JP5230061B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は半導体装置及びその製造方法に関し、特に半導体装置全体におけるコンタクト(ヴィア)抵抗の特性を改善する半導体装置及びその製造方法に関する。
図4を参照して、従来技術の半導体装置につき説明する。図4(A)は、従来の半導体装置(半導体チップ)の一部領域を上面側から見た平面的な部分模式図である。図4(B)は、図4(A)中のI−I’一点鎖線で切断した切り口を示す模式的な図である。
図4(A)及び(B)に示すように、従来の半導体装置100は、半導体基板112を含んでいる。
この半導体基板112は、第1の面112a及び当該第1の面112aと対向する第2の面112bを有している。第1の面112a側には、トランジスタ等の素子113が作り込まれている。第1の面112a上には、素子113を覆っている第1絶縁膜114が設けられている。
第1絶縁膜114には、この第1絶縁膜114を貫通して素子113に至るコンタクトホール116が設けられている。このコンタクトホール116は、導電性材料により埋め込まれて、埋込みコンタクト116aとされている。
この埋込みコンタクト116aの頂面116aaには、第1配線部122が電気的に接続されている。第1配線部122は、第1絶縁膜114の表面114a上に延在している。この第1配線部122の配線長は比較的長い長さとされていて、この例では1mm〜5mmの範囲である。
第2絶縁膜130は、第1絶縁膜114の表面114a及び第1配線部122を覆って設けられている。
第2絶縁膜130には、この第2絶縁膜130を貫通して第1配線部122の一部分を露出させるヴィアホール132が設けられている。このヴィアホール132は、導電性材料により埋め込まれて埋込みヴィア132aとされている。
ここで、半導体装置100の表面積に対するコンタクトホール116及びヴィアホール132の開口面積の割合は2%以下である。また、ヴィアホール132は、半導体装置100全体で1個又は2個程度しか設けられていない。
第2配線部142は、第2絶縁膜130の表面130a上に延在している。第2配線部142は、埋込みヴィア132aの頂面132aaに電気的に接続されている。
上述した構成を具える従来の半導体装置100における埋込みコンタクト116a及び埋込みヴィア132aの累積抵抗分布を図5を参照して説明する。
図5は、上述した従来の構成を有する半導体装置の累積抵抗分布を説明するためのグラフである。なお、配線長は1mmである。縦軸は累積抵抗分布(%)を示し、横軸は埋込みコンタクト又は埋込みヴィアの抵抗値(Ω)を示している。グラフ(a)は対照データであり、埋込みコンタクトにより接地されない場合の測定値を示し、グラフ(b)は埋込みコンタクトが設けられていて、これにより接地されている場合の測定値を示している。
グラフ(a)より明らかなように、接地されたコンタクトを有しない場合には、抵抗値は10Ω程度であり、半導体装置の面内における抵抗分布にはばらつきが見られない。
グラフ(b)より明らかなように、上述した構成を有する従来の半導体装置は50%程度が50Ωという高い抵抗値を有し、かつ面内における抵抗分布にばらつきがあることがわかる。
下記に示す特許文献1には、複数の抵抗素子が並設される分圧回路を形成するに際し、両端に位置する所定の抵抗素子の外側に、さらなる抵抗素子のダミーパターンを配置して、全体としてパターンの疎密度を均一にすることにより製造ばらつきを回避する構成が開示されている。
また、特許文献2には、コンタクト孔(コンタクトホール)をタングステン(W)により埋め込んだ後に行われるいわゆるエッチバック工程において、コンタクトホールの面内分布密度の違いによってエッチング速度がばらついてしまうことに起因するコンタクト不良の発生を防止することを目的として、所定のコンタクトホールの近傍位置でかつ配線が接続されない位置にダミーのコンタクトホールを開口し、所定のコンタクトホール及びダミーのコンタクトホールの両方を導電性材料により埋め込んでエッチバック工程を行う半導体装置の製造方法が開示されている。
特開2000−208703号公報 特開平06−085080号公報
上述した構成を有する従来の埋込みコンタクト及び埋込みヴィアを有する半導体装置では、埋込みコンタクト及び埋込みヴィアの高抵抗化が回路動作において電圧降下、配線遅延等を引き起こし、装置の電気的特性を悪化させてしまうという問題がある。
