算ボタンユニット444は単体のユニットとして構成され、精算ボタン挿入穴823内に挿入されることにより操作部カバー体561に装着されるようになっている。
【0474】
次に、下部パネル7の詳細を図67、図68に基づいて説明する。図67は下部パネル7と下部パネル装飾枠551との関係を示す斜視図であり、図68(a)は図67のA−断面図、A’−断面図、B−断面図、B’−断面図であり、(b)は下部パネル7が装着された下部パネル装飾枠551が前面枠700に取り付けられた状態を示す断面図である。
【0475】
(3−15)下部パネル
下部パネル7は、図67及び図68に示される下部パネル装飾枠551の後面に一体的に取り付けられた状態で前面枠700の前面下部に取り付けられる。下部パネル装飾枠551は合成樹脂により横長の四角枠状に形成されており、その上片部所定箇所からそれぞれ後向きに延設される弾性変形自在な係止片の先端には、係止爪挿入穴728に挿入されて開口後端縁部に係止される上向きの係止爪585a〜585cが形成されているとともに、下片部所定箇所からそれぞれ後向きに延設される弾性変形自在な係止片の先端には、係止爪挿入穴736に挿入されて開口後端縁部に係止される上向きの係止爪585d、585eが形成されている。前記上片部における係止爪585bの近傍には、下部パネル7の上部に形成される2個の係止凸部586が係合される係合穴587が形成されている。
【0476】
下片部上面には、取り付けられた下部パネル7の前面側下端部を係止する前後方向を向く係止リブ588a〜588cが3箇所に形成されているとともに、下部パネル7の後端縁部を係止する係止凸部589が2箇所に形成されている。
【0477】
下部パネル7は、透明な合成樹脂により構成され、その表示面には例えば機種のタイトル名などが印刷形成されており、下部パネル装飾枠551の後面側に装着可能な形状に形成されている。下部パネル7の上片部には、前記係合穴587内に係脱される係止凸部586が上向きに突設されているとともに、左右及び中央位置には、前面枠700への装着時において前面枠700の前面所定箇所に当接してパネルの撓みを防止する後向きの当接規制部590aを形成するための前後方向を向く凹みが形成されている。下片部における左右及び中央位置には、前面枠700への装着時において前面枠700の前面に突設された当接規制ボス735の前面に当接してパネルの撓みを防止する後向きの当接規制部590bを形成するための前後方向を向く凹みが形成されている。
【0478】
このように構成される下部パネル7は、図68(a)に示されるように、その前面を下部パネル装飾枠551の後面側に対向させて押し当てるようにして取り付けられる。詳しくは、図68(b)に示されるように、下部パネル7の前面周縁部が下部パネル装飾枠551の開口端縁部に当接された状態で、上部の係止凸部586が係合穴587内に係合されるとともに、下端縁部が係止凸部589に係止されることで、下部パネル装飾枠551の後面からの逸脱が規制されて装着されることになる。なお、下部パネル7を交換する場合等においては、下部パネル装飾枠551の上片部及び下片部を変形させれば前記係止凸部586、589による係止作用が簡単に解除されるため、容易に取り外すことが出来る。
【0479】
このように下部パネル7が一体化された下部パネル装飾枠551は、図68(b)に示されるように、弾性変形自在に形成された各係止片に形成された係止爪585a〜585cを係止爪挿入穴728内に挿入してその開口後端縁部に係止させるとともに、係止爪585d、585eを係止爪挿入穴736内に挿入してその開口後端縁部に係止させることで、前面枠700の前面下部に取り付けられる。また、前述したように下部パネル7を交換する場合等においては、前面枠700の後面側から各係止爪585a〜585eの係止状態を解除させれば、下部パネル装飾枠551を前面枠700から容易に取り外すことが出来る。
【0480】
次に、メダル受皿10の詳細を図69に基づいて説明する。図69はメダル受皿10の構造を示す分解斜視図である。
【0481】
(3−16)メダル受皿
メダル受皿10は、その本体部は合成樹脂により構成されており、本体部にはメダル受部285と灰皿装着部286とが形成されている。メダル受部285の上面には、本体部を保護するための金属製のメダル受板273が2個のネジ287を後方からメダル受板取付用ネジ穴271に螺入することにより取り付けられている。灰皿装着部286には、灰皿13を回動自在に支持する軸部288が左右側方にそれぞれ突設されている。なお、灰皿13は、本体部13aとその前方を被覆する灰皿カバー13bとから構成されており、灰皿カバー13bをネジ289を介して本体部13aに止着することで、軸部288の軸受部が形成されるようになっている。
【0482】
メダル受皿10の本体部後面左右側には、前面枠700の取付穴756aの前方に形成された嵌合凹部内に嵌合される取付用ボス290aが後向きに突設されているとともに、灰皿装着部286の後方には、前面枠700のボス嵌合穴744内に嵌合される取付用ボス290bが後向きに突設されている。
【0483】
このように構成されたメダル受皿10は、図51に示されるように、前面枠700の後面側から螺入されるネジ755aが取付用ボス290aのネジ穴(図示略)内に螺入されるとともに、ネジ755cが取付用ボス290bのネジ穴(図示略)内に螺入され、さらにネジ755bがメダル受皿取付用ネジ穴270内に螺入されることで、前面枠700の前面最下部に取り付けられる。
【0484】
(4)前面扉の後面
前面枠700の後面側の構成について、主に図70〜図76を参照して説明する。図70は前面枠700を示す背面図であり、図71は前面枠700を斜め後方から見た斜視図であり、図72は前面扉3を構成する枠部材と前面枠700との関係を示す斜視図であり、図73は各種枠板を示す斜視図であり、図74は各種枠板及び取付板及び基板を示す斜視図であり、図75は前面扉3を構成する各種部材及び装置と前面枠700との関係を示す斜視図である。まず、前面枠700の後面側の構成について、主として図70及び図71を参照して説明する。なお、図70及び図71においては、図中手前側が前面枠700の後側、反対側が前面枠700の前側として説明する。
【0485】
(4−1)前面枠の後面
前面枠700は、合成樹脂によって一体的に成形されているものであり、その中央よりやや上部には、遊技パネル開口701が開設されている。遊技パネル開口701の上部には、演出用ユニット90の演出用リール91L、91C、91Rを前方に臨ませるための演出用ユニット開口702と、高音スピーカ136L、136Rが挿通されるスピーカ用開口703L、703Rと、が開設されている。遊技パネル開口701下部には、ストップボタン40L、40C、40Rが挿通されるストップボタン開口704と、メダル詰まり解除ボタン35が挿通されるメダル詰まり解除ボタン開口705と、前記施錠装置4のシリンダ錠(図示略)が挿通されるシリンダ錠開口706が開設されている。
【0486】
前面枠700の上端辺左右側端部には、前面枠700を補強するための上部枠板(図示略)を止着するためのネジ(図示略)が螺入されるネジ穴902a、902bがそれぞれ形成されているとともに、これらネジ穴902a、902b間には、前記上部枠板(図示略)を位置決めするための位置決め用ボス901a、901bが後向きに突設されている。
【0487】
演出用ユニット開口702の上方には、前記ドアベース中継基板506(図72参照)を止着するためのネジ969が螺入されるネジ穴900が4個形成されているとともに、位置決め用ボス901の近傍には、前面側に設けられる上部LED基板544とドアベース中継基板506とを接続するケーブルを挿通するためのケーブル挿通用開口710が形成されている。また、演出用ユニット開口702それぞれの角部の外側には、上部パネルカバー体560から後向きに突設される係止爪(図13参照)が挿入される係止爪挿入穴712が4個形成されている。
【0488】
高音スピーカ用開口703L、703Rの周囲には、スピーカ136L、136Rを止着するためのネジ714a、714b(図51参照)が螺入されるネジ穴715a、715bが形成されている。
【0489】
演出用ユニット開口702と遊技パネル開口701との間には、演出用ユニット90及び遊技パネルユニット95を取り付けるための上部取付枠板(図72参照)及び左右側部枠板(図72参照)を止着するためのネジ(図72参照)が螺入されるネジ穴903a、903bがそれぞれ左右端部に形成されているとともに、左右のネジ穴903a、903b間には、前記上部枠板(図72参照)を位置決めするための位置決め用ボス904が後向きに2個突設されている。
【0490】
遊技パネル開口701の下方には、前記ストップボタン開口704、メダル詰まり解除ボタン開口705、シリンダ錠開口706が形成されているとともに、操作部カバー体561を取り付けるためのネジ721(図51参照)が挿通される取付穴719が所定箇所に8個形成されている。ストップボタン開口704の側方には、操作部カバー体561に設けられるスタートレバー38や各種ボタン36a、36b、37との干渉を回避するための切欠部722が遊技パネル開口701に連通するように形成されている。
【0491】
遊技パネル開口701の下端縁部には、後向きに屈曲する後向片723が形成されており、該後向片723の後端における図中左側端部には、メダル投入部34を構成する投入メダルガイド部材950(図75参照)を装着するための切欠部724が形成されている。切欠部724の所定箇所には、前記投入メダルガイド部材950(図75参照)を位置決めするための位置決め用凹部724aが形成されている。
【0492】
後向片723の下方には、遊技パネルユニット95を取り付けるための下部取付枠(図72参照)を止着するための4個のネジ穴906が、左右方向に向けて所定間隔おきに形成されているとともに、中央の2個のネジ穴906間には、前記下部取付枠(図72参照)を位置決めするための位置決め用ボス907が後向きに突設されている。また、後向片723の下方における切欠部724に対応する箇所には、前記投入メダルガイド部材950(図75参照)及び前記投入メダルセレクタ71を取り付けるメダルセレクタ取付部材951(図75参照)を固定するためのネジ(図75参照)が螺入される2個のネジ穴908aが形成されている。
【0493】
下方の4個の取付穴719それぞれの近傍には、下部パネル装飾枠551の上部から後向きに突設される前記係止爪1010a(図55参照)が挿入される係止爪挿入穴728が、左右側及び中央に3個形成されている。また、図中正面から見てストップボタン開口704の左側のメダルセレクタ装着部910には、前記投入メダルセレクタ71を取り付けるメダルセレクタ取付部材951(図75参照)を固定するためのネジ970a(図75参照)が螺入されるネジ穴908bが1個形成されているとともに、メダルセレクタ取付部材951を位置決めするための位置決め用凸部911が2個形成されている。
【0494】
メダルセレクタ装着部910の下方には、メダル返却通路部材73の上部を取り付けるためのネジ246(図75参照)が螺入される2個のネジ穴912aと、メダル返却通路部材73の中央部を取り付けるためのネジ246(図75参照)が螺入される1個のネジ穴912bと、が形成されている。
【0495】
図中正面から見てメダルセレクタ装着部910の右側側方には、機種共通装置中継基板としての前記操作部中継基板507を装着するための操作部中継基板取付部913が形成されている。操作部中継基板取付部913には、図21に示されるように、操作部中継基板507を保護する基板カバー914が遊嵌されるコ字形の規制部としての突条915a、915bが後向き(図中手前側)に突設されるとともに、突条915a、915bの短辺部それぞれの外側には、ガイド片916が後向き(図中手前側)に突設されている。左右のガイド片916の上端には、内側に向かって傾斜する傾斜面916a(図83(a)〜(c)参照)がそれぞれ形成されている。
【0496】
突条915aと突条915bとの間は離間されており、この離間部には、基板カバー914に形成された係止爪949a、949bが挿入される係止爪挿入穴738が上下に形成されているとともに、上部の係止爪挿入穴738の上部、及び下部の係止爪挿入穴738の下部はそれぞれ後側(図中手前側)に向かって隆起しており、その先端部にはそれぞれ内側に向かって傾斜する傾斜面905a、905bがそれぞれ形成されている。
【0497】
メダルセレクタ装着部910及び操作部中継基板取付部913のさらに下方には、前面側(図中奥側)に設けられる前記蛍光灯139から延設されるコードを前面枠700の後面側に挿通させるためのコード挿通穴734が、図中正面から見て右側に形成されているとともに、下部パネル装飾枠551(図55参照)の下部から後向きに突設される係止爪1010b(図55参照)が挿入される係止爪挿入穴736が左右に2個形成されている。
