JP4641849B2 - 無線通信装置及び携帯端末装置 - Google Patents

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本発明は、非接触型のICカード等と称される近距離無線通信機能を備えた無線通信装置、及びその近距離無線通信機能が内蔵又は装着された無線電話端末などの携帯端末装置に関する。
近年、交通機関の乗車券、会員証や社員証、店での代金決済手段用のカード等として、非接触型のICカードの利用が急速に広まっている。非接触型のICカードは、近接したリーダ・ライタとの間で無線通信を行って、認証処理を行うので、財布やパスケースなどの中に入れたままで使用でき、磁気カードなどに比べて使い勝手がよい。
一方、このような非接触型のICカード(或いはICカードと同等の機能の回路部品)を、携帯電話端末などの携帯用の電子機器に内蔵させて、これらの機器を使用して、同様の認証や決済を行えるようにすることが提案されている。携帯電話端末などの携帯端末にICカードを内蔵させる構成とする場合には、携帯端末からの取り出しができない状態でICカードとしての機能部を組み込む場合と、携帯端末に用意されたカードスロットに、ICカードを装着させる場合とが想定されるが、携帯端末に取り付けられた状態では、いずれの場合も同じように使用できる。なお、携帯端末にICカード機能部を組み込む場合などには、ICカード機能部が必ずしもカード型の形状をしているとは限らないが、以下の説明ではICカードと称した場合、特に説明がない限りはICカード機能を有する部分を含むものである。また、この種の非接触型のICカードは、RFID(Radio Frequency Identification)や無線ICタグなどとも称され、単体で使用される場合でもカード型以外にラベル型、コイン型、スティック型など、種々の形状のものがあるが、ここでは便宜上ICカードと称する。
ICカード機能部がリーダ・ライタと無線通信を行う場合には、リーダ・ライタからの電磁誘導で、ICカード機能部が作動するようにしてある。即ち、ICカード側では、リーダ・ライタが出力する所定の周波数の搬送波に同調させる処理を行って、その検出された搬送波をASK(Amplitude shift keying)変調などで変調して、リーダ・ライタ側にデータを送るようしてある。
特許文献1には、非接触型のICカードが備える同調回路についての開示がある。
特願2003−67693号公報(図2)
ICカード機能部がリーダ・ライタと無線通信を行う場合には、リーダ・ライタからの電磁誘導で、ICカード機能部が作動するので、基本的には、ICカードに組み込まれたアンテナとリーダ・ライタとが、出来るだけ近接した状態である方が、正しく無線通信ができる。ところが、ICカード機能部とリーダ・ライタとが非常に近接した状態の場合に、あるポイントで通信ができない状態が発生することがある。
この通信が出来ない状態の発生について説明すると、ICカード機能部とリーダ・ライタとの無線通信は、それぞれが備える専用のアンテナ間で行われるが、両アンテナは搬送周波数に合わせて同調を取っており、伝送特性が最適になるように調整されている。しかし、それぞれのアンテナは、自由空間上で共振周波数の調整がされているので、距離が近づいてアンテナ同士、又はアンテナと金属体が結合してしまうと、本来の特性を出すことができなくなってしまう。結合状態によっては、アンテナの同調周波数がずれることで、送受信波形間の位相ずれが大きくなり、あるポイントで位相が反転してしまう現象が起こる。非接触型のICカードで広く使用されているASK変調の場合、送受信波形の合成波のデータ振幅で通信を行うので、波形間の位相が中途半端な状態になってしまうと、データ振幅変化がキャンセルされてしまう。このようにキャンセルされるポイントは通信が成立しないので、ヌル(Null)状態と称される。
図9、図10、図11は、ICカード機能部とリーダ・ライタとの無線通信状態の例を示した図である。この図9〜図11の各図において、(a)はリーダ・ライタが送信する搬送波波形を示し、(b)はICカード機能部からのASK変調された応答波形を示し、(c)は両波形の合成波を示し、この合成波がリーダ・ライタで検出されて、ICカードから送信されたデータを受信できる。