従って、半導体装置のコンタクト(ヴィア)抵抗分布を均一にして回路動作を安定にすることができる構成を有する半導体装置を提供するための技術が嘱望されている。
この発明は、上記課題に鑑みてなされたものである。上述した課題を解決するにあたり、この発明の半導体装置は、以下のような構成を含んでいる。
すなわち、半導体装置は半導体基板を具えている。半導体基板は第1の面及びこの第1の面と対向する第2の面を有している。また、半導体基板は第1の面にチップ領域及びこのチップ領域内に存在する複数の配線部形成領域を有している。
第1絶縁膜はチップ領域内に作り込まれた素子を覆って、半導体基板の第1の面上に設けられている。
第1絶縁膜の配線部形成領域内には第1絶縁膜を貫通して素子に至る1個又は2個以上のコンタクトホールが設けられている。埋込みコンタクトはこのコンタクトホールを埋め込んで設けられている。
複数のダミーコンタクトホールは配線部形成領域外に配線部形成領域を囲んで配置されている。ダミー埋込みコンタクトは、ダミーコンタクトホールを埋め込んで、素子とは非接続として第1絶縁膜を貫通して第1の面に至って設けられている。
第1配線層は複数の第1配線部及びダミー第1配線部を含んでいる。第1配線部は第1端部が埋込みコンタクトに電気的に接続されており、第2端部が第1絶縁膜の表面上に存在して延在している。ダミー第1配線部はダミー埋込みコンタクトに接続されている。
第2絶縁膜は第1絶縁膜の表面及び第1配線層上を覆っている。
ヴィアホールは第2絶縁膜を貫通して第1配線部の第2端部を露出させて設けられている。また、ヴィアホールは1個又は2個設けられている。埋込みヴィアはこのヴィアホールを埋め込んでいる。
複数のダミーヴィアホールは複数のダミー第1配線部の一部分を露出させて設けられている。ダミー埋込みヴィアはダミーヴィアホールを埋め込んで設けられている。
第2配線層は第2配線部及びダミー第2配線部を含んでいる。第2配線部は埋込みヴィアに電気的に接続されていて、第2絶縁膜の表面上に延在している。ダミー第2配線部はダミー埋込みヴィアに接続されている。
チップ領域の表面積に対するコンタクトホール及びヴィアホールの開口面積の比率は、最大でも2%である。
また、この発明の半導体装置の製造方法によれば、下記のような工程を含んでいる。
すなわち、第1の面及び該第1の面と対向する第2の面を有する半導体基板を準備する。
第1の面にチップ領域及び該チップ領域内に存在する複数の配線部形成領域を設定する。
半導体基板の第1の面側から素子を作り込む。
第1の面上に素子を覆う第1絶縁膜を形成する。
第1絶縁膜の配線部形成領域内に、第1絶縁膜を貫通して素子に至る1個又は2個以上のコンタクトホール、及び配線部形成領域外に該配線部形成領域を囲んで配置され、素子とは非接続として第1絶縁膜を貫通して第1の面に至る複数のダミーコンタクトホールを形成する。
コンタクトホールを埋め込む埋込みコンタクト及びダミーコンタクトホールを埋め込むダミー埋込みコンタクトを形成する。
第1端部が埋込みコンタクトに電気的に接続され、第2端部が第1絶縁膜の表面上に存在して延在する複数の第1配線部及びダミー埋込みコンタクトに接続されるダミー第1配線部を含む第1配線層を形成する。
第1絶縁膜の表面及び第1配線層上を覆う第2絶縁膜を形成する。
第2絶縁膜を貫通して第1配線部の第2端部を露出させる1個又は2個のヴィアホール、及び複数のダミー第1配線部の一部分を露出させる複数のダミーヴィアホールを形成する。
前記ヴィアホールを埋め込む埋込みヴィア及びダミーヴィアホールを埋め込むダミー埋込みヴィアを形成する。
埋込みヴィアに電気的に接続され、第2絶縁膜の表面上に延在する第2配線部、及びダミー埋込みヴィアに接続されるダミー第2配線部を含む第2配線層を形成する。
この発明の半導体装置によれば、電気的には非機能であるダミーの埋込みヴィア及び配線部を形成するので、コンタクト(ヴィア)抵抗分布を均一にして回路動作を安定にすることができる。
また、この発明の半導体装置の製造方法によれば、特に工程増なく所定の領域にダミーの埋込みヴィア及びダミーの配線部を設けることができる。従って、上述した構成を有する半導体装置を効率よく低コストで製造することができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態につき説明する。なお、図面には、この発明が理解できる程度に各構成成分の形状、大きさ及び配置関係が概略的に示されているに過ぎず、従って、この発明は特に図示例にのみ限定されるものではない。