【0498】
左右の係止爪挿入穴736、736間には、前記メダル返却通路部材73を位置決めするための横長の位置決め用係止部917が後向きに突設形成されているとともに、この位置決め用係止部917の長手方向の両端部近傍には、メダル受皿11に対応して設けられる保護板272(図69参照)の上端に形成される係止片276(図53参照)が挿入される係止片挿入穴759が2個形成されている。
【0499】
位置決め用係止部917の下方には、メダル払出開口742が形成されているとともに、その下端辺部近傍にはメダル返却通路部材73の下部を取り付けるためのネジ246(図75参照)が螺入される1個のネジ穴912cが形成されている。メダル払出開口742の左側方には、スピーカ取付用のネジ(図示略)が螺入されるスピーカ取付穴75が、該図示しないスピーカから出力される音を前方に向けて放音するための放音開口743周りに形成された楕円形状のリブ76の外周に沿うように4個設けられているとともに、位置決め用ボス77が後向きに突設されており、スピーカを取り付けることが出来るようになっている。
【0500】
メダル払出開口742の右側方には、蛍光灯用インバータ125を取り付けるためのネジ(図75参照)が螺入されるネジ穴918a、918bと、インバータを位置決めするための位置決め用ボス919a、919bと、が形成されている。これらネジ穴918a、918b及び位置決め用ボス919a、919bは、それぞれネジ穴と位置決め用ボスとが上下一対に一体的に形成されており、左右のネジ穴と位置決め用ボスとがそれぞれ対角線上に配置されるように形成されている。
【0501】
位置決め用ボス919bの右側近傍には、メダル受皿10から後向きに突設された取付用ボス292b(図69参照)が嵌合されるとともに、メダル受皿10を止着するネジ755c(図51参照)が取付けられる取付穴744aを有するボス嵌合穴744を形成するためのボスが後向き(図中手前側)に突設されている。
【0502】
前面枠700の下端辺部及びその近傍の左右側部には、メダル受皿10を取り付けるためのネジ755a(図51参照)が挿通される取付穴756aが左右に2個、ネジ755c(図51参照)が挿通される取付穴756bが下端辺部に3個形成されているとともに、取付穴756b間には、メダル受皿10に取り付けられるネジ(図示略)の頭部との干渉を回避するための孔部760が2個形成されている。
【0503】
前面枠700の下端辺部の左右両端部には、前面枠700を補強するための下部枠板880(図72参照)を取り付けるためのネジ848b、864b(図72参照)が螺入されるネジ穴920a、920bが形成されているとともに、図中向かって左側の取付穴756bの側部、及びネジ穴920bの近傍には、前記下部枠板880(図72参照)を位置決めするための位置決め用ボス921a、921bがそれぞれ後向きに突設されている。
【0504】
前面枠700における図中向かって左側の端辺部には、前面枠700を補強するための左側部枠板845(図72参照)を取り付けるためのネジ848、848a、848b(図72参照)が螺入されるネジ穴902a、903a、904a、920aが上下方向に向かって形成されているとともに、ネジ穴902a、903a間及びネジ穴904a、920a間には、左側部枠板(図示略)を位置決めするための位置決め用ボス924a、924bがそれぞれ後向き(図中手前側)に突設されている。
【0505】
また、前面側に設けられる上部のサイドLED基板546a(図13参照)から延設されるコードを係止するためのコード係止フック及び中央及び下部のサイドLED基板546b、546c(図51参照)から延設されるコードをまとめて係止するためのコード係止フックを形成するためのフック形成用穴922a、922bが形成されている。また、これらコードは、前記係止爪挿入穴712の側方に形成されたコード挿通用穴774bを介して前面枠700の後面側(図中手前側)に挿通される。
【0506】
ネジ穴902a、903a、取付穴756aの近傍には、遊技効果LED部42Rを構成するLEDカバー体550Rを固定するためのネジ779b(図51参照)が取り付けられる取付穴780bがそれぞれ形成されている。また、前面枠700における図中向かって左側の端縁には、ガイド片778が上下方向にわたって前向きに突設されているとともに、ガイド片778の内側には、前記LEDカバー体550Rから後向きに突設された係止爪553(図52参照)が挿入される係止爪挿入穴776がガイド片778に沿うように、上下方向に向けて所定間隔おきに6個ずつ形成されているとともに、ガイド片778の内面には、前記LEDカバー体550Rの係止爪の係止部を形成すべく係止用凹部933が、前記各係止爪挿入穴776に対応してそれぞれ凹設されている。
【0507】
前面枠700における図中向かって右側の端辺部には、前面枠700を補強するための右側部枠板861(図72参照)を取り付けるためのネジ864、864a、864b(図72参照)が螺入されるネジ穴902b、903b、904b、920bが上下方向に向かって形成されているとともに、ネジ穴902b、903b間及びネジ穴904a、903b間及びネジ穴904b、920b間には、左側部枠板(図72参照)を位置決めするための位置決め用ボス925a〜925cがそれぞれ後向き(図中手前側)に突設されている。
【0508】
前面側に設けられる上部のサイドLED基板545a(図51参照)から延設されるコードを係止するためのコード係止フック及び中央及び下部のサイドLED基板546b、546c(図51参照)から延設されるコードをまとめて係止するためのコード係止フックを形成するためのフック形成用穴923a、923bが形成されている。また、これらコードは、前記係止爪挿入穴712の側方に形成されたコード挿通用穴774aを介して前面枠700の後面側(図中手前側)に挿通される。
【0509】
ネジ穴902b、903b、取付穴756aの近傍には、遊技効果LED部42Lを構成するLEDカバー体550Lを固定するためのネジ779b(図51参照)が取り付けられる取付穴780aがそれぞれ形成されている。また、前面枠700の左側(図中右側)の端辺部には、ガイド片777が上下方向にわたって前向きに突設されているとともに、ガイド片777の内側には、前記LEDカバー体550Lから後向きに突設された係止爪553(図52参照)が挿入される係止爪挿入穴775がガイド片777に沿うように、上下方向に向けて所定間隔おきに6個ずつ形成されているとともに、ガイド片777の内面には、前記LEDカバーの係止爪の係止部を形成すべく係止用凹部934が、前記各係止爪挿入穴776に対応してそれぞれ凹設されている。
【0510】
このように構成された前面枠700の後面側には、図72〜図74に示される各種枠板や取付部材が取り付けられる。以下、これら各種部材を説明する。
【0511】
(4−2)左側部枠板
左側部枠板845は、図73に示されるように縦長の平板部材であり、その平板部には、適宜間隔をおいて5個のネジ穴846と、上部連結止め穴846a及び下部連結止め穴846bと、位置決め用ボス904aが嵌合される2個の位置決め穴847が形成されており、図72に示されるように、その上部連結止め穴846aにネジ848aを、下部連結止め穴846bに後述するネジ848bを、5個のネジ穴846にネジ848を止着することにより、左側部枠板845を左側端部に固着することができる。
【0512】
平板部におけるネジ穴846の内側には、シリンダ錠849が設けられた錠枠板850を取り付けるためのネジ851が螺入されるネジ穴852が上下方向に5個形成されている。平板部の中央よりやや下方には、シリンダ錠849を位置決めするための半円状の切欠部853が形成されているとともに、切欠部853の下方には、前記第1リセットスイッチ105の投・受光部を挿通して取り付けるための取付孔854a、854bが並設されている。また、平板部の外側端辺には上下方向に延びる補強片856が後向きに連設されている。
【0513】
錠枠板850は、左側部枠板845に取り付けるためのネジ851が取り付けられる5個の取付穴855が前記ネジ穴852に対応する箇所に形成されているとともに、その中央にはシリンダ錠849が前向きに突設されている。錠枠板850の後面側には、シリンダ錠849に連係されるリンク部材857が回動自在に設けられており、このリンク部材857の一端には、上端に前記係合突片185Hに係脱される上向きの係止爪858aを有するとともに、下端に前記係合突片185Lに係脱される上向きの係止爪858bを有する第1リンク棒(図示略)が連係されている。また、リンク部材857の他端側には、図示しない第2リンク棒が連係されており、この第2リンク棒の下方所定箇所には、前記第1リセットスイッチ105の投・受光部内に遊挿される遮光片859が後向きに屈曲形成されている。
【0514】
よって、シリンダ錠849前面側の鍵穴4a(図1参照)に図示しないキーを差し込んで時計回りに回転させることで図示しない第1リンク棒が下方に移動して前記係合突片185H、185Lと係止爪858a、858bとの係止状態が解除されて前面扉3が開放可能となるとともに、キーを差し込んで反時計回りに回転させることで図示しない第2リンク棒が上方に移動して第1リセットスイッチ105の操作が検出されることになる。また、後向片850aの下端には、前面扉3の閉塞時において前記載置片186の上面に乗り上げて前面扉3を支持するガイドローラ860が回動自在に設けられている。
【0515】
(4−3)右側部枠板
右側部枠板861は、横断面略コ字状に形成された縦長の平板部材であり、その平板部には適宜間隔をおいて3個のネジ穴862と、上部連結止め穴862a及び下部連結止め穴862bと、3個の位置決め用穴863と、が形成されており、図72に示されるように、その上部連結止め穴862aにネジ864aを、下部連結止め穴862bに後述するネジ864bを、3個のネジ穴862にネジ864を止着することにより、右側部枠板861を前面枠700の後面右端部に固着される。
【0516】
右側部枠板861の上下には、前記枢軸184H、184Lの軸部184aが挿通される上下方向を向く軸穴865aが形成された軸受部材865H、865Lがそれぞれ溶着されている。
【0517】
(4−4)上部枠板
前面枠700の後面上部には、上部枠板870がネジによって取り付けられる。上部枠板870は、図74に示されるように、横長の平板部の左右両端部に連結止め穴871a、871bが形成されているとともに、中央部にはネジ穴871が1個形成されている。ネジ穴871の左右側には、後述する演出用ユニット取付枠1280を取り付けるためのネジ872aが螺入されるネジ穴873aが形成されているとともに、これら左右のネジ穴873aのさらに外側には、前面枠700の位置決め用ボス901bが嵌合される位置決め用穴874がそれぞれ形成されている。
【0518】
上部枠板870は、左側部枠板845の最上部の連結止め穴846aと右側部枠板861の最上部の連結止め穴862aと対応しているため、ネジ848a、864aで止着する際には、上部枠板870と左側部枠板845及び右側部枠板861とが上部枠板870の両端で連結した状態で前面枠700の後面上端部に止着することになる。ただし、先に上部枠板870をネジ875をネジ穴871に止着することで前面枠700に取り付けておいてもよい。このように、左右の連結止め穴871a、871bに左右側部枠板845、861と共通のネジ848a、864aが止着されるとともに、ネジ穴871にネジ875が止着されることにより前面枠700の後面上端部に固着される。
【0519】
(4−5)下部枠板
前面枠700の後面下部には、下部枠板880がネジによって取り付けられる。下部枠板880は、図74に示されるように、横長の平板部の左右両端部に連結止め穴881a、881bが形成されている。連結止め穴881a、881bの内側には、メダル受皿10を取り付けるための前記ネジ755b(図51参照)が挿通される挿通穴882が3個形成されているとともに、図中左側の挿通穴882の近傍には、前面枠700の位置決め用ボス921aが嵌合する位置決め用穴883が形成されているとともに、右側の挿通穴882と連結止め穴881bとの間には、前面枠700の位置決め用ボス921bが遊嵌する位置決め用長穴884が形成されている。
【0520】
下部枠板880は、左側部枠板845の最下部の下部連結止め穴846bと右側部枠板861の最下部の連結止め穴862bと対応しているため、ネジ848b、862bで止着する際には、下部枠板880と左側部枠板845及び右側部枠板861とが下部枠板880の両端で連結した状態で前面枠700の後面下端部に止着することになる。このように、左右の連結止め穴881a、881bに左右側部枠板845、861と共通のネジ848b、864bが止着されることにより前面枠700の後面下端部に固着される。
【0521】
(4−6)上部取付板
