JP2009118071A - 通信装置、通信方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】通信装置(非接触ICカード)では、外部装置(リーダ/ライタ装置)との間の距離に応じて、共振周波数を変化させる。通信装置側で共振周波数を変化させることで、不感帯を避けるようにする。例えば製造された非接触ICカードが、近接距離のあたりで不感帯が生ずるような共振周波数となっていても、距離に応じて不感帯を避けるような共振周波数に変化させることで、近接位置において通信不能な距離を生じさせないようにする。
【選択図】図5
Description
また、非接触ICカードと同等の通信機能を、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)などの機器に内蔵し、これらの機器がICカードと同様に使用できるようにしたものも開発されている。
アンテナ回路90は、コイルL10とコンデンサC10により共振周波数が設定されている。外部のリーダ/ライタ装置から信号を受信する場合は、リーダ/ライタ装置から送出された電波(例えばキャリア周波数13.56MHzの変調信号)をアンテナ回路10で受信し、電圧信号に変換された後、復調系回路92で復調処理が行われる。例えば通信信号はASK(Amplitude Shift Keying)変調信号であり、復調系回路92ではASK復調処理が行われる。
リーダ/ライタ装置としては多数のメーカーが多種多様な機種を提供しているが、例えば非接触ICカードは、それらの多様な機種のそれぞれに対して、通信可能な最低限の距離を確保していなければならない。
この場合、横軸を周波数とし、非接触ICカードの設計上の共振周波数をfcとしている。また縦軸は非接触ICカードとリーダ/ライタ装置の離間距離を示しているが、規格上で最低限クリアする必要のある離間距離をd1とする。
例えば図14(a)の場合、共振周波数fcの非接触ICカードは、機種Aのリーダ/ライタ装置に対して距離d2まで通信可能であったことを示している。また図14(b)では、この非接触ICカードが、機種Bのリーダ/ライタ装置に対して距離d3まで通信可能であったことを示している。
この場合、いずれのリーダ/ライタ装置に対しても、距離d1以上の通信が実現されているため、この非接触ICカードは問題ないものとなる。
この図15(a)(b)は、図14(a)(b)と同様に機種A、Bに対する非接触ICカードの特性であるが、共振周波数がf1〜f2にばらつくことを想定し、それぞれの共振周波数での通信距離を示している。
この場合では、機種A、Bのいずれのリーダ/ライタ装置に対して、共振周波数がf1〜f2の範囲では距離d1での通信は維持できる。
ところが、図中に一点鎖線の間を不感帯として示すが、或る共振周波数において通信が不能となる距離区間が生ずる。図15(a)の場合、例えば共振周波数=f1の非接触ICカードでは、リーダ/ライタ装置との距離が近いところ(密着に近い距離)で不感帯が生じることになる。図15(b)の場合、例えば共振周波数=f2の非接触ICカードでは、リーダ/ライタ装置との距離が遠いところで不感帯が生じる。
なお、この不感帯の距離区間では、非接触ICカードはリーダ/ライタ装置からの信号を受け取り、負荷変調による返信を行っているが、リーダ/ライタ装置側で十分な信号振幅が発生せずに、通信が途切れる状態となる。
不感帯となる距離は、リーダ/ライタ装置のアンテナサイズやアンテナコイルの巻数、出力回路などにより異なるが、特に図15(a)のように近接距離で不感帯が生じることは問題となる。
そこで本発明では、共振周波数のバラツキがあっても、安定した通信ができるようにすることを目的とする。
また上記距離判定部は、上記アンテナ回路部の受信信号電圧を検出し、検出した受信信号電圧により距離判定を行って、上記アンテナ回路部の共振周波数の可変制御を行う。
また上記アンテナ回路部では、上記共振周波数を2段階に変更可能な構成を有し、上記距離判定部は、上記受信信号電圧と所定値との比較結果に応じて、上記アンテナ回路部の共振周波数の可変制御を行う。
また上記距離判定部では、上記比較結果が、ヒステリシス特性をもって得られるように構成されているものとする。
また上記アンテナ回路部では、上記共振周波数を3段階以上もしくは無段階に変更可能な構成を有し、上記距離判定部は、上記受信信号電圧の電圧値に応じて上記アンテナ回路部の共振周波数の可変制御を行う。
またそれにより、生産上で生ずる或る程度の共振周波数のバラツキも許容できることとなり、製造の効率化や歩留まりの向上といった利点も得られる。
また距離検出は、受信信号の電圧検出として行うことで、容易な構成で実現できる。
図1は第1の実施の形態としてのフロントエンド2の構成を示している。即ちリーダ/ライタ装置30との間で通信を行う非接触ICカード1のフロントエンド2の構成である。
このフロントエンド2には、アンテナ回路3、ダイオードD1,D2、ASK復調回路4、クロック生成回路5、クランプ回路6、電圧検出回路7、負荷変調回路8、クランプ回路9を備えている。
