JP4641430B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、テスト用プラグとテスト用配線が備えられる半導体装置に関する。
半導体装置は、多数の回路素子が形成された基板を有し、所期の動作、機能等を果たすように、各回路素子を結線して構成される。従来の半導体装置について、図14を参照して簡単に説明する。
まず、半導体装置400の製造方法について説明する。
図14に示すように、まず、p型のシリコンの基板402にフォトリソグラフィ技術を用いてヒ素を注入して、n型の半導体領域404を形成する。そして、レジストパターンを除去した後、基板402上に下層層間絶縁膜408を形成する。続いてフォトリソグラフィー技術を用いて下層層間絶縁膜408に開孔部410を形成し、タングステン等の金属を開孔部410に充填してコンタクトプラグ414とする。
次いで、チタン膜、窒化チタン膜等からなるバリアメタル膜418とアルミニウム膜420を形成する。この後、アルミニウム膜420にレジストを塗布し、所定の配線パターンに露光して配線レジストパターンを形成する。この配線レジストパターンをマスクにして、バリアメタル膜418及びアルミニウム膜420をエッチングすることにより、アルミニウム配線424を形成する。このとき、コンタクトプラグ414の上端とアルミニウム配線424の一端とは平面視で重なるよう設定される。
この後、アルミニウム配線に上層層間絶縁膜428を形成し、下層層間絶縁膜408と同様の手順で開孔部430、ビアプラグ432を形成する。そして、ビアプラグ432と接続される金属電極434が上層層間絶縁膜428の上部に形成される。
このようにフォトリソグラフィ技術を用いて製造する際には、図14に示すように、コンタクトプラグ414の上端とアルミニウム配線424の一端に平面視でずれが生じる場合がある。このずれに起因してコンタクトプラグ414とアルミニウム配線424が断線すると、半導体装置400が所期の動作、機能等を果たさなくなる。そこで、断線を検出するべく評価対象のコンタクトプラグ414及びアルミニウム配線424と同様のテスト回路を作成した半導体装置が知られている。このテスト回路の通電状態を調べることにより、製品の不具合を予め検知することができるようになっている。
また、重ね合わせのずれを検出するものとして、隣接する2つの層のずれ量に応じて電気特性が変化する素子を埋設するものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−118901号公報
ところで、平面視でコンタクトプラグ414がアルミニウム配線424からはみ出すと、図15に示すように、エッチング工程にて配線下部のバリアメタル膜418のサイドエッチングが促進され、コンタクトプラグ414とアルミニウム配線424の接触面積が小さくなることが知られている。このようにコンタクトプラグ414とアルミニウム配線424の接触面積が小さくなると、装置の長期信頼性が損なわれる場合がある。
しかしながら、前述のテスト回路では、接触面積が小さくともコンタクトプラグ414とアルミニウム配線424が通電してしまうことから、サイドエッチング量の検出は困難である。
また、特許文献1に記載の半導体装置は、単に隣接する層のずれ量を検出するのみであり、バリアメタルのサイドエッチング量を検出することはできない。
本発明によれば、基板上の絶縁膜に、テスト用プラグが埋設されるとともに、前記テスト用プラグの上端と接続されるようテスト用配線が形成され、前記テスト用プラグと前記テスト用配線の接続状態に関する試験に供される半導体装置であって、前記テスト用プラグが前記テスト用配線から前記基板の平面視にてはみ出すよう構成し、前記テスト用配線と同層の前記テスト用プラグの近傍に、前記テスト用配線と最小配線ピッチの間隔をおいてサイドエッチング促進用配線を形成したことを特徴とする半導体装置が提供される。
この半導体装置においては、テスト用プラグがテスト用配線からはみ出すよう構成されているので、エッチング工程においてテスト用配線の下部のサイドエッチングが促進される。そして、テスト用プラグとテスト用配線の通電状態を調べることにより、テスト用プラグとテスト用配線が電気的に接続されていないならば、テスト用配線の下部が通電が維持できなくなる程にサイドエッチングが進展したことを把握することができる。
また、製造上の許容誤差よりもテスト用プラグをテスト用配線から大きくはみ出させることにより、製品として製造される装置よりも厳しい条件を設定することができる。これにより、この半導体装置でテスト用プラグとテスト用配線の通電が保証されれば、製品のサイドエッチングに対する安全量が比較的大きく確保される。