前面枠700の後面における遊技パネル開口701の上端縁部には、上部取付板885がネジによって取り付けられる。上部取付板885は、図74に示されるように、横長の平板部の左右両端部に連結止め穴886a、886bが形成されている。連結止め穴886a、886bの内側には、後述する演出用ユニット取付枠1280を取り付けるためのネジ872bが螺入されるネジ穴873bが2箇所に形成されているとともに、遊技パネルユニット95の上部に形成された取付穴1061a(図84参照)が挿入される取付用ボス887aが3箇所にそれぞれ後向きに突設されている。なお、取付用ボス887aの先端部外周には環状溝887cが形成されている。
【0522】
また、前面枠700の位置決め用ボス904が嵌合される位置決め用穴888a、888bがそれぞれ形成されている。図中左側の位置決め用穴888aは長穴とされている。さらに左右のネジ穴873bの内側には、予備長穴889が形成されている。
【0523】
上部取付板885は、左側部枠板845の連結止め穴846cと右側部枠板861の最上部の連結止め穴862cと対応しているため、ネジ848c、864cで止着する際には、上部取付板885と左側部枠板845及び右側部枠板861とが上部取付板885の両端で連結した状態で前面枠700後面における遊技パネル開口701の上端縁部に止着することになる。このように、左右の連結止め穴886a、886bに左右側部枠板845、861と共通のネジ848c、864cが止着されることにより前面枠700後面における遊技パネル開口701の上端縁部に固着される。
【0524】
(4−7)下部取付板
前面枠700の後面における遊技パネル開口701の下端縁部には、下部取付板890がネジによって取り付けられる。下部取付板890は、図74に示されるように、横長の平板部の左右両端部及び中央部付近の4箇所にネジ穴891が形成されている。また、遊技パネルユニット95の下部に形成された取付穴1061b(図84参照)が挿入される取付用ボス887bが3箇所にそれぞれ後向きに突設されている。なお、取付用ボス887bの先端部外周には環状溝887cが形成されている。
【0525】
また、前面枠700の位置決め用ボス907が嵌合される位置決め用穴892が中央部に形成されているとともに、図中左側には、投入メダルセレクタ71との干渉を回避するための切欠凹部893が下向きに形成されている。下部取付板890は、それぞれのネジ穴891にネジ894を止着することで前面枠700後面における遊技パネル開口701の下端縁部に固着される。
【0526】
以上説明してきたように、上部枠板870、下部枠板880、左右側部枠板845、861、上部取付板885は、互いにネジを介して一体化された状態で前面枠700の後面に固着される。なお、LEDカバー体550L、550Rを取り付けるためのネジ779a、779bは、左右側部枠板845、861により隠れてしまうため、これら上部枠板870、下部枠板880、左右側部枠板845、861、上部取付板885を前面枠700に取り付ける前に、LEDカバー体550L、550Rを取り付けておく必要がある。
【0527】
(4−8)ドアベース中継基板
ドアベース中継基板506は、図74に示されるように、後面側に演出制御基板501に接続するためのコネクタ960と、サイドLED基板545a〜545cに接続するためのコネクタ961a〜961cと、サイドLED基板546a〜546cに接続するためのコネクタ962a〜962cと、上部LED基板544に接続するためのコネクタ963と、冷陰極管用インバータ124に接続するためのコネクタ964と、蛍光灯用インバータ125に接続するためのコネクタ965と、高音スピーカ136L、136Rに接続するためのコネクタ965a、965bと、低音スピーカ137に接続するためのコネクタ966と、が設けられている。
【0528】
ドアベース中継基板506の左右側上下部に配置されたコネクタ間には、係止爪挿入穴712内に挿入された上部パネルカバー体560の係止爪1010aとの干渉を回避するための係止爪挿入穴967がそれぞれ形成されているとともに、下端辺部には、コネクタ960から延設されるケーブルをケーブル挿通用開口710に挿通するための切欠凹部968が形成されている。このように構成されたドアベース中継基板506は、4箇所に形成されたネジ穴969にネジ990を止着することで、前面枠700の後面上部に固着される。
【0529】
以上説明してきたように構成された前面枠700の後面側には、図76に示さsれるように、前述した補強用の各種枠板がそれぞれ取り付けられた後、演出用ユニット90、冷陰極管用インバータ124、遊技パネル6が組み付けられる遊技パネルユニット95、操作部中継基板507が取り付けられた基板カバー914、投入メダルセレクタ71、及びメダル誘導樋72が取り付けられるとともに、投入メダルセレクタ71を取り付けるためのメダルセレクタ取付部材951と、メダル返却通路部材73、蛍光灯用インバータ125と、が主に取り付けられる。
【0530】
次に、投入メダルセレクタ71の構造及び前面枠700への取付け構造を、図76〜図78に基づいて説明する。図76(a)は投入メダルセレクタ71を示す正面図及び平面図であり、(b)はメダルセレクタ取付部材951及びメダルセレクタ取付部材951に取り付けられる各部材を示す分解斜視図であり、図77は投入メダルセレクタ71の取付け状態を示す概略図であり、図78は投入メダルセレクタ71が前面枠700に取り付けられた状態を示す概略図である。
【0531】
(4−9)投入メダルセレクタ
遊技媒体判別装置としての投入メダルセレクタ71は、図76(a)に示されるように直方体形状に構成されており、その本体部内には、正面視略くの字状の遊技媒体流下通路としてのメダル流下通路952が形成されている。本体部の上面には、メダル流下通路952の上流側に連通するとともに、上方に配置される投入メダルガイド部材950から落下されたメダルが流入される流入口952aが形成されており、また、本体部の側面には、メダル流下通路952の下流側に連通するとともに、メダルを流出させるための流出口952bが形成されている。
【0532】
詳しくはメダル流下通路952は、本体内部に略L字状に凹設される凹溝(図示略)と、該本体部の後面側(図中手前側)に軸部材953を中心に揺動自在に設けられるとともに、バネ954により本体部方向に付勢される揺動板955との間に形成されており、揺動板955は、図中奥方に配置される図示しない前記メダル詰まり解除ボタン35により押圧されることでメダル流下通路952を開放するようになっており、これによりメダル流下通路952内に詰まったメダルを本体部下方に排出することが出来るようになっている。すなわち、前記揺動板955及び前記凹溝が形成された本体部にて、メダル流下通路952の側面を形成する流下側壁が形成されている。
【0533】
メダル流下通路952の下方には、本体部の前面側(図中奥側)に設けられる流路切替ソレノイド107の励磁に連係して、メダル流下通路952を流下するメダルがメダル流下通路952の下流側に設けられる投入メダルセンサ106a〜106cに検出される直前にてメダル流下通路952から下方に向けて強制的に落下させる流路切替板956が揺動自在に設けられている。また、揺動板955には、メダル流下通路952内を流下するメダルの逆流を防止するための逆流防止部材957がバネを介してメダル流下通路952方向に付勢された状態で回動自在に設けられている。この逆流防止部材957を設けることで、メダル流下通路952内における投入メダルセンサ106a〜106cの近傍でメダルを逆流させること等によるメダルの不正検出が防止される。
【0534】
本体部の左右側面における上部には、係止ピン958a、958bがそれぞれ外向きに突設されているとともに、本体部の左右側面における下部には、軸ピン959a、959bがそれぞれ外向きに突設されている。
【0535】
(4−10)メダルセレクタ取付部材
置取付部材としてのメダルセレクタ取付部材951は、図76(b)に示されるように、金属板を折曲げ形成することにより構成され、その取付部951a(配置部)には、メダルセレクタ取付部材951を前面枠700の後面側に設けられたメダルセレクタ装着部910に固定するためのネジ970aが取り付けられる取付穴971と、遊技媒体判別装置装着部としてのメダルセレクタ装着部910に形成された2個の位置決め用凸部911が嵌合される位置決め用穴972が2箇所に形成されている。取付部951aの左右端部からは、装置取付片としての側片951b、951cが屈曲形成されているとともに、取付部951aの上端部からは、上片951d(後向片)が屈曲形成されている。
【0536】
左右の側片951b、951cの後端下部には、前記投入メダルセレクタ71の軸ピン959a、959bを回動自在に受支する上向きに開放する軸受部973(第1の被係止部としての軸受部)が形成されている。また、側片951b、951cの上部には、前記投入メダルセレクタ71の係止ピン958a、958bが係脱される係止部材974a、974b(弾性係止片)を止着するためのネジ穴975が形成されているとともに、その下方には位置決め用穴976が形成されている。さらに左右の側片951b、951cの上端縁部には、前記係止ピン958a、958bが係合される上向きに開放する半円形状の位置決め凹部980(第2の被係止部としての凹部)が形成されている。
【0537】
係止部材974a、974bは、図76(b)及び図77に示されるように、左右の側片951b、951cの外面上部に固着するためのネジ977a、977bが取り付けられるネジ穴978と、前記位置決め用穴976に嵌合される位置決め用凸部979が左右側方に突設される取付部と、この取付部の上端に連設され、係止ピン958a、958bを係止する弾性変形自在に形成された係止片981(弾性係止)と、が合成樹脂にて一体成型されてなる。
【0538】
側片951の外面には、遊技媒体誘導部材としてのメダル誘導樋72がネジ985を介して固着される。メダル誘導樋72は、金属板を屈曲形成することにより構成され、流出口952bから流出されたメダルを筐体2内のホッパータンク57a内に誘導する。このようにメダル誘導樋72がメダルセレクタ取付部材951に固着されることで、メダル誘導樋72をメダルセレクタ取付部材951以外の場所に配設する場合に比べて、投入メダルセレクタ71の本体との位置関係に狂いが生じにくいので、メダル流下通路952の流出口952bから流出したメダルを落下させることなくメダル誘導樋72に確実に流出させることが出来る。
【0539】
上片951dの後端部には、遊技媒体投入部材としての投入メダルガイド部材950を取り付けるための取付部材としてのネジ970bが挿通される取付穴982a(第1の取付穴)が形成された投入部材取付片としての取付片982が上向きに屈曲形成されており、この上片951dの上部に投入メダルガイド部材950が配置される。
【0540】
投入メダルガイド部材950は、遊技媒体投入であるメダル投入口34a(図1参照)から下方に連設される遊技媒体誘導路としての投入メダル流路983が内部に形成されているとともに(図78参照)、投入メダル流路983の左右側には取付部材としてのネジ970bが挿通される取付穴984a(第2の取付穴)が形成された被取付片としての取付片984が下方に形成されている。
【0541】
投入メダルガイド部材950は、図75に示されるように、前面枠700の前記後向片723(図71参照)を挟んで上片951dの上方に配置され、この状態で互いに合致する取付穴982a、984aにネジ970bが挿通されて前面枠700のネジ穴908aに螺入されることで、メダルセレクタ取付部材951と一体化されるとともに、この状態でメダルセレクタ取付部材951がネジ970a、970bにより前面枠700に固着されることで、前面枠700に固定されることになる。このように投入メダルガイド部材950は、ネジ970bにてメダルセレクタ取付部材951と一体化された状態で前面枠700に固定されるため、それぞれを別々に配置する場合に比べて、このメダルセレクタ取付部材951に後述するように取り付けられる投入メダルセレクタ71のメダル流下通路952の流入口952aと投入メダル流路983の流出口との対向位置関係に狂いが生じにくいので、投入メダルガイド部材950とメダル流下通路952の上流側に連通するメダル流入口952aとの間でのメダル詰まりの発生を防止出来る。
【0542】
ここで、投入メダルセレクタ71のメダルセレクタ取付部材951への取付け方法及び作用を図77、図78に基づいて説明すると、図77に示されるように、▲1▼投入メダルセレクタ71の本体を斜めに傾けた状態で、▲2▼前述したように前面枠700のメダルセレクタ装着部910に固着されたメダルセレクタ取付部材951の軸受部973に軸ピン959a、959bを上方から軸支させた状態で、本体上部を軸ピン959a、959bを中心にメダルセレクタ取付部材951側に向けて押し当てるように回動させる。
【0543】