ここで、図9は、リーダ・ライタからの搬送波とICカード機能部からの応答波とが同相状態の場合であり、図11は、リーダ・ライタからの搬送波とICカード機能部からの応答波とが逆相状態の場合であり、図10は、図9の状態と図11の状態の中間の中途半端な位相差の状態を示してある。
図9に示すように、リーダ・ライタからの搬送波とICカード機能部からの応答波とが同相状態の場合には、図9(c)に示す合成波には、ASK変調された応答波形に対応したレベル変化が現れ、リーダ・ライタで正しくデータを受信できる。また、図11に示すように、リーダ・ライタからの搬送波とICカード機能部からの応答波とが逆相状態の場合には、図11(c)に示す合成波には、ASK変調された応答波形と逆のレベル変化が現れ、波形変化が図9の同相状態とは逆であるが、この場合にもリーダ・ライタで正しくデータを受信できる。
これに対して、図10の中途半端な位相差の状態の場合には、図10(c)に示す合成波として、ほとんどレベル変化がなく、リーダ・ライタでデータを受信不可能な状態となってしまう。この図10の状態が上述したヌル状態である。
このような図9〜図11の状態の変化は、ICカード側のアンテナとリーダ・ライタ側のアンテナとの距離によって変化し、例えばある程度ICカードとリーダ・ライタとの距離がある場合には、図9に示す同相状態となり、ICカードとリーダ・ライタとの距離が極めて接近した場合には、図11に示す逆相状態となり、その途中の特定のポイントで、図10に示したヌル状態が発生する。
図12は、ICカード(タグ)の同調周波数f0とリーダ・ライタの同調周波数f0との関係の例を示した図で、両周波数が一定の関係となる範囲で、通信が出来ないヌル領域が発生している。
このようなヌル状態の発生を防止するためには、位相反転が起こらないようにアンテナ形状を工夫するか、或いはICカード機能部を携帯端末に組み込む際に、金属体を出来るだけ使用しない構造にする等が考えられるが、アンテナ形状などでの対処には限りがあり、ヌル状態の発生を完全に防ぐことは困難であった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、リーダ・ライタと非接触で無線通信を行う際に、ヌル状態の発生を効果的に防止することを目的とする。
本発明は、リーダ・ライタと近距離無線通信を行う無線通信装置において、リーダ・ライタと無線通信を行う第1のアンテナと、第1のアンテナに接続された同調手段と、同調手段で同調された信号を処理する通信処理手段とを備えた無線通信装置とする。その上で、第1のアンテナと近接して配置され、通信処理手段には接続されていない第2のアンテナと、第2のアンテナで受信したリーダ・ライタが出力する搬送波の検出レベルが閾値を超えた場合に、第2のアンテナに同調周波数シフト用コンデンサを接続させて、同調手段で同調させる周波数をシフトさせる周波数シフト手段とを備えたものである。
このようにしたことで、ヌル状態が発生するリーダ・ライタとの位置関係となったことが推定された場合に、周波数シフト手段で同調周波数がシフトして、結果的にヌル状態が回避される。
本発明によると、ヌル状態が発生するリーダ・ライタとの位置関係となったことが推定された場合に、同調手段で同調する周波数がシフトして、結果的にヌル状態が回避される。従って、リーダ・ライタとある程度近接した状態で通信が出来ない状態となることがなく、リーダ・ライタに短時間近接させるだけで、確実に無線通信が行える。また、近距離無線通信を行う無線通信機能を内蔵した携帯端末装置の場合には、電気的にヌル状態を回避するようにしたので、アンテナの形状や金属部の配置などを、ヌル状態を回避する形状などに考慮する必要がなくなり、それだけ端末装置の設計の自由度が向上する。
特に本発明によると、通信処理手段に接続された第1のアンテナと近接して配置された第2のアンテナを備え、この第2のアンテナを周波数シフト手段に接続し、周波数シフト手段を作動させるようにしたことで、近距離無線通信を行う回路とは切り離された回路で周波数シフト処理が行われ、近距離無線通信を行う回路での送受信への影響を最小限に抑えることができる。
以下、本発明の第1の実施の形態を、図1〜図3を参照して説明する。