また、以下の説明において、特定の材料、条件及び数値条件等を用いることがあるが、これらは好適例の1つに過ぎず、従って、この発明は何らこれら好適例に限定されるものではない。
さらに、以下の説明に用いる各図において、同様の構成成分については、同一の符号を付して示し、その重複する説明を省略する場合もあることを理解されたい。
(半導体装置の構成)
まず、図1を参照して、この発明の半導体装置の構成例につき説明する。
図1(A)はこの発明の半導体装置(半導体チップ)の一部領域を上面側から見た平面的な部分模式図である。図1(B)は図1(A)中のI−I’一点鎖線で切断した切り口を示す模式的な図である。
半導体装置10は、例えばシリコン基板である半導体基板12に作り込まれたトランジスタ等の多数の素子13を有している。
半導体基板12は第1の面12a及びこの第1の面12aと対向する第2の面12bを有している。半導体基板12には第1の面12aにチップ領域1及びこのチップ領域1内に存在する複数の配線部形成領域12cが設けられている。チップ領域1は素子13等の半導体装置10の本質的な機能部を具える領域である。配線部形成領域12cは、後述する配線部が形成される領域である。
第1絶縁膜14はチップ領域1内に作り込まれた素子13を覆って、半導体基板12の第1の面12a上に設けられている。
第1絶縁膜14は、従来公知の絶縁膜、例えばシリコン酸化膜とすればよい。
第1絶縁膜14の配線部形成領域12c内には第1絶縁膜14を貫通して素子13に至る1個又は2個以上のコンタクトホール16が設けられている。埋込みコンタクト16aはこのコンタクトホール16を埋め込んで設けられている。
複数のダミーコンタクトホール18は配線部形成領域12c外に配線部形成領域12cを囲んで配置されている。ダミー埋込みコンタクト18aは、ダミーコンタクトホール18を埋め込んで、素子13とは非接続として第1絶縁膜14を貫通して第1の面12aに至って設けられている。
埋込みコンタクト16a及びダミー埋込みコンタクト18aは、導電性の材料、例えばタングステン(W)等を材料とするのがよい。また、コンタクトホール16及びダミーコンタクトホール18内には、チタン(Ti)、窒化チタン(TiN)等を材料とするバリアメタル膜といった図示しない任意好適な構成を適宜設けることができる。
第1配線層20は、第1絶縁膜14の表面14a上に延在して設けられている。第1配線層20は複数の第1配線部22及びダミー第1配線部24を含んでいる。
第1配線層20は従来公知の構成とすることができる。すなわち、アルミニウム(Al)、銅(Cu)等を材料とする配線とすることができる。また、第1配線層20は、上下層としてチタン、窒化チタン等の他の層を含む複数層からなる配線により形成することもできる。
長短異なる配線長の複数の配線のうち、第1配線部22の配線長、すなわち、第1端部22aの端縁から第2端部22bの端縁までの長さは、比較的長い長さとされていて、具体的にはこの例では1mm〜5mmの範囲である。
第1配線部22は第1端部22aが埋込みコンタクト16aに電気的に接続されていて、第2端部22bが第1絶縁膜14の表面14a上に存在して延在している。
ダミー第1配線部24は、ダミー埋込みコンタクト18aの直上に位置して接続されている。ダミー第1配線部24の配線幅及び配線長は、この発明の目的を損なわない範囲で任意好適なものとすることができる。この配線幅及び配線長は、好ましくは第1配線層20の製造ルールに準じた配線幅としてダミー埋込みコンタクト18aの頂面18aaを覆う長さとすればよい。
第2絶縁膜30は、第1配線層20、すなわち第1配線部22及びダミー第1配線部24上及び第1配線層20から露出する第1絶縁膜14の表面14aを覆って設けられている。第2絶縁膜30は、多層配線構造を形成する際に用いられる従来公知の材料を用いて、例えばシリコン酸化膜として設けることができる。
ヴィアホール32は、第2絶縁膜30を貫通して第1配線部22の第2端部22bを露出させて設けられている。
埋込みヴィア32aはこのヴィアホール32を埋め込んでいる。すなわち、埋込みヴィア32aは第1配線部22に電気的に接続されている。
複数のダミーヴィアホール34は、複数のダミー第1配線部24の一部分を露出させて設けられている。ダミー埋込みヴィア34aはダミーヴィアホール34を埋め込んで設けられている。すなわち、ダミー埋込みヴィア34aは、ダミー第1配線部24に接続されている。これら、埋込みヴィア32a及びダミー埋込みヴィア34aは上述した埋込みコンタクト16a及びダミー埋込みコンタクト18aと同様の構成とすることができる。