本発明の半導体装置によれば、サイドエッチングによる配線の欠損状態を的確に把握することができ、実用に際して極めて有利である。また、テスト結果をプラグと配線の設計にフィードバックすることにより、量産時における不良品の割合を低減して製品の歩留まりを向上させるとともに、装置の信頼性を向上させることができる。
図面を参照しつつ、本発明による半導体装置の好適な実施形態について詳細に説明する。以下の実施形態では、テスト用配線の他に、複数のサイドエッチング促進用配線が形成された例について説明する。尚、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、各図において、下層層間絶縁膜及び上層層間絶縁膜については、説明のため、ハッチングを省略して図示することとする。
図1は本発明の一実施形態を示す半導体装置の模式的な平面図であり、図2は図1のA−A断面図である。
図1に示すように、この半導体装置100は、基板102上の絶縁膜(例えば、下層層間絶縁膜108、上層層間絶縁膜128等)に、テスト用プラグ114が埋設されるとともに、テスト用プラグ114の上端と接続されるようテスト用配線124が形成され、テスト用プラグ114とテスト用配線124の接続状態に関する試験に供される。図2に示すように、半導体装置100は、テスト用プラグ114がテスト用配線124から基板102の平面視にてはみ出すよう構成されている。
この多層配線構造をとる半導体装置100の製造方法について、図3〜図10を参照して説明する。図3は半導体領域が形成された状態の基板の平面図、図4は図3のB−B断面図である。
図3に示すように、まず、p型のシリコンの基板102にフォトリソグラフィ技術を用いてヒ素を注入して、ともにn型の第1半導体領域104及び第2半導体領域106を形成する。図4に示すように、これらの半導体領域104,106は離隔した位置に形成される。そして、レジストパターンを除去した後、基板102上に下層層間絶縁膜108を形成する。
図5は下層層間絶縁膜にテスト用プラグ及びテスト補助プラグが埋設された状態の基板の平面図、図6は図5のC−C断面図である。
下層層間絶縁膜108の形成に続いて、図5に示すように、フォトリソグラフィー技術を用いて下層層間絶縁膜108に開孔部110,112を形成し、タングステン等の金属を開孔部110,112に充填してテスト用プラグ114及びテスト補助プラグ116とする。図6に示すように、テスト用プラグ114は、下端が第1半導体領域104に接続され、離隔して2箇所に形成される。本実施形態においては、各テスト用プラグ114は、平面視で1辺が0.22μmの正方形を呈する。
また、図5に示すように、テスト補助プラグ116は、下端が第2半導体領域106に接続され、複数箇所に形成される。各テスト補助プラグ116もまた、平面視で1辺が0.22μmの正方形を呈する。本実施形態においては、テスト補助プラグ116は、テスト用配線124に隣接する2つの直線状のサイドエッチング促進用配線126ごとに5つずつ長手方向に所定の設定間隔で設けられる。本実施形態においては、直列に並ぶ各テスト補助プラグ116の設定間隔は、最小プラグピッチの0.24μmである。
図7は下層層間絶縁膜上にバリアメタル膜及びアルミニウム膜が形成され所定のレジストパターンが施された状態の基板の平面図、図8は図7のD−D断面図である。
各プラグ114,116の形成に続いて、図8に示すように、下層層間絶縁膜108の上側に、チタン膜及び窒化チタン膜からなるバリアメタル膜118とアルミニウム膜120をこの順で形成する。この後、図7に示すように、アルミニウム膜120の上面にレジスト122を塗布し、所定の配線パターンに露光して配線レジストパターンを形成する。
図7に示すように、この配線レジストパターンは、離隔した各テスト用プラグ114を端部とした2つのテスト用配線124に対応するよう形成される。具体的には、各テスト用配線124のレジストパターンは、各テスト用プラグ114から互いに離隔する方向へ直線状に延びるよう形成される。また、各テスト用配線124のレジストパターンは幅が0.22μmである。ここで、一方のテスト用配線124のレジストパターンは、端部がテスト用プラグ114と上面視にて一致するよう形成される。また、他方のテスト用配線124のレジストパターンは、端部がテスト用プラグ114に対して、配線の長手方向に0.04μm、幅方向に0.04μmだけずらして形成される。これにより、図7に示すように、平面視でテスト用プラグ114が、テスト用配線124から長手方向及び幅方向にはみ出すようになっている。