本例においては、携帯電話端末装置に、非接触型のICカード機能を内蔵させた例としてある。図1に示した構成について説明すると、リーダ・ライタと近距離無線通信を行うためのループアンテナ11を備え、携帯電話端末装置を構成する筐体と近接した位置に配置してある。ループアンテナ11の一端(a点)及び他端(b点)は、RFID回路ブロック14に接続してあり、ループアンテナ11とRFID回路ブロック14との間に、同調用コンデンサ12及び整流用ダイオード13が接続してあり、ループアンテナ11と同調用コンデンサ12で設定される同調周波数f0で、リーダ・ライタからの信号の搬送波周波数に共振させる構成としてある。リーダ・ライタからの搬送波周波数としては、ここでは13.56MHzとしてある。整流用ダイオード13は、アンテナ上の電圧波形を接地電位よりもプラス側にシフトさせ、RFID回路ブロック14が扱いやすい電位にすると共に、受信した搬送波から直流電圧を取り出すために接続してある。
RFID回路ブロック14内では、リーダ・ライタから212kbpsでASK変調されて伝送された受信データを復調する処理を行うとともに、そのリーダ・ライタからの電磁波を受信している状態で、リーダ・ライタに対して送信するデータを、ASK変調により送信する処理を行う構成としてある。リーダ・ライタとの無線通信プロトコルの上位レイヤを実現するMPU(Micro Processing Unit)システム、クロック抽出回路、不揮発性メモリなどもRFID回路ブロック14に備わる。このRFID回路ブロック14は、例えば集積回路で構成され、メモリにはRFIDとして機能するために必要なデータが記憶させてあり、固有のIDなども登録されている。
そして本例においては、同調用コンデンサ12と並列に、半導体スイッチ16と同調シフト用コンデンサ17との直列回路が接続してある。半導体スイッチ16は、レベル検出部15によりオン・オフが制御される。レベル検出部15は、ループアンテナ11の一端(a点)に得られる受信信号レベルを基準レベルとの比較で検出する回路であり、そのレベル検出部15で所定レベル以上の受信レベルを検出した場合に、半導体スイッチ16をオン状態にして、同調シフト用コンデンサ17が同調用コンデンサ12と並列に接続される構成としてある。レベル検出部15で検出される受信信号レベルが所定レベル未満の場合には、半導体スイッチ16がオフ状態であり、同調シフト用コンデンサ17が接続されていない状態となる。レベル検出部15でオン・オフを切換える所定レベルの設定としては、後述するヌル領域を回避するためのレベルとしてある。なお、半導体スイッチ16をオフ状態からオン状態に変化させる信号レベルと、オン状態からオフ状態に変化させる信号レベルは若干変化させて、スイッチの動作にある程度のヒステリシスを持たせるようにしてもよい。また、半導体スイッチと同調シフト用コンデンサを複数用意し、多段に同調をシフトさせる構成としてもよい。
RFID回路ブロック14は、無線電話用回路ブロック21とデータ転送可能な構成としてある。無線電話用回路ブロック21は、無線電話通信用のアンテナ22が接続してあり、通話やメールデータなどの伝送、インターネットへのアクセスなどのための無線電話通信が行われる。表示部23で電話機としての表示が行われ、操作部24で発信や着信などの操作が行える。表示部23でRFID回路ブロック14での通信状態(認証状態)に関する表示を行うようにしてもよい。
なお、RFID回路ブロック14は、リーダ・ライタからの電磁波を蓄積させてダイオード13で整流された電源を作動用電源として使用しても良いが、無線電話側の電源回路から供給される電源で作動させてもよい。
次に、図1の構成でICカード機能部がリーダ・ライタと無線通信を行う場合の処理例について説明する。本例の端末装置は、リーダ・ライタとの距離が離れた状態では、半導体スイッチ16がオフ状態であり、そのオフ状態での動作について説明すると、ICカード機能部では、ループアンテナ11と同調用コンデンサ12とで、いわゆるLC並列共振回路を構成して、リーダ・ライタからの信号の搬送波周波数に共振させる構成としてあり、同調(共振)周波数f0を搬送波周波数13.56MHzに設定してあり、リーダ・ライタとの間で無線通信が行える。この同調周波数f0は、次式で設定される。次式におけるLは、リーダ・ライタのアンテナの自己インダクタンスである。
Figure 0004641849
この[数1]式に示されるように、共振周波数はインダクタンスLのルートに反比例する関係にあり、インダクタンスの低下により共振周波数f0は上昇する。ここで、磁束とインダクタンスLとの関係を次式に示す。次式におけるNはリーダ・ライタのアンテナの巻数であり、Φはリーダ・ライタのアンテナに作用する磁束であり、Iはリーダ・ライタのアンテナを流れる電流である。