第2配線層40は、第2配線部42及びダミー第2配線部44を含んでいる。第2配線部42は埋込みヴィア32aの頂面32aa上に至って埋込みヴィア32aと電気的に接続されている。ダミー第2配線部44はダミー埋込みヴィア34aの頂面34aa上に至ってダミー埋込みヴィア34aと接続されている。第2配線部42及びダミー第2配線部44は、第2絶縁膜30の表面30a上に延在している。
第2配線層40は、第1配線層20と同様の構成とすることができる。
以下の説明において、既に説明した構成を有するダミー埋込みコンタクト18a、ダミー第1配線部24、ダミー埋込みヴィア34a及びダミー第2配線部44を総じてダミー構造体50とも称する。
図1(A)に示すように、複数のダミー構造体50は、配線部形成領域12c及び配線部形成領域12c内に設けられている第1配線部22及び第2配線部42、並びに第1配線部22に接続されている素子13を囲んでこれらのいずれにも非接触として設けられている。
これら複数のダミー構造体50は、好ましくは半導体装置10の全面(半導体基板12の第1の面12a側全面)に設けるのがよい。このようにすれば、コンタクト(ヴィア)抵抗のばらつき防止効果をより有効なものにできる。
これら複数のダミー構造体50は、上述した第1配線部22の配線長にかかわらず、所定の半導体装置10の第1の面12a側の面を複数の部分領域に区画する区画領域毎に設けてもよい。この区画領域は、チップ領域1を設定する際に、チップ領域1をマトリクス状に等面積に区画する複数の区画領域を設定しておくのがよい。
ダミー構造体50を形成するべき区画領域は、好ましくは区画領域の表面積に対するコンタクトホール16及びヴィアホール32の開口面積の比率が2%未満である区画領域とする。
区画領域の1区画あたりの面積は半導体装置の設計に応じた任意好適なものとできるが、区画領域を100μm角、すなわちその面積を、好ましくは0.01mm2程度に設定するのがよい。
この例では、複数のダミー構造体50は、マトリクス状に、配線部形成領域12c及び配線部形成領域12c内に設けられている第1配線部22及び第2配線部42、並びに第1配線部22に接続されている素子13を避けるように配置されている。すなわち、前後左右方向に位置する複数の異なるダミー構造体50同士は、互いに等間隔に位置するよう設けられている。
複数のダミー構造体50同士の間隔(離間距離)は、この発明の目的を損なわない範囲で任意好適なものとすることができるが、好ましくはできる限りこの間隔を小さくするのがよい。具体的には、所定の半導体装置における製造プロセスルールが許容する最小間隔とするのがよい。ダミー構造体50と、配線部形成領域12c内に設けられている第1配線部22及び第2配線部42、並びに第1配線部22に接続されている素子13それぞれとの離間距離についても同様である。このようにすれば、コンタクト(ヴィア)抵抗のばらつきをより効果的に抑制することができる。
上述した課題を解決するために、この発明のダミー構造体50を適用して好適な半導体装置の条件をまとめると、以下の通りである。
(1)第1配線部22は、埋込みコンタクト16aに電気的に接続されている。
(2)第1配線部22の第1端部22aから第2端部22bまでの配線長は、1mm〜5mmである。
(3)第2絶縁膜30を貫通するヴィアホール32(埋込みヴィア32a)は、1個又は2個である。
(4)チップ領域1の表面積又は区画領域の面積に対するコンタクトホール16及びヴィアホール32の開口面積の比率は最大でも2%である。
これらの1又は2以上の条件に合致する半導体装置に、既に説明した構造のダミー構造体50を適用するものとすれば、コンタクト(ヴィア)抵抗分布をより均一にすることができる。結果として、回路動作をより安定にすることができる。
図3を参照して、この発明の半導体装置10における埋込みコンタクト16a及び埋込みヴィア32aの累積抵抗分布につき説明する。
