JP4641342B2 - 剥離層形成用インクおよびそれを用いたシート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、剥離層形成用インクおよびそれを用いて形成された剥離層を有してなるシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、基材に剥離剤を塗布した剥離層を有するシートは剥離紙、粘着紙テープや宅配伝票などの記録シートとして広く使用されており、剥離層の形成のためシリコーン系剥離剤やフッ素系剥離剤、アルキルペンダント系剥離剤、長鎖アルキル系剥離剤などの水性インキ(エマルジョン型を含む)や紫外線硬化型インキなどが用いられている。しかし、シリコーン系剥離剤やフッ素系剥離剤は高価でありコスト高になる問題があり、水性インキは基材の所定部に剥離層を形成して部分加工することが困難であり、紫外線硬化型インキでは、基材がサーマル紙の場合、紫外線照射装置からの熱で誤って発色してしまう可能性がある問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の第1の目的は、従来の問題を解決し、低コストで、高い剥離性能を有する上、印刷インク適性に優れるため特別な塗工装置を用いることなく、オフセット印刷などにより基材の必要な所定の箇所に剥離層を容易に形成できる(部分的な印刷やスポット印刷が可能である)剥離層形成用インクであって、印刷後、特別な乾燥装置で乾燥する必要のない剥離層形成用インクを提供することである。
本発明の第2の目的は、この剥離層形成用インクを用いて形成された剥離層を有してなるシートを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は前記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、特定の溶剤を主として含むビヒクルを用い、このビヒクルに対して多孔質微粒子を配合したインクを用いることにより解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】
すなわち、本発明の請求項1記載の剥離層形成用インクは、沸点100℃以上のグリコール系溶剤を主成分として含むビヒクルに対して、多孔質微粒子を配合したことを特徴とする。
特定の溶剤を主成分として含むビヒクルに対して、多孔質微粒子を配合した本発明の剥離層形成用インクは、低コストであり、紙などの基材に対する定着性がよく、高い剥離性能を有し、印刷インク適性に優れるため特別な塗工装置を用いることなく、オフセット印刷などにより基材の必要な所定の箇所に剥離層を容易に形成できる上、印刷後、特別な乾燥装置で乾燥する必要がない。
【0006】
本発明の請求項2記載の剥離層形成用インクは、請求項1記載の剥離層形成用インクにおいて、さらにバインダー樹脂を配合したビヒクルを用いることを特徴とする。
さらにバインダー樹脂を配合することにより、基材に形成された剥離層が擦れに強くなり、擦られても多孔質微粒子が離脱したり、接着剤層側に剥離層が剥離しなくなる。
【0007】
本発明の請求項3記載のシートは、基材の少なくとも一方の面の所定部に請求項1あるいは請求項2記載の剥離層形成用インクを用いて形成された剥離層を有してなることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の剥離層形成用インクは、沸点100℃以上のグリコール系溶剤を主として含有するビヒクルを用いることが肝要であり、このビヒクル対して、多孔質微粒子を配合して調製される。このようなグリコール系溶剤を用いることにより特別な乾燥装置が必要でなくなる。
【0009】
本発明で用いるグリコール系溶剤は、水と混合可能な中沸点および高沸点溶剤(沸点が100℃以上のもの)であり、具体的には、例えばグリコール(グリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール)やグリコール誘導体(エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート)など、およびこれらの2つ以上の混合物を挙げることができる。
【0010】
本発明で用いる多孔質微粒子は特に限定されるものではない。