Figure 0004641849
端末装置とリーダ・ライタとの距離の接近で、金属体の渦電流によりリーダ・ライタのアンテナから放射される磁束の一部が打ち消されるため、磁束と比例関係を持っている自己インダクタンスも低下する。この自己インダクタンスの低下で、[数1]式からリーダ・ライタの共振周波数f0が上昇する。従って、端末装置とリーダ・ライタとの距離の接近で、リーダ・ライタのアンテナ部の共振周波数f0が上昇し、さらにICカード機能部内の共振周波数f0についても上昇することになる。図2に示されるように、リーダ・ライタ側の共振周波数の上昇の方が大きい。
ここで本例においては、端末装置がリーダ・ライタに接近して、同調周波数f0がヌル領域に近づいたときに、スイッチ16をオン状態に変化させるようにしてある。このスイッチ16がオン状態に変化することで、図1に示した同調シフト用コンデンサ17が同調用コンデンサ12と並列に接続された状態となり、[数1]式に示した容量Cが高くなる。リーダ・ライタ側で上昇した共振周波数f0による位相の変化が、端末側で補正される。
図2は、端末装置(ICカード)の同調周波数f0とリーダ・ライタの同調周波数f0との関係の例を示した図で、両周波数が一定の関係となる範囲で、通信が出来ないヌル領域が発生している点は、既に図12で説明したとおりである。端末装置とリーダ・ライタとの距離が十分に離れている場合には、それぞれの同調周波数f0は、設定された値(図2中の丸印)であり、その状態から両者の距離が接近すると、リーダ・ライタの同調周波数f0が上昇していき、三角印で示す状態となり、同調シフトがない状態では、ヌル領域に入ってしまうが、本例においては端末装置(ICカード)側で周波数シフト処理が行われて、ヌル領域に入らないような処理が行われる。
同調シフト処理は、リーダ・ライタからの受信レベルで設定される。即ち、リーダ・ライタからの受信レベルが、レベル検出部15で検出されて、例えば図3に示すように、その検出レベルが所定レベル以上になると、スイッチ16をオン状態に変化させ、共振周波数f0を低下させる処理が行われる。レベル検出部15で検出される受信レベルは、リーダ・ライタと端末装置のアンテナ11との距離に応じて変化する。従って、レベル検出部15で受信強度を検出することは、リーダ・ライタとの距離を推定(検出)することになる。そして、この推定(検出)される距離が、ヌル状態となることが発生し得る距離となる直前に、スイッチ16をオン状態に変化させるように、検出レベルの閾値を設定することで、リーダ・ライタとの通信で、それ以上リーダ・ライタに接近しても、ヌル領域に入ることを阻止することができ、ヌル状態となって通信ができない状態が発生することを防止することができる。
このように本例によると、端末装置のICカード機能部のアンテナがリーダ・ライタと近接した際に、端末装置内での回路での処理で、図10に示したヌル状態の発生が回避され、認証や課金などのための近距離無線通信ができない状態が発生することがなく、端末装置をリーダ・ライタに近づけることで確実な通信が行える。
なお、図2、図3に示した動作例では、端末装置がリーダ・ライタと離れた状態で、同調シフト用コンデンサ17が接続されていない状態とし、リーダ・ライタと接近した状態となったとき、同調シフト用コンデンサ17を接続させて、同調周波数f0を低下させるようにしたが、逆に、端末装置がリーダ・ライタと離れた状態で、同調シフト用コンデンサ17を接続させ、リーダ・ライタと接近した状態となったとき、同調シフト用コンデンサ17を接続されてない状態として、リーダ・ライタと接近したときに、同調周波数f0を高くシフトさせるようにしてもよい。この場合のシフトとしては、ヌル領域を越えるようにシフトさせれば良い。
また、図1に示した例では、リーダ・ライタとの接近を、受信強度から推定(検出)するようにしたが、その他の処理でリーダ・ライタとの距離を推定又は測定して、その推定又は測定された距離に応じて、同調周波数f0をシフトさせるようにしてもよい。
次に、本発明の第2の実施の形態を、図4〜図6を参照して説明する。本実施の形態においても、携帯電話端末装置に、非接触型のICカード機能を内蔵させた例としてあり、第1の実施の形態で説明した図1などと同一部材には同一符号を付してある。