図3は、この発明の半導体装置、すなわちダミー構造体50を有する半導体装置の累積抵抗分布を説明するためのグラフである。なお、配線長は1mmである。ダミー埋込みコンタクト18aの径は0.36μmである。ダミー第1配線部24の平面的な大きさは0.8μm×0.8μmである。ダミー埋込みヴィア34aの径は0.26μmである。ダミー第2配線部44の平面的な大きさは0.8μm×0.8μmである。また、ダミー埋込みコンタクト18aは0.8μm×0.8μmの平面的なサイズのアクティブ領域に接続されている。ダミー構造体50同士の間隔は0.8μm(1.6μmピッチ)である。ダミー構造体50と配線との最小間隔は1μmである。縦軸は累積抵抗分布(%)を示し、横軸は埋込みコンタクト又は埋込みヴィアの抵抗値(Ω)を示している。グラフ(a)は埋込みコンタクトが設けられていてこれにより接地されている場合、すなわちこの発明の半導体装置に相当する構成における測定値を示している。グラフ(b)は埋込みコンタクトにより接地されない場合の測定値を示している。
グラフ(b)より明らかなように、接地されたコンタクトを有しない場合には、埋込みコンタクト又は埋込みヴィアの50%程度が抵抗値15Ω程度となっていることがわかる。
グラフ(a)より明らかなように、既に説明した図5のグラフ(b)と比較すると、埋込みコンタクト又は埋込みヴィアの50%程度が20Ω程度、すなわち図3のグラフ(b)とほぼ同等の、より低い抵抗値に抑制され、かつ面内における抵抗分布のばらつきがより低減されていることがわかる。
(半導体装置の製造方法)
図2を参照して、この発明の半導体装置の製造方法につき説明する。なお、絶縁膜、コンタクトホール、ヴィアホール、配線といった従来公知の構成については、従来公知の常法に従って形成することができる。従って、ここではダミー構造体50の形成工程に着目して説明する。
図2(A)、(B)及び(C)は、製造途中の半導体装置を図1(B)と同様の切り口で示した要部概略図である。
まず、図2(A)に示すように、第1の面12a及び第1の面12aと対向する第2の面12bを有する半導体基板12を準備する。
第1の面12aにチップ領域1及びチップ領域1内に存在する複数の配線部形成領域12cを設定する。この配線部形成領域1外に設けられるダミーコンタクトホール(18)の配置位置(径、間隔及び個数)を決定する。
ここで、所望により図示しない複数の区画領域を第1の面12a側に設定して、上述した条件(4)に合致する区画領域を選択しておく。このようにダミー構造体50を形成すべき区画領域を予め選択すれば、設計時に追加される設計データ量をより減少させることができる。従って、設計時のファイル操作をより容易にし、作業効率を向上させることができる。
設計レイアウトに基づいて、半導体基板12の第1の面12a側に、常法に従って、トランジスタ等の素子13を作り込む。
第1の面12a上に素子13を覆う第1絶縁膜14を、CVD法といった従来公知の成膜方法により形成する。
第1絶縁膜14の配線部形成領域12c内に、第1絶縁膜14を貫通して素子13に至る1個又は2個以上のコンタクトホール16及び配線部形成領域12c外に配線部形成領域12cを囲んで配置され、素子13とは非接続として第1絶縁膜14を貫通して第1の面12aに至る複数のダミーコンタクトホール18を形成する。これらコンタクトホール16及びダミーコンタクトホール18は、一連の従来公知のレジスト塗布工程、ホトリソグラフィ工程によるレジストパターンの形成工程、かかるレジストパターンをマスクとして用いるエッチング工程により同一工程で同時に形成することができる。
このとき、ダミーコンタクトホール18を、上述した条件に合致する区画領域にのみ形成する場合には、レジストパターンの開口パターンを、所定の区画領域にダミーコンタクトホール18を形成できるようにパターニングしてエッチング工程を行えばよい。
次に、コンタクトホール16を埋め込む埋込みコンタクト16a及びダミーコンタクトホール18を埋め込むダミー埋込みコンタクト18aを形成する。
コンタクトホール16及びダミーコンタクトホール18の露出面全面に、いわゆるバリアメタルである図示しないバリア膜を成膜してもよい。バリア膜としては例えば窒化チタン(TiN)及びチタン(Ti)の積層膜等の従来公知の構成を、常法に従って成膜すればよい。
次いで、例えばタングステン(W)といった導電性材料を用いて、バリア膜が設けられているコンタクトホール16及びダミーコンタクトホール18内をスパッタ法等の従来公知の方法に従って埋め込む。さらにエッチバック工程を行って、埋込みコンタクト16a及びダミー埋込みコンタクト18aを形成する。このエッチバック工程によりこれらの頂面16aa及び18aaは第1絶縁膜14の表面14aの高さに揃えられる。