▲3▼さらに本体上部を押し込むと、係止片981が変形して上方の係止ピン958a、958bが係止片981と側片951bの上端延との間に入り込むとともに、係止片981の弾性復帰力にて係止ピン958a、958bが位置決め凹部980内に入り込んだ状態に保持される。
【0544】
このように投入メダルセレクタ71は、軸ピン959a、959bを中心に本体上部を回動させて押し込む操作を行うだけで、係止片981の弾性復帰力にて係止ピン958a、958bが位置決め凹部980内に入り込んだ状態に保持されるため、簡単に装着することが出来る。また、取り外したい場合には、軸ピン959a、959bを中心に本体上部を手前側に引き出すように回動させる操作を行うだけで、係止片981及び位置決め凹部980による係止ピン958a、958bの係止作用が解除されるとともに、軸ピン959a、959bを軸受部973から簡単に離脱させることが出来るため、メダルセレクタ取付部材951から簡単に取り外すことが出来る。
【0545】
なお、図78に示されるように、メダル返却通路部材73の上部は、前述したように流路切替板956にてメダル流下通路952から排出されるメダルが逸脱しないように投入メダルセレクタ71の下部にかかるように配置されているが、前述のように、投入メダルセレクタ71の本体下部に設けられた回動手段を中心として本体上部を回動させることでメダルセレクタ取付部材951から着脱することが出来るので、メダル返却通路部材73の上部が投入メダルセレクタ71の下方に配置されている状態においても簡単に着脱出来る。
【0546】
また、図78に示されるように、投入メダルセレクタ71がメダルセレクタ取付部材951に取付けられた使用位置において、メダル流下通路952の側面を構成する流下側壁(前記揺動板955及び前記凹溝の内面)の内壁面が、鉛直方向を向く軸線Pに対してほぼ平行な状態となるように構成されている。すなわち、メダルセレクタ装着部910に装着された状態において、薄型略円柱状に形成されたメダル(遊技媒体)が、前記流下側壁により略鉛直方向を向く姿勢に保持された状態でメダル流下通路952を円周面により回転流下するように構成されているため、メダル流下通路952を流下するメダルが揺動板955や前記凹溝の内面に摺接した状態のまま流下し続けることを回避することが出来る。これにより、例えばメダルに付着したゴミ、あるいは流入口952aから入り込んだゴミや塵等が前記流下側壁に付着しにくくなり、摩擦抵抗によるメダル流下速度の低下や、メダル流下通路でのメダル詰まりの発生等を効果的に防止することが出来るため、投入メダルセンサ106a〜106cによる投入メダルの検出に悪影響が及ぶことを回避することが出来る。
【0547】
次に、演出用ユニット90及び冷陰極管用インバータ124を取り付けるための演出用ユニット取付枠1280、メダル返却通路部材73、演出用中継基板509について説明する。図79(a)は演出用ユニット取付枠1280の構造を示す斜視図であり、(b)は演出用ユニット取付枠1280に冷陰極管用インバータ124を取り付ける状態を示す側面図であり、図80はメダル返却通路部材73を示す斜視図であり、図81は演出用中継基板509及び演出用中継基板取付部材を示す斜視図である。
【0548】
(4−11)演出用ユニット取付枠
演出用ユニット取付枠1280は、略四角枠状に形成された金属材からなり、その上辺部に屈曲形成された固定片1282a、1282b及び下片部に屈曲形成された固定片1283a、1283bに形成されたネジ穴1284a、1284b、1285a、1285bにネジ872a、872bを止着することで、前面枠700の後面に固着される前記上部枠板870及び前記上部取付板885に固設される(図72参照)。
【0549】
その四隅の角部には、演出用ユニット90を着脱自在に取り付けるための固定爪1286a〜1286dがそれぞれ回転自在に設けられている。また、左右の側片部には、後述する演出用ユニット90を位置決めするための位置決め穴1279が形成されている。
【0550】
冷陰極管用インバータ124の本体は、2面の幅広面124b及び該幅広面124bよりも幅狭の4面の幅狭面124aを外面に有する略直方体形状に構成されており、4面の幅狭面124aのうちの一面が取付面124a’とされている。この取付面124a’の上部からは固定片1288が上向きに延設されているとともに、下部からは差込片1289が斜め後方下向きに延設されている。
【0551】
インバータ取付部1281の上部には、冷陰極管用インバータ124の固定片1288を固定する固定爪1287が回転自在に設けられているとともに、下部には、冷陰極管用インバータ124の差込片1289が挿入される横長の差込片挿入スリット1290が横向きに形成されている。左右側には、インバータ取付部1281に装着された冷陰極管用インバータ124の本体左右側を側方から支持する支持片1291a、1291b、1292がそれぞれ後方に向けて屈曲形成されている。
【0552】
このように構成された演出用ユニット取付枠1280に設けられたインバータ取付部1281への冷陰極管用インバータ124の取付け方法を説明すると、図79(a)に示されるように、取付面124a’をインバータ取付部1281に対向させた状態で、図79(b)に示されるように▲1▼差込片1289を差込片挿入スリット1290内に挿入する。この状態で▲2▼冷陰極管用インバータ124を差込片1289を支点にして取付面124a’をインバータ取付部1281の装着面に当接させるように回転させる。そして、固定片1288をインバータ取付部1281の装着面に当接させた状態で固定爪1287を回転させて固定片1288を固定爪1287にて固定することで、インバータ取付部1281に固定されることになる。
【0553】
冷陰極管用インバータ124をインバータ取付部1281から取り外す場合には、固定爪1287による固定片1288の固定を解除して、差込片1289を差込片挿入スリット1290から抜き出せばよく、固定片1288の回転操作だけで簡単に着脱することが出来る。
【0554】
このように、冷陰極管用インバータ124は外面を構成する幅狭面の一面を取付面124a’としてインバータ取付部1281の装着面に対向させた状態で、すなわち、装着面に対して縦向きに取り付けられるため、幅広面124bを取付面としてインバータ取付部1281に装着する場合に比べて、スペース効率よく配置することが出来る。なお、演出用ユニット90の取付けに関しては後述することとする。
【0555】
(4−12)メダル返却通路部材
メダル返却通路部材73は、合成樹脂により図80に示されるように、一面側が開放するとともに、投入メダル通路73a及び払出しメダル通路73bの二股形状に構成されている。
【0556】
一方の投入メダル通路73aの上端は、図78にて説明したように投入メダルセレクタ71の本体下部後方を覆うように設けられ、投入メダルセレクタ71から排出される不正メダル等が流下される。他方の払出しメダル通路73bには、メダル合流口74が形成されており、その後方に配置されるホッパーユニット62のメダル排出口63に対向配置され、このメダル排出口63から排出されたメダルがメダル合流口74を通して払出しメダル通路73b内に流入する。これら投入メダル通路73a及び払出しメダル通路73bの下部は互いに合流されており、その合流部はメダル払出開口742の後面側に配置される。
【0557】
この合流部の底面には、上方から落下するメダルの衝撃による損傷を防止するための金属製の保護板247が敷設される。保護板247は、その屈曲片上端を図中示される2つの係止爪成型用穴248の内面上部に突設された係止爪249に係止させることにより滑落不能に保持されている。このように構成されたメダル返却通路部材73は、図75に示されるように2箇所に形成されたネジ穴245にネジ246を止着することで前面枠700の後面に固着される。
【0558】
(4−13)演出用中継基板
演出用中継基板509は、図81に示されるように、演出制御基板501に接続するためのコネクタ1045と、リールランプ中継基板504に接続するためのコネクタ1046と、演出用ランプ中継基板508に接続するためのコネクタ1047と、図示しない演出装置を増設した際にその装置に接続するための予備コネクタ1048と、が後面に設けられている。角部には、この演出用中継基板509を前面枠700の後面に取り付けるための演出用中継基板取付部材1052に取り付けるためのネジ1051が取り付けられる取付穴1050と、演出用中継基板取付部材1052の後面に突設される位置決め用ボス1053が嵌合される位置決め用穴1049と、が互いに対角線上に2個ずつ形成されている。
【0559】
演出用中継基板取付部材1052は合成樹脂からなり、前記位置決め用ボス1053及びネジ1051が螺入されるネジ穴を有する取付用ボス1054が後面側に突設された取付板と、取付板の前面側から前方に向けて突設された脚部1055a、1055bと、から構成されている。
【0560】
演出用中継基板取付部材1052は、図72に示されるように、脚部1055aの後面側から取り付けられるネジ1056を前面枠700のネジ穴715aに螺入することで、高音スピーカ136Lの後面側に配置される。
【0561】
次に、操作部中継基板507の詳細を図82及び図83に基づいて説明する。
図82(a)は前面扉枠700と操作部中継基板507及び基板カバー914との関係を示す斜視図であり、(b)は操作部中継基板507及び基板カバー914が前面枠700に取り付けられた状態を示す斜視図であり、図83(a)は図82(b)のA−A断面図であり、(b)は図82(b)のB−B断面図であり、(c)は図82(b)のC−C断面図であり、(d)は操作部中継基板507が取り付けられた基板カバー914を示す正面図である。
【0562】
(4−14)操作部中継基板
操作部中継基板507は、図82(a)に示されるように、精算ボタン37から延出されるケーブルを接続するための精算ボタンコネクタ935と、1枚BETボタン36aから延出されるケーブルを接続するための1枚BETボタンコネクタ936と、スタートレバー38から延出されるケーブルを接続するためのスタートレバーコネクタ937と、MAXBETボタン36bから延出されるケーブルを接続するためのMAXBETボタンコネクタ938と、左ストップボタン40Lから延出されるケーブルを接続するための左ストップボタンコネクタ939と、中ストップボタン40Cから延出されるケーブルを接続するための中ストップボタンコネクタ940と、右ストップボタン40Rから延出されるケーブルを接続するための右ストップボタンコネクタ941と、投入メダルセレクタ71から延設されたケーブルを接続するためのメダルセレクタコネクタ942と、第1リセットスイッチ105から延出されるケーブルを接続するための第1リセットスイッチコネクタ943と、前記表示基板543から延出されるケーブルを接続するための表示基板コネクタ944と、遊技制御基板500から延出されるケーブルを接続するための遊技制御基板コネクタ945と、が設けられるとともに、四隅には基板カバー914に取り付ける際における位置決め用の位置決め穴946がそれぞれ形成されている。
【0563】
(4−15)基板カバー
基板カバー914は、図82及び図83(d)に示されるように、透明な合成樹脂により一面が開口する横長箱状に形成されており、その底壁には、精算ボタンコネクタ935、1枚BETボタンコネクタ936、スタートレバーコネクタ937、MAXBETボタンコネクタ938、左ストップボタンコネクタ939、中ストップボタンコネクタ940、右ストップボタンコネクタ941、メダルセレクタコネクタ942、第1リセットスイッチコネクタ943、表示基板コネクタ944、遊技制御基板コネクタ945それぞれがカバー体の外面側に臨ませるためのコネクタ用穴935a〜945aが形成されているとともに、コネクタ用穴941aとコネクタ用穴942aとの間には、例えば前述したように、機種変更等に応じてストップボタンが3個から4個に変更される場合において、その4個目のストップボタンに対応するコネクタが挿通される予備コネクタ用穴947が形成されている。
【0564】
互いに対向する短寸の側壁には、操作部中継基板507を係止する内向きの係止爪948a、948bが、側壁及び底壁にかけて形成された切欠部によって弾性変形自在に設けられた係止片の先端に形成されている。また、互いに対向する長寸の側壁には、操作部中継基板取付部913の上下部にそれぞれ形成された係止爪挿入穴738に係脱自在な外向きの係止爪949a、949bが、側壁に形成された切欠部によって弾性変形自在に設けられた係止片の先端に形成されている。底壁の内面における四隅には、操作部中継基板507の位置決め穴946に嵌合する位置決め用ボス930が開口に向かって突設されている。
【0565】