本発明で用いる多孔質微粒子の具体例としては、例えば、シリカ微粒子では、ミズカシルP−526、P−801、P−527、P−603、P832、P−73、P−78A、P−78F、P−87、P−705、P−707、P−707D(水沢化学社製)、Nipsil E200、E220、SS−10F、SS−15、SS−50(日本シリカ工業社製)、SYLYSIA730、310(富士シリシア化学社製)など、炭酸カルシウム微粒子では、Brilliant−15、Brilliant−S15、Unibur−70、PZ、PX、ツネックスE、Vigot−10、Vigoto−15、Unifant−15FR、Brilliant−1500、ホモカルD、ゲルトン50(白石工業社製)などを、スルホ・アルミン酸カルシウム微粒子では、サチンホワイトSW、SW−B、SW−BL((白石工業社製)などを、アルミナ微粒子では、AL−41G、AL−41、AL−42、AL−43、AL−44、AL−41E、AL−42E、AL−M41、AL−M42、AL−M43、AL−M44、AL−S43、AM−21、AM−22、AM−25、AM−27(住友化学社製)、酸化アルミニウムC(日本アエロジル社製)などを、二酸化チタン微粒子では二酸化チタンT805、P25(日本アエロジル社製)などを挙げることができる。これらは、単独で用いてもよいし、2種以上組み合わせて用いてもよい。
【0011】
本発明で用いる多孔質微粒子の配合量は特に限定されるものではないが、ビヒクル100質量部に対して、多孔質微粒子を5〜60質量部、好ましくは10〜50質量部配合することが望ましい。5質量部未満では剥離性を改善できない恐れがあり、60質量部を超えると印刷インク適性が低下する恐れがあるので、いずれも好ましくない。
【0012】
本発明においては、必要に応じてさらにバインダー樹脂を配合したビヒクルを用いることができる。さらにバインダー樹脂を配合することにより、形成された剥離層が擦れに強くなり、擦られても多孔質微粒子が離脱したり、剥離層が接着剤層側に剥離しなくなるので好ましい。
【0013】
本発明で用いるバインダー樹脂は、前記グリコール系溶剤とともに使用可能なものであれば特に限定されない。具体的には、例えば、アルブミン、ゼラチン、カゼイン、でんぷん、アラビアゴム、アルギン酸ソーダなどの天然樹脂、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースなどのセルロース誘導体、ポリアミド、ポリアクリルアミド、ポリヒドロキシエチルメタクリレート、ポリフェニルアセトアセタール、ポリエチレンイミン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピリジウムハライド、メラミン樹脂、ポリウレタン、ポリビニルアルコールおよびその誘導体、ポリエステル、ポリアクリル酸ソーダ、アクリル酸エステル共重合体などの合成樹脂、ジメチルアミン・エピクロルヒドリン重縮合物、アクリルアミド・ジアリルアミン共重合物、ポリビニルアミン共重合物、ジシアンジアミド、ジメチル・ジアリル・アンモニウムクロライドを主成分とする化合物あるいはこれらの2種以上の混合物などのカチオン性樹脂、その他、電子線硬化型インク、紫外線硬化型インク、スルホン酸基、カルボキシル基、硫酸エステル基、燐酸エステル基などのアニオン性基を有する例えばロジン変成マレイン酸、ロジン変成フェノール樹脂などを挙げることができる。
【0014】
本発明の剥離層形成用インクには、必要に応じ公知の添加剤を添加することができる。添加剤としては、例えば、架橋剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、顔料、染料、滑剤、発泡剤、難燃剤、グリセリンなどのロール転写性向上剤などを挙げることができる。
【0015】
本発明の剥離層形成用インクは、グラビアコーター、フレキソ、エアナイフコーター、バーコーターなどの塗工手段により基材の少なくとも一方の面の所定部に塗工し、剥離層を有する剥離紙、粘着紙テープや宅配伝票などの記録用シートを形成することができる。そして、本発明においては、特別な乾燥装置を必要としない。
【0016】
本発明で用いる基材としては、サーマル紙や通常の紙の他に、合成紙、あるいはポリエチレン、透明性を有するポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、塩化ビニルなどの合成フィルムを用いることもできる。これらの合成フィルムを用いる場合には基材の表面をマット処理、コロナ処理などの表面処理を施すのが好ましい。また、基材面へのインクの塗工量は、特に限定されないが、例えば0.5〜30g/m2 、好ましくは3〜20g/m2 、さらに好ましくは5〜15g/m2 とする。
【0017】
図1は、本発明のシートの一実施形態を説明する説明図である。