この場合、例えばスイッチSW1がオフの状態を通常状態とすると、コイルL1のインダクタンスとコンデンサC1,C2の直列容量による共振周波数が、例えば規定の共振周波数fcを狙って設計されているものとする。但し、生産上のバラツキにより、必ずしも狙いどおりに共振周波数=fcとはならず、先に図15で述べたような或る程度のバラツキが生ずる。スイッチSW1がオフの状態の共振周波数を第1の共振周波数とする。
また、スイッチSW1をオンとすることで、共振周波数が第2の共振周波数に変化する。即ちコイルL1のインダクタンスとコンデンサC1の容量により共振周波数が決定される状態になるため、この場合は共振周波数が下がる方向に変化することとなる。
そしてこの受信信号はASK復調回路4、クロック生成回路5、クランプ回路6、電圧検出回路7に供給される。
クロック生成回路5は、整流された受信信号に含まれるキャリア成分に基づいてクロック信号を再生し、ASK復調回路4に供給する。
クランプ回路6は、例えば図2(b)に示すように、抵抗Rと複数個のダイオードDを直列接続したものであり、整流された受信信号を所定の値で制限し、ASK復調回路4、クロック生成回路5を保護する。
電圧検出回路7は、受信信号の電圧を検出する。この電圧検出は、非接触ICカード1とリーダ/ライタ装置30の距離を判定するために行うものである。また、電圧検出回路7は検出した電圧値に基づいて、制御信号Sfを出力し、アンテナ回路3のスイッチSW1のオン/オフを制御する。電圧検出回路7の構成やスイッチSW1の制御動作については後述する。
非接触ICカード1から外部のリーダ/ライタ装置30へ信号を送る場合は、負荷変調回路8が13.56MHzのキャリア信号をASK変調して情報を伝送する。
負荷変調回路8の変調部は、例えば図2(a)に示すように、抵抗Rとスイッチング用のFETで構成される。負荷変調回路8がダイオードD2を介して信号をアンテナ回路3へ送る場合、FETがオンになると抵抗Rに電流が流れて電流が消費され、負荷が増大するので、搬送される電波の振幅は小さくなる。そのため、FETのオン/オフによりASK変調を行うことができる。このFETは、図示しない制御ロジック回路から、送信信号に基づく変調信号Smが供給されてオン/オフされる。これによって送信信号としての情報送信が行われる。
クランプ回路9は、クランプ回路6と同じく例えば図2(b)に示すように、抵抗Rと複数個のダイオードDを直列接続したものであり、信号振幅制限を行って負荷変調回路8を保護する。
そのため、負荷変調回路8が動作してダイオードD2側がオンになっているとき、ダイオードD1側はオフとなり、負荷変調回路8の信号はASK復調回路4とクロック生成回路5を含む回路系に伝わらない。したがって、ASK復調回路4とクロック生成回路5が負荷変調回路8の信号の干渉を受けることがない。このため負荷変調回路8の変調度を大きくした場合であってもクロック生成回路5で生成されるクロック信号に欠けやヒゲが生じるなどの影響はでないという利点が得られる。
図3は、非接触ICカード1とリーダ/ライタ装置30の距離に応じた受信信号電圧レベルを示している。図のように、受信信号の電圧レベルは、距離が短いと大きく、距離が離れるに従って小さくなる。
例えば或る距離dthより近いか離れているかという状態を検出しようとする場合、図のように距離dthに相当する電圧Vthを閾値電圧Vthとして設定し、受信信号の電圧レベルを閾値電圧Vthと比較すればよい。
図4(a)は、電圧検出回路7をローパスフィルタ71と比較器72で構成する例である。
ローパスフィルタ71により、受信信号としての13.56MHzのキャリア信号に対してエンベロープ検波を行い、その電圧レベルを比較器72で閾値電圧Vthと比較する。そして比較器72の2値の比較結果出力を周波数制御信号Sfとして、アンテナ回路3のスイッチSW1に供給する。
これにより、例えばリーダ/ライタ装置30に対する離間距離が、距離dthより離れていればスイッチSW1をオフ、距離dthより近い場合はスイッチSW1をオンとする制御が可能となる。
図5(a)(b)は、上述した図15(a)(b)と同様に、或る2つの機種A、機種Bとしてのリーダ/ライタ装置30に対する通信距離の特性を示している。
アンテナ回路3は、上記の第1の共振周波数として、図5に示す周波数fcを狙って設計されるものであるが、生産上のバラツキで、f1〜f2の範囲で第1の共振周波数がばらつく。例えば第1の共振周波数=f1となる非接触ICカード1もあれば、第1の共振周波数=f2となる非接触ICカード1もある。
ここで、離間距離が距離dthより近いと、共振周波数は第2の周波数に変化される。例えば第1の共振周波数=f1であれば、第2の共振周波数=f1’となる。また第1の共振周波数=f2であれば、第2の共振周波数=f2’となる。
このように距離dthを境界に、アンテナ回路3の共振周波数が切り換えられるとすると、リーダ/ライタ装置30との通信距離の特性については、図5(a)(b)の太点線で考えればよいことになる。