図4は、本実施の形態における構成を示した図である。図4に基づいて構成を説明すると、リーダ・ライタと近距離無線通信を行うためのループアンテナ11を備え、ループアンテナ11の一端(a点)及び他端(b点)は、RFID回路ブロック14に接続してあり、ループアンテナ11とRFID回路ブロック14との間に、同調用コンデンサ12及び整流用ダイオード13が接続してあり、ループアンテナ11と同調用コンデンサ12で設定される同調周波数f0で、リーダ・ライタからの信号の搬送波周波数に共振させる構成としてある。リーダ・ライタからの搬送波周波数としては、ここでは13.56MHzとしてある。整流用ダイオード13は、アンテナ上の電圧波形を接地電位よりもプラス側にシフトさせ、RFID回路ブロック14が扱いやすい電位にすると共に、受信した搬送波から直流電圧を取り出すために接続してある。
ここまで説明した構成は、RFIDタグとしての一般的な構成であり、第1の実施の形態で説明した構成と同じである。RFID回路ブロック14は、無線電話用回路ブロック21とデータ転送可能な構成であるとしてある点も、第1の実施の形態で説明した構成と同じである。
そして本実施の形態においては、ループアンテナ11に近接して、補助ループアンテナ31を設けてあり、その補助ループアンテナ31に、同調周波数をシフトさせる回路を接続してある。ループアンテナ11と補助ループアンテナ31とは、電気的には接続されていない独立した回路としてあり、例えば図5に示すように、ループアンテナ11が形成された回路基板11aと、補助ループアンテナ31が形成された回路基板31aとを、重ねるようにして配置して、2つのアンテナ11,31で同じようにリーダ・ライタからの搬送波の磁界変化に応じた電位差を生じるようにしてある。
図4の説明に戻って、補助ループアンテナ31に接続される構成について説明すると、補助ループアンテナ31の一端は、コンデンサC1の一端に接続してあると共に、ダイオード32及び抵抗器R1を介して、N型の電界効果トランジスタFET1のドレインに接続してあり、このトランジスタFET1のソースを接地させてある。コンデンサC1は、電位安定用のコンデンサである。電界効果トランジスタFET1のドレインと抵抗器R1の接続点は、P型の電界効果トランジスタFET2のゲートに接続してあり、このトランジスタFET2のソースが、ダイオード32と抵抗器R1との接続点に接続してある。また、ダイオード32と抵抗器R1との接続点は、抵抗器R1,R2,R3の直列回路を介して接地させてあり、抵抗器R1と抵抗器R2との接続点を、トランジスタFET1のゲートに接続させてある。
また、トランジスタFET2のドレインを、抵抗器R6,R7の直列回路を介して接地させてあり、トランジスタFET2のドレインを、抵抗器R5を介してトランジスタFET1のゲートに接続させてある。このように接続されたトランジスタFET1とトランジスタFET2は、同調シフト動作にヒステリシスを持たせるためのスイッチ手段である。
補助ループアンテナ31の他端は、コンデンサC2の一端に接続してあると共に、ダイオード33を介して接地させてあり、コンデンサC2の他端は、同調シフトのオン・オフ動作を行うスイッチ手段を構成するN型の電界効果トランジスタFET3のドレインに接続してあり、このトランジスタFET3のソースを接地させてあり、ゲートを抵抗器R6,R7の接続中点に接続してある。トランジスタFET3のソース・ドレイン間には、整流用ダイオード34が接続してある。
このように構成される補助ループアンテナ31に接続される回路の動作について説明すると、端末装置がリーダ・ライタに近づき、リーダ・ライタからの搬送波で、ダイオード32のカソード側の電位が上昇すると、抵抗器R1,R2,R3で分圧されたトランジスタFET1のゲート電圧が閾値を越え、トランジスタFET1がオン状態となる。トランジスタFET1がオン状態になると、トランジスタFET2のゲート電位が低下し、トランジスタFET2もオン状態となる。
トランジスタFET2がオン状態になると、トランジスタFET1のゲート電圧が抵抗器R5を介して更に上昇し、ヒステリシスがかかる。それと同時に、同調シフト用のスイッチ手段であるトランジスタFET3のゲート電位が上昇し、トランジスタFET3がオン状態となって、同調シフト用コンデンサC2が補助ループアンテナ31に接続された状態となる。
次に、端末装置がリーダ・ライタから遠ざかる場合の動作について説明すると、ダイオード32のカソード側の電位が低下すると、トランジスタFET1のゲート電圧が低下し、トランジスタFET1がオフ状態となる。トランジスタFET1がオフ状態になると、トランジスタFET2のゲート電位が上昇し、トランジスタFET2もオフ状態となる。