図1において、本発明のシート1は、本発明の剥離層形成用インクを使用して基材2の上面の所定箇所に剥離層3が形成してある。
【0018】
図2は、図1に示した本発明のシートの一応用例を説明する説明図である。
図2に示した応用例においては、図1に示した本発明のシート1を剥離紙として用い、その上に下面に接着剤層4を設けたラベル5が接着剤層4を介して積層されている。ラベル5を使用する際は本発明のシート1を剥離し、他の被貼着体に接着剤層4を介してラベル5を貼着する。
【0019】
図3は本発明のシートの他の応用例を示す説明図であり、本発明のシート1の下面の左端部に防浸処理層6を介して再貼着・再剥離可能な接着剤層4を有している。そして防浸処理層6と接着剤層4はシート1の下面全面に設けられていてもよい。
【0020】
図4は図3に示した本発明のシート1の応用例を示す斜視図であり、剥離層3の上に印刷インキを用いて印刷された文字7や記入欄8のあるシート1が複数枚積層されている。
【0021】
図5は図4で示した伝言メモのV−V線の断面図である。上表面に剥離層3を有しており、さらに下面の左端部に防浸処理層6を介して再貼着・再剥離可能な接着剤層4を有しているシート1が順次複数枚積層され、台紙9上に一体化されている。シート1を一枚づつめくって剥がし、他の被貼着体に貼着する用途などに用いることができる。
【0022】
図6は本発明のシートを宅配伝票に使用した例を示す説明図である。
宅配伝票10は、下から順に、本発明のシート1、接着剤層4、オフセット印刷された白色印刷層11、3〜4色オフセット印刷されたデザイン印刷層12、デザイン印刷層12の保護層としてのメジウム層13、接着剤層4、サーマル紙2Aの下面に剥離層3を形成した本発明のシート1Aから構成されている。
使用時には下面の本発明のシート1を剥がして宅配伝票10を段ボールなどに貼付した後、上面の本発明のシート1Aを剥離する。本発明のシート1Aを剥離すると白色印刷層11の白色印刷をバックにデザイン印刷層12のデザイン印刷された文字やイラストが現れ目視できる。
【0023】
【実施例】
以下実施例および比較例により本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に何ら制約されるものではない。
(実施例1)
ポリエチレングリコール(平均分子量:600)97質量部にロジン変性フェノール酸〈商品名:テスポール1284(日立化成ポリマー社製)〉3質量部を溶解させる。得られたビヒクル液100質量部に合成シリカ微粒子〈商品名:SYLYSIA730(富士シリシア化学社製)〉40質量部を混練する。これにロール転写性向上剤としてジエチレングリコール7質量部とグリセリン3質量部を加えて三本ロールミルを使用して混練して、本発明の剥離層形成用インクを調製した。
次に、得られた本発明の剥離層形成用インクを樹脂凸版を使用して感熱紙〈サーマルペーパ130LAB−1(リコー社製)〉の裏面に1.5g/m2 になるようにオフセット印刷を行って印刷適性を評価するとともに、剥離層を有する本発明のシートを作った。
得られた本発明のシートの剥離層について、下記の剥離力測定方法により剥離力の測定を行った。
測定結果を表1に示す。
【0024】
(剥離力測定方法)
先ず、剥離層面に対して紙粘着テープ(幅25mm)を重ね、2kgのローラ(幅50mm)を一往復させることにより貼付する。紙粘着テープを貼付した試料を温度23℃、湿度50%の雰囲気中に1時間放置したのち、小型卓上材料試験機AGS−50A(島津製作所社製)を使用し、180度剥離にて剥離力を測定する。
【0025】
(実施例2)
実施例1で使用したポリエチレングリコールを平均分子量300のものに変更した以外は実施例1と同様にして、剥離力の測定を行った結果を表1に示す。
【0026】
(実施例3)
実施例1で使用したポリエチレングリコールを平均分子量200のものに変更した以外は実施例1と同様にして、剥離力の測定を行った結果を表1に示す。
【0027】
(実施例4)
実施例1で使用した合成シリカを疎水性合成シリカ微粒子〈商品名:Nipsil SS−50(日本シリカ工業社製)〉に変更した以外は実施例1と同様にして、剥離力の測定を行った結果を表1に示す。
【0028】
(実施例5)
実施例1で使用した合成シリカを炭酸カルシウム微粒子〈商品名:Brilliant 15(白石工業社製)〉に変更した以外は実施例1と同様にして、剥離力の測定を行った結果を表1に示す。
【0029】
(実施例6)