各テスト用プラグ114と各テスト用配線124は、評価対象のプラグ及び配線を所定のテスト寸法だけ基板102の平面視にて相対的にずらした形状となっている。すなわち、本実施形態においては、所定のテスト寸法は、配線の長手方向については0.04μmであり、幅方向については0.04μmである。また、特に図示していないが、評価対象のプラグ及び配線が同一の基板102の同層に形成されている。
また、図7に示すように、この配線レジストパターンは、他方のテスト用配線124の近傍に形成されたサイドエッチング促進用配線126に対応するよう形成される。このサイドエッチング促進用配線126の配線レジストパターンは、テスト用配線124の配線レジストパターンと所定の間隔をおいて平行に形成される。各サイドエッチング促進用配線126のレジストパターンも幅が0.22μmである。また。サイドエッチング促進用配線126のレジストパターンは、テスト用配線124の幅方向一方に並んで2つ、幅方向他方に並んで2つ形成され、計5つの配線が平行に並んだ状態となっている。図7に示すように、他方のテスト用配線124の端部よりも、各サイドエッチング促進用配線126の端部が長手方向に突出するよう形成される。また、テスト用配線124及び各サイドエッチング促進用配線126のレジストパターンは、最小配線ピッチで形成されている。本実施形態においては、最小配線ピッチは0.24μmである。
図8に示すように、テスト用配線124と隣接する2つのサイドエッチング促進用配線126のレジストパターンは、各テスト補助プラグ116の上方に形成される。これらのサイドエッチング促進用配線126のレジストパターンは、図7に示すように、各テスト補助プラグ116に対して幅方向にずらして形成される。一方のサイドエッチング促進用配線126においては、各テスト補助プラグ116がテスト用配線124と反対側に0.04μmはみ出し、他方のサイドエッチング促進用配線126においては、各テスト補助プラグ116がテスト用配線124側に0.04μmはみ出している。
図9はバリアメタル膜及びアルミニウム膜がエッチングされた状態の基板の平面図、図10は図9のE−E断面図である。
このように形成された配線レジストパターンをマスクにして、バリアメタル膜118及びアルミニウム膜120をエッチングすることにより、図9に示すように、各テスト用配線124及び各サイドエッチング促進用配線126を形成する。このエッチングは、塩素ガスを用いたプラズマドライエッチングにより行われる。この半導体装置100では、配線に関する許容誤差は0.02μmであり、各テスト用配線124及び各サイドエッチング促進用配線126は設計上の形成位置から幅方向及び長手方向に0.02μmまでずれることがあり得る。
ここで、他方のテスト用配線124では、テスト用プラグ114がテスト用配線124からはみ出していることから、図10に示すように、バリアメタル膜118のサイドエッチングが生じやすい状態となっている。また、本実施形態においては、テスト用配線124に隣接してサイドエッチング促進用配線126が形成されていることからもサイドエッチングが促進される。図10には、バリアメタル膜118にサイドエッチングが生じてテスト用プラグ114とテスト用配線124の接触面積が小さくなった状態を図示している。
また、各テスト補助プラグ116と接続されるサイドエッチング促進用配線126においても、各テスト補助プラグ116がサイドエッチング用配線110からはみ出していることから、バリアメタル膜118のサイドエッチングが生じやすい状態となっている。さらに、各テスト補助プラグ116と接続されるサイドエッチング促進用配線126は、テスト用配線124及び他のサイドエッチング促進用配線126に隣接していることからもサイドエッチングが促進される。
この後、上層層間絶縁膜128を形成し、下層層間絶縁膜108と同様の手順で開孔部130、ビアプラグ132を形成する。図2に示すように、2つのビアプラグ132が各テスト用配線124に接続される。そして、ビアプラグ132と接続される金属電極134が上層層間絶縁膜128の上部に形成され、図1に示す半導体装置100となる。
以上のように構成された半導体装置100は、各金属電極134を介して通電を行うことにより、テスト用プラグ114とテスト用配線124の電気的な接続状態に関する試験が行われる。このとき、試験者は、テスト用プラグ114とテスト用配線124が電気的に接続されていないならば、通電が維持できなくなる程にテスト用配線124の下部のサイドエッチングが進展したことを把握することができる。