即ち、仮に製造後の或る非接触ICカード1で、第1の共振周波数=fcとは成らず、第1の共振周波数=f1と成ってしまったとしても、近距離では第2の共振周波数=f1’に切り換えられるため、機種Aのリーダ/ライタ装置30に対して、不感帯を避け、安定した通信を実行できる。また、第1の共振周波数=f2、第2の共振周波数=f2’となる場合であっても、この機種Aのリーダ/ライタ装置30に対しては、その共振周波数f2,f2’のいずれでも、最低限の距離d1以上の通信は可能であるため問題ない。
またこのことは、共振周波数がf1にまでばらついてもよいということを意味する。従って生産上で生ずる或る程度の共振周波数のバラツキも許容できることとなり、製造の効率化や歩留まりの向上が実現される。
図6(a)は、リーダ/ライタ装置30と非接触ICカード1の間で行われる通信のパケット構造を示している。1つのパケットは、プリアンブル、シンクコード、データ、及びCRCで構成される通信情報単位とされる。
リーダ/ライタ装置30と非接触ICカード1の通信はパケット単位で行われる。例えば図6(b)のように、パケットPK1としてリーダ/ライタ装置30から非接触ICカード1への送信が行われ、それに対してパケットPK2として非接触ICカード1からリーダ/ライタ装置30への送信が行われる。
ここで、図6(c)に示すように、パケットの区間とは、図6(a)の各情報に基づいてキャリア信号がASK変調された区間である。
一方、パケットとパケットの間は、キャリア信号のみの無変調区間となる。
そこで、電圧検出回路7は、例えば図示しない制御ロジック回路からの無変調区間のタイミング信号TMを受け、このタイミング信号TMで規定される期間に電圧検出を行うような構成とすることが適切である。
例えば、図4(a)のローパスフィルタ71の出力が、無変調区間で取り込まれ、変調区間ではホールドされて、比較器72に供給されるような構成が考えられる。
第2の実施の形態を図7,図8及び図4(c)を用いて説明する。
図7は第2の実施の形態としての非接触ICカード1のフロントエンド2の構成を示している。
この場合、アンテナ回路3は、コイルL1と可変容量コンデンサCVで構成される。他の各構成は図1と同様であり、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
なお、可変容量コンデンサCVは、アナログ的に容量が無段階変化されるものだけでなく、実際には複数の容量素子とスイッチ素子の組み合わせにより容量を多段階変化できる回路として構成されてもよい。
例えば多段階制御を行う場合の電圧検出回路7の構成例を図4(c)に示す。
電圧検出回路7は、ローパスフィルタ71、A/D変換器74、制御値生成回路75で構成される。
この場合、受信信号(キャリア信号)はローパスフィルタ71で平滑(エンベロープ検波)されてA/D変換器74に入力され、電圧値に応じたデジタル値が得られる。
制御値生成回路75は、A/D変換器74からのデジタル値に応じて、周波数制御信号Sfを生成する。
例えば制御値生成回路75は、A/D変換器74の出力値が、距離dthより近いことを示す値であるか否かを判定し、距離dthより遠いことを示す値の場合は制御値=0とする。また距離dthより近いことを示す値のときは、段階的に制御値=1,2,3・・・を選択する。これを周波数制御信号Sfとして出力する。
アンテナ回路3の可変容量コンデンサCVでは、周波数制御信号Sfとしての制御値に応じて容量可変を行う。これによりリーダ/ライタ装置30との離間距離が距離dthより近い状況では、共振周波数が図8のように多段階に切り換えられることになる。
図8(a)からわかるように、このように共振周波数を多段階に切り換えることによって、共振周波数が設計値よりばらついていても、近距離側での不感帯を避けるようにすることができ、安定した通信を行うことができる。
第3の実施の形態として、共振周波数の切換にヒステリシスを持たすようにした例を説明する。
例えばフロントエンド2の構成は図1と同様とし、アンテナ回路3では共振周波数を第1,第2の共振周波数の2段階に切り換えることができるものとする。
例えば非接触ICカード1がリーダ/ライタ装置30に近づいている場合は、離間距離が距離dth1にまで近づいた時点で、第1の共振周波数(例えばf1)から、第2の共振周波数(例えばf1’)に切り換えられるようにする。
一方、非接触ICカード1がリーダ/ライタ装置30から遠ざかっている場合は、離間距離がdth2(但しdth1<dth2)に達した時点で、第2の共振周波数(例えばf1’)から、第1の共振周波数(例えばf1)に切り換えられるようにする。
例えば電圧検出回路7を、ローパスフィルタ71(或いは図4(b)のピーク検出回路73でもよい)と、ヒステリシスコンパレータとしての比較器76で構成する。