トランジスタFET2がオフ状態になると、抵抗器R5を介してトランジスタFET1のゲートに供給されていた電流が消え、トランジスタFET1のゲート電位はさらに下降し、ヒステリシスがかかる。それと同時に、トランジスタFET3のゲート電位が低下し、トランジスタFET3がオフ状態となって、同調周波数シフト用コンデンサC2が補助ループアンテナ31から切り離された状態となる。
この補助ループアンテナ31に接続される回路の内、共振回路としての要素を抽出した回路を、図6に示す。この図6に示すように、補助ループアンテナ31には、電位安定用のコンデンサC1が常時接続してあると共に、同調周波数シフト用コンデンサC2が、スイッチ手段であるトランジスタFET3のオン・オフで選択的に接続され、補助ループアンテナ31と隣接したループアンテナ11に接続された回路での同調周波数f0が低い方にシフトする。スイッチ手段であるトランジスタFET3がオン・オフする電位を適切に選定することで、リーダ・ライタとの距離が所定状態となると、同調周波数シフト用コンデンサC2が接続されて、ヌル領域になるのを回避するように働く。
なお、図6に示したコンデンサC3は、トランジスタFET3の寄生容量である。本例の回路の場合、トランジスタFET3がオフの際には、ループが完全に切り離されるのが理想であるが、トランジスタFET3の寄生容量C3があるために、メインのループアンテナ11への影響を完全になくすことはできないが、損失が生じることはなく、通信可能距離の劣化にはつながらない。
このように、リーダ・ライタと無線通信を行う回路とは別の回路で、同調周波数f0をシフトさせるようにしたことで、リーダ・ライタと無線通信を行う回路側への影響がない状態で、同調周波数シフト処理が行え、良好に同調周波数を制御できる。なお、図4の構成の場合にも、同調周波数のシフトを高い方にシフトさせる構成として、ヌル領域となるのを回避するようにしてもよい。
次に、本発明の第3の実施の形態を、図7及び図8を参照して説明する。本実施の形態においても、携帯電話端末装置に、非接触型のICカード機能を内蔵させた例としてあり、第1の実施の形態で説明した図1などと同一部材には同一符号を付してある。
図7は、本実施の形態における構成を示した図である。図7に基づいて構成を説明すると、リーダ・ライタと近距離無線通信を行うためのループアンテナ11を備え、ループアンテナ11の一端(a点)及び他端(b点)は、RFID回路ブロック14に接続してあり、ループアンテナ11とRFID回路ブロック14との間に、同調用コンデンサ12及び整流用ダイオード13が接続してあり、ループアンテナ11と同調用コンデンサ12で設定される同調周波数f0で、リーダ・ライタからの信号の搬送波周波数に共振させる構成としてある。リーダ・ライタからの搬送波周波数としては、ここでは13.56MHzとしてある。整流用ダイオード13は、アンテナ上の電圧波形を接地電位よりもプラス側にシフトさせ、RFID回路ブロック14が扱いやすい電位にすると共に、受信した搬送波から直流電圧を取り出すために接続してある。
ここまで説明した構成は、RFIDタグとしての一般的な構成であり、第1の実施の形態で説明した構成と同じである。RFID回路ブロック14は、無線電話用回路ブロック21とデータ転送可能な構成であるとしてある点も、第1の実施の形態で説明した構成と同じである。
そして本実施の形態においては、同調用コンデンサ12と並列に、コンデンサ41と可変容量ダイオード42の直列回路を接続してある。コンデンサ41と可変容量ダイオード42の接続点には、後述する制御部44から容量を制御する電圧が供給される構成としてある。
ループアンテナ11の一端(a点)に得られる受信信号レベルは、レベル検出部43で検出される。レベル検出部43で検出された受信レベルのデータは、制御部44に送られる。制御部44は、可変容量ダイオード41,42を制御するための回路であり、メモリ45が接続してある。メモリ45には、受信レベルと容量制御電圧との対応が記憶させてあり、制御部44に受信レベルのデータが記憶されると、その受信レベルに対応した電圧データをメモリ45から読み出して、その読み出した電圧を、コンデンサ41と可変容量ダイオード42の接続点に印加させる構成としてある。受信レベルに基づいた容量制御電圧の変化については、例えば2段階程度の少ない段数での変化でもよいが、受信レベルの微小な変化ごとに電圧を少しずつ変化させて、多い段数で変化させるようにしてもよい。但し、受信レベルがある一定レベルになるまでは、電圧を変化させない。