このように構成された操作部中継基板507を前面枠700の操作部中継基板取付部913に取り付けるには、図82(a)に示されるように、まず操作部中継基板507を、前記各コネクタ935〜945をコネクタ用穴935a〜945a(947を除く)に対向させた状態で、基板カバー914の開口から底壁内面に押し込む。その際、図83(a)に示されるように、四隅の位置決め用ボス930が位置決め用穴946内に嵌合されて、基板カバー914に対する操作部中継基板507の位置決めがなされるとともに、図83(b)に示されるように、係止爪948a、948bが操作部中継基板507によって外向きに押されて弾性変形した後、弾性復帰力により操作部中継基板507の短辺部に係止され、この係止作用により操作部中継基板507の基板カバー914からの逸脱が防止される。
【0566】
操作部中継基板507は、基板カバー914に外部に逸脱不能に係止された状態において、底壁内面に近接するように配置されるとともに、前記各コネクタ935〜945がコネクタ用穴935a〜945a(947を除く)内に遊挿されて、それらの接続口が基板カバー914の外面に露出されることになる。こうして操作部中継基板507が一体化された基板カバー914は、図82(a)に示されるように、その開口を操作部中継基板取付部913に対向させた状態で、上下の係止爪949a、949bを係止爪挿入穴738に挿入することで、図83(b)に示されるように、係止爪949a、949bが上下それぞれの係止爪挿入穴738の開口端縁部に係止されて、操作部中継基板取付部913に装着されることになる。
【0567】
ここで、基板カバー914取付けの際において、上下の係止爪949a、949bが傾斜面905a、905bにより内側に案内されるとともに、基板カバー914の左右の側壁外面が傾斜面916aにより内側に案内されることで、基板カバー914が取り付け位置にスムーズに案内されることになる。
【0568】
操作部中継基板取付部913に装着された状態において、基板カバー914は係止爪949a、949bの係止作用により装着部からの逸脱が防止される。装着された状態において図83(a)、(b)に示されるように、前記係止爪949a、949bの係止作用及び左右のガイド片916により左右方向の位置ずれが確実に防止されるとともに、前記係止爪949a、949bの係止作用により上下方向の位置ずれが防止される。
【0569】
また、装着された状態において、突条915a、915bの先端面が操作部中継基板507の裏面に近接するため、前記各コネクタ935〜945へのコネクタの接続時において負荷がかかって操作部中継基板507に撓みが生じても、操作部中継基板507の裏面が突条915a、915bの先端面に当接して撓みが規制されることになる。
【0570】
このように、基板カバー914に一体化された操作部中継基板507は、基板カバー914に形成された弾性変形自在な係止片の先端に形成された係止爪949a、949bを介して操作部中継基板取付部913に係止されるため、前述したように、例えば機種変更等に伴って遊技制御基板500により制御される遊技用機器の一例であるストップボタン40L、40C、40Rの配置数に変更が生じて、その配置に対応するコネクタを有する操作部中継基板507に交換する必要がある場合等において、操作部中継基板507の交換作業を容易に行うことが出来るばかりか、メンテナンス作業等も容易になる。
【0571】
また、基板カバー914を操作部中継基板取付部913へ取り付けることで、操作部中継基板507が全体が被覆されるため、操作部中継基板507の損傷等が効果的に防止される。
【0572】
また、操作部中継基板507は、操作部中継基板取付部913に形成された係止爪挿入穴738の開口端縁部に係脱自在な係止爪949a、949bを有する基板カバー914に一体化された状態で簡単に着脱することが出来るため、着脱を極めて容易に行うことが出来るばかりか、操作部中継基板507自体に着脱部等を設ける必要がないので、基板の破損等を回避出来る。
【0573】
さらに、操作部中継基板507を被覆する基板カバー914は、前面が開口する箱状部材であり、その開口を装着部面に対向させた状態で取り付けられるため、ケース本体とケースカバーとからなる一般的な基板ケースと比較して、構造が簡単で操作性に優れ、かつ、安価に製造できるとともに、基板カバー914を操作部中継基板取付部913から取り外すことで、基板カバー914の開口から操作部中継基板507を容易に取り外すことが出来るとともに、基板カバー914を操作部中継基板取付部913へ取り付けることで操作部中継基板507全体が基板カバー914と前面扉3とにより被覆されるため、操作部中継基板507の外部からの損傷等から保護することが出来る。
【0574】
次に、遊技パネルユニット95及び遊技パネルユニット95に配設される各種部材の詳細を、図84〜図91に基づいて説明する。図84は遊技パネルユニット95を斜め後方から見た状態を示す斜視図であり、図85は遊技パネルユニット95及び遊技パネル6を示す斜視図であり、図86は遊技パネルユニット95を示す正面図であり、図87(a)は図86のA−A側面図であり、(b)は図86のB−B断面図であり、(c)は図86のC−断面図であり、(d)は図86のD−断面図であり、(e)は図86のE−E側面図であり、図88は遊技パネルユニット95と上下部取付部材との関係を示す斜視図であり、図89(a)は冷陰極管用カバー体のケース本体を示す平面図であり、(b)は(a)のA−A断面図であり、(c)は(a)のB−B断面図であり、(d)は(a)のC−C断面図であり、(e)はケース本体を示す背面図であり、(f)は上蓋を示す平面図であり、(g)は冷陰極管を示す平面図であり、図90は各種基板を示す背面図であり、図91(a)〜(c)は遊技パネルユニット95とリールとの関係を示す概略図である。
【0575】
(4−16)遊技パネルユニット
遊技パネルユニット95は、図84〜図87に示されるように、合成樹脂により中央にリール51L、51C、51Rを前方に臨ませるためのリール用開口1060が形成される四角枠状に形成されており、後面側(図84中手前側)には各種基板508、541、542、543、543が取り付けられるとともに、前面側(図85中手前側)には、後述する冷陰極管カバー体1295及び遊技パネル6が取り付けられる。
【0576】
上辺部95aの上面には、前記上部取付板885の取付用ボス887aに挿通可能な取付穴1061aが形成された取付片1062aが、所定間隔おきに上向きに突設されており、中央の取付片1062aを除く左右の取付片1062aの後面における取付穴1061aの側方には、前記取付用ボス887aの先端に形成された環状溝887cに係脱可能な固定フック1063aが回動自在に取り付けられている。
【0577】
上辺部95aの後面における左右方向中央位置には、演出用ランプ中継基板508の装着部が凹設されているとともに、その左右側には、演出用ランプ中継基板508から左右側に延出されるケーブルを係止するための上向き略L字状のケーブル係止フック1064がそれぞれ形成されている。さらにこれらケーブル係止フック1064の外側方には、前面側に配置される冷陰極管138a〜138cから延出されるコードを挿通するためのコード挿通穴1065がそれぞれ形成されている。
【0578】
上辺部95aの前面側には、冷陰極管カバー体1295の冷陰極管配置部1068が長手方向にわたって凹設されている。冷陰極管配置部1068の上縁部前端における長手方向中央位置には、遊技パネル6を係止する係止爪1069aが前端に形成された係止片が、切欠溝を介して弾性変形自在に形成されている。なお、1070aは、この係止爪1069aを形成するための係止爪形成用穴である。
【0579】
左右側辺部95c、95dには、各演出用ランプ140〜149が配置される前面側に開口するランプ室1071a〜1071e、1072a〜1072eがそれぞれ上下方向に複数形成されている。
【0580】
ランプ室1071a〜1071dの後壁には、演出用ランプ145〜148が前方に臨むように挿通される円形のランプ挿通穴1073aがそれぞれ形成されているとともに、最下部のランプ室1071eの後壁には、上下方向に延びる縦長のランプ挿通穴1073bが形成されており、この穴は係止爪1067aの成型用穴を兼ねている。また、ランプ室1071a〜1071eの外側壁後部には放熱穴1074が形成されているとともに、この外側壁の前端縁部には、前方に配置される遊技パネル6の側端部の一部を外部に露呈させるための切欠凹部1075aが上下2箇所に形成されており、これにより遊技パネル6の取外し時において遊技パネル6の側端部を指触出来るようになっている。
【0581】
ランプ室1072a〜1072dの後壁から外側壁にかけては、演出用ランプ140〜143が前方に臨むように挿通されるランプ挿通穴1076aがそれぞれ形成されているとともに、最下部のランプ室1072eの後壁から外側壁にかけては、上下方向に延びるランプ挿通穴1076bが形成されている。これらランプ挿通穴1076a、1076bは放熱穴としての機能を兼ねるとともに、最下部のランプ挿通穴1076bにおいては、さらに係止爪1067bの成型用穴を兼ねている。また、ランプ室1072a〜1072eの外側壁の前端縁部には、前方に配置される遊技パネル6の側端部の一部を外部に露呈させるための切欠凹部1075bが上下2箇所に形成されており、これにより遊技パネル6の取外し時において遊技パネル6の側端部を指触出来るようになっている。
【0582】
また、最上部のランプ室1071a、1072aの上方には、冷陰極管カバー体1295の左右方向への移動を規制するための規制片1077aが左右側にそれぞれ形成されているとともに、上方への浮き上がりを規制するための規制片1077bが左右側にそれぞれ形成されている。さらに右側辺部95dの内面には、リール51Rの右側方に配置されるリール間隠蔽部53との干渉を避けるための円弧状の切欠凹部1078が凹設されている。
【0583】
左右側辺部95c、95d後面上部には、演出用ランプ基板541、542の上端を係止するための下向きL字状の固定爪1066a、1066bが突設されているとともに、後面下部には、演出用ランプ基板541、542の下端を係止するための上向きの係止爪1067a、1067bを後端に有する弾性変形自在な係止片が突設されている。
【0584】
下辺部95bには、前記ゲーム回数表示器108、クレジット表示器109、ペイアウト表示器110が、その表示面が前面側に臨むように挿入される表示器挿入穴1079a〜1079cが形成されているとともに、左側辺部95c側端部には、予備表示器挿入穴1079dが形成されている。この予備表示器挿入穴1079dには、例えば図示しないカードユニットがスロットマシン1に併設された場合等において、前記カードユニットに挿入されるプリペイドカードの残度数を表示するための度数表示器等が取り付けられる。また、各種LED111〜117が挿入されるLED挿入穴1080a、1080bが形成されており、LED111〜117が前方の遊技パネル6に臨むようになっている。
【0585】
下辺部95bの後面側には、表示基板543を取り付けるためのネジ(図示略)が螺入されるネジ穴1081が4箇所に形成されている。また、下辺部95bの下端前縁部における長手方向中央位置には、遊技パネル6を係止する係止爪1069bが前端に形成された係止片が、切欠溝を介して弾性変形自在に形成されている。なお、1070bは、この係止爪1069bを形成するための係止爪形成用穴である。
【0586】
下辺部95bの下部には、前記下部取付板890の取付用ボス887bに挿通可能な取付穴1061bが形成された取付片1062b及び2個の取付穴1061cが形成された取付片1062cがそれぞれ突設されており、全ての取付片1062b、1062cの後面における取付穴1061b、1061cの側方には、前記取付用ボス887bの先端に形成された環状溝887cに係脱可能な固定フック1063bが回動自在に取り付けられている。
【0587】
このように構成された遊技パネルユニット95の前面側には、図85に示されるように、冷陰極管カバー体1295が冷陰極管配置部1068に配置された後、上下の係止爪1069a、1069bを介して遊技パネル6が装着される。装着された遊技パネル6の側周面は、遊技パネルユニット95の周縁に形成された縁部内にはまり込むようになっており、その一部は切欠凹部1075a、1075bを介して外部に露呈される。よって、この露呈された部分を指触することで、遊技パネル6を簡単に取り外すことが出来る。
【0588】
(4−17)冷陰極管及び冷陰極管カバー体
前記冷陰極管138a〜138cは、図85及び図86に示されるように、冷陰極管カバー体1295に収容された状態で、遊技パネルユニット95の開口上部に取り付けられる。冷陰極管カバー体1295は、図89(g)に示される赤色(R)に発光する冷陰極管138a、緑色(G)に発光する冷陰極管138b、青色(B)に発光する冷陰極管138cを収容するケース本体1293(図89(a)〜(e)参照)と、ケース本体1293の上面開口を閉塞する上蓋1294(図89(f)参照)と、から構成される。