図2(B)に示すように、第1配線層20を形成する。第1配線層20は、好ましくは、例えば、アルミ(Al)、銅(Cu)といった金属材料を用いて、従来公知の成膜工程、ホトリソグラフィ工程及びエッチング工程により、所望の配線パターンにパターニングすればよい。この形成される配線パターンにはダミー埋込みコンタクト18aに接続されるダミー第1配線部24が含まれる。すなわち、ダミー第1配線部24は、第1配線層20の一部として第1配線部22と同一工程により同時に形成される。
第1配線部22は、第1端部22aが埋込みコンタクト16aに電気的に接続され、かつ第2端部22bが第1絶縁膜14の表面14a上に存在して延在する配線として形成する。
次に、図2(C)に示すように、シリコン酸化膜等の第2絶縁膜30をCVD法等の常法に従って形成する。第2絶縁膜30は、第1絶縁膜14の表面14a及び第1配線層20上を覆う膜として形成すればよい。
次いで、第2絶縁膜30を貫通するヴィアホール32及びダミーヴィアホール34を上述したコンタクトホールの形成工程と同様に形成する。ヴィアホール32は配線部形成領域12c内において、第1配線部22の第2端部22bを露出させて形成する。また、複数のダミーヴィアホール18は複数のダミー第1配線部24の一部分を露出させて形成する。ヴィアホール32及びダミーヴィアホール34は、同一工程により同時に形成される。
ヴィアホール32を埋め込む埋込みヴィア32a及びダミーヴィアホール34を埋め込むダミー埋込みヴィア34aを、上述した埋込みコンタクト16a及びダミー埋込みコンタクト18aと同様の工程により、同一工程で同時に形成する。
次に、第2配線部42及びダミー第2配線部44を含む第2配線層40を形成する。第2配線部42は、埋込みヴィア32aの頂面32aaに電気的に接続され、第2絶縁膜30の表面30a上に延在させて形成する。ダミー第2配線部44は、ダミー埋込みヴィア34aの頂面34aaに接続して形成する。これら第2配線部42及びダミー第2配線部44は、同一工程により同時に形成される。
図示しないが、この第2配線層40を第2層目として、配線層を覆う層間絶縁膜、層間絶縁膜に形成されるヴィアホール、ヴィアホールを埋込み、下層の配線と接続されるプラグ、プラグに接続されるさらなる配線層を形成する工程を繰り返すことにより、所望の層数を有する多層配線構造を形成することができる。
然る後、図示しないスクライブラインに沿って、従来公知のダイシング装置を用いてダイシングすることにより、半導体基板12に予め設定されていた複数のチップ領域1を切り出して個片化する。
以上の工程により、いわゆる半導体チップの形態を有し、それぞれ同一の構造を有する複数個の半導体装置10を1枚の半導体基板(ウェハ)12から製造することができる。
このような製造方法によれば、特に工程増なく所定の領域にダミーの埋込みヴィア及びダミーの配線部を設けることができる。従って、上述した構成を有する半導体装置を効率よく低コストで製造することができる。
(A)図は半導体装置の一部領域を上面側から見た平面的な部分模式図であり、(B)図は(A)図中のI−I’一点鎖線で切断した切り口を示す模式的な図である。 (A)図、(B)図及び(C)図は、製造途中の半導体装置を図1(B)と同様の切り口で示した要部概略図である。 半導体装置の累積抵抗分布を説明するためのグラフである。 (A)図は、従来の半導体装置(半導体チップ)の一部領域を上面側から見た平面的な部分模式図であり、(B)図は、(A)図中のI−I’一点鎖線で切断した切り口を示す模式的な図である。 従来の構成を有する半導体装置の累積抵抗分布を説明するためのグラフである。
符号の説明
1:チップ領域
10、100:半導体装置
12、112:半導体基板
12a、112a:第1の面
12b、112b:第2の面
12c:配線部形成領域
13、113:素子
14、114:第1絶縁膜
14a、114a:表面
16、116:コンタクトホール
16a、116a:埋込みコンタクト
16aa、18aa、32aa、34aa、116aa、132aa:頂面
18:ダミーコンタクトホール
18a:ダミー埋込みコンタクト
20:第1配線層
22、122:第1配線部
22a:第1端部
22b:第2端部
24:ダミー第1配線部
30、130:第2絶縁膜
30a、130a:表面
32、132:ヴィアホール
32a、132a:埋込みヴィア
34:ダミーヴィアホール
34a:ダミー埋込みヴィア
40:第2配線層
42、142:第2配線部
44:ダミー第2配線部
50:ダミー構造体

Claims (14)

  1. 第1の面及び当該第1の面と対向する第2の面を有し、前記第1の面にチップ領域及び当該チップ領域内に存在する複数の配線部形成領域を有する半導体基板と、