また、製造上の許容誤差よりもテスト用プラグ114をテスト用配線124から大きくはみ出させることにより、製品として製造される装置よりも厳しい条件を設定することができる。これにより、この半導体装置100でテスト用プラグ114とテスト用配線124の通電が保証されれば、製品のサイドエッチングに対する安全量が比較的大きく確保される。
このように、本実施形態の半導体装置100によれば、サイドエッチングによるテスト用配線124の欠損状態を的確に把握することができ、実用に際して極めて有利である。また、テスト結果をプラグと配線の設計にフィードバックすることにより、量産時における不良品の割合を低減して製品の歩留まりを向上させるとともに、装置の信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態の半導体装置100は、テスト用プラグ114及びテスト用配線124が、評価対象のプラグ及び配線を相対的にずらした形状であるので、フォトリソグラフィ技術を用いた際のプラグと配線のずれにより、評価対象のプラグ及び配線においてサイドエッチングがどのように進展するかを確認することができる。
さらに、評価対象のプラグ及び配線が同一の基板102の同層に形成されているので、評価対象のプラグ及び配線と同条件でテスト用プラグ114及びテスト用配線124が形成されており、テスト用プラグ114及びテスト用配線124の試験結果により評価対象のプラグ及び配線をより的確に評価することができる。
例えば、テスト用プラグ114とテスト用配線124のテスト結果が良好であれば、評価対象のプラグ及び配線の信頼性を担保することができるので、評価対象のプラグ及び配線を有する半導体装置を製品としてそのまま出荷しても支障はない。また、例えば、テスト用プラグ114とテスト用配線124の試験結果が不良であれば、評価対象のプラグ及び配線の信頼性が確保されていないとして、評価対象のプラグ及び配線を有する半導体装置を不良品と判別することができる。
また、本実施形態の半導体装置100によれば、テスト用配線124と最小配線ピッチの間隔をおいてサイドエッチング促進用配線126を形成したので、テスト用配線124のサイドエッチングが促進されやすく、サイドエッチングに関して厳しい状態で試験を行うことができる。
また、本実施形態の半導体装置100によれば、各テスト補助プラグ116をサイドエッチング促進用配線126から平面視にてはみ出すよう構成したので、サイドエッチング促進用配線126の下部においてもサイドエッチングが促進される。これにより、サイドエッチング促進用配線126においても、サイドエッチングの進行度合い等を確認することができる。すなわち、テスト用プラグ114及びテスト用配線124によりプラグ及び配線の評価を行いつつ、例えば、サイドエッチングによる形状確認を行うことができ便利である。
尚、前記実施形態においては、テスト用配線124に隣接する2つのサイドエッチング促進用配線126にテスト補助プラグ116を形成したものを示したが、図11及び図12に示すように、隣接していないサイドエッチング促進用配線126にテスト補助プラグ116を形成してもよい。
また、同形状のテスト補助プラグ116を等間隔で並べ、互いに接続される複数組のテスト補助プラグ116及びサイドエッチング促進用配線126の接続状態が同じものを示したが、テスト補助プラグ116及びサイドエッチング促進用配線126の組のうち、少なくとも2組で互いの接続状態が異なるよう構成してもよい。例えば、図11に示すようにテスト補助プラグ116の平面視の大きさを変更したり、図12に示すようにテスト補助プラグ116同士の設定間隔を変えたりして、テスト補助プラグ116とサイドエッチング促進用配線126の接触状態が互いに異なるよう構成するとよい。このように接触状態が異なるよう構成することにより、一度に複数の条件の接触状態におけるサイドエッチングの進行状態を認識することができる。
図11にはテスト補助プラグの横断面積を3種類設定したものを示す。各種類のテスト補助プラグ116はそれぞれ幅方向に0.22μmで形成され、長手方向にはそれぞれ0.18μm、0.22μm及び0.5μmで形成される。また、長手方向が1.0μmのテスト補助プラグ116を設定してもよい。この半導体装置200では、1つのサイドエッチング促進用配線126について、1種類のテスト補助プラグ116が最小プラグピッチで複数並設されている。図11においても、各テスト補助プラグ116とサイドエッチング促進用配線110のずれ量は幅方向に0.04μmであり、最小プラグピッチは0.24μmである。