【0589】
ケース本体1293は、図89(a)〜(e)に示されるように、透明な合成樹脂材により上面が開口する細長箱状に形成され、長寸の側壁1296a、1296bの長手方向端部及び中央部には、上蓋1294を係止する内向きの係止爪1297a、1297bが、それぞれ上向きに延設されている。左右の側壁1296cの内面からは、3本の冷陰極管138a〜138cの端部の保持部を形成するための仕切片1298a、1298bがそれぞれ2個ずつ形成されているとともに、これら仕切片1298a、1298bの先端には、3本の冷陰極管138a〜138cの端部を底壁1296dから上方位置に支持するための支持片1299a、1299bが、各仕切片1298a、1298bの先端を横切るように形成されている。また、側壁1296aの上端における所定箇所には、上蓋1294の位置決めをするための位置決め用凸部1300が突設されている。
【0590】
底壁1296dの長手方向端部近傍には、横長長方形状の放熱穴1301a、1301bが形成されているとともに、前記各係止爪1297a、1297bに対応する箇所には、係止爪1297a、1297bを形成するための係止爪成形用穴1302a、1302bがそれぞれ形成されている。
【0591】
また、底壁1296dの上面全域は、ダイヤカット加工(ローレット加工)が施されて光拡散部としての凹凸状部(図89(a)中の拡大図参照)が形成されており、この底壁1296dが主に照射面として機能するようになっている。この凹凸状部が形成されていることで、3色の冷陰極管138a〜138cそれぞれの光色は光拡散部である凹凸状部にて乱反射するため、底壁1296dを透過された光は色むらのない均一な合成光色となって下方に配置されるリール51L、51C、51Rを照射することになる。
【0592】
なお、このダイヤカット加工による凹凸状部は、前記LEDカバー体550L、550Rの内面に形成されたローレット加工により形成される凹凸状部よりも目が細かいため、底壁1296dを透過する際に各冷陰極管138a〜138cの光色が合成されて色むらのない均一な合成光色が形成されるため、照射手段として複数色に発光可能な発光ダイオード(LED)の前方をLEDカバー体550L、550Rにて被覆することで構成される発光部の発光態様と比較しても見劣りしない、色むらのない均一な合成光色を作り出すことが出来るばかりか、発光ダイオード(LED)を使用する場合に比べて、広範囲を均一な光で照射することが出来るため、リール51L、51C、51Rの視認性が著しく向上する。
【0593】
上蓋1294は、透明な合成樹脂材により構成されており、その長端縁部における前記各係止爪1297a、1297bに対応する箇所には、係止爪1297a、1297bの係止片との干渉を回避するための切欠凹部1303a、1303bが形成されており、この切欠凹部1303a、1303b内に前記各係止片が嵌合されることで、上蓋1294の位置ずれが防止されるようになっている。また、前記位置決め用凸部1300に対応する箇所には切欠凹部1304が形成されており、この切欠凹部1304に前記位置決め用凸部1300が嵌合されることで、上蓋1294の位置ずれが防止されるとともに、装着時の向きが決定されるようになっている。
【0594】
上蓋1294の長手方向両端部には、各冷陰極管138a〜138cから延出されるケーブルを外部に挿通するためのケーブル挿通穴1305a、1305bがそれぞれ形成されているとともに、これらケーブル挿通穴1305a、1305bの内側には、放熱穴1306a、1306bがそれぞれ形成されている。
【0595】
また、上蓋1294の上面には、一方のケーブル挿通穴1305bから挿通されたケーブルを係止する側面視L字形のケーブル係止用フック1307が3箇所に形成されているとともに(図89(f)参照)、このケーブル係止用フック1307を成形するためのフック成形用穴1308の周縁部におけるケーブル係止用フック1307の対向位置左右側には、ケーブル係止用凸部1309a、1309bがそれぞれ形成されている。
【0596】
このように構成されたケース本体1293及び上蓋1294からなる冷陰極管カバー体1295は、ケース本体1293内に3本の冷陰極管138a〜138cを収容して上蓋294にて上面開口を閉塞した状態で遊技パネルユニット95の冷陰極管配置部1068に装着される。冷陰極管138a〜138cの両端から延出されるケーブルは、ケーブル挿通穴1305a、1305bからそれぞれ外部に延出され、ケーブル挿通穴1305bのケーブルはケーブル係止用フック1307に係止されて他端側のケーブル挿通穴1305bから挿通されたケーブルとまとめられて、前記ドアベース中継基板506に接続される冷陰極管用インバータ124に接続される。
【0597】
冷陰極管138a〜138cから延出されるケーブルが接続される冷陰極管用インバータ124は、図2及び図5に示されるように、前面扉3の後面に設けられる遊技パネルユニット95の上方近傍位置に配置されているため、冷陰極管138a〜138cから冷陰極管用インバータ124までのケーブルを極力短くすることが出来るため、配線作業が容易になるとともに、これによりノイズ等の悪影響が及びにくくなり、各冷陰極管138a〜138cのちらつき等が効果的に防止されるため、遊技者が最も注視する可変表示部を形成するリール51L、51C、51Rの視認性が著しく向上され、発色効果の低減が防止される。
【0598】
また、冷陰極管用インバータ124は、冷陰極管138a〜138cを制御する制御部530が設けられる演出制御基板501を備える演出用ユニット90の側方に配置されるため、演出制御基板501との配線も極力短くすることが出来、これにより冷陰極管138a〜138cから冷陰極管用インバータ124までの配線も含めた配線作業が容易になる。
【0599】
さらに冷陰極管用インバータ124は、金属材からなる演出用ユニット取付枠1280のインバータ取付部1281に取り付けられるため、ノイズの影響をより受けにくくなるとともに、取付面に対して取付面(幅狭面)124a’を対向させた縦向きの状態で取り付けられるため、スペース効率よく配置できるばかりか、2つの幅広面124bが外部に露呈されることになり、これにより放熱効果が向上するため、冷陰極管138a〜138cの発光に悪影響が及ぶことがなく、リール51L、51C、51Rの視認性が著しく損なわれることがない。
【0600】
(4−18)各種基板
図90には、遊技パネルユニット95の後面に配置される各種基板が示されている。演出用ランプ中継基板508は、前記上辺部95a後面に取り付けるためのネジ穴1090が2箇所に形成されているとともに、左右側端部には演出用ランプ基板541、542に接続するためのコネクタ1091a、1091bが設けられているとともに、演出用中継基板509に接続するためのコネクタ1092が設けられている。
【0601】
演出用ランプ基板541、542は、上下端部に係止される固定爪1066a、1066b及び係止爪1067a、1067bの位置ずれを防止するための切欠凹部1093、1094が形成されているとともに、それぞれの上部には、前記演出用ランプ中継基板508に接続するためのコネクタ1095、1096が設けられている。また、各種演出用ランプ140〜149を装着するためのランプ装着穴が複数形成されている。
【0602】
表示基板543には、下辺部95bに取り付けるためのネジが取り付けられる取付穴1097が、長手方向にわたって4箇所形成されている。後面側には、操作部中継基板507に接続するためのコネクタ1098が設けられているとともに、設定値表示器120が設けられている。前面側には、前記各種表示器108〜110及び各種LED111〜117が設けられている。
【0603】
次に、演出用ユニット90の構成及び取付け状態の詳細を図92〜図96に基づいて説明する。図92は演出用ユニット90と演出用ユニット取付枠1280との関係を示す斜視図であり、図93は演出用ユニット90を示す分解斜視図であり、図94(a)は演出用リール収容箱体を斜め後方から見た状態を示す斜視図であり、(b)は基板カバーを示す斜視図であり、(c)は装飾カバーを示す斜視図であり、図95は演出用リール体を示す分解斜視図であり、図96はリール保持枠及び反射部材を示す図である。
【0604】
演出用ユニット90は、図93に示されるように、演出用リール収容箱体1110と、この演出用リール収容箱体1110後面側に配置される演出制御基板501と、この基板を閉塞する基板カバー1111と、演出用リール収容箱体1110に収容される3個の演出用リール体と、演出用リール収容箱体1110の前面に装着される装飾カバー1112と、から主に構成される。
【0605】
(4−19)演出用リール収容箱体
演出用リール収容箱体1110は、図94(a)に示されるように、合成樹脂により前面が開口する箱状に形成されており、内部には3個の演出用リール体が並設される。演出用リール収容箱体1110の開口右端縁部には、外向きのフランジ部1113が環状に連設されており、このフランジ部1113の上下片部には、装飾カバー1112を取り付けるためのネジ1114(図93参照)が螺入されるネジ穴1115が2個ずつ形成されているとともに、左右側片部の上部には、演出用ユニット取付枠1280の位置決め穴1279(図92参照)に嵌合する位置決め用ボス1116が前向きに突設されている。
【0606】
上壁及び底壁の前方位置には、各演出用リール体の支持板1117L、1117C、1117Rを固定するためのネジ1109(図93参照)が取り付けられる取付穴1118a、1118bが形成されているとともに、上壁後方位置には、放熱穴1119が各リール体の配置位置に対応して形成されている。
【0607】
演出用リール収容箱体1110の後壁周縁部には環状のリブ1120が後向きに突設されており、このリブ1120に囲まれた領域に演出制御基板501が配置される。リブ1120の内側には、演出制御基板501を支持する支持片1121が複数形成されているとともに、後壁四隅には、演出制御基板501及び基板カバー1111を取り付けるためのネジ1123a(図93参照)が螺入されるネジ穴を有する取付用ボス1122aが3箇所に突設されているとともに、演出制御基板501のみを取り付けるためのネジ1123b(図93参照)が螺入されるネジ穴を有する取付用ボス1122bが1箇所に突設されている。
【0608】
基板カバー1111は、図94(b)に示されるように、合成樹脂により前面が開口する箱状に形成されており、その四隅には前記ネジ1123aが取り付けられるネジ穴1124aを有する3個の取付片1124が外向きに連設されている。また、後壁と側壁の連設部には複数の放熱用スリット1125が形成されている。
【0609】
さらに、上方の側壁には、演出制御基板501に設けられる各種コネクタ1126a〜1126cに接続されるケーブルを挿通させるための切欠凹部1130a〜1130cが形成されているとともに、右側の側壁及び下側の側壁には各種コネクタ1127〜1129に接続されるケーブルを挿通させるための切欠部1131、1132が形成されており、各種ケーブルを挿通出来るようになっている。
【0610】
装飾カバー1112は、図94(c)に示されるように、合成樹脂により後面が開口する箱状に形成されており、その上壁及び下壁からは、ネジ1114の取付穴1133aを有する取付片1133が2個ずつ外向きに連設されている。また、内部には、後方に並設される各演出用リール91L、91C、91R間に形成される隙間を隠蔽するための円弧状のリール間隠蔽部1134a、1134bを有するリール間隠蔽部材1134が設けられている。
【0611】
リール体は、図95に示されるように構成されている。詳しくは、リール91Lは、周面に図柄が配置されるリールシート1137と、リールシート1137の幅方向両端縁部を円形に保持する保持体1135及び保持枠1136と、からなる。リール91Lは、保持体1135が支持板1117Lに取り付けられる演出用リールモータ129Lの回転軸部(図示略)に固着されることにより、回動自在に支持される。
【0612】
保持体1135は、図96に示されるように構成されており、その突出部1135aの端面には、演出用リールモータ129Lの回転軸(図示略)が挿通される挿通穴1138が中心に形成されているとともに、その周囲には演出用リールモータ129Lの回転軸部に形成された図示しない位置決め用ボスが嵌合する位置決め用穴1139a、1139bがそれぞれ形成されている。また保持体1135の平板部1135bには、リールシート1137を巻回するための図示しない治具に取付けるための治具取付穴1140が形成されている。
【0613】
支持板1117Lには、演出用リールモータ129Lを固着するためのネジ1143が螺入されるネジ穴1146と、演出用リールLED128Lが取り付けられるLED基板1147を取り付けるためのネジ1148が螺入されるネジ穴1149と、LED基板1147及び反射板1150を取り付けるためのネジ1151が螺入されるネジ穴1145と、反射板1150に突設された位置決め用ボス1152が嵌合される位置決め用穴1144が形成されている。