    前記チップ領域内に作り込まれた素子を覆って、前記半導体基板の前記第1の面上に設けられている第1絶縁膜と、
    前記第1絶縁膜の前記配線部形成領域内に、前記第1絶縁膜を貫通して前記素子に至って設けられている1個又は2個以上のコンタクトホールを埋め込む埋込みコンタクトと、
    前記配線部形成領域外に該配線部形成領域を囲んで配置され、前記素子とは非接続として前記第1絶縁膜を貫通して前記第1の面に至って設けられている複数のダミーコンタクトホールを埋め込むダミー埋込みコンタクトと、
    第1端部が前記埋込みコンタクトに電気的に接続されており、第2端部が前記第1絶縁膜の表面上に存在して延在している複数の第1配線部、及びダミー埋込みコンタクトに接続されているダミー第1配線部を含む第1配線層と、
    前記第1絶縁膜の前記表面及び前記第1配線層上を覆って設けられている第2絶縁膜と、
    前記第2絶縁膜を貫通して前記第1配線部の前記第2端部を露出させる1個又は2個のヴィアホールを埋め込む埋込みヴィアと、
    複数の前記ダミー第1配線部各々の一部分を露出させる複数のダミーヴィアホールを埋め込むダミー埋込みヴィアと、
    前記埋込みヴィアに電気的に接続されていて、前記第2絶縁膜の表面上に延在する第2配線部、及び前記ダミー埋込みヴィアに接続されているダミー第2配線部を含む第2配線層と
    を具え
    前記チップ領域の表面積に対する前記コンタクトホール及び前記ヴィアホールの開口面積の比率は最大でも2%である
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1配線層は、第1端部が前記埋込みコンタクトに電気的に接続されており、第2端部が前記第1絶縁膜の表面上に存在して延在しており、第1端部から第2端部までの配線長が1mm〜5mmである複数の第1配線部、及びダミー埋込みコンタクトに接続されているダミー第1配線部を含む第1配線層であことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記コンタクトホールは前記第1絶縁膜の前記配線部形成領域内に前記第1絶縁膜を貫通して前記素子に至るコンタクトホールであり、及び前記ダミーコンタクトホールは前記配線部形成領域外に該配線部形成領域を囲んで前記チップ領域の全面にわたって配置され、前記素子とは非接続として前記第1絶縁膜を貫通して前記第1の面に至るダミーコンタクトホールであることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記チップ領域を設定するに際し、該チップ領域をマトリクス状に等面積である複数の区画領域を区画して設定し、
    前記ダミーコンタクトホールは、区画領域の表面積に対する前記コンタクトホール及び前記ヴィアホールの開口面積の比率が2%未満である前記区画領域のみに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記区画領域の面積は0.01mmであることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記ダミー埋込みコンタクト、前記ダミー第1配線部、前記ダミー埋込みヴィア及び前記ダミー第2配線部を含む複数のダミー構造体各々は、前記第1の面に対して垂直方向に延在しており、隣接する複数の前記ダミー構造体同士は互いに等間隔に離間して設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の半導体装置。
  7. 複数の前記ダミー構造体同士の間隔、並びに前記ダミー構造体と前記配線部形成領域及び前記素子との離間距離は、適用される製造プロセスルールが許容する最短距離であることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. 第1の面及び該第1の面と対向する第2の面を有する半導体基板を準備する工程と、
    前記第1の面にチップ領域及び該チップ領域内に存在する複数の配線部形成領域を設定する工程と、
    前記半導体基板の前記第1の面側に素子を作り込む工程と、