また、例えば、テスト補助プラグ116の幅方向寸法を0.18μm、0.5μm、1.0μm等に変化させてもよいし、幅方向のずれ量を0.04μmより大きくしてもよく、テスト補助プラグ116の寸法、形状、ずれ量等は任意に設定可能である。すなわち、接続状態が異なるテスト補助プラグ116及びサイドエッチング促進用配線126の組は、互いにテスト補助プラグ116の平面視の大きさが異なればよい。
図12にはテスト補助プラグ116同士の間隔を3種類設定したものを示す。テスト補助プラグ116の形状は前記実施形態のテスト補助プラグ116と同形状であり、3種類の間隔は、それぞれ0.24μm、0.48μm、1.0μmとなっている。この半導体装置300では、3つのサイドエッチング促進用配線126にテスト補助プラグ116が形成され、1つのサイドエッチング促進用配線126について等間隔でテスト補助プラグ116が複数並設されている。図12においても、テスト補助プラグ116とサイドエッチング促進用配線126のずれ量は幅方向に0.04μmである。
また、この場合も、例えば、テスト補助プラグ116の幅方向寸法を0.18μm、0.5μm、1.0μm等に変化させてもよいし、幅方向のずれ量を0.04μmより大きくしてもよく、テスト補助プラグ116の寸法、形状、ずれ量等は任意に設定可能である。すなわち、接続状態が異なるテスト補助プラグ116及びサイドエッチング促進用配線126の組は、それぞれテスト補助プラグ116が他のテスト補助プラグ116と設定間隔をおいて設けられたものであり、互いに前記設定間隔が異なればよい。
また、前記実施形態においては、テスト用プラグ114及びテスト用配線124が一組であるものを示したが、複数組のテスト用プラグ114及びテスト用配線124を備え、各組ごとにテスト用プラグ114とテスト用配線126の接触状態を異なるようにしてもよい。この場合、各組のテスト用プラグ114とテスト用配線126で通電の有無を検出することにより、バリアメタル膜118のサイドエッチング量を把握することができる。
このとき、接続状態が異なるテスト用プラグ114及びテスト用配線124の組は、それぞれテスト用プラグ114及びテスト用配線124が同形状であり、互いにテスト用プラグ114とテスト用配線124の相対位置が異なるようにするとよい。例えば、テスト用プラグ114とテスト用配線124の幅方向及び長手方向のずれ量を、前記実施形態のような0.04μmのもの(図13(b)参照)に加え、0μmのもの(図13(a)参照)、0.1μmのもの(図13(c)参照)、0.16μmのもの(図13(d)参照)、0.22μmのもの(図13(e)参照)を形成する。そして、各組のテスト用プラグ114とテスト用配線124で通電状態を調べ、0.1μmのずれ量で通電し、0.16μmのずれ量で通電しないとする。この場合、0.1μmのずれ量ではテスト用プラグ114とテスト用配線124の接触部分は幅方向及び長手方向に0.12μmであり、0.16μmのずれ量ではテスト用プラグ114とテスト用配線124の接触部分は幅方向及び長手方向に0.06μmであることから、一方向についてのサイドエッチング量は0.06μm〜0.12μmであることが判明する。
図13にはテスト用プラグ114とテスト用配線124のずれ量を変えることにより接触状態を変えたものを示したが、例えばバリアメタル膜118の厚さを変えても接触状態を変えることができる。
また、接触状態の異なる組み合わせのテスト用プラグ114とテスト用配線124が同一の基板102に形成されていなくとも、異なる接触状態のテスト用プラグ114とテスト用配線124の通電状態を調べることにより、サイドエッチング量を把握することは可能である。
また、前記実施形態においては、テスト用配線114とサイドエッチング促進用配線126を最小配線ピッチで平行に形成したものを示したが、評価対象のプラグ及び配線の周囲の状況を再現する場合などは、評価対象部位と同様のピッチで配線を形成してもよいし、各配線を平行としなくてもよい。また、テスト用配線114及びサイドエッチング促進用配線126の幅等も任意であるし、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明の一実施形態を示す半導体装置の模式的な平面図である。 図1のA−A断面図である。 半導体領域が形成された状態の基板の平面図である。 図3のB−B断面図である。 下層層間絶縁膜にテスト用プラグ及びテスト補助プラグが埋設された状態の基板の平面図である。 図5のC−C断面図である。 下層層間絶縁膜上にバリアメタル膜及びアルミニウム膜が形成され所定のレジストパターンが施された状態の基板の平面図である。 