比較器76は、比較基準電圧として、距離dth1に相当する電圧値Vth1と、距離dth2に相当する電圧値Vth2が供給される。そしてローパスフィルタ71から供給される電圧値が、低下している場合は、電圧値が比較基準電圧値Vth1より下がった時点で、アンテナ回路3のスイッチSW1をオンとする比較結果を出力する。
また、ローパスフィルタ71から供給される電圧値が、上昇している場合は、電圧値が比較基準電圧値Vth2より上がった時点で、アンテナ回路3のスイッチSW1をオフとする比較結果を出力する。
例えばこの電圧検出回路7によって、図9(a)(b)のような共振周波数の切換が可能となる。
第4の実施の形態の構成を図10に示す。
この場合、アンテナ回路3が、コイルL1、L2、コンデンサC1、スイッチSW1で構成されている。コイルL2とスイッチSW1は並列接続されている。
他は図1と同様である。電圧検出回路7は図4(a)(b)又は図4(d)のような構成とされればよい。
このような構成でも、離間距離に応じて共振周波数を切り換えることで、上記同様の効果を得ることができる。
第5の実施の形態の構成を図11に示す。
この場合、アンテナ回路3が、コイルL1、L2、コンデンサC1、スイッチSW1で構成されており、コイルL2とスイッチSW1は直列接続されている。
他は図1と同様である。電圧検出回路7は図4(a)(b)又は図4(d)のような構成とされればよい。
このような構成でも、離間距離に応じて共振周波数を切り換えることで、上記同様の効果を得ることができる。
第6の実施の形態の構成を図12に示す。
この場合、アンテナ回路3が、コイルL1、コンデンサC1、C2、スイッチSW1で構成されており、コンデンサC2とスイッチSW1は直列接続されている。
他は図1と同様である。電圧検出回路7は図4(a)(b)又は図4(d)のような構成とされればよい。
このような構成でも、離間距離に応じて共振周波数を切り換えることで、上記同様の効果を得ることができる。
そして実施の形態で説明した通信装置構成は、非接触ICカード1や、非接触ICカード機能を備える機器に広く適用できる。
Claims (7)
- 外部装置との間で非接触通信を行う通信装置であって、
コイルと容量素子により所定の共振周波数が設定されているとともに、上記共振周波数を変化させる構成を有するアンテナ回路部と、
上記アンテナ回路部で受信したキャリア信号の変調信号を復調する復調回路部と、
上記外部装置への情報送信のために、上記アンテナ回路部で受信したキャリア信号に対して負荷変調を行う変調回路部と、
非接触通信実行時の上記外部装置との間の距離を判定し、判定結果に応じて、上記アンテナ回路部の共振周波数の可変制御を行う距離判定部と、
を備えたことを特徴とする通信装置。 - 上記距離判定部は、上記アンテナ回路部の受信信号電圧を検出し、検出した受信信号電圧により距離判定を行って、上記アンテナ回路部の共振周波数の可変制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 上記外部装置との間の通信信号は、上記キャリア信号が変調された変調期間と、上記キャリア信号が変調されていない無変調期間とを有する信号とされており、
上記距離判定部は、上記無変調期間での受信信号電圧を検出し、検出した受信信号電圧により距離判定を行って、上記アンテナ回路部の共振周波数の可変制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。 - 上記アンテナ回路部では、上記共振周波数を2段階に変更可能な構成を有し、
上記距離判定部は、上記受信信号電圧と所定値との比較結果に応じて、上記アンテナ回路部の共振周波数の可変制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。 - 上記距離判定部では、上記比較結果が、ヒステリシス特性をもって得られるように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
- 上記アンテナ回路部では、上記共振周波数を3段階以上もしくは無段階に変更可能な構成を有し、
上記距離判定部は、上記受信信号電圧の電圧値に応じて上記アンテナ回路部の共振周波数の可変制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。 - 外部装置との間で非接触通信を行う通信装置の通信方法として、
コイルと容量素子により所定の共振周波数が設定されているとともに、上記共振周波数を変化させる構成を有するアンテナ回路部で受信したキャリア信号の変調信号を復調する復調ステップと、
上記外部装置への情報送信のために、上記アンテナ回路部で受信したキャリア信号に対して負荷変調を行う変調ステップと、
非接触通信実行時の上記外部装置との間の距離を判定し、判定結果に応じて、上記アンテナ回路部の共振周波数の可変制御を行う共振周波数可変ステップと、
を備えたことを特徴とする通信方法。
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