    前記第1の面上に前記素子を覆う第1絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1絶縁膜の前記配線部形成領域内に、前記第1絶縁膜を貫通して前記素子に至る、前記チップ領域の表面積に対する開口面積の比率が最大でも2%である、1個又は2個以上のコンタクトホール、及び前記配線部形成領域外に該配線部形成領域を囲んで配置され、前記素子とは非接続として前記第1絶縁膜を貫通して前記第1の面に至る複数のダミーコンタクトホールを形成する工程と、
    前記コンタクトホールを埋め込む埋込みコンタクト及び前記ダミーコンタクトホールを埋め込むダミー埋込みコンタクトを形成する工程と、
    第1端部が前記埋込みコンタクトに電気的に接続され、第2端部が前記第1絶縁膜の表面上に存在して延在する複数の第1配線部、及びダミー埋込みコンタクトに接続されるダミー第1配線部を含む第1配線層を形成する工程と、
    前記第1絶縁膜の前記表面及び前記第1配線層上を覆う第2絶縁膜を形成する工程と、
    前記第2絶縁膜を貫通して前記第1配線部の前記第2端部を露出させる、前記チップ領域の表面積に対する開口面積の比率が最大でも2%である、1個又は2個のヴィアホール、及び複数の前記ダミー第1配線部の一部分を露出させる複数のダミーヴィアホールを形成する工程と、
    前記ヴィアホールを埋め込む埋込みヴィア及び前記ダミーヴィアホールを埋め込むダミー埋込みヴィアを形成する工程と、
    前記埋込みヴィアに電気的に接続され、前記第2絶縁膜の表面上に延在する第2配線部、及び前記ダミー埋込みヴィアに接続されるダミー第2配線部を含む第2配線層を形成する工程と
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 前記第1配線層を形成する工程は、第1端部が前記埋込みコンタクトに電気的に接続され、第2端部が前記第1絶縁膜の表面上に存在して延在し、第1端部から第2端部までの配線長が1mm〜5mmである複数の第1配線部、及びダミー埋込みコンタクトに接続されるダミー第1配線部を含む第1配線層を形成する工程であることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記コンタクトホール及び前記ダミーコンタクトホールを形成する工程は、前記第1絶縁膜の前記配線部形成領域内に、前記第1絶縁膜を貫通して前記素子に至る1個又は2個以上のコンタクトホール、及び前記配線部形成領域外に該配線部形成領域を囲んで前記チップ領域の全面にわたって配置され、前記素子とは非接続として前記第1絶縁膜を貫通して前記第1の面に至る複数のダミーコンタクトホールを形成する工程であることを特徴とする請求項8又は9に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記チップ領域及び前記配線部形成領域を設定する工程の後に、
    前記チップ領域を等面積でマトリクス状に区画する複数の区画領域を設定する工程をさらに含み、
    前記コンタクトホール及び前記ダミーコンタクトホールを形成する工程は、前記第1絶縁膜の前記配線部形成領域内に、前記第1絶縁膜を貫通して前記素子に至る1個又は2個以上のコンタクトホール及び前記配線部形成領域外に該配線部形成領域を囲んで前記区画領域の表面積に対する前記コンタクトホール及び前記ヴィアホールの開口面積の比率が2%未満の前記区画領域に対してのみ配置され、前記素子とは非接続として前記第1絶縁膜を貫通して前記第1の面に至る複数のダミーコンタクトホールを形成する工程であることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 記区画領域の面積を0.01mm に設定することを特徴とする請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記ダミー埋込みコンタクト、前記ダミー第1配線部、前記ダミー埋込みヴィア及び前記ダミー第2配線部を含む複数のダミー構造体各々は、前記第1の面に対して垂直方向に延在させ、かつ隣接する複数の前記ダミー構造体同士は互いに等間隔に離間させて形成することを特徴とする請求項8〜12のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 複数の前記ダミー構造体同士の間隔、並びに前記ダミー構造体と前記配線部形成領域及び前記素子との離間距離を、適用される製造プロセスルールが許容する最短距離として、前記ダミー構造体を形成することを特徴とする請求項13に記載の半導体装置の製造方法。
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