【0614】
反射板1150の取付片には、LED基板1147の演出用リールLED128Lからの光を反射面1150aに向けて照射させるための透光穴1153が3個形成されている。反射面1150aは、図96に示されるように、演出用リール91Lの周面に沿うように形成されるとともに、その幅方向は、投光部から離れるに従って次第にリールに近接するように円弧状に形成されている。この反射面1150aが形成されることで、LEDからの光が均等に反射されるようになっている。
【0615】
このように構成された全ての部位が一体化された演出用ユニット90は、図92に示されるように、演出用ユニット取付枠1280の後面に取り付けられる。このとき、位置決め用ボス1116を位置決め用穴1279に嵌合させた状態で各固定爪1286a、1286bを回転させてフランジ部1113を係止することで簡単に取り付けられる。また、固定爪を逆回転させれば簡単に取り外すことが出来る。
【0616】
前記実施例における各要素は、本発明に対して以下のように対応している。
【0617】
本発明の請求項1は、1ゲームに対して賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、表示状態を変化させることが可能な可変表示装置(リール51L、51C、51R)の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて所定の入賞(BB入賞、RB入賞、小役入賞、リプレイ入賞)が発生可能なスロットマシン(1)であって、
前記スロットマシンの本体を構成する前面が開口する筐体(2)と、
前記筐体の前面開口を開閉可能な前面扉(3、前面枠700)と、
前記前面扉の前面側に設けられ、遊技媒体(メダル)を投入するための遊技媒体投入口(メダル投入口34a)及び該遊技媒体投入口から下方に延設され該遊技媒体投入口に投入された遊技媒体を前記前面扉の後面側に誘導する遊技媒体誘導路(投入メダル流路983)を有する遊技媒体投入部材(投入メダルガイド部材950)と、
前記遊技媒体誘導路の流出口から流出した遊技媒体が流入する四角形状の流入口(952a)が上面に形成されるとともに該流入口に流入した遊技媒体が流下する遊技媒体流下通路(メダル流下通路952)を備える直方体形状の本体を有し、該遊技媒体流下通路を流下する遊技媒体の真偽を判別する遊技媒体判別装置(投入メダルセレクタ71)と、
前記前面扉の後面側における前記遊技媒体投入部材の下方位置(メダルセレクタ装着部910)に設けられ、前記遊技媒体判別装置の本体を前記前面扉の後面側に着脱自在に取り付けるための装置取付部材(メダルセレクタ取付部材951)と、
前記装置取付部材に前記遊技媒体投入部材を取り付けるための取付部材(ネジ970b)と、
を備え、
前記装置取付部材は、
前記前面扉の後面側に固定され、前記遊技媒体判別装置の本体が配置される配置部(取付部951a)と、
前記遊技媒体判別装置の本体の一側辺(下辺)を回動自在に係止する第1の被係止部(軸受部973)及び該第1の被係止部に係止された該遊技媒体判別装置の本体の他側辺を係止する第2の被係止部(位置決め凹部980)が設けられ、前記配置部の左右端部から後向きに屈曲形成される左右一対の装置取付片(側片951b,951c)と、
前記配置部の上端部から後向きに屈曲形成される後向片(上片951d)の後端から上向きに屈曲形成され、前記取付部材を挿通可能な第1の取付穴(取付穴982a)が形成された投入部材取付片(取付片982)と、
が一体的に形成され、
前記遊技媒体投入部材は、前記装置取付部材に対して上方に取り外し可能に前記前面扉の前面側に配置され、前記取付部材を挿通可能な第2の取付穴(取付穴984a)が前記遊技媒体誘導路の流出口の近傍位置に形成された上下方向を向く被取付片(取付片984)を有し、前記前面扉の前面側に配置することにより合致される前記第1の取付穴と前記第2の取付穴とに、前記前面扉の後面側から前記取付部材を挿通することにより、前記被取付片を前記投入部材取付片に取り付け可能であり(図76(b)参照)、
前記第1の取付穴は、前記配置部よりも上方位置に配置され、前記配置部に前記遊技媒体判別装置の本体が配置された状態において、前記第1の取付穴の近傍位置にて前記遊技媒体誘導路の流出口と前記遊技媒体流下通路の流入口とが互いに近接して対向配置され、該第1の取付穴と前記第2の取付穴とに挿通された前記取付部材を取り外し可能とされている(図78参照)。
【0618】
本発明の請求項2は、前記遊技媒体判別装置(投入メダルセレクタ71)の本体は、
該遊技媒体判別装置の本体の左右側面下部から突設される軸ピン(959a,959b)と、
該遊技媒体判別装置の本体の左右側面上部から突設される係止ピン(958a,958b)と、
を備え、
前記左右一対の装置取付片(側片951b,951c)は、
前記軸ピンを下方から受支可能な上向きに開放する溝状に形成された前記第1の被係止部としての軸受部(973)と、
前記係止ピンを係止する上向きに開放する前記第2の被係止部としての凹部(位置決め凹部980)と、
一端が前記装置取付片に取り付けられるとともに、他端が前記凹部の上方位置に配置され、前記凹部側に向けて前記係止ピンを付勢可能に設けられた弾性係止片(係止片981)と、
を備え、
前記軸受部に前記軸ピンを受支させた状態で前記遊技媒体判別装置の本体を前側に回転させ、前記係止ピンを前記弾性係止片と前記凹部との間に押し込むことで、前記係止ピンが前記弾性係止片の弾性復帰力により付勢されて前記凹部に保持され、前記遊技媒体判別装置の本体が前記配置部に配置されるとともに、
前記軸受部に前記軸ピンが受支された前記遊技媒体判別装置の本体を、前記弾性係止片の弾性復帰力に抗して僅かに上昇させた状態で後側に回転させることで、前記係止ピンが前記凹部から逸脱し、前記配置部に配置された前記遊技媒体判別装置の本体が取り外し可能となる(図77参照)
【0622】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0623】
例えば上記実施例における投入メダルセレクタ71においては、投入メダルセレクタ71の本体側に、係止手段の一部を構成する被係止部としての係止ピン958a、958bが形成され、メダルセレクタ取付部材951側に、係止手段の一部を構成する係止部としての係止片981を有する係止部材974a、974b及び位置決め凹部980が形成されていたが、投入メダルセレクタ71の本体側に係止片981を有する係止部材974a、974b及び位置決め凹部980(係止部)が形成され、メダルセレクタ取付部材951側に係止ピン958a、958b(被係止部)が形成されていてもよい。
【0624】
また、上記実施例における投入メダルセレクタ71においては、投入メダルセレクタ71の本体側に、回動手段の一部を構成する軸部としての軸ピン959a、959bが上部に形成され、メダルセレクタ取付部材951側に、回動手段の一部を構成する軸受部としての軸受部973が形成されていたが、投入メダルセレクタ71の本体側に軸受部973(軸受部)が形成され、メダルセレクタ取付部材951側に軸ピン959a、959b(軸部)が形成されていてもよい。
【0625】
また、投入メダルセレクタ71の本体上部側に係止手段としての係止ピン958a、958bが形成され、本体下部側に回動手段としての軸ピン959a、959bが形成されていたが、これら係止手段及び回動手段の配置位置は本実施例に記載したものに限定されるものではなく、例えば本体上部側に回動手段としての軸ピン959a、959bが形成され、本体下部側に係止手段としての係止ピン958a、958bが形成されていてもよい。
【0626】
さらに、例えば本体左側上下部に回動手段としての軸ピン959a、959bを形成し、本体右側上下部に係止手段としての係止ピン958a、958bを形成することにより、投入メダルセレクタ71本体を、上下方向を向く軸部(回動手段)を中心に回動するようにしてもよい。
【0627】
また、上記実施例においては、投入メダルセレクタ71の本体は、メダルセレクタ取付部材951を介して前面扉3の後面側に取り付けられていたが、前記係止手段や回動手段の一部(例えば係止片981を有する係止部材974a、974bや軸受部973)を前面扉3に直接設け、メダルセレクタ取付部材951を介すことなく前面扉3の後面に取り付けるようにしてもよい。
【0628】
【発明の効果】
本発明は以下の効果を奏する。
【0629】
(a)請求項1項の発明によれば、遊技媒体判別装置の本体は、装置取付部材の装置取付片に形成された第1の被係止部及び第2の被係止部に係止することで取り付けられるため、前面扉への遊技媒体判別装置の本体の着脱を工具等を用いることなく容易に行うことが出来る。また、遊技媒体投入部材が遊技媒体判別装置の本体とは別個に構成されることで、遊技媒体判別装置のメンテナンス時に邪魔になることがないばかりか、遊技媒体投入部材を遊技媒体判別装置の本体が取り付けられる装置取付部材に取り付けることで、遊技媒体投入部材を装置取付部材以外の箇所に取り付ける場合に比べ、遊技媒体判別装置の本体との位置関係に狂いが生じにくいので、遊技媒体投入部材の遊技媒体誘導路と遊技媒体判別装置の遊技媒体流下通路との間での遊技媒体詰まりの発生を防止出来る。
【0630】
(b)請求項2項の発明によれば、遊技媒体判別装置の本体を装置取付部材に取り付ける場合、軸ピンを軸受部に軸支させた状態で該軸ピンを中心に遊技媒体判別装置の本体上部を回動させて押し込む操作を行うだけで、弾性係止片の弾性復帰力にて係止ピンが凹部内に保持されるため、簡単に取り付けることが出来る。また、取り外したい場合には、軸ピンを中心に遊技媒体判別装置の本体上部を後側に引き出すように回動させる操作を行うだけで、弾性係止片及び凹部による係止ピンの係止作用が解除されるとともに、軸ピンを軸受部から簡単に離脱させることが出来るため、簡単に取り外すことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用されたスロットマシン1を斜め前方から見た斜視図である。
【図2】前面扉3を開放した状態のスロットマシン1を斜め前方から見た斜視図である。
【図3】スロットマシン1を示す正面図である。
【図4】スロットマシン1の筐体2内を示す正面図である。
【図5】スロットマシン1の前面扉を示す背面図である。
【図6】スロットマシン1を示す背面図である。
【図7】スロットマシン1を示す右側面図である。
【図8】(a)はスロットマシン1を示す平面図であり、(b)はスロットマシン1を示す底面図である。
【図9】(a)(b)は筐体2と前面扉3との関わりを示す要部拡大平面図である。
【図10】一部の部材が組み付けられた状態の筐体2を示す正面図である。
【図11】筐体2の内側に取り付けられる各種の補強用部材と筐体2との関係を示す分解斜視図である。
【図12】上部及び底部枠板を示す斜視図である。
【図13】左右の枠板を示す斜視図である。
【図14】リールユニット取付片及びリールユニット係止片を示す斜視図である。
【図15】筐体2に装着される各種部品と筐体2との関係を示す斜視図である。
【図16】(a)は取手部材を側板151Lに嵌合する状態を示す斜視図であり、(b)は取手部材が側板151Lに嵌合された状態を示す斜視図であり、(c)は(b)のA−A断面図である。
【図17】筐体2に装着される各種装置と筐体2との関係を示す斜視図である。
【図18】ホッパーユニットを示す分解斜視図である。
【図19】(a)はオーバーフロータンクを示す六面図(左右の側面図は同一であるため1つにまとめている)であり、(b)はオーバーフロータンクが筐体に組み付けられた状態を示す一部破断側面図である。
【図20】(a)は電源ユニットを示す斜視図であり、(b)は(a)の正面図である。
【図21】下部ケースを示す平面図及び側面図である。
【図22】(a)は図21のA−A断面図であり、(b)は図21のB−B断面図であり、(c)は図21のC−C断面図である。
【図23】上部ケースを示す平面図及び側面図である。
【図24】(a)は図23のD−D断面図であり、(b)は図23のE−E断面図であり、(c)は図23のF−F断面図であり、(d)は図23のG−G断面図である。
【図25】(a)は下部ケースを上部ケースにより閉塞する状態を示す一部破断断面図であり、(b)は下部ケースを上部ケースにて閉塞した状態を示す要部断面図であり、(c)、(d)は(b)の状態の要部拡大断面図である。
【図26】基板取付部材を示す平面図、側面図、背面図である。
【図27】(a)は図26のH−H断面図であり、(b)は図26のI−I断面図であり、(c)は図26のJ−J断面図であり、(d)は図26のK−K断面図であり、(e)は図26のL−L端面図である。
【図28】背板に遊技制御基板ボックスを取り付ける状態を示す要部断面図である。