次に、図7の構成でICカード機能部がリーダ・ライタと無線通信を行う場合の処理例について説明する。本例の端末装置は、リーダ・ライタとの距離が離れた状態では、制御部44からの制御電圧による可変容量ダイオード42の容量設定で、同調(共振)周波数f0を搬送波周波数13.56MHzに設定してあり、リーダ・ライタとの間で無線通信が行える。この同調周波数f0は、既に説明した[数1]式で設定される。
そして、リーダ・ライタとの距離が接近するに従って、レベル検出部43で検出される受信レベルが所定レベル以上となり、受信レベルに応じて制御部44からの制御電圧の電圧値が変化するようになる。この制御電圧の変化があると、可変容量ダイオード42の容量が変化して、同調(共振)周波数f0が変化するようになる。
図8は、リーダ・ライタとの距離を横軸として、縦軸に受信パワー及び同調周波数f0を示したものである。この図8に示すように、検出される受信パワーがある一定値を超えると、制御電圧が変化して、同調周波数f0シフトありの特性として、ヌル領域を回避する同調周波数f0が設定される。図8には、同調周波数f0シフトなしの特性についても参考までに示してある。
このように同調周波数を変化させることで、端末装置がリーダ・ライタに接近しても、共振周波数f0がヌル領域に近づかないように作用し、ヌル状態となって通信ができない状態が発生することを防止することができる。従って、認証や課金などのための近距離無線通信ができない状態が発生することがなく、端末装置をリーダ・ライタに近づけることで確実な通信が行える。ヌル状態が回避される原理については、既に第1の実施の形態で説明した原理と同様である。本例の場合には、容量を細かく変化させて、より細かく共振周波数を制御することが可能であり、より良好な制御が可能である。
なお、メモリ45として、記憶データの書換え可能なメモリとして構成して、メモリ45に記憶させる受信レベル(受信強度)と、制御電圧との対応値については、本例のICカード機能付き端末装置の製造時、又は出荷時の調整時などに、実際のICカード機能部の共振周波数f0を測定して、その測定された共振周波数f0に基づいて、制御電圧の記憶値を決定して、その値をメモリ45に記憶させるようにしてもよい。このようにメモリ45に記憶させる値を個々に設定することで、リーダ・ライタとの近接時のヌル状態の回避のみならず、ICカード機能部の共振周波数f0の不均一についても補正されて、端末装置に内蔵されたICカード機能部の共振周波数f0を、均一化することもできる。
また、図7に示した例では、リーダ・ライタとの接近を、受信強度から推定(検出)するようにしたが、その他の処理でリーダ・ライタとの距離を推定又は測定して、その推定又は測定された距離に応じて、同調周波数f0をシフトさせるようにしてもよい。
また、図7の例では、同調用コンデンサ12と並列に、周波数シフト用のコンデンサ41と可変容量ダイオード42を接続する構成としたが、同調用コンデンサ12を省略した構成として、コンデンサ41と可変容量ダイオード42だけで、同調周波数f0を設定させる構成としてもよい。
さらに、図7の例では、RFID回路ブロック14と別体の回路で、容量の制御手段である制御部44を構成させるようにしたが、RFID回路ブロック14内の通信制御手段が、同様の制御を行うようにしてもよい。制御手段が発生させる制御電圧についても、メモリの記憶データに基づいて発生させる他に、受信強度などの検出値を変数として、予め設定された演算式の計算を行って、制御電圧値を得るようにしてもよい。
また、ここまで説明した各実施の形態では、携帯電話端末装置に無線ICタグである非接触ICカード機能を内蔵させるようにした例としたが、単体のICカードやICタグとして構成させてもよいことは勿論である。例えば図1の例の場合には、RFID回路ブロック14に接続された構成だけを設けて、無線電話用回路ブロック21側の構成は備えない単体のICカードとして構成させた場合に、同様の同調周波数シフトを行う構成としてもよい。
また、携帯電話端末装置以外の携帯端末装置(例えばPDA:Personal Digital Assistanceなどの携帯用情報処理端末)に、ICカードやICタグを内蔵又は装着させた場合にも適用可能である。