図7のD−D断面図である。 バリアメタル膜及びアルミニウム膜がエッチングされた状態の基板の平面図である。 図9のE−E断面図である。 変形例を示すバリアメタル膜及びアルミニウム膜がエッチングされた状態の基板の平面図である。 変形例を示すバリアメタル膜及びアルミニウム膜がエッチングされた状態の基板の平面図である。 変形例を示すテスト用プラグとテスト用配線の平面説明図であって、(a)はずれ量が0μmのものを示し、(b)はずれ量が0.04μmのものを示し、(c)はずれ量が0.1μmのものを示し、(d)はずれ量が0.16μmのものを示し、(e)はずれ量が0.22μmのものを示す。 従来の半導体装置の模式的な断面図である。 従来の半導体装置の模式的な断面図である。
符号の説明
100 半導体装置
102 基板
104 第1半導体領域
106 第2半導体領域
108 下層層間絶縁膜
110 開孔部
112 開孔部
114 テスト用プラグ
116 テスト補助プラグ
118 バリアメタル膜
120 アルミニウム膜
122 レジスト
124 テスト用配線
126 サイドエッチング促進用配線
128 上層層間絶縁膜
130 開孔部
132 ビアプラグ
134 金属電極
200 半導体装置
300 半導体装置

Claims (9)

  1. 基板上の絶縁膜に、テスト用プラグが埋設されるとともに、前記テスト用プラグの上端と接続されるようテスト用配線が形成され、
    前記テスト用プラグと前記テスト用配線の接続状態に関する試験に供される半導体装置であって、
    前記テスト用プラグが前記テスト用配線から前記基板の平面視にてはみ出すよう構成し
    前記テスト用配線と同層の前記テスト用プラグの近傍に、前記テスト用配線と最小配線ピッチの間隔をおいてサイドエッチング促進用配線を形成したことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記テスト用プラグと前記テスト用配線は、評価対象のプラグ及び配線を所定のテスト寸法だけ前記基板の平面視にて相対的にずらした形状であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 多層配線構造をとり、
    前記テスト用プラグと前記テスト用配線は、評価対象のプラグ及び配線と同一の基板の同層に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記サイドエッチング促進用配線に上端が接続されるテスト補助プラグを備え、
    前記テスト補助プラグを前記サイドエッチング促進用配線から前記基板の平面視にてはみ出すよう構成したことを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  5. 互いに接続される前記テスト補助プラグ及び前記サイドエッチング促進用配線を複数組備え、
    前記テスト補助プラグ及び前記サイドエッチング促進用配線の組のうち、少なくとも2組で互いの接続状態が異なるよう構成したことを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  6. 接続状態が異なる前記テスト補助プラグ及び前記サイドエッチング促進用配線の組は、互いに前記テスト補助プラグの平面視の大きさが異なることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  7. 接続状態が異なる前記テスト補助プラグ及び前記サイドエッチング促進用配線の組は、それぞれ該テスト補助プラグが他の前記テスト補助プラグと設定間隔をおいて設けられたものであり、互いに前記設定間隔が異なることを特徴とする請求項またはに記載の半導体装置。
  8. 互いに接続される前記テスト用プラグ及び前記テスト用配線を複数組備え、
    前記テスト用プラグ及び前記テスト用配線を組ごとに接続状態が異なるよう構成したことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の半導体装置。
  9. 接続状態が異なる前記テスト用プラグ及び前記テスト用配線の組は、それぞれ前記テスト用プラグ及び前記テスト用配線が同形状であり、互いに前記テスト用プラグと前記テスト用配線の相対位置が異なることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
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