【図29】遊技制御ボックスの基板取付部材への取り付け状態を示す断面図である。
【図30】(a)〜(c)は遊技制御ボックスを基板取付部材に取り付けるためのラッチの作用を示す断面図である。
【図31】同じく遊技制御ボックスの基板取付部材への取り付け状態を示す断面図である。
【図32】(a)は第1封印シールを貼着した状態の上部ケースを示す要部平面図であり、(b)は第2封印シールを貼着した状態の遊技制御基板ボックスを示す要部拡大断面図である。
【図33】リールユニット50を斜め前方からみた斜視図である。
【図34】リールユニットを示す分解斜視図である。
【図35】リール体を示す分解斜視図である。
【図36】リールモータ54Lを示す斜視図である。
【図37】(a)は取付板605のリールモータ54Lへの取付状態を示す図であり、(b)は(a)のリールモータ54Lの底面図である。
【図38】(a)はリール保持枠656を示す縦断面図であり、(b)はリール保持枠656を示す側面図である。
【図39】(a)はリール保持枠657を示す縦断面図であり、(b)はリール保持枠657を示す側面図である。
【図40】支持板600Lとランプユニット601との関係を示す斜視図である。
【図41】(a)(b)はランプユニット601の支持板600Lへの取付状態を示す側面図である。
【図42】支持板を示す側面図である。
【図43】(a)は図42のA−A断面図であり、(b)(c)は(a)の要部拡大図である。
【図44】(a)はリール収容箱体を示す正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図45】リール収容箱体を斜め後方から見た斜視図である。
【図46】リール体をリール収容箱体に組み付ける状態を示す概略図である。
【図47】(a)は支持板600Lをリール収容箱体52内部に組み付ける状態を示す断面図であり、(b)は支持板600Lがリール収容箱体52内部に組み付けられた状態の要部を示す断面図である。
【図48】(a)はリール収容箱体52を背板153に取り付ける状態を示す側面図であり、(b)は(a)の要部を示す拡大図である。
【図49】前面枠700を示す正面図である。
【図50】前面枠700を斜め前方から見た斜視図である。
【図51】前面扉3を構成する部材と前面枠700との関係を示す斜視図である。
【図52】(a)はLEDカバー体550L、550R、サイドLED基板545a〜545c、546a〜546c、下部パネル装飾枠551との関係を示す斜視図であり、(b)はLEDカバー体550Lを示す左側面図である。
【図53】(a)は上部LED基板544を示す斜視図であり、(b)はサイドLED基板545aを示す斜視図であり、(c)は保護板272を示す斜視図であり、(d)は保護板272’の要部を示す斜視図である。
【図54】上部パネルカバー体560を示す分解斜視図である。
【図55】上部パネル枠1000を斜め前方から見た斜視図である。
【図56】上部パネル枠1000を示す背面図である。
【図57】(a)は上部LEDカバー体1001を示す分解斜視図であり、(b)は(a)の縦断面図である。
【図58】(a)はスピーカカバー体1002を示す分解斜視図であり、(b)はスピーカカバー体1002L、1002Rを示す正面図である。
【図59】(a)は上部パネル5を斜め前方から見た斜視図であり、(b)は上部パネル枠1000に上部パネル5が組み付けられた状態を示す背面図である。
【図60】操作部カバー体561と該操作部カバー体561に装着される部材や部品との関係を示す分解斜視図である。
【図61】操作部カバー体561を斜め前方から見た斜視図である。
【図62】(a)は操作部カバー体561を示す正面図であり、(b)は操作部カバー体561を示す背面図である。
【図63】(a)は3個のストップボタンが装着される場合に装着されるボタンカバー体を示す斜視図であり、(b)は4個のストップボタンが装着される場合に装着されるボタンカバー体を示す斜視図である。
【図64】(a)は右サイド装飾カバー791及び左サイド装飾カバー792を示す斜視図であり、(b)は左サイド装飾カバー792’を左サイド装飾カバー装着部797に装着する一例を示す斜視図である。
【図65】(a)はスタートレバーユニット441を示す分解斜視図であり、(b)はストップボタンユニット440Lを示す分解斜視図である。
【図66】(a)はMAXBETボタンユニット443を示す分解斜視図であり、(b)は1枚BETボタンユニット442を示す分解斜視図であり、(c)は精算ボタンユニット444を示す分解斜視図である。
【図67】下部パネル7と下部パネル装飾枠551との関係を示す斜視図である。
【図68】(a)は図67のA−断面図、A’−断面図、B−断面図、B’−断面図であり、(b)は下部パネル7が装着された下部パネル装飾枠551が前面枠700に取り付けられた状態を示す断面図である。
【図69】メダル受皿10の構造を示す分解斜視図である。
【図70】前面枠700を示す背面図である。
【図71】前面枠700を斜め後方から見た斜視図である。
【図72】前面扉3を構成する枠部材と前面枠700との関係を示す斜視図である。
【図73】各種枠板を示す斜視図である。
【図74】各種枠板及び取付板及び基板を示す斜視図である。
【図75】前面扉3を構成する各種部材及び装置と前面枠700との関係を示す斜視図である。
【図76】(a)は投入メダルセレクタ71を示す正面図及び平面図であり、(b)はメダルセレクタ取付部材951及びメダルセレクタ取付部材951に取り付けられる各部材を示す分解斜視図である。
【図77】投入メダルセレクタ71の取付け状態を示す概略図である。
【図78】投入メダルセレクタ71が前面枠700に取り付けられた状態を示す概略図である。
【図79】(a)は演出用ユニット取付枠1280の構造を示す斜視図であり、(b)は演出用ユニット取付枠1280に冷陰極管用インバータ124を取り付ける状態を示す側面図である。
【図80】メダル返却通路部材73を示す斜視図である。
【図81】演出用中継基板509及び演出用中継基板取付部材を示す斜視図である。
【図82】(a)は前面扉枠700と操作部中継基板507及び基板カバー914との関係を示す斜視図であり、(b)は操作部中継基板507及び基板カバー914が前面枠700に取り付けられた状態を示す斜視図である。
【図83】(a)は図82(b)のA−A断面図であり、(b)は図82(b)のB−B断面図であり、(c)は図82(b)のC−C断面図であり、(d)は操作部中継基板507が取り付けられた基板カバー914を示す正面図である。
【図84】遊技パネルユニット95を斜め後方から見た状態を示す斜視図である。
【図85】遊技パネルユニット95及び遊技パネル6を示す斜視図である。
【図86】遊技パネルユニット95を示す正面図である。
【図87】(a)は図86のA−A側面図であり、(b)は図86のB−B断面図であり、(c)は図86のC−断面図であり、(d)は図86のD−断面図であり、(e)は図86のE−E側面図である。
【図88】遊技パネルユニット95と上下部取付部材との関係を示す斜視図である。
【図89】(a)は冷陰極管用カバー体のケース本体を示す平面図であり、(b)は(a)のA−A断面図であり、(c)は(a)のB−B断面図であり、(d)は(a)のC−C断面図であり、(e)はケース本体を示す背面図であり、(f)は上蓋を示す平面図であり、(g)は冷陰極管を示す平面図である。
【図90】各種基板を示す背面図である。
【図91】(a)〜(c)は遊技パネルユニット95とリールとの関係を示す概略図である。
【図92】演出用ユニット90と演出用ユニット取付枠1280との関係を示す斜視図である。
【図93】演出用ユニット90を示す分解斜視図である。
【図94】(a)は演出用リール収容箱体を斜め後方から見た状態を示す斜視図であり、(b)は基板カバーを示す斜視図であり、(c)は装飾カバーを示す斜視図である。
【図95】演出用リール体を示す分解斜視図である。
【図96】リール保持枠及び反射部材を示す図である。
【符号の説明】
1 スロットマシン
2 筐体
3 前面扉
34a メダル投入口
71 投入メダルセレクタ
72 メダル誘導樋
951 メダルセレクタ取付部材
952 メダル流下通路
958a、958b 係止ピン
959a、959b 軸ピン
973 軸受部
974a、974b 係止部材
980 位置決め凹部
981 係止片

Claims (2)

  1. 1ゲームに対して賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、表示状態を変化させることが可能な可変表示装置の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて所定の入賞が発生可能なスロットマシンであって、
    前記スロットマシンの本体を構成する前面が開口する筐体と、
    前記筐体の前面開口を開閉可能な前面扉と、
    前記前面扉の前面側に設けられ、遊技媒体を投入するための遊技媒体投入口及び該遊技媒体投入口から下方に延設され該遊技媒体投入口に投入された遊技媒体を前記前面扉の後面側に誘導する遊技媒体誘導路を有する遊技媒体投入部材と、
    前記遊技媒体誘導路の流出口から流出した遊技媒体が流入する四角形状の流入口が上面に形成されるとともに該流入口に流入した遊技媒体が流下する遊技媒体流下通路を備える直方体形状の本体を有し、該遊技媒体流下通路を流下する遊技媒体の真偽を判別する遊技媒体判別装置と、
    前記前面扉の後面側における前記遊技媒体投入部材の下方位置に設けられ、前記遊技媒体判別装置の本体を前記前面扉の後面側に着脱自在に取り付けるための装置取付部材と、
    前記装置取付部材に前記遊技媒体投入部材を取り付けるための取付部材と、
    を備え、
    前記装置取付部材は、
    前記前面扉の後面側に固定され、前記遊技媒体判別装置の本体が配置される配置部と、
    前記遊技媒体判別装置の本体の一側辺を回動自在に係止する第1の被係止部及び該第1の被係止部に係止された該遊技媒体判別装置の本体の他側辺を係止する第2の被係止部が設けられ、前記配置部の左右端部から後向きに屈曲形成される左右一対の装置取付片と、
    前記配置部の上端部から後向きに屈曲形成される後向片の後端から上向きに屈曲形成され、前記取付部材を挿通可能な第1の取付穴が形成された投入部材取付片と、
    が一体的に形成され、
    前記遊技媒体投入部材は、前記装置取付部材に対して上方に取り外し可能に前記前面扉の前面側に配置され、前記取付部材を挿通可能な第2の取付穴が前記遊技媒体誘導路の流出口の近傍位置に形成された上下方向を向く被取付片を有し、前記前面扉の前面側に配置することにより合致される前記第1の取付穴と前記第2の取付穴とに、前記前面扉の後面側から前記取付部材を挿通することにより、前記被取付片を前記投入部材取付片に取り付け可能であり、
    前記第1の取付穴は、前記配置部よりも上方位置に配置され、前記配置部に前記遊技媒体判別装置の本体が配置された状態において、前記第1の取付穴の近傍位置にて前記遊技媒体誘導路の流出口と前記遊技媒体流下通路の流入口とが互いに近接して対向配置され、該第1の取付穴と前記第2の取付穴とに挿通された前記取付部材を取り外し可能とされていることを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記遊技媒体判別装置の本体は、
    該遊技媒体判別装置の本体の左右側面下部から突設される軸ピンと、
    該遊技媒体判別装置の本体の左右側面上部から突設される係止ピンと、
    を備え、
    前記左右一対の装置取付片は、
    前記軸ピンを下方から受支可能な上向きに開放する溝状に形成された前記第1の被係止部としての軸受部と、
    前記係止ピンを係止する上向きに開放する前記第2の被係止部としての凹部と、
    一端が前記装置取付片に取り付けられるとともに、他端が前記凹部の上方位置に配置され、前記凹部側に向けて前記係止ピンを付勢可能に設けられた弾性係止片と、
    を備え、
    前記軸受部に前記軸ピンを受支させた状態で前記遊技媒体判別装置の本体を前側に回転させ、前記係止ピンを前記弾性係止片と前記凹部との間に押し込むことで、前記係止ピンが前記弾性係止片の弾性復帰力により付勢されて前記凹部に保持され、前記遊技媒体判別装置の本体が前記配置部に配置されるとともに、
    前記軸受部に前記軸ピンが受支された前記遊技媒体判別装置の本体を、前記弾性係止片の弾性復帰力に抗して僅かに上昇させた状態で後側に回転させることで、前記係止ピンが前記凹部から逸脱し、前記配置部に配置された前記遊技媒体判別装置の本体が取り外し可能となることを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
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