実施例1で使用した合成シリカを二酸化チタン微粒子〈商品名:二酸化チタンP25(日本アエロジル社製)〉に変更した以外は実施例1と同様にして、剥離力の測定を行った結果を表1に示す。
【0030】
(比較例1)
実施例1で使用した感熱紙〈サーマルペーパ130LAB−1(リコー社製)〉について実施例1と同様にして、剥離力の測定を行った結果を表1に示す。
【0031】
(比較例2)
合成シリカ微粒子〈商品名:SYLYSIA730(富士シリシア化学社製)〉35質量部をUVワニス〈商品名:シルバーワニス(T&K TOKA社製)〉100質量部中に三本ロールミルを使用して混練し、比較のためのUV硬化型剥離層形成用インクを得た。得られたインクを樹脂凸版を使用して感熱紙〈サーマルペーパ130LAB−1(リコー社製)〉に1.5g/m2 になるようにドライオフセット印刷(高圧水銀灯で硬化)を行い、比較のためのシートを作った。
得られたシートについて実施例1と同様にして、剥離力の測定を行った結果を表1に示す。
【0032】
(比較例3)
ロジン変性フェノール樹脂ワニス75質量部とアマニ油ワニス14質量部を混合し、木ロウ(バルチミン酸グリセリド)7質量部とドライヤー4質量部を混合した。得られたワニスに合成シリカ微粒子〈商品名:SYLYSIA730(富士シリシア化学社製)〉35質量部を加えて三本ロールミルを使用して、比較のための剥離層形成用インクを調製した。得られたインクを樹脂凸版を使用して感熱紙〈サーマルペーパ130LAB−1(リコー社製)〉に1.5g/m2 になるようにドライオフセット印刷(高圧水銀灯で硬化)を行い、比較のためのシートを作った。
得られたシートについて実施例1と同様にして、剥離力の測定を行った結果を表1に示す。
【0033】
【表1】
【0034】
実施例1〜6の剥離層形成用インクは印刷適性に優れ、また表1から、適当な大きさの剥離力を有しており剥離性能に優れることが判る。剥離する際、多孔質微粒子が紙粘着テープ側に離脱したり、剥離層が剥離したりしない。
それに対して、比較例1〜3の比較のための剥離層形成用インクは、表1から剥離力が大き過ぎ剥離性能に劣ることが判る。
【0035】
【発明の効果】
本発明の請求項1記載の剥離層形成用インクは、従来の剥離層形成用インクの諸問題を解決し、特定のグリコール系溶剤を主成分として含むビヒクルに対して多孔質微粒子を配合したインクであるため、低コストで、高い剥離性能を有する上、印刷インク適性に優れるため特別な塗工装置を用いることなく、オフセット印刷などにより基材の必要な所定の箇所に剥離層を容易に形成でき、しかも印刷後、特別な乾燥装置で乾燥する必要がないという顕著な効果を奏する。
【0036】
本発明の請求項2記載の剥離層形成用系インクは、請求項1記載の剥離層形成用系インクにおいて、さらにバインダー樹脂を配合したビヒクルを用いたので、基材に形成された剥離層が擦れに強くなり、擦られても多孔質微粒子が離脱したり、剥離層が剥離しなくなるという顕著な効果を奏する。
【0037】
本発明の請求項3のシートは、基材の少なくとも一方の面の所定部に請求項1あるいは請求項2記載の剥離層形成用インクを用いて形成された剥離層を有するので、低コストで、高い剥離性能を有する上、基材がサーマル紙であっても紫外線装置からの熱で発色してしまうことがないという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシートの一実施形態を説明する説明図である。
【図2】図1に示した本発明のシートの一応用例を説明する説明図である。
【図3】本発明のシートの他の応用例を示す説明図である。
【図4】図3に示した本発明のシートの応用例を説明する説明図である。
【図5】図4に示した伝言メモのV−V線の断面図である。
【図6】本発明のシートを宅配伝票に使用した例を示す説明図である。
【符号の説明】
1、1A 本発明のシート
2、2A 基材
3 剥離層
4 接着剤層
5 ラベル
7 文字
8 記入欄
9 台紙
10 宅配伝票
11 白色印刷層
12 デザイン印刷層
13 メジウム層
Claims (3)
- 沸点100℃以上のグリコール系溶剤を主成分として含むビヒクルに対して、多孔質微粒子を配合したことを特徴とする剥離層形成用インク。
- さらにバインダー樹脂を配合したビヒクルを用いることを特徴とする請求項1記載の剥離層形成用インク。
- 基材の少なくとも一方の面の所定部に請求項1あるいは請求項2記載の剥離層形成用インクを用いて形成された剥離層を有してなることを特徴とするシート。
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