本発明の第1の実施の形態による例を示す構成図である。 本発明の第1の実施の形態による端末をリーダ・ライタに近づけたときの共振周波数の振る舞いの例を示す特性図である。 本発明の第1の実施の形態による距離と受信パワーと同調周波数との関係の例を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態による例を示す構成図である。 本発明の第2の実施の形態によるアンテナの配置例を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態による共振回路としてのイメージ例を示す回路図である。 本発明の第3の実施の形態による例を示す構成図である。 本発明の第3の実施の形態による同調状態の例を示す特性図である。 リーダ・ライタと通信部との同相の場合の通信状態を示す波形図である。 リーダ・ライタと通信部との中途半端な位相差の場合の通信状態を示す波形図である。 リーダ・ライタと通信部との逆相の場合の通信状態を示す波形図である。 リーダ・ライタと通信部との通信が出来ない範囲を示す周波数特性図である。
符号の説明
11…ループアンテナ、12…同調用コンデンサ、13…整流ダイオード、14…RFID回路ブロック、15…レベル検出部、16…半導体スイッチ、17…同調シフト用コンデンサ、18…バリスタ、21…無線電話用回路ブロック、22…アンテナ、23…表示部、24…操作部、31…補助ループアンテナ、41…コンデンサ、42…可変容量ダイオード、43…レベル検出部、44…制御部、45…メモリ

Claims (6)

  1. リーダ・ライタが出力する所定の周波数の搬送波を検出して近距離無線通信を行う無線通信装置において、
    記リーダ・ライタと無線通信を行う第1のアンテナと、
    前記第1のアンテナに接続された同調手段と、
    前記同調手段で同調された信号を処理する通信処理手段と、
    前記第1のアンテナと近接して配置され、前記通信処理手段には接続されていない第2のアンテナと、
    前記第2のアンテナで受信した前記リーダ・ライタが出力する搬送波の検出レベルが閾値を超えた場合に、前記第2のアンテナに同調周波数シフト用コンデンサを接続させて、前記同調手段で同調させる周波数をシフトさせる周波数シフト手段とを備え
    無線通信装置。
  2. 請求項1記載の無線通信装置において、
    前記第1のアンテナと前記第2のアンテナは、それぞれ別の基板上に形成されたループアンテナで構成し、
    それぞれのループアンテナが形成された基板を重ねるように配置した
    無線通信装置。
  3. 請求項1又は2記載の無線通信装置において、
    前記同調周波数シフト用コンデンサを搬送波の検出レベルで接続させる同調周波数シフト動作にヒステリシスを持たせた
    無線通信装置。
  4. リーダ・ライタが出力する所定の周波数の搬送波を検出して近距離無線通信を行う近距離無線通信機能部を備えた携帯端末装置において、
    前記近距離無線通信機能部として、
    前記リーダ・ライタと無線通信を行う第1のアンテナと、
    前記第1のアンテナに接続された同調手段と、
    前記同調手段で同調された信号を処理する通信処理手段と、
    前記第1のアンテナと近接して配置され、前記通信処理手段には接続されていない第2のアンテナと、
    前記第2のアンテナで受信した前記リーダ・ライタが出力する搬送波の検出レベルが閾値を超えた場合に、前記第2のアンテナに同調周波数シフト用コンデンサを接続させて、前記同調手段で同調させる周波数をシフトさせる周波数シフト手段とを備え
    携帯端末装置。
  5. 請求項4記載の携帯端末装置において、
    前記第1のアンテナと前記第2のアンテナは、それぞれ別の基板上に形成されたループアンテナで構成し、
    それぞれのループアンテナが形成された基板を重ねるように配置した
    携帯端末装置。
  6. 請求項4又は5記載の携帯端末装置において、
    前記同調周波数シフト用コンデンサを搬送波の検出レベルで接続させる同調周波数シフト動作にヒステリシスを持たせた
    携帯端末装置。
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